JP2013230498A - プロジェクション溶接の電極およびその放熱方法 - Google Patents

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好高 青山
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Abstract

【課題】溶接熱の放熱性を高めるプロジェクション電極およびその放熱方向を提供する。
【解決手段】本体6と、本体6の端部に結合された細長い放熱管42と、放熱管42に形成された部品2の受入孔45と、放熱管42の先端に形成された通電端面47と、本体6内に配置され受入孔45に挿入された部品に吸引磁力を付与する磁石15と、部品に吸着して磁石15の吸引磁力を部品に伝達するとともに、受入孔45内に延びている断熱部材49を有し、部品から通電端面47に伝熱された溶接熱は放熱管42から放熱され、部品から断熱部材49に伝熱された溶接熱は断熱部材49に蓄熱されるとともに、放熱管42から放熱されるように構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、プロジェクション溶接の電極およびその放熱方法に関するもので、電気抵抗溶接の溶接熱を効果的に放熱するものである。
特許第4273185号公報には、本発明に近いと思われるプロジェクション溶接の電極が記載されている。
そこに記載されている先行技術を図2にしたがって説明する。
ここでの部品2はプロジェクションボルトであり、雄ねじが切られた軸部3、軸部3と一体の円形のフランジ部4および軸部3とは反対側のフランジ中央部に形成された円形の溶着用突起5から構成されている。以下の説明において、プロジェクションボルトを単にボルトと表現する場合もある。
可動電極である電極1の本体6は円筒型であり、ねじ部9で分解可能に結合したクロム銅製の溶接側部材7と、同じくクロム銅製の固定側部材8とで構成されている。溶接側部材7の先端にはベリリウム銅製の端蓋10がねじ部11で取り外し可能に結合されている。なお、符号10aは端蓋10の貫通孔10cに装着した絶縁筒を指し、符号10bはフランジ部4の上面に密着する通電端面を指している。この絶縁筒10aは、耐熱性や耐摩耗性に優れた合成樹脂などの絶縁材料で構成され、例えば、ガラス繊維が混入されたエポキシ樹脂が用いられている。固定側部材8は、端部に冷却孔13を備えている。
本体6は前述のように断面が円形であり、その内部には円筒形のガイド筒12が挿入されている。ガイド筒12は、たとえばベークライト、ポリアミド、PTFE等の絶縁性材料で構成されている。ガイド筒12は、大径部17と小径部18とからなる断面円形の貫通孔を有する。大径部17内には磁石の容器14が摺動可能な状態で挿入され、小径部18には鉄製のガイドピン16が挿入されている。
カップ型の容器14には永久磁石15をはめ込んであり、容器14とガイドピン16は、ガイドピン16の端面が永久磁石15に密着した状態で溶接してある。小径部18は、ボルト2の軸部3の受入孔としての役割を果たし、端蓋10の貫通孔10cおよび絶縁筒10aがこの受入孔18に合致した状態で連通している。なお、この受入孔にも小径部と同じ符号18が用いられている。
ガイドピン16の下端部は、受入孔18の途中までとされ、こうすることによって軸部3が受入孔18に進入できるようになっている。つまり、ガイドピン16の下端部は、ガイド筒12に形成された受入孔18の途中まで延びており、端蓋10の貫通孔10cや絶縁筒10aの箇所まで延びていない状態となっている。軸部3が受入孔に挿入されている状態では、軸部3の端面がガイドピン16の下端部に密着している。そして、軸部3の端面がガイドピン16の下端部に密着している状態では、フランジ部4の上面と端蓋10の通電端面10bとの間に空隙Cが形成されている。このような空隙Cが形成されるように、ガイドピン16や受入孔18等の長さが設定されている。
