JP2013214904A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Faxドライバから送信した画像を保存することを可能とすることを目的とする。
【解決手段】第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像の履歴画面を表示することを指示する表示指示手段と、第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、送信画像の履歴画面を表示することができないことを示すメッセージを表示するメッセージ表示手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
Faxを利用した業務において、Faxを送信した日付や、宛先を管理することは重要である。パソコン内のデータを画像処理装置を介してFax送信する利用形態においても、Faxの履歴管理を行うことでFaxに伴う作業がより便利で効率的になる。例えば、以前、Fax送信した宛先を保存しておき、一覧表示される宛先から所望の宛先を指定することで、宛先を入力せずにFAX送信が可能となる。このような、Fax送信済みデータの履歴管理についての技術が特許文献1に開示されている。
特開2009−159204号公報
Fax業務においては、Fax送信側の送信したデータと、実際に紙となって受信されたFaxの食い違い等がおこる。受信側Faxでの印字欠けや、回線の問題により受信側のFax枚数が足りない等である。
しかしながら特許文献1の技術では、Faxドライバは送信したデータの、宛先や送信日を保持する機能しか持たず、送信画像を保持することができなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、Faxドライバから送信した画像を保存することを可能とすることを目的とする。
そこで、本発明は、第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像の履歴画面を表示することを指示する表示指示手段と、第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、送信画像の履歴画面を表示することができないことを示すメッセージを表示するメッセージ表示手段と、を有する。
本発明によれば、Faxドライバから送信した画像を保存することを可能とすることができる。
本実施形態に適応可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に適応可能な情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのUIの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションのFax送信UIの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションの情報処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのメッセージUIの一例を示す図である。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのFax送信履歴を表示するフローチャートである。 FaxドライバのFax送信履歴のUIの一例を示す図である。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのメッセージUIの一例を示す図である。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのUIの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションによって使用されるメタデータファイルの一例を示す図である。 ユーザによって図3のコンテキストメニューから、Faxの送信が指示されたときの、ファイル管理アプリケーションの情報処理の一例を示すフローチャートである。 ファイル管理アプリケーションによって使用されるメタデータファイルの一例を示す図である。 Faxドライバが作成するアドレス情報ファイルの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションによって使用されるメタデータファイルの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションの起動時の情報処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に適応可能な情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションの情報処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
まず前提となる技術について説明する。以下に示す情報処理装置は、一般のアプリケーションによって作成されたドキュメントデータを、オペレーティングシステムとは異なる独自でファイリングする機能をもつファイル管理アプリケーションを有する。
図1は、本実施形態に適応可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU101は、ROM103又はハードディスク111からRAM102にロードされたオペレーティングシステムや一般アプリケーション等のプログラムを実行し、後述するソフトウェア構成や、フローチャートの各ステップの処理等を実現する。RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)105は、キーボード(KB)109や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)106は、CRTディスプレイ(CRT)110の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)107は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル等を記憶するハードディスク(HD)111やフレキシブルディスク(FD)等とのアクセスを制御する。PRTC108は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC112は、ネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
図2は、本実施形態に適応可能な情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
