JP2013212341A - 抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水の生成方法及びその装置 - Google Patents

抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水の生成方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は水を極微粒化させてガス状化水となすことにより、迅速且強力な酸化力を持つOHイオンにより抗菌、消臭、浄化を図るガス状化水の製造方法及び製造装置の提供。
【解決手段】 アトマイザーで水を微粒化させたうえ、電場付加によりレイリー分裂せしめて、迅速且強力な酸化力を持つOHイオンを多量に生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は水を物理的電気的に極微粒状のガス状化水とすることにより、長時に亘って抗菌性、消臭性、及び浄化性を発揮せしむる、ガス状化水の製造方法及びその装置に関する。
我が国では高度成長期における自動車社会の抬頭により多量の排気ガスの排出や産業拡大に伴う煤煙の放出に加えて、一般産業製品の価格低減化や生産性向上のうえから有機溶剤や化学薬剤が多量に使用され、更には農作物においても即効性の化学肥料の多量施肥と、これに伴う地力の低下による病害虫被害の激増により多量の農薬使用の悪弊に陥ること、及び畜産ばかりか水産とりわけ養殖においても、育成増大化の見地から餌料に多量の成長ホルモン剤を配合し、且防病のうえから抗生物質の多量使用もなされて来ている。
かかる如く成長期に膨大量に排気排出されてきた有害ガスや煤煙を始め、合成樹脂素材や有機溶剤、可塑剤、化学薬剤等の揮散性有機化合物の拡散或いは排水とともに廃棄され或いは土壌中に浸透する等により大気はもとより水も土壌に亘って、その汚染は極限にまで至っている。
これがため、既に我が国ばかりか先進諸国等においても大気や水ばかりか土壌汚染等により健康維持すら至難となりつつあり、軽度の疾病にも不拘らずウイルス類が容易に侵入繁殖して、重度の疾病となる危険も頻発するにまで至っている。
加えて大気や水及び土壌の汚染は、当然に生産される穀類を始め野菜類や果実類はもとより畜肉や魚肉に至るまで重度に汚染されており、以来今日に至るまでその安全性向上に総力をあげて取組んできている。
而して、近年に至っては建築技術の向上並びに建設資材の改良とが相俟って施設建物の密閉性と断熱性が高まったため、施設建物内が年間を通して温暖化し、細菌類や黴類の恰好の繁殖場所となり、且の繁殖に伴って細菌類や黴類が分泌液の分泌とともに細菌臭や黴臭を発生するばかりか、これらの死骸を餌料として不快害虫が蝟集する等施設建物内は極めて非衛生的となる。
加えて居住用建物においては、ペット類の飼育増加はもとより高齢化社会の進行に伴い居住者の加齢臭ばかりか、在宅介護者の発生により極めて不快な居住空間ともなる。
更に施設建物内には、合成樹脂素材からなる内装材や接着剤や塗料及び可塑剤や有機溶剤ばかりか、収納される家具や調度品もこれら素材が用いられてなり、これら素材が揮散有機物ガスとして施設建物内に滞留して、極めて危険なシックハウス症候群も惹起される結果となっている。
かかる如き問題に対する今日までの解決として、細菌類や黴類の繁殖防止方法としては殺菌成分を含む薬剤を噴霧若しくは散布させる方法が依然としてなされているが、密閉性の高い施設建物内では却って薬剤禍が危惧され、更に消臭に関しても実質的に臭気より強い芳香性の強いマスキング剤でマスキングをする方法が安易になされているものの、マスキング剤は短時に揮散滅失し臭気が復元するばかりか、臭気成分によってはマスキング剤の使用で却って悪臭化が増長される。そして施設建物が広面積に亘る場合には、マスキング剤による全面へのマスキングも不可能となるため、大容量の換気装置を装備させて臭気を含む空気を積極的に外部放散させて消臭を図っているものの、該マスキング剤や換気装置による方法は、施設建物内に付着積層されてなる臭気源に対しては分解や消去作用もなすもので無いから、マスキング剤の揮散滅失や換気装置の停止と共に、再び悪臭が拡散充満し不快な環境となる。
