JP2013236754A - 生体情報検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出位置への生体部位の位置合わせの制約を軽減してユーザの操作上の負担を減らし、かつ受光素子の飽和を防止したうえで構成の簡単小型化、低消費電力化を図る。
【解決手段】第1及び第2の光学部材1,2を、その一方の側面同士が接触しかつ上面1b,2bが同一面を形成するように水平方向に並べて配置し、かつ第1の光学部材1の入射面1aに対向して発光素子3を配置し、この発光素子3により発光されたセンサ光5を第1の光学部材1内にその入射面1aから入射して全反射させるようにしている。そして、これらの光学部材1,2の上面1b,2bに同時に生体部位7を接触させたとき、第1の光学部材1から漏洩して生体部位7に照射された照射光6のうち、生体部位7内で発生した散乱光成分6aを第2の光学部材2にその上面2bから取り込んで出射面2bから出射させ、受光素子4で受光させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばユーザの健康状態の診断やユーザ本人の属性判定のために、当該ユーザの生体情報を検出する生体情報検出装置に関する。
生体情報には脈拍、脈波、血流、血圧等があるが、このうち末梢動脈の容積変化を示す波形である容積脈波が注目されている。容積脈波は、人間に関する様々な有益な情報が得られる可能性があることから、動脈の硬化度合や精神的ストレスの検出等といった医学診断分野に留まらず、それ以外にも種々の分野への適用が検討されている。
例えば、テレビジョン装置やビデオ機器、STB(Set Top Box)のリモートコントローラに代表される操作端末をユーザが操作した際に、当該ユーザの容積脈波からユーザの属性を判定し、その判定結果に基づいて当該ユーザに適したコンテンツ等を選択し配信するシステムが提案されている。
容積脈波を取得するための手法としては、指先や耳朶といった末梢動脈が存在する生体部位の近辺に受光素子を配置し、自然光や発光素子により生体部位に照射した光のうち、生体部位内部の末梢動脈中に存在するヘモグロビンに吸収されず生体部位外に散乱する光量の変化を受光素子により計測することにより、末梢動脈中の容積変化を計測する手法が一般的である(例えば、特許文献1を参照。)。
ところが、このような特許文献1に記載された手法では、受光素子の設置位置に指先等の生体部位を意識的に置くというような明示的な位置合わせを行う必要があるため、ユーザの本来の行動を妨げてしまうことになり、操作上のユーザビリティを低下させ好ましくない。
一方、このような明示的な位置合わせの必要性を緩和するための手法も幾つか提案されている。
例えば、その一つの手法は、ユーザの生体部位が接触する可能性がある位置に多数の受光素子を配置するものである(例えば、特許文献2を参照。)。また他の手法として、発光素子と受光素子を使用する従来の一般的な末梢動脈中の容積変化計測装置に発光板と受光板という2枚の光学部材を追加することで、生体部位が接触する位置に依らない赤外光の照射と散乱光の受光を実現する手法も提案されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
特開2007−259912号公報 特開2009−039568号公報
千明裕、前田篤彦、小林稔:"脈波を取得可能な面センシング技術の実装と評価"、情報処理学会 インタラクション2011、2011/03/03
このうち、特許文献2に記載された手法によれば、受光素子が設置された検出位置に対する生体部位の位置合わせの制約が減るため、ユーザの操作上の負担は軽減される。しかしながら、検出位置に多数の受光素子を配置しなければならないため、装置の部品点数や回路のチャネル数が増加し、その結果装置構成の複雑化や大型化、消費電力の増加が避けられない。
一方、非特許文献1に記載された手法には大きく三つの解決すべき課題がある。
すなわち、一つ目の課題は受光素子の飽和である。この手法は、発光板と受光板とを上下に重ねた構成となっているため、発光板から面発光された光のうち、受光板を透過して生体部位に照射される光以外に、受光板内部で内部全反射を繰り返してそのまま受光素子で受光される直接光が発生する。このような直接光の光量が大きい場合には、受光素子を飽和させてしまう。
