JP2013250710A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハプティック技術を用いてソフトウェアキーボードの操作性の向上を図る。
【解決手段】タッチセンサー22に対する押圧力が閾値未満であって、ホームポジション体勢が未認定であり、押下されたキー画像がホームポジションキーである場合、キー画像判別部13は振動制御部12にそのキー画像の表示領域を出力し、振動制御部12はアクチュエーターを第1振動パターンで振動させる。続いてそのホームポジションキーに対する押下が所定時間続いた場合、振動制御部12はアクチュエーターを第2振動パターンで振動させ、ホームポジション認定部はホームポジション体勢を認定する。次に、押圧力が閾値以上である場合、入力確定部は押下されたキー画像の文字入力を確定し、キー画像判別部13は振動制御部12にそのキー画像の表示領域を出力し、振動制御部12はアクチュエーターを第4振動パターンで振動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハプティック技術を適用したタッチパネルを備える入力装置に関するものである。
近年、入力手段としてタッチパネルを用いた装置が多く普及している。しかし、視覚障害者がタッチパネルに表示されたキーボードから文字を入力することは非常に困難である。そこで、特許文献1にはハプティック技術を備えた情報入力装置について記載されている。ハプティック技術とは、ユーザーがタッチパネルを操作すると、その操作のフィードバックをユーザーに与えることができる技術をいう。特許文献1には、タッチパネルに表示されたキーにユーザーが触れると、その触れたキーに対応した振動パターンでタッチパネルが振動する技術が記載されている。
特開2006−221568号公報
例えば、一般的なQWERTY配列のキーボードの場合、ホームポジション(例えば「F」や「J」のキー)等の特定のキーに小さな突起や窪みが形成されている。そして、ユーザーがこの突起や窪みを頼りにホームポジションに指を置くことで、タッチタイピングによって入力効率を上げることができる。しかし、タッチパネルに表示されるソフトウェアキーボードの場合、ホームポジションのキーを触覚としてユーザーに与えることができない。特許文献1に記載された技術は、ユーザーがキーに触れることで、初めてそのキーに対応した振動パターンでタッチパネルが振動する。そのため、ユーザーがソフトウェアキーボードを十分視認できない場合、ホームポジションのキーを探すまでに時間がかかってしまい、操作性が高いとは言えない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、ハプティック技術を用いてソフトウェアキーボードの操作性の向上を図った入力装置を提供することを目的とするものである。
本発明による入力装置は、複数のキー画像で構成されたソフトウェアキーボードを表示する表示手段と、前記表示手段に対する押下入力を受け付ける押下受付手段と、前記押下受付手段が受け付けた押下点の位置を検出する押下位置検出手段と、前記押下受付手段が受け付けた押下点の押圧力を検出する押圧力検出手段と、前記押下位置検出手段が検出した位置に割り当てられているキー画像を判別する判別手段と、前記押下受付手段の押下入力面全域に渡って配設された複数の振動子を有する振動手段と、前記振動手段を駆動制御する振動制御手段と、ユーザーが前記押下受付手段に対して所定のホームポジション体勢を取ったことを認定する認定手段と、を備え、前記押圧力検出手段が検出した押圧力が予め定められた閾値未満であり、且つ前記判別手段が判別したキー画像が予め定められたホームポジションキーである場合、前記振動制御手段は当該ホームポジションキーの表示領域に配設されている振動子を予め定められた第1振動パターンで振動させ、前記振動制御手段が前記振動子を前記第1振動パターンで振動させてから前記押下位置検出手段が所定時間連続して当該ホームポジションキーに対する押下を検出した場合、前記振動制御手段は当該ホームポジションキーの表示領域に配設されている振動子を予め定められた第2振動パターンで振動させると共に、前記認定手段はユーザーがホームポジション体勢を取ったことを認定する。
この構成によれば、ユーザーは表示手段に表示されたソフトウェアキーボードを十分視認できなくても、ホームポジションの体勢を簡単に取ることができる。具体的には、ユーザーがホームポジションキーを閾値未満の力(例えば、単にホームポジションキーの上に指を置く程度の力)で押下すると、振動制御手段はそのホームポジションキーの表示領域に配設されている振動子を第1振動パターンで振動させるため、ユーザーは指がホームポジションキーにあることを知ることができる。更にユーザーがそのホームポジションキーに所定時間連続して閾値未満の力で押下すると、振動制御手段はそのホームポジションキーの表示領域に配設されている振動子を第2振動パターンで振動させるため、ユーザーは、ホームポジション体勢が取れつつある、又は取れたことを認識することができる。
また、ユーザーがホームポジションキーを閾値未満の力で押下したときは第1振動パターン、閾値未満の力で所定時間連続して押下したときは第2振動パターンというように、振動制御手段は状況によって異なる振動パターンで振動子を振動させることによって、ユーザーは現在の操作状況を簡単に把握できる。
