JP2013238598A - 機械的な接続器および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】システムの隣接する構成部品間における機械的接続器を提供する。
【解決手段】機械的接続器は、システムの第1の構成部品、システムの第2の構成部品、および、第1の構成部品と第2の構成部品との間にある多自由度接続器1014,1016を含んでもよい。多自由度接続器は少なくとも4自由度を有してもよい。システムの隣接する構成部品間において機械的接続を確立する方法は、システムの第1の構成部品をシステムの第2の構成部品に隣接して配置するステップ、および、多自由度接続器を用いて、第1の構成部品を第2の構成部品に接続するステップを含んでもよい。多自由度接続器は少なくとも4自由度を有してもよい。
【選択図】図10

Description

例示の実施形態は、概して、機械的な接続器および方法に関する。また、例示の実施形態は、原子炉設備に関し、かつ、原子炉設備の原子炉圧力容器内で配管を修理するための機械的な接続器および方法に関する。
沸騰水型原子炉(「BWR」)の原子炉圧力容器(「RPV」)は、大まかには円筒の形状であってもよく、かつ/または、(例えば、底部ヘッドおよび取り外し可能な上部ヘッドによって)両端において塞がれていてもよい。炉心シュラウド、つまり炉心隔壁は、原子炉心を取り囲んでいてもよく、シュラウド支持構造体によって支持されていてもよい。
BWRは、数多くの配管システムを備えており、これらの配管システムは、例えば、水を運んでRPVで行き渡らせるために利用できる。例えば、炉心スプレイ配管は、RPVの外部からRPV内の炉心スプレイスパージャへと水を送るのに使用できる。炉心スプレイ配管および/または炉心スプレイスパージャは、水流を原子炉心へと送ることができる。
冷却材喪失事故(「LOCA」)などの原子炉プラントの事故の場合には、炉心スプレイ分配ヘッダを通じて冷却水を原子炉心に送ることができる。その炉心スプレイ分配ヘッダは、水平な部分および/または垂直な部分を含んでもよい。垂直な部分は、降水管と称されることがある。降水管からの水は、例えば、スパージャTボックスを介して、RPV内のスパージャ分配ヘッダ管へと流れることができる。
降水管と分配ヘッダとの間の配管の修理には、必要に応じて、連結装置を使用することが含まれ得る。連結装置はまた、配管全体の交換の場合に使用されることもある。関連技術の連結装置が、例えば、Jensenによる米国特許第5,947,529号(「’529特許」)や、Jensenらによる米国特許第6,131,962号(「’962特許」)に詳解されている。’529特許および’962特許は、本明細書において、それらの全体が参照により援用される。
粒界応力腐食割れ(「IGSCC])は、高温の水に曝される構造部材、配管、締結具、および溶接部などの原子炉構成部品で発生する周知の現象である。原子炉構成部品は、例えば、熱膨張の違いに関連した応力、原子炉冷却水の格納に必要な運転圧力に関連した応力、および/または、溶接、冷間加工、および不均一金属の処理による残留応力などの他の発生源に関連した応力といった様々な応力の影響を受ける可能性がある。また、水化学、溶接、熱処理、および/または放射線は、構成部品の金属のIGSCCに対する感受性を増加させる可能性がある。
炉心スプレイ配管のIGSCCの一因となる条件が、原子炉内にあると考えられる。炉心スプレイ配管において感受性のある領域は、スパージャTボックスとそれに関連する分配ヘッダとの間の溶接された接合部であり得る。スパージャTボックスは、炉心スプレイ降水管が炉心隔壁を貫通する接合部、および/または、炉心スプレイ降水管がスパージャ分配ヘッダ管に分岐する接合部であり得る。具体的には、スパージャTボックスは、管の直線部分であってもよく、その管は端に溶接された平らな板によって塞がれている。2つのスパージャ管がスパージャTボックスに溶接され、T字管を形成し得る。これら3つが溶接された接合部は、亀裂しやすいことがあり、壁を貫通する円周方向の亀裂がこれらの溶接された接合部で発生した場合には、予測不可能な漏れが発生する可能性がある。
懸念される別の領域は、炉心スプレイシステムが、LOCAの発生した場合に、冷却水を原子炉の炉心領域へと送ることで、過度な燃料被覆管温度を確実に防止できるようにすることである。壁を貫通する円周方向の亀裂がこれらの溶接された接合部で発生した場合には、システムは危険に曝される可能性がある。
許容できない漏れを防ぎ、かつ、炉心スプレイシステムが確実に必要な体積流量を原子炉心へと送るために、1つまたは複数の上記の溶接の不具合が発生した場合でも、スパージャTボックスの構造的な完全性を確保し、かつ/または、溶接された接合部をまとめる締付システムを提供することが望ましいと考えられる。
関連技術の締付システムが、例えば、Jensenによる米国特許第6,456,682号(B1)(「’682特許」)、Jensenによる米国特許第7,724,863号(B2)(「’863特許」)、およびWroblewskiらによる米国特許公開第2010/0246744号(A1)(「’744特許」)に詳解されている。’682特許、’863特許、および’744公開の開示もまた、本明細書において、それらの全体が参照により援用される。
米国特許出願公開第2010/0246744号明細書
例示の実施形態は、原子炉設備などの原子炉圧力容器内で配管を修理するための機械的な接続器および方法を提供することができる。例示の実施形態は、炉心スプレイ降水配管を炉心隔壁に機械的に締め付けるための、蓋板およびスパージャ管をスパージャTボックスに取り付ける溶接に構造上取って代わる接続器および方法を提供することもできる。
例示の実施形態では、原子炉圧力容器用の炉心スプレイスパージャTボックス取付組立体が開示される。圧力容器は、炉心隔壁、炉心隔壁を貫通するスパージャTボックス、スパージャTボックスに連結された複数のスパージャ分配ヘッダ管、および/または、降水管を含んでもよい。スパージャ分配ヘッダ管は、少なくとも1つのスパージャノズルを含んでもよい。取付組立体は、降水管連結器および/またはスパージャTボックス締付器を含んでもよい。スパージャTボックス締付器は、ドローイングボルトの入るドローイングボルト開口を有するアンカープレートと、アンカープレートの第1の端部で実質的に位置合わせされた第1の締付ブロックと、アンカープレートの第2の端部で実質的に位置合わせされた第2の締付ブロックとを含んでもよい。アンカープレートは、第1の多自由度接続器によって第1の締付ブロックに接続されていてもよい。