JP2013257061A - 電子レンジ - Google Patents

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Naoki Sugimura
直紀 杉村
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Abstract

【課題】コストを削減できる電子レンジを提供する。
【解決手段】金属壁面を有して調理物を収納する加熱室3と、調理物を加熱するマイクロ波を発生するマグネトロン6と、発光素子23を有して金属壁面に開口した貫通孔11を介して加熱室3内を照らす照明部30とを備え、貫通孔11の周縁に立設する立設部11aを設けた。
【選択図】図6

Description

本発明は加熱室内を照明する照明部を備えた電子レンジに関する。
従来の電子レンジは特許文献1に開示される。この電子レンジは前面を開口して調理物を収納する加熱室を有した本体部と、窓部を有して加熱室の前面を開閉する扉とを備えている。本体部内にはマイクロ波を発生するマグネトロンが設けられる。マグネトロンの駆動によって加熱室内にマイクロ波を供給し、調理物の加熱調理が行われる。
本体部内の加熱室の上方には加熱室内の照明を行う照明部が配置される。照明部は基板上に所定ピッチで並設される複数のLEDから成る発光素子を有している。加熱室の天面の壁面板には発光素子と同じピッチで貫通孔が開口する。発光素子の発光によって貫通孔を介して照明光が加熱室に照射され、加熱室内の照明が行われる。これにより、窓部を介して調理の進行状況等を使用者が視認することができる。
特開2003−139336号公報(第2頁〜第3頁、第1図)
しかしながら、上記従来の電子レンジによると、加熱室の壁面板に開口する貫通孔はマイクロ波の電波漏れを防止するために所定径の小孔により形成される。このため、発光素子から出射される光が貫通孔の周囲で遮られ、照明光の光量が低下する。これにより、加熱室の内部の視認性を確保するために必要な発光素子が増加し、電子レンジのコストが大きくなる問題があった。
本発明は、コストを削減できる電子レンジを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、金属壁面を有して調理物を収納する加熱室と、調理物を加熱するマイクロ波を発生するマグネトロンと、発光素子を有して前記金属壁面に開口した貫通孔を介して前記加熱室内を照らす照明部とを備え、前記貫通孔の周縁に立設する立設部を設けたことを特徴としている。
この構成によると、加熱室内に調理物を収納してマグネトロンが駆動されると、調理が行われる。調理中に照明部の発光素子が発光し、貫通孔を介して加熱室内に照明光が照射される。これにより、調理の進行状況等が使用者に視認される。また、貫通孔の周縁に立設する立設部によってマイクロ波の電波漏れが防止される。
また本発明は、上記構成の電子レンジにおいて、前記貫通孔の孔径が前記発光素子の外形寸法よりも大きいことを特徴としている。この構成によると、発光素子から出射して貫通孔の周囲の壁面板に照射される光が低減される。
また本発明は、上記構成の電子レンジにおいて、前記発光素子が前記貫通孔内に配置されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の電子レンジにおいて、前記貫通孔の前記発光素子に面した端面と前記発光素子との距離をL、前記貫通孔の孔径をd、前記発光素子の指向角を2θとしたときに、tanθ≦d/2Lを満たすことを特徴としている。この構成によると、発光素子の指向角の範囲の出射光が貫通孔内に導かれる。
また本発明は、上記構成の電子レンジにおいて、前記貫通孔の軸方向長さに対する孔径の比を0.64以下にしたことを特徴としている。この構成によると、出力が500W以下のマグネトロンから発生するマイクロ波の貫通孔からの電波漏れが5mWよりも小さくなる。
また本発明は、上記構成の電子レンジにおいて、前記立設部がバーリング加工により形成されることを特徴としている。
本発明によると、加熱室の壁面板に開口する貫通孔に発光素子が臨み、貫通孔の周縁に立設する立設部を形成したので、マイクロ波の電波漏れを防止して貫通孔の孔径を大きくすることができる。これにより、発光素子から貫通孔を介して照射される照明光の光量が増加し、発光素子を削減して電子レンジのコストを削減することができる。
