JP2013511942A - アクセス端末無線イベントハンドリングのブロードキャスト制御 - Google Patents

アクセス端末無線イベントハンドリングのブロードキャスト制御 Download PDF

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Abstract

アクセス端末における無線イベントハンドリングは、ブロードキャスト制御値を使用することを通じてアクセス端末レベル粒度ではない粒度で制御される。例えば、アクセスポイントのようなネットワークエンティティは、アクセスポイントの近くのアクセス端末において、無線イベントハンドリング(例、無線イベントロギングおよび/または報告)を制御するために制御値をブロードキャストしうる。

Description

優先権主張
本願は、2009年11月23日に出願され、Attorney Docket No.100438P1が割り当てられている共同所有の米国仮特許出願第61/263,756号の利益と優先を主張し、その開示は、ここにおける参照によりここに組み込まれる。
関連出願への相互参照
本願は、同時に出願され、「PROVIDING CONFIGURATION INFORMATION FOR BROADCAST CONTROL OF ACCESS TERMINAL RADIO EVENT HANDLING」と題され、Attorney Docket No. 100438U2が割り当てられている、共同所有の米国特許出願番第 号に関連し、その開示は、ここにおける参照によりここに組み込まれる。
本願は、一般的に無線通信に関連し、限定されてはいないが、より具体的には、無線イベントハンドリング(radio event handling)を改善することに関する。
(イントロダクション)
無線通信ネットワークは、地理エリアにわたって展開されており、その地理エリア内のユーザに対して様々なタイプのサービス(例、音声、データ、マルチメディアサービス、など)を提供しうる。典型的な実装では、アクセスポイント(例、1つまたは複数のセルによってサービスを提供する)は、ネットワークによってサービス提供される地理エリア内で動作しているアクセス端末(例、セル電話)についての無線接続を提供するためにネットワーク全体に分散している。
ネットワークオペレータは、ネットワークリソース(例、アクセスポイント、送信電力、周波数割り付け等)がネットワークを通じて効率的な方法で展開されるということを確実にするために、ネットワークテストを周期的に実施しうる。例えば、ネットワークオペレータは、リソースが過小に割り付けられている問題のエリア(例、質が悪いカバレッジエリア)を識別し、リソースが過剰に割り付けられているエリア(例、カバレッジが必要以上に強いまたは重複であるエリア)を識別したいとする。
このようなネットワークテストを実施するためのある技法はドライブテスト(drive test)を使用することを介する。ここでは、無線機器を備えた乗り物は、ネットワークによってサービス提供された地理エリア内の様々な位置へと走行し、これらの位置において信号状態を分析する。しかしながら、実際には、ドライブテストは比較的高価であり、時間がかかるものである。
ドライブテストの必要性を減らすために、いわゆるドライブテストの最小化(minimization of drive test)(MDT)ネットワークテストプロシージャが開発されている。ここでは、ネットワーク内のアクセス端末(例、UE、移動局等)はあるイベントのログを取り、これらのログを取られたイベントをネットワーク内の上層サーバ(例、MDTサーバ)に報告するように構成される。ここでの目的は、サーバがアクセス端末イベント報告を集め、相互に関連づけて、ネットワーク分析をサポートすることである。
従来、MDTサーバとアクセス端末との間の通信は、ハイレベルに、エンド・ツー・エンド方式(すなわち、本質的にはアプリケーションとして)で行なわれる。したがって、MDTサーバとアクセス端末との間の通信は、一般的に、MDTサーバとアクセス端末との間のネットワークコンポーネントには見えない。したがって、粒度を報告すること(reporting granularity)は、アクセス端末レベルに制限される。
いずれは、位置ベースの報告(例、地理的位置または論理位置)は、MDTの重要な使用ケースとして3GPPによって識別される。しかしながら、現在のアクセス端末レベルの粒度が従来のMDT報告によって提供されるとすると、ある他の粒度(例、ロケーションベース)でネットワークテスト機能を制御するために定義されるメカニズムはない。結果、無線通信ネットワークにおいてテストを実施するためのより効果的で効率的な技法を必要とする。
本開示のいくつかのサンプル態様の概要について下記に示す。この概要は、読み手の便宜のために提供されており、本開示の幅を全体的に規定していない。便宜上、いくつかの態様という用語は、本開示の一態様または複数の態様を指すようにここでは使用されうる。
本開示は、いくつかの態様では、アクセス端末レベルの粒度ではない粒度でアクセス端末において無線イベントハンドリングを制御することに関する。このことは、これらのブロードキャスト制御値を受信するいかなるアクセス端末において無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストすることによっていくつかの態様では達成される。例えば、アクセスポイントのようなネットワークエンティティは、アクセスポイントにキャンプオンするまたはそうでない場合にはアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末において無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストしうる。このように、無線イベントロギングおよび報告機能(radio event logging and reporting functions)は、イネーブル、ディスエイブル、そうでない場合には、アクセスポイントレベルで制御されうる。
開示された無線イベントハンドリングスキームは、例えば特定のセルまたはアクセスポイントの近くにネットワーク問題の疑いがある場合、有効に利用されうる。このような場合、より適切な粒度のレベルがアクセス端末から報告を得るために提供されるので、ネットワーク分析が簡略化されうる。例えば、MDTサーバからの一つのコマンドは、所望レベルの報告を呼び起こすことができる。したがって、いくつかの態様では、本開示は、アプリケーション層で管理されうる測定および報告機能のアクセスポイントごとの制御に関する。
さらに、MDTサーバは、アクセス端末が所与のアクセスポイントと関連づけられることに関する情報を維持する必要なく、所望の粒度レベル(例、アクセスポイントレベル)でネットワーク分析を実行しうる。対照的に、アクセス端末が個別基準で制御される従来のMDTスキームでは、所与のアクセスポイントと関連づけられたアクセス端末を制御するために、MDTサーバは、所与のアクセスポイントと関連づけられるアクセス端末を識別する情報を維持する必要がある。これは、アクセス端末のモビリティに部分的に起因して、相対的にリソース集約的(resource intensive)であるであろう、また、所与のアクセスポイントとアイドルモードのアクセス端末との関連がネットワークに通常知られていないので、アイドルモードのアクセス端末にあまり適用されない。結果、ここで開示される無線イベントハンドリングスキームは、ネットワーク分析のアクセスポイントレベル粒度を提供するためのより効率的なメカニズムを提供しうる。
本開示は、いくつかの態様では、例えば、無線イベントハンドリング制御値をブロードキャストすることを制御するネットワークサーバ(例、MDTサーバ)のようなネットワークエンティティに関する。ここでは、ネットワークエンティティは、アクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行すべきかを示す構成情報(configuration information)を生成する。ネットワークエンティティは、その後で、少なくとも1つの他のネットワークエンティティ(例、少なくとも1つのアクセスポイントまたは関連づけられたモビリティ管理エンティティ(MME))に構成情報を含むメッセージを送信する。このことは、代わりに、少なくとも1つのアクセスポイントに、構成情報に基づいて少なくとも1つの制御値をブロードキャストさせる。
本開示は、いくつかの態様では、例えばMMEのようなネットワークエンティティを使用することを通じて制御値のブロードキャストを制御することに関連する。例えば、このネットワークエンティティは別のネットワークエンティティ(例、MDTサーバ)から第1のメッセージを受信する、ここにおいて、第1のメッセージは、無線イベントハンドリング構成情報を含む。ネットワークエンティティ(例、MME)は、第1のメッセージを受信した結果、少なくとも1つのアクセスポイント(例、eNodeB)に少なくとも1つの第2のメッセージを送信する。ここでは、少なくとも1つの第2のメッセージは、受信された構成情報に基づく無線イベントハンドリング情報を含み、それによって、少なくとも1つのアクセスポイントによってブロードキャストされた少なくとも1つの制御値を受信するアクセス端末(例、UE)が無線イベントハンドリングをいかに実行すべきかを示す。
本開示は、いくつかの態様では、アクセス端末において無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストすることに関する。例えば、アクセスポイントはネットワークエンティティ(例、MDTサーバまたはMME)からメッセージを受信し、ここにおいて、メッセージは、無線イベントハンドリング構成情報を含む。アクセスポイントは、その後で、構成情報を受信した結果、少なくとも1つの制御値をブロードキャストし、少なくとも1つの制御値は、少なくとも1つの制御値を受信するアクセス端末(例、UE)が無線イベントハンドリングをいかに実行すべきかを示す。
本開示は、いくつかの態様では、アクセス端末によって受信されるブロードキャスト制御値に基づいて無線イベントハンドリングを制御することに関する。例えば、アクセス端末はアクセスポイントからブロードキャストメッセージを受信する、ブロードキャストメッセージは少なくとも1つの制御値を含む。アクセス端末における無線イベントハンドリング(例、ロギングおよび/または報告)が少なくとも1つの制御値に基づいて制御される。
本開示のこれらおよび他のサンプル態様は、下記の詳細な説明および特許請求の範囲において、また添付図面において説明される。
図1は、アクセス端末無線イベントハンドリングを制御するために制御値をアクセスポイントがブロードキャストする通信システムのいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。 図2は、アクセス端末無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストするアクセスポイントに構成情報をMDTサーバが送信する、通信システムのサンプル呼び出しフローの簡略図である。 図3は、アクセス端末無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストするアクセスポイントに構成情報を代わりに送信するモビリティマネージャへ構成情報をサーバが送信する、通信システムのいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。 図4は、代わりにアクセス端末無線イベントハンドリングを制御する制御値のブロードキャストを制御する構成情報を生成することによりネットワーク分析を実施することに関連して実行されうるオペレーションのいくつかのサンプル態様のフローチャートである。 図5は、代わりにアクセス端末無線イベントハンドリングを制御する制御値のブロードキャストを制御するためにアクセスポイントに構成情報を送信するネットワークエンティティに関連して実行されうるオペレーションのいくつかのサンプル態様のフローチャートである。 図6は、アクセス端末イベントハンドリングを制御する制御値をブロードキャストすることに関連して実行されうるオペレーションのいくつかのサンプル態様のフローチャートである。 図7は、アクセス端末によって受信されるブロードキャスト制御値に基づいてアクセス端末で無線イベントハンドリングを制御することに関連して実行されうるオペレーションのいくつかのサンプル態様のフローチャートである。 図8は、通信ノードで使用されうるコンポーネントのいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。 図9は、通信コンポーネントのいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。 図10〜図13は、ここで教示されるような無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストすることをサポートするように構成された装置のいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。 図10〜図13は、ここで教示されるような無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストすることをサポートするように構成された装置のいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。 図10〜図13は、ここで教示されるような無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストすることをサポートするように構成された装置のいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。 図10〜図13は、ここで教示されるような無線イベントハンドリングを制御するために制御値をブロードキャストすることをサポートするように構成された装置のいくつかのサンプル態様の簡略ブロック図である。
詳細な説明
一般的な慣行によれば、図面に図示された様々な特徴はスケーリングされるように描かれていないことがある。従って、様々な特徴の規模は、明瞭性のために、任意に拡張されうる、または、縮小されうる。さらに、図面のいくつかは明瞭性のために単純化されうる。したがって、図面は、与えられた装置(例、デバイス)または方法のコンポーネントのすべてを図示しないことがある。最後に、同様な参照数字が、明細書および図面にわたって同様な特徴を示すように、使用されうる。
