JP2013223397A - 非接触充電異物侵入検知装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う非接触充電技術に関し、異物の侵入を検知可能とする。
【解決手段】車両側の充電装置7内の制御装置407は、車両5の位置合せ終了時に、距離測定部6により非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の基準距離を測定する。充電開始後、制御装置407は、上述の距離をさらに測定し、その距離が基準距離を下回ったときに、異物侵入を判定して充電動作を停止する。異物侵入による充電停止後、上述の距離が基準距離以上となったときに車両5への充電が復帰する。車両5によって車高が異なったりしても、非接触充電において異物の侵入を適切に検知して充電を停止する。
【選択図】図4
【解決手段】車両側の充電装置7内の制御装置407は、車両5の位置合せ終了時に、距離測定部6により非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の基準距離を測定する。充電開始後、制御装置407は、上述の距離をさらに測定し、その距離が基準距離を下回ったときに、異物侵入を判定して充電動作を停止する。異物侵入による充電停止後、上述の距離が基準距離以上となったときに車両5への充電が復帰する。車両5によって車高が異なったりしても、非接触充電において異物の侵入を適切に検知して充電を停止する。
【選択図】図4
Description
本発明は、非接触による電力伝送を行う非接触充電技術に関する。
近年、プラグインハイブリッド車、EV車(エレクトリックビークル:電気自動車)が急速に発展しており(以下、これらを総称して「車両」と呼ぶ)、車両の充電を行う充電スタンドの普及が見込まれる。さらに近年、床に埋め込まれた給電部の上に車両を移動することにより、充電ケーブルを接続することなく、非接触で車両に数kWの電力伝送による充電を行うことができる非接触充電システムも開発されている。
このような非接触充電システムにおいて、車両側の非接触受電面と充電スタンド側の非接触給電面とが相対するとき、それら非接触受電面と非接触給電面の間に人間や動物などの異物が侵入すると、その部分が発熱するおそれがある。
本発明は、車両側の非接触受電面と充電スタンド側の非接触給電面との間に異物が侵入する前にその異物を検知して充電を禁止する非接触充電異物侵入検知装置を提供することを目的とする。
本発明の態様の一例は、充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電異物侵入検知装置において、車両側の非接触受電面と充電スタンド側の非接触給電面との間の距離を測定する距離測定部と、前記距離測定部により測定された基準距離を、該基準距離の測定以降に前記距離測定部により測定された距離が下回ったときに充電停止を前記充電スタンドに指示する制御部とを備えるように構成する。
本発明によれば、車両側の非接触受電面と充電スタンド側の非接触給電面との間に異物が侵入する前にその異物を検知して充電を禁止することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による充電ステーション1の構成例を示す図である。充電ステーション1は、車両5を複数台同時に充電できる例えば#1〜#4(この数は任意である)の複数の充電スタンド2を備える。各充電スタンド2は、地面下に非接触充電を実施する給電部4を備え、さらにその給電部4を制御するための給電制御部3を備える。このような構成の組合せが、例えば#1〜#4の充電スタンド2ごとに備えられる。
図1は、本発明の実施形態による充電ステーション1の構成例を示す図である。充電ステーション1は、車両5を複数台同時に充電できる例えば#1〜#4(この数は任意である)の複数の充電スタンド2を備える。各充電スタンド2は、地面下に非接触充電を実施する給電部4を備え、さらにその給電部4を制御するための給電制御部3を備える。このような構成の組合せが、例えば#1〜#4の充電スタンド2ごとに備えられる。
図2は、本発明の実施形態による非接触充電方式における充電スタンド2側の給電装置8と車両5側の充電装置7の関係を説明する図である。充電スタンド2内の給電制御部3と給電部4は給電装置8を構成する。車両5は、図1の例えば#1〜#4のいずれかの充電スタンド2に侵入して給電部4の上に停車する。この結果、給電制御部3が車両の侵入を検知することによって、非接触充電を開始する。給電装置8内の地面下に設置さている給電部4を構成するコイルと、車両5内の充電装置7に備えられるコイルは、それぞれが十数センチから二十数センチ程度に近接することにより、電磁誘導または共鳴の原理に基づいて電力信号を伝送し、車両5内のバッテリに充電を行う。給電装置8と充電装置7は、後述するように、例えばWiFi無線通信方式により、充電のための制御情報を通信する。あるいは、給電装置8と充電装置7は、充電のための制御情報を、上述の非接触充電方式により伝送される電力信号に重畳させて通信する。
