JP2013502944A - 柔軟管を有する外科用切除付属具 - Google Patents

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Abstract

電動式外科用ハンドピースに取り付けられる外科用切除付属具は、ハンドピースの駆動部材と協働する切除要素と、切除要素を画成する遠位端と、近位端及び遠位端間に配置された細長の管とを有している。切除要素の管は、管に配置されて略軸方向に螺旋状に延在する連続的切込みによって画成された柔軟部分を有している。管状ライナーが、管内で柔軟部分に軸方向に隣接して配置されている。付属具は、外管ハウジングを付加的に有しており、該外管ハウジング内に切除要素が配置されている。外管は、屈曲部分を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般的には、組織を切除又は処置するのに用いられる外科用切除付属具に関し、さらに詳細には、柔軟管を有する外科用切除付属具に関する。
多くの外科手術の目的は、手術が行われる部位において体内組織を除去及び/又は整形することにある。このような手術として、この種の組織の選択的な除去若しくは整形が行われる鼻腔及び副鼻腔の手術、又は喉の手術が挙げられる。例えば、副鼻腔手術は、疾患した粘膜、骨仕切り、及び/又は副鼻腔層とも呼ばれる副鼻腔組織の奇形部分、並びにこの層に取り込まれている骨質材料の除去を含むことが多い。さらに、整形手術は、骨格系の関節を形成する骨及び軟組織の整形を含んでおり、関節鏡下手術は、膝、肩、及び他の関節内の硬質及び軟質の体内組織の整形又は除去を含んでいる。
前述した種類の外科手術を行う能力は、このような手術を行うように特別に設計された電動式外科用ツールの発展によって高められている。例えば、本発明の出願人は、鼻、副鼻腔、及び喉の手術を行うように特別に設計されたHUMMER及びESSx(登録商標)の商標を有する一連の外科用ツールを製造している。この一連のツールは、電動モータ付きハンドピースを備えている。種々の切除付属具が、このハンドピースに接続されるように設計されており、モータによって駆動されるようになっている。各切除付属具は、典型的には、回転又は往復運動する中空の内管を備えており、この内管は、固定された中空の外側ハウジング内に収容されている。多くの外科手術では、灌流液が手術部位内に導かれるようになっている。灌流液は、手術部位から組織及び破片を除去する移送媒体として作用するものである。灌流液及び該灌流液に含まれている材料を除去するために、上記のハンドピース及び該ハンドピースと共に使用可能な種々の付属具は、連係して吸引管路を画成するように構成されている。手術部位から灌流液及び材料を引き出すのに必要な吸引力をもたらすために、吸引ポンプがハンドピースに接続されている。付属具及びハンドピース内を通る吸引流れを制御するために、ハンドピースには、外科医によって手術部位からの材料の吸引を制御するように操作される手動弁が設けられている。この一連のツールでは、灌流液は、切除付属具の内管と外側ハウジングとの間の環状空間を通して、切除付属具の遠位端に供給されるように構成されている。次いで、この灌流液は、付属具の内管を通して加えられる吸引によって、手術部位から吸引されることとなる。
本発明の出願人によってFORMULAの商標で市販されている他の外科用ツールは、膝又は他の体内関節の関節鏡下手術を行うように設計されている。このツールもまた、搭載モータ及びモータによって駆動される切除付属具を取外し可能に保持する連結アセンブリを備えており、ハンドピース及び取り付けられた付属具を通して吸引をもたらすように構成されている。灌流液は、例えば、関節を拡げるために別のツールを介して手術部位に供給されるようになっている。
上記のツールと共に利用される、「シェーバー(shaver)」と呼ばれることも多い、一般的な形式の切除付属具は、付属具の近位端を画成するハブであって、ハンドピースと協働して付属品をハンドピースに係止するように適切に構成されている、ハブと、ハブに固定された近位端を有する固定された細長の管状ハウジング要素と、ハウジング要素内に配置された回転駆動管を備える細長の切除要素とを備えている。付属具がハンドピースに取り付けられると、ハンドピースモータが、付属具の駆動管に連結され、付属具を外側ハウジング要素に対して回転させることになる。ハンドピースモータは、付属具の駆動管を付属具の遠位端において所望の切除運動をもたらす駆動をするように、選択的に作動可能である。ハンドピースは、その機能を制御する制御ユニットを付随的に備えており、ハンドピース自体に又は代替的に制御ユニットに直接設けられた適切なボタンを介して、ユーザによって作動されるようになっている。