本開示の様々な態様が下記で説明されている。ここにおける教示は広範囲の形で具現化されうるということ、そして、ここで開示されている、いずれの具体的な構造、機能(function)、または、両方は、典型にすぎないということは、明らかであるべきである。ここにおける教示に基づいて、当業者は、ここで開示される態様はいずれの他の態様と独立して実装されうるということ、そして、これらの態様のうちの2以上は様々な方法で組み合わせられうるということ、を理解すべきである。例えば、ここで記載される任意の数の態様を使用して、本装置は実装されうる、または、方法は実践されうる。さらに、ここで記載される態様の1つまたは複数に加えて、または、ここで記載される態様の1つまたは複数の他に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して、このような装置は実施されうる、またはこのような方法は実践されうる。さらに、本態様は、本願請求項の少なくとも1つのエレメントを備えうる。
図1は、サンプル通信システム100のいくつかのノード(例、通信ネットワークの一部分)を図示する。説明する目的で、本開示の様々な態様は、1以上のアクセス端末、アクセスポイント、そして互いに通信するネットワークエンティティのコンテキストで説明される。しかしながら、ここにおける教示は、他の用語を使用して参照される他のタイプの装置または他の同様な装置に適用可能であるということは理解されるべきである。例えば、様々な実装では、アクセスポイントは、基地局、NodeBs、eNodeBs、などと呼ばれうる、または、実装されうる、一方で、アクセス端末は、ユーザ機器(UE)、移動局などと呼ばれうる、または、実装されうる。
システム100におけるアクセスポイントは、システム100のカバレッジエリアの全体でローミングすることができる、または、システム100のカバレッジエリア内でインストールされることができる1つまたは複数の無線端末(例、アクセス端末102)に対して1つまたは複数のサービス(例、ネットワーク接続)へのアクセスを提供する。例えば、様々な時点で、アクセス端末102は、アクセスポイント104またはシステム100のある他のアクセスポイント(図示されず)に接続することができる。これらのアクセスポイントのそれぞれは、広域ネットワーク接続を容易にするために、1以上のネットワークエンティティ(ネットワークエンティティ106と便宜上表される)と通信することができる。
これらのネットワークエンティティは、例えば1つまたは複数の無線および/またはコアネットワークエンティティのような様々な形態をとることができる。したがって、さまざまな実装では、ネットワークエンティティは、ネットワーク管理(例、オペレーション、アドミニストレーション、管理、およびプロビジョニングエンティティによる)、呼び出し制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、相互作用機能、サーバ機能、または他のある適切なネットワーク機能、のうちの少なくとも1つのような機能を表すことができる。いくつかの態様では、モビリティ管理は、トラッキングエリア、ロケーションエリア、ルーティングエリア、または、他のある適切な技法を使用することを通じてアクセス端末の現在のロケーションの経過を追うことと、アクセス端末についてのページングを制御することと、アクセス端末についてのアクセス制御を提供することと、に関する。また、これらのネットワークエンティティのうち2つ以上は同じ位置に配置されうる、および/またはこれらのネットワークエンティティのうち2つ以上はネットワークにわたって分散されうる。
サーバ108(例、MDTサーバ)のようなネットワークエンティティは、無線イベントハンドリング構成情報を生成し、システム100におけるアクセス端末において無線イベントハンドリングを制御する。ここにおける教示によれば、(例、上層シグナリングによって)各アクセス端末に直接、構成情報を送信することよりもむしろ、サーバ108は1つまたは複数のネットワークエンティティに構成情報を送り、システム内のアクセスポイントに、これらの制御値を受信する任意のアクセス端末において無線イベントハンドリングを代わりに制御する無線イベントハンドリング制御値をブロードキャストさせる。このように、無線イベントハンドリングは、(例、ネットワーク内の所与のセルの近くでネットワーク性能を診断するために)アクセスポイント粒度において制御されうる。例えば、特定のアクセスポイントの近くにあるMDT対応のアクセス端末は、サーバ108がそのアクセスポイントに適切な命令を送信することに応答して、それらの無線イベントロギングおよび/または報告をスイッチオンまたはスイッチオフにさせることができる。
構成情報は、利用されているネットワーク分析の要件によってさまざまな方法で無線イベントハンドリングを制御するように定義される。例えば、構成情報は、アクセス端末が無線イベントのログを取るおよび/または無線イベントを報告するべきかを指定しうる。さらに、構成情報は、いかにアクセス端末が無線イベントのログを取るおよび/または無線イベントを報告するべきかを指定しうる。
無線イベントという用語は、アクセスポイントで生じうる様々なタイプの無線ベースのイベントを指す。無線イベントの例は、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップを含む。したがって、無線イベントハンドリングは、例えば、アクセス端末における無線リンク失敗のログが取られるおよび/または報告されるかを制御すること、アクセス端末におけるシグナルフェージングが定義された閾値より下であるという条件がログを取られるおよび/または報告されるかを制御すること、または、アクセス端末における呼び出しドロップがログを取られるおよび/または報告されるかを制御すること、を含めうる。
上述されるように、サーバ108は、システム100における1つまたは複数のネットワークエンティティに構成情報を送信する。いくつかの実装では、サーバ108は、構成情報に基づいて制御値をブロードキャストされるべき1つまたは複数のアクセスポイント(例、アクセスポイント104)に直接構成情報を送信する。いくつかの実装では、サーバ108は、モビリティマネージャ110(例、3GPPモビリティ管理エンティティ(MME))のような1つまたは複数のネットワークエンティティに構成情報を送信する。後者の場合、各モビリティマネージャは、構成情報に基づいてこれらのアクセスポイントに制御値をブロードキャストさせるようにそのモビリティマネージャと関連づけられたアクセスポイントに無線イベントハンドリング構成情報を送信する。例えば、これらのアクセスポイントは、モビリティマネージャによってアクセスポイントで構成された設定に基づいている制御値をブロードキャストしうる。したがって、図1の例の破線矢印112で表されるように、無線イベントハンドリング構成情報は、ネットワークエンティティの1つから1つまたは複数のアクセスポイント(例、アクセスポイント104)へ送信される。
アクセスポイント104の無線イベントハンドリング制御値(複数含む)ブロードキャスティングコンポーネント114は、受信された構成情報に基づいて少なくとも1つの制御値をブロードキャストする。例えば、アクセス端末が無線イベントのログを取り、無線イベントを報告するべきであるということを受信された構成情報が示す場合には、ブロードキャスティングコンポーネント114は、制御値(単数または複数)を受信するいずれのアクセス端末に無線イベントのログを取り、無線イベントを報告することを開始するように命令する少なくとも1つの制御値をブロードキャストする。ブロードキャスティングコンポーネント114は、様々な方法で制御値(単数または複数)をブロードキャストしうる。ある実装では、制御値は、アクセスポイント104によってブロードキャストされたシステム情報に含まれる。したがって、図1の例の破線矢印116で表されるように、アクセスポイント104は、アクセスポイント104による送信をモニタするいずれの近くのアクセス端末(例、アクセス端末104)によって受信されうる制御値をブロードキャストする。
アクセスポイント102の無線イベントハンドリングコンポーネント118は、受信されたブロードキャスト制御値に基づいてアクセス端末102で無線イベントハンドリングを制御する。例えば、受信された制御値が無線イベントロギングおよび報告が開始されるべきであるということを示す場合、無線イベントハンドリングコンポーネント118はこれらのオペレーションを開始するであろう。
ここにおける教示にしたがって利用される構成情報と制御値は、様々な形を取ることができる。いくつかの実装では、アクセスポイントによってブロードキャストされたシステム情報は、ここで教示されるように1つまたは複数の制御値(例、制御ビット)を備えうる。
比較的に簡単な実装では、制御ビットは、セマンティクス「do log」または「don’t log」を伴う1つのフラグ(例、ブールフラグ)を備えうる。このような場合、ログを取られたイベントは常に速やかに報告されるということが仮定されうる(すなわち、ロギングおよび報告が結合される)。
他の実装では、ロギングと報告は分断されうる。例えば、「do/don’t log」フラグおよび「do/don’t report」フラグは、システム情報に含まれうる。この分離は、例えば、あるアクセスポイントのみがサーバに対して適切な接続を有し、ログを取られたイベントがこれらのアクセスポイントを介する配信のために保存されるべきである場合に有用でありうる。
ロギング、報告、または両方の内で、異なるイベントが別個のフラグを有することができる。例えば、1つのセル内のアクセス端末は無線リンク失敗のみを報告するかもしれないが、別のセル内のアクセス端末は、ある閾値より下の受信されたシグナルフェージングのインスタンスを報告するように命令されうる。したがって、ブロードキャスト制御値(単数または複数)は、アクセス端末が少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントのログを取るおよび/または報告するべきかを示し、指定されたタイプは、例えば、無線リンク失敗、シグナルフェージング、または呼び出しドロップを含めうる。
すべてまたは特定のイベントのロギングまたは報告は、蓋然的であることができ、確率係数(probability factor)は、1組のフラグに沿って送信される。いくつかのケースでは、この技法は、個々のアクセスポイントがMDT報告からそれらの負荷を制御することを可能にするために使用されうる。例えば、負荷を報告することは、多数のアクセス端末がセルエリア中に分散している「代表レポータ(representative reporters)」を有するという理論で、忙しい時間の間、減らされうる。
いくつかの態様では、確率係数は、測定機能、ロギング機能、報告機能、または、これらの機能の組み合わせのアクティブ化の確率を決定するために使用されうる。言い換えれば、確率係数は、アクセス端末が無線イベントを測定する、無線イベントのログを取る、または、無線イベントを報告する確率を示すことができる。確率係数値の例として、アクセスポイントは、時間の10パーセント、無線イベントのログを取るおよび/または報告することをそのアクセス端末に命令するように確率係数を使用することができる。このような場合、各アクセス端末は、(例えば、確率係数とランダムに生成された数との比較に基づいて)所与イベントのログを取るおよび/または報告するかを決定することができる。
ここにおける教示による無線イベントハンドリングは、様々な方法で制御され、様々なアーキテクチャを使用して実装されうる。図2および図3は、このような無線イベントハンドリングを提供するために利用されうるサンプルオペレーションおよびアーキテクチャを説明している。
図2は、MDTサーバが個々のeNodeBに構成情報を送信する実装(例、LTEベースのネットワーク)の例を図示し、各eNodeBは、eNodeBによってサービス提供されるUEで無線イベントハンドリングを制御するための制御ビットを含むシステム情報をブロードキャストする。開示されたコンセプトは他の技術に基づく他の実装に対し適用可能であるということが理解されるべきである。
この例では、MDTサーバは、eNodeB1へ第1の構成メッセージを送信し、eNodeB2へ第2の構成メッセージを送信する。第1の構成メッセージは、eNodeB1の下のアクセス端末は無線イベントのログを取るべきである(「do log」)ということを示す。第2の構成メッセージは、eNodeB2の下のアクセス端末は無線イベントのログを取らない(「don’t log」)ということを示す。
ブロック202で表されるように、ある時点で、UEはeNodeB1によってサービス提供される。したがって、UEは、eNodeB1によってブロードキャストされたシステム情報を受信する。この場合、システム情報は、制御ビット=1を含み、それによって、eNodeB1によってサービス提供されるUEが無線イベントのログを取るべきということを示す。
ブロック204で表されるように、ログ可能なイベントがUEで連続して検出される場合には、UEはそのイベントのログを取る。UEは、(例、eNodeB1によって)MDTサーバにいずれのログを取られたイベントを報告することができる。上述されるように、ログを取られたイベントの報告は、ロギングがイネーブル状態で一緒にイネーブルにされることができ、または、これらの動作は、(例、個別の構成メッセージおよび制御ビットに基づいて)個別にイネーブルされうる。
ブロック206で表されるように、ある時点で、UEは、eNodeB1からeNodeB2へとハンドオーバされる。結果として、UEは、eNodeB2によってブロードキャストされたシステム情報を直ちに受信するであろう。この場合、システム情報は、制御ビット=0を含み、それによって、eNodeB2によってサービス提供されるUEが無線イベントのログを取らないということを示す。したがって、ログ可能なイベントがUEにおいて連続して検出される場合(ブロック208)、UEは、そのイベントを無視する(ブロック210)。
