JP2013250860A - 電子機器、情報処理装置及びネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークに参加する情報処理装置が、ネットワークに接続する電子機器の位置情報を取得し、取得した電子機器の位置情報に基づいて、電子データの出力を行う。
【解決手段】電子データを出力する電子機器であって、前記電子機器の位置情報を含む電子機器情報を、機器間で直接通信を行う予め定義された第1の通信インタフェースを介して外部の情報処理装置に送信する位置情報送信手段と、前記位置情報送信手段が送信した前記電子機器情報に基づいて前記情報処理装置から前記予め定義された第1の通信インタフェースとは異なる予め定義された第2の通信インタフェースを介して送信される電子データの出力要求に基づいて電子データを出力する出力手段とを有することを特徴とする電子機器。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、情報処理装置及びネットワークシステムに関する。
近年、スマートフォンに代表される携帯端末等の普及に伴い、携帯端末等で作成した様々なフォーマットの文書、撮影した写真データやウェブページ等を、携帯端末等から手軽に直接印刷したいというユーザのニーズが高まっている。
ネットワークを利用して、携帯端末等が保存している文書等を携帯端末等の指示により印刷するためには、携帯端末等が電子機器のIPアドレス又はMACアドレス等のプリンタ等の電子機器の通信アドレスを取得する必要がある。
ところで、携帯端末等が他機器のIPアドレスを知らない場合においても、携帯端末等をイーサネット(登録商標)や無線LAN等のIPネットワークに接続するだけで、ネットワーク上に接続されている機器を自動的に検出する技術が一般に知られている。
また、従来、携帯端末とネットワークを介して接続する複数の機器が検出された場合、ユーザが通信したい機器を容易に見分けることができる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。例えば、プリンタ等の電子機器に予めユーザがログインをしていれば、検出された接続可能な機器リスト上に、当該電子機器がログイン中であることを示す情報が表示される。
しかしながら、上記技術は、同一ネットワーク(LAN(Local Area Network))内に接続されている機器の検出は可能であるが、ルータを介して構成される異なるネットワークに接続されている機器を検出することはできない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ネットワークに参加する情報処理装置が、ネットワークに接続する電子機器の位置情報を取得し、取得した電子機器の位置情報に基づいて、電子データの出力を行うことを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、電子データを出力する電子機器であって、前記電子機器の位置情報を含む電子機器情報を、機器間で直接通信を行う予め定義された第1の通信インタフェースを介して外部の情報処理装置に送信する位置情報送信手段と、前記位置情報送信手段が送信した前記電子機器情報に基づいて前記情報処理装置から前記予め定義された第1の通信インタフェースとは異なる予め定義された第2の通信インタフェースを介して送信される電子データの出力要求に基づいて電子データを出力する出力手段とを有することを特徴とする。
ネットワークに参加する情報処理装置が、ネットワークに接続する電子機器の位置情報を取得し、取得した電子機器の位置情報に基づいて、電子データの出力を行うことを目的とする。
本発明の実施の形態におけるネットワークシステムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における信号フォーマットの一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における電子機器のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における電子機器の機能構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態における情報処理装置における処理手順の一例を示すフローチャート図である。 本発明の第一の実施の形態における情報処理装置の操作パネルに表示される位置情報取得要求の応答結果の一例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態におけるネットワークシステムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第一の実施の形態における情報処理装置の操作パネルに表示されるアプリ起動後の初期画面の一例を示す図である。 デバイス情報の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態におけるネットワークシステムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第二の実施の形態における電子機器の操作パネルに表示されるアプリ起動後の初期画面の一例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態における情報処理装置の操作パネルに表示される位置情報通知受信結果の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
[システム構成例]
図1は、本発明の実施形態のネットワークシステム1の構成例を示す図である。
ネットワークシステム1は、2つのLAN(LAN1、LAN2)から構成されるネットワーク99を有し、LAN同士はルータ301を介して接続されている。情報処理装置100は、LAN1に配置されている無線LANアクセスポイント(以下、「アクセスポイント」という。)300を介してLAN1に無線接続する。情報処理装置100とLAN1の接続は、ハブやL2スイッチがあれば有線接続することも可能だが、情報処理装置100にインタフェースが必要になり、また、ケーブルも必要になってしまうので、本実施形態では無線接続する。なお、アクセスポイント300に接続するためには、SSID(Service Set Identifier)と暗号キーが必要になる。本実施形態では、情報処理装置100はアクセスポイント300を介してLAN1と接続することができる。電子機器200は、LAN2に有線で接続されているが、アクセスポイントを介して無線で接続されていてもよい。LAN1とLAN2にはネットワークアドレスが定められており、LAN1に接続された情報処理装置100とLAN2に接続された電子機器200のネットワークアドレスは異なる。
ルータ301は、ネットワーク99をLAN1とLAN2に分割するとともに、LAN1、2間の通信を制御する。すなわち、LAN1に接続されている情報処理装置100が、例えば、LAN1に接続されている据え置き型の装置(区別しない場合、「機器」という。)にMACフレーム(以下、単に「フレーム」という。)を送信する場合、ルータ301を含むすべての機器が受信可能であり、各機器は宛先MACアドレスが自機宛のフレームを選択的に受信する。ルータ301は、フレームの宛先MACアドレスが自機宛の場合、宛先のIPアドレスを参照してネットワークアドレスを特定し、例えば、LAN2にフレームを中継する。また、ルータ301にはインターネットが接続されており、宛先のIPアドレスによってはインターネット側にIP層のパケットを送信する等の経路制御を行う。なお、ネットワーク99は、図1に示された構成に限定されず、その他のLAN、イントラネット、インターネット等を介した構成でもよい。
情報処理装置100は、無線LANの通信機能、スピーカ、及びマイクを備えていればよく、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話等も情報処理装置100となりうる。情報処理装置100は、LANに接続するための通信装置を予め有しているか、又は、LANに接続するためのアダプタを装着可能になっておりIPアドレス及びMACアドレスを有している。
