JP2013250680A - 情報表示装置、当該情報表示装置を備える情報入出力装置、当該情報入出力装置を備える情報入出力システム、および表示方法 - Google Patents

情報表示装置、当該情報表示装置を備える情報入出力装置、当該情報入出力装置を備える情報入出力システム、および表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示画上の遮蔽物体を避け、かつ、視認性を損なうことなく表示する情報表示装置を提供する。
【解決手段】情報表示装置1は、遮蔽検知部3により表示画像の遮蔽が検知されると、表示画像を複数の分割画像に分割し、複数の分割画像全てが表示可能領域検出部4により検出された表示可能領域に入り、かつ、複数の分割画像の表示可能領域での並びが表示画像中での並びと同じになるように、複数の分割画像を表示可能領域に表示する表示制御部5を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示装置、当該情報表示装置を備える情報入出力装置、当該情報入出力装置を備える情報入出力システム、および表示方法に関する。
近年では、小スペースで大画面の表示を行うために、テーブル面を表示面としたテーブル型表示装置が提案されている。このようなテーブル型表示装置に関して、特許文献1には、1つの表示画面に複数のウィンドウを表示し、これら複数のウィンドウは個々に表示方向の変更が可能であり、独立して操作可能なメニュー画面を表示できる、表示装置が開示されている。しかしながら、特許文献1の表示装置では、表示の妨げになる物体が表示画面に置かれる場合については検討されていない。
そこで、特許文献2では、表示面上に表示阻害要因が置かれた表示阻害領域を検出すると、表示内容の表示位置や表示形態を変更する表示装置が開示されている。これにより、表示阻害要因となる物に隠れた表示内容を、ユーザが見られる位置に、そのまま、或いは縮小、又は偏倍するなどして表示方法を変更して表示させることができる。
特許第3840266号(2006年8月11日登録) 特開2004−271866号公報(2004年9月30日公開)
しかしながら、特許文献2に記載の表示装置では、例えば、表示面のあちこちに物が置かれたりする場合には、表示面の全体あるいはほぼ全体が表示阻害領域として検出されることになる。このような場合には、表示内容(表示画像)を表示させることができなかったり、縮小することで表示できたとしても、視認性が悪くなったりする。よって、視認性を維持した表示が望まれている。
そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示画上の遮蔽物体を避け、かつ、視認性を損なうことなく表示することができる情報表示装置、当該情報表示装置を備える情報入出力装置、当該情報入出力装置を備える情報入出力システム、および表示方法を提供することにある。
本発明に係る情報表示装置は、上記の課題を解決するために、画像を表示する表示面と、上記表示面に表示された表示画像の少なくとも一部が遮蔽物体により遮蔽されたことを検知する遮蔽検知部と、上記表示面において、上記遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な表示可能領域を検出する表示可能領域検出部と、上記遮蔽検知部により上記表示画像の遮蔽が検知されると、上記表示画像を複数の分割画像に分割し、当該複数の分割画像の全てが上記表示可能領域検出部により検出された表示可能領域に入るように、かつ、当該複数の分割画像の上記表示可能領域での並びが上記表示画像中での並びと同じになるように、上記複数の分割画像を上記表示可能領域に表示する表示制御部と、を備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、表示面に表示されている表示画像が遮蔽物体で遮蔽されていることを検出すると、この表示画像を複数の分割画像に分割し、これら複数の分割画像を、遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な領域である表示可能領域に表示させる。このとき、複数の分割画像の全てが表示可能領域に入るように、かつ、複数の分割画像の表示可能領域での並びが、表示画像中での並びと同じになるようにする。
表示面の複数の領域が遮蔽物体で遮蔽されている場合でも、表示画像を複数の分割画像に分割することで、遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な領域である表示可能領域に、これら分割画像を表示させることができ、従来に比べて視認性を損なうことなく表示を行うことができる。また、全ての分割画像、つまり、分割される前の表示画像全てが表示可能領域に表示されるので、情報の抜けがない。また、複数の分割画像の表示可能領域での並びが、表示画像中での並びと同じになるように表示されるので、分割前後での表示の違和感を少なくすることができる。
