JP2013241094A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で効率よく除霜を行うことが可能な車両用空調装置10を提供する。
【解決手段】熱交換媒体を圧縮するコンプレッサ21と、熱交換媒体が流入して室外と熱交換を行う室外熱交換器24と、熱交換媒体が流入して室内と熱交換を行うエバポレータ14と、を備えた車両用空調装置10であって、コンプレッサ21で圧縮された熱交換媒体を、エバポレータ14に流入させて吸熱させ、室外熱交換器24に流入させて放熱させる除霜用冷房運転(B)と、コンプレッサ21で圧縮された前記熱交換媒体を、エバポレータ14で吸熱させることなく、室外熱交換器24に流入させて放熱させるホットガス運転(A)と、を実施可能であり、室外熱交換器24の除霜を行う除霜運転では、除霜用冷房運転(B)とホットガス運転(A)とを切り換えて実施する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
電気自動車では、車室内の暖房にエンジンの冷却水を利用することができないため、ヒートポンプサイクルを利用した車両用空調装置が採用されている(例えば、特許文献1および2参照)。この車両用空調装置は、コンプレッサに加えて、暖房用膨張弁および室外熱交換器、並びに、冷房用膨張弁および室内熱交換器を備えている。暖房運転では、コンプレッサで圧縮された熱交換媒体が、暖房用膨張弁で膨張して室外熱交換器に流入する。これにより、熱交換媒体が室外熱交換器で吸熱し、さらに室内熱交換器で放熱して車室内を暖房する。冷房運転では、コンプレッサで圧縮された熱交換媒体が、冷房用膨張弁で膨張して室内熱交換器に流入する。これにより、熱交換媒体が室内熱交換器で吸熱して車室内を冷房し、さらに室内熱交換器で放熱する。
この車両用空調装置では、暖房運転中に熱交換媒体が室外熱交換器で吸熱するので、外気温度が非常に低い場合には、室外熱交換器の表面に着霜が生じる場合がある。着霜が生じると、熱伝達率が低下して吸熱不足になるので、車室内の暖房が不十分になるという問題がある。
なお、冷房運転では室外熱交換器で放熱するので、暖房運転から冷房運転に切り換えて室外熱交換器の除霜運転を行うことが考えられる。しかしながら、このような冷房運転を伴う除霜運転では、車室内に冷風が供給されて乗員に不快感を与えることになる。
そこで特許文献1および2発明では、ホットガスを用いて室外熱交換器の除霜運転を行っている。この除霜運転では、コンプレッサで圧縮された熱交換媒体(ホットガス)が、膨張弁をバイパスして室外熱交換器に流入する。この熱交換媒体は、室外熱交換器で吸熱せずに放熱するので、室外熱交換器の除霜を行うことができる。また、室内熱交換器でも吸熱しないので、車室内に冷風が供給されることもない。
特開平5−310034号公報 特開2000−343934号公報
しかしながら、ホットガスを用いた除霜運転では、コンプレッサ自体の発熱を熱交換媒体に伝達してホットガスが生成されるので、コンプレッサの消費電力が大きくなるとともに、霜が解け始めるまでに時間がかかるという問題がある。
そこで本発明は、短時間で効率よく除霜を行うことが可能な車両用空調装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、熱交換媒体を圧縮するコンプレッサ(例えば、実施形態でのコンプレッサ21)と、前記熱交換媒体が流入して室外と熱交換を行う室外熱交換器(例えば、実施形態での室外熱交換器24)と、前記熱交換媒体が流入して室内と熱交換を行う室内熱交換器(例えば、実施形態でのエバポレータ14)と、を備えた車両用空調装置(例えば、実施形態での車両用空調装置10)であって、前記コンプレッサで圧縮された前記熱交換媒体を、前記室内熱交換器に流入させて吸熱させ、前記室外熱交換器に流入させて放熱させる冷房運転と、前記コンプレッサで圧縮された前記熱交換媒体を、前記室内熱交換器で吸熱させることなく、前記室外熱交換器に流入させて放熱させるホットガス運転と、を実施可能であり、前記室外熱交換器の除霜を行う除霜運転では、前記冷房運転と前記ホットガス運転とを切り換えて実施することを特徴とする。
