JP2013218635A - レプリケーション実行装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記憶手段は、変更されたページ数を含む変更ページ情報を記憶し、第1処理手段はコンパイラ層におけるクエリの処理を行い、当該クエリを記憶手段に記憶させ、第2処理手段はページャー層におけるクエリの処理を行い、変更ページ情報を記憶手段に記憶させ、第1実行手段は、記憶されたクエリに基づいて、マスターDBの変更をレプリカDBに反映させるクエリを複製DBに送信し、第2実行手段は、変更ページ情報に基づいて、変更されたページのデータを複製DBに送信し、判定手段は、変更されたページ数と所定の値に基づいて、第1実行手段及び第2実行手段のどちらに同期をさせるかを判定する。
【選択図】図2
Description
データベースを高速に同期することが求められるようになった。データベースの高速同期を実現するためには、サーバ間の通信内容が重要である。
第2処理手段はクライアントから受信したクエリについて、ページャー層におけるクエリの処理を行うとともに、当該クエリを処理することによりマスターデータベースの変更されたページに関する情報である変更ページ情報を前記記憶手段に記憶させる。
(1)レプリケーション
「レプリケーション」とは、あるデータベースとまったく同じ内容の複製(レプリカデータベース(以下、DBと略す)装置)を別のコンピュータ上に作成し、内容を同期させる機能をいう。
「ページ」とは、ファイルからデータを読み書きする単位をいう。あるデータにアクセスするとき、そのデータを含むページを取得して、ページ内の任意のデータにアクセスする。
「SQLパーサの結果」とは、クエリをコンパイルして生成されるものをいい、SQL実行エンジンで実行されるプログラムである。
「非決定的なクエリ」とは、実行時に定まる関数を含んだクエリをいう。例えば、SYSDATE()システム日付、RAND()ランダム関数、UUID()汎用一意識別子、などである。
(例)INSERT INTO ttt VALUES(SYSDATE())
[A.第1の実施の形態]
[A.1.1.データベースシステムの構成例]
まず、第1の実施の形態にかかるレプリケーション実行装置(以下、「本装置」と呼ぶ)を含むデータベースシステムの例を説明する。図1は本装置を含むデータベースシステムの例を示した図である。データベースシステム1は、1又は複数のクライアント30と、クライアント30とネットワーク40を経由して接続される本装置10と、本装置10と通信可能に接続されている1又は複数の複製データベース装置(「レプリカDB装置」とも呼ぶ)20とを有するシステムである。
次に、本装置10の構成例について説明する。本装置10は、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置によって実現される装置である。この情報処理装置は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、及び必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置である。
ページャー層処理部120はページャー層レプリケーション実行部180を有している。
次に、図2に示した本装置10の構成要素について説明する。
クエリ受信部100は、クライアント30からネットワーク40を経由して送信されたクエリを受信する機能を有する。クエリ受信部100は、受信したクエリをコンパイラ層処理部110に送る。
レプリケーション方法選択部160は、クエリ受信部100から取得したクエリに基づいて、2種類のレプリケーション処理からいずれか一方を選択し、その選択に応じてコンパイラ層レプリケーション実行部170又はページャー層レプリケーション実行部180のいずれかにレプリケーションの実行を命令する機能を有する。
ページャー層処理部120は、ページャー層でのクエリの処理を行う機能を有する。ページャー層処理部120はページャー層レプリケーション実行部180を有する。
次に、第1の実施の形態にかかる本装置10の動作例について図3を参照しながら説明する。図3は本装置10の主たる動作であるレプリケーション処理を示すフローチャートである。
以上で、本装置10の主たる動作例であるレプリケーション処理の説明を終了する。
前述の方法選択及びタイミング判定処理(S101)の内容について図4を参照しながら述べる。図4は第1の実施の形態における方法選択及びタイミング判定処理の例を示すフローチャートである。
上記式1において、左辺はページャー層レプリケーション処理に要する時間であり、右辺はコンパイラ層レプリケーション処理に要する時間である。
但し、
