JP2013219662A - デジタル放送受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタル放送受信機の選局を迅速に行う。
【解決手段】一つの実施形態によれば、デジタル放送受信機は、記憶部、視聴時間監視部、及びランキングリスト作成部が設けられる。記憶部は、ユーザが視聴する累積視聴時間を記憶する。視聴時間監視部は、操作者のチャンネル切り替え指示により視聴時間を計測し、記憶部に記憶されている視聴時間記録表の更新を行い、更新された視聴時間記録表を記憶部に書き込む。ランキングリスト作成部は、視聴時間記録表に基づいて、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間の記録表を算出し、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する。デジタル放送受信機では、ランキングリストによりチャンネル選局が行われる。
【選択図】 図1
【解決手段】一つの実施形態によれば、デジタル放送受信機は、記憶部、視聴時間監視部、及びランキングリスト作成部が設けられる。記憶部は、ユーザが視聴する累積視聴時間を記憶する。視聴時間監視部は、操作者のチャンネル切り替え指示により視聴時間を計測し、記憶部に記憶されている視聴時間記録表の更新を行い、更新された視聴時間記録表を記憶部に書き込む。ランキングリスト作成部は、視聴時間記録表に基づいて、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間の記録表を算出し、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する。デジタル放送受信機では、ランキングリストによりチャンネル選局が行われる。
【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、デジタル放送受信機に関する。
テレビ放送のデジタル化が進行し、地上波デジタル放送の他に、BS(broadcasting satellite)、CS(communication satellite)、CATV(cable television)等が加わり、テレビ放送では、近年チャンネル数が飛躍的に増大している。視聴可能な番組数が増加すると番組情報量が膨大になり、ユーザが必要な情報を迅速に取捨選択するのが困難になっている。
デジタル放送受信機では、ユーザが希望する放送局の選局に煩雑な複数のステップが必要となる問題点がある。また、地上波デジタル放送、BS・CS、CATVなどが記載される番組表の中からユーザの好みのチャンネル選局に時間がかかるという問題点がある。
本発明は、選局を迅速に行うことができるデジタル放送受信機を提供することにある。
一つの実施形態によれば、デジタル放送受信機は、記憶部、視聴時間監視部、及びランキングリスト作成部が設けられる。記憶部は、ユーザが視聴する累積視聴時間を記憶する。視聴時間監視部は、操作者のチャンネル切り替え指示により視聴時間を計測し、記憶部に記憶されている視聴時間記録表の更新を行い、更新された視聴時間記録表を記憶部に書き込む。ランキングリスト作成部は、視聴時間記録表に基づいて、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間の記録表を算出し、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する。デジタル放送受信機では、ランキングリストによりチャンネル選局が行われる。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るデジタル放送受信機について、図面を参照して説明する。図1はデジタル放送受信機の概略構成を示すブロック図である。本実施形態では、視聴時間記録表とランキングリストを用いて選局を迅速に行っている。
まず、第1の実施形態に係るデジタル放送受信機について、図面を参照して説明する。図1はデジタル放送受信機の概略構成を示すブロック図である。本実施形態では、視聴時間記録表とランキングリストを用いて選局を迅速に行っている。
図1に示すように、デジタル放送受信機90には、操作受信部11、制御部12、チャンネル構成部13、視聴時間監視部14、表示装置15、ランキングリスト作成部16、記憶部17、及び操作部18が設けられる。
デジタル放送受信機90は、地上波デジタル放送、BS(broadcasting satellite)、CS(communication satellite)、CATV(cable television)等の放送波が入力される。
