JP2013237969A - Door operating force sensor and automatic door - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ドアを操作する力を検出するドア操作力センサ、及び自動ドアに関する。 The present invention relates to a door operation force sensor that detects a force for operating a door, and an automatic door.
特許文献1に従来の扉操作力センサ(ドア操作力センサ)が記載されている。この扉操作力センサは、引戸式のドアを開閉する操作を操作者がしたときに、操作者からドアに加えられた操作力を検出するものである。この扉操作力センサによる検出結果に基づいてドアが開閉駆動されることで、操作者がドアを開閉する動作の負担が軽減される。 Patent Document 1 describes a conventional door operation force sensor (door operation force sensor). This door operation force sensor detects an operation force applied to the door by the operator when the operator performs an operation for opening and closing the sliding door type door. The door is driven to open and close based on the detection result of the door operation force sensor, thereby reducing the burden of the operation for the operator to open and close the door.
特許文献1の請求項1に記載の扉操作力センサは、「扉の扉面に取り付けられ、前記扉の開閉方向に変位可能となる把手部材と、この把手部材の前記開閉方向への変位を検出する複数の感圧センサと」を備えるものである。同文献の段落[0011]には、「引き手が変位した方向にある感圧センサのみが出力を生じ、他の方向にある感圧センサが出力を生じることはなく、扉を開放または閉鎖しようとしている方向と、その方向の力の大きさとを正確に検出することができる」と記載されている。 The door operation force sensor according to claim 1 of Patent Document 1 is “a handle member attached to the door surface of the door and capable of being displaced in the opening and closing direction of the door, and a displacement of the handle member in the opening and closing direction. And a plurality of pressure sensitive sensors to be detected. In paragraph [0011] of the document, “Only the pressure-sensitive sensor in the direction in which the puller is displaced produces an output, and the pressure-sensitive sensor in the other direction does not produce an output, so let's open or close the door. It is possible to accurately detect the current direction and the magnitude of the force in that direction.
しかしながら、特許文献1に記載の扉操作力センサでは、把手部材から加えられる力を複数のセンサが同時に検出するおそれがある。ここで、図8(a)に、従来の扉操作力センサ130を正面から見た図を示す。図8(b)に、図8(a)のVIIIb矢視断面図を示す。図8(a)は、図8(b)のVIIIa矢視図である。なお、図8(a)及び(b)は、特許文献1の図3に対応する。
However, in the door operation force sensor described in Patent Document 1, a plurality of sensors may simultaneously detect the force applied from the handle member. Here, FIG. 8A shows a view of a conventional door
図8(a)及び(b)に示す扉操作力センサ130の動作は次の通りである。把手部材180の凹所180aが操作者に操作される。このとき、凹所180aの特に端部(上端部、下端部、手前側端部、または奥側端部)付近に操作力が加えられた場合、同図に示す回転モーメントM(またはこれとは逆向きの回転モーメント)が把手部材180に生じる。すると、把手部材180がセンサ151及び152(感圧センサ)を押すおそれがある(同図の太い矢印参照)。そして、センサ151及び152の両方が力を検出し、これらの検出結果に基づいてドアが駆動される。そのため、操作者の意図しない動作をドアがするおそれがある。すなわち、自動ドアの操作フィーリングが悪い。なお、センサ151・152が感圧センサでない場合でも、回転モーメントM等が生じる結果、センサ151及び152の両方が検出を行うおそれがある。
The operation of the door
また、上記の回転モーメントM等を抑制するために、把手部材やその周辺部材の強度を高めると、扉操作力センサが大型化するおそれがある。 Further, if the strength of the handle member and its peripheral members is increased in order to suppress the rotational moment M and the like, the door operation force sensor may be increased in size.
そこで本発明は、ドア開方向およびドア閉方向のいずれか一方のみの操作力を検出でき、ドアの操作フィーリングを向上させる事ができるドア操作力センサを提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a door operation force sensor that can detect an operation force in only one of the door opening direction and the door closing direction and can improve the operation feeling of the door.
本発明のドア操作力センサは、ドアに取り付けられるベース部と、ドア開方向またはドア閉方向に操作力が加えられたときに前記ベース部に対して回動可能に前記ベース部に取り付けられた操作部と、前記操作部から加えられる物理的作用を検出して前記操作部がドア開方向に操作されたことを検出する第1センサと、前記操作部から加えられる物理的作用を検出して前記操作部がドア閉方向に操作されたことを検出する第2センサと、を備える。前記操作部は、前記操作部が中立位置よりも前記一方側に回動した状態のときにのみ前記第1センサに前記物理的作用を加える第1作用部と、前記操作部が前記中立位置よりも前記他方側に回動した状態のときにのみ前記第2センサに前記物理的作用を加える第2作用部と、を備える。 The door operation force sensor of the present invention is attached to the base portion so as to be rotatable with respect to the base portion when an operation force is applied in the door opening direction or the door closing direction. An operation unit, a first sensor that detects a physical action applied from the operation part and detects that the operation part is operated in a door opening direction; and a physical action applied from the operation part is detected. A second sensor that detects that the operation unit has been operated in the door closing direction. The operation section includes a first action section that applies the physical action to the first sensor only when the operation section is rotated to the one side from the neutral position, and the operation section is moved from the neutral position. And a second action part that applies the physical action to the second sensor only when the second sensor is rotated to the other side.
上記構成により、ドア開方向およびドア閉方向のいずれか一方のみの操作力を検出でき、ドアの操作フィーリングを向上させる事ができる。 With the above configuration, it is possible to detect an operating force in only one of the door opening direction and the door closing direction, and to improve the door operation feeling.
