JP2013218606A - Medical information cooperation system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、患者の検査結果や投薬情報等の医療情報をかかりつけ以外の医師や救急医等が共有するためのシステムであって、医療情報の蓄積と利用を効率的に実施するためのシステムに関する。 The present invention relates to a system for sharing medical information such as patient test results and medication information other than family doctors, emergency doctors, etc., and a system for efficiently storing and using medical information .
医療情報の共有化のための仕組みは従来から種々提案されており、その実現方法については標準化も進められている(例えば、特許文献1参照)。第28図は、標準化されている従来の地域医療連携の仕組みを示す図である。医療連携用サーバ9は、医療機関MI毎に異なる患者IDを統一的に管理する患者ID管理簿91と医療情報の所在を示すレジストリ92とを持ち、各医療機関MIに設置されるサーバ10は、レジストリ92によってその所在を示される医療情報を保管するリポジトリ101を有している。
Various mechanisms for sharing medical information have been proposed in the past, and standardization of the realization method has been promoted (see, for example, Patent Document 1). FIG. 28 is a diagram showing a conventional regional medical cooperation mechanism that has been standardized. The medical cooperation server 9 has a patient
医療機関MIAから他の医療機関MIが有している医療情報を見ようとする場合、医療連携用サーバ9が管理している統合的な患者IDでレジストリ92に医療情報の所在を尋ね、患者IDに対応した医療情報が、例えば医療機関MICのリポジトリ101Cに存在することが分かった場合には、そこへ医療情報を取りに行くような仕組みが標準化されている。
When a medical institution MIA wants to see medical information possessed by another medical institution MI, it asks the
医療の高品質化、効率化を図るために、患者のカルテ情報や病歴、検査情報、投薬情報等を複数の医療機関で共有化する仕組みが求められている。特に救急医療が必要な場合に救急患者の検査情報がかかりつけではない救急医療機関でも迅速に入手できることは、救命医療に大きな意味があり、救急患者の氏名等からかかりつけでない医師が患者の医療情報を簡単に入手できれば緊急時に効果的な医療を実施する上で大きな助けとなる。よって、それを実現する簡易で医師の手間が極力かからないシステムが求められている。 In order to improve the quality and efficiency of medical care, there is a need for a mechanism for sharing medical record information, medical history, examination information, medication information, etc. of a patient among a plurality of medical institutions. In particular, when emergency medical care is required, the availability of emergency patient inspection information is not important, so it is very important for emergency medical institutions to have emergency medical care. Easy access can be a great help in implementing effective medical care in an emergency. Therefore, there is a need for a simple system that can achieve this and that requires as little physician effort as possible.
従来の医療情報を共有化するためのシステムではデータ入力はかかりつけ医が診療時に投入する等、医療行為の実行者が投入する前提でシステムが構築されているが、医療行為の負担の大きい医師は医療情報共有化のためのデータ投入作業を必ずしも実施せず、システムを準備しても医療データの投入が進まず、データ蓄積ができず、結局システムが運用されないという問題があった。医療データの連携を医療現場で実現させるためには患者の医療データの投入を極力医師に負担をかけずに運用可能なシステムが必須であり、本発明はこの課題を解決するためになされたものである。 In the conventional system for sharing medical information, the system is built on the premise that the data input is input by the practitioner of the medical practice such as the primary doctor inputs it at the time of medical treatment. Data input work for medical information sharing is not necessarily performed, and even if a system is prepared, medical data cannot be input, data cannot be stored, and the system is not operated after all. In order to realize the linkage of medical data in the medical field, a system that can be operated without burdening the doctor as much as possible is required to input the medical data of the patient, and the present invention has been made to solve this problem It is.
本出願の請求項1に係る医療情報連携システムは、一の患者の医療情報を生成し、当該医療情報を送信する第1の端末装置と、医療関連機関に設置され、前記第1の端末装置により送信される前記医療情報を第1の記憶手段に記憶する第2の端末装置と、前記第1の端末装置により送信される前記医療情報を第2の記憶手段に記憶するデータ管理サーバであって、医療機関に設置される第3の端末装置から送信される要求を受けて、前記第2の記憶手段に記憶される前記医療情報を前記第3の端末装置に送信するデータ管理サーバとを備えることを特徴とする。
A medical information cooperation system according to
本出願の請求項2に係る医療情報連携システムは、請求項1に記載の構成において、前記医療情報は、前記患者に関する検査結果データ又は前記患者に処方された薬剤を示す薬剤データであることを特徴とする。
本出願の請求項3に係る医療情報連携システムは、請求項2に記載の構成において、前記医療関連機関は、医療機関又は保険機関であることを特徴とする。
本出願の請求項4に係る医療情報連携システムは、請求項3に記載の構成において、ID管理サーバをさらに備え、前記第1の端末装置は、前記医療情報を前記第2の端末装置と前記ID管理サーバとに送信し、前記ID管理サーバは、前記第1の端末装置から受信される前記医療情報を、前記データ管理サーバに送信することを特徴とする。
In the medical information linkage system according to
The medical information linkage system according to
The medical information cooperation system according to
本出願の請求項5に係る医療情報連携システムは、請求項4に記載の構成において、前記ID管理サーバは、前記医療情報を識別するための医療情報識別情報を生成し、当該医療情報識別情報を前記医療情報とともに前記データ管理サーバに送信し、前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記医療情報識別情報と前記医療情報とを対応づけて、前記第2の記憶手段に記憶される第1のデータベースに格納することを特徴とする。
The medical information cooperation system according to
本出願の請求項6に係る医療情報連携システムは、請求項5に記載の構成において、前記ID管理サーバは、前記患者の属性情報を識別するための属性情報識別情報を生成し、当該属性情報識別情報を前記属性情報とともに前記データ管理サーバに送信し、前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記属性情報識別情報と前記属性情報とを対応づけて、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1のデータベースとは異なる第2のデータベースに格納することを特徴とする。
In the medical information cooperation system according to
本出願の請求項7に係る医療情報連携システムは、請求項6に記載の構成において、前記第1の端末装置は、前記医療情報を前記第2の端末装置と前記ID管理サーバとに対して同報送信することを特徴とする。
The medical information cooperation system according to claim 7 of the present application is the configuration according to