本発明によれば、室内熱交換器で吸熱する冷房運転と、室内熱交換器で吸熱しないホットガス運転とを、切り換えて除霜運転を行うので、冷房運転のみで除霜運転を行う場合と比べて、車室内に冷風が供給されるのを抑制することができる。また吸熱した上で放熱する冷房運転では、吸熱しないで放熱するホットガス運転に比べて、放熱量が大きくなる。そのため、ホットガス運転のみで除霜運転を行う場合と比べて、短時間で効率よく室外熱交換器の除霜を行うことができる。
実施形態に係る車両用空調装置の構成図である。 (A)は車両用空調装置の暖房モード運転の状態を示す図であり、(B)は冷房モード運転の状態を示す図である。 車両用空調装置の除湿暖房モード運転の状態を示す図である。 車両用空調装置の除霜運転の状態を示す図であり、(A)はホットガス運転の状態であり、(B)は除霜用冷房運転の状態である。 第1実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法のフローチャートである。 第1実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法のタイミングチャートである。 第2実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法のフローチャートである。 第2実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法のタイミングチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用空調装置について添付図面を参照しながら説明する。
(車両用空調装置)
本実施形態による車両用空調装置10は、例えば車両駆動源としての内燃機関を具備していない電動車両などに搭載され、ヒートポンプサイクルにより除湿暖房モード運転を実行可能な空調装置であって、図1に示すように、通風ダクト11の上流側に設けられた空気導入口11aから下流側に設けられた空気吹出口11bに向かい、順次、導入口開閉ドア12と、送風機13と、エバポレータ14と、ダンパー15と、室内コンデンサ16と、を備えて構成されている。
さらに、車両用空調装置10は、エバポレータ14および室内コンデンサ16を備えるヒートポンプサイクル17と、制御装置18と、エバポレータセンサ19と、を備えて構成されている。
通風ダクト11の空気導入口11aは、内気(車室内空気)および外気(車室外空気)を車両用空調装置10の内部に導入可能に設けられている。
通風ダクト11の空気吹出口11bは、車両用空調装置10の内部から車室内へ空気を送風可能に設けられている。
導入口開閉ドア12は、例えば制御装置18の制御により開閉制御され、通風ダクト11内部への内気(車室内空気)および外気(車室外空気)の導入量を変更可能に設けられている。
送風機13は、例えば制御装置18の制御により印加される駆動電圧に応じて駆動し、空気導入口11aから導入された空気(内気および外気)を通風ダクト11の上流側から下流側の空気吹出口11bに向かい、つまりエバポレータ14および室内コンデンサ16に向けて送風する。
エバポレータ(室内熱交換器)14は、内部に流入した低圧の熱交換媒体と車室内雰囲気との熱交換を行ない、例えば、熱交換媒体が蒸発する際の吸熱によって、通風ダクト11内のエバポレータ14を通過する空気を冷却する。
ダンパー15は、例えば制御装置18の制御により駆動するモータ(図示略)によって回動可能とされ、送風機13の送風によってエバポレータ14を通過した空気の風量のうち、室内コンデンサ16に導入される風量と、室内コンデンサ16を迂回して車室内へ排出される風量との風量割合を、開度(例えば、室内コンデンサ16に向かう通風経路に対する開度)によって調整する。
室内コンデンサ16は、内部に流入した高温かつ高圧の熱交換媒体によって放熱可能であって、例えば、通風ダクト11内の室内コンデンサ16に導入される空気を加熱する。