よって、上記構成によると、表示画上の遮蔽物体を避け、かつ、視認性を損なうことなく画像を表示することができる。
また、本発明に係る情報表示装置では、上記構成に加え、上記表示制御部は、上記表示画像を複数のウィンドウとして表示している場合には、上記遮蔽検知部により上記表示画像の遮蔽が検知されると、ウィンドウ単位に分割してもよい。
上記構成によると、ウィンドウ単位に分割して、各ウィンドウを別々にして、表示可能領域に表示させることができる。ウィンドウ単位であるため、分割画像の情報(内容)がユーザにとって見やすいものとなる。
また、本発明に係る情報表示装置では、上記構成に加え、上記表示制御部は、上記表示画像を1つのウィンドウとして表示している場合には、上記遮蔽検知部により上記表示画像の遮蔽が検知されると、当該ウィンドウを所定の区切りにて分割してもよい。
上記構成によると、1つのウィンドウを所定の区切りにて分割して、表示可能領域に表示させることができる。所定の区切りとは、例えば、ウィンドウの中央のラインであってもよい。
また、本発明に係る情報表示装置では、上記構成に加え、上記表示制御部は、上記表示可能領域のサイズおよび形状に応じて上記表示画像の分割形態を決定してもよい。
上記構成によると、表示可能領域のサイズおよび形状に応じて表示画像をどのように分割するかを決定する。よって、表示可能領域のサイズおよび形状に適合させた視認しやすい表示を行うことができる。
また、本発明に係る情報表示装置では、上記構成に加え、上記表示制御部は、上記表示可能領域内であって上記表示面の所定の端部の近傍に上記分割画像を表示してもよい。
上記構成によると、表示可能領域内であって、表示面の所定の端部の近傍に分割画像が表示される。ここで、所定の端部を表示面の天地方向の地に当たる辺にしておくことで、表示面を天地方向の地に当たる辺の付近から視認するユーザの近傍に、分割画像を表示することができる。表示面を天地方向の地に当たる辺付近から視認するユーザが多いことから、上記のような表示を行うことで、多くのユーザにとって視認性のよい表示を行うことができる。
また、本発明に係る情報表示装置は、上記構成に加え、上記分割画像を拡大表示してもよい。
上記構成によると、分割画像を拡大表示することで、ユーザが分割画像から離れた位置にいたとしても、分割画像を視認しやすいものとすることができる。
なお、上述した情報表示装置は、情報の入力を行う入力手段と情報の出力を行う出力手段とを備えた情報入出力装置の出力手段として搭載してもよく、当該情報入出力装置を備える情報入出力システムも、本発明の範疇に入る。これら、情報入出力装置および情報入出力システムも、上記情報表示装置と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る表示方法は、上記課題を解決するために、画像を表示面に表示する表示方法において、画像を表示する表示面に表示された表示画像の少なくとも一部が遮蔽物体により遮蔽されたことを検知する遮蔽検知ステップと、上記表示面において、上記遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な表示可能領域を検出する表示可能領域検出ステップと、上記表示画像を複数の分割画像に分割する分割ステップと、上記分割された複数の分割画像の全てが上記表示可能領域検出ステップで検出された表示可能領域に入るように、かつ、当該複数の分割画像の上記表示可能領域での並びが上記表示画像中での並びと同じになるように、上記複数の分割画像を上記表示可能領域に表示する表示制御ステップと、を含むことを特徴としている。
上記方法によると、上記情報表示装置と同様の効果を奏し、表示画上の遮蔽物体を避け、かつ、視認性を向上させて画像を表示することができる。
本発明によれば、表示面の複数の領域が遮蔽物体で遮蔽されている場合でも、表示画像を複数の分割画像に分割することで、遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な領域である表示可能領域に、これら分割画像を表示させることができ、従来に比べて視認性を損なうことなく表示を行うことができる。また、全ての分割画像、つまり、分割される前の表示画像全てが表示可能領域に表示されるので、情報の抜けがない。また、複数の分割画像の表示可能領域での並びが、表示画像中での並びと同じになるように表示されるので、分割前後での表示の違和感を少なくすることができる。
