JP2013510456A - 周波数同期および時間同期の方法および装置 - Google Patents

周波数同期および時間同期の方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおいて、周波数オフセット推定およびセル探索にそのようなシステムにおける参照信号および同期信号の時間−周波数相関特性を考慮させるための方法および装置である。このことが、時間−周波数の不明確さを明らかにすること、および周波数ドメインにおける相関信号のピークを評価することにより、物理レイヤ・セルIDおよび周波数オフセットを誤検出する確率を減らして、信号処理時間を節約し、そして最初のセル探索をかなり早くする。またより低品質でそしてそれ故より安価な発振器が、受信機、たとえばセルラー電話などを用いるユーザ体験において問題を引き起こすことなく、用いることができる。

Description

本発明は、電子通信システムに関するものであり、そしてより具体的には無線通信システムにおける送信機および受信機の周波数同期に関する。
ロング・ターム・エボリューション(LTE)および高速パケット・アクセス(HSPA)セルラー無線通信システムは、時として"第3世代"(3G)システムと呼ばれることもあり、そして第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)により現在標準化されているところである。LTE仕様は、現行の広帯域符号分割多元接続(WCDMA)仕様を発展させたものと見ることができる。IMT改良通信システム(すなわち、"第4世代"(4G)システム)は、LTE、HSPAのインターネット・プロトコル(IP)マルチメディア・サブシステム(IMS)、またはIMSマルチメディア電話(IMT)のための他の通信システムのIMSを用いる。3GPPは、LTE、HSPA、WCDMA、およびIMTの各仕様、および他の種類のセルラー無線通信システムを標準化する仕様を公表している。
図1は典型的なセルラー無線通信システム10を描いている。無線ネットワーク制御装置(RNC)12、無線ネットワーク制御装置14は、たとえば無線アクセス・ベアラー設定、ダイバーシティ・ハンドオーバなどを含めて、様々な無線ネットワーク機能を制御する。一般に、各RNCは、適当な(複数の)基地局(BSs)を介してUE(たとえば移動機(MS)、移動電話、または他の遠隔端末など)へ、またUEから呼を送り、UEは、DL(または順方向)チャネルおよび上りリンク(UL、または逆方向)チャネルを通して互いに通信する。図1では、RNC12はBS16、BS18、BS20に連結されて示され、そしてRNC14はBS22、BS24、BS26に連結されて示されている。
各BS、すなわちLTE用語でeNodeBは、1つ以上の(複数の)セルに分けられる地理的領域でサービスする。図1では、BS26は、5つのアンテナ・セクタS1からアンテナ・セクタS5を有するように示されていて、それらはBS26のセルを構成するといえるが、しかしBSからの信号によりサービスされるセクタ、または他のエリアもまた、セルと呼ばれることもある。その上、BSは、信号をUEに送信するのに2つ以上のアンテナを用いる場合がある。BSは通常、専用電話回線、光ファイバ・リンク、マイクロ波リンクなどにより、BSの対応するRNCに連結される。RNC12、RNC14は、公衆交換電話網(PSTN)、インターネットなどのような外部ネットワークと、1つ以上のコア・ネットワーク・ノード、たとえば移動通信交換局(図示されていない)およびパケット無線サービス・ノード(図示されていない)あるいはそのいずれかを通して接続される。
当然のことながら、図1に描かれている機能の配置は、LTEおよび他の通信システムにおいて修正できる。たとえば、RNC12、RNC14の機能は、eNodeB22、eNodeB24、eNodeB26に移動でき、そして他の機能はネットワーク内の他のノードに移動できる。また、当然のことながら、基地局はセル/セクタ/エリア内に情報を送信するのに複数の送信アンテナを用いることができ、そしてそれらの異なる送信アンテナは、それぞれ異なるパイロット信号を送ることができる。
LTEシステムは、システム・ノードからユーザ装置(UE)への下りリンク(DL)において、直交周波数分割多重(OFDM)を多元接続技術(OFDMAと呼ばれる)として用いる。LTEシステムは、およそ1MHzから20MHzまでに及ぶチャネル帯域幅を有し、そして最大帯域幅のチャネルで秒あたり100メガビット(Mb/s)までのデータ速度をサポートする。LTE下りリンクに対して定義される1つのタイプの物理チャネルは物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)であり、PDSCHは、LTEプロトコル・スタック内の高位レイヤからの情報を伝達し、そして1つ以上の特定のトランスポート・チャネルにマッピングされる。LTE物理レイヤは、PDSCHおよび他のLTEチャネルを含めて、とりわけ、3GPP技術仕様書(TS)36.211V8.7.0、物理チャネルおよび変調(リリース8)(2009年6月)に説明されている。
LTEのようなOFDMA通信システムでは、送信されるデータ・ストリームは、並行して送信されるいくつかの狭帯域の副搬送波の間で分割される。一般に、特定のUEに充てられるリソース・ブロックは、特定の期間に用いられる特定の数の特定の副搬送波である。リソース・ブロックは、リソース・エレメント(RE)で構成されていて、REの各々はより短い期間に用いられる特定の副搬送波である。種々のグループの副搬送波が種々のユーザに種々の時間で用いられることができる。各副搬送波は狭帯域であるので、各副搬送波は主にフラット・フェージングを受け、フラット・フェージングは、UEが各副搬送波を復調しやすくする。多くの最新の通信システムのように、LTEシステムにおけるDL伝送は、10ミリ秒(ms)持続するフレームに編成され、そして各フレームは通常、20個の連続するタイムスロットを含む。OFDMA通信システムは、文献、たとえばB.Lindoff外による米国特許出願公開第2008/0031368 A1に説明されている。
セル測定、チャネル推定、および他の目的のために、参照シンボルまたは参照信号(RS)は、パイロットと呼ばれる場合があり、各eNodeBから既知の周波数および時刻で送信される。RSは、たとえば3GPP TS 36.211の6.10節および6.11節に説明されており、そして図2に描かれているように周波数対時間プレーンに都合よく表示できる特定のREsで、場合により、eNodeBの1つの、2つの、または4つの送信アンテナの各々から送信される。当然のことながら、図2の配置は一例に過ぎず、そして他の配置も用いられることができる。
図2は、LTEシステムにおいて、サブフレームと呼ばれることがある、2つの連続するタイムスロットにおけるリソース・ブロック内の副搬送波の配置を示す。図2に描かれている周波数範囲には27個の副搬送波があり、そのうちの9つのみが明示されている。図2では、リソース・ブロックは、破線で示されており、各々は15キロヘルツ(kHz)ずつ隔たった12個の副搬送波を含み、合わせると周波数では180kHz、そして時間では0.5ms、すなわち1つのタイムスロットを占める。図2は、各タイムスロットが7つのOFDMシンボル、すなわちREを含んでいることを示しており、OFDMシンボルの各々は短い(通常の)巡回プレフィックスを有しているが、しかし長い(拡張された)巡回プレフィックスを有する6つのOFDMシンボルがその代わりにタイムスロット内で用いられることができる。当然のことながら、リソース・ブロックは、様々な期間に様々な数の副搬送波を含めることができる。
