JP2013220858A - Elevator system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、エレベータ装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to an elevator apparatus.
エレベータ装置の中には、昇降路とは別に区画されて巻上機や制御盤を収容する機械室が設けられず、これらの巻上機や制御盤が昇降路内に設置される、いわゆる機械室レスエレベータ装置がある。機械室レスエレベータ装置では、このように制御盤が昇降路内に配設されるため、昇降路内での制御盤点検時の安全性向上に関する方法が従来より数多く提案されている。例えば、特許文献1に記載されたエレベータの制御盤では、制御盤の蓋として用いられる扉を複数の短冊状の集合体とし、折りたたむ方法が提案されている。 In the elevator apparatus, there is no machine room that is separated from the hoistway and accommodates the hoisting machine and the control panel, and these hoisting machines and the control board are installed in the hoistway. There is a room-less elevator device. In the machine room-less elevator device, since the control panel is arranged in the hoistway as described above, many methods for improving safety at the time of checking the control panel in the hoistway have been proposed. For example, in an elevator control panel described in Patent Document 1, a method of folding a door used as a lid of the control panel as a plurality of strip-shaped assemblies has been proposed.
しかしながら、制御盤の蓋を短冊状の集合体にした場合、蓋の落下防止を図ることはできるが、蓋を折りたたんだ状態にて扉が周囲の構造物と干渉しないような寸法の確保が必要になる。また、短冊の接続部の部材を合わせると、質量が大きくなり、筐体の支持部を強化する必要がある。 However, when the lid of the control panel is a strip-shaped assembly, the lid can be prevented from falling, but it is necessary to ensure that the door does not interfere with surrounding structures when the lid is folded. become. Moreover, when the members of the strip connection portions are combined, the mass becomes large, and it is necessary to strengthen the support portion of the housing.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制御盤の蓋の落下を防止し、且つ、簡易な構造で過剰な質量とならずに安全性を確保することのできるエレベータ装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and provides an elevator apparatus that prevents the lid of the control panel from falling and that can ensure safety without excessive mass with a simple structure. The purpose is to do.
実施形態のエレベータ装置は、乗りかごと、昇降路と、制御盤と、を備える。昇降路は、乗りかごが往復する。制御盤は、昇降路に設置されている。制御盤は、上下方向にスライドさせることにより開閉する蓋を有している。蓋には、制御盤の筐体に形成された溝部に引掛ける引掛部が設けられており、蓋は、引掛部を溝部に引掛けることにより開放状態を維持するものである。 The elevator apparatus according to the embodiment includes a car, a hoistway, and a control panel. The car goes back and forth on the hoistway. The control panel is installed in the hoistway. The control panel has a lid that opens and closes by sliding in the vertical direction. The lid is provided with a hook portion that hooks into a groove portion formed in the casing of the control panel, and the lid maintains an open state by hooking the hook portion to the groove portion.
以下に、本発明に係るエレベータ装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。 Hereinafter, embodiments of an elevator apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In addition, this invention is not limited by this embodiment. In addition, constituent elements in the following embodiments include those that can be easily replaced by those skilled in the art or those that are substantially the same.