前述したこのようなシェーバー形式の切除付属具では、外側ハウジング要素は、遠位端に窓又は開口を画成している。この窓は、外側ハウジング要素の壁の縁によって画成されている。切除要素の駆動管も、その遠位端に、駆動管の壁の縁によって画成された窓を画成している。駆動管がハウジング要素内に配置されると、駆動管の窓は、ハウジング要素の窓に隣接して位置決めされることになる。ハンドピースモータによって、駆動管がハウジング要素に対して回転すると、駆動管の窓の切刃及びハウジング要素の窓の対向する切刃によって切除動作がもたらされる。この切除動作によって、ハウジング要素の窓内に位置する組織、並びにハウジング要素及び駆動管の互いに向き合った切刃間に位置する組織が、効果的に切除されることになる。これらの互いに向き合った切刃の形状によって、特定種類の組織を除去することができ、種々の異なるブレード形状を利用することによって、付属具が行う切除の種類に具体的に対処することができる。他の種類の切除付属具、例えば、バー(bur)が上記のツールと共に用いられてもよい。バーは、手術部位に施される吸引を可能にするために、バーの作用先端に隣接するその遠位端に吸引開口を備えることができる。
上記のハンドピースと共に使用可能な切除付属具は、行われる手術の種類によって、真直な付属具とされることがあり、又は傾斜した付属具とされることがある。多くの外科手術では、真直な切除付属具では一般に到達できない手術部位に到達することを可能にするために、傾斜又は湾曲した付属具を有することが望まれている。例えば、副鼻腔又は喉の手術では、体のこれらの領域の自然の湾曲に起因して、湾曲又は傾斜した付属具が必要とされることが多い。さらに、関節鏡下膝手術では、湾曲した切除器具を用いることが望まれることが多い。このような理由から、湾曲した又は屈曲可能な管を有する切除付属具が知られている。このような1つの付属具は、螺旋状に切り込まれた部分を有する回転内管を利用し、内管に柔軟性をもたらし、内管が外側の固定ハウジングの湾曲形状に追従することを可能にしている。螺旋状又は渦巻状に巻かれた帯状材から形成されたラップ(wrap)が、この内管の螺旋状に切り込まれた部分に重ねられ、螺旋状切込みの巻き方向又は傾斜方向と逆方向に内管の周りに巻き付けられている。この構成によって、内管に柔軟領域が画成されたことになる。該柔軟領域は、内管が外側ハウジングの屈曲形状に追従することを可能にすると共に、モータ駆動ハンドピースからのトルクを伝達する。吸引は、内管の中空内部を通して、手術部位に施されるようになっている。
周知の柔軟な外科用付属具は、それらの意図した目的に対して有用であることが判明しているが、このような付属具は、螺旋状に切り込まれた管を覆ってラップを設けることによって、製造が複雑になることがあり、また必然的に、より大きい直径の内管及び該内管に適合しなければならないより大きい直径の固定された外側ハウジングをもたらすことになる。この点に関して、患者への外傷を最小限に抑えるために、付属具の管の外径を最小限に抑えることが望ましい。
周知の外科用切除付属具の欠点を最小限に抑えるか又は軽減するために、本発明の一実施形態による外科用切除付属具は、固定された外側ハウジング要素を含んでおり、該ハウジング要素内に、内側切除要素が移動可能に配置されている。内側切除要素は、細長の中空管を有している。この中空管には、内側切除要素が外側ハウジング要素の傾斜又は湾曲した形状に追従することを可能にする連続的な螺旋状切込みが設けられている。十分な吸引を内管を通してもたらすために、管状ライナーが、内管内にその柔軟部に沿って配置されている。このライナーは、内管が切り込まれたときに生じた内管に沿った連続的な開口を効果的に密封するものである。さらに、内管の外径と外側ハウジング要素の内径との間の環状空間内に灌流液をもたらす外科用ツールでは、ライナーは、灌流通路と吸引通路とを完全に互いに分離して保持し、これらの通路間の灌流液の漏れを防ぐことになる。
本発明は、搭載モータ及び種々の相補的取付具を有するハンドピースを備える外科用ドリルに組み入れられてもよい。外科用「シェーバー(shaver)」と外科用「ドリル(drill)」との間の主な違いは、外科用ドリルが、典型的には、シェーバー式ハンドピースよりも高速で作動することができることにある。