ヒートポンプサイクル17は、例えば、コンプレッサ21と、室内コンデンサ16と、暖房用膨張弁22と、冷房用電磁弁23と、室外熱交換器24と、三方弁25と、気液分離器26と、冷房用膨張弁27と、除湿用電磁弁28と、を備えて構成されている。
コンプレッサ21は、例えば制御装置18の制御により駆動するモータ(図示略)の駆動力によって駆動し、気液分離器26から気相の熱交換媒体を吸入し、この熱交換媒体を圧縮して、高温かつ高圧の熱交換媒体を室内コンデンサ16に吐出する。
室内コンデンサ16は、第1流路31によって室外熱交換器24に接続されており、この第1流路31の室内コンデンサ16と室外熱交換器24との間には、暖房用膨張弁22と、冷房用電磁弁23とが並列に配置されている。
暖房用膨張弁22は、いわゆる絞り弁であって、室内コンデンサ16から排出された熱交換媒体を膨張させ、低温かつ低圧で気液2相の噴霧状の熱交換媒体を室外熱交換器24に吐出する。
冷房用電磁弁23は、室内コンデンサ16と室外熱交換器24との間において室内コンデンサ16側の第1分岐管32aおよび室外熱交換器24側の第2分岐管32bを介して暖房用膨張弁22を迂回する迂回流路32に設けられ、例えば制御装置18により開閉制御される。
例えば、冷房用電磁弁23は、暖房モード運転または除湿暖房モード運転の実行時には閉状態とされ、冷房モード運転の実行時には開状態とされる。
これにより、例えば、暖房モード運転または除湿暖房モード運転の実行時には、室内コンデンサ16から排出された熱交換媒体は暖房用膨張弁22を通過して低温かつ低圧の状態で室外熱交換器24に流入する。
一方、冷房モード運転の実行時には、室内コンデンサ16から排出された熱交換媒体は冷房用電磁弁23を通過して高温の状態で室外熱交換器24に流入する。
室外熱交換器24は、例えば室外側のコンデンサであって、内部に流入した熱交換媒体と車室外雰囲気との熱交換を行なう。また室外熱交換器24の下流側には、室外熱交換器24の出口から流出した熱交換媒体の温度を計測する出口温度センサ24Tが設けられている。
例えば、室外熱交換器24は、暖房モード運転または除湿暖房モード運転の実行時には、内部に流入する低温かつ低圧の熱交換媒体によって車室外雰囲気から吸熱可能であって、例えば、車室外雰囲気からの吸熱によって熱交換媒体を昇温する。
一方、冷房モード運転の実行時には、内部に流入する高温の熱交換媒体によって車室外雰囲気へと放熱可能であって、例えば車室外雰囲気への放熱およびコンデンサーファン24aの送風によって熱交換媒体を冷却する。
三方弁25は、室外熱交換器24から流出した熱交換媒体を気液分離器26または冷房用膨張弁27に切り換えて吐出するように、室外熱交換器24と、気液分離器26側の合流管33と、冷房用膨張弁27側の第3分岐管34とに接続され、例えば制御装置18により切換制御される。
例えば、三方弁25は、暖房モード運転または除湿暖房モード運転の実行時には、室外熱交換器24から流出した熱交換媒体を気液分離器26側の合流管33の流入口(図示略)に吐出する。
一方、冷房モード運転の実行時には、室外熱交換器24から流出した熱交換媒体を冷房用膨張弁27側の第3分岐管34に吐出する。
気液分離器26は、合流管33の流出口(図示略)とコンプレッサ21の吸入口(図示略)との間に接続され、合流管33の流出口から流出した熱交換媒体の気液を分離し、気相の熱交換媒体をコンプレッサ21に吸入させる。
冷房用膨張弁27は、いわゆる絞り弁であって、第3分岐管34とエバポレータ14の流入口(図示略)との間に接続され、例えば制御装置18によって制御される弁開度に応じて、第3分岐管34から流出した熱交換媒体を膨張させ、低温かつ低圧で気液2相の噴霧状の熱交換媒体をエバポレータ14に吐出する。
エバポレータ14は、冷房用膨張弁27と合流管33との間に接続され、第3分岐管34に接続された流入口(図示略)と、合流管33の流入口(図示略)に接続された流出口(図示略)とを備えている。
除湿用電磁弁28は、第1流路31の室内コンデンサ16と第1分岐管32aとの間に設けられた第4分岐管35によって第1流路31から分岐して第3分岐管34に接続される第2流路36に設けられ、例えば制御装置18により開閉制御される。