図1〜図7を参照して、本発明の実施形態の自動ドア1について説明する。なお、図3及び図5では、無線ユニット44および電源46を省略している。図3では、カバー90を省略している。
With reference to FIGS. 1-7, the automatic door 1 of embodiment of this invention is demonstrated. 3 and 5, the wireless unit 44 and the power source 46 are omitted. In FIG. 3, the
自動ドア1は、図1に示すように、操作者によるドア10の開閉操作を駆動力で補助するドア(掃き出し窓を含む。以下同じ。)である。自動ドア1は、操作者から加えられた操作力をドア操作力センサ30が検出して、ドア操作力センサ30に検出された操作力(向き及び大きさ)に応じて、駆動ユニット20がドア10を開閉駆動するものである。自動ドア1は、建築物の開口部に配置され、例えば屋内と屋外とを仕切る部分に配置され、例えば、室内とベランダとを仕切る部分などに配置される。以下では、自動ドア1は、屋内と屋外とを仕切る部分に配置されているとする。自動ドア1は、ドア10と、ドア10に取り付けられる駆動ユニット20と、ドア10の両面(屋内側および屋外側の面)に1つずつ取り付けられるドア操作力センサ30と、を備える。屋内側のドア操作力センサ30を「ドア操作力センサ30A」とし、屋外側のドア操作力センサ30を「ドア操作力センサ30B」とする。2つのドア操作力センサ30A・30B同士は、図3に示すように締結部材25で締結されるとともに、図2に示すように電線29で接続される。
As shown in FIG. 1, the automatic door 1 is a door (including a sweep window; the same applies hereinafter) that assists an operator to open and close the
ドア10は、図1に示すように、引き戸式の開閉体である。ここで、ドア10の開閉方向(スライド方向)を「ドア開閉方向X」とする。ドア10が開く方向(向き)を「ドア開方向X1」とする。ドア10が閉まる方向(向き)を「ドア閉方向X2」とする。ドア10の面に直交する方向(ドア開閉方向Xに直交する水平方向)を「ドア前後方向Y」とする。ドア10の隣には、ドア10とは別のドアD1や網戸D2(二点鎖線で示す)などの開閉体が配置される場合がある。ドア10は、例えばガラス板11と、ガラス板11の周囲を囲むサッシ枠13と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
サッシ枠13は、ドア10の外周部に配置される。サッシ枠13は、上下方向に延びる縦枠15を備える。
The
縦枠15は、図3に示すように、2つのドア操作力センサ30A・30Bの間の位置にそれぞれ形成される、サッシ枠側締結孔15a(例えば2か所)と、サッシ枠側電線孔15b(電線孔)(例えば1か所)と、を備える。サッシ枠側締結孔15a及びサッシ枠側電線孔15bは、ドア前後方向Yに縦枠15を貫通する。
As shown in FIG. 3, the
駆動ユニット20は、図1に示すように、ドア操作力センサ30により検出された操作力の向き及び大きさに応じて、ドア開方向X1またはドア閉方向X2にドア10を駆動する装置である。駆動ユニット20は、ドア操作力センサ30で検出された操作力が大きいほど、駆動力または駆動速度を大きくする。駆動ユニット20は、例えばドア10の上端部に沿うように配置される。
As shown in FIG. 1, the
この駆動ユニット20は、図2に示すように、ドアコントローラ21と、ドアエンジン22と、駆動機構23と、を備える。ドアコントローラ21には、例えば無線(有線でもよい)を介して、ドア操作力センサ30から操作力の検出結果が入力される。ドアコントローラ21は、入力された検出結果に応じて、ドアエンジン22に指令を送信する。ドアエンジン22は、例えばモータであり、ドアコントローラ21から入力された指令に応じて駆動される。駆動機構23は、ドアエンジン22の駆動力をドア10に伝えてドア10を開閉させる機構である。駆動機構23は、例えばラックアンドピニオン機構を備える。なお、駆動ユニット20は、スイッチSWの操作に応じてドア10を開閉してもよい。スイッチSWは、例えば押しボタン式スイッチであり、例えば「開スイッチ」「閉スイッチ」及び「停止スイッチ」を備える。スイッチSWは、例えばドア10周辺の壁面(図示なし)などに取り付けられる。
As shown in FIG. 2, the
締結部材25は、図3に示すように、ドア10に、2つのドア操作力センサ30A・30Bを固定(締結)する部材である(締結の詳細はドア取付面41の説明の後で述べる)。締結部材25は、例えばボルト及びナットである。なお、サッシ枠13に凹部がある場合等には、サッシ枠13とドア操作力センサ30との間に板27が挟まれてもよい。
As shown in FIG. 3, the
電線29は、図2に示すように、2つのドア操作力センサ30A・30B同士を電気的に接続する(詳細は後述)。電線29は、図3に示すサッシ枠側電線孔15bとセンサ側電線孔41b(後述)とに通される。
As shown in FIG. 2, the electric wire 29 electrically connects the two door
ドア操作力センサ30は、操作者から加えられるドア開閉方向Xの操作力を検出する装置である(いわばアシスト操作ハンドルである)。図2に示すドア操作力センサ30は、検出結果を駆動ユニット20に出力する。図3に示すように、ドア操作力センサ30は、ドア10を挟むように、ドア10の両面に1つずつ取り付けられ固定される。以下では、ドア操作力センサ30がドア10に取り付けられているとする。ここで、ドア前後方向Yにおいて、サッシ枠13に対するドア操作力センサ30側を「手前側Ya」とする。ドア前後方向Yにおける手前側Yaとは反対側を「奥側Yb」とする。
The door
屋外側のドア操作力センサ30Bおよびその周辺部には、防塵防滴部材(図示なし)が設けられる。防塵防滴部材は、例えばパッキン部材、例えばゴムパッキン等である。防塵防滴部材は、屋外から屋内への雨水等の侵入を防ぐために、例えばドア操作力センサ30Bとサッシ枠13との間に配置される。また例えば、防塵防滴部材は、ドア操作力センサ30Bの構成部材同士の隙間をふさぐように配置される。なお、防塵防滴部材は、屋内側のドア操作力センサ30Aに設けられてもよい。
A dust-proof and drip-proof member (not shown) is provided on the outdoor side door
このドア操作力センサ30は、図5に示すように、ドア10(図1参照)に取り付けられるベース部40と、ベース部40部にそれぞれ取り付けられるセンサ51・52および弾性部材61・62と、ベース部40に回動可能に取り付けられる操作部80と、ベース部40と操作部80とを連結する軸部材70(例えばベース部40と一体)および係合部77(例えば操作部80に形成)と、ベース部40に取り付けられるカバー90と、を備える。
As shown in FIG. 5, the door operating
