JP2013210924A - 仮想化システム、ストレージ装置、ストレージデータ移行方法、及びストレージデータ移行プログラム - Google Patents

仮想化システム、ストレージ装置、ストレージデータ移行方法、及びストレージデータ移行プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】システム全体の総電力量を抑えてストレージのデータ移行を行う。
【解決手段】仮想化システムが、仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、ゲストOSに使用される論理ディスクと、論理ディスクを構成する物理ディスクを含む複数のストレージ装置とを備える。移行先のストレージ装置のデータ移行管理手段が、移行開始と同時にPD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、移行元のストレージ装置のI/O管理手段が、論理ディスクを構成する全ての物理ディスクのデータ移行が終了したら、論理ディスクへのI/Oを移行先の論理ディスクへ切り替えるようにホスト計算機に通知し、I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した物理ディスクの稼働の停止をPD稼働停止手段に指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ仮想化環境におけるストレージデータの移行技術に関し、特に、消費電力を考慮したストレージデータの移行技術に関する。
近年、サーバおよびストレージの仮想化が活発になるのと同時に、その仮想化環境をより生かすため、古いサーバやストレージを新装置にリプレースするというケースがある。
また、近年の環境問題に対する人々の関心は年々高まっており、電子装置には高機能、低価格であるだけでなく、省エネルギー化という項目が、ユーザに対するアドバンテージとなってきている。
サーバおよびストレージには、リプレースを見込んだストレージ同士でデータ移行を行うデータ転送機能が存在するが、大規模な環境の場合、そのデータ転送に多くの時間を要し、それにより余分な電力を消費してしまう。そのため、上記問題を解決できる手法が求められている。
ここで、個々のストレージに着目した時に、省電力データコピー方法として、特許文献1にて提案されている方法がある。この方法は、コピー先のPDを普段は停止状態にしておき、コピー時のみ、対象のディスクグループだけを起動して、システム全体の省電力を実現するものである。
また、本発明の関連技術が、特許文献2から特許文献5に開示されている。
特許文献5では、ストレージ間でデータをコピーする旨が記載されている。さらに、特許文献2では、データ移行時間の短いボリュームを優先して移行対象とする旨が記載されている。また、特許文献4においても、所定の優先順位に基づいてデータのコピーを行う旨が記載されている。
特許文献3では、論理ボリューム間のデータ移行処理を実行し、データ移行完了を契機に、論理ボリュームのパス切り替えを行う処理を行う旨が記載されている。
特開2010−049438号公報 特開2008−112293号公報 特開2008−276341号公報 特開2009−211132号公報 特開2010−237989号公報
仮想化環境においてストレージのデータ移行機能を使用してデータ移行を実施する場合、背景技術の方法では、まず移行先のストレージを起動させ、データ移行を実施後、業務を切り替えて移行元のストレージを停止する。しかし、この方法だと、データ移行中に移行元、移行先の両方のストレージを稼動させておく必要があるので、移行中は両方のストレージ分の電力が必要となる。さらに、このストレージ間に帯域制限がある場合は移行に時間がかかるため、システムの消費電力はより余分にかかってしまう。
特許文献1に記載の方法は、ディスクグループ単位で管理されるため、多くのPDを持つディスクグループのコピーを実行する際は多くのPDを稼動状態にしなければならない。このため、ストレージ間のデータ移行を実施する場合は移行処理に時間がかかり、移行中の電力消費の削減は難しいという問題がある。
特許文献3においても、論理ボリュームを構成する物理ディスクの数は考慮されていないため、単に他の特許文献を組み合わせても、移行中の電力消費の削減は難しいという問題がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述の課題を解決し、システム全体の総電力量を抑えてストレージのデータ移行を行う仮想化システム、ストレージ装置、ストレージデータ移行方法、及びストレージデータ移行プログラムを提供することである。
本発明の第1の仮想化システムは、仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備え、ストレージ装置が、物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理手段と、ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理手段と、物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止手段とを含み、移行先のデータ移行管理手段が、移行開始と同時にPD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、移行元のI/O管理手段が、論理ディスクを構成する全ての物理ディスクのデータ移行が終了したら、論理ディスクへのI/Oを移行先の論理ディスクへ切り替えるようにホスト計算機に通知し、I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した物理ディスクの稼働の停止をPD稼働停止手段に指示する。
