JP2013245525A - Indirect heat storage wall structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、太陽光による熱を蓄え、建物の室内空間を温める間接型蓄熱壁構造に関するものである。 The present invention relates to an indirect heat storage wall structure that stores heat from sunlight and warms indoor space of a building.
従来、蓄熱壁を用いて室内空間を温める間接型蓄熱壁構造として、例えば、特許文献1に記載されたものがある。この間接型蓄熱壁構造は、建物の室内側からガラス窓の全面を蓄熱壁で覆い、ガラス窓を介して蓄熱壁に太陽光を入射させている。そして、蓄熱壁に太陽光による熱を蓄えさせ、蓄熱壁からの放熱によって室内を暖めている。
Conventionally, as an indirect heat storage wall structure that warms an indoor space using a heat storage wall, for example, there is one described in
このような間接型蓄熱壁構造においては、外気温度が下がる夕方や夜間は、蓄熱壁に蓄えられた熱が屋外に放出されないようにすることが望ましい。特許文献1には、遮光シートを備えたロールブラインドから成る遮光装置を備えることが記載されている。太陽光が蓄熱壁に入射しない時間帯は遮光装置によって蓄熱壁を覆うことで、蓄熱壁から放出される熱線を反射させて熱が屋外へ放出されることを防止している。
In such an indirect heat storage wall structure, it is desirable to prevent the heat stored in the heat storage wall from being released outdoors in the evening or at night when the outside air temperature decreases.
しかしながら、上記特許文献1に記載の間接型蓄熱壁構造においては、ガラス窓と蓄熱壁との間の空間が、室内側の空間と完全に区画されている。このため、ガラス窓と蓄熱壁との間の空間に設けられた遮光装置の状態を、室内側の空間から目視することはできず、遮光装置のトラブル発生時の対応が困難である。また、室内側の空間からガラス窓へ直接アクセスすることはできず、メンテナンス性が悪いといった問題がある。また、ロールブラインド自体の断熱性能は低く、ロールブラインドによる熱遮断効果も低くなる。
However, in the indirect heat storage wall structure described in
そこで本発明は、このような従来技術の有する課題を解決するものであり、蓄熱壁の集熱面の被覆状態を容易に把握することができ、操作性、メンテナンス性のよい間接型蓄熱壁構造を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention solves such problems of the prior art, and can easily grasp the covering state of the heat collecting surface of the heat storage wall, and has an indirect heat storage wall structure with good operability and maintainability. The purpose is to provide.
上記課題を解決すべく、本発明に係る間接型蓄熱壁構造は、建物外壁の開口部に設けられたガラス窓と、建物外壁の室内側の面から所定の離間寸法を有して配置され建物外壁の室内側の面との間に収容空間を形成すると共に、ガラス窓の窓面に対向するように配置された蓄熱壁と、収容空間内に、蓄熱壁の集熱面の被覆及び開放が自在となるように介装された断熱性を有する遮蔽材と、を備え、収容空間は、室内側の空間からアクセス可能となっていることを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problems, an indirect heat storage wall structure according to the present invention has a glass window provided at an opening of a building outer wall and a building having a predetermined distance from the indoor side surface of the building outer wall. A housing space is formed between the outer wall and the indoor-side surface, and a heat storage wall disposed so as to face the window surface of the glass window, and the heat collecting surface of the heat storage wall is covered and opened in the housing space. And a shielding material having heat insulation interposed so as to be free, and the accommodation space is accessible from the space on the indoor side.
この発明では、建物外壁の室内側の面と蓄熱壁との間に形成される収容空間が、室内側の空間からアクセス可能となっている。ここで、収容空間へ室内側からアクセス可能とは、例えば、収容空間内へ室内側から手等を入れたり、収容空間内を室内側から目視したりすることができることを言う。これにより、蓄熱壁の集熱面の被覆及び開放を行う遮蔽材を、室内側から目視しながら容易かつ確実に操作することが可能となり、操作性が向上する。また、室内側から収容空間へアクセス可能となっていることで、収容空間内のメンテナンス性も向上する。 In this invention, the accommodation space formed between the indoor side surface of the building outer wall and the heat storage wall is accessible from the indoor side space. Here, “accessible to the accommodation space from the indoor side” means that, for example, a hand or the like can be put into the accommodation space from the indoor side, or the inside of the accommodation space can be visually observed from the indoor side. Thereby, it becomes possible to operate the shielding material for covering and opening the heat collecting surface of the heat storage wall easily and reliably while viewing from the indoor side, and the operability is improved. In addition, since the accommodation space can be accessed from the indoor side, the maintainability in the accommodation space is also improved.
