JP2013255081A - 通信装置、通信方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】装着により通信可能な状態とすることのできるSIMカードを判断する。
【解決手段】移動通信端末1は、現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出し、記憶部3に記憶されているSIMカード情報20で特定されるSIMカードのうち、上記検出した通信ネットワークを使用するためのSIMカードを、装着すべきSIMカードと判断する最適SIM判定部10を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の通信ネットワークを介して通信するための情報を記録した、例えばSIMカードのような記録媒体を装着して通信を行う通信装置に関し、より詳細には、状況に応じて装着すべき記録媒体を判断する通信装置等に関する。
携帯電話機などの移動通信端末に装着されるSIM(Subscriber Identity Module)カードは、ユーザの電話番号、国、契約している通信事業者などの情報が格納されているICカードである。SIMカードを他のSIMカードに差し替えることで、携帯電話機が使用する通信ネットワークを切り替えることができる。
例えば、ユーザが通信事業者Aのネットワークの圏外のエリアに居たとしても、そのエリアが通信事業者Bのネットワークの圏内であれば、通信事業者AのSIMカードから通信事業者BのSIMカードに差し替えることで、その携帯電話機は通信可能となる。
また、通信事業者間においてローミング契約がなされている場合、ユーザはローミングサービスを利用することができる。ローミングサービスとは、例えばユーザが通信事業者Aのネットワークの圏外のエリアに居たとしても、通信事業者AのSIMカードを用いて、通信事業者Bのネットワークを利用することで通信可能となるようにするサービスである。
ただし、一般的に、ローミング利用時の通信料金は、通常の通信料金よりも高額となる。そのため、ローミング利用時に、そのネットワークの圏内となるSIMカードをユーザが所持していた場合、ユーザがSIMカードを差し替えることで、通信料金を抑えることができる。
このように、複数のSIMカードを所持することにより、あるSIMカードでは圏外となるような場合でも、他のSIMカードに差し替えて通信することが可能となり、また、ローミング利用を避けることも可能となる。これについて、図5および図6に基づいて説明する。
図5は、従来の移動通信端末を、SIMカードの差し替えによって、圏外であることによって通信不能な状態から通信可能な状態に遷移させた例を示す図である。また、図6は、従来の移動通信端末を、SIMカードの差し替えによってローミング状態から非ローミング状態に遷移させた例を示す図である。
図5に示す3つの状態のうち、左端の状態では、通信事業者AのSIMカード100および通信事業者BのSIMカード101のうち、通信事業者AのSIMカード100を移動通信端末200に装着した状態を示している。
また、この状態では、移動通信端末200が存在する場所は、通信事業者Bのサービス圏内であるが、装着中のSIMカード100の通信事業者Aのサービス圏外である。このため、移動通信端末200は、通信不能な状態であり、着信を受けることもできないが、移動通信端末200のユーザはこれに気付いていない。
図5の中央に示す状態においても、移動通信端末200には、通信事業者AのSIMカード100が装着されている。そして、移動通信端末200の存在する場所は、通信事業者Bのサービス圏内であるが、装着中のSIMカード100の通信事業者Aのサービス圏外である。このため、移動通信端末200は、依然として通信不能な状態である。
ここで、移動通信端末200のユーザは、圏外となっていることに気付き、通信事業者BのSIMカード101に差し替える。これにより、同図の右端に示す状態となる。
この状態では、移動通信端末200の存在する場所は、通信事業者Bのサービス圏内であり、移動通信端末200には通信事業者BのSIMカード101が装着されているので、通信が可能となり、着信を受けることも可能となる。
このように、複数のSIMカードを所持している場合であっても、通信事業者Aの圏外に居ることに気付かなかった場合、外部と連絡がとれない状況に陥ってしまう。
また、図6においても3つの状態が示されている。このうち、左端の状態では、図5の左端の状態と同様に、移動通信端末200は、SIMカード100(通信事業者AのSIMカード)を装着しているにも関わらず、通信事業者Bのネットワークの圏内に居る。
しかしながら、図6の例では、図5の例と異なり、ローミングサービスを利用することによって、移動通信端末200は、通信可能な状態となっている。ただし、ローミングサービスを利用するため、通常と比べて通信料は高額となってしまう。そして、ユーザは、ローミング利用状態となっていることに気付いていない。
同図の中央に示す状態においても、移動通信端末200には、通信事業者AのSIMカード100が装着されている。そして、移動通信端末200の存在する場所は、通信事業者Bのサービス圏内であるが、装着中のSIMカード100の通信事業者Aのサービス圏外である。このため、移動通信端末200は、依然としてローミング利用状態である。
