JP2013247669A - 映像信号出力装置、映像信号出力方法、および、無線伝送システム - Google Patents

映像信号出力装置、映像信号出力方法、および、無線伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】
効率的な無線映像伝送技術を提供する。
【解決手段】
受信装置に映像信号を送信する映像信号出力装置であって、映像信号を入力する入力部と、入力した前記映像信号の解像度を変換する映像処理部と、映像信号を出力する出力部と、前記映像処理部と前記出力部とを制御する制御部とを備え、前記制御部の制御状態には、前記受信装置が対応可能な解像度の情報を取得し、前記映像信号が無線送信される場合には、取得した前記受信装置が対応可能な解像度が、入力した前記映像信号の解像度よりも高精細のときには、前記映像処理部で解像度の変換を行わないで映像信号を出力する第1の状態と、入力した前記映像信号の解像度が、取得した前記受信装置が対応可能な解像度よりも高精細のときには、前記映像処理部で解像度の変換を行って映像信号を出力する第2の状態と、があることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像信号出力装置、映像信号出力方法、および、無線伝送システムに関する。
HDD(Hard Disc Drive)レコーダや、STB(Set Top Box)などの映像送信装置と、TVやモニタ、プロジェクタ等の映像受信装置との信号伝送を行うためのインタフェースとして、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)が知られている。
HDMIを利用したシステムにおいては、映像送信装置から映像受信装置へ映像信号を伝送する際に、映像受信装置の能力および/または仕様を示す受信装置情報(例えばEDID(Extended Display Identification Data))を映像送信装置が読み取ることによって、映像送信装置は映像受信装置の能力や仕様に適したフォーマットの映像、音声信号を伝送することが可能となる。さらに、HDMIを有する映像装置間で双方向の通信を実現するCEC(Consumer Electronics Control)によって、映像装置間の連係動作を実現することができる。
また、映像信号を伝送可能な無線伝送装置と組み合わせることにより、HDMIをインタフェースとした無線映像伝送システムも考案されている。
例えば、特開2008―35517号公報(特許文献1)において、「映像信号を無線送信するソース装置と、無線送信された映像信号を受信し、受信した映像信号をディスプレイに表示するシンク装置とを含む無線通信システムにおいて、シンク装置は、ROMからEDID情報を読み出してそれを含む無線データ信号をソース装置に無線送信する。ソース装置はシンク装置から無線送信されたEDID情報を含む無線データ信号を無線受信し、EDID情報に基づいて映像信号をシンク装置に無線送信する。」と記載されている。また、「EDID情報のうち、ディスプレイで表示可能でかつ無線送受信回路が受信可能な無線データ伝送速度で伝送可能な映像フォーマットのみを送信してもよい。」と記載されている。
特開2008―35517号公報
特許文献1で提供されるシステムは、無線送受信回路が受信可能な無線データ伝送速度で伝送可能な映像フォーマットのみを送信することで、無線伝送状況が悪い場合にソース装置が伝送速度に応じた映像信号を出力することが可能である。
伝送速度が高い場合は、EDIDに従い、シンク装置とソース装置の双方が対応した最も高精細な映像フォーマットが伝送される。
一方、ソース装置が映像信号の高精細化を行うアップスケーラと、元々低解像度の映像フォーマットの映像を有している場合、EDIDに従って低解像度映像をアップスケールし高解像度の映像を伝送することになる。高解像度映像を無線伝送するには、低解像度の映像の伝送に比べてより多くの占有周波数、占有時間、無線電波出力、送受信信号処理等のリソースを必要とし、効率的な無線伝送装置の使用状況を実現しているとは言い難い。
本発明は、上記課題を鑑み、効率的な無線映像伝送技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、例えば、特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、受信装置に映像信号を送信する映像信号出力装置であって、映像信号を入力する入力部と、入力した前記映像信号の解像度を変換する映像処理部と、映像信号を出力する出力部と、前記映像処理部と前記出力部とを制御する制御部とを備え、前記制御部の制御状態には、前記受信装置が対応可能な解像度の情報を取得し、前記映像信号が無線送信される場合には、取得した前記受信装置が対応可能な解像度が、入力した前記映像信号の解像度よりも高精細のときには、前記映像処理部で解像度の変換を行わないで映像信号を出力する第1の状態と、入力した前記映像信号の解像度が、取得した前記受信装置が対応可能な解像度よりも高精細のときには、前記映像処理部で解像度の変換を行って映像信号を出力する第2の状態と、があることを特徴とする。