また、上記構成において、前記キー画像に対する押下入力を確定する確定手段を更に備え、前記認定手段が前記ホームポジション体勢の認定を行った直後に前記押下受付手段が受け付けた押下点の押圧力が前記閾値未満である場合、前記判別手段は当該押下点に割り当てられているキー画像を判別し、前記振動制御手段は当該キー画像の表示領域に配設されている振動子を予め定められた第3振動パターンで振動させ、前記押下受付手段が受け付けた押下点の押圧力が前記閾値以上である場合、前記判別手段は当該押下点に割り当てられているキー画像を判別し、前記振動制御手段は当該キー画像の表示領域に配設されている振動子を予め定められた第4振動パターンで振動させると共に、前記確定手段は当該キー画像に対する押下入力を確定することが好ましい。
認定手段がホームポジション体勢の認定を行った後に押下されたキー画像、つまり、ユーザーがホームポジション体勢を取った後に押下したキー画像はユーザーが入力したい目的のキー画像である場合が多い。そこで、ユーザーが閾値未満の力で押下すると、振動制御手段はそのキー画像の表示領域に配設されている振動子を第3振動パターンで振動させることで、ユーザーはキー画像を押下したことを認識できる。更に閾値以上の力で押下すると、振動制御手段がそのキー画像の表示領域に配設されている振動子を第4振動パターンで振動させることで、ユーザーはそのキー画像の入力が確定されたことを認識することができる。
ここで、ソフトウェアキーボードを十分視認できるユーザーの場合、ホームポジションの認定を行わなくても、目的のキー画像を即座に閾値以上の力で押下することができる。そこで、確定手段は、認定手段がユーザーのホームポジション体勢の認定を行っていなくても、押下受付手段が受け付けた押下点の押圧力が閾値以上であれば、押下されたキー画像の入力を確定する。こうすることで、ユーザーがソフトウェアキーボードを十分視認できる、できないに関わらず同一のソフトウェアキーボードを用いることができ、ユーザー毎にソフトウェアキーボードの表示方法や操作方法を切り換える必要がない。
また、上記構成において、前記認定手段は、前記振動制御手段が前記第2振動パターンで振動させたホームポジションキーの数が予め定められた条件を満たしたときに、ユーザーがホームポジション体勢を取ったことを認定することが好ましい。
例えば、ソフトウェアキーボードがQWERTY配列のとき、一般的にユーザーは「F」キーと「J」キーを起点にタッチタイピングを行う。従って、少なくとも「F」キーと「J」キーの2つのキーがユーザーによって押下され、更に所定時間連続して押下されて振動制御手段が第2振動パターンで振動させたときに、認定手段はユーザーがホームポジション体勢を取ったと認定する。このように、ソフトウェアキーボードの種類によってホームポジション体勢を認定するためのホームポジションキーの数を予め設定し、振動制御手段が第2振動パターンで振動させたホームポジションキーの数が設定された条件を満たしたときに、ユーザーがホームポジション体勢を取ったことを認定することで、ユーザーのホームポジション体勢の認定判断を正確に行うことができる。
また、上記構成において、前記押下位置検出手段は、複数の押下位置を検出可能であり、前記押圧力検出手段は前記複数の押下位置のそれぞれの押圧力を検出可能であり、前記判別手段は検出された押圧力のうち最も大きい押圧力で押下された位置に表示されているキー画像を判別するものであることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーはホームポジションキーに指を置いたまま(閾値未満の力で押下したまま)、目的のキー画像を探すことができる。つまり、ホームポジションを起点にその相対位置から目的のキー画像を押下することができるため、入力効率を上げることができる。
また、上記構成において、前記判別手段が判別したキー画像の表示領域に配設されている振動子を前記振動制御手段が振動させると同時に、当該キー画像が示す文字を音声で再生する報知手段を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは現在振動しているキー画像の文字を耳で聞くことができるため、押下しているキー画像の種類を簡単に知ることができる。
この発明によれば、ソフトウェアキーボードを十分視認できる、できないに関わらず、ユーザーはソフトウェアキーボードの入力効率を向上させることができる。
入力装置の電気的構成を示したブロック図。 QWERTY配列のソフトウェアキーボードの一例を示した図。 五十音順のソフトウェアキーボードの一例を示した図。 タッチパネルの断面構造を示した図。 表示パネルに表示されたキー画像とアクチュエーターを示した図。 入力装置の制御の流れを示したフローチャート。 入力装置の制御の流れを示したフローチャート。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。 入力装置の制御の流れを説明するための図。
以下、本発明に係る入力装置の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明に係る入力装置は、キー画像(例えば、ソフトウェアキーボード)を表示する表示パネルと一体的に構成されたタッチパネルを備えた装置のことであり、例えば平板状のタブレットPC、パソコン機能をベースとした多機能携帯電話、図書館や書店に設置された蔵書検索システムやカーナビゲーションシステム等の電子機器等、主に文字入力が受付可能なタッチパネルを備えた装置のことである。