前述した取付具は、切除付属具が取り付けられるハンドピースのヘッドとして機能するものである。取付具の内には、例えば、ハンドピースの長さを延長するために、動力をハンドピースモータから切除付属具に伝達する連結具を備えるものがある。他の取付具として、曲げ角ユニットとして機能するものもある。この取付具は、外科医に手術部位の代替的な視野をもたらすために、関連する切除付属具をハンドピースの軸からある角度に配向させるものである。さらに、取付具の内には、ハンドピースモータの回転運動を往復運動又は振動のいずれかに変換するものもある。さらに他の取付具として、ハンドピースモータと共に回転する切除付属具を物理的に支持し、切除付属具の管が手術中に著しい負荷によって曲がることを防ぐように機能するものもある。
また、取付具の内には、一般的に「ノーズ部(nose)」と呼ばれるものを備えているものもある。このノーズは、選択された角度で屈曲しており、柔軟ワイヤによって具体化されている付属具を支持している、柔軟ワイヤは、ノーズ部を貫通し、その遠位端において切除ヘッドを画成している。従って、柔軟性をもたらすために連続的な螺旋状の切込みを備えている本発明による内側切除要素は、外科用ドリルの屈曲したノーズ部内において該ノーズ部に追従する切除付属具として提供されてもよい。内側切除要素に構造的な一体性をもたらすために、管状ライナーが内側切除要素内に配置されてもよい。従って、取付具は、手術部位における吸引及び/又は灌流を可能にするために、適切に開口されているとよい。この場合、内側切除要素内に配置されたライナーは、切除付属具内に画成された吸引通路を密封するように機能し、もし灌流がノーズ管と内側切除要素との間の環状通路に供給されたなら、ライナーが吸引通路と灌流通路とを互いに分離して保持するように機能することになる。
本発明による外科用切除付属具の部分側面図である。 組立及び外側ハウジング要素の屈曲を行う前の図1の外科用切除付属具の外側ハウジング要素及び内側切除要素の分解図である。 図1の外科用切除付属具の内側切除要素の管及びライナーの分解図である。 図1の外科用切除付属具の内側切除要素の遠位端部の拡大した部分斜視図である。 図1の外科用切除付属具の内側切除要素の柔軟部分の拡大した部分斜視図である。 管に形成された連続的切込みのパターンを説明するために、管の材料を平らに拡げた状態で示す、内側切除要素の管の柔軟部分の拡大した部分図である。 管に形成された連続的切込みのパターンを説明するために、管の材料を平らに拡げた状態で示す、内側切除要素の柔軟部分の螺旋状切込み形状の拡大した部分図である。 管に形成された連続的切込みのパターンを説明するために、管の材料を平らに拡げた状態で示す、内側切除要素の柔軟部分の螺旋状切込み形状のさらに他の拡大した部分図である。 図1の外科用切除付属具の内側切除要素の遠位端部の拡大した部分縦断面図である。
参照の便宜のためだけに、いくつかの専門用語が以下の説明に用いられことになるが、これらの専門用語は制限的なものではない。例えば、「上方に(upwardly)」、「下方に(downwardly)」、「右方に(rightwardly)」、及び「左方に(leftwardly)」という用語は、参照される図面における方向を指している。「内方に(inwardly)」及び「外方に(outwardly)」という用語は、それぞれ、装置及びその指定された部品の幾何学的中心に向かう方向及び該幾何学的中心から離れる方向を指している。「前方に(forwardly)」及び「遠位側に(distally)」という用語は、患者に最も近い装置の端に向かう方向を指しており、「後方に(rearwardly)」及び「近位側に(proximally)」という用語は、患者から最も遠い装置の端に向かう方向を指している。前記専門用語は、具体的に記述された用語、それらの派生語、及び同様の意味を有する用語を含んでいる。
図1−図3は、本発明による外科用切除付属具10を示している。切除付属具10は、図示されている実施形態では、外科用シェーバーであり、管状の外側ハウジング要素11及びハウジング要素11内に配置された管状の切除要素12を備えている。ハウジング要素11はハブ13を備えている。ハブ13は、ハウジング要素11の近位端部を画成しており、切除付属具10が共に用いられる外科用ハンドピース(図示せず)に切除付属具10を取外し可能に保持するように構成されている。切除要素12もまたハブ14を備えている。ハブ14は、切除要素12の近位端部を画成しており、外科用ハンドピースの駆動部材と係合駆動するように構成されている。このようなハンドピースの例が、本発明の出願人によってHummer4、ESSx Microdebrider、及びTPSの商標で市販されている。