201は、図1の情報処理装置である。情報処理装置201は、オペレーティングシステム202(以下、OSという)と、アプリケーション203と、Faxドライバ205と、Faxドライバ207と、を有する。OS202は、一般的なOSであり、メモリ管理、リソース管理、ドライバ管理等の機能を有する。アプリケーション203は、OS202にインストールされているアプリケーションのひとつである。なお、アプリケーション203の一例が、後述するファイル管理アプリケーション301である。Faxドライバ205は、OS202にインストールされているドライバのひとつである。OS202には複数のドライバをインストールすることが可能である。プリンタドライバやFaxドライバ等用途の異なるドライバも共存することができる。本実施形態では、アプリケーション203は、OS202を介しFaxドライバ205の機能を使用することができる。Faxドライバ205は、OS202を介しアプリケーション203の指示に従い処理を行う。
Faxドライバ207は、OS202にインストールされているドライバのひとつである。アプリケーション203は、OS202を介しFaxドライバ207の機能を使用することができる。
Faxドライバ207とFaxドライバ205との違いは、Faxドライバ207は送信画像を保存する保存機能と送信履歴の表示機能とを有していないことである。
このように、OS202は複数のドライバをインストールすることが可能であるが、ドライバには機能の差がある。送信画像を保存する保存機能と送信履歴の表示機能とについては後述する。
アプリケーションUI204は、アプリケーション203のUI部分である。FaxドライバUI206は、Faxドライバ205のUI部分である。FaxドライバUI208は、Faxドライバ207のUI部分である。
アプリケーションUI204は、OS202を介し、FaxドライバUI206を表示させることができる。また、アプリケーションUI204は、OS202を介し、FaxドライバUI208を表示させることができる。
図3は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのUIの一例を示す図である。ファイル管理アプリケーション301は、図3に示すUIをCRT110に表示する(オブジェクト表示)。
ファイル管理アプリケーション301のUIは、ファイルをフォルダ階層に分け管理するフォルダツリービュー302と、フォルダ内のファイルを表示するファイルビュー303と、を持つ。図3において、フォルダツリービュー302は、Fax送信用というフォルダがあり、ユーザによって選択されている。選択されているフォルダ内のファイルがファイルビュー303に表示されている。ファイルビュー303から、Fax送信用フォルダには、送信先A.xxxと、送信先B.xxxというファイルが存在している。ファイル304は、ファイルビュー303内で選択されているファイルである。ユーザは、プレビュー305によって、選択されているファイル304のプレビューを見ることができる。ファイルプロパティ306には、選択されているファイル304の情報が表示される。ファイルプロパティ306に表示する情報は、ファイル管理アプリケーション301で管理されるファイル304に関する情報であり、例えば、ファイル名や、種類、ファイルサイズ、作成日、更新日時である。
Fax送信ボタン307は、ファイル管理アプリケーション301が提供する機能のひとつである。Fax送信ボタン307は、図2のFaxドライバ205と関連付いている。ユーザは、ファイル管理アプリケーション301からファイルを選択した状態でFax送信ボタン307を押すことで、Faxドライバ205を利用しFax送信処理を行うことができる。又は、ユーザは、Fax送信ボタン307に対してファイルをドラッグアンドドロップしてもよい。図3では、選択されているファイル304が選択されているので、Fax送信ボタン307を押すと選択されているファイル304がFax送信されることになる。Fax送信ボタン307にマウスカーソルを合わせることで、利用可能な操作がコンテキストメニュー308に表示される。本実施形態では、Fax送信ボタン307のコンテキストメニュー308では、Faxの送信、送信履歴の表示、が行える。
ここで、Fax送信ボタン307は、第1の属性のFaxドライバのオブジェクトの一例である。
Fax送信ボタン309は、ファイル管理アプリケーション301が提供する機能のひとつである。Fax送信ボタン309は、図2のFaxドライバ207と関連付いている。Fax送信ボタン309にマウスカーソルを合わせることで、利用可能な操作がコンテキストメニュー3010に表示される。
ユーザは、Fax送信ボタン309で、Fax送信ボタン307と同様のことができる。つまり、ユーザは、コンテキストメニュー3010から、Faxの送信、送信履歴の表示、が行える。しかし、Fax送信ボタン309と関連付いているFaxドライバ207は、送信履歴の表示機能を持っていないので、ユーザが、送信履歴の表示を指示した場合も、送信履歴の表示を行うことはできない。その際に表示されるエラーメッセージのUIについては後述する図9で説明する。なお、図3では説明のためコンテキストメニュー308と3010との両者が表示されているが、実際にはマウスカーソルで選択された何れかのFax送信ボタンについてコンテキストメニューが表示される。
ここで、Fax送信ボタン309は、第2の属性のFaxドライバのオブジェクトの一例である。
図4は、ファイル管理アプリケーションのFax送信UIの一例を示す図である。
Fax送信UIは、ファイル管理アプリケーション301が提供する機能のひとつである。Fax送信ボタン307にファイルをドロップするか、又はコンテキストメニュー308からFaxの送信を選択することで表示される。
Fax送信UI401は、選択されているファイル304をFax送信しようとしたときのUI(画面)である。Fax送信UI401は、アドレス情報402を持つ。アドレス情報402は、Fax送信に必要な情報であり、Faxの送り先番号や宛先名が表示される。その他、アドレス情報402は、Fax回線の種別等もあってよい。1つのファイルを複数の宛先に送る、同報送信を行う場合は、複数のアドレス情報を表示することが可能である。403は、アドレス追加ボタンである。ユーザは、アドレス追加ボタン403から送信先のアドレスを追加することができる。404は、Fax送信ボタンである。ユーザは、Fax送信ボタン404を押すことでFax送信を指示することができる。ファイル管理アプリケーション301からのFax送信指示はOS202を介しFaxドライバ205に届けられる。そして、Faxドライバ205によってFax送信が行われる。
