JP2013219764A - 無線通信方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチホップ中継ネットワークにおいて、ソースからデスティネーションへの複数の伝送ルートから最良のルートを選択する。
【解決手段】ソースノードからデスティネーションノードへの送信メッセージが発生すると(S502)、第1中継段階のノードを経路メトリック計算ノードとして計算を開始する(S504)。経路メトリック計算ノードでは、ソースノードからの到来経路に関する経路メトリックを受信し(S506)、対象ノードへの経路に関する最大経路メトリックを決定し(S508)、次の中継段階の複数のノードへ経路メトリックを送信する(S510)。次の中継段階のノードを経路メトリック計算ノードとし(S512)、計算がデスティネーションノードに達するまで(S506)〜(S510)を繰り返し、最大の経路メトリックを有する経路をたどる(S514)。得られた経路に沿ってメッセージを送信する(S516)。
【選択図】図5

Description

関連出願
この出願は、2012年3月28日に出願された英国特許出願第1205465.6号からの優先権の利益に基づき、かつ利益を主張する。出願の全内容は、参照によってここに組み込まれる。
本明細書で説明する実施形態は、無線通信ネットワークにおいて中継ノードを経由する無線通信、そのようなネットワークでのルート選択に一般的に関連する。
マシン同士の(M2M)通信、スマートグリッドと車両通信に応用を求めった新興通信パラダイムである。
複数のマルチホップ中継ネットワークは、M2M通信において多数のノードに関する情報交換の絶え間なく増大する需要を提供することができるネットワークストラクチャであるとされている。マルチホップ中継ネットワークでは、1つあるいはいくつかの中間の中継ノードは、ソースノードから情報を受信し、次に他の中継ノードあるいはデスティネーションノードへそれを転送するために用いられる。
いくつかのマルチホップ中継ネットワークでは、複数の中継ノードは、単にソースノードからの、あるいは固定ゲインを持った他の中継ノードからの信号を増幅し、次に他の中継あるいはデスティネーションへ増幅された情報を転送する。そのような中継技術は「固定ゲイン増幅及び転送(fixed-gain amplify-and-forward)」技術と呼ばれる。各中継での各受信信号が、チャネルの瞬間電力に依存するゲインによって増幅される場合に、伝送プロトコルは「可変ゲイン増幅及び転送(variable-gain amplify-and-forward)」と呼ばれる。他の中継システムでは、各受信信号は、各中継ノードで検出され、再符号化され、次に転送される。そのような中継プロトコルは「復号及び転送(decode-and-forward)」と呼ばれる。復号及び転送は、増幅及び転送よりもよい性能をもたらすが、一方、中継ノードではより高度な複雑性の影響を受けやすいことが知られている。いくつかの応用シナリオでは、単純な中継ノードが望まれるが、増幅及び転送、特に固定ゲイン増幅及び転送技術はより魅力的である。
莫大な数のノードに関する情報交換の絶え間なく増大する需要では、M2M通信は、全ての可能な伝送ルートの間から、どのようにソースからデスティネーションへの信号伝送に関する最良のルートを選択するかを含む多くの挑戦に直面する。直観的に、すべての伝送リンクのチャネル状態情報(CSI)が各ノードで知られていると仮定すると、すべての可能なルートの上の全数検索は、最適ルートを求めるために行なうことができる。しかしながら、これは、ホップの数としての中継数が増加するとともに導入される禁止的な複雑性のために実際上実現可能ではない。
以下、実施形態は、ほんの一例として、以下の添付図面を参照して、説明される。
図1は、実施形態にしたがうマルチホップ中継ネットワークを説明する。 図2は、複数の段階間での複数のチャネルに関する実効ゲインと、各段階でスケールされた雑音電力の表示と、を指示する複数のパラメータを示す実施形態にしたがうマルチホップ中継ネットワークを説明する。 図3aは、実施形態にしたがうソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法におけるステップを説明する。 図3bは、実施形態にしたがうソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法におけるステップを説明する。 図3cは、実施形態にしたがうソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法におけるステップを説明する。 図3dは、実施形態にしたがうソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法におけるステップを説明する。 図3eは、実施形態にしたがうソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法におけるステップを説明する。 図3fは、実施形態にしたがうソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法におけるステップを説明する。 図3gは、実施形態にしたがうソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法におけるステップを説明する。 図4は、実施形態にしたがう無線中継ノードの概略図である。 図5は、実施形態にしたがう無線ネットワークにおける1つの経路を選択する方法のフローチャートである。 図6は、実施形態において用いられる経路選択アルゴリズム及び全数検索に関して、異なるホップ数に必要とされる比較数を示すグラフである。 図7は、実施形態において用いられる経路選択アルゴリズム及び全数検索に関して、段階当たりの異なるノード数に必要とされる比較数を説明する。 図8は、全数検索によって選択される複数の経路に関する停止確率に比較して、実施形態によって選択される複数の経路に関する停止確率を示す。
