JP2013503668A - 動脈血圧を非侵襲的に測定する装置 - Google Patents

動脈血圧を非侵襲的に測定する装置 Download PDF

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Abstract

人体または動物体の動脈血圧を非侵襲的に測定する装置(10)であって、体の少なくとも1つの第1の部分で印加された交流電流により生じたアドミタンス信号(Y(t))を取り込む複数の電極対(21、22、23)を有し、取り込まれたアドミタンス信号(Y(t))が信号成分である脈拍アドミタンス(YP(t))、呼吸アドミタンス(YB(t))、および基底アドミタンス(Y0(t))からなる複合信号に対応する、少なくとも1つの生体インピーダンス計測装置(20)と、血圧を非侵襲的に計測する少なくとも1つの装置(30)とを備える装置において、体の少なくとも1つの第1の部分に互いに離れて配置されたいくつかの電極対(21、22、23)から生体インピーダンス計測装置(20)によって得られたアドミタンス計測信号(Y(t))から、少なくとも信号成分である脈拍アドミタンス(YP(t))を分離し、倍率(k)を決定するために血圧計測装置から得られた、好ましくは第1の部分から離れて位置する体の第2の部分の圧信号(PP(t))から、動脈血圧(PC(t))を測定する、装置(10)の処理部(40)を特徴とし、生体インピーダンス計測装置(20)による計測が、毎回、体の異なる部位に配置された電極対を用いて、および/またはそれぞれ異なる計測周波数で、複数回行われる装置である。

Description

本発明は、人体または動物体の動脈血圧を非侵襲的に測定する装置に関し、この装置は、体の少なくとも1つの第1の部分で印加された交流電流により生じたアドミタンス計測信号を取り込む複数の電極対を有し、取り込まれたアドミタンス計測信号が信号成分である脈拍アドミタンス、呼吸アドミタンス、および基底アドミタンスからなる複合信号に対応する、少なくとも1つの生体インピーダンス計測装置と、血圧を非侵襲的に計測する少なくとも1つの装置とを備える。
インピーダンス心拍記録法は、心臓のいくつかの血行動態パラメータおよび一回拍出量または単位時間当たりの心拍出量(heart-time-volume)の非侵襲的な、つまり非観血的な計測にしばらくの間うまく用いられてきた。これらのパラメータは、集中治療における患者監視に決定的な役割を果たすものである。
カテーテルを留置しなければならない侵襲的な方法とは対照的に、インピーダンス心拍記録法では心臓周期中の胸郭の抵抗の変動を利用する。このため、一定の小さな計測電流を体内に流し、電圧の変化によってインピーダンスの変化を測定する。そしてこの曲線から上記の血行動態パラメータを測定し得る。一般に、インピーダンス心拍記録法は、侵襲的な標準的方法と良い相関を示すが、非侵襲的なので合併症がより少ない。インピーダンス心拍記録法は、一回拍出量の拍動ごとの計測という点においても有利である。このようにして、患者の経過をリアルタイムで評価、監視し得る。
インピーダンス心拍記録法を用いて一回拍出量(stroke volume、SV)を測定する際は、簡易幾何モデルを用いて胸郭の電場を表すが、これのみが実際の状態をよく近似する。
心臓周期の間、大動脈内の圧力は増加する。大動脈壁の弾性により大動脈の直径も増加し、このため胸郭のインピーダンスが減少する。この、心臓拍動ごとの胸郭のインピーダンスの変化と中心動脈圧との関係は従来、血圧の計測に用いられていなかった。
血圧の計測では、技術的方法を用いて血管内の圧力が測定される。動脈圧の計測と静脈圧の計測、そして肺動脈(肺動脈圧)における計測と肺毛細管部(肺毛細管圧)における計測の区別がある。これらの方法のうちのほとんどは、特別な手順の検査を必要とし、通常の業務からある程度離れて行われる特別な手順であるが、動脈圧の計測は、容易に実施できるため、医療の日常業務において重要な役割を果たす。
