部分周波数リユースを用いる場合に、異なる副搬送波パワーレベルのリソースを相応の端末に配布するために、基地局は、まず端末が測定した各周波数パーティションのチャネル品質情報を取得する必要となり、本発明実施例では、チャネル品質測定方法を提供し、この方法が無線通信システムにおけるチャネル品質情報を測定することに用いる。本発明実施例では、基地局がダウンリンクチャネルを介して周波数パーティションで参照信号を送信し、ここで、基地局が各周波数パーティションで参照信号を送信する送信パワーがこの周波数パーティションの送信パワー(例えば、平均送信パワー)に対応し、端末がこの参照信号を介してチャネル品質の測定を行い、これで測定したチャネル品質情報の正確度を向上させた。
矛盾しない場合に、本願における実施例及び実施例における特徴は互いに組み合ってもよい。
以下、図面に合わせて本発明の好適な実施例を説明し、理解すべくのは、ここに記載の好適な実施例が本発明の説明と解釈のみにあり、本発明を限定するものではない。
現在、端末が中間パイロット周波数信号を介して各周波数パーティションのチャネル品質情報を測定するが、送信パワーが異なっている周波数パーティションに対して、基地局が送信した中間パイロット周波数信号の送信パワーが同一であり、これで端末が測定して得たチャネル品質情報が十分に正確ではなく、この問題に対して、本発明実施例が3種のスキームを提供した。ここで、第1種スキームは基地局が周波数パーティションで参照信号を端末に送信し、この参照信号を介して、端末が周波数パーティションのチャネル品質情報を測定できる。第2種スキームは、端末に時間周波数リソースで他の基地局からの信号のみを受信させるように、端末のサービス基地局が1つ又は複数の周波数パーティションの所定副搬送波のこの所定時間領域で何れかの内容も送信しなく、これで前記1つ又は複数の周波数パーティションでの干渉強度を取得できる。第3種スキームは基地局が端末に1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワーレベルの指示情報を通知し、これで、端末が各周波数パーティションの送信パワー配置を取得する。以下、この3種類の方法をそれぞれ説明する。
本発明実施例によれば、まずチャネル品質測定方法を提供し、この方法が無線通信システムにおけるチャネル品質を測定することに用いられる。
図2は本発明実施例によるチャネル品質測定方法のフロー図であり、図2に示すように、本発明実施例によるチャネル品質測定方法は主に以下のステップ(ステップS201〜ステップS203)を含む。
ステップS201において、基地局がダウンリンクチャネルを介して1つ又は複数の周波数パーティションで参照信号を送信し、ここで、この参照信号が端末がこの1つ又は複数の周波数パーティションのチャネル品質情報を測定することに用いられる。
具体的には、基地局が周波数パーティション集合のどの周波数パーティションで前記参照信号を送信するかについては、この基地局で決めてもよく、上層ネットワークエレメントによって確定してこの基地局に通知してもよく、又は、所定の標準初期配置によって確定してもよい。ここで、前記上層ネットワークエレメントは、基地局、中継設備、基地局制御器、アクセスサービスネットワーク、接続サービスネットワーク、コアネットワーク、コアネットワークゲートウェイ等の1つネットワークエレメントであることができる。
具体的には、端末が測定すべきのチャネル品質情報は、受信信号強度指示情報、干渉測定値、信号と干渉及び雑音との比(SINR)、信号と干渉の比、信号と雑音の比、周波数スペクトル効率及び他のチャネル品質に関する測定値の少なくとも1つを含む。
具体的な応用では、基地局が送信した前記参照信号の内容及び構成は基地局と端末が既に知ったものであり、具体的には基地局が端末と予め協議してこの参照信号の内容及び構成を確定し、又は、この参照信号の内容及び構成が標準によって配置されてもよい。且つ、具体的な応用では、この参照信号が一種のパイロット周波数シーケンス(例えば、中間パイロット周波数)であることができる。中間パイロット周波数を用いると、中間パイロット周波数のシーケンス構成が標準によって配置してもよい。端末が中間パイロット周波数を測定して各周波数パーティションでのチャネル品質情報を取得する。
具体的には、基地局が前記参照信号を前記1つ又は複数の周波数パーティションの特定副搬送波で送信し、この特定副搬送波が基地局で確定されてもよく、上層ネットワークエレメントで確定して前記基地局に通知してもよく、又は、所定の標準初期配置によって確定されてもよい。同様に、前記上層ネットワークエレメントは、基地局、中継設備、基地局制御器、アクセスサービスネットワーク、接続サービスネットワーク、コアネットワーク、コアネットワークゲートウェイ等の1つネットワークエレメントであることができる。
具体的には、基地局が前記1つ又は複数の周波数パーティションの特定副搬送波で前記参照信号を送信する送信パワーは、各周波数パーティションの送信パワー(即ち各周波数パーティションの副搬送波の平均送信パワー)によって確定され、具体的には、ある周波数パーティションの送信パワーが高いほど、基地局がこの周波数パーティションの特定副搬送波で参照信号を送信する送信パワーが高い。
好ましくは、基地局が各周波数パーティションの特定副搬送波で参照信号を送信する送信パワーとこの周波数パーティションのデータ副搬送波の送信パワーとは同じでよく、又は、基地局が各周波数パーティションの特定副搬送波で参照信号を送信する送信パワーとこの周波数パーティションのデータ副搬送波の送信パワーとは一定の送信パワー差値を保持する。
ステップS203において、端末が前記参照信号を受信し、この参照信号を測定して前記1つ又は複数の周波数パーティションのチャネル品質情報を取得する。
本発明実施例によれば、干渉強度測定方法を更に提供した。
図3は本発明実施例による干渉強度測定方法のフロー図であり、図3に示すように、本発明実施例による干渉強度測定方法は主に以下のステップ(ステップS301〜ステップS303)を含む。
ステップS301において、端末に、時間領域で1つ又は複数の符号構成を含み、周波数領域で1つ又は複数の周波数パーティションでの副搬送波を含む時間周波数リソースでこの基地局以外の他の基地局からの信号のみを受信させるように、基地局は、該所定時間周波数リソースで何れかの内容も送信しない。
ステップS303において、前記所定時間周波数リソースでの信号を測定することによって、端末が前記1つ又は複数の周波数パーティションでの干渉強度を取得する。
ここで、前記端末が前記基地局をサービス基地局とする1つ端末又は複数の端末である。端末のサービス基地局が前記所定時間周波数リソースで何れかの信号も送信しないため、端末がこの時間周波数リソースで受信した信号が他の基地局からの信号であり、この信号を測定することによって、端末が対応の周波数パーティションの干渉強度を取得できる。
具体的には、前記所定時間周波数リソースはこのサービス基地局によって確定されてもよく、上層ネットワークエレメントによって確定されてこのサービス基地局に通知されてもよく、又は、標準初期配置によって確定されてもよい。ここで、前記上層ネットワークエレメントは、基地局、中継設備、基地局制御器、アクセスサービスネットワーク、接続サービスネットワーク、コアネットワーク、コアネットワークゲートウェイ等の1つネットワークエレメントであることができる。
具体的な実施プロセスにおいて、異なる基地局が同一な周波数パーティションで対応する前記所定時間周波数リソースが同一でよく、異なってもよく、好ましくは、異なる基地局が同一な周波数パーティションで対応する前記所定時間周波数リソースが異なっている。
本発明実施例によれば、端末が周波数パーティションの送信パワー配置を取得するための送信パワー取得方法を更に提供する。
図4は本発明実施例による送信パワー取得方法のフロー図であり、図4に示すように、本発明実施例による送信パワー取得方法は主に以下のステップ(ステップS401〜ステップS403)を含む。
ステップS401において、基地局がダウンリンクチャネルを介して1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報を端末に通知する。
ここで、前記1つ又は複数の周波数パーティションは、周波数パーティション集合の一部又は全部周波数パーティションでよい。
具体的な実施プロセスでは、基地局は以下の方式を介して端末に前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報を通知してもよい。
(1)基地局は前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報をシグナルに含めて端末に送信し、具体的には、この送信パワー配置情報に各周波数パーティションの送信パワーの絶対値が含まれてもよいし、その中の1つの周波数パーティションの送信パワーを参照パワーとし、この送信パワー配置情報にこの参照パワーの絶対値及び他の各周波数パーティションのこの送信パワーに対する相対送信パワー値が含まれてもよい。
(2)基地局及び端末に周波数パーティションの送信パワー配置インデックステーブルを予め保存し、このインデックステーブルではインデックス情報に応じて周波数パーティション集合における各周波数パーティションの各送信パワー配置情報を記録し、基地局が端末に前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報を通知する場合に、このインデックステーブルにおける前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報に対応するインデックス情報を端末に送信し、端末がこのインデックス情報の指示に応じて、前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報がこのインデックステーブルでの位置を取得し、これで前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報を取得する。
(3)基地局が端末にプリセットシグナルを送信し、端末が予め保存したプリセットシグナルと周波数パーティションの送信パワー配置情報の対応関係に応じて、受信したプリセットシグナルに対応する周波数パーティションの送信パワー配置情報を取得する。
ここで、前記プリセットシグナルは、基地局の識別情報(IDCell)、セクターの識別情報(SegmentID)、発展型副前置き識別子情報(Second Advanced Preamble Index,SA−Preamble Indexと略称)の1つを含む。
ここで、前記対応関係とはプリセットシグナルと前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報との間の対応関係であり、端末がプリセットシグナルを受信して、この対応関係に応じて前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報を取得できる。
具体的な実施プロセスでは、端末が保存した前記対応関係は標準初期配置でよく、予め基地局と協議した後確定されてもよい。
ステップS403において、端末が基地局が送信した通知を受信し、この通知に応じて前記1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報を取得する。
前記3種の方法に対応し、本発明実施例が3種のシステムを提供し、それぞれ前記3種の方法を実現することに用いられる。以下、それぞれに記載する。
本発明実施例によれば、チャネル品質測定システムを更に提供した。
本発明実施例によるチャネル品質測定システムは、基地局及び端末を含む。ここで、基地局が、ダウンリンクチャネルを介して周波数パーティションで参照信号を送信することに用いる。端末が、前記参照信号を受信し、そしてこの参照信号に応じて前記周波数パーティションのチャネル品質情報を測定することに用いる。
本発明実施例によれば、干渉強度測定システムを更に提供した。
本発明実施例による干渉強度測定システムは、基地局及び端末を含む。ここで、この基地局をサービス基地局とする端末に、時間領域で1つ又は複数の符号構成を含み、周波数領域で1つ又は複数の周波数パーティションでの副搬送波を含む所定時間周波数リソースでこの基地局以外の他の基地局からの信号のみを受信させるように、基地局は、該所定時間周波数リソースで何れかの内容も送信しない。端末は、前記所定時間周波数リソースでの信号を測定し、前記1つ又は複数の周波数パーティションでの干渉強度を取得する。
本発明実施例によれば、送信パワー取得システムを更に提供した。
本発明実施例による送信パワー取得システムは、基地局及び端末を含む。ここで、基地局は、ダウンリンクチャネルを介して周波数パーティションの送信パワー配置情報を端末に通知する。端末は、前記通知を受信し、そしてこの通知に応じて前記周波数パーティションの送信パワー配置情報を取得する。
本発明実施例が提供した前記技術スキームを更に理解させるために、以下、具体的な実施例を介して本発明実施例が提供した技術スキームを説明する。
以下の実施例では、図5に示すフレーム構成及び図6に示す3つの相隣セクターの基地局のFP区分及びパワー配置情況を例として説明する。
図5は1つの802.16mシステムのフレーム構成模式図であり、図5に示すように、1つのスーパーフレーム(Superframe)が20msであり、4つのフレーム(Frame)を含む。1つのフレームが5msである、8つのサブフレーム(Subframe)を含む。1つのサブフレームはKつのOFDM符号(Symbol)を含み、本実施例においてKが6である。1つのOFDM符号が周波数領域でN(N>=1)つの副搬送波(Subcarrier)を含むが、Nつの副搬送波が更にMつの周波数パーティション(FrequencyPartition)に分けられる。本実施例では、仮にMが4であり、即ちNつの副搬送波を4つのFPに分けて、即ちFP1、FP2、FP3及びFP4。
