JP2013236777A - 美顔器 - Google Patents

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Kayomi Fukuda
加代美 福田
Kazuhiko Shimizu
和彦 清水
Masahide Aoki
聖秀 青木
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Abstract

【課題】炭酸混合化粧水を生成する炭酸ガス供給用ボンベが使用時において直接目に触れない様にし、不必要な違和感、不安感を払拭する。更には炭酸ガス供給用ボンベの噴出ガス圧をノズル部の開閉に有効に作用させる。
【解決手段】炭酸ガス供給用ボンベBから可撓性ホースPを介して導かれた炭酸ガスをスプレー本体の先端噴出ノズルから噴出させてカップ内の化粧水と共に、炭酸混合化粧水を霧状に噴射する様にした美顔器に於いて、上側筒体1の上部面に、装着された円形調整用摘子の内側面に雌ネジを形成し、上側筒体1の上部面に、該上側筒体1の外径より小径のボスを直立させると共に、該ボスの外周に雄ネジを形成して円形調整用摘子の雌ネジに螺合して円形調整用摘子を回転上下させ、更に前記上側筒体1の上部面とボスの雄ネジとの間にネジ無し溝を形成し、円形調整用摘子の側面からねじ込んで先端がネジ無し溝に位置する抜止め用ネジとした。
【選択図】図4

Description

本発明は化粧水と炭酸ガスとの混合液を顔肌等に噴霧状に吹き付ける美顔器に
関する。
近時、遊離炭酸を含有する炭酸泉に入浴すると、炭酸泉内の炭酸成分が皮膚下
の毛細血管に作用してこの毛細血管を拡張させ、これにより入浴者の血行が改善
されて入浴者の疲労回復や健康増進が図れることは、既に広く知られている。
この炭酸成分が皮膚下の毛細血管に作用してこの毛細血管を拡張させる効能を利
用して、化粧水と共に混合液を顔肌等に吹き付けると共に、皮脂や汚れ等の残骸
物を顔肌から遊離させて取り除き、より若々しく美しい顔肌を指向する。
そこで、これらに関連する多くの技術文献1〜4の下、本願発明者が発明者の一人が一翼を担って技術文献5に示す美顔器の製品化に結び付けた。
その後、本願発明者が更なる技術開発に傾注し、より実用に即した製品の具現化を探求し、技術文献6に示す如く、美顔器の製品化に結び付く発明を成した。
この文献6については、炭酸ガス供給用ボンベが直接露呈しない様に筒体内に収納し、更にその筒体の上部にガス噴出用の円形調整用摘子を装備して美顔器としてより一層の感性を高めるに至った。
而して、この技術文献6についても、更なる技術改良を他の発明者と共に、企図し、探求することとした。
即ち、この技術文献6においては、円形調整用摘子を回転させてガス噴出量を調整しており、過度の回転操作を阻止する上で、一定以上の回転にて空回りする
様、特殊なラチェット歯車方式を採用しており、コスト面から課題が残る。
また、炭酸ガス供給用ボンベの噴出ガス圧力をノズル部の開閉に有効に作用させる課題も認識した。
実用新案出願公告昭63−48265号・・・技術文献1 特開2000−197519号・・・・・・・技術文献2 特開平5−238928号・・・・・・・・・技術文献3 特開2003−54662号・・・・・・・・技術文献4 特許第4277306号・・・・・・・・・・技術文献5 特許第4871937号・・・・・・・・・・技術文献6
本発明は、炭酸混合化粧水を生成する炭酸ガス供給用ボンベが使用時において直接目に触れない様にし、不必要な違和感、不安感を払拭することに併せ、ガス噴出量を調整する円形調整用摘子の回転を、特殊なラチェット歯車方式に代え、コスト面からの課題、更には炭酸ガス供給用ボンベの噴出ガス圧力をノズル部の開閉に有効に作用させる課題も認識し、これらについて解決する。