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係るエレベータ装置の概略図である。同図に示すエレベータ装置1は、当該エレベータ装置1が設置されるビル等の建物に鉛直方向に延在する昇降路5を有している。この昇降路5内には、昇降路5内を往復し、エレベータ装置1の利用者が乗り降りする乗りかご10と、乗りかご10を昇降路5内で昇降させる巻上機14と、エレベータ装置1の各種の制御を行う制御装置21を内設する制御盤20と、が設置されている。
Embodiment 1
FIG. 1 is a schematic diagram of an elevator apparatus according to the first embodiment. The elevator apparatus 1 shown in the figure has a
昇降路5内には、さらに、乗りかご10に接続される主ロープ16の巻き上げや巻き下げを行うことにより、乗りかご10を昇降させる巻上機14と、主ロープ16における乗りかご10に接続されている側の反対側の端部に接続され、巻上機14の駆動時における負荷を軽減するカウンタウエイト12と、が設置されている。また、制御盤20と乗りかご10とは、制御ケーブルや電源ケーブル等を内装したテールコード18によって接続されている。
In the
図2は、図1に示す制御盤の斜視図である。図3は、図2のA−A断面図である。制御盤20は、内側に空間を有する略直方体の箱状の形状で形成され、制御装置21を内設している。詳しくは、制御盤20は、内部が空洞の直方体の一面が開口した形状で形成され、制御装置21を内設する筐体22と、筐体22の開口部分を覆って開口部分を閉じることが可能な蓋40と、を有している。制御盤20は、蓋40が配設される側の反対側の面が、昇降路5の内壁に取り付けられることにより、昇降路5内に配設されている。即ち、制御盤20は、筐体22における開口部分の反対側に位置する底板23が、昇降路5の内壁に取り付けられている。
FIG. 2 is a perspective view of the control panel shown in FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. The
これらの筐体22と蓋40とのうち、筐体22には筐体側スライド部25が設けられている。この筐体側スライド部25は、底板23に接続される筐体22の4つの面のうち、昇降路5の壁面に筐体22を取り付けた状態における水平方向の両端に位置する2つの側板24にそれぞれ設けられており、側板24における底板23に接続されている側の辺の反対側の辺に接続されている。
Of these
側板24の辺に接続されている筐体側スライド部25は、スライド底部26が、他方の側板24が位置する側の反対方向に向かって突出している。さらに、このスライド底部26における側板24に接続されている側の端部の反対側の端部には、底板23が位置する方向に向かって突出したスライド突起部27が設けられている。即ち、スライド突起部27は、側板24と略平行に形成されており、また、スライド底部26とスライド突起部27とは、上下方向に延在する側板24に沿って上下方向に延在している。
As for the housing | casing
側板24に平行なスライド突起部27と側板24をスライド底部26によって接続する筐体側スライド部25は、スライド突起部27と側板24とにおける互い対向する面と、この面に接続されるスライド底部26の面とによって、溝状のスライド溝部28を構成している。このスライド溝部28は、上下方向に延在している筐体側スライド部25と同様に、上下方向に延在している。
The housing-
また、蓋40には蓋側スライド部45が設けられている。この蓋側スライド部45は、筐体22に蓋40を取り付ける際における筐体22側の面である内側面42に設けられている。蓋40の外周の4辺のうち、蓋40を筐体22に取り付けた状態における水平方向の両端に位置する2つの辺にそれぞれ接続されており、即ち、筐体22の筐体側スライド部25が設けられる2つの側板24に対応する2つの辺に、それぞれ接続されている。
The
蓋40の辺に接続されている蓋側スライド部45は、スライド側面部49が、蓋40の内側面42から突出しており、スライド側面部49における内側面42に接続されている側の端部の反対側に、他方の蓋側スライド部45が位置する方向に向かって突出したスライド底部46が設けられている。さらに、このスライド底部46におけるスライド側面部49に接続されている側の端部の反対側の端部には、蓋40の内側面42が位置する方向に向かって突出したスライド突起部47が設けられている。即ち、スライド突起部47は、スライド側面部49と略平行に形成されており、また、スライド底部46とスライド突起部47とは、蓋40の辺に沿って延在している。
The lid
スライド側面部49に平行なスライド突起部47とスライド側面部49をスライド底部46によって接続する蓋側スライド部45は、スライド突起部47とスライド側面部49とにおける互い対向する面と、この面に接続されるスライド底部46の面とによって、溝状のスライド溝部48を構成している。このスライド溝部48は、スライド底部46やスライド突起部47と同様に、蓋側スライド部45が設けられる蓋40の辺に沿って延在している。
The lid-
蓋40は、筐体22に設けられる筐体側スライド部25に、蓋側スライド部45が係合することにより、筐体22に対して上下方向にスライド可能に筐体22に取り付けられている。詳しくは、蓋側スライド部45のスライド突起部47同士の距離Jは、筐体22の側板24の外面同士の間の距離Kよりも大きくなっており、また、スライド側面部49の内面同士の距離Mは、スライド突起部27の外面同士の距離Nよりも大きくなっている。
