JP2013230165A - 新型包装紙を有する喫煙物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】担体の上に取り残された時に燃焼喫煙物品の着火傾向を低下させるための包装紙上に設けられたパターンを有する喫煙物品を提供する。
【解決手段】喫煙物品20は、包装紙24に付加された透過率低減フィルム形成化合物のパターン34a、34b、34c、34d、36d’を有する。パターンは、喫煙物品が担体上に置かれた時に、タバコロッドの長さに沿った少なくとも2つの縦方向位置が、担体と接触していない喫煙物品の側面上だけに位置するフィルム形成化合物を有するように構成される。これらの縦方向位置において、担体の存在によるタバコへの制限された空気流は、側面に位置するフィルム形成化合物と組み合わされて、喫煙物品に自己消火させるのに十分である。しかし、喫煙物品が喫煙者によって保持される時には、フィルム形成化合物の存在は、それ自体で喫煙物品に消火させない。従って、望ましい自己燃焼機能は維持される。
【選択図】図1

Description

本発明の開示は、一般的には、喫煙物品に関し、より詳細には、担体の上に取り残された時に燃焼喫煙物品の着火傾向を低下させるための包装紙上に設けられたパターンを有する喫煙物品に関する。
米国特許出願第11/500、918号
「喫煙物品の着火強度を測定するための標準試験法」、「ASTM E 2187−04」
喫煙物品は、公称透過率を有するベースウェブから形成された包装紙を有するタバコロッドを含む。付加材料の区画は、好ましくは、タバコロッドに沿って縦方向に離間した複数の周方向に離間した領域を含むパターンでベースウェブに付加される。領域の各々は、好ましくは、区画が公称透過率よりも低い透過率を示す付加材料の少なくとも2つの実質的に相対する区画を含む。付加材料の区画は、好ましくは、タバコロッドがくすぶっており、かつ担体上に置かれた時に、タバコロッドが、対応する領域において消火する傾向があることになる十分なサイズ、形状、及び付加材料濃度を有する。各第1、第2、及び第3の連続領域に対して、第2の領域の区画は、第1の領域の区画から周方向にオフセットされる。更に、第3の領域の区画は、第1及び第2の領域の両方の区画から周方向にオフセットされる。
パターンは、好ましくは、タバコロッドが担体上に置かれて端部から見る時に、少なくとも1つの領域が、付加材料のその区画が実質的にタバコロッドの側面部分に位置決めされるように置かれることになるように、実質的にタバコロッドに沿って続く。
喫煙物品は、好ましくは、約25%よりも大きくない「着火傾向」、及び約50%よりも大きくない自己消火値を示す。
本発明の開示による喫煙物品は、好ましくは、透過率低減フィルム形成化合物によって形成されたパターンを有する包装紙を含む。パターンは、喫煙物品が担体上に置かれた時に、フィルム形成化合物が担体と接触していない喫煙物品の側に存在する1つ又はそれよりも多くの縦方向位置に前進する燃焼線が到達する時に喫煙物品は自己消火することになるが、喫煙物品が喫煙者によって保持された時に、フィルム形成化合物又は物質を有する側が喫煙物品に自己消火させないことになるように選択される。従って、担体と接触する喫煙物品の側面又は側面部分を通る空気流の閉塞を考慮に入れたパターンを選択することができる。そうすることで、喫煙物品は、着火傾向の低下及び満足できる自由燃焼品質の両方を有することができる。
喫煙物品は、円形又はほぼ円形の断面を有することができ、これは、喫煙物品のいかなる側面又は側面部分も、喫煙物品が表面上に落とされる時又は喫煙物品が取り残される時などのように、担体に対して置くことができることを意味する。この点に関して、本明細書に説明するパターンは、偶然に担体と接触状態になる時の喫煙物品の向きに関係なく、担体と接触していないフィルム形成化合物を有する側面又は側面部分を定める。喫煙物品はまた、非円形断面を有することができる。
包装紙及びその付加材料の区画は、複数の個別形状を含むことができ、これらの各々は、タバコロッドの長さよりも短い範囲に延びている。タバコロッドに沿った複数の離間した縦方向位置の各々において、タバコロッドの縦軸線に対して実質的に垂直に取った断面には、パターンの第1及び第2の形状のみが存在する。1つのそのような位置において、第1の形状は、喫煙物品の第1の側面上にのみ配置され、第2の形状は、喫煙物品の第1の側面の反対側の第2の側面上にのみ配置される。第1及び第2の形状は、実質的に180°だけ離間させ、かつベースウェブの空隙率よりも実質的に小さな空隙率を有することができる。必要に応じて、複数の個別形状は、タバコロッドを通る切断面が少なくとも2つのそのような個別形状と交差するように配列することができる。
本発明の開示の多くの目的及び利点は、同じ参照番号が同じ要素に適用される添付図面と共にこの明細書を読むと、当業者には明らかであろう。
本発明の第1の実施形態による喫煙物品の斜視図である。 図1の喫煙物品の構成に用いる包装紙の包装を解いた部分の拡大平面図である。 第2の四角形パターンを示す喫煙物品のための包装紙の拡大平面図である。 第3の四角形パターンを示す喫煙物品のための包装紙の拡大平面図である。 第4の四角形パターンを示す喫煙物品のための包装紙の拡大平面図である。 三角形パターンを示す喫煙物品のための包装紙の拡大平面図である。 喫煙物品が担体上にあり、かつ喫煙物品が、喫煙物品の第1の側面部分が担体と接触するように配向された図3の包装紙を用いる喫煙物品の側面図である。 喫煙物品が担体上にあり、かつ喫煙物品が、喫煙物品の第2の側面部分が担体と接触するように配向された図3の包装紙を用いる喫煙物品の側面図である。 喫煙物品が担体上にあり、かつ喫煙物品が、喫煙物品の第3の側面部分が担体と接触するように配向された図3の包装紙を用いる喫煙物品の側面図である。 図7の線10−10に沿って取った喫煙物品の断面図である。 図7の線11−11に沿って取った喫煙物品の断面図である。 図7の線12−12に沿って取った喫煙物品の断面図である。 くすぶっている木炭への空気流を示す担体上に位置決めされた喫煙物品の拡大断面図である。 くすぶっている木炭への空気流を示す担体から除去された喫煙物品の拡大断面図である。