本発明の美顔器は、上記課題を解決するために、所定量の化粧水をカップに収納し、且つ炭酸ガス供給用ボンベから可撓性ホースを介して導かれた炭酸ガスをスプレー本体の先端噴出ノズルから噴出させて前記カップ内の化粧水と共に、炭酸混合化粧水を霧状に噴射する様にした美顔器に於いて、
(1)ソケット部のネジ孔に炭酸ガス供給用ボンベの上端噴出口頭部に形成されたネジが、炭酸ガス供給用ボンベを取替え可能に捻じ込まれるソケット部と、
(2)炭酸ガス供給用ボンベの上端噴出口頭部の上部に対峙する様にソケット部に設けられ、噴出用管、内孔、ノズル孔を備えるノズル部であって、
噴出用管は炭酸ガス供給用ボンベをソケット部に捻じ込んだ際、その噴出口頭部の封印膜を貫通するように設けられ、炭酸ガス供給用ボンベから噴出ガスを噴出用管、内孔、ノズル孔に亘ってガス流通路を形成するノズル部と、
(3)ノズル部とソケット部とを収納すると共に、且つ該ソケット部に捻じ込まれた炭酸ガス供給用ボンベの下端が一定長さ食み出す様、ボンベの上端噴出口頭部を隠蔽してソケット部のネジ孔に炭酸ガス供給用ボンベの上端噴出口頭部に形成されたネジが捻じ込まれた状態で装填される下開口の上側筒体であって、
炭酸ガス供給用ボンベの下部の食み出し部は、前記捻じ込みおよび前記取替えのために保持されて回転できる様、上側筒体の下端開口縁から下方へ一定長さ食み出し、下開口である上側筒体と、
(4)上側筒体の上部面に、一方向および反対方向に水平回転する様、装着された円形調整用摘子であって、
円形調整用摘子の内側面に雌ネジを形成し、上側筒体の上部面に、該上側筒体の外径より小径のボスを直立させると共に、該ボスの外周に雄ネジを形成して、
前記円形調整用摘子の雌ネジに螺合して一定巾にて円形調整用摘子を回転上下させ、更に前記上側筒体の上部面とボスの雄ネジとの間にネジ無し溝を形成し、円形調整用摘子を前記ボスのネジに螺合させた状態にて該円形調整用摘子の側面からねじ込んで先端が前記ネジ無し溝に位置する抜止め用ネジと、
(5)円形調整用摘子に垂下装備され、且つその下端が第1バネにて弁杆の上端
に当接して該弁杆を下方向に弾圧する押圧杆であって、
円形調整用摘子に垂下装備され、且つその下端が第1バネにて弁杆の上端に当接して該弁杆を下方向に弾圧する押圧杆であって、
ノズル部の内孔に収納されると共に、第2バネの圧力にて上方向に常時弾圧され、且つ前記押圧杆の押圧力の軽減によって前記第2バネの復帰力にガス噴出圧力が重畳して上昇復帰する下広状の円錐弁頭と、
この円錐弁頭と対峙するノズル部に形成された下広状円錐弁座とより成り、弁杆の上昇に伴って円錐弁頭が円錐弁座に弾圧着座して前記ノズル部のノズル孔を閉塞すると共に、ガス流通路を遮断し、更に、前記円形調整用摘子の回転操作に伴って押圧杆が下降し、前記第2バネのバネ圧力に抗して弁杆を下降させると共に、円錐弁頭が前記ノズル部の円錐弁座から離間してノズル孔を開放してガス流通路を開通させ、
(6)前記食出し部を挿入収納し、上側筒体の下端開口縁と着脱自在に嵌合する上開口であって、
而も底部が着座し、上側筒体と共に直立型ボンベ収納ボックスを構成する下側筒体と、
(7)可撓性ホースは、上側筒体の上部側面位置から引出され、ノズル部からの噴出ガスをスプレー本体に導く様に接続したことを特徴とするものである。
更に本発明は、ボンベ収納ボックスの側面にスプレー本体を着脱自在に差込引掛ける引掛部を設けたことを特徴としたものである。
更に本発明は、引掛部を、スプレー本体が差込まれるホルダー部及び上側筒の上部で、而も調整用摘子の直下に巻付くリング部を金属板にて一体的に形成したフック体としたことを特徴としたものである。
(1)請求項1により、上側筒体にて炭酸ガス供給用ボンベの上端の噴出口頭部は隠蔽されて外部に触れることがなく、その上部の円形調整用摘子の水平回転によりガス噴出を調整できる。
特に、ガス噴出量を調整する円形調整用摘子の回転を、特殊なラチェット歯車方式とすることなく、加工が容易な通常の雄ネジと雌ネジによって行うから、コスト面でも有効となる。
