JP2013511865A - 通信ネットワークにおいて使用するための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の第1の態様に従えば、IPマルチメディアサブシステムからセッション及びイベントの少なくとも一方に関連する情報を収集するための課金トリガー機能を制御する方法が提供される。この方法は、一致するストリングを識別するための1つ以上のストリングフィルタで前記課金トリガー機能を構成設定するステップと、前記課金トリガー機能を通過するメッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいるかを判定するステップと、メッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいる場合、一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータを含むレポートメッセージを課金制御エンティティへ送信するステップとを有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、通信ネットワークにおいて使用するための方法及び装置に関するものである。より詳しくは、本発明は、セッション情報とイベント関連情報を収集するために、IPマルチメディアサブシステムを制御する方法に関するものである。
IPマルチメディアサービスは、同一セッション内で、音声、ビデオ、メッセージング、データ等の動的な組み合わせを提供する。基本アプリケーションと、それを組み合わせることができるメディアの数の増加によって、エンドユーザに提供されるサービスの数も増加し、個人間の通信経験も充実しつつある。これは、新世代のパーソナライズされた、豊かなマルチメディア通信サービスをもたらすことになり、これには、いわゆる「複合IPマルチメディアサービス」が含まれる。
IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、伝統的なテレフォニーに加えて、新規のIPマルチメディアサービス群(3GPP TS22.228、TS23.228、TS24.229、TS29.228、TS29.229、TS29.328及びTS29.329)をサポートするためのアクセス独立アーキテクチャフレームワークである。IMSは、標準化されたIMSサービスイネーブラの使用を通じてエンドユーザの個人間通信の経験を豊かにするという主要な特徴を提供する。このIMSサービスイネーブラは、新規の豊かな個人間(クライアント間)通信サービスを容易にすることに加えて、IPベースのネットワークを介する個人とコンテンツ間(クライアントとサーバ間)サービスを容易にする。IMSは、PSTN/ISDN(公衆回線電話ネットワーク/統合サービデジタルネットワーク)とインターネットとの両方に接続することができる。
IMSは、セッション開始プロトコル(SIP)を使用して、ユーザ端末間(あるいは端末とアプリケーションサーバ間)の呼あるいはセッションをセットアップし、制御する。SIPシグナリングによって搬送されるセッション記述プロトコル(SDP)は、セッションのメディアコンポーネントを記述しネゴシエートするために使用される。SIPがユーザ間プロトコルとして作成されているのに対して、IMSは、オペレータとサービスプロバイダに、サービスへのユーザアクセスを制御し、また、それに応じてユーザに対して課金を行うことを可能にする。3GPPは、ユーザ装置(UE)とIMS間のシグナリングに加えて、IMS内のコンポーネント間のシグナリングに対してSIPを選択している。
例としては、図1は、どのようにしてIMSが、GPRS/PSアクセスネットワークの場合の移動ネットワークアーキテクチャに適合するかを示している(IMSは、もちろん、他のアクセスネットワークを介して動作することができる)。呼/セッション制御機能(CSCF)は、IMS内のSIPプロキシとして動作する。3GPPアーキテクチャは、3つのタイプのCSCFを定義する。これらの内、プロキシCSCF(P−CSCF)はSIP端末に対するIMS内での第1の接続点である。サービング(在圏)CSCF(S−CSCF)はユーザが加入しているサービスをユーザへ提供する。インターロゲイティング(尋問)CSCF(I−CSCF)は、その役割は、正しいS−CSCFを識別して、P−CSCFを介してSIP端末から受信されるリクエストをS−CSCFへ転送することである。
IMSサービスネットワーク内では、アプリケーションサーバ(AS)が、IMSサービス機能を実現するために提供される。アプリケーションサーバは、IMSシステム内のエンドユーザへサービスを提供し、また、3GPPで定義されるMrインタフェースを介するエンドポイントとして接続されていても良いし、あるいは3GPPで定義されるISCインタフェースを介するS−CSCFによって「リンクされて」いても良い。後者の場合、初期フィルタ基準(IFC)がS−CSCFによって使用され、SIPセッション確立中(あるいは、実際には、任意のSIPメソッド、セッションあるいは関連する非セッションのために)にどのアプリケーションサーバが「リンクされる」べきであるかを判定する。IFCは、ユーザの加入者プロファイルの一部として、IMS登録手順中にホーム加入者サーバ(HSS)からS−CSCFによって受信される。
ホーム加入者サーバ(HSS)は、加入者とサービス関連データを記憶するための、IMS内のメインデータベースである。このサービス関連データには、ユーザアイデンティティ、登録情報、アクセスパラメータ、及びサービスをトリガーするために使用されるIFCがある。ユーザアイデンティティは、IPマルチメディアパブリックアイデンティティ(IMPU)とIPマルチメディアプライベートアイデンティティ(IMPI)からなる。IMPUは、他のユーザがユーザと連絡をとるために使用することができるアイデンティティ(識別情報)であり、一方、IMPIは、ユーザのネットワークオペレータによって割り当てられるユーザアイデンティティであり、かつ、IMS内の登録及び認可のために使用される。マルチメディアセッションに参加するために、ユーザは、少なくとも1つのIMPUをネットワークに登録しなければならず、また、IMPIは、アプリケーションレベルでIMS内で認証されなければならない。プライベートユーザアイデンティティとパブリックユーザアイデンティティとは、ユーザの端末のUMTS集積回路カード(UIC)上のIMSサービスアイデンティティモジュール(ISIM)アプリケーションに記憶され、また、特定のIMPUは、異なるIMPIと異なる連絡アドレスを使用する複数のUEから同時に登録されても良い。HSSは、また、パケット交換ドメインエンティティと回線交換ドメインエンティティに対するサポートを提供するための、ホームロケーションレジスタと認証局(HLR/AUC)の機能を含んでいる。このパケット交換ドメインエンティティには、例えば、サービング(在圏)GPRSサポートノード(SGSN)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)があり、また、回線交換ドメインエンティティには、例えば、移動交換局(MSC)がある。
3GPP TS 32.260は、IPマルチメディアサブシステムに対するオフライン課金及びオンライン課金の記述を定義している。オフライン課金及びオンライン課金のどちらに対しても、ネットワークリソース使用に対する課金情報は、リソース使用と同時に収集される。オフライン課金では、この課金情報は、提供されるサービスにリアルタイムには反映されない。しかしながら、オンライン課金では、ネットワークリソース使用に対する認可は、実際のリソース使用前に、ネットワークによって取得されなければならない。