実施形態において、無線中継デバイスは、少なくとも第1無線デバイス及び第2無線デバイスからの信号を受信するように構成され、第1無線デバイスから受信される信号から、ソースノード(起点ノード)から第1無線デバイスへの経路に関する経路メトリックの表示を抽出するように構成され、第2無線デバイスから受信される信号から、ソースノードから第2無線デバイスへの経路に関する経路に関する経路メトリックの表示を抽出するように構成される受信機と、
抽出された表示を用いて、ソースノードから無線中継デバイスへの経路を選択し、選択された経路に関する経路メトリックを決定するように構成されるプロセッサと、
選択された経路に関する経路メトリックを記憶するように構成されるメモリと、
第3無線デバイスへの選択された経路に関する経路メトリックの指示を送信するように構成される送信機と、を具備する。
実施形態において、プロセッサは、第1無線デバイスを経由してソースノードから無線中継デバイスへの経路と、第2無線デバイスを経由してソースノードから無線中継デバイスへの経路と、を具備する1セットの経路から最適経路を決定するために、抽出された複数の指示を使用するように構成され、最適経路を選択するように構成される。
実施形態において、プロセッサは、ソースノードから無線中継デバイスへの1つの経路を選択するために、第1無線デバイスと無線中継デバイスとの間の経路と、第2無線デバイスと無線中継デバイスとの間の経路とのそれぞれに関するチャネル状態情報の複数の表示と、抽出された複数の表示とを用いるように構成される。
実施形態において、プロセッサは、ソースノードから無線中継デバイスへの1つの経路を選択するために、第1無線デバイスと無線中継デバイスとの間の経路と、第2無線デバイスと無線中継デバイスとの間の経路とのそれぞれに関する実効ゲインの複数の表示と、抽出された複数の表示とを用いるように構成される。
実施形態において、プロセッサは、第1及び第2無線デバイスの内の1つから無線中継デバイスへの経路に関する実効ゲインであって、ソースノードから第1及び第2無線デバイスの内の1つまでの経路に関する経路メトリックを乗じ、無線中継デバイス上の雑音電力に比例した量を引いた実効ゲインとして、選択された経路に関する経路メトリックを決定するように構成される。
実施形態において、プロセッサは1セットの積を計算するように構成され、一連の積は、第1及び第2無線デバイスごとに、無線デバイスから無線中継デバイスへの経路に関する実効チャネルゲインであって、ソースノードから無線デバイスへの経路に関する経路メトリックを乗じる実効チャネルゲインの積を具備し、一連の積の内の積を比較して、最も大きな積を決定し、選択された経路として最も大きな積を有する経路を選択するように構成される。
実施形態において、無線中継デバイスは、増幅及び転送(amplify-and-forward)無線中継デバイスとして構成される。
実施形態において、無線中継デバイスは、固定ゲイン増幅及び転送(fixed-gain amplify-and-forward)無線中継デバイスとして構成される。
実施形態において、無線ネットワークは、ソースノード(起点ノード)と、
デスティネーションノード(宛先ノード)と、
実施形態にしたがう複数の無線中継デバイスと、を具備し、
デスティネーションノードは、複数の無線中継デバイスの内の、少なくとも第1無線中継デバイス及び第2無線中継デバイスから、複数の経路メトリックの各表示を受信するように構成され、
受信された経路メトリックを用いて、ソースノードからデスティネーションノードまでの最適経路を決定するように構成される。
実施形態において、無線ネットワークは、ソースノードからデスティネーションノードまでの最適経路に沿ってメッセージを送るように構成される。
実施形態において、無線通信方法は、無線中継デバイスで、少なくとも第1無線デバイス及び第2無線デバイスからの各信号を受信することと、
第1無線デバイスから重心される信号は、ソースノードから第1無線デバイスへの経路に関する経路メトリックの表示を具備し、第2無線デバイスから受信した信号は、ソースノードから第2無線デバイスへの経路に関する経路メトリックの表示を具備し、
第1無線デバイスを経由してソースノードから無線中継デバイスへの経路と、第2無線デバイスを経由してソースノードから無線中継デバイスへの経路とを具備する一連の経路から1つの経路を選択するために、第1無線デバイス及び第2無線デバイスから受信した各表示を用いることと、
選択された経路について経路メトリックを決定することと、
第3無線デバイスへの選択された経路に関する経路メトリックの表示を送信することと、を具備する。
実施形態において、無線通信方法は、1セットの経路から最適経路を決定することと、最適経路を選択することと、を具備する。