電子機器200は、ネットワーク99(有線、無線は問わない。)を介して通信する通信機能、スピーカ及びマイクを備え、電子データを出力する機器である。ここで、電子データとは、例えば、文字コードに変換された文字データ、ビットマップデータやJPEG方式の画像に変換された画像データ等をいう。電子機器200は、例えば、印刷、スキャン、コピー、及びファクシミリ等のうちの二以上の機能を一台の筐体によって実現する複合機である。また、いずれか一つの機能を単体で有する機器が電子機器200として用いられてもよい。また、電子機器200は、例えばプロジェクタであってもよい。本実施形態では、情報処理装置100が電子機器200と通信することで、文書を印刷したり、ファックス送信する。
[第一の実施形態の動作概要]
上記構成により、本発明の第一の実施形態は以下の動作となる。
(1)ユーザが、情報処理装置100に保存されている電子データ(例えば、画像データ)を、直接、電子機器200を利用し、電子データを出力する場合(例えば、印刷する場合)を一例として説明する。画像データ等の印刷を行うためには、ネットワーク99を介して通信を行う必要がある。ここで、情報処理装置100と電子機器200は、異なるネットワーク(セグメント)に属しているため、情報処理装置100が電子機器200と通信をするためには、情報処理装置100は電子機器200のIPアドレスを知る必要がある。なお、情報処理装置100が電子機器200のIPアドレスを取得するための通信処理等の動作は、例えば、位置情報取得アプリケーション(以下、「IPアドレス取得アプリ」という。)により実行させる。
(2)情報処理装置100は、電子機器200のIPアドレスを取得するために、位置情報取得要求を送信する。本発明の実施形態において、位置情報取得要求は音波信号として送信される。位置情報は、例えば、機器が通信する際に用いる機器の所在を示すIPアドレスである。位置情報取得要求の信号フォーマットには、MACフレームの構成を用いる。
図2は、MACフレームの構成を用いた位置登録情報要求信号の信号フォーマットの一例である。同図に示されるように、MACフレームは、プリアンブル、SFD(Start of Frame Delimiter)、宛先アドレス、送信元アドレス、Type、データ部、及びFCS(Frame Check Sequence)を含む。プリアンブルは、フレームの受信時に同期をとるためのフィールドである。SFDは、有効フレームが開始されることを示すためのフィールドである。Typeは、フレームに含まれる上位層のパケットの種類を示すためのフィールである。宛先アドレスは、送信先となるMACアドレスが設定されるフィールドである。送信元アドレスは、送信元となるMACアドレスが設定されるフィールドである。FCSは、データに誤りがないかどうかを検査するフィールドである。本実施の形態では、データ部に、位置情報取得要求信号又は当該要求信号に対する応答信号である位置情報信号であることを示す識別子、情報処理装置100のデバイスID、電子機器200のIPアドレス、電子機器200のデバイスID、及び電子機器200の機種名が設定される。デバイスIDは、機器を一意に識別する固有のIDである。機種名は、一般に、製造元と機体番号の組み合わせである。
なお、位置情報取得要求の信号フォーマットは、MACフレーム以外の任意のフォーマットであってもよい。
(3)電子機器200は、情報処理装置100により音波信号として送信された位置情報取得要求を受信すると、当該音波信号を解析する。解析の結果、情報処理装置100が送信した位置情報取得要求であると判定されると、電子機器200のIPアドレス、デバイスID及び機種名等を含む位置情報信号を送信する。位置情報信号にIPアドレスが設定されると、デジタル信号の位置情報信号を、所定のフォーマットの音波信号に変換し、送信する。
(4)情報処理装置100が応答の位置情報信号を受信すると、当該位置情報信号を解析し、解析の結果取得された電子機器200のIPアドレスを記憶する。また、IPアドレス取得が完了したメッセージを、情報処理装置100の操作パネルに表示する。
(5)情報処理装置100は、宛先IPアドレスを電子機器200のIPアドレスとし、電子機器200に画像データを出力させるために、印刷対象の画像データとともに電子データ出力要求を送信する。
(6)電子機器200は、電子データ出力要求を受信すると、プリンタドライバ等を用いて受信した画像データに基づき、出力データを生成する。出力データの形式は、例えば、PDL(Page Description Language)形式のデータである。続いて、電子機器200は、生成された出力データに基づき、プリンタを用いて印刷対象の画像を印刷する。
なお、電子機器200は、予め電子機器等に蓄積されている画像データを、情報処理装置100からの電子データ出力要求に基づき印刷を実行してもよい。
[第一の実施形態のハードウェア構成]
<情報処理装置>
図3は、本発明の第一の実施形態における情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、上記のように可搬型の情報処理装置である。情報処理装置100は、無線LANに接続する無線LAN通信部108等を有する。無線LAN通信部108は、IEEE802.11b/11a/11g/11nに基づき変調方式、伝送速度、周波数等を制御し、受信した電波をデジタル信号に変換する。また、CPU101から送信要求されたデータを規格に従って変調等して電波として送信する。
情報処理装置100は、この他、CPU101、ROM102、RAM103、NVRAM104、表示部105、操作部106、メディアI/F107、スピーカ110及びマイク111を有する音波入出力部109等のハードウェアを有する。CPU101は、NVRAM104に記憶された情報処理装置用プログラム112を実行して情報処理装置100の全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)や静的なデータを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラム112を実行する際のワークエリアとして使用される。
NVRAM104にはCPU101が実行するプログラム112が記憶されている。プログラム112は、OS(例えば、Andoroid(登録商標)、iOS(登録商標)、Windows(登録商標))、ミドルウェア、及び、情報処理装置100の以下の機能を提供するプログラムが含まれる。
表示部105は、ユーザに対する情報の表示出力がされる液晶や有機EL等のUI画面である。なお、本発明の実施の形態において、表示部105はタッチパネルを一体に有している。
操作部106は、ユーザが設定や命令等の入力操作を行うためのハードキーやボタン、及び、表示部105内にあるタッチパネル等によるソフトキーである。操作内容はCPU101に通知される。
メディアI/F107は、フラッシュメモリ等の記録メディアに対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
スピーカ110は、音波出力部として機能し、電気信号を音波信号に変換し、音波信号を送信する。
マイク111は、音波入力部として機能し、音波信号を受信し、音波信号を電気信号に変換する。
なお、本発明の実施の形態において、情報処理装置100のユーザは、電子機器200が設置してある場所を認識している場合が多いと想定される。そのため、スピーカ110及びマイク111は、消費電力の抑制のため、指向性であることが望ましい。
プログラム112は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラム112は、所定のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで情報処理装置100に配布されてもよい。
<電子機器>
図4は、本発明の第一の実施形態における電子機器200のハードウェア構成の一例を示す図である。図4において、電子機器200は、コントローラ201、スキャナ207、プリンタ208、モデム209、操作パネル210、ネットワーク通信部211、音波入出力部212、スピーカ213、マイク214、SDカードスロット215等のハードウェアを有する。