図2は、IMSオフライン課金アーキテクチャを示している。このアーキテクチャでは、課金トリガー機能(CTF)は、ネットワークリソース使用の観測に基づいて課金イベントを生成する。SIPシグナリングを取り扱うすべてのIMSエンティティは、CTF機能で提供することができる。CTFは、ネットワーク要素内の課金可能イベントに関わる情報を収集し、その情報を合致する課金イベントへアセンブリして、そして、これらの課金イベントを課金データ機能(CDF)へ送信するためのフォーカルポイントである。課金データ機能(CDF)は、RFリファレンスポイントを介してCTFから課金イベントを受信する。次に、これは、課金イベントに含まれる情報を使用して、課金データレコード(CDR)を構築する。CDFによって生成されるCDRは、Gaリファレンスポイントを介して課金ゲートウェイ機能(CGF)へ送信される。CGFは、3GPPネットワークと請求ドメイン(BD)との間のゲートウェイとして動作し、また、BDへCDRファイルを転送するためのBxリファレンスポイントとして使用する。BDは、典型的には、オペレータの請求システムあるいは請求仲介デバイスのような後処理システムを備える。
図3は、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示していて、これには、3GPP TS32.260で定義されるオフライン課金機能とCTFとの通信を含んでいる。実行されるステップは以下のようになる。
A1.UEは、SIP INVITEメッセージを送信することによってセッション確立を開始する。SIP INVITEメッセージは、途中のCSCF(例えば、I−CSCF、P−CSCF及びS−CSCF)を通じて、自身の宛先へ渡る。
A2.INVITEメッセージの受信側は回答を行い、最終200 OK応答がUEへ返信される。この応答も、CSCFを経由する。
A3.200 OK応答の受信に応じて、少なくとも1つのCSCFによって提供されるCTFは、CDFに向けて、START(開始)を示すアカウンティング−レコード−タイプ AVPを伴うアカウンティングリクエスト(ACR)Diameterメッセージを送信して、ユーザセッションの開始を記録する。
A4.CDFは、アカウンティング回答(ACA)メッセージを送信することによって、ACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築を開始する。3GPP TS32.299は、ACRメッセージとACAメッセージの内容を定義している。
A5.UEでの200 OK 応答の受信に応じて、IMSセッションが確立される。
A6.このIMSセッションは、UEがセッションの終了を開始するまで継続する。UEは、SIP BYEメッセージを送信することによってセッションの終了を開始する。SIP BYEメッセージは、途中のCSCFを通じて宛先へ渡る。
A7.SIP BYEメッセージの受信に応じて、CSCFの1つによって提供されるCTFは、STOP(停止)を示すアカウンティング−レコード−タイプAVPを伴うACRメッセージをCDFに向けて送信することで、ユーザのセッションの終了を記録する。
A8.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築を終了する。
図4は、IMSオンライン課金アーキテクチャを示している。このアーキテクチャでは、ネットワークリソース使用リクエストを受信すると、CTFは、関連課金情報(オフライン課金で採用される課金情報と必ずしも同一ではない)をアセンブルして、そして、Roリファレンスポイントを使用してリアルタイムでオンライン課金システム(OCS)へ送信される課金イベントを生成する。次に、OCSは、加入者アカウント情報に基づいて適切なリソース使用認可を返信する。このリソース使用認可は、自身のスコープ(例えば、データ量あるいは持続時間)に制限されても良いので、加入者のネットワークリソース使用が存続する限り、時々更新されなければならない場合がある。オペレータによって要求される場合、CDRは追加的にオンライン課金される加入者に対して生成することができる。
図4に示されるように、AS、MRFCあるいはS−CSCFだけがオンライン課金をサポートする。しかしながら、S−CSCFに関しては、S−CSCFは任意のオンライン課金イベントをトリガーしない。それゆえ、特定のCTFが、S−CSCFによって実現されるSIPベースのサービス制御と、RoベースのSBCFとの間を仲介するために必要とされる。この役割はIMSゲートウェイ機能(IMS−GWF)によって行われ、S−CSCFに向けてのSIPサービス制御と、OCS側のROクレジット制御との間を変換する。オンライン課金アーキテクチャの観点からは、IMS GWFはオンライン課金が可能なCTFであり、一方、S−CSCFの観点からは、IMS−GWFはSIPアプリケーションサーバであり、同一の方法でトリガーされる。このようにして、S−CSCFは、ISCインタフェース(即ち、ISCインタフェースを介して向けられているアプリケーションサーバがIMS−GWFである場合)あるいはRoインタフェース(IMS−GWFがS−CSCFに統合されている場合)を直接使用してオンライン課金をサポートする。
図5は、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示していて、これには、ユニット予約を伴うセッション課金(SCUR)に対する、3GPP TS32.260で定義されるオフライン課金機能とCTFとの通信を含んでいる。実行されるステップは以下のようになる。
B1.UEは、SIP INVITEメッセージを送信することによってセッション確立を開始する。SIP INVITEメッセージは、途中のCSCF(例えば、I−CSCF、P−CSCF及びS−CSCF)を通じて、自身の宛先へ渡る。
B2.SIP INVITEメッセージの受信に応じて、S−CSCFによって提供されるCTFは、OCSに向けて、INITIAL(初期)を示すCC−Request−Type AVPを伴うクレジット制御リクエスト(CCR)Diameterメッセージを送信する。これは、サービスユニットの予約をリクエストするものである。オンラインクレジット制御セッションが開始される。
B3.OCSは、サービスユニット判定、レイティング及びクレジット制御を実行し、また、許可されたサービスユニットを示すクレジット−制御−回答メッセージでCCRに応答する。
B4.S−CSCFは、INVITEを自身の宛先へ転送する。
B5.INVITEメッセージの受信先は回答を行い、最終200 OK応答がUEへ返信される。この応答も、CSCFを介して転送される。
B6.S−CSCF/CTFにおける200 OK応答の受信は、OCSへ向けて、UPDATE(更新)を示すCC−Request−Type AVPを伴うCCRメッセージをトリガーする。これは、サービスユニットの更なる予約をリクエストし、かつ任意の使用されるサービスユニットをレポートする。
B7.OCSは、再度、サービスユニット判定、レイティング及びクレジット制御を実行し、現在許可されているサービスユニットを示すCCAメッセージでCCRに応答する。
B8.UEでの200 OK応答の受信に応じて、IMSセッションが確立される。
B9.このIMSセッションは、UEがセッションの終了を開始するまで継続する。UEは、SIP BYEメッセージを送信することによってセッション終了を開始する。SIP BYEメッセージは、途中のCSCFを通じて、自身の宛先へ渡る。
B10.SIP BYEメッセージの受信に応じて、S−CSCF/CTFは、OCSへ向けて、TERMINATE(終了)を示すCC−Request−Type AVPを伴うCCRメッセージを送信する。これは、使用される許可されたユニットをレポートするものである。
B11.OCSは、ユーザのアカウントから使用されるユニット分を引き落とし、CCAメッセージを伴うCCRに応答する。オンラインクレジット制御セッションが終了される。
