JP2013238539A - 救援船 - Google Patents
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Abstract
【課題】全交流電源喪失時に非常用発電機が稼働できない状況であっても、原子力プラントに接近して原子力プラントの運転や監視を行うこと。
【解決手段】放射線を遮蔽する遮蔽体2aを外殻に有する船舶2からなり、船舶2に搭載されて原子力プラントの運転や監視を行う運転監視装置3と、船舶2に搭載されて原子力プラントにおける駆動源を発生する駆動源装置4と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】放射線を遮蔽する遮蔽体2aを外殻に有する船舶2からなり、船舶2に搭載されて原子力プラントの運転や監視を行う運転監視装置3と、船舶2に搭載されて原子力プラントにおける駆動源を発生する駆動源装置4と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、原子力プラントの非常時に適用される救援船に関する。
従来、例えば、特許文献1は、原子力プラントの運転監視装置として、運転員により操作可能な操作部および表示部を有する運転コンソールと、当直長により操作可能な操作部および表示部を有する運転指令コンソールと、運転コンソールの表示部に表示された画像を運転指令コンソールの表示部に表示可能な伝送装置と、運転指令コンソールの表示部の画像を伝送装置により伝送される運転コンソールの表示部の画像に切り替える切替装置とを備えることが開示されている。この運転監視装置は、原子力プラントにおける運転操作における当直長が、必要に応じて運転指令コンソールの表示部に運転コンソールの表示部に表示された画像を表示することで、運転員による操作を確認することができ、原子力プラントにおける運転操作における当直長と運転員の意思疎通を改善し、運転監視の高い安全性を確保可能とする。
ところで、原子力プラントは、地震などの災害による全交流電源喪失時に対し、非常用発電機(ディーゼル発電機またはガスタービン発電機など)を備えることで対応する。よって、原子力プラントの運転を監視するための運転監視装置への電源供給も非常用発電機により行われる。しかし、非常用発電機が稼働できない状況では、原子力プラントの運転を監視するための電源供給が断たれることとなり、原子力プラントの運転の監視ができなくなるおそれがある。従って、このような事態に対し、原子力プラントのさらなる安全のための対策が望まれている。
本発明は上述した課題を解決するものであり、全交流電源喪失時に非常用発電機が稼働できない状況であっても、原子力プラントに接近して原子力プラントの運転や監視を行うことのできる救援船を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の救援船は、放射線を遮蔽する遮蔽体を外殻に有する船舶からなり、前記船舶に搭載されて原子力プラントの運転や監視を行う運転監視装置と、前記船舶に搭載されて原子力プラントにおける駆動源を発生する駆動源装置と、を備えることを特徴とする。
原子力プラントは、冷却水に海水を用いることがあり海岸に設置される。従って、救援船は、原子力プラントの全交流電源喪失時において、船舶で海上を移動して原子力プラントに容易に近づくことが可能であり、しかも遮蔽体により放射線の影響を受けない。そして、原子力プラントに対し、運転監視装置を接続するとともに、駆動源装置により原子力プラントの運転や監視に必要な駆動源を供給する。この結果、全交流電源喪失時に非常用発電機が稼働できない状況であっても、原子力プラントに接近して原子力プラントの運転や監視を行うことができる。
また、本発明の救援船は、前記船舶に搭載されて汲み上げた海水を淡水化する濾過装置を備えることを特徴とする。
この救援船によれば、原子力プラントに対して燃料の冷却水などを供給して救援を行うことができる。
また、本発明の救援船は、前記船舶に搭載されて汲み上げた海水中に含まれる放射性物質を除去する放射性物質除去装置を備えることを特徴とする。
この救援船によれば、原子力プラントに対して燃料の冷却水などを、放射線量を低減した状態で供給して救援を行うことができる。
また、本発明の救援船は、前記船舶に搭載されて汲み上げた水を噴出する放水装置を備えることを特徴とする。
この救援船によれば、地震などにより瓦礫などが海上に漂流または海中に沈殿している場合、放水装置により海水を噴出することで瓦礫などを除去し、船舶を原子力プラントに対してより近づけることができる。