血管内の圧力センサを用いた直接的で侵襲的な圧力計測と、四肢のカフを用いて行われる間接的で非侵襲的な計測との区別がある。
直接的で侵襲的な計測(しばしば「IBP」、侵襲的血圧(invasive blood pressure)と略される)においては、例えば末梢動脈などの血管、最も頻繁には橈骨動脈を穿刺し、圧力センサを導入して、それを用いて圧力履歴をモニタに表示する場合がある。この測定は精度が良く、連続監視という利点があり、さらに装置は、動脈圧を計測しながら脈拍数および平均動脈圧を測定する。この方法は侵襲的であり、出血、感染、および神経損傷のリスクを伴うので、主に手術中および集中治療室において麻酔科医が監視に用いる。侵襲的な圧計測を用いれば、(上大静脈の)中心静脈圧および(肺動脈の)肺動脈圧を計測することもできる。
間接的で非侵襲的な動脈圧計測においては、四肢、通常は腕で、血圧計測装置を用いて動脈圧を計測する。この種の計測は直接的な方法ほどは精度が良くないが、その実施が単純で速く、無傷、かつ安価なため、大半の医療現場において選択される方法となっている。手動計測と、デジタル血圧計測装置を用いた自動計測との区別がある。従って、カフを心臓の高さに位置させることが重要であり、特に手首式の装置を用いる時にはこれに注意しなければならない。手動計測は、聴診、触診、および振動により行うことが可能である。そして、各方法の値はわずかに異なる。
聴診による計測では、上腕の適切な幅の圧力カフを、予想される動脈圧より高圧に膨らませる。ゆっくりすぼませると、腕の動脈にあてた聴診器によりコロトコフ音の出現、そして消失が聞こえるはずである。音が聞こえ始める時に計測装置の目盛りで読み取れる圧が、上の収縮期動脈圧の値に相当する。つまり、収縮期圧はこの時点においてカフの圧力より大きい。そして適切な速度でさらに圧を減らす。カフ圧が最小動脈圧値を下回ると音がなくなる。この値は拡張期圧と呼ばれ、いわゆる下の値として知られている。聴診による計測は、非侵襲的な計測方法の標準手順である。
触診による計測においても、上腕に圧力カフを当てる。そして、圧力を下げた時に橈骨動脈で脈拍を感じ取る。脈拍を最初に感じ取る時に計測装置の目盛りで読み取れる圧が、上の収縮期動脈圧の値に相当する。拡張期圧はこのやり方では測定できない。この方法は、騒音環境、特に救急サービスに好適である。
振動による計測は、他の2つの方法と同様に行うが、上および下の値は、血管壁から圧力カフへの振動の伝達を示す、脈拍に同期した指標のふれの振幅の推移により、計測装置において推定する。手動計測では、いくぶん精度の低い結果しか得られないことがある。しかしながら、この計測原理は、例えば外科手術後に回復室において、計測機での連続監視に高い信頼性で用いられる。こうした計測機が、侵襲的な動脈圧計測に代わって、数分おきに患者の動脈圧を計測するのである。また、振動計測法は、今やかなり一般的な手首式計測装置でも用いられる。
しかし、上腕の圧力カフを用いるこの計測方法の欠点は、計測間隔の最短限度が数分で、特に集中治療医学の場合には長すぎる場合があるということと、この血圧計測では拍動ごとの信号が得られないということである。特に、血圧が低すぎる段階である低血圧症クリーゼを見分けるのが間に合わないと、術後死亡リスクがかなり高まる恐れがある。この理由から、血圧降下を遅滞なく見分けられる非侵襲的な連続血圧計測が特に望まれる。
このような訳で、本発明は、動脈血圧の非侵襲的な測定の現状技術で知られる欠点を防ぐことを目的とし、またこのために、請求項1のプリアンブルに従い請求項1の特徴部の特徴をもって具現される装置を提供することを目的とする。
従属請求項は、本発明の特に有利な実施の形態に関する。