二つ目の課題は、発光板と受光板を上下に重ねることによる厚みの増加である。発光板及び受光板の厚みは一般的に普及している発光素子及び受光素子のサイズに合わせて設計する必要がある。例えば、発光素子及び受光素子のサイズが1〜2mmであったとすれば、発光板及び受光板の厚みはこの値を2倍した2〜4mm程度となるように設計される。この発光板及び受光板の厚みは、STBのリモートコントローラ等のような小型電子機器にその構成を大きく変えることなく搭載しようとした場合に、当該小型電子機器の大型化を招く。
三つ目の問題としては、発光板から面発光された光が受光板を透過する際に生じる減衰である。この減衰は、例えばアクリル樹脂では透過率が90%であるため10%にもなる。生体部位中の血流量を安定的に計測するためには十分な光量が必要である。したがって、減衰分の光量を補うためには発光素子に対してより大きな電流を流す必要があり、その結果消費電力の増加を招く。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、検出位置への生体部位の位置合わせの制約を軽減してユーザの操作上の負担を減らし、かつ受光素子の飽和を防止したうえで、構成の簡単小型化と消費電力の低減を図った生体情報検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、生体部位から容積脈波に関する情報を検出する生体情報検出装置において、第1及び第2の光学部材と、受光素子と、信号処理部とを具備する。第1及び第2の光学部材は何れも板状又は柱状をなし、このうち第1の光学部材はその側端面から入射した光を上記生体部位の接触面となる上面と下面との間で全反射させる。第2の光学部材は、上記第1の光学部材の側面に隣接しかつ受光用の上面が第1の光学部材の面発光用の上面とほぼ同一平面を形成するように配置される。そして、第1及び第2の光学部材の上面に生体部位が接触したとき、上記第1の光学部材の当該接触位置から漏洩した光の上記生体部位による散乱光成分を、上記第2の光学部材にその上面から取り込んだのち側端面に導いて出射する。受光素子は、上記第2の光学部材の側端面から出射された光を受光し、その受光量に応じた受光信号を出力する。信号処理部は、上記受光素子から出力された受光信号をもとに、上記第1及び第2の光学部材の上面に生体部位が接触したときに発生する上記受光量の変化を検出し、この検出された受光量の変化を表す情報を上記生体部位の容積脈波を表す情報として出力する。
したがって、この発明の1つの観点によれば次のような効果が奏せられる。
すなわち、第1及び第2の光学部材は水平方向に並べて配置される。このため、これらの光学部材を上下に重ねて配置する場合のように第1の光学部材の上面から漏洩した光が第2の光学部材に直接入射して受光素子に導かれることはなくなり、これにより受光素子が飽和する不具合を防止することができる。また、第1の光学部材及び第2の光学部材は水平方向に並べて配置されるので、装置の厚みを小さくすることができる。
また、生体部位は第1光学部材の上面に直接接触する。このため、第1の光学部材の上面から漏洩した光は減衰することなく生体部位に直接照射されることになり、これにより生体部位に対し血流量を安定的に計測する上で十分な光量を照射することが可能となって、計測精度を高めることが可能となる。
さらに、第1の光学部材の構成を、定常状態においては第1の光学部材内で入射光を全反射させ、第1の光学部材の上面に生体部位が接触したときこのときの臨界角の変化を利用して第1の光学部材の上面から光を漏洩させて生体部位に照射するようにしている。このため、第1の光学部材に光をその上面から強制的に面発光させるためのバックライト構造等を設ける必要がなくなり、これにより第1の光学部材の構成を簡単かつ安価なものにすることができる。
また、この発明の第1の観点は以下のような態様を備えることも特徴とする。
第1の態様は、上記第1の光学部材内にその側端面から上記全反射を生じさせるべく光を入射する発光素子をさらに具備するようにしたものである。このようにすると、自然光や室内光では十分な受光量が得られない場合でも、常に高精度で安定した測定を行うことができる。