デジタル放送受信機90は、視聴時間記録表を作成し、保存している。デジタル放送受信機90は、番組表と連携して視聴時間の降順にランキング付けしたランキングリストを作成して、操作者(ユーザ)の1回の操作で操作者(ユーザ)の好みのチャンネル選局を可能にしている(詳細は後述)。
操作受信部11は、操作者(ユーザ)が操作する操作部18から出力される信号Sre1を入力し、操作情報である信号Ssj1を制御部12に出力する。ここでは、操作受信部11にリモートコントローラ(リモコンとも呼称される)を用いている。この場合、信号Sre1は光信号となる。なお、リモートコントローラの代わりにキーボードやマウス等を用いてもよい。キーボードやマウス等を用いた場合、信号Sre1は電気信号となる。
制御部12は、デジタル放送受信機90内を統括制御する。制御部12は、表示装置15を制御する信号Ssg1を表示装置15に出力する。制御部12は、視聴時間監視部14を制御する信号Ssg2を視聴時間監視部14に出力する。制御部12は、チャンネル構成部13を制御する信号Ssg3をチャンネル構成部13に出力する。制御部12は、ランキングリスト作成部16を制御する信号Ssg4をランキングリスト作成部16に出力する。
視聴時間監視部14は、制御部12から出力される信号Ssg2に基づいて動作する。視聴時間監視部14は、記憶部17との間で視聴時間記録表を含む信号Sst1のやり取りを行う。視聴時間監視部14は、記憶装置1との間で視聴時間記録表を含む信号Sst2のやり取りを行う。視聴時間監視部14は、ユーザが操作部18で行うチャンネル切り替え指示により、操作者(ユーザ)が視聴する視聴時間を計測する。視聴時間監視部14は、記憶部17や記憶装置1に記憶されている視聴時間記録表を読み出して、視聴時間記録表の更新を行い、更新された視聴時間記録表を記憶部17や記憶装置1に書き込む。
ランキングリスト作成部16は、制御部12から出力される信号Ssg4に基づいて動作する。ランキングリスト作成部16は、記憶部17との間で視聴時間記録表を含む信号Sst11のやり取りを行う。ランキングリスト作成部16は、記憶装置1との間で視聴時間記録表を含む信号Sst22のやり取りを行う。ランキングリスト作成部16は、視聴時間記録表に基づいて、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間の記録表を算出し、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する(詳細は後述)。
ランキングリスト作成部16は、チャンネル構成部13との間でランキングリスト情報及び番組表を含む信号Sr2のやり取りを行う。ランキングリスト作成部16は、表示装置15にランキングリストや視聴時間記録表等の情報を含む信号Sr1を出力する。
チャンネル構成部13は、制御部12から出力される信号Ssg3に基づいて動作する。チャンネル構成部13は、表示装置15に番組表などのチャンネル構成情報を含む信号Sck1を出力する。
記憶部17は、デジタル放送受信機90に設けられ、視聴時間記録表を含むデジタル放送受信機90内の情報を記憶する。記憶装置1は、デジタル放送受信機90の外部に設けられ、SCSI(small computer system interface)やethernet(R)を介して視聴時間記録表を含む情報を記憶する。記憶部17及び記憶装置1は、不揮発性メモリが搭載されるSSD(solid state drive)やHDD(hard disk drive)から構成される。
表示装置15は、制御部12から出力される信号Ssg1に基づいて動作する。表示装置15は、地上波デジタル放送、BS(broadcasting satellite)、CS(communication satellite)、CATV(cable television)などの番組を画面表示する。また、表示装置15は、ランキングリストや視聴時間記録表等を適宜、画面表示する。なお、図示していないが、表示装置には、外部から信号が入力される場合もある。
デジタル放送受信機90では、対象となる番組の視聴時間のインデックス(ただし、開始時間が含まれる視聴時間を1とする)をk、対象となる番組の存在する時間帯の視聴時間をTk、視聴時間Tkに含まれる番組放送時間をBk、番組放送時間をBall、時間帯をN(ただし、0<N≦24)、時間帯Nに放送している最も短い放送時間をMとすると、番組比較用視聴時間Tbhsは、
で表される。ここで、時間帯Nの値が24の場合、曜日毎に記憶されることと等価となる。時間帯Nの値が0.5の場合、30分毎に区切って記憶されることと等価となる。なお、番組表が取得できない場合、上記(数1)を使用せずに、単純に曜日毎、時間帯毎の視聴時間を使用してランキングリストを作成するのが好ましい。
