JP2013207713A - 局側装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大規模化などを抑えつつ、送信効率を低下させない、局側装置を提供する。
【解決手段】制御部と、N個(Nは1以上の整数)の電気信号処理部と、光信号処理部とを備えて構成される。光信号処理部は、波長設定信号に応じて波長を変更して下り電気信号から下り光信号を生成する、K個(Kは2以上の整数)の波長可変光源、P個の入力ポートと、K個の出力ポートを有し、経路切換信号に応じて経路を切り換えて、K個の波長可変光源のいずれか一つに、下り電気信号を送る電気スイッチ、及び、K個の入力ポートと、Q個(Qは1以上の整数)の出力ポートを有し、K個の波長可変光源のいずれかで生成された下り光信号を選択して出力する光信号選択部を含む光信号処理部と
を含んで構成される。
【選択図】図3

Description

この発明は、局側装置と、分岐された光伝送路、及び、この光伝送路の分岐先に接続される加入者側装置をそれぞれ含む複数のブランチとを含んで構成されるネットワークで用いられる局側装置に関する。
通信事業者の所有する建物(局)と加入者宅を結ぶ通信網は、アクセス系ネットワークと呼ばれる。昨今の通信容量の増大を受け、アクセス系ネットワークでは、光通信を利用することにより膨大な情報量の伝送を可能とする、光アクセス系ネットワークが主流になりつつある。
光アクセス系ネットワークの一形態として受動型光加入者ネットワーク(PON:Passive Optical Network)がある。PONは、局内に設けられる1つの局側装置(OLT:Optical Line Terminal)と、複数の加入者宅にそれぞれ設けられる加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)と、光スプリッタとを備えて構成される。OLT及びONUと、光スプリッタとは、光ファイバで接続される。
OLTと光スプリッタの間の接続には、一芯の光ファイバが用いられる。この一芯の光ファイバは、複数のONUにより共有される。また、光スプリッタは、安価な受動素子である。このように、PONは、経済性に優れ、また、保守も容易である。このため、PONの導入は、急速に進んでいる。
PONでは、各ONUからOLTに送られる信号(以下、上り光信号と称することもある)は、光スプリッタで合波されてOLTに送信される。一方、OLTから各ONUに送られる信号(以下、下り光信号と称することもある)は、光スプリッタで分波されて各ONUに送信される。なお、上り光信号と下り光信号との干渉を防ぐために、上り光信号と下り光信号には、それぞれ異なる波長が割り当てられる。
また、PONでは、様々な多重技術が用いられる。PONで用いられる多重技術には、時間軸上の短い区間を各加入者に割り当てる時分割多重(TDM:Time Division Multiplex)技術、異なる波長を各加入者に割り当てる波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplex)技術、異なる符号を各加入者に割り当てる符号分割多重(CDM:Code Division Multiplex)技術などがある。これらの多重技術の中で、TDMを利用するTDM−PONが、現在最も広く用いられている。
TDM−PONでは、TDMA(Time Division Multiple Access)が用いられている。TDMAは、OLTが、各ONUの送信タイミングを管理して、異なるONUからの上り光信号同士が衝突しないように制御する技術である。
通常、PONシステムでは、1つのOLTが、分岐された光伝送路、及びこの光伝送路の分岐先に接続されるONUを含む1つのPONブランチ(以下、単にブランチと称することもある。)を管理している。ここで、例えば1つのブランチに含まれるONUが少ない場合、OLTを少ないONUで共有するためコストがかかる。そこで、ブランチ内のONUが少ないときは、1つのOLTが複数のブランチを管理するのが望ましい。また、特定のOLTに負荷が集中している場合などは、1つのブランチを複数のOLTが管理するのが好ましい。
そのために、TDM及びWDMを併用することによって、複数のOLTが複数のブランチを管理するPONシステム(以下、TDM/WDM−PONとも称する)が提案されている。
TDM/WDM−PONでは、OLTは、下り光信号の送信波長を変えることにより、異なるブランチに対して下り光信号を送ることができる。また、ONUはOLTから指示された波長の上り光信号を送ることで、特定のOLTに上り光信号を送ることができる。その結果、1つのOLTは、TDM/WDM−PONを構成する任意のブランチに含まれるONUとの間で通信が可能となる。
ここで、下り光信号の送信波長を変えるために、OLTがブランチの数に対応する個数の光源を備える構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−135280号公報
上述の特許文献1の構成では、ブランチの数に応じて、各OLTが備える光源の個数が増えてしまい、高コスト化や、装置の大規模化につながる。