更にラチェット歯車方式を採用しないことによる雄ネジと雌ネジとの過度の回転から生じる円形調整用摘子の脱落・破損は、側面の抜止め用ネジにて所定の回転位置にて停止し、円形調整用摘子の脱落・破損の虞がない。
また、ガス流通路の遮断は、炭酸ガス供給用ボンベの噴出ガス圧をノズル部の閉塞作用方向と同方向に重畳作用させており、閉塞動作が有効に行える。
美顔器の使用状態を示す斜視図 美顔器の全体斜視図 美顔器の一部断面図 同上の部分拡大断面図 同上の拡大部分断面図 同上の動作状態を示す拡大部分断面図 同上の部分拡大断面図 同上の部分斜視図 スプレー本体の断面図 同上の部分拡大断面図 同上の動作状態を示す拡大部分断面図 同上の部品の分解斜視図
以下本発明を実施形態の図面に基づいて説明する。
図1は美顔器の使用状態を示す斜視図であって、使用者が手先Hにてスプレー本体Sの握手部Saを保持している。
図2は、美顔器全体を示す斜視図であって、下広のスカート状に形成した直立型ボンベ収納ボックスXを上下側筒体1、2にて構成しており、スプレー本体Sがボンベ収納ボックスXの側面Xaに着脱自在に装着されている。
更に図3、4は、上側筒体1に装填された炭酸ガス供給用ボンベBの食出し部
Baを下側筒体2に収納した状態を示している。
而して、具体的には炭酸ガス供給用ボンベBの上端噴出口頭部3に形成されたネジ4を上側筒体1のソケット部5のネジ孔6に捻じ込む。
このソケット部5は上側筒体1の内筒7に装備されており、内筒7は上側筒体1の下開口1aより挿入されて両者1、7の抜止段部8、9にて圧入装備され、一体化される。
従って、炭酸ガス供給用ボンベBの上端噴出口頭部3は隠蔽されて外部に触れ
ない状態で、該炭酸ガス供給用ボンベBは図3に示す如く、食出し部Baを下側筒体2に収納されており、その下側筒体2は有底としているので上開口2aより挿入された炭酸ガス供給用ボンベBは底部2bにて覆われた状態にて吊り下げられ、食出し部Baが下側筒体2の底部2bから浮いた状態で装填される。
また、下側筒体2は下広状のスカート状面2cとなっているから、より安定して直立できる。
ソケット部5のネジ孔6には炭酸ガス供給用ボンベBの上端噴出口頭部3の上部に対峙してノズル部10が螺着されている。
このノズル部10は、図4、5に示す如く、噴出用管11を備えており、この噴出用管11が炭酸ガス供給用ボンベBを捻じ込んだ際、その噴出口頭部3の封印膜3aに貫通し、炭酸ガス供給用ボンベからの噴出ガスを噴出用管11、内孔12、ノズル孔13に亘ってガス流通路を形成する。
またノズル部10の底部には噴出口頭部3の封印膜3aに圧着してガス漏れ防
止パッキン14が備えられている。
而して、ノズル部10の内孔12には上下動する弁杆15を挿通しており、常に第2バネ16にて上方向に弾圧されている。而して、図5、6に示す如く、この弁杆15の上下動によってノズル孔13の開閉を行う。
更にこの弁杆15は、下端に下広状の円錐弁頭15aを設けており、この円錐弁頭15aがノズル孔13に形成された下広状円錐弁座13aに第2バネ16のバネ圧にて弾圧着座し、ノズル孔13を閉塞すると共に、ガス流通路を遮断しており、弁杆15がバネ圧に抗して下降することによって、円錐弁頭15aが円錐弁座13aから離間し、ズル孔13を開放してガス流通路を開通させる。
このガス流通路の遮断は、炭酸ガス供給用ボンベBの噴出ガス圧をノズル部10の閉塞作用方向と同方向に重畳作用させ、閉塞動作が瞬時に行える。
上側筒体1の上部面1bには一方向および反対方向に水平回転する様、炭酸ガス噴出調整用の円形調整用摘子17が位置しており、該円形調整用摘子17の内側面17aには雌ネジ18を形成し、上側筒体1の上部面1bに、該上側筒体1の外径より小径のボス19を直立させ、該ボス19の外周に雄ネジ20を形成して、円形調整用摘子17の雌ネジ18と螺合し、該円形調整用摘子17は、その回転によって上下動する。