また、遮蔽材は板状であり、収容空間の端部から収容空間に出し入れされることで集熱面の被覆及び開放を行う、ことが好ましい。この場合には、収容空間に板状の遮蔽材を出し入れするだけで、蓄熱壁の集熱面を容易に被覆或いは開放することができる。 Moreover, it is preferable that a shielding material is plate-shaped and coat | covers and open | releases a heat collecting surface by being taken in / out of the accommodation space from the edge part of the accommodation space. In this case, it is possible to easily cover or open the heat collecting surface of the heat storage wall only by putting a plate-shaped shielding material in and out of the accommodation space.
また、遮蔽材はカーテン状であり、収容空間内に設けられたレールに沿って水平方向に移動することで集熱面の被覆及び開放を行う、ことが好ましい。この場合には、収容空間内に設けられたカーテン状の遮蔽材を水平方向に移動させるだけで、蓄熱壁の集熱面を容易に被覆或いは開放することができる。 Moreover, it is preferable that a shielding material is a curtain form and coat | covers and open | releases a heat collecting surface by moving to a horizontal direction along the rail provided in the accommodation space. In this case, the heat collecting surface of the heat storage wall can be easily covered or opened only by moving the curtain-shaped shielding material provided in the accommodation space in the horizontal direction.
また、収容空間の端部には、収容空間を画成する開閉可能な蓋が設けられている、ことが好ましい。この場合には、収容空間の端部を蓋によって覆うことができるので、蓄熱壁による蓄熱効率を向上させることができる。また、蓋は開閉可能となっているので、遮蔽材を操作する際には蓋を開状態とすることにより遮蔽材の目視が可能となり、操作性が低下することがない。また、収容空間内のメンテナンスを行う際には蓋を開状態とすることにより、収容空間内にアクセスが可能となるため、メンテナンス性が低下することがない。 Moreover, it is preferable that the end part of the accommodation space is provided with an openable / closable lid that defines the accommodation space. In this case, since the edge part of accommodation space can be covered with a lid | cover, the thermal storage efficiency by a thermal storage wall can be improved. Further, since the lid can be opened and closed, when the shielding material is operated, the shielding material can be visually observed by opening the lid, and the operability is not deteriorated. Further, when performing maintenance in the storage space, by opening the lid, it is possible to access the storage space, so that maintainability does not deteriorate.
本発明によれば、蓄熱壁の集熱面の被覆状態を容易に把握することができ、操作性、メンテナンス性を向上させることができる。 According to the present invention, the covering state of the heat collecting surface of the heat storage wall can be easily grasped, and operability and maintainability can be improved.
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る蓄熱壁を適用した間接型蓄壁構造の好適な実施形態について詳細に説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of an indirect type wall storage structure to which a heat storage wall according to the present invention is applied will be described in detail with reference to the drawings.
