JP2013236143A - アイソレータモジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マイクロ波フェライト部材70に設けられる中心導体30と、前記マイクロ波フェライト部材70にバイアス磁界を印加する永久磁石と、高周波信号が入出力する入力ポートP1in、P2in、出力ポートP1out、P2outを含み、入力ポートP1inと出力ポートP1out間に第一共振回路を、出力ポートP1outとアースとの間に第二共振回路を、入力ポートP2inと出力ポートP2out間に第三共振回路と、出力ポートP2outとアースとの間に第四共振回路とを備え、前記第二共振回路と前記第四共振回路はインダクタンス素子Lc1を介してアース接続される。
【選択図】図1
Description
第1ハイブリッド回路110に接続された終端抵抗Rによって、第1及び第2増幅器111a,111bの入力側からの反射波を熱エネルギーに変換して吸収する。なお理想的には終端抵抗Rが接続されるポートには電圧は現れない。また、第2ハイブリッド回路112に接続された終端抵抗Rは、出力ポートOUTへ入力する反射波を吸収し、第1及び第2増幅器111a、111bの位相や出力電力のばらつきによって生じる合成損失を吸収する。理想的には出力側の終端抵抗Rが接続されるポートにもまた電圧は現れない。
この様な無線通信装置の高周波回路部に用いられるアイソレータとして、特許文献2には、アイソレータを2つ並列接続してモジュールとした回路素子ユニットが開示されている。図14はその構成例を示す。このモジュール201は、3つのLC並列共振回路と終端抵抗を備えたアイソレータ203、204を並列に接続して構成され、各アイソレータ203、204のそれぞれには位相変換回路210、211が接続され、それらが一つの磁気ヨーク202内に収容される。
更に、前記アイソレータ機能部に加えて増幅器を複合したアイソレータモジュールを提供することを第2の目的とする。
更に前記各アイソレータ部の出力側にデュプレクサを接続するのも好ましい。
このアイソレータモジュールは2端子対回路として構成され、入力ポートIN1、IN2に接続される第1ハイブリッド回路20aと、出力ポートOUT1、OUT2に接続される第2ハイブリッド回路20bとの間にアイソレータモジュール10が配置される。入力ポートIN2、出力ポートOUT1はそれぞれに終端抵抗Rが接続されて、不平衡入力、不平衡出力のアイソレータモジュールとなる。なお、ハイブリッド回路に変えて、2分配回路、バラン回路としても良い。
ユニットモジュール1は図14で示したアイソレータよりも少ないLC共振回路で、複数の周波数に対応可能とし、容易に高周波回路部を小型化することが出来る。
同様に、第二アイソレータ部の第三インダクタンス素子Lb1及び第三キャパシタンス素子Cb1を調整することにより、アイソレーションが最大となる共振周波数を決定し、第四インダクタンス素子Lb2、第五インダクタンス素子Lc1、第四キャパシタンス素子Cb2及び第六キャパシタンス素子Cb3を調整することにより挿入損失が最小となるピーク周波数を決定する。
20a 第1ハイブリッド回路
20b 第2ハイブリッド回路
P1in 第一入力ポート
P1out 第一出力ポート
P2in 第二入力ポート
P2out 第二出力ポート
La1 第一インダクタンス素子
La2 第二インダクタンス素子
Lb1 第三インダクタンス素子
Lb2 第四インダクタンス素子
Lc1 第五インダクタンス素子
Ca1 第一キャパシタンス素子
Ca2 第二キャパシタンス素子
Cb1 第三キャパシタンス素子
Cb2 第四キャパシタンス素子
Ra、Rb 抵抗素子
Claims (12)
- マイクロ波フェライト部材に設けられインダクタンス素子を構成する中心導体と、前記マイクロ波フェライト部材にバイアス磁界を印加する永久磁石と、高周波信号が入出力する第一入力ポートP1in、第二入力ポートP2in、第一出力ポートP1out、第二出力ポートP2ouを含み、
第一入力ポートP1inと第一出力ポートP1outとの間に配置され、第一中心導体で構成された第一インダクタンス素子La1と、前記第一インダクタンス素子La1と並列に接続して第一共振回路を構成する第一キャパシタンス素子Ca1と、前記第一並列共振回路に並列に接続された抵抗素子Raと、第一出力ポートP1outとアースとの間に配置され、前記第一中心導体と磁気的に結合する第二中心導体で構成された第二インダクタンス素子La2と、前記第二インダクタンス素子La2と並列に接続して第二共振回路を構成する第二キャパシタンス素子Ca2とを含む第一アイソレータ部と、
第二入力ポートP2inと第二出力ポートP2outとの間に配置され、第三中心導体で構成された第三インダクタンス素子Lb1と、前記第三インダクタンス素子Lb1と並列に接続して第三共振回路を構成する第三キャパシタンス素子Cb1と、前記第三並列共振回路に並列に接続された抵抗素子Rbと、第二出力ポートP2outとアースとの間に配置され、前記第三中心導体と磁気的に結合する第四中心導体で構成された第四インダクタンス素子Lb2と、前記第四インダクタンス素子Lb2と並列に接続して第四共振回路を構成する第四キャパシタンス素子Cb2とを含む第二アイソレータ部とを備え、