上側筒体1のボス19には上部面1bと雄ネジ20との間にはネジ無し溝21を形成しており、図7に示す如く、円形調整用摘子17を前記ボス19のネジ20に螺合させた状態にて、円形調整用摘子17の側面から抜止め用ネジ22をねじ込んで先端22aを前記ネジ無し溝21に位置させており、先端22aが位置するネジ無し溝21の範囲内にて円形調整用摘子17の回転上昇が許容される。
即ち、円形調整用摘子17は一定巾以上に回転上昇せず、円形調整用摘子17が抜け外れることはない。
円形調整用摘子17からは、押圧杆23が垂下しており、その下端23aが弁杆15の上端15bに当接している。
而して、この第1バネ24は円形調整用摘子17を常に上方向に弾圧する様、押圧杆23を挿通して上側筒体1の上部面1bと円形調整用摘子17との夫々の窪部1c、17b間に圧縮して介在されている。
勿論、第1バネ24、第2バネ16のバネ圧力は、その機能目的から第1バネ24が大きくなる。
図8はスプレー本体Sをボンベ収納ボックスXの側面Xaの側面に着脱自在に引掛ける差込引掛部Zの具体例を示し、握手部Saが差込まれるホルダー部25a及び上側筒体1の上部で、而も調整用摘子17の直下の溝26に巻付くリング部25bとを金属板にて一体的に形成したフック体25としている。
而して図9は、スプレー本体Sの具体例を示し、握手部Saと直行する筒部27を内蔵配置している。この筒部27は導管28を主として成している。
導管28の前方位置には所定量の化粧水Wを収納するカップ29を導管28の内孔28aに連通したネジ孔28bに着脱自在にねじ込み取付装備している。この化粧水Wとしては、例えば一般化粧剤にゲルマニウム粒子を混合させれば、炭酸成分の保湿性と美白効果が一層強まり、美容目的、即ちソフト的効能が一層好適となる。
このカップ29はキャップ29と導管28にねじ込まれる下端の滴下口29aとより成っている。また、導管28の先端には噴出ノズル31が設けられている。スプレー本体Sの導管28から握手部Saを通った可撓性ホースPがノズル部10のノズル孔13に接続されている。勿論、ここで言う接続とは直接、或いは間接的にガスが流通する様、接続することを指すのであって、特に限定するものではない。この可撓性ホースPは必要に応じた長さに設定する。
また、この握手部Saには操作部30が装備されており、この操作部30を操作することにより、導管28の内孔28aを開閉するシャッター板32を上下にスライドさせる。
具体的には、操作部30を反転レバー形式として、軸33にて反転自在に支持し、リンク34の一方ピン34aを操作部30に軸結合し、他方ピン34bをシャッター板32のリング35に軸結合している。勿論、この操作部30を押ボタン形式にすることも可能である。
操作部30には、常に操作部30を矢印c、シャッター板32を矢印dと反対方向にバネ力を付勢している。
このシャッター板32は、化粧水収納カップ29と炭酸ガス供給用パイプPの引込口36との間に位置し、操作部30の引き付けによりリンク34、35を介して縦溝37を下方向にスライドし、シャッター板32の小孔32aと導管28の内孔28aとが合致し炭酸ガスの流入を可能とする。
導管28の内孔28aには、化粧水収納カップ29の滴下口29aに逆止弁38が装備されており、炭酸ガスが化粧水収納カップ29側に流入するのを防止し、適正な炭酸成分の混合化粧水が得られる。この逆止弁38としては薄膜の合成樹脂にて成型する。
また、導管28の先端噴出ノズル31はパッキン39を介在してカップリング40を螺着してシールドする。
更に、噴出ノズル31には顔肌に添わせる吸引パット41を適宜装着する。
勿論、この吸引パット41を使用せずして直接肌面に噴霧混合化粧水を吹き付けてもよい。