サーバに対するアクセスポイント(例、eNodeB)の多対一の関係は、ネットワークにおいてロジスティックに管理することが難しいことがある。このことを念頭に入れて、サーバは、代わりに、複数の組のアクセスポイント(sets of access points)を管理するネットワークエンティティによってアクセスポイントに命令を送る。このようなネットワークエンティティの例は、モビリティマネージャ(例、LTEネットワークにおけるMME)である。モビリティマネージャは、(例、LTEにおけるS1インタフェースにわたって)アクセスポイントインタフェースに対しモビリティマネージャを介してアクセスポイントとの個々のトランザクションを実施することによって、その制御下の個々のアクセスポイントによって送信されたシステム情報を制御しうる。有利に、このようなスキームでは、そのインタフェースに関する既存の負荷規制メカニズムが、比較的高いトランザクション量があるイベントにおいてトランザクションを管理するために利用されうる。しかしながら、このようなスキームでは、制御は、モビリティマネージャに知られているエリアまたはゾーン(例、LTEシステムでは個々のトラッキングエリア)の粒度においてのみ存在しうる。例えば、サーバは、(個々のアクセスポイントに対して)あるエリアまたはゾーンと関連づけられたすべてのアクセスポイントに、指定された制御値をブロードキャストするように伝えるようモビリティマネージャに命令だけすることできる。
図3は、サーバ302(例、MDTサーバ)がモビリティマネージャ304および306に構成情報(例、1つまたは複数のフラグを含む)を送信し、各モビリティマネージャがそのモビリティマネージャと関連づけられたアクセスポイントに構成情報(例、フラグ(単数または複数)を含む)を送信する実装の例を図示する。上述されるように、サーバ302は、トラッキングエリアベースで、ロケーションエリアベースで、または、ネットワークエンティティがモビリティマネージャ304によってサービス提供されるアクセスポイントを参照することをモビリティマネージャが許容する、粒度に依存する他の何らかのベースでアクセス端末イベントハンドリングを制御することができる。例えば、サーバ302は、特定のトラッキングエリアに属するアクセスポイントによってサービス提供されるすべてのアクセス端末は、無線イベントロギングおよび/または報告をイネーブルまたはディスエイブルにするものとするということを示す構成メッセージをモビリティマネージャ304に送信しうる。この場合には、モビリティマネージャ304は、そのトラッキングエリアに属する1組のアクセスポイントの各々(例、アクセスポイント308)に構成情報を送信する。これらのアクセスポイントの各々は、そのアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末(例、アクセス端末312)において無線イベントハンドリンを制御するために制御値をブロードキャストする。
制御が個々のモビリティマネージャに与えられる実装では、図3のメッセージングフロー(例、フラグ)は、アクセスポイントインタフェースに対するモビリティマネージャの多対多の性質に起因して生じうる課題を図示する。実際、異なるモビリティマネージャは、オーバラップする複数組のアクセスポイント(overlapping sets of access points)を管理しうる。しかしながら、この情報はサーバ302によって知られていないことがある。結果、所与のアクセスポイントは、異なるモビリティマネージャから衝突命令を受信しうる。例えば、あるエリアのネットワーク条件がテストされる必要がある(一方で報告する負荷を減らすために別のエリアにおいてテストすることについて述べない)という決定に基づいて、サーバ302は、モビリティマネージャ304にフラグ=0を設定するように、モビリティマネージャ304にフラグ=1を設定するように命令することができる。しかしながら、これらのモビリティマネージャの双方は、アクセスポイント308を管理しうる。結果として、アクセスポイントは、モビリティマネージャ304からフラグ=0で構成情報を受信することができ、モビリティマネージャ306からフラグ=1で構成情報を受信しうる。
この課題に取り組む一つの方法は、サーバに対してこの衝突を回避する責任を割り当てることである。すなわち、それらのアクセスポイントプールエリアにおけるオーバラップを伴うモビリティマネージャは決して衝突する命令を与えられてはいけないという制約を課す。しかしながら、このような制約は、特にアクセスポイントの全プールエリアの量にわたる制御がサーバに望ましい場合に、望ましくないことがある。
図3は、このような衝突を解決するためのよりロバストなスキームを図示する。
ここでは、アクセスポイント308は、生じうるいずれの衝突を解決するためのアルゴリズム(例、ヒューリスティック)を実装する衝突解決コンポーネント310を含む。ここで利用されうるアルゴリズムのいくつかの例を下記に示す。
いくつかの実装では、多数のルールアルゴリズムが利用される。例えば、アクセスポイントは、(例、構成情報を介して)所与フラグに対してそれが受信する「1」値および「0」値の数をカウントすることができる。アクセスポイントは、多数の値を識別することができる(例、2つの「1」と1つの「0」がある場合に「1」を選択する)。アクセスポイントは、識別された値に基づいて少なくとも1つの制御値を選択する(例、そのシステム情報内の対応するパラメータを識別された値に設定する)ことができる。
いくつかの実装では、「or of the downs」アルゴリズムが利用される。例えば、いずれのモビリティマネージャがアクセスポイントにフラグを「0」に設定するように命令する場合には、アクセスポイントは、アクセスポイントが任意の他のモビリティマネージャから受信することとは対照に、いずれの命令に関わらず(例、フラグを「1」に設定する命令)、そのように設定する。したがって、いくつかの態様では、衝突を解決することは、無線イベントハンドリング機能がディスエイブルにされるべきであるということを任意の受信された構成値が示す場合には、無線イベントハンドリング機能をディスエイブルにするために少なくとも1つの制御値を設定すること、を含めうる。
いくつかの態様では、このような手法は、オーバロードされたノードが報告のフローをスロットルすることができないリスクを緩和することができる(例、モビリティマネージャがS1輻輳を減らすためにフラグを「0」に設定することを許容される場合)。このような問題の難しさは、例えば、サーバへの報告の配信についての決定をルート化することに依存することがある。
いくつかの実装では、「or of the ups」アルゴリズムが利用される。例えば、いずれのモビリティマネージャがアクセスポイントにフラグを「1」に設定するように命令する場合には、アクセスポイントは、アクセスポイントが任意の他のモビリティマネージャから受信することとは対照に、いずれの命令に関わらず(例、フラグを「0」に設定する命令)、そのように設定する。いくつかの態様では、この手法は、いずれのモビリティマネージャ(サーバにとってプロキシ)がそれらをリクエストした場合には報告は常に送信されるということを確実にすることができる。したがって、いくつかの態様では、衝突を解決することは、無線イベントハンドリング機能がイネーブルにされるべきであるということを任意の受信された構成値が示す場合には、無線イベントハンドリング機能をイネーブルにするために少なくとも1つの制御値を設定すること、を含めうる。
アクセスポイントベースの衝突解決スキームはまた、より複雑な制御値を利用する場合において利用されうる。例えば、このようなスキームは、ここで説明されるような確率係数を利用しうる。
一例として、アクセスポイントは、異なるモビリティマネージャから受信された値の関数としてブロードキャストされるべき値を計算する(例、平均を計算する)ことができる。したがって、いくつかの態様では、衝突を解決することは、1組の受信された構成値の関数(例、平均)を決定すること、そして、構成値の決定された関数に少なくとも制御値を設定することを含めうる。
別の例として、アクセスポイントは、異なるモビリティマネージャから受信された最小値を選択することができる。したがって、いくつかの態様では、衝突を解決することは、1組の受信された構成値の最小値を決定すること、そして、決定された最小構成値に少なくとも制御値を設定すること、を含めうる。
さらに別の例として、アクセスポイントは、異なるモビリティマネージャから受信された最大値を選択することができる。したがって、いくつかの態様では、衝突を解決することは、1組の受信された構成値の最大値を決定すること、そして、決定された最大構成値に少なくとも制御値を設定すること、を含めうる。
ここで説明されるようにネットワークエンティティ間の構成情報の移送をサポートするために、構成プロトコルは、サーバとそれが通信する無線ネットワークおよび/またはコアネットワークエンティティ(例、モビリティマネージャまたはアクセスポイント)との間で定義されうる。いくつかの態様では、このようなプロトコルは、これらのネットワークエンティティと関連づけられたアクセス端末内の測定機能、ロギング機能、および報告機能を制御するために、ネットワークエンティティによって使用されるべき1つまたは複数の値でこれらのネットワークエンティティ(例、ノード)をサーバが構成することを可能にする。
このようなプロトコルの非常に簡単な実装では、プロトコルは、値(例、上述されるフラグの1つ)の設定のような一つのオペレーションを提供のみすることができる。この場合、プロトコルは、サーバと構成されたネットワークエンティティ間で1つの標準化されたプリミティブを備えうる。そのアーギュメントとして、構成されるべき値および設定されるべき値の識別子をみなす(またはその値は構成されるべきネットワークエンティティともはや考えられるべきでないということをシグナルする「削除(delete)」インジケータ)。
よりロバストなプロトコル実装では、プロトコルは、ネットワークエンティティ(によりサービスされるすべてのアクセス端末)によるオペレーションを開始し停止する、および/または、他の無線イベントハンドリング関連機能を提供する、機能を有することができる。例えば、プロトコルは、測定機能、ロギング機能、または報告機能のうち少なくとも1つをイネーブルまたはディスエイブルにするためのメカニズムを含めうる。
いずれの場合においても、サーバからネットワークエンティティへと通信するために使用される同じプロトコルが反対方向で使用されうる。例えば、プロトコルは、構成されたネットワークエンティティからサーバへと測定されたおよび/またはログを取られた情報を配信するためのメカニズムを提供することができる。
上記を念頭に入れて、ブロードキャスト制御値の使用を通じてアクセス端末イベントハンドリングの制御をイネーブルにするために無線ネットワークにおいて様々なエンティティによって実行されうるさらなる詳細が図4〜図7のフローチャートに関連して説明されている。便宜上、図4〜図7のオペレーション(またはここで説明または教示される、いずれの他のオペレーション)は、特定のコンポーネント(例、図1、図2、図3および図8のコンポーネント)によって実行されているものとして説明されうる。しかしながら、これらのオペレーションは他のタイプのコンポーネントによって実行されうる、また、異なる数のコンポーネントを使用して実行されうる、ということは理解されるべきである。ここで説明されるオペレーションのうち1つまたは複数は所与の実装において利用されないことがあるということもまた理解されるべきである。
図4は、ネットワークにおいて無線イベントハンドリングを管理する1つまたは複数のネットワークエンティティ(例、MDTサーバのような1つまたは複数のサーバ)によって実行されうるサンプルオペレーションを説明する。このようなネットワークエンティティは、例えば、ネットワークが効率的に動作するかを決定するために、ネットワークにおいて問題があるかを決定するために等、ネットワーク分析を実行することを含む様々なオペレーションを実行することができる。このようなネットワークエンティティは、別のネットワークエンティティで実行または共同して、ネットワークテストを開始しこのネットワークテストに基づいて生成された報告を分析するようなオペレーションを実行することができる。このようなネットワークエンティティはまた、別のネットワークエンティティで実行または共同して、生成された報告に基づいてネットワーク状態を決定するようなオペレーションを実行することができる。
便宜上、下記の記載は、ネットワークエンティティのオペレーションを指す。これらのオペレーションはいくつかの実装では1よりも多いネットワークエンティティの動作によって実行されうるということが理解されるべきである。
ブロック402で表されるように、ある時点で、特定のアクセスポイントまたはいくつかの特定アクセスポイントを対象とするネットワーク分析オペレーションは、ネットワークエンティティで開始される。例えば、ネットワーク問題は少なくとも1つのアクセスポイント(または少なくとも1つのセル)の近くに存在しうるという決定がなされる。したがって、その近くにあるアクセス端末が無線イベントのログを取り、無線イベントを報告するべきであるということが決定されうる。
これらの決定は、様々な方法で行なわれうる。いくつかの場合では、アクセス端末にロギングおよび/または報告オペレーションを開始させる決定は、(例えば、ネットワーク状態をモニタしているであろう)ネットワークオペレータパーソネルの命令を受けて、行なわれることがある。いくつかの場合では、アクセス端末にロギングおよび/または報告オペレーションを開始させる決定は、(例えばネットワークエンティティまたは他の何らかのエンティティによって実行される自動化ネットワークオペレーションの結果)ネットワークエンティティによって行なわれることがある。