次に、デジタル放送受信機の選局方法について図2を参照して説明する。図2はデジタル放送受信機の選局を示すフローチャート、図2(a)及び図2(b)は比較例のフローチャート、図2(c)は本実施形態のフローチャートである。比較例のデジタル放送受信機では、本実施形態のデジタル放送受信機90の視聴時間監視部14やランキングリスト作成部16が設けられず、ランキングリストや視聴時間記録表が作成されない。
図2(a)に示すように、地上波デジタル放送、BS、CS、CATVなどが記載されている番組表を用いた比較例のデジタル放送受信機では、ユーザが番組表を手めくりして当日の番組を探しだす(ステップS1)。
次に、操作者(ユーザ)は、当日の番組の中から好みの番組を放送するチャンネル(放送局)を選択し、希望のチャンネル番号(例えば、3ケタの番号入力)を操作部18に入力して好みの番組を画面表示する(ステップS2)。
上述した比較例のデジタル放送受信機の場合、好みのチャンネルを探し出す作業と操作部18への操作入力ステップ(3ケタの番号入力)が必要となり、時間がかかるという問題点がある。
図2(b)に示すように、地上波デジタル放送、BS、CS、CATVなどが記載されている番組表が手元にない比較例のデジタル放送受信機では、まず、操作者(ユーザ)は、所定のボタンを1回或いは複数回押すことにより地上波デジタル放送、BS・CS、CATVの中から、例えばCATVの選択を行う(ステップS11)。
次に、操作者(ユーザ)は、例えばTV番組リスト表ボタンを押して、当日のCATVのTV番組リスト表を表示装置15に表示する(ステップS12)。
続いて、操作者(ユーザ)は、TV番組リスト表の画面をスクロールして当日のCATVのTV番組全体の内容を確認する(ステップS13)。
そして、操作者(ユーザ)は、好みの番組があるかどうかの判定を行う。好みの番組がある場合には、チャンネル(放送局)を選択して好みの番組を画面表示する(ステップS14)。好みの番組がない場合、ステップS11に戻り好みの番組探しを続行する。
上述した比較例のデジタル放送受信機の場合、少なくとも4回以上の作業ステップが必要となり、選局作業が煩雑であり時間がかかるという問題点がある。
図2(c)に示すように、本実施例のデジタル放送受信機90は、ランキングリストの最上位のチャンネル(放送局)へのアクセスを直接行うことができる割り当てボタンが操作部18であるリモートコントローラ(図示しない)に設けられている。
本実施例のデジタル放送受信機90では、操作者(ユーザ)が割り当てボタンを押ことにより、当日、当時間帯での操作者(ユーザ)の好みの番組を画面表示する(ステップS21)。
このため、本実施例のデジタル放送受信機90では、煩雑な作業や複雑な作業が不要となり、割り当てボタンを押すだけの1回の作業で好みの番組を画面表示することができる。したがって、選局を迅速に行うことが可能となる。
次に、デジタル放送受信機の選局操作の迅速化について、図3乃至9を参照して詳細に説明する。図3は視聴時間記録表を示す図である。図4乃至6はランキングリストを示す図である。図4(a)は放送時間Mが0.25の場合、図4(b)は放送時間Mが0.5の場合である。図5(a)は放送時間Mが0.25の場合、図5(b)は放送時間Mが0.5の場合である。図7は視聴時間記録表の作成を説明する図である。図8はランキングリストの作成を説明する図である。図9はランキングリストの作成を示すフローチャート。
図3に示すように、視聴時間監視部14で作成される視聴時間記録表は、曜日、時間帯、放送局(チャンネル)、累積視聴時間(h)に分類される。ここでは、時間帯Nの値は、0.25(15分)に設定されている。この視聴時間記録表では、曜日が月曜日、時間帯が18:00−18:15、放送局(チャンネル)がβの場合に累積視聴時間が1000hと一番大きい。これに対して、曜日が月曜日、時間帯が18:45−19:00、放送局(チャンネル)がαの場合に累積視聴時間が10hと一番小さい。
図4(a)に示すように、ここでは、放送時間Mが0.25(15分)、N≦M、現在時間が18:00−18:15の間、ランキング付けの対象を番組Aと番組Eとする。
それぞれの値を(数1)に代入すると、番組Aの比較用視聴時間TbhsAは100h、番組Eの比較用視聴時間TbhsEは60hとなり、ランキングの最上位が放送局(チャンネル)aとなる。
図4(b)に示すように、ここでは、放送時間Mが0.5(30分)、N≦M、現在時間が18:00−18:15の間、ランキング付けの対象を番組Aと番組Eとする。
それぞれの値を(数1)に代入すると、番組Aの比較用視聴時間TbhsAは130h、番組Eの比較用視聴時間TbhsEは200hとなり、ランキングの最上位が放送局(チャンネル)βとなる。