ここで、移動通信端末200のユーザは、ローミング利用となっていることに気付き、通信事業者BのSIMカード101に差し替える。これにより、同図の右端に示す状態となる。
この状態では、移動通信端末200の存在する場所は、通信事業者Bのサービス圏内であり、移動通信端末200には通信事業者BのSIMカード101が装着されているので、ローミングを行うことなく通信が可能となり、通信料も通常となる。
このように、通信事業者BのSIMカード101を所持している場合であっても、ローミング利用状態となっていることに気付かなければ、ローミングによる通信を行うことになり、後日、通信事業者から高額な通信料金を請求されてしまう。
したがって、使用可能なSIMカードを所持しているにもかかわらず、圏外となったりローミング利用となったりすることを避けるために、ユーザは、圏外やローミング利用状態に気付き、その場所に適したSIMカードに差し替える必要があった。
ここで、SIMカードを用いた移動通信端末に関する先行文献としては、例えば下記の特許文献1〜5が挙げられる。そして、このうち特許文献3には、上記のような手間を省くための技術が開示されている。
具体的には、特許文献3には、無線部で検出したセルからの受信レベルの上位順にネットワーク事業者を選択し、ネットワーク事業者の国番号及びネットワーク番号と、装着中の複数のUSIMカードに記載されている値とを比べることが記載されている。そして、値が一致するUSIMカードがあれば、そのUSIMカードを使ってネットワーク事業者に位置登録し、ネットワーク事業者のサービスを受けることが記載されている。
特開2006−295684号公報(2006年10月26日公開) 特開2007−189394号公報(2007年 7月26日公開) 特開2007−235492号公報(2007年 9月13日公開) 特開2007−259198号公報(2007年10月 4日公開) 特開2010−141838号公報(2010年 6月24日公開)
上記特許文献3の発明では、装着中のUSIMカードの中から、使用するUSIMカードを選択している。このため、図5、図6の例で示したような、移動通信端末に装着していないが、移動通信端末のユーザが保持しているSIMカードが存在する場合に、カードを切り替えることができないという問題があった。
なお、これはSIMカードやUSIMカードを用いる移動通信端末のみで生じる問題ではなく、特定の通信ネットワークを使用するための記録媒体を装着して、装着した記録媒体に応じた通信ネットワークを介した通信を行う通信装置に共通して生じる問題である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、装着することによって通信装置を通信可能な状態とすることのできる記録媒体を判断することができる通信装置等を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の通信装置は、特定の通信ネットワークを使用するための記録媒体を装着して、装着した記録媒体に応じた通信ネットワークを介した通信を行う通信装置であって、装着の候補となる記録媒体を特定する媒体特定情報を記憶する記憶部と、上記通信装置の現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出する検出手段と、上記記憶部に記憶されている上記媒体特定情報で特定される記録媒体のうち、上記検出手段が検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する判断手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の通信方法は、上記の課題を解決するために、特定の通信ネットワークを使用するための記録媒体を装着して、装着した記録媒体に応じた通信ネットワークを介した通信を行う通信装置による通信方法であって、上記通信装置の現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出する検出ステップと、装着の候補となる記録媒体を特定する媒体特定情報を記憶する記憶部に記憶されている媒体特定情報で特定される記録媒体のうち、上記検出ステップで検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する判断ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、記憶部に記憶されている媒体特定情報で特定される記録媒体のうち、検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する。
すなわち、上記の構成によれば、装着中ではない記録媒体であっても、記憶部に記憶されている媒体特定情報で特定される記録媒体であって、現在位置で利用可能な通信ネットワークを使用するための記録媒体であれば、装着すべき記録媒体と判断する。
これにより、装着中ではない記録媒体を含む候補の中から、現在位置で利用可能な通信ネットワークを使用するための記録媒体、すなわち装着することによって当該通信ネットワークを介した通信が可能になる記録媒体を判断することが可能になる。
そして、このような記録媒体を判断することにより、この記録媒体をユーザに通知して、記録媒体の切り替えを促すことも可能になる。また、複数の記録媒体が装着されている場合には、使用する記録媒体をその記録媒体に自動的に、あるいはユーザの許可を得た上で切り替えることも可能になる。