固定側部材8は、ガイド筒12の大径部17に連通する有底の孔を有し、その底部に導通用の座金21を収容した絶縁材料(たとえばPTFE)製の絶縁カップ20をはめ込んである。座金21と容器14との間に圧縮コイルばね22が介在し、その弾力によって容器14を図の下向きに、座金21を図の上向きに押している。圧縮コイルばね22の弾力は、大径部17と小径部18の境界に形成された段部28によって受け止められている。座金21には電線23が接続され、絶縁管24内を通って外部に導き出されている。もう一方の電線25は本体6(固定側部材8)に接続されている。これらの電線23,25は検知装置38に繋がっている。
ボルト2を受入孔18に供給する手段は、矢線26で示すようなスクエアーモーションをする供給ロッド29である。供給ロッド29の端部には、先端側に開放している凹部30が形成され、ここにフランジ4と溶着用突起5が受け入れられるもので、ボルト2を保持するために永久磁石31が凹部30の底部に埋設されている。
冷却用の流体が通過する冷却通路32が本体6の円周方向に形成してある。冷却通路32は、ガイド筒12に形成されている。冷却通路32はガイド筒12の外周に円周方向に形成された環状溝33によって提供されている。環状溝33は、ガイド筒12の軸方向長さのほぼ中央付近に位置付けられている。正確には環状溝33は、ガイド筒12の軸方向長さの中央から端蓋10に近付けた箇所に配置してある。また、冷却通路32を環状溝33の形態で形成することによりガイド筒12に薄肉部27が形成されている。そして、この薄肉部27は冷却通路32と容器14の間に存在している。
溶接側部材7に入口管34と出口管35が取り付けられ、環状溝33に冷却水を供給し、また、排出するようになっている。符号39は、ガイド筒12と本体6との間で冷却水の封止を行うためのOリングを指している。また、ガイド筒12の座金21側の端部に近い箇所には、円周方向のシール溝40が形成され、その中に接着剤41が充填してある。こうすることにより、万一、冷却水がOリング39を通過したとしても、それが隙間を通って大径部17から座金21にまで達するのを確実に防止する。
電極1の進退軸線と同軸状態で固定電極36が配置され、その上に鋼板部品37が載置されている。
以上に説明した先行技術の作動について説明する。
凹部30と永久磁石31により部品2を保持した供給ロッド29が、矢線26で示すように、右方への進出と上昇の動きをしてボルト2の軸部3が貫通孔10cから受入孔18内に挿入され、続いて供給ロッド29は、軸部3を受入孔18内に残したまま、左方に後退・復帰をする。そして、ボルト2は磁石15の吸引磁力によってガイドピン16に強く吸着される。このとき、永久磁石15からの磁力線が鉄製のガイドピン16を通過して軸部3に到達していることによって、吸引力が軸部3に及んでいる。
電極1が進出して、軸部3がガイドピン16に吸着されたまま溶着用突起5が相手方部材である鋼板部品37に押し付けられると、圧縮コイルばね22の張力に抗して磁石15を収容した容器14が大径部17内を摺動し、これによって空隙Cが消滅してフランジ4が端蓋10の通電端面10bに密着する。この密着によって、電線23、座金21、圧縮コイルばね22、容器14、ガイドピン16、軸部3、フランジ部4、通電端面10b、本体6、電線25に及ぶ通電経路が成立し、この通電が検知装置38で検知される。この検知信号がトリガー信号となって、ボルト2が正常に受入孔18内に存在していることが確認され、同時に、溶接電流の通電が溶着用突起5から鋼板部品37に通電され、溶着用突起5が鋼板部品37に溶着し、溶接が完了する。
冷却水が溝33内を通過することにより、フランジ4部から端蓋10、溶接側部材7を経てガイド筒12に伝熱された溶接熱は、環状溝33を流れる冷却水で冷却され、ガイド筒12が過熱状態にならず、合成樹脂の劣化等が防止される。
さらに、他の先行技術として、特開2012−020335号公報がある。
特許第4273185号公報 特開2012−020335号公報
上記特許文献1に記載されている先行技術には、つぎのような問題がある。