コントローラ201は、CPU202、RAM203、ROM204、HDD205、及びNVRAM206等を有する。ROM204には、電子機器用の各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM203は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU202は、RAM203にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD205には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM206には、電子機器200の各種の設定情報等が記憶される。
スキャナ207は、原稿から画像データ等を読み取るためのハードウェアである。
プリンタ208は、PDL形式の印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェアである。
モデム209は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、ファックス通信による画像データ等の送受信を実行するために用いられる。
操作パネル210は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段等を備えたハードウェアである。操作パネル210は、タッチパネルであってもよい。ネットワーク通信部211は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアである。
音波入出力部212は、音波出力部であるスピーカ213及び音波入力部であるマイク214を有する。スピーカ213は、電気信号を音波信号に変換し、音波信号を送信する。マイク214は、音波信号を受信し、音波信号を電気信号に変換する。なお、本発明の実施の形態において、電子機器200と音波信号を送受信する情報処理装置100は複数存在し、情報処理装置100の位置は予め想定することができない。そのため、スピーカ及びマイクは、不特定の方向に対する送受信を可能とする、無指向性であることが望ましい。
SDカードスロット215は、SDカード600に記憶されたプログラムを読み取るために利用される。すなわち、電子機器200では、ROM204に記憶されたプログラムだけでなく、SDカード600に記憶されたプログラムもRAM203にロードされ、実行されうる。なお、他の記録媒体(例えば、CD−ROM又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)によってSDカード600が代替されてもよい。すなわち、SDカード600の位置付けに相当する記録媒体の種類は、所定のものに限定されない。この場合、SDカードスロット215は、記録媒体の種類に応じたハードウェアによって代替されればよい。
<ハードウェアの動作概要>
本発明の第一の実施形態では、以下のようにハードウェアが動作する。
(1)ユーザは情報処理装置100に保存されている電子データ(画像データ等)を、直接、電子機器200を用いて、出力(印刷)する場合を説明する。まず、情報処理装置100のユーザが、タッチパネルである表示部105に表示されている操作部106(ソフトキー)を操作すると、CPU101は、予めNVRAM104にインストールされている電子機器200のIPアドレスを取得するためのアプリケーション(IPアドレス取得アプリ)を起動する。続いて、ユーザが、タッチパネル上で、IPアドレス取得要求の実行を入力する。
(2)CPU101は、NVRAM104に記憶されている情報処理装置100を一意に識別する識別情報であるデバイスIDを取得し、デバイスIDが含まれた電気信号である位置情報取得要求信号を生成する。
(3)電気信号の要求信号は、CPU101の送信要求に基づき、音波出力部であるスピーカ110によって、音波信号に変換され、送信される。
(4)電子機器200の音波入力部であるマイク214が、音波信号を受信すると、音波信号を電気信号に変換する。
(5)CPU202が、電気信号をデジタル信号に変換する処理を実行し、デジタル信号が情報処理装置100から送信された位置情報取得要求信号であるか否かが解析される。CPU202は、解析の結果、当該位置情報取得要求信号が、情報処理装置100が送信した位置情報取得要求信号であると判断されると、電気信号である位置情報信号を生成する。なお、位置情報信号には、NVRAM206に記憶されている電子機器200のIPアドレス、デバイスID、機種名、及び情報処理装置100のデバイスIDが設定される。
(6)電気信号である位置情報信号は、CPU202の送信要求に基づき、音波出力部であるスピーカ213によって、音波信号に変換され、送信される。
(7)情報処理装置100の音波入力部であるマイク111が、位置情報信号を受信すると、音波信号を電気信号に変換する。
(8)CPU101が、電気信号をデジタル信号に変換する処理を実行し、デジタル信号が、自機(情報処理装置100)が送信した位置情報取得要求信号に対応する応答の電子機器情報信号であるか否かを解析する。CPU101は、解析の結果、受信した信号が、自機が送信した位置情報取得要求信号に対応する応答の位置情報信号であると判断されると、位置情報信号に含まれていた電子機器200のIPアドレスをNVRAM104に記憶する。
(9)CPU101が、要求信号に対する応答結果を、タッチパネルに表示する。
(10)情報処理装置100のユーザが、タッチパネルのソフトキーを操作し、画像データ名を表示させ、次いで印刷したい画像データ名を選択し、印刷実行を入力すると、NVRAM104に記憶されている電子機器200のIPアドレスを宛先アドレスとして設定し、CPU101は、NVRAM104に記憶されている画像データが含まれる印刷要求を生成する。
(11)無線LAN通信部108は、CPU101からの送信要求に基づき、デジタル信号である印刷要求を電波に変換し、ネットワーク99(アクセスポイント300)を介して、電子機器200のIPアドレスに送信する。
(12)電子機器200のネットワーク通信部211が、印刷要求を受信すると、CPU202はプリンタ245を制御し、受信した画像データに基づいた印刷文書を出力する。
[第一の実施形態の機能構成例]
<情報処理装置>
図5は、本発明の第一の実施の形態における情報処理装置100の機能構成の一例を示す図である。各機能はCPU101がプログラムを実行し、ハードウェアと協働することで実現される。
情報処理装置100は、情報処理装置本体101、音波出力部であるスピーカ141、音波入力部であるマイク142、操作パネル143及び情報記憶装置144を有する。
情報処理装置本体101は、位置情報取得要求生成手段121、情報管理手段122、位置情報インタフェース手段123、解析手段126、位置情報信号受付手段127、操作パネル制御手段128、出力要求生成手段129、及び出力要求送信手段130等を有している。位置情報インタフェース手段123は、位置情報取得要求送信手段124及び位置情報受信手段125を有する。アプリケーション131はIPアドレス取得アプリであり、位置情報取得要求生成手段121、位置情報インタフェース手段123、解析手段126、位置情報信号受付手段127、出力要求生成手段129、及び出力要求送信手段130を有し、電子機器200のIPアドレスの取得や電子データの出力要求等の処理を実行する。
位置情報取得要求生成手段121は、電子機器200の位置情報(IPアドレス)を取得するための位置情報取得要求信号を生成する。また、位置情報取得要求信号には、自機に固有のIDが設定される。これにより、位置情報取得要求信号に対する応答信号に含まれるIDが、自機に固有のIDと一致する場合は、応答が自機からの要求に対する応答であることを確認できる。ここで、固有のIDとは、例えば、個体を一意に識別するデバイスID、シリアルID、及びMACアドレス等である。
情報管理手段122は、通信する際に用いる接続情報、デバイス情報及び印刷対象の画像データ等を、情報記憶装置144に記憶したり、情報を読み出す。接続情報は、送信元(自機)及び送信先のIPアドレスやMACアドレス等である。デバイス情報は、デバイスを一意に識別するデバイスID、機種名等である。情報記憶装置144には、ROM102、RAM103、及びNVRAM104が用いられる。情報管理手段122は、例えば、位置情報取得要求生成手段121からのデバイスIDの取得要求に基づき、自機(情報処理装置100)のデバイスIDを出力する。