CTFは、CTFを通過する任意のメッセージが課金対象となるアクティビティの指示を含むかどうかを判定し、そうである場合、オンライ課金メカニズムあるいはオフライン課金メカニズムを適用するかどうかを判定することが要求される。課金対象となるアクティビティに関する情報が、Diameterアカウンティングメッセージ(即ち、ACR)の属性値ペアでCDFへ送信され、また、Diameterクレジット制御メッセージ(即ち、CCR)の属性値ペアでOCSへ送信される。次に、この情報は、ネットワークオペレータへ渡されるCDRを生成するために、課金アーキテクチャによって使用される場合がある。これらのCDRの主要な目的は、ネットワークオペレータに、ユーザのアカウンティング及びオペレータ間アカウンティングの少なくとも一方に対して課金する/請求することを可能にし、これらのCDRは、オペレータの裁量で任意の追加の機能のためにも使用することができる。例えば、統計を生成するために、あるいはセキュリティあるいはトラフィックモニタリング目的のために、CDRを使用することができる。このようにして、CTFは任意の情報を課金アーキテクチャ(即ち、CDF/OCS)に提供するために要求される場合がある。ここで、この任意の情報とは、課金アーキテクチャを通過するメッセージから導出することができ、Diameterメッセージ(即ち、ACR、CCR等)内に定義されているAVPが存在していないことについての情報を含んでいる。
今までのところ、このような状況において、唯一のソリューションは、RfインタフェースとRoインタフェース上に新規のAVPを作成することであり、これは、課金アーキテクチャによって要求される情報の項目に対して特有のものである。これらのアプリケーションに対する新規のDiameter AVPの作成は、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)によって制御され、それゆえ、ネットワークオペレータは、3GPPで合意されている新規に提案されるAVPのそれぞれを有することが要求される。このように、これらの新規のAVPの導入は直接的に必要とされるものではなく、また、達成するために膨大な時間期間がかかり得る。加えて、これらの特有のAVPの導入は、CTFによって実行されるエンコーディング及びデコーディングに影響を与えるばかりか、Diameterスタック上にも影響を与える。
本発明の目的は、上述の識別される課題を少なくとも解消するあるいは軽減することである。この目的は、1つ以上のストリングフィルタを使用して情報を識別し、その識別された情報を、CDF/OCSへ送信するための一般情報AVPに含めるための、IMS課金アーキテクチャを構成設定することによって達成される。
本発明の第1の態様に従えば、IPマルチメディアサブシステムからセッション及びイベントの少なくとも一方に関連する情報を収集するための課金トリガー機能を制御する方法が提供される。この方法は、一致するストリングを識別するための1つ以上のストリングフィルタで前記課金トリガー機能を構成設定するステップと、前記課金トリガー機能を通過するメッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいるかを判定するステップと、メッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいる場合、一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータを含むレポートメッセージを課金制御エンティティへ送信するステップとを有する。
任意の所望の情報を識別するために1つ以上のストリングフィルタでCTFを構成設定し、そして、識別された情報を一般情報AVPに含めることは、CTFからCDF/OCSへ渡されることが好ましい、課金関連情報の新しい部分毎について、新規の特有のAVPが作成される必要がないことを実現し、その結果、コストが削減される。また、これは、柔軟なソリューションを提供する。それは、任意のSIPヘッダ/Diameter AVPを、OCS/CDRに出力される課金あるいはイベント関連情報として特定することができるからである。
前記1つ以上のストリングフィルタで前記課金トリガー機能を構成設定するステップは、ホーム加入者サーバから加入者プロファイルとして、加入者に関連する前記課金トリガー機能を通過するメッセージに適用される前記1つ以上のストリングフィルタを定義する加入者プロファイルを受信するステップを有していても良い。選択的には、前記1つ以上のストリングフィルタで前記課金トリガー機能を構成設定するステップは、前記課金トリガー機能を通過するメッセージのすべてに適用される1つ以上のストリングフィルタを前記課金トリガー機能において定義するステップを有していても良い。
前記1つ以上のストリングフィルタのそれぞれは、第1の正規表現を適用すべきメッセージのタイプの指示を含んでいても良い。前記1つ以上のストリングフィルタのそれぞれは、一致するストリングを識別するための第1の正規表現を含んでいても良い。加えて、前記1つ以上のストリングフィルタは、更に、前記一致するストリングに関連付けられるデータとして含まれる特有の値、あるいは特有の範囲の値を識別するための第2の正規表現を含んでいても良い。
ストリングフィルタが第1の正規表現と第2の正規表現を含んでいる場合、前記課金トリガー機能を通過するメッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいるかを判定するステップは、前記課金トリガー機能を通過するメッセージが前記第1の正規表現と一致する1つ以上のストリングを含んでいるかを判定するステップと、1つ以上のストリングを含んでいる場合、前記一致するストリングのそれぞれが、前記第2の正規表現に一致するデータに関連付けられているかを判定するステップとを有していても良い。
前記レポートメッセージは、更に、前記一致するストリングに関連付けられているデータとともに、一致するストリングそれぞれを含んでいても良い。前記レポートメッセージは、更に、前記一致するストリングが識別されている場合のメッセージのタイプの指示を含んでいても良い。前記レポートメッセージは、前記1つ以上の一致するストリングに関連付けられているデータがグループ化Diameter属性値ペアに含まれている、Diameterメッセージを有していても良い。
前記一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータは、グループ化属性値ペア内の属性値ペア内に含まれていても良い。
前記1つ以上のストリングフィルタのそれぞれは、セッション開始プロトコルメッセージ、Diameterメッセージ、及びISDNユーザパートメッセージの内の1つに関連していても良い。
セッション開始プロトコルメッセージに関連するストリングフィルタは、ヘッダ名を有していても良い。また、前記課金トリガー機能を通過するセッション開始プロトコルメッセージが、1つ以上の一致するストリングを含むものとして識別される場合、前記一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータは、一致するヘッダ内に含まれる値を有していても良い。
Diameterメッセージに関連するストリングフィルタは、属性値ペアの属性値ペアコード及びベンダID、及び属性値ペアの属性名の一方を含んでいても良い。また、前記課金トリガー機能を通過するDiameterメッセージが1つ以上の一致するストリングを含むものとして識別される場合、前記一致するストリングに関連付けられているデータは、一致する属性値ペア内に含まれる値を有していても良い。
前記課金トリガー機能は、ブレークアウトゲートウェイ制御機能、メディアゲートウェイ制御機能、マルチメディアリソース機能コントローラ、アプリケーションサーバ、及び呼セッション制御機能の内の1つ以上に提供されても良い。前記課金制御エンティティは、オンライン課金システム、あるいは課金データ機能であっても良い。
本発明の第2の態様に従えば、IPマルチメディアサブシステム内のホーム加入者サーバを制御する方法が提供される。この方法は、前記IPマルチメディアサブシステムに加入者を登録中に、前記加入者に関連するプロファイルとして、前記加入者に関連する課金トリガー機能を通過するメッセージに適用される1つ以上のストリングフィルタを定義する加入者プロファイルを、前記課金トリガー機能へ送信するステップを有する。
