JP2013233963A - Packaging device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、被包装物を包装する包装装置に関する。 The present invention relates to a packaging device for packaging an article to be packaged.
従来、ベルトコンベアに沿って製品を所定の位置に搬送し、この所定の位置においてプラスチックフィルムによって製品を包装する包装機が知られている(特許文献1参照)。このような包装機において、板状の台紙に製品を載置し、台紙と製品とをフィルムによって包装することもできる。この場合、製品が載置された台紙はベルトコンベアによって搬送方向に搬送される。 2. Description of the Related Art Conventionally, a packaging machine is known that transports a product to a predetermined position along a belt conveyor and packages the product with a plastic film at the predetermined position (see Patent Document 1). In such a packaging machine, a product can be placed on a plate-shaped mount, and the mount and the product can be packaged with a film. In this case, the mount on which the product is placed is transported in the transport direction by the belt conveyor.
しかしながら、台紙に対して搬送方向と逆方向に負荷がかかる場合、ベルトコンベア上を台紙が滑ってしまい安定して台紙を搬送することができないという問題点があった。 However, when a load is applied to the mount in the direction opposite to the transport direction, the mount slips on the belt conveyor and the mount cannot be transported stably.
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、製品が載置された台紙を安定して搬送することができる包装装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a packaging device that can stably transport a mount on which a product is placed.
上記課題を解決するため、本発明に係る包装装置は、物品を載置可能な板状部を備えた台座を搬送し、フィルム状の包装物によって前記物品と前記台座とを包装する包装装置において、前記台座が通過する面である搬送面に対して、前記搬送面に直交する直交方向の一方側に配置され、前記台座を搬送する搬送手段であって、円板状の第一円板部、および、前記第一円板部の周壁から外方に向けて突出し且つ先端が尖った一以上の第一突起部を備え、前記第一突起部を前記台座に突き刺した状態で前記第一円板部が回転することによって前記台座を搬送する搬送手段と、前記搬送面に対して、前記直交方向の他方側且つ前記搬送手段と対向する位置に配置され、前記一方側に前記台座を付勢する付勢手段とを備える。 In order to solve the above problems, a packaging apparatus according to the present invention is a packaging apparatus that conveys a pedestal having a plate-like portion on which an article can be placed and wraps the article and the pedestal with a film-like package. , A conveying means for conveying the pedestal, which is disposed on one side of the orthogonal direction orthogonal to the conveying surface with respect to the conveying surface, which is a surface through which the pedestal passes, and is a first disc-shaped disk portion And one or more first protrusions projecting outward from the peripheral wall of the first disc part and having a sharp tip, and the first circle in a state where the first protrusion is pierced into the pedestal. A conveying means that conveys the pedestal by rotating the plate portion, and is disposed at a position opposite to the conveying means on the other side in the orthogonal direction with respect to the conveying surface, and biases the pedestal to the one side. Biasing means.
本発明によれば、搬送面に直交する直交方向の一方側に配置される搬送手段によって台座は搬送される。直交方向の他方側且つ搬送手段と対向する位置に配置される付勢手段によって、一方側に向かう方向に台座は付勢される。これによって搬送手段は、搬送方向と逆方向の負荷が台座に加わっても、安定して台座を搬送することができる。 According to this invention, a base is conveyed by the conveyance means arrange | positioned at the one side of the orthogonal direction orthogonal to a conveyance surface. The pedestal is urged in the direction toward one side by the urging means arranged at the other side in the orthogonal direction and at a position facing the conveying means. Accordingly, the transport unit can stably transport the pedestal even when a load in the direction opposite to the transport direction is applied to the pedestal.
本発明において、前記搬送手段は、拍車ローラから構成され、前記第一突起部は、前記拍車ローラに設けられた歯部であってもよい。この場合、拍車ローラに設けられた歯部は台座に突き刺さる。拍車ローラは、台座に歯部が突き刺さった状態で回転することによって台座を搬送することができる。 In this invention, the said conveyance means may be comprised from a spur roller, and the said 1st projection part may be the tooth | gear part provided in the said spur roller. In this case, the teeth provided on the spur roller pierce the pedestal. The spur roller can convey the pedestal by rotating in a state where the tooth portion is stuck in the pedestal.
