JP2013227015A - 飛行操縦翼面の形状記憶合金の起動システム - Google Patents

飛行操縦翼面の形状記憶合金の起動システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013227015A
JP2013227015A JP2013090709A JP2013090709A JP2013227015A JP 2013227015 A JP2013227015 A JP 2013227015A JP 2013090709 A JP2013090709 A JP 2013090709A JP 2013090709 A JP2013090709 A JP 2013090709A JP 2013227015 A JP2013227015 A JP 2013227015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
sma
control surface
control
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013090709A
Other languages
English (en)
Inventor
Matthew Moser
マシュー モーザー,
Kelly T Jones
ケーリー ティー. ジョーンズ,
Peter A Padilla
ピーター エー. パディラ,
Frederick T Calkins
フレデリック, ティー. カルキンス,
James H Mabe
ジェームズ エイチ. メイブ,
Stefan R Bieniawski
ステファン アール. ビエニヤフスキ,
Terence B Kenning
テレンス ビー. ケニング,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2013227015A publication Critical patent/JP2013227015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C13/00Control systems or transmitting systems for actuating flying-control surfaces, lift-increasing flaps, air brakes, or spoilers
    • B64C13/24Transmitting means
    • B64C13/38Transmitting means with power amplification
    • B64C13/50Transmitting means with power amplification using electrical energy
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C9/00Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders
    • B64C9/02Mounting or supporting thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03GSPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03G7/00Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
    • F03G7/06Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like
    • F03G7/065Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like using a shape memory element

Abstract

【課題】小さい翼弦の操縦翼面を操作するための設置面積が小さいヒンジ線アクチュエータシステムを提供する。
【解決手段】航空機制御システムは、空力構造体26と、展開可能な操縦翼面38と空力構造体の間にヒンジ線を有するヒンジで空力構造体に結合した展開可能な操縦翼面を備える。反対方向に回転するように訓練され、各々接地端部24、34及び回転端部28、36を有する第1及び第2形状記憶合金(SMA)管は、相互に直列に結合している。第1管の回転端部は、第2管の接地端部に結合している。第1及び第2SMA管はさらに、空力構造体と展開可能な操縦翼面の間に結合している。各管は他の管に対して回転可能であり、また、展開可能な操縦翼面が空力構造体に対して第1方向に偏向した第1位置と、第2方向に偏向した第2位置との間のヒンジ線に沿って空力構造体及び展開可能な操縦翼面のうちの少なくとも一つに対して回転可能である。
【選択図】図2A

Description

本発明の実施形態は概して、航空機の操縦翼面起動システムの分野に関し、さらに具体的には、直列接続された双方向形状記憶合金(SMA)管を用いたヒンジ線回転アクチュエータに関するものである。
