JP2013245548A - ロッカー等への着脱可能な施錠金具 - Google Patents

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完治 南
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【課題】扉体とロッカーの枠体間に簡便に嵌装可能で、かつ適宜着脱できるロッカー等への施錠金具と、施工性が良好、既設のロッカー等に装着可能な施錠金具と、構造簡単、かつコスト安価な施錠金具と、破壊困難な施錠金具を提供する。
【解決手段】施錠金具10は、剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材、例えば、ステンレス鋼板を折曲して一端側にロッカーLの枠体Lwに形成された戸当たり部Laに嵌合する嵌合部11を形成すると共に、嵌合部11から延設された他端側には、シリンダー付ダイヤル南京錠DLの錠杆DLcを掛止する長楕円状の挿通孔12hを穿設した錠掛止部12からなり、嵌合部11と戸当たり部Laを固定するための固定手段K1を具備している。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロッカー等の枠体及び戸当たり部と扉体間に嵌装される、ロッカー等への着脱可能な施錠金具に関する。
従来より、企業や学校等の更衣室等には1〜複数の縦長状筐体が連結されたロッカーが常設され、従業員や学生等は自己の衣服や履物、携帯品等を一時的に収納しておく場所として利用している。一般的にロッカーの各筐体にはシリンダー錠が装着され、管理者は利用者に施解錠用の鍵を貸与している。しかしながら、シリンダー錠の鍵はしばしば紛失したり、ロッカー利用者が退職や卒業等に際し、貸与した鍵が管理者に未返却となる事態や既設ロッカーの製作完了に伴うスペアキーの追加製作ができない等の状況になることがある。したがって、これらの状況等に伴い、管理者は解錠不能のロッカーを使用不可とするか、業者に依頼して解錠と錠の取替を行わなければならないという不具合が生じている。
また使用中のロッカーの鍵を第三者(例えば、鍵拾得者等)が所持し、犯罪行為の可能性が考えられる場合、これを未然に防止する施錠装置等の開発も期待されている。
上記のような不具合等を解消する一方策として、ロッカーの管理者及び利用者にとっては、施解錠に際しての鍵が不要な、例えばシリンダー付番号可変南京錠やダイヤル式施錠装置等の装着が好ましい。しかし、鍵不要の錠を装着するには、ロッカーに上記するような施錠部材を取り付ける装置ないし取付具を組み付けなければならない。
特許文献1(図1、参照)は、シリンダー錠とダイヤル錠を組み合わせてなる南京錠であり、特許文献2(図1、参照)の防犯錠は、施錠機構にダイヤル式施錠機構を用いるものであり、本願発明者は、先にこれを開発し実用化したもので、ロッカーの鍵及びその管理等に関する上記の不具合等に鑑みて鋭意検討し、特許文献1及び特許文献2等が活用できることに着目して本願発明を完成したものである。
実用新案登録第3169285号公報 実用新案登録第3156549号公報
本願発明が解決しようとする第1の課題は、扉体とロッカーの枠体間に簡便に嵌装可能で、かつ必要に応じて適宜着脱できるロッカー等への施錠金具を提供することにあり、第2の課題は、施工性が良好で、既設のロッカー等にも装着可能な施錠金具を提供することであり、第3の課題は、構造が簡単であり、かつ製作コストも安価な施錠金具を提供することにあり、第4の課題は、破壊困難な施錠金具を提供することにある。
課題を解決するための手段は、本願、特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
上記の課題を解決する第1の発明は、請求項1に記載の発明であり、
剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材からなり、一端側にロッカー等の戸当たり部に嵌合する嵌合部を形成すると共に、前記嵌合部から延設された他端側には施錠部材を掛止する錠掛止部とからなり、前記嵌合部には、該嵌合部とロッカー等の戸当たり部を固定するための固定手段を具備してなる、ことを特徴とするものである。
上記の課題を解決する第2の発明は、請求項2に記載の発明であり、