eNodeBの第1の送信(TX)アンテナにより送信されるRSはRと表され、そしてノード内に存在しうる第2のTXアンテナにより送信されるRSはSで表されている。図2では、RSsは、スロットごとに、(シンボルが短い巡回プレフィックスを有するので)OFDMシンボル0およびOFDMシンボル4において6番目ごとの副搬送波で送信されるように描かれている。また図2では、シンボル4内のRSsは、スロットにおいてOFDMシンボル0、第1のOFDMシンボル内のRSに比べて3つの副搬送波だけオフセットされている。
参照信号のほかに、UEがシステム、またはネットワークにアクセスするために行うセル探索手順のために、所定の同期信号が提供される。セル探索手順には、UEの受信機をセルの送信信号の周波数、シンボル・タイミング、およびフレーム・タイミングと同期させる工程、そしてセルの物理レイヤ・セルIDを決定する工程がある。LTEシステムに対するセル探索手順は、たとえば、3GPP TS 36.213 V8.6.0の4.1節、高度化汎用地上無線アクセス(E−UTRA)、物理レイヤ手順(リリース8)、2009年6月に仕様化されている。
LTEは、WCDMAに似た階層型セル探索方式を用いており、この方式ではeNodeB−UE同期およびセル・グループ識別子(ID)が種々の同期チャネル(SCH)信号から得られる。一次の同期チャネル(P−SCH)信号および二次の同期チャネル(S−SCH)信号は、3GPP TS 36.211の6.11節に定義済みの構造で定義されている。たとえば、P−SCH信号およびS−SCH信号は、特定のタイムスロット内の特定の副搬送波で送信できる。LTEシステムでは、eNodeBsは、2つの異なる同期信号、すなわち、各セルにおいて5msベースで送信される一次の同期信号(PSS)および二次の同期信号(SSS)を送信する。
図2は、(短い巡回プレフィックスおよび周波数分割二重(FDD)を持つ動作を仮定して)SSSおよびPSSをOFDMシンボル5、OFDMシンボル6として示す。最新のLTEシステムは、サブフレーム0およびサブフレーム5内の中央の6つのリソース・ブロックで送信されるPSSシンボルおよびSSSシンボルを有する。同等な参照チャネルおよび同期チャネルが、他のデジタル通信システムで提供されることが多いが、しかしそれらのチャネルには異なる名称が付与される場合がある。
PSSは3つのバージョンで、3つのグループ内セルIDsの各々に対して1つ、存在し、そして中心の62個のREにマッピングされるZadoff−Chu(ZC)系列に基づいている。ZC系列は一般化チャープ性(GCL)系列の特殊なクラスである。Nは奇数として、長さNのZC系列、および系列インデックスuは次式で定義される。
Zu(k)=exp(−j・π/N・u・k・(k+1)), k=0,1,...,N−1
LTEにおける3つの異なるPSS信号は、異なる系列インデックスuを持つ同じ長さNのZC系列である。PSSとSSSとZC系列および同期の態様とは、R.Baldemair外による米国特許出願公開第2008/0267303 A1に説明されている。
全体で168個のセル・グループがあり、そしてSSSは、セルが属するセル・グループに関する、m系列に基づく情報を伝える。SSSはまた、SSSがサブフレーム0またはサブフレーム5で送信されるかどうかに関する情報を伝え、その情報は、フレーム・タイミングを取得するために用いられる。特定のセルに対して、SSSはセルのグループ内セルIDでスクランブルされ、そしてそれで全体で、SSSの、504個の物理レイヤ・セルIDsの各々に対して2つ、2×504のバージョンがある。PSSと同様に、SSSは中心の62個のREsにマッピングされる。
UEが最初のセルを見出す前に、UEは、自身の受信機をeNodeBにより送信される搬送波信号の周波数に同調させるだけでなく、セルの搬送波周波数と、受信信号を復調するためにUEにより用いられる発振器または信号発生器の周波数との間のいかなる好ましくないオフセットをも見出すことにより周波数同期を取得する。周波数オフセットを決定し、そして用いるための方法および装置は、たとえば、K.Engdahlによる米国特許出願公開第2008/0013650およびR.Atarius外による米国特許第7,443,826号明細書に説明されている。
周波数同期後、セル探索は通常、UEが受信信号をPSSの3つのバージョンの局所複製と、たとえば整合フィルタを用いて相関をとる工程を伴う。相関をとる期間は普通、少なくとも5msの間に受信したシンボルを含める。整合フィルタの出力における相関信号のピークは、シンボル同期を取得するのに用いられ、そして1つ以上のセルからの同期信号を明らかにできる。
PSSを用いた周波数同期およびシンボル同期後、UEはSSSの位置を知り、そしてフレーム・タイミングを取得し、そしてセルのグループIDを決定するために、SSSを復号し始める。3つのPSSバージョンのいずれが受信されたかに関する情報およびセルのグループIDは、セルの物理レイヤ・セルIDを確立する。UEは結果として、同報のシステム情報を読み、そしてセルとの通信を確立するのに必要である情報を全て有する。さらに、巡回プレフィックス構成および潜在的にはさらにデュプレックス・モードが決定される。SSSの位置決定および復号工程は、本出願では、時としてSSS検出と呼ばれることもある。
セルとUEとの間の周波数オフセットは、UEの復号器内の発振器が同調不良である場合に生じることがある。一般に、UEの発振器が安価であればあるほど、同調の許容誤差が広くなり、そしてこの結果、UEに電源が入るときに潜在的なオフセットが大きくなる。PSSはセルの搬送波周波数とUEの復調周波数との間のオフセットに対してロバストである。好ましい無線状況下では、周波数オフセットが、LTEシステムにおける搬送波間隔の半分である、±7.5kHzと同じぐらいの大きさであっても、PSSおよびそのタイミングを検出できる。SSSはPSSよりも多くの情報を伝えるので、SSSはPSSよりも周波数オフセットに影響を受けやすい。それ故、SSSを検出する前に、周波数オフセットは必ず、推定され/検出され、そして軽減される。
周波数オフセットが、受信したPSSをPSS系列の1つ以上の局所複製と、周波数オフセットの仮定のグリッドにわたって相関をとることにより推定できることは、同業者には周知である。かかる推定は、UEの発振器をグリッド内の各周波数に再度同調させるか、または相関器すなわち整合フィルタをデジタル的にシフトさせるか、のいずれかにより実装できる。最大の相関指標値(たとえば、ピークの振幅)を生じる整合フィルタは、その場合、(用いられるPSSのバージョンから)セルIDと(フィルタまたは発振器の周波数偏移から)周波数オフセットの双方を示すと考えられる。そのような周波数オフセットの推定は、いくつかの方法で、たとえば、とりわけ、オフセットのより密なグリッドの仮定を用いることにより、または最初に粗いグリッドの仮定を用い、そしてそれから粗いグリッドで検出されたタイミングで密なグリッドを用いることにより精密化できる。本出願で説明される本発明は、周波数オフセットの精密化のために選ばれる方策とは無関係である。周波数オフセット仮定の有無に係わらず、PSSの局所複製に対する受信信号の相関をとる工程は、本出願では時としてPSS検出と呼ばれることもある。