次に、ファイル管理アプリケーション301のFax送信時のフローチャートを説明する。図5は、ファイル管理アプリケーションの情報処理の一例を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、図1の情報処理装置で実行される。図1の情報処理装置は、フローチャートを実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶媒体に記憶する。システム或いは装置のCPU101が、RAM102やハードディスク(HD)111に格納されたプログラムコードを読み出しフローチャートの各処理を実行する。 これは以降のフローチャートにおいて共通である。
以降のフローチャート及び実施形態で使用される、「送信画像」とはFax送信を行った際のデータを画像化して保存した電子データファイルである。画像フォーマットはどのようなものでもよい。またサムネイルのように画像の内容が判別できるようなものであってもよい。送信画像の作成は、Faxドライバ205又はファイル管理アプリケーション301で行われる。
図5のフローチャートは、ユーザによって図3のコンテキストメニュー308から、Faxの送信が指示されたときの、ファイル管理アプリケーション301の処理である。
まず、S501において、ファイル管理アプリケーション301は、ユーザからのFaxの送信指示を受け取る。
次にS502において、ファイル管理アプリケーション301は、ファイル管理アプリケーション301が保持している、「送信画像を保存する」の設定値が、有効であるか無効であるかを取得する。
ファイル管理アプリケーション301は、Fax送信時に画像を保存するかどうかをアプリケーションの設定値に持つことにより、Fax送信時にユーザに逐次指示させなくてもFax送信時に画像を保持するかどうかをFaxドライバに指定することができる。
次にS503において、送信画像を保持する設定になっていた場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S504に進む。送信画像を保持しない設定になっていた場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S508に進む。
S504において、ファイル管理アプリケーション301は、Faxドライバ205に対し、送信画像の保存が可能かどうかを問い合わせる。これは、OS202に複数のFaxドライバがインストール可能であるため、全てのドライバが送信画像を保存できるわけではないからである。Faxドライバ205から送信画像が保存可能であると通知された場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S505に進む。送信画像が保存可能ではないと通知された場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S506に進む。また、ファイル管理アプリケーション301と連携していないFaxドライバ等、問い合わせの応答がなかった場合も、ファイル管理アプリケーション301は、S506に進む。
次にS505において、ファイル管理アプリケーション301は、Faxドライバ205に対し、送信画像を保存してFax送信するように指示する。OS202を介し、Faxドライバ205は、ファイル管理アプリケーション301からの指示を受け、Fax送信を行い、送信した画像の保存を行う。
S506は、Faxドライバ205が送信画像を保存できなかった場合の処理である。S506において、ファイル管理アプリケーション301は、送信画像を保存せずにFax送信を行うかどうかのメッセージを表示させる。
そして次にS507において、ファイル管理アプリケーション301は、S506で表示させたメッセージに対するユーザからの応答を待つ。ファイル管理アプリケーション301は、ユーザからFax送信を行うという指示を受けた場合は、S508に進む。ファイル管理アプリケーション301は、ユーザからFax送信を行わない指示を受けた場合は、Fax送信指示をFaxドライバ205に送らずに、Fax送信処理を終える。
S508において、ファイル管理アプリケーション301は、Faxドライバに対し、送信画像を保存せずにFax送信するように指示する。OS202を介し、Faxドライバ205は、ファイル管理アプリケーション301からの指示を受け、Fax送信を行う。Faxドライバ205は、送信した画像の保存は行わない。
図6は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのメッセージUIの一例を示す図である。
図6のUIは、図5の処理フローのS506で表示されるメッセージUIである。メッセージUI601は、ファイル管理アプリケーション301が表示する。S504において、Fax送信画像の保存ができないと判断されたので、メッセージUI601が表示され、ユーザは、送信画像の保存をしないでFax送信を行うかどうかを選択することができる。メッセージUI601の選択肢による判断は、S507で行われる。即ち、ファイル管理アプリケーション301は、ユーザによって、「はい」が選択された場合はS508に進み、「いいえ」が選択された場合は図5に示す処理を終了する。
図7は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのFax送信履歴を表示するフローチャートである。図7のフローチャートは、ユーザによって図3のコンテキストメニュー308から、送信履歴の表示が指示されたときの、ファイル管理アプリケーション301の処理である。
まず、S701において、ファイル管理アプリケーション301は、ユーザからのFaxの送信履歴を表示する指示を受け取る。次にS702において、ファイル管理アプリケーション301は、ユーザが選択したオブジェクトに対応するFaxドライバに対し、送信履歴の表示が可能かどうかを問い合わせる。これは、OS202に複数のFaxドライバがインストール可能であるため、全てのドライバが送信履歴の表示機能を有するわけではないからである。例えば、オブジェクト307が選択された場合、Faxドライバ205から送信履歴の表示が可能であると通知されるため、ファイル管理アプリケーション301は、S703に進む。送信履歴の表示ができないと通知された場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S704に進む。また、ファイル管理アプリケーション301と連携していないFaxドライバ等において、問い合わせの応答がなかった場合も、ファイル管理アプリケーション301は、S704に進む。例えば、送信履歴の表示機能を持たないFaxドライバ207に対し、送信履歴の表示が可能かどうかを問い合わせた場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S704に進むことになる。