ベース部40は、ドア10(図1参照)に取り付けられる(固定される)部分であり、ドア操作力センサ30のいわばフレームである。ベース部40は、例えば樹脂製である。この樹脂は、例えばABS樹脂である。なお、樹脂製である点は、操作部80及びカバー90も同様である。ベース部40は、平板状のドア取付面41と、ドア取付面41の手前側Yaに配置される無線ユニット内蔵部43および電源内蔵部45と、ドア取付面41から手前側Yaに突出する突出部47と、を備える。
The
ドア取付面41は、図3に示すように、ドア10に取り付けられる面である。ドア取付面41は、ドア10と平行に配置される(ドア取付面41に直交する方向は、ドア前後方向Yである)。ドア取付面41は、直接または板27を介して、サッシ枠13に固定される。ドア取付面41には、ドア前後方向Yにそれぞれ貫通する、センサ側締結孔41aおよびセンサ側電線孔41bが形成される。
The
このドア取付面41(ベース部40)は、次のようにドア10のサッシ枠13の縦枠15に固定される。2つのドア操作力センサ30A・30Bのドア取付面41・41は、サッシ枠13を挟み込むように、サッシ枠13のドア前後方向Yの両面に配置される。ドア取付面41・41のセンサ側締結孔41aとサッシ枠側締結孔15aとに、締結部材25の一部であるボルトが差し込まれる。このボルトにナット(締結部材25の一部)を取り付けることで、ドア取付面41・41同士が締結される結果、サッシ枠13にドア取付面41が固定される。
The door mounting surface 41 (base portion 40) is fixed to the
無線ユニット内蔵部43(電装品内蔵部)は、図2に示す無線ユニット44が内蔵される部分(スペース)である。図5に示すように、無線ユニット内蔵部43は、ドア取付面41から手前側Yaに突出する例えば長方形の枠部43aと、ドア取付面41と、で囲まれた箱状(蓋のない箱状)の部分である。無線ユニット内蔵部43は、ベース部40の例えば上部に配置される。無線ユニット内蔵部43には、センサ側締結孔41aおよびセンサ側電線孔41bが配置される。無線ユニット内蔵部43は、屋外の雨水や粉塵等の影響を受けないようにするために、室内側のドア操作力センサ30Aにのみ設けられることが好ましい(電源内蔵部45も同様)。
The wireless unit built-in portion 43 (electrical component built-in portion) is a portion (space) in which the wireless unit 44 shown in FIG. 2 is built. As shown in FIG. 5, the wireless unit built-in
無線ユニット44は、図2に示すように、センサ51・52(後述)の検出結果を、駆動ユニット20のドアコントローラ21に無線で送信する。無線ユニット44には、センサ51・52の検出結果が、入出力インターフェース44a(図2ではI/Oと記載)を介して入力される。無線ユニット44には、2つのドア操作力センサ30A・30Bそれぞれのセンサ51・52(合計4つのセンサ)のアナログ信号線が集約して接続される。無線ユニット44は、センサ51・52の検出結果を、アンテナ44bを介してドアコントローラ21に出力する。なお、入出力インターフェース44a及びアンテナ44bは、例えば、図5に示す無線ユニット内蔵部43に内蔵される(内蔵されなくてもよい)。
As shown in FIG. 2, the wireless unit 44 wirelessly transmits detection results of
電源内蔵部45(電装品内蔵部)は、図2に示す電源46が内蔵される部分である。図5に示すように、電源内蔵部45は、ドア取付面41から手前側Yaに突出する例えば長方形の枠部45aと、ドア取付面41と、で囲まれた箱状(蓋のない箱状)の部分である。電源内蔵部45は、ベース部40の例えば下部に配置される。電源内蔵部45には、センサ側締結孔41aが配置され、センサ側電線孔41bは例えば配置されない(配置されてもよい)。
The power supply built-in portion 45 (electrical component built-in portion) is a portion in which the power supply 46 shown in FIG. 2 is built. As shown in FIG. 5, the power supply built-in
電源46は、図2に示すように、無線ユニット44、入出力インターフェース44a、及びアンテナ44bに電力を供給する。電源46は、センサ51・52に電力を供給してもよい。電源46は、例えば電池であり、具体的には単4電池2本などである。
As shown in FIG. 2, the power supply 46 supplies power to the wireless unit 44, the input /
突出部47は、図6及び図7に示すように、ドア取付面41から手前側Yaに突出して、軸部材70を支持する部分である。
As shown in FIGS. 6 and 7, the protruding
センサ51・52は、操作部80に加えられた操作力を検出(検知)する。センサ51・52には、操作部80がドア開方向X1に操作されたことを検出する第1センサ51と、操作部80がドア閉方向X2に操作されたことを検出する第2センサ52と、がある。第1センサ51は、操作部80が回動軸80a回りの一方側に操作されたことを検出する。第2センサ52は、操作部80が回動軸80a回りの他方側に操作されたことを検出する。
The
これらのセンサ51・52は、ベース部40に取り付けられる(例えば貼り付けられる)。センサ51・52は操作部80に取り付けられてもよい。図5に示すように、センサ51・52は、無線ユニット内蔵部43と電源内蔵部45との間に配置される。なお、無線ユニット内蔵部43と電源内蔵部45との間に配置される点は、後述する弾性部材61・62及び操作部80も同様である。図6及び図7に示すように、センサ51・52は、軸部材70の両脇(ドア開閉方向Xの両側)に1つずつ配置される。センサ51・52は、突出部47の両脇に配置される。第1センサ51は軸部材70の(突出部47の)ドア開方向X1側に配置され、第2センサ52は軸部材70の(突出部47の)ドア閉方向X2側に配置される。図5に示すように、センサ51・52は、平板状である。センサ51・52は、例えば長手方向が上下方向(縦枠15が延びる方向)となるように配置される。図6及び図7に示すように、センサ51・52は、ドア10(図1参照)から手前側Yaへのドア操作力センサ30の突出量が小さくなるように配置される。具体的には、平板状のセンサ51・52は、ドア取付面41と平行に配置される。
These
これらのセンサ51・52には、操作部80の作用部81・82(後述)から物理的作用が加えられる。この物理的作用は、例えば力、また例えば電界の影響などである。センサ51・52は、操作部80から加えられる力、又は、操作部80の変位を検出する。
(力の検出)センサ51・52は、作用部81・82から加えられる回動軸80a回りの方向の力を検出する。センサ51・52は、例えばドア取付面41に直交する方向の力を検出する。センサ51・52は、例えば感圧センサ(接触式センサ)である。この感圧センサとして、変形によって抵抗値が変わるもの、または、変形によって発生させる電圧が変わるものを用いることができる。
