JP2013502886A - 決定的バックオフチャネルアクセス - Google Patents

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Abstract

本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス局のための送信機会のタイミングを決定するための技法を提供する。いくつかの態様によれば、アクセスポイントは、決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を送信する。ダウンリンク伝送を受信する局は、決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することができる。

Description

優先権の主張
本特許出願は、ともに本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれる、2009年8月24日に出願された「決定的バックオフチャネルアクセス(Deterministic Backoff Channel Access)」と題する米国仮出願第61/236,422号、および2010年3月9日に出願された「決定的バックオフチャネルアクセス(Deterministic Backoff Channel Access)」と題する米国仮出願第61/312,175号に対する優先権を主張する。
本開示のいくつかの態様は、一般に、ワイヤレスローカルエリアネットワークシステムにおいていくつかの受信機からの応答送信機会を効率的に編成(organizing)するための装置および方法に関する。より詳細には、本開示は、アドレスされた受信機に決定的バックオフ(deterministic backoff)を提供することに関する。
ワイヤレス通信システムに要求される増大する帯域幅要件の問題に対処するために、高いデータスループットを達成しながらチャネルリソースを共有することによって複数のユーザ端末が単一のアクセスポイントと通信することを可能にするために、様々な方式が開発されている。多入力または多出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのためのポピュラーな技法として最近現れた1つのそのような手法を表す。MIMO技術は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格など、いくつかの新生のワイヤレス通信規格において採用されている。IEEE802.11は、(たとえば、数十メートルから数百メートルの)短距離通信用にIEEE802.11委員会によって開発されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)エアインターフェース規格のセットを示している。
ワイヤレス通信システムでは、媒体アクセス(MAC)プロトコルは、エアリンク媒体によって提供されるいくつかの自由次元(dimension of freedom)を利用するように動作するように設計される。最も一般的に利用される自由次元は時間および周波数である。たとえば、IEEE802.11MACプロトコルでは、「時間」の自由次元はCSMA(キャリア検知多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access))を通して利用される。CSMAプロトコルは、潜在的な高い干渉の期間中に2つ以上の伝送が行われないことを保証しようと試みる。同様に、「周波数」の自由次元は、異なる周波数チャネルを使用することによって利用され得る。
最近の開発により、次元としての空間が、既存の容量を増加させるかまたは既存の容量を少なくともより効率的に使用するために使用されるべき、実行可能なオプションになった。空間分割多元接続(SDMA)は、同時の送信および受信のために複数の端末をスケジュールすることによってエアリンクの利用を改善するために使用され得る。データは、空間ストリームを使用して端末の各々に送信される。たとえば、SDMAでは、送信機は個々の受信機への直交ストリームを形成する。送信機がいくつかのアンテナを有し、送信/受信チャネルがいくつかの経路からなるので、そのような直交ストリームが形成され得る。受信機も、1つまたは複数のアンテナを有し得る(MIMO、SIMO)。この例では、送信機がアクセスポイント(AP)であり、受信機が局(STA)であると仮定される。ストリームは、たとえば、STA−BにターゲッティングされたストリームがSTA−C、STA−D、...、などにおいて低電力干渉と見なされ、これが有意な干渉を引き起こさず、無視される可能性が最も高いように、形成される。これらの直交ストリームを形成するために、APは、受信STAの各々からのチャネル状態情報(CSI)を有する必要がある。CSIは、いくつかの方法で測定および通信され、それにより複雑さを増大させ得るが、CSIの使用は、SDMAストリームの構成を最適化する。
MIMOがマルチユーザ(MU)システムに適用されるときには、さらなる複雑さが生じる。たとえば、通常、APはアップリンク(UL)通信プロセスを制御する。しかしながら、いくつかの構成では、アップリンクスケジューリング手法は、依然として、STAがチャネルアクセスについてAPと競合することを必要とする。言い換えれば、APは、伝送媒体にアクセスしようと試みる追加のSTAとして働くことになり、それにより、アクセスを試みるすべてのSTAに影響を及ぼす。さらに、STAが将来のUL伝送のスケジューリングについてAPに頼るので、スケジューリング方式は、バースト性データトラフィックなどのいくつかのタイプのデータトラフィックでは必ずしもうまく動作しない。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。該方法は、概して、決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信することと、決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することと、を含む。
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。該方法は、概して、1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAVを設定することと、送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットを備えるダウンリンク伝送を該局に送ることと、決定された送信機会において送信される該局からのアップリンク伝送をNAV設定の満了より前に受信することと、を含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。該装置は、概して、決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信するための手段と、決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定するための手段とを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。該装置は、概して、1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAV期間を設定するための手段と、送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットカウントを備えるダウンリンク伝送を該局に送るための手段と、決定された送信機会において送信される該局からのアップリンク伝送をNAV期間の満了より前に受信するための手段と、を含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。該装置は、概して、決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信することと、決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。該装置は、概して、1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAV期間を設定することと、送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットカウントを備えるダウンリンク伝送を該局に送ることと、決定された送信機会において送信される該局からのアップリンク伝送をNAV期間の満了より前に受信することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を含む。
