JP2013250311A - 問題作成支援装置、問題作成支援システム、問題作成支援方法および問題作成支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】専門的な知識を全く有していない者でも容易に、かつ既存の資源をも容易に入力可能である問題作成支援装置、問題作成支援システム、問題作成支援方法および問題作成支援プログラムを提供する。
【解決手段】データ受付手段141は、表示画面111において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる表示画面111におけるユーザの入力操作により、一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける。小問要素抽出手段142は、各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、データ受付手段141に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する。インターフェイス表示手段143は、小問要素抽出手段142が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域およびデータ受付領域を、表示画面111に表示する。
【選択図】図1
【解決手段】データ受付手段141は、表示画面111において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる表示画面111におけるユーザの入力操作により、一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける。小問要素抽出手段142は、各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、データ受付手段141に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する。インターフェイス表示手段143は、小問要素抽出手段142が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域およびデータ受付領域を、表示画面111に表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、問題作成支援装置に関し、特に、CBT(Computer Based Testing)方式の試験システムに好適な問題作成支援装置に関する。
近年、各種資格試験や検定試験等において、CBT(Computer Based Testing)方式が導入されている。CBT方式の試験では、受験者は、パーソナルコンピュータ等の端末の表示画面に表示される問題に対してキーボードやマウス等の入力手段を使用して回答する。このようなCBT方式の試験は、受験者が筆記具を使用して回答する従来の試験のように全受験者が決められた日時に決められた場所で受験する必要がなく、受験者が受験場所や受験時間を比較的自由に選択できるという特徴を有している。
CBT方式の試験では、問題文および複数の解答選択肢を含む小問を端末の表示画面に順次表示し、受験者に1または複数の解答選択肢を選択させる形式が多用されている。このような出題形式を採用することにより、正答と誤答とを即時に判別することが可能になり、試験終了時点で受験者に対して試験結果を通知することもできる。
以上のようなCBT方式の試験では、従来のような試験問題が掲載された冊子を配布する必要がなく、試験問題は、例えば、試験システムの問題蓄積データベースに格納された多数の問題の中から所定数の小問を選択することで作成される。例えば、問題データベースに、問題の難易度およびカテゴリと対応づけて小問を格納し、試験問題に含む小問のカテゴリ、小問数および難易度を指定することで自動的に試験問題が作成される。
上述の試験システムの問題蓄積データベースへの小問の登録は、当該試験システムを構築したメーカに依頼して、当該試験システムに関する専門的な知識を有する者に登録を任せることが多い。しかしながら、このような登録手法は、コストと時間を要してしまう。このような課題は、CBT方式の試験システムに限らず、データベースへのデータ登録において一般的な課題であり、データベースや当該データベースを備えるシステムに関する専門的な知識を有しない者でも、所望のデータをデータベースに容易に登録できるようにするための入力インターフェイスが種々提案されている。
例えば、特許文献1は、ワープロソフトの入力済テキストからデータベースに取り込みたい範囲を選択し、その状態でデータ処理プログラムを起動することでデータベースへの登録を実行する技術を開示している。この技術では、選択された文字列が、予め設定された行数にしたがって複数のレコードに分割され、そのレコードの各行を構成する文字列がデータ構成要素としてデータベースに登録される。
また、特許文献2は、設問群を入力する設問群入力欄、各設問の設問文を入力する設問入力欄、設問に対する解答群を入力する解答群入力欄、および選択された解答に関連する事項を入力する解答関連事項入力欄を備える対話型教材の作成インターフェイスを開示している。この技術では、各欄に、問題文、解答群等の各項目を入力するだけで、解答者が解答を選択した際に、選択した解答に応じた解答関連事項を解答者に示す、対話型教材の作成を可能にしている。
近年、上述のようなCBT方式の試験システムは、大学や高校等の教育機関にも導入されつつある。教育機関において試験問題を作成するのは教員等であり、当該教員等にはデータベース等の専門的な知識を全く有していない者も多数含まれている。また、教育機関等においてCBT方式の試験システムを使用した試験としては、定期テストや小テスト等のような実施頻度が高いものも含まれる。このような状況下において、試験システムを構築したメーカに依頼して問題を登録する手法では、問題登録に要するコストおよび問題登録に要する時間の観点から実用に耐えるとは言い難い。すなわち、教育機関等での使用を前提としたCBT方式の試験システムでは、専門的な知識を全く有していない者でも容易に問題蓄積データベースへの小問の登録ができる構成が強く望まれる。
また、近年のパーソナルコンピュータの普及により、教員等も、市販のワープロソフト等により、問題文および複数の解答選択肢を含む問題を既に作成し、電子データとして蓄積していることが多い。そのため、教育機関等での使用を前提としたCBT方式の試験システムでは、このような既存の資源(既作成問題)を容易に入力可能であることも強く望まれる。
このような課題は、上述の従来技術では解決することができない。すなわち、特許文献1が開示する技術は、予め定められたフォーマット形式で記述された入力済テキストからデータ構成要素を抽出することはできる。しかしながら、同一の教育機関に属する教員であっても、既作成問題が共通のフォーマット形式に基づいて作成されていることは稀であり、例えば、1または複数の解答選択肢ごとに改行をしたフォーマット形式、すべての解答選択肢を1行内に記述したフォーマット形式等種々のフォーマット形式が使用される。このようなフォーマットの相違は、同一の教員が作成した問題においても当然に発生し得る。そのため、特許文献1では、問題をデータベースに登録しようとする都度、入力対象の問題のフォーマット形式を確認し、当該フォーマット形式に合わせてデータ処理プログラムを設定することが必要になる。このような作業は極めて煩雑であり、実用に耐え得る構成であるとはいえない。
また、特許文献2が開示する技術では、例えば、設問入力欄、解答群入力欄のそれぞれに、既作成問題の問題文と解答選択肢のそれぞれを、コピー操作とペースト操作等により入力することで問題を作成することができる。しかしながら、このような操作を各小問の複数の解答選択肢のそれぞれに対して実行する作業は、極めて煩雑であり、実用に耐え得る構成であるとはいえない。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みてなされたものであり、専門的な知識を全く有していない者でも容易に、かつ既存の資源(既作成問題)をも容易に入力可能である問題作成支援装置、問題作成支援システム、問題作成支援方法および問題作成支援プログラムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る問題作成支援装置は、以下の技術的手段を採用している。まず、本発明は、問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援装置を前提としている。そして、本発明に係る問題作成支援装置は、データ受付手段、小問要素抽出手段およびインターフェイス表示手段を備える。データ受付手段は、表示画面において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる表示画面におけるユーザの入力操作により、一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける。小問要素抽出手段は、各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、データ受付手段に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する。ここで、解答選択肢識別子とは、各解答選択肢を識別するための識別子であり任意の記号の組や文字の組を含む。インターフェイス表示手段は、小問要素抽出手段が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域およびデータ受付領域を、上記表示画面に表示する。なお、データ受付手段が一群のデータを受け付ける際のユーザによる入力操作には、例えば、任意の手法により選択された、問題文および複数の解答選択肢からなる一群のデータのデータ受付領域へのドラッグ操作およびドロップ操作が含まれる。
この問題作成支援装置は、各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、データ受付手段に受け付けられた一群のデータから、問題文および複数の解答選択肢のそれぞれを抽出する。そのため、例えば、1または複数の解答選択肢ごとに改行をしたフォーマット形式や、すべての解答選択肢を1行内に記述したフォーマット形式等任意のフォーマット形式に対して、一意に、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出することができる。また、当該抽出も、例えば、問題文および複数の解答選択肢からなる一群のデータを表示画面上においてユーザが選択し、当該選択した一群のデータを、表示画面のデータ受付領域に対して、表示画面における入力操作により入力するというシンプルな操作により開始される。そのため、ユーザは問題文および複数の解答選択肢を含む小問を極めて容易に作成することができる。また、抽出された問題文および複数の解答選択肢のそれぞれが表示画面に表示されるため、正しく入力されているか否かをその場で確認することができる。
