JP2013240774A - 往復運動篩 - Google Patents
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Abstract
【課題】往復運動篩において、破損し易いスクリーンの交換作業を容易にして運転停止による運転効率の低下を防止すると共に、緩み易いボルトナットを用いず運転管理を容易にする。
【解決手段】スクリーンを2枚の板に挟んで板を押し圧することによってスクリーンを固定する構成とする。即ち、往復運動する一体の板上に多数に分割したスクリーンを上板で挟み、2枚の板をコ型のフレームと押しボルトとで構築する万力で挟んで押し圧するか、若しくは多数のばねクリップで挟んで押し圧する構成とすることによって、スクリーンの着脱が短時間で可能になると共に、破損部分のみのスクリーン交換で済むので経済性も向上する。更に、多数のボルトナットを省略し得るのでボルトナットの緩みの監視・運転管理が容易になる。
【選択図】図1
【解決手段】スクリーンを2枚の板に挟んで板を押し圧することによってスクリーンを固定する構成とする。即ち、往復運動する一体の板上に多数に分割したスクリーンを上板で挟み、2枚の板をコ型のフレームと押しボルトとで構築する万力で挟んで押し圧するか、若しくは多数のばねクリップで挟んで押し圧する構成とすることによって、スクリーンの着脱が短時間で可能になると共に、破損部分のみのスクリーン交換で済むので経済性も向上する。更に、多数のボルトナットを省略し得るのでボルトナットの緩みの監視・運転管理が容易になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、医薬品・化粧品・食品・化成品・トナーなどの製造プロセスにおいて広く用いられる往復運動篩に係る。
往復振動篩は、医薬品・化粧品・食品・化成品・トナーなどの製造プロセスにおける篩分けや乾燥工程で広く使用されているが、目詰まりの問題があり、特に目の細かい薄板スクリーンにおいては目詰まりがネックとなる。目詰まり防止対策としてスクリーンのボール打撃や超音波法などがあるが、目の細かい薄板スクリーンは破損し易く、その交換作業のための高頻度な運転停止による運転効率の低下が問題であった。また、スクリーンの一部が破損しても全スクリーンを交換せねばならず、経済性にも問題があった。
また、スクリーンを固定するボルトナットは振動で緩み易いのでボルトナットの常時監視を要するが、多数のボルトナットの常時監視は煩瑣であった。
「機械工学便覧」日本機械学会出版 「化学工学便覧」丸善株式会社出版
以上の背景に鑑み本発明は、スクリーンの交換作業を簡素化して運転停止による運転効率の低下を防止するとともに、多数のボルトナットを常時監視する煩瑣な管理を不要とすることを課題としている。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、スクリーンを2枚の板で挟んで板を押し圧することによってスクリーンを固定することを特徴とする、往復運動篩である。
また、請求項2に記載の発明は、往復運動する一体の板上に多数に分割したスクリーンを上板で固定することを特徴とする、往復運動篩である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2に記載の発明において、コ型のフレームと押しボルトとで構築する万力で2枚の板を挟んで押し圧することによってスクリーンを固定することを特徴とする、往復運動篩である。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1及び請求項2に記載の発明において、多数のばねクリップで2枚の板を挟んで押し圧することによってスクリーンを固定することを特徴とする、往復運動篩である。
請求項1に記載の発明によれば、2枚の板の加圧減圧のみでスクリーンの着脱が可能となるので、高頻度なスクリーンの交換においても運転停止時間が短縮され運転効率の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、スクリーンが破損した場合に破損部分のスクリーンのみの交換で済むので、経済的であると共に交換時間の短縮を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、多数のボルトナットを使用せず少数の万力でスクリーンを固定できるので、スクリーン交換時間の短縮が可能となるのみならず、多数のボルトナットを常時監視する必要がなくなるので運転管理が容易となる。
請求項4に記載の発明によれば、ボルトナットを全く使用せず簡易なばねクリップの開閉でスクリーンの着脱が可能になるので、スクリーン交換時間が著しく短縮されるのみならず、ボルトナットの常時監視が全く不要となるので運転監視が一層容易となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明実施例の要部の斜視説明図(一部切開)、図2は図1の平面図(一部切開)、図3は図2のX−X断面図、図4は図3のY−Y断面図、図5は図2のP部の詳細図、図6は図5の視矢Z図、図7は本発明の第二実施例の説明図、をそれぞれ示す。
図1は本発明に係る往復運動篩の要部の斜視図であるが、篩の駆動装置や篩支持装置などは周知でありここでは図示を省略してある。図1〜図4に示すように、スクリーン1は多数(実施例では5ヶ)に分割され、分割された各スクリーン1は、下板2と、スクリーン1と同数に分割され且つ側壁4と一体に構築された上板3とによって挟まれている。図中8はスクリーンの分割線、9は分割線の下でスクリーンを支持する下板2の桟を示す。
第一の実施例においては、図3・図4で示すように、上板3と下板2とはフレーム5と押しボルト6とで構築される万力7によって押し圧され、スクリーン1は下板2に強固に固定されている。又、分割された上板3と一体の側壁4も、図5・図6に示すように、前記同様な万力7によって押し圧固定されている。このようにして、スクリーン1と上板3および側壁4と結合された下板2は、周知の駆動装置や篩支持装置(いずれも図示せず)に連結され、往復運動篩が構成される。