いくつかの態様は、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。該命令は、概して、決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信することと、決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することと、を行うように実行可能である。
いくつかの態様は、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。該命令は、概して、1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAV期間を設定することと、送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットカウントを備えるダウンリンク伝送を該局に送ることと、決定された送信機会において送信される該局からのアップリンク伝送をNAV期間の満了より前に受信することと、を行うように実行可能である。
本開示のいくつかの態様による空間分割多元接続MIMOワイヤレスシステムを示す図。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレスデバイスの例示的な構成要素を示す図。 AIFSがスロットとしてカウントされるように、修正されたEDCAによる決定的バックオフを通じた戻り送信機会(TXOP)(transmit opportunities)とともにダウンリンクSDMA伝送を示す図。 DSCがNAVを打ち切るために暗黙的CF−Endとして機能する、決定的バックオフを通じた戻りTXOPとともにダウンリンクSDMA伝送を示す図。 APがブロックAckでそれに応答し得るデータマルチプロトコルデータユニット(MPDU)を戻りTXOPが含み得る、決定的バックオフを通じた戻りTXOPとともにダウンリンクSDMA伝送を示す図。 戻りTXOPのための決定的バックオフを用いたダウンリンクSDMA交換を示す図。 EDCAと、DIFSに等しいAIFSとを使用する、決定的バックオフを示す図。 EDCAと、PIFSに等しいAIFSとを使用する、決定的バックオフを示す図。 修正されたEDCAと、PIFSに等しいAIFSとを使用する、決定的バックオフを示す図。 NAV保護を用いた決定的バックオフを示す図。 STA3がそのDSCを受信しないことによって生じた、STA2のTXOPとSTA4のTXOPとの間の、1つの余分の空のスロットをもつギャップを示す図。 スロテッドアップリンクBAとともにダウンリンクSDMA伝送を示す図。 先行フレームが受信されなかったときに後続のSTAが回復することを保証するための保証開始時間の使用を示す図。 先行する伝送のすべてを受信しなかったSTAのサブセットだけが、この場合はSTA3が、それらの保証開始時間において送信する状況を示す図。 フレームが見当たらない場合のフォールバック機構がなく、その結果、PIFSよりも大きいギャップがTXOP伝送チェーン中で生じたときに後続のSTAが送信するための権利を失うことになるときの、TXOPチェーン中断の状況を示す図。 TXOP伝送チェーンを中断することを回避するためにPIFSにおいてステップインするAPを示す図。 BAに関するポーリングの例示的な図。 65Mbpsにおける、4つのBAの場合の、順次ACKと、スケジュールされたACKと、ポーリングされたACK(Polled ACK)との間の比較を与える図。 順次CSIフレームがその後に続くサウンディング要求を示す図。 順次的にいくつかの応答A−MPDUがその後に続き得るブロードキャストまたは並列伝送を示す図。 本開示のいくつかの態様による、決定的スロットカウントをもつダウンリンク伝送を受信するための例示的な動作を示す図。 本開示のいくつかの態様による、決定的スロットカウントをもつダウンリンク伝送を送信するための例示的な動作を示す図。 決定的スロットカウントを含み得るダウンリンク伝送を受信するための一態様による方法を示す図。 決定的チャネルバックオフを実装するための一態様による方法を示す図。
詳細な説明
ここで、図1を参照して、ワイヤレスネットワークのいくつかの態様を提示する。本明細書では基本サービスセット(BSS)100とも呼ばれるワイヤレスネットワークは、概してアクセスポイント110および複数のアクセス端末または局(STA)120として示された、いくつかのワイヤレスノードとともに示されている。各ワイヤレスノードは、受信および/または送信することが可能である。以下の詳細な説明では、ダウンリンク通信の場合、「アクセスポイント」という用語は送信ノードを示すために使用され、「アクセス端末」という用語は受信ノードを示すために使用されるが、アップリンク通信の場合、「アクセスポイント」という用語は受信ノードを示すために使用され、「アクセス端末」という用語は送信ノードを示すために使用される。しかしながら、アクセスポイントおよび/またはアクセス端末のために他の用語または名称が使用され得ることを、当業者なら容易に理解するであろう。例として、アクセスポイントは、基地局、送受信基地局、局、端末、ノード、ワイヤレスノード、アクセスポイントとして働くアクセス端末、または何らかの他の適切な用語で呼ばれうる。アクセス端末は、ユーザ端末、移動局、加入者局、局、ワイヤレスデバイス、端末、ノード、ワイヤレスノードまたは何らかの他の適切な用語で呼ばれうる。本開示全体にわたって説明される様々な概念は、それらの具体的な名称にかかわらず、すべての適切なワイヤレスノードに当てはまるものである。
ワイヤレスネットワーク100は、アクセス端末120のためのカバレージを提供するために、地理的領域全体にわたって分散された任意の数のアクセスポイントをサポートし得る。システムコントローラ130は、アクセスポイントの調整および制御を提供するために、ならびにアクセス端末120のために他のネットワーク(たとえば、インターネット)へのアクセスを提供するために使用され得る。簡単のために、1つのアクセスポイント110が示されている。アクセスポイントは、一般に、カバレージの地理的領域内のアクセス端末にバックホールサービスを提供する固定端末である。しかしながら、アクセスポイントは、いくつかの適用例ではモバイルであり得る。固定またはモバイルであり得るアクセス端末は、アクセスポイントのバックホールサービスを利用するか、または他のアクセス端末とのピアツーピア通信に関与する。アクセス端末の例には、電話(たとえば、セルラー電話)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または他のいずれか適切なワイヤレスノードが含まれる。
ワイヤレスネットワーク100はMIMO技術をサポートし得る。MIMO技術を使用すると、アクセスポイント110は、空間分割多元接続(SDMA)を使用して同時に複数のアクセス端末120と通信することができる。SDMAは、異なる受信機へと同時に送信された複数のストリームが、同じ周波数チャネルを共有し、その結果、より高いユーザ容量を提供することを可能にする、多元接続方式である。これは、各データストリームを空間的にプリコードし、次いで、空間的にプリコードされた各ストリームを、ダウンリンク上で異なる送信アンテナを通じて送信することによって達成される。空間的にプリコードされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにアクセス端末に到着し、これにより、各アクセス端末120は、そのアクセス端末120に宛てられたデータストリームを復元することが可能になる。アップリンク上で、各アクセス端末120は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、アクセスポイント110は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。本明細書では「プリコードする(precoding)」という用語を使用するが、概して、データストリームをプリコード(precoding)、符号化(encoding)、復号(decoding)および/またはポストコーディングする(postcoding)プロセスを包含するために「コーディングする(coding)」という用語も使用され得ることに留意されたい。
1つまたは複数のアクセス端末120は、特定の機能を可能にするために複数のアンテナを備えることができる。この構成では、たとえば、アクセスポイント110にある複数のアンテナを、複数アンテナアクセスポイントと通信するために使用して、追加の帯域幅または送信電力なしにデータスループットを改善することができる。これは、送信機における高データレート信号を、異なる空間シグネチャをもつ複数の低レートデータストリームに分割し、それにより、受信機がこれらのストリームを複数のチャネルに分離し、ストリームを適切に組み合わせて高レートデータ信号を復元できるようにすることによって、達成され得る。