よって、本発明によると、表示画上の遮蔽物体を避け、かつ、視認性を損なうことなく画像を表示することができる。
本発明の一実施形態に係る情報表示装置の概略構成を示すブロック図である。 上記情報表示装置の表示画像が遮蔽された場合の表示の一例を示す図である。 上記情報表示装置の表示画像が遮蔽された場合の表示の他の一例を示す図である。 上記情報表示装置の表示画像が遮蔽された場合の表示の別の一例を示す図である。 上記情報表示装置での処理の流れを示す図である。
本発明を以下の実施の形態により詳細に説明する。なお、以下の説明においては、同一の機能および作用を示す部材については、同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態に係る情報表示装置1は、図2に上面図を示すように、テーブル(デスク)型PCのように、テーブル(デスク)型の表示装置であり、情報表示装置1に入力された画像を表示する表示パネル2が、天板として設けられている。情報表示装置1としては、例えば、液晶表示装置、有機ELD、電気泳動を利用した電子ペーパー等のディスプレイ、プラズマディスプレイ、プラズマチューブアレイディスプレイ、電子放出素子を用いたディスプレイ等の表示装置を用いることができる。
情報表示装置1の機能的構成を示すブロック図を図1に示す。図1に示すように、情報表示装置1は、表示パネル(表示面)2と、遮蔽検知部3と、表示可能領域検出部4と、表示制御部5と、制御部6と、記憶部7とを備えている。
表示パネル2は、ユーザに提示する画像を表示する表示面である。表示パネル2に表示される画像は、動画であっても静止画であっても、また、平面画像であっても立体画像であってもよい。本実施形態では、表示パネル2に表示される画像には、文字等の各種情報も含まれるものとする。表示パネル2が、タッチパネルとして設けられている場合には、例えば、図2に示すように、画像ユーザからの操作を受け付ける各種アイコン8の画像を表示することも可能である。
遮蔽検知部3は、表示パネル2に表示された画像である表示画像の少なくとも一部が遮蔽物体により遮蔽されたことを検知するブロックである。遮蔽の検知は、例えば、表示パネル2がタッチパネルであれば、電圧の変化、あるいは、光学式のタッチパネルの場合には、反射光の変化によって行うことができる。あるいは、表示パネル2を外部から撮影し、撮影画像から表示画像の遮蔽を検知してもよい。遮蔽の検知は、これら以外にも、公知の技術を利用して行うことができる。
ここで遮蔽物体とは、表示パネル2に置かれた物体である。情報表示装置1が、デスクとして利用されている場合には、例えば、ノートであったり、また、テーブルとして利用されている場合には、食器等であったりする。もちろん、これらは単なる例示である。
表示可能領域検出部4は、表示パネル2において、遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な表示可能領域を検出するブロックである。ここで、表示可能領域とは、表示パネル2の表示面において、遮蔽物体で遮蔽されている領域と分割される表示画像以外の画像が表示されている領域とを除く領域である。
表示可能領域の検出は、遮蔽検知部3による遮蔽の検知により、表示パネル2における遮蔽された領域がわかり、かつ、画像を表示している領域は表示制御部5により把握されているので、これらから情報を基に表示可能領域検出部4は表示可能領域を検出することができる。
表示制御部5は、画像および各種情報を表示パネル2に表示させるための各種制御を行うブロックである。表示制御部5は、遮蔽検知部3により表示画像の遮蔽物体による遮蔽が検知されると、次の制御を行う。表示制御部5は、表示画像を複数の分割画像に分割し、複数の分割画像の全てが表示可能領域検出部4により検出された表示可能領域に入るように、かつ、複数の分割画像の表示可能領域での並びが分割前の表示画像中での並びと同じになるように、複数の分割画像を表示可能領域に表示する。
制御部6は、記憶部7に記憶されたプログラムやデータや、タッチパネルである表示パネル2等から入力された各種指示に基づき、情報表示装置1の各ブロックの各種動作の制御を行うブロックである。