第2の態様は、第2の光学部材の側端面と受光素子との間に集光光学系を配置し、第2の光学部材の側端面から出射する光を集光光学系により集光して受光素子に受光させるようにしたものである。このようにすると、第2の光学部材から出射される光を効率良く受光することができ、これにより測定精度を高めることが可能となる。
すなわちこの発明によれば、検出位置への生体部位の位置合わせの制約を大幅に軽減してユーザの操作上の負担を減らし、しかも受光素子の飽和を防止したうえで、回路構成の簡単小型化と消費電力の低減を図った生体情報検出装置を提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係わる生体情報検出装置の構成を示す図。 図1に示した生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの平面図。 図1に示した生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの第1の光学部材の動作説明に使用するための図で、(a)は第1の光学部材に生体部位を接触させていない状態を示す図、(b)は第1の光学部材に生体部位を接触させた状態を示す図。 図1に示した生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの第2の光学部材の動作説明に使用するための図。 この発明の第2の実施形態に係わる生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの構成を示す図。 この発明の第3の実施形態に係わる生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの構成を示す図。 この発明の第4の実施形態に係わる生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの構成を示す図。 この発明の第5の実施形態に係わる生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの構成を示す図。 この発明の第6の実施形態に係わる生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの構成を示す図。 この発明の第7の実施形態に係わる生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの構成を示す図。 この発明の第8の実施形態に係わる生体情報検出装置で使用される光検出ユニットの要部構成を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる生体情報検出装置の構成を示す図である。この生体情報検出装置は、光検出ユニット100と、信号処理ユニット200とから構成される。
光検出ユニット100は、短冊状をなす長方形に成形された第1の光学部材1と、同様に短冊状をなす長方形に成形された第2の光学部材2とを備える。これら第1及び第2の光学部材1,2は、その一方の側面同士が接触しかつ上面1b,2bが同一面を形成するように配置される。すなわち、第1及び第2の光学部材1,2は水平方向に並べられた状態で配置され、その各上面1b,2bが検出対象物である生体部位7を接触させるセンサ面として機能する。
第1及び第2の光学部材1,2は、後述する発光素子3から発光されるセンサ光5に対して透明で、空気よりも高い屈折率を持つことが望ましく、一例としてはアクリル樹脂(屈折率1.49)を素材とするものが用いられる。なお、第1及び第2の光学部材1,2の側面同士は必ずしも接触させる必要はなく、一定間隔を隔てて離間させるようにしてもよい。また、素材及び屈折率についても、上記した素材及び値に限定されるものではない。
上記第1の光学部材1の入射面として機能する第1の側端面(以後入射面と呼称する)1aには、発光素子3が対向配置されている。発光素子3は、例えばLED(Light Emitting Diode)からなり、上記第1の光学部材内に上記入射面1aからセンサ光5を入射する。このとき上記第1の光学部材1の入射面1aに対する発光素子3の配置位置及び配置角度等の配置条件は、上記入射面1aから第1の光学部材1内に入射したセンサ光5の少なくとも一部が、例えば図3(a)に示すように第1の光学部材1内の上面1bと下面との間で全反射を繰り返すように設定される。