例えば、除湿用電磁弁28は、暖房モード運転または冷房モード運転の実行時には閉状態とされ、除湿暖房モード運転の実行時には開状態とされる。
これにより、例えば、暖房モード運転または冷房モード運転の実行時には、室内コンデンサ16から排出された熱交換媒体は、第4分岐管35を通過し第1流路31のみを流通して室外熱交換器24に向かう。
一方、除湿暖房モード運転の実行時には、室内コンデンサ16から排出された熱交換媒体は第4分岐管35において第1流路31と第2流路36とに分岐し、一方は第1流路31を流通して室外熱交換器24に向かい、他方は第2流路36を流通して除湿用電磁弁28と第3分岐管34とを通過して冷房用膨張弁27に向かう。
制御装置18は、例えば、適宜のスイッチ(図示略)などを介して操作者により入力された指令信号と、エバポレータセンサ19から出力された検出結果の信号となどに基づき、車両用空調装置10の運転を制御し、暖房モード運転と冷房モード運転と除湿暖房モード運転との切り換えを制御する。
エバポレータセンサ19は、例えば、通風ダクト11内のエバポレータ14の下流側の位置に配置され、エバポレータ14を通過した空気の温度を検出し、検出結果の信号を制御装置18に出力する。
本実施の形態による車両用空調装置10は上記構成を備えており、次に、車両用空調装置10の動作について説明する。
(暖房モード運転)
先ず、車両用空調装置10の暖房モード運転時においては、例えば図2(A)に示すように、ダンパー15はエバポレータ14を通過した空気を室内コンデンサ16に導入するように開状態とされ、冷房用電磁弁23および除湿用電磁弁28は閉状態とされ、三方弁25は室外熱交換器24を合流管33の流入口に接続する。
これにより、コンプレッサ21から吐出された高温かつ高圧の熱交換媒体は、室内コンデンサ16における放熱によって通風ダクト11内の空気を加熱する。
そして、熱交換媒体は、暖房用膨張弁22によって膨張させられて気液2相(液相リッチ)の噴霧状とされ、次に、室外熱交換器24において車室外雰囲気から吸熱して気液2相(気相リッチ)の噴霧状で三方弁25と合流管33とを通過して気液分離器26に流入する。
そして、熱交換媒体は、気液分離器26において気液分離され、気相の熱交換媒体はコンプレッサ21に吸入される。
(冷房モード運転)
また、車両用空調装置10の冷房モード運転時においては、例えば図2(B)に示すように、ダンパー15はエバポレータ14を通過した空気が室内コンデンサ16を迂回するように閉状態とされ、冷房用電磁弁23は開状態かつ除湿用電磁弁28は閉状態とされ、三方弁25は室外熱交換器24を第3分岐管34に接続する。
これにより、コンプレッサ21から吐出された高温かつ高圧の熱交換媒体は、室内コンデンサ16と冷房用電磁弁23とを通過して、室外熱交換器24において車室外雰囲気へと放熱して、三方弁25とを第3分岐管34とを通過して冷房用膨張弁27に流入する。
そして、熱交換媒体は、冷房用膨張弁27によって膨張させられて気液2相(液相リッチ)の噴霧状とされ、次に、エバポレータ14における吸熱によって通風ダクト11内の空気を冷却する。
そして、気液2相(気相リッチ)の熱交換媒体は、合流管33を通過して気液分離器26に流入し、気液分離器26において気液分離され、気相の熱交換媒体はコンプレッサ21に吸入される。
(除湿暖房モード運転)
また、車両用空調装置10の除湿暖房モード運転時においては、例えば図3に示すように、ダンパー15はエバポレータ14を通過した空気を室内コンデンサ16に導入するように開状態とされ、冷房用電磁弁23は閉状態かつ除湿用電磁弁28は開状態とされ、三方弁25は室外熱交換器24を合流管33の流入口に接続する。
これにより、コンプレッサ21から吐出された高温かつ高圧の熱交換媒体は、室内コンデンサ16における放熱によって通風ダクト11内の空気(つまりエバポレータ14を通過した空気)を加熱する。
そして、熱交換媒体は、第4分岐管35において第1流路31と第2流路36とに分岐し、一方は第1流路31を流通して室外熱交換器24に向かい、他方は第2流路36を流通して除湿用電磁弁28と第3分岐管34とを通過して冷房用膨張弁27に向かう。