本明細書に従って、喫煙物品20(図1参照)の第1の実施形態は、タバコロッド22を含む。タバコロッド22は、タバコのカット充填物を含むことができ、かつ包装紙24によって囲まれる。喫煙物品20の一端は、適切なフィルタ先端紙27によって囲まれた適切なフィルタ26を含むことができる。喫煙物品20は、典型的には、喫煙物品の長さにわたってほぼ円形の断面を有することができる。それにも関わらず、例えば、長円形を含む他の断面形状は、本明細書の範囲内である。タバコロッド22は、喫煙物品20の縦軸線Aに沿って先端紙27の縁部からタバコロッド22の自由端まで測定した公称長さLを有する。一例として、その公称長さは、約60mmから約100mmの範囲にある場合がある。
包装紙24は、典型的には、空気に対して透過性であるベースウェブを含む。包装紙の透過率は、典型的には、コレスタ単位で識別される。コレスタ単位は、単位圧力低下(すなわち、水のcm)当たりの単位面積(すなわち、cm2)当たりの体積流量(すなわち、cm3/秒)に関して紙透過率を測定する。従来の包装紙のベースウェブはまた、「gsm」と略される平方メートル当たりグラムで測定した公知の坪量を有する。当業技術で通常用いる典型的な喫煙物品の紙のベースウェブに対する透過率及び坪量は、以下の表に示されている。
(表)
Figure 2013230165
本明細書の目的のために、好ましい包装紙のベースウェブ24は、少なくとも約20コレスタ単位の透過率を有する。最も好ましくは、包装紙は、約25gsmの坪量を有する約33から約46のコレスタの公称透過率を有する共通のベースウェブのような約30コレスタよりも大きな透過率を有する。一部の用途に対して、ベースウェブは、約60コレスタよりも大きい、又は約80コレスタよりも大きい透過率、又はなお更に高い透過率の値を有することができる。
同様に図2を参照すると、包装紙は、図1のタバコロッド22に沿って離間した位置において付加材料区画の対(区画34d、36dの相対する対のような)を更に含む。
矩形区画の各対(例えば、34a及び36a、後者は図1では見えない)は、周方向領域31(例えば、領域31a)を形成する。帯領域31aの「幅」は、領域31aの前縁7(それは、接近する木炭に最も近い)から後縁9(それは、接近する木炭から最も遠い)まで測定される。好ましくは、領域、例えば、31aの幅は、約5.5mmから約12mm、より好ましくは、約7mmから約10mm、及び最も好ましくは、約8mmから約9mmの範囲にある。更に、領域31aのような各周方向領域において、区画34a及び36aは、これらが、タバコロッド22上に形成される時に、包装紙24の両側に沿って相互に相対する関係で配置されるように、周方向に離間している。好ましくは、各区画34a、36aは、交差方向測定値で約5mmから約9mm、より好ましくは、交差方向測定値で約6mmから約7mmの範囲内で周方向に延びる(すなわち、ペーパウェブに対して交差方向測定値で)。
慣例上、本明細書の様々な実施形態の寸法を説明するのに、「幅」は、タバコロッドの縦方向に延びることになるのに対して、周方向の寸法は、「横方向」又は「交差方向」又は「交差方向測定」と表現されることになることに注意されたい。
隣接領域31a、31b間のベースウェブの区域33と、各領域内の相対する区画間(領域31bの相対する区画34b、36b間のような)の区域とは、好ましくは、区画(例えば、区画34b、36b)を含む付加材料が基本的にはないことに更に注意されたい。
隣接領域間(領域31a、31間のような)の縦方向距離は、好ましくは、約4mmから約12mm、より好ましくは、約6mmから約8mmである帯間隔33と呼ばれる。
好ましくは、各領域31のそれぞれの相対する区画34、36は、ある程度は先行する列又は領域のこれらのものからオフセットされ(以下の教示に従って)、喫煙物品が担体上に立てて置かれた時に、図1の区画34b、36bの相対する対のような区画34のそれぞれの対がタバコロッド22と実質的に並んで配向されるタバコロッド22に沿った少なくとも1つの位置101が生じるのに十分な数の領域31が、所定のタバコロッドに沿って確立される(選択した帯領域幅及び帯領域間隔の幅当たり)。それは、自己消火が生じる可能性が最も高いタバコロッド22のこの部分(位置101)に又はこの周りにある。この向きが最も密接に生じるタバコロッド22に沿った位置は、以下では「配向スナファー領域101」と呼ばれる。
喫煙物品26は、図1に示すものとは別様に担体上にあってもよく、及び/又は区画のそのパターンは、異なる場合があるので、配向スナファー領域101は、タバコロッド22の異なる回転位置に対してタバコロッド22に沿って異なる縦方向位置において現れる場合があることが分かることになる。区画及び帯間隔33のパターンは、1つよりも多くの配向スナファー領域101がタバコロッド22に沿って生じる場合があるように選択することができる。
好ましくは、各区画34、36及び36’は、十分な付加材料を含み、包装紙の透過率を各区画において0.0から約10コレスタ、より好ましくは、約7コレスタ又はこれ未満まで低下させる。