記憶部7は、各種情報を記憶するブロックである。記憶部7は、(1)情報表示装置1の制御部6が実行する制御プログラム、(2)制御部6が実行するOSプログラム、(3)制御部6が、情報表示装置1が有する各種機能を実行するためのアプリケーションプログラム、および、(4)該アプリケーションプログラムを実行するときに読み出す各種データを記憶する。あるいは、(5)制御部6が各種機能を実行する過程で演算に使用するデータおよび演算結果等を記憶する。例えば、上記の(1)〜(4)のデータは、ROM(read only memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)(登録商標)、HDD(Hard Disc Drive)などの不揮発性記憶装置に記憶される。例えば、上記の(5)のデータは、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置に記憶される。
また、記憶部7は、表示パネル2に表示させる画像を記憶している。情報表示装置1は、記憶部7に記憶された画像を表示する以外に、例えば、外部装置と通信を行う通信部を備えており、外部装置から受信した画像を表示するように構成されていてもよい。
次に、情報表示装置1における、処理の流れを図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、表示パネル2に表示された表示画像が遮蔽物体で遮蔽されことを検知したか、を判定する(S1、遮蔽検知ステップ)。検知していない場合(S1でNO)、つまり、遮蔽されていない場合、遮蔽されるまで待機する。検知した場合(S1でYES)、つまり、遮蔽された場合、表示パネル2における表示可能領域を検出し(S2、表示可能領域検出ステップ)、表示可能領域に表示できるように、表示画像を複数の分割画像に分割し(S3、分割ステップ)、複数の分割画像の全てが表示可能領域に入るように、かつ、複数の分割画像の表示可能領域での並びが分割前の表示画像中での並びと同じになるように、複数の分割画像を表示可能領域に表示する(S4、表示制御ステップ)。
情報表示装置1では、以上の処理により、表示パネル2の複数の領域が遮蔽物体で遮蔽されている場合でも、表示画像を複数の分割画像に分割することで、遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な領域である表示可能領域に、これら分割画像を表示させることができ、従来に比べて視認性を損なうことなく表示を行うことができる。た、全ての分割画像、つまり、分割される前の表示画像全てが表示可能領域に表示されるので、情報の抜けがない。また、複数の分割画像の表示可能領域での並びが、表示画像中での並びと同じになるように表示されるので、分割前後での表示の違和感を少なくすることができる。
よって、情報表示装置1によると、表示画上の遮蔽物体を避け、かつ、視認性を損なうことなく画像を表示することができる。
次に、情報表示装置1にて画像を分割して表示する例を具体的に説明する。
(実施例1)
本実施例では、図2(a)に示すように、情報表示装置1の表示パネル2に、ウィンドウAとウィンドウBとの2つのウィンドウ(表示画像)が表示されている。これらが表示されているとき、図2(b)に示すように、表示パネル2上の遮蔽物体(ここでは、ノート)を置き、遮蔽物体がウィンドウAおよびBの少なくとも一部を遮蔽すると、ユーザは、表示されているウィンドウAおよびBの少なくとも一部を視認できなくなる。そこで、情報表示装置1では、表示パネル2上に遮蔽物体が置かれ、ウィンドウAおよびBの少なくとも一部が遮蔽されると、図2(c)に示すように、ウィンドウ単位に分割し、ウィンドウAおよびBをそれぞれ遮蔽物体で遮蔽されている領域(遮蔽領域)を除いた表示可能領域に移動させ、表示する。なお、表示パネル2に、他の画像(あるいは他のウィンドウ)が遮蔽物体に遮蔽されずに表示されている場合には、遮蔽領域と、他の画像(あるいは他のウィンドウ)が表示されている領域とを、除いた領域が、表示可能領域となる。
情報表示装置1は、ウィンドウ単位に分割して表示を行う際、ウィンドウAおよびBがどちらとも表示可能領域に入るように、かつ、ウィンドウAおよびBの表示可能領域での並びが、分割前の並びと同じになるように、表示する。本実施例では、ウィンドウAは、表示パネル2の天地方向を正とした場合の、左側の表示可能領域に、ウィンドウBは、表示パネル2の天地方向を正とした場合の、右側の表示可能領域に、表示される。
ここで、表示制御部5は、表示可能領域のサイズおよび形状に応じて表示画像の分割形態(どのように分割するか)を決定する。このように分割形態を決定することで、表示可能領域のサイズおよび形状に適合させた視認しやすい表示を行うことができる。
また、表示制御部5は、表示可能領域内であって表示パネル2の所定の端部の近傍にウィンドウ単位に分割したウィンドウAおよびB(分割画像)を表示する。本実施例では、所定の端部は、表示パネル2の天地方向の地に当たる辺であるとする。よって、本実施例では、表示パネル2を天地方向の地に当たる辺の付近から視認するユーザの近傍に、ウィンドウAおよびBを表示することになる。表示パネル2を天地方向の地に当たる辺付近から視認する、つまり、表示パネル2を天地方向の地に当たる辺付近に座るユーザが多いことから、この地に当たる辺の近傍にウィンドウAおよびBを表示することで、多くのユーザにとって視認性のよい表示を行うことができる。
