JP2013217661A - 沸騰水型原子炉用の燃料集合体、及び該燃料集合体のスペーサ - Google Patents

沸騰水型原子炉用の燃料集合体、及び該燃料集合体のスペーサ Download PDF

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澤 泰 博 相
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Abstract

【課題】核熱水力的特性や経済性に優れた沸騰水型原子炉用の燃料集合体、及び該燃料集合体に適用するスペーサを提供する。
【解決手段】一実施形態による沸騰水型原子炉用の燃料集合体は、複数本の燃料棒と、1本又は複数本の水ロッドと、前記燃料棒および前記水ロッドを互いに所定の間隔を空けて束ねるスペーサ40と、燃料束の外側に装着された角筒状のチャンネルボックス70とを備える沸騰水型原子炉用の燃料集合体であって、チャンネルボックス70に囲われた領域の横断面積である内部流れ面積は、チャンネルボックス70の下部領域よりも上部領域において大きく、かつチャンネルボックス70の隅部における内面は全長にわたって平坦であり、スペーサ40は、正方状に形成された外枠41と、外枠41の隅部に設けられ、チャンネルボックス70の隅部71と対峙するように外向きに張出したローブ42aとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、沸騰水型原子炉用の燃料集合体、及び該燃料集合体のスペーサに係り、特に、高燃焼度化に伴う燃料棒の出力ピークの低減や核熱水力的安定性の向上に有効な燃料集合体及びスペーサに関する。
図6に示すように、一般的な沸騰水型原子炉用の燃料集合体1は、ウラン等の燃料材を装填、密封した複数本の燃料棒2と、中空で内部に減速材が流れる構造の1本又は複数本の水ロッド3と、スペーサ4と、上部タイプレート5と、下部タイプレート6と、チャンネルボックス7とを備える。
燃料棒2と水ロッド3は、長手方向に隔設された複数個のスペーサ4によって正方格子状に束ねられる。更に、上部タイプレート5及び下部タイプレート6は束ねられた燃料棒の上端および下端をそれぞれ支持し、燃料束が形成される。この燃料束は、外側を角筒状のチャンネルボックス7で覆われている。
チャンネルボックス7を燃料束に装着する方式としては、チャンネルボックス7を燃料束の上方から被せる方式と、燃料束をチャンネルボックス7の上部から挿入する方式とがある。装着の容易性等の理由から、現在、前者の方式が主流である。
また、図7に示すように、従来のスペーサ4は、略正方状に形成された外枠(バンド)9と、外枠9の内部に正方格子状に配列された複数の丸セル(フェルール)10とを有する。丸セル10は、燃料棒2を挿通し支持するための管状の部材である。また、スペーサ4は、特許文献1にも開示されているように、外向きに張出したローブ(突起)8を有する。即ち、図8に示すように、スペーサ4の外枠9の各辺には、一対の外向きに張出したローブ8が形成されている。このローブ8によって、外枠9とチャンネルボックス7との間に所定の間隙が維持されるようになっている。
ウラン資源の有効活用、放射性廃棄物の低減、及び燃料経済性の向上を目的として、燃料の高燃焼度化が段階的に進められてきている。燃料の高燃焼度化は、例えば、ボイド反応度係数の絶対値の増加、炉停止余裕の減少、および核熱水力的安定性の低下等といった特性変化を伴うため、これらへの対策が課題となる。
このような課題に対して、種々の対策案が考えられている。例えば、特許文献2〜特許文献4では、チャンネルボックスの改良による対策が開示されている。各特許文献で開示されたチャンネルボックスの特徴は以下の通りである。
特許文献2のチャンネルボックス11は、第3図に示されているように、外幅は全長にわたり一定であり、内幅は上部領域の方が下部領域よりも広い。詳しくは、チャンネルボックス11の肉厚は、水平方向の各断面内においては隅部と辺部の区別なく均一であり、鉛直方向の各断面においては下部領域よりも上部領域の方が薄い。
特許文献3のチャンネルボックスは、第1図に示されているように、隅部を除いた部分の肉厚を、上部領域では内面を切削することにより、中央領域及び下部領域では外面を切削により薄くしている。
特許文献4のチャンネルボックスは、外幅が全長にわたり一定であり、チャンネルボックスの各面の上部領域の各辺部の内面に1つずつ溝を設け、該溝の深さは鉛直方向に一様とし、かつ、図9及び図10に示されているように、水平方向における該溝の両端を隅部(コーナー)から2番目の燃料棒の中心位置と、隅部から4番目の燃料棒の中心位置との間に位置させている。