本出願の請求項8に係る医療情報連携システムは、請求項5乃至7のいずれか一項に記載の構成において、前記ID管理サーバは、前記生成した医療情報識別情報と、前記患者を識別するための患者識別情報とを対応づけて個人IDDBサーバに格納し、前記第3の端末装置は、前記データ管理サーバに対して前記患者識別情報を送信し、前記データ管理サーバは、前記第3の端末装置から受信される前記患者識別情報を前記ID管理サーバに送信し、前記ID管理サーバは、前記データ管理サーバから受信される前記患者識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報識別情報を前記個人IDDBサーバから読み出して前記データ管理サーバに送信し、前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記医療情報識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報を前記第1のデータベースから読み出して前記第3の端末装置に送信することを特徴とする。
In the medical information cooperation system according to
本出願の請求項9に係る医療情報連携システムは、請求項5乃至7のいずれか一項に記載の構成において、前記ID管理サーバは、前記生成した医療情報識別情報と、前記生成した属性情報識別情報とを対応づけて個人IDDBサーバに格納し、前記第3の端末装置は、前記データ管理サーバに対して前記患者の属性情報を送信し、前記データ管理サーバは、前記第3の端末装置から受信される前記患者の属性情報と対応づけて格納されている前記属性情報識別情報を前記第2のデータベースから読み出して前記ID管理サーバに送信し、前記ID管理サーバは、前記データ管理サーバから受信される前記属性情報識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報識別情報を前記個人IDDBサーバから読み出して前記データ管理サーバに送信し、前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記医療情報識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報を前記第1のデータベースから読み出して前記第3の端末装置に送信することを特徴とする。
本出願の請求項10に係る医療情報連携システムは、請求項8に記載の構成において、前記患者の属性情報に基づいて前記患者識別情報を生成し、前記ID管理サーバに送信する第4の端末装置をさらに備えることを特徴とする。
The medical information cooperation system according to claim 9 of the present application is the configuration according to any one of
The medical information cooperation system according to claim 10 of the present application is the fourth terminal that generates the patient identification information based on the attribute information of the patient and transmits the patient identification information to the ID management server in the configuration according to
請求項1乃至5、8乃至10に係る発明によれば、医療情報を生成する第1の端末装置が、医療関連機関に設置され医療情報を蓄積する第2の端末装置に対して医療情報を送信する一方で、医療情報を共有化するための医療情報連携システムに対して第2の端末に送信するのと同等のデータを送信するのみで医療連携システムに医療情報を蓄積することができる。
請求項6乃至7に係る発明によれば、患者の属性情報を、患者の医療情報と同じ識別情報を用いて管理する構成と比較して、仮に属性情報を格納するデータベースと医療情報を格納するデータベースの両方に対して不正アクセスがなされたとしても、患者の属性情報と医療情報との関連づけを阻害することができ、個人に紐づけた医療情報の流出を抑制することができる。
According to the inventions according to
According to the invention which concerns on
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(1)実施形態の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る医療情報連携システム100の構成を示す図である。同図に示される医療情報連携システム100は、患者の検査結果や投薬情報等の医療情報を、かかりつけ以外の医師や救急医等が共有するためのシステムである。同図に示されるように本医療情報連携システム100は、医療機関Mに設置される端末装置1と、検査機関Tに設置される端末装置2と、薬局Pに設置される端末装置3と、保険機関Iに設置される端末装置4と、データ管理サーバ5と、運用機関Oに設置される端末装置6と、ID管理サーバ7と、個人IDデータベース(DB)サーバ8とにより構成される。個人IDDBサーバ8以外の各装置は、インターネット等の通信回線により相互に接続されている。個人IDDBサーバ8は、ID管理サーバ7とのみ専用回線又は構内LAN(Local Area Network)により接続されている。なお、データ管理サーバ5はID管理サーバ7とは別セグメントの同一の構内LANに設置されてもよい。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(1) Configuration of Embodiment FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a medical
なお、図1に示される例では、医療機関M、検査機関T、薬局P及び保険機関Iが、それぞれ1つずつ示されているが、それぞれ2つ以上登場させるようにしてもよい。 In the example shown in FIG. 1, one medical institution M, one inspection institution T, one pharmacy P, and one insurance institution I are shown, but two or more may appear.
医療機関Mは、医師、歯科医師等が医療行為を行う機関である。具体的には、医院、病院又は診療所である。この医療機関Mは、本発明に係る「医療関連機関」の一例である。端末装置1は、例えばパーソナルコンピュータであり、医療機関Mの施設内に設置される。この端末装置1は、本発明に係る「第2の端末装置」及び「第3の端末装置」の一例である。図2は、この端末装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるように端末装置1は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、通信部15とを有している。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROM又は記憶部12に記憶されているプログラムを実行することにより端末装置1の各部を制御する。
The medical institution M is an institution in which a doctor, a dentist, or the like performs a medical practice. Specifically, it is a clinic, a hospital, or a clinic. This medical institution M is an example of a “medical related institution” according to the present invention. The
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置であり、患者DB121を記憶する。図3は、この患者DB121を構成するレコードの一例を示す図である。同図に示されるように各レコードは、患者ID、氏名、住所、年齢、性別及びカルテ番号により構成される。ここで、患者IDとは、医療情報連携システム100において患者を識別するために付される固有の識別情報である。この患者IDは、後述するように運用機関Oに設置される端末装置6によって発行される。患者IDは、本発明に係る「患者識別情報」の一例である。また、カルテ番号とは、患者ごとに作成され、当該患者の診療経過等を記録する診療録(カルテ)に付される識別番号のことである。この記憶部12は、本発明に係る「第1の記憶手段」の一例である。
The
操作部13は、例えばマウスやキーボードであり、ユーザの操作に応じた信号を制御部11に出力する。表示部14は、例えば液晶ディスプレイであり、制御部11の制御の下、画像を表示する。通信部15は、外部の装置との間で通信を行うためのインタフェースカードである。
The
次に、検査機関Tは、医療機関Mからの委託を受けて、血液検査等の医療検査を行う機関である。端末装置2は、例えばパーソナルコンピュータであり、検査機関Tの施設内に設置される。この端末装置2は、本発明に係る「第1の端末装置」の一例である。図4は、この端末装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるように端末装置2は、制御部21と、記憶部22と、操作部23と、表示部24と、通信部25とを有している。制御部21は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部22に記憶されているプログラムを実行することにより端末装置2の各部を制御する。
Next, the inspection institution T is an institution that performs a medical test such as a blood test in response to a commission from the medical institution M. The
記憶部22は、HDD等の記憶装置であり、医療機関Mから提供される患者の属性情報を記憶する。また、記憶部22は、当該端末装置2において生成される、検査結果を示すデータ(以下、「検査結果データ」)を記憶する。この検査結果データは、本発明に係る「医療情報」の一例である。操作部23は、例えばマウスやキーボードであり、ユーザの操作に応じた信号を制御部21に出力する。表示部24は、例えば液晶ディスプレイであり、制御部21の制御の下、画像を表示する。通信部25は、外部の装置との間で通信を行うためのインタフェースカードである。
The
次に、薬局Pは、医療機関Mの医師によって発行された処方箋に基づいて薬剤を提供する機関である。端末装置3は、例えばレセプトコンピュータであり、薬局Pの施設内に設置される。この端末装置3は、本発明に係る「第1の端末装置」の一例である。図5は、この端末装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるように端末装置3は、制御部31と、記憶部32と、操作部33と、表示部34と、通信部35とを有している。制御部31は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部32に記憶されているプログラムを実行することにより端末装置3の各部を制御する。