加えて施設建物とりわけ居住用建物や事務所或いは学校等長時に亘って居住者や利用者の利用する施設建物内に揮散溶出する揮散有機物ガスにより招来される健康被害所謂シックハウスやシックスクール等については、オゾンガス若しくはマイナスイオンによる強力な酸化力により揮散有機物ガスを分解消去させることが望ましいとの見地から、一時期多くの開発者により実用化研究がなされてきた。
しかしながら、このオゾンガスやマイナスイオンは水の電気分解や放電等により容易に生成できるものの、これらは化学結合性が迅速且強力であるから、生成と略同時に近傍に揮散浮遊する有機物ガスや有機物等と酸化結合し以後の酸化力が滅失される。
従って施設建物内が揮散有機物ガス等で汚染されていればいる程、オゾンガスやマイナスイオンの生成近傍のみで酸化結合、即ち分解消去がなされるのみで、施設建物内全体に滞留する揮散有機物ガスの分解消去は不可能である。
反面仮令施設建物内に揮散有機物ガスの滞留が僅かな場合でも、電気分解や放電により生成されるオゾンガスやマイナスイオンは生成量も僅かなため、広面積に亘る施設建物への適用には不向きである。
かかる経緯に関して、発明者等は古くから油と水とを微粒化させたうえ相互を均質に分散混合させて、燃費並びに排出ガスの半減化を可能とする油/水の燃焼方法に加え、ガスと水とを均質に分散混合させ燃費並びに排出ガスの半減化を実現する技術も完成し既に多くの先願をなしている。そしてかかるガスと水との分散混合燃料に関してはLPGやLNGではガス粒子径が略1nm程度であって、反面分散混合させる水を蒸散させ若しくは超音波霧化させてもその水粒子径はせいぜい30乃至100μmとされ、かかる状態での相互の均質分散混合は粒径差が大きくなされない。
これがためには蒸散され若しくは超音波霧化された水粒子に高電場を付加せしめて、かかる電場力により水の球形化を破壊して、略800乃至2000の極微粒子所謂レイリー分裂をなすことにより、その粒径も略10乃至20nmの粒径のガス状化水と化し、ガスとの均質分散混合がなされ、以って燃費及び排出ガスの半減化を可能としている。
そして注目すべきは、水粒子をかかる極微粒子となすことにより水の本来的構造たるHOがHとOHとにイオン化したガス状化水の態様と化すことである。
更にかかるガス状化水のOHイオンは極めて迅速且強力な酸化作用を保持することは周知であるばかりか、レイリー分裂により生成されたOHイオンの外表面には、極めて極薄の水包膜が存在することにより、揮散有機物ガス等に接触しても酸化反応が抑制され、極めて長時間に亘る酸化力を保持され、而も長時に亘る酸化力の保持は、揮散有機物ガスの分散消去ばかりか、施設建物内の細菌類や黴類への抗菌性や或いは臭気分子の分解消去即ち消臭性も発揮されることを究明した。
而して水を自然蒸散せしめたうえ高電場を付加させて極微粒子化させてマイナスイオンOHを生成させることが試みられているものの、自然蒸散では形成される水粒子も略30乃至100μm程度と極めて粒径が大きく、従って高電場により微粒化を図ってもせいぜい30乃至100nm程度であり実質的なマイナスイオンOHの生成は僅かであるばかりか、施設建物内の揮散有機物ガスの分解消去や、細菌類及び黴類への抗菌或いは滞留する臭気への消臭も実現しえない。そこで発明者等はアトマイザー若しくはインジェクターにより水を加圧噴霧させて、実質的にその水粒子径を20μm以下に噴霧形成のうえ結露防止と高電場付加により、実質粒径が20nm以下で多量のマイナスイオンを含むガス状化水が生成しえることに想到し本発明に至った。
発明者が解決しようとする課題
本発明は水をアトマイザーやインジェクターでその粒径を20μm以下に噴霧のうえ、結露防止と高電場付加により、その実質粒径が20nm以下の多量のマイナスイオンOHを含むガス状化水の製造方法及び装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
上述の課題を解決するために本発明が採用した技術的手段は、所望のケーシング内にアトマイザー若しくはインジェクターにより水を加圧噴霧させて、その粒径が20μm以下の水粒子を噴霧させたうえ、該水粒子の接触により結露を防止するため、所望温度に調節可能な結露防止部を経由させたうえ、成可く直進方向にその付加電圧が7000乃至20,000Vの電場付加流路内を設けて流通せしめレイリー分裂を図り、以ってその粒径が20nm以下で多量のマイナスイオンOHを含むガス状化水の製造方法及び製造装置に存する。