ハウジング要素11のハブ13は、本発明の出願人が所有する米国特許第6,958,071号に記載されている。この特許は、参照することによって、その全体がここに含まれるものとする。従って、ハブ13については、ここでは極簡単に説明する。ハブ13は、長手方向孔18を画成している略管状部材である。孔18は、ハブ13を軸方向に完全に貫通しており、近位側及び遠位側の両方に開口している。ハブ13は、その近位端において複数の周方向に互いに離間した略L字状歯20を画成するように形成されている。歯20は、該歯20の互いに隣接する対間に略L字状係止長孔21をそれぞれ画成するように形作られている。歯20の遠位側において、ハブ13は、(Oリング23がそれぞれ着座されている)1対の軸方向に互いに離間した周方向溝、及び(Oリング23が配置されている)該周方向溝間に軸方向に配置された浅い凹状の周方向溝24を画成している。孔25が、溝24の基部からハブ13の内側の軸方向孔18に向かって、該孔18と連通するように半径方向に延在している。ハブ13には、最遠位側のOリング23に軸方向に隣接するウエブ状(格子模様状)輪郭部26、及びハブ13の遠位端を画成する略三角形状のウエブ27が形成されている。ウエブ状輪郭部26及び遠位ウエブ27は、ハブ13に構造的強度をもたらすものである。ここでもまた、ハブ13,14の特定の幾何学的形状は、本発明にとって重要ではないことを理解されたい。
外側ハウジング要素11は、近位端41及び遠位端部42を有する外管40を付加的に備えている。近位端41は、ハブ13のハウジング孔18の遠位端内に固定されており、遠位端部42は、軸方向において少なくとも部分的に閉じられており、窓43を画成している。窓43は、略側方に、すなわち外管40の長軸を横切って開口している。外管40は、窓43が連通する管路44を画成するためにその長さに沿って中空になっている。窓43は、切除窓を画成するものである。図示されている実施形態では、窓43には、その長手方向において互いに向き合った側に歯が付けられている。
以下、切除要素12について説明すると、切除要素12は内管46を備えている。内管46は、その長さに沿って管路47を画成している。内管46は、304ステンレス鋼から形成されている。内管46は外管40内に配置されている。もし外管40が4.1mmの直径を有しているなら、内管46は、3.2mmの外径を有している。この内管46は、略0.25mmの肉厚を有することになる。代替的に、もし外管40が3.2mmの外径を有しているなら、内管46は、2.7mmの外径を有している。この代替的内管46は、略0.22mmの肉厚を有することになる。内管46は、軸方向において閉じている遠位端部48を有している。遠位端部48は、側方に開口した窓49を画成しており、この窓49は、内管46の管路47と連通している。窓49は、図示されている実施形態では、その長手方向において互いに向き合った側に、歯を有しており、切除窓を画成している。図2に示されているように、内管46は、ハブ14に固定された近位端50を付加的に備えている。ハブ14は、略円筒状であり、孔52を画成している。孔52は、ハブ14を軸方向に完全に貫通しており、近位側及び遠位側の両方に開口している。ハブ14は、内管46の近位端50が固定された遠位端部53、及び該遠位端部53に接合された近位端部54を有している。近位端部54には、複数の周方向に互いに離間した長手方向歯55が配置されている。環状カラー又はフランジ56が、遠位端部53と近位端部54との間に軸方向に配置されている。バネ57が、歯55の遠位側において近位端部54の周りに配置されている。
図示されている実施形態では、内管46は、近位区域60及びチップ61を備える2部品要素である。チップ61は、窓49及び閉じた遠位端部48を画成している。チップ61は、最初に軸方向の一端が閉じた管から形成されるとよい。この管の側方に窓49が切り抜かれ、次いで、この管の軸方向の他端が、例えば、溶着によって近位区域60の終端である管状遠位端62に固定されるとよい。外側ハウジング要素11の外管40も、同様の方法によって、すなわち、2部品から構成されているとよい。