実施形態において、選択された経路に関する経路メトリックを決定することは、第1及び第2無線デバイスの内の1つから無線中継デバイスへの経路に関する実効ゲインに、ソースノードから第1及び第2無線デバイスの内の1つへの経路に関する経路メトリックを乗じることと、無線中継デバイス上での雑音電力に比例する量を減じることと、を具備する。
実施形態において、経路を選択することは、
1セットの積を計算することと、ここで1セットの積は第1及び第2無線デバイスごとに、無線デバイスから無線中継デバイスへの経路に関する実効チャネルゲインの積は、ソースノードから無線デバイスへの経路に関する経路メトリックが乗じられていて、
最大の積を決定するために、1セットの積のうちの複数の積を比較することと、
最大の積を有する経路を選択することと、を具備する。
実施形態において、無線ネットワークにおいて、ソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法は、
第1中継ノードで、ソースノードから第1中継ノードまでの複数の経路に関する最大経路メトリックを決定することと、ソースノードから第1中継ノードまでの最適経路として最大経路メトリックを有する経路を選択することと、
第2中継ノードで、ソースノードから第2中継ノードまでの複数の経路に関する最大経路メトリックを決定することと、ソースノードから第2中継ノードへの最適経路として最大経路メトリックを有する経路を選択することと、
デスティネーションノードにおいて、ソースノードから第2中継ノードへの最適経路に関する経路メトリックの指示と、ソースノードから第1中継ノードへの最適経路に関する経路メトリックの指示と、を受信することと、
ソースノードからデスティネーションノードまでの経路であって、デスティネーションノードで、ソースノードから第2中継ノードまでの最適経路に関する経路メトリックの指示と、ソースノードから第1中継ノードへの最適経路に関する経路メトリックの指示と、を使用する最大経路メトリックを有する経路を、デスティネーションノードで決定することと、
ソースノードからデスティネーションノードへの最適経路として最大の経路メトリックを持っている経路を選択することと、を具備する。
実施形態において、方法は最適経路に沿ってメッセージを送信することをさらに具備する。
一実施形態は、プロセッサによって実行された時、プロセッサに、上に提示されるような方法を行なわせるコンピュータ実行可能な複数の命令を具備するコンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムは記憶媒体あるいは信号媒体で具体化されるかもしれない。記憶媒体は、光学的記憶手段、磁気記憶手段、あるいは電子記憶手段を含んでいるかもしれない。
説明される実施形態は、特定のハードウェアデバイス、適切なソフトウェアによって構成された多目的デバイスあるいは両方の組合せを組み込むことができる。態様は、完全なソフトウェア実行、あるいは(プラグインのような)既存ソフトウェアの変更あるいは拡張に関してアドオンのコンポーネントとして、ソフトウェア製品で具体化することができる。そのようなソフトウェア製品を記憶媒体(例えば光ディスクあるいはFLASHメモリのような大記憶メモリ)あるいは(ダウンロードのような)信号媒体で具体化することはできるかもしれない。実施形態に適している特定のハードウェアデバイスは、ASIC、FPGAあるいはDSPのような特定用途向けデバイス、あるいは他の専用機能ハードウェア手段を含んでいる可能性がある。読者は、ソフトウェアまたはハードウェアにおける実施形態の前述の議論のどれも、未発見のまたは未定義の実行手段での発明の将来の実行を制限することはないことを理解するだろう。
図1は、マルチホップ中継ネットワーク100の実施形態を示す。ネットワーク100は、ソースノード102、デスティネーションノード104、及び4つの中継段を有している。各中継段では、4つの中継ノード106がある。この実施形態では、中継プロトコルは増幅及び転送である。本発明の実施形態は、停止確率が最小化されるように、ソースノード102からデスティネーションノード104までの最適経路を求める方法に関係がある。
図1に示されるマルチホップネットワークは、M−1個の中継段を持ったM−ホップ中継システムへ一般化されてもよい。各段では、複数の(例えばL個の)中継ノードがある。その後、ソースからデスティネーションへの最適経路を求める問題は、I=LM−1の中で、以下によって与えられる停止確率が最小になるような最適経路を求めることである。
Figure 2013219764
ここで、γe2eは選択されたルートに関する端末間のSNRであり、γthは所定の閾値である。したがって、最小の停止確率を持ったルートを選択することは、最大の末端間SNRを持ったルートを選択することに等しい。すなわち、i番目のルートが以下のように選択されることに等しい。
Figure 2013219764
ここで、γ(i)はi番目の経路についての末端間SNRである。
与えられたルートiについては、ソースからデスティネーションへの末端間SNRは、以下で与えられる。
Figure 2013219764
上記の式において、
Figure 2013219764
ここで、
Figure 2013219764
は、m段でのi番目の経路からなるノード上での白色ガウス雑音の電力であり、
