JP2013228849A - 触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステム - Google Patents
触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013228849A JP2013228849A JP2012099942A JP2012099942A JP2013228849A JP 2013228849 A JP2013228849 A JP 2013228849A JP 2012099942 A JP2012099942 A JP 2012099942A JP 2012099942 A JP2012099942 A JP 2012099942A JP 2013228849 A JP2013228849 A JP 2013228849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed plate
- movable plate
- movable
- axis direction
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
【課題】アクチュエータの個数を増やすことなく、利用者に提示する触覚の状態を速やかに構築することができるようにする。
【解決手段】軸が固定板11の固定板孔13に挿入され、下端部が圧力導電部材15の表面に形成されている凹部16に収まる形状をなしており、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まる位置に可動板14が移動された場合、上端部の先端の位置が固定板11の表面の位置と略一致し、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まらない位置に可動板14が移動された場合、上端部の先端が固定板11の表面より突出する複数の可動部材22を備える。
【選択図】図2
【解決手段】軸が固定板11の固定板孔13に挿入され、下端部が圧力導電部材15の表面に形成されている凹部16に収まる形状をなしており、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まる位置に可動板14が移動された場合、上端部の先端の位置が固定板11の表面の位置と略一致し、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まらない位置に可動板14が移動された場合、上端部の先端が固定板11の表面より突出する複数の可動部材22を備える。
【選択図】図2
Description
この発明は、利用者(ユーザ)が画像表示装置の画面を見なくても、その画面に表示されている画像の位置を触覚によって識別することができる触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステムに関するものである。
一般的な触覚ディスプレイ装置は、ディスプレイ面の平面上に出し入れ可能なピンを複数配置し、ピンの出し入れを制御することで、ディスプレイ面の凹凸形状を変形させて、ユーザに触覚を知覚させるものである。
ディスプレイ面に凹凸を設ける方法として、ピンの出し入れを駆動するソレノイド等のアクチュエータをピンの下部まで移動して、ピンを押し上げる方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
なお、ピンを押し上げるアクチュエータの個数は1個であり、1個のアクチュエータが、ディスプレイ面の平面上に配置されている複数のピンの出し入れを順番に制御するようにしている。
ディスプレイ面に凹凸を設ける方法として、ピンの出し入れを駆動するソレノイド等のアクチュエータをピンの下部まで移動して、ピンを押し上げる方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
なお、ピンを押し上げるアクチュエータの個数は1個であり、1個のアクチュエータが、ディスプレイ面の平面上に配置されている複数のピンの出し入れを順番に制御するようにしている。
従来の触覚ディスプレイ装置は以上のように構成されているので、1個のアクチュエータが、ディスプレイ面の平面上に配置されている複数のピンの出し入れを順番に制御しなければならず、ディスプレイ面の凹凸形状の変形を完了するまでに多くの時間を要してしまう課題があった。
アクチュエータの個数を増やせば、ディスプレイ面の凹凸形状の変形を完了するまでに要する時間を短縮することができるが、装置構成が複雑になるため、コスト高になってしまう課題があった。
アクチュエータの個数を増やせば、ディスプレイ面の凹凸形状の変形を完了するまでに要する時間を短縮することができるが、装置構成が複雑になるため、コスト高になってしまう課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、アクチュエータの個数を増やすことなく、利用者に提示する触覚の状態を速やかに構築することができる触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステムを得ることを目的とする。
この発明に係る触覚ディスプレイ装置は、複数の孔が施されている固定板と、固定板と相対する位置に移動自在に設けられ、複数の凹部が表面に形成されている凹部形成部材を備えている可動板と、可動板を移動して、可動板と上記固定板の相対的な位置関係を変える可動板駆動手段と、軸が固定板の孔に挿入され、一方の端部が凹部形成部材の表面に形成されている凹部に収まる形状をなしており、可動板駆動手段により一方の端部が凹部に収まる位置に可動板が移動された場合、他方の端部の先端の位置が固定板の表面の位置と略一致し、可動板駆動手段により一方の端部が凹部に収まらない位置に可動板が移動された場合、他方の端部の先端が固定板の表面より突出する複数の可動部材とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、軸が固定板の孔に挿入され、一方の端部が凹部形成部材の表面に形成されている凹部に収まる形状をなしており、可動板駆動手段により一方の端部が凹部に収まる位置に可動板が移動された場合、他方の端部の先端の位置が固定板の表面の位置と略一致し、可動板駆動手段により一方の端部が凹部に収まらない位置に可動板が移動された場合、他方の端部の先端が固定板の表面より突出する複数の可動部材を備えるように構成したので、アクチュエータの個数を増やすことなく、利用者に提示する触覚の状態を速やかに構築することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるディスプレイシステムを示す構成図である。
また、図2はこの発明の実施の形態1によるディスプレイシステムの触覚ディスプレイ装置を示す断面図である。
図1及び図2において、画像表示装置1は画像3を表示パネル2に表示する装置である。
例えば、表示パネル2がタッチパネルで構成されているような場合には、画像3としては、例えば、操作ボタンなどの操作部を示す画像が考えられる。
触覚ディスプレイ装置4は画像表示装置1とケーブル5で接続されており、画像表示装置1の表示パネル2に表示された画像の表示位置に対応する触覚をユーザに提示するディスプレイ面を有する装置である。
図1はこの発明の実施の形態1によるディスプレイシステムを示す構成図である。
また、図2はこの発明の実施の形態1によるディスプレイシステムの触覚ディスプレイ装置を示す断面図である。
図1及び図2において、画像表示装置1は画像3を表示パネル2に表示する装置である。
例えば、表示パネル2がタッチパネルで構成されているような場合には、画像3としては、例えば、操作ボタンなどの操作部を示す画像が考えられる。
触覚ディスプレイ装置4は画像表示装置1とケーブル5で接続されており、画像表示装置1の表示パネル2に表示された画像の表示位置に対応する触覚をユーザに提示するディスプレイ面を有する装置である。
固定板11は支持部材12によって触覚ディスプレイ装置4に固定されており、固定板11のXY平面上には、一定の間隔で固定板孔13が施されている。
