JP2013232900A - ネットワーク相互接続のためのトランスポーズボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】1つ以上のネットワークトランスポーズボックスを利用することによって、電子デバイスのネットワークの配備およびスケーリングを向上する方法を提供する。
【解決手段】トランスポーズボックス506は、いくつかのコネクタと、特定のネットワークトポロジを実装するためのメッシングを含む。ネットワーク内の異なる層のデバイス502とデバイス504を接続する際、各デバイスはトランスポーズボックス上のコネクタのうちの少なくとも1つに接続される。トランスポーズボックスのメッシングは、ネットワークトポロジに従って各デバイスを他の層のデバイスのいずれかまたは全てに接続させることができる。ネットワークトポロジを変更またはスケーリングする際、必要最低限のケーブル敷設作業で変更するために、追加のデバイスを既存のトランスポーズボックスの利用可能なコネクタに追加するか、新規または追加のトランスポーズボックスを配備する。
【選択図】図5

Description

インターネット等のネットワーク上で利用可能なアプリケーションおよびサービスの増加に伴い、クラウドコンピューティング等のネットワーク化された共有リソース技術を利用するコンテンツ、アプリケーション、および/またはサービスのプロバイダが増えている。さらに、データセンタが記憶容量および関連リソースの量を次第に拡大しているため、遠隔で記憶されるデータの量が増えている。ユーザまたは顧客は、典型的には、クラウドを介して、またはネットワーク上で、リソースへのアクセスを賃借するか、リースするか、またはさもなければそれに対して支払いを行い、したがって、これらのリソースへのアクセスを提供するハードウェアおよび/またはソフトウェアを購入かつ維持しなくてもよい。
多くの事例では、顧客は、一部の運用を実施するために、コンピューティングデバイス、サーバ、または他のコンピューティングもしくは処理デバイス等の2つ以上のリソースを必要とする。顧客の数が増加し、顧客あたりのリソースの平均数が増加するにつれて、利用可能な数のリソースを増加させる対応した必要性が存在する。データセンタの場合、これは、多数の追加のラックに搭載されるサーバを追加することを意味する可能性がある。追加のリソースを収容するために、これらのリソースを外部のネットワークに接続するデータセンタのネットワークの部分が、これに応じてスケーリングすることが必要である。このようなネットワークは、配備時に何千もの接続を要求する可能性があり、その数は、より大規模の配備にスケーリング時に爆発的に増加する可能性がある。購入および設置の顕著な費用に加えて、大量の接続は、誤って作成され得る接続の数を増加させ、このため、ネットワークの性能に影響を与える可能性がある。
本開示に従う様々な実施形態が、以下の図面を参照して説明される。
多様な実施形態を実装することができる例示的な環境を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができる高度に接続されたネットワーク設計の例を示す図である。 多様な実施形態に従い利用することができるクロス(Clos)ネットワーク様式グループのスイッチの例を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に従い使用することができる層の間の接続を行うようにトランスポーズボックスを利用するスイッチのグループの例を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に従い使用することができる例示的なトランスポーズボックスの内部接続を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができる例示的なキーイング手法を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に従い使用することができる層の間の接続を行うようにトランスポーズボックスを利用するための例示的な工程を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを使用して、ネットワークデバイスの数をスケーリングするための手法を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを使用して、ネットワークデバイスの数をスケーリングするための手法を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを使用して、ネットワークデバイスの数をスケーリングするための手法を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを使用して、ネットワークデバイスの数をスケーリングするための手法を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを1つ以上使用して、ネットワークのうちの少なくとも1部を配備するための手法を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを1つ以上使用して、ネットワークのうちの少なくとも1部を配備するための手法を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを1つ以上使用して、ネットワークのうちの少なくとも1部を配備するための手法を示す図である。 多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを使用して、ネットワークデバイスの数をスケーリングするための例示的な工程を示す図である。
本開示の多様な実施形態に従うシステムおよび方法は、電子構成要素のネットワークの配備、接続、保守、設計、および/またはアップグレードに対する従来の手法で経験された前述および他の不備のうちの1つ以上を克服してもよい。例えば、データセンタ等のコンピューティングネットワークにおいては、多数の構成要素のレベル(例えば、レイヤまたは層)、およびそれらのレベルの間の多数の接続が存在する。これらは、例えば、多様なホストデバイスまたは他のリソースを外部ネットワークに接続するネットワークスイッチの階層を含むことができる。接続自体は、光ファイバケーブル、ネットワークケーブル、銅ケーブル等、任意の適当な接続機構によって作成することができる。
各接続に対して、技術者または他のそのような人員が典型的にはケーブル(または他の接続機構)を1つのデバイスに接続し、ケーブルを離れた別のデバイスまで敷設し、そのケーブルを他の適当なデバイスへ接続しなければならない。しばしば、これらの距離は長距離になる可能性があり、ケーブルを取り違え易く、不正な接続を行うことになりかねない。さらに、データセンタ等のネットワークは、何千もの構成要素を有する可能性があるため、1つ以上のケーブルが不正に設置される可能性が高い。
さらにまた、多様なネットワークトポロジは、他のトポロジよりも実質的により多くのケーブル敷設を必要とする。例えば、高基数ネットワークの場合、所与の層の各デバイスは、隣接層のデバイスに全て接続されてもよく、高基数ネットワークで使用されるデバイスは、他の種類のネットワークよりも桁違いに多い可能性がある。その結果、桁違いに多いポートおよび接続が存在し、定数以上にサブスクライブされた階層の集積ルータペアネットワークのように、必要なケーブルの数が他のトポロジよりも相当多い可能性がある。
多様な実施形態において、ネットワークトランスポーズボックスまたは類似の構成要素は、そのようなネットワークの配備、保守、および設計を促進するために使用することができる。ネットワークボックスは、その間にトランスポーズボックスを設置する各層または他の組の構成要素に対して1つの論理面を含む、少なくとも2つの論理面を含むことができる。各論理面は、各々が適当な層のデバイスへの接続を受容することが可能である、適当な数のコネクタを含むことができる。
ネットワークトランスポーズボックスは、トランスポーズボックスの各論理面上のコネクタを接続するために必要なケーブル敷設、配線、または他の伝送媒体も含むことができる。従来の接続機構内のような単純なパススルー接続または1対多の接続の代わりに、トランスポーズボックスは、トランスポーズボックス自体が選択されたメッシングまたはネットワークトポロジを実装するような方式に設計することができる。例えば、第1の層の各スイッチが第2の層の各スイッチに接続されるクロス(Clos)ネットワークでは、接続の完全なメッシングをトランスポーズボックス内部で処理することができる。このように、少なくともいくつかのトランスポーズボックスの場合、各スイッチは、他の層の各デバイスに接続するために必要ないくつかの接続の代わりに、1つの接続(例えば、マルチファイバケーブル)をトランスポーズボックスへ延ばすことだけが必要である。他の実施形態において、スイッチは、トランスポーズボックスに対して2つ以上の接続を有するかもしれないが(費用、選択されたネットワークトポロジ、ケーブル敷設技術、および選択された接続手法等の因子に少なくとも部分的に基づく場合がある)、しかし、全体のケーブルの数は依然として、従来のケーブル敷設手法から相当削減される。例えば、スイッチからのケーブルの数は、24または48ケーブルから4ケーブルまたは単一のケーブルにさえ削減される場合があり、これらのケーブルは全て、メッシングまたは他のトポロジの多数の異なる場所ではなく、単一の場所(例えば、トランスポーズボックスまたは1組のトランスポーズボックス)へ向かう。明らかに、このようなネットワークを配備するために技術者によって行われなければならない接続の数を削減することで、ケーブル敷設の誤りの可能性を相当に削減することができる。その上、ケーブル敷設の削減は、配備の費用、ならびにネットワークスケーリングの複雑性および費用を削減する。
いくつかの実施形態において、ケーブル敷設の誤りの可能性は、トランスポーズボックスへの接続のうちの少なくともいくつかをキーイング、色分け、またはその他固有に特定することによって、さらに削減することができる。例えば、トランスポーズボックスの各論理面は、技術者がケーブルを不正な論理面に接続することを防止するように(すなわち、コネクタ全てがトランスポーズボックスの同じサイドにある場合)、固有の色または形状を備えるコネクタを有することができる。完全にメッシングされたトランスポーズボックスでは、技術者が適当な論理面に接続する限り、技術者がどのコネクタに接続するかは問題ではない場合がある。他の実施形態において、多様なコネクタは、特定のケーブルが特定のコネクタに接続される場合、特定のキーイングを有する場合がある。いくつかの実施形態において、キーイング手法は、ネットワークトポロジに関係し、キーの固有な種類の数は、そのトポロジに可能なコネクタの種類の数、またはトランスポーズボックス上のコネクタの数まで増加する可能性がある。いくつかの場合、所与の種類の接続に対する各ケーブルは、技術者が理論的にはデバイスを不正に接続することができない(ケーブル自体によって何らかの問題を阻止する)ように、各終端で固有にキーイングされてもよい。
上述のように、ネットワークトポロジは、そのようなネットワークに実装されたトランスポーズボックスの種類を決定することができる。いくつかの実施形態において、トポロジは、トランスポーズボックスを交換することによって調整することができる。例えば、クロスネットワークは、クロスメッシングトランスポーズボックスに1回接続された2層の各デバイスを有する場合がある。ネットワークがドラゴンフライまたはバタフライトポロジ等の別のトポロジに変化する場合、技術者は、所望のメッシングを備える適切なトランスポーズボックス内でスワップし、デバイスの各々を新しいトランスポーズボックスに再接続することができる。複雑なトポロジの場合、技術者は、各々が選択されたトポロジに必要なメッシングの一部を実施する、複数のトランスポーズボックスを接続する場合がある。