多くの溶接熱を受ける通電端面10bと熱的に保護されるべき永久磁石15の間隔距離が短いので、永久磁石15が受ける熱量が多くなり、磁石の劣化防止などの面で好ましくない。その問題を解消するために、冷却手段である水冷構造が採用されるのであるが、水冷能力を高めて積極的に冷却を行う必要が生じる。このような事情から、水冷通路を大きくしたり、冷却水の流量を増大したりすることが必要となり、電極構造をコンパクトにまとめることが行いにくくなる。
さらに、ガイドピン16の下端部がガイド筒12内である受入孔18にとどまっているため、その長さを十分に長くすることができない、という事情がある。したがって、軸部3からガイドピン16に伝熱された溶接熱は、永久磁石15へ大量に伝熱されることとなり、永久磁石15が過熱状態におかれて耐久性向上の面で良好とはいえない。
一方、上記特許文献2に記載されている先行技術においても、特許文献1に記載されたガイドピン16に相当する部材、すなわち副部材23に同様な問題が存在する。
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、溶接熱の放熱性を高めるプロジェクション溶接の電極およびその放熱方法の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、プロジェクション溶接の電極に関する発明であり、少なくとも円筒型の本体と、前記本体よりも小径で前記本体の端部に結合された細長い放熱管と、前記放熱管に形成された部品の受入孔と、前記放熱管の先端に形成された通電端面と、前記本体内に配置され前記受入孔に挿入された部品に吸引磁力を付与する磁石と、部品に吸着して前記磁石の吸引磁力を部品に伝達するとともに前記受入孔内に延びている断熱部材を有し、部品から前記通電端面に伝熱された溶接熱は前記放熱管から放熱され、部品から前記断熱部材に伝熱された溶接熱は前記断熱部材に蓄熱されるとともに、前記放熱管から放熱されるように構成したことを特徴としている。
少なくとも円筒型の本体と、前記本体よりも小径で前記本体の端部に結合された細長い放熱管と、前記放熱管に形成された部品の受入孔と、前記放熱管の先端に形成された通電端面と、前記本体内に配置され前記受入孔に挿入された部品に吸引磁力を付与する磁石と、部品に吸着して前記磁石の吸引磁力を部品に伝達するとともに前記受入孔内に延びている断熱部材を有する電極である。
したがって、部品から通電端面に伝熱された溶接熱は、細長い放熱管を伝熱されて本体の方へ伝熱されるのであるが、その伝熱の途上で放熱管の放熱部、すなわち放熱管の外周面や放熱構造部から外気の方へ放熱される。このように放熱管に所要の長さが付与されているので、放熱管の放熱部から良好な放熱がなされて、磁石が過熱状態になることが回避できる。
さらに、部品から断熱部材に伝熱された溶接熱は、磁石から受入孔内へ延びている長尺な断熱部材に伝わり、断熱部材において蓄熱される。そして、この蓄熱された熱は、断熱部材が受入孔内に延び込んでいるので、断熱部材から放熱管への伝熱が良好になされ、放熱管の放熱部から外気の方へ放熱される。よって、部品から断熱部材に伝熱された溶接熱は、熱容量が大きくされた断熱部材に蓄熱されるとともに、放熱管から放熱されるので、磁石に対する伝熱量が減少し、上記の通電端面からの溶接熱の放熱と相乗して、磁石の過熱が防止できる。
上記の断熱部材の蓄熱作用は、断熱部材が受入孔内に延び込んでいることによって、断熱部材が長尺化されてその体積が大きくなり、その熱容量が大きくできることが利点とされている。断熱部材に蓄熱された溶接熱の放熱は、放熱管の中心部側から放熱管の外周方向に向かう熱流として放熱管への熱伝達が良好に果たせることによってえられている。なお、断熱部材に蓄熱された溶接熱は、溶接後、受入孔から部品が取り除かれて、次の溶接サイクルが遂行されるまでに放熱される。この断熱部材に蓄熱された溶接熱の放熱は、放熱管を経由して大気へ放熱される熱と、部品除去後に断熱部材の端部から受入孔を経由して大気へ放熱される熱となる。また、放熱管の放熱部が外気に露出しているので、溶接熱は放熱管からの放熱が先行的に進行する。そのため、断熱部材と放熱部との間に温度勾配が形成され、断熱部材に蓄熱された溶接熱が受入孔内にこもることなく、上記先行的放熱に引き続いて、早期の内に放熱管から放熱される。