また、本発明の救援船は、前記船舶に搭載されて放射線を遮蔽する遮蔽体を外殻に有し、前記船舶から離脱して移動する移動手段を備えることを特徴とする。
この救援船によれば、原子力プラントに駆動源を供給できる位置まで船舶が原子力プラントに近づけない場合、移動手段により駆動源の配管を原子力プラントに接続できる位置まで運ぶことができる。しかも、移動手段により作業員や救援物資を運ぶこともできる。
本発明によれば、全交流電源喪失時に非常用発電機が稼働できない状況であっても、原子力プラントに接近して原子力プラントの運転や監視を行うことができる。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図2は、原子力プラントの一例を示す概略図であり、図3は、原子力プラントの運転監視装置の一例を示す概略図である。
本実施形態において、原子力発電プラントである原子力プラント110は、例えば、図2に示すように、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)112が適用される。加圧水型原子炉112は、軽水を原子炉冷却材および中性子減速材として使用し、一次系全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器113に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する。
この加圧水型原子炉112を有する原子力プラント110において、原子炉格納容器111の内部に、加圧水型原子炉112および蒸気発生器113が格納されている。加圧水型原子炉112と蒸気発生器113とは、冷却水配管114,115を介して連結されている。冷却水配管114は、加圧器116が設けられ、冷却水配管115は、冷却水ポンプ117が設けられている。この場合、一次冷却水として軽水を用い、炉心部における一次冷却水の沸騰を抑制するために、一次冷却系統は加圧器116により160気圧程度の高圧状態を維持するように制御している。従って、加圧水型原子炉112にて、原子燃料により一次冷却水が加熱され、高温の一次冷却水が加圧器116により所定の高圧に維持された状態で冷却水配管114を通して蒸気発生器113に送られる。この蒸気発生器113では、高圧高温の一次冷却水と二次冷却水との間で熱交換が行われ、冷やされた一次冷却水は冷却水配管115を通して加圧水型原子炉112に戻される。
蒸気発生器113は、原子炉格納容器111の外部に設けられたタービン118および復水器119と冷却水配管120,121を介して連結されており、冷却水配管121に給水ポンプ122が設けられている。また、タービン118は、発電機123が接続され、復水器119は、冷却水(例えば、海水)を給排する取水管124および排水管125が連結されている。従って、蒸気発生器113にて、高圧高温の一次冷却水と熱交換を行って生成された蒸気は、冷却水配管120を通してタービン118に送られ、この蒸気によりタービン118を駆動して発電機123により発電を行う。タービン118を駆動した蒸気は、復水器119で冷却された後、冷却水配管121を通して蒸気発生器113に戻される。
上述した原子力プラント110は、運転監視装置130により運転および監視が行われる。この運転監視装置130は、図3に示すように、ほぼ密閉された部屋である中央制御室131に、第一運転コンソール132、第二運転コンソール133、運転指令コンソール134、大型表示盤135が配置されている。この場合、最前部に大型表示盤135が配置され、この大型表示盤135の前面に対向して第一運転コンソール132が、大型表示盤135に向って配置されている。また、第一運転コンソール132に隣接して、中央制御室131の壁面に第二運転コンソール133が配置されている。そして、大型表示盤135の前面に対向し、かつ第一運転コンソール132の後方に、運転指令コンソール134が大型表示盤135に向って配置されている。
即ち、運転監視装置130は、中央制御室131の中央に第一運転コンソール132および運転指令コンソール134が配置され、第一運転コンソール132に隣接して中央制御室131の壁面近傍に第二運転コンソール133が配置されている。具体的に、運転指令コンソール134は、中央制御室131の中央部に描かれる円のほぼ中心部に配置され、第一運転コンソール132は、その円における大型表示盤135側に円弧をなすように配置されている。第二運転コンソール133は、この円の外側に、中央制御室131の壁面に密着して配置されている。