本明細書の目的のために、付加材料のパターンは、包装紙24に付加され、着火傾向の改良を得て、自己消火の特性の改良も得る。着火傾向は、「喫煙物品の着火強度を測定するための標準試験法」という名称の「ASTM E 2187−04」に記載されているように行われる標準試験であり、これは、引用によりその全体が本明細書に組み込まれている。着火傾向は、喫煙物品が担体上に置かれた時に、タバコロッド22の静的燃焼を維持するのに十分な熱を発生させることになる確率を測定する。着火傾向に対して低値が望ましく、従って、この値は、くすぶっている喫煙物品が下に重なる担体において燃焼を引き起こすことになる可能性の低下と相関性がある。
本明細書の自己消火は、自由燃焼条件下で喫煙物品のくすぶる特性を指す。自己消火を評価するために、実験室試験は、23℃±3℃の温度及び55%±5%の相対湿度で行われ、これらの両方は、温湿度記録計の記録によってモニタすべきである。排気フードは、試験中に形成された燃焼生成物を除去する。試験前に、試験すべき喫煙物品は、24時間55%±5%の相対湿度及び23℃±3℃に調整される。試験直前に、喫煙物品は、ガラスビーカーに置かれて、自由空気アクセスを保証する。
自己消火試験は、筐体又は試験ボックス内で行う。単一ポート喫煙機械又は電気ライターを用いて、試験のための喫煙物品に着火する。試験中に、装置又は「アングルホルダ」は、0度(水平)、45度、及び/又は90度(垂直)の角度で端部を保持することによって試験すべき喫煙物品を保持する。20個(20)の喫煙物品は、0度、45度、及び90度の位置の各々で試験される。1つよりも多くの装置を用いる場合、装置は、好ましくは、相互干渉を回避するために、喫煙物品を互いにそむけるように位置決めされる。喫煙物品が、くすぶっている木炭の前線が先端紙に到達する前に消える場合、結果は、「自己消火」と評価され、他方、喫煙物品が、くすぶっている木炭の前線が先端紙に到達するまでくすぶり続ける場合、結果は、「非消火」と評価される。従って、例えば、95%の自己消火値は、試験された喫煙物品の95%が自由燃焼条件下で自己消火を示すことを指すが、20%の自己消火値は、試験された喫煙物品の20%のみが自由燃焼条件下で自己消火を示すことを指す。
自己消火値は、「0度の自己消火値」、「45度の自己消火値」、又は「90度の自己消火値」の用語で呼ばれる場合があり、これらの各々は、特定の試験角度における自己消火値を意味する。更に、自己消火値は、3つの角度位置の平均、すなわち、(i)「0度の自己消火値」、(ii)「45度の自己消火値」、及び(iii)「90度の自己消火値」の平均を意味する「自己消火平均値」の用語で呼ばれる場合がある。「自己消火値」への言及は、0度における自己消火、45度における自己消火、90度における自己消火、又は自己消火平均値の間で区別せずに、これらのうちのいずれか1つを意味することができる。
本明細書で用いられる場合、語句「自由燃焼条件下で自己消火する」又は「自由燃焼条件下の自己消火」は、そのようなシガレットが自由燃焼条件を受けるか又はこれに露出される時に、吸煙なしのくすぶっているシガレットの消火を意味する。
現在理解されているように、本明細書による付加材料の千鳥配置された区画は、喫煙物品20(図1参照)を低着火傾向の値及び低自己消火値の有利な組合せで設計することを可能にする。付加材料の低透過率区画のパターンは、着火喫煙物品20を消火するように担体と協働することができるタバコロッド22の長さに沿って、それがその担体上に置かれた時に、フィルム形成化合物の区域を設け、しかも付加材料(フィルム形成化合物のような)のこれらの区域は、喫煙物品20が自由燃焼条件において喫煙者によって保持される時に、喫煙物品20に統計的により少ない発生頻度で自己消火させる。従って、喫煙物品20は、本明細書によるベースウェブにフィルム形成化合物のパターン30を付加することによって望ましい自由燃焼性又は低自己消火値を保有しながら、着火傾向の低下を示すことができる。
喫煙物品の望ましい着火傾向及び自己消火特性を達成するために、パターン30(図2参照)は、好ましくは、ベースウェブ24が図2に示すような広げた状態にある間に、又はベースウェブが更に細長く切ってボビンにする必要があるシガレットペーパーのロールを含む時に、包装紙のベースウェブ24に付加される。本明細書の目的は、タバコロッド22に形成される時に、25よりも大きくないIP値及び50よりも大きくない自己消火値を示す包装紙を設けることである。より好ましいのは、約15よりも大きくない得られた喫煙物品のIP値であり、得られた喫煙物品の最も好ましいIP値は、約10よりも大きくない。より低い自己消火値も望ましい。これに関連して、より好ましい自己消火値は、約25未満であり、一方、最も好ましい自己消火値は、約10未満である。
特に図2を参照すると、包装紙24の横方向寸法は、最終喫煙物品の寸法(約7mmから約10mm)に基づいて選択されて、約1mmから約2mmの縦方向シームにおいて重ね合わせ材料を考慮する。例えば、1mmの重ね合わせシームを考慮すると、包装紙の交差ウェブ寸法は、約25.6mmの円周を有する喫煙物品に対して約27mmとすることができる。
好ましくは、パターンは、複数の周方向に延びる領域31a、31b、31c、31d(図2の破線によって定められる)が、タバコロッド22に沿って離間した位置に配置される(図2の矢印B参照)。付加材料は、ベースウェブの一方に又は両側に付加することができる。好ましくは、領域31の3つから6つ、及び最も好ましくは、4つから6つ又はそれよりも多くは、タバコロッド22の公称長さで生じる。周方向領域31a、31b、31c、31dの各々は、タバコロッド22の公称長さよりも小さなタバコロッド22に沿った縦方向ピッチ(すなわち、1つの領域の始めから隣接領域の始めまでタバコロッドに沿って測定した長さ)を有する。公称長さの約25%において縦方向ピッチ長を選択することにより、4つの領域は、各タバコロッド22上に設けられることになる。