The
また、筐体側スライド部25は、上下方向に延在しているため、蓋40は、蓋側スライド部45が設けられる内側面42を筐体22側に面する向きで、筐体側スライド部25の上端側または下端側から、筐体側スライド部25に対して蓋側スライド部45を差し込む。即ち、筐体側スライド部25のスライド溝部28に蓋側スライド部45のスライド突起部47を入り込ませ、蓋側スライド部45のスライド溝部48に筐体側スライド部25のスライド突起部27を入り込ませる。これにより、蓋側スライド部45のスライド突起部47は、筐体側スライド部25のスライド溝部28内をスライドし、筐体側スライド部25のスライド突起部27が蓋側スライド部45のスライド溝部48内をスライドすることができる状態で、筐体側スライド部25と蓋側スライド部45とは係合する。
Moreover, since the housing | casing
図4は、図3のB−B断面図であり、蓋に設けられる引掛部の説明図である。蓋40には、筐体22への蓋40の取り付けに用いる引掛部50が設けられている。この引掛部50は、蓋40の内側面42側に2つが設けられると共に、2つの引掛部50は、内側面42から突出している。内側面42に設けられる2つの引掛部50の位置は、蓋側スライド部45を筐体側スライド部25に係合させた状態における、筐体22の側板24が配設されている位置で、蓋40の上端付近に配設されている。このように設けられる引掛部50は、厚さ方向が側板24の板厚方向と同じ向きになる鋼材によって形成されており、引掛部50は、板厚が側板24の板厚と同程度の厚さになっている。
FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 3 and is an explanatory diagram of a hook portion provided on the lid. The
また、この引掛部50は、内側面42から離れるに従って、蓋40を筐体22に取り付けた場合における下方に向う斜め方向に設けられており、その先端には、下方に向かって突出した係止部51が形成されている。
Further, the
また、引掛部50は、内側面42から突出している寸法Hが、筐体側スライド部25と蓋側スライド部45とが係合した状態における、筐体側スライド部25のスライド底部26と蓋40の内側面42との距離Pと、蓋側スライド部45が有するスライド突起部47の先端と筐体側スライド部25のスライド底部26との距離Qとを合計した距離T(図8参照)よりも小さくなっている。このため、引掛部50は、蓋側スライド部45のスライド突起部47が筐体側スライド部25のスライド底部26に当接した状態における、筐体側スライド部25のスライド底部26と蓋40の内側面42との距離よりも、内側面42から突出している寸法が小さくなっている。
In addition, the
図5は、図3のB−B断面図であり、筐体に形成される溝部の説明図である。筐体22には、蓋40に設けられる引掛部50を引掛けることができる溝部30が形成されている。この溝部30は、筐体22の側板24に形成されており、側板24における筐体22の開口部側の端部から、底板23が位置する方向に向かって形成されている。詳しくは、溝部30は側板24における筐体22の開口部側の端部側から底板23側に向うに従って下方に向う斜め方向に形成されており、底板23寄りの端部には、溝状の形状でさらに下方に向かって形成される係止部係合部31が形成されている。
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 3 and is an explanatory diagram of a groove formed in the housing. The
このように形成される溝部30は、側板24の上端付近と下端付近に形成されており、上端付近に形成される溝部30は閉止側溝部34として設けられており、下端付近に形成される溝部30は開放側溝部35として設けられている。
The groove portion 30 formed in this way is formed near the upper end and the lower end of the
この実施形態1に係るエレベータ装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。エレベータ装置1の運行時は、エレベータ装置1の利用者が乗りかご10内に設置される操作盤(図示省略)や、各エレベータホールに設置される操作盤(図示省略)に対して入力指示の操作を行うことにより、乗りかご10の移動指示を行う。即ち、乗りかご10の移動指示は、操作盤に設けられる呼びボタン(図示省略)に対して入力操作をすることにより行い、呼びボタンへの入力情報は、各操作盤から電気信号として制御盤20に伝達され、制御盤20で呼び登録が行われる。制御盤20は、この呼び登録に応じて、巻上機14を制御することにより巻上機14を作動させ、昇降路5内で乗りかご10を昇降させる。これにより、乗りかご10を目的階に移動させる。
The elevator apparatus 1 according to the first embodiment is configured as described above, and the operation thereof will be described below. During operation of the elevator apparatus 1, the user of the elevator apparatus 1 issues an input instruction to an operation panel (not shown) installed in the