図4−図6を参照すると、内管46の近位区域60は、遠位端62に隣接する箇所に単一の連続的切込み64を画成している。切込み64は、近位区域60の周囲に螺旋の形状に形成されており、内管46の区域60の壁を半径方向に完全に貫通している。切込み64は、内管46の長手方向中心軸Aを中心とする経路に沿って延在している。従って、切込み64の互いに向き合った近位端及び遠位終端は、軸方向に離間しており、互いに会合しない。内管46に切込み64を形成することによって、複数の略螺旋状管区画又は区域65が効果的に生じることになる。これらの管区域65は、各々、内管46の全周に延在しており、次の区域65に隣接している。切込み64の螺旋角によって、区画65は、内管46の軸Aに対してある角度で配置されることになる。本発明の好ましい実施形態では、この角度は、80°である。
一般的に、切込み64の幅は、0.01mmから0.04mmまでの間である。本発明のいくつかの好ましい態様では、この幅は、0.02mmから0.03mmまでの間である。図示されている実施形態では、螺旋状切込み64は、多数の小切込み92−95から形成されている。切込み92,93,94,95は、内管46の柔軟部分79において、複数の軸方向に互いに隣接する嵌合ダブテイル90,91を形成している。各ダブテイル90,91は、それぞれ、上切込み93又は底切込み92を備えている。2つの互いに向き合った側切込み94,95が、底切込み92又は上切込み93に延在している。各ダブテイル90,91は、内管46の長軸Aと直交している。換言すれば、底切込み92及び上切込み93は、それぞれ、柔軟部分79に沿って円弧状にかつ軸Aと直交して延在している。ダブテイル90,91を画成している側切込み94,95は、底切込み92及び上切込み93から離れる方にある角度で延在している。側切込み94は、長い切込みである。側切込95は、短い切込みである。一般的に、長い切込み94は、短い切込み95の長さの1.3倍から2.3倍の長さを有している。本発明のいくつかの態様では、長い切込み94は、短い切込み95の長さの1.4倍から1.6倍までの間の長さを有している。長い切込み94と短い切込み95との間の長さの差が、内管46の長軸に対する螺旋状切込み64の角度を決定することを理解されたい。
角度αが、底切込み92又は上切込み93と隣接する側切込み94,95とによって形成された角度を画成している。角度αは、典型的には、75°から85°までの間である。底切込み及び上切込みと隣接する側切込との間の各界面に対して、角度αは、典型的には、同じである。
図6Bに最もよく示されているように、各ダブテイル90,91は、丸コーナ97及び角のあるコーナ98によって画成されている。角のあるコーナ98は、(側切込み及び底切込み(又は上切込み)が、ダブテイル90,91の実際のコーナを形成するように交わる)ダブテイルの点におけるコーナである。丸コーナ97は、角のあるコーナ98を取り囲む切込みの反対側の管区域の縁である。管のこの区域の縁は、角のあるコーナ98を画成する縁よりも丸められた界面に沿って交わっている。丸コーナ97は、0.005mmから0.03mmまでの曲率半径を有することができる。
ダブテイル90,91が、それらを除く内管46の部分から側方負荷を受けると、著しく大きい力が、ダブテイル90,91の一部に加えられることになる。しかしながら、この力は、1点に集中せずに丸コーナ97全体にわたって分布することとなる。これによって、ダブテイル90,91に応力破壊をもたらすせん断力が生じる可能性が低減される。このような破壊が生じる場合、トルクを伝達する柔軟部分79の能力にかなりの悪影響を及ぼすことになる。
角のあるコーナ98は、先に規定した角度αと同じ値を有している。また、角のあるコーナ98及び丸コーナ97は、製造上の理由から、それぞれ、角が付けられ、また丸められていることを理解されたい。本発明の代替的実施形態では、各ダブテイル90,91は、2つの丸コーナによって画成されてもよい。
内管46が回転すると、各ダブテイル90,91は、内管46の回転方向において先行している隣接ダブテイルを押圧する。このダブテイル対ダブテイルの当接によって、管の柔軟部分79は、かなり大きいトルクをハブ13からチップ61に伝達させる。シャフトの長軸に対するダブテイルの配向によって、このダブテイル対ダブテイルの当接は、管の回転の方向にかかわらず同じである。このことは、シェーバーとして構成された本発明の態様にとって、特に重要である。なぜなら、シェーバーは、揺動モードで作動されることが多いからである。内管46は、典型的には、一方向に360°から2200°までの角度だけ回転し、次いで、逆方向に同じ角度だけ回転する。シェーバーが、一サイクルにおいて、一方向に1800°(360°(全回転)×5)回転し、次いで、逆方向に1800°回転するように作動されるとき、内管46は、200サイクル以上/分の周期的回転を受けることになる。ここでも、これらの作動条件下におけるダブテイル90,91の嵌合は、チップ61へのトルク伝達を容易にするものである。さらに、ダブテイル90,91のこの特別の当接の結果として、これらのダブテイルは、比較的緊密に嵌合されている。ダブテイル90,91のこの嵌合によって、管の回転によってこれらのダブテイルが離脱する可能性が低減されることになる。