各周方向領域、例えば、31a内に、付加材料の少なくとも2つの区画、例えば、34a、36aが設けられる。図の全てにおける付加材料の区画は、これらの識別を助けるように点刻で識別されるが、喫煙物品又はそのような喫煙物品のための包装紙においては、付加材料のこれらの区画は、視覚的に識別可能である場合もそうでない場合もある点に注意されたい。これらの区画の各々は、好ましくは、区画が最終タバコロッド22において互いに向かい合うことになるように周方向に離間している。更に、区画の各トリプレット、例えば、31a、31b、31cに対して、第2の領域31bの区画34b、36bは、好ましくは、第1の領域の区画34a、36aから周方向にオフセットされる。更に、第3の領域31cの区画34c、36cは、好ましくは、第2の領域31bの区画34b、36bから周方向にオフセットされて、なお第1の領域31aの区画34a、36aから周方向に更にオフセットされる。
図2に示したように、この実施形態の各領域の付加区画は、付加区画の横方向寸法の関数である距離によって隣接領域の付加区画から周方向に横方向にオフセットされる。各区画は、タバコロッド22に沿って測定した幅と、タバコロッド22の周方向の意味の横方向交差方向測定寸法とを有する。この実施形態に対して、区画幅は、関連領域の縦方向ピッチよりも小さい。図2に見られるように、縦方向ピッチ長は、対応する領域の対応する区画幅よりも大きくすることができる。タバコロッド22に沿った連続領域の付加区画は、好ましくは、隣接領域の付加区画からオフセットされ、それによってベースウェブの縁部に対して傾斜した線に沿ってベースウェブの部分を覆う領域のパターン30を形成する。更に、付加区画のパターンは、ベースウェブの長さに沿って少なくとも部分的にそれ自体を繰り返すことができる。
図示の実施形態(図2)では、各区画は、経路が対応する破線34、36及び38によって表された3つの経路34、36、及び38の1つを区画が中心とするように、包装紙24上に置かれる。従って、例えば、経路34は、6つの区画34a、34b、34c、34d、34e、34fの対応する幾何学的形態を貫通する。各区画は、他の区画から離間しているが、区画は、代替的に、互いに接触することができる。経路34、36及び38は、互いに平行であり、包装紙24の側面縁部に対して鋭角Φで配向される。区画36’は、好ましくは、区画36と同じであり、図2に示すパターンによる進行に起因し、ここで、区画34が一方の縁部に沿って消えた時に、区画34’が反対縁部に沿って現れることが分ることになる。交差ウェブ整列区画、例えば、区画34a、36a、又は区画34b、36bの各対は、対応する領域31a、31bの全表面積の最大約33%を覆うことができる。矩形区画に対して、各区画は、好ましくは、縦方向又は幅の約8mmから約10mm、及び周方向交差測定方向の約5mmから約7mmの範囲にある。区画間の縦方向間隔33は、好ましくは、4mmから約12mmの範囲内、より好ましくは、約6から約8mmの範囲にある。付加材料の区画の周方向間隔は、好ましくは、約3mmから約20mmの範囲内、より好ましくは、約5から約8mmの範囲内、及び最も好ましくは、約5.5mmから約7.0mmの範囲にある。
包装紙24が、タバコの周りに形成されて、タバコロッド22を作る時に、あらゆる縦方向位置における付加材料の区画は、好ましくは、互いに約180度離間している。更に、(i)対応する領域31d、及び(ii)片側の隣接領域間の環状面積の合計である全面積に対して付加材料の区画によって占有された面積の比率(ここでは、「区画面積比」と定められているその比率)は、実質的に1未満である。好ましくは、その区画面積比は、約20%未満から約50%未満の範囲内、より好ましくは、約20%未満から約35%未満の範囲にある。より詳細には、一部の実施形態では、区画占有面積対全面積の区画面積比は、30%未満、及び更に25%未満とすることができる。一般的には、高い値(すなわち、1に近い)は、低透過率(すなわち、低コレスタ)包装紙がタバコロッドに用いられる主流煙中の一酸化炭素濃度を増加させると考えられるので、区画面積被覆比を低く保つことが望ましい。
包装紙24が形成されて、タバコロッド22を作る時に、経路34、36、36’は、第1の螺旋状経路36/36’(図2の区画36及び36’は、組み合わされて螺旋状経路36/36’を形成する)と、第2の螺旋状経路34(螺旋状に整列した区画34を含む)とを表し、これらの両方は、図7−9に示すように縦方向に軸Aの周りに、かつタバコロッド22の長さにわたって延びている。螺旋状36/36’及び34(図2から分るように)は、螺旋角Φを有して、互いに交差しない。好ましくは、両螺旋状経路は、タバコロッド22の周りで反時計回り及び時計回り回転の一方に従うことができる。図示のように、両経路34、36’は、着火端部から見てフィルタ端部に向って見た時に、時計回り経路に従い、タバコロッド22のフィルタ端部に始まる。