上記特許文献2〜特許文献4で開示されたチャンネルボックスに共通する特徴は、冷却材の流れが気液二相流となるチャンネルボックスの上部領域(下流側)における内幅を実質的に拡大することで、チャンネルボックスで囲われた領域の横断面積である内部流れ面積を、下部領域(上流側)よりも上部領域において大きくしていることである。
特開昭59−65287号公報 特開昭63−261190号公報 特開平1−269085号公報 特開2002−139590号公報 特開平8−240675号公報
上記のように、特許文献2〜特許文献4に記載のチャンネルボックスを適用することにより、燃料の高燃焼度化における課題に対して一定の効果は期待できる。しかしながら、沸騰水型原子炉用の燃料集合体として主流であるチャンネルボックスを燃料束の上方から被せて装着する方式を採る場合には、新たな課題が浮上する。
すなわち、特許文献2〜特許文献4に記載のチャンネルボックスでは、実質的に下部領域で内幅が狭く、上部領域で内幅が広い。よって、チャンネルボックスを燃料束の上部から被せて装着するためには、全てのスペーサがチャンネルボックスの下部領域を通過できるようにする必要がある。そして、このようにするためには、燃料集合体の鉛直方向位置に関係なく、例えば、スペーサの外幅を全て同じにする必要がある。この結果、チャンネルボックスを燃料束に装着した状態では、チャンネルボックスの上部領域(内部流れ面積が広い領域)に位置するスペーサのローブとチャンネルボックスの内面との隙間は、下部領域(内部流れ面積の狭い領域)に位置するスペーサのローブとチャンネルボックスの内面との隙間に比べて広くなる。
スペーサのローブとチャンネルボックスの内面との隙間が必要以上に広い場合には、原子炉運転中の冷却材流れに起因して不要な振動が発生するおそれがある。さらに、チャンネルボックスの中心に対してスペーサの中心が偏心(オフセット)する余地を与えるため、燃料集合体の核熱水力的特性に悪影響をもたらすおそれもある。
よって、チャンネルボックスを燃料束の上部から被せて装着する方式の場合、内部流れ面積を拡大した上部領域におけるスペーサの支持に問題があり、原子炉運転時における燃料の健全性および信頼性を確保する観点、並びに核熱水力的特性の観点から、特許文献2〜特許文献4に記載のチャンネルボックスを適用することは実際上困難である。
なお、スペーサの中心がチャンネルボックスの中心に対して偏心(オフセット)することを抑制し、それによって、核熱水力的特性、特に限界出力特性を改善する方法が知られている。例えば、特許文献5には、図2に示されているように、チャンネルボックスの内面から内側方向に張出した内部突起がスペーサの位置に対応して設けられ、該内部突起とスペーサが対峙するようにすることにより、チャンネルボックスの中心とスペーサの中心をより正確に合わせる技術が開示されている。しかしながら、当該技術では、内部突起を設けたことによりスペーサの位置においてチャンネルボックスの内部流れ面積を縮小することになるため、冷却材の圧力損失が増加することに繋がる。したがって、上部領域(下流側)で内部流れ面積を広くするように構成されたチャンネルボックスに特許文献5の技術を適用することは、該チャンネルボックスの利点を損なう可能性がある。
本発明は上記の技術的認識に基づいてなされたものであり、本発明の目的は、冷却材流れが気液二相流となる上部領域(下流側)の内部流れ面積が下部領域(上流側)における内部流れ面積よりも拡大されたチャンネルボックスを適用する場合における上記の技術的課題を克服し、核熱水力的特性や経済性に優れた沸騰水型原子炉用の燃料集合体、及び該燃料集合体に適用するスペーサを提供することにある。
本発明の一態様に係る沸騰水型原子炉用の燃料集合体は、
複数本の燃料棒と、1本又は複数本の水ロッドと、前記燃料棒および前記水ロッドを互いに所定の間隔を空けて束ねるスペーサと、前記スペーサによって束ねられた前記燃料棒および前記水ロッドの上端および下端をそれぞれ支持して燃料束を形成する上部タイプレート及び下部タイプレートと、前記燃料束の外側に装着された角筒状のチャンネルボックスとを備える沸騰水型原子炉用の燃料集合体であって、
前記チャンネルボックスに囲われた領域の横断面積である内部流れ面積は、前記チャンネルボックスの下部領域よりも上部領域において大きく、前記チャンネルボックスの所定の部位における内面は全長にわたって平坦であり、