図1は、本実施の形態における入力装置1の電気的構成を示したブロック図である。入力装置1は、入力装置1を構成する各要素を総括的に制御するタッチパネルコントローラー10、ユーザーがタッチ操作を受け付けると共に各種メッセージを表示するタッチパネル20、各種メッセージを音声でアナウンスするスピーカー30(報知手段)を備える。
タッチパネルコントローラー10は、表示制御部11、振動制御部12(振動制御手段)、キー画像判別部13(判別手段)、ホームポジション認定部14(認定手段)及び入力確定部15(入力確定手段)を有する。表示制御部11は、表示パネル21に対する表示制御を行う。振動制御部12は振動部24に対する振動制御を行う。キー画像判別部13は、タッチセンサー22が出力した押下点の位置情報に基づいて押下されたキー画像(ソフトウェアキーボードの中の1つのキー)を判別する。ホームポジション認定部14はユーザーのホームポジション体勢の認定を行う。入力確定部15は、所定の条件に基づいてユーザーによるキー画像の押下入力を確定する。
タッチパネル20は、表示パネル21(表示手段)、タッチセンサー22(押下受付手段、押下位置検出手段)、押圧力検出部23(押圧力検出手段)及び振動部24(振動手段)を有する。表示パネル21は、表示制御部11からの制御に基づいてソフトウェアキーボードや操作の為の各種キーやメッセージ等を表示するものであり、液晶ディスプレイや有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル等で構成される。図2はQWERTY配列のソフトウェアキーボードの一例、図3は五十音順のソフトウェアキーボードの一例を示した図である。
タッチセンサー22は、ユーザーからの押下入力を受け付け、押下点を検出してその押下位置情報をタッチパネルコントローラー10へ出力する。尚、タッチセンサー22は、複数の押下点を同時に検出可能(多点検出可能)であることが望ましい。
押圧力検出部23は、タッチセンサー22に加えられた力(押圧力)を検出する。尚、本実施の形態では、タッチセンサー22と押圧力検出部23を別個の構成要素として説明するが、例えば、特開2011−3103号公報に記載されているタッチパネルのように、押下位置検出と押圧力検出の両方を行える構成要素(つまり、タッチセンサー22と押圧力検出部23が一体化した部材)を用いてもよい。
振動部24は、タッチセンサー22の全域にマトリクス状に配置された複数の振動子を有し、振動制御部12の制御に基づいて該当する振動子を振動させる。振動子を用いたタッチセンサー22の振動方法は、例えば特開2012−27765号公報に記載されており、この公報に記載されている内容を参考に振動部24について詳しく説明する。
図4は、タッチパネル20の断面構造を示した図である。尚、本実施の形態のタッチパネルコントローラー10は図1に示す5つの構成要素を有するが、図4では説明に必要な構成要素のみ図示している。
タッチパネル20は、例えば上面からタッチセンサー22、押圧力検出部23、振動部24、表示パネル21の順番で積層されて構成される。振動部24は、複数のアクチュエーター(振動子)を有し、このアクチュエーターがタッチセンサー22の裏面全域にマトリクス状に配置されて構成される。
タッチセンサー22が押下されると、タッチセンサー22は押下点の位置を示す押下位置情報(例えば、XY座標値)をキー画像判別部13へ出力する。キー画像判別部13は、押下位置情報に基づいて押下点におけるキー画像の有無を判別し、キー画像があればその種類を特定する。
そして、押圧力検出部23は押下点における押圧力を検出し、検出結果をタッチパネルコントローラー10へ出力する。タッチパネルコントローラー10は押圧力に応じた制御を振動制御部12、ホームポジション認定部14及び入力確定部15に対して行わせる。この押圧力に応じた制御については後ほど説明する。
振動制御部12は、キー画像判別部13が判別したキー画像の表示領域に配設されているアクチュエーターを状況に応じた振動パターン(少なくとも4種類の異なる振動パターン(第1〜第4振動パターン))で振動させる。第1〜第4振動パターンは、ユーザーが振動パターンの違いを認識できるよう、振動の強弱や周波数等を異ならせて予め設定されており、振動制御部12が有する記憶部(不図示)が第1〜第4振動パターンの振動の強さや周波数を記憶する。
図5は、表示パネル21に表示されたキー画像とアクチュエーターの配置関係を示した図である。図5に示すように、アクチュエーター24は点線で示すようにマトリクス状に配置されている。尚、点線で囲まれた四角形が、それぞれアクチュエーター24を示している。
ユーザーがタッチセンサー22を押下すると、タッチセンサー22は押下位置を検出し、押下位置情報をキー画像判別部13へ出力する。キー画像判別部13は押下位置情報に基づいて押下されたキー画像を判別し、そのキー画像が表示されている表示領域情報を振動制御部12へ出力する。