すなわち、一方の熱交換媒体は、第4分岐管35から暖房用膨張弁22に流入し、暖房用膨張弁22によって膨張させられて気液2相(液相リッチ)の噴霧状とされ、次に、室外熱交換器24において車室外雰囲気から吸熱して気液2相(気相リッチ)の噴霧状で三方弁25と合流管33とを通過して気液分離器26に流入する。
また、他方の熱交換媒体は、第4分岐管35から冷房用膨張弁27に流入し、冷房用膨張弁27によって膨張させられて気液2相(液相リッチ)の噴霧状とされ、次に、エバポレータ14における吸熱によって通風ダクト11内の空気を露点まで冷却することで除湿して、気液2相(気相リッチ)の状態で合流管33を通過して気液分離器26に流入する。
(除霜運転)
上述した車両用空調装置の暖房モード運転時には、室外熱交換器24において外気から吸熱するので、室外熱交換器24に着霜が生じる場合がある。着霜が生じると、室外熱交換器24の熱伝達率が低下して吸熱不足になるので、車室内の暖房が不十分になる。そこで、暖房モード運転中に室外熱交換器24に着霜したと判断したとき、除霜運転を行う。実施形態の除霜運転では、除霜用冷房運転とホットガス運転とを切り換えて実施する。
図4は車両用空調装置の除霜運転の状態を示す図であり、(A)はホットガス運転の状態であり、(B)は除霜用冷房運転の状態である。
図4(A)に示すホットガス運転は、図2(A)に示す暖房モード運転に類似するが、以下の点で異なっている。暖房モード運転では、暖房用膨張弁22を小口径で開弁し、コンプレッサ21で圧縮された熱交換媒体を膨張させて室外熱交換器24に流入させ、室外熱交換器24で吸熱させる。これに対してホットガス運転では、暖房用膨張弁22を大口径で開弁し、コンプレッサ21で圧縮された熱交換媒体(ホットガス)をそのまま室外熱交換器24に流入させ、室外熱交換器24で放熱させる。
コンプレッサ21が熱交換媒体を圧縮する際に、コンプレッサ21自体が発熱し、その熱が熱交換媒体に伝達されて熱交換媒体の温度が上昇する。温度上昇した熱交換媒体(ホットガス)は、室内コンデンサ16に流入して放熱し、通風ダクト11内の空気を加熱する。これにより、車室内に温風が供給される。
室内コンデンサ16から流出した熱交換媒体は、暖房用膨張弁22を通過して室外熱交換器24に流入する。ホットガス運転では、暖房用膨張弁22を大口径で開弁しているので、熱交換媒体が暖房用膨張弁22で膨張せず、そのまま室外熱交換器24に流入する。この熱交換媒体は室外熱交換器24で吸熱せずに放熱するので、室外熱交換器24の除霜を行うことができる。
室外熱交換器24から流出した熱交換媒体は、気液分離器26を通過してコンプレッサ21に戻り、循環する。
図4(B)に示す除霜用冷房運転は、図2(B)に示す冷房モード運転とほとんど同じである。いずれの運転も、コンプレッサ21で圧縮された熱交換媒体が、室外熱交換器24に流入して放熱し、さらにエバポレータ14に流入して吸熱する。このように除霜用冷房運転では、熱交換媒体が室外熱交換器24で放熱するので、室外熱交換器24の除霜を行うことができる。
除霜用冷房運転と冷房モード運転とは、以下の点で異なっている。冷房モード運転では、通風ダクト11に導入されエバポレータ14を通過した空気が室内コンデンサ16を迂回するように、ダンパー15を閉状態としている。これに対して除霜用冷房運転では、エバポレータ14を通過した空気が室内コンデンサ16を通過するように、ダンパー15を開状態としている。
除霜用冷房運転では、冷房モード運転と同様にエバポレータ14における吸熱によって通風ダクト11内の空気を冷却するので、暖房モード運転時に比べて車室内に供給される空気の温度が低下することになる。一方、コンプレッサ21で圧縮され室内コンデンサ16に流入した熱交換媒体は、室内コンデンサ16を通過する空気に対して放熱する。そこで本実施形態の除霜用冷房運転では、エバポレータ14を通過した空気が室内コンデンサ16を通過するように、ダンパー15を開状態としている。これにより、車室内に供給される空気の温度低下が抑制されるので、乗員の不快感を軽減することができる。
(車両用空調装置の除霜運転方法、第1実施形態)