(変位の検出)または、センサ51・52は、作用部81・82の回動軸80a回りの変位(中立位置からの変位)を検出する。中立位置とは、作用部81・82がセンサ51・52に物理的作用を加えないときの操作部80の位置である。図6及び図7には、操作部80が中立位置のときのドア操作力センサ30を示している。センサ51・52は、例えばドア取付面41に直交する方向の、作用部81・82の変位を検出する。センサ51・52は、例えば、センサ51・52と作用部81・82との距離を検出する非接触式センサであり、具体的には例えば静電容量型センサである。また例えば、センサ51・52は、作用部81・82の位置を直接検出する接触式センサであり、具体的には例えばポテンショメータである。なお、センサ51・52が圧力センサまたは静電容量型センサである場合、センサ51・52を平板状に構成しやすい。
A physical action is applied to these
(Detection of force) The
(Detection of displacement) Alternatively, the
弾性部材61・62は、操作部80に加えられていた操作力がなくなったときに、弾性力により操作部80を中立位置に戻すように構成される。弾性部材61・62には、第1センサ51の手前側Yaに配置される(接触して配置される)第1弾性部材61と、第2センサ52の手前側Yaに配置される第2弾性部材62と、がある。弾性部材61・62は、ドア前後方向Yから見てセンサ51・52(例えばセンサ51・52全体)と重なる位置に配置される。弾性部材61・62は、センサ51・52と同様に、軸部材70(突出部47)の両脇に配置される。図5に示すように、弾性部材61・62は、平板状である。弾性部材61・62は、例えば長手方向が上下方向となるように配置される。図6及び図7に示すように、平板状の弾性部材61・62は、センサ51・52と同様に、ドア取付面41と平行に配置される。弾性部材61・62は、例えばゴムであり、例えばシリコーンゴムである。
The
軸部材70は、係合部77に係合される(嵌まる)ことにより、ベース部40と操作部80とを連結する。軸部材70は、操作部80がベース部40に対して回動可能となるように、ベース部40と操作部80とを連結する。ベース部40及び操作部80のうち、一方に軸部材70が設けられ、他方に係合部77が設けられる。
The
この軸部材70は、図5に示すように、略円柱状の部材である。軸部材70は、中心軸が上下方向となるように配置される。軸部材70は、ベース部40の幅方向(ドア開閉方向X)中央に配置される。図7に示すように、軸部材70は、操作部80の回動軸80aを内側(後述する凹部75の内側)に含む。軸部材70は、例えばベース部40に固定され、例えばベース部40と一体的に形成される。以下、軸部材70はベース部40に固定されているとして説明する。図5に示すように、軸部材70は、ベース部40の突出部47の手前側Yaに配置され、突出部47に固定される。軸部材70は、円柱状の軸部材本体71と、軸部材本体71の上下端にそれぞれ形成された規制部73と、軸部材本体71等に形成された凹部75と、を備える。
As shown in FIG. 5, the
規制部73は、ベース部40に対して操作部80が上下方向(軸部材70の軸方向)に移動するのを規制する。規制部73は、軸部材70に対して係合部77が上下方向に移動するのを規制する。規制部73は、軸部材本体71よりも直径が大きい。
The restricting
凹部75は、ベース部40への操作部80の取付を容易にするための部分である。凹部75は、軸部材70に係合部77を嵌めやすくするための部分である。凹部75は、例えばスリット状の溝などである。図7に示すように、凹部75は、ベース部40に対する操作部80の取付方向に凹むように形成される。「取付方向」とは、ベース部40に操作部80を取り付ける(又は取り外す)ときの、ベース部40に対する操作部80の移動方向である。例えば、ベース部40に対して操作部80が手前側Yaから奥側Ybに取り付けられる場合は、「取付方向」は、手前側Yaと奥側Ybとを含む方向(ドア前後方向Y)である。凹部75の深さは、例えば、軸部材本体71の直径とほぼ等しい。図5に示すように、凹部75は、軸部材本体71及び規制部73の、上端部から下端部にわたって形成される。
The
係合部77は、図7に示すように、軸部材70が嵌まる部分(凹み、穴、溝など)である。係合部77は、上下方向から見て(係合部77に取り付けられた軸部材70の軸方向から見て)、C状の内面を備える。係合部77は、例えば操作部80の上端部から下端部にわたって形成される。
As shown in FIG. 7, the engaging
操作部80は、自動ドア1(図1参照)の操作者から、ドア開方向X1またはドア閉方向X2に操作力が加えられる部分である。図7に示すように、操作部80は、ベース部40に対して回動軸80aを中心に回動可能に(揺動可能に)ベース部40に取り付けられる。操作部80は、上下方向(軸部材70の軸方向)から見て、断面が例えば略T字状や略Y字状である(略I字状や略L字状などでもよい)。操作部80は、センサ51・52に物理的作用を加える作用部81・82と、作用部81・82に対して固定されたハンドル部85と、を備える。
The
作用部81・82には、第1センサ51に物理的作用を加える第1作用部81と、第2センサ52に物理的作用を加える第2作用部82と、がある。第1作用部81(の第1作用面81a)は、操作部80が中立位置よりも一方側(上から見て時計回り)に回動した状態のときにのみ、第1センサ51に物理的作用(第1センサ51が検出する物理的作用)を加える。第2作用部82(の第2作用面82a)は、操作部80が中立位置よりも他方側(上から見て反時計回り)に回動した状態のときにのみ、第2センサ52に物理的作用(第2センサ52が検出する物理的作用)を加える。
The
作用面81a・82aは、作用部81・82のうち、センサ51・52に近い側の面(センサ51・52や弾性部材61・62と対向する面)である。上下方向から見た作用面81a・82aの断面は、例えば奥側Ybに凸の曲線などである(直線でもよい)。
The action surfaces 81a and 82a are surfaces of the
これらの作用部81・82は、図5に示すように、略板状(フィン型など)である。図7に示すように、作用部81・82は、回動軸80aに直交する方向(「回動軸80a直交方向」)に延びる。作用部81・82(の特に作用面81a・82a)は、操作部80が中立位置のときに、ドア取付面41と平行(略平行でもよい)に配置される。第1作用部81(特に第1作用面81a)は、回動軸80aから(略)ドア開方向X1に延びる。第2作用部82(特に第2作用面82a)は、回動軸80aから(略)ドア閉方向X2に延びる。
These
これらの作用部81・82は、てこの原理を利用してセンサ51・52(感圧センサ)を押圧できるように構成される。具体的には、回動軸80a直交方向における作用部81・82の長さは、回動軸80a直交方向におけるハンドル部85の長さよりも短い。作用部81・82の断面(上下方向から見た断面)は、センサ51・52に力を加えることによる変形を抑制できるような形状であることが好ましい。具体的には、作用部81・82の断面は、先端ほど(回動軸80aから離れるほど)細くなる形状である。
作用部81・82の隣には、隙間83が設けられる。
These
A