PSSが基づいているZC系列の時間ドメインの相関特性は、上で述べたように小さな周波数誤差に対してロバストであり、そしてそれで小さな周波数オフセットがあったとしても、PSS整合フィルタリングでのピークはそれでも、受信したPSSの位置を正確に示す。それにも係わらず、周波数オフセットがおよそ±22.5kHzよりも大きいと、実質的な振幅の相関の擬似ピークは、受信したPSSシンボルの始まり以外の位置で生じることがある。雑音の存在下では、それらの擬似ピークは、正しいタイミングおよび周波数オフセットでの相関のピークと同じ大きさであるか、またはさらに大きいことがある。結果として、周波数オフセットの仮定を検証する場合、UEは、正しい搬送波周波数(±7.5kHz以内)に同調していると誤って推定することがあり、それによりUEは、正しくないシンボル・タイミングを仮定し、そして最終的にSSSを復号後に正しくない物理レイヤ・セルIDを見出すであろう。UEがどのように実装されるかによって、それらの誤りが検出されないままであると、それらは、無線リソースの浪費および最初のセル探索の長時間化および好ましくない無線状況下でのセル探索の失敗さえもきたすことがある。
大きな周波数オフセット誤りから生じる問題を緩和する多くのこれまでの手法は、同調をとる以前であっても、周波数オフセットがおよそ±20kHzを決して越えないような許容誤差の狭い高品質な発振器を用いることを必要とする。それらの手法は、いくつかの理由のために、たとえば、高品質の発振器は高価であり、かつUEの複雑さおよびエネルギー消費を増大させることがあるために、望ましくない。
本発明の態様に従って、信号が所定であるとして、受信信号のタイミングおよび周波数オフセットを決定する、受信機における方法が提供される。本方法には、受信機において、受信信号を第1の所定の信号に関する複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程があり、局所複製は周波数オフセット範囲[fa,fb]において、それぞれ異なる周波数オフセットfi、i=1,2,...,Nに対応しており、相関をとることにより複数の第1の相関結果を形成する。本方法にはさらに、複数の第1の相関結果における最大のピークfmax、および最大のピークfmaxのタイミングtmaxを決定する工程、そして最大のピークfmaxに基づいて少なくとも1つの周波数オフセットfj、およびtmaxに基づいて少なくとも1つの他のタイミングtjを決定する工程がある。オフセットfjおよびタイミングtjはまた、第1の所定の信号の特性に基づいている。本方法にはさらに、受信機において、(tmax,fmax)および(tj,fj)での受信信号を第2の所定の信号に対して相関をとる工程があり、相関をとることにより少なくとも2つの第2の相関結果を形成し、そして少なくとも2つの第2の相関結果の最大を決定する工程があり、最大を決定することによりタイミングおよび周波数オフセットを決定する。
本発明の別の態様では、コンピュータにより実行される場合に、信号が所定であるとして、コンピュータに受信信号のタイミングおよび周波数オフセットを決定する方法を行わせる命令を格納している、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体が提供される。本方法には、受信信号を第1の所定の信号に関する複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程があり、局所複製は周波数オフセット範囲[fa,fb]において、それぞれ異なる周波数オフセットfi、i=1,2,...,Nに対応しており、相関をとることにより複数の第1の相関結果を形成する。本方法はさらに、複数の第1の相関結果における最大のピークfmax、および最大のピークfmaxのタイミングtmaxを決定する工程、そして最大のピークfmaxに基づいて少なくとも1つの周波数オフセットfjおよびtmaxに基づいて少なくとも1つの他のタイミングtjを決定する工程がある。オフセットfjおよびタイミングtjはまた、第1の所定の信号の特性に基づいている。本方法にはさらに、(tmax,fmax)および(tj,fj)での受信信号を第2の所定の信号に対して相関をとる工程があり、相関をとることにより少なくとも2つの第2の相関結果を形成し、そして少なくとも2つの第2の相関結果の最大を決定する工程があり、最大を決定することによりタイミングおよび周波数オフセットを決定する。
本発明の別の態様では、信号が所定であるとして、受信信号のタイミングおよび周波数オフセットを決定するための、受信機における装置が提供される。本装置には、受信信号を第1の所定の信号に関する複数の局所複製の各々に対して相関をとるようにし、局所複製は周波数オフセット範囲[fa,fb]において、それぞれ異なる周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nに対応していて、相関をとることにより複数の第1の相関結果を形成し、複数の第1の相関結果における最大のピークfmax、および最大のピークfmaxのタイミングtmaxを決定するようにし、最大のピークfmaxに基づいて少なくとも1つの周波数オフセットfj、およびtmaxに基づいて少なくとも1つの他のタイミングtjを決定するようにし、ここでfjおよびtjはまた第1の所定の信号の特性に基づいていて、(tmax,fmax)および(tj,fj)での受信信号を第2の所定の信号に対して相関をとるようにし、相関をとることにより少なくとも2つの第2の相関結果を形成し、そして少なくとも2つの第2の相関結果の最大を決定するようにし、最大を決定することによりタイミングおよび周波数オフセットを決定するように構成された信号検出器がある。
本発明のいくつかの特徴、長所、および目的は、本明細書を図面と併せて読むことにより理解されるであろう。
図1は、セルラー無線通信システムを描いている図である。 図2は、直交周波数分割多元接続を用いる通信システムにおける参照シンボル、一次同期シンボル、および二次同期シンボルを描いている図である。 図3A、図3B、および図3Cは、ZC系列の巡回時間ドメイン相関の特性を描いた巡回(circular)相関信号をプロットした図である。 図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、および図4Fは、ZC系列の周波数オフセットへの依存性を描いた、相関の振幅をプロットした図である。 図5は、無線通信システムにおける受信機の一部のブロック図である。 図6A、図6B、図6C、および図6Dは、セル探索および周波数同期の方法のフロー図である。 図7Aは、実際のPSS検出で調べられる周波数オフセット、およびアルゴリズムにより対象とされる周波数オフセットに関する広範な探索手法を説明する図である。 図7Bは、実際のPSS検出で調べられる周波数オフセット、およびアルゴリズムにより対象とされる周波数オフセットに関する絞込み探索手法を説明する図である。
本明細書は、説明を簡潔にするためにLTE通信システムに焦点を当てるが、しかし当業者は、本発明が一般に他の電子通信システムに実装できることを理解するであろう。
発明者は、ZC系列の時間−周波数相関の特性がセル探索と周波数オフセット推定とを合わせて考慮できると認識している。たとえば、PSS検出において周波数オフセット仮定Fに対するタイミングTでの相関信号のピークは、PSSシンボルの始まりおよび搬送波周波数が、(T,F),(T−X,F+(n・30)kHz),(T+X,F−(n・30)kHz),...,のうちの1つであるという仮定の根拠として用いることができる。ここで、XはセルID依存のタイミング調整であり、nは正の整数で、そして30kHzは、以下で説明するように、一般に通信システムの詳細に依存する周波数オフセットである。UEの発振器の許容誤差内にあるという仮定が、SSS検出に基づいた指標値によって調べられ、そして確認される。"成功した(winning)"仮定が、物理レイヤのセルID、セルの構成、および周波数オフセットを与える仮定である。
PSS相関信号を示す巡回相関信号は、次のように記述できる。