図6は、1つの802.16mシステムがFFRを用いた後3つの相隣セクターの基地局BS1、BS2、BS3のFP区分及びパワー配置情況の模式図である。図6に示すように、まず周波数リソースが4つのFPに分けられ、ここで、FP2、FP3、FP4の周波数リユース因数がReuse1/3であり、FP1の周波数リユース因数がReuse1である。BS1において[FP1、FP2、FP3、FP4]の平均副搬送波送信パワーが[Preusel、PHigh、PLow1、PLow2]であり、BS2において[FP1、FP2、FP3、FP4]の平均副搬送波送信パワーが[Preusel、PLow2、PHigh、PLow1]であり、BS3において[FP1、FP2、FP3、FP4]の平均副搬送波送信パワーが[Preusel、PLow1、PLow2、PHigh]である。本実施例において、BS1において[FP1、FP2、FP3、FP4]の平均副搬送波送信パワーが[P0、P0、P0/2、P0/2]であり、BS2において[FP1、FP2、FP3、FP4]の平均副搬送波送信パワーが[P0、P0/2、P0、P0/2]であり、BS3において[FP1、FP2、FP3、FP4]の平均副搬送波送信パワーが[P0、P0/2、P0/2、P0]である。
[実施例1]
本実施例では、シングルアンテナの例で、本発明実施例が提供した前記第1種方法を説明する。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局が参照信号を送信することを介して端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
ここで、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、且つ参照信号を送信する周期は同一でよく異なっていもよく、本実施例では、仮にBS1、BS2、BS3はいずれも同一なスーパーフレーム内同一なフレーム内のサブフレームSF2(Subframe2)の最後1つのOFDM符号(即ち第6つ目のOFDM符号)を用いて参照信号を送信し、図7に示すように、参照信号が具体的に占用した副搬送波位置が図7において黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC8である。BS1、BS2、BS3が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーは、相応基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1とSC2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1orSC2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1orSC2,BS1はSC1とSC2の送信パワーであり、△1,BS1は変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1orSC2,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC3とSC4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC3orSC4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC5とSC6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC5orSC6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC7とSC8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC7orSC8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1orSC2,BS1=P0、PSC3orSC4,BS1=P0、PSC5orSC6,BS1=P0/2、PSC7orSC8,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS2=P0、PSC3orSC4,BS2=P0/2、PSC5orSC6,BS2=P0、PSC7orSC8,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS3=P0、PSC3orSC4,BS3=P0/2、PSC5orSC6,BS3=P0/2、PSC7orSC8,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF2(Subframe2)の第6つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1が副搬送波SC1〜SC8でのチャネル品質情報を測定し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択して基地局BS1へ報告され、この特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の副搬送波SC1−SC8を用いて参照信号を送信するとともに、この符号における他の使用可能な副搬送波送信データ情報を用いてもよく、又は、基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の副搬送波SC1−SC8を用いて参照信号を送信するとともに、この符号における他の副搬送波が内容を送信しない。
具体的には、基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
説明すべきは、参照信号の送信位置が本実施例で選択したサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号に限られなく、他の符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。
また、802.16mシステムでは、参照信号を中間パイロット周波数(Midamble)に合わせてFPのチャネル品質測定を更に正確にさせてもよい。端末MS1が中間パイロット周波数を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、そして参照信号SC1〜SC8を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、特定FPは、基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告されることができ、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
ここで、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定パイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定が行われ、中間パイロット周波数の送信周期が1フレームであり、且つ中間パイロット周波数が占用したすべての副搬送波の送信パワーが同じである。中間パイロット周波数を用いて符号全体でのすべての副搬送波位置におけるチャネルを見積ることができる。
[実施例2]
本実施例では、シングルアンテナを例として説明する。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局が参照信号を送信することを介して端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
ここで、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、パイロット周波数参照信号及びデータ参照信号を含む。本実施例では、参照信号の送信周期が同一であり、BS1、BS2、BS3はいずれも同一なスーパーフレーム内同一なフレーム内のサブフレームSF2(Subframe2)の最後1つのOFDM符号(即ち第6つ目のOFDM符号)を用いて参照信号を送信し、図8に示すように、P1がBS1のパイロット周波数参照信号であり、P2がBS2のパイロット周波数参照信号であり、P3がBS3のパイロット周波数参照信号であり、P1、P2、P3副搬送波の送信パワーが同一であり、データ参照信号が具体的に占用した副搬送波位置が図8において黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC8である。BS1、BS2、BS3がデータ参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーは相応基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1とSC2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1orSC2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1orSC2,BS1はSC1とSC2の送信パワーであり、△1,BS1は変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1orSC2,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC3とSC4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC3orSC4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC5とSC6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC5orSC6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC7とSC8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC7orSC8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1orSC2,BS1=P0、PSC3orSC4,BS1=P0、PSC5orSC6,BS1=P0/2、PSC7orSC8,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS2=P0、PSC3orSC4,BS2=P0/2、PSC5orSC6,BS2=P0、PSC7orSC8,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS3=P0、PSC3orSC4,BS3=P0/2、PSC5orSC6,BS3=P0/2、PSC7orSC8,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF2(Subframe2)での第6つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1がパイロット周波数参照信号P1を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、そしてデータ参照信号SC1〜SC8を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、この特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
且つ、本実施例では、基地局BS1がBS2がパイロット周波数参照信号P2を送信する副搬送波でデータを送信しなく、基地局BS1がBS3がパイロット周波数参照信号P3を送信する副搬送波でデータを送信しない。基地局BS1が参照信号を送信する符号における他の使用可能な副搬送波でデータ情報を送信し又はデータ情報を送信しない。同様に、基地局BS2とBS3に対して同様な処理を用いてもよい。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
説明すべきは、参照信号の送信位置が本実施例で選択されたサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号に限られなく、他のOFDM符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。
[実施例3]
本実施例はマルチアンテナを例として説明する。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局が参照信号を送信することを介して端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
本実施例では、システムが多入力多出力技術(Multiple−Input Multiple−Output,MIMOと略称)とプリコード技術(Precode)を用い、このシステムの構成及びデータ処理フローは図9に示すように、まず送信待ちのデータをL(L>=1)つの層(layer)に分け、そしてこのLつのlayerのデータをMIMOエンコーダー(MIMO encoder)に送り、Mt(Mt>=L)つのデータストリーム(Stream)を生成し、そしてこのMtつのStreamをプリコーダー(Precoder)に送り、最終に送信待ちデータをNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。