請求項1に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具であって、前記固定手段が、前記嵌合部の内側片に前記戸当たり部へ加圧する方向に形成された弾性片である、ことを特徴としている。
上記の課題を解決する第3の発明は、請求項3に記載の発明であり、
請求項1に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具であって、前記固定手段が、前記嵌合部の内側片に設けたナットと、該ナットに螺合する固定ボルトからなる、ことを特徴としている。
上記の課題を解決する第4の発明は、請求項4に記載の発明であり、
請求項1に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具であって、前記固定手段が、前記嵌合部の外側片に嵌着されたマグネットである、
ことを特徴としている。
上記の課題を解決する第5の発明は、請求項5に記載の発明であり、
請求項1〜請求項4に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具であって、前記剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材が、金属材料、硬質合成樹脂材料である、ことを特徴としている。
本願発明に係る、ロッカー等への着脱可能な施錠金具は、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。また、上記のような特徴的構成要件から構成されたロッカー等への着脱可能な施錠金具によれば、本願発明の課題を十分解消することができた。すなわち、第1の発明によれば、「剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材からなり、一端側にロッカー等の戸当たり部に嵌合する嵌合部を形成すると共に、前記嵌合部から延設された他端側には施錠部材を掛止する錠掛止部とからなり、前記嵌合部には、該嵌合部とロッカー等の戸当たり部を固定するための固定手段を具備してなる」という特徴的構成要件により、また第2の発明によれば、「前記固定手段が、前記嵌合部の内側片に前記戸当たり部へ加圧する方向に形成された弾性片である」という当業界において想到することが極めて困難な特徴的構成要件により、
扉体とロッカーの枠体間に簡便に嵌装可能で、かつ必要に応じて適宜着脱できるロッカー等への施錠金具の提供という、本願発明の第1の課題と、施工性が良好で、既設のロッカー等にも装着可能な施錠金具の提供という、第2の課題を解決すると共に、以下の効果を奏することができた。すなわち、取付金具と固定手段を具備してなる本願発明の施錠金具を介して、例えば、シリンダー付ダイヤル南京錠やダイヤル式施錠装置等を掛止することができるので、ロッカーの利用者は、鍵を所持しないうえに自分好みの数字を設定することができ、安心してロッカーを使用することができる。また、ロッカーを使用しないときや、又はロッカーの使用用途等が変わり施錠装置が不要となったときなどは、管理者は簡単な手動工具を用いるか、もしくはボルトの形状を変えることにより、工具なしで施錠金具をロッカーの枠体から簡単に取り外すことができると共に、設定番号の変更等の管理はシリンダー錠で行うことができる。さらに本願発明の施錠金具は、既設のシリンダー錠付きのロッカーにも容易に装着可能であり、使用中のロッカーの鍵を第三者が所持している可能性があっても、ワンドア・ツーロックとして、犯罪行為を未然に防止する効果がある。
第3の発明によれば、「固定手段が、前記嵌合部の内側片に設けたナットと、該ナットに螺合する固定ボルトとからなる」という特徴的構成要件から構成され、また第4の発明によれば、「固定手段が、前記嵌合部の外側片に嵌着されたマグネットである」という特徴的構成要件から構成されているので、施工性が良好で、既設のロッカー等にも装着可能な施錠金具の提供という第2の課題と、構造が簡単であり、かつ製作コストも安価な施錠金具の提供という第3の課題を併せて解決することができた。すなわち第3の発明における施錠金具の固定手段は、取付金具における嵌合部の内側片に予め設けられたナットと固定ボルトであり、ドライバー等の作業工具、もしくはボルトの形状を変えることにより、工具なしでロッカーの戸当たり部に容易に着脱することが可能である。
また第4の発明の固定手段は、嵌合部の外側片に嵌着されたマグネットであり、その磁力によって金属製ロッカーの戸当たり部に自動的に磁着して施錠金具は固定される。さらに第3の発明及び第4の発明で使用される部品点数と製作工程は、上記のように少ないので製作コストを安価とすることができる。