これに対し、各OLTが1つの波長可変光源を備えて、複数のブランチに対する送信を可能にする構成が考えられる。
しかしながら、各OLTが1つの波長可変光源を備える構成では、波長可変光源での波長の切り換えの間は、下り光信号を送信することができず、送信効率の低下につながる。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、装置の大規模化などを抑えつつ、送信効率を低下させない、局側装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために、局側装置と、複数のブランチと、光ルーティング手段とを含んで構成されるネットワークで用いられる、この発明の局側装置は、制御部と、N個(Nは1以上の整数)の電気信号処理部と、光信号処理部とを備えて構成される。各ブランチは、分岐された光伝送路、及び、この光伝送路の分岐先に接続される加入者側装置をそれぞれ含む。光ルーティング手段は、局側装置と接続される第1のグループと、光伝送路に接続される第2のグループとに分けられる複数の光通信ポートを有し、一方のグループの光通信ポートに入力された光信号を、光信号の波長に応じて定まる、他方のグループの光通信ポートから出力する。
制御部は、加入者側装置を制御する下り制御信号を生成する制御信号生成手段、下りデータ信号の宛先を含む情報に基づいて送信プランを作成する送信プラン作成手段、送信プランに基づいて波長設定信号を生成する波長設定手段、及び経路切換信号を生成する経路制御手段を含む。
電気信号処理部は、下り制御信号及び下りデータ信号に基づいて下り電気信号を生成する。
光信号処理部は、K個(KはN+1以上の整数)の波長可変光源、電気スイッチ、及び、光信号選択部を含む。各波長可変光源は、波長設定信号に応じて波長を変更して下り電気信号から下り光信号を生成する。電気スイッチは、P(Pは1以上の整数)の入力ポートと、K個の出力ポートを有し、経路切換信号に応じて、経路を切り換えて、K個の波長可変光源のいずれか一つに、下り電気信号を送る。光信号選択部は、K個の入力ポートと、Q個(Qは1以上の整数)の出力ポートを有し、いずれかの波長可変光源で生成された下り光信号を選択して出力する。
この発明の局側装置によれば、N個の電気信号処理部に対して、N+1個以上の波長可変光源を備えている。このため、各ONUへの下り光信号の生成を行っている波長可変光源の他に、下り光信号の生成を行っていない波長可変光源が少なくとも1つある。
この局側装置は、送信プランに基づいて、待機中の波長可変光源の波長をあらかじめ変更しておき、電気スイッチの切換により、送信波長を切り換える。電気スイッチの切り換えは、波長可変光源における波長設定よりも高速に行うことができるので、波長の切り換えによる送信効率の低下を抑制することができる。
TDM/WDM−PONの概略構成図である。 AWGRの局側ポート、加入者側ポート及び波長の関係を示す図である。 第1の局側装置の概略構成図である。 送信プランを示す図である。 第1の局側装置の動作を説明するための模式図である。 第2の局側装置の概略構成図である。 第3の局側装置の概略構成図である。 第3の局側装置の動作を説明するための模式図である。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の配置及び接続関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
(TDM/WDM−PON)
図1を参照して、TDM/WDM−PONの概略構成について説明する。TDM/WDM−PON10は、N個(Nは1以上の整数)のOLT100、光ルーティング手段200、M個(Mは1以上の整数)のブランチ300を含んで構成されている。
OLT100及び光ルーティング手段200は、局内に設置されうるが、光ルーティング手段200は、局外に設置されても良い。
ブランチ300は、一芯の光ファイバで構成される光伝送路700、光スプリッタ400及びONU500をそれぞれ含んでいる。光伝送路700は、光スプリッタ400によって分岐されており、光伝送路700の分岐先にONU500がそれぞれ接続されている。ONU500は、例えば加入者宅に設置される。
OLT100と光ルーティング手段200との間は、光ファイバによって構成される光伝送路600で接続されている。
N個のOLTは、M個のブランチを管理し、これらM個のブランチに含まれるONUとの間で、データの送受信を行うことができる。
OLT100は上位ネットワーク(NW)20と接続されている。OLT100は、上位NW20から受け取った下りデータ信号を下り光信号に変換し、いずれかのブランチ300を経てユーザ端末30に送る。また、OLT100は、ユーザ端末30からいずれかのブランチ300を経て受け取った上り光信号を上りデータ信号に変換し、上位NW20に送る。
TDM/WDM−PON10は、局内に上位スイッチ(SW)110、及び統合制御部120を備えている。上位SW110は、下りデータ信号の宛先に応じて定まるOLT100に下りデータ信号を送る。また、上位SW110は、各OLT100から受け取った上りデータ信号を上位NW20に送る。また、上位SW110は、トラフィックや、上位NW20から送られる下りデータ信号の宛先などのトラフィック情報を統合制御部120に通知する。