また、上記通信装置は、記録媒体を装着する装着部を備え、上記判断手段は、上記記憶部に記憶されている上記媒体特定情報で特定される記録媒体、および上記装着部に装着中の記録媒体のうち、上記検出手段が検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断することが好ましい。
上記の構成によれば、記録媒体を装着する装着部を備え、記憶部に記憶されている媒体特定情報で特定される記録媒体、および装着部に装着中の記録媒体のうち、検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する。
したがって、装着中ではない記録媒体と、装着中の記録媒体とを含む候補の中から、現在位置で利用可能な通信ネットワークを使用するための記録媒体を判断することが可能になる。
また、上記判断手段は、上記装着部に装着中の記録媒体のうち通信のために選択されている記録媒体により使用される通信ネットワークと、上記検出手段が検出した通信ネットワークのうち通信のために使用されている通信ネットワークとが一致しない場合に、装着すべき記録媒体を判断することが好ましい。
上記の構成によれば、装着部に装着中の記録媒体のうち通信のために選択されている記録媒体により使用される通信ネットワークと、検出した通信ネットワークのうち通信のために使用されている通信ネットワークとが一致しない場合に、装着すべき記録媒体を判断する。
つまり、上記の構成によれば、通信のために選択されている記録媒体が、通信のために使用されている通信ネットワークを使用するためのものである場合、すなわち既に適切な記録媒体が選択されている場合には、装着すべき記録媒体を判断しない。したがって、既に適切な記録媒体が選択されている場合に無駄な判断を行うことを避けることができる。
また、上記通信装置は、該通信装置に装着された記録媒体から、該記録媒体を特定する媒体特定情報を読み出して上記記憶部に記憶する装着履歴記憶手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、通信装置に装着された記録媒体から、該記録媒体を特定する媒体特定情報を読み出して記憶部に記憶するので、過去に装着した記録媒体を装着の候補として、装着すべき記録媒体を判断することができる。
また、上記通信装置は、上記判断手段が装着すべきと判断した記録媒体をユーザに認識させるための情報を出力する出力手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、装着すべきと判断した記録媒体をユーザに認識させるための情報を出力するので、装着することによって当該ネットワークを介した通信が可能になる記録媒体をユーザに認識させ、記録媒体の切り替えを促すことができる。
なお、上記通信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記通信装置の各手段として動作させることにより、上記通信装置をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明の通信装置は、装着の候補となる記録媒体を特定する媒体特定情報を記憶する記憶部と、上記通信装置の現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出する検出手段と、上記記憶部に記憶されている上記媒体特定情報で特定される記録媒体のうち、上記検出手段が検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する判断手段とを備えている構成である。
また、本発明の通信方法は、以上のように、通信装置の現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出する検出ステップと、装着の候補となる記録媒体を特定する媒体特定情報を記憶する記憶部に記憶されている媒体特定情報で特定される記録媒体のうち、上記検出ステップで検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する判断ステップとを含む構成である。
したがって、装着中ではない記録媒体を含む候補の中から、現在位置で利用可能な通信ネットワークを使用するための記録媒体、すなわち装着することによって当該ネットワークを介した通信が可能になる記録媒体を判断することが可能になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態を示す図であり、移動通信端末の要部構成を示すブロック図である。 上記移動通信端末の圏外時における動作概要を説明する図である。 上記移動通信端末のローミング利用時における動作概要を説明する図である。 上記移動通信端末が実行する、最適なSIMカードを通知する通知処理の一例を示すフローチャートである。 従来技術を示す図であり、従来の移動通信端末を、SIMカードの差し替えによって、圏外であることによって通信不能な状態から通信可能な状態に遷移させた例を示す図である。 従来技術を示す図であり、従来の移動通信端末を、SIMカードの差し替えによってローミング状態から非ローミング状態に遷移させた例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