Figure 2013510456
ここで、pi(n),n=0,...,127は、セルID i∈{0,1,2}に関連するZC系列の離散時間ドメイン表現であり、Δfは正規化周波数オフセットで、τは受信信号標本で測定されたタイミング・オフセットであり、そして*は複素共役を示す。典型的な標本抽出速度は1.92MHzであり、正味のLTE OFDMシンボルは128標本長である。
上述した引用の米国特許出願公開第2008/0267303で説明されているように、受信器内の整合フィルタの出力信号における望ましい主ピークの位置と二次ピークとの隔たりは、ZC系列インデックスuにより決定され、そして二次ピークが主ピークに先立つか後に続くかどうかは、周波数オフセットの符号により決定される。
図3A、図3B、および図3Cは、PSS検出の間に生成される可能性がある相関信号を示している巡回相関信号に関するタイミング・オフセットT対周波数オフセットF対相関振幅をプロットした図である。図3Aは、標本抽出速度が1.92MHzの周波数オフセットの存在下でセルID 0に対するZC系列の巡回(cyclic)時間ドメイン相関の特性を描いている図である。図3Bは、標本抽出速度が1.92MHzの周波数オフセットの存在下でセルID 1に対するZC系列の巡回時間ドメイン相関の特性を描いている図である。図3Cは、標本抽出速度が1.92MHzの周波数オフセットの存在下でセルID 2に対するZC系列の巡回時間ドメイン相関の特性を描いている図である。巡回相関、または循環(circular)相関は、巡回プレフィックスによるLTE OFDMシンボルの拡張のおかげで整合フィルタリングに馴染んでいるので、調べられる。特に、通常の巡回プレフィックスは9個または10個の標本に対応し、そして拡張巡回プレフィックスは、1.92MHzの標本抽出速度で32個の標本に対応する。
図3Aから図3Cまでは、各図におけるタイミング・オフセットT=0の標本および周波数オフセットF=0Hzでの相関の主ピークが最大の振幅を有することだけでなく、3つのZC系列の全てが、F=±30kHzの周波数オフセットで、かつ異なる系列(すなわち異なるセルID)に対しては異なる時間遅れ(タイミング・オフセットT)で擬似ピークに出会うことを示す。擬似ピークのいくつかは、主ピークとほぼ同じ大きさであり、かつ雑音および他の妨害、たとえば隣接セル内の伝送などの存在下で、擬似ピークはたまに主ピークよりも大きいように見えることがある。このようにして、周波数オフセットを識別する場合、時間ドメインにおけるピークの振幅のみに注目するセル探索アルゴリズムは、必然的に、低い信号対雑音比(SNR)で誤検出になるであろう。
当然のことながら、図3Aから図3Cまでは、巡回相関を示しており、PSS検出の結果に正確には対応しない。それにも係わらず、図3Aから図3Cまでは、相関のピークが、異なる周波数オフセットに対して時間でシフトし、そしてZC系列に依存して異なってシフトしていることを説明している。実際に、整合フィルタおよびPSSは、巡回相関と同じ程度に一致することはできない。
図4Aから図4Fまでは、PSS検出の間に、より実際的に生成される可能性がある相関信号の最大相関振幅対周波数オフセットFをプロットした図である。それぞれ別の図は、標本抽出速度が1.92MHzで、セルID、巡回プレフィックスCP、および整合フィルタの長さMFLのそれぞれ別の組み合わせを示す。通常の巡回プレフィックスはCP=9に対応し、拡張巡回プレフィックスはCP=32に対応する。図4Aから図4Fまでは、最大の相関値がどのように周波数オフセットに依存しているかを示しており、図3Aから図3Cまでのように、(タイミングに関連する)特定の周波数オフセットが考慮されなければならない理由を示している。
図3および図4で見られるように、タイミングと周波数オフセットの仮定(T,F)はセルIDに応じて相違し、そしてそれらの相違は、周波数オフセットの存在下でZC系列の時間ドメイン相関の挙動を説明する次の表1に要約される。
Figure 2013510456
表1では、発振器の許容誤差は±30kHzであると仮定されており、そしてそれで最大±30kHzまでのピークのみが表に含まれている。時間シフトTは標本の数の観点から与えられている。より大きなUEの許容誤差に対して、表はそれに応じて拡大できる。
最初の周波数オフセット推定が時間ドメインにおいてだけで行われると、マルチパスの構成要素が、他のセルへの更なる干渉、および背景雑音として機能するような無線伝搬状況に依存して生じる場合がある。時間ドメインのPSS検出において最有力であるように見えるピークは、シンボルが周波数ドメインに変換される場合マルチパスの構成要素が組み合わせられるので、シンボルが周波数ドメインで解析される場合、最有力でない可能性がある。組み合わせは、LTEシステムにおけるように巡回プレフィックスを持つOFDMに固有である。
本発明は、時間ドメイン解析で検出されたピークが真のシンボル位置および周波数オフセットを明らかにしない可能性があるが、しかし±30kHzで(または発振器の許容誤差が大きいと他の位置で)擬似ピークのうちの1つを示す場合があるということを考慮している。したがって、ひとつのピークが見出されると、他に選び得るタイミング−周波数オフセット位置(T,F)でのピークが仮定され、そして検出されたピークおよび仮定されたピークは、周波数ドメインで実行されるSSS検出により評価され/確認される。発振器の許容誤差内にあり、そして最高の指標値を生む仮定が選択される。
評価/確認で用いられる、特定のタイミングに対するSSS検出からの指標値は、最後に残ったセル・グループIDだけに関する相関指標値の絶対値、または実部だけであることがある。それにも係わらず、異なるデータ・セグメントの受信信号電力は、セルの負荷状態、干渉などに依存して変わる場合があるので、(検索が徹底的であると)最大の相関指標値(実部または絶対値)の他の仮定に対する全ての相関値の標準偏差に対する比、および信号対干渉比(SIR)、および他の測定された受信信号のパラメータ、またはそれらの少なくともいずれかを用いることはまた有利であることがある。
当然のことながら、SSSは結合したセル・グループIDと周波数オフセットの検出に用いられることができるけれども、前もって知られており、かつ、特定のセルに対して(十分広い領域内で)一意である他の信号を用いることができる。1つのそのような信号はRSであり、RSは、SSS検出により取得されるのと同じ情報(すなわち、セル・グループID、巡回プレフィックスの長さ、タイミング)を多かれ少なかれ伝える。このようにして、当業者は、この発明がSSSを用いることに制限されないことを理解するであろう。
その上、たとえば表1に描かれているタイミング・オフセットの特定の値は、UEの実装に依存することがあり、そしてそれで表1内のまさにその値からのオフセットが予期される。一般に、タイミングTで周波数オフセットFに対する相関信号のピークが与えられると、他の時間−周波数−オフセットの位置(T,F)でのピークが仮定できる。