なお、一群のデータは、例えば、予め作成され、記憶手段に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して表示画面に表示し、その表示されたデータ中から、表示画面におけるユーザの操作にしたがって選択される構成を採用することができる。
また、上述の問題作成支援装置において、小問要素抽出手段は、識別子保持部、判定部、更新部および抽出部を備える構成を採用することができる。識別子保持部は、解答選択肢識別子を保持する。判定部は、識別子保持部に保持された解答選択肢識別子が、データ受付手段に受け付けられた一群のデータに含まれているか否かを判定する。更新部は、判定部が含まれていないと判定した場合、ユーザに解答選択肢識別子の設定を要求するとともに、新たに設定された解答選択肢識別子を先に保持された解答選択肢識別子に代えて識別子保持部に登録する。抽出部は、識別子保持部に保持された解答選択肢識別子に基づいてデータ受付手段に受け付けられた一群のデータから問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する。
この構成では、ユーザにより選択された一群のデータに予め指定された解答選択肢識別子が含まれていない場合、ユーザに対し、自動的に解答選択肢識別子の設定が要求される。例えば、ユーザは当該要求に応じて、表示画面に表示されている、選択操作を実施した問題文および各解答選択肢を参照して解答選択肢識別子を設定する。それにより、当該解答選択肢識別子に基づいてデータ受付手段に受け付けられた一群のデータから適切に問題文および各解答選択肢を抽出することができる。
一方、他の観点では、本発明は、問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援システムを提供することもできる。すなわち、本発明に係る問題作成支援システムは、表示画面を備える表示装置、記憶装置、選択装置および問題作成支援装置を備える。記憶装置は、予め作成された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを格納する。
また、選択装置は、選択対象表示手段および選択手段を備える。ここで、選択対象表示手段は、記憶装置に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して表示画面に表示する。選択手段は、選択対象表示手段により表示画面に表示された問題文および複数の解答選択肢を含むデータから、表示画面におけるユーザの操作にしたがって、入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択する。
また、問題作成支援装置は、上述した、データ受付手段、小問要素抽出手段およびインターフェイス表示手段を備える。
さらに他の観点では、本発明は、コンピュータにインストールすることにより、上述の問題作成支援装置あるいは問題作成支援システムを実現する問題作成支援プログラムを提供することができる。また、本発明は、上述の問題作成支援装置あるいは問題作成支援システムと同様の作用効果を奏することができる、例えば、サーバクライアントシステム、あるいは、ASP(Application Service Provider)サービスやクラウドコンピューティングシステムとして実現可能な問題作成支援方法を提供することもできる。
本発明によれば、専門的な知識を必要とせず、かつ非常に簡便な操作で、問題文および複数の解答選択肢を含む問題を、試験システムを構成する問題蓄積データベースに登録することが可能になる。また、ユーザが既に作成した問題も、極めて容易に問題蓄積データベースに登録することが可能になる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながらより詳細に説明する。以下では、まず、一台のコンピュータにより実現される問題作成支援システムとしてとして本発明を具体化するが、当該システムは、後述のように、複数台のコンピュータにより構成することも可能である。
図1は本実施形態における問題作成支援システム100の全体構成の一例を示す機能ブロック図である。また、図2は、問題作成支援システム100の概略構成図である。ここでは、一台の汎用コンピュータを利用して問題作成支援システム100を構成している。また、図3は、本実施形態における問題作成支援システム100を活用可能なCBT方式の試験システム10の全体構成の一例を示す機能ブロック図である。
まず、試験システム10の全体構成について簡単に説明する。試験システム10は、問題登録装置1、試験配信サーバ2および試験実施サーバ3を備える。この例では、試験実施サーバ3は、試験が実施される受験会場5に設置される。試験実施サーバ3には、複数の受験端末4が接続されており、試験配信サーバ2から配信された試験問題を受験者端末4の表示画面に表示する。試験実施サーバ3は、試験時間の管理や、試験終了時の各受験端末への試験結果の表示等、受験会場5において、試験実施上、各受験者端末4に対してなすべき制御を実施する。なお、本実施形態の試験サーバ3は、受験者端末ごとに試験問題の表示順序を変更する機能を有しており、受験者端末4によって表示される問題の順序を異ならせることが可能になっている。
試験配信サーバ2は、問題蓄積データベース21、試験問題作成手段22、試験問題配信手段23を備える。問題蓄積データベース21には、問題文および複数の解答選択肢を含む多数の小問が、その問題の難易度およびカテゴリと対応づけて格納されている。また、問題蓄積データベース21には、中問を登録することも可能である。この中問は1の問題文で関連づけられた複数の小問を含む。中問は、複数の小問が1つのグループに関連づけられている点で小問とは異なるが、受験者が各小問について解答する点においては小問と相違しない。つまり、中問の問題文は、その中問に含まれる小問を関連づけるためのものであり、中問の問題文に対して受験者が解答することはない。
試験問題作成手段22は、問題のカテゴリ、難易度、問題数の指定を伴う試験作成指示が入力されると、問題蓄積データベース21に格納された多数の問題の中から指定された条件に合致する小問(あるいは中問)を選択し、試験問題を作成する。
試験問題配信手段23は、試験問題作成手段22が作成した試験問題を上述の試験実施サーバ3へ配信する。
この例では、問題蓄積データベース21への小問の入力は、問題登録装置1を通じて実施される。問題登録装置1は、問題文および複数の解答選択肢を含む小問(あるいは、中問。以下同様。)を作成する。問題登録装置1が作成する小問には、その問題の難易度、カテゴリ、および正答の選択肢の情報が対応づけられている。この例では、問題登録装置1は、問題蓄積データベース21と異なる場所に配置され、インターネット等の通信回線を介して蓄積データベース21に接続されている。問題登録装置1の操作者(ユーザ)は、例えば、教育機関における教員等であり、本実施形態の問題作成支援システム100は、この問題登録装置1において使用される。
続いて、本実施形態における問題作成支援システム100について説明する。図2に示すように、問題作成支援システム100はCPU(Central Processing Unit)201を備える。CPU201は、内部バス206を介してRAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203およびHDD(Hard Disk Drive)204と接続されている。問題作成支援システム100が起動すると、CPU201は、RAM202上でOS(Operating System)の一部または全部を動作させる。また、HDD204には、各種プログラムが格納される。CPU201は例えばRAM202を作業領域として利用し、上記OSの指令に従ってHDD204から読み出した各種プログラムを実行することで図1に示した各手段として動作する。例えば、HDD204から読み出された問題作成支援プログラムをCPU201が実行することにより、問題作成支援システム100はユーザに対して後述の選択装置13や問題作成支援装置14の機能を提供することができる。
また、内部バス206には、外部インターフェイス205も接続されている。外部インターフェイス205には、インターネット等の通信ネットワークとの接続を実現するネットワークインターフェイスや、他の機器との1対1の接続を実現するUSB(Universal Serial Bus)インターフェイス、赤外線通信インターフェイス等の各種のインターフェイスが含まれる。外部インターフェイス205を介した通信により、問題作成支援システム100は、外部機器とのデータの授受が可能となる。すなわち、外部記憶装置やUSBメモリ等の外部記憶媒体に格納された既作成の問題等は、外部インターフェイス205を介した通信によりHDD204に蓄積することができる。
続いて、以上の構成により実現される問題作成支援システム100を構成する各手段について説明する。図1に示すように、問題作成支援システム100は、表示装置11、記憶装置12、選択装置13、問題作成支援装置14および入力装置15を備える。なお、入力装置15には、例えば、キーボード、マウス、ペンタブレット等、公知の任意の装置を使用することができる。ここでは、主としてマウスによる操作に基づいて説明する。
表示装置11は、表示画面111および表示制御手段112を備える。表示制御手段112は、選択装置13、問題作成支援装置14、入力装置15からの指示に応じて表示画面111に各種表示を表示する。表示制御手段112は、表示画面111に表示された各種表示の各要素の表示位置を示す情報(例えば、表示画面111上の座標)を保持している。入力装置15を通じて表示画面111においてなされたユーザの操作内容は、表示画面111における操作位置とその操作内容とに基づいて表示制御手段112に認識される。
記憶装置12は、HDD等からなる記憶手段121を備える。記憶手段121は、予め作成された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータ(既作成問題)を格納する。特に限定されないが、ここでは、例えば、HDD204が記憶装置12として機能する。また、外部インターフェイス205を通じて通信可能に接続された外部記憶装置やUSBメモリ等の外部記憶媒体が記憶装置12として機能してもよい。