〈装置構成〉
まず、本実施形態にかかる移動通信端末(通信装置)1の構成を図1に基づいて説明する。図1は、移動通信端末1の要部構成を示すブロック図である。移動通信端末1は、電話やメールなどの通信を行うことが可能な携帯電話機である。なお、図1では省略しているが、移動通信端末1は、一般的な携帯電話機の備える入力部や音声入力部、音声出力部等の機能ブロックも備えている。
図1に示すように、移動通信端末1は、制御部2、記憶部3、無線送受信部4、表示部5、SIMカード装着部(装着部)6、およびアンテナ30を備えている。
制御部2は、移動通信端末1の動作を統括して制御するものであり、最適SIM判定部(検出手段、判断手段)10、表示内容生成部(出力手段)11、およびSIMカード情報結合部(装着履歴記憶手段)12を含む。
最適SIM判定部10は、移動通信端末1の現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出する。そして、SIMカード装着部6に装着中のSIMカード、および記憶部3に記憶されているSIMカード情報(媒体特定情報)20で特定されるSIMカードのうち、検出した上記通信ネットワークを使用するためのSIMカードを最適なSIMカードと判断する。
なお、SIMカード装着部6に装着中のSIMカード、および記憶部3に記憶されているSIMカード情報20で特定されるSIMカードは、SIMカード情報結合部12から通知される。また、最適なSIMカードとは、現在位置で装着すべきSIMカードであり、装着することによって移動体通信端末1を通信可能な状態とするSIMカードである。そして、利用可能な通信ネットワークを検出する上記の処理と、装着すべきSIMカードを判断する上記の処理とは、個別のブロックで実行するようにしてもよい。
表示内容生成部11は、最適SIM判定部10が最適なSIMカードを判断したときに、そのSIMカードをユーザに認識させるための情報を出力する。具体的には、表示内容生成部11は、最適SIM判定部10が判断した最適なSIMカードの通信事業者名のテキストデータを表示部5に出力して表示させる。
SIMカード情報結合部12は、SIMカード装着部6に装着中のSIMカード、および記憶部3に記憶されているSIMカード情報20で特定されるSIMカードを最適SIM判定部10に通知する。
具体的には、SIMカード情報結合部12は、SIMカード装着部6が読み取ったSIMカードを特定するSIMカード情報と、記憶部3から読み出したSIMカード情報20とを要素に持つリストであるSIMカード候補リストを生成する。そして、これを最適SIM判定部10に出力する。
記憶部3は、移動通信端末1が使用する各種データを記憶する記憶装置であり、過去にSIMカード装着部6に装着されたSIMカードを示すSIMカード情報20を記憶する。つまり、SIMカード情報20は、SIMカード装着部6に装着されたSIMカードの履歴を示す。詳細は後述するが、SIMカード情報20は、装着の候補となるSIMカードを示すものであり、SIMカード情報20には、そのSIMカードに対応する通信事業者等を示す情報が含まれる。
無線送受信部4は、電波を送受信するためのアンテナ30を介して、メールや電話などの無線通信を行う。また、無線送受信部4は、上記の無線通信を行うために、無線通信に使用することのできる通信ネットワークを検出する。具体的には、無線送受信部4は、使用可能な通信ネットワークを示すネットワーク情報を無線通信の基地局から受信する。最適SIM判定部10は、このネットワーク情報を利用して、最適なSIMカードを判定する。なお、詳細は後述するが、通信ネットワーク情報には、無線通信に使用可能な通信ネットワークの通信事業者等を示す情報が含まれる。
表示部5は、画像を表示する表示装置であり、表示内容生成部11が出力する情報を文字や画像で表示する。
SIMカード装着部6は、SIMカードに記録された情報を読み取る装置であり、SIMカードを装着するためのSIMカードスロットを備えている。SIMカードスロットは1つに限られず、複数のSIMカードを装着可能なように、複数あってもよい。
なお、ここでは、SIMカードを用いて通信を行う実施形態を例示して説明するが、本発明は、特定の通信ネットワークを使用するための記録媒体を装着して、該通信ネットワークを介した通信を行う通信装置であれば適用が可能である。
つまり、移動通信端末1は、携帯電話機に限られず、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機等であってもよい。また、移動通信端末1に装着する記録媒体は、特定の通信ネットワークを使用するための記録媒体であればよく、SIMカードに限られない。例えば、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード等であってもよい。なお、SIMやUSIMは、3GPPで規格化されている。
〈移動通信端末1の動作概要〉
次に、移動通信端末1の動作概要を図2および図3に基づいて説明する。図2および図3は、移動通信端末1の動作概要を説明する図であり、図2は圏外時、図3はローミング利用時の動作概要をそれぞれ示している。
まず、図2について説明する。図2では、移動通信端末1に対し、通信事業者AのSIMカード100および通信事業者BのSIMカード101の何れかを装着可能であり、過去にこれらのSIMカードを装着したことがあることを前提としている。
