JP2013252492A - ニーダー - Google Patents

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JP2013252492A
JP2013252492A JP2012129894A JP2012129894A JP2013252492A JP 2013252492 A JP2013252492 A JP 2013252492A JP 2012129894 A JP2012129894 A JP 2012129894A JP 2012129894 A JP2012129894 A JP 2012129894A JP 2013252492 A JP2013252492 A JP 2013252492A
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Masanori Inoue
政憲 井上
Toshio Hino
寿男 日野
Nagaharu Hatsuya
長治 初谷
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Inoue Mfg Inc
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Abstract

【課題】ジャケットを有する双胴式のトロフシェル(捏和槽)において、ジャケットからの液漏れを生じないようにしたニーダーを提供する。
【解決手段】トロフシェル11は、ローター軸2の軸心方向に沿って延び底面がローター1の外周の移動軌跡に沿って円弧状に形成された2つの胴部3を中央で稜線状連結部4により連結した内壁5と、その外周に沿って調温媒体を流通させるよう空間6をあけて設けた外壁7で構成されている。この外壁7は、内壁5の胴部3に沿うよう底面が弧面に形成された弧状板部8と、該弧状板部8を上記内壁の稜線状連結部4の下方でほぼ水平に連結するよう両端が折り曲げられた中央板部9を有する。中央板部9の下方には、弧状板部8間を結ぶ補強板15が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ニーダー(捏和機)に関し、特にニーダーのトロフシェル(捏和槽)のジャケット部に特徴を有するニーダーに係るものである。
ニーダーは、中、高粘度から超高粘度原料の混練、捏和処理に用いられ、樹脂、塗料、印刷インキ、食品、接着剤、カーボン、薬品、化粧品、鉱物、建材その他の各種製品の製造工程で広く使用されている。通常は2本のローター(ブレード)を、トロフシェル(捏和槽)内で回転させ、トロフシェル(捏和槽)とローター間で生じるせん断力を付与して材料を混練するが、この際発生する熱を冷却するため、若しくは材料を加熱するため外周に調温用のジャケットを設けて、水、蒸気、油等の調温媒体を流通させるように構成されている(例えば特許文献1参照)。図4は双胴型のトロフシェル(捏和槽)11の一例を示し、ローター1の軸2の軸心方向に沿って延び底面がローター外周の移動軌跡に沿って円弧状に形成された2つの胴部3を中央で稜線状連結部4により連結した内壁5と、その外周に沿って調温媒体を流通させるよう空間6をあけて設けた外壁7で構成されている。
上記内壁の肉厚は混練等の処理中の荷重を受けるため耐久性をもたせるよう厚く形成されているが、外壁は内壁より薄く形成されている。この外壁7は、図4に示すように、内壁5の胴部3に沿うよう底面が弧面に形成された弧状板部8と、該弧状板部8を上記内壁5の稜線状連結部4の下方でほぼ水平に連結するよう両端が折り曲げられた中央板部9を有している。外壁7を内壁5との間に間隔を確保して固定するには、種々の構成が知られているが、例えば、図4に示すピンタイプでは内壁5に多数のピン10を外方に向けて突設し、その先端を外壁7に設けた貫通孔に貫通させ、ピン10の基端や貫通部の周囲を壁面に溶接して液漏れしないように取り付けられている。このような構成のため内壁に作用する荷重は外壁にも作用し、特に中央板部と弧状板部は形状が変化していると共に両側から荷重を受けるため、中央板部の継ぎ目部分や折り曲げ部分に応力が集中しやすく、例えば0.5MPa熱媒油(Max320℃)を用いて加熱しながら混練処理を繰り返すと、継ぎ目部や折り曲げ部に沿って周辺にクラックが発生する現象がみられ、液漏れする原因となっていた。
特開2001−170470号公報(段落0011、0013、図1、図3)
本発明の解決課題は、上記のように、ニーダーのトロフシェル(捏和槽)のジャケット部に発生することがあるクラックをなくし、液漏れの生じないニーダーを提供することである。
本発明によれば、ローターの軸心に沿った方向に延び底面がローター外周の移動軌跡に沿って円弧状に形成された2つの胴部を中央で稜線状に連結した内壁と、その外周に沿って調温媒体を流通させるよう空間をあけて設けられ内壁の胴部に沿うよう底面が弧面に形成された弧状板部と該弧状板部を上記内壁の稜線部の下方でほぼ水平に連結するよう両端が折り曲げられた中央板部を有する外壁で構成されたトロフシェルを具備するニーダーであって、上記トロフシェルは外壁の中央板部の下方に弧状板部間を結ぶ補強板を有することを特徴とするニーダーが提供され、上記課題が解決される。
また、本発明によれば、上記トロフシェルにおいて、上記補強板は上記ローターの軸とほぼ直交する方向に延びている上記ニーダーが提供され、上記課題が解決される。
本発明は上記のように構成され、ローターの軸心に沿った方向に延び底面がローター外周の移動軌跡に沿って円弧状に形成された2つの胴部を中央で稜線状に連結した内壁と、その外周に沿って調温媒体を流通させるよう空間をあけて設けられ内壁の胴部に沿うよう底面が弧面に形成された弧状板部と該弧状板部を上記内壁の稜線部の下方でほぼ水平に連結するよう両端が折り曲げられた中央板部を有する外壁で構成されたトロフシェルを具備するニーダーであって、上記トロフシェルの外壁の中央板部の下方に弧状板部間を結ぶ補強板を設けたから、ローターの回転により内壁を介して外壁の中央板部の周囲に作用する荷重は、補強板で受支され、弧状板部と中央板部の継ぎ目や中央板部の折り曲げ部に集中しないようにでき、クラックの発生が防止され、調温媒体を上記空間に流通させた際に液漏れを生じないようにすることができる。
また、上記補強板をローターの軸に直交する方向に複数並列して設けると、内壁から補強板に作用する荷重は垂直荷重として作用し、補強板が変形しないようにでき、長期にわたってクラックの発生を防止することができる。
本発明の一実施例を示す断面説明面図。 底面図。 底面からみた一部の斜視図。 従来のトロフシェルを示す断面説明図。
図1、図2を参照し、図4に示す従来例と共通する部分は、同一の符号を付して説明すると、本発明のニーダーのトロフシェル11は、ローター1の軸2の軸心に沿った方向に延び底面がローター1の外周の移動軌跡に沿って円弧状に形成された2つの胴部3と、該胴部3を中央で連結する稜線状連結部4を有する内壁5を具備している。該内壁5の外周には、調温媒体を流通させるよう空間6をあけて外壁7が設けられている。該外壁7は、内壁5の胴部3に沿うよう底面が弧面に形成された弧状板部8と、該弧状板部8を上記内壁5の稜線状連結部4の下方でほぼ水平に連結するよう両端が折り曲げられた中央板部9を有する。
上記中央板部9は、両側の折り曲げ部の先端が弧状板部8と一連になるよう接続され、継ぎ目が現われないように形成されているが、中央板部9と弧状板部8を略山形状に一連に成形することもできる。上記内壁5と外壁7の弧状部の適宜位置には材料の取出口12が設けられ、中央板部9の適宜位置には先端が稜線状連結部4に達する温度検出部13が設けられている。
上記内壁5には、外方に延びる複数のピン10が突設されており、その先端は外壁に設けた貫通孔を貫通し、液漏れしないよう溶接されている。また、外壁7と内壁5間の適宜位置には、調温媒体の流動を制御する適宜の仕切り板14が設けられている。
外壁7の上記中央板部9の下方には、弧状板部8間を連結するよう複数の補強板15が設けられている。この補強板15は、中央板部9と弧状板部8により形成される略山形状の空間を塞ぐことができる形状に形成してあるが、設置場所に対応して適宜切欠き、孔、段部、溝等を設けたものでもよい。補強板15はローター軸2とほぼ直交する方向に位置するように周囲が壁面に溶接され、ローター軸2に沿って適宜間隔で複数枚並列して設けられている。なお、補強板15をトラス状に組み合わせたり、棒状、パイプ状等の適宜の形状に形成することもできる。
上記の構成により材料をトロフ11内に投入してローター軸2を回転させると、材料は混練、捏和処理され、この際内壁5に作用する荷重は外壁7に伝達され、外壁7の中央板部9付近には大きな負荷がかかるが、中央板部9は裏面側から補強板15で補強されているから、該中央板部9の周辺にクラックが発生しないようにできる。
1 ローター
2 ローター軸
3 胴部
4 稜線状連結部
5 内壁
6 空間
7 外壁
8 弧状板部
9 中央板部
10 ピン
11 トロフシェル
15 補強板