選択装置13は、選択対象表示手段131および選択手段132を備える。選択対象表示手段131は、記憶手段121(記憶装置12)に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して表示画面111(表示装置11)に表示する。選択手段132は、選択対象表示手段131により表示画面111に表示された問題文および複数の解答選択肢を含むデータから、表示画面111におけるユーザの操作にしたがって、入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択する。当該選択は、例えば、選択対象表示手段131により表示画面111に表示されている選択対象のデータにおいて、一部または全部を、ドラッグ操作や、始点および終点の指定、複数領域指定等、任意の領域指定方法により実施可能である。
また、問題作成支援装置14は、データ受付手段141、小問要素抽出手段142、インターフェイス表示手段143および記憶手段144を備える。
データ受付手段141は、データ受付領域に対してなされる表示画面111におけるユーザの入力操作により、選択手段132により一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける。データ受付領域は、後述のように、表示画面111において特定の面積を占める領域であり、インターフェイス表示手段143により表示画面111に表示される。
また、特に限定されないが、本実施形態では、データ受付領域への入力操作として、選択手段132により選択された、問題文および複数の解答選択肢からなる一群のデータのドラッグ操作およびドロップ操作を採用している。すなわち、本実施形態では、ユーザは、表示画面111に表示された選択対象データから、入力対象データ(問題文および複数の解答選択肢からなる一群のデータ)を、例えばドラッグ操作により選択し、当該選択状態にある入力対象データを表示画面111中のデータ受付領域にドラッグアンドドロップすることでデータ受付手段141へのデータ入力を実施することができる。また、本実施形態では、データ受付手段141は、入力された一群のデータを小問要素抽出手段142が処理可能なデータ形式に変換する処理を実行し、変換後のデータを保持する。当該データの保持は、例えば、RAM202により実現することができる。
小問要素抽出手段142は、各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、データ受付手段に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する。特に限定されないが、本実施形態では、小問要素抽出手段142は、識別子保持部1421、判定部1422、更新部1423および抽出部1424を備える。
識別子保持部1421は、解答選択肢識別子を保持する。ここで、解答選択肢識別子とは、各解答選択肢を識別するための識別子である。より具体的には、解答選択肢識別子は、「1.、2.、3.、4.、・・・」のような一連のピリオド付数字の組や、「ア.、イ.、ウ.、エ.、・・・」のような一連のピリオド付文字の組等の、解答選択肢を識別可能とする任意の記号や文字の組を含む。
判定部1422は、識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が、データ受付手段141に受け付けられた一群のデータに含まれているか否かを判定する。本実施形態では、識別子保持部1421には、直前に実行された問題入力処理において使用された解答選択肢識別子を保持する構成になっている。
更新部1423は、判定部1422により、データ受付手段141に受け付けられた一群のデータには識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が含まれていないと判定された場合、表示画面111を通じて、ユーザに解答選択肢識別子の設定を要求する。そして、ユーザにより新たな解答選択肢識別子が設定された場合、更新部1423は、その解答選択肢識別子を先に保持された解答選択肢識別子に代えて識別子保持部1421に登録する。
抽出部1424は、識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子に基づいてデータ受付手段141に受け付けられた一群のデータから問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する。この抽出手順については後述する。
インターフェイス表示手段143は、小問要素抽出手段142が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域およびデータ受付領域を表示画面111に表示する。小問要素抽出手段142が抽出した、問題文および各解答選択肢からなる小問は、記憶手段144に格納される。ここでは、例えば、HDD204が記憶手段144として機能する。
次いで、以上の構成を有する問題作成支援システム100における問題作成手順について説明する。図4は、問題作成支援システム100が実施する問題作成手順の一例を示すフロー図である。ここでは、ユーザが、例えば、マイクロソフト社のワード(登録商標)やジャストシステム社の一太郎(登録商標)のような市販のワープロソフトにより作成した小問のデータを有しており、そのデータに基づいて問題蓄積データベース21へ登録する小問を作成する手順について説明する。
当該手順では、まず、ユーザは、記憶手段121であるHDD204に、市販のワープロソフトにより作成した、問題文および複数の解答選択肢を含むデータ(以下、既作成データという。)を格納する。あるいは、当該既作成データが格納されたUSBメモリ等の記憶媒体を、外部インターフェイス205を通じて通信可能となるように問題作成支援システム100に接続し、記憶手段121として使用する。
当該状態で、ユーザは、まず、選択装置13により、既作成データを表示画面111に表示させる。特に限定されないが、選択装置13は、問題作成支援システム100を構成している汎用コンピュータにインストールされ、CPU201により実行されるプログラムとして構成される。すなわち、上記既作成データを作成したワープロソフトや、その既作成データを読み出して表示画面111に表示することができるビューワ等のソフトウェアにより構成することができる。ここでは、選択装置13は、CPU201により実行され、表示画面111上に1のウインドウとして表示されるワープロソフトであるとする。この場合、選択対象表示手段131は、当該ワープロソフトにおける、上記既作成データを読み出して表示画面111の上記ウインドウ内に表示する機能を奏する部分として実現される。また、選択手段132は、当該ウインドウ内に表示されたデータに対する領域指定機能を奏する部分として実現される。
ユーザは、以上のようにして、選択対象表示手段131として機能するワープロソフトにより記憶手段121に格納された既作成データを読み出して表示画面111に表示する。そして、選択手段132として機能するワープロソフトの領域選択機能により、選択対象表示手段131により表示画面111に表示された既作成データから入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択する(ステップS401)。この入力対象データの選択操作において、ユーザは、ドラッグ操作、始点および終点の指定、複数領域指定等により、入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択することができる。
図5は、表示画面111に、選択装置13であるワープロソフトにより表示された既作成データを示す図である。図5において、ウインドウ501がワープロソフトにより表示されるウインドウである(以下、ウインドウ501を、ワープロ画面501という。)。この例では、既作成データとして、問題文「問1 いろんな年齢の呼び方。60歳は還暦、70歳は古希、88歳は米寿。では、99歳は次の中のどれ?」および4つの解答選択肢「ア.喜寿」、「イ.傘寿」、「ウ.卒寿」、「(エ.)白寿」が表示されている。また、この問1の下方には、後続の問2の一部が表示されている。また、この例では、ユーザによる表示画面111中の選択操作(例えば、ドラッグ操作)により、「いろんな」から「白寿」までが一群のデータとして選択されている。なお、この例では、解答選択肢識別子は、一連のピリオド付片仮名「ア.」、「イ.」、「ウ.」、「エ.」である。また、この例において識別子「エ.」に付されている括弧は当該解答選択肢が正答であることを示している。
以上のようにして、選択装置13において入力対象の問題文および複数の解答選択肢を選択したユーザが、当該選択した一群のデータを用いて、データ受付領域に対して入力操作(ここでは、ドラッグ操作およびドロップ操作)を行うと、当該入力操作をトリガとして、問題作成支援装置14は当該一群のデータに対して小問要素抽出処理を実行する(ステップS402Yes、S403)。
本実施形態では、選択装置13と同様に問題作成支援装置14も、問題作成支援システム100を構成している汎用コンピュータにインストールされ、CPU201により実行されるプログラムとして構成される。ここでは、問題作成支援装置14は、CPU201により実行され、表示画面111上に1のウインドウとして表示されるソフトウェアであるとする。この場合、データ受付手段141は、当該ソフトウェアにおける、データ受付領域に対してなされるユーザの入力操作を認識し、入力対象データを取得する機能を奏する部分として実現される。また、小問要素抽出手段142は、データ受付手段141に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する機能を奏する部分として実現される。同様に、インターフェイス表示手段143は、小問要素抽出手段142が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域およびデータ受付領域を表示画面111に表示する機能を奏する部分として実現される。
上述の図5には、表示画面111に、問題作成支援装置14であるソフトウェアにより表示されるウインドウ511を示している(以下、ウインドウ511を、入力支援画面511という。)。入力支援画面511には、表示画面111において一定の面積を占めるデータ受付領域512および小問表示領域513を備える。この例では、小問表示領域513として、認識された問題文を表示する問題文表示領域513aと、認識された解答選択肢を表示する解答選択肢表示領域513bが表示されている。なお、図5では、解答選択肢表示領域513bとして4つの欄が表示されているが、当該欄の数は、認識された解答選択肢の数に応じて変化する。また、解答選択肢表示領域513bの左端には、解答選択肢ごとにチェックボックスを備える正答設定欄513cが設けられており、ここでは、当該正答設定欄513cのチェックボックスに1または複数のチェックを入れることで、正答を設定する構成になっている。