可動板14は固定板11と相対する位置に移動自在(触覚ディスプレイ装置4のX軸方向及びY軸方向に対して移動可能)に設けられ、複数の凹部が表面(図2では、上部)に形成されている凹部形成部材を備えている。
可動板14が備えている凹部形成部材は、圧力を加えられることで導電性を有する圧力導電部材15(圧力を加えられることで導電性を有する弾性部材)であり、圧力導電部材15の表面には凹部16が形成されており(凹部16以外の表面を凸部17と称する)、圧力導電部材15の裏面(図2では、下部)にはスイッチ電極18が設けられている。
可動板支持部材19は可動板14を支持している部材である。
可動板14は固定板11と相対する位置に移動自在(触覚ディスプレイ装置4のX軸方向及びY軸方向に対して移動可能)に設けられ、複数の凹部が表面(図2では、上部)に形成されている凹部形成部材を備えている。
可動板14が備えている凹部形成部材は、圧力を加えられることで導電性を有する圧力導電部材15(圧力を加えられることで導電性を有する弾性部材)であり、圧力導電部材15の表面には凹部16が形成されており(凹部16以外の表面を凸部17と称する)、圧力導電部材15の裏面(図2では、下部)にはスイッチ電極18が設けられている。
可動板支持部材19は可動板14を支持している部材である。
アクチュエータ20は例えば電磁ソレノイドなどから構成されており、可動板14を移動して、可動板14と固定板11の相対的な位置関係を変える可動板駆動手段である。
即ち、アクチュエータ20は表示パネル2に表示されている画像3の表示位置と対応する位置に設けられている可動部材22の先端が固定板11の表面より突出するように、可動板14をX軸方向及びY軸方向に駆動する。
弾性支持部材21は例えばバネなどから構成されており、アクチュエータ20によって移動された可動板14が元の位置に戻れるように可動板14を支持している部材である。
即ち、アクチュエータ20は表示パネル2に表示されている画像3の表示位置と対応する位置に設けられている可動部材22の先端が固定板11の表面より突出するように、可動板14をX軸方向及びY軸方向に駆動する。
弾性支持部材21は例えばバネなどから構成されており、アクチュエータ20によって移動された可動板14が元の位置に戻れるように可動板14を支持している部材である。
可動部材22は軸が固定板11の固定板孔13に挿入され、一方の端部(図2では、下端部)が圧力導電部材15の表面に形成されている凹部16に収まる形状をなしており、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まる位置に可動板14が移動された場合、他方の端部(図2では、上端部)の先端の位置が固定板11の表面の位置と略一致し、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まらない位置に可動板14が移動された場合、上端部の先端が固定板11の表面より突出する部材である。
23はユーザの指である。
23はユーザの指である。
図3は可動板11の移動によって固定板孔13から可動部材22をZ軸方向に駆動することで、固定板11の表面に突起を形成する様子を示す説明図である。
図3(A)〜(C)は、アクチュエータ20によって可動板14がX軸正方向に孔寸法分ずつ移動されている状態を示している。
例えば、図3(A)の領域aでは、圧力導電部材15の表面に形成されている凹部16に可動部材22が収まることで、可動部材22の上端部が固定板11の表面から突出しない(可動部材22の上端部の先端の位置が固定板11の表面の位置と略一致している)ため、固定板11の表面に凹凸が発生しない。
図3(A)の領域bでは、可動部材22が収まる凹部16がないため、可動部材22が自由落下しない。このため、可動部材22の上端部が固定板11の表面から突出し、固定板11の表面に突起(凸部)が形成される。
図3(A)〜(C)は、アクチュエータ20によって可動板14がX軸正方向に孔寸法分ずつ移動されている状態を示している。
例えば、図3(A)の領域aでは、圧力導電部材15の表面に形成されている凹部16に可動部材22が収まることで、可動部材22の上端部が固定板11の表面から突出しない(可動部材22の上端部の先端の位置が固定板11の表面の位置と略一致している)ため、固定板11の表面に凹凸が発生しない。
図3(A)の領域bでは、可動部材22が収まる凹部16がないため、可動部材22が自由落下しない。このため、可動部材22の上端部が固定板11の表面から突出し、固定板11の表面に突起(凸部)が形成される。
図3(A)〜(B)のように、アクチュエータ20を駆動して、可動板14をX軸正方向に移動させると、圧力導電部材15の表面に形成されている凹部16と凸部17の位置が移動する。
凹部16と凸部17の位置が移動することで、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で不一致の状態から一致の状態に変化すると、可動部材22がZ軸負方向に移動し、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で一致の状態から不一致の状態に変化すると、可動部材22がZ軸正方向に移動する。
具体的には、例えば、領域cにおいては、図3(A)から(B)のように可動板14が移動することによって、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で一致している状態(可動部材22が凹部16に収まっている状態)から、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で不一致の状態に変化する。
これにより、アクチュエータ20の駆動力の方向がX軸方向から、可動部材22のZ軸正方向に変化することで、可動部材22がZ軸正方向に押し上げられて、固定板11の表面に突起が形成される。
凹部16と凸部17の位置が移動することで、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で不一致の状態から一致の状態に変化すると、可動部材22がZ軸負方向に移動し、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で一致の状態から不一致の状態に変化すると、可動部材22がZ軸正方向に移動する。
具体的には、例えば、領域cにおいては、図3(A)から(B)のように可動板14が移動することによって、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で一致している状態(可動部材22が凹部16に収まっている状態)から、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で不一致の状態に変化する。
これにより、アクチュエータ20の駆動力の方向がX軸方向から、可動部材22のZ軸正方向に変化することで、可動部材22がZ軸正方向に押し上げられて、固定板11の表面に突起が形成される。
一方、領域bにおいては、図3(A)から(B)のように可動板14が移動することによって、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で不一致の状態から、凹部16の位置と可動部材22の位置がXY平面上で一致している状態に変化する。
これにより、可動部材22が凹部16に自由落下してZ軸負方向に移動し、固定板11の表面に形成されていた突起がなくなる。
このように、アクチュエータ20を駆動することで、可動板14を移動して、可動板14と固定板11の相対的な位置関係を変えれば、固定板11の表面に形成する凹凸の位置を制御することができる。
これにより、可動部材22が凹部16に自由落下してZ軸負方向に移動し、固定板11の表面に形成されていた突起がなくなる。
このように、アクチュエータ20を駆動することで、可動板14を移動して、可動板14と固定板11の相対的な位置関係を変えれば、固定板11の表面に形成する凹凸の位置を制御することができる。
図4は固定板孔13と圧力導電部材15における凸部17との位置関係を示す説明図である。
図4では、説明上煩雑になるため、圧力導電部材15における凹部16は図示していない。
