JP2013243632A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信システム及び通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013243632A
JP2013243632A JP2012117204A JP2012117204A JP2013243632A JP 2013243632 A JP2013243632 A JP 2013243632A JP 2012117204 A JP2012117204 A JP 2012117204A JP 2012117204 A JP2012117204 A JP 2012117204A JP 2013243632 A JP2013243632 A JP 2013243632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
node
sensor
sequence number
time zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012117204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5783573B2 (ja
Inventor
Akihiro Tsutsui
章博 筒井
Ikuo Yoda
育生 依田
Tomohiro Inoue
知洋 井上
Hiroyuki Morikawa
博之 森川
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Takuto Kuroiwa
拓人 黒岩
Takuya Shimojo
拓也 下城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
University of Tokyo NUC
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
University of Tokyo NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, University of Tokyo NUC filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012117204A priority Critical patent/JP5783573B2/ja
Publication of JP2013243632A publication Critical patent/JP2013243632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5783573B2 publication Critical patent/JP5783573B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、フラッディング方式において、従来は不可能であった再送制御を可能にすることを目的とする。
【解決手段】本願発明の通信方法は、シーケンス番号を含む各データ送信ノードのデータを、ノード毎に異なる時間帯にフラッディング方式を用いて伝達し、データ収集ノードが当該データを当該時間帯において受信するデータ送信手順と、データ収集ノードが受信していないデータの再送指示を、受信していないデータのシーケンス番号と共に、データ収集ノードから全てのデータ送信ノードに向けてフラッディング方式を用いて伝達する再送指示手順と、前記再送指示に記載されたシーケンス番号以降のデータを、ノード毎に異なる時間帯にフラッディング方式を用いて伝達し、データ収集ノードが当該データを当該時間帯において受信するデータ再送手順と、を順に有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設的干渉を利用したフラッディング方式を用いた分散センサノードのデータ収集(共有)の無線ネットワーク上で、同通信方式の利点を損なうことなく、データ通信の信頼性を向上させる通信システム及び通信方法に関する。
フィールドに無線通信機能付きのセンサノードを複数配置して、データ収集を行う場合、各ノードの消費電力を抑え(フィールドではバッテリ動作となるため、消費電力を低くする必要があるため)、ノード間での電力消費のばらつきを防ぎ(電池交換のタイミングを揃える)かつ通信の成功確立を高める(フィールドに分散配置されているセンサノードへの無線での到達可能性を高める)ため、建設的干渉を利用したフラッディングというブロードキャスト方式が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
フラッディング方式では、分散配置された無線通信機能付きの複数のセンサノードのうち1つがデータ送信を行った際、そのデータを受信した他のセンサノードが、データ受信後直ちに同じデータをブロードキャスト的に送信することで、無線信号の建設的干渉(同じタイミングで全く同じ無線信号を送出することで、空間的に無線信号が強め合って、より多くの他のノードに到達する)を起こし、これを複数回繰り返すことで、センサノード全体にデータを共有させることを可能としている。この方式では送信信号が全く同じ無線信号となるため、複数センサノードから同時に送信されても復号が可能である。また、信号を受けたら即座に再送信をするため、バックオフ遅延を省略可能で、無線リンクのレイヤ実装が簡単になるという利点もある。