本発明の第1のストレージ装置は、仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置であって、物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理手段と、ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理手段と、物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止手段とを含み、移行先のデータ移行管理手段が、移行開始と同時にPD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、移行元のI/O管理手段が、論理ディスクを構成する全ての物理ディスクのデータ移行が終了したら、論理ディスクへのI/Oを移行先の論理ディスクへ切り替えるようにホスト計算機に通知し、I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した物理ディスクの稼働の停止をPD稼働停止手段に指示する。
本発明の第1のストレージデータ移行方法は、仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置によるストレージデータ移行方法であって、データ移行管理手段が、物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理ステップと、I/O管理手段が、ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理ステップと、PD稼働停止手段が、物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止ステップとを有し、移行先のデータ移行管理ステップで、移行開始と同時にPD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、移行元のI/O管理ステップで、論理ディスクを構成する全ての物理ディスクのデータ移行が終了したら、論理ディスクへのI/Oを移行先の論理ディスクへ切り替えるようにホスト計算機に通知し、I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した物理ディスクの稼働の停止をPD稼働停止手段に指示する。
本発明の第1のストレージデータ移行プログラムは、仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置によるストレージデータ移行プログラムであって、データ移行管理手段に、物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理処理を実行させ、I/O管理手段に、ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理処理を実行させ、PD稼働停止手段に、物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止処理を実行させ、移行先のデータ移行管理処理で、移行開始と同時にPD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、移行元のI/O管理処理で、論理ディスクを構成する全ての物理ディスクのデータ移行が終了したら、論理ディスクへのI/Oを移行先の論理ディスクへ切り替えるようにホスト計算機に通知し、I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した物理ディスクの稼働の停止をPD稼働停止手段に指示する。
本発明によれば、システム全体の総電力量を抑えてストレージのデータ移行を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるLDマッピングテーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態によるPD稼働停止テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態によるスケジュールテーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態による仮想化システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の効果を示す図である。 本発明の仮想化システムの最小限の構成を示すブロック図である。 本発明のストレージ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
本発明は、1つ以上のサーバに仮想化ソフトウェア(ハイパーバイザー等)がインストールされており、仮想マシン上でGuestOSを起動し、各々のGuestOSにて使用するデータをストレージから割り当てられた論理ディスク(以下LDと称す)に格納しているようなサーバ仮想化環境において、異なるストレージにデータを移行し、移行先で業務を継続させるシステムを想定する。
この2つのストレージは、ストレージ間でデータの転送が出来るデータ移行機能と、使用していない物理ディスク(以下PDと称す)を停止する省電力機能を備えており、サーバおよびお互いのストレージ間で接続されている。
本発明は、上記のようなシステムにおいて、ストレージ内にて運用中のLDのデータ量とアクセス数から、短時間で移行が完了するPDを判断し、短時間で完了するPDから順に移行を実施する。あわせて、移行先ストレージでは移行を開始していないLD配下のPDを停止し、移行元は移行が完了したLD配下のPDを停止することで、電力消費量を抑える。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を以下に詳述する。なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題、その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施形態による開示によって明らかとなるものである。
なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による仮想化システム10の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施の形態による仮想化システム10は、ホスト計算機100と、移行元、移行先の2台のストレージ装置200(200−1、200−2)とを備える。本実施の形態ではストレージ装置200−1を移行元、ストレージ装置200−2を移行先として説明を行う。
ストレージ装置200は、2台以上の物理ディスク(以下PDと称す)から論理ディスク(以下LDと称す)を構築し、ホスト計算機のGuestOSが使用している。また、LDとPDとの関係を示す情報を記録するLDマッピングテーブル201を含む。また、I/O管理手段202を含む。移行先のストレージ装置200のPDは、初期状態では停止しているものとする。
LDマッピングテーブル201の構成例を、図2に示す。LDマッピングテーブル201は、LD番号、PD番号、先頭アドレス、データ量、単位時間当たりのアクセス数、及び移行フラグを関連づけて記憶する。
また、ストレージ装置200は、データ移行機能を備えており、その管理を行うデータ移行管理手段203、データ移行のスケージュールを作成するスケジュール作成手段204、データ移行のスケジュールを記録するスケジュールテーブル205を含む。スケジュールテーブル205の構成例を図4に示す。
さらに、ストレージ装置200はMAID機能も有しており、PDの稼働停止と行うPD稼動停止手段206、PDの稼動停止状態を示すPD稼動停止テーブル207を有する。PD稼動停止テーブル207の構成例を図3に示す。
上記のようなストレージ装置200が2台存在し、ネットワークで接続されているものとする。なお、図1では、説明の便宜上ストレージ装置200−2においてスケジュール作成手段204及びスケジュールテーブル205の図示を省略している。
I/O管理手段202は、一定の間隔で定期的に起動し、LDマッピングテーブル201を参照し、移行が完了したLDがあれば、業務の切り替え指示と移行完了PDの停止指示を行う。また、起動時にホスト計算機100からのI/Oがある場合は、LDアクセス頻度の測定・記録を実施する。
PD稼動停止手段206は、PDの稼動停止の指示を受けてPDを制御し、PD稼動停止テーブル207を更新する。
データ移行管理手段203は、自装置が移行元である場合、ユーザからのデータ移行開始指示を受けて、スケジュール作成指示、データ移行実施を行い、移行完了後はLDマッピングテーブル201の更新をする。
データ移行管理手段203は、自装置が移行先である場合、移行開始通知を受けてPD稼動指示、移行データのPD書き込みを行い、移行完了後はLDマッピングテーブル201の更新をする。
スケジュール作成手段204は、スケジュール作成指示を受けて、LDマッピングテーブル201を参照してスケジュールテーブル205を更新し、作成完了通知を返信する。
(第1の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態による仮想化システム100の動作について、図5を参照して詳細に説明する。また、各手段の動作を図5以降のフローチャートに示す。
データ移行を開始する際、まず、移行元のデータ移行管理手段203が、スケジュール作成手段204にスケジュール作成指示を送る(ステップS501)。
スケジュール作成手段204は、LDマッピングテーブル201を参照し、データ移行が早く完了するPDから順に転送するようなスケジュールを定義し、スケジュールテーブル205に書き込んでから、作成完了通知を返す(ステップS502)。データ移行が早く完了するか否かは、論理ディスクのデータ量及び単位時間あたりのアクセス数に基づいて決まる。
移行元のデータ移行管理手段203は、スケジュール作成手段204から作成完了通知を受けとると、スケジュールテーブル205を参照してデータ移行を開始する(ステップS503)。
移行先のデータ移行管理手段203は、移行開始と同時にPD稼動停止手段206に移行対象のPDの稼動開始を通知する(ステップS504)。稼動開始通知を受けたPD稼動停止手段206は、対象のPDを稼動状態にして、PD稼動停止テーブル207を更新する(ステップS505)。
移行元のデータ移行管理手段203は、移行が完了したPDについて、LDマッピングテーブル201の移行フラグを1にし、その情報を移行先に通知する(ステップS506)。通知を受けた移行先でも、データ移行管理手段203が同様にLDマッピングテーブル201の移行フラグを1にする。
移行元のI/O管理手段202は、LDマッピングテーブル201を参照し、LDを構築する全てのPDの移行フラグが1となっていたら、当該LDへのI/Oを移行先のLDへ切り替えるよう、ホスト計算機100の仮想化ソフトへ通知する(ステップS507)。
I/Oの切り替えが完了したら、I/O管理手段202は、対象のPDの停止をPD稼動停止手段206へ指示する(ステップS508)。指示を受け取ったPD稼動停止手段206は対象PDを停止し、PD稼動停止テーブル207を更新する。
以上の動作を繰り返し、移行元から移行先へのデータ移行が完了となるときは、移行元のPDが全停止、移行先での業務が実行状態となっている。
(第1の実施の形態による効果)
図1のような大規模環境にてデータ移行を実施する際、移行中の同時稼動PDを最小限にするため、アクセス頻度やデータ容量の少ないものから順にデータ転送するスケジュールを作成し、データ転送が完了した移行元のディスクと、データ転送が開始されていない移行先ディスク、つまりデータ移行を実施していないディスクを停止する。これにより、図10の例のように、システム全体の総電力量を抑えることが出来る。
また、本実施の形態では本発明は業務切り替えを仮想化ソフトに通知することで実現しているが、それを静止点確保するソフトウェアに置き換えても、同様の効果を得ることが出来る。
さらに、業務サーバやストレージが複数台あるような環境でも、同様の考え方で短時間かつ省電力なデータ転送を実現できる。