この実施の形態1では、固定板11には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の固定板孔13が施されており、可動板14が備えている圧力導電部材15には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の凹部16が表面に形成されている。
このとき、固定板孔13のX軸方向の間隔は、固定板孔13のX軸基準寸法の整数k倍であるものとする。
また、固定板孔13のY軸方向の間隔は、固定板孔13のY軸基準寸法の整数l倍であるものとする。
図4では、説明上煩雑になるため、圧力導電部材15における凹部16は図示していない。
この実施の形態1では、固定板11には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の固定板孔13が施されており、可動板14が備えている圧力導電部材15には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の凹部16が表面に形成されている。
このとき、固定板孔13のX軸方向の間隔は、固定板孔13のX軸基準寸法の整数k倍であるものとする。
また、固定板孔13のY軸方向の間隔は、固定板孔13のY軸基準寸法の整数l倍であるものとする。
図4(A)と図4(B)は、k=3、l=3、n=3、m=3の例を示している。
また、図4(B)と図4(C)は、アクチュエータ20を2軸(X軸、Y軸)に設置し(X軸上のアクチュエータを20a、Y軸上のアクチュエータを20bで表記している)、可動板14を2軸方向に移動可能な構成を示している。
このとき、固定板孔13と凸部17との位置関係をX,Y座標で表すと、次のようになる。
固定板孔13 (X,Y)=(kn,lm)
凸部17 (X,Y)=((k+1)n,(l+1)m)
ただし、n=0〜k−1 ,m=0〜l−1
また、図4(B)と図4(C)は、アクチュエータ20を2軸(X軸、Y軸)に設置し(X軸上のアクチュエータを20a、Y軸上のアクチュエータを20bで表記している)、可動板14を2軸方向に移動可能な構成を示している。
このとき、固定板孔13と凸部17との位置関係をX,Y座標で表すと、次のようになる。
固定板孔13 (X,Y)=(kn,lm)
凸部17 (X,Y)=((k+1)n,(l+1)m)
ただし、n=0〜k−1 ,m=0〜l−1
固定板孔13と凸部17との位置関係を上記のように設定して、XY平面の各軸方向に可動板14を移動することで、n×m個の固定板孔13の中から、任意の1つの固定板孔13を選択し、その固定板孔13から可動部材14の上端部を突出させて、固定板11の表面に突起を形成することができる。
例えば、図4のように、凸部17の間隔を(X,Y)=((3+1)n,(3+1)m)として、図4(B)の可動部材22の突起部(突起状態)を原点とすると、凸部17のX座標が0,4,8となり、Y軸座標が0,4,8となるため、突起部(突起状態)は座標(0,0)の位置に形成される。
次に、可動板14をX軸方向に“−1”ずらすと、図4(C)の状態になり、凸部17のX座標が−1,3,7となるため、突起部(突起状態)は座標(3,0)の位置に形成される。
可動板14をX軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のX座標が−2,2,6となるため、突起部(突起状態)は座標(6,0)の位置に形成される。
次に、可動板14をX軸方向に“−1”ずらすと、図4(C)の状態になり、凸部17のX座標が−1,3,7となるため、突起部(突起状態)は座標(3,0)の位置に形成される。
可動板14をX軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のX座標が−2,2,6となるため、突起部(突起状態)は座標(6,0)の位置に形成される。
一方、可動板14をY軸方向に“−1”ずらすと、図4(D)の状態になり、凸部17のY座標が−1,3,7となるため、突起部(突起状態)は座標(0,3)の位置に形成される。
可動板14をY軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のY座標が−2,2,6となるため、突起部(突起状態)は座標(0,6)の位置に形成される。
可動板14をY軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のY座標が−2,2,6となるため、突起部(突起状態)は座標(0,6)の位置に形成される。
図5はユーザが指23で、固定板11の表面から突出された可動部材22をZ軸負方向に応力N1で押した場合を示す説明図である。
固定板11の表面から突出された可動部材22に対して、ユーザが指23でZ軸負方向に応力N1を加えると、可動板14が備えている圧力導電部材15の一部の領域(図5の例では、領域a)に圧力が加わる。
圧力導電部材15の領域aに圧力が加わることで、領域a付近は導電性状態となり、領域a付近に設けられているスイッチ電極18が短絡する。
これにより、スイッチ電極18に電流が流れて、スイッチがオン状態になる。
固定板11の表面から突出された可動部材22に対して、ユーザが指23でZ軸負方向に応力N1を加えると、可動板14が備えている圧力導電部材15の一部の領域(図5の例では、領域a)に圧力が加わる。
圧力導電部材15の領域aに圧力が加わることで、領域a付近は導電性状態となり、領域a付近に設けられているスイッチ電極18が短絡する。
これにより、スイッチ電極18に電流が流れて、スイッチがオン状態になる。
ユーザが可動部材22から指23を離すと、圧力導電部材15の形状が弾性によって元に戻るため、可動部材22は固定板11の表面から突出されている状態に戻る。
可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態に戻ると、圧力導電部材15の領域aには圧力が加えられておらず、領域a付近は非導電性状態に戻る。
このため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18は短絡せず、スイッチ電極18に電流が流れなくなるので、スイッチがオフ状態に戻る。
これにより、スイッチ電極18がスイッチとして機能する。
可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態に戻ると、圧力導電部材15の領域aには圧力が加えられておらず、領域a付近は非導電性状態に戻る。
このため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18は短絡せず、スイッチ電極18に電流が流れなくなるので、スイッチがオフ状態に戻る。
これにより、スイッチ電極18がスイッチとして機能する。
図6はこの発明の実施の形態1によるディスプレイシステムの制御系を示す構成図である。
図6において、制御部101は表示パネル駆動部102を制御して、表示パネル2に表示する画像3を制御する処理を実施するとともに、X軸アクチュエータ駆動部103及びY軸アクチュエータ駆動部104を制御して、可動板14を移動させる処理を実施する。
また、制御部101は短絡スイッチ検出部105から出力された位置情報にしたがって音声発生機構駆動部106を制御する処理を実施する。
図6において、制御部101は表示パネル駆動部102を制御して、表示パネル2に表示する画像3を制御する処理を実施するとともに、X軸アクチュエータ駆動部103及びY軸アクチュエータ駆動部104を制御して、可動板14を移動させる処理を実施する。
また、制御部101は短絡スイッチ検出部105から出力された位置情報にしたがって音声発生機構駆動部106を制御する処理を実施する。
表示パネル駆動部102は制御部101から出力された制御信号から表示対象の画像3と表示パネル2における画像3の表示位置を特定して、その表示位置に画像3を表示する処理を実施する。
X軸アクチュエータ駆動部103は制御部101から出力された制御信号にしたがってX軸上のアクチュエータ20aを駆動して、可動板14をX軸方向に移動させる処理を実施する。
Y軸アクチュエータ駆動部104は制御部101から出力された制御信号にしたがってY軸上のアクチュエータ20bを駆動して、可動板14をY軸方向に移動させる処理を実施する。