位置情報インタフェース手段123は、位置情報取得要求信号を音波信号として送信処理する位置情報取得要求送信手段124と、音波信号である位置情報信号を受信処理する位置情報受信手段125を有する。位置情報取得要求送信手段124は、音波出力部であるスピーカ141を制御し、電気信号を音波信号に変換し、送信する。位置情報受信手段125は、音波入力部であるマイク142によって音波信号から変換された電気信号を受信処理する。
また、位置情報取得要求送信手段124は、位置情報取得要求信号が送信されてから所定の時間内に、電子機器200からの応答がない場合、電子機器200が存在しないのか、又は、要求信号をマイク142が検知できなかったのか判断できないため、位置情報取得要求送信手段124は、再度位置情報取得要求信号を送信する。具体的には、位置情報取得要求送信手段124は、位置情報取得要求信号を送信してから予め設定した所定の時間内に、電子機器200からの応答信号を受信したか否か、位置情報取得要求信号の送信回数は所定の回数以内か否か等を判断する。位置情報取得要求送信手段124は、所定の時間内、所定の回数の位置情報取得要求信号の送信をしても応答がなかった場合は、電子機器200が存在しないと判断して、位置情報取得要求信号の送信を中止するように制御する。
解析手段126は、マイク142によって変換された電気信号をデジタル信号に変換し、IPアドレスが含まれているか、また変換された信号が位置情報取得要求信号に対する応答信号であるか否かを判定する。具体的には、解析した情報の中に、位置情報取得要求信号に含まれていた情報処理装置10の固有のIDと一致するIDが存在するか否かを判定する。一致する場合は、応答信号に指定されていた電子機器200のIPアドレスと電子機器200を識別する識別情報とを位置情報信号受付手段127に出力する。
位置情報信号受付手段127は、位置情報取得要求に対する応答を受け付け、情報管理手段122に、IPアドレスの記憶を要求する。例えば、応答に指定されているIPアドレスを、電子機器200を識別する情報と対応付けて、情報記憶装置144に記憶する。
操作パネル制御手段128は、ユーザに対する情報を操作パネル143上に表示出力する表示制御、及びユーザが操作パネル143により情報処理装置100に情報を入力する操作制御を行う。操作パネル143は、タッチパネルであり、表示部105と操作部106から構成される。本実施の形態では、例えば、電子機器200のIPアドレス取得要求の応答を受信した場合、解析手段126により解析された結果を示すメッセージ等を、操作パネル143上に表示する。また、例えば、ユーザは、電子機器200のIPアドレスを取得したい場合、操作パネル143に表示されるソフトキーを操作して情報処理装置100に命令する。
出力要求生成手段129は、ユーザによる操作パネル143での入力操作に基づき、電子機器200に、電子データの出力要求をする。電子データの出力要求とは、例えば、画像データ等の印刷要求である。印刷要求には、印刷対象の画像データ等が含まれていてもよい。
出力要求送信手段130は、ネットワーク99を介して、電子機器200と通信する。なお、電子機器200と通信するためには、情報処理装置100が、電子機器200のIPアドレスを知っている必要がある。
<電子機器>
図6は、本発明の実施の形態における電子機器200の機能構成の一例を示す図である。各機能はCPU202がプログラムを実行し、ハードウェアと協働することで実現される。
電子機器200は、電子機器本体201、音波出力部であるスピーカ241、音波入力部であるマイク242、操作パネル243、情報記憶装置244及びプリンタ245を有する。
電子機器本体201は、位置情報インタフェース手段221、解析手段224、位置情報取得要求受付手段225、位置情報信号生成手段226、情報管理手段227、出力要求受信手段228、出力要求受付手段229、出力データ生成手段230、電子データ出力手段231、及び操作パネル制御手段232を有している。位置情報インタフェース手段221は、位置情報送信手段222、及び位置情報取得要求受信手段223から構成される。アプリケーション233はIPアドレス取得アプリであり、位置情報インタフェース手段221、解析手段224、位置情報取得要求受付手段225、位置情報信号生成手段226、出力要求受信手段228、出力要求受付手段229、出力データ生成手段230及び電子データ出力手段231を有し、電子機器200のIPアドレスを送信したり、電子データを出力する処理等を実行する。
位置情報インタフェース手段221は、音波信号を送信処理する位置情報送信手段222と音波信号を受信処理する位置情報取得要求受信手段223から構成される。位置情報送信手段222は、スピーカ241を制御し、電気信号を音波信号に変換し、送信する。位置情報取得要求受信手段223は、マイク242によって音波信号から変換された電気信号を受信処理する。
解析手段224は、マイク242によって変換された電気信号をデジタル信号に変換し、変換された信号が情報処理装置100から送信された位置情報取得要求信号であるか否かを判定する。判定方法として、例えば、受信した信号の信号フォーマットに設定される位置情報取得要求信号であるか否かを識別する識別子に基づき判定する。解析した結果、位置情報取得要求信号であると判定された場合は、解析した結果及び当該位置情報取得要求信号に含まれる携帯装置100のデバイスIDを位置情報取得要求受付手段225に出力する。解析した結果、位置情報取得要求信号であると判定されなかった場合は、受信した信号を破棄する。
位置情報取得要求受付手段225は、位置情報取得要求信号を受け付け、位置情報信号生成手段226に、電子機器200のIPアドレスが含まれた応答である位置情報信号の生成を要求する。
位置情報信号生成手段226は、位置情報取得要求信号に対する応答である位置情報信号を生成する。位置情報信号の信号フォーマットには、自機のIPアドレス、デバイスID、機種名、及び情報処理装置100のデバイスIDが含まれる。
情報管理手段227は、通信する際に用いる接続情報、デバイス情報及び出力(印刷)対象の画像データ等の情報を、情報記憶装置244に記憶したり、情報記憶装置244から情報を読み出す。印刷対象の画像データ等は、情報処理装置100からネットワーク99を介して送信されたり、画像データ等が記憶されたSDカード600をSDカードスロット215に挿入されることにより、電子機器200に蓄積される。情報記憶装置244には、RAM203、ROM204、HDD205、及びNVRAM206が用いられる。情報管理手段122は、例えば、位置情報信号生成手段226からのデバイスIDの取得要求、及び出力データ生成手段230からの画像データ取得要求に基づき、情報記憶装置244から情報を読み出し、出力する。
出力要求受信手段228は、ネットワーク99を介して、情報処理装置100と通信する。なお、情報処理装置100のIPアドレスを知っていれば、電子機器200から情報処理装置100に対して通信することができる。
出力要求受付手段229は、出力要求受信手段228を介して、出力要求を受信すると、出力データ生成手段230に、出力データ(印刷データ)の生成を要求する。
出力データ生成手段230は、プリンタドライバを用いて、情報管理手段227を介して取得された印刷対象の画像データ等に基づき、印刷データを生成する。印刷データは、画像データ等がプリンタドライバによって変換されたPDL形式のデータである。
電子データ出力手段231は、プリンタ245を制御して、生成された印刷データに基づく印刷処理を実行する。具体的には、電子データ出力手段231が、PDL形式のデータをビットマップデータに変換し、その後、プリンタ245によって、変換されたビットマップデータに基づく文書等が印刷された印刷用紙が出力される。
操作パネル制御手段232は、ユーザに対する情報を操作パネル243上に表示出力する表示制御、及びユーザが操作パネル243により電子機器200に情報を入力する操作制御を行う。なお、操作パネル243は、本実施の形態では、タッチパネルである。また、本実施の形態では、電子機器200の位置情報取得要求を受信した場合、解析手段224により解析された結果を示すメッセージ等が、操作パネル244上に表示される。
[第一の実施形態の情報処理装置における処理手順]