本発明による、人体または動物体の動脈血圧を非侵襲的に測定する装置は、好ましくは、体の少なくとも1つの第1の部分で印加された交流電流により生じたアドミタンス計測信号を取り込む複数の電極対を有し、取り込まれたアドミタンス計測信号が信号成分である脈拍アドミタンス、呼吸アドミタンス、および基底アドミタンスからなる複合信号に対応する、少なくとも1つの生体インピーダンス計測装置と、血圧を非侵襲的に計測する少なくとも1つの装置とを備える装置であって、体の少なくとも1つの第1の部分に互いに離れて配置されたいくつかの電極対から生体インピーダンス計測装置によって得られたアドミタンス計測信号から、少なくとも信号成分である脈拍アドミタンスを分離し、倍率を決定するために血圧計測装置から得られた、好ましくは第1の部分から離れて位置する体の第2の部分の圧信号から、動脈血圧を測定する、装置の処理部を特徴とし、生体インピーダンス計測装置による計測が、毎回、異なる部位に配置された電極対を用いて、および/またはそれぞれ異なる計測周波数で、複数回行われる装置である。
標準的には、インピーダンス心拍記録法を用いてアドミタンスを計測するのに、いわゆる4線式計測ユニットを用いる。その際は、一定の小さな計測電流を体内に導入する少なくとも1組の第1の電極対と、電圧の変化を検知する少なくとも1組のさらなる第2の電極対とを設ける。例えば帯状の電極を用いるが、第1の帯状電極に電流を印加し、少なくとも1つの第2の帯状電極で電圧を計測する。第1の電極帯は、例えば人体では頸部に付着させ、少なくとも2つのさらなる電極帯は、電気的に並列に接続してから、胸骨とほぼ同じ高さで胸郭側方に取り付ける。
また、アイントホーフェンによる電極の配置も、本発明による装置を用いてアドミタンスを計測するのに特に好適である。この電極配置は心電図(electrocardiogram、ECG)の測定に通常用いられており、従って医療従事者によく知られているからである。さらに、アイントホーフェンによる配置によれば、信号成分である脈拍アドミタンスおよび発汗アドミタンスを別々に取り込むのが容易になる。
生物組織のインピーダンスまたはアドミタンスのそれぞれの推移は、それぞれに特徴的であり周波数に依存するものである。インピーダンスの推移は、例えば肺組織と血液とで異なる。いくつかの電極対を好適に配置して、または異なる計測周波数での複数回の計測により、呼吸アドミタンス(このためには電極をできるだけ肺の近くに配置する)と脈拍アドミタンス(電極をできるだけ心臓の近くに配置する)の成分を分離するために、この条件を用いてよい。
本発明による装置の有用な実施の形態では、処理部が、以下の手法、すなわち
−いくつかのアドミタンス計測信号を、異なる体の部位で、および/または異なる計測周波数で計測し、
−アドミタンス計測信号を高域通過フィルタで処理することにより、基底アドミタンスの低周波数成分が分離されて、フィルタ処理されたアドミタンス信号が得られるようにし、
−フィルタ処理されたアドミタンス信号に関する脈拍アドミタンスおよび呼吸アドミタンスの比例係数を考慮して、混合式を設定し、
−混合式から比例係数ならびに信号源信号成分である脈拍アドミタンスおよび呼吸アドミタンスを決定するために信号源分離アルゴリズムを用い、
−基準圧信号として圧信号を計測し、
−脈拍アドミタンスが、基準圧信号として計測された圧信号と一致するように、倍率およびオフセット値を決定し、
−基準計測の終了後に、オフセット値と、倍率と脈拍アドミタンスとの積との和を用いて動脈血圧を連続的に測定する、
という手法に従って、アドミタンス計測信号および圧信号から動脈血圧を測定する。
特に、基準信号としての、例えば上腕計測の圧信号の測定は、本発明による装置で用いられると、従来の上腕圧力計測に対して相当有利である。従来の上腕圧力計測には通常、少なくとも30秒かかる。この間に、計測の初めに高いカフ圧で収縮期圧値が測定され、計測の終わりに低いカフ圧で拡張期圧値が測定される。しかし、この時間内に血圧が生理学的に著しく変化する場合があり、従来の上腕圧力計測ではこれを検出できない。