あるいは、情報表示装置1が、ユーザを検知するユーザ検知手段を備えており、表示可能領域内であって、ユーザ検知手段によって検知されたユーザの近傍にウィンドウ単位に分割したウィンドウAおよびBを表示するように構成されていてもよい。
(実施例2)
実施例1では、表示パネル2に複数のウィンドウを表示しており、ウィンドウ単位に分割して表示する場合を説明したが、本実施例では、情報表示装置1が表示パネル2に1つのウィンドウを表示している場合について説明する。
図3(a)に示すように、情報表示装置1の表示パネル2に、1つのウィンドウ(表示画像)Bが表示されている。ウィンドウBが表示されているとき、表示パネル2上に遮蔽物体(ここでは、ノート)を置き、遮蔽物体がウィンドウBの少なくとも一部を遮蔽すると、ユーザは、表示されているウィンドウBの少なくとも一部を視認できなくなる。そこで、情報表示装置1では、表示パネル2上に遮蔽物体が置かれ、ウィンドウBの少なくとも一部が遮蔽されると、図3(b)に示すように、ウィンドウBを所定の区切りで分割し、分割した画像である分割画像B’およびB”をそれぞれ遮蔽物体で遮蔽されている領域(遮蔽領域)を除いた表示可能領域に移動させ、表示する。
情報表示装置1は、ウィンドウBを分割画像B’およびB”に分割して表示を行う際、分割画像B’およびB”がどちらとも表示可能領域に入るように、かつ、分割画像B’およびB”の表示可能領域での並びが、分割前の並びと同じになるように、表示する。
本実施例では、分割画像B’は、表示パネル2の天地方向を正とした場合の、左側の表示可能領域に、分割画像B”は、表示パネル2の天地方向を正とした場合の、右側の表示可能領域に、表示される。
本実施例では、ウィンドウBの所定の区切りは、ウィンドウBの中央のラインとする。この所定の区切りは、ウィンドウの中央のラインであってもよいが、ウィンドウがもともと区切りを有しており、それに沿って情報表示装置1が分割するようになっていてもよい。あるいは、情報表示装置1が、区切りを決定するようになっていてもよい。
(実施例3)
上記実施例1,2では、分割画像をそのままのサイズで表示しているが、さらに、分割画像を拡大表示すると、視認性がよりよくなる。そこで、本実施例では、分割画像を拡大表示する場合を説明する。
図4(a)に示すように、情報表示装置1の表示パネル2に、1つのウィンドウ(表示画像)Bが表示されている。このとき、表示パネル2上に遮蔽物体が置かれ、ウィンドウBの少なくとも一部が遮蔽されると、情報表示装置1では、図4(b)に示すように、ウィンドウBを所定の区切りで分割し、分割した画像である分割画像B’およびB”をそれぞれ遮蔽物体で遮蔽されている領域(遮蔽領域)を除いた表示可能領域に移動させ、拡大して表示する。本実施例では、分割画像B’は、表示パネル2の天地方向を正とした場合の、左側の表示可能領域に、拡大して表示され、分割画像B”は、表示パネル2の天地方向を正とした場合の、右側の表示可能領域に、拡大して表示される。
分割画像B’およびB”を拡大表示することで、ユーザが分割画像B’およびB”から離れた位置にいたとしても、分割画像B’およびB”を視認しやすいものとすることができる。
(他の適用例)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
上記では、本発明に係る情報表示装置を、テーブル型の表示装置を例に挙げて説明したが、これに限定されことはなく、本発明に係る情報表示装置を、例えば、電子黒板(電子ホワイトボード)に適用してもよい。この場合、電子黒板の前にユーザ(例えば、講師)が立つことで黒板面が遮蔽されると、黒板面に表示された表示画像を分割して、分割画像を、ユーザに遮蔽されておらず、表示可能な領域に表示することで、黒板面を見たり板書したりする人(例えば、聴講生)にとって、見やすい表示を行うことができる。
また、上記情報表示装置1を用いて、例えば、情報入出力装置、あるいは当該情報入出力装置を備えた情報入出力システムを実現することも可能である。これらを実現する場合、出力手段としての情報表示装置1で画像を表示しつつ、タッチパネル、キーボード、あるいはUbi−Fingerデバイス等を用いたジェスチャ入力装置等の入力手段を設け、情報を入出力できる情報入出力装置を構成すればよい。また、当該情報入出力装置を備える情報入出力システムを構成すればよい。これら情報入出力装置および情報入出力システムにおいても、上記した情報表示装置1の効果と同様の効果を奏する。