ここで、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、送信周期が同一でよく異なっていてもよい。本実施例では仮にBS1、BS2、BS3はいずれも同一なスーパーフレーム内同一なフレーム内のサブフレームSF2(Subframe2)の最後1つのOFDM符号(即ち第6つ目のOFDM符号)を用いて参照信号を送信する。
以下、BS1を例として参照信号の送信プロセスを詳しく説明する。
BS1がまず変調符号化した後の参照信号がLつのlayerに分けられ、そしてLつのlayerのデータをMIMO encoderに送った後、MtつのStreamを生成し、そしてこのMtつのStreamをPrecoderに送り、最終に、参照信号をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、Precoderの処理プロセスはMtつのStreamをPrecoderに送った後、基地局が既知のプリコードマトリックス集合から1つのプリコードマトリックスPM−aを選択し、且つPM−aにMtつのStreamをかけ、結果をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、基地局がプリコードマトリックスPM−aを選択する場合に標準により初期配置されたものでよく、又は基地局により無作為に選択されてもよく、そして選択したPM−aのPMIシーケンス番号を端末に通知する。
図10に示すように、参照信号がNtつの(本実施例では仮にNt=2)アンテナ(Antenna)で送信され、具体的に占用した副搬送波位置が図10において填充したブロックの副搬送波SC1〜SC16である。BS1が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーはBS1のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1〜SC4の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1〜SC4,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1〜SC4,BS1はSC1、SC2、SC3、SC4の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1〜SC4,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1〜SC4,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC5〜SC8の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC5〜SC8,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC9〜SC12の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC9〜SC12,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC13〜SC16の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC13〜SC16,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1〜SC4,BS1=P0、PSC5〜SC8,BS1=P0、PSC9〜SC12,BS1=P0/2、PSC13〜SC16,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS2=P0、PSC5〜SC8,BS2=P0/2、PSC9〜SC12,BS2=P0、PSC13〜SC16,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS3=P0、PSC5〜SC8,BS3=P0/2、PSC9〜SC12,BS3=P0/2、PSC13〜SC16,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF2(Subframe2)での第6つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1が副搬送波SC1〜SC16でのチャネル品質情報を測定し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の副搬送波SCl〜SC16を用いて参照信号を送信するとともに、この符号における他の使用可能な副搬送波を用いてデータ情報を送信してもよく、又は、基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の副搬送波SC1〜SC16を用いて参照信号を送信するとともに、この符号における他の副搬送波が内容を送信しない。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
説明すべきは、参照信号の送信位置が本実施例で選択したサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号に限られなく、他の符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。
また、802.16mシステムでは、参照信号を中間パイロット周波数(Midamble)に合わせてFPのチャネル品質測定を更に正確にさせてもよい。端末MS1が中間パイロット周波数を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、そして参照信号SC1〜SC16を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告されることができ、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
[実施例4]
本実施例はマルチアンテナを例として説明する。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局が参照信号を送信することを介して端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
本実施例では、システムも図9に示す構成及びデータ処理フローを用い、ここで、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、送信周期が同一である。本実施例では仮にBS1、BS2、BS3はいずれも同一なスーパーフレーム内同一なフレーム内のサブフレームSF2(Subframe2)の最後1つのOFDM符号(即ち第6つ目のOFDM符号)を用いて参照信号を送信する。
以下、BS1を例として参照信号の送信プロセスを詳しく説明する。
BS1がまず変調符号化した後の参照信号がLつのlayerに分けられ、そしてLつのlayerのデータをMIMO encoderに送った後、MtつのStreamを生成し、そしてこのMtつのStreamをPrecoderに送り、最終に、参照信号をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、Precoderの処理プロセスはMtつのStreamをPrecoderに送った後、基地局がプリコードマトリックスインデックス(Precode Matrix Indication,PMIと略称)を介して既知のプリコードマトリックス集合から1つのプリコードマトリックスPM−aを選択し、且つPM−aにMtつのStreamをかけ、結果をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、基地局がプリコードマトリックスPM−aを選択する場合に標準により初期配置されたものでよく、又は基地局により無作為に選択されてもよく、そして選択したPM−aのPMIシーケンス番号を端末に通知する。
参照信号がNtつの(本実施例では仮にNt=2)アンテナ(Antenna)で送信され、具体的に占用した副搬送波位置が図11に示すように、ここで、参照信号がパイロット周波数参照信号及びデータ参照信号を含む。ここで、P1−1がBS1のアンテナ1のパイロット周波数参照信号であり、P1−2がBS1のアンテナ2のパイロット周波数参照信号であり、BS1、BS2及びBS3のパイロット周波数参照信号では周波数分割多重化の方式が用いられる。黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC16がデータ参照信号である。BS1がデータ参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーがBS1のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1〜SC4の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1〜SC4,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1〜SC4,BS1はSC1、SC2、SC3、SC4の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1〜SC4,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1〜SC4,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC5〜SC8の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC5〜SC8,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC9〜SC12の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC9〜SC12,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC13〜SC16の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC13〜SC16,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1〜SC4,BS1=P0、PSC5〜SC8,BS1=P0、PSC9〜SC12,BS1=P0/2、PSC13〜SC16,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS2=P0、PSC5〜SC8,BS2=P0/2、PSC9〜SC12,BS2=P0、PSC13〜SC16,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS3=P0、PSC5〜SC8,BS3=P0/2、PSC9〜SC12,BS3=P0/2、PSC13〜SC16,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF2(Subframe2)での第6つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1がパイロット周波数参照信号P1−1、P1−2を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、且つデータ参照信号SC1〜SC16を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
基地局BS1はBS2がパイロット周波数参照信号P2を送信する副搬送波でデータを送信しなく、基地局BS1はBS3がパイロット周波数参照信号P3を送信する副搬送波でデータを送信しない。基地局BS1が参照信号を送信する符号における他の使用可能な副搬送波を用いてデータ情報を送信し又はデータ情報を送信しない。同様に、基地局BS2とBS3に対して同一な処理を行なってもよい。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
説明すべきは、参照信号の送信位置が本実施例で選択したサブフレームSF2の第6つ目のOFDM符号に限られなく、他のOFDM符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。
[実施例5]
本実施例はシングルアンテナを例として説明する。
本実施例では、基地局が中間パイロット周波数を用いて参照信号を送信し、802.16mシステムでは、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定のパイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定を行うことに用い、例えばダウンリンクサブフレームの後ろから数えて第5つ目のサブフレームにおける(本実施例ではサブフレームSF3である)第1つ目OFDM符号で中間パイロット周波数を送信し、且つ中間パイロット周波数の送信周期が1フレームであり、且つ中間パイロット周波数が占用したすべての副搬送波の送信パワーが同一である。中間パイロット周波数を用いて符号全体においてすべての副搬送波位置におけるチャネルを見積ることができ、これで送信端が便利に現在のチャネル情況に応じて、合理的に好適な伝送ポリシーを用いることができる。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局がN(N>=1)つの中間パイロット周波数の送信周期をあけて、中間パイロット周波数を送信するOFDM符号を用いて参照信号(即ちこの符号が中間パイロット周波数を送信しなくて参照信号を送信する)を送信し、これによって、端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