図5(a)に示すように、ここでは、放送時間Mが0.25(15分)、M≦N、現在時間が18:00−18:15の間、ランキング付けの対象を番組Aと番組Eとする。
それぞれの値を(数1)に代入すると、番組Aの比較用視聴時間TbhsAは65h、番組Eの比較用視聴時間TbhsEは100hとなり、ランキングの最上位が放送局(チャンネル)βとなる。
図5(b)に示すように、ここでは、放送時間Mが0.5(30分)、M≦N、現在時間が18:00−18:15の間、ランキング付けの対象を番組Aと番組Eとする。
それぞれの値を(数1)に代入すると、番組Aの比較用視聴時間TbhsAは130h、番組Eの比較用視聴時間TbhsEは200hとなり、ランキングの最上位が放送局(チャンネル)βとなる。
次に、番組の開始/終了時間がN時間アラインに合致しない場合について説明する。ここでは、番組の開始/終了時間が視聴時間記録に出てくる時間であればその番組はN時間アラインとし、番組の開始/終了時間が視聴時間記録に出てくる時間でなければその番組はN時間アラインでないとしている。
図6に示すように、ここでは、N時間アラインではなく、放送時間Mが0.25(15分)、時間帯Nが0.25(15分)、現在時間が18:05−18:20の間、ランキング付けの対象を番組Bと番組Eとする。
視聴時間を2つに分類(18:00−18:15、18:15−18:30)して、それぞれの値を(数1)に代入すると、番組Bの比較用視聴時間TbhsBは120h、番組Eの比較用視聴時間TbhsEは100hとなり、ランキングの最上位が放送局(チャンネル)aとなる。
図7に示すように、視聴時間記録表の作成では、まず、操作者(ユーザ)が操作部18を操作してチャンネル切り替え指示を操作受信部11に行う。
ここでは、記憶部17を用いているが記憶装置1を代わりに用いてもよい。
次に、操作受信部11は、チャンネル切り替え指示を受けて、チャンネル切り替えを制御部12に通知する。
続いて、制御部12は、チャンネル切り替え通知を受けて、視聴時間の計測開始を視聴時間監視部14に指示する。
そして、視聴時間監視部14は、記憶部17に記憶されている当日の曜日、時間帯での視聴時間記録表の読み出し要求を行う。
次に、記憶部17は、読み出し要求を受けて、視聴時間記録表を視聴時間監視部14に送付する。
続いて、視聴時間監視部14は、時間帯毎に視聴時間記録表の更新を行う。視聴時間監視部14は、更新された視聴時間記録表を記憶部17に書き込む。
そして、記憶部17は、読み出し要求を受けて視聴時間記録表の書き込みを行い、書き込みしたことを視聴時間監視部14に通知する。
以上は、操作者(ユーザ)のチャンネル切り替え指示毎に作業が繰り返し実行される。
図8に示すように、ランキングリストの作成では、まず、任意のタイミングで、制御部12がランキングリストの作成をランキングリスト作成部16に要求する。
次に、ランキングリスト作成部16は、記憶部17に記憶されている当日の曜日、時間帯での視聴時間記録表の読み出し要求を行う。記憶部17は、任意の時間帯での視聴時間記録表をランキングリスト作成部16に送付する。
そして、ランキングリスト作成部16は、送付された視聴時間記録表に基づいて、任意の数の番組比較用視聴時間記録表の算出を行う。
図9に示すように、放送番組に合わせた視聴時間のランキングリストの作成では、まず、制御部12の指示により、ランキングリスト作成部16が当日の曜日での視聴時間記録表の取得を行う(ステップS31)。ここでは、記憶部17を用いているが記憶装置1を代わりに用いてもよい。
次に、記憶部17が対応する視聴時間記録表をランキングリスト作成部16に送付する(ステップS32)。
続いて、ランキングリスト作成部16は、記憶部17から本日の番組表を取得する(ステップS33)。
そして、ランキングリスト作成部16は、算出していない番組の有無の判定を行い、算出していない番組が無い場合は、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する(ステップS34)。
算出していない番組が有る場合は、ランキングリスト作成部16は、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間記録表の算出を行う。番組比較用視聴時間記録表の算出が終了すると、ランキングリスト作成部16は、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する。
なお、深夜のテレビ番組を放送していないときや、普段電源をオフしている時間帯に、直近の番組表からランキングリストを作成しておくのが好ましい。