本発明の第一の実施形態における情報処理装置100の処理手順の一例、及び処理の結果として情報処理装置100の操作パネル143に表示される画面例を説明する。なお、ネットワークシステム1における詳細な動作手順は、図9で後述する。
図7は、本発明の第一の実施形態における情報処理装置100の処理手順の一例を示したフローチャート図である。
図8は、本発明の第一の実施の形態における操作パネル143に表示される位置情報取得要求の応答結果の一例を示す図である。
図7において、まず、ユーザの情報処理装置100における入力操作により、情報処理装置100から位置情報取得要求が送信される(S11)。位置情報取得要求信号の送信後、情報処理装置100において、所定の時間内に応答信号を受信したか否かが判断される(S12)。所定の時間内に応答信号を受信した場合(S12においてYES)、応答信号が解析され(S13)、応答信号の中に、送信した要求信号に情報処理装置100が付与した自機を一意に識別するIDが含まれているか否かが判定される(S14)。判定の結果、送信したIDと一致する場合(S14においてYES)、情報処理装置100の操作パネル143に、IPアドレスの取得が完了したことを示す画面を表示する(S15)。図8に示されるAは、IPアドレスの取得が完了した場合の画面例である。画面には、取得した電子機器200のIPアドレスの情報、及び電子機器200の機種名が表示される。
一方、図7中のステップS14における判定の結果、送信したIDと一致しない場合(S14においてNO)、情報処理装置100の操作パネル143に、パラメータが不一致であったため、IPアドレスの取得ができなかったことを示す画面を表示する(S16)。ステップS16の場合の画面例を図8中のBに示す。
図7中のステップS12において、情報処理装置100が、所定の時間内に、応答信号を受信しなかった場合(S12においてNO)、これまでに要求信号を送信した回数がカウントされる(S17)。要求信号を送信した回数が、所定の回数以上ではなかった場合(S17においてNO)、要求信号を送信した回数を1回カウントアップし、要求信号を送信(再送)する(S11)。ステップS17において、送信した要求信号の回数が、所定の回数以上であった場合(S17においてYES)、情報処理装置100の操作パネル143に、所定の時間内に応答信号の受信がなかったため、IPアドレスの取得ができなかったことを示す画面を表示する(S19)。ステップS19の場合の画面例を図8中のCに示す。
[第一の実施形態の動作手順]
図9は、本発明の第一の実施形態の動作手順の一例を示すシーケンス図である。
図9の初期状態において、電子機器200のIPアドレスが不明であるため、情報処理装置100はネットワーク99を介して、電子機器100に接続することができない。
そこで、情報処理装置100は、音波信号を送受信することにより、電子機器200のIPアドレスを取得する。IPアドレスを取得する動作は、情報処理装置100にインストールされているIPアドレス取得アプリケーションにより実行される。IPアドレス取得アプリは、情報処理装置100及び電子機器200の双方にインストールされている必要がある。
S101:ユーザは、情報処理装置100の操作パネル制御手段128により情報処理装置100の操作パネル143を操作し、IPアドレス取得アプリを起動する。IPアドレス取得アプリを起動すると、操作パネル制御手段128は、操作パネル143上に、IPアドレスの取得要求を実行するか否かを示す初期画面を表示させる。
図10は、操作パネル143に表示されるアプリ起動後の初期画面の一例を示す図である。ユーザは、電子機器200のIPアドレスを取得したい場合は、操作パネル143を操作して図示する画面を表示させる。初期画面には2つのソフトキーa1、b1が表示されている。
a1.「YES」は、情報処理装置100からIPアドレス取得要求を音波信号として発信させる場合に、ユーザが選択するソフトキーである。
b1.「NO」は、IPアドレスの取得要求を行わない場合に、ユーザが選択するソフトキーである。
ユーザが、図10の初期画面において、「IPアドレスを取得する(YES)」を選択すると、操作パネル制御手段128は、位置情報取得要求生成手段121に、位置情報取得要求信号の生成を要求する。一方、ユーザが「NO」を選択すると、IPアドレス取得アプリは終了する。
図9に戻り説明する。
S102:位置情報取得要求生成手段121は、情報管理手段122に、情報処理装置100に固有のIDの取得を要求する。固有のIDとは、本実施形態において、例えば、機器に一意に設定されているUDN(Unique Device Name)(以下、「デバイスID」という。)である。情報管理手段122は、情報記憶装置144に記憶されている自機のデバイスIDを読み出し、位置情報取得要求生成手段121に出力する。デバイスIDは、機器が有するデバイス情報の中の一つの情報であり、機器を一意に識別する固有のIDである。なお、デバイス情報の構成例は、情報処理装置100と電子機器200は同一であるため、図11を用いて後述する。デバイスIDは、情報処理装置100が送信する位置情報取得要求に含まれ、当該要求に対する応答が、自機の要求に対する応答であることを識別するために用いられる。なお、情報処理装置100を一意に識別する情報として、MACアドレスを用いてもよい。
S103:位置情報取得要求生成手段121は、自機のデバイスIDを、位置情報取得要求信号の信号フォーマットに設定した要求信号を生成する。位置情報取得要求生成手段121は、デジタル信号である要求信号を電気信号に変換し、位置情報取得要求送信手段124に、送信要求を行う。
S104:位置情報取得要求送信手段124は、スピーカ141を制御し、電気信号である要求信号を音波信号に変換し、電子機器200に送信する。位置情報取得要求送信手段124は、要求信号を送信してから予め設定した所定の時間内に、電子機器200からの応答信号を受信したか否か、要求信号の送信回数は所定の回数以内か否か等を判断する。位置情報取得要求送信手段124は、所定の時間内、所定の回数の要求信号の送信をしても応答がなかった場合は、電子機器200が存在しないと判断して、要求信号の送信を中止するように制御する。
電子機器200の位置情報取得要求受信手段223がマイク242を制御し、音波信号を受信し、音波信号を電気信号に変換する。
S105:解析手段224は、マイク242によって変換された電気信号をデジタル信号に変換し、変換された信号が情報処理装置100から送信された要求信号であるか否かを判定する。判定方法として、例えば、受信した信号の信号フォーマットに設定される要求信号であることを示すフレームに挿入された識別子に基づき判定する。解析した結果、要求信号であると認められた場合は、解析結果と要求信号に含まれる携帯装置100のデバイスIDを位置情報取得要求受付手段225に出力する。解析した結果、要求信号であると認められなかった場合は、受信した信号を破棄する。
S106:解析結果が、要求信号であると認められた場合、位置情報信号生成手段226は、情報管理手段227に、自機のIPアドレス、デバイス情報に含まれる自機のデバイスID及び機種名の取得を要求する。
図11は、デバイス情報の構成例を示す図である。同図に示されるように、デバイス情報は、friendlyName、manufacturer、modelName、UDN(Unique Device Name)等を含む。friendlyNameは、電子機器200の機種名である。manufacturerNameは、電子機器200の製造元の名前である。modelNameは、電子機器200の機体番号である。UDN(デバイスID)は、機器を一意に識別する固有のIDである。機種名(friendlyName)は、位置情報取得要求の結果として、情報処理装置100の操作パネル143で表示される情報である。デバイスIDは、情報処理装置100が、同一の機種名を有する複数の電子機器200から応答を受信した場合、いずれの電子機器200からの応答であるかを識別するために用いる。なお、電子機器200を一意に識別する情報として、MACアドレスを用いることもできる。
図9に戻り説明する。情報管理手段227は、情報記憶装置244に記憶されている自機のIPアドレス、デバイスID、及び機種名を読み出し、位置情報信号生成手段226に出力する。