Next, the pharmacy P is an institution that provides medicine based on a prescription issued by a doctor of the medical institution M. The
記憶部32は、HDD等の記憶装置であり、医療機関Mから提供される患者の属性情報を記憶する。また、記憶部32は、患者に対して提供される薬剤の名称、数量、提供日時等を含む薬剤に関するデータ(以下、「薬剤データ」)を記憶する。この薬剤データは、本発明に係る「医療情報」の一例である。操作部33は、例えばマウスやキーボードであり、ユーザの操作に応じた信号を制御部31に出力する。表示部34は、例えば液晶ディスプレイであり、制御部31の制御の下、画像を表示する。通信部35は、外部の装置との間で通信を行うためのインタフェースカードである。
The
次に、保険機関Iは、薬局Pから提供される調剤報酬明細書(以下、「レセプト」)の審査を行う機関である。ここでレセプトとは、薬局が保険者(例えば、健康保険組合)に請求する調剤費用の明細書である。保険機関Iは、審査の結果、レセプトの記載に問題がない場合には、当該レセプトを保険者に提供する。この保険機関Iは、本発明に係る「医療関連機関」の一例である。端末装置4は、例えばパーソナルコンピュータであり、保険機関Iの施設内に設置される。この端末装置4は、本発明に係る「第2の端末装置」の一例である。図6は、この端末装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるように端末装置4は、制御部41と、記憶部42と、操作部43と、表示部44と、通信部45とを有している。
Next, the insurance institution I is an institution that examines a dispensing remuneration statement (hereinafter referred to as “receipt”) provided by the pharmacy P. Here, the receipt is a description of the dispensing cost that the pharmacy charges to the insurer (for example, health insurance association). If there is no problem with the description of the receipt as a result of the examination, the insurance institution I provides the receipt to the insurer. This insurance institution I is an example of a “medical related institution” according to the present invention. The
制御部41は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部42に記憶されているプログラムを実行することにより端末装置4の各部を制御する。記憶部42は、HDD等の記憶装置であり、薬局Pから提供されるレセプトデータを記憶する。この記憶部42は、本発明に係る「第1の記憶手段」の一例である。操作部43は、例えばマウスやキーボードであり、ユーザの操作に応じた信号を制御部41に出力する。表示部44は、例えば液晶ディスプレイであり、制御部41の制御の下、画像を表示する。通信部45は、外部の装置との間で通信を行うためのインタフェースカードである。
The
次に、データ管理サーバ5は、医療機関M等から提供される患者の属性情報及び医療情報を管理する装置である。図7は、当該データ管理サーバ5のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるようにデータ管理サーバ5は、制御部51と、記憶部52と、通信部53とを有している。制御部51は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部52に記憶されているプログラムを実行することによりデータ管理サーバ5の各部を制御する。
Next, the
記憶部52は、HDD等の記憶装置であり、個人属性DB521と、個人医療機関DB522と、個人検査結果DB523と、個人薬剤DB524とを記憶する。この記憶部52は、本発明に係る「第2の記憶手段」の一例である。図8は、個人属性DB521を構成するレコードの一例を示す図である。同図に示されるように各レコードは、個人属性DB用ID、氏名、住所、年齢及び性別により構成される。ここで、個人属性DB用IDとは、個人属性DB521において各レコード(具体的には、患者の属性情報)を識別するために付される識別情報のことである。この個人属性DB用IDは、本発明に係る「属性情報識別情報」の一例である。また、個人属性DB521は、本発明に係る「第2のデータベース」の一例である。
The
図9は、個人医療機関DB522を構成するレコードの一例を示す図である。同図に示されるように各レコードは、個人医療機関DB用ID、医療機関名及びカルテ番号により構成される。ここで、個人医療機関DB用IDとは、個人医療機関DB522において各レコード(具体的には、患者の属性情報)を識別するために付される識別情報のことである。この個人医療機関DB用IDは、本発明に係る「属性情報識別情報」の一例である。また、個人医療機関DB522は、本発明に係る「第2のデータベース」の一例である。
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of records constituting the personal
図10は、個人検査結果DB523を構成するレコードの一例を示す図である。同図に示されるように各レコードは、個人検査結果DB用ID及び検査結果データにより構成される。ここで、個人検査結果DB用IDとは、個人検査結果DB523において各レコード(具体的には、検査結果データ)を識別するために付される識別情報のことである。この個人検査結果DB用IDは、本発明に係る「医療情報識別情報」の一例である。また、個人検査結果DB523は、本発明に係る「第1のデータベース」の一例である。
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of records constituting the personal
図11は、個人薬剤DB524を構成するレコードの一例を示す図である。同図に示されるように各レコードは、個人薬剤DB用ID及び薬剤データにより構成される。ここで、個人薬剤DB用IDとは、個人薬剤DB524において各レコード(具体的には、薬剤データ)を識別するために付される識別情報のことである。この個人薬剤DB用IDは、本発明に係る「医療情報識別情報」の一例である。また、個人薬剤DB524は、本発明に係る「第1のデータベース」の一例である。
通信部53は、外部の装置との間で通信を行うためのインタフェースカードである。
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of records constituting the
The
次に、運用機関Oは、本医療情報連携システム100の運用をサポートする機関である。端末装置6は、運用機関Oの施設内に設置され、後述するように患者IDの生成を行う。図12は、この端末装置6のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるように端末装置6は、制御部61と、記憶部62と、操作部63と、表示部64と、通信部65とを有している。制御部61は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部62に記憶されているプログラムを実行することにより端末装置6の各部を制御する。
Next, the operation organization O is an organization that supports the operation of the medical
記憶部62は、HDD等の記憶装置であり、プログラム等を記憶する。操作部63は、例えばマウスやキーボードであり、ユーザの操作に応じた信号を制御部61に出力する。表示部64は、例えば液晶ディスプレイであり、制御部61の制御の下、画像を表示する。通信部65は、外部の装置との間で通信を行うためのインタフェースカードである。端末装置6は、本発明に係る「第4の端末装置」の一例である。
The
次に、ID管理サーバ7は、本医療情報連携システム100において使用されるIDを管理する装置である。図13は、当該ID管理サーバ7のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるようにID管理サーバ7は、制御部71と、記憶部72と、通信部73とを有している。制御部71は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部72に記憶されているプログラムを実行することによりID管理サーバ7の各部を制御する。記憶部72は、HDD等の記憶装置であり、プログラム等を記憶する。通信部73は、外部の装置との間で通信を行うためのインタフェースカードである。
Next, the ID management server 7 is an apparatus that manages IDs used in the medical
次に、個人IDDBサーバ8は、ID管理サーバ7等によって生成されたID群を記憶するための装置である。図14は、当該個人IDDBサーバ8のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるように個人IDDBサーバ8は、制御部81と、記憶部82と、通信部83とを有している。制御部81は、CPUと、ROMと、RAMとを備えており、CPUがROM又は記憶部82に記憶されているDB管理プログラムを実行することにより個人IDDBサーバ8の各部を制御する。
Next, the
記憶部82は、HDD等の記憶装置であり、個人IDDB821を記憶する。図15は、個人IDDB821を構成するレコードの一例を示す図である。同図に示されるように各レコードは、患者ID、個人属性DB用ID、個人医療機関DB用ID、個人検査結果DB用ID及び個人薬剤DB用IDにより構成される。通信部83は、ID管理サーバ7との間で通信を行うためのインタフェースカードである。
以上が、本実施形態に係る構成についての説明である。
The
The above is the description of the configuration according to the present embodiment.