tpage:1ページあたりの送受信時間
tsend:クエリ送信時間
tselect:SELECT処理時間
tupdate:更新系クエリ処理時間
tdata:クエリ送信時間
n:クエリ数
m:ページ数
式1を変形して以下の式2を得る。
上記式2の左辺の各要素に値を入れて得られるmの値をMとする。
ステップS205において変更ページ数を格納する変数mが値Mを超えていないと判定した場合(S205、No)、コンパイラ層処理部110、より詳しくはレプリケーション方法選択部160は、ページャー層レプリケーション処理を選択し、これを実行することを示す情報(例えば、ページャー層レプリケーション処理実行フラグ)を記憶する。その後方法選択及びタイミング判定処理を終了する。
次に、本実施の形態におけるレプリケーションのために追加で必要となる時間について説明する。更新ページが少ない場合の例として、図5に一つの同期処理となる一連のクエリの例を示す。この同期処理では変更されるページは1ページである。
ページャー層レプリケーション処理の場合の追加必要時間をt_P_needとすると
t_P_need = tpage× m + tsend × 2
である
但し、上記式において
tpage:1ページ当たりの送受信時間
m:変更されたページ数
tsend:クエリ(COMMIT)の送信時間
である。
t_c_need= tsend× 5 + tdata + (tselect + tupdate) × n
但し、上記式において
tsend:クエリの送信時間
tselect:SELECT処理時間
tupdate:更新系クエリ処理時間
tdata:クエリ送信時間
n:クエリ数
である。
t_P_need = tpage× m + tsend × 2 =200.40
である
但し、上記式において
tpage:1ページ当たりの送受信時間=2.00
m:変更されたページ数=100
tsend:クエリ(COMMIT)の送信時間=0.20
とした。
t_c_need= tsend× 5 + tdata + (tselect + tupdate) × n=47.20
但し、上記式において
tsend:クエリの送信時間=0.20
tselect:SELECT処理時間=0.10
tupdate:更新系クエリ処理時間=0.36
tdata:クエリ送信時間=0.20
n:クエリ数=100
である。
本装置10のコンパイラ層処理部110の動作例(コンパイラ層レプリケーション処理)について説明する。
図7にクエリ処理時のコンパイラ層処理部110の動作例を示したフローチャートを掲げる。クエリ処理は、コンパイラ層処理部110は受け付けたクエリを処理し(S301)、その後クエリ処理を終了する。
次に、レプリケーション実行時のコンパイラ層処理部110、より詳しくはコンパイラ層レプリケーション実行部170の動作例を示したフローチャートを図8に掲げる。レプリケーション実行時において、コンパイラ層処理部110より詳しくはコンパイラ層レプリケーション実行部170はまず、記憶されたクエリ情報から送信用データを生成する(S401)。コンパイラ層処理部110より詳しくはコンパイラ層レプリケーション実行部170は、コンパイラ層レプリケーション処理の実行においてクエリをレプリカDB装置20に送信し、そのレプリカDB装置20にこのクエリを実行させるのであるが、クエリが非決定的なクエリである場合には、マスターである本装置10がクエリを受け取った時点では値が決定していないため、そのままレプリカDB装置20にクエリを送信できない。そのため、マスターである本装置10がクエリを実行し、またクエリをレプリケーションデータ管理部130に記憶させる。本装置10はCOMMIT処理時にレプリケーションデータ管理部130に記憶された変更されたレコードをSELECTし、決定した値を取得し、その結果をもとにINSERT(あるいはUPDATE)クエリを作成して、レプリカDB装置20に伝送する(S402)。
次にコンパイラ層処理部110、より詳しくはコンパイラ層レプリケーション実行部170はステップS402において送信したデータをレプリカDB装置20が適用完了したことを示す適用完了通知を待ち、適用完了通知を受信する(S404)とレプリケーション時の処理を終了する。
コンパイラ層処理部110のレプリケーション実行時の、マスターである本装置とレプリカDB装置20とのデータ送受信の例を図9に示す。
次に、クライアント30からINSERTが本装置10に送信される(S506)。本装置10、より詳しくはコンパイラ層処理部110はINSERTを処理する(S507)。ここではINSERTが非決定的クエリであるものとする。そのため、本装置10、より詳しくはコンパイラ層処理部110はこのクエリINSERTを実行して(S507)、変更されたレコードをレプリケーションデータ管理部130に記憶させる。