本実施例では、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、サブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号を用いて参照信号を送信し、参照信号が具体的に占用した副搬送波位置が図12において黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC8に示す。BS1、BS2、BS3が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーは相応基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1とSC2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1orSC2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1orSC2,BS1はSC1とSC2の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1orSC2,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1orSC2,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC3とSC4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC3orSC4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC5とSC6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC5orSC6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC7とSC8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC7orSC8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1orSC2,BS1=P0、PSC3orSC4,BS1=P0、PSC5orSC6,BS1=P0/2、PSC7orSC8,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS2=P0、PSC3orSC4,BS2=P0/2、PSC5orSC6,BS2=P0、PSC7orSC8,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS3=P0、PSC3orSC4,BS3=P0/2、PSC5orSC6,BS3=P0/2、PSC7orSC8,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)での第1つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1が副搬送波SC1〜SC8でのチャネル品質情報を測定し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、この特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号の副搬送波SC1−SC8を用いて参照信号を送信するとともに、この符号における他の使用可能な副搬送波を用いてデータ情報を送信してもよく、又は基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号の副搬送波SC1−SC8を用いて参照信号を送信するとともに、この符号における他の副搬送波が内容を送信しない。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
[実施例6]
本実施例はシングルアンテナを例として説明する。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局がN(N>=1)つの中間パイロット周波数の送信周期をあけて、中間パイロット周波数を送信するOFDM符号を用いて参照信号(即ちこの符号が中間パイロット周波数を送信しなくて参照信号を送信する)を送信し、これによって、端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号である。本実施例では、仮にサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号を用いて参照信号を送信し、参照信号が具体的に占用した副搬送波位置が図13に示すように、パイロット周波数参照信号及びデータ参照信号を含む。P1がBS1のパイロット周波数参照信号であり、P2がBS2のパイロット周波数参照信号であり、P3がBS3のパイロット周波数参照信号であり、Pl、P2、P3副搬送波の送信パワーが同一であり、データ参照信号が図13において黒色ブロック副搬送波SC1〜SC8に示す。BS1、BS2、BS3が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーは相応基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1とSC2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1orSC2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1orSC2,BS1はSC1とSC2の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1orSC2,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1orSC2,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC3とSC4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC3orSC4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC5とSC6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC5orSC6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC7とSC8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC7orSC8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1orSC2,BS1=P0、PSC3orSC4,BS1=P0、PSC5orSC6,BS1=P0/2、PSC7orSC8,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS2=P0、PSC3orSC4,BS2=P0/2、PSC5orSC6,BS2=P0、PSC7orSC8,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS3=P0、PSC3orSC4,BS3=P0/2、PSC5orSC6,BS3=P0/2、PSC7orSC8,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)での第1つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1がパイロット周波数参照信号P1を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、且つデータ参照信号SC1〜SC8を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、この特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
基地局BS1はBS2がパイロット周波数参照信号P2を送信する副搬送波でデータを送信しなく、基地局BS1はBS3がパイロット周波数参照信号P3を送信する副搬送波でデータを送信しない。基地局BS1が参照信号を送信する符号における他の使用可能な副搬送波を用いてデータ情報を送信し又はデータ情報を送信しない。同様に、基地局BS2及びBS3に適用する。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
[実施例7]
本実施例ではマルチアンテナを例として説明し、且つ、本実施例では、システムが図9に示すような構成及びデータ処理フローを用いて処理を行う。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局がN(N>=1)つの中間パイロット周波数の送信周期をあけて、中間パイロット周波数を送信するOFDM符号を用いて参照信号(即ちこの符号が中間パイロット周波数を送信しなくて参照信号を送信する)を送信し、これによって、端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
ここで、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、且つサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号を用いて送信する。
以下、BS1を例として参照信号の送信プロセスを詳しく説明する。
BS1がまず変調符号化した後の参照信号がLつのlayerに分けられ、そしてLつのlayerのデータをMIMO encoderに送った後、MtつのStreamを生成し、そしてこのMtつのStreamをPrecoderに送り、最終に、参照信号をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、Precoderの処理プロセスはMtつのStreamをPrecoderに送った後、基地局がプリコードマトリックスインデックス(Precode Matrix Indication,PMIと略称)を介して既知のプリコードマトリックス集合から1つのプリコードマトリックスPM−aを選択し、且つPM−aにMtつのStreamをかけ、結果をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、基地局がプリコードマトリックスPM−aを選択する場合に標準により初期配置されたものでよく、又は基地局により無作為に選択されてもよく、そして選択したPM−aのPMIシーケンス番号を端末に通知する。
図14に示すように、参照信号がNtつの(本実施例では仮にNt=2)アンテナ(Antenna)で送信され、具体的に占用した副搬送波位置が図14において黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC16である。BS1が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーはBS1のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1〜SC4の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1〜SC4,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1〜SC4,BS1はSC1、SC2、SC3、SC4の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1〜SC4,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1〜SC4,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC5〜SC8の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC5〜SC8,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC9〜SC12の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC9〜SC12,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC13〜SC16の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC13〜SC16,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1〜SC4,BS1=P0、PSC5〜SC8,BS1=P0、PSC9〜SC12,BS1=P0/2、PSC13〜SC16,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS2=P0、PSC5〜SC8,BS2=P0/2、PSC9〜SC12,BS2=P0、PSC13〜SC16,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS3=P0、PSC5〜SC8,BS3=P0/2、PSC9〜SC12,BS3=P0/2、PSC13〜SC16,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)での第1つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1が副搬送波SC1〜SC16でのチャネル品質情報を測定し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号の副搬送波SCl〜SC16を用いて参照信号を送信するとともに、この符号における他の使用可能な副搬送波を用いてデータ情報を送信してもよく、又は、基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF2の第1つ目のOFDM符号の副搬送波SC1〜SC16を用いて参照信号を送信するとともに、この符号において他の副搬送波が内容を送信しない。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