統合制御部120は、TDM/WDM−PON10のPONリンク情報を管理している。統合制御部120は、各OLT100が有する局側制御部から、当該OLTが登録しているONU、すなわち、PONリンクが確立しているONUの情報を受け取り、PONリンク情報として、RAM(Random Access Memory)などの記憶部(図示を省略する)に読み出し及び書き換え自在に格納している。また、統合制御部120は、上位SW110から受け取るトラフィック情報と、PONリンク情報に基づいて送信プランを作成する。また、統合制御部120は、送信プランに基づいて、波長設定信号を生成する。また、統合制御部120は、ルーティングテーブルを生成して、上位SW110に送る。上位SW110は、ルーティングテーブルに基づいて経路を設定する。
図1では、4つのOLT100−1〜4と4つのブランチ300−1〜4を備える構成例を示しているが、OLT100及びブランチ300の数はこれに限定されない。OLT100及びブランチ300は、それぞれ1以上備えればよい。なお、OLT100及びブランチ300の個数がいずれも1の場合、すなわち、N=M=1の場合は、いわゆるTDM−PONとして機能する。以下の説明では、OLT100及びブランチ300の少なくとも一方が複数である構成例について説明する。
なお、OLT100が1個の場合、すなわち、N=1の場合、上位SW110を備えない構成にすることができる。また、統合制御部120の機能を局側制御部が実行する構成とすれば、統合制御部を備えない構成にしても良い。以下の説明では、OLT100が局内に、複数設けられる場合、複数のOLT100と統合制御部120と上位SW110を併せて、統合OLTと称することもある。
光ルーティング手段200は、例えば、光波長フィルタを並べて構成されたアレー型光導波路ルータ(AWGR:Arrayed Waveguide Grating Router)であり、光信号を入出力可能な複数の光通信ポートを有している。
複数の光通信ポートは、OLT100と光伝送路600を介して接続される第1のグループと、ブランチ300の光伝送路700と接続される第2のグループとに分けられている。光ルーティング手段200は、一方のグループの光通信ポートに入力された光信号を、光信号の波長に応じて定まる、他のグループの光通信ポートから出力する。
なお、以下の説明では、第1のグループに含まれる光通信ポート220を、局側ポート220とも称する。また、第2のグループに含まれる光通信ポート230を、加入者側ポート230とも称する。図1に示す構成例では、第1〜第4の局側ポート220−1〜4は、それぞれ、第1〜第4のOLT100−1〜4と一対一で対応して接続されている。また、第1〜第4の加入者側ポート230−1〜4は、それぞれ、第1〜第4のブランチ300−1〜4と一対一で対応して接続されている。
AWGRでは、基準となる波長λと、λからλFSRの整数倍だけ離れた波長λ+nλFSRは、同一の波長として扱われる(なお、nは0以外の整数とする)。この特性は、AWGRの周回性と呼ばれ、λFSRはフリースペクトラムレンジと呼ばれる。従って、AWGRでは、一方のグループのある光通信ポートに上記関係を満たす波長の光信号が入力された場合、波長λにより定まる、他方のグループの光通信ポートから出力される。
図2に、上り信号及び下り信号の波長と、入出力される局側ポート220及び加入者側ポート230の各番号との関係の一例を示す。
なお、この実施の形態では、局側ポート220に入力される下り信号は、図2に示すようにλ1〜λ4のいずれかに設定され、加入者側ポートに入力される上り光信号は、λ1〜λ4の各波長にnλFSRを加えた値に設定されている。
例えば、第1の局側ポート220−1に入力される波長λ1の下り信号は、第1の加入者側ポート230−1から出力され、第1の加入者側ポート230−1に入力される波長λ1+nλFSRの上り光信号は、第1の局側ポート220−1から出力される。また、第1の局側ポート220−1に入力される波長λ2の下り信号は、第2の加入者側ポート230−2から出力され、第2の加入者側ポート230−2に入力される波長λ2+nλFSRの上り光信号は、第1の局側ポート220−1から出力される。
既に説明したように、第1〜第4の局側ポート220−1〜4は、それぞれ、第1〜第4のOLT100−1〜4と一対一で対応して接続され、第1〜第4の加入者側ポート230−1〜4は、それぞれ、第1〜第4のブランチ300−1〜4と一対一で対応して接続されている。従って、各OLT100は、下り光信号の波長を変更することによって、複数のブランチ300の1つのブランチを選択して、下り光信号を送信することができる。一方、各ONU500は、上り光信号の波長を変更することによって、複数のOLT100の1つを選択して各々上り光信号を送信することができる。
(局側装置)
この発明の局側装置は、TDM/WDM−PONで用いられる。
局側装置は、制御部、N個(Nは1以上の整数)の電気信号処理部、光信号処理部を備えて構成される。