ここで、図2の左側の状態では、通信事業者AのSIMカード100および通信事業者BのSIMカード101のうち、通信事業者AのSIMカード100を移動通信端末1に装着している。
そして、この状態では、移動通信端末1が存在する場所は、通信事業者Bのサービス圏内であるが、装着中のSIMカード100の通信事業者Aのサービス圏外である。このため、移動通信端末1は、通信不能な状態であり、着信を受けることもできない。
このような場合に、移動通信端末1は、現在の位置で利用可能な通信事業者BのSIMカード101を最適なSIMカードとしてユーザに通知する。これにより、ユーザは、通知に従って通信事業者BのSIMカード101に差し替える。その結果、同図の右側に示すように、移動通信端末1は着信可能な状態となる。
次に、図3について説明する。図3の例においても、図2の例と同様に、移動通信端末1には、通信事業者AのSIMカード100または通信事業者BのSIMカード101を装着可能である。そして、移動通信端末1が存在する場所は、通信事業者Bのサービス圏内であるが、通信事業者Aのサービス圏外である。
なお、図3の例では、図2の例と異なり、通信事業者Bのサービス圏内であっても、ローミングサービスを利用することにより、通信事業者AのSIMカード100にて通信を行うことが可能である。ただし、ローミング利用時の通信料は、非ローミング利用時と比べて高額となっている。
このような場合に、移動通信端末1は、現在の位置でローミングせずに利用可能な通信事業者BのSIMカード101を最適なSIMカードとしてユーザに通知する。これにより、ユーザは、通知に従って通信事業者BのSIMカード101に差し替える。その結果、同図の右側に示すように、移動通信端末1は通常の通信料で通信可能な状態となる。
なお、上記では、SIMカードを差し替える例を示しているが、移動通信端末1が複数のSIMカードスロットを備えており、双方のSIMカードが装着されている場合には、表示部5に表示される画面に応じた入力操作で最適なSIMカードへの切り換えを行ってもよい。
このように、本実施形態における移動通信端末1は、サービス圏外やローミング利用時において、最適なSIMカードを検出し、ユーザに通知する。また、移動通信端末1は、移動通信端末1に現在装着されていないSIMカードであっても、過去に装着したことのあるSIMカードであれば、これを最適なSIMカードとして通知することができる。
したがって、移動通信端末1は、複数のSIMカードを装着しているが、最適なSIMカードが選択されていない場合の他、最適なSIMカードを所持しているが、これを装着していない場合であっても、その最適なSIMカードを通知することができる。
〈処理の流れ〉
次に、移動通信端末1が実行する処理の流れを図4に基づいて説明する。図4は、移動通信端末1が実行する、最適なSIMカードを通知する通知処理(通信方法)の一例を示すフローチャートである。なお、通知処理を実行するタイミングは特に限定されず、例えば移動通信端末1の動作中(電源がON状態のとき)に、所定の周期で実行してもよい。
まず、SIMカード情報結合部12は、SIMカード装着部6から、移動通信端末1が現在装着中のSIMカードを示すSIMカード情報を取得する(S1)。具体的には、SIMカード内のIMSIというデータを読み取り、その中のMCC/MNCというパラメータをSIMカード情報として取得する。なお、SIM/USIMにおけるMCC/MNCの記録領域は、規格で定義されている。
なお、SIMカード装着部6が複数のSIMカードスロットを有し、複数のSIMカードが装着されている場合には、SIMカード情報結合部12は、装着中の各SIMカードを示す装着中SIMカードリストを生成する。
ここで、MCC/MNCについて説明する。MCC/MNCとは、MCC:Mobile Country Code、MNC:Mobile Network Codeのことであり、前者MCCは国コードを表し、後者MNCは通信事業者コードを表す。MCC/MNCは、通信事業者のみが設定できるパラメータであり、このパラメータの値によって通信事業者が一意に特定できる。例えば、国コードが“440”の国の、通信事業者コードが“100”通信事業者Aは、MCC/MNCの値が“440/100”となる。同様に、国コードが“440”の国の、通信事業者コードが“200”通信事業者Bは、MCC/MNCの値が“440/200”となる。
このように、SIMカードから読み出したMCC/MNCによって、そのSIMカードに対応する通信事業者を一意に特定することができる。また、MCC/MNCによって、そのSIMカードによって何れの通信ネットワークを使用した通信が可能であるかを特定することができる。このため、移動通信端末1は、SIMカードおよび該SIMカードによって使用可能となる通信ネットワークを特定するパラメータとしてMCC/MNCを利用する。
次に、SIMカード情報結合部12は、記憶部3から、移動通信端末1が過去に装着したSIMカードのSIMカード情報20を取得する(S2)。このSIMカード情報20は、具体的には、SIMカード装着部6にSIMカードが装着されたときに、そのSIMカードから読み出したMCC/MNCを記憶しておいたものである。
そして、SIMカード情報結合部12は、S1およびS2で取得したSIMカード情報を結合して、最適なSIMカードとなりうる候補のリストである、SIMカード候補リストを生成する(S3)。