以下の開示の部分では、MIMO技術を同じくサポートするアクセス端末について説明するが、アクセスポイント110は、MIMO技術をサポートしないアクセス端末をもサポートするように構成され得る。この手法は、より新しいMIMOアクセス端末が適宜に導入されることを可能にしながら、より古いバージョンのアクセス端末(すなわち、「レガシー」端末)がワイヤレスネットワークに配備されたままであることを可能にし、それらの有効寿命を延長することができる。
図2は、システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302はアクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に供給する。メモリ306の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ304は、一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理および算術演算を実行する。メモリ306内の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能であり得る。
ワイヤレスデバイス302は、また、ワイヤレスデバイス302と遠隔地との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含み得るハウジング308を含み得る。送信機310と受信機312とを組み合わせて、トランシーバ314とすることができる。複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302は、また、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含み得る(図示せず)。
ワイヤレスデバイス302は、また、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、また、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含み得る。
ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る、バスシステム322によって一緒に結合され得る。
本明細書で使用する「レガシー」という用語は、一般に、802.11規格の802.11n以前のバージョンをサポートするワイヤレスネットワークノードを指す。
本明細書ではいくつかの技法についてSDMAに関して説明するが、それらの技法は、概して、SDMA、OFDMA、CDMA、およびそれらの組合せなど、任意のタイプの多元接続方式を利用するシステムにおいて適用され得ることが当業者には認識されよう。
以下の詳細な説明では、本開示の様々な態様について、直交周波数分割多重(OFDM)など、任意の適切なワイヤレス技術をサポートするMIMOシステムに関して説明する。OFDMは、精密な周波数で離間されたいくつかのサブキャリアにわたってデータを分散させるスペクトル拡散技法である。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を与える。OFDMシステムは、IEEE802.11、または他の何らかのエアインターフェース規格を実装し得る。他の適切なワイヤレス技術には、例として、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、または他のいずれか適切なワイヤレス技術、あるいは適切なワイヤレス技術の任意の組合せが含まれる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、Wideband−CDMA(WCDMA)、または他の何らかの適切なエアインターフェース規格を実装し得る。TDMAシステムは、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)または他の何らかの適切なエアインターフェース規格を実装し得る。当業者には容易に理解されるように、本開示の様々な態様は、いかなる特定のワイヤレス技術および/またはエアインターフェース規格にも限定されない。
頭字語
A−MPDU 集約媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(Aggregated Media Access Control Protocol Data Unit)
AC アクセスカテゴリー
AIFS 調停フレーム間隔(Arbitration Interframe Space)
AP アクセスポイント
BA ブロックAck
BAR ブロックAck要求
C 制御
CF−End コンテンションフリー期間終了(Contention Free End)
CSI チャネル状態情報
CTS 送信可
CW コンテンションウィンドウ
DA 宛先アドレス
DIFS 分散調整機能フレーム間隔(Distributed Coordination Function Interframe Space)
DSC 決定的スロットカウント
EDCA 拡張分散チャネルアクセス
FCS フレーム検査シーケンス
GST 保証開始時間(Guaranteed Start Time)
L−SIG レガシー信号フィールド
MAC 媒体アクセス制御
MCS 変調コーディング方式
MIMO 多入力多出力
MU−MIMO マルチユーザ多入力多出力
NAV ネットワーク割当てベクトル
OFDM 直交周波数分割変調
OFDMA 直交周波数分割多元接続
PHY 物理レイヤ
PIFS ポイント調整機能フレーム間隔(Point Coordination Function Interframe Space)
SDMA 空間分割多元接続
SIFS 短フレーム間隔(Short Interframe Space)
SIG 信号
STA 局
TCP 送信制御プロトコル
TDLS トンネルドダイレクトリンクセットアップ(Tunneled Direct Link Setup)
TXOP 送信機会
VSL 非常に短いスロット
WLAN ワイヤレスローカルエリアネットワーク
参考文献IEEE902.11−2007およびIEEE802.11n−2009は、追加情報を与え、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
802.11ワイヤレスLAN(WLAN)における問題は、いくつかの受信機からの応答送信機会(TXOP)をどのように効率的に編成すべきかということである。受信機は、空間分割多元接続(SDMA)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)を通じてダウンリンクデータを並列に受信していることがあり、その後、それらは、BAフレームで、場合によっては他のアップリンクトラフィックで、応答する必要がある。SDMAはマルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)とも呼ばれる。OFDMAはマルチユーザ直交周波数分割変調(OFDM)とも呼ばれる。
この問題に対する従来の解決策は、ダウンリンク伝送の後、アドレスされた局に、指定されたタイムスロットを与えることに頼ってきたが、これは潜在的な欠点を有し得る。一例として、アップリンクPHYレートおよびデータ量が未知であるので、APはスロットの最適な長さを知らない。別の例として、タイムスロット情報が局によって受信されないときには、タイムスロットは浪費される。PHYレートはAPによって指定され得るが、これにより、一般に、推定があまりにも控えめなものになり、したがって応答スロットがあまりにも長くなる。
この問題の解決策は、たとえば、ダウンリンク伝送に埋め込まれた決定的スロットカウント(DSC)フィールドを通じて、アドレスされた受信機に決定的バックオフを与えることである。アドレスされた各局には、APによってダウンリンクSDMA A−MPDUが送られたときに個々のバックオフ数が割り当てられる。決定的スロットカウントは、DSCフィールドを含むダウンリンク伝送の受信後に、アドレスされた受信機によってカウントダウンされ、これにより、通常のEDCAバックオフが使用されるときにアップリンク伝送のアレイがAIFS+1スロットだけ分離される。各局は、そのDSCが0に達したときに、その応答を送る。このようにして、各局は、従来のコンテンションプロトコルを使用して、ただし、割り当てられた決定的バックオフ数に従って、チャネルについて競合する(対照的に、従来のコンテンションでは、局はバックオフ数をランダムに選定する。)。いくつかの態様では、EDCAは、AIFSもスロットとしてカウントされるように修正されることができ、これにより、図3に示すように、戻りフレーム間の分離350をPIFSまで低減することが可能になる。