この方式を拡張し、図13に示すように、ID=1〜kの各無線通信ノードに予め自ノードのデータ通信のためのタイムスロットを割当て、タイムスロット内にフラッディング方式を用いて自ノードのデータを無線通信ノード間に伝搬させ、最終的に特定のデータ収集ノードに到達させるスケジューリングを行う。これを無線通信ノード数繰り返すことで、対象となる全無線通信ノードからのデータを1箇所もしくは複数箇所のデータ収集ノードに到達させることができる。これによって、無線通信機能を持つセンサノード等をフィールドに配置し、全てのデータを収集する方式が提案されている(例えば、非特許文献2参照。)。
F. Ferrari et al., "Efficient Network Flooding and Time Synchronization with Glossy", IPSN’11, 2011 Chao GAO et al., "Efficient Collection Using Constructive−Interference Flooding in Wireless Sensor Networks", 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集,2011年_通信(2),428,2011−08−30
従来の方式では、建設的干渉を利用したフラッディング方式によって、低消費電力かつ電力消費のばらつきを抑えて、分散配置された無線通信ノードからのデータ収集が可能であり、無線電波の到達確率も向上する。しかしながら、低消費電力のメリットを最大限に生かすべく、電波出力を極力抑える運用を行うと、無線信号が予期しない無線環境の変化(たまたま人やモノが横切るなど、無線通信の障害が発生する場合)やノイズ源の影響を受け、指定されたタイムスロット内にデータ送信ができないケースも想定される。また、電池切れや何らかの故障により動作していないケースも想定される。このような場合、データ通信の信頼性を担保するためには、何らかの再送制御が必要であるが、その方式については、提案されていない。
送信後に受信確認を行い、ACK(ACKnowledgement)を用いて再送指示を行うなどの再送制御を導入する場合、この建設的干渉を利用したフラッディング方式の特性上、同じ信号のブロードキャスト通信を繰り返す必要がある事と、受信したデータがどのノードから到達したものかが不明であるという制約があり、無線ノード個別のIDを用いた指定的な再送ができないという問題がある。
本願発明の通信システム及び通信方法は、各ノードがデータにシーケンス番号を付して管理し、データ収集ノードにおいて受信できていないデータがある場合には、データ収集ノードに割り当てられた時間帯に、データの再送指示をシーケンス番号と共にフラッディング方式を用いて送信する。
具体的には、本願発明の通信システムは、ノードごとに異なる時間帯が割り当てられ、自己に割り当てられた時間帯において時系列のシーケンス番号を含むデータを送信するとともに、自己に割り当てられた時間帯以外の時間帯においては他のノードからのデータを、フラッディング方式を用いて伝達する複数のデータ送信ノードと、前記データ送信ノードの送信するデータをノード毎に異なる時間帯に受信し、受信していないデータがある場合には、前記データ送信ノードに割り当てられた時間帯とは異なる時間帯に、受信していないデータの再送指示を、受信していないデータのシーケンス番号と共に送信するデータ収集ノードと、を備え、前記データ送信ノードは、自己に割り当てられた時間帯において、前記再送指示に記載されたシーケンス番号以降のデータを送信する。
本願発明の通信システムでは、前記再送指示は、さらにノードの識別情報を含み、前記データ送信ノードのうちの前記再送指示のノード識別情報に該当するノードが、前記再送指示に記載されているシーケンス番号以降のデータを、自己に割り当てられた時間帯において送信してもよい。
具体的には、本願発明の通信方法は、シーケンス番号を含む各データ送信ノードのデータを、ノード毎に異なる時間帯にフラッディング方式を用いて伝達し、データ収集ノードが当該データを当該時間帯において受信するデータ送信手順と、データ収集ノードが受信していないデータの再送指示を、受信していないデータのシーケンス番号と共に、データ収集ノードから全てのデータ送信ノードに向けてフラッディング方式を用いて伝達する再送指示手順と、前記再送指示に記載されたシーケンス番号以降のデータを、ノード毎に異なる時間帯にフラッディング方式を用いて伝達し、データ収集ノードが当該データを当該時間帯において受信するデータ再送手順と、を順に有する。
本願発明の通信方法では、前記再送指示は、さらにノードの識別情報を含み、前記データ再送手順において、データ送信ノードのうちの前記再送指示のノード識別情報に該当するノードが、前記再送指示に記載されているシーケンス番号以降のデータを、自己に割り当てられた時間帯において送信してもよい。
本発明によれば、フラッディング方式において、従来は不可能であった再送制御が可能となり、データ通信の信頼性を担保することができる。
フラッディング方式を用いた通信システムの一例を示す。 センサノード81の構成例を示す。 データ保持部13の保持するデータの一例を示す。 シンクノード82の構成例を示す。 本実施形態に係るタイムスロットの一例を示す。 シンクノード82のデータ収集部23に格納されたデータの一例を示す。 実施形態2に係るACKの一例を示す。 データ収集部23に格納されている各センサノード81のシーケンス番号の第1例を示す。 全体再送指示Rseqall及び個別再送指示Rseqの第1例を示す。 データ収集部23に格納されている各センサノード81のシーケンス番号の第2例を示す。 全体再送指示Rseqall及び個別再送指示Rseqの第2例を示す。 ACKを受信した場合のセンサノード81の動作の一例を示すフローチャートを示す。 従来の通信システムにおけるタイムスロットの一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1に、本実施形態に係る通信システムの一例を示す。本実施形態に係る通信システムは、データ送信ノードとして機能する複数のセンサノード81と、データ収集ノードとして機能するシンクノード82を備える。センサノード81及びシンクノード82は、フラッディング方式を用いて信号を送受信する。本実施形態では、シンクノード82の識別情報がID=1であり、センサノード81の識別情報がID=2〜5である場合について説明する。