アンカープレートは、第2の多自由度接続器によって第2の締付ブロックに接続されていてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は少なくとも2自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含む少なくとも2自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含む少なくとも2自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は少なくとも3自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含む少なくとも3自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含む少なくとも3自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーを含む少なくとも3自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は少なくとも4自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含む少なくとも4自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含む少なくとも4自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は、ロール、ピッチ、およびヨーを含む少なくとも4自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は少なくとも2自由度を有していてもよく、かつ/または、第2の多自由度接続器は少なくとも2自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は少なくとも3自由度を有していてもよく、かつ/または、第2の多自由度接続器は少なくとも3自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、第1の多自由度接続器は少なくとも4自由度を有していてもよく、かつ/または、第2の多自由度接続器は少なくとも4自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、システムの隣接する構成部品間における機械的接続器は、システムの第1の構成部品、システムの第2の構成部品、および/または、第1の構成部品と第2の構成部品との間にある多自由度接続器を含んでもよい。多自由度接続器は少なくとも4自由度を有していてもよい。
例示の実施形態では、多自由度接続器は、第1の構成部品に接続された柱体を含んでもよい。柱体は、第2の構成部品の案内部に嵌まって多自由度接続器を形成してもよい。
例示の実施形態では、柱体は、近位端、中間部、および/または遠位端を含んでもよい。近位端は、中間部より幅広であってもよい。遠位端は、中間部より幅広であってもよい。
例示の実施形態では、近位端は、第1の面、第2の面、および/または第3の面を含んでもよい。近位端は、第4の面、第5の面、および/または第6の面を含んでもよい。第1の面および第5の面は、柱体の両端に配置されていてもよい。第2の面および第4の面は、中間部の両端に配置されていてもよい。
例示の実施形態では、第3の面は、近位端の最も幅広な部分に配置されていてもよい。第6の面は、遠位端の最も幅広な部分に配置されていてもよい。第3の面は、機械的接続器を支持するためにランド部および溝部を含んでもよい。
例示の実施形態では、第4の面は球状であってもよい。
例示の実施形態では、第5の面は錐状であってもよい。
例示の実施形態では、システムの隣接する構成部品間において機械的接続を確立する方法は、システムの第1の構成部品をシステムの第2の構成部品に隣接して配置するステップ、および/または、多自由度接続器を用いて、第1の構成部品を第2の構成部品に接続するステップを含んでもよい。多自由度接続器は少なくとも4自由度を有していてもよい。
本発明のこれらおよび他の特徴ならびに利点は、本発明による装置および方法の様々な実施形態例についての以下の詳細な説明に記載されており、また、その詳細な説明から明らかである。
上記および/または他の態様ならびに利点は、添付の図面と共に、実施例による実施形態の以下の詳細な説明から、より明らかになるであろうし、より容易に理解されるであろう。
関連技術のBWRのRPVの、部品が切り取られた、等角の部分断面図である。 関連技術の降水管連結器の詳細な等角図である。 RPVの内部から見た、関連技術のTボックス組立体の一部の等角図である。 関連技術のシール板組立体の詳細な等角図である。 図4の関連技術のシール板組立体の分解図である。 関連技術のTボルトの等角図である。 関連技術の管シールの等角図である。 上側の管の構成における関連技術のスパージャTボックス締付器の、部分的に分解された斜視図である。 下側の管の構成における関連技術のスパージャTボックス締付器の等角図である。 実施形態例による、上側の管の構成におけるスパージャTボックス締付器の等角図である。 実施形態によるスパージャTボックス締付器の部分的な分解図である。 実施形態例による、下側の管の構成におけるスパージャTボックス締付器の等角図である。 実施形態例による柱体の側面図である。 実施形態例による、システムの隣接する構成部品間において機械的接続を確立する方法のフローチャートである。
ここで、実施形態例が、添付の図面を参照しつつより完全に説明されることになる。しかしながら、実施形態は、多くの異なる形態で実施することができ、本明細書で説明される実施形態に限定されるとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態例は、この開示が、完全かつ完結するものであって、当業者に範囲を十分に伝達するように提供される。図面では、層や領域の厚みは、分かりやすくするために誇張されている。
構成要素が他の構成部品に対し、「上にあり」、「接続され」、「電気的に接続され」、または「連結され」と言及される場合は、他の構成部品に対し、直に上にあり、接続され、電気的に接続され、または連結されてもよく、あるいは、介在する構成部品があってもよい。対照的に、構成部品が他の構成部品に対し、「直に上にあり」、「直に接続され」、「電気的に直に接続され」、または「直に連結され」と言及される場合は、介在する構成部品はない。本明細書で使用されるように、「および/または」は、関連する列記した項目の1つまたは複数の、任意のおよび全ての組合せを含む。
本明細書では、第1、第2、第3などの言葉は、様々な構成要素、構成部品、領域、層、および/または区域に用いられ得るが、これらの構成要素、構成部品、領域、層、および/または区域は、これらの言葉によって限定されるべきではない。これらの言葉は、ある構成要素、構成部品、領域、層、および/または区域を、他の構成要素、構成部品、領域、層、および/または区域から区別するのに用いられるだけである。例えば、第1の構成要素、構成部品、領域、層、および/または区域は、実施形態例の教示から逸脱することなく、第2の構成要素、構成部品、領域、層、および/または区域と称することができる。
