JP2013248360A - 骨接合プレートおよび球状ソケット - Google Patents

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茂俊 加藤
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Abstract

【課題】予めねじ込み角度を設定しないで、現場で自由角度を選択して骨用ねじをねじ込みでき、骨に圧迫を掛けずに接合プレートと骨との接触を保持できる緩み止めのロック装置を備える接合プレートと球面ソケットを提供すること。
【解決手段】軸方向に自由に位置決めできる骨用ねじを、骨接合プレートまたは類似のインプラントに、基本的に動かないように、しかしながら容易かつ取り外し可能に固定できるようにするために、頭部の割溝により球状ソケットを骨接合プレートの球面座に挿入して自由な首振り角度を選択して、骨へねじ込まれる接合ねじのピッチと異なるピッチの球状ソケット内のねじで緩みなく固定すると共にねじ込み後の位置をロックするための回り止めピンを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、骨接合プレート、または類似のインプラント、およびそのようなインプラント用の球状ソケットに関する。
外科手術においては、骨折によって離れてしまった骨の破片を支持および/または治療の目的で接合しなければならないという課題にしばしば遭遇する。この目的に、骨接合プレートおよび類似のインプラントが適していることが実証されている。それらは骨用ねじを受け入れるため、特別に設計されたねじ受け穴を備えている。
そのような汎用インプラントは多数提案されている。
まず、力学的圧縮のため、球面または円錐形のねじ座、あるいは球面スライド座を備えた旧来からの骨接合プレートは公知である。これらは、生体適合性の金属で作られた単純なプレートであり、所定の穴を通して骨へと骨用ねじでねじ込まれる。プレートの穴は、種々の形状に形作られ、ねじ頭部の中心出しのため、球面または円錐状の丸穴、あるいは球面スライド穴の形状の座グリを有している。ねじが骨へと締め込まれたとき、このプレートが骨に向かって締付けられ、固定される。
このようなプレート−ねじ接続は取付け角度が安定せず、従って、旧来の骨接合プレートの使用においては、プレートを骨に対して十分にしっかり固定できるようにするために、基本的要件として、骨にねじ込まれるねじに適切な保持強度が必要である。しかしながら、ねじで適切な保持力を実現することは非常に難しく、その結果、ねじが緩んで骨の破片が傾いてしまい、埋め込みが失敗に終わることがある。
また、プレート−ねじ接続において、骨用ねじが骨接合プレートの穴を、その構造によって予め決められているある角度で通過して、骨へとねじ込まれることも公知である。しかしながら、ねじの軸が一方向に固定されているプレート−ねじ接続には、骨接合プレートを骨に対してきわめて正確に位置決めしなければならないという欠点があり、これによるねじの位置ずれは修正できない。
この発明の目的は、上記の欠点を改良するためのものであり、大きな取付けの自由角度を備え、必要とされる方向の骨のポイントに骨用ねじをねじ込むことができ、しっかりと締付けた後にねじが緩まないようにロック機構により保持し、骨用ねじを容易に信頼性高く、しかも骨への血流を阻害することのないようにプレートと骨の接近を最適化して固定することができる、骨接合プレートと球面ソケットによる骨への取付け方法を提供することにある。
骨折箇所をプレート−ねじの接続で固定する接続方法において、骨接合プレートに球状ソケットが球面結合される凹球面が形成され、その凹球面に滑り結合される球状ソケットが全方向に中心軸に対して約20°首振りできるように係合されて、希望される方向に接合ねじのねじ込みが完了すると、頭部ねじ下部のテーパーにより球状ソケットが拡張され、ソケットが固定される。また、その位置で回り止めピンが係合されて接合ねじが固定される。
以上のような構成による骨接合プレートと接合ねじの固定構造は、球状ソケットの使用により接合ねじのねじ込み方向を全方向に自由に容易に短時間で選択でき、かつねじ込み後の位置安定のためにねじが緩むことなく、骨接合プレートと接合ねじのぐらつきがなく高い静止安定性を保持することを特徴とする。
以上のようにこの発明に係る骨接合プレートと接合ねじの固定構造は、接合ねじのねじ込み方向を全方向に自由に容易に短時間で選択でき、かつ高度なねじ込み安定性のためにねじが緩むことなく、熟練した技術を必要とせずに骨接合手術を安全に行うことができる利点がある。
この発明に係る一実施形態について、図1、図2を参照して説明する。
図1は球状ソケット2を介して接合ねじの軸心に対してある角度範囲で首振りして位置決めできる接合プレート1と接合ねじ4の固定方法を示す全体の断面図であり、図2は球状ソケット2のソケット割溝6−1,6−2の配置および固定ピン3の配置を示す側面視である。
この実施例による接合ねじ4はそのねじ頭部に形成される三つ葉以上の葉形凹面溝4−1にねじ込み工具の捩じりによる押し込み力により骨部に骨接合プレート1を固定する構造のものである。
接合ねじ4は図1に示されるように、ねじ頭部に形成されるソケット割溝6−1,6−2、ねじ頭部の外周に形成される球状ソケット2のメスねじと噛合うオスねじ、および下部に形成される、頭部のオスねじよりピッチの大きい骨に食い込むための骨用オスねじで構成される。
球状ソケット2の接合プレート4への挿入は、球状ソケット2の外側円周部のソケット割溝6−1,6−2を利用してすぼめて行なわれ、この球状ソケット2には回り止め溝内で移動できる二つの固定ピン3が備えられる。
球状ソケット2と接合ねじ4の結合は、接合ねじ4の頭部の外周に形成されるオスねじと球状ソケット2に形成されるメスねじとのねじ結合で実行される。
ねじ込み方向と位置が決定されると、接合ねじ4と球状ソケット2の軸心を固定するために球状ソケット2の上部がカシメされる。
この発明による骨接合プレートと球面ソケットの利用により、設計通りに目標とする接合ねじのねじ込み方向を短時間で容易に決めてねじ込むことができ、さらにねじ込み後にねじが緩むことなく安定的に骨接合プレートと接合ねじを固定することができる。
この発明の一実施形態に係る骨接合プレートと球面ソケットの固定構造を説明するためのシステム構成図である。 この発明の一実施形態に係る骨接合プレートと球面ソケット回り止めピンおよびソケット割溝を表す平面図である。
1 接合プレート
2 球状ソケット
3 固定ピン
4 接合ねじ
4−1 三つ葉形凹面溝
5 回り止め溝
6−1 ソケット上向き開口割溝(1)
6−2 ソケット下向き開口割溝(2)