発明の効果
本発明は上述の如き構成からなるものであって、施設建物内において広範囲に亘って繁殖する細菌類や黴類への繁殖防止即ち抗菌性を始め、施設建物空間内に滞留する臭気分子の分解消去による消臭性、及び施設建物の建築材や内装材或いは収納家具や調度品若しくは機器等備品等から揮散し若しくは溶出し滞留する揮散有機物ガスの分散消去には多量のガス状化水のマイナスイオンOHを生成供給させることで、本発明においてはアトマイザー若しくはインジェクターにより、その粒径が20μm以下の水粒子を加圧噴霧により、従来の自然蒸散に比べて数千乃至数万倍も噴霧形成できるばかりか、噴霧形成される水粒子の粒径も20μm以下のため、高電場によりレイリー分裂が極めて瞬時に且極微粒化されるため、酸化力の高いマイナスイオンOHが膨大量に生成され供給できる。
そして本発明においてはアトマイザーやインジェクターから所要の粒径に噴霧された水粒子が仮令ケーシング部や電場付加流通路との接触で結露発生を防止するため、所要温度に調整できる結露防止部が設けられたうえ電場付加流路内を流通せしむるため、負圧も無く効率良くガス状化水が生成できる。
加えて本発明においては大型膨大量のガス状化水を生成するために多数本のアトマイザーやインジェクターを用い、且電場付加流路を多方向に形成させてガス状イオン化水を生成供給させる場合にも、結露防止部の介在により結露発生も防止される。
水をアトマイザー若しくはインジェクターによりその粒径を20μm以下に噴霧させたうえ、適宜温度に加熱できる結露防止帯を介して結露を防止のうえ、付加電圧が7000乃至20,000Vに付加された電場付加流路内を流通せしめて、その粒径を20nm以下にレイリー分裂せしめてガス状化水を生成する。
以下に本発明実施例を図とともに説明すれば、図1は本発明抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水の製造方法工程図であって、本発明の抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水を極めて広範囲の使用途即ち具体的には住居や事務所を始めホテルやレストラン、外食店舗、病院或いは劇場やホール等、比較的広面積の施設建物内に繁殖し若しくは充満する臭気や揮散有機物ガス等の繁殖防止や分解消去をなすためには、その粒径が20nm以下のガス状化水となすことにより、該ガス状化水の長時に且迅速で強力な酸化力を保持するマイナスイオンOHを多量に供給する必要がある。
そしてこのガス状化水を生成するためには、一次手段として水を可能な限り多量且微粒状となすうえからはアトマイザー若しくはインジェクター等の噴霧具を用いられ且その粒径を20μm以下に形成するために加圧噴霧工程1が用いられる。
かかる加圧噴霧工程1では多量且微粒状の水を形成するに際してアトマイザー若しくはインジェクターの噴霧ノズル径の選択と噴霧圧力により、その粒径では略5乃至20μm、噴霧量で2.5乃至25l/hrまで可能であり、且水の自然蒸散に比べて略数千乃至数万倍以上の形成が可能なことによる。
かくして所要の粒径と形成量により形成された微粒化水は、高電圧を付加させてレイリー分裂を図り、実質的にその粒径が20nm以下好ましくは1乃至10nmにまで極微粒化することにより、引続くレイリー分裂により極微粒状のガス状化水が生成されるとともに、これにより生成されるマイナスイオンOHは多量で迅速且強力な細菌類や黴類の繁殖防止と臭気の分解消去及び揮散有機物ガスの分解消去がなされるものの、アトマイザーやインジェクターからの噴霧水粒子は依然水の態様を有するから噴霧される水粒子が製造装置を形成するケーシング内若しくは電場付加流通路内との接触で、露点の生成による水滴発生も危惧されることから、露点発生を防止する適宜温度に保持できる結露防止工程2で結露防止がなされる。
かくして結露防止工程2により結露発生防止がなされた噴霧水粒子は、ガス状化工程4によりその付加電圧が7000V乃至20000Vの高電場が付加され、且複数の電場付加流通路内を流通させて、高電場力により球形化に復元する水を引裂して略1000倍乃至3000倍程度の極微粒化したガス状化水が生成される。