前記スペーサは、正方状に形成された外枠と、前記外枠に設けられ、前記チャンネルボックスの前記所定の部位と対峙するように外向きに張出したローブとを有する、
ことを特徴とする。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記チャンネルボックスの前記所定の部位は隅部であり、前記ローブは前記スペーサの外枠の隅部に設けられていてもよい。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記ローブは、下部側に張出しのピークを有し、前記ピークから上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜していてもよい。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記チャネルボックスの上部領域における辺部の内面には、前記辺部の長さに相当する幅を有し、前記チャンネルボックスの長さ方向に延びる溝部が形成されてもよい。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記チャンネルボックスの辺中央部における内面は全長にわたって平坦であり、
前記スペーサは、前記外枠の辺中央部に設けられ、前記チャンネルボックスの辺中央部と対峙するように外向きに張出したローブを有してもよい。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記外枠の辺中央に設けられたローブは、鉛直方向に一定の張出し高さを有してもよい。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記外枠の辺中央に設けられたローブは、下部側に張出しのピークを有し、前記ピークから上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜していてもよい。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記チャネルボックスの上部領域における辺部の内面には、前記チャンネルボックスの長さ方向に延びる2つの溝部が前記辺中央部を挟むように形成されていてもよい。
また、前記沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、
前記スペーサの外枠の隅部の上部に隅切り部が形成されていてもよい。
本発明の一態様による沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサは、
複数本の燃料棒と、少なくとも1本の水ロッドと、前記燃料棒および前記水ロッドから構成された燃料束の外側に装着された角筒状のチャンネルボックスであって、前記チャンネルボックスに囲われた領域の横断面積である内部流れ面積が前記チャンネルボックスの下部領域よりも上部領域において大きく、かつ前記チャンネルボックスの所定の部位における内面は全長にわたって平坦なチャンネルボックスと、を備える沸騰水型原子炉用の燃料集合体において前記燃料棒および前記水ロッドを互いに所定の間隔を空けて束ねるスペーサであって、
正方状に形成された外枠と、
前記外枠の内部に格子状に配列され前記燃料棒を支持する複数のセルと、
前記外枠に設けられ、前記チャンネルボックスの前記所定の部位と対峙するように外向きに張出したローブと、
を備えることを特徴とする。
前記沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサにおいて、
前記チャンネルボックスの前記所定の部位は隅部であり、前記ローブは前記外枠の隅部に設けられていてもよい。
前記沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサにおいて、
前記外枠の辺中央部に設けられ、外向きに張出したローブをさらに備えてもよい。
前記沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサにおいて、
前記ローブは、下部側に張出しのピークを有し、前記ピークから上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜していてもよい。
本発明による燃料集合体では、チャンネルボックスの所定の部位における内面は全長にわたって平坦であり、かつ、チャンネルボックスの内部流れ面積は下部領域よりも上部領域において大きい。さらに、スペーサは、外枠に設けられ、チャンネルボックスの所定の部位と対峙するように外向きに張出したローブを有する。これにより、内部流れ面積が下部領域よりも上部領域において大きいチャンネルボックスに対してチャンネルボックスを燃料束の上方から被せる方式を採りつつ、燃料集合体が備える全てのスペーサについて、スペーサとチャンネルボックスとの間に所定の間隙を維持することができる。このため、原子炉運転中の冷却材流れに起因する不要な振動の発生や、チャンネルボックスの中心に対するスペーサの中心の偏心を防止しつつ、中性子吸収の低減、ボイド反応度係数の絶対値の低減、炉停止余裕の改善、および二相流の圧力損失低減による核熱水力的安定性の向上といった高燃焼度化に必要な特性を得ることができる。
よって、本発明によれば、チャンネルボックスを燃料束の上方から被せる方式を採ることができ、かつ高燃焼度燃料に適用可能な燃料集合体を得ることができる。
本発明の第1の実施形態による燃料集合体の横断面図である。 第1の実施形態による燃料集合体の隅部を拡大した横断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態による燃料集合体の横断面図である。 第2の実施形態による燃料集合体のスペーサの側面図である。 一般的な燃料集合体の縦断面図である。 従来のスペーサの平面図である。 従来のスペーサの側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による燃料集合体20の横断面図であり、チャネルボックスの上部領域に位置するスペーサの上部側における横断面を示している。なお、図1において、スペーサ40の外枠41より内側の構成(丸セル、燃料棒、水ロッド等)については、本発明の特徴と直接関係がないため図示していない。
また、図1の破線は、チャンネルボックス70の下部領域における内面を示している。
燃料集合体20は、複数本の燃料棒と、1本又は複数本の水ロッドと、燃料棒と水ロッドを互いに所定の間隔を空けて正方格子状に束ねるスペーサ40と、上部タイプレートと、下部タイプレートと、燃料束の外側に装着された角筒状のチャンネルボックス70とを備える。
燃料棒は、その内部にウラン等の燃料材が装填、密封されている。水ロッドは、中空で内部を減速材が流れるように構成されている。スペーサ40は、長手方向に複数個隔設されている。上部タイプレートおよび下部タイプレートは、スペーサ40によって束ねられた燃料棒および水ロッドの上端および下端をそれぞれ支持して燃料束を形成する。
燃料集合体20に装着されるチャンネルボックス70について説明する。チャンネルボックス70の隅部における内面は全長にわたって平坦であり、チャンネルボックス70に囲われた領域の横断面積である内部流れ面積は、チャンネルボックス70の下部領域(上流側)よりも上部領域(下流側)において大きい。
より具体的には、上部領域の内部流れ面積を下部領域の内部流れ面積よりも相対的に増大させるために、図1に示すように、チャンネルボックス70には溝部73が形成されている。この溝部73は、チャネルボックス70の上部領域における辺部72の内面に形成されており、辺部72の長さに相当する幅を有しチャンネルボックス70の長さ方向に延びる。溝部73により、辺部72の肉厚は溝部73の深さ分だけ薄くなっている。したがって、上部領域の内部流れ面積は、各辺部に形成された溝部73の横断面積の和に相当する分だけ、下部領域よりも大きい。
仮に、図6〜図8を用いて説明した従来の燃料集合体1のチャンネルボックス7をチャンネルボックス70に置き換えた場合、チャンネルボックス70の上部領域の辺部72に溝部73が設けられているため、上部領域に位置するスペーサ4のローブ8とチャンネルボックス70との間隙は溝部73の深さ分だけ増加することになる。前述のように、このような間隙の増加は、原子炉運転中の冷却材流れに起因する不要な振動を発生させる原因になる可能性がある。さらに、チャンネルボックスの中心に対してスペーサの中心が偏心(オフセット)する余地を与えるため、燃料集合体の核熱水力的特性に悪影響をもたらす可能性がある。
これらを防止するため、一案として、ローブ8の張出し高さをチャンネルボックス70の溝部73の深さ分だけ高くすることが考えられる。しかしながら、この場合、上部領域に位置するスペーサ4のローブ8の張出し高さが、下部領域に位置するスペーサ4のローブ8の張出し高さよりも高くなる。このため、チャネルボックスを燃料束に装着する方式として現在主流の方式であるチャンネルボックスを燃料束に被せる方式を採ることができなくなってしまう。