(2)実施形態の動作
次に、本実施形態に係る医療情報連携システム100の動作について説明する。本動作は、(a)患者の属性情報を登録するフェーズの動作、(b)患者の医療情報を登録するフェーズの動作、(c)患者の属性情報及び医療情報を閲覧するフェーズの動作の3つに大きく分けられる。以下、各フェーズの動作について説明する。
(2) Operation | movement of embodiment Next, operation | movement of the medical
(2−1)患者の属性情報を登録するフェーズの動作
図16は、患者の属性情報を登録するフェーズのシーケンス図である。本フェーズでは、患者の属性情報がデータ管理サーバ5に登録される。
まず、医療機関Mに設置される端末装置1は、医療情報の共有化について同意を得られた患者の属性情報を、運用機関Oに設置される端末装置6に送信する(ステップSa1)。具体的には、端末装置1の制御部11は、当該患者の属性情報(氏名、住所、年齢、性別及びカルテ番号)を患者DB121から読み出し、この情報に医療機関名を付加して、運用機関Oに設置される端末装置6に送信する。本実施形態の場合、この医療機関名は、「医療機関M」となる。
(2-1) Phase Operation for Registering Patient Attribute Information FIG. 16 is a sequence diagram of a phase for registering patient attribute information. In this phase, patient attribute information is registered in the
First, the
端末装置6の制御部61は、通信部63を介して患者の属性情報が受信されると、当該属性情報を有する患者の患者IDを生成する(ステップSa2)。端末装置6は、患者の属性情報に基づいて例えば乱数を用いて患者IDを生成してもよい。そして、端末装置6の制御部61は、当該患者IDを、医療機関Mに設置される端末装置1に送信する(ステップSa3)。また、制御部61は、当該患者IDと患者の属性情報(医療機関名含む)とを、患者データD1として、ID管理サーバ7に送信する(ステップSa4)。端末装置6によって送信された患者IDを受信した端末装置1の制御部11は、受信した患者IDを表示部14に表示する(ステップSa5)。表示部14に表示された患者IDは、例えば医師を通じて、当該IDの発行対象となった患者に通知される。通知された患者IDは、後述する、患者の属性情報及び医療情報を閲覧するフェーズにおいて利用される。なお、患者IDは、例えばカードに印刷され、患者によって携行されてもよい。
When the patient attribute information is received via the
ID管理サーバ7の制御部71は、通信部71を介して患者データD1が受信されると、当該データに基づいて、個人属性DB用IDと個人医療機関DB用IDとを生成する(ステップSa6)。具体的には、制御部71は、受信された患者データD1に含まれる患者IDから、例えば乱数を用いて、個人属性DB用IDと個人医療機関DB用IDとを生成する。そして、制御部71は、生成した個人属性DB用IDと個人医療機関DB用IDと、患者データD1に含まれる患者IDとを含む登録要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSa7)。また、制御部71は、個人属性DB用IDと個人医療機関DB用IDと患者データD1とを含む登録要求を、データ管理サーバ5に送信する(ステップSa8)。
When the patient data D1 is received via the
個人IDDBサーバ8の制御部81は、通信部83を介して登録要求が受信されると、当該登録要求に含まれるID群を個人IDDB821に格納する(ステップSa9)。具体的には、制御部81は、登録要求に含まれる患者IDと個人属性DB用IDと個人医療機関DB用IDとにより構成されるレコードを、個人IDDB821に新たに追加する。
When the registration request is received via the
一方、通信部53を介して登録要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該登録要求に含まれるデータを自機のデータベースに格納する(ステップSa10)。具体的には、データ管理サーバ5の制御部51は、個人属性DB用IDと、患者データD1に含まれる氏名、住所、年齢及び性別とにより構成されるレコードを、個人属性DB521に新たに追加する。また、制御部51は、個人医療機関DB用IDと、患者データD1に含まれる医療機関名及びカルテ番号とにより構成されるレコードを、個人医療機関DB522に新たに追加する。
以上が、本フェーズにおける動作の説明である。
On the other hand, the
The above is the description of the operation in this phase.
(2−2)患者の医療情報を登録するフェーズの動作
患者の医療情報を登録するフェーズの動作は、(b1)患者の検査結果データを登録するフェーズの動作と、(b2)患者の薬剤データを登録するフェーズの動作の2つに大きく分けられる。以下、各フェーズの動作について説明する。
(2-2) Phase Operation for Registering Patient Medical Information Phase operation for registering patient medical information includes (b1) phase operation for registering patient test result data and (b2) patient drug data. Can be broadly divided into two phases. Hereinafter, the operation of each phase will be described.
(2−2−1)患者の検査結果データを登録するフェーズの動作
図17は、患者の検査結果データを登録するフェーズのシーケンス図である。本フェーズにおいては、患者の検査結果データがデータ管理サーバ5に登録される。
まず、検査機関Tによって検査が行われるにあたっては、例えば医療機関Mから、検査対象となる検体と、その検体の提供者たる患者の属性情報とが、検査機関Tに提供される。ここで、患者の属性情報とは、例えば患者の氏名、医療機関名、カルテ番号である。医療機関Mから提供された検体に基づいて検査を行った検査機関Tは、その検査結果を医療機関Mに報告する。具体的には、検査機関Tに設置される端末装置2の制御部21が、通信部25を介して、検査データD2を、医療機関Mに設置される端末装置1に送信する(ステップSb1)。ここで、検査データD2とは、検査結果データと、患者の属性情報(患者の氏名、医療機関名及びカルテ番号)とにより構成されるデータである。また、制御部21は、同様のデータを、ID管理サーバ7にも送信する(ステップSb2)。なお、制御部21は、検査データD2を端末装置1とID管理サーバ7に対して同報送信してもよい。
(2-2-1) Phase Operation for Registering Patient Test Result Data FIG. 17 is a sequence diagram of a phase for registering patient test result data. In this phase, patient test result data is registered in the
First, when an inspection is performed by the inspection institution T, for example, the medical institution M provides the inspection institution T with the sample to be inspected and the attribute information of the patient who is the provider of the sample. Here, the patient attribute information is, for example, the patient's name, medical institution name, and chart number. The inspection institution T that has performed the inspection based on the specimen provided from the medical institution M reports the inspection result to the medical institution M. Specifically, the
ID管理サーバ7の制御部71は、通信部73を介して検査データD2が受信されると、当該データに含まれる検査結果データの格納先を特定すべく、まずはデータ管理サーバ5に対して検索要求を送信する(ステップSb3)。具体的には、ID管理サーバ7の制御部71は、検査データD2に含まれる医療機関名とカルテ番号とを含む検索要求を、データ管理サーバ5に送信する。検索要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該要求に含まれる医療機関名とカルテ番号との組み合わせをキーとして、個人医療機関DB522の検索を行う(ステップSb4)。そして、データ管理サーバ5の制御部51は、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSb5)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信したレコードに含まれる個人医療機関DB用IDを含む検索要求を、今度は個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSb6)。
When the inspection data D2 is received via the
検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる個人医療機関DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSb7)。そして、制御部81は、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSb8)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信したレコードに含まれる患者IDから、例えば乱数を用いて、個人検査結果DB用IDを生成する(ステップSb9)。そして、制御部71は、生成した個人検査結果DB用IDと、患者IDとを含む登録要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSb10)。また、制御部71は、個人検査結果DB用IDと、検査機関Tから受信した検査データD2に含まれる検査結果データとを含む登録要求を、データ管理サーバ5に送信する(ステップSb11)。
The
個人IDDBサーバ8の制御部81は、登録要求が受信されると、当該要求に含まれる患者IDをキーとして個人IDDB821の検索を行い、検索の結果抽出されたレコードに、個人検査結果DB用IDを追加する(ステップSb12)。一方、データ管理サーバ5の制御部51は、登録要求が受信されると、当該要求に含まれる個人検査結果DB用IDと検査結果データにより構成されるレコードを、新たに個人検査結果DB523に追加する(ステップSb13)。
以上が、本フェーズの動作の説明である。
When the registration request is received, the
The above is the description of the operation in this phase.