[実施例8]
本実施例ではマルチアンテナで、且つ中間パイロット周波数を用いて参照信号を送信することを例とし説明する。且つ、本実施例では、システムが図9に示すような構成及びデータ処理フローを用いる。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局がN(N>=1)つの中間パイロット周波数の送信周期をあけて、中間パイロット周波数を送信するOFDM符号を用いて参照信号(即ちこの符号が中間パイロット周波数を送信しなくて参照信号を送信する)を送信し、これによって、端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
ここで、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、且つサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号を用いて送信される。
以下、BS1を例として参照信号の送信プロセスを詳しく説明する。
BS1がまず変調符号化した後の参照信号をLつのlayerに分けられ、そしてこのLつのlayerのデータをMIMO encoderに送った後、MtつのStreamを生成し、そしてこのMtつのStreamをPrecoderに送り、最終に、参照信号をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、Precoderの処理プロセスはMtつのStreamをPrecoderに送った後、基地局がプリコードマトリックスインデックス(Precode Matrix Indication,PMIと略称)を介して既知のプリコードマトリックス集合から1つのプリコードマトリックスPM−aを選択し、且つPM−aにMtつのStreamをかけ、結果をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、基地局がプリコードマトリックスPM−aを選択する場合に標準により初期配置されたものでよく、又は基地局により無作為に選択されてもよく、そして選択したPM−aのPMIシーケンス番号を端末に通知する。
参照信号がNtつの(本実施例では仮にNt=2)アンテナ(Antenna)で送信され、具体的に占用した副搬送波位置が図15に示すように、ここで、参照信号がパイロット周波数参照信号及びデータ参照信号を含む。ここで、P1−1がBS1のアンテナ1のパイロット周波数参照信号であり、P1−2がBS1のアンテナ2のパイロット周波数参照信号であり、BS1、BS2及びBS3のパイロット周波数参照信号では周波数分割多重化の方式が用いられる。ここで、黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC16がデータ参照信号である。BS1が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーは、BS1のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1〜SC4の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1〜SC4,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1〜SC4,BS1はSC1、SC2、SC3、SC4の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1〜SC4,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1〜SC4,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC5〜SC8の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC5〜SC8,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC9〜SC12の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC9〜SC12,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC13〜SC16の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC13〜SC16,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1〜SC4,BS1=P0、PSC5〜SC8,BS1=P0、PSC9〜SC12,BS1=P0/2、PSC13〜SC16,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS2=P0、PSC5〜SC8,BS2=P0/2、PSC9〜SC12,BS2=P0、PSC13〜SC16,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS3=P0、PSC5〜SC8,BS3=P0/2、PSC9〜SC12,BS3=P0/2、PSC13〜SC16,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)での第1つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1がパイロット周波数参照信号P1−1、P1−2を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、且つデータ参照信号SC1〜SC16を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
基地局BS1はBS2がパイロット周波数参照信号P2を送信する副搬送波でデータを送信しなく、基地局BS1はBS3がパイロット周波数参照信号P3を送信する副搬送波でデータを送信しない。基地局BS1が参照信号を送信する符号における他の使用可能な副搬送波を用いてデータ情報を送信し又はデータ情報を送信しない。同様に、基地局BS2とBS3に対して同一な処理を行なってもよい。
基地局BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号の全部使用可能な副搬送波を用いて参照信号を送信してもよい。
[実施例9]
本実施例ではシングルアンテナで、且つ一部の中間パイロット周波数を占用して参照信号を送信することを例として説明する。
802.16mシステムでは、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定のパイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定を行うことに用い、例えばダウンリンクサブフレームの後ろから数えて第5つ目のサブフレームにおける(本実施例ではサブフレームSF3である)第1つ目OFDM符号で中間パイロット周波数を送信し、且つ中間パイロット周波数の送信周期が1フレームであり、且つ中間パイロット周波数が占用したすべての副搬送波の送信パワーが同一である。中間パイロット周波数を用いて符号全体においてすべての副搬送波位置におけるチャネルを見積ることができ、これで送信端が便利に現在のチャネル情況に応じて、合理的に高い効率の伝送ポリシーを用いることができる。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局がN(N>=1)つの中間パイロット周波数の送信周期をあけて、中間パイロット周波数を送信するOFDM符号におけるある周波数リソース(即ち副搬送波)を用いて参照信号を送信し、これによって、端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
本実施例では、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、サブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号(この符号で中間パイロット周波数を送信する)において一部副搬送波を用いて参照信号を送信し、参照信号が具体的に占用した副搬送波位置が図16において黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC8に示す。BS1、BS2、BS3が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーは相応基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1とSC2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1orSC2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1orSC2,BS1はSC1とSC2の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1orSC2,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1orSC2,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC3とSC4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC3orSC4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC5とSC6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC5orSC6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC7とSC8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC7orSC8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1orSC2,BS1=P0、PSC3orSC4,BS1=P0、PSC5orSC6,BS1=P0/2、PSC7orSC8,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS2=P0、PSC3orSC4,BS2=P0/2、PSC5orSC6,BS2=P0、PSC7orSC8,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC8の送信パワーはPSC1orSC2,BS3=P0、PSC3orSC4,BS3=P0/2、PSC5orSC6,BS3=P0/2、PSC7orSC8,BS3=P0となる。
従って、基地局BS1、BS2、BS3が副搬送波SC1〜SC8を用いて参照信号を送信した後、端末がSC1〜SC8におけるチャネル品質情報を測定し、特定FPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックする。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)での第1つ目のOFDM符号で参照信号を送信した後、端末MS1が中間パイロット周波数M1を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、そして参照信号SC1〜SC8を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
[実施例10]
本実施例はマルチアンテナで、且つ一部の中間パイロット周波数を占用することを例として説明する。
802.16mシステムでは、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定のパイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定を行うことに用い、例えばダウンリンクサブフレームの後ろから数えて第5つ目のサブフレームにおける(本実施例ではサブフレームSF3である)第1つ目OFDM符号で中間パイロット周波数を送信し、且つ中間パイロット周波数の送信周期が1フレームであり、且つ中間パイロット周波数が占用したすべての副搬送波の送信パワーが同一である。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局がN(N>=1)つの中間パイロット周波数の送信周期をあけて、中間パイロット周波数を送信するOFDM符号におけるある周波数リソース(即ち副搬送波)を用いて参照信号を送信し、これによって、端末がFPのチャネル品質情報を測定し、端末が測定して得たFPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックし、基地局が受信したフィードバック情報及び既に保存した端末関連情報を介して端末にリソースを配布する。