ブロック404で表されるように、ブロック402の決定の結果、ネットワークエンティティは、少なくとも1つのアクセスポイントの近くのアクセス端末において無線イベントハンドリングを制御するためにメッセージを送信することを選ぶ。したがって、ブロック406で表されるように、ネットワークエンティティは、アクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行するべきかを示す無線イベントハンドリング構成情報を生成する。例えば、ここで説明されるように、この構成情報は、アクセス端末が無線イベントロギングおよび/または報告を実行するべきかを示すことができる。いくつかの場合では、この構成情報は、アクセス端末が少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントのログを取るおよび/または報告するべきかを示すことができる(例、指定されたタイプは、例えば、無線リンク失敗、シグナルフェージング、または呼び出しドロップを含めうる)。さらに、いくつかの場合では、この構成情報は、アクセス端末が無線イベントロギングおよび/または報告をいかに実行するべきかを示すことができる。例えば、構成情報は、どの無線イベントのログが取られるおよび/または報告されるべきかを指定しうる。さらに、構成情報は、アクセス端末が無線イベントのログを取るおよび/または報告する確率を示す(例、指定する)確率係数を備えうる。いくつかの実装では、構成情報は、少なくとも1つのアクセスポイントによってブロードキャストされるべき制御値(例、制御ビット)を備えうる。
ブロック408で表わされるように、ネットワークエンティティは、少なくとも1つのネットワークエンティティに構成情報を含むメッセージを送信する。ここで説明されるように、いくつかの実装では、ネットワークエンティティは、各アクセスポイントに直接、構成情報を含むメッセージを送信する。すなわち、各メッセージの宛先はアクセスポイントである。
他の実装では、ネットワークエンティティは、アクセスポイントを管理する1つまたは複数の他のネットワークエンティティ(例、モビリティマネージャ)に、構成情報を含んでいるメッセージを送信する。この場合、各メッセージの宛先は、これらのネットワークエンティティのうちの1つである。ここでは、構成情報は、構成情報が意図されるゾーンまたはエリア(例、トラッキングエリア)を指定することができる。さらに、いくつかの場合では、構成情報は、このゾーンまたはエリアと関連づけられた任意のアクセスポイントがここで教示されるような少なくとも1つの制御値をブロードキャストすべきであるということを示すコマンドを備える。
ブロック410で表されるように、ネットワークエンティティは、ブロック408のメッセージが送信されたネットワークエンティティ(または複数のエンティティ)から、少なくとも1つの無線イベント報告を受信しうる。例えば、そのアクセス端末のうちの1つから無線イベント報告を受信すると、アクセスポイントは、MDTサーバへ無線イベント報告を転送することができる。別の例として、(例えばアクセスポイントがそのアクセス端末のうちの1つから無線イベント報告を受信した結果として)そのアクセスポイントのうちの1つから無線イベント報告を受信すると、モビリティマネージャは、MDTサーバに対して無線イベント報告を転送することができる。
いくつかの態様では、無線イベント報告に含まれる情報は、ブロック408で送信された構成情報に依存しうる。例えば、すべてのタイプの無線イベントのロギングおよび報告がイネーブルにされた場合、無線イベント報告は、無線リンク失敗、シグナルフェージング、呼び出しドロップ、および他の無線イベントが1つまたは複数のアクセス端末で生じたかを示す情報を含めうる。さらに、情報は、これらのイベントが生じた時、およびこれらのイベントが生じた回数を示すことができる。
ブロック412で表されるように、いくつかの実装では、ネットワークエンティティは、少なくとも1つの無線報告に基づいて少なくとも1つのアクセスポイントと関連づけられたネットワーク状態を識別することができる。例えば、ネットワークエンティティは、適切なリソースまたは過剰リソースが所与アクセスポイント(またはセル)の近くに割り付けられるかを決定することができる。
図5は、ネットワーク内の1組のアクセスポイントと関連づけられたネットワークエンティティ(例、モビリティマネージャ)によって実行されうる、また、これらのアクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末で無線イベントハンドリングをサーバが制御するためのメカニズムを提供する、サンプルオペレーションを説明する。
ブロック502で表されるように、ある時点で、ネットワークエンティティは、無線イベントハンドリング構成情報を含むメッセージを受信する。例えば、上述されるように、モビリティマネージャは、MDTサーバからこの構成情報を受信しうる。上述されるように、このメッセージはまた、メッセージが宛てられるゾーンまたはエリア(例、位置エリア)のインジケーションを含めうる。
ブロック504で表されるように、ブロック502でメッセージを受信した結果、ネットワークエンティティ(例、モビリティマネージャ)は、少なくとも1つの制御値を少なくとも1つのアクセスポイントにブロードキャストさせるために少なくとも1つのアクセスポイントにメッセージを送信する。ここで説明されるように、ネットワークエンティティは、ネットワークエンティティと関連づけられたアクセスポイント(例、指定されたトラッキングエリアに属するアクセスポイント)にメッセージを送信する。
いくつかの態様では、このメッセージは、ブロック502で受信された無線イベントハンドリング構成情報に基づく無線イベントハンドリング情報を含む。例えば、いくつかの場合では、ネットワークエンティティは、受信された構成情報(例、制御値)を単に転送しうる。他の場合では、ネットワークは、受信された構成情報から新しい情報を生成する(例、新規フォーマットを提供する)ことができる。いくつかの態様では、ブロック504で送信された情報は、(例えば、アクセスポイントによってブロードキャストされた無線イベントハンドリングについての少なくとも1つの制御値を受信する)アクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行するべきかを示す。例えば、この情報は、アクセス端末が(例、指定されたタイプの)無線イベントのログを取るおよび/または報告するべきかを示すことができる。いくつかの場合では、ブロック504で送信された情報は、少なくとも1つのアクセスポイントによってブロードキャストされるべき制御値(例、制御ビット)を備える。いくつかの場合では、ブロック504で送信された情報はここで教示されるような確率係数を備える。
ブロック506で表されるように、ネットワークエンティティ(例、モビリティマネージャ)は、ブロック504のメッセージが送信されたアクセスポイント(または複数のアクセスポイント)から少なくとも1つの無線イベント報告を受信しうる。例えば、ネットワークエンティティは、アクセスポイントがそのアクセス端末の1つから無線イベント報告を受信した結果、そのアクセスポイントのうちの1つから無線イベント報告を受信しうる。
ブロック508で表されるように、ブロック506で少なくとも1つの無線イベント報告を受信した結果、ネットワークエンティティ(例、モビリティマネージャ)は、ブロック502のメッセージを送信するネットワークエンティティ(例、MDTサーバ)に少なくとも1つの無線イベント報告を送信する。いくつかの場合では、このことは、単に、モビリティマネージャがMDTサーバに受信された無線イベント報告を転送することを含めうる。他の場合では、モビリティマネージャは、受信された報告を処理することができる。例えば、モビリティマネージャは、受信された報告から情報を抽出し、この情報をオプションで処理し(例、情報をフォーマットし)、無線イベント報告によってMDTサーバに情報を送信しうる。
図6は、アクセスポイントによってサービス提供されるアクセス端末において無線イベントハンドリングを制御するために、制御値(例、制御ビット、確率係数等)をブロードキャストするネットワークエンティティ(以降、アクセスポイントと呼ぶ)によって実行されうるサンプルオペレーションを説明する。
ブロック602で表されるように、ある時点で、アクセスポイントは、少なくとも1つの他のネットワークエンティティから無線イベントハンドリング構成情報を含むメッセージを受信する。例えば、上述されるように、アクセスポイントは、MDTサーバからまたはモビリティマネージャからこの構成情報を受信しうる。
ブロック604で表されるように、構成情報がいくつかのモビリティマネージャから受信される場合、アクセスポイントは、異なるメッセージから構成情報間のいかなる衝突も解決しうる。したがって、これらのオペレーションは、図3で上述される衝突解決のオペレーションに対応しうる。
ブロック606で表されるように、アクセスポイントは、構成情報を受信した結果、少なくとも1つの制御値をブロードキャストする。ここで説明されるように、いくつかの態様では、少なくとも1つの制御値は、少なくとも1つの制御値を受信するアクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行するべきかを示す。
ここでは、少なくとも制御値をブロードキャストすること(例、少なくとも1つのブロードキャストチャネル上で制御値(複数含む)を送信すること)は、特定の宛先を指定せずに無線で情報を送出することを含む、ということは理解されるべきである。言い換えれば、少なくとも1つの制御値は、(例、専用チャネルを介して)特定のアクセス端末に送信されない。
具体的な例として、アクセスポイントは、無線イベントロギングおよび/または報告がイネーブルにされるべきかを指定する制御値を含むシステム情報をブロードキャストしうる。従来の慣行によれば、アクセス端末は1つまたは複数のブロードキャストチャネル上でシステム情報を送信する。いくつかの態様では、このシステム情報は、アクセスポイントについての基本的な構成情報を備える。例えば、システム情報は、アクセスポイントのセル識別子、アクセスポイントの電力制御パラメータ、アイドルモード機能を制御するためのパラメータ、近隣セルのリストなどを含めうる。ここにおける教示によれば、追加フィールドまたは複数の追加フィールドは、無線イベントハンドリング制御値を搬送するためのシステム情報に追加されうる。
ブロック608で表されるように、アクセスポイントは、ブロック606で制御値(複数含む)をブロードキャストした結果、少なくとも1つのアクセス端末から少なくとも1つの無線イベント報告を受信しうる。例えば、アクセスポイントは、アクセスポイント上でアイドリングしているアクセス端末のうちの1つから無線イベント報告を受信しうる。
いくつかの態様では、無線イベント報告に含まれる無線イベント報告情報は、ブロック606でブロードキャストされる制御値(複数含む)に依存しうる。例えば、すべてのタイプの無線イベントのロギングおよび報告がブロードキャスト制御値(複数含む)によってイネーブルにされた場合、無線イベント報告は、無線リンク失敗、シグナルフェージング、呼び出しドロップ、などが1つまたは複数のアクセス端末で生じるかを示す情報を含めうる。さらに、情報は、これらのイベントが生じた時、およびこれらのイベントが生じた回数を示すことができる。
ブロック610で表されるように、ブロック608で少なくとも1つの無線イベント報告を受信した結果、アクセスポイントは、ブロック602のメッセージを送信した他のネットワークエンティティ(例、MDTサーバまたはモビリティマネージャ)に少なくとも1つの無線イベント報告を送信する。いくつかの場合には、アクセスポイントは、他のネットワークエンティティに、受信された無線イベント報告を単に転送することができる。他の場合には、アクセスポイントは、受信された報告を処理することができる。例えば、アクセスポイントは、受信された報告から情報を抽出し、オプションで、この情報を処理し(例、情報をフォーマットし)、この無線イベント報告情報を、無線イベント報告を介して、他のネットワークエンティティに送信しうる。
図7は、アクセス端末によって受信されるブロードキャスト制御値に基づいて無線イベントハンドリングを制御するアクセス端末(例、UE、移動局等)によって実行されうるサンプルオペレーションを説明する。
ブロック702で表されるように、ある時点で、アクセス端末は、アクセスポイントから少なくとも1つの制御値を含むブロードキャストメッセージを受信する。例えば、アクセスポイント上でアイドリングするアクセス端末は、周期的にウェイクアップして、アクセスポイントの1つまたは複数のブロードキャストチャネルをモニタしうる。上述されているように、いくつかの実装では、アクセス端末は、アクセスポイントによってブロードキャストされたシステム情報を介して少なくとも1つの制御値を受信する。
ブロック704で表されるように、アクセス端末は、受信された制御値(1つまたは複数)に基づいてその無線イベントハンドリングを制御する。ここで説明されるように、無線イベントハンドリングを制御することは、例えば、無線イベントのログを取ることを制御することおよび/または無線イベントを報告することを制御することを含めうる。例えば、制御値が無線イベントロギングおよび報告が開始されるべきであることを示す場合には、アクセス端末は、無線イベントのログを取り、ログを取られた無線イベントに基づいて無線イベント報告を生成し、そして、無線イベント報告をアクセスポイントに送信しうる。いくつかの場合では、少なくとも1つの制御値は、少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベント(例、無線リンク失敗、シグナルフェージング、呼び出しドロップ等)を識別する。いくつかの場合では、少なくとも1つの制御値は、無線イベントが実行される確率を示す確率係数を備える。これらの場合には、無線イベントハンドリングを制御することは、例えば、確率に応じて無線イベントのロギングおよび/または報告を制限することを含めうる。
図8は、ここで教示されるような無線イベントハンドリグ関連のオペレーションを実行するために、(例、それぞれ、図1のアクセスポイント104、アクセス端末102、サーバ108、およびモビリティマネージャ110に対応する)アクセスポイント802、アクセス端末804、サーバ806、モビリティマネージャ808のようなノードに組み込まれうる、(対応するブロックで表される)いくつかのサンプルコンポーネントを図示する。説明されるコンポーネントはまた、通信システムにおける他のノードへと組み込まれうる。例えば、システムにおける他のノードは、サーバ806とモビリティマネージャ808が同様な機能を提供するために説明されるものと同様なコンポーネントを含めうる。また、所与のノードは、説明されるコンポーネントの1つ以上を含めうる。例えば、アクセス端末は、アクセス端末が複数のキャリア上で動作することおよび/または異なる技術を介して通信することを可能にする複数のトランシーバコンポーネントを含めうる。