本発明の実施形態の電子レンジを示す斜視図 本発明の実施形態の電子レンジの本体部を示す正面断面図 本発明の実施形態の電子レンジの内部を示す斜視図 本発明の実施形態の電子レンジの加熱室の天井の壁面板を示す平面図 図4のA−A断面図 図5のB部詳細図
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の電子レンジを示す斜視図である。電子レンジ1は調理物を収納する加熱室3を有した本体部2と、本体部2に枢支して加熱室3を開閉する扉4とを備えている。扉4には加熱室3内を視認する窓部4aが設けられる。本体部2の上部には操作パネル5が設けられる。
図2は電子レンジ1の本体部2の正面断面図を示している。本体部2内の加熱室3の側方にはマイクロ波を発生するマグネトロン6が配される。加熱室3の下方にはマイクロ波を導波する導波管7が設けられ、導波管7内にはアンテナ8が配される。アンテナ8はアンテナモータ8aにより回転し、マイクロ波を攪拌して加熱室3にマイクロ波を均一に供給する。
図3は本体部2の内部の斜視図を示している。加熱室3は金属壁面を有し、加熱室3の天井壁を形成する壁面板10の後部には多数の通気孔12が開口する。調理時に調理物から発生する水蒸気は通気孔12を介して加熱室3から流出し、本体部2外に排気される。
図4は壁面板10の平面図を示しており、図5は図4のA−A断面図を示している。壁面板10には加熱室3(図2参照)の内部に面した平面視略矩形の凹部10aが形成される。凹部10aの周壁10bは傾斜面により形成される。凹部10aの前面の周壁10bには左右方向の略中央部に加熱室3内を照らす照明部20が設けられる。
図6は図5のB部詳細図を示している。照明部20はLEDから成る発光素子23を実装した基板22を備えている。発光素子23は透明樹脂から成る封止材24により封止される。基板22は樹脂成形品から成るホルダ21により保持され、ホルダ21は壁面板10に取り付けられる。
発光素子23は壁面板10上の凹部10aの周壁10bに開口する貫通孔11に臨んで配置される。貫通孔11の周縁にはバーリング加工によって筒状に立設する立設部11aが形成される。発光素子23の出射光は矢印Eに示すように貫通孔11を介して加熱室3内に照射される。これにより、扉4の窓部4aを介して調理物の状態を視認することができる。この時、照明部20が加熱室3の上面前部に配置され、貫通孔11を介して斜め後方に向けて照明光が照射されるため、調理物の視認性を向上することができる。
また、立設部11aによって貫通孔11によるマイクロ波Fの減衰量を大きくすることができる。このため、貫通孔11の孔径dを大きくしてもマイクロ波Fの電波漏れを防止することができる。従って、発光素子23から貫通孔11を介して照射される照明光の光量を増加させることができる。
この時、貫通孔11の孔径d、貫通孔11の軸方向の長さt及びマイクロ波Fの減衰量S(dB)には式(1)の関係がある。
S=32t/d ・・・(1)
マグネトロン6の出力を500Wとして電波漏れの規格を5mWとすると、必要な減衰量Sは10・log(500/0.005)=50dBとなる。このため、式(1)より、貫通孔11の軸方向長さtに対する孔径dの比を0.64(=32/50)以下にすると、出力が500W以下のマグネトロン6に対する電波漏れの規格を満たすことができる。
また、マグネトロン6の出力を1000Wとして電波漏れの規格を5mWとすると、必要な減衰量Sは10・log(1000/0.005)=53dBとなる。このため、式(1)より、貫通孔11の軸方向長さtに対する孔径dの比を0.60(=32/53)以下にすると、出力が1000W以下のマグネトロン6に対する電波漏れの規格を満たすことができる。
また、貫通孔11の孔径dが発光素子23の外形寸法よりも大きいと、発光素子23から出射して貫通孔11の周囲で遮られる光を低減することができる。これにより、照明光の光量をより増加させることができる。尚、発光素子23の外形寸法は、発光素子23の平面形状が円形の場合は直径、楕円形の場合は長径、矩形の場合は対角線で表すことができる。