本実施形態に係る無線通信システムは、各ノードに自ノードのセンサデータを送信するためのタイムスロットを割り当て、「各ノードが自己に割当てられたタイムスロット内でセンサデータの送信を行い、そのセンサデータを受信した他のノードが(タイムスロットとは無関係に)直ちに同じセンサデータをフラッディング方式を用いてブロードキャスト送信する」という動作を繰り返すことにより、各センサノード81から送信されたセンサデータをシンクノードが収集する。
センサノード81は、センサデータにシーケンス番号を対応付けて保持するとともに、自己に割当てられたタイムスロット内で、該センサデータをシーケンス番号に従って送信する。そして、センサノード81は、シンクノード82からのACKなどの送信許可を受信すると、自己に割当てられたタイムスロット内で、ACKデータで指示されたシーケンス番号のセンサデータを送信する。図2に、センサノードの構成例を示す。センサノード81は、無線通信部11と、通信制御部12と、データ保持部13と、センサ入力部14と、スケジュール管理部15と、時刻生成部16と、を備える。通信制御部12は、送信処理部17と、転送処理部18と、を備える。
転送処理部18は、パケットのリレーを担当する。送信処理部17は、シンクノード82からのACKを解析して、必要なセンサデータを無線通信部11へ送出する。送出するデータは、シーケンス番号とそのシーケンス番号が付与されているセンサデータ、これに加えてIDなどのノード識別情報である。本実施形態では、タイムスロットごとに送信可能なノードIDが定められているため、ノード識別情報は送出しなくてもよい。データ保持部13は、センサ10のセンサデータを時刻に対応するシーケンス番号とともに保持する。データ保持部13は、パケット落ちに備えて、ある程度のセンサデータを保持することが好ましい。スケジュール管理部15は、タイムスロットの管理を行う。時刻生成部16は、時計である。センサ入力部14は、センサ10からのセンサデータが入力される。無線通信部11は、無線通信のモジュールである。
図3に、データ保持部13の保持するセンサデータの一例を示す。各センサノード81のデータ保持部13は、例えば、一様に、シーケンス番号seq=80〜100のセンサデータを保持している。データ保持部13の保持するセンサデータは、各ノードで一様でなくてもよく、例えばシンクノード82から受信したACKに応じて変化させてもよい。例えば、ACKによってシンクノード82から受信完了の通知を受けたセンサノード81は送信済みのセンサデータを消去し、受信完了の通知を受けられなかったセンサノード81は送信済みのセンサデータを保持しつづけるようにしてもよい。
シンクノード82は、受信したセンサデータを、該センサデータを受信したタイムスロットに基づいて、該センサデータの送信元センサノードおよびシーケンス番号に対応付けて保持し、保持したセンサデータのシーケンス番号に抜けがあった場合に、自己に割り当てられたタイムスロット内で、当該抜けに対応するシーケンス番号、および必要に応じて、当該抜けに対応するセンサノードのIDを含むACKデータを送信する。図4に、シンクノード82の構成例を示す。シンクノード82は、無線通信部21と、通信制御部22と、データ収集部23と、スケジュール管理部24と、時刻生成部25と、を備える。通信制御部22は、受信処理部26と、再送処理部27と、同期処理部28と、を備える。
無線通信部21は、無線通信のモジュールである。受信処理部26は、受信データをデータ収集部23に格納する。データ収集部23は、受信したセンサデータを、シーケンス番号とともにノードIDごとに格納する。再送処理部27は、データ収集部23を見て、欠落したセンサデータから再送判断を行い、再送指示を行う。同期処理部28は、系全体のスケジュールを作成管理する。スケジュール管理部24は、自己のタイムスロットの管理を行う。時刻生成部25は、時計である。
同期処理部28は、系全体のスケジュールを作成管理するため、各センサノード81に対して、定期的に時刻同期パケットを送信する。シンクノード82が自己のタイムスロットに送出するパケットを用いて他のセンサノード81に同期を促す。送信方法は、他のセンサノード81と同じであり、逐次同報でリレーされる。
全てのセンサノード81が定期的に時刻同期パケットを受信するため、各センサノード81のセンサ入力部14は同じタイミングでセンサ10からのセンサデータをサンプリングすることができる。このため、各センサノード81のセンサ入力部14は、同じタイミングでサンプリングされたセンサデータに共通のシーケンス番号が付与してデータ保持部13に格納することができる。
また、同期処理部28の行う時刻同期は、各ノードが持つタイムスロットの割当を行うためにも用いることができる。タイムスロットに十分な余裕があれば、時刻同期パケットの精度はあまり問題にならない。頻繁に多量のトラヒックを必要とする通信を行わない、散発的にセンサデータを出力する用途であれば、十分に長いタイムスロットを用意しておくことが可能であり、あるタイムスロットにおける無線通信区間(同報を繰り返して、パケットを到達させる時間)が終了する前に、次のタイムスロットを持つノードが送信を始めることが無いことを保証できる。つまり、時刻同期の精度が問題とならない程度にタイムスロットを広くとる。