ところが、脈拍アドミタンスを使用すれば、本発明による装置を用いる時には、起こり得る血圧変化を常に相対的に測定できて有利であるし、これを、例えば振動による圧力計測に統合してもよい。
本発明の別の有利な実施の形態は、処理部が、以下の手法、すなわち
−アドミタンス計測信号を高域通過フィルタで処理することにより、低周波数成分が分離されて、フィルタ処理されたアドミタンス信号が得られるようにし、
−圧信号を高域通過フィルタで処理することにより、フィルタ処理された圧信号が得られるようにし、
−フィルタ処理された圧信号からフィルタ処理されたアドミタンスへの伝達関数を決定するために適応フィルタを用い、
−外挿伝達関数を決定するために伝達アルゴリズムを用い、
−フィルタ処理された伝達関数と倍率の積との間の誤差が、外挿伝達関数により高周波数計測範囲において最小化されるよう、例えば最小二乗誤差法に従って、用いられる伝達関数のパラメータベクトルと倍率とを決定するために、最適化アルゴリズムを用い、
−倍率の積を外挿伝達関数および圧信号とともに用いて脈拍アドミタンスを決定し、
−外挿伝達関数および圧信号を用いて動脈血圧を測定する、
という手法に従って、体の少なくとも1つの第1の部分で生体インピーダンス計測装置によって得られたアドミタンス計測信号から、体内の圧力波の伝達を模擬する伝達アルゴリズムを用いて、少なくとも各信号成分である脈拍アドミタンスを分離する装置で構成される。
低周波数成分をフィルタ処理することにより、特に基底アドミタンスの成分、つまり体の周辺組織の成分が分離される。伝達関数は、フィルタ処理された圧信号とフィルタ処理されたアドミタンスとの関数的関連付けとして適応フィルタを用いて決定されるが、入力信号および出力信号それぞれを十分効率的に取り込める周波数範囲でだけ信頼性の高い推定ができる。これは低周波数計測領域には当てはまらない。このため、全周波数範囲に外挿されたさらなる伝達関数を決定しなければならず、次にこの伝達関数が、フィルタ処理されていない計測圧信号に対して適用され、このようにして脈拍アドミタンスの推定値を与える。
好適なアルゴリズムを用いることにより、動脈血圧の測定が、拍動ごとの測定としてリアルタイムで行われる。
本発明による装置にとって好適なことには、伝達アルゴリズムとして伝送線路モデルが有効であり、伝送線路モデルにおいては、パラメータベクトルが、流れ抵抗パラメータ、加速に対する血液塊の抵抗パラメータ、動脈壁の弾性パラメータ、および有孔度パラメータを含む。
伝送線路モデルは本来、線路中の電磁波の伝送を記述するものである。生物物理学的仮定を立てることにより、このモデルで弾性血管内の容積脈拍および圧脈拍の伝送も記述できる。伝送線路モデルの構成は、連続して配置された無限小の同じ区間からなり、これらの区間はそれぞれ、パラメータベクトルのパラメータによって記述される。パラメータベクトルが決まり、従って伝達アルゴリズムが伝送線路モデルの形で分かると、このモデルを用いて全伝送線路に沿った動脈血圧を測定できて有利である。例えば、中心血圧および末梢血圧を指で計測すれば、上腕における上腕血圧も測定可能である。
計算された圧信号と実際に計測された圧信号との比較により、既知の伝達アルゴリズムにおいて伝送線路モデルを用いて中心血圧信号、橈骨血圧信号、および末梢(上腕)血圧信号の校正を改善できてさらに有利である。故に、担当の医師は、本発明による装置からこれらの圧信号を希望通りに得ることができる。
本発明による装置の実施の形態では、非侵襲的血圧計測が不連続的に行われて有利である。
血圧計測装置は、例えば、体の四肢に当てる圧力カフを備える。この目的には通常、上腕が用いられる。