まず、第1実施形態について説明する。図1〜図3に示すように、間接型蓄壁構造1は、建物Xの壁(建物外壁)W2の開口部に設けられたガラス窓2と、蓄熱壁3と、ガラス窓2及び蓄熱壁3の間に配置された遮蔽材40(図3参照)とを含んで構成されている。ガラス窓2は、建物Xの角部に位置し、ガラス窓2の一方側の側部が壁W2と面の広がり方向が直交する壁W1に当接している(図2参照)。
First, the first embodiment will be described. As shown in FIGS. 1 to 3, the indirect-type
ガラス窓2は、一対の窓ガラス部2a及び窓ガラス部2bを備える。ガラス窓2の開閉形式は、窓ガラス部2a及び窓ガラス部2bを水平方向にスライドさせて開閉を行う引違形式となっている。
The
蓄熱壁3は、ガラス窓2の窓面のうち下方側の部位に対向するように、ガラス窓2よりも建物Xの室内B側に配置される。また、蓄熱壁3は、壁W2の室内側の面から所定の離間寸法を有して配置され、ガラス窓2と蓄熱壁3との間に収容空間Zが設けられている。
The
蓄熱壁3として、ALC(Autoclaved Light-weight Concrete;軽量気泡コンクリート)から成る複数枚のパネルを用いることができる。なお、蓄熱壁3の室外A側(ガラス窓2側)の面には、ALCの素地に黒色の塗装が施されている。これにより、蓄熱壁3の室外A側の面に入射した太陽光の集光効率を高めることができる。
As the
蓄熱壁3の下端部は、床Fに載置されている。蓄熱壁3における壁W1側の側端部は、壁W1或いは壁W1内の柱等に連結されている。蓄熱壁3における、壁W1等に連結された側に対して反対側の側端部は、床Fに立設された側枠31に連結されている。蓄熱壁3の上端部は、側枠31と壁W1とに架け渡された上枠37に連結されている。
The lower end of the
上枠37には、収容空間Zの上方側と建物Xの室内B側の空間とを区画する上部開閉板(蓋)35が設けられている。即ち、上部開閉板35は、上枠37とガラス窓2との間を封止可能となっている。上部開閉板35は、蝶番等によって回動可能に上枠37に取り付けられている。上部開閉板35を開閉することで、収容空間Zと室内B側の空間とを区画したり、収容空間Zと室内B側の空間とを連通させたりすることができる。
The
側枠31には、収容空間Zの側方(側枠31と壁W2との間)側と建物Xの室内B側の空間とを区画する側部開閉板(蓋)36が設けられている。即ち、側部開閉板36は、側枠31と壁W2との間を封止可能となっている。側部開閉板36は、蝶番等によって回動可能に側枠31に取り付けられている。側部開閉板36を開閉することで、収容空間Zと室内B側の空間とを区画したり、収容空間Zと室内B側の空間とを連通させたりすることができる。
The
ガラス窓2の窓面に対向するように蓄熱壁3を配置したので、ガラス窓2から室内Bへ入射する太陽光の一部は蓄熱壁3のガラス窓2側の面に到達し、残りは室内Bの床Fや壁等に到達する。即ち、蓄熱壁3におけるガラス窓2側の面が、入射した太陽光を受ける集熱面3aとなる。集熱面3aに到達した太陽光により、蓄熱壁3が暖められる。蓄熱壁3は、蓄熱機能を有しており、蓄熱が可能となっている。
Since the
また、蓄熱を行う際に、上部開閉板35及び側部開閉板36を閉状態とし、収容空間Zと室内B側の空間とが区画された状態とする。これにより、効率よく蓄熱を行うことができる。また、上部開閉板35或いは側部開閉板36を開状態とすることにより、室内B側の空間から収容空間Z内へ容易に手等を入れたりすることができる。また、上部開閉板35或いは側部開閉板36を開状態とすることにより、室内B側から収容空間Z内を容易に目視できる。
Moreover, when storing heat, the upper opening /
収容空間Zは、この空間内に手を入れてガラス窓2の下部の窓面を拭く等、収容空間Z内の掃除やメンテナンス等の作業が可能となっている。
The accommodation space Z allows operations such as cleaning and maintenance in the accommodation space Z, such as putting a hand in this space and wiping the window surface below the
遮蔽材40は、ガラス窓2と蓄熱壁3との間の収容空間Z内に配置される。遮蔽材として、板状の断熱材が用いられる。遮蔽材40は、蓄熱壁3の集熱面3aを被覆及び開放が自在となるように収容空間Z内に介装されている。即ち、遮蔽材40は、上部開閉板35或いは側部開閉板36を開状態とすることにより、収容空間Zの端部から収容空間Zへの出し入れが可能となっている。
The shielding