例えば、ユーザーが「F」キーを押下すると、キー画像判別部13は「F」キーが表示されている領域をXY座標値を用いて算出し、算出結果を表示領域情報として振動制御部12へ出力する。振動制御部12は、「F」キーの表示領域に配設されている複数のアクチュエーター24(アクチュエーター群240)を選択し、選択したアクチュエーター群240に対して振動指示を行う。こうすることで、キー画像の押下に対するフィードバックとして、押下されたキー画像の領域のみを振動させることができる。
尚、図5で示したキー画像とアクチュエーター24の配置関係はあくまで一例であり、キー画像間において、何れのキー画像の表示領域にも属さないアクチュエーターが存在するようにキー画像が配置されることが望ましい。これは、例えば、ユーザーが「F」キーを押下した直後に指をスライドさせて下方の「V」キーを押下した場合、「F」キーの表示領域に相当するアクチュエーター群240と「V」キーの表示領域に相当するアクチュエーター群250とが隙間なく隣接していると、ユーザーは常にアクチュエーター24による振動を指先で感じることになり、キー画像の境目の区別しにくくなるからである。
このことから、何れのキー画像の表示領域の何れにも属さないアクチュエーター24をキー画像間に存在させる。これにより、例えば「F」キーを押下してそのまま指をスライドさせて「V」キーを押下する場合、アクチュエーター群240とアクチュエーター250群の間に指が位置している間、アクチュエーター24は振動しないため、ユーザーはキー画像の境目を認識することができる。
次に、ソフトウェアキーボードの種類別にタッチパネルコントローラー10の制御によるタッチパネル20の動作の流れを説明する。
<QWERTY配列のソフトウェアキーボードの場合>
図6〜図17を用いて、タッチパネルコントローラー10の制御によるQWERTY配列のソフトウェアキーボードが表示されたタッチパネル20の動作の流れを説明する。以下、ホームポジションキーは「F」キーと「J」キーとして説明するが、ホームポジションキーの数は1つでもよいし、3つ以上であってもよい。
まず、タッチパネル20に接触がない間(ステップS11;NO)、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に対してソフトウェアキーボードが表示されていることを音声でアナウンスさせる(ステップS10)。
図8は、ユーザーがタッチセンサー22のタッチセンサー22を閾値未満の力で押下しながら(タッチセンサー22を軽く触れながら)指をスライドさせて、ホームポジションキーを探している段階を示した図であり、Lはユーザーの指が辿った軌跡を示している。
タッチセンサー22が押下位置情報を出力し、押圧力検出部23が押圧力を出力すると(ステップS11;YES)、その押圧力が予め定められた閾値未満であって(ステップS12;NO)、ホームポジション認定部14がホームポジション体勢を認定していない場合(ステップS13;NO)、キー画像判別部13は押下位置にあるキー画像を判別する(ステップS14)。キー画像判別部13が判別したキー画像がホームポジションキーでない場合(ステップS15;NO)、タッチパネルコントローラー10はステップS11へ処理を移行する。つまり、ホームポジション体勢が未認定であって、且つユーザーが閾値未満の力でホームポジションキー以外のキー画像に触れている間、タッチパネルコントローラー10はステップS11からステップS15までの処理を繰り返す。
ここで「予め定められた閾値」とは、入力確定部15がソフトウェアキーボードに対する入力を確定するために必要な押圧力をいう。押圧力検出部23が検出した押圧力が閾値未満であるとき、ユーザーはソフトウェアキーボードに対して入力を確定させる目的でタッチセンサー22を押圧していない状況にある。つまり、ユーザーはタッチセンサー22上を指をスライドさせながら目的のキー画像を探している段階にあるとし、入力確定部15はユーザーの押下動作を入力操作として認めない。
逆に、押圧力が閾値以上であるとき(ステップS12;YES)、ユーザーは入力を確定させる目的でキー画像を押したこととし、入力確定部15はキー画像判別部13が判別したキー画像の入力を確定する。この処理については、後ほど説明する。
キー画像判別部13が判別したキー画像がホームポジションである場合(ステップS15;YES)、つまり、図9に示すように、ユーザーの指がホームポジションキーである「J」キー上に到達した時、キー画像判別部13は振動制御部12に押下されたキー画像の表示領域を示す情報を出力し、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択し、第1振動パターンで振動させる。更に、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に押下されたキー画像の種類をアナウンスさせる(ステップS16)。
つまり、図10に示すように、「J」キーが第1振動パターンで振動し、スピーカー30が「ジェイ」と再生する。これにより、ユーザーは指先から現在ホームポジションキーを押下していることが分かり、更に耳から「J」キーを押下していることが分かる。
続いて、ステップS15にて判別されたホームポジションキーに対する押下が所定時間続いた場合(ステップS17;YES)、キー画像判別部13は振動制御部12に対してそのホームポジションキーの表示領域を示す情報を出力すると共に、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択し、第2振動パターンで振動させる(ステップS18)。つまり、図11に示すように「J」キーが第2振動パターンで振動する。これにより、ユーザーは次の入力に進んでよいことを認識できる。