(2−2−2)患者の薬剤データを登録するフェーズの動作
図18は、患者の薬剤データを登録するフェーズのシーケンス図である。本フェーズにおいては、患者の薬剤データがデータ管理サーバ5に登録される。
まず、薬局Pによって調剤が行われるにあたっては、例えば医療機関Mにおいて処方箋が発行され、この処方箋が、例えば患者の手によって薬局Pに持ち込まれる。ここで、通常処方箋には、薬剤データと、患者の氏名と、処方箋を発行した医療機関名とが記載されている。カルテ番号は記載されていない場合が多い。処方箋に従って調剤を行い薬剤の提供を行った薬局Pは、調剤報酬を請求するために、レセプトデータを保険機関Iに送信する。具体的には、薬局Pに設置される端末装置3の制御部31は、通信部35を介して、レセプトデータを、保険機関Iに設置される端末装置4に送信する(ステップSc1)。ここで、レセプトデータとは、薬剤データと、患者の属性情報(患者の氏名及び医療機関名)とにより構成されるデータである。また、制御部31は、同様のデータを、ID管理サーバ7にも送信する(ステップSc2)。なお、制御部31は、レセプトデータを端末装置4とID管理サーバ7に対して同報送信してもよい。
(2-2-2) Phase Operation for Registering Patient Drug Data FIG. 18 is a sequence diagram of a phase for registering patient drug data. In this phase, patient drug data is registered in the
First, when dispensing is performed by the pharmacy P, for example, a prescription is issued in the medical institution M, and this prescription is brought into the pharmacy P by the hand of the patient, for example. Here, the normal prescription includes drug data, the name of the patient, and the name of the medical institution that issued the prescription. The chart number is often not written. The pharmacy P that dispensed according to the prescription and provided the drug sends receipt data to the insurance institution I in order to claim a dispensing fee. Specifically, the
ID管理サーバ7の制御部71は、通信部73を介してレセプトデータが受信されると、当該データに含まれる薬剤データの格納先を特定すべく、まずはデータ管理サーバ5に対して検索要求を送信する(ステップSc3)。具体的には、ID管理サーバ7の制御部71が、レセプトデータに含まれる患者の氏名を含む検索要求を、データ管理サーバ5に送信する。検索要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該要求に含まれる患者の氏名をキーとして、個人属性DB521の検索を行う(ステップSc4)。そして、データ管理サーバ5の制御部51は、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSc5)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信したレコードに含まれる個人属性DB用IDを含む検索要求を、今度は個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSc6)。
When the receipt data is received via the
検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる個人属性DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSc7)。そして、制御部81は、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSc8)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信したレコードに含まれる患者IDから、例えば乱数を用いて、個人薬剤DB用IDを生成する(ステップSc9)。そして、制御部71は、生成した個人薬剤DB用IDと、患者IDとを含む登録要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSc10)。また、制御部71は、個人薬剤DB用IDと、薬局Pから受信したレセプトデータに含まれる薬剤データとを含む登録要求を、データ管理サーバ5に送信する(ステップSc11)。
The
個人IDDBサーバ8の制御部81は、登録要求が受信されると、当該要求に含まれる患者IDをキーとして個人IDDB821の検索を行い、検索の結果抽出されたレコードに、個人薬剤DB用IDを追加する(ステップSc12)。一方、データ管理サーバ5の制御部51は、登録要求が受信されると、当該要求に含まれる個人薬剤DB用IDと薬剤データにより構成されるレコードを、新たに個人薬剤DB524に追加する(ステップSc13)。
以上が、本フェーズの動作の説明である。
When the registration request is received, the
The above is the description of the operation in this phase.
(2−3)患者の属性情報及び医療情報を閲覧するフェーズの動作
図19は、患者の属性情報及び医療情報を閲覧するフェーズのシーケンス図である。本フェーズにおいては、患者の属性情報及び医療情報が、データ管理サーバ5から医療機関Mに提供される。
例えば、医療機関Mに勤務する医師が、当該機関をかかりつけとしない患者について属性情報と医療情報を参照したい場合には、データ管理サーバ5に対して当該情報の照会を行う。具体的には、医療機関Mに設置される端末装置1の制御部11が、操作部13を用いて入力された当該患者の患者IDを、通信部25を介してデータ管理サーバ5に送信する(ステップSd1)。
(2-3) Phase Operation for Viewing Patient Attribute Information and Medical Information FIG. 19 is a sequence diagram of a phase for viewing patient attribute information and medical information. In this phase, patient attribute information and medical information are provided from the
For example, when a doctor who works at the medical institution M wants to refer to attribute information and medical information about a patient who does not use the institution, the
データ管理サーバ5の制御部51は、通信部53を介して患者IDが受信されると、当該IDをID管理サーバ7に転送する(ステップSd2)。ID管理サーバ7の制御部71は、通信部73を介して患者IDが受信されると、当該IDを含む検索要求を個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSd3)。個人IDDBサーバ8の制御部81は、通信部83を介して検索要求が受信されると、当該要求に含まれる患者IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSd4)。そして、制御部81は、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSd5)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信したレコードに含まれる個人属性DB用IDと、個人検査結果DB用IDと、個人薬剤DB用IDとを含む検索要求を、今度はデータ管理サーバ5に送信する(ステップSd6)。
When the patient ID is received via the
検索要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該要求に含まれるID群をキーとして、自機のデータベースの検索を行う(ステップSd7)。具体的には、制御部51は、まず個人属性DB用IDをキーとして、個人属性DB521の検索を行い、抽出されたレコードに含まれる属性情報(患者の氏名、住所、年齢及び性別)を特定する。次に、制御部51は、個人検査結果DB用IDをキーとして、個人検査結果DB523の検索を行い、抽出されたレコードに含まれる検査結果データを特定する。次に、制御部51は、個人薬剤DB用IDをキーとして、個人薬剤DB524の検索を行い、抽出されたレコードに含まれる薬剤データを特定する。そして、制御部51は、特定された患者の属性情報、検査結果データ及び薬剤データとを含む応答を、医療機関Mに設置される端末装置1に送信する(ステップSd8)。
Receiving the search request, the
当該応答を受信した端末装置1の制御部11は、当該応答に含まれる各種データを表示部14に表示する(ステップSd9)。このデータを見た医療機関Mの医師は、当該データを医療行為に役立てることができる。
なお、本フェーズにおいて、医療機関Mの端末装置1は、患者の属性情報と医療情報のうちのいずれか一方のみを要求するようにしてもよい。
以上が、本フェーズの動作の説明である。
The
In this phase, the
The above is the description of the operation in this phase.
(3)変形例
上記の実施形態は、以下のように変形してもよい。また、以下の変形例は、互いに組み合わせてもよい。
(3−1)変形例1
上記の(2−2−1)患者の検査結果データを登録するフェーズの動作において、検査データD2にカルテ番号が含まれていなかった場合には、医療機関名とカルテ番号の組み合わせに代えて、患者の氏名に基づいて、患者IDを特定するようにしてもよい。図20は、このような場合のシーケンス図である。同図において図17と共通する処理については、図17と同様の符号が付されている。そして、そのような処理についてはその説明を省略する。
(3) Modifications The above embodiment may be modified as follows. The following modifications may be combined with each other.
(3-1)
In the operation of the above phase (2-2-1) registering the patient test result data, when the medical record number is not included in the test data D2, instead of the combination of the medical institution name and the medical record number, The patient ID may be specified based on the name of the patient. FIG. 20 is a sequence diagram in such a case. In the figure, the same reference numerals as those in FIG. 17 are assigned to processes common to those in FIG. The description of such processing is omitted.