パターン30の区画は、水性フィルム形成組成物の1つ又はそれよりも多くの層を包装紙のベースウェブに付加することによって形成されて、これらの区画の紙の透過率を低下させることができる。代替的に、セルロース系材料を同様に用いて、区画を形成することができる。フィルム形成組成物が用いられる場合、そのフィルム形成組成物は、好ましくは、水及び高濃度の閉塞剤、例えば、重量で20%から約50%を含むことができる。フィルム形成化合物は、澱粉、アルギン酸塩、セルロース又はガムのような1つ又はそれよりも多くの閉塞剤を含むことができ、充填物として炭酸カルシウムを含むことができる。澱粉がフィルム形成化合物である場合、約24%の濃度は、有利である場合がある。フィルム形成組成物は、グラビア印刷、デジタル印刷、コーティング又はテンプレートを用いる溶射、又はあらゆる他の適切な技術を用いて包装紙24のベースウェブに付加することができる。例えば、引用によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願第11/500、918号に記載された「フィルム形成化合物を付加するためのフィルム形成化合物及び方法」は、包装紙のベースウェブにパターンを付加するように選択することができる。必要に応じて、付加材料の区画は、互いに位置合わせするか又は整列した複数の連続層、例えば、2つ又はそれよりも多くの連続層を印刷することによって形成することができる。更に、層を用いて、付加材料の区画を形成する時に、層の材料は、同じか又は異なる場合がある。例えば、1つの層は、澱粉とすることができ、一方、次の層は、澱粉及び炭酸カルシウムとすることができる(又は逆も同じ)。
付加材料の区画のパターン30に対して現在好ましい実施形態は、図3に示されている。図2の実施形態と同様に、図3の付加材料の区画は、四角形、特にほぼ矩形である。好ましくは、付加材料の少なくとも2つの区画、例えば、40a、40bは、最終喫煙物品において周方向に離間するように、各領域31a、31b、31c、31dに付加される。各区画40a、40bの周方向寸法は、好ましくは、包装を解いた時に、ベースウェブ24の交差方向測定値の約50%未満、及び最も好ましくは、そのベースウェブ24の交差方向測定値の又はタバコロッド22の円周の約25%になるように選択される。各区画40a、40bの周方向寸法は、区画40a、40b間の周方向間隔に追加された時に、好ましくは、ベースウェブ24の周方向交差方向測定値の約50%である。
区画40a、40bの縦方向長さに区画40a、40bと区画42a、42bの間の縦方向間隔33(すなわち、縦方向ピッチ長)を加えたものは、好ましくは、3つ又は4つの領域31a、31b、31c、31dが喫煙物品のタバコロッド22の公称長さで生じることになるように、かつ隣接領域の付加区画が互いに縦方向に離間するように選択される。好ましくは、区画、例えば、40a、40bの縦方向広がり又は「幅」(すなわち、前に定めたような区画幅又は領域幅)は、約8mmから約10mmの範囲にある。(i)領域31bの区画42a、42bと、(ii)領域31aの区画40a、40bとの間の周方向オフセットxは、ベースウェブ24の全体の包装を解いた交差方向測定値の約10%から約35%の範囲にある。より好ましくは、周方向オフセットxは、ベースウェブ24の全体の包装を解いた交差方向測定値の約12%から約35%の範囲にある。最も好ましくは、周方向オフセットxは、付加区画40a、40bの周方向寸法又は交差方向測定値の約半分である。他の領域31c、31dの付加材料の区画は、同様に、互いに対して同じオフセットxによって周方向に更にオフセットされる。例えば、領域31dにおいて、付加材料の区画46a、46cの1つは、ベースウェブが包装を分かれた状態にある時に、ベースウェブ24の2つの縁部分間で分割することに注意されるであろう。
領域31a−31dに付加されたパターンは、好ましくは、ベースウェブ24の長さに沿って繰り返す。明らかに、周方向オフセットxが、ベースウェブの幅方向幅の12.5%未満である場合、4つよりも多くの領域は、パターン30に対して完全なサイクル又は位相長を定めることになる。反対に、周方向オフセットxが、12.5%よりも大きい場合、4つ未満の領域は、パターン30に対して完全なサイクル長を定めることになる(図2のパターンの場合と同様に)。
パターン30(図4参照)の別の実施形態は、付加材料の四角形区画60a、60b、つまり実質的に平行四辺形区画を用いる。区画60a、62aは、包装紙がタバコロッド22に形成される時に、互いに一般の螺旋状アラインメントになるように配列されると同時に、平行四辺形60、62、64、66の構成を必要に応じて選択することができる。例えば、形状の鏡像(縦方向の周りに映された)を用いることができるが、それでも一般の螺旋状の印象は失われる場合がある。同様に、平行四辺形区画の歪度は、所望である場合は変更することができる。一般的には、しかし、この実施形態の区画60、62、64、66及び領域31a−31dの周方向寸法、周方向間隔又はオフセット、縦方向寸法、及び縦方向間隔又はオフセットは、他の実施形態で説明したように選択することができる。
パターン30(図5参照)の更に別の実施形態は、付加材料の四角形区画70、72、74、76、つまり実質的に台形区画を用いる。ここで更に、ほぼ台形区画70a、72aは、包装紙をタバコロッド22に組み合わせる時に、互いに一般の螺旋状アラインメントになるように配列することができる。更に、台形区画70、72、74、76の実際の形状は、必要に応じて選択することができる。例えば、台形区画の歪度、及び台形区画の割合は、所望である場合は変更することができる。一般的には、しかし、この実施形態の区画70、72、74、76及び領域31a−31dの周方向寸法、周方向間隔又はオフセット、縦方向寸法、及び縦方向間隔又はオフセットは、他の実施形態で説明したように選択することができる。前縁7は、区画70の2つの平行縁部のうちの長い方であることが好ましい。