本発明において、前記付勢手段は、前記台座を付勢しながら回転するゴムローラから構成されてもよい。この場合、台座の搬送に追従しながらゴムローラは台座を付勢することができる。 In the present invention, the biasing means may be constituted by a rubber roller that rotates while biasing the pedestal. In this case, the rubber roller can urge the pedestal while following the conveyance of the pedestal.
本発明において、前記付勢手段は、前記一方側に前記ゴムローラを付勢するばねを備えてもよい。この場合、ばねによって台座にゴムローラを押し当てる力を調整できるので、台座を傷めることなく搬送することができる。 In the present invention, the urging means may include a spring for urging the rubber roller on the one side. In this case, since the force for pressing the rubber roller against the pedestal can be adjusted by the spring, it can be conveyed without damaging the pedestal.
本発明において、前記付勢手段は、円板状の第二円板部、および、前記第二円板部の周壁から外方に向けて突出し且つ先端が尖った一以上の第二突起部を備え、前記第二突起部を前記台座に突き刺した状態で前記第二円板部が回転してもよい。この場合、付勢手段は第二突起部を台座に突き刺した状態で回転する。台座の板状部の両面から第一突起部、第二突起部が台座に突き刺さり回転するので、より安定して台座を搬送することができる。 In the present invention, the urging means includes a disc-shaped second disc portion, and one or more second projecting portions projecting outward from the peripheral wall of the second disc portion and having sharp points. And the second disc portion may rotate in a state where the second protrusion is pierced into the pedestal. In this case, the urging means rotates with the second protrusion pierced into the pedestal. Since the first protrusion and the second protrusion pierce and rotate from both sides of the plate-like portion of the pedestal, the pedestal can be transported more stably.
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1〜図4を参照し、包装装置1の概要について説明する。包装装置1は、平面視矩形状で所定の厚みを有する台紙等から構成される台座2上に載置された物品3(図7参照)を、台座2(図7参照)とともにフィルム24(図7参照)によって包装する装置である。包装装置1は、図1の右斜め上側から左斜め下側に向けて台座2を搬送しつつ、台座2および物品3を包装する。以下、図1の上側、下側、右斜め下側、および左斜め上側を、それぞれ、包装装置1の上側、下側、右側、および左側という。図1の右斜め上側および左斜め下側を、それぞれ、搬送方向上流側および搬送方向下流側という。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The outline | summary of the
包装装置1は、平面視矩形状の底部4の左右方向の端部から上方に立設された側板部111、112を備える。側板部111は、包装装置1の右側に設けられる。側板部112は、包装装置1の左側に設けられる。以下、側板部111、112を総称し、側板部11ともいう。側板部11の形状は、上下方向を長手方向とする略長方形の板状である。側板部111、112の各内面は対向している。側板部111、112は、上端且つ側板部111、112で挟まれる部分に、フィルムカセット21を支持する。フィルムカセット21は、巻回されたフィルム24(図6参照)を内部に収容する。物品3が載置された台座2は、フィルムカセット21の下方且つ側板部111、112間を、搬送方向上流側から下流側に向けて搬送され、包装される。
The