制御部は、制御信号生成手段、送信プラン作成手段、波長設定手段、バッファ制御手段及び経路制御手段を含んでいる。制御信号生成手段は、各ONUに上り光信号の送信タイミングや送信量を指示する、すなわち、各ONUを制御する下り制御信号を生成する。送信プラン作成手段は、下りデータ信号の宛先を含むトラフィック情報に基づいて送信プランを作成する。波長設定手段は、送信プラン作成手段が作成した送信プランに基づいて波長設定信号を生成する。バッファ制御手段は、読出指示信号を生成する。経路制御手段は、経路切換信号を生成する。
電気信号処理部は、制御部が生成した下り制御信号、及び、上位NWから受け取った下りデータ信号に基づいて下り電気信号を生成する。
光信号処理部は、K個(KはN+1以上の整数)の波長可変光源、電気スイッチ及び光信号選択部を備えて構成される。
波長可変光源は、下り電気信号から、波長設定信号に応じて設定された波長の下り光信号を生成する。波長可変光源は、例えばTLD(Tunable Laser Diode:可変波長光送信器)などの、波長の変更が可能な、任意好適な電気/光変換手段を有して構成されている。
電気スイッチは、P個(Pは1以上の整数)の入力ポートと、K個の出力ポートを有し、経路切換信号に応じて、経路を切り換えて、K個の波長可変光源のいずれか一つに、下り電気信号を送る。光信号選択部は、K個の入力ポートと、Q個(Qは1以上の整数)の出力ポートを有し、K個の波長可変光源のいずれかで生成された下り光信号を選択して出力する。
(第1実施形態の局側装置の構成)
図3を参照して、第1実施形態のOLT140について説明する。OLT140は、電気信号処理部150及び光信号処理部170を備える。第1実施形態のOLT140では、電気信号処理部150の個数Nが1である。
電気信号処理部150は、インタフェース(I/F)152、下り電気信号生成部154、バッファ156、上り電気信号処理部158及び局側制御部160を備えている。
インタフェース152、下り電気信号生成部154及び上り電気信号処理部158は、任意好適な従来周知のOLTと同様に構成できるので、ここでは詳細な説明を省略する。
インタフェース152は、上位NWとの間で、上りデータ信号及び下りデータ信号の送受信を行う。また、インタフェース152は、トラフィック情報を制御部としての局側制御部160に送る。
下り電気信号生成部154は、インタフェース152から受け取った下りデータ信号、及び局側制御部160から受け取った下り制御信号に基づいて下り電気信号を生成する。下り電気信号は、バッファ156に送られる。
バッファ156は、下り電気信号を格納し、局側制御部160から受け取る読出指示信号に応答して、読出指示信号が指示するタイミングで、読出指示信号が指示する下り電気信号を読み出して、下り電気信号を読み出して、光信号処理部170に送る。
上り電気信号処理部158は、光受信部172から受け取った上り電気信号を、上りデータ信号と上り制御信号とに分離する。上りデータ信号は、インタフェース152を介して上位NWに送られ、上り制御信号は、局側制御部160に送られる。上り制御信号には、例えば、各ONUが要求する帯域の情報が含まれる。
光信号処理部170は、高速波長可変光源180、光受信部172及び合分波部174を備えている。
この実施形態では、高速波長可変光源180は、2個の波長可変光源184、電気スイッチ182及び光信号選択部186を備えて構成される。
波長可変光源184は、下り電気信号から、波長設定信号に応じて定まる波長の下り光信号を生成する。波長可変光源は、例えばTLD(Tunable Laser Diode:可変波長光送信器)などの、波長の変更が可能な、任意好適な電気/光変換手段を有して構成されている。
この実施形態では、OLT140は、波長可変光源184を、電気信号処理部150の個数Nよりも多くそなえる。ここでは、N=1なので、高速波長可変光源180が備える波長可変光源184の個数Kを2とする。すなわち、この高速波長可変光源180は、下り光信号の生成を行っている動作状態の波長可変光源と、待機状態の波長可変光源とを備えている。なお、波長可変光源の個数Kは、待機状態の波長可変光源を用意できればよく、2に限定されない。待機状態の波長可変光源が多いと、装置の大規模化につながるので、この実施形態ではKを、N+1、すなわち2としている。
電気スイッチ182は、経路切換信号に応じて、経路を切り換えて、2個の波長可変光源184−1及び2のいずれか一つに、下り電気信号を送る。光信号選択部186は、K個(ここでは2個)の入力ポートと、Q個(ここでは1個)の出力ポートを有し、経路切換信号に応じて、2個の波長可変光源184−1及び2のいずれか1つで生成された下り光信号を出力する構成であればよい。例えば、光信号選択部186を光スイッチで構成することができる。なお、この第1実施形態のように、出力ポートが1の場合、光信号選択部186を、光合波器で構成することができる。この場合、光信号選択部186への経路切換信号の入力は不要である。なお、高速波長可変光源180での波長変更の動作の詳細については、後述する。
高速波長可変光源180で生成された下り光信号は、合分波部174及び光ルーティング手段200を経て各ブランチ300に送られる。