図面に示されるように、「下方に(beneath)」、「下に(below)」、「下側(lower)」、「上方に(above)」、「上側(upper)」などといった、空間上の相対性を表す言葉が、ある構成部品および/または特徴と、もう一つの構成部品および/または特徴、あるいは、他の構成部品および/または特徴との関係について説明し易くするために、本明細書において用いられることがある。空間上の相対性を表す言葉は、図面において描写された配置に加え、使用中または運転中の装置が異なる配置にあることを包含するように意図されていることは理解されよう。
本明細書で用いられる用語は、特に実施形態例を説明するためのものにすぎず、実施形態例を限定することを意図されてはいない。本明細書で用いられるように、単数形「一つ(a、an)」および「その(the)」は、文脈により明らかに示されていない場合には、複数形を同様に含むように意図されている。「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」の言葉は、本明細書で使われる場合、述べられた特徴、数、ステップ、運転、構成要素、および/または構成部品の存在を明示にしているが、1つまたは複数の他の特徴、数、ステップ、運転、構成要素、および/またはそれらの組合せは構成部品の存在または追加を排除しないことは、さらに理解されるだろう。
定義されていない場合には、本明細書で用いられる(技術的および科学的な言葉を含む)すべての言葉は、実施形態例が属する技術における当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を持っている。一般的に用いられる辞書で定義される言葉などは、関連技術の面でのそれらが意味することと一致する意味を持つとして解釈されるべきであり、本明細書で明示的にそのように定義されていない場合には、理想化された又は過度に形式的な意味で解釈されるべきではないことは、さらに理解されるだろう。
ここで、添付の図面に示される、実施形態例が参照される。図面では、同じ符号は、全体を通して同じ構成部品を参照し得る。
図1は、関連技術のBWRのRPVの、部品が切り取られた、等角の部分断面図である。図1には、降水配管、および、接続器および交換する配管の曲管を含む下側交換部分の空間的な配置を示す炉心隔壁が図示される。前述のように、連結装置はまた、配管全体の交換の場合に使用されることもある。
RPV100は、RPV100の原子炉心(図示せず)を取り囲む容器壁102および/または炉心隔壁104を含み得る。容器壁102と炉心隔壁104との間には、円環部106を形成することができる。ほとんどの原子炉支持配管が円環部106内に配置され得るので、円環部106内の空間は制限されることがある。
LOCAなどの原子炉プラントの事故の場合には、炉心スプレイ分配ヘッダを通じて冷却水を原子炉心に送ることができる。炉心スプレイ分配ヘッダは、水平な部分(図示せず)、および/または、降水管108として概して参照される垂直な部分を含んでもよい。炉心隔壁104に近接する位置にある降水管108の一部は、垂直な降水配管の残部110を残して取り外すことができる。残部110と下側交換(「LSR」)管との間で接続されるのは、連結装置112であり得る。連結装置112によって、必要な場合に、降水管108の下側の部分を交換することができ、かつ/または、現場での溶接の使用を避けることができる。降水管108は、曲管フランジ116によって炉心隔壁104にさらに接続することができる下側曲管114を含み得る。
以下に詳解するように、降水管108は、下側スパージャ管および/または上側スパージャ管に取り付けることができるスパージャTボックスへと冷却材を仕向けることができる。スパージャTボックスが下側スパージャ管に取り付けられている場合、例えば、別の炉心隔壁位置に配置される同様のスパージャTボックスは、上側スパージャ管に取り付けることができる。
図2は、関連技術の降水管連結器の詳細な等角図である。図2に示すように、交換する降水管108は、第1の端部200および/または第2の端部202を含み得る。第1の端部200は、第1の端部204および/または第2の端部206を備えた曲管フランジ116を含み得る。曲管フランジ116の第1の端部204は、任意適切な方法によって(例えば、溶接によって)、交換する降水管108に連結するように構成されてもよい。第2の端部206は、曲管フランジ116から延びるフランジ部材208を含み得る。フランジ部材208は、炉心隔壁104内へと機械加工された円形の溝(図示せず)に受け入れられ得る。溝は、炉心隔壁104を貫通するスパージャTボックスと中心が共通するように配置されてもよい。
内部がねじ切りされた軸孔212を備えた、曲管フランジ116の中心部210は、曲管フランジ116の内側面から中心部210へと延びる複数の羽根214によって、曲管フランジ116に接続することができる。羽根214は、冷却水が適切に流れることができるように設計され得る。ドローイングボルトは、中心部210の軸孔212に螺合することができる。ドローイングボルトは、交換する降水管108をアンカープレートに接続することができ、そのアンカープレートの脚は、炉心隔壁104の湾曲する内周面にもたれることができる。ドローイングボルトは、炉心隔壁104との接続において漏れのない連結を構築するために、予荷重が加えられてもよいことは理解されるべきである。接続は、溝形の方式のものであってもよい。
交換する降水管108の第2の端部202は、連結装置112に接続される相フランジ216を含むことができ、連結装置112は残部110へとさらに接続することができる。相フランジ216は、複数の連結ボルト(図示せず)を受け入れる複数の連結長孔218を含み得る。図2には、4つの連結長孔218が示されるが、4つ超または未満の個数であってもよい。連結長孔218によって、残部110と交換する降水管108との間の回転方向の角度の位置ずれを補完することができる。
連結ボルトは、荷重を分担し、かつ/または、荷重の偏りを防止するように設計され得る。相フランジ216は、交換する降水管108および相フランジ216の位置ずれを補完するためのシールリング(図示せず)を受け入れる、球状に窪んだ座部(図2参照)を含み得る。相フランジ216における窪んだ座部およびシールリングは、垂直軸線に沿った残部110と交換する降水管108との角度の接合ずれを許容することができる。