上述したように、本実施形態のデジタル放送受信機では、操作受信部11、制御部12、チャンネル構成部13、視聴時間監視部14、表示装置15、ランキングリスト作成部16、記憶部17、及び操作部18が設けられる。視聴時間監視部14は、操作者(ユーザ)が視聴する視聴時間を計測し、視聴時間記録表の更新を実行する。ランキングリスト作成部16は、視聴時間記録表に基づいて、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間の記録表を算出し、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する。リモートコントローラに設けられた割り当てボタンにより、当日、当時間帯の好みの番組が画面表示される。
このため、煩雑な作業や複雑な作業が不要となり、割り当てボタンを押すだけの1回の作業で好みの番組を画面表示することができる。したがって、デジタル放送受信機90では、選局を迅速に行うことができる。
なお、本実施形態では、番組表が放送波から取得できない場合、例えばインターネット経由で番組表を取得して番組毎にランキングリストを作成するのが好ましい。
また、本実施形態では、視聴時間記録表をオンラインストレージ等に保存し、多数のユーザ(人)の視聴時間記録表をダウンロードすることにより、現在人気の番組や放送局を簡単に選択することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信機について、図面を参照して説明する。図10はデジタル放送受信機の概略構成を示すブロック図である。図11はジェスチャ入力を説明する図である。本実施形態では、操作者(ユーザ)の手で形成されるジェスチャ動作によりデジタル放送受信機の操作が行われる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信機について、図面を参照して説明する。図10はデジタル放送受信機の概略構成を示すブロック図である。図11はジェスチャ入力を説明する図である。本実施形態では、操作者(ユーザ)の手で形成されるジェスチャ動作によりデジタル放送受信機の操作が行われる。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図10に示すように、デジタル放送受信機91には、制御部12a、チャンネル構成部13、視聴時間監視部14、表示装置15a、ランキングリスト作成部16、記憶部17、及び撮像部19が設けられる。デジタル放送受信機91は、地上波デジタル放送、BS、CS、CATV等の放送波が入力される。
デジタル放送受信機91は、視聴時間記録表を作成し、保存している。デジタル放送受信機91は、番組表と連携して視聴時間の降順にランキング付けしたランキングリストを作成して、操作者(ユーザ)のジェスチャにより操作者3(ユーザ)の好みのチャンネル選局を可能にしている。
撮像部19は、操作者3のジェスチャを認識して、認識されたジェスチャ情報を含む信号Ssz1を制御部12aに送付する。
制御部12aは、デジタル放送受信機91内を統括制御する。制御部12aは、表示装置15aを制御する信号Ssg1aを表示装置15に出力する。制御部12aは、視聴時間監視部14を制御する信号Ssg2を視聴時間監視部14に出力する。制御部12aは、チャンネル構成部13を制御する信号Ssg3をチャンネル構成部13に出力する。制御部12aは、ランキングリスト作成部16を制御する信号Ssg4をランキングリスト作成部16に出力する。
図11に示すように、ジェスチャ入力では、表示装置15aの上部に載置される撮像部19により、例えば操作者3(ユーザ)の手4の形状が認識される。ここでは、撮像部19にTOF(time of flight)カメラを用いているが、代わりにwebカメラやVGAカメラなどを適用してもよい。webカメラやVGAカメラの場合、2台を所定距離離間配置するのが好ましい。
撮像部19が手4の形状を認識すると、表示装置15aの中央部にアイコン21が表示される。表示されたアイコン21は、手4の動き(例えば、人さし指の動き)に連動して左右、上下に動く。また、表示装置15aの下端に仮想スイッチ22a乃至22dが表示される。
ここで、アイコン21、仮想スイッチ22a乃至22dは、表示装置15aに映像が画面表示されている場合、映像に対して強調表示するのが好ましい。
操作者3(ユーザ)は、手4のジェスチャ動作により、アイコン21を仮想スイッチ22a乃至22dのいずれかの仮想スイッチまで動かして仮想スイッチ内のボタンを選択する。このため、仮想スイッチ22a乃至22dは、第1の実施形態の操作部18と同様の操作に対応することできる。