次にS703において、ファイル管理アプリケーション301は、Faxドライバ205に対し、送信履歴画面の表示をするように指示する(表示指示)。OS202を介し、Faxドライバ205は、ファイル管理アプリケーション301からの指示を受け、Fax送信履歴の表示を行う。
S704は、Faxドライバ205が送信履歴の表示ができなかった場合の処理である。S704において、ファイル管理アプリケーション301は、送信履歴を表示できないというメッセージを表示する(メッセージ表示)。そして、ファイル管理アプリケーション301は、図7に示す処理を終了する。
図8は、FaxドライバのFax送信履歴のUIの一例を示す図である。
FAXドライバは、ファイル管理アプリケーション301から、OS202を介して送信履歴の画面を表示するための指示を受け付ける(例えばS505の指示)。この指示により、Fax送信履歴UI801がドライバ205により表示される。Fax送信履歴UI801は、Faxドライバ205から送信したFaxの送信履歴を表示する。送信履歴とは、送信したFaxの画像と、アドレス情報と、である。
アドレス情報とは、Fax送信時のジョブ名、日時、枚数、宛先名、Fax番号である。
802は、Fax画像プレビューである。履歴表示欄803は、Fax送信時のジョブ名、日時、枚数を表示する。番号表示欄804は、宛先名、Fax番号を表示する。Fax送信は一度に複数の相手に送信する同報送信が可能なので、Fax送信履歴UI801のように、履歴表示欄803と、番号表示欄804と、が分けて表示される。履歴表示欄803で選択されたジョブと、番号表示欄804とFax画像プレビュー802とは連動している。
図9は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションのメッセージUIの一例を示す図である。
図9のUIは、図7の処理フローのS704で表示されるメッセージUIである。メッセージUI901は、ファイル管理アプリケーション301が表示する。S704において、Fax送信履歴の表示ができないと判断されたので、ファイル管理アプリケーション301は、メッセージUI901を使いユーザにその旨を伝える。
以上のように、本実施形態ではファイル管理アプリケーション301からFaxドライバ205にFax送信画像を保存する指示を行う。そしてファイル管理アプリケーション301からFaxドライバ205のUIを表示させ送信画像の表示を行うことができる。なお、本願では図3の送信履歴の表示の指示を受け付けてから図7の処理を行っていた。しかしながら、ファイル管理アプリケーション301が予め各FAXドライバの機能を取得しておき、ユーザがマウスをオブジェクトに重ねた段階で「送信履歴の表示」メニューを選択できないようにコンテキストメニューを表示しても良い。例えば、オブジェクト309にマウスが重ねられた場合、ファイル管理アプリケーション301は、「送信」メニューは選択できるが、「送信履歴の表示」を選択できないコンテキストメニュー3010を表示しても良い。
<実施形態2>
実施形態1では、ファイル管理アプリケーション301がFaxドライバ205に指示を行い、送信履歴と送信画像とを管理する方法を説明した。しかしながら、情報処理装置201の予期せぬシャットダウンやファイル管理アプリケーション301の予期せぬ終了により、Faxドライバ205が送信時に、画像保存までかならず成功するとは限らない。その際に、送信画像と送信履歴とをとりこぼすと履歴としての価値が薄くなってしまう。そこで、実施形態2ではFaxドライバ205に指示を行う手段と、ファイル管理アプリケーション301で履歴を管理する手段とを合わせた方法を説明する。 本実施形態は、図1、図2、図4〜図9に関しては実施形態1と同様であるので説明を省略する。本実施形態のファイル管理アプリケーションは、Fax送信履歴UI801を使用しないで、送信履歴を表示する手段を備える。
図10は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーション301のUIの一例を示す図である。
図10のUI1001は、ファイル管理アプリケーション301により表示される。図3と同様の部分には、302、303、305、307、309と記述したので詳細な説明は省略する。フォルダツリービュー1002は、送信履歴というフォルダがあり、ユーザによって選択されている。この選択されているフォルダ内でFax送信した画像が管理される。送信画像ファイル1004は、ファイルビュー1003内で選択されているファイルである。1005は、プレビューである。プレビュー1005においてユーザは選択されている送信画像ファイル1004のプレビューを見ることができる。ファイルプロパティ1006は、送信画像のファイルプロパティであり、選択されている送信画像ファイル1004の送信履歴が表示される。ファイルプロパティ1006とファイルプロパティ306との違いは、アドレス情報である、履歴表示欄と番号表示欄とが加えられている。これにより、ユーザは、送信画像ファイル1004を選択することで、送信画像ファイル1004のアドレス情報もわかるようになっている。
図11は、ファイル管理アプリケーションによって使用されるメタデータファイルの一例を示す図である。なお、図11はFAXドライバが正常にFAX送信を完了することで生成されるメタデータである。
メタデータファイル1101は、図1の情報処理装置のROM103又はハードディスク111の記憶領域を利用し、ファイル管理アプリケーションにより作成されるデータの構造体である。
メタデータファイル1101は、ファイル管理アプリケーションがファイルを管理するために作成し、使用する。ファイル管理アプリケーションは、このメタデータファイル1101の記述を読み取って、ファイルプロパティ1006を表示する。メタデータファイル1101は、マークアップ言語のように、特定の記号で区切られデータを格納する構成である。そのためファイル検索用のキーワード等を付与する等、拡張することができる。本実施形態では、Fax送信履歴の場合の説明を行う。
1102は、Fax送信結果領域である。Fax送信結果領域1102には、Fax送信時の結果が記述される。Fax送信結果領域1102ではSUCCESSというデータであり、Fax送信及び送信画像の保存に成功したということを表す。ファイル管理アプリケーション301は、SUCCESS以外にエラーを表す文字列や、エラーコード数値等、Faxドライバの仕様に合わせて値を記述することができる。