本発明によれば、効率的な無線映像伝送技術を提供することができる。
本実施例の無線システムの一例を示すブロック図である。 本実施例のソース装置および無線映像送信装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施例の無線映像受信装置およびシンク装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施例におけるソース装置、無線映像送信装置、無線映像受信装置およびシンク装置の動作手順の一例を示す図である。 本実施例におけるソース装置、無線映像送信装置、無線映像受信装置およびシンク装置の動作手順の一例を示す図である 通常のリピータ装置をソース装置とシンク装置間に接続した場合の構成を示す図である
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
本実施例は、HDMI規格でソース装置からシンク装置に映像信号などを伝送する伝送システムに適用したものである。図1は、本実施例における無線システムの構成例であり、11は映像記録再生装置やビデオカメラ等のソース装置、12は無線映像送信装置、13は無線映像受信装置、14はテレビ等の映像表示を行うシンク装置である。
ソース装置11は、HDMI規格の映像信号出力端子を備え、HDMI規格の映像信号入力端子を備える無線映像送信装置12とHDMIケーブル15で接続されている。また、ソース装置11と無線映像送信装置12はHDMIとは異なる接続インタフェースを有し、接続インタフェースケーブル16でも接続されている。
シンク装置14は、HDMI規格の映像信号入力端子を備え、HDMI規格の映像信号出力端子を備える無線映像受信装置13とHDMIケーブル17で接続されている。また、無線映像受信装置13とシンク装置14はHDMIとは異なる接続インタフェースを有し、接続インタフェースケーブル18でも接続されている。
無線映像送信装置12と無線映像受信装置13との間は、無線伝送を行うことにより、HDMIケーブル15経由でソース装置11から入力された映像信号をHDMIケーブル17経由でシンク装置14に出力する。無線映像送信装置12と無線映像受信装置13との間の無線伝送方式は、本実施例では特定の方式に限定されるものではなく、映像データを伝送可能な各種無線伝送規格を適用すればよい。
また、無線映像送信装置12と無線映像受信装置13は、HDMIのリピータ装置として動作する。従来の例として、通常のリピータ装置をソース装置11とシンク装置14の間に接続した場合の動作を図6を用いて説明する。図6において、19はリピータ装置であり、HDMI入力部191、HDMI出力部192、制御部193およびメモリ194により構成される。ソース装置11およびシンク装置14と接続された場合、制御部193はHDMI出力部192を経由してシンク装置14からEDIDを読み出し、メモリ194に記憶する。ソース装置11からリピータ装置19にEDIDの読み出し要求があった場合は、メモリ194に記憶したEDIDを渡すことにより、ソース装置11はシンク装置14が対応可能な映像フォーマットの映像信号を出力することができる。
無線映像送信装置12と無線映像受信装置13は、二つの装置をあわせてリピータ装置19と同様に振舞う。したがって、ソース装置11およびシンク装置14は、無線映像送信装置12と無線映像受信装置13が無線を用いた装置であると通常認識することはない。
本実施例の実施形態に戻り、シンク装置11および無線映像送信装置12の詳細構成と動作について、図2を用いて説明する。
ソース装置11は、AD(Analog-Digital)変換部111、信号切替部112、映像信号源113、映像処理部114、HDMI出力部115、制御部116、メモリ117および接続インタフェース部118で構成される。また、ソース装置11は映像信号の外部入力端子を有し、アナログ映像信号源20とデジタル映像信号源21がそれぞれ外部入力端子を経由してAD変換部111および信号切替部112に接続されている。
アナログ映像信号源20からはアナログ映像信号が出力され、AD変換部111でデジタル信号に変換されて信号切替部112に入力される。デジタル映像信号源21からはデジタル映像信号が入力され、同じく信号切替部112に入力される。また映像信号源113はシンク装置11内部の信号源であり、たとえばDVD等の光ディスクやハードディスク等、デジタル映像信号を記録できる媒体であればどのような形態のものであってもよい。さらには、デジタル映像信号を出力する撮像素子であってもよい。