また、制御盤20は、エレベータ装置1のメンテナンス時に制御盤20に内設される制御装置21の点検や調節等を容易に行うことができるように、蓋40を落下させることなく容易に開閉することが可能になっている。
Further, the
図6は、蓋を閉じた状態における平面図である。図7は、図6のC−C断面図である。蓋40を閉じる場合には、蓋側スライド部45を筐体側スライド部25に係合させた状態で、蓋40の引掛部50を筐体22の閉止側溝部34に入り込ませる。この状態で、蓋40の内側面42が筐体側スライド部25のスライド底部26に接触するまで押し込むことにより、引掛部50は、係止部51が閉止側溝部34の係止部係合部31が形成されている位置まで入り込む。これにより、引掛部50は、係止部51が係止部係合部31に係合されることにより、引掛部50が閉止側溝部34に入り込んだ状態が保持される。
FIG. 6 is a plan view with the lid closed. 7 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. When closing the
また、引掛部50は、蓋40の内側面42から離れるに従って下方に向う方向に形成されているため、引掛部50を閉止側溝部34から引き抜く際には、上方に引き上げながら引き抜く必要がある。即ち、引掛部50は、閉止側溝部34に引掛けられた状態になっている。これらにより、蓋40は、蓋40の上端付近に位置する引掛部50が、筐体22の上端付近に位置する閉止側溝部34に引掛けられた状態で維持され、蓋40によって筐体22を閉じた状態が維持される。
Further, since the hooking
なお、蓋40の閉止時おける蓋40と筐体22との接触部分には、パッキン等を配設し、蓋40の閉止時に制御盤20の外部から内部に水が浸入しないようにするのが好ましい。
It is to be noted that a packing or the like is provided at a contact portion between the
図8は、蓋をスライドさせる際における説明図である。筐体22を閉じている状態の蓋40を開く場合には、蓋側スライド部45を筐体側スライド部25に対して上下方向にスライドさせる。これにより、蓋40を筐体22に対して上下方向に移動させ、蓋40を開いた状態にするが、蓋40を上下方向に移動させる際には、蓋40の引掛部50を筐体22の溝部30から引き抜いた状態で移動させる。
FIG. 8 is an explanatory diagram when the lid is slid. When opening the
溝部30に入り込んでいる引掛部50を溝部30から引き抜く際には、蓋40を上方に持ち上げながら、筐体22から離す方向に移動させる。これにより、蓋側スライド部45が有するスライド突起部47の先端が、筐体側スライド部25のスライド底部26に当接した場合、蓋40の内側面42と筐体側スライド部25のスライド底部26との距離Tは、引掛部50の高さHよりも大きくなる。これにより、引掛部50は、溝部30から引き抜かれるため、蓋40は、筐体22に対して上下方向に移動させることが可能になる。
When pulling out the
図9は、蓋を開放状態で維持させる際の説明図である。図10は、図9の斜視図である。蓋40を開く際には、引掛部50を溝部30から引き抜いた状態で蓋40を下方に移動させ、開放側溝部35が形成されている部分に引掛部50を位置させる。その後、引掛部50を開放側溝部35に入り込ませ、蓋40の内側面42が筐体側スライド部25のスライド底部26に接触するまで押し込む。これにより、引掛部50は、開放側溝部35に引掛けられた状態になり、蓋40は、蓋40の上端付近に位置する引掛部50が、筐体22の下端付近に位置する開放側溝部35に引掛けられた状態で維持され、蓋40は開放状態が維持される。即ち、制御盤20は、筐体22の開口部分が開放された状態が維持される。
FIG. 9 is an explanatory diagram when the lid is maintained in an open state. FIG. 10 is a perspective view of FIG. When opening the
以上の実施形態1に係るエレベータ装置1では、制御盤20の蓋40は、上下方向にスライドさせることにより開閉可能になっており、蓋40に設けられる引掛部50を筐体22に形成された溝部30に引掛けることにより、開放状態を維持することができる。この結果、制御盤20の蓋40の落下を防止し、且つ、簡易な構造で過剰な質量とならずに安全性を確保することができる。また、制御盤20の蓋40をスライド構造にするため、昇降路5に設置する制御盤20の設置スペースを確保し、且つ、安全性を損なわない構造にすることができる。
In the elevator apparatus 1 according to the first embodiment described above, the
[実施形態2]
実施形態2に係るエレベータ装置1は、実施形態1に係るエレベータ装置1と略同様の構成であるが、筐体22には、閉止側溝部34と開放側溝部35以外の溝部30が設けられている点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
[Embodiment 2]
The elevator apparatus 1 according to the second embodiment has substantially the same configuration as the elevator apparatus 1 according to the first embodiment, but the