図3は、RPV100の内部から見た、関連技術のTボックス組立体の一部の等角図である。炉心スプレイシステムは、炉心隔壁104を貫通するスパージャTボックス300を通じて、原子炉心の領域に水を供給することができる。スパージャTボックス300は、炉心スプレイ降水供給流が下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304へと仕向けられる接合部であり得る。例えば、降水管108は、下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304に取り付けられ得るスパージャTボックス300へと冷却材を仕向けることができる。図3は、下側スパージャ管302に取り付けられたスパージャTボックス300を示す。別の炉心隔壁位置では、同様のスパージャTボックス300が上側スパージャ管304に取り付けられてもよい。
図3に示すように、スパージャTボックス300は、平らな板306によって塞がれ、位置308で下側スパージャ管302の端部に溶接され得る下側スパージャ管302の領域の一部であり得る。さらに、下側スパージャ管302は、T字管を形成するように、位置310でスパージャTボックス300に溶接され得る。しかしながら、IGSCCによる振動疲労および/または溶接割れは、例えば、下側スパージャ管302をスパージャTボックス300に接合する位置308での溶接不良および/または位置310での溶接不良を発生させる可能性がある。壁を貫通する円周方向の亀裂が位置308での溶接および/または位置310での溶接で発生した場合、炉心スプレイシステムは、流体の予測不可能な漏れをもたらし、かつ/または、必要な体積流量を原子炉心へと送ることができない可能性がある。
さらに、図3に示すように、下側スパージャ管302は、関連するTボルトを受け入れる垂直長孔312を含み得る。一般的に、垂直長孔312におけるTボルトの作用によって、下側スパージャ管302に対してしっかりとシールさせることができる構造の接続器を備えたTボックス締付器を確保することができる。換言すると、垂直長孔312における関連するTボルトの作用は、1つまたは複数の溶接不良があったとしても、スパージャTボックス300に対する下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304の位置を保持する一助となることができる。また、下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304は、1つまたは複数のブラケット314からの支持を受けてもよい。
垂直長孔312は、例えば放電加工機(「EDM」)といった、任意適切な方法によって下側スパージャ管302に加工することができる。したがって、下側スパージャ管302に加工された垂直長孔312は、関連するTボルトの遠位端を受け入れるように提供され得る。以下に詳解するように、関連するTボルトは、垂直となるように設けられることで、下側スパージャ管302の垂直長孔312を貫くことができるようになっていてもよい。関連するTボルトは、関連するTボルト用ナットを回転させることによって90度回転させられるため、関連するTボルトの遠位端にある「T」は、水平の向きを取ることができ、下側スパージャ管302の内側面に対してもたれることができる。
図4は、関連技術のシール板組立体の詳細な等角図である。図5は、図4の関連技術のシール板組立体の分解図である。
図4および図5を参照すると、シール板組立体402は、シール板404、シール板カバー406、ドローイングボルト400、シール板ボルト408および410、および/または、自在スリーブ500を含み得る。シール板404は、シール板ボルト開口412および414、および/または、ボルト開口502を含み得る。ドローイングボルト400は、近位端416および遠位端418を含み得る。ラチェット歯420は、ドローイングボルト400の近位端416の近傍に機械加工することができる。ラチェット歯420は、等間隔となっていてもよい。シール板ボルト408は、近位端422および遠位端504を含み得る。ラチェット歯426は、シール板ボルト408の近位端422の近傍に機械加工することができる。ラチェット歯426は、等間隔となっていてもよい。シール板ボルト410は、近位端424および遠位端506を含み得る。ラチェット歯428は、シール板ボルト410の近位端424の近傍に機械加工することができる。ラチェット歯428は、等間隔となっていてもよい。
シール板カバー406は、ドローイングボルト400を受け入れる中心開口508を含み得る。また、シール板カバー406は、中心開口508の周囲に、1つまたは複数の開口430および/あるいは1つまたは複数の開口432を含み得る。1つまたは複数の開口430は、シール板カバー406の設置および/または締め付けのために工具(例えば、スパナレンチ)を受け入れることができる。1つまたは複数の開口432は、シール板カバー406をシール板404にしっかりと固定し、シール板カバー406が回転するのを防止するダウエルピン510を受け入れることができる。
シール板ボルト408の遠位端504は、円周溝512を含み得る。シール板ボルト410の遠位端506は、円周溝514を含み得る。円周溝512および514は、シール板404の開口518に圧入され得るダウエルピン516を受け入れる大きさとすることができ、シール板ボルト408および410をシール板404にしっかりと固定する。
図6は、関連技術のTボルト600の等角図である。図6を参照すると、Tボルト600は、近位端602および遠位端604を含み得る。各Tボルト600は、近位端602において、または、近位端602の近くに、機械加工されたねじ部606を含み得る。また、Tボルト600は、キー608を含み得る。
図7は、関連技術の管シール700の等角図である。図7を参照すると、管シール700は、穿孔開口702、スロット704、および/または外部キー706を含み得る。
図8は、上側の管の構成における関連技術のスパージャTボックス締付器900の、部分的に分解された斜視図である。図9は、下側の管の構成における関連技術のスパージャTボックス締付器900の等角図である。
図8および図9において、アンカープレート800は、さらなる支えを提供するために、アンカープレート800の表面から延びる複数の脚802を含み得る。アンカープレート800上の脚802は、炉心隔壁104の内周面にもたれることができるため、シール板404を通って延びるドローイングボルト400の予荷重を伝えることができ、かつ/または、アンカープレート800から炉心隔壁104へと荷重を伝達することができる。脚802は、炉心隔壁104の内周面に係合するように構成されてもよい。脚802は、アンカープレート800がスパージャTボックス300の外周面と平行になるように機械加工および/または調整されてもよい。締付ブロック804および806は、それぞれ蟻継手808および810を用いてアンカープレート800の端部に取り付けることができる。