データ受付領域512および小問表示領域513は、上述のように、インターフェイス表示手段143により表示画面111に表示されるが、この例では、入力支援画面511自体がインターフェイス表示手段143により表示されている。
本実施形態では、データ受付領域512に対する入力操作として、表示画面111におけるドラッグ操作とドロップ操作を採用している。すなわち、ユーザは、まず、選択手段132を構成するワープロ画面501において選択された入力対象データを、当該選択状態のままマウスのドラッグ操作、すなわち、ボタン押下状態を維持したまま表示画面111においてマウスポインタの位置を移動させる操作により入力支援画面511のデータ受付領域512上に移動させる。そして、データ受付領域512上でマウスのドロップ操作、すなわち、ボタン押下を解除する操作を行う。この操作により、選択手段132により選択されていたデータの情報がデータ受付手段141に入力される。なお、ワープロ画面501から入力支援画面511への情報の授受のような異なるソフトウェア間での情報授受は、上述のOSが有する機能であるが、当該技術は公知技術であるためここでの詳細な説明は省略する。
図6は、問題作成支援装置14が実行する小問要素抽出処理の手順を示すフロー図である。図6に示すように、小問要素抽出処理が開始すると、データ受付手段141は、データ変換処理を開始する(ステップS601)。
上述のように、選択装置13は市販のワープロソフトにより構成されている。よく知られているように、市販のワープロソフトでは、ワープロ画面501に表示されているデータは、各ページにおけるレイアウト情報やフォント情報等の各種の情報を含む。また、このような各種の情報は、ワープロソフト種に依存するデータ形式(バイナリ形式)として保持されていることが多い。
そのため、本実施形態では、小問要素抽出処理開始時に、データ受付手段141が、このようなバイナリ形式のデータをワープロソフト種に依存しないデータ形式に変換する。特に限定されないが、本実施形態では、データ受付手段141は選択手段132から入力されたデータをHTML形式(UTF−8)に変換する。
データ変換処理を完了したデータ受付手段141は、小問要素抽出手段142の判定部1422にその旨を通知する。当該通知を受けた判定部1422は、識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が、データ受付手段141にデータ変換された一群のデータに含まれているか否かを判定する(ステップS602)。当該判定において含まれていると判定された場合、判定部1422はその旨と解答選択肢識別子とを抽出部1424に通知する。当該通知を受けた抽出部1424は、データ調整処理を開始する(ステップS602Yes、S603)。上述の例では、識別子保持部1421に一連のピリオド付片仮名「ア.、イ.、ウ.、エ.、・・・」が保持されている場合、判定部1422は、識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が含まれていると判定することになる。
一方、当該判定において識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が含まれていないと判定された場合、判定部1422はその旨を更新部1423に通知する。当該通知を受けた更新部1423は、ユーザに解答選択肢識別子の設定を要求する(ステップS602No、S607)。例えば、上述の例では、識別子保持部1421に一連のピリオド付数字「1.、2.、3.、4.、・・・」が保持されている場合、判定部1422は、識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が含まれていないと判定することになる。
図7は、このとき更新部1423が表示画面111に表示する解答選択識別子設定画面の一例を示す図である。この例では、解答選択識別子設定画面701は、予め登録されている識別子候補の一覧を表示する候補一覧表示部702、ユーザが任意に識別子を設定する任意設定欄703、識別子候補一覧702の各候補および任意設定の中からいずれか1つを選択するために、それぞれに対応づけて設けられたラジオボタン704、入力を決定する確定ボタン705を含む。
ユーザは、表示画面111のワープロ画面501に表示されている各解答選択肢を参照し、解答選択肢識別子を設定することができる。この図では、一連のピリオド付片仮名「ア.、イ.、ウ.、エ.、・・・」が選択されている状態を示している。当該状態でユーザが確定ボタン705を選択すると、更新部1423は、一連のピリオド付片仮名「ア.、イ.、ウ.、エ.、・・・」を、先に保持された解答選択肢識別子「1.、2.、3.、4.、・・・」に代えて識別子保持部1421に登録する。なお、解答選択識別子設定画面701は、例えば、図5に示す入力支援画面511に重ねて表示される。
新たな解答選択肢識別子を登録した更新部1423はその旨を判定部1422に通知する。このとき判定部1422は、再度、識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が、データ受付手段141に受け付けられた一群のデータに含まれているか否かを判定する(ステップS602)。この例では、識別子保持部1421に一連のピリオド付片仮名「ア.、イ.、ウ.、エ.、・・・」が保持されているため、判定部1422は、識別子保持部1421に保持された解答選択肢識別子が含まれていると判定する。これにより、抽出部1424は、データ調整処理を開始する(ステップS602Yes、S603)。
なお、上述のように、識別子保持部1421には、直前に実行された問題入力処理において使用された解答選択肢識別子が保持される。しかしながら、本実施形態では、問題作成支援装置14はCPU201により実行されるプログラムとして構成されるため、当該プログラムを起動した直後は、直前に実行された問題入力処理が存在しない。そのため、本実施形態では、当該プログラムを起動した直後は、識別子保持部1421には、特定の解答選択肢識別子は保持されておらず、常に、更新部1423ユーザに解答選択肢識別子の設定を要求する構成になっている。このような構成に代えて、プログラムを起動した直後に、特定の解答選択肢識別子をデフォルト値として識別子保持部1421に登録する構成を採用してもよい。
データ調整処理(ステップS603)では、抽出部1424は、データ受付手段141に受け付けられてデータ変換処理が完了したHTMLデータから必要なデータ領域を取り出し、当該取り出したデータに対して調整処理を実行する。本実施形態では、当該調整処理において、予め指定された特定タグの削除、予め指定された位置への特定タグの挿入、予め指定された特定タグと予め指定されたタグとの置換が実行される。この調整処理のための変換規則は、抽出部1424に予め登録されている。
図8(a)は、図5に示す入力対象データがデータ受付手段141においてHTML形式のデータに変換された状態を示す図である。また、図8(b)は、図8(a)に示すデータに対し、必要なデータ領域の抽出およびタグの削除および置換が実施された後の状態を示す図である。さらに、図8(c)は、図8(b)に示すデータに対し、タグ挿入が実施された後の状態を示す図である。
図8(a)に示すように、HTML形式のデータに変換された入力対象データは、<!--StartFragment-->タグ以前のヘッダ部分801、<!--EndFragment-->タグ以後のフッタ部分803、<!--StartFragment-->タグと<!--EndFragment-->タグとに挟まれた、本体部分802とで構成される。ヘッダ部分801には、上述の各種の情報が含まれている。また、フッタ部分803には、ヘッダ部分801に含まれるタグに対応するタグが含まれている。
この例では、抽出部1424は、まず、変換後のHTMLデータから、問題文および複数の解答選択肢を含む本体部分802を取り出す。そして、本体部分802に含まれる、削除指定されているタグを削除する。ここでは、レイアウト関連タグ(例えば、属性付<p>タグ、<span>タグ、<h1>タグ等)や、特殊文字を示す意図以外で使用されているフォントタグ(例えば、「Symbol」や「Wingdings」等以外の<font>タグ)、末尾のタグが削除指定されている。また、抽出部1424は、置換指定されているタグを置換する。ここでは、属性なし<p>・</p>タグの<br>タグへの置換や、図表関連タグの置換(例えば、ワープロソフト固有のイメージタグの、HTML標準の<img>タグへの置換)等の置換規則が指定されている。
図8(a)に示すデータに対して、以上の削除、置換処理が実施されると、図8(b)に示すように、問題文と各解答選択肢との間のそれぞれに<br>タグが介在する状態に変換されることになる。さらに、抽出部1424は、当該データに対して、挿入指定されているタグを挿入する。ここでは、判定部1422から通知された解答選択肢識別子の直前への<br>タグの挿入が指定されている。この挿入を実現するため、抽出部1424は、図8(b)に示すデータから、通知された解答選択肢識別子を検索する。この例では、一連のピリオド付片仮名「ア.、イ.、ウ.、エ.、・・・」が解答選択肢識別子であるため、抽出部1424は、まず、「ア.」を検索する。そして、検出された「ア.」の直前に<br>タグを挿入する。同様にして、抽出部1424は、検出された「イ.」の直前に<br>タグを挿入し、検出された「ウ.」の直前に<br>タグを挿入する。次に、抽出部1424は、「エ.」を検索する。この例では、検出された「エ.」の直前には、正答を示す記号である「(」が存在している。そのため、抽出部1424は、「(」と「エ.」との間を分断することがないよう、「(エ.」の直前に<br>タグを挿入する。図8(b)に示すデータに対して、以上の挿入処理が実施されると、図8(c)に示すように、解答選択肢識別子の直前に<br>タグが挿入された状態になる。
本実施形態では、このような<br>タグの挿入により、後述のように、例えば、1または複数の解答選択肢ごとに改行をしたフォーマット形式や、すべての解答選択肢を1行内に記述したフォーマット形式等の任意のフォーマット形式において、問題文および解答選択肢を適切に抽出することが可能になる。
なお、特に限定されないが、本実施形態では、以上のようなデータ調整処理は、RAM202上にHTMLデータを保持した状態で実施される。