パターン30(図6参照)の更に別の実施形態は、付加材料のほぼ三角形区画80、82、84、86を用いる。領域31aのほぼ三角形区画80a、80bは、次の隣接領域31bの対応するほぼ三角形区画82a、82bに触れるように構成して、配列することができる。望ましいIP及びSE特性がそれを必要とする場合、第1の領域31aのほぼ三角形区画80a、80bは、隣接領域31bの三角形区画82a、82bから縦方向に離間することができる。喫煙物品の設計に必要な特性に応じて、ほぼ三角形領域は、くすぶっている喫煙物品の燃焼木炭がほぼ三角形(すなわち、図6の右から左へ)の三角形の頂点及び徐々に増大する幅方向寸法に遭遇するように、又はくすぶっている喫煙物品の燃焼木炭が三角形区画のベース及びより低い透過率区画(すなわち、図6の左から右へ)の急激な増加に遭遇するように配向することができることも考えられている。三角形区画80、82、84、86の周方向間隔及びこれらの三角形区画のサイズは、本明細書の他の位置に示す好ましい範囲により判断することができる。更に、三角形区画は、図示のような二等辺三角形、又は所望される正三角形、又は直角三角形、又はあらゆる他の望ましい三角形とすることができる。一般的には、しかし、この実施形態の区画80、82、84、86及び領域31a−31dの周方向寸法、周方向間隔又はオフセット、縦方向寸法、及び縦方向間隔又はオフセットは、他の実施形態において説明したように選択することができる。好ましくは、区画80の三角形の形態は、前縁4(接近する木炭に最も近い)が確立されるように配向される。
担体98の上に載っている喫煙物品20の3つの異なる位置は、低透過率付加材料の区画と担体98の間に生じる協働の例示である。1つの位置(図7参照)は、本明細書による喫煙物品20の側面図を示している。その縦軸線の周りで45度の角度の喫煙物品の回転(図7の左端部から時計回りに)は、図8に示すのに類似した上昇をもたらす。同様に、別の45度の角度の喫煙物品20の更なる回転(同様に図7の左端部から時計回りに)は、図9に示すものに対して上昇をもたらす。図7−9の各々において、付加材料の区画の少なくとも1つの対が、タバコロッド22の長さに沿った位置における喫煙物品の側面、例えば、図7の区画92、92’、図8の区画94、94’、及び図9の区画96、96’上に位置決めされる。付加材料の区画が、実質的に喫煙物品20(図12)の側面上に位置決めされるこれらの位置において、区画92、92’は、担体98の表面に対して直立又はほぼ垂直である。区画92、92’のその向きは、図12において最も良く示され、ここで相対する区画92、92’は、断面で見る時に、喫煙物品20の対応する対向側面上に位置し、実質的にタバコロッド22の直径に対して対称的に位置決めされ、この直径は、担体98の表面に対して実質的に平行である。
喫煙物品20に沿った他の縦方向位置における付加材料の区画の配向は、図10及び11に示されている。図10では、付加材料の区画90、90’は、一方の区画90が担体98に触れるように位置決めされる。図7の喫煙物品20の区画94、94’はまた、図7の右端部から見る時に、図10にあるように位置決めされると考えられる。図11では、一方の区画96’は、担体98と接触するが、他方の対向区画96は、喫煙物品20の上部に位置する。図7−9を考慮すると、説明した付加材料の区画のパターンを有する喫煙物品20の角度位置に関係なく、付加材料の相対する区画の少なくとも1つの対が、図10、又は図12、又はこれらの位置間の回転位置に示すように位置決めされることが認められるであろう。この位置は、上述の配向スナファー領域101と呼ばれている。
喫煙物品20が、自由燃焼条件(図14参照)で存在する時に、区画92、92’は、これらの透過率の低下によってロッド22の燃焼木炭への空気流を遮る。他方、包装紙の下の部分104は、空気がタバコロッド22の側面に入って木炭の燃焼をサポートすることを自由に可能にする。大いに異なる状況は、喫煙物品20が担体98(図13参照)上に置かれた時に生じる。ここで、担体98は、タバコロッド22の下の部分90へ上方に空気の流れを妨害する。区画92、92’及び担体98は、協働して、空気をベースウェブを通して送出することができる多くのより小さな区域100、102を形成する。より具体的には、区画92の下部と担体98の間の垂直区域100、及び区画92’の下部と担体98の間の垂直区域102は、空気が通過して、タバコロッド22のくすぶっている木炭に到達することができる面積の実質的な減少を呈する。空気中の酸素の欠乏の結果として、くすぶっている木炭は、燃焼線が図13に示したように位置決めされた付加材料の相対する区画に到達した時に、自己消火する。空気が木炭の燃焼をサポートするための実質的に減少した面積の条件はまた、付加材料の区画が担体98と接触しない時に、図10に示すその位置と図12に示す位置の間のタバコロッド22の回転位置に対して存在し、図12は、空気流にアクセス可能な面積の最も減少した位置を表している。同様に、喫煙物品が、付加材料の区画の他の対のいずれかが図13に示す位置を実質的に有する位置において担体98上に置かれた場合、自己消火はまた、区画のそのような他の対において生じる可能性が高いことになる。
しかし、喫煙物品が、付加区画の一方が実質的に図11に示すように担体98と接触するように担体98上に置かれた時に、付加区画は、空気がベースウェブまで通過することができる面積を十分に制限することができ、かつスナファー区画101で生じるものと比較して、担体98と付加区画の間のその面積における減少を達成する材料協働の程度はより低い。