光受信部172は、合分波部174を経て送られる上り光信号を上り電気信号に変換する。光受信部172は、例えばPD(Photo Diode:光受信器)などの任意好適な光電変換素子を備えて構成されている。PDは、少なくともONU500が設定し得る波長帯の上り光信号を受光できるように設定されている。上り電気信号は、上り電気信号処理部158に送られる。
合分波部174は、高速波長可変光源180で生成された下り光信号を光ルーティング手段200に送るとともに、光ルーティング手段200から受け取った上り光信号を光受信部172に送る。合分波部174は、例えばWDMフィルタなどの任意好適な合分波器を備えて構成されている。既に説明したように、この実施の形態では、下り光信号にはλ1〜λ4の波長帯の光が、また、上り光信号にはλ1+nλFSR〜λ4+nλFSRの波長帯の光が用いられる。このため、WDMフィルタを利用することによって、上り信号と下り信号とを合波及び分波することができる。
(第1実施形態の局側装置の動作)
図4及び図5を参照して、第1実施形態の局側装置の動作について説明する。図4は、送信プランを示す図である。図5は、第1の局側装置の動作を説明するための模式図である。図5(A)〜(G)は横軸に時間を取って示している。図5(A)は、上位NWから受け取る下りデータ信号を示している。図5(B)は、図4に示されているのと同様の送信プランを示している。図5(C)及び(D)は、それぞれ第1及び第2の波長可変光源184−1及び2での波長の切り換えを示している。図5(E)は、高速波長可変光源180の出力を示している。図5(F)及び(G)は、それぞれ実施例と、比較例についての、送信効率を示している。
OLT140は、上位NWから受け取った下りデータ信号及び下り制御信号に基づいて生成された下り電気信号を、一定時間バッファリングする。ここでは、第1〜第4のブランチ300−1〜4にあてた下り電気信号が、A1、A4、A2,A1,A3,A2及びA3の順にバッファリングされたものとする(図5(A))。ここで、第nのブランチ宛の下り電気信号をAnとする。
制御部の送信プラン作成手段は、バッファリングされた下り電気信号に基づいて送信プランを生成する。ここでは、時刻t0からt1までの下り光信号を第1のブランチ300−1宛とし、時刻t1からt2までの下り光信号を第2のブランチ300−2宛とし、時刻t2からt3までの下り光信号を第3のブランチ300−3宛とし、時刻t3からt4までの下り光信号を第4のブランチ300−4宛とする(図5(B))。
図2を参照して説明したAWGRを用いる場合、第1〜4のブランチ300−1〜4宛の送信波長は、それぞれλ1〜λ4となる。
各波長可変光源184において、波長の変更に要する時間をΔtとする。
この場合、第1の波長可変光源184−1は、時刻t0−Δtにおいて、波長λ1への変更を開始する。そして、時刻t0において、バッファ156から下り電気信号を読み出して高速波長可変光源180に送るとともに、電気スイッチ182を切り換えて、下り電気信号を第1の波長可変光源184−1に送る。時刻t0から時刻t1までの間、第1の波長可変光源184−1が生成した下り光信号が出力される。このとき、第2の波長可変光源184−2は待機状態となる。
待機状態の第2の波長可変光源184−2は、時刻t1−Δtにおいて、波長λ2への変更を開始する。そして、時刻t1において、電気スイッチ182を切り換えて、下り電気信号を第2の波長可変光源184−2に送る。時刻t1から時刻t2までの間、第2の波長可変光源184−2が生成した下り光信号が出力される。このとき、第1の波長可変光源184−1は待機状態となる(図5(C))。
待機状態の第1の波長可変光源184−1は、時刻t2−Δtにおいて、波長λ3への変更を開始する。そして、時刻t2において、電気スイッチを切り換えて、下り電気信号を第1の波長可変光源184−1に送る。時刻t2から時刻t3までの間、第1の波長可変光源184−1が生成した下り光信号が出力される。このとき、第2の波長可変光源184−2は待機状態となる(図5(D))。
待機状態の第2の波長可変光源184−2は、時刻t3−Δtにおいて、波長λ4への変更を開始する。そして、時刻t3において、電気スイッチを切り換えて下り電気信号を、第2の波長可変光源184−2に送る。時刻t3から時刻t4までの間、第2の波長可変光源184−2が生成した下り光信号が出力される。このとき、第1の波長可変光源184−1は待機状態となる。
この構成によれば、2つの波長可変光源184−1及び2を用いて、波長可変光源における波長切換時間分の損失を抑制することができる(図5(F))。すなわち、1つの波長可変光源を用いる場合(図5(G))に比べて、送信効率を向上させることができる。また、4つの光源を用いる場合に比べて装置の大型化を抑制することができる。
なお、ここでは、Kが2であり、一方の波長可変光源で下り光信号を生成している間、他方の波長可変光源が待機状態である場合を説明したが、これに限定されない。例えば、1つの波長での送信期間に対する波長可変光源での波長切換時間の割合が大きい場合などは、Kを2よりも大きくし、複数の波長可変光源を待機状態としても良い。
(第2実施形態の局側装置)
図6を参照して、第2実施形態のOLT142について説明する。