そこで、図1に示すように、スペーサ40は、チャンネルボックス70の隅部71に対峙する位置に、ローブ42aを有する。即ち、本実施形態によるスペーサ40は、略正方状に形成された外枠(バンド)41と、外枠41の内部に格子状に配列され、燃料棒を支持する複数のセルと、外枠41の隅部に設けられ、チャンネルボックス70の隅部71と対峙するように外向きに張出したローブ42aとを備える。
ローブ42aは、チャンネルボックス70の中心に対するスペーサ40の中心の偏心を抑制するため、図1に示すように、スペーサ40の外枠41の隅部の各々に計4個設けることが好ましい。但し、偏心許容量や燃料集合体の構造強度等を考慮して、ローブの数を適宜減らすことも可能である。例えば、ローブ42aを外枠41の対角線上に位置する2カ所に設けるようにしてもよい。
なお、スペーサ40のセルは、円筒状の丸セルに限らず、例えば、板状の部材(ディバイダ)を正方格子状に交差させて構成したものでもよい。
本実施形態では、上記のスペーサ40およびチャンネルボックス70を用いて燃料集合体を構成する。このため、スペーサとチャンネルボックスとの間に所定の間隙を維持するために、ローブ42aの張出し高さをチャンネルボックス70の上部領域と下部領域とで(即ち、内部流れ面積が相違する領域に対応して)変える必要がない。従って、チャンネルボックス70を燃料束の上方から被せて装着する方式を適用することができる。
さらに、ローブ42aを設けることで隅部近傍の燃料棒の冷却効果を向上させることができる。以下、このことについて詳しく説明する。
スペーサは、従来、燃料棒等を支持する機能に加えて、冷却材を撹拌することで、燃料棒の冷却効果を高める役目も果たしている。特に、冷却材が気相主体の気液二相流状態である燃料集合体の上部領域では、スペーサによる冷却材の撹拌効果によって冷却材中の液滴が燃料棒に付着し、スペーサが設けられた位置およびその近傍で燃料棒表面に付着した液膜の厚さが増す。このように冷却材中の液滴が燃料棒に付着するように作用させることは、燃料棒の冷却効果を高め、限界出力特性の向上に繋がる。
チャンネルボックス70の壁面における冷却材流れは、上部領域でも液膜を伴う流れの状態と考えられる。したがって、この冷却材流れを燃料棒の方面に向ければ、隅部および隅部近傍の燃料棒21a,21bの冷却効果を向上させることができる。
図2は、燃料集合体20の隅部を拡大した横断面図を示している。スペーサ40の丸セル43に挿通された燃料棒21aおよび燃料棒21bは、それぞれ隅部および隅部近傍に配置されている。スペーサ40のローブ42aは、外枠41と一体的に設けられ、例えば、外枠41の一部を成形して形成される。このようにローブ42aは、外枠41の隅部の下端をチャンネルボックス70の方向に引っ張り出したスカート状のものとして構成される。なお、ローブ42aは、外枠41とは別体の張り出し部品を外枠41の隅部に接着して形成してもよい。
また、図3は、図1のA−A線に沿う断面図を示し、スペーサ40の隅部におけるローブ42aおよび丸セル43の縦断面図を示している。丸セル43に挿通された燃料棒は図示していない。図3に示すように、ローブ42aは、下端に張出しのピークを有し、該ピークから上部側(冷却材流れの下流側)に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜している。
図2及び図3に示すように、チャンネルボックス70の隅部とスペーサ40の隅部との間を流れる冷却材は、スペーサ40の隅部に設けられたローブ42aの下部側から取込まれる。ローブ42aにより取込まれた冷却材の一部は、隅部の燃料棒21aの方面への流れ(F1)となり、他の一部は、隅部近傍の燃料棒21bの方面への流れ(F2)となる。このように、ローブ42aは、チャンネルボックス70の隅部とスペーサ40の隅部との間を流れる冷却材を外枠41の内側に取込み、隅部の燃料棒21aや隅部近傍の燃料棒21bに供給する。これにより、燃料棒21a,21bの冷却効果を高めることができる。
なお、チャンネルボックス70の着脱性を考慮して、ローブ42aの下端は、丸みを帯びた状態であるか、又は面取りされていることが好ましい。このため、ローブ42aの張出しのピークは、必ずしもローブ42aの下端にある必要はなく、ローブ42aの下端より多少上側にあってもよい。即ち、ローブ42aは、下端または下端より多少上側(「下部側」と総称する。)に張り出しのピークを有する。