現代の航空機は様々な速さ及び高度で飛行し、これには航空機の揚力面の空力的な改良及び制御が必要となる。離陸及び着陸時の揚力要件に対する大きな変更点がなされたが、それは他の解決策の中から、従来の後縁フラップを使用して得られるものであった。しかしながら、巡航空力を最適化する、又は他の飛行形態の空力を最適化するためのさらなる調整は十分なされていない。現行の解決法は、後縁フラップを少しだけ広げて又は引き込んで、飛行の巡航中の抵抗を下げることによって、翼のキャンバーを修正するものである。エルロン又はフラップ等の現在の操縦翼面の後縁に位置する、又は空力性能の微調整のために正の角又は負の角に展開可能な剛性の翼型に位置する小さい翼弦の空力表面が用いられているが、上記のような小さい表面の起動システムは、所望のヒンジ線の断面が狭いために問題となる。通常の電気機械アクチュエータは、小さい翼弦表面に延在する機械的リンク機構で翼又は他の構造体のより厚みのある断面に装着する必要がある。これによりシステムは重量を増し、複雑になる。さらに、上記アクチュエータは、ヒンジ線に沿って直接動作できない直線ピストンを用いる。
したがって、上記のような小さい翼弦の操縦翼面を操作するための設置面積が小さいヒンジ線アクチュエータシステムを提供することが望ましい。
本明細書に開示された実施形態は、空力構造体と、展開可能な操縦翼面と空力構造体の間にヒンジ線を有するヒンジで空力構造体に結合した展開可能な操縦翼面とを備える航空機システムを提供する。反対方向に回転するように訓練され、各々接地端部と回転端部を有する第1及び第2の形状記憶合金(SMA)管は相互に直列に結合している。第1管の回転端部は、第2管の接地端部に結合している。第1及び第2のSMA管はさらに、空力構造体と展開可能な操縦翼面の間に結合している。各管は他の管に対して回転可能であり、また展開可能な操縦翼面が空力構造体に対して第1方向に偏向している第1の位置と、展開可能な操縦翼面が空力構造体に対して第2方向に偏向している第2の位置との間のヒンジ線に沿って、空力構造体及び展開可能な操縦翼面のうちの少なくとも一つに対して回転可能である。
操縦翼面アクチュエータの例示の一実施形態では、ヒンジ線アクチュエータが、操縦翼面と空力構造体とを相互連結しているヒンジで軸方向に同心に装着されている。ヒンジ線アクチュエータは、第1端部において空力構造体に接続された第1SMA管と、第1端部において第1SMA管の第2端部に接続され、第2端部において操縦翼面に接続された第2SMA管を組み込んでいる。第1ヒータは第1SMA管に受容される。第1SMA管は第1ヒータによって加熱されると第1方向に回転し、この結果、操縦翼面が第1方向に偏向する。第2ヒータは第2SMA管に受容される。第2SMA管は第2ヒータによって加熱されると第2方向に回転し、この結果、操縦翼面が第2方向に偏向する。コントローラは第1及び第2ヒータへの電力を制御するために、第1及び第2ヒータに操作可能に接続されている。
本明細書における実施形態は、操縦翼面を偏向させる方法を提供し、この方法においては、加熱されると第1方向に回転可能な第1SMA管の接地部が空力構造体に接続されている。第1SMA管の回転端部は、加熱されると第2方向に回転可能な第2SMA管の接地部に接続されている。第2SMA管の回転端部は操縦翼面に接続されている。操縦翼面の第1方向の所望の偏向が選択される。次に電力が第1SMA管のヒータに供給され、この結果第1方向の偏向が起きる。次に、操縦翼面の第2方向の偏向が選択される。電力が第2SMA管のヒータに供給され、この結果第2方向の偏向が起きる。
本発明は航空機システムに関し、航空機システムは、空力構造体と、展開可能な操縦翼面と空力構造体の間でヒンジ線を有するヒンジで空力構造体に結合した展開可能な操縦翼面と、反対の偏向方向に回転するように訓練された第1及び第2形状記憶合金(SMA)管であって、各々接地端部と回転端部を有し、相互に直列に結合し、第1SMA管の回転端部は第2SMA管の接地端部に結合し、さらに空力構造体と展開可能な操縦翼面の間に結合しており、他の管に対してそれぞれ回転可能であり、また展開可能な操縦翼面が空力構造体に対して第1方向に偏向している第1位置と、展開可能な操縦翼面が空力構造体に対して第2方向に偏向している第2位置との間のヒンジ線に沿って空力構造体と展開可能な操縦制御面のうちの少なくとも一つに対してそれぞれ回転可能である第1及び第2形状記憶合金(SMA)管を備える。航空機システムは、継ぎ手で接続された第1及び第2SMA管を備える。航空機システムはさらに制御コンピュータを備え、第1SMA管は第1ヒータを備え、第2SMA管は第2ヒータを備え、前記第1及び第2ヒータは前記制御コンピュータによって供給された電力に対して応答性があり、前記第1SMA管は第1ヒータからの加熱に応答して回転し、これにより、操縦翼面が第1方向へ偏向し、前記第2SMA管は第2ヒータからの加熱に応答して回転し、これにより操縦翼面が第2方向へ偏向する。第1及び第2ヒータに供給される電力は、パルス幅変調(PWM)交流電力である。
油圧ロッキングシステムが航空機システムに含まれてよい。油圧ロッキングシステムは、操縦翼面とトルク管を相互接続する少なくとも一つの制御リンクと、トルク管に接続されており、コマンドに応答して前記トルク管を解除可能にロックする少なくとも一つの油圧ロックを備える。航空機システムの油圧ロックは、入力軸とダンパー・クレビスを通してトルク管に接続されている。制御コンピュータを設置することができ、第1SMA管は第1ヒータを備え、第2SMA管は第2ヒータを備え、前記第1及び第2ヒータは、前記制御コンピュータによって供給される電力に対して応答性があり、前記第1SMA管は、第1ヒータによる加熱に応答して回転し、これにより操縦翼面が第1方向に偏向し、前記第2SMA管は、第2ヒータによる加熱に応答して回転し、操縦翼面が第2方向に偏向し、第1及び第2SMA管のうちの一つが所望の位置に偏向した時に、制御コンピュータから油圧ロックに対し前記コマンドが発行される。