側板部11は、搬送方向下流側の端部で第一受け台12を揺動可能に支持する。第一受け台12の形状は、左右方向を長手方向とする略長方形の板状である。第一受け台12は、搬送方向上流側を支点として揺動する。第一受け台12は、フィルム24による包装が完了した台座2および物品3を上面で受ける。
The
図2に示すように、側板部11は、搬送方向上流側の端部で第二受け台13を揺動可能に支持する。第二受け台13の形状は、左右方向を長手方向とする略長方形の板状である。第二受け台13は、搬送方向下流側を支点として揺動する。第二受け台13は、側板部111、112間に向けて搬送方向上流側から搬送される台座2を上面で受ける。以下、第一受け台12および第二受け台13の上面を「受け面」ともいう。
As shown in FIG. 2, the
図1および図2に示すように、第一受け台12および第二受け台13が揺動し、受け面が水平となった場合、第一受け台12の受け面および第二受け台13の受け面は同一平面を形成する。物品3が載置された台座2は、形成された平面上を、搬送方向上流側から下流側に向けて搬送される。包装装置1は、物品3および台座2をフィルム24によって包装することが可能な状態になる。以下、第一受け台12および第二受け台13の受け面によって形成される平面であって、搬送される台座2が通過する平面を「搬送面100(図5参照)」という。搬送面100に沿って台座2が通過する経路を「搬送路」という。
As shown in FIGS. 1 and 2, when the
一方、図3に示すように、第一受け台12および第二受け台13が揺動し、受け面が垂直となった場合、第一受け台12および第二受け台13は、側板部111、112間の搬送路を塞ぐ。これによって、包装装置1を設置するために必要なスペースを小さくすることができる。また包装装置1を持ち運び容易な状態とすることができる。
On the other hand, as shown in FIG. 3, when the
図1および図4に示すように、包装装置1はガイドローラ71、73を備える。ガイドローラ71、73は、側板部111、112で挟まれる部分、且つ、搬送面100よりも下方に設けられる。ガイドローラ71は搬送方向上流側に設けられ、ガイドローラ73は搬送方向下流側に設けられる。ガイドローラ71は、軸部711および複数のローラ部712を備える。ガイドローラ73は、軸部731および複数のローラ部732を備える。軸部711、731は、側板部111、112間に架け渡される。複数のローラ部712は、軸部711の軸方向に等間隔に設けられる。複数のローラ部732は、軸部731の軸方向に等間隔に設けられる。ガイドローラ71、73は、搬送ローラ41および付勢ローラ42(後述)によって搬送される台座2を、第一受け台12および第二受け台13間で下方から支持する。ガイドローラ71、73は、搬送方向上流側から下流側に向けて搬送される台座2を、第二受け台13から第一受け台12に誘導する。
As shown in FIGS. 1 and 4, the
包装装置1は保持ローラ72を備える。保持ローラ72の形状は円柱形である。保持ローラ72は左右方向に延びる。保持ローラ72の右端部は、保持部611によって回転可能に支持される。保持ローラ72の左端部は、保持部612によって回転可能に支持される。以下、保持部611、612を総称し、保持部61という。保持部61は揺動可能である。保持部61は、ガイドローラ71の搬送方向下流側近傍に保持ローラ72が配置した状態と、ガイドローラ71に対して保持ローラ72が下方に離隔した状態とに切り替えることができる。保持ローラ72は、ガイドローラ71の搬送方向下流側近傍に配置した状態で、フィルムカセット21から繰り出されたフィルム24を保持ローラ72とガイドローラ71との間で挟持することが可能となる。
The
包装装置1は、搬送ローラ411、412および付勢ローラ421、422を備える。搬送ローラ411および付勢ローラ421は、側板部111(図1参照)の左側に設けられる。搬送ローラ412および付勢ローラ422は、側板部112(図1参照)の右側に設けられる。以下、搬送ローラ411、412を総称し、搬送ローラ41ともいう。付勢ローラ421、422を総称し、付勢ローラ42ともいう。
The
搬送ローラ411、412と付勢ローラ421、422は、それぞれ台座2が通過する面である搬送面100を挟み、互いに対向する位置に配置されている。搬送ローラ411および付勢ローラ421は、搬送面100に沿って配置する台座2の右側に接触する。搬送ローラ412および付勢ローラ422は、搬送面100に沿って配置する台座2の左側に接触する。付勢ローラ42は、搬送面100の上方から下方に向かって台座2を付勢する。付勢ローラ42が台座2を付勢した状態で、搬送ローラ41は回転する。搬送ローラ41の回転によって、台座2は搬送される。
The
包装装置1は誘導ローラ31および補助ローラ32を備える。誘導ローラ31および補助ローラ32の形状は円柱形である。誘導ローラ31および補助ローラ32は左右方向に延びる。誘導ローラ31は、円筒部および軸部を備える。軸部は左右方向に延びる。円筒部は、軸部の周壁に沿って設けられる。円筒部は軸部に対して回転可能である。補助ローラ32は、円筒部および軸部を備える。軸部は左右方向に延びる。円筒部は、軸部の周壁に沿って設けられる。円筒部は軸部に対して回転可能である。