図5は、本出願で説明する方法を行うのに相応しい受信機の一部500のブロック図である。eNodeBsのような送信機により送信される無線信号の各部分は、アンテナ502により集められ、そして通常、受信した無線信号をアナログのベースバンド信号にダウンコンバートする受信機フロント・エンド(FE RX)504に渡される。ベースバンド信号は、送信された信号及び受信した信号に含まれる同期信号(OFDMシンボル)の帯域幅に対応する帯域幅BW1を有する適切なデジタル・フィルタ(DF)506によりスペクトル整形される。フィルタ506により生成される整形後のベースバンド信号は、データ・バッファ508に一時的に格納され、データ・バッファ508は格納された信号をPSS検出部510およびSSS検出部512に提供する。検出部510、検出部512は、受信信号から所定のPSSおよびSSSを検出する工程を通常伴う特定の通信システム、たとえばLTEに対して規定されるような、セル探索の1つ以上の方法を遂行する。検出部510、検出部512は、それらの結果を適切な信号により制御部514に伝え、制御部514はまた、FE RX504、DF506、および検出部510、検出部512の動作を制御する。制御部514は、フィルタ506および検出部510、検出部512を設定するのに必要である情報を記録していく。検出部510、検出部512と制御部514との間の通信には、たとえば、セルIDを含めることができる。
PSS検出部510には、PSSまたは等価な同期信号の時間ドメイン表現に整合する、つまり受信機がPSSの鏡映(mirrored)(時間反転された)複素共役に対応するインパルス応答を有する整合フィルタを含む、任意の適切な種類の相関器が含まれる。未知の周波数オフセットを処理するために、PSS検出部510には好適に、いくつかの並列整合フィルタがあり、いくつかの整合フィルタの各々は、異なるそれぞれの想定される周波数オフセットで同期信号に整合されるインパルス応答を有する。当然のことながら、そのような整合フィルタは、ハードウェア・デバイス、たとえばタップ付き遅延線、入力系列を予期される系列と比較する相関器、および等価デバイスなどに、または適切にプログラムされたまたは設定された電子プロセッサとして実装できる。たとえば、Urabeほかによる米国特許第7,003,022は、移動無線通信システムのための整合フィルタおよび受信機を説明している。制御部514は、検出部510内の整合フィルタの全ての出力の実部または振幅を比較し、そして以下で説明するもののような、セル探索および周波数選択の方法に従って、相関の最も高いピークを有するフィルタを選択するように適切に構成される。
データ・バッファ508は、バッファに格納されている受信信号の標本を用いて"オフライン"探索を可能にする。これは、電力を節約するために、FE RX504の電源を切るのを可能にする。代案として、受信信号は、フィルタ506からPSS検出器510に直接渡すことができる。
当然のことながら、SSS検出器512は、PSS検出部により検出されたPSSシンボルに基づいてチャネル推定値を計算でき、そしてコヒーレントなSSS検出の前にチャネルを等化するためにチャネル推定値を用いることができる。チャネル推定の方法は、当業者には周知であり、そしてたとえば、"適応補間によるチャネル推定"に対して、Wilhelmsson外による米国特許出願公開第2005/0105647に説明されている。チャネル推定は、しかしながら、SSS検出部がコヒーレントでないSSS検出を行うことができることがあるので、必要ではない。
図6Aは、上述したように最初のセル探索および周波数同期の方法のフロー図である。セルIDカウンタiがゼロに設定され、そしてK個の周波数オフセット仮定F0,F1,F2,...,F(K−1)のグリッドを定義し(工程602)、そして仮定カウンタkをゼロに設定する(工程604)ことにより、本方法は初期化される。工程606で、別の従来のPSS検出が、周波数オフセット仮定FkかつセルID iに対してタイミングtでの相関信号のピークを決定する。工程608で、ピークが、たとえば、表1に示されているような種々のセルIDに対する時間−周波数−オフセットの位置で"追加される"(すなわち仮定される)。"追加された"ピークの数およびそれらの時間−周波数−オフセットの位置は、上述したように発振器の許容誤差およびセルIDに依存する。工程610では、それから、別の従来のSSS検出が、工程606および工程608において検出されたピークおよび"追加された"ピークの全てに関連するOFDMシンボルに対して行われる。工程612で、最も有力なSSS検出指標値を生じるPSS相関信号のピークの時間オフセットと周波数オフセットの情報およびセルIDが記録され、たとえば適切なメモリに格納される。グリッド内にさらに周波数オフセットの仮定があると(工程614で、「はい」であると)、仮定カウンタkが1だけ加算され、そして処理フローは工程606に戻る。さらに可能性のあるセルIDがあると(工程616で、「はい」であると)、セルIDカウンタiが1だけ加算され、そして処理フローは工程602に戻る。そうでなければ(工程614および工程616で、「いいえ」であると)、格納されているピークのなかで最も有力なSSS検出指標値に関連するセルおよび周波数オフセットが選択され(工程618)、セル・グループIDと最良の(すなわち、最も正解に近い)周波数オフセット仮定の双方を生じる。
このようにして、図6Aに描かれている方法は、候補セルIDおよび一連の仮定の周波数オフセットに基づいたPSS相関のピークを検出する工程(工程602から工程606まで、工程614、工程616)、選択されたピークに基づいて仮定のピークの集合を追加する工程(工程608)、検出されたピークおよび仮定のピークの各々を認証する工程(工程610)、認証されたピークのなかから選択する工程(工程612)、そして選択されたピークを確認する工程(工程618)であると考えることができる。
図6Bは、上述したように最初のセル探索および周波数同期の代替方法のフロー図である。図6Aおよび図6Bにおいて、本質的に同じである工程は、参照番号が同じである。図6Aにより描かれている方法におけるように、PSS検出は、そのような仮定のグリッドにおける全ての周波数オフセット仮定に対して行われ、そして本方法は、同じように初期化される。また、別の従来のPSS検出が、工程606で周波数オフセット仮定FkおよびセルID iに対してタイミングtでの相関信号のピークを決定する。
グリッド内にさらに周波数オフセット仮定があると(工程620で、「はい」であると)、仮定カウンタkが1だけ加算され、そして処理フローは工程606に戻る。さらに可能性のあるセルIDがあると(工程622で、「はい」であると)、セルIDカウンタが1だけ加算され、そして処理フローは工程602に戻る。そうでなければ(工程620および工程622で、「いいえ」であると)、最も大きい相関を有するPSS相関信号のピークが選択される(工程624)。相関のピークが時間オフセットと周波数オフセットの位置(Tmax,Fmax)を有するとすると、"追加された"ピークは、たとえば、表1で示されているような種々のセルIDに対する時間−周波数−オフセットの位置で仮定される。図6A内の工程608におけるように、"追加された"ピークの数およびそれらの時間−周波数−オフセットの位置は、上述のように発振器の許容誤差およびセルIDに依存する。
図6Bで、別の従来のSSS検出が、工程624および工程626において検出されたピークおよび"追加された"ピークの全てに関連するOFDMシンボルに対して行われる(工程610)。最も有力なSSS検出指標値に関連するセルおよび周波数オフセットが選択され(工程618)、セル・グループIDおよび最良の(すなわち、最も正解に近い)周波数オフセット仮定を生じる。
このようにして、図6Bに描かれている方法は、候補セルIDおよび一連の周波数オフセットに基づいてPSS相関のピークを検出する工程(工程602から工程608まで、工程620、工程622)、候補セルIDおよび周波数オフセットで検出されたピークのなかから選択する工程(工程624)、選択されたピークに基づいて一連の仮定のピークを追加する工程、検出されたピークおよび選択されたピークの各々を認証する工程(工程610)、そして認証されたピークのうちの1つを確認する工程(工程618)であると考えることができる。