S107:位置情報信号生成手段226は、位置情報取得要求信号に対する応答であることを示す識別情報を含む応答信号である位置情報信号を生成する。応答信号の信号フォーマットには、電子機器200のIPアドレス、デバイスID、機種名、及び要求信号に含まれていた情報処理装置100のデバイスIDが設定される。位置情報信号生成手段226は、デジタル信号である応答信号を電気信号に変換し、位置情報送信手段222に、送信要求を行う。
S108:位置情報送信手段222は、スピーカ241を制御し、電気信号である応答信号を音波信号に変換し、情報処理装置100に送信する。情報処理装置100の位置情報受信手段125がマイク142を制御し、音波信号を受信し、音波信号を電気信号に変換する。
S109:解析手段126は、マイク142によって変換された電気信号をデジタル信号に変換し、変換された信号が情報処理装置100から送信された位置情報取得要求信号に対応する応答信号であるか否かを解析する。具体的には、応答信号の中に、応答信号であることを示す識別子であるか否か、続いて、情報処理装置100のデバイスIDがあるか否かを判断する。
S110:解析手段126は、解析の結果、受信した信号が情報処理装置100から送信された要求信号に対応する応答信号であると認められると、応答信号に含まれていた電子機器200のIPアドレス、デバイスID、及び機種名を位置情報信号受付手段127に出力する。情報管理手段122は、位置情報信号受付手段127からの処理要求に応じ、出力された情報を、情報記憶装置144に記憶する。
S111:位置情報信号受付手段127は、操作パネル制御手段128に、IPアドレスの取得ができたか否かの結果の表示出力を要求する。操作パネル制御手段128は、操作パネル143に表示するIPアドレス取得要求の結果が示された画面を生成する。当該画面には、位置情報取得要求の結果に加えて、IPアドレスを取得できた場合は、当該画面に、取得した電子機器200のIPアドレスの情報、及び電子機器200の機種名が表示される。一方、IPアドレスを取得できなかった場合は、当該画面に、IPアドレスを取得できなかった理由が表示される。
S112:操作パネル制御手段128は、操作パネル143を制御し、生成した結果を示す画面を表示させる。
S113:情報処理装置100のユーザが、操作パネル143のソフトキーを操作し、電子データである画像データ名の一覧を表示させ、次いで出力(印刷)したい画像データを選択し、出力実行を入力すると、操作パネル制御手段128は、出力要求生成手段129に、印刷のための出力要求の生成を指示する。出力要求生成手段129は、情報管理手段122を介し、情報記憶装置144に記憶されている電子機器200のIPアドレスを宛先アドレスとして設定された出力要求を生成する。出力要求には、ユーザが出力対象として情報処理装置100が保存している画像データを選択した場合は、情報記憶装置144に記憶されている画像データが含まれる。出力要求生成手段129は、出力要求送信手段130に、出力要求の送信を要求する。画像データには、写真・図形等の画像データの他に、文字・記号・数値等の文書データや、動画・音声データが含まれる。
S114:出力要求送信手段130は、通信先アドレスに設定された電子機器200のIPアドレスに、ネットワーク99(アクセスポイント300)を介して、印刷要求を送信する。電子機器200の出力要求受信手段228が、出力要求を受信すると、当該要求に応じた処理を出力要求受付手段229に要求する。
S115:出力要求受付手段229は、出力データ生成手段230に、出力要求に含まれていた画像データに基づく出力データの生成を要求する。出力データ生成手段230は、プリンタドライバ等を用いて受信した画像データに基づき、PDL形式の出力データを生成する。
なお、出力データ生成手段230は、情報処理装置100からの印刷要求に基づき、予め電子機器200の情報記憶装置244に蓄積されている画像データから印刷データを生成してもよい。
S116:電子データ出力手段231は、生成されたPDL形式のデータをビットマップデータに変換し、プリンタ245を制御し、印刷処理を実行する。
S117:その結果、プリンタ245より、ビットマップデータによって示される画像等が印刷された印刷用紙が出力される。
上述したように、本発明の第一の実施形態によれば、ネットワークに参加する情報処理装置が、ネットワークに接続する電子機器の位置情報(IPアドレス)を簡易に取得することが可能になる。したがって、情報処理装置のユーザは、情報処理装置の操作により容易に電子機器を用いて電子データ(画像データ)を出力することができる。
なお、本発明において、情報処理装置100が電子機器200に送信する位置情報取得要求(図9のS104)及び電子データの出力要求(図9のS114)の信号送出手順や信号フォーマット(図2)等を予め定義することにより、これら信号送出手順や信号フォーマット等をソフトウェア開発キット(SDK)に盛り込むことができる。このSDKをアプリケーション131の開発者に提供することにより、開発者はアプリケーション131を開発することができる。そのため、情報処理装置100や電子機器200本体の開発者・提供者に限らず、アプリケーション開発者により作成されたアプリケーション131を情報処理装置100にインストールすることにより、本発明のネットワークシステム1を動作することが可能となる。
[第二の実施形態の動作概要]
本発明の第二の実施形態と第一の実施形態との相違点は、電子機器200が自機のIPアドレスを送信する契機が異なる点である。第一の実施形態では、情報処理装置100が送信した位置情報取得要求を、電子機器200が受信することを契機に、当該要求に対する応答として、情報処理装置100に、IPアドレスが送信される。一方、第二の実施形態では、電子機器200のタッチパネル(操作パネル210)上で行われるユーザによる位置情報通知の送信指示を契機に、情報処理装置100に、IPアドレスが送信される。
本発明の第二の実施形態における動作概要を説明する。
(1)ユーザが、情報処理装置100に保存されている画像データ等を、直接、電子機器200を利用し、印刷する場合を一例として説明する。画像データ等の印刷を行うためには、ネットワーク99を介して通信を行う必要がある。ここで、情報処理装置100と電子機器200は、異なるネットワーク(セグメント)に属しているため、情報処理装置100が電子機器200と通信をするためには、情報処理装置100はMFP200のIPアドレスを知っている必要がある。しかし、電子機器200のIPアドレスが不明であるため、情報処理装置100はネットワーク99を介して、電子機器100に接続することができない。
(2)ユーザが電子機器200のタッチパネルでの入力操作をすると、電子機器200は、電子機器200のIPアドレスを情報処理装置100に通知するために、IPアドレスが含まれた位置情報通知を音波信号として送信する。
(3)情報処理装置100は、電子機器200が送信した音波信号を受信すると、当該音波信号を解析する。解析の結果、電子機器200が送信した位置情報通知であると判定されると、当該通知に含まれていた電子機器200のIPアドレスを記憶する。また、電子機器200のIPアドレス通知を受信したメッセージを、情報処理装置100のタッチパネルに表示する。
(4)情報処理装置100は、宛先IPアドレスを電子機器200のIPアドレスとし、出力対象の電子データである画像データを、電子機器200に送信する。
(5)電子機器200は、画像データの出力要求を受信すると、プリンタドライバ等を用いて受信した画像データに基づき、出力データ(PDL形式の印刷データ)を生成する。続いて、電子機器200は、生成された出力データに基づき、画像を印刷する。
なお、電子機器200は、予め電子機器等に蓄積されている画像データを、情報処理装置100からの出力要求に基づき印刷してもよい。
[第二の実施形態のハードウェア構成]
<情報処理装置>
第二の実施形態の情報処理装置100のハードウェア構成例は、図3に示される情報処理装置100のハードウェア構成図の一例と同じであればよい。但し、スピーカ110は具備されていなくてもよい。
<電子機器>
第二の実施形態の電子機器200のハードウェア構成例は、図4に示される電子機器200のハードウェア構成図の一例と同じであればよい。但し、マイク214は具備されていなくてもよい。
[第二の実施形態の機能構成]