また、貫通孔11の孔径をd、貫通孔11の発光素子23に面した端面と発光素子23との距離をL、発光素子23の指向角を2θとしたときに、式(2)を満たすとより望ましい。これにより、発光素子23の指向角2θの範囲の出射光を貫通孔11内に確実に導くことができ、照明光の光量を更に増加させることができる。
tanθ≦d/2L ・・・(2)
上記構成の電子レンジ1において、加熱室3内に調理物を収納して扉4が閉じられ、調理が開始されるとマグネトロン6及び照明部20が駆動される。マグネトロン6により発生したマイクロ波は導波管7を導波し、アンテナ8によって攪拌されて加熱室3に供給される。これにより、加熱室3内の調理物が加熱調理される。
また、照明部20の駆動によって発光素子23が発光し、発光素子23の出射光が貫通孔11を介して加熱室3内に照射される。使用者は窓部4aを介して加熱室3内を視認し、調理が行われているか否かを判別するとともに調理の進行状況を認知することができる。
本実施形態によると、加熱室3の壁面板10に開口する貫通孔11に発光素子23が臨み、貫通孔11の周縁に立設する立設部11aを形成したので、マイクロ波の電波漏れを防止して貫通孔11の孔径dを大きくすることができる。これにより、発光素子23から貫通孔11を介して照射される照明光の光量が増加し、発光素子23を削減して電子レンジ1のコストを削減することができる。
また、貫通孔11の孔径dを発光素子23の外形寸法よりも大きくすると、照明光の光量をより増加させることができる。この時、発光素子23を貫通孔11の内部に配置してもよい。これにより、発光素子23の出射光が確実に貫通孔11内を通るため、照明光の光量を更に増加させることができる。
また、貫通孔11の発光素子23に面した端面と発光素子23との距離をL、貫通孔11の孔径をd、発光素子23の指向角を2θとしたときに、式(2)を満たすと、照明光の光量を更に増加させることができる。
また、貫通孔11の軸方向長さtに対する孔径dの比を0.64以下にすると、出力が500W以下のマグネトロン6に対して電波漏れの規格を満たすことができる。また、貫通孔11の軸方向長さtに対する孔径dの比を0.60以下にすると、出力が1000W以下のマグネトロン6に対して電波漏れの規格を満たすことができる。
また、バーリング加工によって貫通孔11の周縁に立設する立設部11aを容易に形成することができる。
本実施形態において、貫通孔11の立設部11aが加熱室3の外側に突出しているが、加熱室3の内部に向けて突出してもよい。
本発明によると、加熱室内を照明する照明部を備えた電子レンジに利用することができる。
1 電子レンジ
2 本体部
3 加熱室
4 扉
4a 窓部
5 操作パネル
6 マグネトロン
7 導波管
8 アンテナ
10 壁面板
11 貫通孔
11a 立設部
20 照明部
21 ホルダ
22 基板
23 発光素子
24 封止材

Claims (6)

  1. 金属壁面を有して調理物を収納する加熱室と、調理物を加熱するマイクロ波を発生するマグネトロンと、発光素子を有して前記金属壁面に開口した貫通孔を介して前記加熱室内を照らす照明部とを備え、前記貫通孔の周縁に立設する立設部を設けたことを特徴とする電子レンジ。
  2. 前記貫通孔の孔径が前記発光素子の外形寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ。
  3. 前記発光素子が前記貫通孔内に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子レンジ。
  4. 前記貫通孔の前記発光素子に面した端面と前記発光素子との距離をL、前記貫通孔の孔径をd、前記発光素子の指向角を2θとしたときに、tanθ≦d/2Lを満たすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子レンジ。
  5. 前記貫通孔の軸方向長さに対する孔径の比を0.64以下にしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電子レンジ。
  6. 前記立設部がバーリング加工により形成されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電子レンジ。
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