Figure 2013219764
は、1つのホップ当たりの平均SNRである。
さらに、h(i) は、(m−1)番目の段とm番目の段との間のi番目の経路上でのチャネルである。h(i) はチャネル伝達特性を定義する複素数である。送信された信号の時間分散に直面しない場合、それは平坦フェージングシステムのインパルス応答と考えられてもよい。
実施形態は、直交周波数分割多重(OFDM)のような適切なマルチキャリア方法を用いることにより、周波数選択性フェージングシステムに拡張することができる。この場合、中継を行なう場合、サブキャリアはそれぞれ独立して考慮されてもよく、あるいは、h(i) はチャネルインパルス応答のノルムである、あるいは同等に、チャネル周波数応答のノルムであるとしてもよい。位相情報は必要ではなく、振幅情報だけ必要なので、ノルムを使用することができることに注意する。
(i) は、m番目の段での対応する増幅係数である。増幅及び転送プロトコルが使用される場合、i番目の経路のm番目の段階での無線ノードは、(m+1)番目の段階での無線ノードにメッセージを送信する前に、この係数だけでメッセージの振幅をスケールする。この増幅は、多くの方法において遂行することができ、例えば、アナログ演算増幅器回路は用いられてもよく、あるいは、信号は、ディジタルからアナログへの変換に先立ってディジタルでスケールされてもよい。増幅係数は、多くの異なる方法によって規定されてもよい。そのような方法の2つの例は、可変ゲイン増幅及び転送(variable gain amplify and forward)と、固定ゲイン増幅及び転送(fixed gain amplify and forward)である。
実施形態において、固定ゲイン増幅及び転送プロトコルは用いられ、また、増幅係数は次で与えられる:
Figure 2013219764
ここでEは期待値を表わす。
以下、量X(i) 及びσ(i) は、規定され、γ(i)は、これらの量から決定することができる。仮に、
Figure 2013219764
とする。X(i) は、以前の段で適用される増幅係数、及び増幅信号が運ばれるチャネルを考慮すると、チャネルの等価ゲインである。実施形態において、上記において述べられるように、X(i) は計算される。以前の段からの増幅係数の情報が未知である別の実施形態では、受信機中継ノードは、X(i) を推定するためにパイロット信号を用いてもよい。
σ(i) は、i番目の経路上のm番目の中継での雑音電力のスケールされたバージョンである。これは、停止閾値γthに現実の雑音分散を掛けることにより決定される。それは各ノードで独立して推定することができる。停止閾値γthは設計パラメータである。上記の式(3)は、整理されて、ある経路(例えばi番目の経路)に関して、γ(i)が所定の閾値以下である確率が、以下で与えられることを示すことができる。
Figure 2013219764
停止確率Poutは以下で与えられる。
Figure 2013219764
複数の経路は、複数の経路の間に複数のオーバーラップリンクがあるように、分離可能ではない。
以下、単純なネットワーク例が、停止確率を最小化する、増幅及び転送マルチホップ中継ネットワークの実施形態において、最適経路がどのように見つかるか示すために使用される。
以下に検討されるネットワークは、各段に2つの中継があり、4つのホップ及び3つの段を有している。そのようなネットワークは図2に示される。ここで各ノード/リンクの各段に関して対応するパラメータ(X(i) 及びσ(i) )も与えられる。
停止確率が以下に与えられることは、上記に与えられる複数の式からわかる。
Figure 2013219764
いくつかの数学的な操作の後、停止確率は以下のように書き直すことができる。
Figure 2013219764
ここで、
Figure 2013219764
Figure 2013219764
上記の計算では、A及びBの値が何度も使用され、さらに、一旦比較が行われて最大値を決定する(例えばAまたはBの計算において)と、後の計算では、ちょうど最高数量が必要とされ、かつ非最高数量は棄却されることは注意する。
したがって、次のアルゴリズムを推定して、任意の数のホップ及び中継を有する増幅及び転送のマルチホップ中継ネットワークに関する最適経路を見つけることができる。
M段を持った一般的なマルチホップネットワークを考慮する。ここで、l個の中継がm段目に存在する。ゼロ番目の段は、ソース(l=1)であるとする。M番目の段はデスティネーション(l=1)であるとする。したがって、lm−1個の経路は、段階m−1での各中継から、段階mでの各中継へ導く。明確にするために、そのような経路はそれぞれ1つの枝として表わされる。(m−1)番目の段からm番目の段までlm1個の枝が存在する。この実施形態では、複数の枝は、図2に示されるパターンに順次分類されるが、他の分類規約を使用することができる。したがって、(m−1)番目の段からm番目の段までのi番目の枝ゲインは、X (i)である。さらに、m番目の段におけるr番目の中継は、ノイズによって影響される。それはσ (r)によって表わされる(停止閾値γthによってスケールされる)電力を有する。
この実施形態では、m番目の中継段では、lm-1個の枝(1つの中継当たり一つ)は、r番目(r=1,…,l)の中継に(m−1)番目の中継段を接続する。m番目の段でのr番目の中継については、これらの枝がそれぞれゲインX ((r−1)lm−1+1),…,X (rlm−1)を有している。