図5は第1実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法のフローチャートであり、図6はタイミングチャートである。第1実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法は、制御装置18が最初に除霜用冷房運転を実施し、次にホットガス運転を実施する。
実施形態における除霜運転方法は、暖房モード運転の状態からスタートする(S5)。次に、室外熱交換器24に着霜したか否か(除霜が必要か否か)の除霜判断を行う(S10)。具体的には、外気温度センサ(不図示)により外気温度Tamを測定し、制御装置18に出力する(S12)。また出口温度センサ24Tにより室外熱交換器24の出口温度Toutを測定し、制御装置18に出力する(S14)。制御装置18は、外気温度Tamと室外熱交換器24の出口温度Toutとの差分の絶対値が、第1所定温度より大きいか判断する(S16)。
暖房モード運転では、室外熱交換器24で吸熱が行われる。ここで、室外熱交換器24に着霜した場合には、室外熱交換器24の熱伝達率が低下するので、熱交換媒体が外気から十分に吸熱できなくなる。この場合には、室外熱交換器24の出口温度Toutが外気温度Tamの付近まで上昇せず、両者間の温度差が大きくなる。そこで、外気温度Tamと室外熱交換器24の出口温度Toutとの差分の絶対値が第1所定温度より大きい場合(S16の判断がYesの場合)には、室外熱交換器24に着霜したと判断する。一方で、S16の判断がNoの場合には、室外熱交換器24に着霜していないと判断し、除霜が不要のため処理を終了する。なお暖房モード運転中は、図5のフローチャートを繰り返し実施する。
S16の判断がYesの場合は、除霜運転を実施する(S20)。第1実施形態では、最初に除霜用冷房運転を実施する(S22)。具体的には、図6に示すように、除霜判断が成立した場合(S16の判断がYesの場合)に、暖房用膨張弁22の開度を小口径から大口径へと増加させる作業を開始する。また、冷房用膨張弁27の開度を閉状態から開状態へと増加させる作業を開始する。次に、暖房用膨張弁22および冷房用膨張弁27の開度増加中に、冷房用電磁弁23を閉状態から開状態に切り換える。また、三方弁25の流出口を暖房側(合流管33側)から冷房側(第3分岐管34側)に切り換える。これにより、コンプレッサ21で圧縮された熱交換媒体が、暖房用膨張弁22で膨張されずに室外熱交換器24に流入する。その結果、熱交換媒体が室外熱交換器24で放熱するので、除霜用冷房運転が開始される。なお、冷房用電磁弁23および三方弁25を切り換える前に、暖房用膨張弁22および冷房用膨張弁27の開度増加を開始することで、両者の開度増加に時間がかかる場合でも、除湿用冷房運転を迅速に開始することができる。なお、除霜用冷房運転は所定時間だけ行う。
次に、ホットガス運転を実施する(S24)。具体的には、図6に示すように、除霜用冷房運転の所定時間が経過する直前に、冷房用膨張弁27の開度を開状態から閉状態へと減少させる作業を開始する。次に、冷房用膨張弁27の開度減少中に、冷房用電磁弁23を開状態から閉状態に切り換える。また、三方弁25の流出口を冷房側(第3分岐管34側)から暖房側(合流管33側)に切り換える。これにより、室外熱交換器24から流出した熱交換媒体が、エバポレータ14を回避してコンプレッサ21に流入し、ホットガス運転が開始される。なお、冷房用電磁弁23を閉弁し暖房用膨張弁22のみを大口径に開弁してホットガス運転を行うことで、コンプレッサ21により熱交換媒体が適度に圧縮されるので、ホットガスを効率的に生成することができる。
次に、除霜終了判断を行う(S30)。具体的には、除霜判断と同様に、外気温度センサ(不図示)により外気温度Tamを測定し、制御装置18に出力する(S32)。また出口温度センサ24Tにより室外熱交換器24の出口温度Toutを測定し、制御装置18に出力する(S34)。制御装置18は、外気温度Tamと室外熱交換器24の出口温度Toutとの差分の絶対値が、第2所定温度より小さいか判断する(S36)。なお、除霜終了判断の第2所定温度を、除霜判断の第1所定温度より小さい値に設定することで、除霜運転が短時間で断続的に実施されるのを防止することができる。S36の判断がNoの場合には、除霜が終了していないと判断し、S24に戻ってホットガス運転を継続する。