図11は、実施形態2に係るエレベータ装置の制御盤が有する筐体の要部断面図である。本実施形態2に係るエレベータ装置1では、制御盤20が有する筐体22の側板24には、上端付近に形成される溝部30である閉止側溝部34と、下端付近に形成される溝部30である開放側溝部35と、が形成されている。さらに、この側板24には、閉止側溝部34及び開放側溝部35以外の溝部30が複数形成されている。この複数の溝部30は、側板24の上下方向における閉止側溝部34と開放側溝部35との間に2つが形成されており、2つの溝部30は、閉止側溝部34や開放側溝部35と同様な形状で形成されている。このように、閉止側溝部34と開放側溝部35との間に形成される溝部30は、中間溝部60として設けられている。
FIG. 11 is a cross-sectional view of a main part of a housing included in the control panel of the elevator apparatus according to the second embodiment. In the elevator apparatus 1 according to the second embodiment, the
この実施形態2に係るエレベータ装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。制御盤20の蓋40を閉じる場合は、蓋40に設けられる引掛部50を筐体22の閉止側溝部34に引掛けることにより閉止状態を維持する。また、制御盤20の蓋40を開く場合は、蓋側スライド部45を筐体側スライド部25に沿ってスライドさせることにより、筐体22に対して蓋40を下方にスライドさせ、蓋40の引掛部50を筐体22の開放側溝部35に引掛ける。これにより、開放状態を維持する。
The elevator apparatus 1 according to the second embodiment is configured as described above, and the operation thereof will be described below. When the
また、エレベータ装置1のメンテナンス時に、制御盤20に内設される制御装置21の一部の点検や調節を行う際には、蓋40を全開にしなくても行える場合がある。このような場合は、筐体22に対して蓋40をスライドさせ、蓋40の引掛部50を、中間溝部60に入り込ませ、中間溝部60に引掛ける。
In addition, during maintenance of the elevator apparatus 1, when a part of the
その際に、中間溝部60は、閉止側溝部34と開放側溝部35との間に2つが形成されており、制御装置21の点検等を行う際に必要に応じて、上側の中間溝部60と下側の中間溝部60とのいずれかの中間溝部60に、引掛部50を引掛ける。これにより、蓋40は、引掛部50を開放側溝部35に引掛けた場合よりも上方に位置する状態で維持され、筐体22の開口部分は、引掛部50を開放側溝部35に引掛けて蓋40を全開にした場合よりも、開口寸法が小さくなる。
At that time, two intermediate groove portions 60 are formed between the closing-side groove portion 34 and the open-side groove portion 35, and when the
以上の実施形態2に係るエレベータ装置1は、筐体22には、溝部30が複数設けられ、閉止側溝部34と開放側溝部35との他に中間溝部60が設けられている。このため、蓋40は、複数の溝部30のうちのいずれかの溝部30を選択して引掛けることにより、制御盤20の開閉状態を閉止状態や開放状態以外にすることができ、制御盤20の開口寸法を調節することができる。この結果、制御盤20の蓋40の落下を防止して安全性を確保しつつ、使い勝手の向上を図ることができる。
In the elevator apparatus 1 according to the second embodiment described above, the
[実施形態3]
実施形態3に係るエレベータ装置1は、実施形態2に係るエレベータ装置1と略同様の構成であるが、筐体22には、蓋40の開閉状態を検知する開閉検知手段が備えられている点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
[Embodiment 3]
Although the elevator apparatus 1 which concerns on Embodiment 3 is the structure substantially the same as the elevator apparatus 1 which concerns on
図12は、実施形態3に係るエレベータ装置の制御盤が有する筐体の要部断面図である。本実施形態3に係るエレベータ装置1では、制御盤20が有する筐体22の側板24には、閉止側溝部34及び開放側溝部35と、2つの中間溝部60との複数の溝部30が設けられている。さらに、筐体22には、閉止側溝部34の近傍に、蓋40の開閉状態を検知する開閉検知手段である開閉検知センサ70が設けられている。
FIG. 12 is a cross-sectional view of a main part of a housing included in the control panel of the elevator apparatus according to the third embodiment. In the elevator apparatus 1 according to the third embodiment, the