而して、ここで言う炭酸ガスと化粧水とを混合させて噴霧状とする方式は、最終的に、足、身体の肌面への炭酸混合化粧水を霧状に噴射すればよいのであって、スプレー本体内にて混合させてもよく、またスプレー本体から噴出したガスと化粧水とをスプレー本体外で混合させてもよいのは勿論であり、特に限定するものではない。
(使用動作説明)
次に本発明美顔器の使用順序を説明すると、スプレー本体Sの使用動作は、先の本願発明者が発明者の一翼を担った技術文献5、6に示す内容とほぼ同内容であり、従って、炭酸ガス供給用ボンベBの装填、取替え及び炭酸ガス噴出の調整について説明する。
図4は炭酸ガス供給用ボンベBが装填された状態を示している。この状態は、炭酸ガス供給用ボンベBの噴出口頭部3が上側筒体1のソケット部5に捻じ込まれており、ソケット部5の噴出用管11が炭酸ガス供給用ボンベBの封印膜3aを貫通している。
而してノズル部10の弁杆15は下方向に下降しており、内孔12とノズル孔13との間は開放されており、炭酸ガスはスプレー本体Sまで。に供給されている。
従ってこの状態において炭酸ガスはスプレー本体S操作すれば、炭酸ガスの噴出と共に、化粧水収納カップ29からの化粧水が混合化粧水として噴射されるが得られる。
而して、この状態ノズル部10の弁杆15の動作状態を、更に拡大図である図
5、6に基づいて説明すると、先ず図5は弁杆15が第上方向に位置しており、該弁杆15の下端の下広状の円錐弁頭15aがノズル孔13の下広状円錐弁座13aに第2バネ16にて弾圧着座し、ノズル孔13を閉塞している。
この状態は、円形調整用摘子17が回転して上方向に位置する。
勿論、その位置は抜止め用ネジ22の先端22aが上側筒体1のネジ無し溝21に当たって過度に円形調整用摘子17が回転することはなく、円形調整用摘子17の押圧杆23も弁杆15がノズル孔13を開くまでには押し下げていない。
続いて、上記状態より図6に示す如く、円形調整用摘子17を第1バネ24に抗して、回転下降させれば、押圧杆23も伴って下降し(矢印)、第2バネ16に打ち勝って弁杆15を押し下げ、下端の円錐弁頭15aがノズル孔13の円錐弁座13aから離間してノズル孔13を開放し、矢印に示す如く噴出用管11からの炭酸ガスは可撓性ホースPを介してスプレー本体Sに至り、スプレー本体Sの操作に委ねられることとなる。
而して、美顔器の使用終了に伴い炭酸ガス供給を停止する場合は、上記とは逆に図6の状態から、円形調整用摘子17を逆回転させることによって、押圧杆23が上昇し、弁杆15の押圧を解放する。
この解放によって図5に示す如く、弁杆15は第2バネ16にて上方向に復帰し、下端の円錐弁頭15aがノズル孔13の円錐弁座13aに弾圧着座し、ノズル孔13を閉塞して炭酸ガスの流路を断つこととなり、スプレー本体Sの操作に関係なく炭酸ガスは噴出しないこととなる。
勿論、円形調整用摘子17の過度の回転操作に対しては、抜止め用ネジ22の先端22aが上側筒体1のネジ無し溝21に当たって阻止する。
尚、ガス消耗による炭酸ガス供給用ボンベBの取替えは、先ず炭酸ガス供給用ボンベBの食出し部Baを保持して回転させ、ソケット部5から取り外す。
本発明は美顔器としているが、勿論他の腕、足、身体の肌面への炭酸混合化粧水を噴射することも出来るのである。
H 使用者の手先
B 炭酸ガス供給用ボンベ
Ba ボンベ食出し部
X 収納ボックス
S スプレー本体
P 可撓性ホース
Z 引掛部
1 上側筒体
2 下側筒体
3 噴出口頭部
5 ソケット部
10 ノズル部
11 噴出用信管
12 内孔
13 ノズル孔
15 弁杆
16 第2バネ
17 円形調整用摘子
18 雌ネジ
19 ボス
20 雄ネジ
21 ネジ無し溝
22 抜止め用ネジ
23 押圧杆
24 第1バネ
28 導管
29 カップ
31 噴出ノズル

Claims (3)