本発明は操縦翼面アクチュエータに関するものであり、操縦翼面アクチュエータは、操縦翼面と空力構造体を相互連結しているヒンジで軸方向に同心に装着されているヒンジ線アクチュエータであって、第1端部において空力構造体に接続された第1SMA管と、第1端部において第1SMA管の第2端部に接続され、第2端部において操縦翼面に接続された第2SMA管と、第1ヒータによって加熱されると第1方向に回転し、この結果操縦翼面が第1方向へ偏向する第1SMA管に受容される第1ヒータと、第2ヒータによって加熱されると第2方向に回転し、この結果操縦翼面が第2方向へ偏向する第2SMA管に受容される第2ヒータとを組み込んだヒンジ線アクチュエータと、第1及び第2ヒータへの電力を制御するために第1及び第2ヒータに操作可能に接続されるコントローラを備える。第1及び第2SMA管の回転は、第1及び第2ヒータに応答した温度上昇に比例して、完全なマルテンサイト組成物から完全なオーステナイト組成物までの範囲にわたって制御可能である。
第1方向の偏向は第1SMA管の長さに依存し、第2方向の偏向の偏向範囲は第2SMA管の長さに依存する。この結果、改善がもたらされる。第1及び第2ヒータに供給される電力は、動作を改善するためにパルス幅変調(PWM)交流電力であってよい。
操縦翼面アクチュエータは、操縦翼面とトルク管を相互接続する少なくとも一つの制御リンクを有する油圧ロッキングシステムと、トルク管に接続され、コマンドに応答して前記トルク管を解除可能にロックする少なくとも一つの油圧ロックを備える。油圧ロックは入力軸及びダンパー・クレビスを通してトルク管に接続される。操縦翼面アクチュエータは、第1及び第2SMA管のうちの一つが所望の方向に偏向した時に、コントローラによって油圧ロックに発行されるコマンドを含む。操縦翼面アクチュエータは、非ロック位置においてトルク管の振動を抑える油圧ロックを備えることができる。
本発明は、操縦翼面を起動させる方法を含み、この方法は、加熱されると第1方向に回転可能な第1SMA管の接地部を空力構造体に接続し、第1SMA管の回転端部を、加熱されると第2方向に回転可能な第2SMA管の接地部に接続し、第2SMA管の回転端部を操縦翼面に接続し、操縦翼面の第1方向の所望の偏向を選択し、第1SMA管のヒータに電力を供給し、操縦翼面の第2方向の偏向を選択し、第2SMA管のヒータへ電力を供給することを含む。本方法はまた、第1方向の所望の偏向が達成されたら、油圧ロックをロックし、第2方向の偏向を選択した後で、油圧ロックを解除し、第2方向の所望の偏向が達成されたら、油圧ロックをロックすることも含む。加えて、このプロセスは例えば、第1方向に所望の偏向が生じるように回転させるために第1SMA管の所望の温度を決定し、所望の温度を確定するために、第1SMA管の温度を監視し、第2方向に所望の偏向が生じるように回転させるために第2SMA管の所望の温度を決定し、及び/又は所望の温度を確定するために、第2SMA管の温度を監視する等のステップも含む。
このプロセスは、第1方向の追加の偏向を選択し、油圧ロックを解除し、第1方向に第2の所望の偏向が生じるように回転させるために、アクチュエータの第1SMA管の温度を決定し、監視中の温度をさらに上昇させるために第1SMA管のヒータに追加の電力を供給し、所望の追加の偏向が達成されたら、油圧ロックをロックすることを含む。本方法はまた、第2方向の追加の偏向を選択し、油圧ロックを解除し、第2方向に第2の所望の偏向が生じるように回転させるために、アクチュエータの第2SMA管の温度を決定し、監視中の温度をさらに上昇させるために第2SMA管のヒータに追加の電力を供給し、所望の追加の偏向が達成されたら、油圧ロックをロックすることも含むことができる。これらの各ステップにより、操縦翼面の起動の効率性又は性能が改善する。
既に説明した特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態で独立に実現することが可能である。また以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が説明される、別の実施形態で組み合わせることが可能である。
本明細書に開示した実施形態を使用することができる例示の航空機の等角投影図である。 翼の後縁チップ偏向システムを応用した例示のゾーンを示す航空機の翼の上面図である。 多様な偏向角度への展開を示す、ある操縦翼面の側面断面図である。 明確に示すために横寸法を拡大した直列接続SMA管の例示の概略実施形態の上面断面図である。 図2Aにおいて構成されたSMA管の一例示の実施形態の上面図である。 図2Bに示す実施形態の線2C−2Cに沿って切り取った側面断面図である。 管のスプライン結合された端部の一例を示す詳細投影図である。 ヒンジ線操縦翼面起動システムに設置するように構成された図2の実施形態の斜視図である。 図4に示す実施形態の設置を示す、上部外板のない操縦翼面の断面の斜視図である。 図5の線6A−6Aに沿って示す操縦翼面とSMAアクチュエータの側面断面図である。 図5の線6B−6Bに沿って示す操縦翼面とSMAアクチュエータの側面断面図である。 図5の線6C−6Cに沿って示す操縦翼面とSMAアクチュエータの側面断面図である。 油圧ダンパー及びロッキングシステムの設置を示す、上部外板のない操縦翼面断面の機内の斜視図である。 油圧ダンパー及びロッキングシステムの設置を示す、上部外板のない操縦翼面断面の機外の図である。 トルク管アセンブリ及び駆動リンクの詳細を含む、油圧ダンパー及びロッキングシステムの設置を示す、見やすくするためにすべての外板を取り除いた操縦翼面の構造体の底面の機内斜視図である。 トルク管アセンブリ及び駆動リンクの詳細を含む、油圧ダンパー及びロッキングシステムの設置を示す、見やすくするためにすべての外板を取り除いた操縦翼面の構造体の底面の機外斜視図である。 油圧ダンパー及びロックの詳細斜視図である。 SMAアクチュエータ及び油圧ロッキングシステムの制御システムの概略ブロック図である。 図10Aの制御システムのセンサシステムの概略ブロック図である。 操縦翼面を展開させるアクチュエータの動作のフロー図である。