上述の例では、着火傾向の値の減少、自己消火値の減少、及びその上に形成されたパターン30を有する包装紙を有する喫煙物品20の自由燃焼性の改良は、喫煙物品が3つの特定の配向の1つに担体98上に偶然置かれた状況に対して考察され、配向は、互いに離れて45度離間(オフセット)される。簡潔さのために、説明をこのような方式で継続することは自然である。本明細書によるパターンは、どの側の部分が担体98に寄り掛かるのに関係なく、かつ喫煙物品の望ましい自由燃焼性を失うほどまでにフィルム形成化合物を紙に付加する必要なく、喫煙物品を消火することができることは容易に理解されると考えられる。これは、フィルム形成化合物の相対する区画が、担体98と接触した状態で側面部分から正確に90度の位置に現れる必要はないことを認識することによって理解することができる。これらの区画は、担体98と接触した状態で側面部分により近く又は側面部分からより遠くに、例えば、担体98と接触した状態で側面部分から約60度から120度にある位置に中心を置くことができる。
加えて、詳細な選択されたパターンに対して、喫煙物品を消火する機能は、縦方向位置にあるフィルム形成化合物の面積当たりの詳細な重量ではなく、付加材料(例えば、フィルム形成化合物)の最小縦方向範囲を設けることによって更に決まる場合がある。矩形区画の長さは、例えば、詳細な設計、ベースウェブ、及び用いるフィルム形成化合物に対して約5.5mmを超える場合がある。用いるフィルム形成化合物の量を増加させて、通常自由燃焼性を失うことなく着火傾向の性能を改良することができ、かつ必要に応じて、燃焼促進剤を紙に付加して、より高い付加レベルを支持することができる。
好ましくは、付加材料の区画は、約0から約10コレスタの範囲まで包装紙の透過率を低下させる。
過去においては、付加材料のベースウェブと区画の間の3:1の透過率比率は、縦方向位置において紙の透過率の不十分な低下があるので、喫煙物品を消火するには不十分であると考えられた。しかし、喫煙物品の円周の一部分にわたる透過率比率は、付加材料が担体98と接触していない状態で喫煙物品の側面に位置する時、及び下に重なる担体98がある時に、喫煙物品を消火するには十分であると考えられる。
従って、付加材料の相対する区画の螺旋回転位置は、包装紙のどの側の部分が担体98に対して置かれるのに関係なく、担体98と接触していないが、区画が担体98と協働して、燃焼線がその縦方向位置に到達する時に、喫煙物品を自己消火することができる十分な付加量及び幾何学形状を有する側面部分において、フィルム形成化合物を有する少なくとも1つの縦方向位置が常にあることになる状況を作り出すことが分る。この事実は、喫煙物品の着火傾向の性能の改良をもたらし、喫煙物品が25%よりも大きくない着火傾向の値で設計することを可能にする。それにも関わらず、担体98がない場合、喫煙物品は、自己消火することなく、しかも、喫煙物品が喫煙者によって保持される時のような自由燃焼を維持する。この事実は、喫煙物品の着火傾向の性能の改良をもたらし、喫煙物品が50%よりも大きくない自己消火値で設計することを可能にし、その自己消火値は、自己消火平均値とすることができる。0度における自己消火値は、SE平均値よりも遥かに低くすることができ、25%未満にすることができる。
上述の実施形態では、喫煙物品は、ほぼ円形の断面を有する。従って、喫煙物品のあらゆる側面部分が担体98に寄り掛かることができる。しかし、本明細書で教示するようなパターンは、図13及び14に対して上述の燃焼特性(25%よりも大きくない着火傾向の値及び50%よりも大きくないE値)は、喫煙物品のどちらの側の部分が担体98に偶然寄り掛かるかに関係なく実現することを可能にすることができる。好ましくは、パターンは、ベースウェブがタバコロッド22に包まれる時に、フィルム形成化合物の区画が、タバコロッド22に沿って1つ又はそれよりも多くの縦方向位置において担体98と接触していない状態で相対する側面に現れるように選択される。側面部分においてフィルム形成化合物を有する1つよりも多くの縦方向位置を有することは、燃焼線が喫煙物品を消火したと考えられる喫煙物品の一部分を通って進行した後に喫煙物品が担体98上に置かれた状況に適合するために、又は付加材料の側面区画が、喫煙物品が担体98上に置かれた時に、常に燃焼線に比較的近いようにすることが好ましい。
必要に応じて、付加材料の区画はまた、例えば、長円形、他の多角形などを含む四角形以外の他の幾何学形状を含むことができる。
更に、上述の螺旋角Φは、図示の実施形態と同じ区画の寸法を保ちながら増大させることができる。その変化は、重ね合わせパターンに区画を置く(又は少なくとも互いに接近した状態に区画を置く)ことができる。代替的に、段階的螺旋状パターンは、区画又はパッチの幅方向寸法を増大させることによって形成することができ、一方、螺旋角は、図2と同じであり、及び/又は図2に示すのに等しいサイズの区画は、各パッチ間及び経路34、36、36’に沿って置くことができる(経路34に沿った6つではなくて12のパッチあるように)。
「約」という語又は「近似的に」という語が、数値に関連して本明細書で用いられる時、その意図は、その数値のみならず、対応する「約」という語又は「近似的に」という語に関連する正確な数値の±5%の公差又は範囲の値も含むということである。
この明細書は、新しい有用かつ非自明的な喫煙物品を説明することは当業者にはここで明らかであろう。多数の修正、変更、置換、及び均等物は、上述の詳細説明に説明されている喫煙物品の様々な態様に対して存在することも当業者には同様に明らかであろう。従って、特許請求の範囲によって定められる本発明の精神及び範囲に属する全てのそのような修正、変更、置換、及び均等物は、本発明に包含されることが明確に意図されている。
24 包装紙
34a、34b、34c、34d、34d’ 透過率低減フィルム形成化合物のパターン

Claims (18)

  1. 公称透過率を有するベースウェブとパターンに従って確立された付加材料の区画とを有する包装紙を有するタバコロッドを含む喫煙物品であって、