室外熱交換器24の霜が解けた場合には、室外熱交換器24の熱伝達率が向上して、熱交換媒体から外気への放熱が十分に行われる。そのため、室外熱交換器24の出口温度Toutが外気温度Tamに接近し、両者間の温度差が小さくなる。そこで、外気温度Tamと室外熱交換器24の出口温度Toutとの差分の絶対値が第2所定温度より小さい場合(S36の判断がYesの場合)には、室外熱交換器24の除霜が終了したと判断する。この場合には、図6に示すように、暖房用膨張弁22の開度を大口径から小口径に減少させ、ホットガス運転を終了する。
以上により、第1実施形態における車両用空調装置の除霜運転が終了し、暖房モード運転に復帰する。
以上に詳述したように、実施形態における車両用空調装置の除霜運転では、エバポレータ14で吸熱する除霜用冷房運転と、エバポレータ14で吸熱しないホットガス運転とを、切り換えて実施する構成とした。
これにより、除霜運転を冷房運転のみで行う場合と比べて、車室内に冷風が供給されるのを抑制することができる。また吸熱した上で放熱する除霜用冷房運転では、吸熱しないで放熱するホットガス運転に比べて、放熱量が大きくなる。そのため、除霜運転をホットガス運転のみで行う場合と比べて、短時間で効率よく室外熱交換器の除霜を行うことができる。
ところで暖房モード運転では、暖房用膨張弁22で熱交換媒体を膨張させるので、熱交換媒体は気液2相となり、気液分離器26において液相の熱交換媒体を分離している。一方のホットガス運転では、暖房用膨張弁22で熱交換媒体を膨張させないので、気相状態のまま熱交換媒体を流通させる。ここで、暖房モード運転からホットガス運転に切り換えた直後には、気液分離器26に液相の熱交換媒体が滞留しているので、液相の熱交換媒体が気化するまで、一時的に気相の熱交換媒体の流通量が少ない状態になる。この状態では、コンプレッサ21により熱交換媒体を適度に圧縮してホットガスを生成することが困難である。そのため、除霜運転をホットガス運転のみで行う場合には、霜が解け始めるまでに時間がかかり、コンプレッサの消費電力が増大するという問題がある。
これに対して、第1実施形態における車両用空調装置の除霜運転では、最初に除霜用冷房運転を実施し、次にホットガス運転を実施する構成とした。
この構成によれば、最初の除霜用冷房運転によって早期に霜を解かし始めることができる。これにより、除霜運転をホットガス運転のみで行う場合と比べて、除霜運転時間が短縮され、コンプレッサの消費電力を抑制することができる。なお除霜用冷房運転では車室内に冷風が供給されるが、乗員が寒さを感じる前にホットガス運転に切り換えて除霜を継続するので、除霜運転に伴う乗員の不快感を緩和することができる。
(車両用空調装置の除霜運転方法、第2実施形態)
図7は第2実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法のフローチャートであり、図8はタイミングチャートである。第2実施形態における車両用空調装置の除霜運転方法は、制御装置18が最初にホットガス運転を実施し、次に除霜用冷房運転を実施し、次に再びホットガス運転を実施する。なお第1実施形態と同様の構成となる部分については、その説明を省略する。
第1実施形態と同様に、暖房モード運転の状態からスタートし(S5)、室外熱交換器24に着霜したか否か(除霜が必要か否か)の除霜判断を行う(S10)。
S10において除霜が必要と判断された場合には、除霜運転を実施する(S20)。第2実施形態では、最初にホットガス運転を実施する(S21)。具体的には、図8に示すように、除霜判断が成立した場合(S16の判断がYesの場合)に、暖房用膨張弁22の開度を小口径から大口径に増加させる。これにより、コンプレッサ21で圧縮された熱交換媒体が、暖房用膨張弁22で膨張されずに室外熱交換器24に流入する。その結果、熱交換媒体が室外熱交換器24で放熱するので、ホットガス運転による除霜が開始される。なお、最初のホットガス運転は所定時間だけ行う。