<情報処理装置>
第二の実施形態の情報処理装置100の機能構成において、図5の位置情報取得要求生成手段121(スピーカ141)、及び位置情報取得要求送信手段124は必要としない。第二の実施形態の情報処理装置100の機能構成例は、位置情報取得要求生成手段121及び位置情報取得要求送信手段124が不要である点を除き、図5の第一の実施形態の機能構成図の一例と同じである。
<電子機器>
第二の実施形態の電子機器200の機能構成において、図6の位置情報取得要求受信手段223(マイク242)、解析手段224、及び位置情報取得要求受付手段225は必要としない。第二の実施形態の電子機器200の機能構成例は、位置情報取得要求受信手段223(マイク242)、解析手段224、及び位置情報取得要求受付手段225が不要である点を除き、図5の第一の実施形態の機能構成図の一例と同じである。
なお、位置情報信号生成手段226は、ユーザが電子機器200の操作パネル243で、位置情報通知を発信する入力操作を行った場合、電子機器200のIPアドレスを、情報処理装置100に通知するための位置情報通知要求を生成する。
[第二の実施形態の動作手順]
図12は、本発明の第二の実施形態の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図12中、図7と同一ステップには、同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
図12の初期状態において、電子機器200のIPアドレスが不明であるため、情報処理装置100はネットワーク99を介して、電子機器100に接続することができない。そこで、電子機器200が自機のIPアドレスを情報処理装置100に通知するために、電子機器200は、情報処理装置100に、音波信号を送信する。IPアドレスを通知する動作は、電子機器200に予めインストールされているIPアドレス通知アプリケーション(以下、「IPアドレス通知アプリ」という。)により実行される。IPアドレス通知アプリは、情報処理装置100及び電子機器200の双方にインストールされている必要がある。
S121:電子機器200の操作パネル制御手段232が、ユーザによる操作パネル243上での入力操作を受け付けると、IPアドレス通知アプリを起動する。IPアドレス通知アプリが起動されると、操作パネル制御手段232は、操作パネル243上に、自機のIPアドレスの通知(送信)を実行するか否かを示す初期画面を表示させる。
ここで、図13は、操作パネル243に表示されるアプリ起動後の初期画面の一例を示す図である。ユーザは、電子機器200のIPアドレスを情報処理装置100に通知したい場合は、操作パネル243を操作して図示する画面を表示させる。初期画面には2つのソフトキーa2、b2が表示されている。
a2.「YES」は、電子機器200からIPアドレス通知を音波信号として発信させる場合に、ユーザが選択するソフトキーである。
b2.「NO」は、IPアドレス通知を行わない場合に、ユーザが選択するソフトキーである。
ユーザが、図13の初期画面において、「IPアドレスを通知する(YES)」を選択すると、操作パネル制御手段232は、位置情報信号生成手段226に、位置情報通知信号の生成を要求する。一方、ユーザが「NO」を選択すると、IPアドレス通知アプリは終了する。
図12に戻り説明する。
S122:位置情報信号生成手段226は、情報管理手段227に、自機のIPアドレス、デバイスID、及び機種名の取得を要求する。情報管理手段227は、情報記憶装置244に記憶されている自機のIPアドレス、デバイスID、及び機種名を読み出し、位置情報信号生成手段226に出力する。
S123:位置情報信号生成手段226は、自機のIPアドレスを通知する位置情報通知信号を生成する。位置情報通知信号の信号フォーマットには、電子機器200のIPアドレス、デバイスID、及び機種名が設定される。位置情報信号生成手段226は、デジタル信号である応答信号を電気信号に変換し、位置情報送信手段222に、送信要求を行う。
S124:位置情報送信手段222は、スピーカ241を制御し、電気信号である位置情報通知信号を音波信号に変換し、情報処理装置100に送信する。情報処理装置100の位置情報受信手段125がマイク142を制御し、音波信号を受信し、音波信号を電気信号に変換する。
S125:情報処理装置100の解析手段126は、マイク142によって変換された電気信号をデジタル信号に変換し、変換された信号が情報処理装置100から送信された位置情報通知であることを示すフレームに挿入された識別子に基づいて解析する。
S126:解析手段126は、解析の結果、受信した信号が位置情報通知信号であることが認められると、当該位置情報通知信号に含まれていた電子機器200のIPアドレス、デバイスID、及び機種名を、位置情報信号受付手段127に出力する。情報管理手段122は、位置情報信号受付手段127からの処理要求に応じ、出力された情報を、情報記憶装置144に記憶する。
S127:位置情報信号受付手段127は、操作パネル制御手段128に、電子機器200から送信されたIPアドレス通知受信結果の表示出力を要求する。操作パネル制御手段128は、操作パネル143に表示するIPアドレス通知受信結果が示された画面を生成する。
図14は、本発明の第二の実施の形態における情報処理装置100の操作パネル143に表示される位置情報通知受信結果の一例を示す図である。図示されているように、電子機器200のIPアドレス、及び電子機器200の機種名が表示される。
図12に戻り説明する。
S128:操作パネル制御手段128は、操作パネル143を制御し、生成した結果を示す画面を表示させる。
上述したように、本発明の第二の実施形態によれば、ユーザが電子機器200における入力操作に基づき、位置情報通知が発信される。そのため、複数の情報処理装置に、電子機器200のIPアドレスを一斉送信する必要がある場合に有効である。したがって、例えば、複数の情報処理装置から電子機器200を用いて印刷をしたい場合等に、情報処理装置側での操作を要しないため、ユーザの手間を軽減することができる。
また、情報処理装置100のスピーカ110、及び電子機器200のマイク214といったハードウェアの搭載も必要としない。
[変形例]
なお、本実施の形態では、機器の一例として情報処理装置100、及び電子機器200を用いて説明したが、情報処理装置に対して所定の機能を提供可能な機器であれば、情報処理装置100、及び電子機器200以外の機器に関して本実施の形態が適用されてもよい。
また、本実施の形態において、電子機器200が、情報処理装置100に、送信する信号に含まれる情報の一部として、電子機器200の位置情報(IPアドレス)、デバイスID、及び機種名を用いたが、電子機器200の機能を示す情報、例えば、カラー印刷機能やファックス機能を具備しているといった情報を更に送信してもよい。これにより、情報処理装置100が当該信号を受信すると、情報処理装置100のタッチパネル等において電子機器200の機種名だけでなく、具備する機能を表示することが可能となる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 ネットワークシステム
100 情報処理装置
105 表示部
109 音波入出力部
110、141 スピーカ
111、142 マイク
121 位置情報取得要求生成手段
122 情報管理手段
123 位置情報インタフェース手段(第1の通信インタフェース)
124 位置情報取得要求送信手段
125 位置情報受信手段
126 解析手段
127 位置情報信号受付手段
128 操作パネル制御手段
129 出力要求生成手段
130 出力要求送信手段(第2の通信インタフェース)
131 アプリケーション
143 操作パネル
200 電子機器
212 音波入出力部
213、241 スピーカ
214、242 マイク
221 位置情報インタフェース手段(第1の通信インタフェース)
222 位置情報送信手段
223 位置情報取得要求受信手段
224 解析手段
225 位置情報取得要求受付手段
226 位置情報信号生成手段
227 情報管理手段
228 出力要求受信手段(第2の通信インタフェース)
229 出力要求受付手段
230 出力データ生成手段
231 電子データ出力手段
233 アプリケーション
特開2011−255517号公報