  1. 所定量の化粧水をカップに収納し、且つ炭酸ガス供給用ボンベから可撓性ホースを介して導かれた炭酸ガスをスプレー本体の先端噴出ノズルから噴出させて前記カップ内の化粧水と共に、炭酸混合化粧水を霧状に噴射する様にした美顔器に於いて、
    (1)ソケット部のネジ孔に炭酸ガス供給用ボンベの上端噴出口頭部に形成されたネジが、炭酸ガス供給用ボンベを取替え可能に捻じ込まれるソケット部と、
    (2)炭酸ガス供給用ボンベの上端噴出口頭部の上部に対峙する様にソケット部に設けられ、噴出用管、内孔、ノズル孔を備えるノズル部であって、
    噴出用管は炭酸ガス供給用ボンベをソケット部に捻じ込んだ際、その噴出口頭部の封印膜を貫通するように設けられ、炭酸ガス供給用ボンベから噴出ガスを噴出用管、内孔、ノズル孔に亘ってガス流通路を形成するノズル部と、
    (3)ノズル部とソケット部とを収納すると共に、且つ該ソケット部に捻じ込まれた炭酸ガス供給用ボンベの下端が一定長さ食み出す様、ボンベの上端噴出口頭部を隠蔽してソケット部のネジ孔に、炭酸ガス供給用ボンベの上端噴出口頭部に形成されたネジが捻じ込まれた状態で装填される下開口の上側筒体であって、
    炭酸ガス供給用ボンベの下部の食み出し部は、前記捻じ込みおよび前記取替えのために保持されて回転できる様、上側筒体の下端開口縁から下方へ一定長さ食み出し、下開口である上側筒体と、
    (4)上側筒体の上部面に、一方向および反対方向に水平回転する様、装着された円形調整用摘子であって、
    円形調整用摘子の内側面に雌ネジを形成し、上側筒体の上部面に、該上側筒体の外径より小径のボスを直立させると共に、該ボスの外周に雄ネジを形成して、
    前記円形調整用摘子の雌ネジに螺合して一定巾にて円形調整用摘子を回転上下させ、更に前記上側筒体の上部面とボスの雄ネジとの間にネジ無し溝を形成し、円形調整用摘子を前記ボスのネジに螺合させた状態にて該円形調整用摘子の側面からねじ込んで先端が前記ネジ無し溝に位置する抜止め用ネジと、
    (5)円形調整用摘子に垂下装備され、且つその下端が第1バネにて弁杆の上端
    に当接して該弁杆を下方向に弾圧する押圧杆であって、
    ノズル部の内孔に収納されると共に、第2バネの圧力にて上方向に常時弾圧され、且つ前記押圧杆の押圧力の軽減によって前記第2バネの復帰力にガス噴出圧力が重畳して上昇復帰する下広状の円錐弁頭と、
    この円錐弁頭と対峙するノズル部に形成された下広状円錐弁座とより成り、弁杆の上昇に伴って円錐弁頭が広状円錐弁座に弾圧着座して前記ノズル部のノズル孔を閉塞すると共に、ガス流通路を遮断し、更に、前記円形調整用摘子の回転操作に伴って押圧杆が下降し、前記第2バネのバネ圧力に抗して弁杆を下降させると共に、円錐弁頭が前記ノズル部の下広状円錐弁座から離間してノズル孔を開放してガス流通路を開通させ、
    (6)前記食出し部を挿入収納し、且つ上側筒体の下端開口縁と着脱自在に嵌合する上開口であって、
    而も底部が着座し、上側筒体と共に直立型ボンベ収納ボックスを構成する下側筒体と、
    (7)可撓性ホースは、上側筒体の上部側面位置から引出され、ノズル部からの噴出ガスをスプレー本体に導く様に接続したことを特徴とする美顔器。
  2. ボンベ収納ボックスの側面にスプレー本体を着脱自在に差込引掛ける引掛部を設けたことを特徴とした請求項1記載の美顔器。
  3. 引掛部を、スプレー本体が差込まれるホルダー部及び上側筒体の上部で、而も調整用摘子の直下に巻付くリング部を金属板にて一体的に形成したフック体としたことを特徴とした請求項2記載の美顔器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7335145B2 (ja) 2019-11-26 2023-08-29 株式会社 資生堂 肌洗浄装置及び肌洗浄方法

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