Claims (4)

  1. 骨接合プレートと接合ねじにより骨へねじ込まれるプレート−ねじ接続固定構造において、球状ソケットを利用することにより広い角度範囲で自由な角度でねじ込み位置を正確に選択して位置決めでき、さらにねじ部が普通ねじを含む二条ねじで形成されて進み速度が速いと同時に恒久的に緩まないねじ形状を特徴とする骨接合プレートと接合ねじを固定する固定構造。
  2. 球状ソケットの外側円周上で、軸方向下方に開口する割溝と軸方向上方に開口する割溝をそれぞれ軸方向に偶数対称的に機械加工して配置し、球状ソケットを接合プレートにはめ込む時にこの割溝をすぼめて容易に入りやすくすることを特徴とする請求項1に記載の骨接合プレートと接合ねじを固定する固定構造。
  3. 球状ソケットへの接合ねじの結合を普通ねじ結合を含む二条ねじ結合で行い、このねじ結合のねじピッチが骨にねじ込まれるネジのピッチと異なるやや小さいピッチを備えて緩み止め効果を提供することを特徴とする請求項1に記載の骨接合プレートと接合ねじを固定する固定構造。
  4. 骨接合プレートに球状ソケットが挿入される板厚さ方向に少なくとも二つの側に回り止め溝を備え、球状ソケットに設けられる固定ピンとの噛合いにより回り止めが実行されることを特徴とする請求項1に記載の骨接合プレートと接合ねじを固定する固定構造。
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