図5に、本実施形態に係るタイムスロットの一例を示す。シンクノード82も含め、すべてのノードは自己のタイムスロット(持ち時間)を持っている。ID=2〜5に割り当てられたタイムスロット内において、センサノード81はシンクノード82へのセンサデータの送出(リレーを繰り返しての伝達)を行う。ID=1に割り当てられたタイムスロット内において、シンクノード82は各センサノード81へのACKの送出(リレーを繰り返しての伝達)を行う。従って、シンクノード82がACKを返すタイミングは、シンクノード82以外の他のセンサノード81のタイムスロットが全部終わり、シンクノード82に他のノードからのセンサデータが全部収集されている“はず”のシンクノード82のタイムスロット内ということになる。また、シンクノード82は、他のすべてのセンサノード81が自己のセンサデータを送り終わった後に一括してACKを送出するため、1つのACKの中に複数の再送指示が入ることになる。
本実施形態に係る通信方法は、データ送信手順と、再送指示手順と、データ再送手順と、を順に有する。以下に、各センサノード81のデータ保持部13にシーケンス番号seq=80〜100のセンサデータが保持され、シンクノード82のデータ収集部23にシーケンス番号seq=0〜89のセンサデータの収集が完了している場合について説明する。
データ送信手順では、ID=2〜5の各センサノード81が、フラッディング方式を用いてセンサデータを送信する。シンクノード82は、ID=2のタイムスロット内でID=2のセンサデータを受信し、ID=3のタイムスロット内でID=3のセンサデータを受信し、ID=4のタイムスロット内でID=4のセンサデータを受信し、ID=5のタイムスロット内でID=5のセンサデータを受信する。
例えば、シンクノード82のスケジュール管理部24が、ID=1に割り当てられた時間を再送処理部27に通知する。すると、再送処理部27は、シーケンス番号seq=90〜100のセンサデータを送信する旨が記載されたACKを送信する。ここでのシンクノード82の送信方法は他のノードと同じであり、逐次伝搬させながらACKを送る(強力な電波で他のノードに一斉同報するようなことはしない)。つまり、シンクノード82は、他のセンサノード81と同様に、ある程度の時間がたてば、送出したACKが他のノード全体に行き渡ることを期待して、ACKを送信する。他のノードはそれをリレーしていくことになる。これにより、各センサノード81は、ID=1に割り当てられたタイムスロット内においてACKを受信する。
各センサノード81の送信処理部17は、受信したACKをデータ保持部13に通知する。データ保持部13は、ACKに記載されたシーケンス番号よりも前であるシーケンス番号seq=80〜89のセンサデータを破棄する。各センサノード81の送信処理部17は、シーケンス番号seq=90〜100のデータ送信の待機状態となる。
ID=2に割り当てられた時間になると、ID=2のセンサノード81において、スケジュール管理部15が自己に割り当てられた時間である旨を送信処理部17に通知し、送信処理部17がシーケンス番号seq=90〜100のセンサデータをデータ保持部13から読み出して無線通信部11へ送出し、無線通信部11が無線送信する。このとき、ID=3及びID=5のセンサノード81において、スケジュール管理部15が自己に割り当てられた時間ではないことを判定してその旨を送信処理部17及び転送処理部18に通知し、転送処理部18が受信した信号をそのまま無線通信部11へ送出し、無線通信部11が無線送信する。このようにして、ID=2のセンサノード81から送信されたセンサデータは、ID=3のセンサノード81及びID=5のセンサノード81を介してシンクノード82に伝達される。シンクノード82の受信処理部26は、ID=2からのセンサデータを受信し、データ収集部23に格納する。
再送指示手順では、シンクノード82が、各センサノード81からのセンサデータを受信したか否かを判定する。そして、ID=1のタイムスロットにおいて、シンクノード82が、センサデータを再送する必要のあるノードを指定して、再送指示を送信する。これにより、各センサノード81は、再送指示を受信する。
例えば、図6に示すように、シンクノード82のデータ収集部23に格納されたセンサデータが、ID=2についてはシーケンス番号seq=99までであり、ID=3についてはシーケンス番号seq=98までであり、ID=4についてはシーケンス番号seq=95までであり、ID=5についてはシーケンス番号seq=100までである場合、再送処理部27は、シーケンス番号seq=96〜100のセンサデータの再送指示と共に次のシーケンスであるシーケンス番号seq=101のセンサデータの送信を指示する旨が記載されたACKを送信する。ここでのシンクノード82の送信方法は他のノードと同じであり、逐次伝搬させながらACKを送る。これにより、各センサノード81は、ID=1に割り当てられたタイムスロット内においてACKを受信する。
データ再送手順では、各センサノード81は、自己のタイムスロットにおいて、再送指示のシーケンス番号以降のセンサデータを送信する。