1103は、画像ファイル領域である。画像ファイル領域1103には、メタデータファイル1101と関連付く画像ファイル名が記述される。ファイル管理アプリケーション301は、画像ファイル領域1103を読み取ることで、メタデータと画像とを一意に特定することができる。
1104は、アドレス情報領域である。画像ファイル領域1103に記述されている送信画像ファイルが、Fax送信された宛先がアドレス情報領域1104に記述される。宛先は、同報送信のように必ずしもひとつではない。
以上のように、ファイル管理アプリケーション301は、管理している画像ファイルとそのメタデータファイル1101とを使い、図8のFax送信履歴UI801と同等の情報を、ファイル管理アプリケーション301内に表示することができる。
図12は、ユーザによって図3のコンテキストメニューから、Faxの送信が指示されたときの、ファイル管理アプリケーションの情報処理の一例を示すフローチャートである。
S1200において、ファイル管理アプリケーション301は、Fax送信の指示を受ける。
次にS1201において、ファイル管理アプリケーション301は、作業用のテンポラリフォルダに、メタデータファイルを作成する。作業用のテンポラリフォルダはファイル管理アプリケーション301で管理する前のフォルダであり、ファイル管理アプリケーション301の動作の妨げにならなければどこでもよい。テンポラリフォルダは、所定のフォルダの一例である。
次にS1202において、ファイル管理アプリケーション301は、メタデータファイルにFax送信のアドレス情報を追記する。Fax送信のアドレス情報はFax送信UI401でユーザが入力した値である。S1202で作成されたメタデータファイルがメタデータファイル1301となる。
次にS1203において、ファイル管理アプリケーション301は、Faxドライバに対し、送信画像を保存してFax送信するように指示する。このときファイル管理アプリケーション301からFaxドライバに対し、送信画像の作成先を指定する。この作成先はS1202のテンポラリフォルダである。Faxドライバ205は、OS202を介しファイル管理アプリケーション301からの指示を受け、Fax送信を行い、送信した画像の保存をテンポラリフォルダに行う。
S1201〜S1203の処理は、第1の指示の処理の一例である。
次にS1204において、ファイル管理アプリケーション301は、Fax送信が正常に行われたかどうかを判断する。正常に送信された場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S1205に進む。なんらかのエラーが発生していた場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S1210に進む。なお、S1204は、ファイル管理アプリケーション301が、FAXドライバからFAX送信が成功したか否かを示す情報を受け取ることで実行される。
S1205において、ファイル管理アプリケーション301は、テンポラリフォルダに、Faxドライバ205が作成したアドレス情報ファイル1401があるかどうか判断する。アドレス情報ファイル1401が見つかった場合は、ファイル管理アプリケーション301の処理は、S1206に進む。アドレス情報ファイル1401が存在しなかった場合は、ファイル管理アプリケーション301の処理は、S1210に進む。
S1206において、ファイル管理アプリケーション301は、アドレス情報ファイル1401を読み取り、アドレス情報ファイル1401に対応するFax送信画像がテンポラリフォルダに存在しているか判断する。Fax送信画像が存在していた場合は、ファイル管理アプリケーション301の処理は、S1207に進む。Fax送信画像が存在しなかった場合は、ファイル管理アプリケーション301の処理は、S1211に進む。
S1207において、ファイル管理アプリケーション301は、メタデータファイル1301のアドレス情報領域1304等にアドレス情報ファイル1401の情報等を上書きする。この処理によって、メタデータファイル1301は、アドレス情報ファイル1401と同等の情報をもつことになる。このS1207の処理は、Fax送信指示の際のアドレス情報を、Fax送信後のアドレス情報で上書きしている。したがって、基本的に両者は一致する値となる。なお、S1207の処理の詳細は、後述する図15において説明する。 次にS1208において、ファイル管理アプリケーション301は、テンポラリフォルダ内のアドレス情報ファイル1401を削除する。そして、ファイル管理アプリケーション301の処理は、S1209に進む。
S1209において、ファイル管理アプリケーション301は、テンポラリフォルダ内の、送信画像ファイルとメタデータファイル1301を、ファイル管理アプリケーション301の送信履歴フォルダに移動させる。この処理を行うことで、図10のファイルビュー1003に送信済み画像が表示されるようになる。
S1204〜S1209の処理は、第1の制御の処理の一例である。
上述したように、S1205においてアドレス情報ファイル1401が存在しなかった場合は、ファイル管理アプリケーション301の処理は、S1210に進む。S1210において、ファイル管理アプリケーション301は、メタデータファイル1301のFax送信結果領域1302に送信エラーである情報を記述する。メタデータファイル1301とFax送信結果領域1302との詳細は図13にて説明する。
また、上述したように、S1206においてFax送信画像が存在しなかった場合は、ファイル管理アプリケーション301の処理は、S1211に進む。S1211において、ファイル管理アプリケーション301の処理は、メタデータファイル1301のFax送信結果領域1302に画像作成エラーである情報を記述する。
S1210、S1211の処理が実行された場合、Faxドライバ205によって送信画像が作成されていない。したがって、S1212において、ファイル管理アプリケーション301は、エラー用に用意してある画像をテンポラリフォルダに複製し、疑似的に送信画像の代わりとして使用する。
次にS1213において、ファイル管理アプリケーション301は、S1201で作成されたメタデータファイル1301の画像ファイル領域1303に、S1212で複製されたエラー用の画像をメタデータファイル1301に関連付けるように記述する。これによりFAX送信がエラーで完了した場合でも、図4を使って選択したアドレス情報とエラー用の画像を使った履歴情報を提供することができる。そのため、ユーザは画像を見ながら履歴を確認することが可能となり、操作性が向上する。