隙間83は、第1作用部81と第1センサ51との間、または、第2作用部82と第2センサ52との間(少なくともいずれか)に設けられる。但し、操作部80は中立位置であるとする、すなわち、作用部81・82がセンサ51・52に物理的作用を加えない状態であるとする(以下、この段落で同様)。隙間83は、第1弾性部材61と第1センサ51との間、または、第2弾性部材62と第2センサ52との間に設けられる。隙間83は、部材が存在しない隙間である。「部材が存在しない隙間」には、弾性部材61・62などの部材が存在する部分は含まない。なお、図7では、第1弾性部材61と第1作用部81との間の隙間83のみ図示している。
The
ハンドル部85は、自動ドア1(図1参照)の操作者から操作力が加えられる部分である。図4に示すように、ハンドル部85の形状は、操作者の手(指)等を引っ掛けるのに適した形状であり、例えば板状(フィン型)である。図7に示すように、ハンドル部85は、回動軸80a直交方向に延びる。ハンドル部85は、ドア操作力センサ30の幅(ドア開閉方向Xの幅)を小さくできるように形成される。具体的には、ハンドル部85は、操作部80が中立位置のときに、ドア取付面41に対して垂直(略垂直でもよい)に配置される。ハンドル部85は、操作部80が中立位置のときに、軸部材70から手前側Yaに突出するように配置される。
The
カバー90は、図6に示すように、ドア操作力センサ30におけるいわば外観カバーである。カバー90は、ベース部40に取り付けられる。カバー90は、ベース部40の手前側Yaに配置され、ベース部40全体を覆うように配置される(図4参照)。カバー90は、作用部81・82を覆う。カバー90はハンドル部85の大部分を覆わず、ハンドル部85はカバー90よりも手前側Yaに突出する。カバー90は、略箱状(底のない箱状)のカバー本体91と、カバー本体91にそれぞれ形成されたハンドル孔93および傾斜部95と、を備える。カバー本体91の内面には、図7に示すカバー本体91を補強する補強リブ91aが設けられてもよい。
As shown in FIG. 6, the
ハンドル孔93は、図4に示すように、ハンドル部85が通される孔(貫通孔)である。ハンドル孔93は、ドア前後方向Yに貫通するとともに、上下方向に形成されたスリットである。
As shown in FIG. 4, the
傾斜部95は、ハンドル部85に操作者の手等がひっかかりやすくなるようにするために設けられる。傾斜部95は、カバー本体91の手前側Yaの面の、ハンドル孔93の周囲に設けられる。傾斜部95は、ハンドル孔93に近いほど深くなるように(奥側Ybに深くなるように)形成される。図7に示すように、傾斜部95を上下方向から見た断面は、例えば奥側Ybに凸の曲線状である(直線状などでもよい)。
The
(動作)
次に、図1に示す自動ドア1の動作を説明する。自動ドア1の動作には、操作者から加えられた操作力をドア操作力センサ30で検出する動作(下記「操作力の検出」)と、ドア操作力センサ30の検出結果に応じて駆動ユニット20がドア10を駆動させる動作(下記「ドア10の駆動」)と、操作者が操作をやめたときの動作と、がある。
(Operation)
Next, the operation of the automatic door 1 shown in FIG. 1 will be described. The operation of the automatic door 1 includes a drive unit that detects the operation force applied by the operator with the door operation force sensor 30 (hereinafter referred to as “operation force detection”) and the detection result of the door
(操作力の検出)
(ドア10を開く操作)操作者から図7に示すハンドル部85にドア開方向X1の操作力が加えられたときの動作は次の通りである。ハンドル部85を備える操作部80には、回動軸80a回り一方側(図7における時計回り)の回転モーメントが発生する。操作部80の第1作用部81の第1作用面81aは、第1弾性部材61を介して第1センサ51に、回動軸80a回りの一方側(奥側Yb)向きの力を加える。このとき、第2作用部82の第2作用面82aは、第2センサ52及び第2弾性部材62よりも、回動軸80a回りの他方側(手前側Ya)に離れる。その結果、センサ51・52のうち第1センサ51のみが力を検出する。
(ドア10を閉じる操作)操作者からハンドル部85にドア閉方向X2の操作力が加えられたときは、回動軸80a回り他方側(図7における反時計回り)の回転モーメントが操作部80に発生する。その結果、センサ51・52のうち第2センサ52のみが力を検出する。
(Operation force detection)
(Operation for opening the door 10) The operation when the operator applies an operation force in the door opening direction X1 to the
(Operation for Closing Door 10) When an operating force in the door closing direction X2 is applied to the
(ドア10の駆動)第1センサ51及び第2センサ52のうちいずれか一方は、図2に示す入出力インターフェース44a、無線ユニット44、及びアンテナ44bを介して、駆動ユニット20のドアコントローラ21に検出結果を出力する。ドアコントローラ21は、入力された検出結果(操作力の向き及び大きさ)に応じてドアエンジン22を駆動させる。ドアエンジン22は、駆動機構23を介してドア10を駆動する。その結果、図1に示すように、ドア操作力センサ30のハンドル部85(図4参照)にドア開方向X1の操作力が操作者から加えられた場合は、ドア10は、ドア開方向X1に駆動される。ハンドル部85(図4参照に)にドア閉方向X2の操作力が操作者から加えられた場合は、ドア10は、ドア閉方向X2に駆動される。
(Driving of the door 10) One of the
図7に示すハンドル部85から操作者が手等を離すと、ハンドル部85に加えられていた操作力がなくなる。ハンドル部85を備える操作部80は、弾性部材61・62の弾性力により中立位置に戻る。このとき、作用部81・82は、センサ51・52に力を作用させない。その結果、図1に示すドア10は、駆動ユニット20に駆動されない。
When the operator removes his / her hand from the
(効果1)
次に、ドア操作力センサ30による効果を説明する。図7に示すように、ドア操作力センサ30は、ドア10(図1参照)に取り付けられるベース部40と、ドア開方向X1またはドア閉方向X2に操作力が加えられたときにベース部40に対して回動可能にベース部40に取り付けられた操作部80と、第1センサ51と、第2センサ52と、を備える。第1センサ51は、操作部80から加えられる物理的作用を検出して、操作部80がドア開方向X1に操作されたことを検出する。第2センサ52は、操作部80から加えられる物理的作用を検出して、操作部80がドア閉方向X2に操作されたことを検出する。操作部80は、第1作用部81と第2作用部82とを備える。第1作用部81は、操作部80が中立位置よりも一方側に回動した状態のときにのみ、第1センサ51に物理的作用を加える。第2作用部82は、操作部80が中立位置よりも他方側に回動した状態のときにのみ、第2センサ52に物理的作用を加える。