ネットワークはまた、1つのトランスポーズボックスに障害が発生した場合でもネットワークが機能することができるように、冗長性のために複数のトランスポーズボックスを実装する場合もある。その上、冗長性によって、あるトランスポーズボックスが、ネットワークの可用性に著しい影響を与えることなく、アップグレードあるいはその他変更または交換されることが可能になる。例えば、ネットワーク設計者は、ネットワークの容量を増加することを希望する場合があり、いくつかの実施形態では、ネットワークをスケーリングするために、既存のトランスポーズボックスをより多くのコネクタを有するボックスと交換することができる。冗長性によって、ボックスは、ネットワークを遮断することなく、交換することが可能になる。
その他の実施形態において、ネットワークは、初期の配備時のトランスポーズボックス上の全ての利用可能なコネクタよりも少ないコネクタを使用する可能性があり、スケーリング時に、追加のデバイスは、利用可能なコネクタに接続することができる。その他の実施形態において、追加のトランスポーズボックスをネットワーク上に追加でき、所望のメッシングおよび/または接続性を提供するために、既存のトランスポーズボックスに接続することができる。以下に記載の多様な例および実施形態に従い、多様な他の手法を使用することができる。
図1は、多様な実施形態に従う態様を実装するための環境100の例を示す。理解されるように、説明の目的でウェブベースの環境が使用されるが、多様な実施形態を実装するために、必要に応じて異なる環境が使用されてもよい。その環境は、適切なネットワーク104上でリクエスト、メッセージ、または情報を送信および受信し、かつデバイスのユーザに情報を戻して伝達するように動作可能な任意の適切なデバイスを含み得る、少なくとも1つの電子クライアントデバイス102を含む可能性がある。そのようなクライアントデバイスの例として、パーソナルコンピュータ、携帯電話、ハンドヘルドメッセージングデバイス、ラップトップコンピュータ、セットトップボックス、パーソナルデータアシスタント、電子ブックリーダー等が挙げられる。ネットワークは、イントラネット、インターネット、セルラーネットワーク、ローカルエリアネットワーク、または任意の他のそのようなネットワーク、もしくはそれらの組み合わせを含む、任意の適切なネットワークを含んでもよい。そのようなシステムに使用される構成要素は、選択されるネットワークの種類および/または環境に少なくともある程度依存し得る。そのようなネットワークを介して通信するためのプロトコルおよび構成要素が周知であり、本明細書において詳細に議論されない。ネットワーク上での通信は、有線または無線接続およびそれらの組み合わせによって有効にされ得る。この例において、ネットワークは、リクエストを受信し、かつそれに応答してコンテンツをサービスするためのウェブサーバ106を含むとして、インターネットを含むが、他のネットワークについては、当業者には明らかなように、同様の目的をサービスする代替のデバイスを使用することができる。
例示的な環境は、少なくとも1つのアプリケーションサーバ108およびデータストア110を含む。つなげられるか、またはさもなければ構成されてもよい、適切なデータストアからデータを入手する等のタスクを実行するために相互作用し得る、いくつかのアプリケーションサーバ、層、または他の要素、プロセス、もしくは構成要素が存在し得ることを理解すべきである。本明細書で使用される「データストア」という用語は、データの記憶、アクセス、および取り出し能力のある任意のデバイスまたはデバイスの組み合わせを指し、任意の標準、分散型、またはクラスタ化環境において、任意の組み合わせおよび任意の数のデータサーバ、データベース、データ記憶デバイス、およびデータ記憶媒体を含んでもよい。アプリケーションサーバは、クライアントデバイスの1つ以上のアプリケーションの態様を実行するために、必要に応じて、アプリケーションのデータアクセスおよびビジネスロジックの大部分を処理する、データストアを一体化させるための任意の適切なハードウェアおよびソフトウェアを含んでもよい。アプリケーションサーバは、データストアと協働してアクセス制御サービスを提供し、ユーザに転送される文字、図、音声、および/またはビデオ等のコンテンツを生成することができ、そのコンテンツを、本例において、HTML、XML、または別の適切な構造化された言語の形態で、ウェブサーバによってユーザにサービスしてもよい。全てのリクエストおよび応答の処理、ならびにクライアントデバイス102とアプリケーションサーバ108との間のコンテンツの送達を、ウェブサーバによって処理することができる。本明細書の他の箇所で議論されるように、本明細書で議論される構造化されたコードを、任意の適切なデバイスまたはコンピューティングデバイス上で実行することができるため、ウェブおよびアプリケーションサーバは必要とされず、単に例示の構成要素にすぎないことを理解すべきである。
データストア110は、特定の態様に関するデータを記憶するための、いくつかの別々のデータテーブル、データベース、または他のデータ記憶機構および媒体を含むことができる。例えば、示されたデータストアは、製作データ112およびユーザ情報116を記憶するための機構を含み、これらは、製作側でコンテンツを提供するために使用することができる。データストアはまた、報告および分析等の目的のために使用することができる、ログデータ114を記憶するための機構も含むようにも示される。ページイメージ情報およびアクセス権情報等のためにデータストアに記憶される必要があるかもしれない多くの他の態様が存在し、それを適宜上に列記される機構のうちのいずれかに、またはデータストア110内の追加の機構に記憶することができることを理解すべきである。データストア110は、それに関連するロジックを介して、アプリケーションサーバ108または開発サーバ120から指示を受信し、かつそれに応答してデータを入手、更新、またはさもなければ処理するように動作可能である。一例において、ユーザは、ある特定の種類のアイテムについての検索リクエストを提出する場合がある。この場合、データストアは、ユーザの身元を確認するためにユーザ情報にアクセスしてもよく、その種類のアイテムについての情報を入手するためにカタログ詳細情報にアクセスすることができる。その後、ユーザがユーザデバイス102のブラウザを介して見ることができるウェブページ上の結果リスト等の情報をユーザに戻すことができる。対象とする特定のアイテムの情報を、ブラウザの専用ページまたはウィンドウで見ることができる。
それぞれのサーバは、典型的には、そのサーバの一般管理および動作についての実行可能なプログラム指示を提供するオペレーティングシステムを含み、かつ典型的には、サーバのプロセッサによって実行されるときに、サーバがその目的とする機能を実行することを可能にする指示を記憶するコンピュータ可読の媒体を含む。サーバのオペレーティングシステムおよび一般的な機能性についての好適な実装例が既知であるか、または市販されており、当業者によって、特に本明細書における本開示を考慮して容易に実装される。
一実施形態における環境は、1つ以上のコンピュータネットワークまたは直接接続を用いた、通信リンクを介して相互接続されるいくつかのコンピュータシステムおよび構成要素を利用する分散型コンピューティング環境である。しかしながら、当業者であれば、そのようなシステムが、図1に図示される構成要素よりも少ないか、または多い数の構成要素を有するシステムにおいて同等に良好に動作することができることを理解する。したがって、図1のシステム100の描写は、本質的に例示的であり、かつ本開示の範囲を限定しないと見なされるべきである。
図1に示されるような環境は、複数のホストがコンテンツの提供、大規模演算の実行、またはいくつかの他のそのようなタスクのうちのいずれかを実施する等のタスクを実施するために使用される場合がある、例えば、電子商取引またはコンピュータクラウドに有用であり得る。これらのホストのうちのいくつかは、同じ機能性を提供するように構成されてもよく、一方、他のサーバは、少なくともいくつかの異なる機能を実施するように構成される場合がある。ホストは、データセンタ、クラウドコンピューティング提供、または処理サービスの部分として提供されてもよいように、特定のタスクの実行のためにクラスタまたは他の機能グループにグループ化することができる。そのような事例の電子環境は、以下に詳細を記載するように、図2の構成200に示されるように、追加の構成要素および/または他の配置を含む場合がある。
例えば、図2は、ユーザまたはアプリケーションに多様な配信リソースへのアクセスを提供するために、特定のホストマシンまたは他のそのようなデバイスへリクエストを送るために使用することができるネットワーク設計を表す、例示的な構成200を示す。この例は、データセンタのために使用することができる典型的な設計を示し、エンドユーザデバイス202またはアプリケーション204等のソースが、データセンタの1つ以上の構成要素によって受信されるように、インターネット等のネットワーク206全体にリクエストを送信することが可能である。プロビジョンされたインスタンス等、ネットワークの多様な構成要素のプロパティは、少なくとも1つの管理システム、構成要素、またはサービス220を使用して管理することができる。この例では、リクエストは、複数のコアスイッチ208のうちの1つに対して、ネットワーク上から受信されるが、当技術分野において周知である、ネットワークとコアスイッチとの間のいくつかの他の構成要素のうちのいずれかであり得ることを理解されたい。従来の微分器は実質的に姿を消しているので、「スイッチ」および「ルータ」という用語は同じ意味で使用することができる。明確性および説明の目的のために、本文書は「スイッチ」という用語を基本とするが、この用語は、ルータおよびそのような目的のために使用される他のデバイスまたは構成要素を包含するようにも使用されることを理解されたい。さらに、スイッチは、OSI(オープンシステム相互接続)参照モデルの異なるレベルで動作するマルチレイヤスイッチ等、任意の適切なスイッチを含むことができる。
例示のように、各コアスイッチ208は、複数のアグリゲーションスイッチ210、212の各々と通信することが可能であり、少なくともいくつかの実施形態において、ペアで利用される。アグリゲーションスイッチをペアで利用することによって、スイッチのうちの1つが障害を経験、またはその他利用不可である場合に、他のデバイスが接続されたデバイスのためのトラフィックを送ることができるように、冗長機能を提供する。理解されるように、この例の各コアスイッチは、この例の層は完全に接続されるように、各アグリゲーションスイッチに接続される。アグリゲーションスイッチ210、212の各ペアは、その各々が一般的にトップオブラック(TOR)または「アクセス」スイッチ216と、データサーバおよび他の処理デバイス等の複数の物理的ホストマシン218とを含む、複数の物理的ラック214にリンクされる。示されるように、各アグリゲーションスイッチを、各々いくつかのホストマシンを備える、いくつかの異なるラックに接続することができる。ネットワークのそれぞれの部分に対して、アグリゲーションペアはまた、TORスイッチにも完全に接続される。
追加の利点として、アグリゲーションスイッチペアの使用によって、ピーク期間中にリンクの機能を上回ることが可能になり、例えば、両方のアグリゲーションスイッチが同時にトラフィックを処理し、送ることができる。アグリゲーションスイッチの各ペアは、容量、ポート数等の因子に基づいて、120ラック等、専用数のラックをサービスすることができる。6つのアグリゲーションペア等、データセンタのアグリゲーションスイッチの任意の適当な数が存在することができる。アグリゲーションペアからのトラフィックは、コアスイッチによって集積することができ、ネットワーク206全体のバック等、データセンタの「上流および外側」へトラフィックを通過させることができる。いくつかの実施形態において、コアスイッチも、冗長性を含む目的のために、ペアで提供される。