The
包装装置1は第一支持部331、332、および第二支持部51を備える。以下、第一支持部331、332を総称し、第一支持部33という。第一支持部33は、誘導ローラ31および補助ローラ32を支持した状態で、上下方向に移動可能である。第二支持部51は、誘導ローラ31を支持した状態で、搬送方向に移動可能である。誘導ローラ31は、第一支持部33と第二支持部51との間で相互に受け渡される。以下、第一支持部33の移動によって上下方向に移動する誘導ローラ31の経路を、第一経路という。第二支持部51の移動によって搬送方向に移動する誘導ローラ31の経路を、第二経路という。
The
搬送ローラ41について説明する。図5に示すように、搬送ローラ41は拍車ローラ410から構成される。拍車ローラ410は、軸414、円板部415、歯部413を備える。円板部415は円形の板状に形成されている。円板部415の中心に、棒状の軸414が、円板部415の平面に対して直交する方向に貫通している。軸414が回転することにより、円板部415は回転する。歯部413は、円板部415から放射状に突出し且つ先端が尖っている。歯部413と円板部415は、一体に形成されていて、拍車ローラ410を構成する。歯部413は台座2に突き刺さる。台座2に歯部413が突き刺さった状態で、円板部415は回転する。これによって拍車ローラ410は、台座2を搬送経路に沿って適切に搬送することができる。例えば図5において、拍車ローラ410が反時計回りに回転する場合、台座2は図5の右側(搬送方向上流側)から左側(搬送方向下流側)に向かって搬送される。
The
付勢ローラ42について説明する。図5に示すように、付勢ローラ42は、ゴムローラ420とローラ支持部424とを備える。ゴムローラ420は、軸426、円板部425、および外周部423を備える。円板部425は円形の板状に形成されている。円板部425の中心に、棒状の軸426が、円板部425の平面に対して直交する方向に貫通している。軸426が回転することにより、円板部425は回転する。外周部423は環状のゴムであり、円板部425の外周に設けられている。外周部423の周壁に複数の凹凸が設けられている。ゴムローラ420は、台座2の上面に当接する。ゴムローラ420は、台座2を下方に付勢しつつ、搬送ローラ41によって搬送される台座2に追従して回転する。
The urging
ローラ支持部424は、ゴムローラ420を支持する。ローラ支持部424は、支持棒4241、カバー4242を備える。棒状に形成された支持棒4241の下端は、カバー4242に接続している。カバー4242の下部には、凹部4243が設けられている。凹部4243は、ゴムローラ420の軸426に当接している。
The roller support portion 424 supports the
図6から図11を参照し、台座2および物品3がフィルム24によって包装される場合の包装装置1の動作について説明する。
With reference to FIGS. 6 to 11, the operation of the
図6は、包装が開始される前の包装装置1の状態を示している。矢印91は第一経路を示し、矢印92は第二経路を示す。以下、第一経路91および第二経路92という。第一支持部33(図4参照)は最上位側の位置に配置し、誘導ローラ31は第一経路91の最上位に配置する。第二支持部51は最上流側の位置に配置する。
FIG. 6 shows a state of the
はじめにユーザは、フィルムカセット21のフィルム排出口26から排出されたフィルム24を、手動で下方に引き出す。ユーザは、引き出したフィルム24におけるフィルムカセット21側と反対側の端部(以下、「フィルム24の先端」という。)を、搬送面100の下側まで引き出し、ガイドローラ71の下流側近傍に配置する。ユーザは、保持部61が揺動して保持ローラ72がガイドローラ71の下流側近傍に配置するように、包装装置1を操作する。フィルムカセット21から引き出されたフィルム24の先端は、ガイドローラ71および保持ローラ72によって搬送方向両側から挟持される。フィルム24は側板部11間を上下方向に真っ直ぐに延び、フィルム24と搬送面100とは交差する。
First, the user manually draws out the
図7に示すように、ユーザは、物品3を載置した板状の台座2を、第二受け台13の受け面に載置する。ユーザは、台座2を下流側に向けて送り出す。台座2の下流側の端部は、第二受け台13、ガイドローラ71および保持ローラ72上を通過する。さらにユーザは、台座2を下流側に向けて送り出す。台座2の下流側の端部はフィルム24に接触し、フィルム24を下流側に押す。フィルム24から台座2に対して、搬送方向と逆方向に力が加えられる。包装装置1は、搬送ローラ41の回転を開始する。台座2の下流側の端部は、搬送部40に到達する。
As shown in FIG. 7, the user places the plate-