具体的には、SIMカード装着部6に複数のSIMカードが装着されている場合には、S1で生成した装着中SIMカードリストと、記憶部3から取得したSIMカード情報20とをマージする。そして、これにより、SIMカードリストおよびSIMカード情報20に含まれる各SIMカード情報を要素とするSIMカード候補リストとする。
また、SIMカード装着部6に装着されているSIMカードが1つの場合には、SIMカード装着部6から取得したSIMカード情報と、記憶部3から取得したSIMカード情報20とを要素として含むSIMカード候補リストを生成する。
さらに、最適SIM判定部10は、SIMカード候補リストを生成する際には、SIMカード装着部6が装着中のSIMカード数にかかわらず、移動通信端末1が現在適用しているSIMカードを特定するための選択判定フラグを設定しておく。設定した選択判定フラグは、後述のS6において、最適SIM判定部10が利用する。ここでは、移動通信端末1が適用中のSIMカードのSIMカード情報の選択判定フラグの値を“1”、それ以外のSIMカードのSIMカード情報の選択判定フラグの値を“0”と設定する。
この後、SIMカード情報結合部12は、生成したSIMカード候補リストを、最適SIM判定部10に入力する。また、次回以降の通知処理で使用するため、生成したSIMカード候補リストをSIMカード情報20として記憶部3に保存する。
一方、無線送受信部4は、現在通信可能な通信ネットワークを探索して検出している。このため、最適SIM判定部10は、無線送受信部4が検出した上記通信ネットワークを示すネットワーク情報を当該無線送受信部4から取得して、ネットワーク情報リストを生成する(S4、検出ステップ)。
具体的には、最適SIM判定部10は、現在通信可能な通信ネットワークのMCC/MNCを、ネットワーク情報として無線送受信部4から取得し、取得したMCC/MNCを要素に含むネットワーク情報リストを生成する。
また、最適SIM判定部10は、ネットワーク情報リストを生成する際、現在接続中の通信ネットワークを特定するための接続判定フラグを設定しておく。設定した接続判定フラグは、後述のS6において、最適SIM判定部10が利用する。ここでは、接続中の通信ネットワークのネットワーク情報の接続判定フラグの値を“1”、それ以外の通信ネットワークのネットワーク情報の接続判定フラグの値を“0”と設定する。
次に、最適SIM判定部10は、選択中のSIMカードのMCC/MNCと、接続中の通信ネットワークのMCC/MNCとが一致するか判定する(S5)。具体的には、SIMカード候補リストで選択判定フラグの値が“1”のMCC/MNCと、ネットワーク情報リストで接続判定フラグの値が“1”のMCC/MNCとが一致するか判定する。
ここで、一致すると判定した場合(S5でYES)、最適SIM判定部10は、SIMカードの通知は行わず、通知処理を終了する。これは、既に最適なSIMカードが選択され、これによる通信が可能な状態であるためである。一方、一致しないと判定した場合(S5でNO)、最適なSIMカードを判断するS6以下の処理に進む。
このように、図示の通知処理では、通信のために選択されているSIMカードにより使用される通信ネットワークと、通信のために使用されている通信ネットワークとが一致しない場合に、装着すべきSIMカードを判断する。これにより、既に適切なSIMカードが選択されている場合に、装着すべきSIMカードを判断するという無駄な処理を避けることができる。
S6では、最適SIM判定部10は、SIMカード情報結合部12から入力されたSIMカード候補リストと、S4で生成したネットワーク情報リストとを比較検証して、MCC/MNCが一致するか判定する。
具体的には、最適SIM判定部10は、SIMカード候補リストの各要素であるMCC/MNCについて、ネットワーク情報リストの各要素であるMCC/MNCと一致するか比較していく。つまり、S6では、SIMカード候補リストに示されるSIMカードのうち、ネットワーク情報リストに示される通信ネットワークを介した通信を可能にするSIMカードを検索する。
ここで、一致するMCC/MNCが検出されなかった場合(S6でNO)には、SIMカードの通知は行わず、通知処理を終了する。これは、検出された通信ネットワークに対応する最適なSIMカードが存在しないためである。
一方、一致するMCC/MNCが検出された場合(S6でYES)には、一致したMCC/MNCを、最適なSIMカードに対応するSIMカード情報(MCC/MNC)と決定する(S7、判断ステップ)。つまり、一致したMCC/MNCで特定されるSIMカードを、最適なSIMカードであると決定する。
このようにして決定したSIMカード情報は、現在使用可能な通信ネットワークを介した通信を可能にするSIMカードを示している。そして、最適SIM判定部10は、このMCC/MNCを表示内容生成部11に出力する。
なお、S6において一致したMCC/MNCが複数検出された場合には、予め定めた基準に従って、1つのMCC/MNCを最適と決定する。この基準としては、例えばユーザが予め設定した優先度、当該MCC/MNCに対応する通信ネットワークの電波強度等が挙げられる。
また、一致したMCC/MNCが複数検出された場合、検出された複数のMCC/MNCを最適と決定してもよい。この場合、各MCC/MNCに対応する表示用の情報を表示して、ユーザにSIMカードを選択させればよい。