本装置の変形実施形態では、非侵襲的血圧計測が連続的に行われて特に有用である。
このような訳で、本血圧計測装置は、例えば、連続的な圧計測のための指カフを備える。有利なことに、連続的に計測された現在の血圧信号が外科手術中にも提供され、指カフを用いた血圧の計測の場合、上腕での圧計測が省略され得る。
本発明のさらなる特徴は、図面を参照した、例示的な実施の形態についての以下の説明から明らかになる。
本発明による装置10を模式的に単純化された形で示す図 信号成分である脈拍アドミタンスYP(f)、呼吸アドミタンスYB(f)、および基底アドミタンスY0(f)の、複合信号である計測可能なアドミタンスY(f)への重なりを、図の形の模式的な説明図 指カフを有する圧計測装置31の圧信号PP(t)および上腕カフを有する圧計測装置32の圧信号PM(t)という2つの重なった末梢圧信号を示す図 模式的に単純化された、本発明による装置10を示す図 伝達アルゴリズムを用いて動脈血圧PC(t)を測定する単純化された概念的手法を模式的な説明図 伝達アルゴリズムとしての伝送線路モデルの置換回路を模式的に示す図
図1は、本発明による装置10を模式的に単純化された形で示す図であり、装置10は、生体インピーダンス計測装置20を有し、生体インピーダンス計測装置20は、図示しない人体の少なくとも1つの第1の部分で印加された交流電流により生じたアドミタンス信号Y(t)を取り込む複数の電極対21、22、23を有し、取り込まれたアドミタンス信号Y(t)は、胸郭で得られた場合には、信号成分である脈拍アドミタンスYP(t)、呼吸アドミタンスYB(t)、および基底アドミタンスY0(t)からなる複合信号に対応する。装置10は、血圧を非侵襲的に計測する装置30をさらに備え、装置30には、指において末梢脈拍PP(t)を取り込む指カフ圧計測装置31と、検査対象の人体の上腕において、末梢脈拍PP(t)の、収縮期または拡張期それぞれの値の対を取り込む上腕カフを有する圧計測装置32とが設けられている。
装置10の処理部40は、体の少なくとも1つの第1の部分に互いに離れて配置されたいくつかの電極対21、22、23から生体インピーダンス計測装置20によって得られたアドミタンス計測信号Y(t)から、少なくとも信号成分である脈拍アドミタンスYP(t)を分離する。さらに、血圧計測装置30から得られた、好ましくは第1の部分から離れて位置する体の第2の部分の圧信号PP(t)から、倍率(k)を決定する。そして、脈拍アドミタンスYP(t)に基づいて動脈血圧PC(t)を測定する。
本発明による装置10は、原理的には、人および動物の動脈血圧PC(t)の測定に好適である。装置10は、電極を適切に選択することにより、例えば脚において、局所的な血圧の測定にさらに用いられてもよい。
図2は、信号成分である脈拍アドミタンスYP(f)、呼吸アドミタンスYB(f)、および基底アドミタンスY0(f)の、複合信号である計測可能なアドミタンスY(f)への重なりを、図の形の模式的な説明図で示すものであり、いずれも図の横座標にとった周波数fの関数として示してある。ここでは、振幅Aを縦座標の値にとってある。基底アドミタンスY0(f)は、体内組織によって本質的に条件付けられるものであり、低周波数の基本成分に高振幅で対応する。これに呼吸アドミタンスYB(f)が中域の周波数まで重なり、さらに脈拍アドミタンスYP(f)が高周波数まで重なる。
図3は、指カフを有する圧計測装置31の圧信号PP(t)および上腕カフを有する圧計測装置32の圧信号PM(t)という2つの重なった末梢圧信号を図の形で示すものである。圧信号PP(t)またはPM(t)はそれぞれ同じ腕で取り込んである。図では、計測継続時間t(秒sで表示)を横座標に、血圧(mmHgで表示)を縦座標にとっている。驚くことに、圧計測装置31の連続信号であるPP(t)が、上腕カフを有する圧計測装置32によって計測中にゆがめられている。本発明による装置は、上腕カフを有する圧計測装置32のこの欠点を克服する。なぜならば、本発明による装置によって、動脈血圧が妨害なく測定されるからである。