信号切替部112は、AD変換部111、デジタル映像信号源21および映像信号源113から入力される映像信号のいずれか一つを、制御部116からの指示に従い選択する。信号切替部112で選択された映像信号は、映像処理部114に入力される。映像処理部114はアップスケールを含む映像フォーマットの変換が可能であり、制御部116の指示に従って映像信号の映像フォーマットを変換する。映像フォーマットは制御部116が決定するが、決定方法については後述する。
変換された映像信号はHDMI出力部115に入力され、HDMI出力部115はHDMIケーブル15を経由してHDMI入力部121に映像信号を伝送する。接続インタフェース118は、USB、イーサネット(登録商標)等の通信用インタフェースであり、接続インタフェースケーブル16で無線映像送信装置12と接続していて、HDMIでは通信できないデータ通信を行う。メモリ117には、無線映像送信装置12から読み出したEDIDを記憶しておく。
無線映像送信装置12は、HDMI入力部121、無線部122、制御部123、接続インタフェース部124およびメモリ125で構成される。HDMI入力部121はHDMIケーブル15でソース装置11のHDMI出力部115と、接続インタフェース124は接続インタフェースケーブル16でソース装置11の接続インタフェース部118とにそれぞれ接続されている。
HDMI入力部121に入力された映像信号は、無線部122で送信用の信号処理がなされ、無線信号として無線映像受信装置13に送信される。メモリ125には、無線映像受信装置13から読み出したEDIDを記憶しておく。さらにメモリ125には、無線映像送信装置12が無線を使用している装置だと認識できる情報を記憶しておく。
次に無線映像受信装置13およびシンク装置14の詳細構成と動作について、図3を用いて説明する。
無線映像受信装置13は、無線部131、HDMI出力部132、制御部133、メモリ134および接続インタフェース部135で構成される。HDMI出力部132はHDMIケーブル17でシンク装置14のHDMI入力部141と、接続インタフェース135は接続インタフェースケーブル18でシンク装置14の接続インタフェース部145とにそれぞれ接続されている。
無線部131は無線映像送信装置12の無線部122から送信された無線映像信号を受信し、HDMI出力部132に出力する。HDMI出力部132はシンク装置14のHDMI入力部141に映像信号を伝送する。メモリ134には、シンク装置14から読み出したEDIDを記憶しておく。さらにメモリ134には、無線映像受信装置13が無線を使用している装置だと認識できる情報を記憶しておく。
シンク装置14は、HDMI入力部141、映像処理部142、表示部143、制御部144、メモリ146および接続インタフェース部145で構成される。
HDMI入力部141に入力された映像信号は、映像処理部142に出力される。映像処理部142はアップスケールを含む映像フォーマットの変換が可能であり、制御部144の指示に従って映像信号の映像フォーマットを変換する。映像フォーマットは制御部144が決定するが、決定方法については後述する。変換された映像信号は表示部143で表示される。接続フェース145は、USB、イーサネット(登録商標)等の通信用インタフェースであり、接続インタフェースケーブル18で無線映像受信装置13と接続していて、HDMIでは通信できないデータ通信を行う。なお、接続インタフェース135および145は、図2に示した接続インタフェース118および124と必ずしも同じ規格を用いる必要はない。
メモリ146には、表示部143に表示可能な映像フォーマットがEDIDとして記憶されている。また映像処理部142でアップスケールまたはダウンスケールを行うことにより表示部143に表示可能な映像フォーマットもメモリ146に記憶されるEDIDには含まれている。
続いて、各装置の動作シーケンスについて図4を用いて説明する。
まずステップ400で、無線映像送信装置12と無線映像受信装置13間の無線接続を確立する。続いてステップ401で、ソース装置11がシンク装置14にEDID要求を送信する。なお、無線映像送信装置12および無線映像受信装置13はリピータとして動作するため、EDID要求はそのまま通過させる。
ステップ402で、シンク装置14はソース装置11にEDIDを応答として送信する。具体的には、まずシンク装置14の制御部144がメモリ146からEDIDを読み出し、HDMI入力部141、無線映像受信装置13のHDMI出力部132を経由して制御部133がEDIDを取得し、メモリ134に記憶する。さらに記憶されたEDIDは無線部131、無線映像送信装置12の無線部122を経由して制御部123がEDIDを取得し、メモリ125にコピーする。最後に記憶されたEDIDはHDMI入力121、ソース装置11のHDMI出力部115を経由して制御部116がEDIDを取得し、メモリ117にコピーする。
続いてステップ403で、ソース装置11は無線映像送信装置12に対し、無線を用いた装置であるかどうかの情報を要求する。このときの情報要求は、接続インタフェース部118と124を用いた通信によって行われる。