図8および図9において、締付ブロック804および806はそれぞれ、組み立てられるTボルト600、Tボルト用ナット812、および/または管シール700を含み得る。Tボルト600、Tボルト用ナット812、および/または管シール700は、RPV100内へと持ち込まれる前に、各締付ブロック804および806と共にあらかじめ組み立てられていてもよい。Tボルト600の遠位端604は、下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304に機械加工(例えば、EDM)することができる垂直長孔312に、挿入することができる。Tボルト600の近位端602では、機械加工されたねじ部606がTボルト用ナット812の内側ねじ部814に係合することができる。ラチェット歯816は、Tボルト用ナット812の頭部の外側周囲に機械加工することができる。ラチェット歯816は、等間隔となっていてもよい。
Tボルト600は、トルクをTボルト用ナット812に付与して管シール700を下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304と接触させたときに、90度回転させることができ、かつ/または、しっかりと引き付けることができ、それによって、垂直長孔312をシールする。漏れを最小とするために、管シール700は、下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304の外形に合うように機械加工されてもよい。さらに、図3、図6〜図8に示すように、Tボルト600を90度回転させることは、Tボルト600のキー608を、管シールの穿孔702にあるスロット704に嵌め合わせることによって、および/または、管シール700の外部キー706が、締付ブロック804および806にあるTボルトの開口820のスロット818に嵌まり合うことによって、容易に行うことができる。また、管シール700およびTボルト用ナット812は、管シール700の下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304に対する若干の接合ずれを許容する球状の座部を含み得る。
アンカープレート800の端にある締付ブロック804および806を蟻継手808および810を用いて取り付けることには、いくつかの問題がある。第1に、蟻継手808は、締付ブロック804とアンカープレート800との間に1自由度しか与えない。第2に、蟻継手810は、締付ブロック806とアンカープレート800との間に1自由度しか与えない。第3に、これらの自由度の制限のため、アンカープレート800、締付ブロック804、および締付ブロック806は、互いの適切な位置合わせを確実とするために、一体として設置される必要性があり得る。アンカープレート800、締付ブロック804、および締付ブロック806を一体として設置するこのような必要性のため、設置の作業が複雑で長時間になる可能性があり、設置を行う作業者をさらに放射能に曝すことになったり、他の問題を引き起こしたりする。第4に、これらの自由度の制限のため、設置に伴う寸法をより正確に測定しなければならない可能性があり、かつ/または、締付ブロック804および/または締付ブロック806を、互いに適切に位置合わせして設置することができるように、繰り返し機械加工しなければならない可能性がある。
図8および図9において、アンカープレート800が動かないとして、原点が蟻継手808、+x軸の正方向が締付ブロック804の本体に沿う図9におけるほぼ右向き、+y軸の正方向が図9の図面をほぼ突き抜ける向き、+z軸の正方向が図9におけるほぼ上向きである、3次元の直交座標系を仮定すると、蟻継手808によってもたらされるアンカープレート800と締付ブロック804との間の1自由度の接続は、±y軸の正負方向にある。この1自由度の接続は、アンカープレート800と締付ブロック804との間の±x軸の正負方向、±z軸の正負方向、ロール、ピッチ、またはヨーにおける相対移動を許容しない。
同様に、アンカープレート800が動かないとして、原点が蟻継手810、+x軸の正方向がアンカープレート800の本体に沿う図9におけるほぼ右向き、+y軸の正方向が図9の図面をほぼ突き抜ける向き、+z軸の正方向が図9におけるほぼ上向きである、3次元の直交座標系を仮定すると、蟻継手810によってもたらされるアンカープレート800と締付ブロック806との間の1自由度の接続は、±y軸の正負方向にある。この1自由度の接続は、アンカープレート800と締付ブロック806との間の±x軸の正負方向、±z軸の正負方向、ロール、ピッチ、またはヨーにおける相対移動を許容しない。
図10は、実施形態例による、上側の管の構成におけるスパージャTボックス締付器の等角図である。図11は、実施形態によるスパージャTボックス締付器の部分的な分解図である。
スパージャTボックス締付器1000は、1)スパージャTボックスの蓋板306にある逃がし孔を貫通することができるドローイングボルト1002用の制限構造、および、2)円周方向の溶接の亀裂の場合に、スパージャTボックス300の位置に対する下側スパージャ管302および/または上側スパージャ管304の移動を制限するこれらの管用の制限構造を提供することができる。
図10では、スパージャTボックス締付器1000は、アンカープレート1004、第1の締付ブロック1006、および/または第2の締付ブロック1008を含み得る。アンカープレート1004は、第1の締付ブロック1006および第2の締付ブロック1008が両方の端1010および1012にそれぞれ接続された状態で、スパージャTボックス締付器1000の中央に配置することができる。第1の締付ブロック1006および第2の締付ブロック1008は、実質的に互いと位置合せされるように配置することができる。具体的には、第1の締付ブロック1006および第2の締付ブロック1008は、それぞれ、多自由度接続器1014および1016を用いてアンカープレート1004の両方の端1010および1012に接続することができ、以下により詳細に説明される。多自由度接続器1014および1016によって、第1の締付ブロック1006および/または第2の締付ブロック1008はアンカープレート1004に対して移動することができる。このような移動によって、上側スパージャ管304および/または関連する溶接への応力の負担を低減または排除することができる(同様に、下側の管の構成におけるスパージャTボックス締付器1000については、このような移動によって、下側スパージャ管302、位置308での溶接および/または位置310での溶接への応力の負担を低減または排除することができる)。
図10では、アンカープレート1004は、調整板1020を収容する、実質的に大きな窪んだ空洞1018を含み得る。調整板1020は、ドローイングボルト1002のもたれかかる面を提供することができ、かつ/または、スパージャTボックス300の中心部分を受け入れるようにドローイングボルト1002の調整を可能にすることができる。調整板1020は、窪んだ空洞1018が調整板1020よりも比較的大きいため、垂直方向に移動することができる。調整板1020は、ドローイングボルト1002、および/または、ドローイングボルト1002の周囲にある圧接環1024を受け入れるドローイングボルト開口1022を含み得る。