外気温度が下がる例えば夕方や夜間は、蓄熱壁3に蓄えられた熱が屋外に放出されないようにすることが望ましい。このため、蓄熱壁3に蓄えられた熱を放出させたくないときに、遮蔽材40を収容空間Z内に搬入し、蓄熱壁3の集熱面3aを被覆する。一方、太陽光によって蓄熱壁3に蓄熱させたいときに、遮蔽材40を収容空間Z内から取り出し、蓄熱壁3の集熱面3aを開放状態(太陽光が集熱面3aに入射する状態)とする。
For example, in the evening or at night when the outside air temperature decreases, it is desirable to prevent the heat stored in the
本実施形態は以上のように構成され、壁W2の室内側の面と蓄熱壁3との間に形成される収容空間Zが、室内B側の空間から容易にアクセス可能となっている。即ち、室内B側から収容空間Z内へ手等を入れたり、室内B側から収容空間Z内を目視したりすることが容易にできるようになっている。これにより、室内側から遮蔽材40を目視しながら容易かつ確実に収容空間Zに出し入れすることができ、遮蔽材40による蓄熱壁3の確実な被覆及び開放が可能となる。このように、目視しながら遮蔽材40を収容空間Zに出し入れすることができるので、遮蔽材40による集熱面3aの被覆及び開放の操作性が向上する。また、室内側から収容空間Zへ容易にアクセス可能となっていることで、収容空間Z内のメンテナンス性も向上する。
The present embodiment is configured as described above, and the accommodation space Z formed between the surface on the indoor side of the wall W2 and the
また、遮蔽材40として板状の断熱材を用いることで、収容空間Z内への遮蔽材40の設置が容易となり、確実に蓄熱壁3の集熱面3aを被覆することができる。これにより、蓄熱壁3に蓄えられた熱が屋外に放出されることをより確実に防止することができる。また、板状の断熱材は、断熱性能の異なるものが多数存在するため、所望の断熱性能を有する遮蔽材40を容易に得ることができる。
Further, by using a plate-like heat insulating material as the shielding
また、収容空間Zの端部に上部開閉板35及び側部開閉板36を設けることで、上部開閉板35及び側部開閉板36を閉状態とした場合には、収容空間Zと室内B側の空間とをより確実に区画することができ、蓄熱壁3による蓄熱効率を向上させることができる。
Further, by providing the upper opening /
また、上部開閉板35及び側部開閉板36は開閉可能となっているので、遮蔽材40を出し入れする際には上部開閉板35或いは側部開閉板36を開状態とすることにより、目視した状態で遮蔽材40を出し入れすることができ、操作性が低下することがない。また、収容空間Z内のメンテナンスを行う際には上部開閉板35或いは側部開閉板36を開状態とすることにより、収容空間Z内に容易にアクセスが可能となるため、メンテナンス性が低下することがない。
Since the upper opening /
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、ガラス窓2の下側を蓄熱壁3で覆うものとしたが、第2実施形態では、ガラス窓2の右半分を蓄熱壁で覆うものである。以下の説明において、第1実施形態と同じ構成要素については同一番号を付して説明を省略する。
Next, a second embodiment will be described. In the first embodiment, the lower side of the
図4(a)及び図4(b)に示すように、第2実施形態に係る間接型蓄熱壁構造1Aは、建物Xの壁W2の開口部に設けられたガラス窓2と、蓄熱壁3Aと、ガラス窓2及び蓄熱壁3Aの間に配置された遮蔽材40Aとを含んで構成されている。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the indirect heat
蓄熱壁3Aは、ガラス窓2を室内B側から見たときにガラス窓2の窓面のうち右側の部位に対向するように、ガラス窓2よりも建物Xの室内側に配置される。また、蓄熱壁3Aは、壁W2の室内側の面から所定の離間寸法を有して配置され、ガラス窓2と蓄熱壁3Aとの間に収容空間Zが設けられている。蓄熱壁3Aとして、ALCから成る複数枚のパネルを用いることができる。
The
蓄熱壁3Aの上端と壁W2との間には上部板35Aが設けられている。即ち、上部板35Aは、ガラス窓2と蓄熱壁3Aとの間に形成される収容空間Zの上方側と室内B側の空間とを区画している。
An
室内B側から蓄熱壁3Aを見たときに、蓄熱壁3Aの左側の側部に設けられた側枠には、収容空間Zの側方(側枠とガラス窓2との間)と室内B側の空間とを区画する側部開閉板(蓋)36Aが設けられている。側部開閉板36Aは、蝶番等によって回動可能に側枠に取り付けられている。側部開閉板36Aを開閉することで、収容空間Zと室内B側の空間とを区画したり、収容空間Zと室内B側の空間とを連通させたりすることができる。また、側部開閉板36Aを開状態とすることにより、室内B側の空間から収容空間Z内へ容易に手等を入れることができる。また、側部開閉板36Aを開状態とすることにより、室内B側から収容空間Z内を容易に目視できる。