次にステップ404で、無線映像送信装置12の制御部123がメモリ125から無線映像送信装置12が無線を使用していると認識できる情報を読み出し、接続インタフェース124を経由してソース装置11からの要求に対する応答として送信する。
次にステップ405で、ソース装置11の制御部116はステップ404で取得した応答に基づき、接続されている装置が無線映像送信装置12であるかどうかを判定する。接続されている装置が通常のリピータ装置の場合は無線を使用していると認識できる情報が取得できないため、無線映像送信装置12でないと判定してステップ406に進む。また、無線を用いる装置であっても、無線を使用している装置だと認識できる情報を記憶していない装置である場合も、無線映像送信装置12でないと判定してステップ406に進む。一方、接続された装置が無線映像送信装置12だと判定された場合は、ステップ411に進む。
ステップ406で、シンク装置14に対してシンク装置14に接続されているのが無線を用いた装置であるかどうかの情報を要求する。このときの情報要求は、CECを用いて行われる。なお、無線映像送信装置12および無線映像受信装置13はリピータとして動作し、EDID要求の時の同様に情報要求はそのまま通過させる。
ステップ407で、シンク装置14は無線映像受信装置13に対し、無線を用いた装置であるかどうかの情報を要求する。このときの情報要求は、接続インタフェース部145および135を用いた通信によって行われる。
次にステップ408で、無線映像受信装置13の制御部133がメモリ134から無線映像受信装置13が無線を使用していると認識できる情報を読み出し、接続インタフェース135を経由してシンク装置14からの要求に対する応答として送信する。
ステップ409で、ソース装置11に対して、シンク装置14に接続されているのが無線を用いた装置であるかどうかの情報を要求への応答をCECを用いて送信する。
ステップ410で、ソース装置11の制御部116はステップ409で取得した応答に基づき、シンク装置14に接続されている装置が無線映像受信装置13であるかどうかを判定する。接続されている装置が通常のリピータ装置の場合は無線を使用していると認識できる情報が取得できないため、無線映像受信装置でないと判定してステップ412に進む。一方、接続された装置が無線映像受信装置だと判定された場合は、ステップ411に進む。
ステップ411は、無線映像送信装置および無線映像受信装置が接続されている場合に行われる動作であり、ソース装置11の制御部116は、映像処理部114に入力されている映像信号の映像処理がなされる前の映像フォーマットを取得する。
続いてステップ412で、映像処理部114が出力する映像フォーマットを決定する。具体的には、ステップ411で取得した映像フォーマットの解像度がメモリ117に記憶されているEDIDの最高解像度より低解像度である場合は、ステップ411で取得した映像フォーマットの解像度を指定する。一方、ステップ411で取得した映像フォーマットの解像度がメモリ117に記憶されているEDIDより高解像度である場合は、EDIDの最高解像度を指定する。
最後にステップ413で、映像処理部114が指定された解像度に、必要に応じて映像フォーマットの変換を行い、HDMI出力部115に対し映像信号を出力する。
以上説明した動作を行うことにより、無線映像送信装置12および無線映像受信装置13が接続されている場合は、映像処理部114に入力されている映像信号の映像処理がなされる前の低解像度の映像フォーマットで出力される。したがって、無線映像送信装置12と無線映像受信装置13間の無線接続に必要なリソースは、EDIDに従って動作した場合に比較して抑制することができる。また、送信された映像信号はシンク装置14の映像処理部142で表示部143に適応した映像フォーマットに変換処理されるため、EDIDに従って動作した場合と同様の画質を得ることができるという利点がある。ソース装置は無線を用いて映像伝送を行っているかどうかを判定し、無線を用いている場合はソース装置内部の高解像処理を行わず、シンク装置から取得したEDIDの映像フォーマットよりも低解像度の映像を出力し、シンク装置側で高解像度処理を行うことにより、シンク装置で表示する画質を低下させることなく、無線映像送信装置および無線映像受信装置が用いるリソースを最小限に抑制することができる。
第2の実施の形態として、接続インタフェース118、124、135および145を使用しない構成を説明する。この場合、ソース装置11と無線映像送信装置12、ならびに無線映像受信装置13とシンク装置14は、それぞれHDMIケーブル15、17で接続される。
続いて、各装置の動作シーケンスについて図5を用いて説明する。ステップ400、401および402までは実施例1と同様である。