第5の発明によれば、「前記剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材が、金属材料、硬質合成樹脂材料である」という特徴的構成要件により、
破壊困難な施錠金具の提供という第4の課題を解決することができた。すなわち、ハンマー又はバール等の工具等を用いて施錠金具を破壊しようとしても、その素材特性により破壊行動を断念させることができ、防犯上有効な効果を奏することができる。
は、本発明に係る、ロッカー等への着脱可能な施錠金具の第1の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は図1におけるb−b線断面図、(c)は斜視図である。 は、同上の施錠金具と共にロッカー等の施錠に用いる他の部材を示し、(a)はシリンダー付ダイヤル南京錠の斜視図、(b)はアダプターの斜視図、(c)は、アダプターの側面図である。 は、同上の施錠金具をロッカー等に施錠した状態を示す横断面図である。 は、本発明に係る、施錠金具の第2の実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 は、同上の施錠金具をロッカー等に施錠した状態を示す横断面図である。 (a)、(b)は、ロッカー等の枠体及び戸当たり部の形状を模式的に示す平面図である。 は、本発明に係る、施錠金具の第3の実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 は、同上の施錠金具をロッカー等に施錠した状態を示す横断面図である。 (a)は、施錠金具の第4の実施形態を示す正面図、(b)は、施錠金具の第5の実施形態を示す正面図である。 は、ダイヤル式施錠機構を用いた防犯錠を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 は、同上を第1の実施形態である施錠金具に装着した状態の横断面図である。
図1〜図3は、本発明に係る、ロッカー等への着脱可能な施錠金具の第1の実施形態を示している。施錠金具10は、剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材、例えばステンレス鋼板を折曲して一端側にロッカーLの枠体Lwに形成された戸当たり部Laに嵌合する嵌合部11を形成すると共に、嵌合部11から延設された他端側には、シリンダー付ダイヤル南京錠DLの錠杆DLcを掛止する長楕円状の挿通孔12hを穿設した錠掛止部12からなり、嵌合部11と戸当たり部Laを固定するための固定手段K1を具備している。固定手段K1は、図1の(a)及び(b)に示すように、嵌合部11の内側片11aをコ字状に打ち抜き、その打ち抜き残余部を加圧する方向に形成された弾性片である。錠掛止部12は図示するように補強のために先端部で折り返されてスポット溶接12aされている。図1(b)に示すt2は、嵌合部11に形成された開口部の巾寸法で、少なくとも戸当たり部Laの厚さ寸法t1(図3、参照)より大とされている。
図2(a)〜(c)は、施錠金具10と共にロッカーL等の施錠に用いる他の部材を示し、DLはシリンダー付ダイヤル南京錠で、DLcは錠杆である。Aはアダプター、Ahは施錠金具10の錠掛止部12を挿通するための挿通孔である。
Abは軟質樹脂材又はゴム材等からなる緩衝材で、扉体Dの表面を保護するために取り付けられている。
図3は、ロッカーLの枠体Lw及び戸当たり部Laに施錠金具10を嵌装し、アダプターA、緩衝材Abを介してシリンダー付ダイヤル南京錠DLを施錠した状態を示している。図示するように、戸当たり部Laは固定手段K1である弾性片によって、嵌合部11の外側片11bに強く圧接され固定される。また施錠金具10の延設部13は枠体Lwの縦框Lbに当接し、扉体Dの木口Daと延設部13間には僅かな隙間ができるように設定されている。
ロッカーLに扉体Dを施錠するには、ロッカーLの枠体Lwから外方に突設している錠掛止部12にアダプターAの挿通孔Ahを挿し込んだ後、シリンダー付ダイヤル南京錠DLの錠杆DLcを錠掛止部12の挿通孔12hに掛止し、ロッカーLの利用者が設定したダイヤル番号を回して施錠する。扉体Dを開扉するには、シリンダー付ダイヤル南京錠DLに設定しているダイヤルの番号を回して解錠し、錠杆DLcを錠掛止部12の挿通孔12hから取り外し、続いてアダプターAを錠掛止部12から手前側に抜き出せば、扉体Dを開扉することができる。