前記第二共振回路と前記第四共振回路は第五インダクタンス素子Lc1を介してアース接続されることを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項1に記載のアイソレータモジュールであって、
第一出力ポートP1outとアースとの間に配置された第五キャパシタンス素子Ca3と、第二出力ポートP2outとアースとの間に配置された第六キャパシタンス素子Cb3とを備えたことを特徴とするアイソレータモジュール。 - マイクロ波フェライト部材に設けられインダクタンス素子を構成する中心導体と、前記マイクロ波フェライト部材にバイアス磁界を印加する永久磁石と、高周波信号が入出力する第一入力ポートP1in、第二入力ポートP2in、第一出力ポートP1out、第二出力ポートP2ouを含み、
第一入力ポートP1inと第一出力ポートP1outとの間に配置され、第一中心導体で構成された第一インダクタンス素子La1と、前記第一インダクタンス素子La1と並列に接続して第一共振回路を構成する第一キャパシタンス素子Ca1と、前記第一並列共振回路に並列に接続された抵抗素子Raと、第一出力ポートP1outとアースとの間に配置され、前記第一中心導体と磁気的に結合する第二中心導体で構成された第二インダクタンス素子La2と、前記第二インダクタンス素子La2と並列に接続して第二共振回路を構成する第二キャパシタンス素子Ca2とを含む第一アイソレータ部と、
第二入力ポートP2inと第二出力ポートP2outとの間に配置され、第三中心導体で構成された第三インダクタンス素子Lb1と、前記第三インダクタンス素子Lb1と並列に接続して第三共振回路を構成する第三キャパシタンス素子Cb1と、前記第三並列共振回路に並列に接続された抵抗素子Rbと、第二出力ポートP2outとアースとの間に配置され、前記第三中心導体と磁気的に結合する第四中心導体で構成された第四インダクタンス素子Lb2と、前記第四インダクタンス素子Lb2と並列に接続して第四共振回路を構成する第四キャパシタンス素子Cb2とを含む第二アイソレータ部とを備え、
前記第二インダクタンス素子La2と前記第四インダクタンス素子Lb2とは第五インダクタンス素子Lc1を介してアース接続され、
前記第二キャパシタンス素子Ca2は前記第二インダクタンス素子La2と前記第五インダクタンス素子Lc1とに並列に接続して第二共振回路を構成し、
前記第四キャパシタンス素子Cb2は前記第四インダクタンス素子Lb2と前記第五インダクタンス素子Lc1とに並列に接続して第四共振回路を構成することを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のアイソレータモジュールであって、
前記第一入力ポートP1inと前記第二入力ポートP2inのそれぞれに増幅器が接続されたことを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項4に記載のアイソレータモジュールであって、
前記各増幅器の入力側と前記各アイソレータ部の出力側のそれぞれに、ハイブリッド回路を接続し平衡増幅器とすることを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項4に記載のアイソレータモジュールであって、
前記各増幅器の入力側と前記各アイソレータ部の出力側のそれぞれに、バラン回路を接続し平衡増幅器とすることを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項4に記載のアイソレータモジュールであって、
前記各増幅器の入力側と前記各アイソレータ部の出力側のそれぞれに、2分配回路を接続し平衡増幅器とすることを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項5乃至7のいずれかに記載のアイソレータモジュールであって、
前記平衡増幅器の出力側にデュプレクサを接続したことを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項1又は2に記載のアイソレータモジュールであって、
第一アイソレータ部と第二アイソレータ部とは互いに異なる周波数で動作することを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項9に記載のアイソレータモジュールであって、
前記第一入力ポートP1inと前記第二入力ポートP2inとを接続してデュプレクサとしたことを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項9に記載のアイソレータモジュールであって、
前記第一入力ポートP1inと前記第二入力ポートP2inのそれぞれに増幅器が接続されたことを特徴とするアイソレータモジュール。 - 請求項9に記載のアイソレータモジュールであって、
前記各アイソレータ部の出力側にデュプレクサを接続したことを特徴とするアイソレータモジュール。
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