また、センサ光5としては、例えば0.7〜2.5μmの波長を持つ近赤外光が用いられる。その理由は、血液中のヘモグロビンがこの波長を持つ近赤外光を特に良好に吸収する特性を持つからである。しかし、センサ光5としては必ずしもこの波長に限定されるものではなく、他の波長であってもよい。
一方、第2の光学部材2の出射面として機能する第1の側端面(以後出射面と呼称する)2aには、受光素子4が対向配置されている。受光素子4は、フォトダイオードやフォトトランジスタ、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary MOS)といった、光量を検出可能なセンサからなり、上記第2の光学部材2の出射面2aから出射された生体部位7による散乱光成分6aを受光してその受光信号を信号処理ユニット200に入力する。
信号処理ユニット200は、増幅部21と、アナログ/ディジタル変換部(A/D変換部)22と、波形処理・出力部23を備えている。増幅部21は、上記受光素子3から入力されたアナログの受光信号を、いわゆるオペアンプ等を用いた公知の増幅回路により増幅して出力する。A/D変換部22は、上記増幅部21から出力されたアナログの受光信号をディジタル信号に変換して出力する。
波形処理・出力部23は、A/D変換器から出力されたディジタルの受光信号を取り込み、容積脈波の波形解析を行う。解析処理の内容としては、ディジタル受光信号の時間変化を時系列データとして取得し、この取得された時系列データを平滑化してノイズ成分を除去する処理と、このノイズ成分が除去された時系列データを2階微分することで容積脈波の波形の詳細な変化を検出する処理と、この検出された容積脈波の波形の変化に基づいて容積脈波の特徴を検出する処理がある。
なお、容積脈波の特徴を検出する処理としては、例えば医学診断分野であれば生体の血管の硬化度合いを検出することや、時系列データのピークを検出してこの検出されたピークの間隔から脈拍間隔を検出すること、時系列データの周期性を検出してこの検出された周期性から生体が安静状態であるかどうかを判定すること等が考えられる。また、テレビジョン装置等のリモートコントローラを使用した情報入力の技術分野であれば、容積脈波の波形データから特徴量ベクトルを抽出し、この抽出した特徴量ベクトルが確率分布に従うものとしてとらえてクラスタリング処理を行う。そして、このクラスタリング処理の結果をもとにユーザを認識する処理等が考えられる。なお、容積脈波の特徴を検出する処理の用途は、これらのみに限定されるものでなくその他の用途でもよい。
(動作)
次に、以上のように構成された生体情報検出装置の動作を説明する。
第1の光学部材1に対しその入射面1aから入射した発光素子3のセンサ光5は、例えば図3(a)に示すように第1の光学部材1内でその上面と下面との間で全反射を繰り返す。
このとき、センサ光5が第1の光学部材1内の上面1bと下面との間で全反射を繰り返すための条件は、以下のように定義される。すなわち、上面1bから外部の空気層へセンサ光5が出射する際の臨界角θは、第1の光学部材1の屈折率をn1、空気の屈折率をn2とすると、反射の法則を用いて以下の式で計算される。
θ=arcsin(n2/n1) …(1)
そして、第1の光学部材1として先に述べた屈折率n1=1.49のアクリル樹脂を用いたとすれば、空気の屈折率n2=1であるから、上記(1)よりθ=42.155°と算出される。すなわち、第1の光学部材1の内部でその上面1bに対しこのθ=42.155°より大きい角度でセンサ光5が入射するよう、第1の光学部材1の内部にセンサ光5を入射すれば、入射されたセンサ光5は外部へ漏出することなく上面1bと下面との間で全反射を繰り返し、例えば入射面1aと対向する第2の側端面まで伝達されることになる。
なお、発光素子3から第1の光学部材1に入射されるセンサ光5の全てを上記θ=42.155°より大きい角度となるように設定する必要はなく、発光素子3から第1の光学部材1に入射されるセンサ光5の少なくとも一部に上記θ=42.155°より大きい角度となる成分が含まれていればよい。