図3及び図7を参照すると、切除要素12は、その管路47内に配置された略管状ライナー78を付加的に備えている。一般的に、管状ライナー78は、0.015mmから0.006mmまでの範囲内の厚みを有している。本発明のいくつかの好ましい実施形態では、管状ライナー78は、0.02mmから0.05mmまでの範囲内の厚みを有している。具体的には、ライナー78は、例えば、マンドレルを用いて、該ライナー78が切込み64によって画成される内管46の柔軟部分79に少なくとも軸方向に沿って延在するように、内管46の近位端50内に挿入される。図示されている実施形態では、ライナー78は、実質的に内管46の長手方向の全長に沿って延在している。ライナー78は、内管46の柔軟部分79のみに沿って延在していてもよいことを理解されたい。次いで、接着剤を用いて、ライナー78の外面と管路47を画成する内管46の内面との間のライナー78の軸方向における互いに向き合った端において、ライナー78を内管46内に確実に固定するとよい。ライナー78を内管46に接続するのに、生体適合性接着剤が用いられるようになっている。
切除要素12の遠位端部48をハブ孔18の開口した近位端内及び外管40の管路44内に挿入し、ハブ14のカラー56がハブ13の終端である近位端に当接又は軸方向に隣接するまで、切除要素12をハウジング要素11に対して遠位方向に前進させることによって、切除要素12が、外側ハウジング要素11に組み込まれる。切除要素12が外側ハウジング要素11の内側のこの位置に配置された状態で、それぞれの管46,40の切除窓49,43は、軸方向に互いに隣接して配置されることになる。切除要素12が外側ハウジング要素11に組み込まれたならば、適切な工具を用いて、図1に示されているように、外管40が内管46の柔軟部分79に軸方向に重なっている領域において、外管40を所望の角方位に曲げることができる。
ここでも、内管46の柔軟部分79は、常に、外管40の遠位端部42に隣接して配置されている必要がない。本発明のいくつかの態様では、外管40の曲げ部は、外管40の中央に位置していてもよい。内管46の柔軟部分79もまた、同様に、内管46の中央に位置していてもよい。
外科用ハンドピースへの切除付属具10の取付けは、先に参照した‘071特許に記載されているので、ここでは極簡単に説明する。切除要素12が前述したように外側ハウジング要素11内に設置された状態で、ハブ13,14が、ハンドピースの開口した遠位端内に挿入され、これによって、ハンドピースに設けられたピンがハブ13の長孔21内に着座し、その結果として、切除付属具10がハンドピースに効果的に保持されることになる。ハンドピース内に付属具10を挿入することによって、切除要素12のハブ14もハンドピースの適切なギア列ヘッド又は駆動部材に連結される。具体的には、ハブ14の歯55が、歯車列ヘッドに設けられた歯に係合する。従って、ハンドピースが作動されると、ハンドピースモータによって、切除要素12の内管46が、外側ハウジング要素11の外管40内で外管40に対して回転する。管40,46間のこの相対的な運動によって、切除要素12の切除窓49が外管40の窓43を超えて回転し、これによって、窓43,49の歯付き切刃が、窓43内又は窓43に隣接して位置する組織を効果的に切除する。これに関して、付属具10がハンドピースに設置されると、ハブ14に設けられたバネ57が、ハンドピースの歯車列ヘッドとハブ14との間に延び、ハブ14及び関連する内管46を前方に付勢し、これによって、内管46の遠位端部48が外管40の遠位端部42と摺動接触することになる。
外科手術中において、吸引は、ハンドピース、切除要素の内管46、及び外側ハウジング要素11の外管の窓43を通して行われるとよい。従って、手術破片を手術部位から吸引することができ、ハンドピースに設けられた弁を操作することによって、この吸引を制御することができる。ライナー78は、内管46に設けられた切込み64によって生じた連続的な間隙69を密封するように作用する。従って、吸引は、図7において矢印によって示されているように、ライナー78の内部を通って、後方(近位側)にハンドピース内に向かうことになる。ライナー78は、PTFE、FEP、又はPETのような生体適合性プラスチックから構成されている。本発明によれば、他の材料が、もしこのような材料が内管46の柔軟部分79の内部を十分に密封するのであれば、利用されてもよい。