図8で図示されるように、アクセスポイント802およびアクセス端末804は、各々、他のノードと通信するための、(それぞれトランシーバ810およびトランシーバ812で表されるような)1つまたは複数のトランシーバを含む。各トランシーバ810は、信号を送信する(例、メッセージを送信し、システム情報をブロードキャストし、制御値をブロードキャストし、パイロット信号を送信する)ための送信機814と、信号(例、メッセージ、無線イベント報告情報)を受信するための受信機816を含む。同様に、各トランシーバ812は、信号(例、メッセージ、報告)を送信するための送信機818と、信号(例、メッセージ、パイロット信号)を受信するための受信機820を含む。
アクセスポイント802、サーバ806、およびモビリティマネージャ808は、他のノード(例、他のネットワークエンティティ)と通信するために、それぞれ、ネットワークインタフェース822、824、および826を含む。ネットワークインタフェース822、824、および826の各々は、有線ベースまたは無線のバックホールを介して1つまたは複数のネットワークエンティティと通信するように構成されうる。いくつかの態様では、ネットワークインタフェース822、824、および826は、有線ベースの通信または無線通信をサポートするように構成されたトランシーバコンポーネント(例、送信機および受信機コンポーネント)を備える。したがって、図8の例では、ネットワークインタフェース822は、信号(例、メッセージ、無線イベント報告情報)を送信するための送信機828、および信号(例、メッセージ)を受信するための受信機830を含むものとして示されている。同様に、ネットワークインタフェース824は、信号(例、メッセージ)を送信するための送信機832、および信号(例、メッセージ、無線イベント報告)を受信するための受信機834を含むものとして示されている。また、ネットワークインタフェース826は、信号(例、メッセージ、無線イベント報告)を送信するための送信機836、および信号(例、メッセージ、無線イベント報告)を受信するための受信機838を含むものとして示されている。
アクセスポイント802、アクセス端末804、サーバ806、およびモビリティマネージャ808はまた、ここで教示されるような無線イベントハンドリング関連のオペレーションと併せて使用されうる他のコンポーネントを含む。例えば、アクセスポイント802は、無線イベントハンドリング制御値のブロードキャストを制御するための(例、ブロードキャストされるべき少なくとも1つの制御値を提供し、報告を受信し、報告を送信する)、ここで教示されるような他の関連機能を提供するための、無線イベントハンドリングブロードキャストコントローラ840を含む。ある実装では、無線イベントハンドリングブロードキャストコントローラ840の機能は、トランシーバ810で実装されうる。アクセスポイント802はまた、衝突する無線イベントハンドリング構成情報を解決するための(例、異なるネットワークエンティティから受信された構成情報間の衝突を解決し、衝突の解決のインジケーションを提供する)、ここで教示されるような他の関連機能を提供するための、無線イベントハンドリング衝突コントローラ842を含めうる。アクセス端末804は、受信されたブロードキャスト情報に基づいて無線イベントのハンドリングを制御するための(例、少なくとも1つの制御値に基づいて無線イベントハンドリングを制御し、報告を送信する)、ここで教示されるような他の関連機能を提供するための、無線イベントハンドリングコントローラ844を含む。サーバ806は、無線イベントハンドリングを制御するための(例、構成情報を生成し、ネットワーク問題が存在しうるということを決定し、ネットワーク問題が存在しうるという決定の結果としてメッセージを送信することを選び、少なくとも1つの無線イベント報告に基づいてネットワーク状態を識別する)、ここで教示されるような他の関連機能を提供するための、無線イベントハンドリングコントローラ846を含む。モビリティマネージャ808は、無線イベントハンドリングを制御するための(例、受信された構成情報に基づいて無線イベントハンドリング情報を提供し、報告を受信し、報告を送信する)、また、ここで教示されるような他の関連機能を提供するための、無線イベントハンドリングコントローラ848を含む。アクセスポイント802、アクセス端末804、サーバ806、およびモビリティマネージャ808は、それぞれ、情報(例、無線イベント関連情報)を維持するための、メモリコンポーネント(例、メモリデバイスを含む)850、852、854、および856を含む。
便宜上、アクセスポイント802、アクセス端末804、サーバ806、およびモビリティマネージャ808は、ここで説明される様々な例で使用されうるコンポーネントを含むものとして図8で図示される。実際、図示されたコンポーネントの1つまたは複数は所与の実装で使用されないことがある。一例として、いくつかの実装では、アクセスポイント802は、無線イベントハンドリング衝突コントローラ842を含まないことがある。別の例として、ブロック846の機能は、図3にしたがって実装される実施形態と比較して、図2にしたがって実装される実施形態において異なることがある。
図8のコンポーネントは様々な方法で実装されうる。ある実装では、図8のコンポーネントは、1つまたは複数の回路、例えば1つまたは複数のプロセッサおよび/または1つまたは複数のASIC(1つまたは複数のプロセッサを含めうる)で実装されうる。ここでは、各回路(例、プロセッサ)は、この機能を提供するために回路によって使用された情報または実行可能なコードを保存するためにデータメモリを使用しうるおよび/または組み込みうる。例えば、ブロック810および822で表される機能のいくつか、また、ブロック840、842、および850で表される機能のいくつかまたはすべては、アクセスポイントの1つのプロセッサまたは複数プロセッサ、および、アクセスポイントのデータメモリによって実装されうる(例、適切なコードの実行による、および/または、プロセッサコンポーネントの適切な構成による)。同様に、ブロック812で表される機能のいくつか、また、ブロック844および852で表される機能のいくつかまたはすべては、アクセス端末の1つのプロセッサまたは複数プロセッサ、また、アクセス端末のデータメモリによって実装されうる(例、適切なコードの実行による、および/または、プロセッサコンポーネントの適切な構成による)。ブロック824で表される機能のいくつか、また、ブロック846および854で表される機能のいくつかまたはすべては、サーバの1つのプロセッサまたは複数プロセッサ、および、サーバのデータメモリによって実装されうる(例、適切なコードの実行による、および/または、プロセッサコンポーネントの適切な構成による)。ブロック826で表される機能のいくつか、また、ブロック848および856で表される機能のいくつかまたはすべては、モビリティマネージャの1つのプロセッサまたは複数プロセッサ、および、モビリティマネージャのデータメモリによって実装されうる(例、適切なコードの実行による、および/または、プロセッサコンポーネントの適切な構成による)。
ここにおける教示は、複数の無線アクセス端末のための通信を同時にサポートする無線多元接続通信システムにおいて利用されうる。ここでは、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイントと通信することができる。順方向リンク(あるいはダウンリンク)は、アクセスポイントから端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(あるいはアップリンク)は端末からアクセスポイントまでの通信リンクを指す。この通信リンクは、シングルインシングルアウトシステム、マルチプルインマルチプルアウト(MIMO)システム、またはいくつかの他のタイプのシステム、を介して確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数の(N)送信アンテナと複数の(N)受信アンテナを利用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルの各々は、次元(dimension)に対応する。MIMOシステムは、複数の送信および受信アンテナによって作成されるさらなる次元が利用される場合には、改良された性能(例、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)と周波数分割デュプレクス(FDD)をサポートすることができる。TDDシステムでは、順方向リンクおよび逆方向リンク送信は同じ周波数領域上にあるので、相互関係は、逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定を可能にする。このことは、複数のアンテナがアクセスポイントにおいて利用可能であるとき、アクセスポイントが順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することを可能にする。
図9は、サンプルMIMOシステム900の無線デバイス910(例、アクセスポイント)と無線デバイス950(例、アクセス端末)を図示する。デバイス910で、多数のデータストリームのためのトラヒックデータが、データソース912から送信(TX)データプロセッサ914へ提供される。各データストリームは、その後で、それぞれの送信アンテナ上で送信されうる。
TXデータプロセッサ914は、符号化されたデータを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データストリームについてのトラヒックデータをフォーマットし、符号化し、そしてインタリーブする。各データストリームの符号化されたデータは、OFDM技法を使用して、パイロットデータで多重化されうる。パイロットデータは、既知の方法で処理される、一般的には既知データパターンであり、チャネルレスポンスを推定するために受信機システムにおいて使用されうる。各データストリームについての多重化されるパイロットと符号化データは、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームについて選択される特定の変調スキーム(例、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調される(すなわち、シンボルマッピングされる)。各データストリームのデータレート、符号化および変調は、プロセッサ930によって実行される命令によって決定されうる。データメモリ932は、プロセッサ930またはデバイス910の他のコンポーネントによって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を保存することができる。
すべてのデータストリームの変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ920に提供され、変調シンボル(例、OFDM用)をさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ920は、Nトランシーバ(XCVR)922A〜922Tに対して、N変調シンボルストリームを提供する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ920は、データストリームのシンボルに対して、そしてシンボルが送信されているアンテナに対して、ビームフォーミング重み付けを適用する。
各トランシーバ922は、1以上のアナログ信号を提供するためにそれぞれのシンボルストリームを受信し処理し、アナログ信号をさらに条件づけて(例、増幅し、フィルタにかけ、そしてアップコンバートする)、MIMOチャネル上の送信に適した変調信号を提供する。トランシーバ922A〜922TからのN変調信号は、それぞれ、Nアンテナ924A〜924Tから送信される。
デバイス950では、送信された変調信号は、Nアンテナ952A〜952Rによって受信され、各アンテナ952からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)954A〜954Rに対して提供される。各トランシーバ954は、それぞれの受信信号を条件づけ(例、フィルタにかけて、増幅し、ダウンコンバートし)、その条件づけられた信号をデジタル化してサンプルを提供し、サンプルをさらに処理して、対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
受信(RX)データプロセッサ960は、特定の受信機の処理技法に基づいて、Nトランシーバ954からN受信シンボルストリームを受信し処理して、N「検出」シンボルストリームを提供する。RXデータプロセッサ960は、各検出されたシンボルストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、データストリームのトラヒックデータを復元する。RXデータプロセッサ960による処理は、デバイス910におけるTXデータプロセッサ914とTX MIMOプロセッサ920によって実行されるものの補足である。
プロセッサ970は、どのプレコーディングマトリクスを使用するかを周期的に決定する(後述する)。さらに、プロセッサ970は、マトリックスインデクス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを公式化する。データメモリ972は、プロセッサ970またはデバイス950の他のコンポーネントによって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を保存することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されるデータストリームに関する様々なタイプの情報を備えうる。逆方向リンクメッセージは、データソース936から多数のデータストリームのためにトラヒックデータも受信するTXデータプロセッサ938によって処理され、変調器980によって変調され、トランシーバ954a〜954rによって条件づけられ、そして、デバイス910に戻って送信される。
デバイス910では、デバイス950からの変調信号は、アンテナ924によって受信され、トランシーバ922によって条件付けられ、復調器(DEMOD)940によって復調され、RXデータプロセッサ942によって処理されて、デバイス950によって送信される逆方向リンクメッセージを抽出する。プロセッサ930は、ビームフォーミング重み付けを決定するためにどのプレコーディングマトリクスを使用するかを決定し、抽出されたメッセージを処理する。