図8に示すように、搬送ローラ41および付勢ローラ42は、台座2の左右端部を上下方向から挟む。付勢ローラ42は台座2を下方に付勢し、台座2は搬送ローラ41に押し付けられる。搬送ローラ41の拍車ローラ410に設けられた歯部413は、台座2に突き刺さる。拍車ローラ410は空回りすることなく回転する。搬送ローラ41は、下流側に向けて台座2を搬送する。台座2はさらに下流側に移動する。台座2が下流側に移動することによって、台座2および物品3の下流側の端部はフィルム24に押し当てられる。フィルム24は、台座2および物品3の下流側を覆う位置で、台座2および物品3に密着する。
As shown in FIG. 8, the
下流側に向かう方向の力がフィルム24に加わることによって、ガイドローラ71および保持ローラ72からフィルム24の先端が離れる。フィルム24の先端は台座2に追従して移動し、台座2および保持ローラ72間を通過する。保持ローラ72は、フィルム24の先端を台座2の下面に下方から押し付ける。フィルム24の先端は、台座2の下流側且つ下面に接着する。
When a force in a direction toward the downstream side is applied to the
搬送部40は継続して台座2を下流側に搬送する。図9に示すように、台座2および物品3の上側を覆う位置にフィルム24が配置する。フィルム24は物品3の上面に密着する。台座2の上流側の端部が、ガイドローラ71および保持ローラ72上を通過する。さらに搬送部40が台座2を下流側に搬送する。台座2の上流側の端部は、第一経路91(図9参照)を横切る。包装装置1は搬送ローラ41の回転を停止する。台座2の移動は停止する。
The
図10に示すように、台座2の移動が停止した後、包装装置1は、ガイドローラ71から保持ローラ72が離れる向きに保持部61を揺動させる。保持ローラ72はガイドローラ71から離れる。次いで包装装置1は、誘導ローラ31および補助ローラ32を支持した状態の第一支持部33を、最上位側から最下位側に移動させる。誘導ローラ31は、下方に配置するフィルム24に上側から接触した状態で、第一経路91(図6参照)に沿って最上位側から最下位側に移動する。フィルム24は誘導ローラ31によって下方に誘導され、台座2および物品3の上流側を覆う位置に配置する。第一支持部33が最下位側に移動することによって、誘導ローラ31は第一支持部33から第二支持部51に受け渡される。第一支持部33に代わって第二支持部51が誘導ローラ31を支持する。
As shown in FIG. 10, after the movement of the
次いで図11に示すように、包装装置1は、第二支持部51を最上流側から最下流側に移動させる。誘導ローラ31は、第二経路92(図6参照)に沿って最上流側から最下流側に移動する。誘導ローラ31は、フィルム24を巻き付けた状態で、第二経路92に沿って最下流側に移動する。誘導ローラ31の上側面は、台座2の上流側且つ下面の近傍を移動する。フィルム24は、台座2および物品3の上流側を覆う位置から下方に延び、台座2の上流側の端部に接触し、台座2の下面に沿って下流側に曲折する。フィルム24は、誘導ローラ31が最下流側に移動する過程で、誘導ローラ31によって台座2の下面に押し付けられる。これによってフィルム24は、台座2の上流側且つ下面に接着する。物品3は、フィルム24によって台座2に固定される。フィルム24は物品3に密着し、ユーザは外部から物品3を直接触ることができなくなる。物品3はフィルム24によって保護された状態となる。台座2および物品3のフィルム24による包装は完了する。
Next, as shown in FIG. 11, the
以上説明したように、包装装置1では、物品3が載置された台座2が搬送方向上流側から下流側に移動する場合、台座2は、搬送方向と逆向きの力をフィルム24から受ける。これに対し搬送ローラ41は、歯部413が台座2に突き刺さった状態で回転し、台座2を搬送する。付勢ローラ42は、台座2を搬送ローラ41に向けて付勢する。このため、搬送ローラ41は空回りすることなく、台座2を適切に搬送する。従って包装装置1は、物品3が載置された台座2を安定して搬送することができる。包装装置1は、安定した包装作業を実行することができる。また、搬送ローラ41は拍車ローラ410から構成されており、拍車ローラ410の歯部413が台座2に突き刺さった状態で回転することによって台座2を搬送することができる。また、付勢ローラ42は、台座2を付勢しながら回転するゴムローラ420から構成されており、台座2を安定して搬送することができる。
As described above, in the
本発明は、上記実施形態に種々の変更を加えることも可能である。以下、第一変形例および第二変形例について説明する。まず、第一変形例について説明する。 The present invention can add various changes to the above-described embodiment. Hereinafter, the first modification and the second modification will be described. First, the first modification will be described.