X軸アクチュエータ駆動部103は制御部101から出力された制御信号にしたがってX軸上のアクチュエータ20aを駆動して、可動板14をX軸方向に移動させる処理を実施する。
Y軸アクチュエータ駆動部104は制御部101から出力された制御信号にしたがってY軸上のアクチュエータ20bを駆動して、可動板14をY軸方向に移動させる処理を実施する。
短絡スイッチ検出部105は複数のスイッチ電極18の中で、短絡状態のスイッチ電極18を検出し、そのスイッチ電極18の位置を示す位置情報を制御部101に出力する処理を実施する。
音声発生機構駆動部106は制御部101から出力された制御信号にしたがって音声発生機構107を駆動して、短絡状態のスイッチ電極18に対応する音声情報を出力させる処理を実施する。
音声発生機構駆動部106は制御部101から出力された制御信号にしたがって音声発生機構107を駆動して、短絡状態のスイッチ電極18に対応する音声情報を出力させる処理を実施する。
次に、ディスプレイシステムの制御系の処理内容を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1によるディスプレイシステムの制御系の処理内容を示すフローチャートである。
まず、制御部101は、表示対象の画像3(例えば、操作ボタンなどの操作部を示す画像)を示す画像データを生成し、その画像データ(画像データには、表示パネル2における画像3の表示位置を示す位置情報が含まれているものとする)を含む制御信号を表示パネル駆動部102に出力する。
表示パネル駆動部102は、制御部101から制御信号を受けると、その制御信号に含まれている画像データを抽出し、その画像データに含まれている位置情報が示す表示パネル2内の表示位置に画像3を表示する(ステップST1)。
図7はこの発明の実施の形態1によるディスプレイシステムの制御系の処理内容を示すフローチャートである。
まず、制御部101は、表示対象の画像3(例えば、操作ボタンなどの操作部を示す画像)を示す画像データを生成し、その画像データ(画像データには、表示パネル2における画像3の表示位置を示す位置情報が含まれているものとする)を含む制御信号を表示パネル駆動部102に出力する。
表示パネル駆動部102は、制御部101から制御信号を受けると、その制御信号に含まれている画像データを抽出し、その画像データに含まれている位置情報が示す表示パネル2内の表示位置に画像3を表示する(ステップST1)。
次に、制御部101は、表示パネル2における画像3の表示位置と対応する位置に設けられている可動部材22の先端が固定板11の表面より突出するように、X軸アクチュエータ駆動部103及びY軸アクチュエータ駆動部104を制御する。
これにより、X軸アクチュエータ駆動部103は、制御部101の制御の下で、X軸上のアクチュエータ20aを駆動して、可動板14をX軸方向に移動させる(ステップST2)。
また、Y軸アクチュエータ駆動部104は、制御部101の制御の下で、Y軸上のアクチュエータ20bを駆動して、可動板14をY軸方向に移動させる(ステップST2)。
制御部101によるX軸アクチュエータ駆動部103及びY軸アクチュエータ駆動部104の制御は、突起部の形成位置が画像3の表示位置と一致するまで、繰り返し実施される(ステップST3)。
これにより、X軸アクチュエータ駆動部103は、制御部101の制御の下で、X軸上のアクチュエータ20aを駆動して、可動板14をX軸方向に移動させる(ステップST2)。
また、Y軸アクチュエータ駆動部104は、制御部101の制御の下で、Y軸上のアクチュエータ20bを駆動して、可動板14をY軸方向に移動させる(ステップST2)。
制御部101によるX軸アクチュエータ駆動部103及びY軸アクチュエータ駆動部104の制御は、突起部の形成位置が画像3の表示位置と一致するまで、繰り返し実施される(ステップST3)。
短絡スイッチ検出部105は、複数のスイッチ電極18の中で、短絡状態のスイッチ電極18を検出する処理を実施し、短絡状態のスイッチ電極18の位置を示す位置情報を制御部101に出力する。
制御部101は、X軸アクチュエータ駆動部103及びY軸アクチュエータ駆動部104の制御が完了したのち、短絡スイッチ検出部105から位置情報を受けると(ステップST4)、その位置情報にしたがって音声発生機構駆動部106を制御する。
音声発生機構駆動部106は、制御部101から出力された制御信号にしたがって音声発生機構107を駆動して、短絡状態のスイッチ電極18に対応する音声情報を出力させる(ステップST5)。
例えば、表示パネル2に表示された画像3が、操作ボタンなどの操作部を示す画像であれば、「○○の操作を受け付けました」などの音声情報が出力される例が考えられる。
ここでは、短絡状態のスイッチ電極18に対応する音声情報が出力されるものを示したが、どのスイッチ電極18が短絡しても、同じ音声情報が出力されるようにしてもよい。
制御部101は、X軸アクチュエータ駆動部103及びY軸アクチュエータ駆動部104の制御が完了したのち、短絡スイッチ検出部105から位置情報を受けると(ステップST4)、その位置情報にしたがって音声発生機構駆動部106を制御する。
音声発生機構駆動部106は、制御部101から出力された制御信号にしたがって音声発生機構107を駆動して、短絡状態のスイッチ電極18に対応する音声情報を出力させる(ステップST5)。
例えば、表示パネル2に表示された画像3が、操作ボタンなどの操作部を示す画像であれば、「○○の操作を受け付けました」などの音声情報が出力される例が考えられる。
ここでは、短絡状態のスイッチ電極18に対応する音声情報が出力されるものを示したが、どのスイッチ電極18が短絡しても、同じ音声情報が出力されるようにしてもよい。
制御部101は、音声発生機構駆動部106が音声発生機構107を駆動して、音声発生機構107から音声情報が出力されると、表示パネル駆動部102を制御して、表示パネル2における表示画像3を更新する(ステップST6)。
例えば、表示パネル2に表示された画像3が、操作ボタンなどの操作部を示す画像であれば、その操作ボタンに対応する操作が受け付けられた旨を示す画像3や、その操作ボタンに対応する操作の操作結果を示す画像3に更新される例が考えられる。
制御部101は、表示パネル2における表示画像3を更新すると、更新後の表示画像3に割り当てられている処理を実行する(ステップST7)。
例えば、表示パネル2に表示された画像3が、操作ボタンなどの操作部を示す画像であれば、その操作ボタンに対応する操作が受け付けられた旨を示す画像3や、その操作ボタンに対応する操作の操作結果を示す画像3に更新される例が考えられる。
制御部101は、表示パネル2における表示画像3を更新すると、更新後の表示画像3に割り当てられている処理を実行する(ステップST7)。
次に、触覚ディスプレイ装置4の動作について説明する。
この実施の形態1では、ユーザが表示パネル2に表示された画像3を見ない(視覚情報無し)で、触覚ディスプレイ装置4の可動部材22を押し込む場合について説明する。
この実施の形態1では、ユーザが表示パネル2に表示された画像3を見ない(視覚情報無し)で、触覚ディスプレイ装置4の可動部材22を押し込む場合について説明する。
図8は触覚ディスプレイ装置4の動作状態を示す説明図である。
図8(A)は、画像表示装置1の表示パネル2における画像3の表示位置に対応する位置の可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態を示している。
図8(B)(C)は触覚ディスプレイ装置4の断面図であり、画像3の表示位置に対応する位置の可動部材22によって突起を形成するため、アクチュエータ20が可動板14を移動させた状態を示している。
図8(A)は、画像表示装置1の表示パネル2における画像3の表示位置に対応する位置の可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態を示している。
図8(B)(C)は触覚ディスプレイ装置4の断面図であり、画像3の表示位置に対応する位置の可動部材22によって突起を形成するため、アクチュエータ20が可動板14を移動させた状態を示している。
ユーザが指23で、触覚ディスプレイ装置4の固定板11に形成された突起を探す場合、図8(C)に示すように、指23を固定板11の表面上を滑らすことで探索することが考えられる。