第1実施形態のOLTは、1つの電気信号処理部150を備える。これに対し、第2実施形態のOLTは、電気信号処理部150及び光信号処理部170の組を2以上備える統合OLT142である。また、この実施形態の統合OLT142は、上位スイッチ110と統合制御部120を備えている。
なお、各電気信号処理部150と光信号処理部170の組は、第1実施形態のOLTにおける電気信号処理部150及び光信号処理部170と同様に構成することができ、同様に機能する。すなわち、各電気信号処理部150と光信号処理部170の組は、それぞれ、OLTとしての機能を有する。
図6に示した構成例では、Nが4であり、各光信号処理部がそれぞれ可変波長光源を2つずつ備えるので、Kは8となる。
この構成によれば、1つのOLTが複数のブランチを管理するだけでなく、1つのブランチを複数のOLTが管理することも可能になる。なお、各OLTの動作については、第1実施形態の局側装置における動作と同様なので、ここでは説明を省略する。
(第3実施形態の局側装置)
図7を参照して、第3実施形態の統合OLT144について説明する。第3実施形態の統合OLT144では、電気信号処理部150の個数Nが2以上である。
OLT144は、N個の電気信号処理部150と、1つの光信号処理部171を備える。電気信号処理部150の構成及び機能は第1実施形態と同様なので説明を省略する。
光信号処理部171は、高速波長可変光源、光受信部及び合分波部を備えている。なお、光信号処理部171は、1つの高速波長可変光源181と、N個の光受信部172と、N個の合分波部174を備えている。光信号処理部171、特に、高速波長可変光源181は、N個の電気信号処理部150に共有される。従って、1つの合分波部と、これに接続される光受信部と、共有される高速波長可変光源181とで、第1実施形態の光信号処理部170と同様に機能する。
波長可変光源184は、電気信号処理部150の個数Nよりも多く設けられる。すなわち、下り光信号の生成を行っている動作状態の波長可変光源と、待機状態の波長可変光源とを備えている。ここでは、電気信号処理部150の個数Nが2であり、波長可変光源の個数Kが3である場合について説明する。なお、波長可変光源の個数Kは、待機状態の波長可変光源を用意できれば良く、すなわち、N+1以上であれば良く、N+1に限定されない。待機状態の波長可変光源が多いと、装置の大規模化につながるので、Kは、N+1とするのが良い。一方、1つの波長での送信期間が、波長可変光源での波長切換時間よりも短い場合などは、KをN+1よりも大きくし、複数の波長可変光源を待機状態としても良い。
P個(ここでは、2個)の入力ポートと、K個(ここでは、3個)の出力ポートを有する電気スイッチ182は、経路切換信号に応じて、経路を切り換えて、2つの電気信号処理部から受け取った下り電気信号を、それぞれ別の波長可変光源に送る。光信号選択部188は、K個(ここでは、3個)の入力ポートと、Q個(ここでは、2個)の出力ポートを有し、下り光信号を出力する。なお、光信号選択部188は、経路切換信号に応じて、経路を切り換えて、3個の波長可変光源184−1〜3のいずれかで生成された下り光信号を2個の出力ポートのいずれかから出力する構成であればよい。この実施形態では、光信号選択部188を光スイッチで構成することができる。光スイッチは、電気スイッチと同じ情報を含む経路切換信号に応じて光信号の経路を切り換える。例えば、第1の電気信号処理部150−1から受け取った下り電気信号を、いずれかの波長可変光源で下り光信号に変換した後、第1の合分波部174−1に送るように、光スイッチは経路を設定する。
高速波長可変光源181での波長変更の動作については、後述する。
高速波長可変光源181で生成された下り光信号は、合分波部174及び光ルーティング手段200を経て各ブランチ300に送られる。
(第3実施形態の局側装置の動作)
図8を参照して、第3実施形態の局側装置の動作について説明する。図8は、第3の局側装置の動作を説明するための模式図である。図8(A)〜(G)は横軸に時間を取って示している。図8(A)及び(B)は、それぞれ第1及び第2の電気信号処理部の送信プランを示している。図8(C)〜(E)は、それぞれ第1〜3の波長可変光源184−1〜3での波長の切り換えを示している。図8(F)及び(G)は、それぞれ高速波長可変光源181の第1及び第2の出力ポートからの出力を示している。
各OLTは、上位ネットワークから受け取った下りデータ信号及び下り制御信号に基づいて生成された下り電気信号を、一定時間バッファリングする。
局側制御部は、バッファリングされた下り電気信号の宛先などに基づいて送信プランを作成する。ここでは、第1及び第2のブランチ300−1及び2にあてた下り電気信号A1及びA2が第1のOLTにバッファリングされ、第3及び第4のブランチ300−3及び4にあてた下り電気信号A3及びA4が、第2のOLTにバッファリングされたものとする。
制御部の送信プラン作成手段は、バッファリングされた下り電気信号に基づいて送信プランを生成する。ここでは、第1のOLTでは、時刻t0からt1までの下り光信号を第1のブランチ300−1宛とし、時刻t1からt3までの下り光信号を第2のブランチ300−2宛とする。また、第2のOLTでは、時刻t0からt2までの下り光信号を第3のブランチ300−3宛とし、時刻t2からt3までの下り光信号を第4のブランチ300−4宛とする。