第一運転コンソール132は、機能統合VDU132aが搭載されている。機能統合VDU132aは、常用系設備の監視操作機能と、安全系設備の監視操作機能を有している。なお、VDUとは、Visual Display Unitである。また、第二運転コンソール133は、安全系VDU133aが搭載されている。安全系VDU133aは、機能統合VDU132aにおける安全系設備の監視操作機能のバックアップ用のVDUであり、プラントの異常時にこのプラントを安全に停止させる安全系設備の監視操作機能を有している。これら、第一運転コンソール132(機能統合VDU132a)および第二運転コンソール133(安全系VDU133a)は、運転員が操作するものである。また、運転指令コンソール134は、運転員に指令を出す当直長が操作するものであり、管理用VDU134Aが搭載されている。本実施形態では、運転指令コンソール134は、監督指令コンソール134aと技術指令コンソール134bとを有し、監督指令コンソール134aに管理用VDU134Aの監督用VDU134Aaが搭載され、技術指令コンソール134bに管理用VDU134Aの技術者用VDU134Abが搭載されている。
このように構成された運転監視装置130にて、各運転員は、当直長からの各種の指揮、指示のもとで、確実な監視、操作を行って原子力プラント110の安全な運転を確保している。このとき、当直長と各運転員との意思疎通は、口頭による指示、運転員による指差呼称により行われる。そして、当直長が、例えば、機能統合VDU132aにおけるディスプレイの操作状況を、管理用VDU134におけるディスプレイを用いて確認したいとき、当直長は、管理用VDU134を操作するための画面を、機能統合VDU132aのディスプレイの画面に切り替え表示する。従って、当直長は、運転員による操作のディスプレイにより運転監視を視認することができる。
図1は、本実施形態に係る救援船を示す概略図である。救援船1は、上述した原子力プラント110の全交流電源喪失時において、当該原子力プラント110の救援を行うためのものである。この救援船1は、船舶2からなり、運転監視装置3と、駆動源装置4とを備える。
船舶2は、放射線を遮蔽する遮蔽体2aを外殻に有する。この船舶2は、海上を移動するもので、その動力源2bとして、内燃機関であるピストンエンジンまたはガスタービンエンジンや、原子炉で発生させた熱により蒸気タービンを稼働するものがある。
運転監視装置3は、上述した原子力プラント110の運転や監視を行う運転監視装置130と同様のものであり、放射線を遮蔽する遮蔽体2aを外殻に有する制御室3aに配置されている。
駆動源装置4は、原子力プラント110における各機器を駆動する駆動源を発生するものである。駆動源としては、電気機器を駆動する電源や、空気作動弁を駆動する圧縮空気がある。すなわち、駆動源装置4は、発電を行う発電装置4Aと、圧縮空気を発生させる圧縮装置4Bとを有する。発電装置4Aは、船舶2における動力源2bの動力を利用して発電機4Aaを駆動する。本実施形態では、発電装置4Aは、例えば、船舶2の動力源2bにより発生させた熱により蒸気タービン4Abを稼働し、当該蒸気タービン4Abにより発電機4Aaを駆動する。また、圧縮装置4Bは、船舶2における動力源2bの動力を利用して圧縮機4Baを駆動する。
原子力プラント110は、冷却水に海水を用いることがあり海岸に設置される。従って、救援船1は、原子力プラント110の全交流電源喪失時において、船舶2で海上を移動して原子力プラント110に容易に近づくことが可能であり、しかも遮蔽体2aにより放射線の影響を受けない。そして、原子力プラント110に対し、運転監視装置3を接続するとともに、駆動源装置4により、原子力プラント110の運転や監視に必要な駆動源(発電された電源および圧縮空気)を供給する。電源は、運転監視装置3に供給してもよい。運転監視装置3の接続や、電源および圧縮空気の供給は、接続ケーブル3b、電源ケーブル4Acおよび空気管4Bbを内装する供給ライン5を、船舶2から原子力プラント110に繋げて行う。
このように、本実施形態の救援船1は、放射線を遮蔽する遮蔽体2aを外殻に有する船舶2からなり、船舶2に搭載されて原子力プラント110の運転や監視を行う運転監視装置3と、船舶2に搭載されて原子力プラント110における駆動源を発生する駆動源装置4と、を備える。
この救援船1によれば、全交流電源喪失時に非常用発電機が稼働できない状況であっても、原子力プラント110に接近して原子力プラント110の運転や監視を行うことが可能になる。