図8(B)の状態では、ユーザの指23が、突起を形成していない可動部材22の位置にあるため、ユーザは指先に突起の触覚を感じない。
その後、ユーザが図8(C)の状態まで、指23を移動(X1〜X2の領域まで指23を移動)させると、突起を形成している可動部材22と接触するため、ユーザは指先に突起の触覚を感じる。
ユーザは、指先等の触覚の変化を知覚することにより、画像3の表示位置を認識することができる。
図8(B)の状態では、ユーザの指23が、突起を形成していない可動部材22の位置にあるため、ユーザは指先に突起の触覚を感じない。
その後、ユーザが図8(C)の状態まで、指23を移動(X1〜X2の領域まで指23を移動)させると、突起を形成している可動部材22と接触するため、ユーザは指先に突起の触覚を感じる。
ユーザは、指先等の触覚の変化を知覚することにより、画像3の表示位置を認識することができる。
図8(D)はユーザが突起を形成している可動部材22をスイッチとして入力する状態を示している。
ユーザは、触覚の変化を知覚することで探した可動部材22をZ軸負方向に押すことで、圧力導電部材15の領域aに圧力が加わる。
これにより、圧力導電部材15の領域a付近が圧力によって導電性状態になるため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18が短絡する。その結果、スイッチ電極18に電流が流れて、スイッチがオン状態になる。
ユーザが可動部材22から指23を離すと、圧力導電部材15の形状が弾性によって元に戻るため、可動部材22は固定板11の表面から突出されている状態に戻る(図8(C)の状態に戻る)。
ユーザは、触覚の変化を知覚することで探した可動部材22をZ軸負方向に押すことで、圧力導電部材15の領域aに圧力が加わる。
これにより、圧力導電部材15の領域a付近が圧力によって導電性状態になるため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18が短絡する。その結果、スイッチ電極18に電流が流れて、スイッチがオン状態になる。
ユーザが可動部材22から指23を離すと、圧力導電部材15の形状が弾性によって元に戻るため、可動部材22は固定板11の表面から突出されている状態に戻る(図8(C)の状態に戻る)。
可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態に戻ると、圧力導電部材15の領域aには圧力が加えられておらず、領域a付近は非導電性状態に戻る。
このため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18は短絡せず、スイッチ電極18に電流が流れなくなるので、スイッチがオフ状態に戻る。
このように、ユーザは、指先だけで突起を形成している可動部材22を探索し、その可動部材22をスイッチとして入力することが可能になる。
このため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18は短絡せず、スイッチ電極18に電流が流れなくなるので、スイッチがオフ状態に戻る。
このように、ユーザは、指先だけで突起を形成している可動部材22を探索し、その可動部材22をスイッチとして入力することが可能になる。
ここでは、突起を形成している可動部材22を探索するために、ユーザが指23をX軸方向に移動するものを示したが、通常は、ユーザが指23をY軸方向にも移動して、突起を形成している可動部材22を探索する。
この実施の形態1では、図4のように、固定板孔13の間隔が形成されているものを示したが、これは一例に過ぎず、固定板孔13の間隔を変更してもよい。
図9は固定板孔13の間隔の変更例を示す説明図である。
図9(A)は、固定板孔13の間隔を孔間隔に設けた場合の例を示している。
図9(A)のように、固定板孔13の間隔を密にすることで、可動板14の移動距離を最小化することも可能である。
図9は固定板孔13の間隔の変更例を示す説明図である。
図9(A)は、固定板孔13の間隔を孔間隔に設けた場合の例を示している。
図9(A)のように、固定板孔13の間隔を密にすることで、可動板14の移動距離を最小化することも可能である。
図9(B)は、固定板孔13の間隔を孔寸法の2倍以上に設けた場合の例を示している。
図9(B)のように、固定板孔13の間隔を孔寸法の2倍以上に設け、可動板14の移動経路を突起部(突起状態)の移動先位置以外の固定板孔13を通らない移動経路を選択することで、可動板14の移動中に不要な突起形成を防止することも可能である。
図9(B)のように、固定板孔13の間隔を孔寸法の2倍以上に設け、可動板14の移動経路を突起部(突起状態)の移動先位置以外の固定板孔13を通らない移動経路を選択することで、可動板14の移動中に不要な突起形成を防止することも可能である。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、軸が固定板11の固定板孔13に挿入され、下端部が圧力導電部材15の表面に形成されている凹部16に収まる形状をなしており、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まる位置に可動板14が移動された場合、上端部の先端の位置が固定板11の表面の位置と略一致し、アクチュエータ20により下端部が凹部16に収まらない位置に可動板14が移動された場合、上端部の先端が固定板11の表面より突出する複数の可動部材22を備えるように構成したので、アクチュエータの個数を増やすことなく、ユーザに提示する触覚の状態を速やかに構築することができる効果を奏する。
即ち、この実施の形態1によれば、従来の触覚ディスプレイ装置と比べて、少ない制御機構で安価に触覚ディスプレイ装置を構成することができる。また、スイッチ入力があった場合、音声発生機構107により音声情報をユーザに伝達することで、ユーザは表示パネル2を見ずに操作を続けることができる。
即ち、この実施の形態1によれば、従来の触覚ディスプレイ装置と比べて、少ない制御機構で安価に触覚ディスプレイ装置を構成することができる。また、スイッチ入力があった場合、音声発生機構107により音声情報をユーザに伝達することで、ユーザは表示パネル2を見ずに操作を続けることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、アクチュエータ20をX軸方向とY軸方向に移動させるものを示したが、Z軸方向に移動するアクチュエータを設けることで、移動中に不要な突起の形成を防止する方法について説明する。
上記実施の形態1では、アクチュエータ20をX軸方向とY軸方向に移動させるものを示したが、Z軸方向に移動するアクチュエータを設けることで、移動中に不要な突起の形成を防止する方法について説明する。
図10はこの発明の実施の形態2によるディスプレイシステムの触覚ディスプレイ装置を示す断面図であり、図において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
アクチュエータ20c,20dは可動板14をZ軸方向に移動させる可動板駆動手段である。
落下防止板31は固定板11の下部に設けられ、可動部材22の落下を防止するための部材である。
XY軸可動部32は可動板14、X軸上のアクチュエータ20a、Y軸上のアクチュエータ20b(図10には図示していない)及び弾性支持部材21などから構成され、Z軸方向に移動可能な部材である。
アクチュエータ20c,20dは可動板14をZ軸方向に移動させる可動板駆動手段である。
落下防止板31は固定板11の下部に設けられ、可動部材22の落下を防止するための部材である。
XY軸可動部32は可動板14、X軸上のアクチュエータ20a、Y軸上のアクチュエータ20b(図10には図示していない)及び弾性支持部材21などから構成され、Z軸方向に移動可能な部材である。
図10(A)に示す突起形成状態から、XY軸可動部32をZ軸負方向に移動するため、アクチュエータ20c,20dを駆動させると、図10(B)の状態(XY軸可動部32をZ軸負方向に移動させた状態)になる。
これにより、可動部材22は、非突起状態になるが、落下防止板31が設けられているため、可動部材22の落下が防止される。