When the
室内B側から蓄熱壁3Aを見たときに、蓄熱壁3Aの右側の側部に設けられた側枠には側部板が設けられ、収容空間Zと室内B側の空間とを区画している。
When the
遮蔽材40Aは、ガラス窓2と蓄熱壁3Aとの間の収容空間Z内に配置される。遮蔽材40Aは、蓄熱壁3Aの集熱面3aを被覆及び開放が自在となるように収容空間Z内に介装されている。即ち、遮蔽材40Aは、側部開閉板36Aを開状態とすることにより、収容空間Zの端部から収容空間Zへの出し入れが可能となっている。
40 A of shielding materials are arrange | positioned in the accommodation space Z between the
以上のように、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、室内B側の空間から収容空間Zへ容易にアクセス可能となっていることにより、室内B側から遮蔽材40Aを目視しながら容易かつ確実に収容空間Zに出し入れすることができる。このように、遮蔽材40Aの出し入れが容易となることで、遮蔽材40Aによる集熱面3aの被覆及び開放の操作性が向上する。また、室内B側から収容空間Zへ容易にアクセス可能となっていることで、収容空間Z内のメンテナンス性も向上する。
As described above, also in the second embodiment, similarly to the first embodiment, since the accommodation space Z can be easily accessed from the space on the room B side, the shielding
次に、第3実施形態について説明する。第1及び第2実施形態では、蓄熱壁を板状の遮蔽材で覆うものとしたが、第3実施形態では、遮蔽材として、カーテンを用いるものである。以下の説明において、第1及び第2実施形態と同じ構成要素については同一番号を付して説明を省略する。 Next, a third embodiment will be described. In the first and second embodiments, the heat storage wall is covered with a plate-shaped shielding material, but in the third embodiment, a curtain is used as the shielding material. In the following description, the same components as those in the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
図5(a)及び図5(b)に示すように、第3実施形態に係る間接型蓄熱壁構造1Bは、建物Xの壁W2の開口部に設けられたガラス窓2と、蓄熱壁3Aと、ガラス窓2の室内側の面を被覆及び開放するカーテンユニット40Bとを含んで構成されている。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the indirect heat
カーテンユニット40Bは、カーテン42Aと、カーテン(遮蔽材)42Bと、カーテンレール41とを含んで構成されている。カーテン42Aは、ガラス窓2を室内B側から見てガラス窓2の左側の面を被覆及び開放するものであり、カーテン42Bは、ガラス窓2を室内B側から見てガラス窓2の右側の面を被覆及び開放するものである。また、カーテン42Bは、蓄熱壁3Aとガラス窓2との間の収容空間Z内に配置されている。カーテン42A及び42Bとして、断熱性を有する素材を用いる。
The
カーテンレール41は、ガラス窓2の上部位置に設けられている。カーテン42A及び42Bは、カーテンレール41の延在方向に沿って水平方向に移動する。なお、カーテンレール41と側部開閉板36Aとが干渉しないように、側部開閉板36Aの上部に切欠き等を設けることができる。
The
これにより、カーテン42Bをカーテンレール41の延在方向に沿って水平移動させることで、カーテン42Bによって、蓄熱壁3Aの集熱面の被覆及び開放が自在となる。外気温度が下がる例えば夕方や夜間は、蓄熱壁3Aに蓄えられた熱が屋外に放出されることを防止するために、カーテン42Bによって蓄熱壁3Aを覆う。一方、太陽光によって蓄熱壁3Aに蓄熱させたいときに、カーテン42Bをカーテンレール41の端に寄せて、蓄熱壁3Aの集熱面を開放させる。
Accordingly, the