さらに、経路メトリックは、(m−1)番目の段で各ノードと関連している。それは、ルート情報への前記ノードを選ぶ質の尺度である。Q=1はソースでの経路メトリックを表わして、(m−1)番目の段でq番目のノードに関連した経路メトリックをQm−1 (q)と表わす。経路メトリックは、次の式によるm番目の中継段のr番目のノードで更新される。
Qm (r) = maxq{Qm-1 (q) Xm ((r-1)lm-1+q)} -σ (r) (13)
言葉では、経路メトリックは、各経路メトリックと、対応する枝ゲインとの積を考慮し、この量を最大化し、次に、r番目のノードに関するスケールされた雑音電力を減じることによって、m番目の中継段のr番目のノードで更新される。新しいメトリックに対応する経路は、m番目の中継段でメモリにおいて保存される。
当業者は、更新手順の結果を変更せずに、スケール化された雑音電力を減じた後に、最大化演算をも行なうことができることを認識するだろう。
実施形態にしたがう方法は以下のように要約される。ノードごとに各段で、第2段階からスタートして、経路ごとに対応する経路メトリックを計算し、ノードごとにL個の到来経路についての経路メトリックを比較し、他のものをすべて廃棄する間に最大の経路メトリックを持っている経路を予約する。したがって、ある段でのノードごとに、1つのルートだけが予約されている。デスティネーションノードに到着するまで、この処理は繰り返す。その後、アルゴリズムは、最適ルートを見つけるためにさかのぼり、生存者経路を出力する。
上記の方法の一例が下に図3aから図3gを参照して説明される。
図3aは、ソースノード301からデスティネーションノード341へネットワーク300を介してメッセージを送信することに関する最適経路の判定において用いられる変数について実例の複数の値を示す。
図3bは、方法での第1ステップを示す。第1ステップは、第2段階で第1ノード321について2つの到来経路に関する経路メトリックを計算することである。第1段階での第1ノード311を経由する経路についての経路メトリックは、(1−0.1)*1である。また、第1段階での第2ノード312を介する経路についての経路メトリックは、(4−0.2)*3である。2つの経路メトリックは比較され、段階2での第1ノード321について第2の到来経路が選択され(第2ノード312を経由する経路)、(4−0.2)*3=11.4の出力は第1ノード321のメモリに入れられる。第1段階における第1ノード311を経由する経路は、廃棄され、図3bにおいて破線として示される。
図3cは、方法における第2ステップを示す。第2ステップでは、第2ノード322についての2つの到来経路に関する経路メトリックが計算される。これらは、第1段階での第1ノード311を経由する経路については(1−0.1)*2であり、第1段階での第2ノード312を経由する経路については(4−0.2)*4である。その後、これらは比較され、段階2での第2ノードについての第2到来経路が選択され、それは第1段階での第2ノード312を経由する経路である。(4−0.2)*4=15.2の出力は、第2段階で第2ノード322のメモリに入れられる。
図3dは、方法における第3ステップを示す。第3段階での第1ノード331についての2つの到来経路に関する経路メトリックが計算される。これらは、以前の段における複数のノードによって計算された経路メトリックを用いて計算される。複数の経路メトリックは、第2段階における第1ノード321を経由する経路について(11.4−0.3)*4として計算され、第2段階における第2ノード322を経由する経路について(15.2−0.4)*2として計算される。計算された複数の経路メトリックは比較され、段階3での第1ノードに関する第1到来経路(第2段階での第1ノード321を経由する経路)が選択され、(11.4−0.3)*4=44.4の出力は、第1ノード331のメモリに入れられる。
図3eは、方法における第4ステップを示す。第3段での第2ノード332について2つの到来経路に関する経路メトリックが計算される。これらは、第2段階における第1ノード321を経由する経路について(11.4−0.3)*3として計算され、第2段階322における第2ノードについて(15.2−0.4)*1として計算される。複数の計算された経路メトリックは比較され、段階3での第2ノード332について第1到来経路(すなわち、第2段階での第1ノード321を経由した経路)が選択され、(11.4−0.3)*3=33.3の出力は、第2ノード332のメモリに入れられる。
図3fは第5ステップを示す。第5ステップでは、最終段階でのデスティネーションノード341について2つの到来経路に関する経路メトリックが計算される。これらは、第3段での第1ノード331を経由する経路について(44.4−0.5)*1であり、第3段での第2ノード332を経由する経路について(33.3−0.6)*2である。これらの2つの経路メトリックは比較され、デスティネーションノード341について第2到来経路(第2ノード332を経由する経路)が選択される。
図3gは第6ステップを示す。第6ステップでは、生存者経路はさかのぼられ、最適ルートとして選択される。
複数の図において示される複数のパラメータだけが、複数のステップのそれぞれに必要とされることに注意する。したがって、各ノードは、複数の前ノードへのチャネルと、前ノードまでの経路に関する経路メトリックと、についての情報を必要とする。