また、図3に示すように、ローブ42aを含む外枠41の隅部の上部に、隅切り部44を形成してもよい。ローブ42aが上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜していることに加えて、隅切り部44を形成することによって、チャンネルボックスを燃料束にさらに容易に装着することができる。
以上説明したように、第1の実施形態では、チャンネルボックス70の隅部71における内面は全長にわたって平坦であり、かつ内部流れ面積がチャンネルボックスの下部領域よりも上部領域において大きい。また、スペーサ40は外枠41の隅部に設けられ、チャンネルボックスの隅部と対峙するように外向きに張出したローブ42aを有する。これにより、内部流れ面積が下部領域よりも上部領域において大きいチャンネルボックスに対してチャンネルボックスを燃料束の上方から被せる現在主流の方式を採りつつ、燃料集合体が備える全てのスペーサについて、スペーサとチャンネルボックスとの間に所定の間隙を維持することができる。このため、原子炉運転中の冷却材流れに起因する不要な振動の発生や、チャンネルボックスの中心に対するスペーサの中心の偏心を防止しつつ、中性子吸収の低減、ボイド反応度係数の絶対値の低減、炉停止余裕の改善、および二相流の圧力損失低減による核熱水力的安定性の向上といった高燃焼度化に必要な特性を得ることができる。よって、本実施形態によれば、チャンネルボックスを燃料束の上方から被せる方式を採ることができ、かつ高燃焼度燃料に適用可能な燃料集合体を得ることができる。
さらに、本実施形態では、ローブ42aは、下部側に張出しのピークを有し、かつ張り出しピークから上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜している。これにより、チャンネルボックス70の隅部を流れる冷却材が、ローブ42aに取り込まれ、隅部の燃料棒21a及びこれに隣接する燃料棒21bの周りに供給される。よって、本実施形態によれば、隅部および隅部近傍の燃料棒の冷却効果を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、ローブ42aが上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜している。これにより、チャンネルボックス70を燃料束の上方から装着する作業において、ローブ42aがチャンネルボックス70の下端部の案内面となって、チャネルボックス70はスペーサ40を容易に通過できるようになる。よって、本実施形態によれば、チャンネルボックス70の装着性を良好にすることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、外枠の隅部のローブに加えて、外枠の辺中央部にもローブを設ける。以下、図4及び図5を用いて、第2の実施形態について第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図4は、第2の実施形態による燃料集合体20Aの横断面図であり、チャネルボックスの上部領域に位置するスペーサの上部側における横断面を示している。なお、図4においても、図1と同様、スペーサ40Aの外枠41より内側の構成(丸セル、燃料棒、水ロッド等)については、本発明の特徴と直接関係がないため図示していない。
図5は、燃料集合体20Aが備えるスペーサ40Aの側面図である。
図4に示すように、燃料集合体20Aが備えるチャンネルボックス70Aは、隅部71の内面および辺中央部75の内面が全長にわたって平坦である。さらに、チャンネルボックス70Aにおいては、第1の実施形態と同様に、内部流れ面積はチャンネルボックス70Aの下部領域(上流側)よりも上部領域(下流側)において大きい。
図4に示すように、チャネルボックス70Aの上部領域における辺部72の内面には、チャンネルボックス70Aの長さ方向に延びる2つの溝部74が辺中央部75を挟むように形成されている。これにより、上部領域の内部流れ面積を溝部74の横断面積の和に相当する分だけ下部領域よりも増加させている。
また、本実施形態のスペーサ40Aは、前述のローブ42aに加えて、外枠41の辺中央部に設けられ、チャンネルボックス70Aの辺中央部75と対峙するように外向きに張出したローブ42bを有する。このローブ42bは、図5に示すように、鉛直方向に一定の張出し高さを有する。また、ローブ42bは、外枠41と一体的に設けられ、例えば、外枠41の一部を成形して形成される。なお、ローブ42bは、外枠41とは別体の張り出し部品を外枠41の辺中央部に接着して形成してもよい。