本発明の第3の態様に従えば、課金トリガー機能として動作するように構成されている装置が提供される。この装置は、一致するストリングを識別するための1つ以上のストリングフィルタを記憶するためのメモリと、前記課金トリガー機能を通過するメッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいるかを判定するためのマッチングユニットと、一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータを有するレポートメッセージを生成するためのメッセージ生成ユニットと、前記レポートメッセージを課金制御エンティティへ送信するための送信機とを備える。この装置は、更に、ホーム加入者サーバから、加入者に関連するメッセージに適用される1つ以上のストリングフィルタを含む加入者プロファイルを受信するための受信機を更に備えても良い。
本発明の第4の態様に従えば、ホーム加入者サーバとして動作するように構成されている装置が提供される。この装置は、加入者に関連するメッセージに適用される1つ以上のストリングフィルタを含む加入者プロファイルを記憶するためのメモリと、加入者プロファイルに対するリクエストを受信するための受信機と、前記1つ以上のストリングフィルタを含む前記加入者プロファイルを課金トリガー機能へ送信するための送信機とを備える。
GPRS/PSアクセスネットワークの移動ネットワークアーキテクチャを示す図である。 IPマルチメディアサブシステムのオフライン課金アーキテクチャを示す図である。 UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示す図である。 IPマルチメディアサブシステムのオンライン課金アーキテクチャを示す図である。 UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示す図である。 本発明の実施形態に従う、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示す図である。 本発明の実施形態に従う、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示す図である。 本発明の実施形態に従う、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示す図である。 本発明の実施形態に従う、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示す図である。 本発明の実施形態に従う課金トリガー機能の例を示す図である。 本発明の実施形態に従うホーム加入者サーバの例を示す図である。
要求される情報の新規の項目のそれぞれに対して新規の特有のAVPを作成する必要性なく、CTF機能を提供するノードを通過するメッセージから導出することができる任意の情報を、CTFを使用して取得することができる方法を説明する。この方法は、1つ以上のストリングフィルタを使用して情報を識別し、その識別した情報を、CDF/OCSへ送信するための一般情報AVPに含めるための、IMS課金アーキテクチャを構成設定することを含んでいる。この方法に従えば、一般情報AVPは、ネットワークオペレータによって使用するための任意の情報を搬送するために構成され、これとは対照的に、これらのAVPは特有項目の情報を搬送するために定義される。CTFを通過するメッセージから取得される情報は、IMSセッションに関連することができる、あるいはIMS内のユーザの登録のようなイベントに等しく関連することができる。次に、CDF/OCSは、CDR内に対応する新規のフィールドを作成することで、その情報をBiインタフェースを介して請求ドメインへ渡すことができる。
IMS課金アーキテクチャによって識別される情報は、ユーザ単位で構成設定することができる。これは、その情報をHSS内の加入者のプロファイルに構成設定し、その情報を加入者のIMSへの登録中にCTFへ提供することによって達成される。ユーザ単位でこの情報を構成設定することは、IMS課金アーキテクチャがIMSセッション中にユーザ特有データを出力できることを提供する。
図6はUEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示している。このシグナリングフローは、CSCF内で実装されるCTFと、オフライン課金機能との通信を含んでいて、ここでは、ストリングフィルタがユーザ単位で構成設定される。実行されるステップは以下のようになる。
C1.HSSは、加入者のプロファイルで構成設定される。構成設定されるプロファイルは、1つ以上のストリングフィルタを定義する。
C2.IMS登録中は、ユーザプロファイル情報はHSSによってサーバ割当回答(SAA)メッセージでCTFへ送信される。これには、ユーザプロファイルで定義されるストリングフィルタを含んでいる。
C3.加入者のIMSへの登録に続いて、加入者のUEは、途中のCSCFを通過するSIP INVITEメッセージを自身の宛先へ送信することによってセッション確立を開始する。
C4.INVITEメッセージの受信先は回答を行い、最終200 OK応答がCSCFを介して経由するUEへ返信される。
C5.CSCFにおいて提供されるCTF機能は、加入者プロファイルで定義されるストリングフィルタを、CSCFを通過する/横切るメッセージへ適用して、これらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別する。CTFは、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録(レコード)する。
C6.CTFは、ACRメッセージをCDFに向けて送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPは、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、また、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの開始を記録するために、START(開始)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
C7.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築を開始する。
C8.UEでの200 OK応答の受信に応じて、IMSセッションが確立される。
C9.このIMSセッションは、UEがセッションの終了を開始するまで継続する。UEは、SIP BYEメッセージを送信することによってセッション終了を開始する。SIP BYEメッセージは、途中のCSCFを通じて宛先へ渡る。
C10.CTFは、加入者のプロファイルで定義されるストリングフィルタをS−CSCFを通過する/横切るメッセージに適用することを継続して、そして、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録する。
C11.CTFは、CDFに向けてACRメッセージを送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPは、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、そして、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの終了を記録するために、STOP(停止)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
C12.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築をクローズする。
図7は、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示している。このシグナリングフローは、AS内で実装されるCTFと、オフライン課金機能との通信を含んでいて、ここでは、ストリングフィルタがユーザ単位で構成設定される。実行されるステップは以下のようになる。