高性能コンピューティング(HPC)または他のそのような目的のために利用される高基数相互接続ネットワーク等、いくつかの実施形態において、各物理的ラックは、複数のスイッチを含むことができる。例えば、1つのラック内で21台のホストを接続している単一の物理的TORスイッチの代わりに、ラック内の3つのスイッチは各々、「論理的」ラックのローカルTORスイッチとして機能することができ(物理的ラックのサブラックまたは複数のラックからデバイス(ホストおよび/またはスイッチ)の論理的グループ分け)、各ローカルTORスイッチは、ホストマシンのうち7台を接続する。異なる実施形態で、論理的ラックは、物理的またはワイヤレススイッチを使用して実装することができる。いくつかの実施形態で、高性能コンピューティングラック内部のこれらのスイッチの各々は、21台までのサーバを管理するが、台数は、各スイッチ上のポートの数等の因子に依存して変動し得る。例えば、スイッチが24のポートを含む場合、それらのポートの半分は一般的に、ホストに向かっており、もう半分は、外部ネットワークに向かっている。一実施形態に従う設計は、例えば、各々3つのスイッチを備える7つのラックを利用することができ、各スイッチは12台のサーバと(冗長して)通信するので、21の別々のラックに概して等しくなり、単一のTORスイッチを備える各々が、12台のサーバと通信する。以降の図面および記載では、物理的または論理的ラックは、多様な実施形態の範囲内で使用することができることを理解されたい。
上記のように、図2のコアスイッチは、アグリゲーションスイッチに完全に接続され、アグリゲーションスイッチはペアに構成され、1組のTORスイッチに完全に接続される。図3は、そのように完全に接続された2つの層のスイッチの拡張された図を示す。示された設計は、2層の折り返しクロスネットワークを示す。図3の構成300に確認されるように、スパインスイッチの上部層またはレイヤ、およびエッジスイッチの下部層またはレイヤという、有効な2レイヤのスイッチが存在する。しかしながら、エッジスイッチのうちの少なくともいくつか(例えば、従来のクロスのエッジスイッチの半分)は、ネットワーク上へデータを流すエグレススイッチとして利用することができる。エグレススイッチは、スイッチのグループの「トップ」に論理的に存在し、より高いレベルの層でアグリゲーションルータまたは他のデバイス等、グループの「上流および外側」へデータを渡す。スパインスイッチの各々は、エグレススイッチのうちの1つに対して、論理的「バック」面外側にポートを有すると考えることができるが、エグレススイッチは単に、図3の折り返し表示に示される48台のエッジサーバから選択される。エグレススイッチは単に、スイッチのグループの外部への接続だけを有し、一方、残りのエッジスイッチは、基礎となるデバイスへの接続を有する。このために、スイッチのグループの内側または外側への全てのトラフィックは、3つのエグレススイッチのうちの1つを通って送られるが、異なる実施形態では異なる数のスイッチを使用することができる。
ネットワークは、図2の従来のコアスイッチに基づく設計に類似するように思われるかもしれないが、この設計のスパインスイッチはコアスイッチとして機能するが、アウトバウンド接続を一切有さない。しかしながら、スイッチのグループのレイヤは、スパインスイッチによって提供された、完全にメッシングされた接続を有する。エグレススイッチを含まないスイッチのグループは、外部接続性が一切含まれない単体のネットワークとして機能することができる。このため、エッジスイッチのうちのいくつかは、示されるようにエグレススイッチとして利用することができる。そうでない場合、エッジスイッチのうちのいくつかが最上部層に、いくつかは最下部層に示されているという事実は、スパインスイッチおよび他のエッジスイッチに関するネットワーク接続性という観点からは意味を持たず、非常に対称的な動作が存在する。スイッチのグループ内のデータは、いくつかの等距離の耐故障性経路を通してプッシュすることができ、再配置可能な非ブロック動作を提供する。経路が対称的かつ等距離であるため、スイッチ全てが、同じルーティングプロトコルに従うことができ、大量のオーバーヘッドまたは追加のロジックを用いることなく、トラフィックが均一に分散する。さらに、スイッチのグループは、例えば、データセンタ内で複数回複製することができ、クロス様式のネットワークが、データセンタ内のグループの全てにわたってトラフィックを効率的に管理する。
図3の層内のスイッチは、完全に接続されるため、1つの層上の各デバイスは、少なくとも1つの接続を介して、別の層の各デバイスに接続され、そのような設計を配備するために必要なケーブルの数は非常に大量であり得る。例えば、各々が48のポートを備えるスイッチを24個含む単一の層でも、他の層に完全に接続するためだけに、1,152本のケーブルが必要となる。多数の層および/または層あたりさらに多数のデバイスを備えるデータセンタでは、ケーブルの数は容易に、何千または何万本ものケーブルまでに増える。これらのケーブルを提供、設置、および保守する経費に加えて、ケーブルのうちの少なくともいくつかが不正に設置されるという比較的高い可能性が存在する。上記の例では、1,152本のケーブルは、2,304の個別の接続を必要とする。設置が99.9%の精度であっても、これは依然として、数個の接続が誤って設置されることになる。多くのデータセンタは、壁、天井、床、または他の比較的隠れた場所を通ってケーブルを通すため、精度は、ケーブルのラベル付け等の因子にも依存し得る。しかしながら、各追加のステップは、ケーブル敷設の誤りに何らかの追加の可能性を招く。例えば、ケーブルのラベル付けが99.9%の精度で、ケーブルの設置が99.9%の精度である場合、約4本のケーブルが不正に設置される可能性がある。
さらに、データセンタで使用されるようなネットワークはしばしば、追加の容量を提供するために、経時的にスケーリングすることが必要となる。高基数相互接続ネットワーク設計等の設計を使用すると、ネットワークがスケーリングされるたびに、スイッチの数を相当増加させることが必要となる可能性があり、ネットワークの費用を相当増加させ得るだけでなく、膨大な量の新しいケーブル敷設および既存のデバイスの再ケーブル敷設も必要となり得る。例えば、その後、各々が例示的なトポロジで検討されたTORスイッチのグループに完全に接続されなければならない、アグリゲーションスイッチの2倍の数に完全に接続されなければならない別のペアのコアスイッチを追加することによって、図2の配備を水平的にスケーリングすることは、追加のデバイスを接続するために、相当量の作業を要する可能性がある。これは、その後、さらに、各ケーブルが2回以上設置されることが必要な場合があるため、ケーブル敷設の誤りの可能性を増加させる。
いくつかの従来のネットワークにおいて、ケーブル敷設工程を簡素化することができる、接続機構が存在する。一例では、着信ファイバは、ファイバ束を使用して提供することができ、その束に含まれた各ケーブルをそれぞれ接続する代わりに、束に対して単一の接続だけが必要となる。接続機構は、片側にファイバ束を受容することができ、接続機構のもう片側上の対応するケーブルに、束内の各ファイバを接続することができる。これらの接続機構は一般的に、接続に直接または直線的に通過するように制限され、ファイバ束内の第1の着信ファイバ(以下「ファイバ#1」)は、発信コネクタ#1に接続され、ファイバ束内の着信ファイバ#2は、発信コネクタ#2に接続される、等となる。片側(例えば、着信側)上のいくつかのケーブルを受容し、各ケーブルを接続機構のもう片側(例えば、発信側)上の単一の対応するコネクタに接続する、他の機構が存在する。かかる接続機構は、完全に接続されたネットワークでは本当の価値を全く有さないが、しかしながら、ある層内の各スイッチが、別の層の各スイッチに接続される場合、単一の直接接続に必要なケーブルよりも多いケーブルが必要な場合に本当の価値を有する。本明細書で記載のような高基数設計および他のネットワークトポロジに必要な完全接続設計を提供する、従来のネットワークで使用される接続機構は全く存在しない。
図4は、多様な実施形態に従って使用することができる例示的な構成400を示し、ネットワーク内の層間(例えば、層の間)の接続は、トランスポーズボックス402または類似のネットワーク構成要素を使用して行うことができる。この例では、図3の例のように、上部層には24のスパインスイッチ、下部層には48のスイッチが存在する。しかしながら、図3の例では、24の上部層スイッチ404の各々は、48の下部層スイッチ406の各々に接続されなければならず、上記のように、合計で1,152本のケーブルまたは2,304の個別の接続が行われなければならない。しかしながら、図4の例では、24の上部層スイッチ404の各々は、トランスポーズボックス402上の適当なコネクタに接続されることだけが必要で、上部層スイッチ404に対して24本のケーブルまたは48の接続となる。また、下部層スイッチ406も各々、トランスポーズボックス402上の適当なポートだけに接続され、下部層スイッチ406に対して48本のケーブルまたは96の接続となる。このように、トランスポーズボックスを使用することによって、スイッチの層を完全に接続するために作成されることが必要な接続の数が相当削減される。いくつかの場合、他の種類のケーブル(例えば、オクトパスケーブル、複数末端ケーブル、複数のコアを含むケーブル等)またはケーブルの組み合わせ(例えば、類似または異なるケーブルの束)も使用することができ、依然としてケーブル敷設の量および/または接続の数で相当の削減を得る。1つの特定の例では、トランスポーズボックスへのアップリンクケーブルは、1つの終端に(各々2つのファイバを備える)12の個別のポートコネクタ、ならびにトランスポーズの終端に24コアトランクケーブルおよび単一の24ウェイコネクタを有する場合がある。多様な実施形態の範囲内で、多数の他の変形も可能である。
トランスポーズボックス自体は比較的小型にすることができる。1つの例では、トランスポーズボックスはほぼ、従来のスイッチの寸法であり、従来のネットワークラック内部に納まることができる場合があるように、幅約19インチおよび深さ約4〜5インチの寸法を有してもよい。ファイバは小さく柔軟性があるため、さらにトランスポーズボックスは多くの場合組み立てラインまたは製造施設内で組み立てられるため、多くのファイバは、比較的小さい空間内に構成することができる。さらに、トランスポーズボックスは自己完結型構成要素であるので、トランスポーズボックス内のファイバ上に外側の保護層は実質的に必要なく、完全接続設計では必要な空間はさらに小さい。
図5は、簡素化された例示的な構成500を示し、トランスポーズボックス506を使用して、6つの上部層スイッチ502が6つの下部層スイッチ504の各々に完全に接続される。この例では、説明の簡素化のために、各層には等しい数のスイッチが存在するが、折り返しクロスベース設計では「下部層」スイッチの2倍等、異なる層にはしばしば等しくない数のスイッチが存在することを理解されたい。トランスポーズボックスは、フレーム、ボード、ボックス、ラック、筐体、または他の複数のネットワークコネクタを支持するためのそのような構造または機構を備え、その各々は、電気、光、または他のそのような信号を伝送するためのネットワークケーブルを受容することが可能である。示されるように、ネットワーク接続は、支持構造の異なる側部上に配置することができ、または、少なくとも部分的に同じ側に、または面上にではあるが、本明細書に記載のように異なる論理グループに分割することができる。いくつかの実施形態において、トランスポーズボックスは、本明細書に記載のように、信号を増幅または変換するための回路および/または構成要素も含むことができる。