Claims (2)

  1. ローター軸の軸心に沿った方向に延び底面がローター外周の移動軌跡に沿って円弧状に形成された2つの胴部を中央で稜線状に連結した内壁と、その外周に沿って調温媒体を流通させるよう空間をあけて設けられ内壁の胴部に沿うよう底面が弧面に形成された弧状板部と該弧状板部を上記内壁の稜線部の下方でほぼ水平に連結するよう両端が折り曲げられた中央板部を有する外壁で構成されたトロフシェルを具備するニーダーであって、上記トロフシェルは外壁の中央板部の下方に弧状板部間を結ぶ補強板を有することを特徴とするニーダー。
  2. 上記トロフシェルにおいて、上記補強板は上記ローター軸と直交する方向に延びている請求項1に記載のニーダー。
JP2012129894A 2012-06-07 2012-06-07 ニーダー Pending JP2013252492A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104492301A (zh) * 2014-12-11 2015-04-08 龙鳞丰 一种混合均匀的卧式混料机
CN104492303A (zh) * 2014-12-22 2015-04-08 长安大学 一种试验室用自动温控双卧轴沥青混合料搅拌机
CN110833779A (zh) * 2019-12-19 2020-02-25 安姆科国际容器(广东)有限公司 一种粘合剂自动配料智能化生产机器及其制作工艺

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