このように、本実施形態の燃料集合体20Aでは、チャンネルボックス70Aの隅部71とスペーサ40Aのローブ42aとが対峙するとともに、チャンネルボックス70Aの辺中央部75とスペーサ40Aのローブ42bとが対峙する。これにより、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、下記の本実施形態に特有の効果を得ることができる。
即ち、本実施形態では、スペーサ40Aの外枠41の隅部に設けられたローブ42aに加えて外枠41の辺中央部に設けられたローブ42bによって、チャンネルボックス70Aを支持する。このため、例えば、地震発生時のように横荷重を受ける場合において、チャンネルボックス70Aとスペーサ40Aの接触箇所が増えることで、スペーサ40Aの変形をより抑えられるようになる。
よって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、構造強度に優れた燃料集合体を得ることができる。
なお、ローブ42bは、ローブ42aと同様に、下部側に張出しのピークを有し、上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜しているものとして構成されてもよい。これにより、チャンネルボックス70の辺中央部とスペーサ40の辺中央部との間を流れる冷却材を外枠41の内側に取込むとともに、取り込んだ冷却材を辺中央部の燃料棒に供給することができ、辺中央部の燃料棒の冷却効果を高めることができる。
また、図5には示していないが、第1の実施形態と同様に、ローブ42aを含む外枠41の隅部の上部に隅切り部44が形成されてもよい。これにより、チャンネルボックスを燃料束にさらに容易に装着することができる。
以上、本発明による2つの実施形態について説明した。第1の実施形態による燃料集合体は、第2の実施形態よりもチャンネルボックスの上部領域における内部流れ面積が大きいため、核熱水力的特性等の観点からより優れているといえ、一方、第2の実施形態による燃料集合体は、スペーサの外枠の辺中央部にもローブを備えるため、構造強度の観点からより優れているといえる。
なお、第1および第2の実施形態ではいずれも、チャンネルボックスの隅部の内面が全長にわたって平坦であり、該隅部と対峙するようにスペーサの隅部にローブが設けられていたが、本発明はこれに限るものではない。即ち、本発明による燃料集合体は、隅部以外の部位における内面が全長にわたって平坦なチャンネルボックスと、この当該部位と対峙するように外向きに張り出したローブを有するスペーサとを備える燃料集合体であってもよい。このような燃料集合体によっても、上述の作用効果、即ち、内部流れ面積が下部領域よりも上部領域において大きいチャンネルボックスに対してチャンネルボックスを燃料束の上方から被せる方式を採りつつ、燃料集合体が備える全てのスペーサについて、スペーサとチャンネルボックスとの間に所定の間隙を維持することができる。その結果、第1および第2の実施形態で説明した効果を得ることができる。
上記のように、本発明によれば、高燃焼度化に好適な燃料集合体を提供し、ウラン資源の有効活用、放射性廃棄物の低減、燃料経済性向上、並びに燃料の健全性確保に対して寄与することができる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1 (従来の)燃料集合体
2 燃料棒
3 水ロッド
4 (従来の)スペーサ
5 上部タイプレート
6 下部タイプレート
7 (従来の)チャンネルボックス
8 ローブ
9 外枠(バンド)
10 丸セル
20,20A 燃料集合体
21a (隅部の)燃料棒
21b (隅部近傍の)燃料棒
40,40A スペーサ
41 外枠
42 ローブ
42a (隅部の)ローブ
42b (辺中央部の)ローブ
43 丸セル
44 隅切り部
70,70A チャンネルボックス
71 隅部
72 辺部
73,74 溝部
75 辺中央部
F1,F2 冷却材流れ

Claims (13)

  1. 複数本の燃料棒と、1本又は複数本の水ロッドと、前記燃料棒および前記水ロッドを互いに所定の間隔を空けて束ねるスペーサと、前記スペーサによって束ねられた前記燃料棒および前記水ロッドの上端および下端をそれぞれ支持して燃料束を形成する上部タイプレート及び下部タイプレートと、前記燃料束の外側に装着された角筒状のチャンネルボックスとを備える沸騰水型原子炉用の燃料集合体であって、