図4は、実施形態にしたがう無線中継デバイス400を示す。無線中継デバイス400は、受信機402及び送信機404を有する。使用にあたり、無線中継デバイスは受信機402で複数の信号を受信し、送信機404で、複数の受信信号に基づいた複数の信号を送信する。実施形態では、無線中継デバイス400は、増幅及び転送中継デバイスであり、信号が送信される前に、受信信号を増幅するアンプを含んでいる。
無線中継デバイス400は、複数のマシンコード命令を実行するように作動するプロセッサ406を具備する。プロセッサ406は、上述した方法に従って経路メトリック計算について命令408を実行することを示される。無線中継デバイス400は、上記で説明した方法に従って計算された最大の経路メトリックの表示412を記憶するメモリ410を具備する。
使用にあたり、無線中継デバイス400は、他の無線デバイスからの各表示を受信する。それは他の無線中継デバイスでもよいし、ソースノードとして動作するデバイスでもよい。その表示は、無線中継デバイス400が一部分である無線ネットワークを通して送信されるメッセージに関する経路メトリックを含んでいる。無線中継デバイスのプロセッサ406は、到来経路のすべてについて最大の経路メトリックを決定するために表示を用い、メモリ410に最大の経路メトリックの表示を記憶する。送信機404は、無線ネットワークの他の複数のノードに、最大の経路メトリックの表示を送信する。
したがって、無線中継デバイス400は、無線ネットワークを通る経路の選択を促進する。無線中継デバイスは、一旦計算が提案されたデスティネーションノードに達したならば、最適経路のもどりを促進するために、最大の経路メトリックを持っている経路の表示を記憶してもよい。
経路メトリック計算の指示は、別個のソフトウェア要素として示されているが、読者は多くの異なる方法でコンピュータにソフトウェアを導入することができることを認識する。例えば、記憶媒体からなるコンピュータプログラムは、コンピュータに導入され、その結果、記憶された命令をコンピュータに転送することができる。同等に、そのような命令を有するコンピュータへ信号を送ることができる。さらに、コンピュータプログラムを導入する際に、読者は、ソフトウェアの一部が多くのコンポーネントからなり、そのいくつかは新しくてもよく、その他は既にコンピュータに提供されていると仮定されてもよいことを認識するだろう。例えば、コンピュータは、既知のタイプのオペレーティングシステムが搭載されると合理的に仮定されてもよい。また、コンピュータプログラムは、そのようなオペレーティングシステムの存在に基づいて開発されてもよい。あのように開発されるコンピュータプログラムと、オペレーティングシステムの設備との間の相互作用は、図4に示されるような通信設備エレメントの定義につながる。したがって、任意のコンピュータプログラムも、新しい、スタンドアロンの製品として、あるいは既存製品へのプラグインとして開発されてもよい。
図5は、実施形態にしたがい、ソースノードからデスティネーションノードへのメッセージを送信する方法を示すフローチャートである。
ステップS502では、ソースノードが、デスティネーションノードへ送信されるメッセージを要求する場合、方法はスタートする。
ステップS504では、計算は第1中継ノードに移る。ステップS506では、中継ノードは、ソースノードから対象としているノードまでの複数の経路に関する各経路メトリックの表示を受信する。
ステップS508では、中継ノードは、ソースノードから対象としている中継ノードまでの経路に関する最大の経路メトリックを決定する。これは上述の式(13)を用いて決定されてもよい。
ステップS510では、最大の経路メトリックは次の段における複数のノードに送信される。
次の段がデスティネーションノードを含んでいる場合、計算はデスティネーションノードによって実行されるステップS514へ移動する。次の段がデスティネーションノードを含んでいない場合、方法は、S512で次の中継ノードへ移り、ステップS506−S510はその中継ノードで繰り返される。
ステップS514に到達する場合(計算がデスティネーションノードに達する場合)、最大の経路メトリックを有する経路は決定され、デスティネーションノードからソースノードまで戻る。各ノードは、最適経路の戻りを促進するために、最大の経路メトリックを持っている経路に対応する以前の段に、中継ノードの表示を記憶してもよい。
一旦最適経路をさかのぼったならば、メッセージは、ステップS516でソースノードからデスティネーションノードへ送信される。
M個のホップを有するネットワーク、及び各ホップでL個の中継ノードに関して、全数検索では、比較すべきL(M−1)個の経路がある。各経路については、末端間SNRを計算する必要がある(γ(i))。また、各段の各リンクに関するチャネル状態情報のグローバルな知識は、これらのSNR値を計算し、かつ比較を行なうために必要である。
実施形態では、中間のM−2段では、L個の比較は各段で必要であり、L個の比較はデスティネーションノードでの最後の段で必要である。したがって、比較の総数は、L(M−2)+Lであり、この数は、LとMが大きい場合、特に大規模ネットワークにおけるL(M−1)よりはるかに小さい。
図6は、全数検索について異なるMに必要な比較数、及び実施形態において用いられる経路選択アルゴリズムを示す。