図4〜図5は、本発明に係る、施錠金具の第2の実施形態を示している。施錠金具20は、施錠金具10と同様に剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材、例えばステンレス鋼板を折曲及び穿設加工して製作される。一端側に平面視コ字状の嵌合部21が形成され、固定手段K2として、その内側片21aには透孔21hが穿設されていると共に、ナットNが溶着され、該ナットNに螺合する固定ボルトBが取り付けられている。22は錠掛止部で、22hは挿通孔、23は延設部である。図6(a)、(b)は、ロッカーL等の枠体Lw及び戸当たり部Laの形状を示し、施錠金具20の装着に好適である。施錠金具20を戸当たり部Laに取り付けるには、図5に示すように、嵌合部21を戸当たり部Laに嵌め込んだ後、ナットNに螺合している固定ボルトBの頭部Baを指先又はドライバー等の回転工具を用いて戸当たり部Laを嵌合部21の外側片21bに圧接するように捻じ込んで固定する。
ロッカーLに扉体Dを施錠又は解錠するための動作手順は、施錠金具の第1の実施形態と同様であるからその説明は省略する。
図7〜図8は、本発明に係る、施錠金具の第3の実施形態を示している。施錠金具30は、施錠金具10と同様に剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材、例えばステンレス鋼板を折曲及び穿設加工して製作される。一端側に平面視コ字状の嵌合部31が形成され、固定手段K3としてはマグネットを用いることができる。マグネットは、嵌合部31の外側片31bに穿設された1〜複数の嵌合孔31hに嵌着され、両面接着テープ31sや接着剤等で固定される。
ロッカーLに扉体Dを施錠又は解錠するための動作手順は、施錠金具の第1の実施形態と同様であるからその説明は省略する。
図9(a)は、施錠金具の第4の実施形態を示し、施錠金具40は、第1の実施形態である施錠金具10の変形例であり、剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材、例えばステンレス鋼板を折曲して一端側にロッカーLの枠体Lwに形成された戸当たり部Laに嵌合する嵌合部41を形成すると共に、嵌合部41から延設された他端側上下部には施錠部材(不図示)を掛止するU字状の錠掛止部42が形成されている。固定手段K1は、図1の(a)及び(b)に示す施錠金具10と同様な舌片状の弾性片である。
図9(b)は、施錠金具の第5の実施形態を示し、施錠金具50は、第2の実施形態である施錠金具20の変形例であり、剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材、例えばステンレス鋼板を折曲して一端側にロッカーLの枠体Lwに形成された戸当たり部Laに嵌合する嵌合部51を形成すると共に、嵌合部51から延設された他端側上下部には施錠部材(不図示)を掛止するU字状の錠掛止部52が形成されている。固定手段K2は、図4の(a)、(b)及び(c)に示す施錠金具20と同様にナットNに螺合する固定ボルトBである。
以上説明した施錠金具10、20、30、40及び50の素材は、剛性又は/及び耐衝撃性を有する金属材料、例えばステンレス鋼板、ダイカスト鋳造法で製造される亜鉛合金又はロストワックス鋳造法で製造される鋳造金属等であり、また合成樹脂材料、例えばFRP(繊維強化プラスチック)等から選択することができる。またその製作方法は、その素材により、切断、折曲、穿孔、溶接等の工作工程を経て製作されたり、又は上述の各種鋳造法を用いたり、硬質樹脂材は公知の成型技術が適宜選択される。さらに、施錠部材を掛止する錠掛止部12、22、32、42、及び52の形状は、図示する形状、例えば、長楕円形やU字状形に限定することなく、施錠部材に適合する各種形状とすることが可能である。
図10は、ダイヤル式施錠機構を用いた防犯錠GLを示している。防犯錠GLは、ダイヤル式施錠機構GLa、ラッチボールGLb、ラッチボール操作片GLc及び施錠金具10の錠掛止部12が挿出入可能なスリット溝GLdが設けられている(図11、参照)。Abは軟質樹脂材又はゴム材等からなる緩衝材で、扉体Dの表面を保護するために取り付けられている。