所定のホームポジションキーの確認がまだ行われていない場合、つまり、ステップS15においてキー画像判別部13が「F」キーと「J」キーの両方のキー画像の判別を行っていない場合(ステップS19;NO)、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に対してもう一つのホームポジションキー(図11の場合は「F」キー)の押下を促すアナウンスをさせて(ステップS21)ステップS11へ処理を移行する。これにより、ユーザーは安心してもう一つのホームポジションキーの探索を開始することができる。
ここで、もう一つのホームポジションキーである「F」キーを探す間、ユーザーは「J」キーの上に指を置いたまま(閾値未満の力で押下したまま)であってもよい。例えば、図12に示すように、「J」キー上に指を置いた状態で「F」キーを探す間、タッチセンサー22は、ユーザーの右手による「F」キーの押下検出と同時に、左手の押下点も検出する。そして押圧力検出部23はそれぞれの押圧点の押下力を検出するが、キー画像判別部13は最も押圧力の大きい押下点におけるキー画像を判別する。こうすることで、ユーザーはホームポジションキーに指を置いた状態で他のキー画像を探すことができる。つまり、ホームポジションキーからの相対位置で目的のキー画像の位置を把握することができるため、入力効率を上げることができる。
次に、タッチセンサー22が押下位置情報を出力し、押圧力検出部23が押圧力を出力すると(ステップS11;YES)、その押圧力が予め定められた閾値未満であって(ステップS12;NO)、ホームポジション体勢が未認定である場合(ステップS13;NO)、キー画像判別部13は押下位置にあるキー画像を判別する(ステップS14)。キー画像判別部13が判別したキー画像がホームポジションキーでない場合(ステップS15;NO)、タッチパネルコントローラー10はステップS11へ処理を移行する。ここでは、図12に示すように、ユーザーがもう一つのホームポジションキー「F」を探している段階にある。
一方、キー画像判別部13が判別したキー画像がホームポジションキーである場合(ステップS15;YES)、つまり、図13に示すように、ユーザーの指がホームポジションキーである「F」キー上に到達した時、キー画像判別部13は振動制御部12に押下されたキー画像の表示領域を示す情報を出力し、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択し、第1振動パターンで振動させる。更に、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に押下されたキー画像の種類をアナウンスさせる(ステップS16)。
つまり、図13に示すように、「F」キーが第1振動パターンで振動し、スピーカー30が「エフ」と再生する。これにより、ユーザーは指先から現在ホームポジションキーを押下していることが分かり、更に耳から「F」キーを押下していることが分かる。
続いて、ステップS15で判別されたホームポジションキーに対する押下が所定時間続いた場合(ステップS17;YES)、キー画像判別部13は振動制御部12に対してそのホームポジションキーの表示領域を示す情報を出力すると共に、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択し、第2振動パターンで振動させる(ステップS18)。つまり、図14に示すように「F」キーが第2振動パターンで振動する。これにより、ユーザーは次の入力に進んでよいことを認識できる。
所定のホームポジションキーが確認された場合(QWERTY配列のソフトウェアキーボードの場合、ステップS18においてキー画像判別部13が「F」キーと「J」キーの両方のキー画像に対応するアクチュエーターが第2振動パターンで振動済みの場合、ステップS19;YES)、ホームポジション認定部14はホームポジション体勢が整ったとしてホームポジションを確定する(ステップS20)。そしてタッチパネルコントローラー10はスピーカー30に対して次のキー画像の押下を促すアナウンスをさせる(ステップS21)。これにより、ユーザーは安心してキー画像の入力を開始することができる。以後、ユーザーはホームポジションキーの上に指を置いたまま(閾値未満の力で押下したまま)所望のキー画像を探してもよい。
タッチパネルコントローラー10はステップS11へ処理を戻し、タッチセンサー22が押下位置情報を出力し、押圧力検出部23が押圧力を出力すると(ステップS11;YES)、その押圧力が予め定められた閾値未満であって(ステップS12;NO)、ホームポジション体勢が認定済みである場合(ステップS13;YES)、キー画像判別部13は押下位置にあるキー画像を判別する(ステップS22)。キー画像判別部13が判別したキー画像が入力可能なキー画像である場合(ステップS23;YES)、キー画像判別部13は振動制御部12に対してそのキー画像の表示領域を示す情報を出力し、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択して第3振動パターンで振動させる。更に、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に押下されたキー画像の種類をアナウンスさせる(ステップS24)。