この通知を受信した本装置10、より詳しくはコンパイラ層処理部110はステップS510で受信したCOMMITに応じて、レプリカDB装置20にCOMMITを送信する(S515)。このCOMMIT送信に要する時間はtsendである。
tsend×5+ tdata+(tselect+ tupdate)×n
となる。
次に、本装置10のページャー層処理部120の動作例(ページャー層レプリケーション処理)について説明する。
図10にクエリ処理時のページャー層処理部120の動作例を示したフローチャートを掲げる。クエリ処理において、ページャー層処理部120は受け付けたクエリに基づいて該当ページを変更する(S601)。次に、ページャー層処理部120はページャー層で処理するクエリか否かを判定する(S602)。ページャー層で処理するクエリでないと判定した場合(S602,No)、ページャー層処理部120はクエリ処理をそのまま終了する。一方、ページャー層で処理するクエリであると判定した場合(S602,Yes)、ページャー層処理部120は変更ページ情報をレプリケーションデータ管理部130に記憶させ(S603)、クエリ処理を終了する。
次に、レプリケーション実行時のページャー層処理部120の動作例を示したフローチャートを図11に掲げる。ページャー層レプリケーション処理では、本装置10は変更されたページをレプリカDB装置20に送信し、レプリカDB装置20が変更されたページにより直接DBファイルを上書きする。非決定的なクエリについては、本装置10がページを変更する時点で値が決定しているため、非決定的なクエリについて対応方法を採る必要はない。コミット時、マスターである本装置10がページ単位で書き込みする際に、そのページ内容をレプリカDB装置20に伝送する。
また、ページャー層処理部120は受け付けたクエリを処理する(S703)。
ページャー層処理部120によるレプリケーション実行時の、マスターである本装置10とレプリカDB装置20とのデータ送受信の例を図12に示す。
この受信確認通知を受信した本装置10、より詳しくはページャー層処理部120はステップS807で受信したCOMMITに応じて、レプリカDB装置20にCOMMITを送信する(S810)。このCOMMIT送信に要する時間はtsendである。
一方、レプリカDB装置20もCOMMITの処理を行う(S812)。これで本装置10とレプリカDB装置20間でのトランザクションも終了する。次にレプリカDB装置20は本装置10、より詳しくはページャー層処理部120に適用完了の通知を送信する(S813)。この通知送信に要する時間はtsendである。以上でページャー層レプリケーション処理におけるレプリケーション処理は終了する。
tpage×m + tsend×2
となる。
次に第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態が変更されたページ数mに基づいて、レプリケーション方法選択を行うのに対して、第2の実施の形態はクエリの種類によってレプリケーション方法選択を行う点で異なる。
第2の実施の形態にかかる本装置10、本装置10を含むデータベースシステム1の構成、構成要素の機能については、第1の実施の形態と同様であるのでそれらの説明は省略する。
次に、第2の実施の形態にかかる本装置10の主たる動作であるレプリケーション処理の例について図13を参照しながら説明する。図13は第2の実施の形態にかかる本装置10の動作例を示すフローチャートである。
以上で、第2の実施の形態にかかる本装置10の動作例であるレプリケーション処理の説明を終了する。
第2の実施の形態における方法選択及びタイミング判定処理(図13、S902参照)の内容について図14を参照しながら述べる。図14は第2の実施の形態における方法選択及びタイミング判定処理の例を示すフローチャートである。
INSERT:1
UPDATE or DELETE:2
COMMIT:3
SELECT:4
次に、本実施の形態におけるレプリケーションのために追加で必要となる時間について説明する。更新ページが多数である場合の例として、一連のクエリの例を図15に示す。このクエリに応じた同期処理における変更ページ数は100+1ページである。
t_P_need = tpage× m + tsend × 2 =202.40
である
但し、上記式において
tpage:1ページ当たりの送受信時間=2.00
m:変更されたページ数=100+1
tsend:クエリ(COMMIT)の送信時間=0.20
とした。
t_#2_need= t_p_need+ t_c_need=2.20+47.20=49.40