図7は、全数検索について異なるLに必要な比較数、及び実施形態において用いられる経路選択アルゴリズムを示す。
さらに、全数検索を用いることと比較して、グローバルチャネル情報は、実施形態を用いることにより最適経路を求めるために必要ではない。各ノードについては、以前の段と、このノードへのすべての到来経路の現在の段との間のチャネル状態情報だけが必要である。別の言葉では、受信機でのチャネル状態情報だけが各中継ノードで必要である。
本明細書で説明するアルゴリズムを用いる実施形態は、低複雑度という長所を持つ。
この理由のうちの1つは、実施形態では、各ノードは、次の段での複数のノードへの1つの経路に関する経路メトリックの表示を送るということである。これは、ノード数が増加しても複雑さが大幅に増加しないので、スケーラブルなアルゴリズムを用いる実施形態になる。
図8は、上述した方法の実施形態によって選択された経路に関する停止確率と、全数検索に関する停止確率との比較を示す。これは、全数検索としての停止確率の観点では、実施形態が同じ性能を達成することができることを示す。
実施形態は、各段で任意の数(必ずしも同数でなく)の中継を有し、及び任意のフェージングチャネルに関する、中継ネットワークに適用可能である。
さらに、実施形態は、複数のソース/デスティネーションのノードを有する複数の中継システムのための経路選択を許容する。そのような場合では、1つのソースノードは、まず経路選択を行い、次いで第2ソースノードの経路選択が続く。これらの実施形態は貪欲なアルゴリズムを実行する。遅延に強いネットワークのようないくつかの応用シナリオでは、複数のソースノードを、それらが(時間、周波数、または空間領域で)選択した複数の経路の間で、重複しないように保証する方法でスケジュールすることができる。
ある実施形態が説明さているが、これらの実施形態はほんの一例として提示されていて、発明の範囲を制限するようには意図されない。実際、本明細書で説明する新規な方法、システム、デバイス及びネットワークは、様々な他の形式で具体化されてもよい。さらに、様々な省略、置換及び変更は、発明の精神から外れずになされてもよい。例えば、式(4)において与えられた固定ゲイン増幅係数の代わりとなる係数が使用されてもよい。添付のクレーム及びその均等物は、発明の範囲及び精神の中にあるように、そのような形式あるいは変更を保護するように意図される。

Claims (17)

  1. 少なくとも第1無線デバイス及び第2無線デバイスからの信号を受信するように構成され、前記第1無線デバイスから受信される信号から、ソースノードから前記第1無線デバイスへの経路に関する経路メトリックの表示を抽出するように構成され、前記第2無線デバイスから受信される信号から、前記ソースノードから前記第2無線デバイスへの経路に関する経路に関する経路メトリックの表示を抽出するように構成される受信機と、
    抽出された前記表示を用いて、前記ソースノードから前記無線中継デバイスへの経路を選択し、選択された前記経路に関する経路メトリックを決定するように構成されるプロセッサと、
    選択された前記経路に関する経路メトリックを記憶するように構成されるメモリと、
    第3無線デバイスへの選択された経路に関する経路メトリックの指示を送信するように構成される送信機と、を具備する無線中継デバイス。
  2. 前記プロセッサは、前記第1無線デバイスを経由して前記ソースノードから前記無線中継デバイスへの経路と、前記第2無線デバイスを経由して前記ソースノードから前記無線中継デバイスへの経路と、を具備する1セットの経路から最適経路を決定するために、抽出された前記複数の指示を使用するように構成され、前記最適経路を選択するように構成される請求項1に記載の無線デバイス。
  3. 前記プロセッサは、前記ソースノードから前記無線中継デバイスへの1つの経路を選択するために、前記第1無線デバイスと前記無線中継デバイスとの間の経路と、前記第2無線デバイスと前記無線中継デバイスとの間の経路とのそれぞれに関するチャネル状態情報の複数の表示と、抽出された前記複数の表示とを用いるように構成される請求項1の無線デバイス。
  4. 前記プロセッサは、前記ソースノードから前記無線中継デバイスへの1つの経路を選択するために、前記第1無線デバイスと前記無線中継デバイスとの間の経路と、前記第2無線デバイスと前記無線中継デバイスとの間の経路とのそれぞれに関する実効ゲインの複数の表示と、抽出された前記複数の表示とを用いるように構成される請求項1の無線デバイス。
  5. 前記プロセッサは、前記第1無線デバイス及び前記第2無線デバイスの内の1つから前記無線中継デバイスへの経路に関する前記実効ゲインであって、前記ソースノードから前記第1無線デバイス及び前記第2無線デバイスの内の1つまでの経路に関する経路メトリックを乗じ、前記無線中継デバイス上の雑音電力に比例した量を引いた前記実効ゲインとして、選択された前記経路に関する経路メトリックを決定するように構成される請求項4の無線中継デバイス。
  6. 前記プロセッサは1セットの積を計算するように構成され、前記1セットの積は、前記第1無線デバイス及び前記第2無線デバイスごとに、前記無線デバイスから前記無線中継デバイスへの経路に関する実効チャネルゲインであって、前記ソースノードから無線デバイスへの経路に関する経路メトリックを乗じる実効チャネルゲインの積を具備し、1セットの積の内の積を比較して、最も大きな積を決定し、選択された経路として最も大きな積を有する経路を選択するように構成される請求項1の無線中継デバイス。