続いてステップ501で、ソース装置11は無線映像送信装置12に対し、無線を用いた装置であるかどうかの情報を要求する。このときの情報要求は、CECによって行われる。具体的には、HDMI出力部115から無線映像送信装置12のアドレスに対し情報要求が送信される。CECの標準コマンドには、上記情報要求は含まれていないため、ベンダユニークコマンドとしてソース装置11と無線映像送信装置12とで定義しておく必要がある。HDMI入力部121は上記情報要求を抽出し、制御部123に通知する。もし無線映像送信装置12が上記ベンダユニークコマンドに対応していない場合は、CECは無線映像受信装置13にそのまま伝送される。
次にステップ502で、無線映像送信装置12の制御部123がメモリ125から無線映像送信装置12が無線を使用していると認識できる情報を読み出し、HDMI入力部121からソース装置11のアドレスに対して要求応答としてCECで送信する。無線映像送信装置12が上記ベンダユニークコマンドに対応していない場合は、CECは無線映像受信装置13にそのまま伝送されるため、無線映像受信装置13の制御部133がメモリ134から無線映像受信装置13が無線を使用していると認識できる情報を読み出し、HDMI入力部132から無線部131を経由してソース装置11のアドレスに対して要求応答としてCECで送信する。
ステップ405は実施例1と同様であり、ソース装置11の制御部116はステップ502で取得した応答に基づき、接続されている装置が無線映像送信装置12もしくは無線映像受信装置13であるかどうかを判定する。接続されている装置が通常のリピータ装置の場合は無線を使用していると認識できる情報が取得できないため、無線映像送信装置でないと判定してステップ412に進む。また、無線を用いる装置であっても、無線を使用している装置だと認識できる情報を記憶していない装置である場合も、無線映像送信装置でないと判定してステップ412に進む。一方、接続された装置が無線映像送信装置だと判定された場合は、ステップ411に進む。
ステップ411以降は実施例1と同様である。
以上説明した動作を行うことにより、接続インタフェースを使用しなくとも実施例1と同様の効果を得ることができる。つまり、無線映像送信装置12および無線映像受信装置13が接続されている場合は、映像処理部114に入力されている映像信号の映像処理がなされる前の低解像度の映像フォーマットで出力される。したがって、無線映像送信装置12と無線映像受信装置13間の無線接続に必要なリソースは、EDIDに従って動作した場合に比較して抑制することができる。また、送信された映像信号はシンク装置14の映像処理部142で表示部143に適応した映像フォーマットに変換処理されるため、EDIDに従って動作した場合と同様の画質を得ることができるという利点がある。ソース装置は無線を用いて映像伝送を行っているかどうかを判定し、無線を用いている場合はソース装置内部の高解像処理を行わず、シンク装置から取得したEDIDの映像フォーマットよりも低解像度の映像を出力し、シンク装置側で高解像度処理を行うことにより、シンク装置で表示する画質を低下させることなく、無線映像送信装置および無線映像受信装置が用いるリソースを最小限に抑制することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
11・・・ソース装置
12・・・無線映像送信装置
13・・・無線映像受信装置
14・・・シンク装置

Claims (11)

  1. 受信装置に映像信号を送信する映像信号出力装置であって、
    映像信号を入力する入力部と、
    入力した前記映像信号の解像度を変換する映像処理部と、
    映像信号を出力する出力部と、
    前記映像処理部と前記出力部とを制御する制御部とを備え、
    前記制御部の制御状態には、
    前記受信装置が対応可能な解像度の情報を取得し、前記映像信号が無線送信される場合には、
    取得した前記受信装置が対応可能な解像度が、入力した前記映像信号の解像度よりも高精細のときには、前記映像処理部で解像度の変換を行わないで映像信号を出力する第1の状態と、
    入力した前記映像信号の解像度が、取得した前記受信装置が対応可能な解像度よりも高精細のときには、前記映像処理部で解像度の変換を行って映像信号を出力する第2の状態と、がある
    ことを特徴とする映像信号出力装置。
  2. 請求項1に記載の映像信号出力装置であって、
    前記出力部から出力された映像信号は、無線送信装置と無線受信装置とを介して前記受信装置に送信され、
    前記制御部は、
    前記無線送信装置と前記無線受信装置とが無線を使用する装置であることを認識できる認識情報に基づいて、前記映像信号が無線送信されると判断する
    ことを特徴とする映像信号出力装置。
  3. 受信装置に映像信号を送信する映像信号出力装置における映像信号出力方法であって、
    映像信号を入力する入力ステップと、
    前記受信装置が対応可能な解像度の情報を取得する取得ステップと、
    取得した前記解像度の情報に応じて、入力した前記映像信号の解像度を変換する映像処理ステップと、
    映像信号を出力する出力ステップと、を有し、
    前記映像信号が無線送信される場合には、