ドローイングボルト1002は、円筒状の頭部、および/または、締め付けるための六角形状のソケット1026を備え得る。ラチェット式の固定構造を用いる場合には、ドローイングボルト1002にあるラチェット歯(図示せず)は、回転が一方向にのみ可能とされるような向きとされてもよい。
圧接環1024は、ドローイングボルト1002の頭部の下および/または周囲に配置されてもよい。圧接環1024は、第1の球状面を備えていてもよく、その第1の球状面は、調整板1020の第2の球状面と接合することができる。この接合によって、アンカープレート1004は、必要に応じて、炉心隔壁104の内側面に対してロール、ピッチ、および/またはヨーに関して調整されつつ、ドローイングボルト1002は、曲管フランジ116および/または軸孔212と一直線にとどまることができる。ドローイングボルト1002に予荷重を付与した後の圧接環1024の縮みによって、圧接環1024が取り外されたり使えなくなったりした後だけドローイングボルト1002を取り外せるように、ドローイングボルト1002の回転を防止することができる。
図10および図11において、アンカープレート1004は、シール板ボルト1032および1034を受け入れる開口1028および1030を含み得る。開口1028および1030は、シール板ボルト1032および1034を受け入れるように、ねじが切られていてもよい。アンカープレート1004は、ラッチばね1040および1042をそれぞれ収容する機械加工された長孔1036および1038をさらに含み得る。ラッチばね1040および1042は、長孔1036および1038内にあればよい。ラッチばね1040および1042は、シール板ボルト1032および1034とそれぞれ相互作用することができる。シール板ボルト1032および1034は、それらの頭部の周囲に機械加工することができる等間隔のラチェット歯(図示せず)を含み得る。シール板ボルト1032のラチェット歯は、シール板ボルト1032を所定の位置に固定するように、および/または、シール板ボルト1032が回転するのを防止するように、ラッチばね1040の歯と係合することができる。同様に、シール板ボルト1034のラチェット歯は、シール板ボルト1034を所定の位置に固定するように、および/または、シール板ボルト1034が回転するのを防止するように、ラッチばね1042の歯と係合することができる。シール板ボルト1032および1034の回転は、それらボルトの頭部において内部に六角形状の穴を持つ六角レンチによって行うことができる。回転によって発生する荷重によって、それぞれのスパージャTボックスの蓋板(例えば、下側の管の構成においては、スパージャTボックスの蓋板306)に対して、シール板1120を前進させることができる。
第1の締付ブロック1006および第2の締付ブロック1008は、両方の端1010および1012において、アンカープレート1004に取り付けることができる。第1の締付ブロック1006は、第1の締付ブロック1006を貫通して延びるTボルト開口1044および1046を含み得る。第2の締付ブロック1008は、第2の締付ブロック1008を貫通して延びるTボルト開口1048および1050を含み得る。
図11において、Tボルト1100は、Tボルト開口1044、1046、1048、および1050の各々を貫通して延びることができる。Tボルト1100は、Tボルト用ナット1106の内側ねじ部1108に係合するように、近位端1104に機械加工されたねじ部1102を含み得る。
好ましくは、Tボルト用ナット1106は、例えば、5/8 18 ユニファイ細目ねじ(「UNF」)といった内部タップを用いてねじ切りされてもよい。しかしながら、通常の当業者(「PHOSITA」)であれば、様々な寸法のタップを用いることができることは理解されるだろう。
第1の締付ブロック1006は、ラッチばね1056および1058をそれぞれ収容する機械加工された長孔1052および1054を含み得る。第2の締付ブロック1008は、ラッチばね1064および1066をそれぞれ収容する機械加工された長孔1060および1062を含み得る。各ラッチばね1056、1058、1064、および1066は、それぞれのTボルト用ナット1106と係合するラチェット歯(図示せず)を含み得る。
図11において、ラチェット歯1110は、Tボルト用ナット1106の頭部の外側周囲に機械加工することができる。ラチェット歯1110は、等間隔となっていてもよい。ラチェット歯1110は、第1の締付ブロック1006においてラッチばね1056および1058と係合することができ、かつ/または、第2の締付ブロック1008においてラッチばね1064および1066と係合することができる。ラッチばね1056、1058、1064、および1066は、それぞれのTボルト用ナット1106を固定することができ、かつ/または、一方向だけへの回転を許容することができ、それによってTボルト1100での予荷重を増加させることができる。
Tボルト1100の回転防止という特徴は、管シール1112の穿孔開口(管シール700の穿孔開口702と同様)と一体とされた管シール1112のスロット(管シール700のスロット704と同様)に嵌め合わすことができるTボルト1100にあるキー(Tボルト600にあるキー608と同様)の特徴によって成し得られる。管シール1112は、Tボルト1100が90度だけ回転するのを許容するように設計され得る。Tボルト用ナット1106が回転されると、Tボルト1100は、管シール1112の遠位端(下側スパージャ管302または上側スパージャ管304に隣接する面)を通って前進することができる。その結果、キーは穿孔開口の中央部または中間部に達することができ、その位置において、Tボルト1100の接合するねじ部1102における、Tボルト用ナット1106の内側ねじ部1108との摩擦によって、Tボルト1100を90度回転させることができる。この作用によって、Tボルト1100の遠位の「T」字端1114を水平に向けることができる。
Tボルト用ナット1106が引き続き回転されると、キーを穿孔開口の近位部分に引き込むことができる。穿孔開口の近位部分は、締付ブロック1008のTボルト開口1124のスロット1122に嵌まり合う管シール1112の外部キー1116に加えて、Tボルト1100を所望の向きに固定することができる。したがって、Tボルト用ナット1106の回転によって、Tボルト1100の遠位の「T」字端1114を、下側スパージャ管302または上側スパージャ管304の内側面に対してもたれるように前進させることができ、それによって、管シール1112の面を、下側スパージャ管302または上側スパージャ管304の外側面と完全に接触するように引っ張ることができ、それにより、下側スパージャ管302または上側スパージャ管304の垂直長孔312をシールすることができる。