D1.HSSは、加入者のプロファイルで構成設定される。構成設定されるプロファイルは、1つ以上のストリングフィルタを定義する。
D2.IMS登録中は、ユーザプロファイル情報はHSSによってユーザデータ回答(UDA)メッセージでAS/CTFへ送信される。これには、ユーザプロファイルで定義されるストリングフィルタを含んでいる。
D3.加入者のIMSへの登録に続いて、加入者のUEは、途中のASを通過するSIP INVITEメッセージを自身の宛先へ送信することによってセッション確立を開始する。
D4.INVITEメッセージの受信先は回答を行い、最終200 OK応答がASを介して経由するUEへ返信される。
D5.ASによって提供されるCTF機能は、加入者プロファイルで定義されるストリングフィルタを、ASを通過する/横切るメッセージへ適用して、これらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別する。CTFは、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録する。
D6.CTFは、ACRメッセージをCDFに向けて送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPは、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、そして、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの開始を記録するために、START(開始)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
D7.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築を開始する。
D8.UEでの200 OK応答の受信に応じて、IMSセッションが確立される。
D9.このIMSセッションは、UEがセッションの終了を開始するまで継続する。UEは、SIP BYEメッセージを送信することによってセッション終了を開始する。SIP BYEメッセージは、途中のASを通じて宛先へ渡る。
D10.CTFは、加入者のプロファイルで定義されるストリングフィルタをASを通過する/横切るメッセージに適用することを継続して、そして、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録する。
D11.CTFは、CDFに向けてACRメッセージを送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPは、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、そして、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの終了を記録するために、STOP(停止)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
D12.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築をクローズする。
選択的には、IMS課金アーキテクチャによって識別される情報は、この情報を直接CTFに構成設定することによって、ノード単位で構成することができる。図8は、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示している。このシグナリングフローは、CSCF内で実装されるCTFと、オフライン課金機能との通信を含んでいて、ここでは、ストリングフィルタが、CSCF内でノード単位で構成設定される。実行されるステップは以下のようになる。
E1.CSCFで提供されるCTFが、1つ以上のストリングフィルタで構成設定される。このストリングフィルタは、CSCF/CTFを通過する任意のSIPメッセージ及びDiameterメッセージの少なくとも一方に適用されるものである。
E2.続いて、UEは、途中のCSCFを通過するSIP INVITEメッセージを自身の宛先へ送信することによってセッション確立を開始する。
E3.INVITEメッセージの受信先は回答を行い、最終200 OK応答がCSCFを介して経由するUEへ返信される。
E4.CSCFによって提供されるCTFは、事前に構成設定されるストリングフィルタを、CSCFを通過するメッセージへ適用して、これらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別する。CTFは、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録する。
E5.CTFは、ACRメッセージをCDFに向けて送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPは、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、そして、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの開始を記録するために、START(開始)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
E6.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築を開始する。
E7.UEでの200 OK応答の受信に応じて、IMSセッションが確立される。
E8.このIMSセッションは、UEがセッションの終了を開始するまで継続する。UEは、SIP BYEメッセージを送信することによってセッション終了を開始する。SIP BYEメッセージは、途中のCSCFを通じて宛先へ渡る。
E9.CTFは、事前に構成設定されるストリングフィルタをCSCFを通過する/横切るメッセージに適用することを継続して、そして、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録する。
E10.CTFは、CDFに向けてACRメッセージを送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPは、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、そして、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの終了を記録するために、STOP(停止)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
E11.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築をクローズする。
図9は、UEから始められるセッション確立及び終了の例示のシグナリングフロー図を示している。このシグナリングフローは、AS内で実装されるCTFと、オフライン課金機能との通信を含んでいて、ここでは、ストリングフィルタがCSCF内でノード単位で構成設定される。実行されるステップは以下のようになる。
F1.ASが、1つ以上のストリングフィルタで構成設定される。このストリングフィルタは、AS/CTFを通過する任意のSIPメッセージ及びDiameterメッセージの少なくとも一方に適用されるものである。
F2.続いて、UEは、途中のASを通過するSIP INVITEメッセージを自身の宛先へ送信することによってセッション確立を開始する。
F3.INVITEメッセージの受信先は回答を行い、最終200 OK応答がASを介して経由するUEへ返信される。
F4.ASによって提供されるCTFは、事前に構成設定されるストリングフィルタを、ASを通過するメッセージへ適用して、これらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別する。CTFは、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録する。