データ調整処理を完了した抽出部1424は、続いて問題文抽出処理を開始する(ステップS604)。この問題抽出処理では、抽出部1424は、データ調整処理が完了したデータから、問題文を抽出する。特に限定されないが、本実施形態では、抽出部1424は、データ調整処理が完了したデータ(ここでは、図8(c)に示すデータ)から、まず、<br>タグを検索する。そして、当該<br>タグの次に、判定部1422から通知された解答選択肢識別子が存在しているか否かを判定する。解答選択肢識別子が存在している場合、抽出部1424は、その<br>タグ位置までの文字列を問題文として抽出する。一方、解答選択肢識別子が存在していない場合、抽出部1424は、タグの次に解答選択肢識別子が存在している<br>タグの検索を継続し、解答選択肢識別子が存在している<br>タグ位置までの文字列を問題文として抽出する。
例えば、図8(c)の例では、抽出部1424は、まず、最初の<br>タグを検索する。この検索において、「・・・次の中のどれ?」の次の<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、<br>タグである。これは、識別子保持部1421に保持され、判定部1422から通知された解答選択肢識別子ではないので、抽出部1424は次の<br>タグを検索する。この検索において、「・・・次の中のどれ?」の次の<br>タグに続く<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、「ア.」である。これは、識別子保持部1421に保持され、判定部1422を通じて抽出部1424に通知された解答選択肢識別子であるので、抽出部1424は、この<br>タグ位置までの、<br>タグを除く文字列「いろんな年齢の呼び方。60歳は還暦、70歳は古希、88歳は米寿。では、99歳は次の中のどれ?」を問題文として取得する。また、このとき、抽出部1424は、取得した問題文中の<img>タグの有無を確認する。<img>タグが存在する場合は、当該タグに基づいて図を認識する。この例では、図は含まれていないため、抽出部1424は、問題文についても、解答選択肢についても図なしと認識する。
問題文を抽出した抽出部1424は続いて解答選択肢抽出処理を開始する(ステップS605)。特に限定されないが、本実施形態では、この解答選択肢抽出処理においても、問題文抽出処理(ステップS604)と同様の処理が実施される。すなわち、抽出部1424は、問題文抽出に使用した<br>タグに続く解答選択肢識別子よりも後のデータから<br>タグを検索する。そして、当該<br>タグの次に、判定部1422から通知された解答選択肢識別子が存在しているか否かを判定する。解答選択肢識別子が存在している場合、抽出部1424は、その<br>タグ位置までの文字列を解答選択肢の1つとして抽出する。一方、解答選択肢識別子が存在していない場合、抽出部1424は、タグの次に解答選択肢識別子が存在している<br>タグの検索を継続し、解答選択肢識別子が存在している<br>タグ位置までの文字列を解答選択肢の1つとして抽出する。そして、当該処理をすべての解答選択肢の抽出が完了するまで繰り返す(ステップS606No)。すべての解答選択肢の抽出を完了すると抽出部1424は、手順を終了する(ステップS606Yes)。
例えば、図8(c)の例では、抽出部1424は、上述の問題文抽出に使用した<br>タグに続く解答選択肢識別子よりも後のデータ「喜寿<br><br>イ.傘寿<br><br>ウ.卒寿<br><br>(エ.)白寿」から<br>タグを検索する。この検索において、「喜寿」の次の<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、<br>タグである。これは、判定部1422から通知された解答選択肢識別子ではないので、抽出部1424は次の<br>タグを検索する。この検索では、「喜寿」の次の<br>タグに続く<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、「イ.」である。これは、識別子保持部1421に保持され、判定部1422を通じて抽出部1424に通知された解答選択肢識別子であるので、抽出部1424は、この<br>タグ位置までの、<br>タグを除く文字列「喜寿」を1番目の解答選択肢として取得する。このとき、抽出部1424は、<br>タグに続く文字を認識しているため、解答選択肢抽出処理を継続する。
そして、抽出部1424は、上述の1番目の解答選択肢抽出に使用した<br>タグに続く解答選択肢識別子よりも後のデータ「傘寿<br><br>ウ.卒寿<br><br>(エ.)白寿」から<br>タグを検索する。この検索において、「傘寿」の次の<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、<br>タグである。これは、判定部1422から通知された解答選択肢識別子ではないので、抽出部1424は次の<br>タグを検索する。この検索では、「傘寿」の次の<br>タグに続く<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、「ウ.」である。これは、識別子保持部1421に保持され、判定部1422を通じて抽出部1424に通知された解答選択肢識別子であるので、抽出部1424は、この<br>タグ位置までの、<br>タグを除く文字列「傘寿」を2番目の解答選択肢として取得する。このとき、抽出部1424は、<br>タグに続く文字を認識しているため、解答選択肢抽出処理を継続する。
抽出部1424は、上述の2番目の解答選択肢抽出に使用した<br>タグに続く解答選択肢識別子よりも後のデータ「卒寿<br><br>(エ.)白寿」から<br>タグを検索する。この検索において、「卒寿」の次の<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、<br>タグである。これは、判定部1422から通知された解答選択肢識別子ではないので、抽出部1424は次の<br>タグを検索する。この検索では、「卒寿」の次の<br>タグに続く<br>タグが検出される。この<br>タグに続く文字は、「(エ.)」である。上述のように「(」と「)」は、正答を示す記号である。当該記号は抽出部1424に登録されており、抽出部1424は、記号「(」の直後の文字列が判定部1422を通じて通知された解答選択肢識別子であるか否かを判別する。記号「(」の直後の文字列「エ.」は、通知された解答選択肢識別子であるので、抽出部1424は、この<br>タグ位置までの、<br>タグを除く文字列「卒寿」を3番目の解答選択肢として取得する。このとき、抽出部1424は、<br>タグに続く文字を認識しているため、解答選択肢抽出処理を継続する。また、次に選択する解答選択肢が正答であることを認識する。
抽出部1424は、上述の3番目の解答選択肢抽出に使用した<br>タグに続く解答選択肢識別子および正答を示す記号「)」よりも後のデータ「白寿」から<br>タグを検索する。この検索では<br>タグは検出されない。<br>タグが検出されない場合、抽出部1424は、検索対象の文字列の全てを最後の解答選択肢として抽出する。この例では、抽出部1424は、「白寿」を最後の解答選択肢として取得する。
ところで、図5に示す例では、解答選択肢ごとに改行が行われているが、本実施形態によれば、すべての解答選択肢を1行内に記述した形式や、複数の解答選択肢ごとに改行をした形式であっても適切に解答選択肢を抽出することができる。
例えば、すべての解答選択肢を1行内に記述した形式のデータに対して、上述のタグ削除、タグ置換処理が実施されると、図9(a)に示すように、問題文と解答選択肢群との間に<br>タグが介在する状態に変換されることになる。当該データに対して上述の<br>タグ挿入処理が実施されると、図9(b)に示すように、各解答選択肢識別子の直前に<br>タグが挿入された状態になる。このデータに対して上述の問題文抽出処理および解答選択肢抽出処理を実施しても、上述の例と同様の結果になる。
また、2つの解答選択肢ごとに改行をした形式のデータに対して、上述のタグ削除、タグ置換処理が実施されると、図9(c)に示すように、問題文と解答選択肢群との間、および解答選択肢ア.、イ.からなる群と解答選択肢ウ.、エ.からなる群との間に<br>タグが介在する状態に変換されることになる。当該データに対して上述の<br>タグ挿入処理が実施されると、図9(d)に示すように、各解答選択肢識別子の直前に<br>タグが挿入された状態になる。このデータに対して上述の問題文抽出処理および解答選択肢抽出処理を実施しても、上述の例と同様の結果になる。
以上のようにして、解答選択肢抽出処理を完了した抽出部1424は、インターフェイス表示手段143に、抽出した問題文、各解答選択肢、および正答情報を入力する。当該入力を受けたインターフェイス表示手段143は小問要素抽出手段142(抽出部1424)が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを入力支援画面511の小問表示領域513に表示する(ステップS404)。
図10は、図5に示す例において、抽出された問題文とおよび各解答選択肢が小問表示領域513に表示されている状態を示す図である。上述ようにして抽出された問題文が問題文表示領域513aに表示されており、また、抽出された4つの解答選択肢が解答選択肢表示領域513bに表示されている。また、解答選択肢「エ.」が正答であることを示すチェックが当該解答選択肢に対応する正答設定欄513cのチェックボックスに入力されている。
本実施形態では、問題文表示領域513aおよび解答選択肢表示領域513bに表示された問題文および解答選択肢は、編集可能であり、ユーザは必要に応じて問題文や解答選択肢を修正することができる。また、データ受付領域512に対して入力された一群のデータが、上述のような正答情報を含んでいないときは、ユーザは、正答設定欄513cのチェックボックスに正答情報を追記することもできる。なお、問題文表示領域513aおよび解答選択肢表示領域513bの右方側の空欄は、問題文および解答選択肢が図を伴っている場合にその図が表示される図表示欄である。この例では、問題文および解答選択肢は図を伴っていないため当該欄は空欄になっている。なお、本実施形態では、入力支援画面511中の調整ボタンをユーザが選択することで、予め指定されている変換規則にしたがって問題文および各解答選択肢の記載を調整することが可能になっている。ここで、変換規則とは、半角文字を全角文字に変更する、語調をですます調にする、等である。