さて、この状態で例えば図3(b)に示すように、被検査者であるユーザが生体部位7としての自身の指先を、センサ面を構成する第1の光学部材1の上面1bと第2の光学部材2の上面2bに対し同時に接触するように接触させたとする。このとき、第1の光学部材1の上面1bに対する生体部位7の接触位置Pにおける臨界角θ′は、生体部位7(皮膚)の屈折率n3を1.35とすると、
θ′=arcsin(n3/n1) …(2)
より、θ′=64.964°と算出される。なお、生体部位7の皮膚の屈折率が1.35であるということは、例えば上田豊甫、「経皮導入機器を用いた皮膚透過性の研究」、2007年、明星大学研究成果報告会に詳しく記載されている。
したがって、第1の光学部材1の上面1bの任意の位置Pに生体部位7が接触すると、第1の光学部材1内のセンサ光5のうち上記接触位置Pに対し64.964°〜90°の入射角で入射する光成分については、生体部位7が接触していないときと同様に第1の光学部材1内で全反射するが、第1の光学部材1内で42.155°〜64.964°の角度で上記接触位置Pに入射する光成分は、全反射せずに図3(b)の6に示すように第1の光学部材1の上面1bから外部へ漏出して生体部位7に照射される。
上記生体部位7内に入射した照射光6の光量は、血液中のヘモグロビン量に応じて変化する。これは、血液中のヘモグロビンが赤外光を吸収する性質があるため、生体部位7の内部に存在する末梢血管の容積変化に応じて、生体部位7の外部へ散乱する光量と吸収される光量の割合が変化するためである。
上記生体部位7内に入射した照射光6のうち、上記散乱により発生した散乱光成分6aの一部は、図4に示すように第2の光学部材2にその上面2bから入射される。そして、この第2の光学部材2内に入射した散乱光成分6aのうち、先に(1)式で定義した臨界角θ=42.155°よりも大きな入射角で第2の光学部材2に入射された成分は、第2の光学部材2の上面2bと下面との間で全反射を繰り返しながら出射面2aから出射され、受光素子4により受光される。
この受光素子4で受光された散乱光成分6aは、増幅部21で所定の信号レベルに増幅されたのち、A/D変換部22によりディジタル信号に変換され、波形処理・出力部23に取り込まれる。波形処理・出力部23では、先ず上記取り込まれたディジタル受光信号の時間変化が時系列データとして抽出され、この抽出された時系列データが平滑化されてノイズ成分が除去される。次に、このノイズ成分が除去された時系列データが2階微分され、容積脈波の波形の詳細な変化が検出される。そして、この検出された容積脈波の波形の変化に基づいて、図示しない情報処理ユニットにおいて生体部位7の種々の特徴が抽出される。
すなわち、受光素子4から出力される受光信号の信号レベルは、生体部位7内における末梢血管の血液容積の変化が反映された値となる。ここで、生体部位7内の末梢血管の血液容積は心臓の拍動によって時間的に変化する。このため、上記受光信号の信号レベルの時間変化は容積脈波の波形を表すものとなり、この波形から生体部位7の末梢血管の硬化度合いや脈拍間隔、その周期性等を判定することが可能となり、また容積脈波の波形データの特徴からユーザを認識することが可能になる。
(作用効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、第1及び第2の光学部材1,2を、その一方の側面同士が接触しかつ上面1b,2bが同一面を形成するように水平方向に並べて配置し、かつ第1の光学部材1の入射面1aに対向して発光素子3を配置し、この発光素子3により発光されたセンサ光5を第1の光学部材1内にその入射面1aから入射するようにしている。このとき、第1の光学部材1の入射面1aに対する発光素子3の配置条件は、発光素子3から第1の光学部材1内に入射したセンサ光5の少なくとも一部が、第1の光学部材1内の上面1aと下面との間で全反射するように設定する。そして、上記第1及び第2の光学部材1,2の上面1b,2bに同時に生体部位7を接触させたとき、上記第1の光学部材1から漏洩して生体部位7に照射された照射光6のうち、生体部位7内で発生した散乱光成分6aを第2の光学部材2にその上面2bから取り込んで出射面2bから出射させ、受光素子4で受光させる。そして、この受光素子4で受光された散乱光成分6aの受光信号を信号処理ユニット200に入力し、生体部位7の容積脈波の波形の変化を検出して生体部位7の特徴を抽出するようにしている。
したがって第1の実施形態によれば、以下のような効果が奏せられる。