    取得した前記受信装置が対応可能な解像度が、入力した前記映像信号の解像度よりも高精細のときには、前記映像処理ステップで解像度の変換を行わないで映像信号を出力する第1の状態と、
    入力した前記映像信号の解像度が、取得した前記受信装置が対応可能な解像度よりも高精細のときには、前記映像処理ステップで解像度の変換を行って映像信号を出力する第2の状態と、を有する
    ことを特徴とする映像信号出力方法。
  4. 映像信号のソース装置と、無線送信装置と、無線受信装置と、映像信号を表示するシンク装置とで構成される無線伝送システムにおいて、
    前記ソース装置は、
    前記無線送信装置と前記無線受信装置とが接続されていることを確認する無線装置確認手段と、
    前記映像信号の映像フォーマットを変換する映像処理手段と、
    前記映像処理手段で映像フォーマットを変換する前の元映像信号の映像フォーマットを認識する元信号フォーマット認識手段と、
    前記シンク装置が対応可能な映像フォーマットの情報を取得する取得手段とを備え、
    前記無線装置確認手段で、前記無線送信装置と前記無線受信装置とが接続されていることを確認した場合に、前記取得手段で取得した映像フォーマットが前記元信号フォーマット認識手段で認識した映像フォーマットよりも高精細のときには、前記映像処理手段で映像フォーマット変換を行わないで、前記無線送信装置を介して前記無線受信装置に対して前記映像信号を無線伝送し、
    前記シンク装置は、
    前記無線受信装置を介して前記映像信号を入力する入力手段と、
    映像を表示する表示手段と、
    映像信号の映像フォーマットを変換する映像処理手段とを備え、
    前記無線受信装置を介して入力された前記映像信号を前記表示手段に対応する映像フォーマットに変換して表示する、
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  5. 請求項4に記載の無線伝送システムにおいて、
    前記ソース装置は、前記無線送信装置と接続する第一の接続手段と、第二の接続手段とを備え、前記取得手段が第一の接続手段を用い、前記無線装置確認手段が第二の接続手段を用いる
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  6. 請求項4に記載の無線伝送システムにおいて、
    前記ソース装置は、前記無線送信装置と接続する接続手段を備え、前記取得手段と前記無線装置確認手段が共に前記接続手段を用いる
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  7. 請求項4に記載の無線伝送システムにおいて、
    前記ソース装置は、無線を用いた装置であることを認識できる認識情報を前記無線送信装置と前記無線受信装置とに要求することにより、前記無線送信装置と前記無線受信装置とが接続されていることを確認する
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  8. 請求項4に記載の無線伝送システムにおいて、
    前記ソース装置は、無線を用いた装置であることを認識できる認識情報を前記シンク装置に要求し、
    前記シンク装置は、前記認識情報を前記無線受信装置に要求し、前記無線受信装置から取得した前記認識情報を前記ソース装置に応答する
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  9. 請求項4に記載の無線伝送システムにおいて、
    前記無線送信装置は、無線を用いた装置であることを認識できる認識情報を記憶しておく記憶手段を備え、前記ソース装置から前記認識情報の要求があった場合は前記認識情報を応答する
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  10. 請求項4に記載の無線伝送システムにおいて、
    前記無線受信装置は、無線を用いた装置であることを認識できる認識情報を記憶しておく記憶手段を備え、前記シンク装置から前記認識情報の要求があった場合は前記認識情報を応答する
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  11. 請求項4に記載の無線伝送システムにおいて、
    前記無線受信装置は、無線を用いた装置であることを認識できる認識情報を記憶しておく記憶手段を備え、前記ソース装置から前記認識情報の要求があった場合は前記認識情報を応答する
    ことを特徴とする無線伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200052101A (ko) * 2018-11-06 2020-05-14 주식회사 와이젯 영상과 무선 제어를 위한 무선접속장치
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