F5.CTFは、ACRメッセージをCDFに向けて送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPは、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、そして、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの開始を記録するために、START(開始)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
F6.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築を開始する。
F7.UEでの200 OK応答の受信に応じて、IMSセッションが確立される。
F8.このIMSセッションは、UEがセッションの終了を開始するまで継続する。UEは、SIP BYEメッセージを送信することによってセッション終了を開始する。SIP BYEメッセージは、途中のASを通じて宛先へ渡る。
F9.CTFは、事前に構成設定されるストリングフィルタを、ASを通過する/横切るメッセージに適用することを継続して、そして、任意のこれらのストリングに一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVPを、これらの一致する任意のSIPヘッダあるいはDiameter AVP内で関連付けられている任意の値とともに記録する。
F10.CTFは、CDFに向けてACRメッセージを送信する。ACRメッセージは、一般情報AVPを含んでいる。一般情報AVPの値は、一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPを識別するものであり、そして、その一致するSIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値を含んでいる。ACRメッセージは、ユーザセッションの終了を記録するために、STOP(停止)を示すアカウンティング−レコード−タイプ(Accounting-Record-Type) AVPを有している。
F11.CDFは、ACAメッセージを送信することによってACRの受信を確認応答する。CDFは、CDRの構築をクローズする。
これらの方法を実現するために、CTFとCDF間のRfインタフェースと、CTFとOCS間のRoインタフェースの両方は、新規の一般情報AVPを含める拡張を要求することになる。上述のように、一般情報AVPは、CTFを通過するメッセージから取得される情報を搬送するために使用されることになる。一般情報AVPを定義することは、CDF/OCSによってCTFから要求される情報の新規の各部分に対して新規の特有のAVPを作成するための必要性を回避する。
加えて、CDF/OCSによって要求される情報がHSS内でユーザ単位で定義される場合、HSSとCTF間のインタフェースも拡張を要求することで、HSSに、要求される情報を識別するために使用されるべきストリングフィルタを送信することを可能にする。例えば、HSSとCSCF間のCxインタフェースと、HSSとAS間のShインタフェースとは、新規にリクエストされる情報AVPを含める拡張を要求する場合がある。リクエストされる情報AVPは、複数のAVPのシーケンスで構成されるグループ化タイプAVPの形式をとることになり、このAVPに、複数のストリングフィルタを含めることを可能にする。グループ化タイプAVPは、IETF RFC3588で定義される。このリクエストされる情報AVPは、HSSから送信される加入者プロファイル情報を搬送するDiameterメッセージ内に含まれることになる。例えば、リクエストされる情報AVPは、以下の形式をとることができる。
*Requested-Transaction-Info ::=
*{Requested-Transaction-Type = <transaction type>}
*[Requested-Transaction-Data-Entry = <header, CC/VendorlD/AVP
name/code>]
*[Requested-Transaction-Data-Value = <value>]
ここで、< >は、必須の位置依存フィールドを示していて、{ }は必須のフィールドを示していて、[ ]はオプションのフィールドを示していて、*は複数のインスタンスを有することができるフィールドを示している。
Requested−Transaction−Infoは、グループ化されているリクエストされた情報AVPの名前である。グループ化されているAVP内のRequested−Transaction−Type AVPは、どのタイプのメッセージ(即ち、SIPリクエスト、Diameter応答等)にフィルタを適用すべきかを示している。Requested−Transaction−Type AVPは、列挙型フォーマットとなり、また、その自身の定義は、有効値のリストを含んでいる(即ち、0=SIPリクエスト)。Requested−Transaction−Data−Entry AVPは、メッセージに対して一致すべきストリングフィルタを含んでいる。例えば、Requested−Transaction−Data−Entry AVPは、SIPヘッダフィールド名、AVP名を有するDiameterメッセージコマンドコード、あるいはAVPコードを有するDiameterコマンドコードを含むことができ、また、必要であれば、ベンダIDを含むことができる。
Requested−Transaction−Data−Value AVPは、オプションのAVPであり、これは、Requested−Transaction−Data−Entry AVPに関連付けられている追加のストリングフィルタを含めることができる。これが存在する場合、Requested−Transaction−Data−Value AVPは、SIPヘッダあるいはDiameterAVP内に、関心のある特有の値を定義するストリングを含んでいる。正規表現(regexp)評価を、Requested−Transaction−Data−Value AVPに定義されるストリングについて実行することができ、そうすることで、ストリングに一致する、SIPヘッダ/Diameter AVPのこれらの一部だけが一般情報AVPに記録され出力される。Requested−Transaction−Data−Value AVPが存在しない場合、SIPヘッダあるいはDiameter AVPに関連付けられている値全体が、一般情報AVPに記録され出力されることになる。
HSSからCTFへ送信されるDiameterメッセージが、複数のストリングフィルタを定義するものである場合、次に、Requested−Transaction−Data−Entry AVP(及び、可能であれば、Requested−Transaction−Data−Value AVP)の複数のインスタンスが、Requested−Transaction−Info AVPに含められることになる。特定のSIPヘッダを識別するためのストリングフィルタを定義する場合、これは、SIPヘッダフィールド名をストリングフィルタとして単に使用することで十分である。しかしながら、DiameterAVPに対するストリングフィルタを定義する場合、AVP名を含むDiameterメッセージコマンドコード、あるいはAVPコードを含むDiameterメッセージコマンドコードを含めることが必要であり、要求される場合には、ベンダIDも必要である。
一般情報AVPは、AVPのシーケンスからなるグループ化タイプAVPの形式もとれ、また、このAVPに、複数の一致するストリングに関連するデータを搬送することを可能にする。この一般情報AVPは、CTFを通過するメッセージから取得される情報を搬送するための、課金制御ノード(即ち、CDF/OCS)へ送信されるDiameterメッセージ内に含められることになる。例えば、一般情報AVPは、以下の形式をとることができる。