次に本発明の抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水製造装置について説明すれば、図2は本発明製造装置10の概略説明図であって、本発明は水20を加圧のうえアトマイザー若しくはインジェクター12を用いて多量に且その粒径も20μm以下望ましくは5乃至10μm程度の微粒子13に微粒化させること即ちかかる水20の微粒径を小さくすればする程、引続いてなされるレイリー分裂13の好適な極微粒化が実現されて、これによるプラスイオンHとマイナスイオンOHの生成が促進されることとなる。
ところで水20を加圧のうえ多量に且その粒径も20μm以下の微粒化させる合理的方法としてはアトマイザー若しくはインジェクター12が好都合で、とりわけ本発明においては既に塗付用、散布用、洗浄用、或いは調湿用等多用途に亘って且多種の規格のものが実用化されていることに鑑み、アトマイザー12が選択される。尚インジェクターもアトマイザー12と略同様の構造であるから詳細な説明は省略する。
そしてアトマイザー12はその基本構造上1流体スプレーノズルと2流体スプレーノズルとに区分されるが、本発明においては水20を加圧噴霧させて、多量に且その粒径も20μm以下望ましくは5乃至10μm程度の微粒子13に微粒化させるうえから2流体スプレーノズル12Aが用いられる。
更にこの2流体スプレーノズル12Aは加圧空気と水との気液混合方法として内部混合型12Bと外部混合型12Cとに分けられる。
内部混合型12Bは図3のAに示されてなる如く一方側にエヤー供給口12Dを有し他方側にスプレーノズル12Eが設けられ、且その内部に混合部12Fが形成されたうえ、エヤー供給口12Dと直交する位置に水供給口12Gが設けられてなるもので、エヤー供給口12Dからの加圧空気をスプレーノズル12Eより噴出させることに伴い水供給口12Gからの水20が吸引され噴霧状態で噴霧される。
図3のBは外部混合型12Cの説明図であって、該外部混合型12Cは一方側にエヤー供給口12Hと水供給口12Jが設けられ且エヤー供給口12Hは水供給口12Jを包回するよう形成され、且他方側にはエヤースプレーノズル12Kと水スプレーノズル12Lとが形成された態様のものである。
そして内部混合型12B若しくは外部混合型12Cにより噴霧形成される水の微粒子の粒径は、エヤー供給圧力とスプレーノズル12E若しくはエヤースプレーノズル12K及び水スプレーノズル12Lの噴霧角度等により決定される。
而して本発明抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水製造装置10においては、水20を加圧噴霧させて多量且その粒径も20μm以下の微粒子13となすことから、当然に閉鎖系内で行う必要があり、適宜形状のケーシング11内にアトマイザー12やレイリー分裂のための電場付加流路14等も包被形成されている。
そしてアトマイザー12からの水20の微粒化に係る噴霧は、可能な限り短時間に20μm若しくはそれ以下に噴霧させることが望まれ、噴霧角度では略80乃至110°程度で且噴霧圧力としては0.1乃至0.3MPa程度の加圧が望ましい。
アトマイザー12により水20を粒径において20μm以下の微粒子13となしたうえレイリー分裂のための電場付加流路14に流通させる場合において、微粒子13は依然として水20の性質を保持するためケーシング11の内面若しくは電場付加流路14の入口部分との温度や湿度条件如何によって結露の発生が危惧されることから、アトマイザー12と電場付加流路14との間に、適宜温度に加熱可能な結露防止部15が介在形成されている。
更に考慮すべきは、アトマイザー12より噴霧された微粒子13は成可くケーシング11内面や電場付加流路14の入口部分に直接接触せぬよう成可く垂直方向に配位させることが好適である。
図4は電場付加流路14の例示図であって、図4のAには円筒状に形成された電場付加流路14、図4のBには角筒状に形成された電場付加流路14が描かれてなるもので、該電場付加流路14は、アトマイザー12において粒径が20μm以下に噴霧形成された微粒子13を流通させつつ、その電圧が7000乃至20000Vの高電場を付加せしめ、微粒子13の球形化を引裂して略1000乃至3000倍程度の極微粒化を図り、ガス状化水21を生成させるところである。