図6C、図6Dは、上述したように最初のセル探索および周波数同期の別の代替方法のフロー図であり、そのなかでPSS検出が複数の5ms長のデータ・セグメントにわたって行われ、そして最も多く見出されるピークが選択される。2つ以上のピークが同じ回数見出されると、それらのピークは、1つ以上の追加の基準(たとえば、なかんずく、最も強い相関、最も強い瞬時SNR)に従ってランク付けでき、そして最上位のピークが選択される。図6A、図6Bにより描かれている方法におけるように、ピークが周波数オフセット仮定Fに対してタイミングTで見出されたとすると、追加の"ピーク"がたとえば、表1に示されているような種々のセルIDに対する時間−周波数−オフセットの位置で追加される。SSS検出は、受信機の復調発振器の周波数許容誤差内にある、検出されたピークおよび追加されたピークの全てに関連するOFDMシンボルに対して行われ、そして最も有力なSSS検出指標値に関連するSSSが選択され、セル・グループIDと最も正解に近い周波数オフセット仮定の双方を生じる。
上述した方法のそれと同じ初期化段階で、受信信号の複数の同相(l)および直交位相(Q)の標本が、工程650で収集され、そして格納される。セルIDカウンタiが工程652でゼロに設定される。K個の周波数オフセットの仮定F0,F1,F2,...,F(K−1)のグリッドが工程654で定義される。仮定カウンタkが工程656でゼロに設定される。そしてデータ・セグメント・カウンタmが工程658でゼロに設定される。工程660で、そうでなければ従来のPSS検出が、仮定された周波数オフセットの仮定FkおよびセルID iに対してタイミングtでデータ・セグメントmに対する相関信号のピークを決定する。工程662で、さらなるデータ・セグメントでのPSS検出が未処理で残っているかどうかが決定される。そうであると(工程662で、はいであると)、セグメント・カウンタmが工程664で加算され、そして処理フローが工程660に戻る。そうでないと(工程662で、いいえであると)、処理フローは工程666に進む。
工程666で、データ・セグメントに対して工程660により見出された相関信号のピークが評価され、そして上述のように1つ以上の選択可能な基準に従ってランク付けされ、そして工程668で、任意の強いそして一貫した相関信号のピークが見出されているかどうかが決定される。そうでないと(工程668で、「いいえ」であると)、処理フローは工程686に進む(図6D参照)。そうであると(工程668で、「はい」であると)、処理フローは工程670に進み、そのなかで最上位のピーク(t,Fk)、たとえば最も多く見出されたピークが選択される。処理フローはそれから工程672に進む(図6D参照)。
工程672で、ピークが、たとえば、表1で示されているような種々のセルIDに対する時間―周波数−オフセットの位置で"追加される"(すなわち仮定される)。"追加された"ピークの数およびそれらの時間−周波数−オフセットの位置は、上述のように発振器の許容誤差およびセルIDに依存する。工程674でピーク・カウンタpをゼロに初期化してから、工程676で、ピークに対する周波数オフセットが周波数許容誤差限界内にあるかどうかが決定される。そうであると(工程676で、「はい」であると)、別の従来のSSS検出が、対応する周波数オフセットに基づいて周波数補償されているシンボルに対応するl,Q標本を用いて、かかるピークに関連するOFDMシンボルに対して工程678で行われる。さらに調べるべきピークがあると(工程680で、「はい」であると)、ピーク・カウンタpが工程682で1だけ加算され、そして処理フローは工程676に戻る。工程676で、ピークに対する周波数オフセットが周波数許容誤差限界内にないと(工程676で、いいえであると)、処理フローは工程680に進む。
調べるべきピークが最早ないと(工程680で、「いいえ」であると)、最も有力なSSS検出指標値を生じるPSS相関信号のピークの時間オフセットと周波数オフセットの情報およびセルIDが記録され(工程684)、たとえば適切なメモリに格納される。グリッド内にさらに周波数オフセット仮定があると(工程686で、「はい」であると)、処理フローは工程688に戻り(図6C参照)、そのなかで、仮定カウンタkが1だけ加算され、そしてデータ・セグメント・カウンタmがゼロに初期化される(工程658)。最早周波数仮定がないと(工程686で、いいえであると)、工程690で、さらにセルIDがあるかどうかが決定される。さらに可能性のあるセルIDがあると(工程690で、「はい」であると)、処理フローは工程692に戻り、そのなかで、セルIDカウンタiが1だけ加算され、そして新しい周波数オフセット・グリッドが定義される(工程654)。そうでなければ(工程690で、「いいえ」であると)、格納されているピークのなかで最も有力なSSS検出メトリクスに関連するセルおよび周波数オフセットが選択され(工程694)、セル・グループIDと最良の(すなわち、最も正解に近い)周波数オフセット仮定を生じる。
図6C、図6Dにおける一部の工程は本質的に、図6Aまたは図6Bにおける工程と同じであるが、しかしそれらは、明細書の明確さを高めるために、参照番号が異なる。図6A、図6B、図6C、および図6Dにより描かれている方法に対して、周波数オフセットが探索される仮定のグリッドは、いくつかの方法で、たとえば図7Aまたは図7Bに描かれているように実装できる。
図7Aは、図6Aから図6DまでのPSS検出で調べられる周波数オフセット、およびセル探索方法により対象とされる周波数オフセットに関する広範な探索手法を説明している。図7Aに描かれているように、PSS検出では、(水平方向の矢印で示された)受信機の発振器の周波数許容誤差の全範囲を対象にする周波数オフセット仮定を用いる。PSS検出で用いられる仮定により対象とされる周波数範囲は、ハッチングにより示されていて、そして受信機が同調される搬送波(発振器)周波数は、周波数範囲の中心にあると仮定されている。広範な探索手法は、(F=±30kHzオフセットでのピークは、F=0kHzオフセットでのピークより幾分低いので)相関信号のピークを検出する確率を最大にする。
図7Bは、実際のPSS検出で調べられる周波数オフセット、およびセル探索方法により対象とされる周波数オフセットに関する絞込み探索手法を説明している。図7Bで描かれているように、PSS検出(および後続する可能性がある周波数オフセットの精細化)では、(水平方向の矢印により示されている)受信機の発振器の周波数許容誤差の全範囲以内を対象にする周波数オフセット仮定を用いる。PSS検出で用いられる仮定により対象とされる周波数範囲はハッチングにより示されており、そして単に仮定された(追加された)ピークにより対象とされ、そしてPSS検出で対象とされない周波数範囲はクロスハッチングにより示されている。受信機が同調される搬送波(発振器)周波数は、周波数範囲の中心にあると仮定されている。たとえば図7Bで描かれているように、周波数オフセット仮定は、発振器の許容誤差の中央半分、すなわち、±30kHzの許容誤差に対して±15kHzのみを対象にできる。絞込み探索手法では、ピークが見出されかつ見出されたピークが擬似ピークであると、仮定されたピークを追加するための体系的な方法により、真のピークがSSS検出で評価されるようにできるであろうということが認められている。
絞込み検索手法は、より早く完了できるということで広範な検索手法よりも優れている可能性がある。絞込み検索手法の考えられる短所は、真の周波数オフセットが発振器の許容誤差域の選択された部分を外れている場合、PSSのSNRが低い可能性があるので、検出の確率が比較的低い場合があるということである。かかる短所が容認できるかどうかは、最初のセル探索の意欲(ambition)、および特定の受信機の実装(すなわち受信機チェーン(receiver chain))を含めて、様々な要因に依存する。