この例の上部および下部のスイッチの各々は、他の層のスイッチの各々のための少なくとも1つの接続を作成するために、トランスポーズボックス506への接続を作成するために使用される、少なくとも6つのポートを有することができる。ポートおよび/またはスイッチの数は、従来のスイッチがそのような接続目的のための24または48までのポートを利用することができるので、他の実施形態では異なることができることを理解されたい。トランスポーズボックス506は、他の層のスイッチの各々への接続を提供するケーブル516または他の接続機構を含むため、上部層スイッチ502の各々のための単一のコネクタ510およびトランスポーズボックス506を下部層スイッチ504のうちの1つに接続している各ケーブル514のための単一のコネクタ512が存在することができる。ケーブル敷設を簡素化するために、各スイッチとトランスポーズボックスとの間の単一ケーブルは、所与の層の各スイッチに対して少なくとも1つのファイバのように、作成される各接続に対して少なくとも1つのファイバを含むファイバ束とすることができる(ケーブル508に向かうように示された6つの個別のファイバ518によって示される)。いくつかの実施形態において、ファイバ束は、追加のスイッチが追加された場合、既存のケーブルを交換する必要がないように、各層のスイッチ(または異なるスイッチが使用される場合、層のスイッチの少なくとも一部)上のポート数に等しい数のファイバを含む。この例では、各スイッチに24のポートおよび各層に6つのスイッチがある場合、24のファイバを含むケーブルは、他の層の各スイッチに対して4つの個別の接続が作成されることを可能にする(トランスポーズボックス自体内部の対応する数の冗長接続を想定する)。
示されるように、各上部層コネクタ510は、コネクタが完全に接続されるように、少なくとも1つのファイバ(あるいはワイヤまたはケーブル等の他の接続機構)によって、各下部層コネクタ512へ接続される。「上部」および「下部」等の方向を示す用語は、説明の簡素化を目的として使用されることが理解されるべきであり、本明細書に特定または示唆されない限り、範囲の制限またはいずれかの必要な配向の暗示として解釈されてはならない。トランスポーズボックスの完全接続の性質に起因して、各上部層スイッチ502は、トランスポーズボックス506とターゲットスイッチ504との間の単一のケーブル514に加えて、上部層スイッチ502とトランスポーズボックス506との間の単一のケーブル508のみを使用し、各下部層スイッチ504へのデータ伝送経路、およびその逆も有する。
単純な手法において、単一のケーブルが、トランスポーズボックス上の各コネクタから、スイッチ、サーバ、または物理的サーバラック等、接続されるネットワーク構成要素へ通過する。トランスポーズボックスの複雑な絡み合いは、ネットワークデバイスあたり1本のケーブル(または2つの接続)のみを用いて、ネットワークのレイヤまたは層のいずれかの間にメッシング(例えば、完全に開いた扇形の展開または他のトポロジ)を提供する。トランスポーズボックスに障害が発生した場合、トランスポーズボックスは、新しいケーブルをつないだり、再配線したりする等の必要が一切なく、最大でトランスポーズボックス上のコネクタの数に対応してやり直すことが少なくとも必要な接続の数を備える異なるトランスポーズボックスと単に交換することができる。
いくつかの実施形態において、トランスポーズボックスの各論理「面」上(例えば、「着信」および「発信」側、または第1の層に対面する論理面および第2の層に対面する論理面、論理北および南の面等)に異なる数のコネクタが存在し得る。これらの論理面は実際に、トランスポーズボックス上の任意の適当な物理的配置に対応することができることを理解されたい。例示的なトランスポーズボックスは、一方の論理面にn個の接続、他方の論理面にm個の接続を有することができ、一方のサイドのn個の受信接続の各々は、m個の送信接続の各々へ接続される(単独で、またはまとめて)。他の例では、各論理送信接続は、複数の物理的接続にわたって分散することができ、これは利用可能な物理的コネクタの総数よりも少ない可能性がある。多様な他のトポロジも実装することができる。接続の転置は、送信接続を行として表し、受信接続を列として表した行列とすることができるように、行列の乗算に類似すると考えることができる。ファイバペアが、接続の各ペア(例えば、光伝送のため)の各々の受信および送信のために使用される場合、各列および/または行はさらにペアに分割することができる。接続のペアのロールオーバーまたはツイストは、選択された行列に応じて、列が他方の面の行に、およびその逆に有効に変換され、トランスポーズボックス内部で処理される。
上述のように、かかる手法は、少なくとも、ケーブルの本数を削減することによって、材料の費用および配備(すなわち、物理的接続を作成する)の費用を削減するという理由で有利である。例示的なデータセンタは、層の間に80,000本のケーブルを有する場合があり、必要なケーブル敷設の量は、典型的に何トンもの材料である。上記のように、ケーブル敷設の量を削減すると、大型ネットワークスイッチの代わりに比較的小型の商品スイッチを使用することによって得られる節約に加えて、ケーブル敷設の費用を90%以上も削減することができる。ポートあたりの基準では、このような配備は、従来の大規模なネットワークの費用の約20%以下にすることができる。
別の利点は、作成されなければならない物理的接続の数の大きな削減によって、これらの接続を作成する時に同様の数のエラーにおける対応する削減が生まれることである。従来のネットワークを配備する際、ケーブル敷設の適切な設置およびケーブル敷設の保守(例えば、ケーブルに障害が発生した際の交換)という点の両方で、ケーブル敷設に関連する相当の作業費用およびリスクが存在する。相互接続のために1つ以上のトランスポーズボックスを利用することによって、たとえば、スイッチを別の層のあらゆる他のスイッチに接続する必要性は存在しないが、単一の接続を各スイッチから適切なトランスポーズボックスへ行うことができる(ネットワークへの「上流」への接続あるいは、ホストデバイスまたは他のそのような構成要素への接続する時間をなくす)。トランスポーズボックスの内部接続は、接続されたスイッチが隣接した層の間で完全に接続されるように、完全なファンアウト(fan-out)を提供する。さらに、トランスポーズボックスは、ポート間で内部のシャッフルを実施するため、伝送および受信経路を提供するために大量の数の単一ペアのファイバストランドの代わりに、伝送および受信データ経路を提供するための複数の光ファイバを含むマルチウェイ光ケーブル等のケーブルを使用することができる。24の内部ファイバを含む光ケーブルの場合、例えば、ケーブルがトランスポーズボックス上の正しいコネクタに取り付けられる限り、24の接続が正しいことがほぼ保証される(例えば、ケーブルに伴う問題を阻止する)。
所定の種類のケーブル敷設に関し、ケーブル敷設の誤りの確率をさらに削減するために、多様な実施形態に従う手法は、ケーブルを適切なコネクタに接続する際に支援するように、1つ以上のキーイング手法を利用することができる。例えば、第1のキーイング手法600は、ケーブルの各末端は、色分けされたコネクタ、ケーブルの少なくとも1つの末端近辺に色分けされたバンド等を有すること等によって、異なる色にすることができる。1つの例では、スイッチに接続されることが予定される各ケーブルの末端は、第1の色にすることができ、トランスポーズボックスに接続されることが予定されるケーブルの末端は、第2の色にすることができる。トランスポーズボックスが完全な接続性を提供するので、少なくともいくつかの実施形態では、ケーブルがトランスポーズボックスの論理面のどのコネクタに接続されるかは問題ではなく、そのようなケーブル敷設手法は、各適切なケーブルが一方の端でスイッチに、他方でトランスポーズボックスに接続されることを保証するために使用することができる。
他の実施形態では、ケーブルが下部層スイッチに向かうか、または上部層スイッチに向かうかを示すために、異なる色のコネクタを備えるケーブルが存在する場合がある。例えば、図5では、下部層スイッチ504の各々は、上部層コネクタ510のうちの1つではなく、下部層コネクタ512のうちの1つに接続されなければならない。1つの例では、各下部層コネクタ512は、青等の色で、下部層スイッチ504からの各ケーブルは、ここでは青である対応する色のコネクタを有するので、ケーブルをトランスポーズボックスに接続する人は、ケーブルがトランスポーズボックスの下部コネクタ側に接続されなければならないことを把握する。上部層コネクタ510は、赤等の異なる色にすることができるので、接続担当者は、不適切な接続を行うことが避けられる。
いくつかの実施形態において、ケーブルは、異なる色の代わりに(またはこれに加えて)、異なるキーイング手法620を有することができ、第1のキーイング手法622は、第1の場所にノッチを有し、第2のキーイング手法624は第2の場所にノッチを有する。異なる種類のノッチまたは他の物理的キーを使用することによって、ケーブルは、不正なコネクタに接続することが物理的にできない。上記の例を使用して、下部層スイッチ504からの各ケーブルは、第1のキーイング手法622を使用する場合があり、上部層コネクタ510が第2のキーイング手法624を使用する場合に、ケーブルは下部層コネクタ512のうちの1つにのみ接続することができることを保証する。いくつかの実施形態において、トランスポーズボックスのコネクタ全ては、構成要素の同じ側にある場合があるので、コネクタを色分けまたは他の区別する手法がさらに望ましい可能性があることを理解されたい。
いくつかの場合、配備は、各スイッチが配備ボックスの特定のコネクタに接続されることを要求する(または少なくとも意図する)場合がある。そのような場合、可能性として、スイッチの選択されたグループ内の各スイッチに対して固有のキーイングが存在することができる。例えば、図6には、コネクタ642内の拡張部分による手法、ノッチまたはカットアウト644による手法、コネクタ646外部の拡張部分による手法、および/または不規則な形状のコネクタ648を利用する手法を含む、いくつかの異なる種類のキーイング640が示され、各ケーブルは、配備ボックスの特定のスイッチおよび特定のコネクタにのみ接続することができる。手法は、キーイングの反復に起因してケーブルの誤った敷設が少なくとも極めて起こりそうにない場合、スイッチの他のグループおよび/またはネットワークの他の部分に再利用することができることを理解されたい。
また、図6に示される各コネクタは、中央に単一のケーブルまたはファイバを有するように見える場合があるが、多くの異なる構成および種類のコネクタが存在することができることも理解されたい。例えば、一対のファイバは、隣り合ったファイバのエンドポイントとなる場合があり、一方、ファイバの束は、同じファイバ束内に、または単一の光ファイバの一部として、いくつかの隣接したファイバを有する場合がある。他の場合、各ファイバは、コネクタに別々のエンドポイントを有する場合がある。例えば、異なる密度、非対称、またはその他特徴のあるMPOコネクタを使用することができる。ある種のコネクタ内で扱われる、別の種のコネクタよりファイバが多いペア、またはファイバが多いコアが存在することができる。コネクタは、通常のTx/Rxファイバペア、またはいくつかのマルチ経路またはマルチウェイファイバまたはケーブルのうちのいずれかを扱うことができる。明らかであるように、多種多様な他のオプションも使用することができる。