以上のようにして入力された小問は、問題の難易度およびカテゴリと対応づけて保存される。特に限定されないが、本実施形態では、入力支援画面511には、難易度設定欄とカテゴリ設定欄が設けられており、当該欄に対する、難易度の選択または記入と、カテゴリの選択または記入がなされていない状態で保存の選択がなされた場合は、ユーザに対し難易度およびカテゴリの入力が要求される構成になっている。また、特に限定されないが、本実施形態では、小問に対して、解答選択肢の表示順序の変更可否を設定できるようになっている。表示順序変更可を設定した場合、試験実施サーバ3が各受験者端末4に当該小問を表示する場合、解答選択肢の表示順序が適宜変更される。すなわち、受験者端末4によって解答選択肢の表示順序を異ならせることが可能になる。
以上のようにして入力された小問は、問題文、解答選択肢、正答情報、難易度、カテゴリ等を1つのレコードのデータ構成要素として問題作成支援装置14の記憶手段144に格納される。なお、入力された問題が中問である場合は、問題文、複数の小問、各小問の正答情報、難易度、カテゴリ等を1つのレコードのデータ構成要素(フィールド)として記憶手段144に格納される。また、上述の問題入力は、ユーザによる終了指示が入力されるまで繰り返し実行することができる(ステップS405No)。問題入力を複数回繰り返した場合は、繰り返し回数に応じた複数のレコードからなる問題データが記憶手段144に格納される。また、ユーザが終了指示を入力した場合は、手順が終了する(ステップS405Yes)。そして、このような1または複数のレコードを含む問題データが登録用プログラム等を使用することで問題蓄積データベース21に登録される。
なお、特に限定されないが、本実施形態では、問題作成支援装置14による問題作成を終了するとき、すなわち、問題作成支援装置14として機能するプログラムを終了する際に、問題データを暗号化する構成になっている。特に限定されないが、当該暗号化は、まず、問題データに含まれる各フィールド単位で実施され、さらに、問題データ全体に対して実施される。暗号化方式としては公知の任意の方式を採用することができる。このように暗号化することで、作成された問題の漏洩を確実に防止することができ、また、ユーザも任意の場所で問題を作成することも可能になる。
問題蓄積データベース21への問題データの登録の際、ユーザは暗号化された問題データを試験配信サーバ2へ入力する。このような入力は、例えば、問題作成支援システム100として機能する汎用コンピュータにおいて登録用プログラムを実行し、当該プログラムにより、試験配信サーバ2と接続されたネットワークを通じて実行することができる。
問題データが入力された試験配信サーバ2は、入力された問題データを、まず、全体に対する暗号化を復号化し、続いて、各フィールドに対する暗号化を復号化する。そして、復号化が完了した問題データを問題蓄積データベース21へ登録する。
続いて、図を含む既作成データを使用した例についても簡単に説明する。本実施形態の問題作成支援システム100は、図11に示すような、問題文および各解答選択肢に図を含む既作成データについても、上述の事例と同様に、適切に、問題文および解答選択肢を抽出することができる。
図11に示す例では、既作成データとして、問題文「問1 日本で一番面積の大きい都道府県は、北海道。では、一番面積の小さい都道府県はどこでしょう?」、当該問題文に対応する日本地図、4つの解答選択肢「(1.)香川県」、「2.大阪府」、「3.東京都」、「4.富山県」、各解答選択肢に対応する都道府県の形状を示す図が表示されている。この例では、解答選択肢識別子は、一連のピリオド付数字「1.」、「2.」、「3.」、「4.」であり、解答選択肢識別子「1.」が正答に指定されている。
この既作成データを使用して小問を作成する場合、ユーザは、上述のワープロ画面501にこの既作成データを表示させ、「日本で」から「富山県を示す図」までを一群のデータとして選択する。そして、選択した一群のデータを、データ受付領域512に対してドラッグ操作およびドロップ操作を実行する。この入力操作をトリガとして、問題作成支援装置14は当該一群のデータに対して小問要素抽出処理を実行する。
図11に示す既作成データは、上述のデータ受付手段141によるデータ変換処理(図6 ステップS601)においてHTMLデータに変換される。そして、一連のピリオド付数字が解答選択肢識別子に設定されると、抽出部1424によるデータ調整処理(図6 ステップS603)において、タグ削除処理、タグ置換処理、タグ挿入処理が実施される。このデータ調整処理により、少なくとも、各解答選択肢識別子「(1.)」、「2.」、「3.」、「4.」の直前に<br>タグが配置された状態になる。
そして、問題文抽出処理(図6 ステップS604)において、「日本で一番面積の大きい都道府県は、北海道。では、一番面積の小さい都道府県はどこでしょう?」および日本地図の図が問題文として認識される。また、問題文として認識されたデータにおいて、<img>タグを伴う日本地図の図は、当該問題文中の図として認識される。
同様に、解答選択肢抽出処理(図6 ステップS605)において、「香川県」と香川県の図、「大阪府」と大阪府の図、「東京都」と東京都の図、「富山県」と富山県の図、の各組がそれぞれ解答選択肢として認識される。また、解答選択肢として認識された各データにおいて、<img>タグを伴う、香川県の図、大阪府の図、東京都の図、富山県の図は、各解答選択肢の図として認識される。
以上のようにして、問題文および解答選択肢の抽出を完了した抽出部1424は、インターフェイス表示手段143に、抽出した問題文、各解答選択肢、および正答情報を入力する。図12は、当該入力を受けたインターフェイス表示手段143が表示する小問表示領域513の状態を示す図である。上述ようにして抽出された問題文が問題文表示領域513aに表示されており、問題文表示領域513aの右側部分には、日本地図の図が表示されている。また、抽出された4つの解答選択肢が解答選択肢表示領域513bに表示されており、解答選択肢表示領域513bの右側部分には、各解答選択肢に対応する、香川県の図、大阪府の図、東京都の図、富山県の図が表示されている。また、解答選択肢「1.」が正答であることを示すチェックが当該解答選択肢に対応する正答設定欄513cのチェックボックスに入力されている。
なお、この例では、問題文および各解答選択肢に含まれる図の数を1図としたが、本実施形態においては、図の数が複数であっても、適切に、問題文および解答選択肢を抽出することができる。
以上説明したように、この問題作成支援装置14は、各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、データ受付手段141に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する。そのため、例えば、1または複数の解答選択肢ごとに改行をしたフォーマット形式や、すべての解答選択肢を1行内に記述したフォーマット形式等任意のフォーマット形式に対して、一意に、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出することができる。
また、当該抽出も、表示画面111上において、問題文および複数の解答選択肢からなる一群のデータをユーザが選択し、当該選択した一群のデータをデータ受付領域142に対して入力操作するというシンプルな操作により開始される。そして、抽出された問題文および複数の解答選択肢のそれぞれが表示画面111に表示されるため、正しく入力されているか否かをその場で確認することができる。そのため、データベースや試験システムについての専門的な知識を有しないユーザであっても、問題文および複数の解答選択肢を含む小問を極めて容易に作成することができ、また、試験システム10を構成する問題蓄積データベース21に登録することができる。さらに、この問題作成支援装置14を含む問題作成支援システム100では、ユーザが既に作成した問題も、選択装置13によって表示画面111上に表示し、選択対象とすることができるため、極めて容易に問題蓄積データベース21に登録することが可能になる。
加えて、問題作成支援装置14では、ユーザにより選択された一群のデータに予め指定された解答選択肢識別子が含まれていない場合、ユーザに対し、自動的に解答選択肢識別子の設定が要求される。そのため、適切に問題文および各解答選択肢を抽出することができる。
なお、上記では、問題作成支援システム100が試験配信サーバ2にネットワークを介して接続された問題登録装置1において使用される事例を説明したが、問題作成支援システム100が試験配信サーバ2とネットワークを介して接続されることは必須ではない。すなわち、問題作成支援システム100をスタンドアローンの装置として構成することも可能である。この構成では、問題作成支援システム100においてユーザが作成した、暗号化された問題データを、ネットワークを介して試験配信サーバ2と接続された問題登録装置1を通じて試験配信サーバ2に登録すればよい。
また、上記では、既作成データが問題文と解答選択肢のみを含む構成について説明したが、既作成データは、問題文や解答選択肢以外のデータを含んでいてもよい。例えば、問題文や解答選択肢に加えて解説文を含むことができる。当該解説文は、例えば、試験終了時点で受験者端末4を通じて受験者に対して試験結果を通知する際に、受験者端末4に表示される。
この構成では、既作成データ中の解説文には、解説文であることを示す情報を付加し、当該情報を抽出部1424が認識することで解説文と、問題文および解答選択肢とを区別する。図13は、解説文を含む既作成データの一例を示す図である。図13では、図11に例示する既作成データにおいて、解説文が追加されている。
図13の例では、解説文であることを示す情報として記号「+」を使用している。すなわち、解説文の前後に記号「+」を配置している。この場合、抽出部1424は、記号「+」で前後を挟まれた文字列を解説文と認識する。すなわち、問題文に対する解説文として、「日本全国の総面積は、377,950平方キロメートル」が認識される。1番目の解答選択肢の解説文として、「香川県の面積は、1,862平方キロメートル」が認識される。2番目の解答選択肢の解説文として、「大阪府の面積は、1,898平方キロメートル」が認識される。3番目の解答選択肢の解説文として、「東京都の面積は、2,103平方キロメートル」が認識される。4番目の解答選択肢の解説文として、「富山県の面積は、2,046平方キロメートル」が認識される。