また、カーテン42Aをカーテンレール41の延在方向に沿って水平移動させることで、カーテン42Aによって、ガラス窓2の左側の面の被覆及び開放が自在となる。なお、カーテン42Bを操作する際には、側部開閉板36Aを開状態とし、収容空間Z内のカーテン42Bを操作する。
Further, by horizontally moving the
以上のように、側部開閉板36Aを開状態とすることで、室内B側の空間から収容空間Zへ容易にアクセス可能となる。これにより、蓄熱壁3Aの集熱面を被覆及び開放自在に設けられたカーテン42Bを、室内B側から目視しながら、容易かつ確実に操作を行うことができ、カーテン42Bの操作性が向上する。また、側部開閉板36Aを開状態とすることで、室内B側から収容空間Zへ容易にアクセス可能となり、収容空間Z内のメンテナンス性も向上する。
As described above, by opening the side opening /
次に、第4実施形態について説明する。第3実施形態では、ガラス窓2の右半分を蓄熱壁3Aで覆うものとしたが、第4実施形態では、ガラス窓2の上半分を蓄熱壁で覆うものである。以下の説明において、第3実施形態と同じ構成要素については同一番号を付して説明を省略する。
Next, a fourth embodiment will be described. In the third embodiment, the right half of the
図6(a)及び図6(b)に示すように、第3実施形態に係る間接型蓄熱壁構造1Cは、建物Xの壁W2の開口部に設けられたガラス窓2と、蓄熱壁3Cと、ガラス窓2の室内側の面を被覆及び開放するカーテンユニット40Cとを含んで構成されている。
As shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), the indirect heat
蓄熱壁3Cは、ガラス窓2の窓面のうち上方側の部位に対向するように、ガラス窓2よりも建物Xの室内B側に配置される。また、蓄熱壁3Cは、壁W2の室内側の面から所定の離間寸法を有して配置され、ガラス窓2と蓄熱壁3Cとの間に収容空間Zが設けられている。蓄熱壁3Cとして、ALCから成る複数枚のパネルを用いることができる。
3 C of heat storage walls are arrange | positioned rather than the
蓄熱壁3Cの上端と壁W2との間には上部板35Cが設けられている。即ち、上部板35Cは、ガラス窓2と蓄熱壁3Cとの間に形成される収容空間Zの上方側と室内B側の空間とを区画している。
An
室内B側から蓄熱壁3Cを見たときに、蓄熱壁3Cの左側の側部と壁W2との間には側部板36Cが設けられている。即ち、側部板36Cは、ガラス窓2と蓄熱壁3Cとの間に形成される収容空間Zの側方と室内B側の空間とを区画している。同様に、蓄熱壁3Cの右側の側部と壁W2との間には側部板が設けられ、この側部板によって収容空間Zの側方と室内B側の空間とが区画されている。
When the
蓄熱壁3Cの下端に設けられた下枠34(図6(b)参照)には、収容空間Zの下方側と建物Xの室内B側の空間とを区画する下部開閉板(蓋)38が設けられている。即ち、下部開閉板38は、下枠34とガラス窓2との間を封止可能となっている。下部開閉板38は、蝶番等によって回動可能に下枠34に取り付けられている。下部開閉板38を開閉することで、収容空間Zと室内B側の空間とを区画したり、収容空間Zと室内B側の空間とを連通させたりすることができる。
The lower frame 34 (see FIG. 6B) provided at the lower end of the
カーテンユニット40は、カーテン(遮蔽材)43A及び43Bと、カーテンレール41とを含んで構成されている。カーテン43A及び43Bは、収容空間Z内に配置されている。カーテン43Aは、ガラス窓2を室内B側から見てガラス窓2の左側かつ上側の面を被覆及び開放するものであり、カーテン43Bは、ガラス窓2を室内B側から見てガラス窓2の右側かつ上側の面を被覆及び開放する。カーテン43A及び43Bとして、断熱性を有する素材を用いる。
The
カーテンレール41は、ガラス窓2の上部位置に設けられている。カーテン43A及び43Bは、カーテンレール41の延在方向に沿って水平方向に移動する。これにより、カーテン43A及び43Bをカーテンレール41の延在方向に沿って水平移動させることで、カーテン43A及び43Bによって、蓄熱壁3Cの集熱面の被覆及び開放が自在となる。外気温度が下がる例えば夕方や夜間は、蓄熱壁3Cに蓄えられた熱が屋外に放出されることを防止するために、カーテン43A及び43Bによって蓄熱壁3Cを覆う。一方、太陽光によって蓄熱壁3Cに蓄熱させたいときに、カーテン43A及び43Bをカーテンレール41の端に寄せて、蓄熱壁3Cの集熱面を開放させる。
The
なお、カーテン43A及び43Bを操作する際には、下部開閉板38を開状態とし、収容空間Z内のカーテン43A及び43Bを操作する。
When the