また、本実施形態の救援船1は、船舶2に搭載されて汲み上げた海水を淡水化する濾過装置6を備える。
濾過装置6は、海水を汲み上げる海水ポンプ6aと、海水ポンプ6aにより汲み上げられた海水を脱塩するとともに異物を濾過して除去することで淡水化する脱塩濾過機6bと、淡水化された淡水を貯留する貯留タンク6cと、貯留タンク6cから淡水を送り出す淡水ポンプ6dとを有する。淡水ポンプ6dは、淡水供給管6eが接続され、この淡水供給管6eは供給ライン5に内装されて、船舶2から原子力プラント110に淡水を供給する。この淡水は、原子力プラント110において燃料の冷却などに用いられる。
この救援船1によれば、濾過装置6を備えることで、原子力プラント110に対して燃料の冷却水などを供給して救援を行うことが可能になる。
また、本実施形態の救援船1は、船舶2に搭載されて汲み上げた海水中に含まれる放射性物質を除去する放射性物質除去装置7を備える。
本実施形態において、放射性物質除去装置7は、上述した濾過装置6に対してさらに設けられ、海水ポンプ6aと脱塩濾過機6bとの間の配管に、両端に切換弁7bを有して介在されたバイパス配管が設けられ、このバイパス配管の途中に放射性物資除去部7aが設けられてなる。そして、海水ポンプ6aにより汲み上げられる海水が放射性物質を含有している場合、汲み上げられた海水が放射性物質除去部7aを通過するように各切換弁7bをバイパス配管側に切り換える。一方、海水ポンプ6aにより汲み上げられる海水が放射性物質を含有していない場合、汲み上げられた海水が放射性物質除去部7aを通過せず脱塩濾過機6bに直接送られるように各切換弁6gを海水ポンプ6aと脱塩濾過機6bとの間の配管側に切り換える。なお、放射性物質除去装置7は、上述した濾過装置6に対して切替弁7bおよびバイパス配管により設けられる構成の他、濾過装置6とは別に設けられていてもよい。具体的に、濾過装置6と別構成の放射性物質除去装置7は、図には明示しないが、海水を汲み上げる海水ポンプ6aと、海水ポンプ6aにより汲み上げられた海水中に含まれる放射性物質を除去する放射性物質除去部7aと、放射性物質除去部7aを通過した海水を脱塩するとともに異物を濾過して除去することで淡水化する脱塩濾過機6bと、淡水化された淡水を貯留する貯留タンク6cと、貯留タンク6cから淡水を送り出す淡水ポンプ6dとを有する。淡水ポンプ6dは、淡水供給管6eが接続され、この淡水供給管6eは供給ライン5に内装されて、船舶2から原子力プラント110に淡水を供給する。この淡水は、原子力プラント110において燃料の冷却などに用いられる。
この救援船1によれば、濾過装置6に放射性物質除去装置6fをさらに備えることで、原子力プラント110に対して燃料の冷却水などを、放射線量を低減した状態で供給して救援を行うことが可能になる。
また、本実施形態の救援船1は、船舶2に搭載されて汲み上げた海水を噴出する放水装置8を備える。
放水装置8は、海水を汲み上げる海水ポンプ8aと、海水ポンプ8aにより汲み上げられた海水を噴射するノズル8bとを有する。ノズル8bは、船舶2の船首に配置され、海水を海上や海中に噴出する。また、ノズル78bは、海水の噴射方向を可変できるように構成されている。
この救援船1によれば、地震などにより瓦礫などが海上に漂流または海中に沈殿している場合、放水装置8により海水を噴出することで瓦礫などを除去し、船舶2を原子力プラント110に対してより近づけることが可能になる。
また、本実施形態の救援船1は、船舶2に搭載されて放射線を遮蔽する遮蔽体9aを外殻に有し、船舶2から離脱して移動する移動手段9を備える。
移動手段9は、船舶2により運搬されるもので、必要に応じて船舶2から下ろされて独立して移動するもので、例えば、小型船、ホバークラフト、水陸両用車、ヘリコプターなどからなる。
この救援船1によれば、原子力プラント110に供給ライン5を接続できる位置まで船舶2が原子力プラント110に近づけない場合、移動手段9により供給ライン5を原子力プラント110に接続できる位置まで運ぶことが可能になる。しかも、移動手段9により作業員や救援物資(例えば、食料や医療物資)を運ぶことも可能になる。
1 救援船
2 船舶
2a 遮蔽体
2b 動力源
3 運転監視装置
3a 制御室
3b 接続ケーブル
4 駆動源装置
4A 発電装置
4Aa 発電機
4Ab 蒸気タービン
4Ac 電源ケーブル
4B 圧縮装置
4Ba 圧縮機
4Bb 空気管
5 供給ライン
6 濾過装置
6a 海水ポンプ
6b 脱塩濾過機
6c 貯留タンク
6d 淡水ポンプ