まず、ID管理サーバ7の制御部71は、検査機関Tの端末装置2から受信した検査データD2にカルテ番号が含まれていないことを確認すると、医療機関名とカルテ番号の組み合わせに代えて、患者の氏名を含む検索要求をデータ管理サーバ5に送信する(ステップSe1)。検索要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該要求に含まれる患者の氏名をキーとして、個人属性DB521の検索を行う(ステップSe2)。そして、データ管理サーバ5の制御部51は、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSe3)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信したレコードに含まれる個人属性DB用IDを含む検索要求を、今度は個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSe4)。
First, when the
検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる個人属性DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSe5)。そして、制御部81は、上記の実施形態と同様に、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSb8)。以降の処理は、上記の実施形態と同様である。
The
(3−2)変形例2
上記の変形例1において、患者の氏名に基づいて患者IDを特定しようとした結果、データ管理サーバ5において複数のレコードが抽出された場合には、さらに医療機関名に基づいて患者IDを特定するようにしてもよい。図21及び22は、このような場合のシーケンス図である。同図において図20と共通する処理については、図20と同様の符号が付されている。そして、そのような処理についてはその説明を省略する。
(3-2)
In the first modification, when a plurality of records are extracted in the
まず、データ管理サーバ5の制御部51は、ID管理サーバ7から受信した検索要求に含まれる患者の氏名をキーとして個人属性DB521の検索を行った結果、複数のレコードが抽出された場合には、当該複数のレコードを含む応答をID管理サーバ7に返信する(ステップSf1)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信した複数のレコードに含まれる個人属性DB用IDを含む検索要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSf2)。検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる複数の個人属性DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSf3)。そして、制御部81は、検索の結果抽出された複数のレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSf4)。
First, when the
応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信した複数のレコードに含まれる個人医療機関DB用IDを含む検索要求を、今度はデータ管理サーバ5に送信する(ステップSf5)。検索要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該要求に含まれる複数の個人医療機関DB用IDをキーとして、個人医療機関DB522の検索を行う(ステップSf6)。そして、データ管理サーバ5の制御部51は、検索の結果抽出された複数のレコードを含む応答をID管理サーバ7に返信する(ステップSf7)。
The
応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、当該応答に含まれるレコードを参照し、当該レコードのうち、検査機関Tから受信した検査データD2に含まれている医療機関名を同様に含むレコードを特定する(ステップSf8)。そして、当該レコードに含まれる個人医療機関DB用IDを含む検索要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSf9)。検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる個人医療機関DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSf10)。そして、制御部81は、検索の結果抽出されたレコードに含まれる患者IDを含む応答を、上記の実施形態と同様に、ID管理サーバ7に返信する(ステップSb8)。
The
(3−3)変形例3
上記の変形例2において、医療機関名をさらに参照しても患者IDを特定できない場合には、運用機関Oのオペレータの判断を仰いでもよい。具体的には、上記の変形例2のステップSf8において、データ管理サーバ5から受信した複数のレコードの中に、検査データD2に含まれている医療機関名を同様に含むレコードが複数存在する場合には(すなわち、同じ医療機関Mにかかりつけとなっている同姓同名の患者がいた場合には)、ID管理サーバ7は、運用機関Oに対して問い合わせを行う。
(3-3)
In the second modification, if the patient ID cannot be specified by further referring to the name of the medical institution, the operator of the operation institution O may ask for the judgment. Specifically, when there are a plurality of records that similarly include the names of the medical institutions included in the examination data D2 among the plurality of records received from the
この場合、ID管理サーバ7の制御部71は、これまでに取得した検査結果データと、個人属性DB521から抽出されたレコードと、個人IDDB821から抽出されたレコードと、個人医療機関DB522から抽出されたレコードとを、運用機関Oに設置される端末装置6に送信する。端末装置6の制御部61は、ID管理サーバ7から受信した各種データを表示部64に表示し、オペレータはこれを見て、どの患者IDを持つ患者の検査結果データであるかを判断する。そして、その判断の結果特定された患者IDを、当該オペレータは操作部63を用いて選択し、端末装置6の制御部61は当該IDをID管理サーバ7に送信する。患者IDを受信したID管理サーバ7の制御部71は、この患者IDに基づいて、上記の実施形態と同様に、個人検査結果DB用IDを生成する(ステップSb9)。
In this case, the
(3−4)変形例4
上記の(2−2−1)患者の検査結果データを登録するフェーズの動作においては、検査機関Tから検査データD2が送信されたことを受けて、ID管理サーバ7において個人検査結果DB用IDが生成されている(ステップSb9参照)。しかし、もしすでに個人検査結果DB用IDが生成されている場合には(すなわち、過去に一度でも同じ患者について検査結果データの登録が行われている場合には)、個人検査結果DB用IDの生成を省略してもよい。この場合、上記のステップSb8において個人IDDBサーバ8から送信されるレコードには、すでに個人検査結果DB用IDが含まれているため、ID管理サーバ7の制御部71は、当該IDの生成(ステップSb9)及び当該IDの個人IDDBサーバ8への登録要求(ステップSb10)を省略し、データ管理サーバ5への検査結果データの登録要求(ステップSb11)のみを行う。
(3-4)
In the operation of the phase of (2-2-1) registering the patient test result data, the ID management server 7 receives the ID for the personal test result DB in response to the test data D2 being transmitted from the test organization T. Is generated (see step Sb9). However, if the ID for the personal test result DB has already been generated (that is, if the test result data has been registered for the same patient even once in the past), the ID for the personal test result DB Generation may be omitted. In this case, since the record transmitted from the personal
(3−5)変形例5
上記の(2−2−2)患者の薬剤データを登録するフェーズの動作において、患者の氏名に基づいて患者IDを特定しようとした結果、データ管理サーバ5において複数のレコードが抽出された場合には、さらに医療機関名に基づいて患者IDを特定するようにしてもよい。図23及び24は、このような場合のシーケンス図である。同図において図18と共通する処理については、図18と同様の符号が付されている。そして、そのような処理についてはその説明を省略する。
(3-5)
When a plurality of records are extracted in the
まず、データ管理サーバ5の制御部51は、ID管理サーバ7から受信した検索要求に含まれる患者の氏名をキーとして個人属性DB521の検索を行った結果、複数のレコードが抽出された場合には、当該複数のレコードを含む応答をID管理サーバ7に返信する(ステップSg1)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信した複数のレコードに含まれる個人属性DB用IDを含む検索要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSg2)。検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる複数の個人属性DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSg3)。そして、制御部81は、検索の結果抽出された複数のレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSg4)。
First, when the
応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、受信した複数のレコードに含まれる個人医療機関DB用IDを含む検索要求を、今度はデータ管理サーバ5に送信する(ステップSg5)。検索要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該要求に含まれる複数の個人医療機関DB用IDをキーとして、個人医療機関DB522の検索を行う(ステップSg6)。そして、データ管理サーバ5の制御部51は、検索の結果抽出された複数のレコードを含む応答をID管理サーバ7に返信する(ステップSg7)。
The
応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、当該応答に含まれるレコードを参照し、当該レコードのうち、検査機関Tから受信した検査データD2に含まれている医療機関名を同様に含むレコードを特定する(ステップSg8)。そして、当該レコードに含まれる個人医療機関DB用IDを含む検索要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSg9)。検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる個人医療機関DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSg10)。そして、制御部81は、検索の結果抽出されたレコードに含まれる患者IDを含む応答を、上記の実施形態と同様に、ID管理サーバ7に返信する(ステップSc8)。
The
(3−6)変形例6
上記の変形例5において、医療機関名をさらに参照しても患者IDを特定できない場合には、運用機関Oのオペレータの判断を仰いでもよい。具体的には、上記の変形例5のステップSg8において、データ管理サーバ5から受信した複数のレコードの中に、検査データD2に含まれている医療機関名を同様に含むレコードが複数存在する場合には(すなわち、同じ医療機関Mにかかりつけとなっている同姓同名の患者がいた場合には)、ID管理サーバ7は、運用機関Oに対して問い合わせを行う。
(3-6)
In the