以上のように、下部開閉板38を開状態とすることで、室内B側の空間から収容空間Zへ容易にアクセス可能となる。これにより、蓄熱壁3Cの集熱面の被覆及び開放自在に設けられたカーテン43A及び43Bを、室内B側から目視しながら、容易かつ確実に操作を行うことができ、カーテン43A及び43Bの操作性が向上する。また、下部開閉板38を開状態とすることで、室内B側から収容空間Zへ容易にアクセス可能となり、収容空間Z内のメンテナンス性も向上する。
As described above, by opening the lower opening /
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、蓄熱壁3,3A及び3Cとして、ALCを用いるものとしたが、これ以外の材料を用いてもよい。
Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above embodiment. For example, although ALC is used as the
1,1A,1B,1C…間接型蓄熱壁システム、2…ガラス窓、3,3A,3C…蓄熱壁、3a…集熱面、40,40A…遮蔽材、41…カーテンレール、42B,43A,43B…カーテン(遮蔽材)、35…上部開閉板(蓋)、36,36A…側部開閉板(蓋)、38…下部開閉板(蓋)、B…室内、W2…壁(建物外壁)、Z…収容空間。 1, 1A, 1B, 1C ... Indirect heat storage wall system, 2 ... Glass window, 3, 3A, 3C ... Heat storage wall, 3a ... Heat collecting surface, 40, 40A ... Shielding material, 41 ... Curtain rail, 42B, 43A, 43B ... Curtain (shielding material), 35 ... Upper opening / closing plate (lid), 36, 36A ... Side opening / closing plate (lid), 38 ... Lower opening / closing plate (lid), B ... Indoor, W2 ... Wall (building outer wall), Z: Storage space.
Claims (4)
前記建物外壁の室内側の面から所定の離間寸法を有して配置され前記建物外壁の室内側の面との間に収容空間を形成すると共に、前記ガラス窓の窓面に対向するように配置された蓄熱壁と、
前記収容空間内に、前記蓄熱壁の集熱面の被覆及び開放が自在となるように介装された断熱性を有する遮蔽材と、
を備え、
前記収容空間は、前記室内側の空間からアクセス可能となっている、
ことを特徴とする間接型蓄熱壁構造。 A glass window provided at the opening of the building outer wall;
Arranged to have a predetermined distance from the indoor side surface of the building outer wall and to form a housing space with the indoor side surface of the building outer wall and to face the window surface of the glass window Heat storage walls made,
In the housing space, a heat-insulating shielding material interposed so as to freely cover and open the heat collecting surface of the heat storage wall; and
With
The accommodation space is accessible from the indoor space.
An indirect heat storage wall structure characterized by that.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012121914A JP5889717B2 (en) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | Indirect heat storage wall structure |
Applications Claiming Priority (1)
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JPS63125750A (en) * | 1986-11-13 | 1988-05-28 | 土屋 喬雄 | Heat accumulating wall |
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