図2を参照して説明したAWGRを用いる場合、第1〜4のブランチ300−1〜4宛の送信波長は、それぞれλ1〜λ4となる。
波長可変光源において、波長の変更に要する時間をΔtとする。
この場合、第1の波長可変光源は、時刻t0−Δtにおいて波長λ1への変更を開始する。そして、時刻t0において、第1のOLTのバッファから下り電気信号を読み出して高速波長可変光源に送るとともに、電気スイッチを切り換えて、第1の電気信号処理部150−1からの下り電気信号を、第1の波長可変光源184−1に送る。時刻t1までの間、第1の波長可変光源184−1が生成した下り光信号が第1の合分波部174−1に送られる。
また、第3の波長可変光源184−3は、時刻t0−Δtにおいて波長λ2への変更を開始する。そして、時刻t0において、第2のOLTのバッファから下り電気信号を読み出して高速波長可変光源181に送るとともに、電気スイッチ182を切り換えて、第2の電気信号処理部150−2からの下り電気信号を、第3の波長可変光源184−3に送る。時刻t1までの間、第3の波長可変光源184−3が生成した下り光信号が、第2の合分波部174−2に送られる。このとき、第2の波長可変光源184−2は待機状態となる。
待機状態の第2の波長可変光源184−2は、時刻t1−Δtにおいて、波長λ2への変更を開始する。そして、時刻t1において、電気スイッチ182を切り換えて第1の電気信号処理部150−1からの下り電気信号を、第2の波長可変光源184−2に送る。時刻t2までの間、第2の波長可変光源184−2が生成した下り光信号が第1の合分波部174−1に送られる。このとき、第1の波長可変光源184−1は待機状態となる。
待機状態の第1の波長可変光源184−1は、時刻t2−Δtにおいて、波長λ3への変更を開始する。そして、時刻t2において、電気スイッチを切り換えて、第2の電気信号処理部150−2からの下り電気信号を、第1の波長可変光源184−1に送る。時刻t3までの間、第2の波長可変光源184−2が生成した下り光信号が第2の合分波部174−2に送られる。このとき、第3の波長可変光源184−3は待機状態となる。
この構成によれば、2つの電気信号処理部からの下り電気信号に基づく下り光信号の波長を変更するに当たり、3つの波長可変光源を用いて、波長可変光源における波長切換時間分の損失を抑制することができる。すなわち、1つの波長可変光源を用いる場合に比べて、送信効率を向上させることができる。
また、第1及び第2実施形態の局側装置では、電気信号処理部のそれぞれに対して、少なくとも2の可変波長光源を設けるが、第3実施形態の局側装置によれば、N個の電気信号処理部に対して、少なくともN+1の可変波長光源を設ければよい。このため、第1及び第2実施形態の局側装置に比べて、さらに、装置の大規模化を抑制することができる。
(加入者側装置)
上記の第1〜3実施形態の局側装置を備えるTDM/WDM−PONで用いられる加入者側装置は、送信波長及び受信波長が可変になる点を除いて、TDM−PONで用いられるとの同様の構成にすることができる。
送信波長を可変にするために、加入者側装置で上り光信号を生成する光源に、TLDなどの波長可変光源を用いればよい。また、加入者側装置で下り光信号を受信する受信器の帯域を下り光信号の設定される波長を含むようにすればよい。
なお、TDM/WDM−PONでは、1つのブランチに複数のOLTから異なる波長の下り光信号が送られる。このため、各ONUでは、PONリンクが確立しているOLT以外のOLTからの光信号を受信しないため、波長可変フィルタを、光受信器のOLT側に設けることができる。
この波長可変光源及び波長可変フィルタの波長の設定は、加入者側装置が備える加入者側制御部からの指示で行われる。上述した各実施形態ではTDM/WDM−PONについて説明したが、これに限定されない。この発明の局側装置は、WDM−PONなど波長分割多重を行うネットワークでも使用可能である。
10 TDM/WDM−PON
20 上位ネットワーク(上位NW)
30 ユーザ端末
100、140 局側装置(OLT)
110 上位スイッチ(上位SW)
120 統合制御部
142、144 統合OLT
150 電気信号処理部
152 インタフェース(I/F)
154 下り電気信号生成部
156 バッファ
158 上り電気信号処理部
160 局側制御部
170 光信号処理部
172 光受信部
174 合分波部
180、181 高速波長可変光源
182 電気スイッチ
184 波長可変光源(TLD)
186、188 光信号選択部
200 光ルーティング手段(AWGR)
220 光通信ポート(局側ポート)
230 光通信ポート(加入者側ポート)
300 ブランチ
400 光スプリッタ
500 加入者側装置(ONU)
600、700 光伝送路

Claims (8)

  1. 局側装置と、
    分岐された光伝送路、及び、該光伝送路の分岐先に接続される加入者側装置をそれぞれ含む複数のブランチと、