ここで、本発明の課題を解決できる最小限の構成を図11に示す。仮想化システム10が、仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機100と、ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含むストレージ装置200−1〜200−2とを備え、ストレージ装置200−1〜200−2が、物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理手段203と、ホスト計算機100とのI/Oを管理するI/O管理手段202と、物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止手段206とを含み、移行先のデータ移行管理手段203が、移行開始と同時にPD稼働停止手段206に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、移行元のI/O管理手段202が、論理ディスクを構成する全ての物理ディスクのデータ移行が終了したら、論理ディスクへのI/Oを移行先の論理ディスクへ切り替えるようにホスト計算機100に通知し、I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した物理ディスクの稼働の停止をPD稼働停止手段206に指示することで、上述した本発明の課題を解決することができる。
次に、本発明のストレージ装置200のハードウェア構成例について、図12を参照して説明する。図12は、本発明のストレージ装置200のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図12を参照すると、本発明のストレージ装置200は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成であり、CPU(Central Processing Unit)211、RAM(Random Access Memory)等のメモリからなる、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部212、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信部213、入力装置215や出力装置216及び記憶装置217と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部214、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス218を備えている。記憶装置217は、例えば、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
本発明のストレージ装置200の各機能は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、その機能を提供するプログラムを、記憶装置217に格納し、そのプログラムを主記憶部212にロードしてCPU211で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
以上、好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施する時には、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、
前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備え、
前記ストレージ装置が、
前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理手段と、
前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理手段と、
前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止手段とを含み、
移行先の前記データ移行管理手段が、
移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
移行元の前記I/O管理手段が、
前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
ことを特徴とする仮想化システム。
(付記2)
前記ストレージ装置が、
論理ディスクと物理ディスクとの関係を示す情報を格納するLDマッピング情報格納手段と、
前記物理ディスクのデータ移行のスケジュールを作成するスケジュール作成手段とを含み、
前記LDマッピング情報格納手段に格納される情報が、前記物理ディスクのデータ量及び単位時間あたりのアクセス数を含み、
前記スケージュール作成手段が、
前記LDマッピング情報格納手段の情報に基づき、データ移行が早く完了する前記物理ディスクから順にデータ移行が行われるスケジュールを作成する
ことを特徴とする付記1に記載の仮想化システム。
(付記3)
前記LDマッピング情報格納手段に格納される情報が、前記物理ディスクが移行済みであるか否かを示す移行フラグを含み、
移行元の前記データ移行管理手段が、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新し、
移行元の前記I/O管理手段が、
前記移行フラグを参照し、前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したか否かを判断する
ことを特徴とする付記2に記載の仮想化システム。
(付記4)
移行元の前記I/O管理手段が、
一定の間隔で前記移行フラグを参照することを特徴とする付記3に記載の仮想化システム。
(付記5)
移行元の前記データ移行管理手段が、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新すると共に、当該情報を移行先の前記データ移行管理手段に通知し、
移行先の前記データ移行管理手段が、
通知を受けた当該情報に基づき、前記LDマッピングテーブルの前記移行フラグを更新する
ことを特徴とする付記3又は付記4に記載の仮想化システム。
(付記6)
前記ストレージ装置が、