放熱管が本体よりも小径にしてあるので、例えば溝型に屈曲している鋼板部品の底部に部品を溶接するときには、細長い放熱管が溝型部分に挿入されて、狭い箇所であっても良好な溶接が可能となる。
請求項2記載の発明は、前記本体内に絶縁材料製のガイド筒が挿入され、このガイド筒に、前記磁石を収容する容器が進退可能な状態で挿入された大径部と、前記受入孔に連通する小径部からなる貫通孔が形成され、前記断熱部材が前記容器に一体化されている請求項1記載のプロジェクション溶接の電極である。
部品から通電端面に伝わった溶接熱や、部品から断熱部材に伝わった溶接熱が、上述のような放熱作用で放熱されるので、合成樹脂などの絶縁材料製のガイド筒を溶接熱から良好に保護することができる。断熱部材と部品の接触箇所をガイド筒から遠ざかった箇所に設定できるので、ガイド筒に伝わる溶接熱を減少させるのに効果的である。
請求項3記載の発明は、前記ガイド部材に冷却水用の冷却通路が形成され、この冷却通路と前記容器との間の前記ガイド部材に薄肉部が形成されている請求項2記載のプロジェクション溶接の電極である。
磁石を収容する容器に伝わった溶接熱は、厚さが薄くされた薄肉部から冷却水の方へ積極的に伝熱されて、磁石にこもろうとする溶接熱を良好に放冷することができる。
請求項4記載の発明は、プロジェクション溶接電極の放熱方法に関する発明であり、少なくとも円筒型の本体と、前記本体よりも小径で前記本体の端部に結合された細長い放熱管と、前記放熱管に形成された部品の受入孔と、前記放熱管の先端に形成された通電端面と、前記本体内に配置され前記受入孔に挿入された部品に吸引磁力を付与する磁石と、部品に吸着して前記磁石の吸引磁力を部品に伝達するとともに前記受入孔内に延びている断熱部材を有するプロジェクション溶接の電極を準備し、部品から前記通電端面に伝熱された溶接熱を前記放熱管から放熱し、部品から前記断熱部材に伝熱された溶接熱を前記断熱部材に蓄熱するとともに、前記放熱管から放熱することを特徴としている。
この放熱方法の発明の作用効果は、上記電極の発明の作用効果と同じである。
電極および各部の断面図である。 先行技術の断面図である。
つぎに、本発明のプロジェクション溶接の電極およびその放熱方法を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す。
図2に示した先行技術と実施例1との相違点は、端蓋10とガイドピン16の態様が異なっている。それ以外は図2の構成と同じであり、同じ機能を果たす部材については、同じ符号が用いられている。
最初に、部品について説明する。
ここでの部品2はプロジェクションボルトであり、雄ねじが切られた軸部3、軸部3と一体の円形のフランジ部4および軸部3とは反対側のフランジ中央部に形成された円形の溶着用突起5から構成されている。各部の寸法は、軸部3の直径が8.5mm、軸部3の長さが15.5mm、フランジ部4の直径が17.5mm、フランジ部4の厚さが1.1mm、溶着用突起5の直径と高さがそれぞれ8.0mmと1.2mmである。以下の説明において、プロジェクションボルトを単にボルトと表現する場合もある。
可動電極である電極1の本体6は円筒型であり、ねじ部9で分解可能に結合したクロム銅製の溶接側部材7と同じくクロム銅製の固定側部材8とで構成されている。溶接側部材7の直径は、37mmである。
つぎに、放熱管について説明する。
溶接側部材7の先端に、ベリリウム銅製の放熱管42がねじ部11を介して取り外し可能に結合されている。この放熱管42は円筒型であり、放熱部43が形成されている。放熱部43の具体的な構造としては種々なものが採用できる。ここでは最も簡単な円筒面44が放熱部43を形成している。
放熱管42の内側に受入孔45が形成されている。放熱管42の内面には、絶縁筒46が配置されているので、この絶縁筒46の内側空間が断面円形の受入孔45とされている。絶縁筒46は、耐熱性や耐摩耗性に優れた合成樹脂などの絶縁材料で構成され、例えば、ガラス繊維が混入されたエポキシ樹脂が用いられている。受入孔45の内径は、9.5mmであり、軸部3と受入孔45の内面との間に0.5mmの隙間が存在している。