また、灌流液が、米国特許第6,958,071号に記載されているように、ハンドピース及び関連するポンプによって手術部位に供給されてもよい。これに関して、灌流液がポンプによってハンドピースを通して送り出されるとき、このような灌流液は、ハブ13の孔25及び環状溝24内に送り出され、次いで、内管46の外面と管路44を画成する外管40の内面との間に画成された管状空間を通って、窓43から手術部位に供給される。ハブ13に設けられたOリング23によって、ハンドピース孔への灌流液の流入が阻止される。灌流液は、代替的に、前述したようなハンドピースを介するのに代わって、別の灌流ツールを介して供給されてもよいことを理解されたい。
切除付属具10のそれぞれの管40,46の窓43,49は、歯付き構造を有するものとして図示されている。このような歯付き構造は、積極的な切除が必要とされるときに利用されるとよい。他の構造が設けられてもよく、図示されている歯付き構造は、単なる例示にすぎないことを理解されたい。例えば、図示されている歯付き切除窓によって得られるほど積極的ではない切除を行う場合、1つの切除窓43又は49に直線状の縁が設けられ、他の切除窓に歯付き縁が設けられてもよい。さらに、それぞれの窓43,49を画成するそれぞれの管40,46の縁のいずれにも、より正確な切除に用いられるとよい直線状の構造が設けられてもよい。
本発明の特定の好ましい実施形態を例示の目的で詳細に開示してきたが、部品の再配置を含む、開示した装置の変更形態又は修正形態は、本発明の範囲内にあることを認識されたい。
例えば、本発明のいくつかの態様では、ダブテイルのコーナを画成する角度αは、種々異なっていてもよい。同様に、本発明は、シェーバー式切除付属具に制限されるものではない。柔軟な内管に取り付けられる遠位端チップは、常に鋭利な縁によって包囲された窓を有していなくてもよい。本発明のいくつかの態様では、バーヘッドがこのチップに取り付けられていてもよい。バーの切刃は、チップの切除特徴部として機能する。バーヘッドの下方において、チップには、内管を貫通する管腔内への窓が形成されることになる。同様に、本発明のいくつかの実施形態では、必ずしも、切込みが形成されている内管の区域の周りにライナーを設ける必要がない。同様に、ライナーが設けられる場合、このライナーは、内管の全長に延在していなくてもよい。代わって、ライナーを内管の柔軟部分、すなわち、切込みが画成されている部分のみを覆って延在させることが望ましいことがある。
また、内管アセンブリは、必ずしも、2部品から形成される必要がない。本発明のいくつかの態様では、螺旋切込みを有する細長のトルク伝達管と歯によって画成された窓を有するチップとが、単一のユニットとして形成されていてもよい。同様に、本発明のいくつかの態様では、ダブテイルを形成する螺旋は、ダブテイルのコーナを画成する切込み区域が1点で交わる代わりに丸められるように形成されていてもよい。

Claims (13)

  1. ハンドピース駆動管によって回転可能とされるように前記駆動管に係合する特徴部を有する内側ハブ(14)と、
    前記内側ハブ(14)から遠位側に延在している内管(46)であって、前記内側ハブから離間しており、さらに、長軸(14)を有する遠位端(48)、内管(46)を貫通する管腔(47)、及び内管(46)に配置されて内管(46)に軸方向に沿って螺旋状に延在した切込み(64)によって画成される柔軟部分(79)を有している内管(46)と、
    前記内管(46)の遠位端に取り付けられたチップ(61)であって、切除特徴部(49)、及び前記内管の管腔(47)への窓(49)を有するチップ(61)と、
    外側ハブ(13)と、
    近位端(41)を有しており、前記内管(46)を覆って配置されており、前記内管(46)を覆って前記外側ハブ(13)から遠位側である前方に延在しており、前記内管(46)の柔軟部分(79)を覆って屈曲されており、前記チップ窓(49)に隣接して開口する窓(43)を有している外管(40)と
    を備えている外科用切除付属具(10)において、
    前記内管(46)の螺旋状切込み(64)が、前記内管(46)の柔軟部分(79)にて複数の軸方向に互いに隣接する嵌合ダブテイル(90,91)を形成するように形作られており、