(Effect 1)
Next, the effect of the door operating
上記の構成では、ドア開方向X1またはドア閉方向X2に操作者から操作部80に操作力が加えられたとき、操作部80は、ベース部40に対して回動軸80a回り一方側または他方側に回動する。また、操作部80が中立位置よりも一方側または他方側に回動した状態(「操作部80回動状態」とする)のとき、作用部81・82のいずれか一方のみが、センサ51・52に物理的作用を加える。よって、操作部80回動状態のとき、センサ51・52のいずれか一方のみが作用部81・82から加えられる物理的作用を検出する。したがって、ドア操作力センサ30は、ドア開方向X1およびドア閉方向X2のうちいずれか一方のみの操作力を検出できる。このドア操作力センサ30の検出結果に基づいてドア10(図1参照)を駆動した場合、操作者の意図通りにドア10を駆動させることができるので、ドア10の開閉操作の操作フィーリングを従来に比べ向上させることができる(言わば、アシスト操作の反応を良くできる)。
In the above configuration, when an operating force is applied from the operator to the
(効果2)
ベース部40は、ドア10(図1参照)に取り付けられるドア取付面41を備える。操作部80は、操作力が加えられるハンドル部85を備える。ハンドル部85は、操作部80が中立位置のときに、ドア取付面41に対して垂直に配置される。
この構成では、ハンドル部85がドア取付面41に対して垂直に配置される。よって、ハンドル部85の幅(ドア開閉方向Xの幅)が広いことによりドア操作力センサ30の幅が広くなることを抑制できる。よって、図1に示すドア操作力センサ30をサッシ枠13(縦枠15)に取り付ける場合、ドア操作力センサ30をサッシ枠13の幅内に収めやすくできる。よって、例えば既設のサッシ枠13へのドア操作力センサ30の後付けが容易にできる。なお、図8(a)及び(b)に示す従来の技術では、把手部材180がドアの面と平行に配置されるので、扉操作力センサ130の幅が広くなってしまう。
(Effect 2)
The
In this configuration, the
(効果3)
図7に示すように、ベース部40は、ドア10(図1参照)に取り付けられるドア取付面41を備える。第1作用部81および第2作用部82は、操作部80が中立位置のときに、ドア取付面41と平行に配置される。
この構成では、作用部81・82のドア前後方向Yの長さ(厚さ)を抑制できる。よって、ドア10から手前側Yaへのドア操作力センサ30の突出量を抑制できる。よって、ドア操作力センサ30の手前側Yaに網戸D2(図1参照)などの開閉体が配置される場合、この開閉体とドア操作力センサ30とが干渉することを抑制できる。よって、例えば既設のサッシ枠13(図1参照)へのドア操作力センサ30の後付けが容易である。
(Effect 3)
As shown in FIG. 7, the
In this configuration, the length (thickness) of the
(効果4)
センサ51・52が検出する物理的作用は力である。
よって、センサ51・52として簡素な構成の感圧センサなどを用いることができる。その結果、ドア操作力センサ30の構成を簡素にできる。
(Effect 4)
The physical action detected by the
Therefore, a pressure-sensitive sensor having a simple configuration can be used as the
(効果5)
操作部80は、操作力が加えられるハンドル部85を備える。ハンドル部85及び作用部81・82それぞれは、操作部80の回動軸に直交する回動軸80a直交方向に延びる。ハンドル部85の回動軸80a直交方向における長さは、作用部81・82の回動軸80a直交方向における長さよりも長い。
この構成では、作用部81・82がセンサ51・52(力を検出するセンサ)に作用させる力を、ハンドル部85の先端部周辺に加えられる操作力よりも大きくできる(てこの原理による)。よって、センサ51・52は、作用部81・82から加えられる力をより確実に検出できる。よって、自動ドア1(図1参照)の操作フィーリングをより向上させることができる。
(Effect 5)
The
In this configuration, the force applied by the
(効果6)
センサ51・52は、ベース部40に取り付けられるとともに接触式である。第1センサ51と第1作用部81との間、または、第2センサ52と第2作用部82との間には、操作部80が中立位置のときに部材が存在しない隙間83がある。
この隙間83により、操作部80の中立位置(作用部81・82がセンサ51・52に物理的作用を加えないときの操作部80の位置)の範囲を広げることができる(操作部80の遊びを増やせる)。よって、操作部80に操作力が加えられていないときに、作用部81・82がセンサ51・52に物理的作用を加えることを抑制できる。よって、操作者の意図通りにドア10(図1参照)を駆動させないようにすることができるので、自動ドア1(図1参照)の操作フィーリングをより向上させることができる。
(Effect 6)
The
By this
(効果7)
ベース部40は、ドア10に取り付けられるドア取付面41を備える。センサ51・52は、平板状であるとともにドア取付面41と平行に配置される。
この構成では、センサ51・52のドア前後方向Yの長さ(厚さ)を抑制できる。よって、ドア10から手前側Yaへのドア操作力センサ30の突出量を抑制できる。
(Effect 7)
The
In this configuration, the length (thickness) of the
(効果8)
ドア操作力センサ30は、操作部80に加えられていた操作力がなくなったときに弾性力により操作部80を中立位置に戻すように構成される弾性部材61・62を備える。
この構成では、操作部80に加えられていた操作力がなくなったときに、操作部80が中立位置に戻る。よって、操作部80に操作力が加えられていないときに、作用部81・82がセンサ51・52に物理的作用を加えることを抑制できる。よって、操作者の意図通りにドア10(図1参照)を駆動させないようにすることができるので、自動ドア1(図1参照)の操作フィーリングをより向上させることができる。
(Effect 8)
The door
In this configuration, when the operation force applied to the
(効果9)
ベース部40は、ドア10(図1参照)に取り付けられるドア取付面41を備える。弾性部材61・62は、平板状であるとともにドア取付面41と平行に配置される。
この構成では、弾性部材61・62のドア前後方向Yの長さ(厚さ)を抑制できる。よって、ドア10(図1参照)から手前側Yaへのドア操作力センサ30の突出量を抑制できる。
(Effect 9)
The
In this configuration, the length (thickness) of the
(効果10)