これがため図示する如く、外形体14A及び流路仕切壁14Bは絶縁素材例えばセラミックスや合成樹脂素材が用いられる。そしてこの外形体14Aの内面或いは流路仕切壁14Bの内面には電場付加のための一方の電極14Cが薄板状に積層形成され、且この一方の電極14Cに対し円筒状電場付加流路14においては、その流路中央に配した電極支持体14Dの外面に他方の電極14Eが、更に流路仕切壁14Bにおいては対向側に他方の電極14Eが積層形成されてなるもので、これら電極14C及び14Eには、外部トランス15より7000乃至20000Vの直流電圧が付加される構成からなる。
以下に本発明によるガス状化水の抗菌性試験結果を述べれば、試験に使用した試料はガス状化水のOHイオンが1cc当り390個のものを試料1とし、更にOHイオンが1cc当り1170個のものを試料2とし、対照には一般的空気を用いた。
試験方法は大腸菌群を寒天培地に移植のうえ、25°Cのインキュベーター内で試料1、試料2及び対照の培養をし経過時間とともに大腸菌群の変化を測定し抗菌性を判断したもので、結果は表1の通りである。
Figure 2013212341
次に本発明による消臭性試験結果を述べれば試験に使用した試料は、抗菌性試験に用いたガス状化水のOHイオンが1cc当り390個のものを試料1とし、更にOHイオンが1cc当り117個のものを試料2とし、OHイオン無しのものを対照とした。
試験方法は所要濃度のアンモニアガス、ホルムアルデヒドガス及びイソ吉草酸ガス100ccを密閉容器内に貯留し、上記試料ガスを2cc混合密閉し時間経過とともにガス濃度変化を測定して消臭性を判断したもので、結果は表2の通りである。
Figure 2013212341
本発明は少量の生成においては小型装置に形成し所望の施設建物内に配位し、多量の生成においては、既設エヤコン内に供給し施設建物全体の抗菌、消臭、浄化が可能となる。
本発明ガス状化水製造方法の工程図である。 本発明ガス状化水製造装置の概略説明図である。 アトマイザーの2流体スプレーノズル説明図である。 電場付加流路の例示図である。
1 加圧噴霧工程
2 結露防止工程
3 レイリー分裂工程
4 ガス状化水工程
10 本発明製造装置
11 ケーシング
12 アトマイザー
12A 2流体スプレーノズル
12B 内部混合型
12C 外部混合型
12D エヤー供給口
12E スプレーノズル
12F 混合部
12G 水供給口
12H 外部混合型のエヤー供給口
12J 外部混合型の水供給口
12K 外部混合型のエヤースプレーノズル
12L 外部混合型の水スプレーノズル
13 微粒子
14 電場付加流路
14A 外形体
14B 流路仕切壁
14C 一方の電極
14D 電極支持体
14E 他方の電極
15 結露防止部
20 水
21 ガス状化水

Claims (2)

  1. アトマイザー若しくはインジェクターで水を加圧噴霧しその粒径が20μm以下の微粒子となす加圧噴霧工程と、この微粒子による結露を防止する結露防止工程と、結露防止された微粒子に7000乃至20000Vの付加電圧による電場を付加せしめてレイリー分裂させその粒径が20nm以下となすレイリー分裂工程と、このレイリー分裂により迅速且強力な酸化力を有するマイナスイオンOHを多量に含み且その外周囲が水包化されたガス状化水を生成するガス状化水工程とからなる、抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水の製造方法。
  2. 所要の寸法及び形状のケーシングの上部位にはアトマイザー若しくはインジェクターからなる加圧噴霧具が配位され、この加圧噴霧具の下部位には所要温度に調整自在な結露防止部が設けられてなり、且その下部位には加圧噴霧具により噴霧された微粒子を流通せしめて電場を付加させレイリー分裂させる電場付加流路が一体的に包被形成されてなる抗菌、消臭、浄化性を有するガス状化水の製造装置。
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