t_p_need= tpage× m + tsend × 2 =2.20
但し、上記式において
tpage:1ページ当たりの送受信時間=2.00
m:変更されたページ数=0
tsend:クエリ(COMMIT)の送信時間=0.20
t_c_need= tsend× 5 + tdata + (tselect + tupdate) × n=47,20
但し、上記式において
tsend:クエリの送信時間=0.20
tselect:SELECT処理時間=0.10
tupdate:更新系クエリ処理時間=0.36
tdata:クエリ送信時間=0.20
n:クエリ数=100
である。
上述の例に示すように、第2の実施の形態は従来手法に比べて追加必要時間を大きく短縮することができる。
図16に、クライアント30から本装置10に送信される一連のクエリの例を示す。クエリはBEGINからCOMMITまでの9つのクエリからなり、図に示す1から9の順に送信されるものとする。
次に第3の実施の形態を説明する。第2の実施の形態がクエリの種類に基づいて、コンパイラ層レプリケーション処理とページャー層レプリケーション処理のいずれかを選択してレプリケーションを実行するのに対して、第3の実施の形態はレコードの変更が連続的か離散的(非連続的)かによりコンパイラ層レプリケーション方法とページャー層レプリケーション処理のいずれかを選択してレプリケーションを実行する点で異なっている。
第3の実施の形態にかかる本装置10の構成は、第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
第3の実施の形態にかかる本装置10の動作は、基本的に第2の実施の形態のそれと同様であるが、方法選択及びタイミング判定処理において、レコードの変更が連続的か離散的かによりコンパイラ層レプリケーション処理とページャー層レプリケーション処理のいずれかを選択する処理を行う。その他の処理については第2の実施の形態と同様であるので、それらの説明は省略する。
以下、第3の実施の形態における方法選択及びタイミング判定処理の例を説明する。第3の実施の形態における方法選択及びタイミング判定処理(S302)の内容について図14を参照しながら述べる。図14は第2の実施の形態における方法選択及びタイミング判定処理の例を示すフローチャートであるが、第3の実施の形態においても同様の処理の流れであるので図14を参照しながら説明する。
レコードの変更(アクセス)が連続的なクエリ:1
レコードの変更(アクセス)が非連続なクエリ:2
COMMIT:3
SELECT:4
INSERT INTO ...
UPDATE ... WHERE rowid <100
のような場合、レコードの変更(アクセス)が連続的なクエリと判定する。
DELETE ...
UPDATE ... WHERE name='aiueo'
という連続するクエリの場合、「UPDATE ... WHERE name='aiueo'」は非連続的なクエリであると判定する(「Delete ...」は連続的なクエリと判定する)。
(1)ページに対する変更量が一定以上だと、連続であると判定する。
(2)さらに、変更されたかどうかを記憶させておいて、その分布を参照して連続的か、非連続的かを判断するようにしても本実施の形態は成立する。
以上で第3の実施の形態における方法選択及びタイミング判定処理の例の説明を終了する。
第2の実施の形態、第3の実施の形態では、レプリケーション方法が切り替わったタイミングで本装置10からレプリカDB装置20にデータを送信し、レプリケーションを実行する構成としたが、レプリケーション方法の切り替りを待たずにクエリ受信ごとに、選択したレプリケーション方法でレプリケーションを実行する構成としても、第2の実施の形態、第3の実施の形態は成立する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加、組み合わせ等が可能である。
Claims (3)
- クライアントから受信したクエリ、及びクエリを処理することによりマスターデータベースの変更されたページに関する情報であって、変更されたページ数を含む変更ページ情報を記憶する記憶手段と、
クライアントから受信したクエリについて、コンパイラ層におけるクエリの処理を行うとともに、当該クエリを前記記憶手段に記憶させる第1処理手段と、
クライアントから受信したクエリについて、ページャー層におけるクエリの処理を行うとともに、当該クエリを処理することによりマスターデータベースの変更されたページに関する情報である変更ページ情報を前記記憶手段に記憶させる第2処理手段と、
前記記憶手段に記憶されたクエリに基づいて、マスターデータベースの変更をレプリカデータベースに反映させるクエリを複製データベース装置に送信し、前記クエリを複製データベース装置に実行させレプリカデータベースをマスターデータベースに同期させる第1実行手段と、