図9はまた、通信コンポーネントはここで教示されるような無線イベント制御関連のオペレーションを実行する1つまたは複数のコンポーネントを含めうるということを図示する。例えば、無線イベント制御コンポーネント990は、プロセッサ930および/またはデバイス910の他のコンポーネントと協同して、ここで教示されるような別のデバイス(例、デバイス950)で無線イベントハンドリングを制御しうる。同様に、無線イベント制御コンポーネント992は、プロセッサ970および/またはデバイス950の他のコンポーネントと協同して、別のデバイス(例、デバイス910)から受信された信号に基づいてデバイス950で無線イベントハンドリングを制御しうる。各デバイス910および950については、説明されたコンポーネントのうち2以上の機能が単一のコンポーネントによって提供されうるということが理解されるべきである。例えば、単一の処理コンポーネントは、無線イベント制御コンポーネント990とプロセッサ930の機能を提供しうる、また、単一の処理コンポーネントは、無線イベント制御コンポーネント992とプロセッサ970の機能を提供しうる。
ここにおける教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステムコンポーネントに組み込まれうる。いくつかの態様では、ここにおける教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(例えば、帯域幅、送信電力、符号化、インターリービングなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムで利用されうる。例えば、ここにおける教示は、下記の技術:符号分割多重アクセス(「CDMA」)システム、マルチプルキャリアCDMA(「MCCDMA」)、広帯域CDMA(「W−CDMA」)、高速パケットアクセス(「HSPA」、「HSPA+」)システム、時分割多元接続(「TDMA」)システム、周波数分割多元接続(「FDMA」)システム、単一キャリアFDMA(「SC−FDMA」)システム、直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)システム、あるいは他の多元接続技術、のいずれか1つまたは組み合わせに適用されうる。ここにおける教示を使用する無線通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMAおよび他の標準規格のような1以上の標準規格を実装するように設計されうる。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、あるいは他のある技術のような無線技術を実装しうる。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)を含む。cdma2000技術はIS−2000標準規格およびIS−95およびIS−856標準規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装しうる。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA),IEEE802.11,IEEE802.16,IEEE802.20,Flash−OFDMなどのような無線技術を実装しうる。UTRA、E−UTRAおよびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。ここにおける教示は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)システム、および他のタイプのシステムで実装されうる。LTEはE−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA,E−UTRA,GSM,UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体の文書の中で説明され、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体の文書の中で説明されている。3GPP用語を使用して、本開示のある態様は説明されているが、ここにおける教示は、3GPP(例、Rel99,Rel5,Rel6,Rel7)技術と、3GPP2(例、1xRTT,1xEV−DO Rel0,RevA,RevB)技術および他の技術に、ここにおける教示が適用されうる、ということが理解されるべきである。
ここにおける教示は、様々な装置(例、ノード)に組み込まれうる(例、様々な装置内で実装される、または、様々な装置によって実行される)。いくつかの態様では、ここにおける教示にしたがって実装されるノード(例、無線ノード)は、アクセスポイントまたはアクセス端末を備えうる。
例えば、アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、モバイル、モバイルノード、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはいくつかの他の用語、を備える、実装される、または知られる。いくつかの実装では、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続されるいくつかの他の適切な処理デバイスを備えうる。したがって、ここで教示される1つまたは複数の態様が、フォン(例えばセルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えばラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(例えばパーソナルデータアシスタント)、エンタテイメントデバイス(例えばミュージックデバイス、ビデオデバイスあるいは衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、あるいは無線媒体によって通信するように構成される他の適切なデバイスに組み込まれうる。
アクセスポイントは、ノードB、eNodeB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、ベーストランシーバ局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、あるいはいくつかの他の同様な用語、を備える、実装される、または、知られている。
いくつかの態様では、ノード(例、アクセスポイント)は、通信システムのためのアクセスノードを備えうる。そのようなアクセスノードは、例えば、ネットワークへの有線または無線の通信リンクを介して、ネットワークに対して、またはネットワークについて接続(例えば、インターネットまたはセルラネットワークのような広域ネットワーク)を提供しうる。したがって、アクセスノードは、ネットワークまたは他のある機能に別のノード(例、アクセス端末)がアクセスすることを可能にすることができる。さらに、ノードの1つまたは両方がポータブルであり、または、いくつかの場合、非ポータブルである。
さらに、無線ノードは、非無線方式で(例えば、有線接続によって)情報を送信および/または受信しうるということは理解されるべきである。したがって、ここで説明されるような受信機および送信機は、非無線媒体を介して通信するための適切な通信インタフェースコンポーネント(例えば電気的または光学のインタフェースコンポーネント)を含めうる。
無線ノードは、いずれの適切な無線通信技術に基づくまたはいずれの適切な無線通信技術をサポートする1つまたは複数の無線通信リンクによって通信しうる。例えば、いくつかの態様では、無線ノードはネットワークと関連づけることができる。いくつかの態様では、ネットワークは、ローカルエリアネットワークまたは広域ネットワークを備えうる。無線デバイスは、ここで説明されるもののような様々な無線通信技術、プロトコル、または規格(例、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のうちの1つまたは複数をサポートする、または、そうでない場合には、使用することができる。同様に、無線ノードは、様々な対応する変調または多重スキームのうちの1つまたは複数をサポートする、そうでない場合には、使用することができる。したがって、無線ノードは、上記の、または、他の無線通信技術を使用して1つまたは複数の無線通信リンクを介して確立し通信する適切なコンポーネント(例、無線インタフェース)を含めうる。例えば、無線ノードは、無線媒体上の通信を容易にする様々なコンポーネント(例えば信号生成器とシグナルプロセッサ)を含めうる、関連づけられた送信機および受信機コンポーネントを備えた無線トランシーバを備えうる。
ここで説明される機能(例、図の1つまたは複数に関する)は、特許請求の範囲における同様に指定される「のための手段」機能にいくつかの態様では対応しうる。図10−13を参照すると、装置1000、1100、1200、そして1300は、一連の相互関連機能モジュールとして表される。ここでは、メッセージを受信するためのモジュール1002は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。少なくとも1つの制御値をブロードキャストするためのモジュール1004は、例えば、ここで説明されるような送信機および/またはブロードキャストコントローラに少なくともいくつかの態様では対応しうる。無線イベント報告情報を受信するためのモジュール1006は、例えば、ここで説明されるような受信機に、少なくともいくつかの態様では対応しうる。無線イベント報告情報を送信するためのモジュール1008は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。少なくとも1つの他のメッセージを受信するためのモジュール1010は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。衝突を解決するためのモジュール1012は、ここで説明されるような例えば衝突コントローラに少なくともいくつかの態様では対応しうる。ブロードキャストメッセージを受信するためのモジュール1102は、例えば、ここで説明されるような受信機に少なくともいくつかの態様では対応しうる。無線イベントハンドリングを制御するためのモジュール1104は、例えば、ここで説明されるような無線イベントハンドリングコントローラに少なくともいくつかの態様では対応しうる。構成情報を生成するためのモジュール1202は、例えば、ここで説明されるような無線イベントハンドリングコントローラに少なくともいくつかの態様では対応しうる。メッセージを送信するためのモジュール1204は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。ネットワーク問題が存在しうるということを決定するためのモジュール1206は、例えば、ここで説明されるような無線イベントハンドリングコントローラに少なくともいくつかの態様では対応しうる。メッセージを送信することを選ぶためのモジュール1208は、例えば、ここで説明されるような無線イベントハンドリングコントローラに少なくともいくつかの態様では対応しうる。少なくとも1つの無線イベント報告を受信するためのモジュール1210は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。ネットワーク状態を識別するためのモジュール1212は、例えば、ここで説明されるような無線イベントハンドリングコントローラに少なくともいくつかの態様では対応しうる。第1のメッセージを受信するためのモジュール1302は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。少なくとも1つの第2のメッセージを送信するためのモジュール1304は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースおよび/または無線イベントハンドリングコントローラに少なくともいくつかの態様では対応しる。少なくとも1つの無線イベント報告を受信するためのモジュール1306は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。少なくとも1つの無線イベント報告を送信するためのモジュール1308は、例えば、ここで説明されるようなネットワークインタフェースに少なくともいくつかの態様では対応しうる。
図10−13のモジュールの機能は、ここでの教示と一貫して様々な方法で実装されうる。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1以上の電子コンポーネントとして実装されうる。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1以上のプロセッサコンポーネントを含んでいる処理システムとして実装されうる。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、例えば、1以上の集積回路(例、ASIC)の少なくとも一部分を使用して実装されうる。ここで説明されるように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関連コンポーネント、またはそれらのいくつかの組み合わせを含めうる。これらのモジュールの機能はまた、ここで教示されるいくつかの他の方法で実装されうる。いくつかの態様では、図10〜図13のいずれの破線ブロックのうち1つまたは複数はオプションである。
「第1の」、「第2の」、などのような指定を使用しているここでのエレメントへのいずれの参照も、これらのエレメントの量または順序を一般的に限定しないということが理解されるべきである。むしろ、これらの指定は、2以上のエレメントあるいはエレメントの例を区別する便利な方法として、ここでは使用されうる。したがって、第1および第2のエレメントへの参照は、2つのエレメントのみがここで利用されうるということ、あるいは、第1のエレメントがある方式で第2のエレメントに先立たなくてはならないということ、を意味していない。また、述べられていない限り、1組のエレメントは、1つまたは複数のエレメントを備えうる。さらに、明細書または請求項の中で使用される「A,B,またはCのうちの少なくとも1つ(at least one of: A, B, or C)」という形の用語は、「AまたはBまたはCまたはこれらのエレメントのいずれの組み合わせ(A or B or C or any combination of these elements)」を意味する。