本明細書に開示された実施形態は、形状記憶合金(SMA)技術を使用して飛行操縦翼面の起動システムを提供するものである。起動システムは、SMA管を加熱し、管の固体相変化を起こさせることによってトルク及び変位を発生させる。起動システムは、第1方向に偏向が生じるように回転する第1管のアウトプットが、第1方向とは反対側の第2方向に偏向が生じるように回転する第2管の接地部に取り付けられており、引込み管のアウトプットが、フラップ又は他のエーロフォイル等の展開する飛行操縦翼面に取り付けられている、直列の2つのSMA管を使用する。直列接続により展開及び引込みを能動的に制御して、加熱に応答して同じ方向に管を駆動させる並列接続システムに見られるような、外部の熱に起因するフラップの制御されていない展開の問題を軽減する。
図1Aに示すように、後縁106を有する機体102及び翼104を備える航空機100において、図1Bに詳しく示すように、操縦翼面10を様々なより大きな操縦翼面の後縁又は翼の後縁の一部に組み込むことができる。本明細書で実施形態について説明した後部の固定翼型12に関連する個別の操縦翼面については、直列SMA管ヒンジ線起動システムは、エルロン14又はフラップ断面16の適応後縁を制御するために、又は翼の、あるいは空力構造体から展開可能なその他全てのヒンジ接続された操縦翼面のミニチュア・スプリット・フラップ又は分岐後縁として組み込まれる。図1Cに示すように、操縦翼面10は、中立位置から上限(10a)まで、また下限(10b)までの位置範囲にわたって偏向する。図示した実施形態では、偏向の範囲は後縁から20°上方向から60°下方向までにわたる。代替の実施形態では、上方向の移動は引込みフラップと平坦な収納位置に制限され、操縦翼面の可動域は全て下方向である。
図2Aには操縦翼面10のヒンジ線アクチュエータ20の実施形態が寸法を拡大した概略的な実施形態として示されており、図2B及び2Cには当該実施形態の例示的実装が示されている。アクチュエータ20は、第1端部24(第1管の接地部)において構造結合金具26に接続された第1形状記憶合金(SMA)管22を組み込んでいる。第1SMA管22は、第2端部28(第1管の回転端部)において継ぎ手30に接続されている。第2SMA管32は、第1端部34(第2管の接地部)において継ぎ手30に接続されており、第2端部36(第2管の回転端部)において操縦翼面のカップリング38に接続されている。第1ヒータ管40は、第1SMA管22において中央ボア42に受容される。第2ヒータ管44は、第2SMA管32において中央ボア46に受容される。
操縦翼面のカップリング38は、後により詳細に説明するように、操縦翼面10の構造体に直接接続するための延長ブレード50を含む。同様に、構造結合金具26は、後部スパーフランジ又は同様の構造体に装着可能なフランジ52を含む。第1ヒータ40及び第2ヒータ44の導線54及び56はそれぞれ、アクチュエータ20の端部から延在する。
図3に示すように、構造結合金具26、継ぎ手30及び操縦翼面のカップリング38の嵌合スプラインボアに受容するために、SMA管の端部にスプライン結合金具48を使用することができる。
例示の実施形態においては、各SMA管はニッケル−チタン合金であるNitinol(登録商標)から加工される。温度変化によりSMA合金の結晶構造相変化が起き、この結果、形状及び物質特性(マルテンサイト相では低温で低モジュラス、オーステナイト相では高温で高モジュラス)が変化する。熱を加える又は熱を除去することによって「起動」が可能になる。SMA管の出力トルクは、極慣性モーメント、Jに正比例し、下記式が成り立つ。
Figure 2013227015
ODは管の外径であり、IDは内径である。使用可能なワインダップ量は、トルク、Tに関して応力=Tr/Jで定義される管の応力による管の長さに比例し、上記式においてrは管の半径である。
例示の実施形態において、SMA管のサイズはOD=0.55インチ、ID=0.35インチであり、第1管22のサイズは、操縦翼面の下方向の偏向60°に対し長さ8.5インチ、第2管32のサイズは、上方向の偏向20°に対し長さ5.5インチに設定されている。
形状記憶の特性を生かすために、各管は「訓練」される必要がある。訓練は、相転移温度を通過する際の管の何千回もの変形からなる。例示の実施形態のSMA管には、おおよそ4000の訓練サイクルが要求される。SMA管は能動的に加熱することによって一方向にのみ制御可能であるため、2つの管が直列にスプライン結合される。各管は一方向に制御可能である。適切な配向性を選択することによって、一つの管は操縦翼面を上方向に回転させ、もう一つの管は操縦翼面を下方向に回転させる。これら2つの管は圧入スプライン継ぎ手30によって接続される。各管には、管内部に位置する400ワットの抵抗ヒータ40、44が備えられている。サーモカップル及び歪ゲージは、後により詳しく説明するように制御目的で管のID及びODに備え付けられる。
図4の斜視図に示すように、ヒンジ線アクチュエータ20は、設置断面の深さ要件が最小である小型デバイスである。前述したように、操縦翼面カップリング38は、後により詳しく説明するように、操縦翼面10の構造体に直接接続される延長ブレード50を含む。同様に、構造結合金具26は、後部スパーフランジ又は同様の構造体に装着可能なフランジ52を含む。第1及び第2ヒータ40及び44それぞれの導線54及び56は、アクチュエータ20の端部から延在している。