また、本明細書に提供される多くの例は、光ファイバおよび光ファイバ通信に関係するが、多様な実施形態に従う手法は、必要に応じて他の種類の電子信号送信および/またはデータ転送にも使用することができることも理解されたい。例えば、10GBASE−Tケーブルの能動または受動トランスポーズボックス等、トランスポーズボックスは電気配線で使用することができる。所望のメッシングを提供することに加えて、能動トランスポーズボックスは、信号が長距離にわたって伝播することを可能にするために、信号を増幅または再生することもできる。トランスポーズボックスは、10GBASE−KRまたは10GBASE−KX4、エッジコネクタ、およびカスタムケーブル敷設等、ツイストペアケーブルおよび広範囲の通信または搬送媒体に使用することもできる。
さらに、純粋なクロスベースの設計に沿って完全なメッシングまたは完全な接続性を提供しない、他の種類のトランスポーズボックスが使用されてもよい。例えば、トランスポーズボックスは、特定の数の直線通過接続(特に電気信号を増幅するために)を提供する場合がある。他の例では、トランスポーズボックスは、ボックスの1つの論理面の接続の一部が、同じ論理面の他のコネクタに戻るドラゴンフライまたはバタフライネットワークトポロジ等、異なるネットワークトポロジの実装を助けるために配線することができる。いくつかの例では、ケーブルアウトは、二重の容量を有し、2つの受信ケーブルからの情報を受容する場合がある。いくつかの実施形態では、ネットワークトポロジは、メッシングを実施するために実装されるトランスポーズボックスの選択を通して、選択および/または更新することができる。
ケーブル敷設の種類または他のそのような因子に応じて、使用されるコネクタの種類は、コネクタでのケーブルの適切な配向を確実にするように助けることもできる。例えば、10GBASE−Tは、ケーブルが適切な配向で設置されることを確実にするために、全てのコネクタで単一種類のキーを使用する(各ケーブル内の個別のワイヤ/ファイバは、複数のワイヤ/ファイバが使用されている場合に適当な場所に接続されるように)。このような配向ベースのキーイングは、ケーブルが適当な場所に正しい配向で接続されていることを確実にするために、例えば、色ベースのキーイングと組み合わせて使用することができる。多様な他のキーイング手法を組み合わせることができ、本明細書のあらゆる場所で検討される。2種類のキーイングは、ボックスの北面から南面への完全なファンアウトには十分である場合があるが、キーイング戦略は、ネットワークトポロジの複雑性が増すと、より複雑になり得る。例えば、ドラゴンフライネットワークトポロジは、各々が個別の1組のキーイング機構を備える、ローカルメッシュおよびグローバルメッシュを利用する場合がある。このため、少なくともいくつかの実施形態のキーイング手法は、実装されたトポロジに基づいて選択され、トポロジの各コネクタの固有のキーに従い、かつこれを含む、いくつかのキークラスが存在することができる。
いくつかの実施形態において、トランスポーズボックスは、ボックスの各論理面上の異なる種類のケーブルおよび/または接続を可能にすることができる。例えば、トランスポーズボックスは、伝送するために片側で受信された信号を、もう片側の異なる種類の信号を使用して再生するために、回路および/または構成要素を含むことができる。一例では、光ファイバは、トランスポーズボックスの北側に取り付けることができ、銅線が、トランスポーズボックスの南側に取り付けられ、トランスポーズボックスは、適切な媒体変換を実施することができる。特定の例では、長距離通信(例えば、インターネット上またはデータセンタのサーバ室から中央ネットワークスイッチまでの通信)を提供するために、トランスポーズボックスからの出力であるファイバチャネルをともなって、1GBASE−T接続は、データサーバとトランスポーズボックスとの間で使用することができる。光ファイバは現在銅線よりもはるかに高価であるので、このような手法は、可能な限り銅線を使用し、必要時に光ファイバを使用することができるという利点を提供することができる(メッシングはトランスポーズボックスによって実行されるので、これらの光ファイバのメッシングが不要であるため、必要なファイバの数を削減する)。いくつかの実施形態において、トランスポーズボックスは、物理的なワイヤレス接続の間でも変換することができ、各物理的接続は、適当なワイヤレス信号またはチャネルでメッシングされる。
本明細書に記載のようにトランスポーズボックスを使用することの別の利点は、ネットワークトポロジの専門性および複雑性がボックスの作成時に一括して管理されることである。このような機能性を実装することによって、データセンタの技術者は、多様なトポロジの複雑性を理解する必要がなく、その代わりに(適切なトポロジを実装する)適切なトランスポーズボックスを選択し、インストールすることだけが求められる。さらに、トランスポーズボックスは、製造工程中に迅速かつ容易に試験することができるので(正しい信号が適切なコネクタ間で伝送されることを確認すること等によって)、ネットワークインストールのこの部分に必要な予期しない、または複雑なトラブルシューティング工程が存在しない。ネットワーク障害がある場合、メッシュの個別のケーブルおよび接続全てを試験する長時間の工程とは対照的に、ボックスが問題であるかどうかを決定するために新しいボックスと比較的迅速に(例えば、約8分以内に)交換することができる。このような手法によって、ポート全てが直ちに使用されない場合、(最終の接続先の代わりに)トランスポーズボックスまでスペアのケーブルをつなぐことも可能になる。片側(例えば、北側)が既存の基盤に完全に配線された場合、南側に追加の構成要素を追加するためにネットワークをスケーリングすることは、新しい構成要素を直接トランスポーズボックスに接続することによって達成することができる。
図7は、少なくとも1つの実施形態に従い、少なくとも1つのトランスポーズボックスを使用してネットワークの少なくとも一部を配備するための工程700の例を示す。この例では、ネットワーク設計者、または他の適切な人員は、最初に、上記のクロスベースの部分等、特定のネットワーク部分702に利用される、ある種のネットワークトポロジを選択する。選択されたトポロジに基づいて、トランスポーズボックス内部のメッシングがそのトポロジを実装するように、対応するトランスポーズボックスが選択される704。トランスポーズボックス(および接続されるいくつかのネットワークデバイス)の適切なケーブル敷設が選択される706。上記のように、トランスポーズボックスは、異なる種類のキーイングを含むことができ、選択されたケーブル敷設の数および種類は、トランスポーズボックス上のコネクタの数および種類等の因子に依存することができる。トランスポーズボックスが、各論理面に異なる種類のケーブル敷設(例えば、光ファイバ対銅配線)を有する場合、適切なファイバ、ワイヤ、またはケーブルが選択され、および/または作成され、トランシーバ、媒体変換器、または他の必要な電子部品を信号経路に挿入することができる。各第1層デバイス(例えば、スイッチ)は、ケーブル敷設および/またはコネクタのキーイングによって指示される場合があるように、トランスポーズボックス708の第1の論理面上の適切なポートに接続される。各第2層デバイス(例えば、スイッチまたはネットワークホスト)は、ケーブル敷設および/またはコネクタのキーイングによって決定されてもよいように、トランスポーズボックス710の第2の論理面上の適切なポートに接続される。本明細書に記載のこの工程および他の工程に対して、その他記載のない限り、多様な実施形態の範囲内で、代替、追加、または類似のステップを類似または代替の順序、あるいは並列に実施することができることを理解されたい。選択された層のデバイスがトランスポーズボックスに接続されると、ネットワークがその意図された目的に利用できるように、任意の残りのネットワーク構成要素を配備することができる712。
記載のように、時間が経つと、しばしば、ネットワーク配備の規模をスケーリングまたは増加する必要がある。従来のシステムでは、これにはしばしば、ネットワークの相当な再ケーブル敷設が関与する。例えば、スイッチのグループが、24の第2層スイッチに完全に接続された24の第1層スイッチを有し、さらに24のスイッチがこれらの層のうちの1つに追加された場合、そのグループだけでも、約288本のケーブルを移動および/または追加することが必要である。しかしながら、1つの論理面上の48のスイッチを処理することが可能なトランスポーズボックスが、各デバイスをボックスに接続する単一のケーブルを用いて使用された場合、各追加のデバイスは、トランスポーズボックス上の正しい接続に接続することだけが必要であるので、24本の新しいケーブルだけを追加することが必要である。ここでも、これは、既存の手法よりも約90%の改善である。さらに、トランスポーズボックスは、従来の手法を使用して困難であっただろう、増分スケーリングを可能にする。
例えば、図8(a)は、3つの上部層スイッチ802が、トランスポーズボックス806を介して、3つの下部層スイッチ804の各々に完全に接続される、例示的な配備800を示す。この例では、初期配備中に接続されるよりも多くのスイッチを処理することが可能なトランスポーズボックスは初期に(または以降に)配備される。見られるように、デバイスの各々は依然として、もう一方の層の各デバイスに完全に接続される。
例えば、ネットワーク設計者が、各層に追加のスイッチを含むようにスケーリングしたい場合、設計者は、技術者に各層にスイッチを追加し、各スイッチをトランスポーズボックス上の適切なコネクタに接続するように指示することができる。図示のように、新しい上部層スイッチ822は、トランスポーズボックスの上部側の対応するコネクタに接続され、新しい下部スイッチ824は、トランスポーズボックスの下部側の対応するコネクタに接続される。この例のトランスポーズボックスは、各面のコネクタを完全にメッシングするので、各新しいスイッチは、各スイッチには単一の追加のケーブルだけが必要であったにもかかわらず、もう一方の面のスイッチすべてに完全に接続される。従来のシステム(各層に単一のスイッチを追加することさえもがオプションであると想定)では、これは、少なくとも7本の異なるケーブルに対して(過剰加入、バランス、またはネットワークの他の部分の他の問題のいかなる問題も無視)、各新しいスイッチからもう一方の層の各スイッチへ少なくとも1本のケーブルを必要とする。
図8(c)の例示的な構成840に示されるように、正しくメッシングされたトランスポーズボックスの使用は、ネットワークの非対称スケーリング(適当な場合)も可能にすることができる。この例では、ネットワークは、スパインスイッチの数の2倍多い、1組の下部層スイッチ(例えば、エッジおよびエグレス)の間に接続された1組の3つのスパインスイッチを用いて、3段階の折り返しクロスネットワークを実装するように、3つの追加の下部層スイッチ842が追加されるようにスケーリングすることができる。この例では、各追加の下部層スイッチは、スパインスイッチ(上部層)に完全に接続されているままで、単一のケーブルを使用して追加することができる。
さらにより非対称なスケーリング例860では、図8(d)は、スイッチ862が下部層に追加されているが、新しいスイッチの数が上部層スイッチ802の数の一部に過ぎない構成を示す。見られるように、ネットワークが許可する場合、スイッチを、一度に1つ以上、トランスポーズボックスの片側または両側に追加することができる。各追加のスイッチは、トランスポーズボックスに接続するために1本のケーブルのみ必要であり、接続はトランスポーズボックス806の内部メッシングによって処理される。
いくつかの事例において、費用またはサイズ制限等の態様によって、トランスポーズボックスの容量の少なくとも一部が直ちに使用されない場合に、初期に大型のトランスポーズボックスが実装することができない。いくつかの実施形態において、ネットワーク設計者は、技術者に特定のトランスポーズボックスを必要に応じてより大型のボックスと交換するように指示することができる。次いで、ネットワークは上記の手法のいずれかを使用してスケーリングすることができる。費用によって、古いボックスを使用しない限りボックスが交換されることがない他の実施形態で、またはほかの理由により、ネットワークのスケーリング時に追加のトランスポーズボックスを導入する可能性があり得る。そのような手法は、ネットワーク混雑および他のそのような問題を招きかねないため、全ての状況で最適ではない場合があるが、少なくともいくつかの状況では実装および維持がより安価であり得る。