図3中のフレーム交換シーケンスは、最長ダウンリンクSDMA TXOPの持続時間にわたってNAVを設定するCTSから開始する。ダウンリンクSDMA TXOPは、可能な制御フレームを含む、STA1〜STA4のためのダウンリンクデータを含んでいる。ブロックAckを要求するために、BARフレームがA−MPDU中に含まれる。DSCフレーム(または要素)は戻りTXOPのためのスロットカウントを示す。DSCフィールドは、一般的制御フレーム(Cフレーム)内で搬送され得る。ダウンリンクフレームに関するAckポリシーは、SIFS応答が引き出されないようなものである(ダウンリンクデータに関するAckポリシーはブロックAckに設定され、BARに関するAckポリシーはAckなし(No Ack)に設定され、DSCフレームに関するAckポリシーはAckなしに設定される)。
決定的バックオフは、アドレスされた各局に、その戻りTXOPのバックオフのための所定のスロットカウントを与えることを指す。
いくつかの態様では、DSCフィールドの存在は、DSCフィールドを受信するアドレスされた局についてNAVを終了する、暗黙的CF−Endとして機能し得る。NAVは、最長ダウンリンク伝送を大幅に超える持続時間にわたって、SDMA伝送より前にCTSによって設定され得る。(DSCフィールドを用いて)アドレスされた局についてのみNAVを打ち切ることは、SDMA伝送においてアドレスされなかった他のコンテンダ(contender)(または局)であって、DSCフィールドを受信しなかった他のコンテンダ(または局)に勝る優先アクセスを、アドレスされた局に与える。アップリンクTXOP後、全NAVは、CF−Endフレームを通じて打ち切られ得る。図4に示すように、CF−Endフレーム402は、戻りTXOP404プラス1の数に等しい決定的スロットカウントをそれに与えることによって、アップリンク戻りTXOPの終了時にスケジュールされ得る。
図4中のフレーム交換シーケンスは、ダウンリンクSDMA TXOPの持続時間を超える持続時間にわたってNAVを設定するCTSから開始する。ダウンリンクSDMA TXOPは、可能な制御フレームを含む、STA1〜STA4のためのダウンリンクデータを含んでいる。ダウンリンクフレームに関するAckポリシーは、SIFS応答が引き出されないようなものである。ダウンリンクデータに関するAckポリシーはブロックAckに設定される。BARフレームは、ブロックAckを要求するために含まれる。BARに関するAckポリシーは、Ackなしに設定される。DSCフレーム(または要素)は、戻りTXOPのためのスロットカウントを示す。DSCフレームに関するAckポリシーは、Ackなしに設定される。DSCは、アドレスされたSTAについてNAVを打ち切る。DSCは、最長SDMA伝送の後にバックオフが開始するように、NAVの最小持続時間を含み得る。
いくつかの態様では、アップリンクTXOPは応答トラフィックのみに限定される必要はない。アップリンクデータは、たとえば、図5に示すようにA−MPDU502の形態で含まれ得る。APは、アップリンクA−MPDUIからSIFS後にブロックAck504などの即時のフィードバックを送信し得る。
シーケンスは、ダウンリンクSDMA TXOPの持続時間を超える持続時間にわたってNAVを設定するCTSから開始する。ダウンリンクSDMA TXOPは、STA1〜STA4のためのダウンリンクデータと、BARおよびDSCなどの制御フレームとを含む、A−MPDUを含んでいる。ダウンリンクフレームに関するAckポリシーは、SIFS応答が引き出されないようなものである。ダウンリンクデータに関するAckポリシーはブロックAckに設定される。ブロックAckを要求するためにBARフレームが含まれる。BARに関するAckポリシーはAckなしに設定される。DSCフレーム(または要素)は、戻りTXOPのためのスロットカウントを示す。DSCフレームに関するAckポリシーは、Ackなしに設定される。DSCは、アドレスされたSTAについてNAVを打ち切る。DSCは、最長SDMA送信の後にバックオフが開始するように、NAVの最小持続時間を含み得る。STA1は、1スロットの決定的スロットカウントを受け取り、それを、ダウンリンクSDMA伝送の後に生じる第1のPIFS506中にカウントダウンする。STA1は、BAフレームとアップリンクデータMPDUとを含むA−MPDU502を送信する。アップリンクデータMPDUは、暗黙的BAR Ackポリシーを使用し得る。APは、アップリンクA−MPDUからSIFS後に、要求されたBAフレームで応答する。STA2は、次いで、ダウンリンクBAフレーム504からPIFS後に、その(1つまたは複数の)応答フレームを送る。STA3は、次いで、(1つまたは複数の)STA2応答フレームからPIFS後に、その(1つまたは複数の)応答フレームを送る。次いで、STA4は、(1つまたは複数の)STA3応答フレーム後に、その(1つまたは複数の)応答フレームを送る。
いくつかの態様では、決定的バックオフを通じた戻りTXOPは、また、図6に示すように、非SDMAフレーム602を通じて示されることもできる。
戻りTXOPのための決定的バックオフを用いたダウンリンクSDMA交換シーケンスは、長いNAVを設定するDSCフレーム602から開始する。DSCフレームは、STA1〜STA3についての決定的バックオフを示す。DSCは、STA1〜STA3についてNAVを暗黙的に打ち切る(またはNAVを設定するフレームがDSCフレームであるので、NAVが設定されない)。第1の空のバックオフスロット604の後に、STA1は、少なくとも1つのデータMPDUを含むアップリンクA−MPDUを送信する。該データMPDUは暗黙的BAR Ackポリシーを有する。APは、アップリンク伝送の終了からSIFS後にBAフレーム606で応答する。図6に示すように、STA2およびSTA3について同様の送信パターンが行われる。最後に、APは、STA3についてのBAフレームからPIFS後にCF−Endフレーム608で応答する。これが、DSCフレームの受信者ではない他の局についてNAVを終了する。
決定的バックオフを通じた戻りTXOPは、SIFS時間が短縮されるときに、さらに効率的になり得る。これは、DSCフレームのアドレスされた受信者についてのみ打ち切られるNAVを設定することによって、戻りTXOPフェーズが標準のコンテンションと混合されないときに、後方互換性の問題なしに可能である。デバイスのサブセットにおいてNAVを設定し、それを選択的に打ち切ることにより、デバイスの選択されたサブセットだけは、バックオフがその間にカウントダウンされ得る媒体アイドル状態を知覚し、媒体がビジーであることを仮想キャリア検知(NAV)が示すので、他のデバイスはそれらのバックオフをカウントダウンすることを控える、状況がもたらされる。
APは、コンテンションプロセスを合理化するためにDSCフレームを自律的に送信し得る。APは、コンテンションがある特定のしきい値を超えることをそのAPが観測するときには、コンテンションを低減し、チャネルアクセス効率を改善するために、DSCフレームを送信し始めることができる。例示的なしきい値は、APによって経験される10%の衝突レートである。APは、DSCフレームを送信するために優先アクセスを使用し得るが、該APは、新しいノードまたはDSC中に含まれないノードもチャネルにアクセスし得るように、十分な空のバックオフスロットを該APが周期的に挿入することを保証しなければならない。
決定的スロットカウント(DSC)
決定的スロットカウント(DSC)は、概して、STAによる応答TXOPに先行するバックオフについて決定的スロットカウントをSTAに与えることを指す。図7に示すように、応答TXOP702は、制御および/またはデータフレーム(アップリンクまたは直接リンク)を送信するために使用され得る。
いくつかの態様では、図7に示すように、EDCAは、DIFSに等しいAIFSとともに使用され得る。0のDSCを受信したSTA1は、DSCを含むダウンリンク送信の終了からDIFS後に媒体にアクセスすることになる。1のDSCを受信したSTA2は、STA1によって開始されたTXOPの終了からDIFS+1スロット後に媒体にアクセスすることになる。2のDSCを受信したSTA3は、STA2によって開始されたTXOPからDIFS+1スロット後に媒体にアクセスすることになる、などである。第1のTXOPおよびそれより後のTXOPについてのギャップサイズの差は、標準EDCAではAIFSがバックオフスロットとしてカウントされないという事実によって生じる。したがって、0スロットのバックオフのみがDIFSギャップ(または一般にはAIFS)を生じることになり、いずれの非0バックオフも少なくともDIFS+1スロット(または一般にはAIFS+1スロット)のギャップを生じることになる。