図5は、システムの構造部品が見えるように上部外板を取り除いた、後部翼型12のヒンジ線アクチュエータ20の設置例を示す図である。後部翼型の構造体は、中間スパー60と、翼弦全体のリブ62a、62bと翼弦の部分リブ64を両方備える。後部スパー66によりリブの後ろ端部が押さえ留めされている。支持構造体は、構造的に強化された下方外板68によりカバーされる。操縦翼面10の支持板70が軸受72で後部スパー66に取り付けられ、これにより支持板の上方及び下方の偏向が可能になる。ヒンジ線アクチュエータ20は、構造結合金具26で翼弦全体のリブ62aと隣り合う後部スパー66から延びる取付けフランジ74に接続されており、操縦翼面カップリング38のブレード50で支持板70に接続されている。部分シース76(アクチュエータが見えるように断面で示す)は支持板70から延在して、ヒンジ線アクチュエータ20のSMA管22及び32のフェアリングとなる。シースは、アクチュエータ20を後流から保護することにより、アクチュエータが衝撃によるダメージを受けないように保護しながらより一貫した熱環境を提供する。図6A〜6Cの断面図は、構造結合金具26とフランジ52(図6A)、継ぎ手30(図6B)用の隙間を有するフェアリング76、及び操縦翼面10(図6C)の支持板70に取り付けられたブレード50を有する操縦翼面カップリング38の詳細を示す。
前述したように、第1SMA管22及び第2SMA管32は各々熱を加えることにより回転させて、管の構造を完全なマルテンサイト相(100%マルテンサイト)から多様なオーステナイト濃度を介して完全なオーステナイト相(100%オーステナイト)まで変化させることができる。アクチュエータの動作例においては、操縦翼面がニュートラルな非偏向位置にあり、第1及び第2管の両方が完全なマルテンサイト相(100%マルテンサイト)であるところからスタートする。電流がヒータに供給され、下管である第1管22が加熱されて、所望のn度の偏向が生じる。n度(又は完全な偏向が生じる完全なオーステナイト相(100%オーステナイト))で停止する。ヒータ入力を制御して下管をその相のまま維持する。中立偏向又は上方偏向に戻すには、上管である第2管のヒータに電流を供給して、中立偏向又は所望の上方偏向(又は100%オーステナイト)に到達するまで管を加熱する。
操縦翼面を中立位置に戻すために第2管又は上管を加熱することにより、戻り速度が即時制御される。ヒータ入力を縮小して第1管又は下管の温度を下げることによっても、よりマルテンサイト相側に戻るために「戻り」回転が生じるが、上管の加熱及びその結果生じる回転の方がより制御しやすい。
ヒンジ線アクチュエータ20のSMA管を使用して所望の位置への偏向を起こす際に、操縦翼面の位置が維持されやすいように、図7A、7B、8A及び8Bに示す例示の実施形態においては油圧ロックシステムが提供されている。停止ブラケット80a及び80bとピローブロック82a及び82bの軸受を介して、スパー60にトルク管78が装着されている。図の実施形態においては、2つの駆動リンク84a及び84bは駆動クレビス86a及び86bによってそれぞれトルク管78に接続され、操縦翼面の支持板70によってレバーアーム88a及び88bに取り付けられている。油圧ロック及びダンパーアセンブリ90a及び90bは、入力軸92a及び92bでそれぞれダンパー・クレビス94a及び94bを有するトルク管78に接続されている。図9により詳細に示すように、油圧ロック及びダンパーアセンブリ90a及び90bは各々、圧力トランスデューサー96と、入力軸92a、92bをロックするロッキング・ソレノイド98を組み込んでいる。入力軸92a及び92bの動きの油圧ダンピングにより、操縦翼面に関連するすべてのフラッターが減衰し、入力軸をロックすることにより、ヒンジ線アクチュエータ20によって所望の位置まで回転させた後で、操縦翼面の配置を固定することができる。
起動システムの制御は、図10A及び10Bに示すように行われる。航空機100の左右の翼104の重複システムが示されているが、左の翼のみ説明する。制御コンピュータ1002は、電源1003からスイッチブロック1008を介してそれぞれの制御線1004及び1006を通してSMA管22、32のヒータ40、44へパルス幅変調(PWM)交流電力を供給する。SMA管22、32の温度はサーモカップル1010及び1012によって読み取られ、器具線1014及び1016を通して制御コンピュータ1002に送られる。制御コンピュータ1002は、導線1020を介してロック・ソレノイド98に電力を供給するスイッチブロック1018を通して油圧ロック90a、90bを起動させる。油圧ロック及びダンパーアセンブリ90a及び90bの圧力トランスデューサー96は、導線1022a、1022b、1022c、及び1022dを介して圧力情報を制御コンピュータ1002へ送る。トルク管78に接続されたRVDTセンサ1024は、導線1026を通して制御コンピュータ1002に操縦翼面の振動情報を送る。操縦翼面10に供給されたヒンジ線アクチュエータ20の実際のトルクは、歪ゲージ1028によって測定され、導線1030を通して制御コンピュータ1002へ送られる。