上述したように、本実施形態のデジタル放送受信機では、制御部12a、チャンネル構成部13、視聴時間監視部14、表示装置15a、ランキングリスト作成部16、記憶部17、及び撮像部19が設けられる。撮像部19は、操作者3のジェスチャを認識し、制御部12aにジェスチャ情報を送付する。視聴時間監視部14は、操作者3のジェスチャに基づいて、視聴する視聴時間を計測し、視聴時間記録表の更新を実行する。ランキングリスト作成部16は、視聴時間記録表に基づいて、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間の記録表を算出し、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成する。操作者3のジェスチャにより、当日、当時間帯の好みの番組が画面表示される。
このため、煩雑な作業や複雑な作業が不要となり、操作者3のジェスチャにより、好みの番組を画面表示することができる。したがって、デジタル放送受信機91では、選局操作を迅速に行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 記憶装置
3 操作者
4 手
11 操作受信部
12、12a 制御部
13 チャンネル
14 視聴時間監視部
15、15a 表示装置
16 ランキングリスト作成部
17 記憶部
18 操作部
19 撮像部
21 アイコン
22a〜d 仮想スイッチ
90、91 デジタル放送受信機
Sck1、Sr1〜2、Sre1、Ssg1〜4、Ssg1a、Ssj1、Sst1、Sst11、Sst2、Sst22、Ssz1 信号
3 操作者
4 手
11 操作受信部
12、12a 制御部
13 チャンネル
14 視聴時間監視部
15、15a 表示装置
16 ランキングリスト作成部
17 記憶部
18 操作部
19 撮像部
21 アイコン
22a〜d 仮想スイッチ
90、91 デジタル放送受信機
Sck1、Sr1〜2、Sre1、Ssg1〜4、Ssg1a、Ssj1、Sst1、Sst11、Sst2、Sst22、Ssz1 信号
Claims (9)
- ユーザが視聴する累積視聴時間を記憶する記憶部と、
操作者のチャンネル切り替え指示により視聴時間を計測し、前記記憶部に記憶されている視聴時間記録表の更新を行い、更新された視聴時間記録表を前記記憶部に書き込む視聴時間監視部と、
前記視聴時間記録表に基づいて、時間帯毎に任意の数の番組比較用視聴時間の記録表を算出し、放送番組に合わせて視聴時間のランキングリストを作成するランキングリスト作成部と、
を具備し、前記ランキングリストによりチャンネル選局が行われることを特徴とするデジタル放送受信機。 - 前記累積視聴時間は、チャンネル、曜日、及び時間帯毎に分類されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信機。
- 前記チャンネル切り替え指示は、操作者が操作部を操作することにより実行されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジタル放送受信機。
- 前記操作部は、リモートコントローラ、マウス、或いはキーボードであることを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信機。
- 前記リモートコントローラには割り当てボタンが設けられ、操作者が前記割り当てボタンを押すことによりダイレクトにチャンネル選局が行われ、画面表示されることを特徴とする請求項5に記載のデジタル放送受信機。
- 操作者の手又は指によるジェスチャを認識する撮像部が設けられ、認識されたジェスチャ動作により前記チャンネル切り替え指示が実行されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジタル放送受信機。
- 地上波デジタル放送、BS、CS、CATVの内、少なくともいずれか1つが画面表示されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のデジタル放送受信機。
- 前記記憶部は、不揮発性メモリ又はHDDであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデジタル放送受信機。
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JP2012090206A JP2013219662A (ja) | 2012-04-11 | 2012-04-11 | デジタル放送受信機 |
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