図11では、スロット1122は任意の方向を取ることができる。各スロット1122は同じ方向を取ってもよいし、あるいは、1つまたは複数のスロット1122は、互いに異なる方向をとってもよい。例えば、各スロット1122は、ドローイングボルト1002と反対の方を向いてもよいし、ドローイングボルト1002の方を向いてもよいし、ドローイングボルト1002と反対の方とドローイングボルト1002の方とを向くものがあってもよい。別の例では、スロット1122は、垂直、水平、斜め、またはそれらの組合せの向きとされてもよい。
図12は、実施形態例による、下側の管の構成におけるスパージャTボックス締付器1000の等角図である。
図10〜図12において、アンカープレート1004は、さらなる支えを提供するために、アンカープレート1004の表面から延びる複数の脚1118を含み得る。アンカープレート1004上の脚1118は、炉心隔壁104の内周面にもたれることができるため、シール板1120を通って延びるドローイングボルト1002の予荷重を伝えることができ、かつ/または、アンカープレート1004から炉心隔壁104へと荷重を伝達することができる。脚1118は、炉心隔壁104の内周面に係合するように構成されてもよい。
関連技術のスパージャTボックス締付器900については、アンカープレート800は、蟻継手808を用いて締付ブロック804に連接されており、また、蟻継手810を用いて締付ブロック806に接続されているおり、1自由度の接続によって、アンカープレート800の面、締付ブロック804の面、および締付ブロック806の面は平行となっている。対照的に、スパージャTボックス締付器1000については、アンカープレート1004は、多自由度接続器1014を用いて第1の締付ブロック1006に接続されており、また、多自由度接続器1016を用いて第2の締付ブロック1008に接続されており、多自由度接続器は、アンカープレート1004の面が第1の締付ブロック1006または第2の締付ブロック1008の面と平行であることを必要としないし、多自由度接続器は、第1の締付ブロック1006の面が第2の締付ブロック1008の面と平行であることも必要としない。したがって、多自由度接続器1014および1016によって、第1の締付ブロック1006および/または第2の締付ブロック1008はアンカープレート1004に対して移動することができる。
図10〜図12において、アンカープレート1004が動かないとして、原点が多自由度接続器1016、+x軸の正方向が第2の締付ブロック1008の本体に沿う図12におけるほぼ右向き、+y軸の正方向が図12の図面をほぼ突き抜ける向き、+z軸の正方向が図12におけるほぼ上向きである、3次元の直交座標系を仮定すると、多自由度接続器1016によってもたらされるアンカープレート1004と第2の締付ブロック1008との間の多自由度の接続は、±y軸の正負方向、ロール、ピッチ、またはヨーにある。この多自由度の接続は、アンカープレート1004と第2の締付ブロック1008との間の±x軸の正負方向、または±z軸の正負方向における相対移動を許容しない。
同様に、アンカープレート1004が動かないとして、原点が多自由度接続器1014、+x軸の正方向がアンカープレート1004の本体に沿う図12におけるほぼ右向き、+y軸の正方向が図12の図面をほぼ突き抜ける向き、+z軸の正方向が図12におけるほぼ上向きである、3次元の直交座標系を仮定すると、多自由度接続器1014によってもたらされる第1の締付ブロック1006とアンカープレート1004との間の多自由度の接続は、±y軸の正負方向、ロール、ピッチ、またはヨーにある。この多自由度の接続は、第1の締付ブロック1006とアンカープレート1004との間の±x軸の正負方向、または±z軸の正負方向における相対移動を許容しない。
多自由度接続器1014および/または多自由度接続器1016は、少なくとも2自由度を有し得る。少なくとも2つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含み得る。少なくとも2つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含み得る。
多自由度接続器1014および/または多自由度接続器1016は、少なくとも3自由度を有し得る。少なくとも3つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含み得る。少なくとも3つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含み得る。少なくとも3つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーを含み得る。
多自由度接続器1014および/または多自由度接続器1016は、少なくとも4自由度を有し得る。少なくとも4つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含み得る。少なくとも4つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含み得る。少なくとも4つの自由度は、ロール、ピッチ、およびヨーを含み得る。
図10〜図12に示すように、多自由度接続器1014は、アンカープレート1004に接続された柱体と、第1の締付ブロック1006に対応する案内部とを含み得る。代替品では、多自由度接続器1014は、第1の締付ブロック1006に接続された柱体と、アンカープレート1004に対応する案内部とを含み得る。図10〜図12に示すように、多自由度接続器1016は、アンカープレート1004に接続された柱体と、第2の締付ブロック1008に対応する案内部とを含み得る。代替品では、多自由度接続器1016は、第2の締付ブロック1008に接続された柱体と、アンカープレート1004に対応する案内部とを含み得る。
図13は、実施形態例による柱体1300の側面図である。
柱体1300は、近位端1302、中間部1304、および/または遠位端1306を含み得る。近位端1302は、中間部1304より幅広であってもよい。遠位端1306は、中間部1304より幅広であってもよい。
近位端1302は、第1の面1308、第2の面1310、および/または第3の面1312を含み得る。遠位端1306は、第4の面1314、第5の面1316、および/または第6の面1318を含み得る。第1の面1308および第5の面1316は、柱体1300の両端に配置することができる。第2の面1310および第4の面1314は、中間部1304の両端に配置することができる。