前記スケジュール作成手段が作成した前記スケジュールを格納するスケジュール情報格納手段を備える
ことを特徴とする付記2から付記5の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記7)
前記ストレージ装置が、
前記物理ディスクの稼動状態の情報格納するPD稼働情報格納手段を備える
ことを特徴とする付記1から付記6の何れか1項に記載の仮想化システム。
(付記8)
仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置であって、
前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理手段と、
前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理手段と、
前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止手段とを含み、
移行先の前記データ移行管理手段が、
移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
移行元の前記I/O管理手段が、
前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
ことを特徴とするストレージ装置。
(付記9)
論理ディスクと物理ディスクとの関係を示す情報を格納するLDマッピング情報格納手段と、
前記物理ディスクのデータ移行のスケジュールを作成するスケジュール作成手段とを含み、
前記LDマッピング情報格納手段に格納される情報が、前記物理ディスクのデータ量及び単位時間あたりのアクセス数を含み、
前記スケージュール作成手段が、
前記LDマッピング情報格納手段の情報に基づき、データ移行が早く完了する前記物理ディスクから順にデータ移行が行われるスケジュールを作成する
ことを特徴とする付記8に記載のストレージ装置。
(付記10)
前記LDマッピング情報格納手段に格納される情報が、前記物理ディスクが移行済みであるか否かを示す移行フラグを含み、
移行元の前記データ移行管理手段が、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新し、
移行元の前記I/O管理手段が、
前記移行フラグを参照し、前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したか否かを判断する
ことを特徴とする付記9に記載のストレージ装置。
(付記11)
移行元の前記I/O管理手段が、
一定の間隔で前記移行フラグを参照することを特徴とする付記10に記載のストレージ装置。
(付記12)
移行元の前記データ移行管理手段が、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新すると共に、当該情報を移行先の前記データ移行管理手段に通知し、
移行先の前記データ移行管理手段が、
通知を受けた当該情報に基づき、前記LDマッピングテーブルの前記移行フラグを更新する
ことを特徴とする付記10又は付記11に記載のストレージ装置。
(付記13)
前記スケジュール作成手段が作成した前記スケジュールを格納するスケジュール情報格納手段を備える
ことを特徴とする付記9から付記12の何れか1項に記載のストレージ装置。
(付記14)
前記物理ディスクの稼動状態の情報格納するPD稼働情報格納手段を備える
ことを特徴とする付記8から付記13の何れか1項に記載のストレージ装置。
(付記15)
仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置によるストレージデータ移行方法であって、
データ移行管理手段が、前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理ステップと、
I/O管理手段が、前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理ステップと、
PD稼働停止手段が、前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止ステップとを有し、
移行先の前記データ移行管理ステップで、
移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
移行元の前記I/O管理ステップで、
前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
ことを特徴とするストレージデータ移行方法。
(付記16)
LDマッピング情報格納手段が、論理ディスクと物理ディスクとの関係を示す情報を格納するLDマッピング情報格納ステップと、
スケジュール作成手段が、前記物理ディスクのデータ移行のスケジュールを作成するスケジュール作成ステップとを有し、
前記LDマッピング情報格納ステップで格納される情報が、前記物理ディスクのデータ量及び単位時間あたりのアクセス数を含み、
前記スケージュール作成ステップで、
前記LDマッピング情報格納ステップで格納される情報に基づき、データ移行が早く完了する前記物理ディスクから順にデータ移行が行われるスケジュールを作成する
ことを特徴とする付記15に記載のストレージデータ移行方法。
(付記17)
前記LDマッピング情報格納ステップで格納される情報が、前記物理ディスクが移行済みであるか否かを示す移行フラグを含み、
移行元の前記データ移行管理ステップで、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新し、
移行元の前記I/O管理ステップで、
前記移行フラグを参照し、前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したか否かを判断する
ことを特徴とする付記16に記載のストレージデータ移行方法。
(付記18)
移行元の前記I/O管理ステップで、
一定の間隔で前記移行フラグを参照することを特徴とする付記17に記載のストレージデータ移行方法。
(付記19)