次に、表示内容生成部11は、入力されたMCC/MNCから、表示部5に表示する情報として、ユーザが差し替える(切り替える)べきSIMカードを認識できるような情報を生成する(S8)。
具体的には、予め用意した、各MCC/MNCと、対応する各通信事業者名とが対応付けられたテーブルを参照して、入力されたMCC/MNCに対応付けられた通信事業者名を、表示する情報として生成する。
例えば、“440/100”というMCC/MNCに対し、対応する通信事業者名である“通信事業者A”という文字列を対応付けたテーブルを用いた場合に、“440/100”とのMCC/MNCが出力されたときには、“通信事業者A”という文字列を生成する。
そして、表示内容生成部11は、生成した情報を表示部5に表示させ(S9)、これにより通知処理を終了する。
なお、上記の通知処理では、装着中のSIMカードのSIMカード情報を取得して、SIMカード情報リストを生成しているが、SIMカード情報リストは、新たなSIMカードが装着されるまで更新されないので、通知処理を行う前に予め生成しておいてもよい。
例えば、過去に装着されていない(SIMカード情報20として記憶されていない)SIMカードが装着されたとき等に、そのMCC/MNCをSIMカード情報20に追加してSIMカード情報20を更新するようにしてもよい。この場合、通知処理では、S1およびS3の処理を省略することができる。
また、装着可能なSIMカードが1つのみである場合、装着中のSIMカードが最適であれば通知処理を行う必要はないため、装着中のSIMカードを選択の候補とする必要はない。したがって、この場合にも、S1およびS3の処理を省略することができる。ただし、S1の処理は、過去に装着されていない(SIMカード情報20として記憶されていない)SIMカードが装着されたとき等に実行して、そのMCC/MNCをSIMカード情報20に追加することが望ましい。
また、上記の通知処理では、S5の処理の後にS6の処理を行っているが、S6の処理を先に行い、その後S5の処理を行ってもよい。
さらに、上記の通知処理では、最適なSIMカードが検出されなかった場合(S5でYESまたはS6でNO)に、ユーザへの通知を行っていないが、通知を行うようにしてもよい。例えば、現在使用可能なネットワークに対応するSIMの購入(契約)をユーザに勧める通知を行ってもよい。この場合、例えば「通信事業者A、Bのネットワーク圏内です。お客様の過去利用履歴がないエリアとなっておりますので、新たにSIMをご契約されることをおすすめします。」のようなメッセージを表示させてもよい。
〈図2、図3の例における処理〉
図4に示した通知処理により、図2および図3に示したような状況下で最適なSIMカードを通知することができる。
すなわち、図2の例では、通信事業者Bの通信ネットワーク圏内で、移動通信端末1に通信事業者AのSIMカード100が装着されており、移動通信端末1には、過去に通信事業者BのSIMカード101を装着したことがある。
このため、S1〜S3では、SIMカード100のMCC/MNCと、SIMカード101のMCC/MNCとを含むSIMカード候補リストが生成される。また、S4では、通信事業者Bの通信ネットワークが検出され、通信事業者BのMCC/MNCを含む通信ネットワーク情報リストが生成される。
また、接続中の通信ネットワークが存在しないため、S5ではNOと判定されてS6に進む。そして、S6ではSIMカード候補リストに含まれるSIMカード101のMCC/MNCと、通信ネットワーク情報リストに含まれる通信事業者BのMCC/MNCとの一致が検出される。SIMカード101は、通信事業者BのSIMカードであるからである。
これにより、S7では、一致したMCC/MNCに対応するSIMカードが最適なSIMカードであると決定される。そして、S8ではこれに対応する表示用の情報として、例えば通信事業者Bの事業者名の文字列が生成され、S9ではこれが表示部5に表示される。
一方、図3の例においても、通信事業者Bの通信ネットワーク圏内で、移動通信端末1に通信事業者AのSIMカード100が装着されており、ローミング利用により通信可能となっている。また、移動通信端末1には、過去に通信事業者BのSIMカード101を装着したことがある。
このため、図2の例と同様に、S1〜S3では、SIMカード100のMCC/MNCと、SIMカード101のMCC/MNCとを含むSIMカード候補リストが生成される。また、S4では、通信事業者Bの通信ネットワークが検出され、通信事業者BのMCC/MNCを含むネットワーク情報リストが生成される。
ここでは、通信事業者Bの通信ネットワークに接続中であるが、通信事業者AのSIMカード100が装着されていない。このため、選択中のSIMカードのMCC/MNCと、接続中の通信ネットワークのMCC/MNCとが一致しない(S5でNO)と判定されて、S6に進む。
以下、図2の例と同様に、SIMカード候補リストに含まれるSIMカード101のMCC/MNCと、ネットワーク情報リストに含まれる通信事業者BのMCC/MNCとの一致が検出され、最適なSIMカードが決定される。そして、これに対応する表示用の情報が生成され、表示される(S7〜S9)。
〈変形例〉