放熱管42の下端には通電端面47が形成されている。この通電端面47は、図1(C)に示すように、電極軸線O−Oが垂直に交わる仮想平面上に存在している。絶縁筒46は、通電端面47の直前までの長さとされ、絶縁筒46が配置されていない部分は、軸部3に接触しないように大径とされた導入孔48とされている。この導入孔48は、通電端面47側が大径となる緩やかな傾斜のテーパ孔とされている。
つぎに、ガイド筒について説明する。
本体6は前述のように断面が円形であり、その内部には円筒形のガイド筒12が挿入されている。ガイド筒12は、たとえばベークライト、ポリアミド、PTFE等の絶縁性材料で構成されている。ガイド筒12は、大径部17と小径部18とからなる断面円形の貫通孔を有する。大径部17内には磁石15の容器14が摺動可能な状態で挿入され、小径部18には後述の断熱部材49が挿入されている。なお、磁石15は、永久磁石である。磁石15は、大径部17に挿入された容器14に収容されているので、本体6内に配置されていることとなる。
つぎに、断熱部材について説明する。
上記の断熱部材49は、断面円形の細長い軸状の部材でその直径は軸部3と同じかあるいはやや軸部3よりも小径とされ、鉄製である。カップ型の容器14には永久磁石15がはめ込まれ、容器14と断熱部材49は、断熱部材49の端面が磁石15に密着した状態で溶接してある。断熱部材49は、受入孔45内に延びており、受入孔45に挿入されたボルト2に吸着して、磁石15の吸引磁力を軸部3に伝達している。すなわち、磁石15からの磁力線が断熱部材49を経由して軸部3に及んでいることによって、軸部3が断熱部材49の先端に吸着されている。このように断熱部材49が受入孔45内に延び込んで断熱部材49が長尺化されているので、その体積が大きくなって熱容量が大きくなり、蓄熱機能が果たされるようになっている。
放熱管42の全長のうち外部に露出している長さ部分L1、すなわち外部へ放熱ができる長さは、後述の放熱作用にとって相応しい長さとされており、ここでは32mmである。また、放熱管42の先端部の外径は21mmである。また、断熱部材49が長さ部分L1において放熱管42内に延び込んでいる長さL2は18.5mmである。前述の空隙Cは2.0mmである。
固定側部材8は、ガイド筒12の大径部17に連通する有底の孔を有し、その底部に導通用の座金21を収容した絶縁材料(たとえばPTFE)製の絶縁カップ20をはめ込んである。座金21と容器14との間に圧縮コイルばね22が介在し、その弾力によって容器14を図の下向きに、座金21を図の上向きに押している。圧縮コイルばね22の弾力は、大径部17と小径部18の境界に形成された段部28によって受け止められている。座金21には電線23が接続され、絶縁管24内を通って外部に導き出されている。もう一方の電線25は本体6(固定側部材8)に接続されている。これらの電線23、25は検知装置38に繋がっている。
つぎに、ボルトの供給手段を説明する。
ボルト2を受入孔45に供給する手段としてはいろいろあるが、ここでは矢線26で示すようなスクエアーモーションをする供給ロッド29を例示した。供給ロッド29の端部には、先端側に開放している凹部30が形成され、ここにフランジ部4と溶着用突起5が受け入れられるもので、ボルト2を保持するために永久磁石31が凹部30の底部に埋設されている。
つぎに、冷却通路について説明する。
冷却用の流体が通過する冷却通路32が本体6の円周方向に形成してある。冷却通路32は、溶接側部材7に溝加工を施して形成してもよいが、ここではガイド筒12に形成されている。冷却通路32はガイド筒12の外周に形成された環状溝33によって提供されている。環状溝33は、ガイド筒12の軸方向長さの中央付近から放熱管42に近付けた箇所に配置してある。また、冷却通路32を環状溝33の形態で形成することによりガイド筒12に薄肉部27が形成されている。そして、この薄肉部27は冷却通路32と容器14の間に存在している。