いくつかの態様では、図8に示すように、戻りTXOP間のギャップは、AIFSをPIFSに等しく設定することによって、1スロットだけ縮小されることができる。
すべてのギャップ902を同じ持続時間にするために、EDCAは、AIFSがバックオフスロットとしてカウントされるように修正され得る。これは、AIFS=PIFSに関して図9に示されている。この場合、0のバックオフはもはや有効なバックオフではなく、したがって最小DSCは1である。
アップリンクTXOP間のPIFSギャップは、媒体への優先アクセスを可能にし、したがって、媒体にアクセスする前により長い時間期間を待たなければならない他のコンテンダとの衝突を回避するためにNAVが必要とされない。図10に示すように、ギャップ1002がPIFSよりも大きいときには、NAVが必要とされる。DSCフィールドの存在は、該フィールドの受信機においてNAVを暗黙的にリセットする。全NAVは、APによって送信されるCF−Endフレーム1004によってリセットされる。CF−Endフレームは、最長DSCの1スロット後において送信のためにスケジュールされ、したがって、CF−Endはこの例では4のDSCを有する。
STAがDSCを受信しなかったために、または何らかの他の理由により、TXOPが生じないときには、結果として追加の空のスロットが存在することになる。これは図11に示されており、TXOP STA2とTXOP STA4との間のギャップ1102が追加の空のスロットを有する。
トラフィックスケジューリングのEDCAモデルの近くにとどまるために、DSCは、特定のアクセスカテゴリー(AC)に適用されることができ、そのACは、ダウンリンクトラフィックのACと同じものであることができ、または、媒体がアイドルのままである場合に内部コンテンションに勝つACであることができる。BAのような制御トラフィックが、戻りTXOPに追加されるべきである。
DSC ACがTXOPを有する前に他の内部キュー(すなわち、アクセスカテゴリー)がTXOPを有することを回避するために、DSC ACのAIFSには、DSCバックオフ中にPIFSに等しいAIFSが割り当てられ得る。DSCバックオフが満了するとき、AIFSは元の値にリセットされ、コンテンションは、DSCバックオフの前に存在していたCWとともにEDCAルールに従う。
DSC ACのAIFSがPIFSに設定されるときには、DSC ACは、媒体に関して内部ACに勝る優先度を有する(APのみが、PIFSに等しいAIFSを使用すると仮定する)。これは、CF−Endは必要とされないが、AIFS=PIFSでは、APが内部ACについてバックオフを訂正する必要があることを意味する。これらのACについてのバックオフは、ハンドアウト(hand out)されている最大DSCだけ増加されなければならない(上記の例では、(1つまたは複数の)バックオフは3だけインクリメントされる必要がある)。内部バックオフを訂正することが、AP ACがSTAからのDSC TXOPと干渉することを回避する。STAがまた、PIFSに等しいAIFSを使用する場合、それらのSTAは、また、それらのバックオフをインクリメントする必要がある。この目的で、(STAにハンドアウトされている実際のDSCの次に)最も高いDSCがDSCフレーム中に含まれる必要がある。
APが、成功したTXOPを有したということは、0に等しいバックオフがシステム中に存在しないことを示す。なぜなら、上記バックオフがある場合、それが衝突を引き起こしていたであろうが、衝突はなかったので、0に等しいバックオフはシステム中に存在し得ないからである。したがって、PIFS/DIFSギャップのいずれも、保留中(pending)のバックオフをデクリメントさせない(APが、PIFSを使用するネットワーク中の唯一のシステムであると仮定する)。
これは、別のAPが同じチャネル上でPIFS AIFSを使用するのでなければ、すべてうまくいく。その場合、上記で説明したように、選択的リセットおよびCF−Endを用いたNAVが使用されなければならない。しかしながら、APはNAVをCTSフレームの送信機として内部的に設定しないので、APは、依然として、PIFS AIFSを使用するそれ自体のACに最大DSCを追加しなければならない。
戻りトラフィックがBAフレームのみに(または一般的には1つのPHYプロトコルデータユニット(PPDU)に)制限されるときには、決定的スロットカウント(DSC)は、STAがそのBAをそこにおいて送信し得るBAスロットiを指すものと解釈されることができる。STAは、ダウンリンクSDMA伝送の終了後にフレームの数をカウントし、i個の先行フレーム(すなわち、前のSTAからのフレーム)の後、該STAのBAフレームを送る。これは図12に示されている。
アップリンクBAフレーム間のインターバル1202は、この場合、SIFSと同じくらい短いものとすることができ、またはSTAにおける合意済みのRx−Txターンアラウンドタイム(agreed-upon Rx-to-Tx turnaround time)によって許容されるようなさらに短いものとすることができる。インデックスiは、ダウンリンクSDMA伝送においてデバイス識別子が生じる順序から暗黙的に導出され得る。他のデバイスがバックオフをカウントダウンするのに十分長いギャップは生じないので、NAVを設定することは必要とされない。
図12に示すように、フレーム交換シーケンスは、最長ダウンリンクSDMA TXOPの持続時間にわたってNAVを設定し得るCTS(図示せず)から開始し得る。ダウンリンク伝送の持続時間がダウンリンクSDMA伝送のPHYヘッダにおいて通知され、シーケンス全体中にギャップが生じないことがあるので、NAVを設定することは厳密に必要なわけではない。ダウンリンクSDMA TXOPは、可能な制御フレームを含む、STA1〜STA4のためのダウンリンクデータを含み得る。SDMA伝送後にブロックAck(BA)フレームが戻されることを要求するために、BARフレームがA−MPDU中に含まれ得る。DSCフレーム(または要素)は、BAを送信するためのスロットカウントを各STAに示す。ダウンリンクフレームに関するAckポリシーは、第1のBAを送信することが意図されたSTAへと送られるダウンリンクフレームを場合によっては除いて、SIFS応答が引き出されないようなものである。ダウンリンクデータMPDUに関するAckポリシーはブロックAckに設定されることができ、BAR MPDUに関するAckポリシーはAckなしに設定されることができ、DSCフレームに関するAckポリシーはAckなしに設定されることができる。
1つまたは複数のSTAは、先行する1つまたは複数の伝送を受信しないことがあり、または、たとえば、先行する伝送を送るはずであったSTAがDSCを受信しなかったときには、先行する伝送は全く存在しないことがある。そのような事象から回復するために、いくつかの態様では、APは、STAによって受信された前のフレームの数にかかわらず、BAの伝送が開始し得る時間を各STAに与えることができる。このコンテキストにおけるフレームの受信は、レガシー信号(L−SIG)フィールドの正しい受信として定義され得る。このコンテキストにおけるフレームの受信は、PHYヘッダの正しい受信として定義され得る。この時間は保証開始時間(GST)と呼ばれることがある。保証開始時間は、また、BAフレームの知られている最大持続時間と組み合わせて、割り当てられたDSCに基づいてSTAにおいて導出され得る。最大持続時間は、DSC情報の一部として含まれることができ、または他の手段を通じてAPによって分配されていることがある。
図13に示すように、1つまたは複数の先行フレームを受信しなかったSTAは、そのBAをその保証開始時間1302、1304において送信する。アドレスされたSTAのサブセットのみによって先行フレームが受信されない場合、そのサブセット中のアドレスされたSTAだけは、それらの保証開始時間1402において送信し、一方、(先行フレームのすべてを受信した)他のアドレスされたSTAは、それらの先行フレームからSIFS後に送信する。これは図14に示されており、図14では、STA3はSTA2からのフレーム(BA2)を受信しなかったが、STA4はそれを受信した。したがって、STA3は、その保証開始時間において送信し、一方、STA4は、STA3からの伝送1404(BA3)からSIFS後に送信する。
代替的に、いくつかの態様では、PIFS(PIFSは、SIFS持続時間+スロット時間に等しい)よりも大きいギャップが生じるときには後続のSTAが送信する権利を失うというルールと相まって、フレームが見当たらない場合、フォールバック機構が存在しえないことがある。これは図15に示されており、図15では、BA3が見当たらないことによりギャップが生じており、その後には、STA4は送信するための権利を失う。