(プログラムおよび記録媒体)
上記した情報表示装置1は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、情報表示装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報表示装置1の各制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、情報表示装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、PLD(Programmable logic device)等の論理回路類などを用いることができる。
また、情報表示装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明に係る情報表示装置は、例えば、オフィスや家庭の机、公共の場の待合室、レストラン、喫茶店等でのテーブルとして使用することができる。また、電子黒板等に利用してもよい。
1 情報表示装置
2 表示パネル(表示面)
3 遮蔽検知部
4 表示可能領域検出部
5 表示制御部

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示面と、
    上記表示面に表示された表示画像の少なくとも一部が遮蔽物体により遮蔽されたことを検知する遮蔽検知部と、
    上記表示面において、上記遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な表示可能領域を検出する表示可能領域検出部と、
    上記遮蔽検知部により上記表示画像の遮蔽が検知されると、上記表示画像を複数の分割画像に分割し、当該複数の分割画像の全てが上記表示可能領域検出部により検出された表示可能領域に入るように、かつ、当該複数の分割画像の上記表示可能領域での並びが上記表示画像中での並びと同じになるように、上記複数の分割画像を上記表示可能領域に表示する表示制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  2. 上記表示制御部は、上記表示画像を複数のウィンドウとして表示している場合には、上記遮蔽検知部により上記表示画像の遮蔽が検知されると、ウィンドウ単位に分割することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 上記表示制御部は、上記表示画像を1つのウィンドウとして表示している場合には、上記遮蔽検知部により上記表示画像の遮蔽が検知されると、当該ウィンドウを所定の区切りにて分割することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 上記表示制御部は、上記表示可能領域のサイズおよび形状に応じて上記表示画像の分割形態を決定することを特徴とする請求項1または3に記載の情報表示装置。
  5. 上記表示制御部は、上記表示可能領域内であって上記表示面の所定の端部の近傍に上記分割画像を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  6. 上記表示制御部は、上記分割画像を拡大表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  7. 情報の入力を行う入力手段と情報の出力を行う出力手段とを備えた情報入出力装置において、上記出力手段として請求項1から6のいずれか1項に記載の情報表示装置を備えることを特徴とする情報入出力装置。
  8. 請求項7に記載の情報入出力装置を備えることを特徴とする情報入出力システム。
  9. 画像を表示面に表示する表示方法において、
    画像を表示する表示面に表示された表示画像の少なくとも一部が遮蔽物体により遮蔽されたことを検知する遮蔽検知ステップと、
    上記表示面において、上記遮蔽物体で遮蔽されておらず、画像の表示が可能な表示可能領域を検出する表示可能領域検出ステップと、
    上記表示画像を複数の分割画像に分割する分割ステップと、
    上記分割された複数の分割画像の全てが上記表示可能領域検出ステップで検出された表示可能領域に入るように、かつ、当該複数の分割画像の上記表示可能領域での並びが上記表示画像中での並びと同じになるように、上記複数の分割画像を上記表示可能領域に表示する表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする表示方法。
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