溶接側部材7に入口管34と出口管35が取り付けられ、環状溝33に冷却水を供給し、また、排出するようになっている。符号39は、ガイド筒12と本体6との間で冷却水の封止を行うためのOリングを指している。また、ガイド筒12の座金21側の端部に近い箇所には、円周方向のシール溝40が形成され、その中に接着剤41が充填してある。こうすることにより、万一、冷却水がOリング39を通過したとしても、それが隙間を通って大径部17から座金21にまで達するのを確実に防止する。
電極1の進退軸線と同軸状態で固定電極36が配置され、その上に鋼板部品37が載置されている。この鋼板部品37は屈曲形状とされ、溝型部分50が形成されている。
以上に説明した実施例の作動について説明する。
凹部30と永久磁石31により部品2を保持した供給ロッド29が、矢線26で示すように、右方への進出と上昇の動きをしてボルト2の軸部3が導入孔48を経て受入孔45内に挿入され、続いて供給ロッド29は、軸部3を受入孔45内に残したまま、左方に後退・復帰をする。そして、ボルト2は磁石15の吸引磁力によって断熱部材49の下端に強く吸着される。このとき、磁石15からの磁力線が鉄製の断熱部材49を通過して軸部3に到達していることによって、吸引力が軸部3に及んでいる。
電極1が進出して、軸部3が断熱部材49に吸着されたまま溶着用突起5が相手方部材である溝型部分50の底部に押し付けられると、圧縮コイルばね22の張力に抗して磁石15を収容した容器14が大径部17内を上方へ摺動し、これによって空隙Cが消滅してフランジ部4が放熱管42の通電端面47に密着する。この密着によって、電線23、座金21、圧縮コイルばね22、容器14、断熱部材49、軸部3、フランジ部4、通電端面47、本体6、電線25に及ぶ通電経路が成立し、この通電が検知装置38で検知される。この検知信号がトリガー信号となって、ボルト2が受入孔45内に正常に存在していることが確認され、同時に、溶接電流の通電が溶着用突起5から鋼板部品37に通電され、溶着用突起5が鋼板部品37に溶着し、溶接が完了する。
フランジ部4から通電端面47に伝熱された溶接熱は、放熱部43である円筒面44から大気に放熱される。また、軸部3から断熱部材49に伝熱された溶接熱は、熱容量が大きくされた断熱部材49に蓄熱され、それと同時に放熱管42を経由して外気中に放熱される。さらに、ガイド筒12に伝熱された溶接熱は、環状溝33を流れる冷却水で冷却される。
溶接が完了して電極1が後退すると、ボルト2が受入孔45から相対的に抜け出るので、断熱部材49に残留している溶接熱は受入孔45から受入孔45の開口を経て大気中に放熱される。また、次の常温状態である低温のボルト2が受入孔45に挿入されて断熱部材49に吸着されると、残留している溶接熱は軸部3の方へ伝熱されて、断熱部材49の冷却が促進される。
つぎに、放熱管と断熱部材の長さについて説明する。
放熱管42の外部に露出している部分の長さ、すなわち露出長さL1の長さは、通電端面47から伝熱された溶接熱が外気へ放熱されるのに足りる長さとされる。この長さは、所定の放熱量がえられる放熱部43の放熱面積や、所定の熱容量がえられる断熱部材49の放熱管42内に延び込んでいる長さL2や、軸部3を良好に保持できる受入孔45内への挿入長さなどの因子を考慮して設定される。溶接動作を反復して、磁石15の温度を測定し、その温度を適正値に設定する際に、上記各因子の組み合わせを変更して露出長さL1が設定される。また、同時に放熱管42の直径寸法も加減される。
上記のようにして設定された露出長さL1は、放熱部43自体に適正な放熱面積が付与されていることに加えて、断熱部材49の延び込み長さL2をどの程度にするかが大きく関係している。この実施例において、露出長さL1に対する延び込み長さL2の比であるL2/L1(18.5mm/32mm)は、0.58である。この比は、0.3〜0.7に設定され、好ましくは0.4〜0.6である。上記値が0.3未満であると、断熱部材49の体積が不足して十分な熱容量が確保できなくなって蓄熱機能が不足することになる。また、上記値が0.7を超えると、軸部3が受入孔45に挿入される長さに不足を来して、ボルト2の保持安定性が低下する虞が生じる。