第一の実施例においては、図3・図4で示すように、上板3と下板2とはフレーム5と押しボルト6とで構築される万力7によって押し圧され、スクリーン1は下板2に強固に固定されている。又、分割された上板3と一体の側壁4も、図5・図6に示すように、前記同様な万力7によって押し圧固定されている。このようにして、スクリーン1と上板3および側壁4と結合された下板2は、周知の駆動装置や篩支持装置(いずれも図示せず)に連結され、往復運動篩が構成される。
以上の構成により、柔軟なスクリーン1は、剛性の高い下板2と上板3とで挟まれ且つ万力7で押し圧されるので強固に固定され得る。従って従来のように多数のボルトナットを使用せず少数の万力の操作のみでスクリーンの着脱が可能になるので、スクリーンの交換時間は大幅に短縮され、運転停止時間の短縮に伴う運転効率の向上が可能となる。また、ボルトナットを省略し得るので振動に起因する多数のボルトナットの緩みを常時監視する煩瑣な手間が省け、運転管理が容易になる。
又、スクリーンの一部が破損した場合に該当破損部のスクリーンの交換のみで足り、全スクリーンの交換を必要としないので、交換時間が短縮できるのみならずスクリーンの損耗が減るので経済性が向上する。
次に第二の実施例では、第一の実施例における万力7に代えて図7に示すようなばねクリップ7’を多数用いている。このばねクリップ7’の構成は周知の文具用のものと同じであるが、特に強靭なばねで構築される。図中10は板ばねの開口抓みを示す。強靭なばねクリップ7’は、梃子を利用した周知のベンチ類で開口抓みを掴んでクリップの開閉作業に利用することによってばねクリップ7’の開閉操作は一層容易にできる。図中10は板ばねの開口抓みを示す。なお、図示のクリップ7’は板ばねを利用しているが、強靭なばね力を構築できるものであれば周知の洗濯鋏のようなコイルばね(図示せず)を用いてもよいことは勿論である。
以上の構成で明らかなように第二の実施例では、簡易なばねクリップ7’の着脱によってスクリーンの着脱が可能になるので、スクリーンの交換時間は大幅に短縮され、運転停止時間の短縮に寄与できる。また、ボルトナットを全く使用しないので、ボルトナットの弛みを常時監視する煩瑣な手間が皆無となり運転管理が一層容易となる。
また、第一の実施例においては、図2のP部を示す図5の側壁4の分割部は万力7で押し圧固定されているが、第二の実施例では万力7に代えてばねクリップ7’により固定一体化されるので、分解組み立ては容易である。
1 スクリーン
2 下板
3 上板
4 側壁
5 フレーム
6 押しボルト
7 万力
7’ ばねクリップ
8 スクリーンの分割線
9 下板の桟
10 板ばねの開口抓み
2 下板
3 上板
4 側壁
5 フレーム
6 押しボルト
7 万力
7’ ばねクリップ
8 スクリーンの分割線
9 下板の桟
10 板ばねの開口抓み
Claims (4)
- スクリーンを2枚の板で挟んで板を押し圧することによってスクリーンを固定することを特徴とする、往復運動篩。
- 往復運動する一体の板上に多数に分割したスクリーンを上板で固定することを特徴とする、請求項1に記載の往復運動篩。
- コ型のフレームと押しボルトとで構築する万力で2枚の板を挟んで押し圧することによってスクリーンを固定することを特徴とする、請求項1及び請求項2に記載の往復運動篩。
- 多数のばねクリップで2枚の板を挟んで押し圧することによってスクリーンを固定することを特徴とする、請求項1及び請求項2に記載の往復運動篩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012127471A JP2013240774A (ja) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | 往復運動篩 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012127471A JP2013240774A (ja) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | 往復運動篩 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013240774A true JP2013240774A (ja) | 2013-12-05 |
Family
ID=49842212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012127471A Pending JP2013240774A (ja) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | 往復運動篩 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013240774A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104438054A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-03-25 | 四川金鼓食品有限责任公司 | 筛选彻底的红薯粉筛选装置 |
CN104438032A (zh) * | 2014-11-24 | 2015-03-25 | 浙江荣亿精密机械有限公司 | 一种简易螺母筛选机 |
CN110882907A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-03-17 | 安徽金砖建筑节能材料有限公司 | 一种干沙分级筛分设备 |
CN111925142A (zh) * | 2020-09-02 | 2020-11-13 | 陕西正元环保科技产业(集团)有限公司 | 一种脱硫石膏生产系统 |
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2012
- 2012-05-18 JP JP2012127471A patent/JP2013240774A/ja active Pending
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