当然のことながら、広範な検索手法および絞込み検索手法を併用することができる。たとえば、PSS検出では、セルID(すなわちPSSのバージョン)および関連の信号特性に依存して、広範な検索か絞り込み検索のいずれかを用いることができる。併用検索手法における擬似ピークに対して、セルID 0は、セルID 1およびセルID 2が有するよりも幾分低い相関のピーク振幅を有しており、そしてそれで、絞込み検索手法はセルID 1およびセルID 2に用いることができ、そして広範な検索手法はセルID 0に用いることができる。
3つの手法の全てに対して、SSS検出段階で評価されるピークの数は、多様であることがある(たとえば、特定の周波数オフセット仮定に対して最上位のPSSピークのみが評価される、または最上位のピークのうちのいくつかが評価される)。
当然のことながら、上述のような方法および装置は、時間−周波数の不明確さを明らかにすること、および周波数ドメインでのPSS相関信号のピークを評価することにより、物理レイヤ・セルIDおよび周波数オフセットの検出誤りの確率を減らすことができる。整合フィルタリング(PSS検出)で用いられる(仮定の)周波数オフセットの数は、検出されたピークが30kHzだけずれていると、正しい時間−周波数−オフセットの位置はさらに確証工程(SSS検出)で調べられることになるので、減らすことができ、信号処理時間を節約し、そして最初のセル検索をかなり早くする。また、より低品質で、そしてそれ故より安価な発振器が、受信機、たとえばセルラー電話などを用いるユーザ体験において問題を引き起こさずに、用いられることができる。
当然のことながら、上述した手順は、必要に応じて、たとえば送信機と受信機との間の通信チャネルの時変特性に対応して、繰り返し行われる。理解を容易にするために、本発明の多くの態様が、たとえば、プログラマブル・コンピュータ・システムの適切に構成された要素により行われることができる一連の動作の観点から説明されている。また、様々な動作が、適切に構成された専用回路(たとえば、専用機能を行うように相互接続された離散論理ゲートすなわち特定用途向け集積回路)により、1つ以上のプロセッサにより実行されるプログラム命令により、または双方の組み合わせにより行われることができようということが確認されるであろう。
さらに、本発明はその上、命令実行システム、装置、またはデバイス、たとえば、コンピュータを使用したシステム、プロセッサ内蔵システム、または記憶媒体から命令を読み出し、そして命令を実行できる他のシステムなどにより、またはそれらに接続して用いるのに相応しい命令セットをそのなかに格納している任意の形式のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体内に完全に実施されると考えられることができる。本明細書で用いられるように、"コンピュータで読み取り可能な記憶媒体"は、命令実行システム、装置、またはデバイスにより、またはそれらに接続して用いるプログラムを含む、格納する、または移送することができる任意の手段であることがある。コンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、たとえば、しかしそれらに限定されないが、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線、または半導体のシステム、装置、またはデバイスであることがある。コンピュータで読み取り可能な記憶媒体のより特定の例(非包括的なリスト)には、1つ以上の配線を有する電気的接続、フロッピー(登録商標)ディスク(portal computer diskette)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュ・メモリ)、および光ファイバがある。
このようにして、本発明は多くの異なる形態で実施可能であり、その全てが上で説明されてはいなくて、そして全てのそのような形態は本発明の範囲内にあると考えられる。本発明の様々な態様の各々に対して、任意のそのような形態は、説明した動作を行う"ように構成された論理"と呼ばれる場合があり、またはその代わりに、説明した動作を行う"ような論理"と呼ばれる場合がある。
用語"備える"および"備えている"は、本出願で用いる場合、表明した特徴、整数、工程、または構成要素の存在を規定していて、そして1つ以上の他の特徴、整数、工程、構成要素、またはそれらのグループの存在または追加を除外しないということが強調される。
上述した特定の実施形態は、単に例に過ぎず、そして決して限定されると考えられるべきではない。本発明の範囲は、次の請求項により決定され、そして特許請求の範囲内に入る全ての変形および等価物は、本発明に包含されることを意図している。

Claims (18)

  1. 受信機において受信信号のタイミングおよび周波数オフセットを決定する方法であって、前記信号は所定であり、
    a.前記受信機において、前記信号を第1の所定の信号の複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程であって、前記局所複製は周波数オフセット範囲[fa,fb]においてそれぞれ異なる周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nに対応しており、相関をとることにより複数の第1の相関結果を形成する工程と、
    b.前記複数の第1の相関結果における最大のピークfmaxおよび前記最大のピークfmaxのタイミングtmaxを決定する工程と、
    c.前記最大のピークfmaxに基づいて少なくとも1つの周波数オフセットfjを決定し、かつ前記tmaxに基づいて少なくとも1つの他のタイミングtjを決定する工程であって、fjおよびtjはまた前記第1の所定の信号の特性に基づいている工程と、
    d.前記受信機において、(tmax,fmax)および(tj,fj)での前記受信信号を第2の所定の信号に対して相関をとる工程であって、相関をとることにより少なくとも2つの第2の相関結果を形成する工程と、
    e.前記少なくとも2つの第2の相関結果のうちの最大を決定する工程であって、最大を決定することにより前記タイミングおよび前記周波数オフセットを決定する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記受信信号が周期Tを持つ周期性があって、かつ前記受信信号を前記複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程が、2つ以上の周期Tの各々の間の受信信号を前記複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの周波数オフセットfjが前記周波数オフセット範囲[fa,fb]内に含まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2の所定の信号がロング・ターム・エボリューション移動無線通信システムにおける二次の同期信号および参照信号のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数の第1の相関結果における最大のピークfmaxおよびタイミングtmaxを決定する工程が、前記周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nの各々に対して最大のピークfmaxおよびそれぞれのタイミングtmaxをそれぞれ決定する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記受信信号が前記周波数オフセット範囲[fa,fb]より小さい周波数オフセット範囲[fc,fd]において、それぞれ異なる周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nに対応する前記第1の所定の信号の複数の局所複製の各々に対して相関がとられ、かつ前記少なくとも1つの周波数オフセットfjおよび少なくとも1つの他のタイミングtjが前記周波数オフセット範囲[fa,fb]の残りの部分にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. コンピュータにより実行される場合、前記コンピュータに受信信号のタイミングおよび周波数オフセットを決定する方法を実行させるための命令を格納しているコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記信号が所定であり、前記方法が、