つぎに、放熱管の変型例を説明する。
図1(D)に示した変型例は、放熱部43の放熱面積を大きくするために、円周方向に複数の放熱フィン51を設けたものである。また、同図(E)に示した変型例は、放熱面積を大きくするための放熱溝52を、複数本、円周方向に設けたものである。これらの放熱フィン51や放熱溝52を放熱管42の軸線方向に形成することも可能である。これらの放熱フィン51や放熱溝52は、他の種々な構造例を含めて放熱構造部53と総称される。
以上に説明した実施例1の作用効果は、つぎのとおりである。
ボルト2のフランジ部4から通電端面47に伝熱された溶接熱は、細長い放熱管42を伝熱されて本体6の方へ伝熱されるのであるが、その伝熱の途上で放熱管42の放熱部43、すなわち放熱管42の外周面44や放熱構造部53から外気の方へ放熱される。このように放熱管42に所要の長さが付与されているので、放熱管42の放熱部43から良好な放熱がなされて、磁石15が過熱状態になることが回避できる。
さらに、ボルト2の軸部3から断熱部材49に伝熱された溶接熱は、磁石15から受入孔45内へ延びている長尺な断熱部材49に伝わり、断熱部材49において蓄熱される。そして、この蓄熱された熱は、断熱部材49が受入孔45内に延び込んでいるので、断熱部材49から放熱管42への伝熱が良好になされ、放熱管42の放熱部43から外気の方へ放熱される。よって、軸部3から断熱部材49に伝熱された溶接熱は、熱容量が大きくされた断熱部材49に蓄熱されるとともに、放熱管42から放熱されるので、磁石15に対する伝熱量が減少し、上記の通電端面47からの溶接熱の放熱と相乗して、磁石15の過熱が防止できる。
上記の断熱部材49の蓄熱作用は、断熱部材49が受入孔45内に延び込んでいることによって、断熱部材49が長尺化されてその体積が大きくなり、その熱容量が大きくできることが利点とされている。断熱部材49に蓄熱された溶接熱の放熱は、放熱管42の中心部側から放熱管42の外周方向に向かう熱流として放熱管42への熱伝達が良好に果たせることによってえられている。なお、断熱部材49に蓄熱された溶接熱は、溶接後、受入孔45からボルト2が取り除かれて、次の溶接サイクルが遂行されるまでに放熱される。この断熱部材49に蓄熱された溶接熱の放熱は、放熱管42を経由して大気へ放熱される熱と、ボルト除去後に断熱部材49の端部から受入孔45を経由して大気へ放熱される熱となる。また、放熱管42の放熱部43が外気に露出しているので、溶接熱は放熱管42からの放熱が先行的に進行する。そのため、断熱部材49と放熱部43との間に温度勾配が形成され、断熱部材49に蓄熱された溶接熱が受入孔45内にこもることなく、上記先行的放熱に引き続いて、早期の内に放熱管42から放熱される。
放熱管42が本体よりも小径にしてあるので、鋼板部品37の溝型部分50の底部にボルト2を溶接するときには、細長い放熱管42が溝型部分50に挿入されて、狭い箇所であっても良好な溶接が可能となる。
前記本体6内に絶縁材料製のガイド筒12が挿入され、このガイド筒12に、前記磁石15を収容する容器14が進退可能な状態で挿入された大径部17と、前記受入孔45に連通する小径部18からなる貫通孔が形成され、前記断熱部材49が前記容器14に一体化されている。
ボルト2のフランジ部4から通電端面47に伝わった溶接熱や、軸部3から断熱部材49に伝わった溶接熱が、上述のような放熱作用で放熱されるので、合成樹脂などの絶縁材料製のガイド筒12を溶接熱から良好に保護することができる。断熱部材49とボルト2の接触箇所をガイド筒12から遠ざかった箇所に設定できるので、ガイド筒12に伝わる溶接熱を減少させるのに効果的である。
前記ガイド部材12に冷却水用の冷却通路32が形成され、この冷却通路32と前記容器14との間の前記ガイド部材12に薄肉部27が形成されている。
磁石15を収容する容器14に伝わった溶接熱は、厚さが薄くされた薄肉部27から冷却水の方へ積極的に伝熱されて、磁石15にこもろうとする溶接熱を良好に放冷することができる。