Claims (14)

  1. 電子データを出力する電子機器であって、
    前記電子機器の位置情報を含む電子機器情報を、機器間で直接通信を行う予め定義された第1の通信インタフェースを介して外部の情報処理装置に送信する位置情報送信手段と、
    前記位置情報送信手段が送信した前記電子機器情報に基づいて前記情報処理装置から前記予め定義された第1の通信インタフェースとは異なる予め定義された第2の通信インタフェースを介して送信される電子データの出力要求に基づいて電子データを出力する出力手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記情報処理装置から前記予め定義された第1の通信インタフェースを介して送信される前記電子機器の位置情報の取得を要求する位置情報取得要求を受信する位置情報取得要求受信手段をさらに有し、
    前記位置情報送信手段は、前記位置情報取得要求受信手段により受信された位置情報取得要求に応じて、前記電子機器の位置情報を含む前記電子機器情報を前記予め定義された第1の通信インタフェースを介して要求元の情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記位置情報送信手段は、前記位置情報取得要求に含まれる前記情報処理装置の識別情報を前記電子機器情報に含めて送信することを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. 前記予め定義された第1の通信インタフェースは音波信号を用いたインタフェースであり、
    前記位置情報送信手段は、前記電子機器情報を前記電子機器が備える音波出力部を介し、音波信号として前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 電子データを出力する電子機器と接続可能な情報処理装置であって、
    機器間で直接通信を行う予め定義された第1のインタフェースを介して、前記電子機器により送信された該電子機器の位置情報を含む電子機器情報を受信する位置情報受信手段と、
    前記受信手段により受信された電子機器情報に含まれる位置情報に基づいて、前記予め定義された第1のインタフェースとは異なる予め定義された第2のインタフェースを介して、該電子機器情報を送信した電子機器に電子データの出力要求を送信する出力要求送信手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記電子機器の位置情報の取得を要求する位置情報取得要求を前記予め定義された第1の通信インタフェースを介して該電子機器に送信する位置情報取得要求送信手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記位置情報受信手段により受信された前記電子機器の位置情報を含む電子機器情報を解析する解析手段をさらに有し、
    前記位置情報取得要求送信手段は、前記情報処理装置を識別する識別情報を含む前記位置情報取得要求を送信し、
    前記解析手段は、前記位置情報取得要求送信手段により送信された前記位置情報取得要求に含まれる前記識別情報が、前記位置情報受信手段により受信された電子機器情報に含まれているか否かを判断し、
    前記出力要求送信手段は、前記位置情報取得要求送信手段により送信された前記位置情報取得要求に含まれる前記識別情報が、前記位置情報受信手段により受信された電子機器情報に含まれていると前記解析手段により判断された場合、前記予め定義された第2のインタフェースを介して該電子機器情報を送信した電子機器に電子データの出力要求を送信することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記予め定義された第1の通信インタフェースは音波信号を用いたインタフェースであり、
    前記位置情報受信手段は、前記電子機器により音波信号として送信された該電子機器の位置情報を含む電子機器情報を、前記情報処理装置が備える音波受信部を介して受信することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 電子データを出力する電子機器と接続可能な情報処理装置を、
    機器間で直接通信を行う予め定義された第1のインタフェースを介して前記電子機器により送信された該電子機器の位置情報を含む電子機器情報を受信する位置情報受信手段と、
    前記位置情報受信手段により受信された前記電子機器情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記予め定義された第1のインタフェースとは異なる予め定義された第2のインタフェースを介して、該電子機器情報を送信した電子機器に電子データの出力要求を送信する出力要求送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記予め定義された第1の通信インタフェースは音波信号を用いたインタフェースであり、
    前記位置情報受信手段は、前記電子機器により音波信号として送信された該電子機器の位置情報を含む電子機器情報を、前記情報処理装置が備える音波受信部を介して受信することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 電子データを出力する電子機器と、該電子機器と接続可能な情報処理装置により実行されるアプリケーションとを有するネットワークシステムであって、
    前記アプリケーションは、
    機器間で直接通信を行う予め定義された第1のインタフェースを介して前記電子機器が送信した該電子機器の位置情報を含む電子機器情報を受信し、
    受信した電子機器情報に含まれる位置情報に基づいて、前記予め定義された第1のインタフェースとは異なる予め定義された第2のインタフェースを介して該電子機器情報を送信した電子機器に電子データの出力要求を送信し、
    前記電子機器は、
    前記電子機器の位置情報を含む前記電子機器情報を前記予め定義された第1のインタフェースを介して前記アプリケーションに送信する位置情報送信手段と、
    前記アプリケーションから前記予め定義された第2のインタフェースを介して送信される電子データの出力要求に基づいて電子データを出力する出力手段とを有するネットワークシステム。
  12. 前記アプリケーションは、前記電子機器の位置情報の取得を要求する位置情報取得要求を前記予め定義された第1の通信インタフェースを介して該電子機器に送信し、
    前記電子機器は、前記アプリケーションから前記予め定義された第1の通信インタフェースを介して送信される前記位置情報取得要求を受信する位置情報取得要求受信手段をさらに有し、
    前記位置情報送信手段は、前記位置情報取得要求受信手段により受信された位置情報取得要求に応じて、前記電子機器の位置情報を含む前記電子機器情報を前記予め定義された第1の通信インタフェースを介して要求元のアプリケーションに送信することを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステム。
  13. 前記予め定義された第1の通信インタフェースは音波信号を用いたインタフェースであり、
    前記電子機器の前記位置情報送信手段は、前記電子機器情報を前記電子機器が備える音波出力部を介して音波信号として前記情報処理装置に送信し、
    前記アプリケーションは、前記電子機器により音波信号として送信された該電子機器の位置情報を含む電子機器情報を、前記情報処理装置が備える音波受信部を介して受信することを特徴とする請求項11または12に記載のネットワークシステム。
  14. 前記予め定義された第2の通信インタフェースはネットワークを介してデータの送受信を行うインタフェースであり、
    前記アプリケーションは、前記電子データの出力要求を、ネットワークを介して前記電子機器に送信し、
    前記電子機器の出力手段は、前記アプリケーションからネットワークを介して送信される電子データの出力要求に基づいて電子データを出力することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
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