これにより、可動部材22は、非突起状態になるが、落下防止板31が設けられているため、可動部材22の落下が防止される。
XY軸可動部32を構成しているアクチュエータ20a,20bを用いて、次の突起形成位置に可動板14を移動させた後、XY軸可動部32をZ軸正方向に移動するため、アクチュエータ20c,20dを駆動させると、図10(C)の状態(XY軸可動部32をZ軸正方向に移動させた状態)になる。
このとき、可動板14の移動によって突起が形成されるが、固定板11の表面には不要な突起が形成されない。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、XY軸可動部32のZ軸方向の移動によって不要な突起の形成を防止することができる。
このとき、可動板14の移動によって突起が形成されるが、固定板11の表面には不要な突起が形成されない。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、XY軸可動部32のZ軸方向の移動によって不要な突起の形成を防止することができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、2軸(X軸、Y軸)方向に可動板14を移動して、1点の突起部(突起状態)を形成するものを示したが、1点の突起部だけでなく、複数の突起部を同時に形成するようにしてもよい。
上記実施の形態1では、2軸(X軸、Y軸)方向に可動板14を移動して、1点の突起部(突起状態)を形成するものを示したが、1点の突起部だけでなく、複数の突起部を同時に形成するようにしてもよい。
図11は固定板孔13と圧力導電部材15における凸部17との位置関係を示す説明図である。
図11では、説明上煩雑になるため、圧力導電部材15における凹部16は図示していない。
この実施の形態3では、固定板11には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の固定板孔13が施されており、可動板14が備えている圧力導電部材15には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の凹部16が表面に形成されている。
このとき、固定板孔13のX軸方向の間隔は、固定板孔13のX軸基準寸法の整数k倍であるものとする。
また、固定板孔13のY軸方向の間隔は、固定板孔13のY軸基準寸法の整数l倍であるものとする。
図11では、説明上煩雑になるため、圧力導電部材15における凹部16は図示していない。
この実施の形態3では、固定板11には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の固定板孔13が施されており、可動板14が備えている圧力導電部材15には、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の凹部16が表面に形成されている。
このとき、固定板孔13のX軸方向の間隔は、固定板孔13のX軸基準寸法の整数k倍であるものとする。
また、固定板孔13のY軸方向の間隔は、固定板孔13のY軸基準寸法の整数l倍であるものとする。
図11は、k=4、l=4、n=3、m=3の例を示している。
この実施の形態3では、9個の固定板孔13の中から、突起部(突起状態)を1つだけ選択する9種類と、同時に2箇所の突起部(突起状態)を設けた場合の6種類と、全ての突起部(突起状態)を持たない未突起部(未突起状態)の場合の1種類とを設ける(全16種類の移動パターンの突起状態を設ける)。
固定板11に施された固定板孔13を座標で表すと、次のようになる。
固定板13 (X,Y)=(kn,lm)
この実施の形態3では、9個の固定板孔13の中から、突起部(突起状態)を1つだけ選択する9種類と、同時に2箇所の突起部(突起状態)を設けた場合の6種類と、全ての突起部(突起状態)を持たない未突起部(未突起状態)の場合の1種類とを設ける(全16種類の移動パターンの突起状態を設ける)。
固定板11に施された固定板孔13を座標で表すと、次のようになる。
固定板13 (X,Y)=(kn,lm)
図11(B)〜(G)では、アクチュエータ20を2軸(X軸、Y軸)に設置し、可動板14を2軸方向に移動可能な構成を示している。
XY平面の各軸方向に可動板14を移動することで、9つの突起部(突起状態)の領域のうち、任意の1つの突起を選択して突起形成するか、同時に2箇所の突起を設けた場合の6種類のうち、任意の1種類を選択して突起形成するか、または、全ての突起部(突起状態)を持たない未突起な状態を選択することができる。
XY平面の各軸方向に可動板14を移動することで、9つの突起部(突起状態)の領域のうち、任意の1つの突起を選択して突起形成するか、同時に2箇所の突起を設けた場合の6種類のうち、任意の1種類を選択して突起形成するか、または、全ての突起部(突起状態)を持たない未突起な状態を選択することができる。
例えば、図11に示すように、圧力導電部材15における凸部17の間隔を(X,Y)=(3n,3m)として、図11(B)の可動部材22の突起部(突起状態)を原点とすると、凸部17のX座標が0,3,5,10,11となり、Y軸座標が0,3,5,10,11となるため、突起部(突起状態)は座標(0,0)の位置に形成される。
次に、可動板14をX軸方向に“−1”ずらすと、図11(C)の状態になり、凸部17のX座標が−1,2,4,9,10となるため、突起部(突起状態)は座標(4,0)の位置に形成される。
可動板14をX軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のX座標が−2,1,3,8,9となるため、突起部(突起状態)は座標(8,0)の位置に形成される。
可動板14をX軸方向に“−3”ずらすと、図11(D)の状態になり、凸部17のX座標が−3,0,2,7,8となるため、突起部(突起状態)は、座標(0,0)と座標(8,0)の位置に形成される。
次に、可動板14をX軸方向に“−1”ずらすと、図11(C)の状態になり、凸部17のX座標が−1,2,4,9,10となるため、突起部(突起状態)は座標(4,0)の位置に形成される。
可動板14をX軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のX座標が−2,1,3,8,9となるため、突起部(突起状態)は座標(8,0)の位置に形成される。
可動板14をX軸方向に“−3”ずらすと、図11(D)の状態になり、凸部17のX座標が−3,0,2,7,8となるため、突起部(突起状態)は、座標(0,0)と座標(8,0)の位置に形成される。
一方、可動板14をY軸方向に“−1”ずらすと、図11(E)の状態になり、凸部17のY座標が−1,2,4,9,10となるため、突起部(突起状態)は座標(0,4)の位置に形成される。
可動板14をY軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のY座標が−2,1,3,8,9となるため、突起部(突起状態)は座標(0,8)の位置に形成される。
可動板14をY軸方向に“−3”ずらすと、図11(F)の状態になり、凸部17のY座標が−3,0,2,7,8となるため、突起部(突起状態)は、座標(0,0)と座標(0,8)の位置に形成される。
可動板14をY軸方向に“−2”ずらすと、凸部17のY座標が−2,1,3,8,9となるため、突起部(突起状態)は座標(0,8)の位置に形成される。
可動板14をY軸方向に“−3”ずらすと、図11(F)の状態になり、凸部17のY座標が−3,0,2,7,8となるため、突起部(突起状態)は、座標(0,0)と座標(0,8)の位置に形成される。
また、可動板14をX軸方向に“−3”ずらし、Y軸方向に“−3”ずらすと、図11(G)の状態になり、固定板孔13に対応する凸部17が無いため、未突起状態になる。
固定板孔13と凸部17の位置関係を上記のように設定し、XY平面の各軸方向に可動板14を移動することで、n×m個の孔のうち、任意の複数の突起状態や未突起状態を選択することができる。
固定板孔13と凸部17の位置関係を上記のように設定し、XY平面の各軸方向に可動板14を移動することで、n×m個の孔のうち、任意の複数の突起状態や未突起状態を選択することができる。