例えば、ID=2のセンサノード81の場合、スケジュール管理部15がID=2に割り当てられた時間を送信処理部17に通知し、送信処理部17がシーケンス番号seq=96〜101のセンサデータをデータ保持部13から読み出して無線通信部11へ送出し、無線通信部11が無線送信する。このときのID=3及びID=5のセンサノード81における動作は、データ送信手順と同様である。ID=3〜5のセンサノード81もID=2のセンサノード81と同様にして、シーケンス番号seq=96〜101のセンサデータを、自己のタイムスロットにおいて送信する。これにより、シンクノード82は受信できていないデータを各センサノード81から受信することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る通信システム及び通信方法は、フラッディング方式において、従来は不可能であった再送制御が可能となり、データ通信の信頼性を担保することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、全てのセンサノード81に共通の再送指示を行ったが、本実施形態では、個別に再送指示を行うことも可能になっている。センサノード81は、ACKデータを受信すると、自己が再送指示の対象であるか否かを判定し、再送指示の対象である場合に、自己に割当てられたタイムスロット内で、ACKデータで指示されたシーケンス番号のセンサデータを送信する。
図7に、本実施形態に係るACKの一例を示す。本実施形態に係るACKは、個別再送指示Rseqを含むことができる。個別再送指示Rseqは、個別のセンサノード81に対して、送信するセンサデータのシーケンス番号を指示する。
ACKのペイロードには制限があるため、全てのノードに個別再送指示を行うことができない。そこで、ACKパケットのペイロードに、Rseqallを書き込む全体再送指示フィールドとRseqを書き込む個別再送指示フィールドを設ける。全体再送指示Rseqallは、全てのセンサノード81から送信すべきセンサデータのシーケンス番号を指示する。
Rseqallはセンサノード81を区別する必要がないため、全体再送指示フィールドにはセンサデータのシーケンス番号を記載すればよい。Rseqはセンサノード81を区別する必要があるため、個別再送指示フィールドにはセンサノード81の識別情報であるIDとシーケンス番号の組で記載する。
ACKを作成する際、シンクノード82の再送処理部27は、各ノードiから連続して受信したシーケンス番号であるseqおよび全て到達したと仮定した場合のシーケンス番号であるseqを計算する。番号の虫食いが起こった場合、起こる前までをseqとする。各センサノード81のseqを昇順にソートし、seq=seqであるセンサノード81を除外する。seqの低い順にRseq=seq+1として個別再送指示フィールドに書き込む。
例えば、seq=100であり、図8に示すように、データ収集部23に格納されているID=2,3,4,5の各センサノード81のシーケンス番号がそれぞれ99,99,98,95である場合を考える。この場合、seqを昇順にソートすると、ID=5、ID=4、ID=2,3となり、seq=seqであるセンサノード81はない。
まず、図9に示すように、シーケンス番号が最も若いID=5に対する個別再送指示Rseqを最初に個別再送指示フィールドに書き込む。このとき、ID=5のseqは95であるため、個別再送指示Rseqは96となる。
次に、ID=4に対する個別再送指示Rseqを個別再送指示フィールドに書き込む。このとき、ID=4のseqは98であるため、個別再送指示Rseqは99となる。
次に、ID=2,3に対する個別再送指示Rseqを個別再送指示フィールドに書き込む。このとき、ID=2,3のseqは99であるため、個別再送指示Rseqは100となる。
ここで、個別再送指示フィールドが3個である場合、ID=2又はID=3の個別再送指示Rseqを書き込めない。このような場合は、いずれかのID=3の個別再送指示Rseqを個別再送指示フィールドに書き込み、ID=2からもseq=100から送信させるべく、全体再送指示フィールドにseq=100を書き込む。
一方、seq=100であり、図10に示すように、ID=2,3,4,5のseqがそれぞれ100,100,98,95である場合、seqを昇順にソートすると、ID=5、ID=4、ID=2,3となり、seq=seqとなるID=2,3を除外する。
そして、図11に示すように、ID=5に対する個別再送指示Rseqを個別再送指示フィールドに書き込み、ID=4に対する個別再送指示Rseqを個別再送指示フィールドに書き込む。このときの個別再送指示Rseqはそれぞれ96と99となる。
ID=4,5以外は個別再送指示Rseqの書き込み対象外となっているため、3個目の個別再送指示フィールドは空欄となる。
そして、書き込むRseqが存在しない場合、Rseqall=seq+1とする。本実施形態ではseq=100であるため、Rseqall=101を全体再送指示フィールドに書き込む。
ACKを受信した場合のセンサノード81の動作について、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
無線通信部11にてACKを受信した各センサノード81において、送信処理部17は、個別再送指示フィールドに自己のノードIDが存在するか確認する(S101)。
個別再送指示フィールドに自己のノードIDが存在した場合、送信処理部17は、自己のノードIDと組になっているシーケンス番号seqのセンサデータから最新のシーケンス番号seqのセンサデータまで送信する(S102)。例えば、ID=5のセンサノード81において、無線通信部11が図9又は図11に示すACKを受信し、データ保持部13がseq=105のセンサデータまで保持している場合、送信処理部17は、seq=96〜105のセンサデータを、ID=5のセンサノード81に割り当てられたタイムスロットにおいて無線通信部11に送出する。
ここで、本実施形態では、フラッディング方式を用いているため、1つのタイムスロット内に1つのパケットしか送信できない。しかし、パケット長を128Byte、センサデータ及びシーケンス番号を4Byteと仮定すると、1つのパケット内に30個以上のセンサデータがパッキングできるため、30以上前のシーケンス番号に遡ってセンサデータを再送することができる。このため、送信回数を増やすことなく、再送制御が可能である。