ヒンジ線アクチュエータ20の操作及び制御は、図11に示す制御コンピュータ1002によって行われる。操縦翼面の第1方向の所望の偏向が選択され、制御コンピュータに送信される(ステップ1102)。制御コンピュータは、第1方向の所望の偏向を生じる回転を起こすアクチュエータの第1SMA管の温度を決定する(ステップ1104)。第1SMA管のヒータに電力が供給され(ステップ1106)、所望の温度を確定するために第1SMA管の温度が監視される(ステップ1108)。所望の偏向が達成されたら、制御コンピュータによりロッキング・ソレノイドへ電力が供給されて、油圧ロック及びダンパーがロックされる(ステップ1110)。制御コンピュータが第1方向の追加の偏向の選択を受信した場合(ステップ1111)、ロッキング・ソレノイドへの電力が停止され、油圧ロック及びダンパーが解除され(ステップ1112)、制御コンピュータは、第1方向の第2の所望の偏向を生じる回転を起こすアクチュエータの第1SMA管の温度を決定し(ステップ1113)、第1SMA管のヒータに追加の電力が供給され(ステップ1114)、監視している温度をさらに上昇させる(ステップ1115)。所望の追加の偏向(又は第1SMA管の100%オーステナイト)が達成されたら、制御コンピュータによりロッキング・ソレノイドへ電力が供給され、油圧ロック及びダンパーがロックされる(ステップ1116)。制御コンピュータへ送信される第2方向の偏向が選択されたら(ステップ1118)、制御コンピュータは、第2方向の所望の偏向を生じさせるために回転を起こすアクチュエータの第2SMA管の温度を決定する(ステップ1120)。第2SMA管のヒータに電力が供給され(ステップ1122)、所望の温度を確定するために第2SMA管の温度が監視される(ステップ1124)。所望の偏向が達成されたら、制御コンピュータはロッキング・ソレノイドに電力を供給し、油圧ロック及びダンパーをロックする(ステップ1126)。制御コンピュータが第2方向の追加の偏向の選択を受信した場合(ステップ1127)、ロッキング・ソレノイドへの電力が停止され、油圧ロック及びダンパーが解除され(ステップ1128)、制御コンピュータは、第2方向の第2の所望の偏向を生じる回転を起こすアクチュエータの第2SMA管の温度を決定し(ス
テップ1129)、第2SMA管のヒータに追加の電力が供給され(ステップ1130)、監視している温度をさらに上昇させる(ステップ1131)。所望の追加の偏向(又は第2SMA管の100%オーステナイト)が達成されたら、制御コンピュータはロッキング・ソレノイドに電力を供給し、油圧ロック及びダンパーをロックする(ステップ1132)。
本発明の様々な実施形態を特許法で要求されるように詳しく説明してきたが、当業者は本明細書に開示された特定の実施形態への変形例及び代替例に想到するだろう。そのような変形例は、以降の請求項で定義する本発明の範囲及び目的に含まれるものである。
2C 断面図の切り取り線
6A 断面図の切り取り線
6B 断面図の切り取り線
6C 断面図の切り取り線
10 操縦翼面
10a 偏向上限
10b 偏向下限
12 後部翼型
14 エルロン
16 フラップ断面
20 ヒンジ線アクチュエータ
22 第1SMA管
24 第1SMA管の第1端部
26 構造結合金具
28 第1SMA管の第2端部
30 継ぎ手
32 第2SMA管
34 第2SMA管の第1端部
36 第2SMA管の第2端部
38 操縦翼面のカップリング
40 第1ヒータ管
42 中央ボア
44 第2ヒータ管
46 中央ボア
48 スプライン結合金具
50 延長ブレード
52 フランジ
54 第1ヒータの導線
56 第2ヒータの導線
60 中間スパー
62a 翼弦全体のリブ
62b 翼弦全体のリブ
64 翼弦の部分リブ
66 後部スパー
68 下方外板
70 支持板
72 軸受
74 取付けフランジ
76 部分シース、フェアリング
78 トルク管
80a 停止ブラケット
80b 停止ブラケット
82a ピローブロック
82b ピローブロック
84a 駆動リンク
84b 駆動リンク
86a 駆動クレビス
86b 駆動クレビス
88a レバーアーム
88b レバーアーム
90a 油圧ロック及びダンパーアセンブリ
90b 油圧ロック及びダンパーアセンブリ
92a 入力軸
92b 入力軸
94a ダンパー・クレビス
94b ダンパー・クレビス
96 圧力トランスデューサー
98 ロッキング・ソレノイド
100 航空機
102 機体
104 翼
1002 制御コンピュータ
1003 電源
1004 制御線
1006 制御線
1008 スイッチブロック
1010 サーモカップル
1012 サーモカップル
1014 器具線
1016 器具線
1018 スイッチブロック
1020 導線
1022a 導線
1022b 導線
1022c 導線
1022d 導線
1024 RVDTセンサ
1026 導線
1028 歪ゲージ
1030 導線

Claims (12)

  1. 航空機システムであって、
    空力構造体と、
    展開可能な操縦翼面と前記空力構造体の間にヒンジ線を有するヒンジで、前記空力構造体に結合した前記展開可能な操縦翼面と、
    反対の偏向方向に回転するように訓練され、各々接地端部と回転端部を有する第1及び第2形状記憶合金(SMA)管とを備え、
    前記SMA管は互いに直列に結合し、前記第1SMA管の前記回転端部は前記第2SMA管の前記接地端部に結合し、さらに前記空力構造体と前記展開可能な操縦翼面の間に結合し、前記SMA管は各々他の管に対して回転可能であり、また前記展開可能な操縦翼面が前記空力構造体に対して第1方向に偏向している第1位置と、前記展開可能な操縦翼面が前記空力構造体に対して第2方向に偏向している第2位置との間のヒンジ線に沿って、前記空力構造体と前記展開可能な操縦翼面のうちの少なくとも一つに対して回転可能である、航空機システム。
  2. 前記第1及び第2SMA管は継ぎ手によって接続されている、請求項1に記載の航空機システム。