本実施例では、システムが図9に示すような構成及びデータ処理フローを用いる。
ここで、BS1、BS2、BS3が送信した参照信号は端末が既に知った信号であり、且つサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号(この符号が中間パイロット周波数を送信することに用いられる)における一部の副搬送波を用いて送信される。
以下、BS1を例として参照信号の送信プロセスを詳しく説明する。
BS1がまず変調符号化した後の参照信号がLつのlayerに分けられ、そしてLつのlayerのデータをMIMO encoderに送った後、MtつのStreamを生成し、そしてこのMtつのStreamをPrecoderに送り、最終に、参照信号をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、Precoderの処理プロセスはMtつのStreamをPrecoderに送った後、基地局がプリコードマトリックスインデックス(Precode Matrix Indication,PMIと略称)を介して既知のプリコードマトリックス集合から1つのプリコードマトリックスPM−aを選択し、且つPM−aにMtつのStreamをかけ、結果をNtつのアンテナ(Antenna)に映射して送信する。ここで、基地局がプリコードマトリックスPM−aを選択する場合に標準により初期配置されたものでよく、又は基地局により無作為に選択されてもよく、そして選択したPM−aのPMIシーケンス番号を端末に通知する。
参照信号がNtつの(本実施例では仮にNt=2)アンテナ(Antenna)で送信され、具体的に占用した副搬送波位置が図17に示すように、ここで、M1−1がBS1のアンテナ1の中間パイロット周波数であり、M1−2がBS1のアンテナ2の中間パイロット周波数であり、BS1、BS2及びBS3の中間パイロット周波数では周波数分割多重化の方式が用いられる。黒色ブロックの副搬送波SC1〜SC16が参照信号である。BS1が参照信号を送信するのに占用する副搬送波の送信パワーはBS1のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに応じて配置される。BS1において副搬送波SC1〜SC4の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC1〜SC4,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PSC1〜SC4,BS1はSC1、SC2、SC3、SC4の送信パワーであり、△1,BS1はPSC1〜SC4,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPSC1〜SC4,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波SC5〜SC8の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPSC5〜SC8,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波SC9〜SC12の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC9〜SC12,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波SC13〜SC16の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPSC13〜SC16,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PSC1〜SC4,BS1=P0、PSC5〜SC8,BS1=P0、PSC9〜SC12,BS1=P0/2、PSC13〜SC16,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS2=P0、PSC5〜SC8,BS2=P0/2、PSC9〜SC12,BS2=P0、PSC13〜SC16,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波SC1〜SC16の送信パワーはPSC1〜SC4,BS3=P0、PSC5〜SC8,BS3=P0/2、PSC9〜SC12,BS3=P0/2、PSC13〜SC16,BS3=P0となる。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局はBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)での第1つ目のOFDM符号で中間パイロット周波数及び参照信号を送信した後、端末MS1が中間パイロット周波数M1−1、M1−2を測定してFPのチャネルマトリックスを取得し、且つ参照信号SC1〜SC16を測定してFPのチャネル品質情報を取得し、BSlに特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
[実施例11]
本実施例はシングルアンテナで、中間パイロット周波数を介してパワー差を体現することを例として説明する。
802.16mシステムでは、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定のパイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定を行うことに用いる。例えば、本実施例では、中間パイロット周波数がダウンリンクサブフレームの後ろから数えて第5つ目のサブフレーム(サブフレームSF3)における第1つ目のOFDM符号に位置して中間パイロット周波数を送信する。本実施例では仮に中間パイロット周波数の送信周期が1フレームである。
FFRを有効にした後、基地局が中間パイロット周波数で占用した副搬送波の送信パワーは基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに従って配置される。
本実施例では、BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号によりReuse3の方式を用いて中間パイロット周波数を送信し、中間パイロット周波数が具体的に占用した副搬送波位置が図18において黒色ブロック副搬送波に示す。BS1において副搬送波M1−1とM1−2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−1orM1−2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PM1−1orM1−2,BS1はM1−1とM1−2の送信パワーであり、△1,BS1はPM1−1orM1−2,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPM1−1orM1−2,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波M1−3とM1−4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−3orM1−4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波M1−5とM1−6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−5orM1−6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波M1−7とM1−8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−7orM1−8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PM1−1orM1−2,BS1=P0、PM1−3orM1−4,BS1=P0、PM1−5orM1−6,BS1=P0/2、PM1−7orM1−8,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波M2−1〜M2−8の送信パワーはPM2−1orM2−2,BS2=P0、PM2−3orM2−4,BS2=P0/2、PM2−5orM2−6,BS2=P0、PM2−7orM2−8,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波M3−1〜M3−8の送信パワーはPM3−1orM3−2,BS3=P0、PM3−3orM3−4,BS3=P0/2、PM3−5orM3−6,BS3=P0/2、PM3−7orM3−8,BS3=P0となる。
従って、端末が中間パイロット周波数を介してFPでのチャネル品質情報を測定し、そして特定FPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックする。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号で中間パイロット周波数を送信した後、端末MS1が中間パイロット周波数M1−1〜M1−8を測定してFP1、FP2、FP3、FP4のチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
説明すべきは、中間パイロット周波数の送信位置が本実施例で選択したサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号に限られなく、他の符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。中間パイロット周波数の送信周期が本実施例における1フレームに限られなく、複数のフレーム又は複数のサブフレーム又は複数のスーパーフレームでもよい。
[実施例12]
本実施例はシングルアンテナで、中間パイロット周波数を介してパワー差を体現することを例として説明する。
802.16mシステムでは、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定のパイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定を行うことに用い、例えば、本実施例では、中間パイロット周波数がダウンリンクサブフレームの後ろから数えて第5つ目のサブフレーム(サブフレームSF3)における第1つ目のOFDM符号に位置して中間パイロット周波数を送信する。本実施例では仮に中間パイロット周波数の送信周期が1フレームである。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局が中間パイロット周波数で占用した副搬送波の送信パワーは基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに従って配置される。
本実施例では、BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号によりReuse1の方式を用いて中間パイロット周波数を送信し、中間パイロット周波数が具体的に占用した副搬送波位置が図19において黒色ブロック副搬送波に示す。BS1において副搬送波M1−1とM1−2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−1orM1−2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PM1−1orM1−2,BS1はM1−1とM1−2の送信パワーであり、△1,BS1はPM1−1orM1−2,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPM1−1orM1−2,BS1の変動大きさを反映するためのものである。同様に、BS1において副搬送波M1−3とM1−4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−3orM1−4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波M1−5とM1−6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−5orM1−6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波M1−7とM1−8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−7orM1−8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PM1−1orM1−2,BS1=P0、PM1−3orM1−4,BS1=P0、PM1−5orM1−6,BS1=P0/2、PM1−7orM1−8,BS1=P0/2となる。
同様に、仮にBS2において副搬送波M2−1〜M2−8の送信パワーはPM2−1orM2−2,BS2=P0、PM2−3orM2−4,BS2=P0/2、PM2−5orM2−6,BS2=P0、PM2−7orM2−8,BS2=P0/2となる。
同様に、仮にBS3において副搬送波M3−1〜M3−8の送信パワーはPM3−1orM3−2,BS3=P0、PM3−3orM3−4,BS3=P0/2、PM3−5orM3−6,BS3=P0/2、PM3−7orM3−8,BS3=P0となる。