当業者は、様々な異なる方法および技術のうちのいずれかを使用して、情報と信号が表わされることができるということを理解するであろう。例えば、上記の説明の全体にわたって参照されうる、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組み合わせ、によって表わされることができる。
当業者はさらに、ここにおいて開示される態様に関連して説明される、様々な説明のための論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、そして、アルゴリズムステップのいずれかは、電子ハードウェア(例、デジタル実装、アナログ実装、または、2つの組み合わせ、そして、それはソースコーディングまたは他の何らかの技術を使用して設計されうる)、命令を組み込んでいる様々な形態のプログラムまたは設計コード(ここでは、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ばれる)または、両方の組み合わせ、として実装されうるということを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、様々な説明のためのコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップが、一般に、それらの機能という観点から、上で説明されてきた。そのような機能が、ハードウェアあるいはソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定のアプリケーションと全体のシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションについての変化する方法で、説明された機能を実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。
ここで開示された態様に関連して説明された、さまざまな説明のための論理ブロック、モジュールおよび回路は、集積回路(IC)、アクセス端末、またはアクセスポイント内で実装されうる、または、集積回路(IC)、アクセス端末、またはアクセスポイントによって実行されうる。ICは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)あるいは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電子コンポーネント、光学コンポーネント、メカニカルコンポーネント、あるいは、ここで説明される機能を実行するように設計された、それらのいずれの組み合わせ、を備えることができ、そして、IC内で、ICの外で、あるいは両方で、存在するコードあるいは命令を実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシン(state machine)であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス(computing devices)の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用しての1以上のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成のもの、として実装されうる。
いずれの開示されるプロセスにおけるステップのいずれの特定の順序または階層はサンプルアプローチの例であるということは理解される。設計の優先度に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内にありながら、再配置されうるということは、理解される。添付の方法の請求項は、サンプル順序における様々なステップのエレメントを表わしており、表されている特定の順序あるいは階層に限定されるべきであると意味していない。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらのいずれの組み合わせにおいて実装されうる。ソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令あるいはコードとして、記憶または送信されうる。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送(transfer)を容易にするいずれの媒体も含んでいる、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる、いずれの利用可能な媒体であることができる。例として、また限定されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージあるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータ構造の形態において所望のプログラムコードを保存または搬送するために使用されることができる、また、コンピュータによってアクセスされることができる、任意の他の媒体も備えうる。また、いずれの接続もコンピュータ可読媒体(computer-readable medium)と適切に名付けられる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者ライン(DSL)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術を使用している他の遠隔ソース、から送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれている。ここで使用されるように、ディスク(disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(blu-ray disc)を含んでおり、「ディスク(disks)」は、大抵、データを磁気的に再生し、「ディスク(discs)」は、レーザーで光学的に再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。コンピュータ可読媒体は、いずれの適切なコンピュータプログラムプロダクトにおいて実装されうるということは理解されるべきである。
開示された態様の前述の説明は、当業者が本開示を行なうまたは使用することができるように提供されている。これらの態様に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の態様に適用されうる。したがって、本開示は、ここに示された態様に限定されるようには意図されておらず、ここに開示された原理および新規な特徴に整合する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (57)

  1. 通信の方法であって、
    ネットワークエンティティからメッセージを受信することと、なお、前記メッセージは、無線イベントハンドリング構成情報を含む;
    前記構成情報を受信した結果、少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることと、なお、前記少なくとも1つの制御値は、前記少なくとも1つの制御値を受信するアクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行するべきかを示す;
    を備える方法。
  2. 前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることは、アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの制御値は、前記アクセス端末が無線イベントのログを取るべきかを示す、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの制御値は、前記アクセス端末が無線イベントを報告するべきかを示す、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの制御値は、前記アクセス端末が、少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントのログを取るべきか、少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントを報告するべきか、または、少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントのログを取り、少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントを報告するべきか、を示す、請求項1に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの制御値は、前記アクセス端末の各々が無線イベントのログを取る、無線イベントを報告する、または、無線イベントのログを取り、無線イベントを報告する、確率を示す確率係数を備える、請求項1の方法。
  8. 前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることに応答して、前記アクセス端末のうち少なくとも1つから無線イベント報告情報を受信することと、
    前記ネットワークエンティティに、前記無線イベント報告情報を送信することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記ネットワークエンティティは、
    無線イベント報告を管理するネットワークサーバ、または、
    複数のアクセスポイントのためのモビリティマネージャ、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 少なくとも1つの他のネットワークエンティティから少なくとも1つの他のメッセージを受信することと、なお、前記少なくとも1つの他のメッセージは、前記ネットワークエンティティから受信された前記無線イベントハンドリング構成情報と衝突する他の無線イベントハンドリング構成情報を含む;
    前記少なくとも1つの制御値を決定するために、前記衝突を解決することと;
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  11. 前記無線イベントハンドリング構成情報と前記他の無線イベント構成情報は、総称的に複数の構成値を備え、
    前記衝突を解決することは、前記構成値の大部分である前記構成値の1つを識別することと、前記識別された構成値に基づいて前記少なくとも1つの制御値を選択することと、を備える、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記無線イベントハンドリング構成情報と前記他の無線イベント構成情報は、総称的に複数の構成値を備え、
    前記衝突を解決することは、前記構成値のいずれかが前記無線イベントハンドリング機能がイネーブルにされるべきであるということを示す場合には、無線イベントハンドリング機能をイネーブルにするように前記少なくとも1つの制御値を設定することを備える、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記無線イベントハンドリング構成情報と前記他の無線イベント構成情報は、総称的に複数の構成値を備え、
    前記衝突を解決することは、前記構成値のいずれかが前記無線イベントハンドリング機能がディスエイブルにされるべきであるということを示す場合には、無線イベントハンドリング機能をディスエイブルにするように前記少なくとも1つの制御値を設定することを備える、
    請求項10の方法。
  14. 前記無線イベントハンドリング構成情報と前記他の無線イベント構成情報は、総称的に複数の構成値を備え、
    前記衝突を解決することは、前記構成値の最小値を決定することと、前記決定された最小構成値に前記少なくとも1つの制御値を設定することと、を備える、
    請求項10に記載の方法。
  15. 前記無線イベントハンドリング構成情報と前記他の無線イベント構成情報は、総称的に複数の構成値を備え、
    前記衝突を解決することは、前記構成値の最大値を決定することと、前記決定された最大構成値に前記少なくとも1つの制御値を設定することと、を備える、
    請求項10に記載の方法。
  16. 前記無線イベントハンドリング構成情報と前記他の無線イベント構成情報は、総称的に複数の構成値を備え、
    前記衝突を解決することは、前記構成値の平均値を決定することと、前記決定された前記構成値の平均値に前記少なくとも1つの制御値を設定することと、を備える、
    請求項10に記載の方法。
  17. 通信のための装置であって、
    ネットワークエンティティからメッセージを受信するように動作可能なネットワークインタフェースと、なお、前記メッセージは、無線イベントハンドリング構成情報を含む;
    前記構成情報を受信した結果、ブロードキャストされるべき少なくとも1つの制御値を提供するように動作可能なブロードキャストコントローラと、なお、前記少なくとも1つの制御値は、前記少なくとも1つの制御値を受信するアクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行するべきかを示す;
    前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストするように動作可能な送信機と;
    を備える装置。
  18. 前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることは、アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を送信することを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つの制御値は、前記アクセス端末が無線イベントのログを取るべきか、無線イベントを報告するべきか、または、無線イベントのログを取り、無線イベントを報告するべきか、を示す、請求項17に記載の装置。