図4は、模式的に単純化された、本発明による装置10を示す図であり、装置10は、図示しない人体の少なくとも1つの第1の部分で印加された交流電流により生じたアドミタンス計測信号Y1(t)およびY2(t)を取り込む複数の電極対21、22、23を有する生体インピーダンス計測装置20を有する。アドミタンス信号Y1(t)およびY2(t)は、異なる計測周波数で得られたものであり、取り込まれたアドミタンス計測信号Y(t)はそれぞれ、胸郭で得られた場合には、信号成分である脈拍アドミタンスYP(t)、呼吸アドミタンスYB(t)、および基底アドミタンスY0(t)からなる複合信号に対応する。
装置10は、血圧を非侵襲的に計測する装置30をさらに備え、装置30には、指において末梢脈拍PP(t)を取り込む指カフ圧計測装置31と、検査対象の人体の上腕において、末梢脈拍PP(t)を取り込む上腕カフを有する圧計測装置32とが設けられている。装置10は、例えば、圧計測装置31または圧計測装置32のいずれかの圧計測装置だけを有していれば十分である。
いくつかのアドミタンス計測信号Y1(t)またはY2(t)をそれぞれ高域通過フィルタで処理することにより、基底アドミタンスY1,0(t)またはY2,0(t)それぞれの低周波数成分が分離されて、処理部40によりフィルタ処理されたアドミタンス信号Y1,HP(t)またはY2,HP(t)がそれぞれ得られるようにする。処理部40は、フィルタ処理されたアドミタンス信号に関する脈拍アドミタンスYP(t)および呼吸アドミタンスYB(t)の比例係数を考慮して、混合式
1,HP(t)=k1,1・YB(t)+k1,2・YP(t)、または
2,HP(t)=k2,1・YB(t)+k2,2・YP(t)
をそれぞれ設定する。
そして、処理部40は、信号源分離アルゴリズムを用いて、混合式から比例係数k1,1、k1,2、k2,1、k2,2ならびに信号源信号成分である脈拍アドミタンスYP(t)および呼吸アドミタンスYB(t)を決定する。
さらに、圧信号P1,P(t)およびP2,P(t)を血圧計測装置30によって取り込み、さらに基準圧信号として処理部40に送信する。上腕カフを有する圧計測装置32を用いる場合、圧信号P1,P(t)およびP2,P(t)は、例えば収縮期血圧および拡張期血圧からなる対応付けられた変量対に相当する。次に、処理部40は、脈拍アドミタンスYP(t)が、基準圧信号として計測された圧信号P1,P(t)およびP2,P(t)と一致するように、倍率kおよびオフセット値dを決定する。各計算変数間の関係は、例えばそれぞれ以下のようになる。
1,P(t)=k・YP,Sys+d、または
2,P(t)=k・YP,Dia+d
基準計測の終了後に、装置10の処理部40が式PC(t)=k・YP(t)+dに従い倍率kおよびオフセット値dを連続的に用いることにより、動脈血圧PC(t)を連続的に測定する。
図5は、伝達アルゴリズムを用いて動脈血圧PC(t)を測定する単純化された概念的手法を模式的な説明図で示すものである。
本発明による装置の生体インピーダンス計測装置は、アドミタンス計測信号Y(t)を取り込み、続いてアドミタンス計測信号Y(t)を高域通過フィルタ100で処理して、低周波数信号成分が分離され、フィルタ処理されたアドミタンス信号YHP(t)が得られるようにする。計測される末梢圧信号PP(t)は、測定対象であるそれぞれの中心動脈圧信号PC(t)に追随するので、計測されたアドミタンス信号Y(t)、または対応する信号であるフィルタ処理されたアドミタンスYHP(t)の伝達を時間的に遅延させ、それにより伝達アルゴリズムの時間的な相関を与える必要がある。このため、遅延線120を設けて、これによりアドミタンス信号YHP(t)を基準として遅延させた、フィルタ処理されたアドミタンス信号YHP(t’)を適応フィルタ200に伝達する。従って、時点t’は時点tを基準としてわずかに遅延している。