ドア操作力センサ30は、ベース部40に取り付けられるカバー90を備える。ベース部40は、ドア10(図1参照)に取り付けられるドア取付面41を備える。操作部80は、操作力が加えられるハンドル部85を備える。ハンドル部85は、操作部80が中立位置のときに、ドア取付面41に対して垂直に配置される。カバー90は、ハンドル部85が通されるハンドル孔93と、ハンドル孔93に近いほど深くなるように形成された傾斜部95と、を備える。
この構成では、カバー90が傾斜部95を備えない場合に比べ、カバー90から手前側Yaへのハンドル部85の突出量を大きくできる。よって、操作者は、ハンドル部85に手等を掛けやすくなり、ハンドル部85の操作がしやすくなる。また、ハンドル部85の操作性を確保するために、ハンドル部85を手前側Yaに長くしすぎる必要がない。よって、ドア10(図1参照)から手前側Yaへのドア操作力センサ30の突出量を抑制できる。
(Effect 10)
The door operating
In this configuration, the protrusion amount of the
(効果11)
ドア操作力センサ30は、操作部80とベース部40とを連結する軸部材70を備える。軸部材70は、ベース部40に対する操作部80の取付方向に凹むように形成された凹部75を備える。
この凹部75により、ベース部40に対して操作部80を容易に脱着できる。
(Effect 11)
The door
With this
(効果12)
次に、図1に示す自動ドア1による効果を説明する。自動ドア1は、ドア操作力センサ30と、ドア操作力センサ30が取り付けられるドア10と、を備える。ドア10は、ドア操作力センサ30で検出された操作力に応じてドア開方向X1またはドア閉方向X2に駆動される。
この自動ドア1では、ドア操作力センサ30の検出結果に基づいてドア10が駆動されるので、ドア10の開閉操作の操作フィーリングを従来に比べ向上させることができる(効果1参照)。
(Effect 12)
Next, the effect of the automatic door 1 shown in FIG. 1 will be described. The automatic door 1 includes a door operating
In this automatic door 1, since the
(効果13)
自動ドア1は、ドア10を挟むようにドア10の両面に1つずつ取り付けられる2つのドア操作力センサ30A・30Bと、2つのドア操作力センサ30A・30B同士を電気的に接続する電線29(図2参照、電線29について以下同様)を備える。図3に示すように、ドア10は、2つのドア操作力センサ30A・30Bの間の位置に形成されるとともに電線29が通されるサッシ枠側電線孔15bを備える。
この構成では、電線29がドア10内(サッシ枠13内)に隠れるので、電線29がドア10の外部に露出する場合に比べ外観(美感、見栄え)が良い。
(Effect 13)
The automatic door 1 includes two door
In this configuration, since the electric wire 29 is hidden in the door 10 (in the sash frame 13), the appearance (aesthetic appearance, appearance) is better than when the electric wire 29 is exposed to the outside of the
(変形例)
なお、図4〜図7では、ドア操作力センサ30を手前側Yaから奥側Ybに向かって見たとき、左側がドア開方向X1、右側がドア閉方向X2となるように図示している。しかし、同右側がドア閉方向X2、左側がドア開方向X1となるように、ドア操作力センサ30を構成してもよい。
(Modification)
4 to 7, when the door
1 自動ドア
10 ドア
15b サッシ枠側電線孔(電線孔)
29 電線
30 ドア操作力センサ
40 ベース部
41 ドア取付面
51 第1センサ
52 第2センサ
61 第1弾性部材(弾性部材)
62 第2弾性部材(弾性部材)
70 軸部材
75 凹部
80 操作部
80a 回動軸
81 第1作用部
82 第2作用部
83 隙間
85 ハンドル部
90 カバー
93 ハンドル孔
95 傾斜部
X1 ドア開方向
X2 ドア閉方向
1
DESCRIPTION OF SYMBOLS 29
62 Second elastic member (elastic member)
70
Claims (13)
ドア開方向またはドア閉方向に操作力が加えられたときに前記ベース部に対して回動可能に前記ベース部に取り付けられた操作部と、
前記操作部から加えられる物理的作用を検出して、前記操作部がドア開方向に操作されたことを検出する第1センサと、
前記操作部から加えられる物理的作用を検出して、前記操作部がドア閉方向に操作されたことを検出する第2センサと、
を備え、
前記操作部は、
前記操作部が中立位置よりも前記一方側に回動した状態のときにのみ、前記第1センサに前記物理的作用を加える第1作用部と、
前記操作部が前記中立位置よりも前記他方側に回動した状態のときにのみ、前記第2センサに前記物理的作用を加える第2作用部と、
を備える、ドア操作力センサ。 A base part attached to the door;
An operation portion attached to the base portion so as to be rotatable with respect to the base portion when an operation force is applied in a door opening direction or a door closing direction;
A first sensor that detects a physical action applied from the operation unit and detects that the operation unit is operated in a door opening direction;
A second sensor that detects a physical action applied from the operation unit and detects that the operation unit is operated in a door closing direction;
With
The operation unit is
A first action part that applies the physical action to the first sensor only when the operation part is rotated to the one side from the neutral position;
A second action part that applies the physical action to the second sensor only when the operation part is rotated to the other side from the neutral position;
A door operation force sensor.