個別再送指示フィールドに自己のノードIDが存在しない場合、送信処理部17は、Rseqallのセンサデータから最新のシーケンス番号seqのセンサデータまで送信する(S103)。例えば、ID=2のセンサノード81において、無線通信部11が図9に示すACKを受信し、データ保持部13がseq=105のセンサデータまで保持している場合、送信処理部17は、seq=100〜105のセンサデータを、ID=2のセンサノード81に割り当てられたタイムスロットにおいて無線通信部11に送出する。
ここで、個別再送指示フィールドにノードIDが存在せず(S101においてNo)、Rseqallが最後に送ったseq+1であり(S131においてYes)、かつ新しくセンサデータをサンプリングしていない(S132においてNo)場合は、一旦スリープモードとなり、Rseqによって指示されたタイミングのみ全センサノード81を起動させることが好ましい(S133)。例えば、図10及び図11で説明した例であれば、ID=4,5のタイムスロットでは全ノードを起動させるが、ID=2,3のタイムスロットでは起動させない。これにより、センサデータの更新が行われなかった場合に無駄な再送を行わないため、センサノード81及びシンクノード82の消費電力を低減することができる。この場合、ID=2,3のセンサノード81のセンサデータはシンクノード82に全て届いているため、ID=2,3のセンサノード81のデータ保持部13は蓄積しておいたセンサデータを全て消去する。
一方、個別再送指示フィールドに自己のノードIDが存在せず(S101においてNo)、Rseqallが最後に送ったseq+1であっても(S131においてYes)、センサ入力部14が新しくセンサデータをサンプリングしてデータ保持部24が新たなセンサデータを保持した(S132においてYes)場合は、各センサノード81の送信処理部17は、Rseqallに従い指定されたシーケンス番号から最新のシーケンス番号までのセンサデータを、自己に割り当てられたタイムスロットに無線通信部11に送出する(S103)。
ACKを受信しなかった場合のセンサノード81の動作について説明する。
ACKの受信時間帯であるID=1のタイムスロットにおいてACKを受信せず、ID=2のタイムスロットに突入した場合、各センサノード81の送信処理部17は、ACKの受信に失敗したと判定し、前回受信したACKに従う。一度もACKを受信していない場合、送信処理部17は、データ保持部13に保持されているすべてのシーケンス番号のセンサデータを送信する。
本実施形態では、ACKに個別再送指示フィールドを設けるため、シンクノード82が収集できていないセンサデータのみをセンサノード81に残し、収集の完了したデータを各センサノード81から速やかに消去することができる。個別再送指示フィールドに書ききれない場合は全体再送指示フィールド欄を用いることで、ACKのペイロードの制限を回避することができる。さらに、再送する必要のないセンサノード81がある場合にはそのノードに割り当てられた時間帯に全ノードの通信機能を停止させることができる。
なお、実施形態1及び実施形態2では、センサノード81が4つの場合について説明したが、センサノード81の数は任意である。また、センサ10が接続されたセンサノード81に代えて、データ保持部13に任意のデータを保持する任意のノードを用いることができる。この場合、センサ入力部14が任意のデータを取得し、取得データをデータ保持部13に格納する。
実施形態1及び実施形態2では、シンクノード82が1つの場合について説明したが、シンクノード82は2以上であってもよい。この場合、各シンクノード82は、個別にタイムスロットが割り当てられてもよいし、共通のタイムスロットが割り当てられてもよい。個別のタイムスロットを割り当てる場合、各シンクノード82に収容されるセンサノード81の数を減らして消費電力を削減することができる。共通のタイムスロットを割り当てる場合、いずれかのシンクノードに到達すればよい構成にすることで、システムの信頼性が向上する。
また、シンクノード82も転送処理部18を備えていてもよく、これにより、シンクノード82に割り当てられたタイムスロット以外の時間帯においては、フラッディング方式を用いたデータ通信を行うことができる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:センサ
11:無線通信部
12:通信制御部
13:データ保持部
14:センサ入力部
15:スケジュール管理部
16:時刻生成部
17:送信処理部
18:転送処理部
21:無線通信部
22:通信制御部
23:データ収集部
24:スケジュール管理部
25:時刻生成部
26:受信処理部
27:再送処理部
28:同期処理部
81:センサノード
82:シンクノード

Claims (4)

  1. ノードごとに異なる時間帯が割り当てられ、自己に割り当てられた時間帯において時系列のシーケンス番号を含むデータを送信するとともに、自己に割り当てられた時間帯以外の時間帯においては他のノードからのデータを、フラッディング方式を用いて伝達する複数のデータ送信ノードと、
    前記データ送信ノードの送信するデータをノード毎に異なる時間帯に受信し、受信していないデータがある場合には、前記データ送信ノードに割り当てられた時間帯とは異なる時間帯に、受信していないデータの再送指示を、受信していないデータのシーケンス番号と共に送信するデータ収集ノードと、
    を備え、