続いて、本装置の血圧計測装置によって取り込まれた圧信号PP(t)もまた、高域通過フィルタ100で処理し、それにより、フィルタ処理された圧信号PP,HP(t)を得る。フィルタ処理された圧信号PP,HP(t)からフィルタ処理されたアドミタンスYHP(jω)への伝達関数H1(jω)を決定するために、適応フィルタ200を用いる。
さらに、外挿伝達関数H2(jω,θ)を決定するために伝達アルゴリズム300を用いる。このため、フィルタ処理された伝達関数H1(jω)と倍率kの積との間の誤差が、外挿伝達関数H2(jω,θ)により高周波数計測範囲において最小化されるよう、例えば最小二乗誤差法に従って、用いられる伝達関数300のパラメータベクトルθと倍率kとを決定するために、最適化アルゴリズム400を用いる。
外挿伝達関数H2(jω,θ)および圧信号PP(t)を用いて動脈血圧PC(t)を測定する。呼吸アドミタンスYB(t)の分を復元するための脈拍アドミタンスYP(t)は、倍率kの積を外挿伝達関数H2(jω,θ)および圧信号PP(t)とともに用いて得られる。
図6は、伝達アルゴリズムとしての伝送線路モデルの置換回路を模式的に示す図である。モデルのパラメータベクトル(θ)は、流れ抵抗パラメータ(R)、加速に対する血液塊の抵抗パラメータ(L)、弾性パラメータ(C)、および有孔度パラメータ(G)を含む。

Claims (6)

  1. 人体または動物体の動脈血圧を非侵襲的に測定する装置(10)であって、
    前記体の少なくとも1つの第1の部分で印加された交流電流により生じたアドミタンス信号(Y(t))を取り込む複数の電極対(21、22、23)を有し、前記取り込まれたアドミタンス信号(Y(t))が信号成分である脈拍アドミタンス(YP(t))、呼吸アドミタンス(YB(t))、および基底アドミタンス(Y0(t))からなる複合信号に対応する、少なくとも1つの生体インピーダンス計測装置(20)と、
    前記血圧を非侵襲的に計測する少なくとも1つの装置(30)と、
    を備える装置において、
    前記体の少なくとも1つの第1の部分に互いに離れて配置されたいくつかの電極対(21、22、23)から前記生体インピーダンス計測装置(20)によって得られた前記アドミタンス計測信号(Y(t))から、少なくとも信号成分である前記脈拍アドミタンス(YP(t))を分離し、倍率(k)を決定するために前記血圧計測装置から得られた、好ましくは前記第1の部分から離れて位置する前記体の第2の部分の圧信号(PP(t))から、前記動脈血圧(PC(t))を測定する、装置(10)の処理部(40)を特徴とし、
    前記生体インピーダンス計測装置(20)による計測が、毎回、前記体の異なる部位に配置された電極対を用いて、および/またはそれぞれ異なる計測周波数で、複数回行われる装置。
  2. 前記処理部(40)が、以下の手法、すなわち
    −いくつかのアドミタンス計測信号(Y1(t)、Y2(t))を、異なる体の部位で、および/または異なる計測周波数で計測し、
    −前記アドミタンス計測信号(Y1(t)、Y2(t))を高域通過フィルタ(100)で処理することにより、基底アドミタンス(Y1,0(t)、Y2,0(t))の低周波数成分が分離されて、フィルタ処理されたアドミタンス信号(Y1,HP(t)、Y2,HP(t))が得られるようにし、
    −前記フィルタ処理されたアドミタンス信号に関する前記脈拍アドミタンス(YP(t))および前記呼吸アドミタンス(YB(t))の比例係数を考慮して、混合式
    1,HP(t)=k1,1・YB(t)+k1,2・YP(t)