車両5には、充電装置7の側の非接触受電面Aと給電部4の側の非接触給電面Bを取り囲むように複数(例えば4個)の距離測定部6(例えば、クリアランスソナー)が備えられる。これらの距離測定部6は、物体に超音波を発射し、反射して戻ってくるまでの時間により距離測定部6から物体までの距離を測定するものであって、非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の距離を測定する。図3は、図2の距離測定部6の配置例を示す図である。距離測定部6は、図2の給電部4のコイルを取り囲むように、図3に示されるように例えば4個が備えられる。図3の4つの破線円は距離測定部6の測定可能な範囲を示し、距離測定部6は図2に示される充電装置7の側の非接触受電面Aと給電部4の側の非接触給電面Bの間の距離を測定することができる。
本実施形態では、車両5の位置合せ(非接触受電面Aと非接触給電面Bとの位置合せの終了時に上述の距離が基準距離として測定される。そして、車両5への充電開始後に、上述の距離がさらに測定され、その距離が基準距離を下回ったときに、図2に示されるように、人間や動物(例えば、犬やネコ等)あるいは金属や非金属(例えば、ビニールや紙くず等)の異物9が非接触受電面Aと非接触給電面Bの間に侵入したと判定されて、車両5から充電スタンド2へ充電停止が指示される。本実施形態では、このような要因による充電の停止後、上述の距離がさらに測定され、その距離が基準距離以上となったときに車両5への充電が復帰する。このように、本実施形態では、車両5によって車高が異なったりしても、非接触受電面Aと非接触給電面Bとの間の異物9の侵入を適切に検知して充電を停止することが可能となる。
図4は、本発明の実施形態における非接触充電システムの構成例を示す図である。充電スタンド2を構成する給電装置8は、地面下に設置される給電部4と、401〜406の各部分を備える給電制御部3とから構成される(図1または図2参照)。一方、車両5側の充電装置7は、408〜414の各部分を備える。
まず、充電スタンド2を構成する給電装置8の構成について説明する。
制御装置401は、例えば特には図示しないサーバコンピュータ9と通信をしながら、給電装置8の全体の制御を行う、例えばマイクロコンピュータである。
制御装置401は、例えば特には図示しないサーバコンピュータ9と通信をしながら、給電装置8の全体の制御を行う、例えばマイクロコンピュータである。
商用電源402は、例えば電圧が100または200ボルト、周波数が50または60ヘルツの電源である。電源変換部403は、商用電源402を、電圧を例えば数千ボルト、周波数を数百キロヘルツ程度の高周波電源に変換する。電源変換部403にて得られた高周波電源は、整合部404にて力率が改善された後、給電部4(図1または図2参照)のコイルに供給される。電源変換部403での変換動作や整合部404での力率改善動作は、制御装置401によって制御される。
制御装置401は、例えば充電許容電流値などの充電制御情報を通信制御部405に受け渡し、または、制御装置401は、通信制御部405を介して、車両5から送信された充電制御情報を受け取る。通信制御部405は、アンテナ406を介して、車両5との間で通信される各種充電制御情報の送受信を制御する。通信制御部405は、充電装置7内の通信制御部413との間で、例えばWiFi無線通信方式による無線通信を行う。WiFi無線通信方式は、米国に本拠を置く業界団体Wi−Fiアライアンスによって認定されるIEEE802.11シリーズ通信規格を利用した無線通信方式である。
次に、車両5側の充電装置7の構成について説明する。
制御装置407は、車両5全体の制御を行う特には図示しない制御装置と通信を行いながら、充電装置7の全体の制御を行う、例えばマイクロコンピュータによって構成されるエレクトロニックコントロールユニット(ECU:Electronic Control Unit)である。
制御装置407は、車両5全体の制御を行う特には図示しない制御装置と通信を行いながら、充電装置7の全体の制御を行う、例えばマイクロコンピュータによって構成されるエレクトロニックコントロールユニット(ECU:Electronic Control Unit)である。
受電部(コイル)408は、それを搭載する車両5が充電スタンド2の給電部4上に停車したときに(図2参照)、給電部4から非接触方式により電力信号を受信し、整合部409に出力する。整合部409は、受電部408から入力した電力信号のインピーダンスを整合させて、整流部410に出力する。整流部410は、整合部409から入力した電力信号を整流した後に、検出部411に出力する。検出部411は、電力信号を検出し、バッテリ412に出力する。バッテリ412は、整流された電力信号に従って充電される。