次に、触覚ディスプレイ装置4の動作について説明する。
この実施の形態3では、ユーザが表示パネル2に表示された複数の画像3を見ない(視覚情報無し)で、触覚ディスプレイ装置4の可動部材22を押し込む場合について説明する。
この実施の形態3では、ユーザが表示パネル2に表示された複数の画像3を見ない(視覚情報無し)で、触覚ディスプレイ装置4の可動部材22を押し込む場合について説明する。
図12は触覚ディスプレイ装置4の動作状態を示す説明図である。
図12(A)は、画像表示装置1の表示パネル2における2つの画像3a,3bの表示位置に対応する位置の2つの可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態を示している。
図12(B)(C)(D)は触覚ディスプレイ装置4の断面図であり、2つの画像3a,3bの表示位置に対応する位置の2つの可動部材22によって突起を形成するため、アクチュエータ20が可動板14を移動させた状態を示している。
図12(A)は、画像表示装置1の表示パネル2における2つの画像3a,3bの表示位置に対応する位置の2つの可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態を示している。
図12(B)(C)(D)は触覚ディスプレイ装置4の断面図であり、2つの画像3a,3bの表示位置に対応する位置の2つの可動部材22によって突起を形成するため、アクチュエータ20が可動板14を移動させた状態を示している。
ユーザが指23で、触覚ディスプレイ装置4の固定板11に形成された突起を探す場合、図12(C)に示すように、指23を固定板11の表面上を滑らすことで探索することが考えられる。
図12(B)の状態では、ユーザの指23が、突起を形成していない可動部材22の位置にあるため、ユーザは指先に突起の触覚を感じない。
その後、ユーザが図12(C)の状態まで、指23を移動(X5〜X6の領域まで指23を移動)させると、突起を形成している可動部材22と接触するため、ユーザは指先に突起の触覚を感じる。図12(C)の例では、指23をX5〜X6の領域まで移動させているが、指23をX3〜X4の領域まで移動させても突起を形成している可動部材22と接触するため、ユーザは指先に突起の触覚を感じる。
ユーザは、指先等の触覚の変化を知覚することにより、2つの画像3a,3bの表示位置を認識することができる。
図12(B)の状態では、ユーザの指23が、突起を形成していない可動部材22の位置にあるため、ユーザは指先に突起の触覚を感じない。
その後、ユーザが図12(C)の状態まで、指23を移動(X5〜X6の領域まで指23を移動)させると、突起を形成している可動部材22と接触するため、ユーザは指先に突起の触覚を感じる。図12(C)の例では、指23をX5〜X6の領域まで移動させているが、指23をX3〜X4の領域まで移動させても突起を形成している可動部材22と接触するため、ユーザは指先に突起の触覚を感じる。
ユーザは、指先等の触覚の変化を知覚することにより、2つの画像3a,3bの表示位置を認識することができる。
図12(D)はユーザが突起を形成している可動部材22をスイッチとして入力する状態を示している。
ユーザは、触覚の変化を知覚することで探した可動部材22をZ軸負方向に押すことで、圧力導電部材15の領域aに圧力が加わる。
これにより、圧力導電部材15の領域a付近が圧力によって導電性状態になるため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18が短絡する。その結果、スイッチ電極18に電流が流れて、スイッチがオン状態になる。
ユーザが可動部材22から指23を離すと、圧力導電部材15の形状が弾性によって元に戻るため、可動部材22は固定板11の表面から突出されている状態に戻る(図12(C)の状態に戻る)。
ユーザは、触覚の変化を知覚することで探した可動部材22をZ軸負方向に押すことで、圧力導電部材15の領域aに圧力が加わる。
これにより、圧力導電部材15の領域a付近が圧力によって導電性状態になるため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18が短絡する。その結果、スイッチ電極18に電流が流れて、スイッチがオン状態になる。
ユーザが可動部材22から指23を離すと、圧力導電部材15の形状が弾性によって元に戻るため、可動部材22は固定板11の表面から突出されている状態に戻る(図12(C)の状態に戻る)。
可動部材22が固定板11の表面から突出されている状態に戻ると、圧力導電部材15の領域aには圧力が加えられておらず、領域a付近は非導電性状態に戻る。
このため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18は短絡せず、スイッチ電極18に電流が流れなくなるので、スイッチがオフ状態に戻る。
このように、ユーザは、指先だけで突起を形成している可動部材22を探索し、その可動部材22をスイッチとして入力することが可能になる。
このため、領域a付近に設けられているスイッチ電極18は短絡せず、スイッチ電極18に電流が流れなくなるので、スイッチがオフ状態に戻る。
このように、ユーザは、指先だけで突起を形成している可動部材22を探索し、その可動部材22をスイッチとして入力することが可能になる。
ここでは、突起を形成している可動部材22を探索するために、ユーザが指23をX軸方向に移動するものを示したが、通常は、ユーザが指23をY軸方向にも移動して、突起を形成している可動部材22を探索する。
このように、ユーザは、指先だけで突起を形成している可動部材22を知覚し、知覚した複数の可動部材22をスイッチとして入力動作することが可能になる。
なお、入力動作に応じて、音声発生機構107から音声情報をユーザに伝達することで、ユーザは触覚と聴覚の両方から、表示中の画像3の位置を確認でき、誤操作の防止が可能になる。
さらに、入力動作に応じて、個別の音声情報を伝えることにより、音声によって容易にボタンを識別することができる。
このように、ユーザは、指先だけで突起を形成している可動部材22を知覚し、知覚した複数の可動部材22をスイッチとして入力動作することが可能になる。
なお、入力動作に応じて、音声発生機構107から音声情報をユーザに伝達することで、ユーザは触覚と聴覚の両方から、表示中の画像3の位置を確認でき、誤操作の防止が可能になる。
さらに、入力動作に応じて、個別の音声情報を伝えることにより、音声によって容易にボタンを識別することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 画像表示装置、2 表示パネル、3,3a,3b 画像、4 触覚ディスプレイ装置、5 ケーブル、11 固定板、12 支持部材、13 固定板孔、14 可動板、15 圧力導電部材(凹部形成部材)、16 凹部、17 凸部、18 スイッチ電極、19 可動板支持部材、20,20a,20b,20c,20d アクチュエータ(可動板駆動手段)、21 弾性支持部材、22 可動部材、23 ユーザの指、31 落下防止板、32 XY軸可動部、101 制御部、102 表示パネル駆動部、103 X軸アクチュエータ駆動部、104 Y軸アクチュエータ駆動部、105 短絡スイッチ検出部、106 音声発生機構駆動部、107 音声発生機構。
Claims (7)
- 複数の孔が施されている固定板と、
上記固定板と相対する位置に移動自在に設けられ、複数の凹部が表面に形成されている凹部形成部材を備えている可動板と、
上記可動板を移動して、上記可動板と上記固定板の相対的な位置関係を変える可動板駆動手段と、
軸が上記固定板の孔に挿入され、一方の端部が上記凹部形成部材の表面に形成されている凹部に収まる形状をなしており、上記可動板駆動手段により一方の端部が上記凹部に収まる位置に上記可動板が移動された場合、他方の端部の先端の位置が上記固定板の表面の位置と略一致し、上記可動板駆動手段により一方の端部が上記凹部に収まらない位置に上記可動板が移動された場合、他方の端部の先端が上記固定板の表面より突出する複数の可動部材と
を備えた触覚ディスプレイ装置。 - 可動板が備えている凹部形成部材は、圧力を加えられることで導電性を有する弾性部材であり、