この開閉検知センサ70は、赤外線を用いたり、機械的なスイッチを用いたりすることによって、蓋40の引掛部50が閉止側溝部34に入り込んだことを検知することができるようになっている。このように設けられる開閉検知センサ70は、制御盤20に内設される制御装置21に接続されており、開閉検知センサ70で検知した情報は、制御装置21に伝達される。
The open /
この実施形態3に係るエレベータ装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。制御盤20の蓋40を開閉する際には、メンテナンス時の作業内容に応じて、引掛部50を差し込む溝部30を選択することにより、制御盤20の開口寸法を、所望の大きさにする。その際に、閉止側溝部34の近傍に配設される開閉検知センサ70は、引掛部50が閉止側溝部34に入り込んでいるか否かを検知して、制御盤20に内設される制御装置21に伝達する。
The elevator apparatus 1 according to the third embodiment is configured as described above, and the operation thereof will be described below. When opening and closing the
制御装置21は、引掛部50が閉止側溝部34に入り込んでいることの検知情報が開閉検知センサ70から伝達されない場合、または、引掛部50が閉止側溝部34に入り込んでいないことの検知情報が開閉検知センサ70から伝達された場合には、巻上機14が駆動しないようにする。つまり、制御装置21は、開閉検知センサ70が、蓋40が開放状態であることを検知している場合には、乗りかご10を稼動不能にする。これにより、制御盤20の蓋40が閉止状態になっていない場合には、乗りかご10は昇降しないようになる。
When the detection information that the
以上の実施形態3に係るエレベータ装置1は、開閉検知センサ70が、蓋40が開放状態であることを検知している場合には、乗りかご10を稼動不能にするため、作業員が昇降路5内でメンテナンス等の作業を行っている場合に、乗りかご10が動くことを抑制することができる。この結果、安全性を、より確実に向上させることができる。
In the elevator apparatus 1 according to the third embodiment described above, when the open /
[実施形態4]
実施形態4に係るエレベータ装置1は、実施形態3に係るエレベータ装置1と略同様の構成であるが、開閉検知手段は、蓋40の正常位置以外の開放状態を検知する点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
[Embodiment 4]
The elevator apparatus 1 according to the fourth embodiment has substantially the same configuration as the elevator apparatus 1 according to the third embodiment, but the open / close detection means is characterized in that it detects an open state other than the normal position of the
図13は、実施形態4に係るエレベータ装置の制御盤が有する筐体の要部断面図である。本実施形態4に係るエレベータ装置1では、制御盤20が有する筐体22の側板24には、閉止側溝部34、開放側溝部35、中間溝部60の複数の溝部30が設けられている。さらに、筐体22には、閉止側溝部34の近傍と開放側溝部35の近傍とに、蓋40の開閉状態を検知する開閉検知手段である閉側検知センサ75と開側検知センサ76とが設けられている。このうち、閉側検知センサ75は、閉止側溝部34の近傍に配設され、開側検知センサ76は、開放側溝部35の近傍に配設されている。
FIG. 13 is a cross-sectional view of a main part of a housing included in the control panel of the elevator apparatus according to the fourth embodiment. In the elevator apparatus 1 according to the fourth embodiment, the
これらの閉側検知センサ75と開側検知センサ76とは、共に赤外線を用いたり、機械的なスイッチを用いたりすることによって、蓋40の引掛部50が閉止側溝部34または開放側溝部35に入り込んだことを検知することができるようになっている。このように設けられる閉側検知センサ75と開側検知センサ76とは、制御盤20に内設される制御装置21に接続されており、閉側検知センサ75や開側検知センサ76で検知した情報は、制御装置21に伝達される。
The closing
この実施形態4に係るエレベータ装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。制御盤20の蓋40を開閉する際には、メンテナンス時の作業内容に応じて制御盤20の開口寸法を所望の大きさにするために、溝部30を選択して引掛部50を差し込む。その際に、閉止側溝部34の近傍に配設される閉側検知センサ75は、引掛部50が閉止側溝部34に入り込んでいるか否かを検知して、制御盤20に内設される制御装置21に伝達する。同様に、開放側溝部35の近傍に配設される開側検知センサ76は、引掛部50が開放側溝部35に入り込んでいるか否かを検知して、制御盤20に内設される制御装置21に伝達する。