この場合、ID管理サーバ7の制御部71は、これまでに取得したレセプトデータと、個人属性DB521から抽出されたレコードと、個人IDDB821から抽出されたレコードと、個人医療機関DB522から抽出されたレコードとを、運用機関Oに設置される端末装置6に送信する。端末装置6の制御部61は、ID管理サーバ7から受信した各種データを表示部64に表示し、オペレータはこれを見て、どの患者IDを持つ患者のレセプトデータであるかを判断する。そして、その判断の結果特定された患者IDを、当該オペレータは操作部63を用いて選択し、端末装置6の制御部61は当該IDをID管理サーバ7に送信する。患者IDを受信したID管理サーバ7の制御部71は、この患者IDに基づいて、上記の実施形態と同様に、個人薬剤DB用IDを生成する(ステップSc9)。
In this case, the
(3−7)変形例7
上記の(2−2−2)患者の薬剤データを登録するフェーズの動作においては、薬局Pからレセプトデータが送信されたことを受けて、ID管理サーバ7において個人薬剤DB用IDが生成されている(ステップSc9参照)。しかしもしすでに個人薬剤DB用IDが生成されている場合には(すなわち、過去に一度でも同じ患者についてレセプトデータの登録が行われている場合には)、個人薬剤DB用IDの生成を省略してもよい。この場合、上記のステップSc8において個人IDDBサーバ8から送信されるレコードには、すでに個人薬剤DB用IDが含まれているため、ID管理サーバ7の制御部71は、当該IDの生成(ステップSc9)及び当該IDの個人IDDBサーバ8への登録要求(ステップSc10)を省略し、データ管理サーバ5へのレセプトデータの登録要求(ステップSc11)のみを行う。
(3-7) Modification 7
In the operation of the above phase (2-2-2) for registering the drug data of the patient, the ID management server 7 generates an ID for the personal drug DB in response to the receipt of the receipt data from the pharmacy P. (See step Sc9). However, if the ID for the personal medicine DB has already been generated (that is, if the receipt data is registered for the same patient even once in the past), the generation of the ID for the personal medicine DB is omitted. May be. In this case, since the personal medicine DB ID is already included in the record transmitted from the personal
(3−8)変形例8
上記の(3)患者の属性情報及び医療情報を閲覧するフェーズの動作においては、患者IDを使って患者の属性情報と医療情報の照会を行っているが、患者IDが分からない場合には、患者IDに代えて患者の氏名を使って、患者の属性情報と医療情報の照会を行ってもよい。図25は、このような場合のシーケンス図である。同図において図19と共通する処理については、図19と同様の符号が付されている。そして、そのような処理についてはその説明を省略する。
(3-8)
In the operation of the phase of browsing the patient attribute information and medical information (3) above, the patient attribute information and medical information are inquired using the patient ID. If the patient ID is not known, The patient's attribute information and medical information may be referred to using the patient's name instead of the patient ID. FIG. 25 is a sequence diagram in such a case. In the figure, the same reference numerals as those in FIG. 19 are assigned to processes common to those in FIG. The description of such processing is omitted.
本ケースの場合、医療機関Mに勤務する医師は、患者IDに代えて患者の氏名を、端末装置1の操作部13を用いて入力し、制御部11はこの入力された患者の氏名を通信部25を介してデータ管理サーバ5に送信する(ステップSh1)。データ管理サーバ5の制御部51は、通信部53を介して患者の氏名が受信されると、当該氏名をキーとして、個人属性DB521を検索する(ステップSh2)。そして制御部51は、この検索の結果抽出されたレコードに含まれる個人属性DB用IDをID管理サーバ7に送信する(ステップSh3)。
In this case, the doctor who works at the medical institution M inputs the patient's name using the
ID管理サーバ7の制御部71は、個人属性DB用IDが受信されると、当該IDを含む検索要求を個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSh4)。個人IDDBサーバ8の制御部81は、通信部83を介して検索要求が受信されると、当該要求に含まれる個人属性DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSh5)。そして、制御部81は、上記の実施形態と同様に、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSd5)。
なお、変形例において、患者の氏名に代えて患者の住所を使って属性情報等の照会を行ってもよい。
When the personal attribute DB ID is received, the
In a modified example, the attribute information or the like may be inquired using the patient's address instead of the patient's name.
(3−9)変形例9
上記の変形例8において、患者の氏名に基づいて患者の属性情報等を照会しようとした結果、データ管理サーバ5において複数の個人属性DB用IDが抽出された場合には、患者のDB用IDを特定するにあたって、医療機関Mの判断を仰いでもよい。図26及び27は、このような場合のシーケンス図である。同図において図25と共通する処理については、図25と同様の符号が付されている。そして、そのような処理についてはその説明を省略する。
(3-9) Modification 9
In the
まず、データ管理サーバ5の制御部51は、端末装置1から受信した検索要求に含まれる患者の氏名をキーとして個人属性DB521の検索を行った結果、複数のレコードが抽出された場合には、当該複数のレコードに含まれる個人属性DB用IDを含む応答をID管理サーバ7に返信する(ステップSi1)。応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、当該応答に含まれる複数の個人属性DB用IDを含む検索要求を、個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSi2)。検索要求を受信した個人IDDBサーバ8の制御部81は、当該要求に含まれる複数の個人属性DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSi3)。そして、制御部81は、検索の結果抽出された複数のレコードに含まれる個人医療機関DB用IDを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSi4)。
First, when a plurality of records are extracted as a result of searching the
応答を受信したID管理サーバ7の制御部71は、当該応答に含まれる複数の個人医療機関DB用IDを含む検索要求を、今度はデータ管理サーバ5に送信する(ステップSi5)。検索要求を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、当該要求に含まれる複数の個人医療機関DB用IDをキーとして、個人医療機関DB522の検索を行う(ステップSi6)。そして、データ管理サーバ5の制御部51は、検索の結果抽出された複数のレコードに含まれる医療機関名及びカルテ番号と、端末装置1から受信している患者の氏名とを含む応答を端末装置1に送信する(ステップSi7)。
The
応答を受信した端末装置1は、データ管理サーバ5から受信した各種データを表示部14に表示する(ステップSi8)。医療機関Mの医師は、表示部14に表示された各種データを参考にしつつ、患者本人に確認したり、又は、表示される医療機関に直接問い合わせを行ったりして、患者のかかりつけの医療機関を特定する。医療機関Mの医師は、患者のかかりつけの医療機関を特定すると、その医療機関名を操作部13を用いて選択し、端末装置1の制御部11は、その医療機関名をデータ管理サーバ5に送信する(ステップSi9)。医療機関名を受信したデータ管理サーバ5の制御部51は、ステップSi6の検索の結果抽出された複数のレコードのうち、当該医療機関名を含むものを特定し(ステップSi10)、当該レコードに含まれる個人医療機関DB用IDを、ID管理サーバ7に送信する(ステップSi11)。
The
ID管理サーバ7の制御部71は、個人医療機関DB用IDが受信されると、当該IDを含む検索要求を個人IDDBサーバ8に送信する(ステップSi12)。個人IDDBサーバ8の制御部81は、通信部83を介して検索要求が受信されると、当該要求に含まれる個人医療機関DB用IDをキーとして、個人IDDB821の検索を行う(ステップSi13)。そして、制御部81は、上記の実施形態と同様に、検索の結果抽出されたレコードを含む応答を、ID管理サーバ7に返信する(ステップSd5)。
When the personal medical institution DB ID is received, the
1,2,3,4,6…端末装置、5…データ管理サーバ、7…ID管理サーバ、8…個人IDDBサーバ、9…医療連携用サーバ、10A,10B,10C…サーバ、11,21,31,41,51,61,71,81…制御部、12,22,32,42,52,62,72,82…記憶部、13,23,33,43,63…操作部、14,24,34,44,64…表示部、15,25,35,45,53,65,73,83…通信部、91…患者ID管理簿、92…レジストリ、101A,101B,101C…リポジトリ、121…患者DB、521…個人属性DB、522…個人医療機関DB、523…個人検査結果DB、524…個人薬剤DB、821…個人IDDB、I…保険機関、M…医療機関、MIA,MIB,MIC…医療機関、O…運用機関、P…薬局、T…検査機関。 1, 2, 3, 4, 6 ... terminal device, 5 ... data management server, 7 ... ID management server, 8 ... personal IDDB server, 9 ... server for medical cooperation, 10A, 10B, 10C ... server, 11, 21 31, 41, 51, 61, 71, 81 ... control unit, 12, 22, 32, 42, 52, 62, 72, 82 ... storage unit, 13, 23, 33, 43, 63 ... operation unit, 14, 24 34, 44, 64 ... display unit, 15, 25, 35, 45, 53, 65, 73, 83 ... communication unit, 91 ... patient ID management book, 92 ... registry, 101A, 101B, 101C ... repository, 121 ... Patient DB, 521 ... Personal attribute DB, 522 ... Personal medical institution DB, 523 ... Personal test result DB, 524 ... Personal drug DB, 821 ... Personal ID DB, I ... Insurance institution, M ... Medical institution, MIA, MIB, MIC ... Doctor Institutions, O ... investment institutions, P ... pharmacy, T ... inspection agency.
Claims (10)
医療関連機関に設置され、前記第1の端末装置により送信される前記医療情報を第1の記憶手段に記憶する第2の端末装置と、
前記第1の端末装置により送信される前記医療情報を第2の記憶手段に記憶するデータ管理サーバであって、医療機関に設置される第3の端末装置から送信される要求を受けて、前記第2の記憶手段に記憶される前記医療情報を前記第3の端末装置に送信するデータ管理サーバと