なお、上記の例では、最適なSIMカードに対応する表示用の情報を生成して表示することによってユーザへの通知を行っているが、ユーザへの通知は、最適なSIMカードをユーザが認識できるような態様であればよく、この例に限られない。例えば、音声で通知を行ってもよい。
また、複数のSIMカードを装着可能な場合に、最適なSIMカードを決定したときには、自動的にこのSIMカードに切り替えを行ってもよいし、切り替えの可否を選択させる画面を表示して、ユーザが切り替えを選択した場合に切り替えてもよい。
さらに、上記の例では、SIMカード情報20として、過去に装着されたSIMカードのそれぞれに対応する各MCC/MNCを用いる例を示したが、この例に限られない。例えば、新しいSIMカードを購入して未装着の場合や、所持していた複数のSIMカードの一部を解約した場合等に対応できるよう、ユーザがSIMカード情報20を追加・編集できるようにしてもよい。
また、一定期間使用されていないSIMカードは、ユーザに使用する意図がないものであったり、解約済みであったりすることが想定される。このため、SIMカード情報20を記録するときに、記録日時を合わせて記録しておき、一定期間使用されていないSIMカードに対応するSIMカード情報20を自動的に削除するようにしてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、移動通信端末1の各ブロック、特に制御部2は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、移動通信端末1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである移動通信端末1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記移動通信端末1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、移動通信端末1は通信ネットワークと接続可能に構成されているため、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機等の移動通信端末に利用することができる。
1 移動通信端末(通信装置)
3 記憶部
6 SIMカード装着部(装着部)
10 最適SIM判定部(検出手段、判断手段)
11 表示内容生成部(出力手段)
12 SIMカード情報結合部(装着履歴記憶手段)
20 SIMカード情報(媒体特定情報)
100、101 SIMカード(記録媒体)

Claims (8)

  1. 特定の通信ネットワークを使用するための記録媒体を装着して、装着した記録媒体に応じた通信ネットワークを介した通信を行う通信装置であって、
    装着の候補となる記録媒体を特定する媒体特定情報を記憶する記憶部と、
    上記通信装置の現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出する検出手段と、
    上記記憶部に記憶されている上記媒体特定情報で特定される記録媒体のうち、上記検出手段が検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する判断手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 記録媒体を装着する装着部を備え、
    上記判断手段は、上記記憶部に記憶されている上記媒体特定情報で特定される記録媒体、および上記装着部に装着中の記録媒体のうち、上記検出手段が検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 上記判断手段は、上記装着部に装着中の記録媒体のうち通信のために選択されている記録媒体により使用される通信ネットワークと、上記検出手段が検出した通信ネットワークのうち通信のために使用されている通信ネットワークとが一致しない場合に、装着すべき記録媒体を判断することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 上記通信装置に装着された記録媒体から、該記録媒体を特定する媒体特定情報を読み出して上記記憶部に記憶する装着履歴記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 上記判断手段が装着すべきと判断した記録媒体をユーザに認識させるための情報を出力する出力手段を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 特定の通信ネットワークを使用するための記録媒体を装着して、装着した記録媒体に応じた通信ネットワークを介した通信を行う通信装置による通信方法であって、
    上記通信装置の現在位置で利用可能な通信ネットワークを検出する検出ステップと、
    装着の候補となる記録媒体を特定する媒体特定情報を記憶する記憶部に記憶されている媒体特定情報で特定される記録媒体のうち、上記検出ステップで検出した通信ネットワークを使用するための記録媒体を、装着すべき記録媒体と判断する判断ステップとを含むことを特徴とする通信方法。
  7. 請求項1から5の何れか1項に記載の通信装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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