    前記局側装置と接続される第1のグループと、前記光伝送路に接続される第2のグループとに分けられる複数の光通信ポートを有し、一方のグループの光通信ポートに入力された光信号を、該光信号の波長に応じて定まる、他方のグループの光通信ポートから出力する光ルーティング手段と
    を含んで構成されるネットワークで用いられる局側装置であって、
    制御部と、N個(Nは1以上の整数)の電気信号処理部と、光信号処理部とを備え、
    前記制御部は、
    前記加入者側装置を制御する下り制御信号を生成する制御信号生成手段、
    下りデータ信号の宛先を含む情報に基づいて送信プランを作成する送信プラン作成手段、
    前記送信プランに基づいて波長設定信号を生成する波長設定手段、及び
    経路切換信号を生成する経路制御手段
    を含んで構成され、
    前記電気信号処理部は、前記下り制御信号及び前記下りデータ信号に基づいて下り電気信号を生成し、
    前記光信号処理部は、
    前記波長設定信号に応じて波長を変更して前記下り電気信号から下り光信号を生成する、K個(KはN+1以上の整数)の波長可変光源、
    P個(Pは1以上の整数)の入力ポートと、K個の出力ポートを有し、前記経路切換信号に応じて、経路を切り換えて、前記K個の波長可変光源のいずれか一つに、前記下り電気信号を送る電気スイッチ、及び
    K個の入力ポートと、Q個(Qは1以上の整数)の出力ポートを有し、前記K個の波長可変光源のいずれかで生成された前記下り光信号を選択して出力する光信号選択部
    を含んで構成されることを特徴とする局側装置。
  2. 前記電気信号処理部の個数N、前記電気スイッチの入力ポートの個数P、及び、前記光信号選択部の出力ポートの個数Qがいずれも1である
    ことを特徴とする請求項1に記載の局側装置。
  3. 前記電気信号処理部の個数Nが2以上であり、
    前記制御部は、ルーティングテーブルを生成するルーティングテーブル生成手段を備え、
    前記ルーティングテーブルに基づいて、上位ネットワークから受け取る下りデータ信号を前記N個の電気信号処理部のいずれかを選択して送る上位スイッチを、前記電気信号処理部の上位ネットワーク側に備えることを特徴とする請求項1に記載の局側装置。
  4. 前記制御部は、統合制御部と、前記電気信号処理部に1対1に対応して設けられる局側制御部とに区分され、
    前記統合制御部は、前記ルーティングテーブル生成手段、前記送信プラン作成手段、前記波長制御手段及び前記電気スイッチ制御手段を備え、
    前記局側制御部は、前記制御信号生成手段を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の局側装置。
  5. N個の電気信号処理部に一対一に対応するN個の光信号処理部を備え、
    前記電気スイッチの入力ポートの個数P及び前記光信号選択部の出力ポートの個数Qがいずれも1である
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の局側装置。
  6. 前記入力ポートの個数P及び前記出力ポートの個数Qが前記電気信号処理部の個数Nに等しいことを特徴とする請求項3又は4に記載の局側装置。
  7. 前記制御部は、さらに、読出指示信号を生成するバッファ制御手段を備え、
    前記電気信号処理部は、前記下り電気信号を格納し、前記読出指示信号に応答して、前記読出指示信号が指示するタイミングで、前記読出指示信号が指示する下り電気信号を読み出して、前記光信号処理部に送るバッファを備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の局側装置。
  8. 局側装置と、
    分岐された光伝送路、及び、該光伝送路の分岐先に接続される加入者側装置と、
    を含んで構成されるネットワークで用いられる局側装置であって、
    制御部と、N個(Nは1以上の整数)の電気信号処理部と、光信号処理部とを備え、
    前記制御部は、
    前記加入者側装置を制御する下り制御信号を生成する制御信号生成手段、
    下りデータ信号の宛先を含む情報に基づいて送信プランを作成する送信プラン作成手段、
    前記送信プランに基づいて波長設定信号を生成する波長設定手段、及び
    経路切換信号を生成する経路制御手段
    を含んで構成され、
    前記電気信号処理部は、前記下り制御信号及び前記下りデータ信号に基づいて下り電気信号を生成し、
    前記光信号処理部は、
    前記波長設定信号に応じて波長を変更して前記下り電気信号から下り光信号を生成する、K個(KはN+1以上の整数)の波長可変光源、
    P個(Pは1以上の整数)の入力ポートと、K個の出力ポートを有し、前記経路切換信号に応じて、経路を切り換えて、前記K個の波長可変光源のいずれか一つに、前記下り電気信号を送る電気スイッチ、及び
    K個の入力ポートと、Q個(Qは1以上の整数)の出力ポートを有し、前記K個の波長可変光源のいずれかで生成された前記下り光信号を選択して出力する光信号選択部
    を含んで構成されることを特徴とする局側装置。
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