整合部409でのインピーダンス整合や検出部411での電力信号の検出動作、またはバッテリ412での充電制御状態の検出等は、制御装置407によって制御される。
給電装置8側の通信制御部405からアンテナ406を介して例えばWiFi無線方式によって送信された充電制御情報は、アンテナ414を介して通信制御部413にて受信される。通信制御部413は、給電装置8との間で通信される各種充電制御情報の送受信を制御する。通信制御部406は、受信した充電制御情報を、制御装置407に通知する。制御装置407は、通信制御部413から通知された充電制御情報に基づいて、バッテリ412への電力信号の充電動作を制御する。
給電装置8側の通信制御部405からアンテナ406を介して例えばWiFi無線方式によって送信された充電制御情報は、アンテナ414を介して通信制御部413にて受信される。通信制御部413は、給電装置8との間で通信される各種充電制御情報の送受信を制御する。通信制御部406は、受信した充電制御情報を、制御装置407に通知する。制御装置407は、通信制御部413から通知された充電制御情報に基づいて、バッテリ412への電力信号の充電動作を制御する。
一方、制御装置407は、バッテリ412に対する充電制御状態などを、充電制御情報として通信制御部413に通知する。通信制御部413は、制御装置407から例えば充電制御状態を示す充電制御情報を受け取ると、それをアンテナ414を介して給電装置8に向けて送信する。この充電制御情報は、給電装置8において、アンテナ406を介して通信制御部405にて受信され、制御装置401に通知される。制御装置401は、受信した充電制御情報に基づいて、給電装置8における充電動作を制御する。
図5は、本実施形態における充電停止の制御動作を示すフローチャートである。この制御動作は例えば、図4に示される充電装置7内の制御装置407内の特には図示しないCPU(中央演算処理装置)が、特には図示しないメモリに記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
まず、図2および図4に示される給電部4のコイルの非接触給電面Bと充電装置7内の受電部408の非接触受電面Aとの間で、位置を合わせる処理が実行される(ステップS501)。この処理は例えば、運転者による車両5の移動に基づいて、図4の検出部411にて電力信号が検知されたことを制御装置407が判定する動作である。
次に、図4の制御装置407は、車両5への充電を開始する前に、距離測定部6による基準距離測定を実施する(ステップS502)。距離測定部6は、例えば図3に示したように4個ある。このため、制御装置407は、例えば4個の距離測定部6による測定結果の平均値を計算することにより、基準距離を算出する。この基準距離は、図2に示される非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の、異物9が無い状態の距離を示している。
制御装置407は、算出した基準距離を特には図示しないメモリに保持する(ステップS503)。
その後、制御装置407は、充電動作を開始する(ステップS504)。この処理は、図4の受電部408から整合部409および整流部410を介して受信される電力信号を、検出部411を介してバッテリ412に充電する動作である。
その後、制御装置407は、充電動作を開始する(ステップS504)。この処理は、図4の受電部408から整合部409および整流部410を介して受信される電力信号を、検出部411を介してバッテリ412に充電する動作である。
充電開始後、制御装置407は、距離測定部6による図2に示される非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の距離の常時測定を開始する(ステップS505)。
その後、制御装置407は、距離測定部6により常時測定される図2に示される非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の想定される距離が、ステップS503でメモリに保持した基準距離の値よりも小さくなったか否かを繰り返し判定する(ステップS506の判定がNO)。
その後、制御装置407は、距離測定部6により常時測定される図2に示される非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の想定される距離が、ステップS503でメモリに保持した基準距離の値よりも小さくなったか否かを繰り返し判定する(ステップS506の判定がNO)。
距離測定部6により常時測定される想定距離がメモリに保持される基準距離値よりも小さくなってステップS506の判定がYESになると、制御装置407は、整合部404および検出部411を制御して、充電動作を停止するとともに、充電停止指示を充電スタンド2に送信する(ステップS507)。