図13は、ファイル管理アプリケーションによって使用されるメタデータファイルの一例を示す図である。
メタデータファイル1301は、図1の情報処理装置のROM103又はハードディスク111の記憶領域を利用し、ファイル管理アプリケーション301が作成するデータの構造体である。
メタデータファイル1301は、ファイル管理アプリケーション301によってS1201の処理で作成される。メタデータファイル1301は、Fax送信結果領域1302と、画像ファイル領域1303と、アドレス情報領域1304とを持つ。しかしながら、S1201のタイミングではFax送信する前なので、Fax送信結果領域1302と、画像ファイル領域1303とには何も値が記述されていない。アドレス情報領域1304には、実際にFaxを送信する前に宛先が決められるので値が記述される。具体的には、ファイル管理アプリケーションが提供する図4の画面を使って選択したアドレス情報が記述される。
図14は、Faxドライバが作成するアドレス情報ファイルの一例を示す図である。
アドレス情報ファイル1401は、図1の情報処理装置のROM103又はハードディスク111の記憶領域を利用し、Faxドライバ205が作成するデータの構造体である。アドレス情報ファイル1401は、ファイル管理アプリケーション301のS1203の処理によって、Faxドライバ205が作成する。アドレス情報ファイル1401には、Fax送信に関する情報が記述されている。アドレス情報ファイル1401は、画像ファイル領域1402と、ジョブ情報領域1403と、アドレス情報領域1404とを持つ。画像ファイル領域1402には、Faxドライバ205が作成したFax送信画像のファイル名が記述される。ジョブ情報領域1403には、Fax送信時のジョブ情報が記述される。ジョブ情報とは、ジョブ名、枚数、送信時刻である。アドレス情報領域1404には宛先名と、Fax番号とが記述される。複数、宛先がある場合は、アドレス情報ファイル1401は、複数の情報を記述することができる。
図15は、ファイル管理アプリケーションによって使用されるメタデータファイルの一例を示す図である。
メタデータファイル1501は、図1の情報処理装置のROM103又はハードディスク111の記憶領域を利用し、ファイル管理アプリケーション301が作成するデータの構造体である。
メタデータファイル1501は、ファイル管理アプリケーション301によってS1207の処理で作成される。ファイル管理アプリケーション301は、S1207の処理によって、メタデータファイル1301にアドレス情報ファイル1401の内容を加えメタデータファイル1501を作成する。
Fax送信結果領域1302に送信結果を加え、送信結果領域1502となる。S1207において送信は成功しているので、ファイル管理アプリケーション301は、「SUCCESS」を値として書き込んでいる。画像ファイル領域1303に、アドレス情報ファイル1401の画像ファイル領域1402の値が書き込まれ、画像ファイル領域1503となる。これによりメタデータファイル1501と画像ファイルとが関連付けられる。ジョブ情報領域1504には、ジョブ情報領域1403の値が書き込まれる。アドレス情報領域1304に、アドレス情報領域1404の値が書き込まれ、アドレス情報領域1505となる。S1207においては、送信が成功しているので、アドレス情報領域1304とアドレス情報領域1505とは結果的に同じ値となるが、アドレス情報領域1404により上書きされることで、Faxドライバ205のアドレス情報となることが重要である。
ファイル管理アプリケーション301は、アドレス情報ファイル1401の情報を加えたメタデータファイルを持つことによってファイルビュー1003、プレビュー1005、ファイルプロパティ1006にFax送信画像を表示させることができるようになる。
次に、ファイル管理アプリケーション301の起動時の処理を説明する。
図16は、ファイル管理アプリケーションの起動時の情報処理の一例を示すフローチャートである。
S1601において、ファイル管理アプリケーション301は、作業用のテンポラリフォルダを探索する。
次にS1602において、ファイル管理アプリケーション301は、テンポラリフォルダにメタデータファイル1301又はメタデータファイル1501があるかを判断する。どちらのメタデータファイルがあるかはファイル管理アプリケーション301の前回の終了の仕方によって異なる。メタデータファイルが見つからなかった場合は、ファイル管理アプリケーション301は、図16に示すフローチャートを終了する。この場合は、ファイル管理アプリケーション301は、終了時にとりこぼした送信履歴がないことになる。具体的にはS1606(S1209)によりテンポラリフォルダ内の画像とメタデータファイルは送信履歴フォルダに移動されるため、メタデータファイルが無い状態は、とりこびした送信履歴がないことを示す。S1602においてメタデータファイルが見つかった場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S1603に進む。
S1603において、ファイル管理アプリケーション301は、テンポラリフォルダにアドレス情報ファイルがあるかどうかを判断する。アドレス情報ファイルがあった場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S1604に進む。アドレス情報ファイルがなかった場合は、ファイル管理アプリケーション301は、S1607に進む。S1604に進んだ場合、メタデータファイルとアドレス情報ファイルとが存在していることにより、図12のS1207以降の処理が正しく行われなかったことになる。S1207以降の間に、ファイル管理アプリケーション301が強制終了した場合等が考えられる。なお、S1604〜S1606の処理は、S1207〜S1209と同様なので説明は省略する。
S1607に進んだ場合、メタデータファイルのみ存在していることにより、図12のS1205等でFaxドライバ205がアドレス情報ファイル1401の作成に失敗したことになる。なお、S1607〜S1609の処理は、S1210、S1212、S1213と同様なので説明は省略する。
以上のように本実施形態では、ファイル管理アプリケーション301がFaxドライバ205より取得したアドレス情報ファイル1401と送信画像とを関連付けて保持し表示することができる。また送信時エラーになった場合、ファイル管理アプリケーション301が異常終了した場合にも、画像を使った履歴情報を提供することができ、Fax送信における履歴管理の利便性が向上する。
<実施形態3>