前記記憶手段に記憶された変更ページ情報に基づいて、マスターデータベースの変更されたページのデータを複製データベース装置に送信し、複製データベース装置に変更されたページのデータをレプリカデータベースに反映させることにより、レプリカデータベースをマスターデータベースに同期させる第2実行手段と、
前記変更されたページ数と所定の値との比較結果に基づいて、前記第1実行手段及び第2実行手段のどちらにレプリカデータベースをマスターデータベースに同期させるのかを判定する判定手段と
を有するレプリケーション実行装置。 - クライアントから受信したクエリ、及びクエリを処理することによりマスターデータベースの変更されたページに関する情報である変更ページ情報を記憶する記憶手段と、
クライアントから受信したクエリについて、コンパイラ層におけるクエリの処理を行うとともに、当該クエリを前記記憶手段に記憶させる第1処理手段と、
クライアントから受信したクエリについて、ページャー層におけるクエリの処理を行うとともに、当該クエリを処理することによりマスターデータベースの変更されたページに関する情報である変更ページ情報を前記記憶手段に記憶させる第2処理手段と、
前記記憶手段に記憶されたクエリに基づいて、マスターデータベースの変更をレプリカデータベースに反映させるクエリを複製データベース装置に送信し、前記クエリを複製データベース装置に実行させてレプリカデータベースをマスターデータベースに同期させる第1実行手段と、
前記記憶手段に記憶された変更ページ情報に基づいて、マスターデータベースの変更されたページのデータを複製データベース装置に送信し、複製データベース装置に変更されたページのデータをレプリカデータベースに反映させることにより、レプリカデータベースをマスターデータベースに同期させる第2実行手段と、
クライアントから受信した前記クエリの種類に基づいて、前記第1実行手段及び第2実行手段のどちらにレプリカデータベースをマスターデータベースに同期させるのかを判定する判定手段と
を有するレプリケーション実行装置。 - クライアントから受信したクエリ、及びクエリを処理することによりマスターデータベースの変更されたページに関する情報である変更ページ情報を記憶する記憶手段と、
クライアントから受信したクエリについて、コンパイラ層におけるクエリの処理を行うとともに、当該クエリを前記記憶手段に記憶させる第1処理手段と、
クライアントから受信したクエリについて、ページャー層におけるクエリの処理を行うとともに、当該クエリを処理することによりマスターデータベースの変更されたページに関する情報である変更ページ情報を前記記憶手段に記憶させる第2処理手段と、
前記記憶手段に記憶されたクエリに基づいて、マスターデータベースの変更をレプリカデータベースに反映させるクエリを複製データベース装置に送信し、前記クエリを複製データベース装置に実行させてレプリカデータベースをマスターデータベースに同期させる第1実行手段と、
前記記憶手段に記憶された変更ページ情報に基づいて、マスターデータベースの変更されたページのデータを複製データベース装置に送信し、複製データベース装置に変更されたページのデータをレプリカデータベースに反映させることにより、レプリカデータベースをマスターデータベースに同期させる第2実行手段と、
クライアントから受信した前記クエリによるレコードの変更が連続的であるか否かに基づいて、前記第1実行手段及び第2実行手段のどちらにレプリカデータベースをマスターデータベースに同期させるのかを判定する判定手段と
を有するレプリケーション実行装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018101217A (ja) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 株式会社東芝 | データベースシステムおよびデータ処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0784728A (ja) * | 1993-09-20 | 1995-03-31 | Fujitsu Ltd | データ処理システムのバックアップ制御装置及び方法 |
JP2004295540A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Hitachi Ltd | トランザクション同期方法、データベースシステム及びデータベース装置 |
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