移行元の前記データ移行管理ステップで、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新すると共に、当該情報を移行先の前記データ移行管理手段に通知し、
移行先の前記データ移行管理ステップで、
前記データ移行管理手段が通知を受けた当該情報に基づき、前記LDマッピングテーブルの前記移行フラグを更新する
ことを特徴とする付記17又は付記18に記載のストレージデータ移行方法。
(付記20)
スケジュール情報格納手段が、前記スケジュール作成ステップで作成した前記スケジュールを格納するスケジュール情報格納ステップを有する
ことを特徴とする付記16から付記19の何れか1項に記載のストレージデータ移行方法。
(付記21)
PD稼働情報格納手段が、前記物理ディスクの稼動状態の情報格納するPD稼働情報格納ステップを有する
ことを特徴とする付記15から付記20の何れか1項に記載のストレージデータ移行方法。
(付記22)
仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置によるストレージデータ移行プログラムであって、
データ移行管理手段に、前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理処理を実行させ、
I/O管理手段に、前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理処理を実行させ、
PD稼働停止手段に、前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止処理を実行させ、
移行先の前記データ移行管理処理で、
移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
移行元の前記I/O管理処理で、
前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
ことを特徴とするストレージデータ移行プログラム。
(付記23)
LDマッピング情報格納手段に、論理ディスクと物理ディスクとの関係を示す情報を格納するLDマッピング情報格納処理を実行させ、
スケジュール作成手段に、前記物理ディスクのデータ移行のスケジュールを作成するスケジュール作成処理を実行させ、
前記LDマッピング情報格納処理で格納される情報が、前記物理ディスクのデータ量及び単位時間あたりのアクセス数を含み、
前記スケージュール作成処理で、
前記LDマッピング情報格納処理で格納される情報に基づき、データ移行が早く完了する前記物理ディスクから順にデータ移行が行われるスケジュールを作成する
ことを特徴とする付記22に記載のストレージデータ移行プログラム。
(付記24)
前記LDマッピング情報格納処理で格納される情報が、前記物理ディスクが移行済みであるか否かを示す移行フラグを含み、
移行元の前記データ移行管理処理で、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新し、
移行元の前記I/O管理処理で、
前記移行フラグを参照し、前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したか否かを判断する
ことを特徴とする付記23に記載のストレージデータ移行プログラム。
(付記25)
移行元の前記I/O管理処理で、
一定の間隔で前記移行フラグを参照することを特徴とする付記24に記載のストレージデータ移行プログラム。
(付記26)
移行元の前記データ移行管理処理で、
移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新すると共に、当該情報を移行先の前記データ移行管理手段に通知し、
移行先の前記データ移行管理処理で、
前記データ移行管理手段が通知を受けた当該情報に基づき、前記LDマッピングテーブルの前記移行フラグを更新する
ことを特徴とする付記24又は付記25に記載のストレージデータ移行プログラム。
(付記27)
スケジュール情報格納手段に、前記スケジュール作成ステップで作成した前記スケジュールを格納するスケジュール情報格納処理を実行させる
ことを特徴とする付記23から付記26の何れか1項に記載のストレージデータ移行プログラム。
(付記28)
PD稼働情報格納手段に、前記物理ディスクの稼動状態の情報格納するPD稼働情報格納処理を実行させる
ことを特徴とする付記22から付記27の何れか1項に記載のストレージデータ移行プログラム。
801:CPU
802:主記憶部
803:通信部
804:入出力インタフェース部
805:入力装置
806:出力装置
807:記憶装置
808:システムバス

Claims (10)

  1. 仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、
    前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備え、
    前記ストレージ装置が、
    前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理手段と、
    前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理手段と、
    前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止手段とを含み、
    移行先の前記データ移行管理手段が、
    移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
    移行元の前記I/O管理手段が、
    前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
    前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
    ことを特徴とする仮想化システム。
  2. 前記ストレージ装置が、
    論理ディスクと物理ディスクとの関係を示す情報を格納するLDマッピング情報格納手段と、