つまり、図15に示すように、ユーザーが両手の人差し指をそれぞれ「J」キーと「F」キーに置きながら、右手親指で「M」キーを押下すると、「M」キーが第3振動パターンで振動し、スピーカー30が「エム」と再生する。これにより、ユーザーは指先からキー画像を押下していることが分かり、耳から「M」キーを押下していることが分かる。
尚、押下判別キー11が判別したキー画像が入力可能なキー画像ではない、或いはキー画像が存在しない場合(ステップS23;NO)、制御部はそのままステップS11へ処理を移行する。
続いて、タッチセンサー22が押下位置情報を出力し、押圧力検出部23が押圧力を出力すると(ステップS11;YES)、その押圧力が予め定められた閾値以上である場合(ステップS12;YES)、キー画像判別部13は押下位置にあるキー画像を判別する(ステップS25)。キー画像判別部13が判別したキー画像が入力可能なキー画像である場合(ステップS26;YES)、入力確定部15は判別されたキー画像が示すアルファベットの入力を確定する。
更に、キー画像判別部13は振動制御部12に対してそのキー画像の表示領域を示す情報を出力し、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択して第4振動パターンで振動させる。更に、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に入力が確定されたキー画像の種類をアナウンスさせる(ステップS27)。
つまり、図16に示すように、ユーザーが右手親指で「M」キーを閾値以上の力で押下すると、表示制御部11は入力欄51に「M」と表示させ、「M」キーが第4振動パターンで振動し、スピーカー30が「エムを入力しました」と再生する。これにより、ユーザーは指先からキー画像の入力が確定されたことが分かり、耳から「M」キーが入力されたことが分かる。
尚、押下判別キー11が判別したキー画像が入力可能なキー画像ではない、或いはキー画像が存在しない場合(ステップS26;NO)、タッチパネルコントローラー10はそのままステップS11へ処理を移行する。そしてユーザーは引き続きキー画像の入力を行う。図17は、「M」キーの入力後、左手親指で「C」キーを押下したことにより「C」キーの入力が確定した状況を示した図である。
ここで、上記では、ホームポジションの認定後にユーザーが目的のキーを入力する場合について説明した。しかし、ユーザーがソフトウェアキーボードを視認できる場合、はじめから目的のキー画像を閾値以上の力で押下することができるため、ホームポジション体勢の認定を行う必要がない。従って、ホームポジション体勢の認定・未認定に関わらず、押圧力検出部23が閾値以上の押圧力を出力すると(ステップS12;YES)、入力確定部15は押下されたキー画像が示すアルファベットの入力を確定する(ステップS22〜S24)。こうすることで、ソフトウェアキーボードを十分に視認できないユーザー向けのモードと視認可能なユーザー向けのモードを入力装置1に設ける必要がなく、何れのユーザーも入力装置1を簡単に利用することができる。
また、上記では、押下されたキー画像が示すアルファベットが音声アナウンスされることとして説明したが、ユーザーがソフトウェアキーボードを視認できる場合、振動部24の振動と音声アナウンスは必要ない。従って、ホームポジション体勢の認定が行われずに押圧力検出部23が閾値以上の押圧力を検出した場合、振動制御部12は振動部24に対して振動指示を出さず、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に対して音声アナウンスをさせないようにしてもよい。
<五十音順配列のソフトウェアキーボードの場合>
次に、図6、図7、図18〜図23を用いて、五十音順配列のソフトウェアキーボードにおける制御について説明する。本実施の形態において、五十音順配列のホームポジションキーはあ段のひらがなに対応したキー画像(「あ」〜「わ」キー)として説明する。
まず、タッチパネル20に対して接触がない間(ステップS11;NO)、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に対してソフトウェアキーボードが表示されていることを音声でアナウンスさせる(ステップS10)。
図18は、ユーザーがタッチセンサー22のタッチセンサー22を閾値未満の力で押下しながら(軽く触れながら)指をスライドさせて、ホームポジションキーを探している段階を示した図であり、Lはユーザーの指が辿った軌跡を示している。
タッチセンサー22が押下位置情報を出力し、押圧力検出部23が押圧力の検出結果を出力すると(ステップS11;YES)、その押圧力が予め定められた閾値未満であって(ステップS12;NO)、ホームポジション認定部14によるホームポジション体勢が未認定である場合(ステップS13;NO)、キー画像判別部13は押下位置にあるキー画像を判別する(ステップS14)。キー画像判別部13が判別したキー画像がホームポジションキーでない場合(ステップS15;NO)、タッチパネルコントローラー10はステップS11へ処理を移行する。