  20. 前記無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることに応答して前記アクセス端末のうち少なくとも1つから無線イベント報告情報を受信するように動作可能な受信機、
    をさらに備え、前記ネットワークインタフェースは、前記ネットワークエンティティに対し、前記無線イベント報告情報を送信するようにさらに動作可能である、
    請求項17に記載の装置。
  22. 前記ネットワークインタフェースは、少なくとも1つの他のネットワークエンティティから少なくとも1つの他のメッセージを受信するようにさらに動作可能であり、
    前記少なくとも1つの他のメッセージは、前記ネットワークエンティティから受信された前記無線イベントハンドリング構成情報と衝突する他の無線イベントハンドリング構成情報を含み、
    前記装置は、衝突を解決し、前記ブロードキャストコントローラに対して前記衝突の解決のインジケーションを提供し、前記少なくとも1つの制御値を決定するように動作可能な衝突コントローラをさらに備える、
    請求項17に記載の装置。
  23. 通信のための装置であって、
    ネットワークエンティティからメッセージを受信するための手段と、なお、前記メッセージは、無線イベントハンドリング構成情報を含む;
    前記構成情報を受信した結果、少なくとも1つの制御値をブロードキャストするための手段と、なお、前記少なくとも1つの制御値は、前記少なくとも1つの制御値を受信するアクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行するべきかを示す;
    を備える装置。
  24. 前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることは、アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を送信することを備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つの制御値は、前記アクセス端末が無線イベントのログを取るべきか、無線イベントを報告するべきか、または、無線イベントのログを取り、無線イベントを報告するべきかを示す、請求項23に記載の装置。
  26. 前記無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることに応答して、前記アクセス端末のうち少なくとも1つから無線イベント報告情報を受信するための手段と、
    前記ネットワークエンティティに前記無線イベント報告情報を送信するための手段と、
    をさらに備える請求項23に記載の装置。
  28. 少なくとも1つの他のネットワークエンティティから少なくとも1つの他のメッセージを受信するための手段と、なお、前記少なくとも1つの他のメッセージは、前記ネットワークエンティティから受信された前記無線イベントハンドリング構成情報と衝突する他の無線イベントハンドリング構成情報を含む;
    前記少なくとも1つの制御値を決定するために、前記衝突を解決するための手段と;
    をさらに備える請求項23に記載の装置。
  29. コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、
    ネットワークエンティティからメッセージを受信することと、なお、前記メッセージは、無線イベントハンドリング構成情報を含む;
    前記構成情報を受信した結果、少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることと、なお、前記少なくとも1つの制御値は、前記少なくとも1つの制御値を受信するアクセス端末が無線イベントハンドリングをいかに実行するべきかを示す;
    を行なわせるためのコードを備える、コンピュータプログラムプロダクト。
  30. 前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることは、アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を送信することを備える、請求項29に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  31. 前記少なくとも1つの制御値は、前記アクセス端末が無線イベントのログを取るべきか、無線イベントを報告するべきか、または、無線イベントのログを取り、無線イベントを報告するべきかを示す、請求項29に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  32. 前記無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項31に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  33. 前記コンピュータ可読媒体は、前記コンピュータに、
    前記少なくとも1つの制御値をブロードキャストすることに応答して、前記アクセス端末のうち少なくとも1つから無線イベント報告情報を受信することと、
    前記ネットワークエンティティに前記無線イベント報告情報を送信することと、
    を行なわせるためのコードをさらに備える、請求項29に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  34. 前記コンピュータ可読媒体は、前記コンピュータに、少なくとも1つの他のネットワークエンティティから少なくとも1つの他のメッセージを受信することを行なわせるためのコードをさらに備え、
    前記少なくとも1つの他のメッセージは、前記ネットワークエンティティから受信された前記無線イベントハンドリング構成情報と衝突する他の無線イベントハンドリング構成情報を含み、
    前記コンピュータ可読媒体は、前記コンピュータに、前記少なくとも1つの制御値を決定するために前記衝突を解決することを行なわせるためのコードをさらに備える、
    請求項29に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  35. 通信の方法であって、
    アクセス端末で、アクセスポイントからブロードキャストメッセージを受信することと、なお、前記ブロードキャストメッセージは、少なくとも1つの制御値を含む;
    前記少なくとも1つの制御値に基づいて、前記アクセス端末で無線イベントハンドリングを制御することと;
    を備える方法。
  36. 前記少なくとも1つの制御値を受信することは、前記アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を受信することを備える、請求項35に記載の方法。
  37. 前記無線イベントハンドリングを制御することは、無線イベントのログを取ることを制御することを備える、請求項35に記載の方法。
  38. 前記無線イベントハンドリングを制御することは、無線イベントを報告することを制御することを備える、請求項35に記載の方法。
  39. 前記少なくとも1つの制御値は、少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントを識別し、
    前記無線イベントハンドリングを制御することは、前記少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントのログを取ることを制御すること、前記少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントを報告することを制御すること、または、前記少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントのログを取り、前記少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントを報告することを制御すること、を備える、
    請求項35に記載の方法。
  40. 前記少なくとも1つの指定されたタイプの無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項39に記載の方法。
  41. 前記少なくとも1つの制御値は、無線イベントが実行される確率を示す確率係数を備え、
    前記無線イベントハンドリングを制御することは、前記確率に応じて前記無線イベントのログを取ることを制限すること、前記確率に応じて前記無線イベントを報告することを制限すること、または、確率に応じて前記無線イベントのログを取り、前記無線イベントを報告することを制限すること、を備える、
    請求項35に記載の方法。
  42. 前記無線イベントハンドリングは、
    少なくとも1つの無線イベントのログを取ることと、
    前記ログを取られた少なくとも1つの無線イベントに基づいて、無線イベント報告を生成することと、
    前記アクセスポイントに前記無線イベント報告を送信すること、
    を備える、請求項35に記載の方法。
  43. 通信のための装置であって、
    アクセス端末で、アクセスポイントからブロードキャストメッセージを受信するように動作可能な受信機と、なお、前記ブロードキャストメッセージは、少なくとも1つの制御値を含む;
    前記少なくとも1つの制御値に基づいて、前記アクセス端末で無線イベントハンドリングを制御するように動作可能なコントローラと;
    を備える装置。
  44. 前記少なくとも1つの制御値を受信することは、前記アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を受信することを備える、請求項43に記載の装置。
  45. 前記無線イベントハンドリングを制御することは、無線イベントのログを取ることを制御すること、無線イベントを報告することを制御すること、または、無線イベントのログを取り、無線イベントを報告することを制御すること、を備える、請求項43に記載の装置。
  46. 前記無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項45に記載の装置。
  47. 前記無線イベントハンドリングは、
    少なくとも1つの無線イベントのログを取ることと、
    前記ログを取られた少なくとも1つの無線イベントに基づいて、無線イベント報告を生成することと、
    前記アクセスポイントに前記無線イベント報告を送信すること、
    を備える、請求項43に記載の装置。
  48. アクセス端末で、アクセスポイントからブロードキャストメッセージを受信するための手段と、なお、前記ブロードキャストメッセージは、少なくとも1つの制御値を含む;
    前記少なくとも1つの制御値に基づいて、前記アクセス端末で無線イベントハンドリングを制御するための手段と;
    を備える通信のための装置。
  49. 前記少なくとも1つの制御値を受信することは、前記アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を受信することを備える、請求項48に記載の装置。
  50. 前記無線イベントハンドリングを制御することは、無線イベントのログを取ることを制御すること、無線イベントを報告することを制御すること、または、無線イベントのログを取り、無線イベントを報告することを制御すること、を備える、請求項48に記載の装置。
  51. 前記無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項50に記載の装置。
  52. 前記無線イベントハンドリングは、
    少なくとも1つの無線イベントのログを取ることと、
    前記ログを取られた少なくとも1つの無線イベントに基づいて、無線イベント報告を生成することと、
    前記アクセスポイントに前記無線イベント報告を送信すること、
    を備える、請求項48に記載の装置。
  53. コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、
    アクセス端末で、アクセスポイントからブロードキャストメッセージを受信することと、なお、前記ブロードキャストメッセージは、少なくとも1つの制御値を含む;
    前記少なくとも1つの制御値に基づいて、前記アクセス端末で無線イベントハンドリングを制御することと;
    を行なわせるためのコード、を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
  54. 前記少なくとも1つの制御値を受信することは、前記アクセスポイントのブロードキャストチャネル上で、前記少なくとも1つの制御値を含んでいるシステム情報を受信することを備える、請求項53に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  55. 前記無線イベントハンドリングを制御することは、無線イベントのログを取ることを制御すること、無線イベントを報告することを制御すること、または、無線イベントのログを取り、無線イベントを報告することを制御すること、を備える、請求項53に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  56. 前記無線イベントは、無線リンク失敗、定義された閾値より下のシグナルフェージング、および呼び出しドロップから成るグループの少なくとも1つを備える、請求項55に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  57. 前記無線イベントハンドリングは、
    少なくとも1つの無線イベントのログを取ることと、
    前記ログを取られた少なくとも1つの無線イベントに基づいて、無線イベント報告を生成することと、
    前記アクセスポイントに前記無線イベント報告を送信すること、
    を備える、請求項53に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
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