例えば、図9(a)の例示的な構成900を検討する。この例では、上部層スイッチ902および下部層スイッチ904を接続するために、単一のトランスポーズボックス906が使用される。いくつかの実施形態では、トランスポーズボックス上のコネクタ全てが使用されるが、この例では、トランスポーズボックスの各論理面で利用可能のままの1つのコネクタが存在する。2つの追加のスイッチが各層に追加されるようにスケーリングされるネットワークでは、図9(b)の例920に示されるように、別のトランスポーズボックス922を追加することができる。この例では、追加のスイッチを処理するために、第2のトランスポーズボックス922が追加される。しかしながら、トランスポーズボックスが別々であるため、第1のトランスポーズボックス906に接続されたスイッチと、第2のトランスポーズボックス922に接続されたスイッチとの間に完全な接続性は存在しない。この例では、トランスポーズボックス間に少なくとも1つの経路924を提供するために、各トランスポーズボックスの上部層および下部層の各々の利用可能なコネクタを使用することができる。経路は、少なくとも1つのケーブル、ファイバ、束、追加のトランスポーズボックス、および/あるいは任意の他の適当な通信または接続デバイスを使用して実装することができる。このような方式でボックスを連結することによって、上部層スイッチの各々と下部層スイッチの各々との間に経路が存在する。図中の太線によって示されるように、上部層スイッチ「2」は、ボックス間の接続経路924を使用して、下部層スイッチ「3」と接続することができる。その上、接続経路に使用されたコネクタが利用可能であったので、いくつかの実施形態では、ボックスは、単一のケーブルまたは1対のケーブルを使用して接続することができる。上記のように、接続経路924は、あるシステムでは混雑の点であり得るので、手法はある実装では実践的ではない場合がある。しかしながら、このような手法の追加の利点は、追加の構成要素を接続する間に、ネットワークのいずれの機能部分をも切断する必要がないことである。例えば、より小型のネットワークボックスが交換される場合、そのボックスの接続性はインストールの期間に利用不可となる。しかしながら、本来のトランスポーズボックスおよび接続性を変更しない場合、性能にはかかる冗長性が存在しない。このため、このような状況のトランスポーズボックスは、容量を追加時に安全ゾーンとしても機能する。いくつかの事例では、システムは、所定の規模を意図して設計される可能性があるが、初期の配備では4つに1つのトランスポーズボックス等、一部だけが初期に実装される。ネットワークがスケーリングするにつれて、必要に応じて追加のトランスポーズボックス(および他の構成要素)を追加することができる。かかる手法は、従来のスケーリング作業を実施するのではなく、2つの別々のファブリックを接続するためにも使用することができる。かかる手法では、必要に応じて既存のスイッチを再構成することができる限り、いずれかのファブリックのどのスイッチも変更する必要がない。
いくつかの実施形態において、冗長性のため、および/またはネットワークトラフィックの少なくとも一部のネットワーク障害の単一ポイントを防止するために、追加のトランスポーズボックスが配備され、使用される場合がある。例えば、図9(c)は、3つの上部層スイッチ902および3つの下部層スイッチ904があり、各々、第1のトランスポーズボックス942によって完全に接続される例を示す。スイッチはまた、第2のトランスポーズボックス942を使用して接続される。このような配備は冗長性を提供し、トランスポーズボックスのうちの1つに問題が発生した、またはトランスポーズボックスのうちの1つが除去された場合にネットワークが機能し続けることを可能にする。いくつかの実施形態において、冗長性は、設計の一部として構築することができる。他の実施形態において、第2のトランスポーズボックス942は、可能な場合に冗長性のために使用することができ、図9(b)を参照して記述したように、スケーリングが所望される場合に追加のスイッチのために使用することができる。一実施形態において、約24の上部層スイッチおよび約48の下部層スイッチを含むスイッチのグループは、グループは現在のネットワーク設計に従ってさらにスケーリングすることができない場合があるが、冗長性の目的で4つのトランスポーズボックス(必要な数のポート等を想定)によって接続される場合がある。
図10は、多様な実施形態に従い使用することができるトランスポーズボックスを使用してネットワークをスケーリングするための例示的な工程1000を示す。この例では、少なくとも1つのトランスポーズボックスを含む少なくとも1つの部分を含む、ネットワーク設計の初期段階が配備される1002。配備されると、ネットワークは、意図どおりに動作することができる1004。何らかの時点で、ネットワーク部分のいくらかの容量をスケールアップまたは増加させるという決定が行われる1006。この決定は、いくつかの実施形態では、容量の閾値に到達または到達することの予測の検出に応答して等、自動的に行うことができ、および/またはネットワーク管理者が容量を増加することを示す等、手動で行うことができる。明らかなように、多くの他のそのような決定が行われ、かつ/または伝えられる。
少なくともいくつかの実施形態において、増加を処理するために、必要な種類の、適当な数の利用可能な接続が存在するかどうかが、最初に決定される1008。その場合、追加のデバイス(例えば、スイッチまたはホスト)またはネットワーク部分をトランスポーズボックスの利用可能なコネクタに接続することができ1010、拡張されたネットワークは意図どおりに動作することができる。十分な数の利用可能なコネクタが存在しない場合、少なくともいくつかの実施形態では、ネットワーク部分で、アップグレードされたボックスが利用可能であるか、および/またはインストールすることが可能であるかどうかの決定が行われる1012。アップグレードされたボックスが利用可能かつ可能である場合、トランスポーズボックスは、より大型のボックス(少なくとも接続の面からであって、必ずしもサイズではない)と交換することができ1014、追加のデバイスは所望に応じて接続することができる。より大型のボックスが利用できない場合、少なくとも1つの追加のトランスポーズボックスをネットワーク部分に追加することができ1016、トランスポーズボックスは、選択されたネットワークトポロジに従って必要に応じて接続することができる1018。上記のように、新しいまたは追加のボックスは、必要な接続の数および/または種類に加えて、少なくとも部分的にネットワークトポロジに基づいて選択することができる。ネットワークトポロジが変更され、新しいトポロジを実装するために追加または代替のトランスポーズボックスが選択された場合、同様な工程を使用できることを理解されたい。さらに、いくつかの実施形態において、複雑なトポロジを実装するために、ネットワーク構成要素間で複数のレベルのトランスポーズボックスが存在することができる。
上述のように、多様な実施形態は、いくつかの場合には、任意のいくつかのアプリケーションを操作するために使用することができる、1つ以上のユーザコンピュータ、コンピューティングデバイス、または処理デバイスを含むことができる、多種多様な動作環境で実装することができる。ユーザまたはクライアントデバイスは、標準のオペレーティングシステムを稼動しているデスクトップまたはラップトップコンピュータ等のいくつかの汎用パーソナルコンピュータ、ならびにモバイルソフトウェアを稼動し、いくつかのネットワークおよびメッセージングプロトコルをサポートすることが可能であるセルラー、ワイヤレス、およびハンドヘルドデバイスのうちのいずれかを含むことができる。このようなシステムはまた、多種多様な市販のオペレーティングシステム、ならびに開発およびデータベース管理等の目的の他の周知のアプリケーションのうちのいずれかを稼動するいくつかのワークステーションを含むことができる。これらのデバイスはまた、ネットワークを経由して通信することが可能なダミー端末、シンクライアント、ゲームシステム、および他のデバイス等、他の電子デバイスを含むことができる。
また、多様な態様も、サービス指向設計の一部であってもよいように、少なくとも1つのサービスまたはウェブサービスの一部として実装することができる。ウェブサービス等のサービスは、拡張可能マークアップ言語(XML)フォーマットのメッセージを使用し、SOAP(「シンプルオブジェクトアクセスプロトコル」から派生)等の適当なプロトコルを使用して交換する等して、任意の適当な種類のメッセージングを使用して通信することができる。このようなサービスによって提供または実行されるプロセスは、ウェブサービス記述言語(WSDL)等の任意の適当な言語で作成することができる。WSDL等の言語を使用することによって、多様なSOAPフレームワークのクライアントサイドコードの自動生成等の機能が可能になる。
ほとんどの実施形態は、TCP/IP、OSI、FTP、UPnP、NFS、およびCIFS等、多種多様な市販されているプロトコルのうちのいずれかを使用する通信をサポートするために、当業者が熟知しているであろう、少なくとも1つのネットワークを利用する。例えば、ネットワークは、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、仮想プライベートネットワーク、インターネット、イントラネット、エクストラネット、公共回線電話網、赤外線ネットワーク、無線ネットワーク、およびこれらの任意の組み合わせであり得る。
ウェブサーバを利用する実施形態において、ウェブサーバは、HTTPサーバ、FTPサーバ、CGIサーバ、データサーバ、Java(登録商標)サーバ、およびビジネスアプリケーションサーバを含む、多様なサーバまたは中間層アプリケーションのうちのいずれかを稼動することができる。サーバはまた、Java、C、C#またはC++、あるいはPerl、Python、またはTCL等の任意のスクリプト言語、ならびにこれらの組み合わせ等、任意のプログラム言語で作成された1つ以上のスクリプトまたはプログラムとして実装されてもよい、1つ以上のウェブアプリケーションを実行することによって等、ユーザデバイスからのリクエストに応答して、プログラムまたはスクリプトを実行することが可能であってもよい。サーバはまた、これらに限定されないが、Oracle(登録商標)、Microsoft(登録商標)、Sybase(登録商標)、およびIBM(登録商標)から市販されているデータベースサーバを含んでもよい。
環境は、上記のように、多様なデータストアならびに他のメモリおよび記憶媒体を含むことができる。これらは、コンピュータのうちの1つ以上にローカルの(および/または内部に常駐)、あるいはネットワーク全体のコンピュータのうちのいずれかまたは全てからリモートの記憶媒体等、多様な場所に常駐することができる。特定の組の実施形態において、情報は、当業者が熟知するストレージエリアネットワーク(以下「SAN」)の中に存在してもよい。同様に、コンピュータ、サーバ、または他のネットワークデバイスに帰属する機能を実施するために必要な任意のファイルは、必要に応じて、ローカルおよび/またはリモートに記憶されてもよい。システムがコンピュータデバイスを含む場合、そのようなデバイス各々は、バスを介して電気的に連結されてもよいハードウェア要素を含むことができ、要素として、例えば、少なくとも1つの中央処理装置(CPU)、少なくとも1つの入力デバイス(例えば、マウス、キーボード、コントローラ、タッチ画面、またはキーパッド)、および少なくとも1つの出力デバイス(例えば、表示デバイス、プリンタ、またはスピーカ)が挙げられる。かかるシステムはまた、ランダムアクセスメモリ(以下「RAM」)、または読み取り専用メモリ(以下「ROM」)、ならびに取り外し可能媒体デバイス、メモリカード、フラッシュカード等のディスクドライブ、光学式記憶装置、およびソリッドステート記憶装置などの1つ以上の記憶装置も含んでもよい。