    a.前記信号を第1の所定の信号の複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程であって、前記局所複製は周波数オフセット範囲[fa,fb]において、それぞれ、異なる周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nに対応しており、相関をとることにより複数の第1の相関結果を形成する工程と、
    b.前記複数の第1の相関結果における最大のピークfmaxおよび前記最大のピークfmaxのタイミングtmaxを決定する工程と、
    c.前記最大のピークfmaxに基づいて少なくとも1つの周波数オフセットfjを決定し、かつ前記tmaxに基づいて少なくとも1つの他のタイミングtjを決定する工程であって、fjおよびtjはまた前記第1の所定の信号の特性に基づいている工程と、
    d.(tmax,fmax)および(tj,fj)での前記受信信号を第2の所定の信号に対して相関をとる工程であって、相関をとることにより少なくとも2つの第2の相関結果を形成する工程と、
    e.前記少なくとも2つの第2の相関結果のうちの最大を決定する工程であって、最大を決定することにより前記タイミングおよび前記周波数オフセットを決定する工程と
    を有することを特徴とする記憶媒体。
  8. 前記受信信号が周期Tを持つ周期性があって、かつ前記受信信号を前記複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程が、2つ以上の周期Tの各々の間の受信信号を前記複数の局所複製の各々に対して相関をとる工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  9. 前記少なくとも1つの周波数オフセットfjが前記周波数オフセット範囲[fa,fb]内に含まれることを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  10. 前記第2の所定の信号がロング・ターム・エボリューション移動無線通信システムにおける二次の同期信号および参照信号のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  11. 前記複数の第1の相関結果における最大のピークfmaxおよびタイミングtmaxを決定する工程が、前記周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nの各々に対して最大のピークfmaxおよびそれぞれのタイミングtmaxをそれぞれ決定する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  12. 前記受信信号が前記周波数オフセット範囲[fa,fb]より小さい周波数オフセット範囲[fc,fd]において、それぞれ異なる周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nに対応する前記第1の所定の信号の複数の局所複製の各々に対して相関がとられ、かつ前記少なくとも1つの周波数オフセットfjおよび少なくとも1つの他のタイミングtjが前記周波数オフセット範囲[fa,fb]の残りの部分にあることを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  13. 受信信号のタイミングおよび周波数オフセットを決定するための受信機における装置であって、前記信号が所定であり、
    前記受信信号を第1の所定の信号の複数の局所複製の各々に対して相関をとるようにし、前記局所複製が周波数オフセット範囲[fa,fb]において、それぞれ異なる周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nに対応していて、相関をとることにより複数の第1の相関結果を形成し、前記複数の第1の相関結果における最大のピークfmaxおよび前記最大のピークfmaxのタイミングtmaxを決定するようにし、前記最大のピークfmaxに基づいて少なくとも1つの周波数オフセットfjを決定し、かつ前記tmaxに基づいて少なくとも1つの他のタイミングtjを決定するようにし、ここでfjおよびtjはまた前記第1の所定の信号の特性に基づいており、(tmax,fmax)および(tj,fj)での前記受信信号を第2の所定の信号に対して相関をとるようにし、相関をとることにより少なくとも2つの第2の相関結果を形成し、かつ前記少なくとも2つの第2の相関結果の最大を決定するようにし、最大を決定することにより前記タイミングおよび前記周波数オフセットを決定するように構成された信号検出器を備えていることを特徴とする装置。
  14. 前記受信信号が周期Tを持つ周期性があり、かつ前記信号検出器が2つ以上の周期Tの各々の間の受信信号を前記複数の局所複製に対して相関をとることにより前記受信信号を前記複数の局所複製の各々に対して相関をとるように構成されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つの周波数オフセットfjが前記周波数オフセット範囲[fa,fb]内に含まれることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記第2の所定の信号がロング・ターム・エボリューション移動無線通信システムにおける二次の同期信号および参照信号のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  17. 前記信号検出器が前記周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nの各々に対して最大のピークfmaxおよびそれぞれのタイミングtmaxをそれぞれ決定することにより前記複数の第1の相関結果における最大のピークfmaxおよびタイミングtmaxを決定するように構成されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  18. 前記受信信号が前記周波数オフセット範囲[fa,fb]より小さい周波数オフセット範囲[fc,fd]において、それぞれ異なる周波数オフセットfi,i=1,2,...,Nに対応する前記第1の所定の信号の複数の局所複製の各々に対して相関がとられ、そして前記少なくとも1つの周波数オフセットfjおよび少なくとも1つの他のタイミングtjが前記周波数オフセット範囲[fa,fb]の残りの部分にあることを特徴とする請求項13に記載の装置。
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