    前記データ送信ノードは、自己に割り当てられた時間帯において、前記再送指示に記載されたシーケンス番号以降のデータを送信する通信システム。
  2. 前記再送指示は、さらにノードの識別情報を含み、
    前記データ送信ノードのうちの前記再送指示のノード識別情報に該当するノードが、前記再送指示に記載されているシーケンス番号以降のデータを、自己に割り当てられた時間帯において送信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. シーケンス番号を含む各データ送信ノードのデータを、ノード毎に異なる時間帯にフラッディング方式を用いて伝達し、データ収集ノードが当該データを当該時間帯において受信するデータ送信手順と、
    データ収集ノードが受信していないデータの再送指示を、受信していないデータのシーケンス番号と共に、データ収集ノードから全てのデータ送信ノードに向けてフラッディング方式を用いて伝達する再送指示手順と、
    前記再送指示に記載されたシーケンス番号以降のデータを、ノード毎に異なる時間帯にフラッディング方式を用いて伝達し、データ収集ノードが当該データを当該時間帯において受信するデータ再送手順と、
    を順に有する通信方法。
  4. 前記再送指示は、さらにノードの識別情報を含み、
    前記データ再送手順において、データ送信ノードのうちの前記再送指示のノード識別情報に該当するノードが、前記再送指示に記載されているシーケンス番号以降のデータを、自己に割り当てられた時間帯において送信することを特徴とする請求項3に記載の通信方法。
JP2012117204A 2012-05-23 2012-05-23 通信システム及び通信方法 Active JP5783573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012117204A JP5783573B2 (ja) 2012-05-23 2012-05-23 通信システム及び通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012117204A JP5783573B2 (ja) 2012-05-23 2012-05-23 通信システム及び通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013243632A true JP2013243632A (ja) 2013-12-05
JP5783573B2 JP5783573B2 (ja) 2015-09-24

Family

ID=49844082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012117204A Active JP5783573B2 (ja) 2012-05-23 2012-05-23 通信システム及び通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5783573B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016121719A1 (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 オムロン株式会社 シンクノード、センサネットワークシステム、情報収集方法、及び情報収集プログラム
WO2017109817A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 株式会社ベイビッグ 無線通信システム、検知システム及び無線通信方法
JP2020017953A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社東芝 マルチホップ制御ネットワークにおける効率的再送信のための方法
JP2020048189A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 株式会社東芝 ワイヤレスメッシュネットワークおよびデータ送信方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010073670A1 (ja) * 2008-12-24 2010-07-01 パナソニック株式会社 無線通信装置およびサブパケット送信方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010073670A1 (ja) * 2008-12-24 2010-07-01 パナソニック株式会社 無線通信装置およびサブパケット送信方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CHAO GAO, ET AL.: "Efficient Collection Using Constructive-Interference Flooding in Wireless Sensor Networks", 電子情報通信学会2011年通信ソサイエティ大会講演論文集2 PROCEEDINGS OF THE 2011 IEICE COMMUNICAT, JPN6015008698, 30 August 2011 (2011-08-30), JP, pages 428, ISSN: 0003021860 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016121719A1 (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 オムロン株式会社 シンクノード、センサネットワークシステム、情報収集方法、及び情報収集プログラム