  3. 制御コンピュータをさらに備え、前記第1SMA管は第1ヒータを備え、前記第2SMA管は第2ヒータを備え、前記第1及び第2ヒータは前記制御コンピュータによって供給される電力に対して応答性があり、前記第1SMA管は前記第1ヒータからの加熱に応答して、前記操縦翼面が前記第1方向に偏向するように回転し、前記第2SMA管は前記第2ヒータからの加熱に応答して、前記操縦翼面が前記第2方向に偏向するように回転する、請求項1に記載の航空機システム。
  4. 油圧ロッキングシステムをさらに備える、請求項1に記載の航空機システム。
  5. ヒンジ線アクチュエータを備えた操縦翼面アクチュエータであって、前記ヒンジ線アクチュエータは、
    操縦翼面と空力構造体を相互連結しているヒンジで軸方向に同心に装着され、
    第1端部において前記空力構造体に接続されている第1SMA管と、
    第1端部において前記第1SMA管の第2端部に接続され、第2端部において前記操縦翼面に接続されている第2SMA管と、
    前記第1SMA管に受容される第1ヒータであって、前記第1ヒータによって加熱されると前記第1SMA管が第1方向に回転し、この結果前記操縦翼面が第1方向に偏向する第1ヒータと、
    前記第2SMA管に受容される第2ヒータであって、前記第2ヒータによって加熱されると前記第2SMA管が第2方向に回転し、この結果前記操縦翼面が第2方向に偏向する第2ヒータとを組み込んでおり、
    前記第1及び第2ヒータへの電力を制御するために、前記第1及び第2ヒータに操作可能に接続されたコントローラを備える、操縦翼面アクチュエータ。
  6. 前記第1及び第2SMA管の回転は、前記第1及び第2ヒータに応答した温度上昇に比例して、完全なマルテンサイト組成物から完全なオーステナイト組成物までの範囲にわたって制御可能である、請求項5に記載の操縦翼面アクチュエータ。
  7. 前記第1方向の偏向の偏向範囲が前記第1SMA管の長さに依存し、前記第2方向の偏向の偏向範囲が前記第2SMA管の長さに依存する、請求項6に記載の操縦翼面アクチュエータ。
  8. 前記第1及び第2ヒータに供給される電力は、パルス幅変調(PWM)交流電力である、請求項7に記載の操縦翼面アクチュエータ。
  9. 油圧ロッキングシステムであって、
    前記操縦翼面とトルク管を相互連結している少なくとも一つの制御リンクと、
    前記トルク管に接続され、コマンドに応答して前記トルク管を解除可能にロックする少なくとも一つの油圧ロック
    を有する前記油圧ロッキングシステムとをさらに備える、請求項7に記載の操縦翼面アクチュエータ。
  10. 前記油圧ロックは、入力軸及びダンパー・クレビスを介して前記トルク管に接続されている、請求項9に記載の操縦翼面アクチュエータ。
  11. 操縦翼面を起動させる方法であって、
    加熱されると第1方向に回転可能な第1SMA管の接地部を空力構造体に接続することと、
    前記第1SMA管の回転端部を、加熱されると第2方向に回転可能な第2SMA管の接地部に接続することと、
    前記第2SMA管の回転端部を操縦翼面に接続することと、
    前記操縦翼面の第1方向の所望の偏向を選択することと、
    前記第1SMA管のヒータに電力を供給することと、
    前記操縦翼面の第2方向の偏向を選択することと、
    前記第2SMA管のヒータに電力を供給すること
    とを含む方法。
  12. さらに、
    前記第1方向の前記所望の偏向が達成されたら、油圧ロックをロックすることと、
    第2方向における偏向を選択した後で、前記油圧ロックを解除することと、
    前記第2方向の前記所望の偏向が達成されたら、前記油圧ロックをロックすること
    を含む、請求項11に記載の方法。
JP2013090709A 2012-04-25 2013-04-23 飛行操縦翼面の形状記憶合金の起動システム Pending JP2013227015A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201213455852A 2012-04-25 2012-04-25
US13/455,852 2012-04-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013227015A true JP2013227015A (ja) 2013-11-07

Family

ID=48143192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013090709A Pending JP2013227015A (ja) 2012-04-25 2013-04-23 飛行操縦翼面の形状記憶合金の起動システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2013227015A (ja)
AU (1) AU2013201056A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016121681A (ja) * 2014-12-10 2016-07-07 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company スケーラブルな多要素形状記憶合金回転モータ

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9816537B2 (en) 2013-02-27 2017-11-14 Woodward, Inc. Rotary piston type actuator with a central actuation assembly