キー画像判別部13が判別したキー画像がホームポジションキーである場合(ステップS15;YES)、つまり、図18に示すように、ユーザーの指がホームポジションキーである「な」キー上に到達した時、キー画像判別部13は振動制御部12に押下されたキー画像の表示領域を示す情報を出力し、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択し、第1振動パターンで振動させる。更に、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に押下されたキー画像の種類をアナウンスさせる(ステップS16)。
つまり、図19に示すように、「な」キーが第1振動パターンで振動し、スピーカー30が「な」と再生する。これにより、ユーザーは指先、現在ホームポジションキーを押下していることが分かり、耳から「な」キーを押下していることが分かる。
続いて、ステップS15にて判別されたホームポジションキーに対する押下が所定時間続いた場合(ステップS17;YES)、キー画像判別部13は振動制御部12に対してそのホームポジションキーの表示領域情報を出力すると共に、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択し、第2振動パターンで振動させる(ステップS18)。つまり、図20に示すように「な」キーが第2振動パターンで振動する。これにより、ユーザーは次の入力に進んでよいことを認識できる。
そして、五十音順配列のソフトウェアキーボードの場合、ホームポジションキーが1つでも確認されたら(ステップS19;YES)、ホームポジション認定部14はホームポジション体勢が整ったとしてホームポジション体勢を認定する(ステップS20)、そしてタッチパネルコントローラー10はスピーカー30に対して次のキー画像の押下を促すアナウンスをさせる(ステップS21)。つまり、図20に示すように、スピーカー30は次の入力を促すアナウンスをする。
ここで、ユーザーはまず目的のキー画像のかな文字の列のあ段のキー画像を探し、ホームポジションの確定をした後、目的のキー画像へ指をスライドさせる。つまり、目的のキー画像が「ぬ」である場合、ユーザーはまず「な」キーを探してホームポジションの確定を行う。そして、「ぬ」キーは「な」キーの2つ下のキーであるため、ユーザーは「な」キーから下方向に指をスライドさせ、2回目の第3振動パターンを受けた時のキー画像が「ぬ」キーであると分かる。また、ユーザーは目的のキー画像を探す間、「な」キーの上に指を置いたまま(閾値未満の力で押下したまま)でもよい。
タッチパネルコントローラー10はステップS11へ処理を戻し、タッチセンサー22が押下位置情報を出力し、押圧力検出部23が押圧力を出力すると(ステップS11;YES)、その押圧力が予め定められた閾値未満であって(ステップS12;NO)、ホームポジションが確定済みである場合(ステップS13;YES)、キー画像判別部13は押下位置にあるキー画像を判別する(ステップS22)。キー画像判別部13が判別したキー画像が入力可能なキー画像である場合(ステップS23;YES)、キー画像判別部13は振動制御部12に対してそのキー画像の表示領域を示す情報を出力すると共に、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択し、第3振動パターンで振動させる。更に、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に押下されたキー画像の種類をアナウンスさせる(ステップS24)。
つまり、図21に示すように、「ぬ」キーが第3振動パターンで振動し、スピーカー30が「ぬ」と再生する。これにより、ユーザーは指先から、現在キー画像を押下していることが分かり、耳から「ぬ」キーを押下していることが分かる。
尚、押下判別キー11が判別したキー画像が入力可能なキー画像ではない、或いはキー画像が存在しない場合(ステップS23;NO)、制御部はそのままステップS11へ処理を移行する。
続いて、タッチセンサー22が押下位置情報を出力し、押圧力検出部23が押圧力を出力すると(ステップS11;YES)、その押圧力が予め定められた閾値以上である場合(ステップS12;YES)、キー画像判別部13は押下位置にあるキー画像を判別する(ステップS25)。キー画像判別部13が判別したキー画像が入力可能なキー画像である場合(ステップS26;YES)、入力確定部15は判別されたキー画像が示すひらがなの入力を確定する。
更に、キー画像判別部13は振動制御部12に対してそのキー画像の表示領域を示す情報を出力し、振動制御部12はその表示領域に配置されたアクチュエーターを選択して第4振動パターンで振動させる。更に、タッチパネルコントローラー10はスピーカー30に入力が確定されたキー画像の種類をアナウンスさせる(ステップS27)。
つまり、図22に示すように、表示制御部11は入力欄51に「ぬ」と表示させ、「ぬ」キーが第4振動パターンで振動し、スピーカー30が「ぬを入力しました」と再生する。これにより、ユーザーは指先からキー画像の入力が確定したことが分かり、耳から「ぬ」キーの入力が確定したことが分かる。
尚、押下判別キー11が判別したキー画像が入力可能なキー画像ではない、或いはキー画像が存在しない場合(ステップS26;NO)、タッチパネルコントローラー10はそのままステップS11へ処理を移行する。そしてユーザーは引き続きキー画像の入力を行う。図23は、「ぬ」キーの入力後、「み」キーの入力が確定した状況を示した図である。