JP2016139344A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 オムロン株式会社 シンクノード、センサネットワークシステム、情報収集方法、及び情報収集プログラム
WO2017109817A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 株式会社ベイビッグ 無線通信システム、検知システム及び無線通信方法
JPWO2017109817A1 (ja) * 2015-12-22 2017-12-28 株式会社ベイビッグ 無線通信システム、検知システム及び無線通信方法
JP2020017953A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社東芝 マルチホップ制御ネットワークにおける効率的再送信のための方法
JP2020048189A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 株式会社東芝 ワイヤレスメッシュネットワークおよびデータ送信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5783573B2 (ja) 2015-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102210191B (zh) 用于局域网中的数据发射的方法
US10959128B2 (en) Bluetooth low energy connected isochronous stream acknowledgement and flush algorithm and implementation
JP5397899B2 (ja) アクセス制御システム、アクセス制御方法、中継局装置、送信側処理方法、受信側処理システム及び受信側処理方法
JP6325008B2 (ja) マルチホップ無線通信方法
US20200044935A1 (en) Discovery of a set of nodes in a network
JP5783573B2 (ja) 通信システム及び通信方法
EP1881640B1 (en) Method and network for overlapping multiple schedules of broadcast and acknowledgement collection
CN101978760A (zh) 在包括协调器节点和一组叶节点的网络中进行通信的方法
US10673577B2 (en) Method for efficient retransmissions in multi-hop control networks
CN113994719B (zh) 通信系统、通信方法及通信装置
Branch et al. A LoRa based wireless relay network for actuator data
Pérez-Díaz-De-Cerio et al. Bluetooth mesh analysis, issues, and challenges
EP3840454B1 (en) Computer-implemented method and product for determining a gateway beacon transmission scheme in a low power wide area network
JP6871318B2 (ja) ワイヤレスメッシュネットワークおよびデータ送信方法
EP2359515B1 (en) System and method to implement synchronous channel timing in a wireless communications network
US8626059B2 (en) Mobile terminal, base station, communication system, and communication method
JP5603411B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP2011066529A (ja) ファームウェアのアップデート方法、分散システム、保守端末、通信ユニット、及び、ファームウェアのアップデートプログラム
JP6821681B2 (ja) ミリ波システムにおいてサブフレームをスケジューリングする方法
JP6859170B2 (ja) 無線通信システム
Liu et al. A token scheduled high throughput multi-channel data collection protocol for wireless sensor network
CN114731194A (zh) 无线通信网络中的改进的重传处理
Liyanaarachchi et al. The role of early sampling in age of information minimization in the presence of ACK delays
JP6218993B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
Bhatia et al. A media access and feedback protocol for reliable multicast over wireless channel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5783573

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250