第3の面1312は、近位端1302の最も幅広な部分に配置することができる。第6の面1318は、遠位端1306の最も幅広な部分に配置することができる。第3の面1312は、アンカープレート1004、第1の締付ブロック1006、および/または第2の締付ブロック1008への機械的な接続器を支持するためにランド部および/または溝部を含み得る。
第4の面1314は球状であってもよい。第4の面1314は、対応する案内部で対応する円筒面と接合し得る。この接合によって、1つまたは複数の多自由度での動作を許容することができる。
第5の面1316は錘状であってもよい。
機械加工および/または他の目的を容易とするために、柱体1300は、アンカープレート1004から分離して作られてもよく、そして、例えば、ピン接続またはねじ接続によって、アンカープレート1004に接続されてもよい。しかしながら、柱体1300は、アンカープレート1004と共に一体物として作られてもよい。
同様に、柱体1300は、第1の締付ブロック1006および/または第2の締付ブロック1008から分離して作られてもよく、そして、例えば、ピン接続またはねじ接続によって、第1の締付ブロック1006および/または第2の締付ブロック1008に接続されてもよい。しかしながら、柱体1300は、第1の締付ブロック1006および/または第2の締付ブロック1008と共に一体物として作られてもよい。
柱体1300に対応する案内部は、柱体1300と同様の形状および/または寸法を有していてもよい。PHOSITAは、柱体1300と対応する案内部との間の関係を理解するであろう。この関係によって、1つまたは複数の多自由度での動作を許容することができる。
図14は、実施形態例による、システムの隣接する構成部品間において機械的接続を確立する方法のフローチャートである。
システムの隣接する構成部品間において機械的接続を確立する方法は、システムの第1の構成部品をシステムの第2の構成部品に隣接して配置するステップ(S1400)、および/または、多自由度接続器を用いて、第1の構成部品を第2の構成部品に接続するステップ(S1402)を含んでもよい。多自由度接続器は少なくとも4自由度を有してもよい。
システムの第1の構成部品をシステムの第2の構成部品に隣接して配置するステップは、第1の構成部品と第2の構成部品とが多自由度接続器を用いて接続できるように、第1の構成部品を第2の構成部品の十分近くに配置することを意味する。
実施形態例が具体的に示されて説明されたが、態様における様々な変更および様々な細部は、以下の請求項によって定義されているように、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行われ得ることは、当業者によって理解されるであろう。
100 RPV
102 容器壁
104 炉心隔壁
108 降水管
112 連結装置
300 スパージャTボックス
400 ドローイングボルト
502 ボルト開口
800 アンカープレート
804 締付ブロック
806 締付ブロック
900 スパージャTボックス締付器
1000 スパージャTボックス締付器
1002 ドローイングボルト
1004 アンカープレート
1006 第1の締付ブロック
1008 第2の締付ブロック
1010 端
1012 端
1014 多自由度接続器
1016 多自由度接続器
1022 ドローイングボルト開口
1400 第1の構成部品を第2の構成部品に隣接して配置する
1402 多自由度接続器を用いて第1の構成部品を第2の構成部品に接続する

Claims (10)

  1. 炉心隔壁と、前記炉心隔壁を貫通するスパージャTボックスと、前記スパージャTボックスに連結された複数のスパージャ分配ヘッダ管であって、少なくとも1つのスパージャノズルを含むスパージャ分配ヘッダ管と、降水管とを含む原子炉圧力容器用の炉心スプレイスパージャTボックス取付組立体であって、降水管連結器およびスパージャTボックス締付器を含む取付組立体において、前記スパージャTボックス締付器が、
    ドローイングボルトの入るドローイングボルト開口を有するアンカープレートと、
    前記アンカープレートの第1の端部で実質的に位置合わせされた第1の締付ブロックと、
    前記アンカープレートの第2の端部で実質的に位置合わせされた第2の締付ブロックと
    を備え、
    前記アンカープレートが、第1の多自由度接続器によって前記第1の締付ブロックに接続され、
    前記アンカープレートが、第2の多自由度接続器によって前記第2の締付ブロックに接続される、取付組立体。
  2. 前記第1の多自由度接続器が少なくとも2自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  3. 前記第1の多自由度接続器が、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含む少なくとも2自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  4. 前記第1の多自由度接続器が、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含む少なくとも2自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  5. 前記第1の多自由度接続器が少なくとも3自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  6. 前記第1の多自由度接続器が、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの1つまたは複数を含む少なくとも3自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  7. 前記第1の多自由度接続器が、ロール、ピッチ、およびヨーのうちの2つ以上を含む少なくとも3自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  8. 前記第1の多自由度接続器が少なくとも2自由度を有し、
    前記第2の多自由度接続器が少なくとも2自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  9. 前記第1の多自由度接続器が少なくとも3自由度を有し、
    前記第2の多自由度接続器が少なくとも3自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
  10. 前記第1の多自由度接続器が少なくとも4自由度を有し、
    前記第2の多自由度接続器が少なくとも4自由度を有する、請求項1記載の取付組立体。
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