以上のようにして認識された解説文は、問題文、解答選択肢、正答情報、難易度、カテゴリ等と同様に小問の構成要素として認識され、1つのレコードのデータ構成要素として問題作成支援装置14の記憶手段144に格納される。このような解説文を含む問題データが問題蓄積データベース21へ登録され、当該問題が試験問題作成手段22によって選択された場合、当該解説文は、試験問題に含まれた状態で試験実施サーバ3へ配信される。試験実施サーバ3は、受験者端末4への出題時には、正答情報と同様、解説文を受験者端末4へ表示せず、受験者に対して試験結果を通知する際に、受験者端末4に表示する。
ところで、上述の実施形態では、一台のコンピュータにより実現される構成について説明したが、本発明に係る問題作成支援システムは複数台のコンピュータにより構成することも可能である。図14は、ネットワークを介して接続された2台のコンピュータにより構成した問題作成支援システムの一例を示す機能ブロック図である。なお、図14において、図1に示す問題作成支援システム100と同一の作用効果を奏する要素には同一の符号を付し、以下での詳細な説明は省略する。
図14に示すように、問題作成支援システム1000は、ユーザが操作するクライアント装置1010およびクライアント装置1010に対してサービスを提供するサーバ装置1020を備える。クライアント装置1010とサーバ装置1020とは異なる場所に設置されており、両者はネットワーク1030によりデータの授受が可能な状態で相互に接続されている。例えば、クライアント装置1010は、ユーザが所有するパーソナルコンピュータである。また、サーバ装置1020は、ユーザが所属する教育機関や試験システム10を構築したメーカ等のサービス提供者が管理するサーバ装置である。
クライアント装置1010は、上述の表示装置11、記憶装置12および入力装置15を備える。表示装置11の表示制御手段112は、ネットワークインターフェイス1011を介してインターネット等のネットワーク1030に接続されている。なお、記憶装置12は、表示制御手段112に接続されている。また、サーバ装置1020は、プログラムを実行することにより構成される選択装置13および問題作成支援装置14を備え、ネットワークインターフェイス1021を介してネットワーク1030に接続されている。なお、クライアント装置1010とサーバ装置1020との通信は、例えば、ブラウザを介して行うことができる。
この構成では、ユーザが操作するクライアント装置1010が備える表示装置11の表示画面111に対して、サーバ装置1020が備える選択装置13および問題作成支援装置14の各手段が上述のワープロ画面501および入力支援画面511を、例えば、ブラウザを介して表示する。ユーザは、クライアント装置1010の記憶装置12から、選択装置13の作用により既作成問題を読み出して表示画面111に表示し、問題作成支援装置14の作用により上述の問題作成処理(小問要素抽出処理)を実行することができる。
この構成では、クライアント装置1010に、選択装置13として機能するプログラムや問題作成支援装置14として機能するプログラムをインストールして実行する必要がなく、ユーザは、サーバ装置1020に接続可能な任意の汎用コンピュータにより上述の問題作成処理を実行することができる。
なお、この例では、サーバ装置1020を、選択装置13として機能するプログラムや問題作成支援装置14として機能するプログラムを実行する単一のコンピュータとして構成したが、これらのプログラムは複数のコンピュータで分散して処理するようにしてもよい。すなわち、サーバ装置1020は、複数台のコンピュータや、複数台のコンピュータにわたって配置された仮想サーバ(いわゆる、クラウドコンピューティングシステム)により構成することもできる。
また、この例では、サーバ装置1020が選択装置13および問題作成支援装置14を備える構成としたが、サーバ装置1020が問題作成支援装置14のみを備え、選択装置13はクライアント装置1010にインストールされたワープロソフトを使用することもできる。すなわち、問題作成支援システムを構成する各手段は、協働して上述の作用効果を奏する限りにおいて、適宜、別体で構成され、ネットワーク等を通じて接続された任意構成のシステムとして実現することができる。
さらに、この例では、サーバ装置1020において、選択装置13として機能するプログラムや問題作成支援装置14として機能するプログラムを実行する構成としているが、当該プログラムの一部または全部がクライアント装置1010にダウンロードされ、クライアント装置1010において実行されてもよい。
なお、上述した各実施形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、図4および図6に示すフロー図は、等価な作用を奏する範囲において、各ステップの順序を適宜変更可能である。また、上記実施形態では、データ調整処理において、説明のため、タグ削除処理、タグ置換処理を実行した後、タグ挿入処理を実行する構成としたが、タグ削除処理、タグ置換処理、タグ挿入処理の実行順序も適宜変更可能である。
また、上述の実施形態では、問題作成支援装置または問題作成支援システムとして本発明を説明したが、上述の作用効果は、コンピュータにおいて実行されることにより問題作成支援装置や問題作成支援システムとして機能する問題作成支援プログラムによっても得ることができる。
そして、このような問題作成支援プログラムは、インターネットなどの電気通信回線を用いたり、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納したりすることで、関係者や第三者に提供することができる。例えばプログラムの指令を電気信号や光信号、磁気信号などで表現し、その信号を搬送波に載せて送信することで、同軸ケーブルや銅線、光ファイバのような伝送媒体でそのプログラムを提供することができる。また、コンピュータ読取可能な記録媒体としては、CD−ROMやDVD−ROMなどの光学メディアや、フレキシブルディスクのような磁気メディア、フラッシュメモリやRAMのような半導体メモリを利用することができる。
本発明によれば、専門的な知識を必要とせず、かつ非常に簡便な操作で、問題文および複数の解答選択肢を含む問題を、試験システムを構成する問題蓄積データベースに登録することが可能でなり、問題作成支援装置、問題作成支援システム、問題作成支援方法および問題作成支援プログラムとして有用である。
10 試験システム
1 問題登録装置
2 問題蓄積データベース
3 試験実施サーバ
100、1000 問題作成支援システム
11 表示装置
111 表示画面
12 記憶装置
121 記憶手段
13 選択装置
131 選択対象表示手段
132 選択手段
14 問題作成支援装置
141 データ受付手段
142 小問要素抽出手段
1421 識別子保持部
1422 判定部
1423 更新部
1424 抽出部
143 インターフェイス表示手段
511 入力支援画面
1010 クライアント装置
1020 サーバ装置
1 問題登録装置
2 問題蓄積データベース
3 試験実施サーバ
100、1000 問題作成支援システム
11 表示装置
111 表示画面
12 記憶装置
121 記憶手段
13 選択装置
131 選択対象表示手段
132 選択手段
14 問題作成支援装置
141 データ受付手段
142 小問要素抽出手段
1421 識別子保持部
1422 判定部
1423 更新部
1424 抽出部
143 インターフェイス表示手段
511 入力支援画面
1010 クライアント装置
1020 サーバ装置
Claims (12)
- 問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援装置であって、
表示画面において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる前記表示画面におけるユーザの入力操作により、一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付けるデータ受付手段と、
各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、前記データ受付手段に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する小問要素抽出手段と、
前記小問要素抽出手段が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域、および前記データ受付領域を、前記表示画面に表示するインターフェイス表示手段と、
を備える問題作成支援装置。 - 前記小問要素抽出手段は、
解答選択肢識別子を保持する識別子保持部と、
前記識別子保持部に保持された解答選択肢識別子が、前記データ受付手段に受け付けられた一群のデータに含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部が含まれていないと判定した場合、ユーザに解答選択肢識別子の設定を要求するとともに、新たに設定された解答選択肢識別子を先に保持された解答選択肢識別子に代えて前記識別子保持部に登録する更新部と、
前記識別子保持部に保持された解答選択肢識別子に基づいて前記データ受付手段に受け付けられた一群のデータから問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する抽出部と、
を備える、請求項1記載の問題作成支援装置。 - 前記データ受付手段に入力される一群のデータは、予め作成され、記憶手段に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して前記表示画面に表示する選択装置により前記表示画面に表示された、問題文および複数の解答選択肢を含む選択対象データから前記表示画面におけるユーザの操作にしたがって選択される、請求項1または2記載の問題作成支援装置。
- 前記データ受付手段は、前記表示画面におけるユーザによる、選択された一群のデータのデータ受付領域へのドラッグ操作およびドロップ操作に基づいて、選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける、請求項1から3のいずれか1項に記載の問題作成支援装置。
- 問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援システムであって、
表示画面を備える表示装置と、
予め作成された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを格納する記憶装置と、
前記記憶装置に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して前記表示画面に表示する選択対象表示手段、
前記選択対象表示手段により前記表示画面に表示された問題文および複数の解答選択肢を含むデータから、前記表示画面におけるユーザの操作にしたがって、入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択する選択手段、