実施形態1、2では、ファイル管理アプリケーション301、がFaxドライバ205に指示を行い、送信履歴と送信画像とを管理する方法を説明した。しかしながら、全てのFaxドライバが送信画像を作成する機能を有しているわけではないという課題がある。実施形態3ではFaxドライバが送信画像を作成できない場合の処理を説明する。
本実施形態は、図1、図3〜図16に関しては実施形態1、2と同様であるので説明を省略する。実施形態3は実施形態1、2の図12の処理フローチャートに処理を加えたものである。
図17は、本実施形態に適応可能な情報処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
1701は、図1の情報処理装置である。図17の情報処理装置のソフトウェアの構成は、図2の情報処理装置のソフトウェアの構成にFaxドライバ1707を加えた構成である。図2と同様の部分には、202〜206と記述したので詳細な説明は省略する。
Faxドライバ1707は、OS202にインストールされているドライバのひとつである。Faxドライバ1705(205)との違いは、送信した画像を作成する機能を持たないことである。ドライバUI1708は、Faxドライバ1707のUI部分である。
図18は、ファイル管理アプリケーションの情報処理の一例を示すフローチャートである。
S1801において、ユーザによってFaxの送信指示を受け取ったファイル管理アプリケーション301は、Faxドライバに送信画像を作成する機能があるかどうかを判断する。ファイル管理アプリケーション301は、送信画像を作成する機能があるかどうかを、Faxドライバの有する機能能力を取得するインタフェース等を使用して判断したり、又はドライバ名称等から判断したりしてもよい。
ファイル管理アプリケーション301は、送信画像を作成する機能がある場合は、S1806に進む。これはFaxドライバ205に対しての場合である。S1806の処理は実施形態1の図12と同様なので説明を省略する。
S1806の処理は、第2の制御の処理の一例である。
ファイル管理アプリケーション301は、送信画像を作成する機能がない場合は、S1806に進む。これはFaxドライバ1707がFAX送信ドライバとして選択された場合の処理に対応する。
次にS1802において、ファイル管理アプリケーション301は、テンポラリフォルダにFax送信用のデータから、画像を作成する。作成する画像は、サムネイルのようなものでもよい。
次にS1803において、ファイル管理アプリケーション301は、メタデータファイル1301を作成し、画像ファイル領域1303にS1802で作成した画像のファイル名を値として記述する。
次にS1804において、ファイル管理アプリケーション301は、Faxドライバ1707にFax送信の指示を出す。
S1802〜S1804の処理は、第2の指示の処理の一例である。
次にS1805において、ファイル管理アプリケーション301は、メタデータファイルと画像とを移動させる。これはS1209の処理と同様である。
以上のように本実施形態では、実施形態1、2に加え、Fax送信画像を作成する機能をもたないFaxドライバ1707が選択された場合においても、FAX送信された画像をファイル管理アプリケーション301が表示できる。これにより、ユーザの利便性が向上する。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、Faxドライバから送信した画像を保存することを可能とすることができる。また、このことにより、従来の宛先や送信日のみの履歴管理よりも利便性が向上する。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (14)

  1. 第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、
    前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像の履歴画面を表示することを指示する表示指示手段と、
    前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、送信画像の履歴画面を表示することができないことを示すメッセージを表示するメッセージ表示手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信画像の保存が指示された場合、前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像を保存してFax送信することを指示し、前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信画像の保存が指示された場合、前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像を保存しないでFax送信することを指示する送信指示手段を更に有する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の属性のFaxドライバとは、送信画像の履歴の表示機能及び送信画像の保存機能を有するFaxドライバであり、
    前記第2の属性のFaxドライバとは、送信画像の履歴の表示機能及び送信画像の保存機能を有さないFaxドライバである請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、
    前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対してFax送信が指示された場合、所定のフォルダにメタデータファイルを作成し、前記メタデータファイルにFax送信のアドレス情報を追記し、前記第1の属性のFaxドライバに対してテンポラリフォルダに送信画像を作成し、Fax送信を行うことを指示する第1の指示手段と、
    前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対してFax送信が指示された場合、所定のフォルダにFax送信するデータの画像を作成し、前記所定のフォルダにメタデータファイルを作成し、前記画像と前記メタデータファイルとを関連付け、前記第2の属性のFaxドライバに対してFax送信を行うことを指示する第2の指示手段と、
    を有する情報処理装置。
  5. 前記第1の指示手段によりFax送信の指示がなされたあと、Fax送信が正常に行われ、所定のフォルダに前記第1の属性のFaxドライバが作成したアドレス情報ファイルが存在し、前記アドレス情報ファイルに対応する送信画像が存在する場合、前記第1の指示手段が追記したメタデータファイルのアドレス情報を前記アドレス情報ファイルのアドレス情報で上書きし、送信画像とメタデータファイルとを関連付け、前記アドレス情報ファイルを削除したのち、前記関連付けた送信画像とメタデータファイルとを送信履歴フォルダに移動させる第1の制御手段と、