いくつかの態様では、ギャップが生じるときには、APは、応答しなかったチェーンにおいてSTAにBARフレームを送ることができ、またはAPは、ダウンリンクトラフィックを送り続け、見当たらないSTAが後続のBAチェーンにおいてそれらのBAを送信することを予想し得る。STAがそのBAを送信する確率を増加させるために、APはチェーン内のSTAの順序を修正することができる。
代替的に、いくつかの態様では、APは、図16に示すように、チェーンが中断するのを回避するために、PIFSに等しいギャップ1604が生じるときに短い伝送1602を用いてステップインすることができる。
短い伝送1602は、APのところでアドレスされたACKフレームであることができる。この場合、チェーン内の後続のSTAは依然として送信する。DIFSに等しいギャップが生じるときにはSTAが送信するための権利を失うというルールが追加されることができる。
前述のインターバルの各々は、異なるインターバルであることができる。たとえば、シーケンスにおけるSTAが、先行するフレームのデータ部分中に(または先行するPHYヘッダの有効信号フィールドを受信した後の任意の時点で)RxからTxへの転換を開始できるので、SIFSインターバルは、より短いインターバルであることができる。
説明のために、図17は、ポーリングされたシナリオを示しており、ここでは、各BAフレーム1702は、BAR1704フレームを送ることによってAPによって請求される。
図18に、順次ACK1802と、スケジュールされたACK1804と、ポーリングされたACK1806との間の比較を示す。ポーリングされたACKの場合、APは、BARフレームを送ることによって各BAフレームについて個々にポーリングする。図18に示すように、この方法は最も高いオーバーヘッドを有する。スケジュールされたACKの場合、APは、応答フレームがその間に送信されることのできる固定タイムスロットをスケジュールする。図18に示すように、スケジュールされたACKのオーバーヘッドは、ポーリングされたACKのオーバーヘッドよりは低いが、順次ACKよりはまだ高い。
順次ACKとスケジュールされたACKとの間のオーバーヘッドの差は、A−MPDUを使用してデータがBAフレームに集約され得るときに増加することになる。応答フレームがあまりに長くなることを回避するために、応答A−MPDUに長さ限界が課せられ得る。長さ限界は、ビットまたは時間に関して表され得る。具体的には、TCP Ackフレームを応答フレームに集約することが興味深いことがある。
APは、受信された応答A−MPDUに応答して応答フレームを送信し得る。この場合、STAは、それらのスロットより前のフレームの数の2倍(2×i)をカウントしなければならない。
順次ACKは、APによる単一のダウンリンク伝送がいくつかのSTAからの伝送によって応答される、様々なプロトコルにおいて使用されることができる。たとえば、図19を参照すると、APによるダウンリンク伝送は、サウンディング要求フレーム1902であり得る。アップリンク応答フレームは、サウンディング応答フレーム1904であり得る。これらの応答フレームは、チャネル状態情報(CSI)情報を含み得る。
概して、順次ACKは、1つの伝送2002(ブロードキャストまたは並列)の後に、異なるSTAからのいくつかの応答伝送2004が続く場合に、使用されることができる。これは、図20に示されている。
図21は、本開示のいくつかの態様による、戻り伝送のための決定的バックオフを含み得る、APからのダウンリンク伝送を受信するための例示的な動作を示す。この動作は、たとえば、APから(たとえばSDMAを通じて)ダウンリンク伝送を受信する複数の局のうちの1つによって実行され得る。
該動作は、2105において、決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信することによって開始する。2110において、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングが、決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて決定される。任意で(図21に破線で示すように)、2115において、決定された送信機会において戻りフレームが送信されることができる。
図22は、本開示のいくつかの態様による、戻り送信のための決定的バックオフを含み得る、APからのダウンリンク伝送を送るための例示的な動作を示す。この動作は、たとえば、複数の局に(たとえばSDMAを通じて)ダウンリンク伝送を送るAPによって実行され得る。
この動作は、2205において、1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAVを設定することによって開始する。2210において、送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットを備えるダウンリンク伝送が上記局に送られる。2115において、NAV設定の満了より前に、決定された送信機会において送信されるアップリンク伝送が、局から受信されることができる。
図23は、本発明のいくつかの態様による、戻り伝送のための決定的バックオフを含み得る、APからのダウンリンク伝送を受信する例示的な方法を示す。動作2305では、局が、該局へとアドレスされた情報を含むダウンリンクSDMA A−MPDUを受信する。次いで、動作2310が実行される。動作2310は、局によってそのTXOPのために使用されるべき決定的スロットカウントを含むDSCフィールドを、受信されたSDMA A−MPDUが含むか否かを決定する。
動作2310が、ダウンリンク伝送が決定的スロットカウントを含まないと決定した場合、この方法は終了する。動作2310が、ダウンリンク伝送に含まれる決定的スロットカウントが存在すると決定した場合、動作2315が実行されて、上記局によって使用されるべき決定的スロットカウントを復元する。次いで、動作2320が実行される。動作2320では、局は、ダウンリンク伝送が受信されると、決定的スロットカウントをカウントダウンする。次いで、動作2325が実行される。動作2325では、上記局は、ダウンリンク伝送に応答してその(1つまたは複数の)戻りフレームを送る。いくつかの態様では、(1つまたは複数の)戻りフレームはBAフレームであり得る。他の態様では、(1つまたは複数の)戻りフレームは、BAとアップリンクデータとを含むA−MPDUであり得る。次いで、この方法は終了する。
図24は、本発明のいくつかの態様による、ダウンリンク伝送のために使用され得る決定的バックオフチャネルアクセスのための例示的な方法を示す。動作2405において、APは、最長ダウンリンクSDMA TXOPについてNAVを設定する。ダウンリンクSDMA TXOPは、いくつかの局のためのダウンリンクデータを含み得る。いくつかの態様では、NAVは、CTSフレームの一部として送られることができるが、他の態様では、NAVは、DSCフレームなどの非SDMAフレームにおいて送られることができる。
動作2405の後、動作2410が実行される。動作2410では、DSCフィールドを含むSDMA A−MPDUなどのダウンリンク伝送が送られる。次いで、動作2415が実行される。動作2415では、アドレスされた局のうちの1つからアップリンクデータが受信される。次いで、動作2420が実行される。動作2420では、BARが伝送に含まれるか否かを決定するために、アップリンクフレームが検査される。動作2420が、BARが伝送に含まれると決定した場合、動作2425が実行される。他の場合、動作2430が実行される。
動作2425では、BAが送られる。次いで、動作2430が実行される。動作2430では、アップリンクデータを送る必要がある追加の局があるか否かが決定される。アップリンクデータを送る必要がある追加の局がある場合、動作2415が実行される。動作2430が、アップリンクデータを送る必要がある追加の局がないと決定した場合、動作2435が実行される。
動作2435では、任意のCF−Endフレームが送られることができる。次いで、この方法は終了する。
電力節約を用いたDSC