  7. 増幅及び転送(amplify-and-forward)の無線中継デバイスとして構成される請求項1の無線中継デバイス。
  8. 固定ゲイン増幅及び転送(fixed-gain amplify-and-forward)の無線中継デバイスとして構成される請求項7の無線中継デバイス。
  9. ソースノードと、
    デスティネーションノードと、
    請求項1の複数の無線中継デバイスと、を具備し、
    前記デスティネーションノードは、
    前記複数の無線中継デバイスの内の、少なくとも第1無線中継デバイス及び第2無線中継デバイスから、複数の経路メトリックの各表示を受信するように構成され、
    受信された前記経路メトリックを用いて、前記ソースノードから前記デスティネーションノードまでの最適経路を決定するように構成される無線ネットワーク。
  10. 前記ソースノードから前記デスティネーションノードまでの前記最適経路に沿ってメッセージを送るように構成される請求項9の無線ネットワーク。
  11. 無線中継デバイスで、少なくとも第1無線デバイス及び第2無線デバイスからの各信号を受信することと、
    前記第1無線デバイスから重心される信号は、ソースノードから前記第1無線デバイスへの経路に関する経路メトリックの表示を具備し、前記第2無線デバイスから受信した信号は、前記ソースノードから前記第2無線デバイスへの経路に関する経路メトリックの表示を具備し、
    前記第1無線デバイスを経由して前記ソースノードから前記無線中継デバイスへの経路と、前記第2無線デバイスを経由して前記ソースノードから前記無線中継デバイスへの経路とを具備する1セットの経路から1つの経路を選択するために、前記第1無線デバイス及び前記第2無線デバイスから受信した各表示を用いることと、
    選択された前記経路について経路メトリックを決定することと、
    第3無線デバイスへの選択された前記経路に関する前記経路メトリックの表示を送信することと、を具備する無線通信方法。
  12. 前記1セットの経路から最適経路を決定することと、前記最適経路を選択することと、を具備する請求項11の無線通信方法。
  13. 選択された前記経路に関する経路メトリックを決定することは、
    前記第1無線デバイス及び前記第2無線デバイスの内の1つから前記無線中継デバイスへの経路に関する実効ゲインに、前記ソースノードから前記第1無線デバイス及び前記第2無線デバイスの内の1つへの経路に関する経路メトリックを乗じることと、
    前記無線中継デバイス上での雑音電力に比例する量を減じることと、を具備する請求項11の無線通信方法。
  14. 経路を選択することは、
    1セットの積を計算することと、ここで1セットの積は前記第1無線デバイス及び前記第2無線デバイスごとに、前記無線デバイスから前記無線中継デバイスへの経路に関する前記実効チャネルゲインの積は、前記ソースノードから前記無線デバイスへの前記経路に関する前記経路メトリックが乗じられていて、
    最大の積を決定するために、前記1セットの積のうちの複数の積を比較することと、
    前記最大の積を有する経路を選択することと、を具備する請求項13の無線通信方法。
  15. 無線ネットワークにおいて、ソースノードからデスティネーションノードまでの1つの経路を選択する方法は、
    第1中継ノードで、
    前記ソースノードから前記第1中継ノードまでの複数の経路に関する最大経路メトリックを決定することと、
    前記ソースノードから前記第1中継ノードまでの最適経路として前記最大経路メトリックを有する経路を選択することと、
    第2中継ノードで、
    前記ソースノードから前記第2中継ノードまでの複数の経路に関する最大経路メトリックを決定することと、
    前記ソースノードから前記第2中継ノードへの最適経路として前記最大経路メトリックを有する経路を選択することと、
    前記デスティネーションノードにおいて、前記ソースノードから前記第2中継ノードへの前記最適経路に関する前記経路メトリックの指示と、前記ソースノードから前記第1中継ノードへの前記最適経路に関する前記経路メトリックの指示と、を受信することと、
    前記ソースノードから前記デスティネーションノードまでの前記経路であって、前記デスティネーションノードで、前記ソースノードから前記第2中継ノードまでの前記最適経路に関する前記経路メトリックの前記指示と、前記ソースノードから前記第1中継ノードへの前記最適経路に関する前記経路メトリックの前記指示と、を使用する前記最大経路メトリックを有する前記経路を、前記デスティネーションノードで決定することと、
    前記ソースノードから前記デスティネーションノードへの前記最適経路として前記最大経路メトリックを持っている経路を選択することと、を具備する方法。
  16. 前記最適経路に沿ってメッセージを送信することをさらに具備する請求項15の方法。
  17. プロセッサによって実行された時、前記プロセッサに、請求項11の方法を行なわせるコンピュータ実行可能な複数の命令を具備するコンピュータプログラム。
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