以上、QWERTY配列及び五十音順のソフトウェアキーボードを例に挙げて説明したように、ホームポジション認定部14がホームポジション体勢の認定を行った後、タッチパネル20に対して閾値以上の押下力で押下入力がなされたら入力確定部15がそのキー画像の入力を確定することで、ユーザーはホームポジションキーからの相対位置によって目的のキー画像を簡単に探すことができ、入力効率を向上させることができる。
また、ハプティック技術が適用された従来の入力装置のようにユーザーのタッチ操作に反応してタッチパネルのタッチ面全体が振動するのではなく、振動制御部12がキー画像判別部13の判別したキー画像の表示領域に配置されているアクチュエーターを振動させる、即ち、ユーザーが指を置いたキー画像の領域のみが振動する。このため、ユーザーはキー画像を押下しているか否かを感覚的に掴みやすく、効率的に入力できる。
また、押下力検出部23が検出した押圧力が閾値未満のときは入力確定部15は入力を確定せず(ユーザーが目的のキー画像を探すためにタッチ面42を軽く触れている間は入力確定部15は入力を確定せず)、閾値以上のときはホームポジション認定部14がホームポジション体勢を認定をしていなくても入力確定部15は入力を確定するため、ユーザーがソフトウェアキーボードを視認できるか否かに応じて、入力方法等を切り換える必要がない。つまり、ソフトウェアキーボードを十分に視認できないユーザー向けのモードと視認可能なユーザー向けのモードを入力装置1に設ける必要がなく、何れのユーザーも入力装置1を簡単に利用することができる。
1 入力装置
11 表示制御部
12 振動制御部
13 キー画像判別部
14 ホームポジション認定部
15 入力確定部
20 タッチパネル
21 表示パネル
22 タッチセンサー
23 押圧力検出部
24 振動部、アクチュエーター
30 スピーカー

Claims (5)

  1. 複数のキー画像で構成されたソフトウェアキーボードを表示する表示手段と、
    前記表示手段に対する押下入力を受け付ける押下受付手段と、
    前記押下受付手段が受け付けた押下点の位置を検出する押下位置検出手段と、
    前記押下受付手段が受け付けた押下点の押圧力を検出する押圧力検出手段と、
    前記押下位置検出手段が検出した位置に割り当てられているキー画像を判別する判別手段と、
    前記押下受付手段の押下入力面全域に渡って配設された複数の振動子を有する振動手段と、
    前記振動手段を駆動制御する振動制御手段と、
    ユーザーが前記押下受付手段に対して所定のホームポジション体勢を取ったことを認定する認定手段と、
    を備え、
    前記押圧力検出手段が検出した押圧力が予め定められた閾値未満であり、且つ前記判別手段が判別したキー画像が予め定められたホームポジションキーである場合、前記振動制御手段は当該ホームポジションキーの表示領域に配設されている振動子を予め定められた第1振動パターンで振動させ、
    前記振動制御手段が前記振動子を前記第1振動パターンで振動させてから前記押下位置検出手段が所定時間連続して当該ホームポジションキーに対する押下を検出した場合、前記振動制御手段は当該ホームポジションキーの表示領域に配設されている振動子を予め定められた第2振動パターンで振動させると共に、前記認定手段はユーザーがホームポジション体勢を取ったことを認定する入力装置。
  2. 前記キー画像に対する押下入力を確定する確定手段を更に備え、
    前記認定手段が前記ホームポジション体勢の認定を行った直後に前記押下受付手段が受け付けた押下点の押圧力が前記閾値未満である場合、前記判別手段は当該押下点に割り当てられているキー画像を判別し、前記振動制御手段は当該キー画像の表示領域に配設されている振動子を予め定められた第3振動パターンで振動させ、
    前記押下受付手段が受け付けた押下点の押圧力が前記閾値以上である場合、前記判別手段は当該押下点に割り当てられているキー画像を判別し、前記振動制御手段は当該キー画像の表示領域に配設されている振動子を予め定められた第4振動パターンで振動させると共に、前記確定手段は当該キー画像に対する押下入力を確定する請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記認定手段は、前記振動制御手段が前記第2振動パターンで振動させたホームポジションキーの数が予め定められた条件を満たしたときに、ユーザーがホームポジション体勢を取ったことを認定する請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 前記押下位置検出手段は、複数の押下位置を検出可能であり、前記押圧力検出手段は前記複数の押下位置のそれぞれの押圧力を検出可能であり、前記判別手段は検出された押圧力のうち最も大きい押圧力で押下された位置に表示されているキー画像を判別するものである請求項1〜3の何れか一項に記載の入力装置。
  5. 前記判別手段が判別したキー画像の表示領域に配設されている振動子を前記振動制御手段が振動させると同時に、当該キー画像が示す文字を音声で再生する報知手段を更に備える請求項1〜4の何れか一項に記載の入力装置。
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