    前記物理ディスクのデータ移行のスケジュールを作成するスケジュール作成手段とを含み、
    前記LDマッピング情報格納手段に格納される情報が、前記物理ディスクのデータ量及び単位時間あたりのアクセス数を含み、
    前記スケージュール作成手段が、
    前記LDマッピング情報格納手段の情報に基づき、データ移行が早く完了する前記物理ディスクから順にデータ移行が行われるスケジュールを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想化システム。
  3. 前記LDマッピング情報格納手段に格納される情報が、前記物理ディスクが移行済みであるか否かを示す移行フラグを含み、
    移行元の前記データ移行管理手段が、
    移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新し、
    移行元の前記I/O管理手段が、
    前記移行フラグを参照し、前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の仮想化システム。
  4. 移行元の前記I/O管理手段が、
    一定の間隔で前記移行フラグを参照することを特徴とする請求項3に記載の仮想化システム。
  5. 移行元の前記データ移行管理手段が、
    移行が完了した前記物理ディスクについて、前記移行フラグを更新すると共に、当該情報を移行先の前記データ移行管理手段に通知し、
    移行先の前記データ移行管理手段が、
    通知を受けた当該情報に基づき、前記LDマッピングテーブルの前記移行フラグを更新する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の仮想化システム。
  6. 前記ストレージ装置が、
    前記スケジュール作成手段が作成した前記スケジュールを格納するスケジュール情報格納手段を備える
    ことを特徴とする請求項2から請求項5の何れか1項に記載の仮想化システム。
  7. 前記ストレージ装置が、
    前記物理ディスクの稼動状態の情報格納するPD稼働情報格納手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の仮想化システム。
  8. 仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置であって、
    前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理手段と、
    前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理手段と、
    前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止手段とを含み、
    移行先の前記データ移行管理手段が、
    移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
    移行元の前記I/O管理手段が、
    前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
    前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
    ことを特徴とするストレージ装置。
  9. 仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置によるストレージデータ移行方法であって、
    データ移行管理手段が、前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理ステップと、
    I/O管理手段が、前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理ステップと、
    PD稼働停止手段が、前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止ステップとを有し、
    移行先の前記データ移行管理ステップで、
    移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
    移行元の前記I/O管理ステップで、
    前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
    前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
    ことを特徴とするストレージデータ移行方法。
  10. 仮想マシン上でゲストOSが動作するホスト計算機と、前記ゲストOSに使用される1つ以上の論理ディスクと、前記論理ディスクを構成する複数の物理ディスクを含む2以上のストレージ装置とを備える仮想化システムにおけるストレージ装置によるストレージデータ移行プログラムであって、
    データ移行管理手段に、前記物理ディスクのストレージ間のデータ移行を管理するデータ移行管理処理を実行させ、
    I/O管理手段に、前記ホスト計算機とのI/Oを管理するI/O管理処理を実行させ、
    PD稼働停止手段に、前記物理ディスクの稼働の開始及び停止を行うPD稼働停止処理を実行させ、
    移行先の前記データ移行管理処理で、
    移行開始と同時に前記PD稼働停止手段に移行対象の物理ディスクの稼働開始を指示し、
    移行元の前記I/O管理処理で、
    前記論理ディスクを構成する全ての前記物理ディスクのデータ移行が終了したら、前記論理ディスクへのI/Oを移行先の前記論理ディスクへ切り替えるように前記ホスト計算機に通知し、
    前記I/Oの切り替えが完了したら、移行が完了した前記物理ディスクの稼働の停止を前記PD稼働停止手段に指示する
    ことを特徴とするストレージデータ移行プログラム。
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