次に、除霜用冷房運転を実施する(S22)。具体的には、図8に示すように、暖房用膨張弁22の開度を大口径に維持する。またホットガス運転の所定時間が経過する直前に、冷房用膨張弁27の開度を閉状態から開状態へと増加させる作業を開始する。他の構成は第1実施形態と同様である。除霜用冷房運転も所定時間だけ行う。
次に、2回目のホットガス運転を実施する(S24)。その構成は第1実施形態と同様である。
次に、除霜終了判断を行う(S30)。その構成は第1実施形態と同様である。
以上により、第2実施形態における車両用空調装置の除霜運転が終了する。
このように、第2実施形態における車両用空調装置の除霜運転では、最初にホットガス運転を実施し、次に除霜用冷房運転を実施し、次に再びホットガス運転を実施する構成とした。
この構成によれば、最初のホットガス運転によって、車室内に供給する空気の温度を下げることなく除霜を準備することができる。これにより霜の一部が解けるため、次の除霜用冷房運転の時間を短縮することが可能になり、車室内に冷風を供給する時間を短縮することができる。そして、2回目のホットガス運転を経て暖房モード運転に復帰するため、除霜運転から暖房モード運転への移行をスムーズに行うことができる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態の構成はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、第1実施形態の除霜運転では最初に除霜用冷房運転を実施し次にホットガス運転を実施して暖房モード運転に復帰したが、最初にホットガス運転を実施し次に除霜用冷房運転を実施して暖房モード運転に復帰してもよい。
また、各実施形態では室外熱交換器の出口温度と外気温度とを比較して除霜判断および除霜終了判断を行ったが、他の方法で除霜判断または除霜終了判断を行ってもよい。また上記方法で除霜終了判断(最後のホットガス運転の終了判断)を行う代わりに、最後のホットガス運転を所定時間だけ行うようにしてもよい。この場合には、除霜運転の全体を所定時間だけ行うことになる。その除霜運転時間は、除霜運転の開始を判断したときの室外熱交換器の出口温度と外気温度との差分に応じて決定すればよい。
また、各実施形態では冷房用電磁弁23または三方弁25を切り換える前に暖房用膨張弁22または冷房用膨張弁27の開度変更を開始したが、冷房用電磁弁23または三方弁25の切り換えと同時に暖房用膨張弁22または冷房用膨張弁27の開度変更を開始してもよい。
また、車両用空調装置に対して通常運転モードと省エネルギー運転モードとを切り換えるボタン(ECONボタン)を設ける場合がある。この場合には運転モード毎に、除霜運転におけるホットガス運転と除霜用冷房運転との運転時間比率を異なる設定とすればよい。例えば、通常運転モードで乗員の快適性を優先させたいときには、ホットガス運転が主体となるように運転時間比率を設定し、省エネルギー運転モードで消費電力を抑制したいときには、除霜用冷房運転が主体となるように運転時間比率を設定すればよい。
10…車両用空調装置 14…エバポレータ(室内熱交換器) 21…コンプレッサ 24…室外熱交換器

Claims (1)

  1. 熱交換媒体を圧縮するコンプレッサと、
    前記熱交換媒体が流入して室外と熱交換を行う室外熱交換器と、
    前記熱交換媒体が流入して室内と熱交換を行う室内熱交換器と、を備えた車両用空調装置であって、
    前記コンプレッサで圧縮された前記熱交換媒体を、前記室内熱交換器に流入させて吸熱させ、前記室外熱交換器に流入させて放熱させる冷房運転と、
    前記コンプレッサで圧縮された前記熱交換媒体を、前記室内熱交換器で吸熱させることなく、前記室外熱交換器に流入させて放熱させるホットガス運転と、を実施可能であり、
    前記室外熱交換器の除霜を行う除霜運転では、前記冷房運転と前記ホットガス運転とを切り換えて実施することを特徴とする車両用空調装置。
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