(1) 第1及び第2の光学部材1,2は水平方向に並べて配置されるため、これらの光学部材1,2を上下に重ねて配置する場合のように第1の光学部材1の上面1bから漏洩した照射光6が第2の光学部材2に直接入射して受光素子4に導かれることはなくなり、これにより受光素子4が飽和する不具合を防止することができる。また、上記したように第1の光学部材1及び第2の光学部材2は水平方向に並べて配置されるので、光検出ユニット100の厚みを小さくすることができる。この結果、光検出ユニット100をリモートコントローラ等の小型電子機器に組み込んだ場合に、その厚み方向のサイズの増加を防止することができる。
(2) 生体部位7は第1光学部材1の上面1bに直接接触する。このため、第1の光学部材1の上面1bから漏洩した光は減衰することなく生体部位7に直接照射されることになり、これにより発光素子3の駆動電流を増加させることなく生体部位7に対し血流量を安定的に計測する上で十分な光量を照射することが可能となって、計測精度を高めることが可能となる。
(3) 光検出ユニット100の構成を、定常状態においては第1の光学部材1内でセンサ光5を全反射させ、第1の光学部材1の上面1bに生体部位7を接触させたときこのときの臨界角の変化を利用して第1の光学部材1の上面1bから照射光6を漏洩させて生体部位7に照射するようにしている。このため、第1の光学部材1に照射光6をその上面1bから強制的に面発光させるためのバックライト構造等を設ける必要がなくなり、これにより光検出ユニット100の構成を簡単かつ安価なものにすることができる。
[第2の実施形態]
図5は、この発明の第2の実施形態に係わる生体情報検出装置の光検出ユニットの構成を示す斜視図であり、図中110が光検出ユニットを示している。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第1及び第2の光学部材1,2は、その一方の側面同士が接触しかつ上面1b,2bが同一平面からなるセンサ面を形成するように、水平方向に並べられた状態で配置されている。第1の光学部材1の第2の側端面1a′には発光素子3が対向配置され、また第2の光学部材2の第1の側端面2aには受光素子4が対向配置されている。すなわち、発光素子3及び受光素子4が第1及び第2の光学部材1,2の互いに反対側となる側端面1a′,2aに対向配置された構成となっている。
このように構成すると、例えばリモートコントローラ等の小型電子機器に光検出ユニット110を実装する際に、第1及び第2の光学部材1,2の同一の側端面1a,2aに発光素子3及び受光素子4を並べて配置する実装スペースを確保できない場合でも、光検出ユニット110の性能を維持したまま実装が可能となる。
[第3の実施形態]
図6は、この発明の第3の実施形態に係わる生体情報検出装置の光検出ユニットの構成を示す斜視図であり、図中120が光検出ユニットを示している。なお、同図においても前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
前記第1及び第2の実施形態と同様に、第1及び第2の光学部材1,2はその一方の側面同士が接触しかつ上面1b,2bが同一平面からなるセンサ面を形成するように、水平方向に並べられた状態で配置される。第1の光学部材1の第1及び第2の側端面1a,1a′にはそれぞれ発光素子31,32が対向配置され、また第2の光学部材2の第1及び第2の側端面2a,2a′にはそれぞれ受光素子41,42が対向配置されている。すなわち、第1及び第2の光学部材1,2の両方の側端面にそれぞれ発光素子31,32及び受光素子41,42が対向配置された構成となっている。上記受光素子41,42の受光信号は合成されたのち信号処理ユニット200に入力される。
このように構成すると、第1の光学部材1にはその両方の側端面1a,1a′から発光素子31,32によるセンサ光5,5が入射することになり、これにより第1の光学部材1の上面1bのどの位置に生体部位7を接触させても、当該第1の光学部材1の上面1bから漏洩する照射光6の光量をほぼ均一にすることができる。また、第2の光学部材2においても、その両方の側端面2a,2a′から出射される散乱光成分6a,6aがそれぞれ受光素子41,42で受光される。このため、第2の光学部材2の上面2bのどの位置に生体部位7が接触しても、常にS/Nの高い受光信号を信号処理ユニット200に入力することができ、この結果より安定性の高い検出を行うことが可能となる。