前記操作部は、前記操作力が加えられるハンドル部を備え、
前記ハンドル部は、前記操作部が前記中立位置のときに、前記ドア取付面に対して垂直に配置される、
請求項1に記載のドア操作力センサ。 The base portion includes a door attachment surface attached to the door,
The operation portion includes a handle portion to which the operation force is applied,
The handle portion is disposed perpendicular to the door mounting surface when the operation portion is in the neutral position.
The door operation force sensor according to claim 1.
前記第1作用部および前記第2作用部は、前記操作部が前記中立位置のときに、前記ドア取付面と平行に配置される、
請求項1または2に記載のドア操作力センサ。 The base portion includes a door attachment surface attached to the door,
The first action part and the second action part are arranged in parallel with the door mounting surface when the operation part is in the neutral position.
The door operation force sensor according to claim 1 or 2.
請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア操作力センサ。 The physical action is force,
The door operation force sensor of any one of Claims 1-3.
前記ハンドル部、前記第1作用部、及び前記第2作用部それぞれは、前記操作部の回動軸に直交する回動軸直交方向に延び、
前記ハンドル部の前記回動軸直交方向における長さは、前記第1作用部および前記第2作用部の前記回動軸直交方向における長さよりも長い、
請求項4に記載のドア操作力センサ。 The operation portion includes a handle portion to which the operation force is applied,
Each of the handle portion, the first action portion, and the second action portion extends in a rotation axis orthogonal direction orthogonal to the rotation axis of the operation unit,
The length of the handle portion in the direction orthogonal to the rotation axis is longer than the length of the first action portion and the second action portion in the direction orthogonal to the rotation axis.
The door operation force sensor according to claim 4.
前記第1センサと前記第1作用部との間、または、前記第2センサと前記第2作用部との間には、前記操作部が前記中立位置のときに部材が存在しない隙間がある、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のドア操作力センサ。 The first sensor and the second sensor are attached to the base portion and are contact type,
There is a gap between the first sensor and the first action part or between the second sensor and the second action part where no member is present when the operation part is in the neutral position.
The door operation force sensor of any one of Claims 1-5.
前記第1センサ及び前記第2センサは、平板状であるとともに前記ドア取付面と平行に配置される、
請求項1〜6のいずれか1項に記載のドア操作力センサ。 The base portion includes a door attachment surface attached to the door,
The first sensor and the second sensor are flat and arranged in parallel with the door mounting surface.
The door operation force sensor of any one of Claims 1-6.
請求項1〜7のいずれか1項に記載のドア操作力センサ。 An elastic member configured to return the operation portion to the neutral position by an elastic force when the operation force applied to the operation portion disappears;
The door operation force sensor of any one of Claims 1-7.
前記弾性部材は、平板状であるとともに前記ドア取付面と平行に配置される、
請求項8に記載のドア操作力センサ。 The base portion includes a door attachment surface attached to the door,
The elastic member has a flat plate shape and is arranged in parallel with the door mounting surface.
The door operation force sensor according to claim 8.
前記ベース部は、前記ドアに取り付けられるドア取付面を備え、
前記操作部は、前記操作力が加えられるハンドル部を備え、
前記ハンドル部は、前記操作部が前記中立位置のときに、前記ドア取付面に対して垂直に配置され、
前記カバーは、
前記ハンドル部が通されるハンドル孔と、
前記ハンドル孔に近いほど深くなるように形成された傾斜部と、
を備える、
請求項1〜9のいずれか1項に記載のドア操作力センサ。 A cover attached to the base portion;
The base portion includes a door attachment surface attached to the door,
The operation portion includes a handle portion to which the operation force is applied,
The handle portion is disposed perpendicular to the door mounting surface when the operation portion is in the neutral position,
The cover is
A handle hole through which the handle portion is passed,
An inclined portion formed so as to be deeper as it approaches the handle hole;
Comprising
The door operation force sensor of any one of Claims 1-9.
前記軸部材は、前記ベース部に対する前記操作部の取付方向に凹むように形成された凹部を備える、
請求項1〜10のいずれか1項に記載のドア操作力センサ。 A shaft member that connects the operation portion and the base portion;
The shaft member includes a recess formed to be recessed in the mounting direction of the operation portion with respect to the base portion.
The door operation force sensor of any one of Claims 1-10.
前記ドア操作力センサが取り付けられるとともに、前記ドア操作力センサで検出された前記操作力に応じてドア開方向またはドア閉方向に駆動されるドアと、
を備える自動ドア。 The door operation force sensor according to any one of claims 1 to 11,
The door operating force sensor is attached, and the door is driven in the door opening direction or the door closing direction according to the operating force detected by the door operating force sensor;
With automatic door.
前記2つのドア操作力センサ同士を電気的に接続する電線と、
を備え、
前記ドアは、前記2つのドア操作力センサの間の位置に形成されるとともに前記電線が通される電線孔を備える、
請求項12に記載の自動ドア。 The two door operation force sensors attached to both sides of the door so as to sandwich the door,
An electric wire for electrically connecting the two door operation force sensors;
With
The door is formed at a position between the two door operation force sensors and includes an electric wire hole through which the electric wire is passed.
The automatic door according to claim 12.
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