The elevator apparatus 1 according to the fourth embodiment is configured as described above, and the operation thereof will be described below. When the
制御装置21は、閉側検知センサ75や開側検知センサ76から伝達される検知情報より、引掛部50が、閉止側溝部34または開放側溝部35のいずれにも入り込んでいないと判断した場合には、巻上機14が駆動しないようにする。また、制御装置21は、閉側検知センサ75から伝達される検知情報より、引掛部50が、閉止側溝部34に入り込んでいると判断した場合には、巻上機14の通常の駆動を可能にし、乗りかご10の通常運転を可能にする。また、制御装置21は、開側検知センサ76から伝達される検知情報より、引掛部50が、開放側溝部35に入り込んでいると判断した場合には、巻上機14の巻上げ速度を制限し、乗りかご10を通常の速度よりも遅い昇降速度で運転を可能にする。
When the
つまり、制御装置21は、閉側検知センサ75や開側検知センサ76が、蓋40が正常位置以外の開放状態であることを検知している場合には、通常の速度での乗りかご10の稼動を不能にし、通常の速度よりも遅い速度での稼動を可能にする。これにより、制御盤20の蓋40が閉止状態になっていない場合には、乗りかご10は昇降せず、引掛部50が開放側溝部35に引掛けられて、制御盤20の蓋40が全開状態になっている場合には、乗りかご10は、点検運転を行うことができる。このため、メンテナンス時に、乗りかご10の稼動時における各部の作動状態を確認する場合には、蓋40の引掛部50を開放側溝部35に引掛けて、通常の速度よりも遅い昇降速度で点検運転を行うことにより、各部の作動状態を確認することができる。
That is, the
以上の実施形態4に係るエレベータ装置1は、蓋40が正常位置以外の開放状態であることを検知している場合には、通常の速度での乗りかご10の稼動を不能にし、通常の速度よりも遅い速度での稼動を可能にするため、必要に応じて点検運転を行うことができる。この結果、制御盤20の蓋40の落下を防止して安全性を確保しつつ、使い勝手の向上を図ることができる。
When the elevator apparatus 1 according to the fourth embodiment detects that the
なお、上述したエレベータ装置1では、引掛部50は蓋40に固定されているが、引掛部50は蓋40に対して回転可能な構造であってもよい。例えば、引掛部50は、蓋40への接続部分を中心として上下方向に回転可能な構造であってもよい。これにより、引掛部50を溝部30に入り込ませる際や溝部30から引き抜く際に、引掛部50が回転することにより、容易に入り込ませたり引き抜いたりすることが可能になる。これにより、使い勝手を向上させることができる。
In the elevator apparatus 1 described above, the hooking
また、上述したエレベータ装置1では、筐体側スライド部25と蓋側スライド部45とを係合させることにより、筐体22に対して蓋40を上下方向にスライド可能になっているが、これ以外の機構によって蓋40のスライドを可能にしてもよい。また、上述したエレベータ装置1では、引掛部50は蓋40の内側面42に設けられ、溝部30は筐体22の側板24に形成されているが、これらは、蓋40の内側面42や筐体22の側板24以外の位置に設けられていてもよい。蓋40をスライドさせるための機構や、蓋40の閉止状態や開放状態を維持させるための構造は、蓋40が筐体22から外れることなく容易にスライドさせることができ、且つ、閉止・開放状態を容易に維持させることができるものであれば、その形態は問わない。
Moreover, in the elevator apparatus 1 mentioned above, the lid | cover 40 can be slid to the up-down direction with respect to the housing | casing 22 by engaging the housing | casing
また、実施形態2〜4に係るエレベータ装置1では、中間溝部60は閉止側溝部34と開放側溝部35との間に2つが形成されているが、中間溝部60は、これ以外の数であってもよい。中間溝部60は、例えば閉止側溝部34と開放側溝部35との間に1つのみが形成されていてもよく、または、3つ以上が形成されていてもよい。 Further, in the elevator apparatus 1 according to the second to fourth embodiments, two intermediate groove portions 60 are formed between the closing side groove portion 34 and the open side groove portion 35, but the number of intermediate groove portions 60 is other than this. May be. For example, only one intermediate groove portion 60 may be formed between the closing side groove portion 34 and the open side groove portion 35, or three or more intermediate groove portions 60 may be formed.