    パターンが、タバコロッドに沿って離間した位置に複数の周方向領域を含み、各領域は、公称透過率よりも低い透過率を有する付加材料の少なくとも2つの区画を有し、該少なくとも2つの区画は、実質的に互いに対向しており、少なくとも第1、第2、及び第3の連続領域毎に、各第2の領域の該区画は、それぞれの該第1の領域の該区画から周方向にオフセットされ、該第3の領域の該区画は、それぞれの該第2の領域の該区画よりも更に該それぞれの第1の領域の該区画から周方向にオフセットされており、
    前記パターンは、前記タバコロッドを担体上に置いて一端から見た時に、少なくとも1つの領域が、そのそれぞれの区画が該タバコロッドの側面部分に沿って位置するような向きにあることになるように、十分に該タバコロッドに沿って続き、かつ
    前記区画は、前記タバコロッドがくすぶっている状態で担体上に置かれた時に、該タバコロッドが、前記向きに前記少なくとも1つの領域で消火する傾向があることになるような十分なサイズ、形状、及び付加材料のものである、
    ことを特徴とする喫煙物品。
  2. 前記パターンは、付加的な領域を含み、各付加的な領域の区画は、該付加的な区画の直前に先行する領域の区画よりも大きく前記第1の領域の区画から周方向にオフセットされることを特徴とする請求項1に記載の喫煙物品。
  3. 約25%よりも大きくない着火傾向と、約50%よりも大きくない自己消火値と、公称長さとを有するタバコロッドと、
    包装紙と、
    を含み、
    前記包装紙は、
    公称透過率を有するベースウェブと、
    前記タバコロッドの前記公称長さに沿って延び、各々が、前記公称透過率よりも低い透過率を有して実質的に互いに対向する付加材料の少なくとも2つの区画を有し、かつ各々が、隣接領域から横方向にオフセットされている複数の領域と、
    を有する、
    ことを特徴とする喫煙物品。
  4. 前記着火傾向は、約15%よりも大きくないことを特徴とする請求項3に記載の喫煙物品。
  5. 前記付加材料の区画は、ほぼ四角形であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  6. 前記領域は、前記タバコロッドに沿って縦方向ピッチ長を有し、前記付加材料の区画は、該縦方向ピッチ長よりも小さな区画幅を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  7. 前記ベースウェブは、約20コレスタよりも大きな透過率を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  8. 前記付加材料は、前記ベースウェブの1つの側面上に存在することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  9. 前記付加材料は、前記ベースウェブの2つの側面上に存在することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  10. 前記付加材料の区画は、印刷によって付加されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  11. 前記付加材料の区画は、連続層に印刷することによって付加されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  12. 各領域が、前記タバコロッドの周囲に周方向に離間した少なくとも2つの付加区画を含むことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  13. 各付加区画は、澱粉化合物の層を含むことを特徴とする請求項12に記載の喫煙物品。
  14. 各領域が、前記付加区画の横方向寸法に対応する距離だけ隣接領域から横方向にオフセットされることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  15. 各領域が、付加材料の区画の前記ベースウェブに沿って螺旋状シーケンスを形成するように隣接領域から横方向にオフセットされることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の喫煙物品。
  16. 縦軸線及び長さを有するタバコロッドと、
    前記タバコロッドを取り囲む包装紙と、
    前記紙上に配置されて、各々が前記長さの一部分だけにわたって延びる複数の個別形状をもたらすフィルム形成化合物のパターンと、
    を含み、
    喫煙物品に沿った複数の縦方向位置の各々において、第1及び第2の個別形状のみが、前記縦軸線に垂直な平面と交差し、
    前記第1の形状は、喫煙物品の第1の側面上だけに配置され、前記第2の形状は、喫煙物品の該第1の側面の反対側の第2の側面上だけに配置される、
    ことを特徴とする喫煙物品。
  17. 前記複数の縦方向位置の各々において、第3の側面及び該第3の側面に対向する第4の側面が、実質的にフィルム形成化合物を欠いており、かつ前記第2の形状から前記第1の形状を分離することを特徴とする請求項16に記載の喫煙物品。
  18. 縦軸線を有するタバコロッドと、
    前記タバコロッドを取り囲む包装紙と、
    前記紙上に配置され、該紙に対して透過率が低下した唯一の区域をもたらし、喫煙物品の長さにわたってそれぞれの第1及び第2の非重複螺旋経路を辿る第1及び第2のパターンと、
    を含み、
    喫煙物品の長さに沿った複数の縦方向位置の各々において、前記第1のパターンの一部分が、喫煙物品の第1の側面上だけに位置し、前記第2のパターンの一部分が、喫煙物品の第2の対向する側面上だけに位置する、
    ことを特徴とする喫煙物品。
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