    前記第2の指示手段によりFax送信の指示がなされたあと、前記第2の指示手段により関連付けられた所定のフォルダ内の画像とメタデータファイルとを送信履歴フォルダに移動させる第2の制御手段と、
    を更に有する請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の属性のFaxドライバとは、送信画像を作成する機能を有するFaxドライバであり、
    前記第2の属性のFaxドライバとは、送信画像を作成する機能を有さないFaxドライバである請求項4又は5記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示ステップと、
    前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像の履歴画面を表示することを指示する表示指示ステップと、
    前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、送信画像の履歴画面を表示することができないことを示すメッセージを表示するメッセージ表示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  8. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示ステップと、
    前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対してFax送信が指示された場合、所定のフォルダにメタデータファイルを作成し、前記メタデータファイルにFax送信のアドレス情報を追記し、前記第1の属性のFaxドライバに対してテンポラリフォルダに送信画像を作成し、Fax送信を行うことを指示する第1の指示ステップと、
    前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対してFax送信が指示された場合、所定のフォルダにFax送信するデータの画像を作成し、前記所定のフォルダにメタデータファイルを作成し、前記画像と前記メタデータファイルとを関連付け、前記第2の属性のFaxドライバに対してFax送信を行うことを指示する第2の指示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示ステップと、
    前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像の履歴画面を表示することを指示する表示指示ステップと、
    前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信履歴の表示が指示された場合、送信画像の履歴画面を表示することができないことを示すメッセージを表示するメッセージ表示ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  10. 前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信画像の保存が指示された場合、前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像を保存してFax送信することを指示し、前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対して送信画像の保存が指示された場合、前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対応するFaxドライバに対して送信画像を保存しないでFax送信することを指示する送信指示ステップを更に実行させるための請求項9記載のプログラム。
  11. 前記第1の属性のFaxドライバとは、送信画像の履歴の表示機能及び送信画像の保存機能を有するFaxドライバであり、
    前記第2の属性のFaxドライバとは、送信画像の履歴の表示機能及び送信画像の保存機能を有さないFaxドライバである請求項9又は10記載のプログラム。
  12. コンピュータに、
    第1の属性のFaxドライバのオブジェクト及び第2の属性のFaxドライバのオブジェクトを表示するオブジェクト表示ステップと、
    前記第1の属性のFaxドライバのオブジェクトに対してFax送信が指示された場合、所定のフォルダにメタデータファイルを作成し、前記メタデータファイルにFax送信のアドレス情報を追記し、前記第1の属性のFaxドライバに対してテンポラリフォルダに送信画像を作成し、Fax送信を行うことを指示する第1の指示ステップと、
    前記第2の属性のFaxドライバのオブジェクトに対してFax送信が指示された場合、所定のフォルダにFax送信するデータの画像を作成し、前記所定のフォルダにメタデータファイルを作成し、前記画像と前記メタデータファイルとを関連付け、前記第2の属性のFaxドライバに対してFax送信を行うことを指示する第2の指示ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  13. 前記第1の指示ステップによりFax送信の指示がなされたあと、Fax送信が正常に行われ、所定のフォルダに前記第1の属性のFaxドライバが作成したアドレス情報ファイルが存在し、前記アドレス情報ファイルに対応する送信画像が存在する場合、前記第1の指示ステップが追記したメタデータファイルのアドレス情報を前記アドレス情報ファイルのアドレス情報で上書きし、送信画像とメタデータファイルとを関連付け、前記アドレス情報ファイルを削除したのち、前記関連付けた送信画像とメタデータファイルとを送信履歴フォルダに移動させる第1の制御ステップと、
    前記第2の指示ステップによりFax送信の指示がなされたあと、前記第2の指示ステップにより関連付けられた所定のフォルダ内の画像とメタデータファイルとを送信履歴フォルダに移動させる第2の制御ステップと、
    を更に実行させるための請求項12記載のプログラム。
  14. 前記第1の属性のFaxドライバとは、送信画像を作成する機能を有するFaxドライバであり、
    前記第2の属性のFaxドライバとは、送信画像を作成する機能を有さないFaxドライバである請求項12又は13記載のプログラム。
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