    各ダブテイル(90,91)は、底切込み(92)又は上切込み(93)及び前記底切込み(92)又は上切込み(93)にて延在する2つの互いに向き合った側切込み(94,95)によって画成されており、
    前記底切込み(92)及び上切込み(93)が、前記内管(46)の長軸と直交しており、
    前記2つの側切込みのうち第1の側切込み(95)は、前記底切込み(92)又は上切込み(93)から第1の長さにわたって延在しており、
    前記2つの側切込みのうち第2の側切込み(94)は、前記底切込み(92)又は上切込み(93)から第2の長さにわたって延在しており、
    前記第2の側切込み(94)の第2の長さが、前記第1の側切込み(95)の第1の長さよりも大きくなっていることを特徴とする、外科用切除付属具。
  2. 管状ライナー(78)をさらに備えており、
    前記ライナー(78)は、前記内管(46)内にて前記柔軟部分(79)に軸方向に隣接して配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の外科用切除付属具。
  3. 前記管状ライナーは、0.015mmから0.06mmまでの範囲内の厚みを有していることを特徴とする、請求項2に記載の外科用切除付属具。
  4. 前記内管(46)の管腔(47)が、吸引源に連通する吸引管路を構成し、
    前記ライナー(78)が、前記吸引管路の一部を画成しており、前記内管(46)の柔軟部分(79)に沿って前記吸引管路と前記外管(40)との間にシールを形成していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
  5. 前記切込み(64)が、前記内管(46)の柔軟部分(79)を半径方向に完全に貫通していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
  6. 前記切込み(64)の幅が、0.01mmから0.04mmまでの間にあることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
  7. 前記内管(46)が、切除に用いられるように構成されており、前記外管(40)に対して移動するように配置されており、
    前記外管(40)が、前記内管(46)の複数の歯(49)を露出させるために、側方に開口した窓(43)を画成する遠位端部(42)を有していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
  8. 管状ライナー(78)が、前記ライナ(78)の外面と前記管腔(47)を画成する前記内管(46)の内面との間における前記ライナー(78)の軸方向で互いに向き合った端にて、前記内管(46)内に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
  9. 少なくとも1つの前記側切込み(94,95)、及び前記底切込み(92)又は前記上切込み(93)が、前記ダブテイル(90,91)を画成するように交わっており、
    前記切込みが、前記ダブテイルに角のあるコーナ(98)を画成しており、前記角のあるコーナ(98)に対して反対側の前記切込みの内部の区域に丸コーナ(97)を画成していることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
  10. 前記丸コーナ(97)の曲率半径は、0.005mmから0.03mmまでの範囲内にあることを特徴とする、請求項9に記載の外科用切除付属具。
  11. 各嵌合ダブテイル(90,91)の各側切込み(94,95)は、相補的な底切込み(92)又は上切込み(93)から離れる方向に傾斜していることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
  12. 各側切込み(94,95)と各相補的な底切込み(92)又は上切込み(93)とによって形成された角度は、75°から85°までの範囲内にあることを特徴とする、請求項11に記載の外科用切除付属具。
  13. 前記第1の側切込み(94)と前記第2の側切込み(95)との間の比率は、前記切込み(64)の螺旋パターンを通して一定になっていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の外科用切除付属具。
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