従って、端末が中間パイロット周波数を介してFPでのチャネル品質情報を測定し、そして特定FPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックする。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号で中間パイロット周波数を送信した後、端末MS1が中間パイロット周波数M1−1〜M1−8を測定してFP1、FP2、FP3、FP4のチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
中間パイロット周波数の送信位置が本実施例で選択したサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号に限られなく、他の符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。中間パイロット周波数の送信周期が本実施例における1フレームに限られなく、複数のフレーム又は複数のサブフレーム又は複数のスーパーフレームでもよい。
[実施例13]
本実施例はマルチアンテナで、中間パイロット周波数を介してパワー差を体現することを例として説明する。
802.16mシステムでは、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定のパイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定を行うことに用いる。例えば、本実施例では、中間パイロット周波数がダウンリンクサブフレームの後ろから数えて第5つ目のサブフレーム(サブフレームSF3)における第1つ目のOFDM符号に位置して中間パイロット周波数を送信する。本実施例では仮に中間パイロット周波数の送信周期が1フレームである。
本実施例では、システムが図9に示すような構成及びデータ処理フローを用いる。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局が中間パイロット周波数で占用した副搬送波の送信パワーは基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに従って配置される。
本実施例では、BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号によりReuse3の方式を用いて中間パイロット周波数を送信する。ここで、前記Reuse3の方式とはBS1、BS2、BS3の中間パイロット周波数を送信するのに占用した副搬送波の周波数が直交していることを指す。ここで、各基地局が複数の送信アンテナで中間パイロット周波数を送信するのに占用した副搬送波の周波数が直交する。以下、BS1を例とし、中間パイロット周波数の送信方法及び受信方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にBS1がNtつの(Nt=2)アンテナ(Antenna)で中間パイロット周波数を送信し、パイロット周波数が具体的に占用した副搬送波位置が図20において黒色ブロック副搬送波に示す。BS1において副搬送波M1−1、M1−2、M2−1、M2−2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1はM1−1、M1−2、M2−1、M2−2の送信パワーであり、△1,BS1はPM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1の変動大きさを反映するためものである。同様に、BS1において副搬送波M1−3、M1−4、M2−3、M2−4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−3、M1−4、M2−3、M2−4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波M1−5、M1−6、M2−5、M2−6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−5、M1−6、M2−5、M2−6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波M1−7、M1−8、M2−7、M2−8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−7、M1−8、M2−7、M2−8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1=P0、PM1−3、M1−4、M2−3、M2−4,BS1=P0、PM1−5、M1−6、M2−5、M2−6,BS1=P0/2、PM1−7、M1−8、M2−7、M2−8,BS1=P0/2となる。
従って、端末が中間パイロット周波数を介してFPでのチャネル品質情報を測定し、そして特定FPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックする。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号で中間パイロット周波数を送信した後、端末MS1が中間パイロット周波数を測定してFP1、FP2、FP3、FP4のチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
中間パイロット周波数の送信位置が本実施例で選択したサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号に限られなく、他の符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。中間パイロット周波数の送信周期が本実施例における1フレームに限られなく、複数のフレーム又は複数のサブフレーム又は複数のスーパーフレームでもよい。
[実施例14]
本実施例はマルチアンテナで、中間パイロット周波数を介してパワー差を体現することを例として説明する。
802.16mシステムでは、中間パイロット周波数(Midamble)とは1つのフレームにおける特定符号で送信する特定のパイロット周波数シーケンスであり、受信端でチャネル測定を行うことに用いる。例えば、本実施例では、中間パイロット周波数がダウンリンクサブフレームの後ろから数えて第5つ目のサブフレーム(サブフレームSF3)における第1つ目のOFDM符号に位置して中間パイロット周波数を送信する。本実施例では仮に中間パイロット周波数の送信周期が1フレームである。
本実施例では、システムが図9に示すような構成及びデータ処理フローを用いる。
本実施例では、FFRを有効にした後、基地局が中間パイロット周波数で占用した副搬送波の送信パワーは基地局のFP1、FP2、FP3及びFP4での平均副搬送波パワーに従って配置される。
本実施例では、BS1、BS2、BS3がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号によりReuse1の方式を用いて中間パイロット周波数を送信する。ここで、前記Reuse1の方式ではBS1、BS2、BS3が中間パイロット周波数を送信するのに占用した副搬送波が同一である。以下、BS1を例とし、中間パイロット周波数の送信方法及び受信方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にBS1がNtつの(Nt=2)アンテナ(Antenna)で中間パイロット周波数を送信し、パイロット周波数が具体的に占用した副搬送波位置が図21において黒色ブロック副搬送波に示す。BS1において副搬送波M1−1、M1−2、M2−1、M2−2の送信パワーがFP1の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1=(1±△1,BS1)P0、ここで、PM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1はM1−1、M1−2、M2−1、M2−2の送信パワーであり、△1,BS1はPM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1の変動係数であり、即ち許したP0に対するPM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1の変動大きさを反映するためのものである。同様に、BS1において副搬送波M1−3、M1−4、M2−3、M2−4の送信パワーがFP2の平均副搬送波送信パワーP0を参照し、即ちPM1−3、M1−4、M2−3、M2−4,BS1=(1±△2,BS1)P0、BS1において副搬送波M1−5、M1−6、M2−5、M2−6の送信パワーがFP3の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−5、M1−6、M2−5、M2−6,BS1=(1±△3,BS1)P0/2、BS1において副搬送波M1−7、M1−8、M2−7、M2−8の送信パワーがFP4の平均副搬送波送信パワーP0/2を参照し、即ちPM1−7、M1−8、M2−7、M2−8,BS1=(1±△4,BS1)P0/2。本実施例では、△1,BS1、△2,BS1、△3,BS1、△4,BS1は仮に0であると、PM1−1、M1−2、M2−1、M2−2,BS1=P0、PM1−3、M1−4、M2−3、M2−4,BS1=P0、PM1−5、M1−6、M2−5、M2−6,BS1=P0/2、PM1−7、M1−8、M2−7、M2−8,BS1=P0/2となる。
従って、端末が中間パイロット周波数を介してFPでのチャネル品質情報を測定し、そして特定FPのチャネル品質情報を基地局にフィードバックする。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、BS1がサブフレームSF3(Subframe3)の第1つ目のOFDM符号で中間パイロット周波数を送信した後、端末MS1が中間パイロット周波数を測定してFP1、FP2、FP3、FP4のチャネル品質情報を取得し、BS1に特定FPのチャネル品質情報をフィードバックする。ここで、前記特定FPが基地局によりシグナルを介して端末MS1へ通知され又は端末MS1により選択されて基地局BS1へ報告され、前記特定FPが1つ又は複数のFP又は全部FPを含んでよい。
中間パイロット周波数の送信位置が本実施例で選択されたサブフレームSF3の第1つ目のOFDM符号に限られなく、他の符号内に位置してもよく、他のダウンリンクサブフレーム内に位置してもよく、複数のOFDM符号内に位置してもよい。中間パイロット周波数の送信周期が本実施例における1フレームに限られなく、複数のフレーム又は複数のサブフレーム又は複数のスーパーフレームでもよい。
以下の実施例では、前記方法2を説明する。以下の実施例において、仮にシステムに3つの基地局が存在し、それぞれがBS1、BS2及びBS3である。FFRを有効にした後、端末が全部又は一部FPのチャネル品質情報を測定することに供えるために、基地局BS1、BS2及びBS3がそれぞれ特定のOFDM符号内の全部又は一部FPで何れかの情報も送信しない。ここで、BS1、BS2及びBS3が同一FPで情報を送信しなくて占用したOFDM符号が異なっている。ここで、特定のOFDM符号が標準により初期配置されたものでよく又は基地局と協議して確定したものでもよい。
[実施例15]
本実施例では、前記方法2を説明し、本実施例において、各基地局が同一な周波数パーティションで情報を送信しなく占用したOFDM符号が異なっていて、且つ周波数パーティション集合におけるすべての周波数パーティションに対していずれも測定を行う。
以下、BS1を例とし、端末がFPのチャネル品質情報を測定する方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、FFRを有効にした後、基地局BS1に対して、端末がFP1、FP2、FP3及びFP4のチャネル品質情報をアップリンク報告する必要がある。BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第1つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目のOFDM符号内のFP1に対応する副搬送波で何かの情報も送信しなく、BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第2つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目のOFDM符号内のFP2に対応する副搬送波で何れかの情報も送信しなく、BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第3つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目のOFDM符号内のFP3に対応する副搬送波で何れかの情報も送信しなく、BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第4つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目のOFDM符号内のFP4に対応する副搬送波で何かの情報も送信しない。
端末MS1が前記OFDM符号時刻にそれぞれFP1、FP2、FP3及びFP4で他の基地局(BS2及びBS3)からの干渉強度値を測定し、そして取得した干渉強度値をサービス基地局BS1に報告する。
BS2及びBS3に対して前記類似処理を用いてもよい。
[実施例16]
本実施例では、前記方法2を説明し、本実施例において、各基地局が同一な周波数パーティションで情報を送信しなく占用したOFDM符号が異なっていて、且つ周波数パーティション集合における一部の周波数パーティションに対して測定を行う。