かかるデバイスはまた、コンピュータ可読ストレージ媒体リーダー、通信デバイス(例えば、モデム、ネットワークカード(無線または有線)、赤外線通信デバイス等)、および上記のような実働メモリも含むことができる。コンピュータ可読ストレージ媒体リーダーは、コンピュータ可読情報を一時的および/またはより永久的に含み、記憶、伝送、および呼び出すための、リモート、ローカル、固定、および/または取り外し可能記憶装置、ならびに記憶媒体を代表する、コンピュータ可読ストレージ媒体と接続、またはこれを受容するように構成することができる。システムおよび多様なデバイスはまた典型的に、クライアントアプリケーションまたはウェブブラウザ等、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを含む、いくつかのソフトウェアアプリケーション、モジュール、サービス、または少なくとも1つの実働メモリデバイス内部に位置する他の要素も含む。代替の実施形態は、上記からの数多くの変形を有してもよいことを理解されたい。例えば、カスタマイズされたハードウェアが使用される場合もあり、かつ/または特定の要素が、ハードウェア、ソフトウェア(アプレット等の移植可能ソフトウェアを含む)、または両方に実装される場合がある。さらに、ネットワーク入力/出力デバイス等の他のコンピューティングデバイスへの接続が採用されてもよい。
コード、またはコードの一部を含むための記憶媒体およびコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光学式ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、シングルレベルセル(SLC)およびマルチレベルセル(MLC)の様なソリッドステートフラッシュメモリを使用するソリッドステートドライブ(SSD)、あるいは所望の情報を記憶するために使用することができ、システムデバイスによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含む、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータ等の情報の記憶および/または伝送のための任意の方法または技術において実装された揮発性および不揮発性の取り外し可能なおよび固定の媒体等であるがこれらに限定されない記憶媒体および通信媒体を含む、当技術分野において周知または使用される任意の適当な媒体を含むことができる。本明細書に提供された開示および教示に基づいて、当業者は、多様な実施形態を実装するための他の方式および/または方法を理解するであろう。
明細書および図面は、したがって、制限の意味ではなく、説明として解釈されるべきである。しかしながら、請求項に記載の本発明の広義の精神および範囲から逸脱することなく、そこに多様な変形および変更が行われてもよいことは自明である。
項1.
物理的支持構造と、
物理的支持構造によって支持された1組のネットワークコネクタであって、各々が複数のネットワークコネクタを含む、第1の論理グループと第2の論理グループとに分割され、各ネットワークコネクタが、信号を伝送するためのネットワークケーブルを受容するように構成される、1組のネットワークコネクタと、
複数の接続媒体であって、接続媒体の各々のインスタンスは、信号が、第1の論理グループのネットワークコネクタに接続されたネットワークケーブルと、第2の論理グループのネットワークコネクタに接続されたネットワークケーブルとの間で通信されることを可能にするように、第1の論理グループのネットワークコネクタのうちの1つを、第2の論理グループのネットワークコネクタのうちの1つに接続し、第1のグループの各ネットワークコネクタが、第2のグループの各ネットワークコネクタに接続され、第2のグループの各ネットワークコネクタが、第1のグループの各メンバーに接続されるように構成される、複数の接続媒体と、を備える、ネットワークトランスポーズボックス。
項2.第1のグループのネットワークコネクタに接続された各ネットワークデバイスは、各ネットワークデバイスとトランスポーズボックスとの間の単一のネットワークケーブルを使用して、第2のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続された各ネットワークデバイスに接続されることが可能である、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項3.第1のグループの少なくとも1つのネットワークコネクタに接続された少なくとも1つのネットワークデバイスは、ネットワークデバイスとトランスポーズボックスとの間の複数のネットワークケーブルを使用して、第2のグループのネットワークコネクタのうちの少なくとも1つに接続された少なくとも1つのネットワークデバイスに接続されることが可能である、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項4.第1および第2のグループのコネクタのうちの少なくとも1つは、コネクタに接続されることが可能である、ネットワークケーブルの種類を制限するようにキーイングされる、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項5.第1のグループのコネクタの中のコネクタのうちの少なくとも1つは、第1のブループのコネクタの中の少なくとも1つの他のコネクタとは異なるキーイングを有する、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項6.第1のグループおよび第2のグループのコネクタの中のネットワークコネクタの各々は、他のネットワークコネクタに関して固有のキーイングを有する、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項7.接続媒体は、電気信号を伝送することが可能な電気ワイヤおよび光信号を伝送することが可能な光ファイバの少なくとも1つを含む、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項8.第1のグループのネットワークコネクタには、第2のグループのネットワークコネクタとは異なる数のネットワークコネクタが存在する、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項9.接続媒体は、第1のグループのネットワークコネクタに接続されたネットワークデバイスと、第2のグループのネットワークコネクタに接続されたネットワークデバイスとの間にクロスネットワークトポロジを実装するように構成される、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項10.少なくとも第3のグループのネットワークコネクタをさらに備え、接続媒体は、第3のグループのネットワークコネクタを、第1のグループ、第2のグループ、第3のグループ、または第4のグループのネットワークコネクタのうちの少なくとも1つと接続するように構成される、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項11.第1の論理グループおよび第2の論理グループのネットワークコネクタとは別の少なくとも1つのループバックネットワークコネクタをさらに備える、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項12.接続媒体は、ネットワークトランスポーズボックスに接続されたデバイスに関して、バタフライまたはドラゴンフライネットワークトポロジを実装するように構成される、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項13.1組のネットワークコネクタの全ては同じ寸法および種類である、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項14.第1のグループのネットワークコネクタは、第2のグループのネットワークコネクタとは異なる種類のネットワークケーブルを受容するように選択される、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項15.
第1のグループのネットワークコネクタと第2のグループのネットワークコネクタとの間で通過する信号を変換するための回路をさらに備える、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項16.回路は、光信号と電気信号との間で信号を変換する、項15に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項17.
第1のグループのネットワークコネクタと第2のグループのネットワークコネクタとの間で伝送される信号を増幅するための増幅回路をさらに備える、項1に記載のネットワークトランスポーズボックス。
項18.データ伝送ネットワークであって、
第1の層のネットワークスイッチであって、各々が外部ネットワーク上でデータを受信および伝送することが可能なネットワークスイッチと、
第2の層のネットワークデバイスであって、各々がネットワークスイッチのうちの少なくとも1つからデータを受信および伝送することが可能なネットワークデバイスと、
第1のグループのネットワークコネクタと第2のグループのネットワークコネクタとを備えるネットワークトランスポーズボックスであって、第1のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は各々、第2のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続され、第2のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は各々、第1のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続されている、ネットワークトランスポーズボックスと、を備え、
第1の層のネットワークスイッチの各々は、単一のネットワークケーブルを使用して第1のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、第2の層のネットワークデバイスの各々は、単一のネットワークケーブルを使用して第2のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、
第1のグループおよび第2のグループのネットワークコネクタを接続する通信媒体のメッシングは、第1の層の複数のスイッチが各々トランスポーズボックスを経由して第2の層の複数のデバイスに接続される、ネットワークトポロジを実装する、データ伝送ネットワーク。
項19.ネットワークトポロジは、クロスネットワークトポロジ、バタフライネットワークトポロジ、ドラゴンフライネットワークトポロジ、あるいはこれらの組み合わせまたは変形のうちの1つである、項18に記載のデータ伝送ネットワーク。
項20.ネットワークトランスポーズボックスのネットワークコネクタの少なくとも一部は、適切な種類のネットワークスイッチまたはネットワークデバイスへの接続を確実にするようにキーイングされる、項18に記載のデータ伝送ネットワーク。
項21.
第1のグループのネットワークコネクタと第2のグループのネットワークコネクタとの間で通過する信号を変換するための回路をさらに備える、項18に記載のデータ伝送ネットワーク。
項22.