US9163648B2 (en) 2013-02-27 2015-10-20 Woodward, Inc. Rotary piston type actuator with a central actuation assembly
US9234535B2 (en) 2013-02-27 2016-01-12 Woodward, Inc. Rotary piston type actuator
US8955425B2 (en) 2013-02-27 2015-02-17 Woodward, Inc. Rotary piston type actuator with pin retention features
US9593696B2 (en) 2013-02-27 2017-03-14 Woodward, Inc. Rotary piston type actuator with hydraulic supply
US9476434B2 (en) 2013-02-27 2016-10-25 Woodward, Inc. Rotary piston type actuator with modular housing
US9631645B2 (en) 2013-02-27 2017-04-25 Woodward, Inc. Rotary piston actuator anti-rotation configurations
US11199248B2 (en) 2019-04-30 2021-12-14 Woodward, Inc. Compact linear to rotary actuator
US11333175B2 (en) 2020-04-08 2022-05-17 Woodward, Inc. Rotary piston type actuator with a central actuation assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016121681A (ja) * 2014-12-10 2016-07-07 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company スケーラブルな多要素形状記憶合金回転モータ

Also Published As

Publication number Publication date
AU2013201056A1 (en) 2013-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013227015A (ja) 飛行操縦翼面の形状記憶合金の起動システム
US10507907B2 (en) Vortex generators responsive to ambient conditions
CA2521045C (en) Control of power, loads and/or stability of a horizontal axis wind turbine by use of variable blade geometry control
US5887828A (en) Seamless mission adaptive control surface
EP2709904B1 (en) Shape memory alloy actuator system and method
EP2425129B1 (en) Wind turbine rotor blade
EP2851287B1 (en) Trailing edge actuator system and associated method
EP2139763B1 (en) Deployable flap edge fence and method of operation
KR101995589B1 (ko) 액티브 거니 플랩
EP3406522B1 (en) Rotor assemblies and related control systems
EP2234882B1 (en) Self locking trim tab
Khoshlahjeh et al. Extendable chord rotors for helicopter envelope expansion and performance improvement
WO2016018477A1 (en) Shape memory alloy actuator system for composite aircraft structures
KR102055015B1 (ko) 액티브 거니 플랩
US9731812B2 (en) Flap mechanism and associated method
Zahoor et al. Design and Validation of a Passive Camber Morphing Concept for Rotorcraft
Breitbach et al. Overview of adaptronics in aeronautical applications
Krishnamurthi Quasi-static rotor morphing applications in flight mechanics and active track-and-balance
GB2588963A (en) Aircraft wing with anti-icing system and Krueger flap
Hulskamp et al. Implementation of the ‘smart’rotor concept