を備える選択装置と、
前記表示画面において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる前記表示画面におけるユーザの入力操作により、前記選択手段により一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付けるデータ受付手段、
各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、前記データ受付手段に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する小問要素抽出手段、
前記小問要素抽出手段が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域、および前記データ受付領域を、前記表示画面に表示するインターフェイス表示手段、
を備える問題作成支援装置と、
を有する問題作成支援システム。 - 前記小問要素抽出手段は、
解答選択肢識別子を保持する識別子保持部と、
前記識別子保持部に保持された解答選択肢識別子が、前記データ受付手段に受け付けられた一群のデータに含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部が含まれていないと判定した場合、ユーザに解答選択肢識別子の設定を要求するとともに、新たに設定された解答選択肢識別子を先に保持された解答選択肢識別子に代えて前記識別子保持部に登録する更新部と、
前記識別子保持部に保持された解答選択肢識別子に基づいて前記データ受付手段に受け付けられた一群のデータから問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する抽出部と、
を備える、請求項5記載の問題作成支援システム。 - 前記データ受付手段は、前記表示画面におけるユーザによる、選択された一群のデータのデータ受付領域へのドラッグ操作およびドロップ操作に基づいて、選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける、請求項5または6記載の問題作成支援システム。
- 問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援プログラムであって、
コンピュータに、
特定の面積を占めるデータ受付領域を表示画面に表示する機能と、
前記データ受付領域に対してなされる前記表示画面におけるユーザの入力操作により、一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける機能と、
各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、前記受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する機能と、
前記小問要素抽出手段が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示画面に表示する機能と、
を実行させる問題作成支援プログラム。 - 問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援プログラムであって、
コンピュータに、
予め作成され、記憶手段に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して表示画面に表示する機能と、
前記表示画面に表示された問題文および複数の解答選択肢を含むデータから、前記表示画面におけるユーザの操作にしたがって、入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択する機能と、
特定の面積を占めるデータ受付領域を前記表示画面に表示する機能と、
前記データ受付領域に対してなされる前記表示画面におけるユーザの入力操作により、前記一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付ける機能と、
各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、前記受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する機能と、
前記抽出された問題文と各解答選択肢とのそれぞれを前記表示画面に表示する機能と、
を実行させる問題作成支援プログラム。 - 問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援方法であって、
表示画面において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる、前記表示画面におけるユーザの入力操作により、一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付けるステップと、
各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、前記受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出するステップと、
前記抽出された問題文と各解答選択肢とのそれぞれを前記表示画面に表示するステップと、
を有する問題作成支援方法。 - 問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援方法であって、
予め作成され、記憶手段に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して表示画面に表示するステップと、
前記表示画面に表示された問題文および複数の解答選択肢を含むデータから、前記表示画面におけるユーザの操作にしたがって、入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択するステップと、
前記表示画面において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる前記表示画面におけるユーザの入力操作により、前記一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付けるステップと、
各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、前記受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出するステップと、
前記抽出された問題文と各解答選択肢とのそれぞれを前記表示画面に表示するステップと、
を有する問題作成支援方法。 - 問題文および複数の解答選択肢を含む小問を有する試験問題の作成に使用される問題作成支援システムであって、
表示画面と、予め作成された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータ格納する記憶手段とを備えるクライアント装置と、
前記クライアント装置の記憶手段に格納された、問題文および複数の解答選択肢を含むデータを読み出して前記クライアント装置の表示画面に表示する選択対象表示手段、
前記選択対象表示手段により前記表示画面に表示された問題文および複数の解答選択肢を含むデータから、前記クライアント装置の表示画面におけるユーザの操作にしたがって、入力対象の問題文および複数の解答選択肢を一群のデータとして選択する選択手段、
前記クライアント装置の表示画面において特定の面積を占めるデータ受付領域に対してなされる、前記クライアント装置の表示画面におけるユーザの入力操作により、前記選択手段により一群のデータとして選択された問題文および複数の解答選択肢の入力を受け付けるデータ受付手段、
各解答選択肢に含まれる解答選択肢識別子に基づいて、前記データ受付手段に受け付けられた一群のデータから、問題文および各解答選択肢のそれぞれを抽出する小問要素抽出手段、
前記小問要素抽出手段が抽出した問題文と各解答選択肢とのそれぞれを表示する小問表示領域、および前記データ受付領域を、前記クライアント装置の表示画面に表示するインターフェイス表示手段、
を備えるサーバ装置と、
を有する問題作成支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012123016A JP2013250311A (ja) | 2012-05-30 | 2012-05-30 | 問題作成支援装置、問題作成支援システム、問題作成支援方法および問題作成支援プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012123016A JP2013250311A (ja) | 2012-05-30 | 2012-05-30 | 問題作成支援装置、問題作成支援システム、問題作成支援方法および問題作成支援プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013250311A true JP2013250311A (ja) | 2013-12-12 |
Family
ID=49849088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012123016A Pending JP2013250311A (ja) | 2012-05-30 | 2012-05-30 | 問題作成支援装置、問題作成支援システム、問題作成支援方法および問題作成支援プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013250311A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016009335A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 勝俣 和彦 | 試験作成装置及び試験作成プログラム |
-
2012
- 2012-05-30 JP JP2012123016A patent/JP2013250311A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016009335A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 勝俣 和彦 | 試験作成装置及び試験作成プログラム |
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