[第4の実施形態]
図7は、この発明の第4の実施形態に係わる生体情報検出装置の光検出ユニットの構成を示す斜視図であり、図中130が光検出ユニットを示している。なお、同図において前記図6と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第4の実施形態における光検出ユニット130は、第3の実施形態で述べたように両方の側端部に発光素子31,32を対向配置した第1の光学部材1と、両方の側端部に受光素子41,42を対向配置した第2の光学部材2を複数個並べて配置した構成となっている。
このような構成であるから、接触位置による検出精度のばらつきを低く抑えた上で広いセンサ面を形成することが可能となる。
[第5の実施形態]
図8は、この発明の第5の実施形態に係わる生体情報検出装置の光検出ユニットの構成を示す斜視図であり、図中140が光検出ユニットを示している。なお、同図において前記図5と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第5の実施形態における光検出ユニット140は、櫛歯状に形成された第1の光学部材11と、同じく櫛歯状に形成された第2の光学部材21を備え、これらの第1及び第2の光学部材11,21をその突出片111,112と突出片211,212,213とが交互にかみ合うように配置したものとなっている。
また、上記第1の光学部材11の基端辺部には複数個の発光素子(図では2個の場合を例示)3,3が所定の間隔を隔てて配置され、これらの発光素子3,3により上記第1の光学部材11内にその基端辺部からセンサ光を入射して上記突出片111,112内で全反射させている。さらに、第2の光学部材21の基端辺部には複数個の受光素子(図では3個の場合を例示)4,4,…が一定の間隔を隔てて配置されている。これらの受光素子4,4,…は、上記突出片211,212,213の基端辺部から出射される散乱光成分をそれぞれ受光して信号処理ユニット200に入力する。
このような構成であるから、光検出ユニット140を簡単かつ高精度に組み立てることが可能となり、また構造的により安定したセンサ面を形成することが可能となる。
[第6の実施形態]
図9は、この発明の第6の実施形態に係わる生体情報検出装置の光検出ユニットの構成を示す斜視図であり、図中150が光検出ユニットを示している。なお、同図において前記図5と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第6の実施形態における光検出ユニット150は、第1の光学部材12及び第2の光学部材22をその厚み方向に湾曲形成し、これらの第1及び第2の光学部材12,22の互いに反対側となる側端面にそれぞれ発光素子3及び受光素子4を対向配置したものである。
このように構成すると、例えば生体部位7の形状に応じて最適な形状のセンサ面を形成することができ、これによりセンサ面に対する生体部位7の接触面積を増やして容積脈波の検出精度を高めることができる。また、それだけでなく、光検出ユニット150はリモートコントローラや携帯端末、自動車のハンドルなど、光検出ユニット150が搭載される対象となる機器が曲面形状をもっていたとしても、それら機器の形状に合わせて設計し、設置することが可能になる。
[第7の実施形態]
第1の光学部材1へのセンサ光5の入射角は、第1の光学部材1内に入射したセンサ光5が第1の光学部材1内においてセンサ面1bのできる限り広い領域で全反射するように設定することが望ましい。このため、発光素子3の配置及び構成として、例えば図10(a)〜(d)に示すものが考えられる。
先ず図10(a)に示すものは、発光素子3として指向角が比較的広いものを用いることで第1の光学部材1のセンサ面1bに対し入射角を大きく設定したものである。次に図10(b)に示すものは発光素子3を第1の光学部材1のセンサ面1bに対して角度を持たせて配置したものであり、図10(c)に示すものは第1の光学部材1′の入射面1a′をセンサ面1bに対して垂直ではない角度に設定したものである。また、図10(d)に示すものは、発光素子3と第1の光学部材1″の入射面1a″との間に光を拡散させる機能を持ったフィルタ8を配置したものである。要するに、第1の光学部材1″内に入射されたセンサ光5がセンサ面1b上で位置によらず全反射するように、発光素子3の配置や構成を決定すればよい。