図11は、防犯錠GLを第1の実施形態である施錠金具10に装着した状態であり、ロッカーLに扉体Dを施錠又は解錠するための動作手順は、施錠金具10の錠掛止部12にスリット溝GLdを嵌入し、ラッチボール操作片GLcを回動操作して行うことができる。
ロッカーLの管理者は、ロッカーLを使用しないとき、又はロッカーLの使用用途等が変わったり、施錠装置が不要となったときなどは、管理者は施錠金具10、20、30、40及び50をロッカーLの枠体Lwから取り外すことができる。以下に各施錠金具10、20、30、40及び50の戸当たり部Laからの取り外しの動作手順について説明する。
施錠金具10は、扉体Dを開扉した状態で、例えば、錠掛止部の先端を片手で把持し、枠体Lwと接している屈曲部を支点にして左右に揺動すれば、固定手段K1である弾性片と嵌合部11は戸当たり部Laから離脱することができる。
施錠金具20は、扉体Dを開扉した状態で、例えば、ドライバー又はペンチ等の工具(不図示)で固定ボルトBの頭部Baを逆回転すれば、固定ボルトBの先端部Bbは戸当たり部Laから離間するので、施錠金具20はロッカーLの枠体Lwから簡単に取り外すことができる。
施錠金具30は、扉体Dを開扉した状態で、枠体Lwから突設している錠掛止部32を片手で把持し、これを左右に揺動すれば、固定手段K3のマグネットは縦框Lbと戸当たり部Laから容易に離間することができる。施錠金具40は、施錠金具10と同様の手順で戸当たり部Laから容易に取り外すことができる。
施錠金具50は、施錠金具20と同様の手順で戸当たり部Laから容易に取り外すことができる。
産業上の利用分野
本願発明に係る施錠金具は、更衣室等に設置される更衣ロッカーの他、戸当たり部を形成し、開閉扉体を有する事務用機器、収納機器等にも使用することができる。
以上本願発明に係る、ロッカー等への着脱可能な施錠金具に関し、その実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施形態に記載した構成、形状等に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
D・・・扉体、L・・・ロッカー、Lw・・・枠体、La・・・戸当たり部、10、20、30、40、50・・・施錠金具、DL・・・シリンダー付ダイヤル南京錠、DLc・・・錠杆、A・・・アダプター、Ah・・・挿通孔、11、21、31、41、51・・・嵌合部、11a、21a、31a、・・・内側片、11b、21b、31b・・・外側片、12、22、32、42、52・・・錠掛止部、12h、22h、32h・・・挿通孔、13、23、33・・・延設部、K1、K2、K3・・・固定手段、N・・・ナット、B・・・固定ボルト

Claims (5)

  1. 剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材からなり、一端側にロッカー等の戸当たり部に嵌合する嵌合部を形成すると共に、前記嵌合部から延設された他端側には施錠部材を掛止する錠掛止部とからなり、
    前記嵌合部には、該嵌合部とロッカー等の戸当たり部を固定するための固定手段を具備してなる、
    ことを特徴とするロッカー等への着脱可能な施錠金具。
  2. 前記固定手段が、前記嵌合部に前記戸当たり部へ加圧する方向に形成された弾性片である、
    ことを特徴とする請求項1に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具。
  3. 前記固定手段が、前記嵌合部の内側片に設けたナットと、
    該ナットに螺合する固定ボルトからなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具。
  4. 前記固定手段が、前記嵌合部の外側片に嵌着されたマグネットである、
    ことを特徴とする請求項1に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具。
  5. 前記剛性又は/及び耐衝撃性を有する素材が、金属材料、硬質合成樹脂材料である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4に記載したロッカー等への着脱可能な施錠金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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