を備える医療情報連携システム。 A first terminal device for generating medical information of one patient and transmitting the medical information;
A second terminal device installed in a medical-related organization and storing the medical information transmitted by the first terminal device in a first storage means;
A data management server for storing the medical information transmitted by the first terminal device in a second storage unit, and receiving a request transmitted from a third terminal device installed in a medical institution, A medical information cooperation system comprising: a data management server that transmits the medical information stored in the second storage unit to the third terminal device.
前記第1の端末装置は、前記医療情報を前記第2の端末装置と前記ID管理サーバとに送信し、
前記ID管理サーバは、前記第1の端末装置から受信される前記医療情報を、前記データ管理サーバに送信する
ことを特徴とする請求項3に記載の医療情報連携システム。 An ID management server;
The first terminal device transmits the medical information to the second terminal device and the ID management server,
The medical information cooperation system according to claim 3, wherein the ID management server transmits the medical information received from the first terminal device to the data management server.
前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記医療情報識別情報と前記医療情報とを対応づけて、前記第2の記憶手段に記憶される第1のデータベースに格納する
ことを特徴とする請求項4に記載の医療情報連携システム。 The ID management server generates medical information identification information for identifying the medical information, transmits the medical information identification information together with the medical information to the data management server,
The data management server associates the medical information identification information received from the ID management server with the medical information and stores them in a first database stored in the second storage means. The medical information linkage system according to claim 4.
前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記属性情報識別情報と前記属性情報とを対応づけて、前記第2の記憶手段に記憶される前記第1のデータベースとは異なる第2のデータベースに格納する
ことを特徴とする請求項5に記載の医療情報連携システム。 The ID management server generates attribute information identification information for identifying the attribute information of the patient, and transmits the attribute information identification information together with the attribute information to the data management server,
The data management server associates the attribute information identification information received from the ID management server with the attribute information, and is different from the first database stored in the second storage means. The medical information linkage system according to claim 5, wherein the medical information linkage system is stored in a database.
前記第3の端末装置は、前記データ管理サーバに対して前記患者識別情報を送信し、
前記データ管理サーバは、前記第3の端末装置から受信される前記患者識別情報を前記ID管理サーバに送信し、
前記ID管理サーバは、前記データ管理サーバから受信される前記患者識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報識別情報を前記個人IDDBサーバから読み出して前記データ管理サーバに送信し、
前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記医療情報識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報を前記第1のデータベースから読み出して前記第3の端末装置に送信する
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の医療情報連携システム。 The ID management server stores the generated medical information identification information in association with patient identification information for identifying the patient in a personal IDDB server,
The third terminal device transmits the patient identification information to the data management server,
The data management server transmits the patient identification information received from the third terminal device to the ID management server,
The ID management server reads the medical information identification information stored in association with the patient identification information received from the data management server from the personal IDDB server, and transmits it to the data management server.
The data management server reads the medical information stored in association with the medical information identification information received from the ID management server from the first database and transmits the medical information to the third terminal device. The medical information cooperation system according to any one of claims 5 to 7, wherein the medical information cooperation system is characterized.
前記第3の端末装置は、前記データ管理サーバに対して前記患者の属性情報を送信し、
前記データ管理サーバは、前記第3の端末装置から受信される前記患者の属性情報と対応づけて格納されている前記属性情報識別情報を前記第2のデータベースから読み出して前記ID管理サーバに送信し、
前記ID管理サーバは、前記データ管理サーバから受信される前記属性情報識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報識別情報を前記個人IDDBサーバから読み出して前記データ管理サーバに送信し、
前記データ管理サーバは、前記ID管理サーバから受信される前記医療情報識別情報と対応づけて格納されている前記医療情報を前記第1のデータベースから読み出して前記第3の端末装置に送信する
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の医療情報連携システム。 The ID management server stores the generated medical information identification information in association with the generated attribute information identification information in a personal IDDB server,
The third terminal device transmits the attribute information of the patient to the data management server,
The data management server reads the attribute information identification information stored in association with the patient attribute information received from the third terminal device from the second database, and transmits the attribute information identification information to the ID management server. ,
The ID management server reads the medical information identification information stored in association with the attribute information identification information received from the data management server from the personal IDDB server, and transmits the medical information identification information to the data management server.
The data management server reads the medical information stored in association with the medical information identification information received from the ID management server from the first database and transmits the medical information to the third terminal device. The medical information cooperation system according to any one of claims 5 to 7, wherein the medical information cooperation system is characterized.
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