以下、BS1を例とし、端末がFPのチャネル品質情報を測定する方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、FFRを有効にした後、基地局BS1に対して、端末がFP1及びFP2のチャネル品質情報をアップリンク報告することが必要である。BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第1つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目のOFDM符号内のFP1に対応する副搬送波で何れかの情報も送信しなく、BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第2つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目のOFDM符号内のFP2に対応する副搬送波で何れかの情報も送信しない。
端末MS1が前記OFDM符号時刻にそれぞれFP1、FP2で他の基地局(BS2及びBS3)からの干渉強度値を測定し、そして取得した干渉強度値をサービス基地局BS1に報告する。
[実施例17]
本実施例では、前記方法2を説明し、本実施例において、各基地局が同一な周波数パーティションで情報を送信しなく占用したOFDM符合が異なっていて、且つ周波数パーティション集合におけるすべての周波数パーティションに対していずれも測定を行う。
以下、BS1を例とし、端末がFPのチャネル品質情報を測定する方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、FFRを有効にした後、基地局BS1に対して、端末がFP1、FP2、FP3及びFP4のチャネル品質情報をアップリンク報告することが必要である。BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第1つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目OFDM符号内のFP1に対応する副搬送波で何れかの情報も送信しない。
端末MS1が前記OFDM符号時刻にそれぞれFP1、FP2、FP3及びFP4で他の基地局(BS2及びBS3)からの干渉強度値を測定し、そして取得した干渉強度値をサービス基地局BS1に報告する。
[実施例18]
本実施例では、前記方法2を説明し、本実施例において、各基地局が同一な周波数パーティションで情報を送信しなく占用したOFDM符合が異なっていて、且つ周波数パーティション集合における一部の周波数パーティションに対して測定を行う。
以下、BS1を例とし、端末がFPのチャネル品質情報を測定する方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮に端末MS1のサービス基地局がBS1であり、FFRを有効にした後、基地局BS1に対して、端末がFP1及びFP2のチャネル品質情報をアップリンク報告する必要がある。BS1が第Lつ目のスーパーフレームの第1つ目のフレームの第2つ目のダウンリンクサブフレームの第3つ目OFDM符号内のFP1、FP2に対応する副搬送波で何れかの情報も送信しない。
端末MS1が前記OFDM符号時刻にそれぞれFP1、FP2で他の基地局(BS2及びBS3)からの干渉強度値を測定し、そして取得した干渉強度値をサービス基地局BS1に報告する。
以下の実施例が前記方法3を説明する。
[実施例19]
本実施例では、シグナル送信周波数パーティション集合における全部FPの送信パワー配置情報を用いる。
以下、BS1を例とし、このシグナルの送信及び受信方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にBS1のFP1での副搬送波の送信パワーはP1であり、BS1のFP2での副搬送波の送信パワーはP2であり、BS1のFP3での副搬送波の送信パワーはP3であり、BS1のFP4での副搬送波の送信パワーはP4であると、BS1がP1、P2、P3、P4の絶対値情報をシグナルS1を介して端末MSlに送信する。
MS1が基地局BS1が送信したシグナルS1を受信し、S1を解読してFP1、FP2、FP3及びFP4の副搬送波送信パワーP1、P2、P3及びP4を取得する。
ここで、説明すべきは、BS1がP1、P2、P3、P4を送信する態様が本実施例に記載の絶対値方式に限られなく、差値の態様で送信してもよく、即ちFP1、FP2、FP3及びFP4の副搬送波送信パワーP1、P2、P3及びP4から1つのFPの副搬送波送信パワーPxを選択し、Pxが絶対値方式で送信され、他のFPの副搬送波送信パワーがPxとの差値方式で送信される。例えば、BS1が周波数リユース因数がReuse1/3のFP集合においてFP2の副搬送波送信パワーP2を選択し、絶対値方式で送信し、P1、P3及びP4が差値方式で送信される。受信端MS1はまず解読を介してP2を回復し、更にP1、P3及びP4を回復する。
[実施例20]
本実施例では、シグナル送信周波数パーティション集合における一部FPの送信パワー配置情報を用いる。
以下、BS1を例とし、このシグナルの送信及び受信方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にBS1のFP1での副搬送波の送信パワーはP1であり、BS1のFP2での副搬送波の送信パワーはP2であり、BS1のFP3での副搬送波の送信パワーはP3であり、BS1のFP4での副搬送波の送信パワーはP4である。FP1での副搬送波の送信パワーP1が標準初期配置として基地局及び端末内(ここで、FPlの副搬送波の送信パワーP1に限られなく、他の1つ又は複数のFPの副搬送波の送信パワーでもよい)に保存すると、BS1がP2、P3、P4の絶対値情報をシグナルS1を介して端末MSlに送信する。
MS1が基地局BS1が送信したシグナルS1を受信し、S1を解読してFP2、FP3及びFP4の副搬送波送信パワーP2、P3及びP4を取得する。
ここで、説明すべきは、BS1がP2、P3、P4を送信する態様が本実施例に記載の絶対値態様に限られなく、差値の態様で送信してもよく、即ちFP2、FP3及びFP4の副搬送波送信パワーP2、P3及びP4から1つのFPの副搬送波送信パワーPxを選択し、Pxが絶対値方式で送信されるようさせ、他のFPの副搬送波送信パワーがPxとの差値方式で送信される。例えば、BS1が周波数リユース因数がReuse1/3のFP集合においてFP2の副搬送波送信パワーP2を選択し、絶対値方式で送信し、P3及びP4が差値方式で送信される。受信端MS1はまず解読を介してP2を回復し、更にP3及びP4を回復する。
ここで、説明すべきは、BS1がP2、P3、P4を送信する態様が本実施例に記載の絶対値方式に限られなく、又1種の差値の態様で送信してもよく、即ちFP2、FP3及びFP4の副搬送波送信パワーP2、P3及びP4がP1との差値方式で送信される。受信端MS1が標準初期配置に応じてFP1の副搬送波送信パワーP1を取得し、そして解読を介してP2、P3及びP4を回復する。
[実施例21]
本実施例では、セクターの識別情報(SegmentID)と送信パワー配置情報との対応関係によって、端末に周波数パーティション集合において全部FPの送信パワー配置情報を通知する。
以下、BS1を例とし、各FPの副搬送波送信パワーの取得方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にMS1はBS1をサービス基地局とする端末であり、MS1がBS1が送信した発展型主前置きリードコード(Primary Advanced Preamble,PA−Preambleと略称)を解読してBS1の帯域幅配置情報を取得し、本実施例では仮にBS1が用いた帯域幅が10MHzである。MS1がBS1が送信したSA−Preamble(Second Advanced Preamble)を解読し、BS1が送信したSA−PreambleシーケンスがSAP−1であることを取得する。MS1が標準初期配置した10MHz帯域幅が使用可能なSA−Preambleシーケンス集合とSegmentIDとの対応関係で、シーケンスSAP−1に対応するSegmentlDを見つけ、仮にSegment1であり、即ちBS1のSegmentIDがSegmentlである。最後に、端末MS1がSegmentIDとFPの送信パワーとの対応関係によって、Segment1を介してBSlのFPの送信パワー配置を見つける。
[実施例22]
本実施例では、SA−Prインデックス番号と送信パワー配置情報との対応関係によって、端末に周波数パーティション集合における全部FPの送信パワー配置情報を通知する。
以下、BS1を例とし、各FPの副搬送波送信パワーの取得方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にMS1はBS1をサービス基地局とする端末であり、MS1がBS1が送信したPA−Preamble(Primary Advanced Preamble)を解読してBS1の帯域幅配置情報を取得し、本実施例では仮にBS1が用いた帯域幅が10MHzである。MS1がBS1が送信したSA−Preamble(Second Advanced Preamble)を解読し、BS1が送信したSA−PreambleシーケンスがSAP−1であることを取得する。MS1が標準初期配置した10MHz帯域幅が使用可能なSA−Preambleシーケンス集合で、シーケンスSAP−1のインデックス番号を見つけ、仮にIndex−1である。最後に、端末MS1がl0MHz帯域幅が使用可能なSA−Preambleシーケンス集合とFPの送信パワーとの対応関係によって、インデックス番号Index−1を介してBS1のFPの送信パワー配置を見つける。
[実施例23]
本実施例では、IDCellシーケンス番号と送信パワー配置情報との対応関係によって、端末に周波数パーティション集合における全部FPの送信パワー配置情報を通知する。
以下、BS1を例とし、各FPの副搬送波送信パワーの取得方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にMS1はBS1をサービス基地局とする端末であり、MS1がBS1が送信したPA−Preamble(Primary Advanced Preamble)を解読してBS1の帯域幅配置情報を取得し、本実施例では仮にBS1が用いた帯域幅が10MHzである。MS1がBS1が送信したSA−Preamble(Second Advanced Preamble)を解読し、BS1が送信したSA−PreambleシーケンスがSAP−1であることを取得する。MS1が標準初期配置した10MHz帯域幅が使用可能なSA−Preambleシーケンス集合で、シーケンスSAP−1のインデックス番号を見つけ、仮にIndex−1である。MS1が標準初期配置した10MHz帯域幅が使用可能なSA−Preambleシーケンス集合とSegmentIDとの対応関係で、シーケンスSAP−1に対応するSegmentlDを見つけ、仮にSegment1であり、即ちBS1のSegmentIDがSegmentlである。MS1がSegment1とIndex−1を介して計算によってBS1のIDCellを取得する。MS1が基地局のIDCellとFPパワー配置の対応関係によって、BS1のIDCellに対応するFPパワー配置情報を見つけ、そしてBS1のFPのパワー配置情報を取得する。
最後に、端末MS1がl0MHz帯域幅が使用可能なSA−Preambleシーケンス集合とFPの送信パワーとの対応関係によって、インデックス番号Index−1を介してBS1のFPの送信パワー配置を見つける。
[実施例24]
本実施例では、シグナル送信周波数パーティション集合における全部FPの送信パワーが配置されたインデックス情報を用い、且つインデックス情報を介して1つ又は複数の周波数パーティションの送信パワー配置情報が周波数パーティションの送信パワー配置インデックステーブルにおける位置を指示する。ここで、前記インデックステーブルが標準配置として前記基地局と前記端末に保存される。
以下、BS1を例とし、このシグナルの送信及び受信方法を詳しく説明する。
本実施例では、仮にBS1のFP1、FP2、FP3及びFP4での副搬送波の送信パワーがそれぞれPl、P2、P3及びP4である。BSlが標準配置の周波数パーティションの送信パワー配置インデックステーブルを探して、4つのFPの前提下の4つのFP送信パワーP1、P2、P3及びP4に対応するインデックス情報を見つける。そしてBS1がこのインデックス情報をシグナルS1を介して端末MS1に送信する。
MS1が基地局BS1が送信したシグナルS1を受信し、S1を解読して前記インデックス情報を取得し、且つ周波数パーティションの送信パワー配置インデックステーブルを探して前記インデックス情報に対応する周波数パーティションの送信パワーP1、P2、P3及びP4を見つける。
前記のように、本発明実施例が提供した技術スキームによって、基地局が各FPの送信パワーに応じてダウンリンクチャネルを介して各FPで参照信号を送信し、これによって、端末が参照信号を介して各周波数パーティションのチャネル品質情報を測定し、これで端末において測定したチャネル品質情報の正確度を向上させた。且つ、本発明実施例では、端末に、時間周波数リソースでサービス基地局以外の他の基地局の信号を受信させるように、端末のサービス基地局は該所定時間周波数リソースで何れかの情報も送信しなく、これでこの時間周波数リソースでの干渉強度を正確に測定できる。また、本発明実施例では、基地局により端末に各周波数パーティションの送信パワーレベルの指示情報を通知し、よって、端末が各周波数パーティションの送信パワー配置を取得でき、これで端末が各周波数パーティションのチャネル品質を測定する正確度を向上させた。
以上は本発明の好ましい実施例であり、本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明に、各種の変更と変化をもたらすことが可能である。本発明の精神と原則から逸脱しない範囲内で行われる如何なる変更や同等置換または改良などは、すべて本発明の保護範囲に含まれるものとする。