電力を節約するために、媒体をリッスンしているSTAは、(MCSがSTAによってサポートされないので)MAC部分が受信され得ないとき、またはDAがSTA MACアドレスと一致しないときには、PHYヘッダにおいて示された持続時間にわたって、それらの受信機をオフにすることができる。後者は、受信誤りが生じたときにも起こり得る。FCSが受信されないので受信誤りは検証され得ないが、このことは問題にはならず、それは、欠陥のある、したがって異なるMACアドレスが受信成功をもたらしていないからである。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定するものではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含めた、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(複数可)および/またはモジュール(複数可)を含み得る。一般に、図に示された動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。たとえば、図21および図22に示された動作は、図21Aおよび図22Aに示された構成要素に対応する。
本明細書で使用する「決定」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造内の探索)、確認などを含み得る。また、「決定」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定」は、解決、選択、選定、確立などを含み得る。
情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号などは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル手段デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ手段、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に存在し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどが含まれる。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を含むことができ、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されることができる。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
例示的なアルゴリズムにおいて開示されるステップは、本開示の範囲および趣旨から逸脱することなく、それらの順序を交換されることができる。また、例示的なアルゴリズムにおいて示されたステップは排他的なものではなく、本開示の範囲および趣旨に影響を及ぼすことなく、他のステップを含めることができ、または例示的なアルゴリズムにおけるステップのうちの1つまたは複数を取り除くことができる。
本明細書で開示される方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。該方法ステップおよび/またはアクションは、本開示の範囲および趣旨から逸脱することなく互いに交換されることができる。方法ステップおよび/またはアクションは排他的なものではなく、本開示の範囲および趣旨に影響を及ぼすことなく、他の方法ステップおよび/またはアクションを含めることができ、あるいは1つまたは複数の方法ステップおよび/またはアクションを取り除くことができる。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、本開示の範囲および趣旨から逸脱することなく変更されることができる。
説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装された場合、機能はコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令として格納され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
本明細書では、本開示の様々な態様について、それぞれ1つまたは複数の技術的特徴とともに説明したが、本明細書で説明した様々な態様の異なる技術的特徴は、また組み合わせることもでき、その結果、本明細書で明示的には説明していない様々な組合せがもたらされることが当業者には理解されよう。さらに、いくつかの態様は複数の技術的特徴に関与することができ、それらの技術的特徴のうちの1つまたは複数は省略されることができ、その結果、やはり、本明細書で明示的には説明していない1つまたは複数の技術的特徴の様々な組合せがもたらされる。
一例として、いくつかの態様は、決定的スロットカウントを含むダウンリンク送信を受信することと、決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することとを一般的に含む、ワイヤレス通信のための方法(および対応する装置)を提供し得るが、上記受信することと上記決定することとが厳密にどのように実行されるかは、異なる態様に応じて異なり得る。別の例として、いくつかの態様は、1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAVを設定することと、送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットを備えるダウンリンク送信を上記局に送ることと、決定された送信機会において送信される上記局からのアップリンク送信をNAV設定の満了より前に受信することとを一般的に含む、ワイヤレス通信のための方法(および対応する装置)を提供し得るが、上記設定することと、上記送ることと、上記受信することとが、厳密にどのように実行されるかは、異なる態様に応じて異なり得る。
特許請求の範囲は、上記に示した精密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。本開示の範囲および趣旨から逸脱することなく、上記で説明した方法および装置の構成、動作および詳細に様々な修正、変更および変形を加えることができる。

Claims (44)

  1. 決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信することと、
    前記決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. 前記決定された送信機会中に応答フレームを送信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信機会のタイミングを決定することが、
    前記ダウンリンク伝送の受信後に前記決定的スロットカウントによって開始されるバックオフカウンタをカウントダウンすること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信機会のタイミングを決定することが、
    前記ダウンリンク伝送の受信後に前記決定的スロットカウントに等しい受信されたフレームの数をカウントダウンすること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 保証開始時間を受信することと、
    先行する伝送が受信されていないと決定することに応答して、前記決定的スロットカウントではなく前記保証開始時間に基づいて、前記応答フレームを送信するための送信機会を決定することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ダウンリンク伝送が空間分割多元接続(SDMA)を通じて受信される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ダウンリンク伝送が、対応する複数の局についての複数の決定的スロットカウントを備える、請求項1に記載の方法。
  8. CF−endフレームを受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAV期間を設定することと、
    送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットカウントを備えるダウンリンク伝送を前記局に送ることと、
    決定された送信機会において送信される前記局からのアップリンク伝送を前記NAV期間の満了より前に受信することと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  10. 前記アップリンク伝送が、前記決定的スロットカウントに基づいて決定された送信機会において受信される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ダウンリンク伝送が保証開始時間をさらに備え、
    前記アップリンク伝送が、前記保証開始時間に基づいて決定された送信機会において受信される、
    請求項9に記載の方法。
  12. 前記ダウンリンク伝送が空間分割多元接続(SDMA)を通じて他のダウンリンク伝送と同時に送られる、請求項9に記載の方法。