    前記チャンネルボックスに囲われた領域の横断面積である内部流れ面積は、前記チャンネルボックスの下部領域よりも上部領域において大きく、前記チャンネルボックスの所定の部位における内面は全長にわたって平坦であり、
    前記スペーサは、正方状に形成された外枠と、前記外枠に設けられ、前記チャンネルボックスの前記所定の部位と対峙するように外向きに張出したローブとを有する、
    ことを特徴とする沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  2. 前記チャンネルボックスの前記所定の部位は隅部であり、前記ローブは前記スペーサの外枠の隅部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  3. 前記ローブは、下部側に張出しのピークを有し、前記ピークから上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  4. 前記チャネルボックスの上部領域における辺部の内面には、前記辺部の長さに相当する幅を有し、前記チャンネルボックスの長さ方向に延びる溝部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  5. 前記チャンネルボックスの辺中央部における内面は全長にわたって平坦であり、
    前記スペーサは、前記外枠の辺中央部に設けられ、前記チャンネルボックスの辺中央部と対峙するように外向きに張出したローブを有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  6. 前記外枠の辺中央に設けられたローブは、鉛直方向に一定の張出し高さを有することを特徴とする請求項5に記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  7. 前記外枠の辺中央に設けられたローブは、下部側に張出しのピークを有し、前記ピークから上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  8. 前記チャネルボックスの上部領域における辺部の内面には、前記チャンネルボックスの長さ方向に延びる2つの溝部が前記辺中央部を挟むように形成されていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  9. 前記スペーサの外枠の隅部の上部に隅切り部が形成されていることを特徴とする請求項2ないし8のいずれかに記載の沸騰水型原子炉用の燃料集合体。
  10. 複数本の燃料棒と、少なくとも1本の水ロッドと、前記燃料棒および前記水ロッドから構成された燃料束の外側に装着された角筒状のチャンネルボックスであって、前記チャンネルボックスに囲われた領域の横断面積である内部流れ面積が前記チャンネルボックスの下部領域よりも上部領域において大きく、かつ前記チャンネルボックスの所定の部位における内面は全長にわたって平坦なチャンネルボックスと、を備える沸騰水型原子炉用の燃料集合体において前記燃料棒および前記水ロッドを互いに所定の間隔を空けて束ねるスペーサであって、
    正方状に形成された外枠と、
    前記外枠の内部に格子状に配列され前記燃料棒を支持する複数のセルと、
    前記外枠に設けられ、前記チャンネルボックスの前記所定の部位と対峙するように外向きに張出したローブと、
    を備えることを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサ。
  11. 前記チャンネルボックスの前記所定の部位は隅部であり、前記ローブは前記外枠の隅部に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサ。
  12. 前記外枠の辺中央部に設けられ、外向きに張出したローブをさらに備えることを特徴とする請求項10または11に記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサ。
  13. 前記ローブは、下部側に張出しのピークを有し、前記ピークから上部側に向かって徐々に張出し高さが低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体のスペーサ。
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