以上のようにして、本実施形態では、制御装置407が、距離測定部として機能するとともに、距離測定の結果に基づく制御動作を実施する制御部として機能する。すなわち、制御装置407は、ステップS506の判定により、図2に示されるように、異物9が非接触受電面Aと非接触給電面Bの間に侵入したか否かを判定することができる。そして、この判定により充電動作を停止することが可能となる。本実施形態では、車両5のタイヤやサスペンションの種類等によって車高が異なっても、充電開始前に基準距離を測定し、充電開始後の測定距離をその基準距離と比較することにより、適切な侵入物判定を行うことが可能となる。
図6は、本実施形態における異物侵入による充電停止からの復帰の制御動作を示すフローチャートである。この制御動作は例えば、図5のフローチャートで示される制御動作と同様に、図4に示される充電装置7内の制御装置407内の特には図示しないCPUが、特には図示しないメモリに記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
まず、制御装置407は、図5のステップS507の処理により、異物侵入による充電停止が発生したか否かを繰り返し判定する(ステップS601)。
異物侵入による充電停止が発生しステップS601の判定がYESになると、制御装置407は、一定時間だけ待機(ウェイト)する(ステップS602)。これは、図2の非接触受電面Aと非接触給電面Bの間に侵入した異物9が無くなるかどうかを待つ処理である。
異物侵入による充電停止が発生しステップS601の判定がYESになると、制御装置407は、一定時間だけ待機(ウェイト)する(ステップS602)。これは、図2の非接触受電面Aと非接触給電面Bの間に侵入した異物9が無くなるかどうかを待つ処理である。
その後、制御装置407は、図5のステップS505により常時測定を開始している距離測定部6により測定された想定距離がメモリに保持される基準距離値以上となったか否かを繰り返し判定する(ステップS603の判定がNO)。
距離測定部6により常時測定される想定距離がメモリに保持される基準距離値以上となってステップS603の判定がYESになると、制御装置407は、整合部409、整流部410、および検出部411を制御して、停止していた充電動作を再開して復帰するとともに、充電復帰指示を充電スタンド2に送信する(ステップS604)。
以上のようにして、本実施形態では、異物侵入により充電動作が停止した後、異物9が図2の非接触受電面Aと非接触給電面Bの間から無くなれば、充電動作を自動的に再開することが可能となる。
以上の車両5側での充電停止または復帰の動作状態は、充電装置7内の制御装置407から通信制御部413、アンテナ414を介して、給電装置8側に通知される。給電装置8では、アンテナ406および通信制御部405を介して、充電停止または復帰の充電制御情報が制御装置401に通知される。これにより、充電スタンド2内の給電装置8側でも、車両5側の充電停止または復帰に合わせて、制御装置401が、電力変換部403および整合部404に対して、充電停止または復帰の制御動作を実施する。
図7は、本発明の他の実施形態における非接触充電システムの構成例を示す図である。図7において、図4の場合と同じ番号を付した部分は同じ機能である。
図7の構成が図4の構成と異なる部分は、距離測定部6が、車両5内の充電装置7側ではなく、充電スタンド2内の給電装置8側に備えられ、給電制御部3内の制御装置401によって、異物検出判定と充電停止および復帰の制御動作が実施される点である。すなわち、給電装置8内の制御装置401が、図5および図6のフローチャートで示される異物侵入による充電停止またはその充電停止からの復帰の制御動作を実施する。
図7の構成が図4の構成と異なる部分は、距離測定部6が、車両5内の充電装置7側ではなく、充電スタンド2内の給電装置8側に備えられ、給電制御部3内の制御装置401によって、異物検出判定と充電停止および復帰の制御動作が実施される点である。すなわち、給電装置8内の制御装置401が、図5および図6のフローチャートで示される異物侵入による充電停止またはその充電停止からの復帰の制御動作を実施する。
充電スタンド2側での充電停止または復帰の動作状態は、給電装置8内の制御装置401から通信制御部405、アンテナ406を介して、車両5の充電装置7側に通知される。充電装置7では、アンテナ414および通信制御部413を介して、充電停止または復帰の充電制御情報が制御装置407に通知される。これにより、車両5内の充電装置7側でも、充電スタンド2側の充電停止または復帰に合わせて、制御装置407が、整合部409および検出部411に対して、充電停止または復帰の制御動作を実施する。