6e 淡水供給管
7 放射性物質除去装置
7a 放射性物質除去部
7b 切換弁
8 放水装置
8a 海水ポンプ
8b ノズル
9 移動手段
9a 遮蔽体
110 原子力プラント
2 船舶
2a 遮蔽体
2b 動力源
3 運転監視装置
3a 制御室
3b 接続ケーブル
4 駆動源装置
4A 発電装置
4Aa 発電機
4Ab 蒸気タービン
4Ac 電源ケーブル
4B 圧縮装置
4Ba 圧縮機
4Bb 空気管
5 供給ライン
6 濾過装置
6a 海水ポンプ
6b 脱塩濾過機
6c 貯留タンク
6d 淡水ポンプ
6e 淡水供給管
7 放射性物質除去装置
7a 放射性物質除去部
7b 切換弁
8 放水装置
8a 海水ポンプ
8b ノズル
9 移動手段
9a 遮蔽体
110 原子力プラント
Claims (5)
- 放射線を遮蔽する遮蔽体を外殻に有する船舶からなり、
前記船舶に搭載されて原子力プラントの運転や監視を行う運転監視装置と、
前記船舶に搭載されて原子力プラントにおける駆動源を発生する駆動源装置と、
を備えることを特徴とする救援船。 - 前記船舶に搭載されて汲み上げた海水を淡水化する濾過装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の救援船。
- 前記船舶に搭載されて汲み上げた海水中に含まれる放射性物質を除去する放射性物質除去装置を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の救援船。
- 前記船舶に搭載されて汲み上げた水を噴出する放水装置を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の救援船。
- 前記船舶に搭載されて放射線を遮蔽する遮蔽体を外殻に有し、前記船舶から離脱して移動する移動手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の救援船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012112774A JP2013238539A (ja) | 2012-05-16 | 2012-05-16 | 救援船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012112774A JP2013238539A (ja) | 2012-05-16 | 2012-05-16 | 救援船 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013238539A true JP2013238539A (ja) | 2013-11-28 |
Family
ID=49763687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012112774A Pending JP2013238539A (ja) | 2012-05-16 | 2012-05-16 | 救援船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013238539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014089139A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 核燃料冷却方法及び核燃料冷却装置 |
CN104361912A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-02-18 | 中国海洋石油总公司 | 适用于沉箱式海上核电站紧急情况下的进水系统 |
-
2012
- 2012-05-16 JP JP2012112774A patent/JP2013238539A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014089139A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 核燃料冷却方法及び核燃料冷却装置 |
CN104361912A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-02-18 | 中国海洋石油总公司 | 适用于沉箱式海上核电站紧急情况下的进水系统 |
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