また、発光素子3として使用される発光ダイオード(LED)には指向角が8°〜15°程度のものが考えられるが、これより指向角度が狭いものでも、また広いものであってもよく、この数値で指定した範囲に限定されるものではない。
[第8の実施形態]
図11は、この発明の第8の実施形態に係る生体情報検出装置における光検出ユニットの要部構成を示すものである。この第8の実施形態における光検出ユニットは、第2の光学部材2の出射面2aと受光素子4との間に集光レンズ9を配置したものである。
このように構成すると、第2の光学部材2の出射面2aから出射された散乱光成分6aを集合レンズ9により集光して受光素子4に受光させることができ、これにより受光素子4の受光感度が低い場合でも高精度の検出を行うことができる。
[その他の実施形態]
前記各実施形態では、発光素子3を設け、この発光素子3が発光したセンサ光5を第1の光学部材1に入射するようにした。しかし、十分な光量の自然光又は室内光が得られる環境下で使用する場合には、上記自然光又は室内光をセンサ光5として使用するようにしてもよい。このようにすると、発光素子3を不要にすることができ、その分部品点数を削減して装置の簡単小型化、低価格化及び消費電力の低減を図ることが可能となる。
また、前記各実施形態ではいずれも短冊状の長方形板からなる第1の光学部材1及び第2の光学部材2を用いた場合を例にとって説明したが、正方形、長方形、円形、楕円形又は多角形の柱状帯又は板状体からなる光学部材を使用してもよい。その他、第1及び第2の光学部材の形状や材料、信号処理ユニットの構成とその処理内容、容積脈波の検出情報の用途等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1,1′,1″,11,12…第1の光学部材、2,21,22…第2の光学部材、1a,1a′,1a″…入射面、1b,2b…センサ面、2a…出射面、3…発光素子、4…受光素子、5…センサ光、6…照射光、6a…散乱光成分、7…生体部位、8…フィルタ、9…集光レンズ、21…増幅部、22…A/D変換部、23…波形処理・出力部、111,112…第1の光学部材の突出片、211,212,213…第2の光学部材の突出片、100,110,120,130,140,150…光検出ユニット、200…信号処理ユニット。

Claims (3)

  1. 生体部位から容積脈波に関する情報を検出する生体情報検出装置において、
    板状又は柱状をなし、その側端面から入射した光を前記生体部位の接触面となる上面と下面との間で全反射させる第1の光学部材と、
    板状又は柱状をなし、前記第1の光学部材の側面に隣接しかつ前記生体部位の接触面となる上面が前記第1の光学部材の上面とほぼ同一平面を形成する状態に配置され、前記第1の光学部材の上面に生体部位が接触したとき、前記第1の光学部材の当該接触位置から漏洩した光の前記生体部位による散乱光成分を上面から取り込み、側端面に導いて出射する第2の光学部材と、
    前記第2の光学部材の側端面から出射された光を受光し、その受光量に応じた受光信号を出力する受光素子と、
    前記受光素子から出力された受光信号をもとに、前記第1及び第2の光学部材の上面に生体部位が接触したときに発生する前記受光量の変化を検出し、この検出された受光量の変化を表す情報を前記生体部位の容積脈波を表す情報として出力する信号処理部と
    を具備することを特徴とする生体情報検出装置。
  2. 前記第1の光学部材内に、その側端面から前記全反射を生じさせるべく光を入射する発光素子を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の生体情報検出装置。
  3. 前記第2の光学部材の側端面と前記受光素子との間に配置され、前記第2の光学部材の側端面から出射する光を集光して前記受光素子に受光させる集光光学系を、さらに具備することを特徴とする請求項1又は2記載の生体情報検出装置。
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