接続の冗長性を提供するために、第1の層のネットワークスイッチを第2の層のネットワークデバイスと接続する少なくとも1つの追加のネットワークトランスポーズボックスをさらに備える、項18に記載のデータ伝送ネットワーク。
項23.データ伝送ネットワークを配備する方法であって、
データ伝送ネットワークのうちの少なくとも1部のためのネットワークトポロジを選択することと、
選択されたネットワークトポロジに少なくとも部分的に基づいて、複数の通信媒体を使用して接続された複数のネットワークコネクタを含むネットワークトランスポーズボックスを選択することであって、通信媒体が、ネットワークトポロジを実装する方式においてメッシングされ、ネットワークコネクタが、第1のグループのネットワークコネクタと第2のグループのネットワークコネクタとに論理的に分割され、第1のグループのネットワークのうちの少なくとも一部が各々、選択されたネットワークトポロジに従って、第2のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続されている、ネットワークトランスポーズボックスを選択することと、
第1の組のネットワークデバイスを、第1のグループのネットワークコネクタのうちの少なくとも一部に接続し、第2の組のネットワークデバイスを、第2のグループのネットワークコネクタのうちの少なくとも一部に接続することであって、ネットワークデバイスの各々が、単一のネットワークケーブルを使用してネットワークコネクタのうちの1つに接続されている、接続することと、を含み、
第1の組のデバイスは、選択されたネットワークトポロジに従って、第2の組のデバイスと通信することが可能である、方法。
項24.ネットワークトポロジは、クロスネットワークトポロジ、バタフライネットワークトポロジ、ドラゴンフライネットワークトポロジ、あるいはこれらの組み合わせまたは変形のうちの1つである、項23に記載の方法。
項25.複数のトランスポーズボックスは、選択されたネットワークトポロジを実装するように接続され、各トランスポーズボックスは、選択されたネットワークトポロジのうちの一部を実装する、項23に記載の方法。
項26.ネットワークトランスポーズボックスを選択することはさらに、第1の層のネットワークデバイスと第2の層のネットワークデバイスとの間で伝送される信号の種類に基づく、項23に記載の方法。
項27.コンピューティングデバイスによって実行される時、コンピューティングデバイスに、
ネットワーク配備によって提供される少なくとも1つのリソース容量を示す情報を受信することと、
ネットワーク配備に使用されるネットワークトポロジを識別することと、
ネットワーク配備に使用されるネットワークデバイスを識別することと、
ネットワークトポロジおよび少なくとも1つのリソース容量に少なくとも部分的に基づいて、第1の層のネットワークデバイスを第2の層のネットワークデバイスに接続する際に使用される少なくとも1つのネットワークトランスポーズボックスであって、ネットワークトランスポーズボックスが、複数の通信媒体を使用して接続された複数のネットワークコネクタを含み、通信媒体が、ネットワークトポロジを実装する方式でメッシングされ、ネットワークコネクタが、第1の層に接続するための第1のグループのネットワークコネクタと第2の層に接続するための第2のグループのネットワークコネクタとに論理的に分割され、第1のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部が各々、選択されたネットワークトポロジに従って第2のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続されている、ネットワークトランスポーズボックスを選択することと、
トランスポーズボックスならびに第1の層および第2の層の少なくとも1つのネットワークデバイスの種類に少なくとも部分的に基づいて、第1の層のネットワークおよび第2の層のネットワークデバイスの各々をトランスポーズボックスのネットワークコネクタのうちの1つに接続するためのケーブル敷設を選択することと、
選択されたトランスポーズボックスの種類を含む接続情報を生成し、ネットワーク配備の少なくとも一部を物理的に設置する際に、設置者によって使用するための選択されたケーブル敷設を識別することと、を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。

Claims (12)

  1. データ送信ネットワークのサイズを増加させる方法であって、
    データ送信ネットワークに追加する更なる複数のネットワークデバイスを判断するステップであって、前記データ送信ネットワークは、各々がデータを受信および送信することができる少なくとも第1の層および第2の層のネットワークデバイスを含み、前記第1の層のネットワークデバイスは、ネットワークトランスポーズボックスの第1のグループのネットワークコネクタに接続され、前記第2の層のネットワークデバイスは、前記ネットワークトランスポーズボックスの第2のグループのコネクタに接続され、前記第1のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は、それぞれ通信媒体のメッシングを用いて前記第2のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続され、前記第2のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は、それぞれ前記メッシングを用いて前記第1のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続され、前記通信媒体のメッシングは、選択されたネットワークトポロジを実装して前記第1および第2の層のネットワークデバイスを接続し、前記第1の層のネットワークデバイスの各々は、単一のネットワークケーブルを用いて前記第1のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、および前記第2の層のネットワークデバイスの各々は、単一のネットワークケーブルを用いて前記第2のグループのうちのネットワークコネクタのうちの1つに接続される、ステップと、
    前記ネットワークトポロジを用いて、前記更なる複数のネットワークデバイスをサポートするために必要な前記第1および第2のグループのネットワークコネクタの各々に対し、更なる複数のネットワークコネクタを判断するステップと、
    前記第1および第2のグループのネットワークコネクタについて、前記ネットワークトランスポーズボックスを、少なくとも前記更なる複数のネットワークコネクタを有する異なるトランスポーズボックスに置き換えるステップと
    を備え、前記更なるネットワークデバイスの各々は、前記ネットワークトランスポーズボックスへの単一のケーブル接続を用いて、前記ネットワークに追加することができ、
    以前に接続された各デバイスは、前記以前に接続されたデバイスから前記ネットワークトランスポーズボックスへの単一のケーブル接続を用いて、前記ネットワークトポロジに応じて、任意の以前の他のネットワークデバイスおよび任意の更なるネットワークデバイスに接続することができる、方法。
  2. 前記異なるネットワークトランスポーズボックスは、異なるネットワークトポロジを実装する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択されたネットワークトポロジは、クロス(Clos)ネットワークトポロジ、バタフライネットワークトポロジ、ドラゴンフライネットワークトポロジ、またはこれらの組み合わせもしくは変形のうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記異なるネットワークトランスポーズボックスは、前記置き換えられたネットワークトランスポーズボックスではなく少なくとも1つの異なるキーイングがなされたネットワークコネクタを含む、請求項1に記載の方法。
  5. データ送信ネットワークのサイズを増加させる方法であって、
    データ送信ネットワークに追加する更なる複数のネットワークデバイスを判断するステップであって、前記データ送信ネットワークは、各々がデータを受信および送信することができる少なくとも第1の層および第2の層のネットワークデバイスを含み、前記第1の層のネットワークデバイスは、第1のネットワークトランスポーズボックスの第1のグループのネットワークコネクタに接続され、前記第2の層のネットワークデバイスは、前記第1のネットワークトランスポーズボックスの第2のグループのコネクタに接続され、前記第1のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は、それぞれ通信媒体のメッシングを用いて2以上の前記第2のグループのネットワークコネクタに接続され、前記第2のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は、それぞれ前記メッシングを用いて2以上の前記第1のグループのネットワークコネクタに接続され、前記通信媒体のメッシングは、選択されたネットワークトポロジを実装して前記第1および第2の層のネットワークデバイスを接続し、前記第1の層のネットワークデバイスの各々は、単一のネットワークケーブルを用いて前記第1のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、および前記第2の層のネットワークデバイスの各々は、単一のネットワークケーブルを用いて前記第2のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続される、ステップと、
    前記ネットワークトポロジを用いて、更なる複数のネットワークデバイスをサポートするために必要な前記第1および第2のグループのネットワークコネクタの各々に対し、更なる複数のネットワークコネクタを判断するステップと、
    前記第1および第2のグループのネットワークコネクタについて、少なくとも前記更なる複数のネットワークコネクタを有する少なくとも第2のネットワークトランスポーズボックスを追加するステップと、
    前記選択されたネットワークトポロジに応じて、前記デバイスを接続するために、前記第1のネットワークトランスポーズボックスおよび前記少なくとも第2のネットワークトランスポーズボックスを接続するステップと
    を含み、
    前記更なるネットワークデバイスの各々は、前記少なくとも第2のネットワークトランスポーズボックスへの単一のケーブル接続を用いて、前記ネットワークに追加することができ、
    以前に接続された各デバイスは、前記以前に接続されたデバイスから前記第1のネットワークトランスポーズボックスへの単一のケーブル接続を用いて、前記ネットワークトポロジに応じて、任意の以前の他のネットワークデバイスおよび任意の更なるネットワークデバイスに接続することができる、方法。
  6. 前記第1および第2のネットワークトランスポーズボックスに接続されたとき、異なるネットワークトポロジを実装する少なくとも第3のネットワークトランスポーズボックスを追加する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記選択されたネットワークトポロジは、クロス(Clos)ネットワークトポロジ、バタフライネットワークトポロジ、ドラゴンフライネットワークトポロジ、またはこれらの組み合わせもしくは変形のうちの1つである、請求項5に記載の方法。
  8. 前記少なくとも第2のネットワークトランスポーズボックスは、前記第1のネットワークトランスポーズボックスではなく少なくとも1つの異なるキーイングがなされたネットワークコネクタを含む、請求項5に記載の方法。
  9. データ送信ネットワークにおけるスケーラビリティを提供する方法であって、
    少なくとも第1の層および第2の層のネットワークデバイスを準備するステップであって、各ネットワークデバイスは、データを受信および送信することができる、ステップと、
    前記第1の層のネットワークデバイスを、第1のネットワークトランスポーズボックスの第1のグループのネットワークコネクタ、および第2のネットワークトランスポーズボックスの第1のグループのネットワークコネクタに接続するステップと、
    前記第2の層のネットワークデバイスを、前記第1のネットワークトランスポーズボックスの第2のグループのネットワークコネクタ、および前記第2のネットワークトランスポーズボックスの第2のグループのネットワークコネクタに接続するステップであって、前記第1および第2のネットワークトランスポーズボックスの各々における前記第1のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は、それぞれ通信媒体のメッシングを用いて同一のネットワークトランスポーズボックス内の前記第2のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続され、前記第1および第2のネットワークトランスポーズボックスの各々における前記第2のグループのネットワークコネクタの少なくとも一部は、それぞれ前記メッシングを用いて同一のネットワークトランスポーズボックスにおける前記第1のグループのネットワークコネクタのうちの2つ以上に接続され、前記通信媒体のメッシングは、前記第1および第2の層のネットワークデバイスを接続するための各ネットワークトランスポーズボックスにおいて選択されたネットワークトポロジを実装する、ステップと
    を含み、
    前記第1の層のネットワークデバイスの各々は、単一のネットワークケーブルを用いて前記第1のネットワークトランスポーズボックスの第1のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、および単一のネットワークケーブルを用いて前記第2のネットワークトランスポーズボックスの第2のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、
    前記第2の層のネットワークデバイスの各々は、単一のネットワークケーブルを用いて前記第1のネットワークトランスポーズボックスの第2のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、および単一のネットワークケーブルを用いて前記第2のネットワークトランスポーズボックスの第2のグループのネットワークコネクタのうちの1つに接続され、前記第1および第2のトランスポーズボックスへの接続は、前記ネットワークデバイスの各々に対する冗長な接続を提供し、
    更なるネットワークデバイスは、前記冗長な接続のうちの1つを前記第2のトランスポーズボックスへ移動して、既に接続された他のネットワークケーブルのいずれかを移動する必要なく前記更なるネットワークデバイスに接続することにより、前記データ送信ネットワークに追加することができ、方法。
  10. 前記データ送信は、前記接続が冗長であり、前記第1および第2のネットワークトランスポーズボックスのうちの他方が利用不可能なとき、前記第1および第2のネットワークトランスポーズボックスのうちの一方の期間に発生することができる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記選択されたネットワークトポロジは、クロス(Clos)ネットワークトポロジ、バタフライネットワークトポロジ、ドラゴンフライネットワークトポロジ、またはこれらの組み合わせもしくは変形のうちの1つである、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第2のネットワークトランスポーズボックスは、前記第1のネットワークトランスポーズボックスではなく少なくとも1つの異なるキーイングがなされたネットワークコネクタを含む、請求項9に記載の方法。
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