以上説明した各実施形態において、図2の非接触受電面Aと非接触給電面Bの間の距離の検知は、距離測定部6によって行われたが、距離測定部6による距離測定の代わりにレーダによる距離測定が実施されてもよい。
また、距離測定部6は複数個に限らず、1個であってもよい。この場合、距離測定部6は非接触受電面Aの中央に配置されるのが好ましい。
また、制御装置407が算出する基準距離は、4個の距離測定部6による測定結果の平均値ではなく、各距離測定部6による測定結果をそれぞれの基準距離としてもよい。この場合、各距離測定部6により常時測定される想定距離をそれぞれの基準距離と比較することにより、適切な侵入物判定を行うことが可能となる。この場合、どれか1個の距離測定部6により常時測定される想定距離がメモリに保持される基準距離値よりも小さくなったら、充電停止指示を充電スタンド2に送信してもよい。
また、制御装置407が算出する基準距離は、4個の距離測定部6による測定結果の平均値ではなく、各距離測定部6による測定結果をそれぞれの基準距離としてもよい。この場合、各距離測定部6により常時測定される想定距離をそれぞれの基準距離と比較することにより、適切な侵入物判定を行うことが可能となる。この場合、どれか1個の距離測定部6により常時測定される想定距離がメモリに保持される基準距離値よりも小さくなったら、充電停止指示を充電スタンド2に送信してもよい。
1 充電ステーション
2 充電スタンド
3 給電制御部
4 給電部
5 車両
6 距離測定部
7 充電装置
8 給電装置
9 異物
401、407 制御装置
402 商用電源
403 電源変換部
404 整合部
405、413 通信制御部
406、414 アンテナ
2 充電スタンド
3 給電制御部
4 給電部
5 車両
6 距離測定部
7 充電装置
8 給電装置
9 異物
401、407 制御装置
402 商用電源
403 電源変換部
404 整合部
405、413 通信制御部
406、414 アンテナ
Claims (10)
- 充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電異物侵入検知装置において、
前記車両側の非接触受電面と前記充電スタンド側の非接触給電面との間の距離を測定する距離測定部と、
前記距離測定部により測定された基準距離を、該基準距離の測定以降に前記距離測定部により測定された距離が下回ったときに充電停止を前記充電スタンドに指示する制御部と、
を備えることを特徴とする非接触充電異物侵入検知装置。 - 前記制御部は、前記車両の充電を停止した後前記距離をさらに測定し該距離が前記基準距離以上となったときに前記車両の充電を復帰する、
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触充電異物侵入検知装置。 - 前記距離測定部はソナーである、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の非接触充電異物侵入検知装置。 - 前記距離測定部はレーダである、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の非接触充電異物侵入検知装置。 - 前記距離測定部および前記制御部は前記車両に備えられる、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の非接触充電異物侵入検知装置。 - 前記距離測定部および前記制御部は前記充電スタンドに備えられる、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の非接触充電異物侵入検知装置。 - 充電スタンドと車両との間で非接触による電力伝送を行う機能を有する非接触充電方法において、
前記車両の充電開始前に、前記車両側の非接触受電面と前記充電スタンド側の非接触給電面との間の距離を基準距離として測定し、
前記車両の充電開始後に、前記非接触受電面と前記非接触給電面との間の距離をさらに測定し該距離が前記基準距離を下回ったときに前記車両の充電を停止する、
ことを備えることを特徴とする非接触充電異物侵入検知方法。 - 前記車両の充電を停止した後、前記非接触受電面と前記非接触給電面との間の距離をさらに測定し該距離が前記基準距離以上となったときに前記車両の充電を復帰する、
ことをさらに備える特徴とする請求項7に記載の非接触充電異物侵入検知方法。 - 前記距離の測定をソナーを用いて行う、
ことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の非接触充電異物侵入検知方法。 - 前記距離の測定をレーダを用いて行う、
ことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の非接触充電異物侵入検知方法。
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