*Transaction-Info ::=
{Transaction-Type} Enumerated: O=SIP Request, 1 =SIP Response,
2=Diameter Request, 3=Diameter Response
*{Transaction-Data-Name}
*{Transaction-Data-Value}
Transaction−Infoは、グループ化一般情報AVPの名前である。グループ化AVP内のTransaction−Type AVPは、どのメッセージのタイプ(即ち、SIPリクエスト、Diametter応答等)がストリングフィルタによって識別されているかを示している。Transaction−Type AVPは列挙型(Enumerated)フォーマットとなり、また、その自身の定義は、有効値のリストを含んでいる(即ち、0=SIPリクエスト)。Transaction−Data−Name AVPは、ストリングフィルタを使用して一致するストリングを示していて、これには、例えば、SIPヘッダあるいは属性名がある。Transaction−Data−Value AVPは、一致するストリングに関連付けられている値を示している。例えば、Transaction−Data−Value AVPは、SIPヘッダあるいはAVPの値に関連付けられている値を含んでいる。
メッセージがストリングフィルタに対して2つ以上一致するものを含んでいると識別される場合、Transaction−Data−Name AVPとTransaction−Data−Value AVPの複数のインスタンスが、各一致するストリングに関連する情報を搬送するために、Transaction−Info AVPに含められる。加えて、Transaction−Data−Name AVPとTransaction−Data−Value AVPの複数のインスタンスは、メッセージが異なるストリングフィルタに一致する複数のストリングを含んでいる場合にも、Transaction−Info AVPに含められることになる。
例えば、CTFが、SIPリクエストのコンタクトヘッダ(Contact header)内に含まれる情報を取得するためのストリングフィルタで構成設定される場合、SIPリクエストが、2つのコンタクトヘッダに含まれるCTFを通過すると想定すると、Transaction−Info AVPは、以下の形式をとり得る。
Transaction-Info ::=
Transaction-Type= 0
Transaction-Data-Name= Contact
Transaction-Data-Value= sip@ericsson.com
Transaction-Data-Name= Contact
Transaction-Data-Value= sip2@ericsson.com
別の例では、SIP応答(SIP Response)のユーザエージェント(User-Agent)内に含まれる情報を取得するためのストリングフィルタで構成設定される場合、Transaction−Info AVPは、以下の形式をとり得る。
Transaction-Info ::=
Transaction-Type= 1
Transaction-Data-Name= user-agent
Transaction-Data-Value= sipclient
更なる例では、CTFが、Diameter Location Info Ansewer(LIA:ロケーション情報回答)リクエストのSIP−Server−URI AVP内に含まれる情報を取得するためのストリングフィルタで構成設定される場合、Transaction−Info AVPは、以下の形式をとり得る。
Transaction-Info ::=
Transaction-Type= 2
Transaction-Data-Name= 285 SIP-Server-URI
Transaction-Data-Value= sip@ericsson.com
ここで、285は、Diameter LIAメッセージコマンドコードである。
図10は、上述の方法を実現するために適合されているCTF1の例を示している。CTF1は、コンピュータハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現することができる。CTF1は、データベースあるいはメモリ2、マッチングユニット3、メッセージ生成ユニット4、送信機5及び受信機6を備える。メモリ2は、ストリングフィルタを記憶するために使用される。マッチングユニット3は、CTF1を通過するメッセージが、メモリに2記憶されているストリングフィルタと一致(マッチング)する任意のストリングを含んでいるかを判定する。任意の一致するストリングが識別される場合、メッセージ生成ユニット4は、識別される一致するストリングそれぞれに関連付けられている任意のデータを含むDiameterメッセージを生成する。次に、Diameterメッセージは、送信機5によってCDFあるいはOCSによって送信され、一致するストリングとそれらのストリングに関連付けられているデータをレポートする。受信機6は、CTFがユーザ単位でストリングフィルタで構成設定される場合に、HSSから加入者のプロファイル情報を受信するために使用することができる。
図11は、上述の方法を実現するために適合されているHSS7の例を示している。HSS7は、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現することができる。HSS7は、受信機8、データベースあるいはメモリ9、プロセッサ10及び送信機11を備えている。メモリ9は、CTFによって加入者に関連するメッセージに適用されるストリングフィルタを含む加入者プロファイルを記憶するために使用される。HSS7は、受信機8における加入者プロファイル情報に対するリクエストを受信する。プロセッサ10は、そのリクエスト内の情報を使用して、メモリ9から加入者のプロファイルを識別し、取得する。ストリングフィルタを含む加入者のプロファイルは、次に、送信機11によってCTFへ送信される。
上述の方法及び装置は、CTFに、CTFを通過するメッセージから導出することができる任意の情報を課金アーキテクチャ(即ち、CDF/OCS)へ提供することを可能にする。上述の方法を実現する場合、課金アーキテクチャに提供することができる情報は、要求に応じて、ネットワークオペレータに、IMSの加入者の使用の全体像を形成することを可能にする。例えば、ネットワークオペレータはこの情報を使用して、どれくらいの数のライセンスが使用されているかを判定することができ、これは、特に、この情報は、ライセンスに対する追加料金を支払うことが要求される場合に有用である。
この情報を搬送するための一般情報AVPを定義することは、CTFとCDF/OCSから渡されることが好ましい、課金関連情報の新しい部分毎について、新規の特有のAVPが作成される必要がないことを実現し、その結果、コストが削減される。また、これは、柔軟なソリューションを提供する。それは、任意のSIPヘッダ/Diameter AVPを、OCS/CDRに出力される課金関連情報として特定することができるからである。
本発明の範囲から逸脱しないで、上述の実施形態に対して様々な変形を行うことができることが明らかであろう。例えば、上述の方法は、CTF機能を提供するノードを通過するISDNユーザパート(ISUP)メッセージから情報を取得するために等しく適用することができる。

Claims (22)

  1. IPマルチメディアサブシステムからセッション及びイベントの少なくとも一方に関連する情報を収集するための課金トリガー機能を制御する方法であって、
    一致するストリングを識別するための1つ以上のストリングフィルタで前記課金トリガー機能を構成設定するステップと、
    前記課金トリガー機能を通過するメッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいるかを判定するステップと、
    メッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいる場合、一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータを含むレポートメッセージを課金制御エンティティへ送信するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記1つ以上のストリングフィルタで前記課金トリガー機能を構成設定するステップは、
    ホーム加入者サーバから加入者プロファイルとして、加入者に関連する前記課金トリガー機能を通過するメッセージに適用される前記1つ以上のストリングフィルタを定義する加入者プロファイルを受信するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ以上のストリングフィルタで前記課金トリガー機能を構成設定するステップは、
    前記課金トリガー機能を通過するメッセージのすべてに適用される1つ以上のストリングフィルタを定義するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つ以上のストリングフィルタのそれぞれは、一致するストリングを識別するための第1の正規表現を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記1つ以上のストリングフィルタは、更に、前記一致するストリングに関連付けられるデータとして含まれる特有の値、あるいは特有の範囲の値を識別するための第2の正規表現を含んでいる
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. ストリングフィルタが第1の正規表現と第2の正規表現を含んでいる場合、前記課金トリガー機能を通過するメッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいるかを判定するステップは、
    前記課金トリガー機能を通過するメッセージが前記第1の正規表現と一致する1つ以上のストリングを含んでいるかを判定するステップと
    1つ以上のストリングを含んでいる場合、前記一致するストリングのそれぞれが、前記第2の正規表現に一致するデータに関連付けられているかを判定するステップと
    を有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記1つ以上のストリングフィルタのそれぞれは、更に、前記第1の正規表現が適用されるべきメッセージのタイプの指示を含んでいる
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記レポートメッセージは、更に、前記一致するストリングに関連付けられているデータとともに、一致するストリングそれぞれを含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記レポートメッセージは、更に、前記一致するストリングが識別されている場合のメッセージのタイプの指示を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記レポートメッセージは、前記1つ以上の一致するストリングに関連付けられているデータがグループ化Diameter属性値ペアに含まれている、Diameterメッセージを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータは、グループ化属性値ペア内の属性値ペア内に含まれている
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記1つ以上のストリングフィルタのそれぞれは、
    セッション開始プロトコルメッセージ、
    Diameterメッセージ、及び
    ISDNユーザパートメッセージ
    の内の1つに関連している
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. セッション開始プロトコルメッセージに関連するストリングフィルタは、ヘッダ名を有する
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記課金トリガー機能を通過するセッション開始プロトコルメッセージが、1つ以上の一致するストリングを含むものとして識別される場合、前記一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータは、一致するヘッダ内に含まれる値を有する
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. Diameterメッセージに関連するストリングフィルタは、
    属性値ペアの属性値ペアコード及びベンダID、あるいは
    属性値ペアの属性名
    を含んでいる
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記課金トリガー機能を通過するDiameterメッセージが1つ以上の一致するストリングを含むものとして識別される場合、前記一致するストリングに関連付けられているデータは、一致する属性値ペア内に含まれる値を有する
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記課金制御エンティティは、
    オンライン課金システム、あるいは
    課金データ機能
    である
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記課金トリガー機能は、
    ブレークアウトゲートウェイ制御機能、
    メディアゲートウェイ制御機能、
    マルチメディアリソース機能コントローラ、
    アプリケーションサーバ、及び
    呼セッション制御機能
    の内の1つ以上に提供される
    ことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の方法。
  19. IPマルチメディアサブシステム内のホーム加入者サーバを制御する方法であって、
    前記IPマルチメディアサブシステムに加入者を登録中に、前記加入者に関連するプロファイルとして、前記加入者に関連する課金トリガー機能を通過するメッセージに適用される1つ以上のストリングフィルタを定義する加入者プロファイルを、前記課金トリガー機能へ送信するステップを有する
    ことを特徴とする方法。
  20. 課金トリガー機能として動作するように構成されている装置であって、
    一致するストリングを識別するための1つ以上のストリングフィルタを記憶するためのメモリと、
    前記課金トリガー機能を通過するメッセージが1つ以上の一致するストリングを含んでいるかを判定するためのマッチングユニットと、
    一致するストリングそれぞれに関連付けられているデータを有するレポートメッセージを生成するためのメッセージ生成ユニットと、
    前記レポートメッセージを課金制御エンティティへ送信するための送信機と
    を備えることを特徴とする装置。
  21. ホーム加入者サーバから、加入者に関連するメッセージに適用される1つ以上のストリングフィルタを含む加入者プロファイルを受信するための受信機を更に備える
    ことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. ホーム加入者サーバとして動作するように構成されている装置であって、
    加入者に関連するメッセージに適用される1つ以上のストリングフィルタを含む加入者プロファイルを記憶するためのメモリと、
    加入者プロファイルに対するリクエストを受信するための受信機と、
    前記1つ以上のストリングフィルタを含む前記加入者プロファイルを課金トリガー機能へ送信するための送信機と
    を備えることを特徴とする装置。
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