  13. 前記ダウンリンク伝送が、対応する複数の局についての複数の決定的スロットカウントを備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記NAV期間の終了を示すCF−Endフレームを送ること
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  15. 決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信するための手段と、
    前記決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  16. 前記決定された送信機会中に応答フレームを送信するための手段
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記送信機会のタイミングを決定するための前記手段が、
    前記ダウンリンク伝送の受信後に前記決定的スロットカウントによってカウントダウンするための手段
    を備える、請求項15に記載の装置。
  18. 前記送信機会のタイミングを決定するための前記手段が、
    前記ダウンリンク伝送の受信後に前記決定的スロットカウントに等しい受信されたフレームの数をカウントダウンするための手段
    を備える、請求項15に記載の装置。
  19. 保証開始時間を受信するための手段と、
    先行する伝送が受信されていないと決定することに応答して、前記決定的スロットカウントではなく前記保証開始時間に基づいて、前記応答フレームを送信するための送信機会を決定するための手段と
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  20. 前記ダウンリンク伝送が空間分割多元接続(SDMA)を通じて受信される、請求項15に記載の装置。
  21. 前記ダウンリンク伝送が、対応する複数の局についての複数の決定的スロットカウントを備える、請求項15に記載の装置。
  22. CF−endフレームを受信するための手段をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  23. 1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送のためのNAV期間を設定するための手段と、
    送信機会を決定する際に局が使用する決定的スロットカウントを備えるダウンリンク伝送を前記局に送るための手段と、
    決定された送信機会において送信される前記局からのアップリンク伝送を前記NAV期間の満了より前に受信するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  24. 前記アップリンク伝送が、前記決定的スロットカウントに基づいて決定された送信機会において受信される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記ダウンリンク伝送が保証開始時間をさらに備え、
    前記アップリンク伝送が、前記保証開始時間に基づいて決定された送信機会において受信される、
    請求項23に記載の装置。
  26. 前記ダウンリンク伝送が空間分割多元接続(SDMA)を通じて他のダウンリンク伝送と同時に送られる、請求項23に記載の装置。
  27. 前記ダウンリンク伝送が、対応する複数の局についての複数の決定的スロットカウントを備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記NAV期間の終了を示すCF−Endフレームを送るための手段
    をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  29. ワイヤレス通信のための装置であって、
    決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信することと、
    前記決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  30. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記決定された送信機会中に応答フレームを送信すること
    を行うようにさらに構成された、請求項29に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ダウンリンク伝送の受信後に前記決定的スロットカウントによってカウントダウンすること
    によって前記送信機会のタイミングを決定するように構成された、請求項29に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ダウンリンク伝送の受信後に前記決定的スロットカウントに等しい受信されたフレームの数をカウントダウンすること
    によって前記送信機会のタイミングを決定するように構成された、請求項29に記載の方法。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    保証開始時間を受信することと、
    先行する伝送が受信されていないと決定することに応答して、前記決定的スロットカウントではなく前記保証開始時間に基づいて、前記応答フレームを送信するための送信機会を決定することと
    を行うようにさらに構成された、請求項29に記載の装置。
  34. 前記ダウンリンク伝送が空間分割多元接続(SDMA)を通じて受信される、請求項29に記載の装置。
  35. 前記ダウンリンク伝送が、対応する複数の局についての複数の決定的スロットカウントを備える、請求項29に記載の装置。
  36. 前記少なくとも1つのプロセッサが、CF−endフレームを受信するようにさらに構成される、請求項29に記載の装置。
  37. ワイヤレス通信のための装置であって、
    1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAV期間を設定することと、
    送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットカウントを備えるダウンリンク伝送を前記局に送ることと、
    決定された送信機会において送信される前記局からのアップリンク伝送を前記NAV期間の満了より前に受信することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  38. 前記アップリンク伝送が、前記決定的スロットカウントに基づいて決定された送信機会において受信される、請求項37に記載の装置。
  39. 前記ダウンリンク伝送が保証開始時間をさらに備え、
    前記アップリンク伝送が、前記保証開始時間に基づいて決定された送信機会において受信される、
    請求項37に記載の装置。
  40. 前記ダウンリンク伝送が空間分割多元接続(SDMA)を通じて他のダウンリンク伝送と同時に送られる、請求項37に記載の装置。
  41. 前記ダウンリンク伝送が、対応する複数の局についての複数の決定的スロットカウントを備える、請求項37に記載の装置。
  42. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記NAV期間の終了を示すCF−Endフレームを送ること
    を行うようにさらに構成された、請求項37に記載の装置。
  43. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
    決定的スロットカウントを含むダウンリンク伝送を受信することと、
    前記決定的スロットカウントに少なくとも部分的に基づいて、戻りフレームを送信するための送信機会のタイミングを決定することと
    を行うように実行可能な命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
  44. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
    1つまたは複数の局へのダウンリンク伝送についてNAV期間を設定することと、
    送信機会を決定する際に局が使用するための決定的スロットカウントを備えるダウンリンク伝送を前記局に送ることと、
    決定された送信機会において送信される前記局からのアップリンク伝送を前記NAV期間の満了より前に受信することと
    を行うように実行可能な命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
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