    2,HP(t)=k2,1・YB(t)+k2,2・YP(t)
    を設定し、
    −前記混合式から前記比例係数(k1,1、k1,2、k2,1、k2,2)ならびに信号源信号成分である前記脈拍アドミタンス(YP(t))および前記呼吸アドミタンス(YB(t))を決定するために信号源分離アルゴリズムを用い、
    −基準圧信号として圧信号(P1,P(t)、P2,P(t))を計測し、
    −前記脈拍アドミタンス(YP(t))が、前記基準圧信号として計測された圧信号(P1,P(t)、P2,P(t))、すなわち
    1,P(t)=k・YP,Sys+d
    2,P(t)=k・YP,Dia+d
    と一致するように、倍率(k)およびオフセット値(d)を決定し、
    −前記基準計測の終了後に、
    C(t)=k・YP(t)+d
    に従い前記倍率(k)および前記オフセット値(d)を用いて前記動脈血圧(PC(t))を連続的に測定する、
    という手法に従って前記動脈血圧(PC(t))を測定することを特徴とする請求項1に記載の装置(10)。
  3. 前記処理部が、以下の手法、すなわち
    −前記アドミタンス計測信号(Y(t))を高域通過フィルタ(100)で処理することにより、低周波数成分が分離されて、フィルタ処理されたアドミタンス信号(YHP(t))が得られるようにし、
    −前記圧信号(PP(t))を高域通過フィルタ(100)で処理することにより、フィルタ処理された圧信号(PP,HP(t))が得られるようにし、
    −前記フィルタ処理された圧信号(PP,HP(t))からフィルタ処理されたアドミタンス(YHP(jω))へのフィルタ処理された伝達関数(H1(jω))を決定するために適応フィルタ(200)を用い、
    −外挿伝達関数(H2(jω,θ))を決定するために伝達アルゴリズム(300)を用い、
    −前記フィルタ処理された伝達関数(H1(jω))と前記倍率(k)の積との間の誤差が、前記外挿伝達関数(H2(jω,θ))により高周波数計測範囲において最小化されるよう、例えば最小二乗誤差法に従って、用いられる伝達関数(300)のパラメータベクトル(θ)と前記倍率(k)とを決定するために、最適化アルゴリズム(400)を用い、
    −前記倍率(k)の積を前記外挿伝達関数(H2(jω,θ))および前記圧信号(PP(t))とともに用いて前記脈拍アドミタンス(YP(t))を決定し、
    −前記外挿伝達関数(H2(jω,θ))および前記圧信号(PP(t))を用いて前記動脈血圧(PC(t))を測定する、
    という手法に従って、前記体の少なくとも1つの第1の部分で前記生体インピーダンス計測装置から得られた前記アドミタンス計測信号(Y(t))から、前記体内の圧力波の伝達を模擬する伝達アルゴリズムを用いて、少なくとも各信号成分である前記脈拍アドミタンス(YP(t))を分離することを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記伝達アルゴリズムとして伝送線路モデルが用いられることを特徴とし、パラメータベクトル(θ)が、流れ抵抗パラメータ(R)、加速に対する血液塊の抵抗パラメータ(L)、動脈壁の弾性パラメータ(C)、および有孔度パラメータ(G)を含む請求項3に記載の装置。
  5. 前記非侵襲的血圧計測が不連続的に行われることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の装置。
  6. 前記非侵襲的血圧計測が連続的に行われることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の装置。
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