図1(D)や(E)に示した放熱構造部53を採用することにより、通電端面47に伝わった溶接熱は、放熱構造部53からより一層積極的に先行的して放熱され、そのために、軸部3から断熱部材49に蓄熱された溶接熱は、順調に放熱管42の方へ流れて、放熱管42の内外における溶接熱の放熱が効果的になされる。つまり、断熱部材49と放熱部43との間の熱勾配が大きくなるので、良好な放熱が確保できる。
プロジェクション溶接電極の放熱方法は、少なくとも円筒型の本体6と、前記本体6よりも小径で前記本体6の端部に結合された細長い放熱管42と、前記放熱管42に形成されたボルト2の受入孔45と、前記放熱管42の先端に形成された通電端面47と、前記本体6内に配置され前記受入孔45に挿入された軸部3に吸引磁力を付与する磁石15と、軸部3に吸着して前記磁石15の吸引磁力を軸部3に伝達するとともに前記受入孔45内に延びている断熱部材49を有するプロジェクション溶接の電極1を準備し、ボルト2から前記通電端面47に伝熱された溶接熱を前記放熱管42から放熱し、ボルト2から前記断熱部材49に伝熱された溶接熱を前記断熱部材49に蓄熱するとともに、前記放熱管42から放熱するものである。
この放熱方法の実施例の作用効果は、上記電極の実施例の作用効果と同じである。
上述のように、本発明は、溶接熱の放熱性を高めるプロジェクション溶接の電極およびその放熱方法であるから、自動車の車体溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接工程などの広い産業分野で利用できる。
1 電極
2 部品、プロジェクションボルト
3 軸部
4 フランジ部
5 溶着用突起
6 本体
7 溶接側部材
8 固定側部材
12 ガイド筒
14 容器
15 磁石
17 大径部
18 小径部
27 薄肉部
29 供給ロッド
32 冷却通路
33 環状溝
37 鋼板部品
42 放熱管
43 放熱部
44 円筒面
45 受入孔
47 通電端面
49 断熱部材
50 溝型部分
L1 露出長さ
L2 延び込み長さ

Claims (4)

  1. 少なくとも円筒型の本体と、前記本体よりも小径で前記本体の端部に結合された細長い放熱管と、前記放熱管に形成された部品の受入孔と、前記放熱管の先端に形成された通電端面と、前記本体内に配置され前記受入孔に挿入された部品に吸引磁力を付与する磁石と、部品に吸着して前記磁石の吸引磁力を部品に伝達するとともに前記受入孔内に延びている断熱部材を有し、
    部品から前記通電端面に伝熱された溶接熱は前記放熱管から放熱され、部品から前記断熱部材に伝熱された溶接熱は前記断熱部材に蓄熱されるとともに、前記放熱管から放熱されるように構成したことを特徴とするプロジェクション溶接の電極。
  2. 前記本体内に絶縁材料製のガイド筒が挿入され、このガイド筒に、前記磁石を収容する容器が進退可能な状態で挿入された大径部と、前記受入孔に連通する小径部からなる貫通孔が形成され、前記断熱部材が前記容器に一体化されている請求項1記載のプロジェクション溶接の電極。
  3. 前記ガイド部材に冷却水用の冷却通路が形成され、この冷却通路と前記容器との間の前記ガイド部材に薄肉部が形成されている請求項2記載のプロジェクション溶接の電極。
  4. 少なくとも円筒型の本体と、前記本体よりも小径で前記本体の端部に結合された細長い放熱管と、前記放熱管に形成された部品の受入孔と、前記放熱管の先端に形成された通電端面と、前記本体内に配置され前記受入孔に挿入された部品に吸引磁力を付与する磁石と、部品に吸着して前記磁石の吸引磁力を部品に伝達するとともに前記受入孔内に延びている断熱部材を有するプロジェクション溶接の電極を準備し、
    部品から前記通電端面に伝熱された溶接熱を前記放熱管から放熱し、部品から前記断熱部材に伝熱された溶接熱を前記断熱部材に蓄熱するとともに、前記放熱管から放熱することを特徴とするプロジェクション溶接電極の放熱方法。
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