上記弾性部材の裏面に複数のスイッチ電極が設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の触覚ディスプレイ装置。 - 他方の端部の先端が固定板の表面より突出している可動部材が、上記固定板の内部の方向に押し込められると、上記弾性部材の一部の領域に圧力が加わることで、上記領域が導電性状態になり、上記領域の裏面に設けられているスイッチ電極が短絡することを特徴とする請求項2記載の触覚ディスプレイ装置。
- スイッチ電極が短絡すると、音声情報を出力する音声発生機構を備えていることを特徴とする請求項3記載の触覚ディスプレイ装置。
- 固定板は、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の孔が施されており、上記孔のX軸方向の間隔が、上記孔のX軸方向の寸法の整数倍kであって、上記孔のY軸方向の間隔が、上記孔のY軸方向の寸法の整数倍lであり、
可動板が備えている凹部形成部材は、X軸方向にn個、Y軸方向にm個の凹部が表面に形成されており、上記凹部以外の部分である凸部のX軸方向の間隔が、上記凸部のX軸方向の寸法の整数倍k±1であって、上記凸部のY軸方向の間隔が、上記凸部のY軸方向の寸法の整数倍l±1である
ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の触覚ディスプレイ装置。 - 可動板駆動手段は、表示パネルに表示されている画像の表示位置と対応する位置に設けられている可動部材の先端が固定板の表面より突出するように、可動板を移動することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の触覚ディスプレイ装置。
- 画像を表示パネルに表示する画像表示装置と、上記画像表示装置の表示パネルに表示された画像に対応する触覚を提示するディスプレイ面を有する触覚ディスプレイ装置とから構成されているディスプレイシステムにおいて、
上記触覚ディスプレイ装置は、
複数の孔が施されている固定板と、
上記固定板と相対する位置に移動自在に設けられ、複数の凹部が表面に形成されている凹部形成部材を備えている可動板と、
上記画像表示装置により表示された画像の表示位置に応じて上記可動板を移動して、上記可動板と上記固定板の相対的な位置関係を変える可動板駆動手段と、
軸が上記固定板の孔に挿入され、一方の端部が上記凹部形成部材の表面に形成されている凹部に収まる形状をなしており、上記可動板駆動手段により一方の端部が上記凹部に収まる位置に上記可動板が移動された場合、他方の端部の先端の位置が上記固定板の表面の位置と略一致し、上記可動板駆動手段により一方の端部が上記凹部に収まらない位置に上記可動板が移動された場合、他方の端部の先端が上記固定板の表面より突出する複数の可動部材と
を備えていることを特徴とするディスプレイシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012099942A JP2013228849A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012099942A JP2013228849A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013228849A true JP2013228849A (ja) | 2013-11-07 |
Family
ID=49676427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012099942A Pending JP2013228849A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013228849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017059234A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | モーフィング・パッド、モーフィング・パッドを実装するためのシステム及び方法 |
-
2012
- 2012-04-25 JP JP2012099942A patent/JP2013228849A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017059234A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | モーフィング・パッド、モーフィング・パッドを実装するためのシステム及び方法 |
US10365736B2 (en) | 2015-09-15 | 2019-07-30 | Visteon Global Technologies, Inc. | Morphing pad, system and method for implementing a morphing pad |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5831902B2 (ja) | 操作スイッチ装置 | |
US10237509B1 (en) | Systems with keyboards and head-mounted displays | |
US11347315B2 (en) | Electronic device with force sensor and haptic feedback in direction perpendicular to a direction of press | |
WO2012157272A1 (ja) | 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム、並びに、入力装置、入力支援方法及びプログラム | |
US20120154317A1 (en) | Input apparatus and control method for input apparatus | |
EP3324275B1 (en) | Operation-sensation imparting input device | |
CN103733115A (zh) | 具有弯曲显示和导航工具的可佩戴计算机 | |
KR20120047980A (ko) | 입력 장치 | |
US20110079450A1 (en) | Small Device | |
KR20140078180A (ko) | 택타일 사용자 인터페이스의 미니-맵을 제공하는 터치 센서티브 디바이스 및 제어 방법 | |
US20190107889A1 (en) | Input device | |
JP2005122686A (ja) | 入力キー及び入力装置 | |
US20150241971A1 (en) | Electronic device | |
US9329712B2 (en) | Electronic device having changeable touch receiving region | |
JP2006338488A (ja) | 表示装置 | |
JP2013228849A (ja) | 触覚ディスプレイ装置及びディスプレイシステム | |
WO2014061206A1 (ja) | フォースフィードバック装置およびユーザインターフェースシステム | |
JP2017037583A (ja) | コンピュータの入力システム | |
JP7317494B2 (ja) | 電子機器及び電子機器の制御方法 | |
US20200142489A1 (en) | Input device | |
US8760421B2 (en) | Method for increased accessibility to a human machine interface | |
JP2011187087A (ja) | 入力装置および入力装置の制御方法 | |
JP2013134717A (ja) | 操作入力システム | |
JPH1173153A (ja) | 表示装置 | |
US20240103485A1 (en) | Industrial touchscreen |