図12を参照して、第一変形例について説明する。上述の実施形態と異なる点は、付勢ローラ43が、ローラ支持部424に押しばね4245を備えている点である。押しばね4245以外の構成は、図5に示す搬送ローラ41、および付勢ローラ42と同じである。
A first modification will be described with reference to FIG. The difference from the above-described embodiment is that the urging
押しばね4245は、弾性力によってゴムローラ420を下方へ押す。これによってゴムローラ420は、台座2を付勢する。押しばね4245を調整することによって、ゴムローラ420が台座2を付勢する力を調節することができる。例えば、台座2の硬さに応じて押しばね4245を調節することによって適度に台座2を付勢し、台座2を傷つけてしまうことを防止できる。
The
図13を参照して、第二変形例について説明する。上述の実施形態と異なる点は、付勢ローラ44は、拍車ローラ440を、備えている点である。拍車ローラ440は、軸441、円板部442、歯部443を備える。拍車ローラ440は、搬送ローラ41の拍車ローラ410、軸414、円板部415、歯部413と同じ構成である。
A second modification will be described with reference to FIG. The difference from the above embodiment is that the urging
拍車ローラ440は、台座2を下方に付勢する。拍車ローラ440は、台座2の上面に突き刺さる。搬送ローラ41の回転によって台座2が移動した場合、拍車ローラ440の歯部443は台座2の回転に追従する。台座2の上面と下面で、二つの拍車ローラ440と拍車ローラ410が回転するので、包装装置1は、より安定して台座2を搬送することができる。
The
上記実施形態において、フィルム24が、本発明の「包装物」に相当する。搬送ローラ41が、本発明の「搬送手段」に相当する。付勢ローラ42が、本発明の「付勢手段」に相当する。歯部413が、本発明の「第一突起部」に相当する。
In the above embodiment, the
なお、上記実施形態で示した台座2として、段ボール台紙やプラスチック製台紙が使用されてもよい。
In addition, as the
また、拍車ローラ410の円板部415の外周に設けられる歯部413は、台座2に突き刺さればよい。歯部413は、円板部415から径方向外側に突出する先端の尖った歯が少なくとも一つあればよい。
Further, the
また、付勢ローラ42は台座2の搬送に追従して回転しながら、台座2に下方に付勢しているが、台座2の搬送に追従して回転しなくてもよい。例えば、ばねのような弾性体によって台座2を付勢してもよい。
The urging
また、台座2は物品3を載置する板状部を備えていればよく、各コーナ部が円弧状に湾曲した平面略矩形のトレー状に形成されていてもよい。
Moreover, the
1 包装装置
2 台座
3 物品
24 フィルム
41 搬送ローラ
42 付勢ローラ
100 搬送面
410 拍車ローラ
412 円板部
413 歯部
420 ゴムローラ
440 拍車ローラ
442 円板部
443 歯部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記台座が通過する面である搬送面に対して、前記搬送面に直交する直交方向の一方側に配置され、前記台座を搬送する搬送手段であって、円板状の第一円板部、および、前記第一円板部の周壁から外方に向けて突出し且つ先端が尖った第一突起部を一以上備え、前記第一突起部を前記台座に突き刺した状態で前記第一円板部が回転することによって前記台座を搬送する搬送手段と、
前記搬送面に対して、前記直交方向の他方側且つ前記搬送手段と対向する位置に配置され、前記一方側に前記台座を付勢する付勢手段と
を備えたことを特徴とする包装装置。 In a packaging device that conveys a pedestal having a plate-like portion on which an article can be placed and wraps the article and the pedestal with a film-like package,
A conveying means for conveying the pedestal disposed on one side of the orthogonal direction orthogonal to the conveying surface with respect to the conveying surface, which is a surface through which the pedestal passes, comprising a disk-shaped first disk portion, And one or more first protrusions protruding outward from the peripheral wall of the first disk part and having a sharp tip, and the first disk part in a state where the first protrusion is pierced into the pedestal Conveying means for conveying the pedestal by rotating,
A packaging apparatus, comprising: an urging unit that is arranged on the other side in the orthogonal direction with respect to the conveyance surface and is opposed to the conveyance unit, and that urges the pedestal on the one side.
Priority Applications (1)
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JP2012107109A JP2013233963A (en) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | Packaging device |
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