また、実施形態4に係るエレベータ装置1では、開側検知センサ76は開放側溝部35の近傍に配設されて、引掛部50が開放側溝部35に入り込んだか否かを検知しているが、開側検知センサ76は、開放側溝部35の近傍以外に配設されていてもよい。開側検知センサ76は、例えば中間溝部60の近傍に配設されていてもよく、または、開放側溝部35の近傍と中間溝部60の近傍とに配設されていてもよい。これにより、開側検知センサ76を配設する位置は、点検運転を可能にする条件に応じて、適宜設定することができる。
Further, in the elevator apparatus 1 according to the fourth embodiment, the open
また、実施形態1〜4に係るエレベータ装置1は、機械室レスエレベータ装置になっているが、上下方向にスライドさせることにより開閉する蓋40を有し、引掛部50を溝部30に引掛けることにより開放状態を維持する蓋40を有する制御盤20は、機械室レスエレベータ装置以外に設置してもよい。このような制御盤20は、例えば、機械室を有するエレベータ装置用の制御盤20として用いてもよく、または、乗客コンベア用の制御盤20として用いてもよい。
Moreover, although the elevator apparatus 1 which concerns on Embodiment 1-4 is a machine room less elevator apparatus, it has the lid | cover 40 opened and closed by sliding up and down, and hooks the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1 エレベータ装置
5 昇降路
10 乗りかご
12 カウンタウエイト
14 巻上機
20 制御盤
22 筐体
24 側板
25 筐体側スライド部
30 溝部
34 閉止側溝部
35 開放側溝部
40 蓋
45 蓋側スライド部
50 引掛部
70 開閉検知センサ(開閉検知手段)
75 閉側検知センサ(開閉検知手段)
76 開側検知センサ(開閉検知手段)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
75 Closed side detection sensor (open / close detection means)
76 Open side detection sensor (open / close detection means)
Claims (4)
前記制御盤は、上下方向にスライドさせることにより開閉する蓋を有しており、
前記蓋には、前記制御盤の筐体に形成された溝部に引掛ける引掛部が設けられ、
前記蓋は、前記引掛部を前記溝部に引掛けることにより開放状態を維持することを特徴とするエレベータ装置。 In an elevator apparatus comprising a car, a hoistway in which the car reciprocates, and a control panel installed in the hoistway,
The control panel has a lid that opens and closes by sliding vertically.
The lid is provided with a hook portion that hooks into a groove portion formed in the casing of the control panel,
The said lid | cover maintains an open state by hooking the said hook part on the said groove part, The elevator apparatus characterized by the above-mentioned.
前記蓋は、複数の前記溝部のうちのいずれかの前記溝部に引掛けることにより、前記制御盤の開口寸法を調節可能であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。 The housing is provided with a plurality of the groove portions,
2. The elevator apparatus according to claim 1, wherein the opening of the control panel can be adjusted by hooking the lid on any one of the plurality of grooves.
前記開閉検知手段が、前記蓋が開放状態であることを検知している場合には、前記乗りかごを稼動不能にすることを特徴とする請求項1または2の記載のエレベータ装置。 The lid or the housing is provided with an open / close detection means for detecting an open / closed state of the lid,
The elevator apparatus according to claim 1 or 2, wherein when the opening / closing detection means detects that the lid is in an open state, the car is disabled.
前記開閉検知手段が、前記蓋が正常位置以外の開放状態では、通常の速度での前記乗りかごの稼動を不能にすることを特徴とする請求項1または2の記載のエレベータ装置。 The lid or the housing is provided with an open / close detection means for detecting an open / closed state of the lid,
The elevator apparatus according to claim 1 or 2, wherein the open / close detection means disables the operation of the car at a normal speed when the lid is in an open state other than a normal position.
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JP7029870B1 (en) | 2020-08-19 | 2022-03-04 | 東芝エレベータ株式会社 | Elevator landing control panel |
JPWO2022259397A1 (en) * | 2021-06-09 | 2022-12-15 |
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