JP2013205942A - 処方判定装置、処方判定方法およびプログラム - Google Patents
処方判定装置、処方判定方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013205942A JP2013205942A JP2012071830A JP2012071830A JP2013205942A JP 2013205942 A JP2013205942 A JP 2013205942A JP 2012071830 A JP2012071830 A JP 2012071830A JP 2012071830 A JP2012071830 A JP 2012071830A JP 2013205942 A JP2013205942 A JP 2013205942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- medicines
- prescription
- date
- combination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
【課題】データ解析により医薬品の併用状況を調査する。
【解決手段】医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、を備える、処方判定装置。
【選択図】図3
【解決手段】医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、を備える、処方判定装置。
【選択図】図3
Description
本開示は、処方判定装置、処方判定方法およびプログラムに関する。
近日、高齢化と医療の高度化に伴い、流通する医薬品の種類が増加している。医薬品は、単体での臨床治験に基づいて認可されているので、単体での安全性は担保されているが、他の医薬品との併用により相互作用が生じる場合がある。この相互作用による被害を防ぐために、紙媒体のお薬手帳が発行され、情報提供料なども保険点数化されている。また、医薬品の併用の実態を薬剤師の手作業により調査する運動も行われている(例えば、広島市のブラウンバック運動)。
なお、患者による医薬品の服用を管理するためのシステムも研究されている。例えば、特許文献1には、患者側と医薬品提供側との相互通信により、医薬品提供側で患者の医薬品の服用状態を確認するためのシステムが開示されている。
しかし、医薬品の併用による被害の防止に関し、上述したお薬手帳は十分な普及に至っていない。また、薬剤師による併用の実態調査は、手作業で行われるので、調査範囲には限界がある。
そこで、本開示では、データ解析により医薬品の併用状況を調査することが可能な、新規かつ改良された処方判定装置、処方判定方法およびプログラムを提案する。
本開示によれば、医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、を備える処方判定装置が提供される。
また、本開示によれば、医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成することと、前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出することと、抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定することと、を含む処方判定方法が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータを、医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、データ解析により医薬品の併用状況を調査することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
また、以下に示す項目順序に従って本開示を説明する。
1.レセプトの構成
2.本実施形態による禁忌判定装置の構成
3.本実施形態による禁忌判定装置の動作
4.ハードウェア構成
5.むすび
1.レセプトの構成
2.本実施形態による禁忌判定装置の構成
3.本実施形態による禁忌判定装置の動作
4.ハードウェア構成
5.むすび
<1.レセプトデータの構成>
本発明の実施形態による禁忌判定装置20は、
A.医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部(228)と、
B.前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部(飲み合わせデータ作成部232)と、
C.前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部(併用禁忌判定部240)と、
を備える処方判定装置の一例である。
本発明の実施形態による禁忌判定装置20は、
A.医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部(228)と、
B.前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部(飲み合わせデータ作成部232)と、
C.前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部(併用禁忌判定部240)と、
を備える処方判定装置の一例である。
このような本発明の実施形態による禁忌判定装置20は、従前は手作業で行われていた医薬品の併用状況の調査を、レセプトデータを用いたデータ解析により自動的かつ効率的に実現することができる。以下、レセプトデータの構成について説明した後に、本実施形態による禁忌判定装置20の構成および動作を詳細に説明する。
レセプトデータは、診療報酬明細書データであり、患者には、レセプトデータが印刷された紙レセプトが渡される。ここで、図1を参照し、紙レセプトの具体例を説明する。
図1は、紙レセプトの具体例を示した説明図である。図1に示したように、紙レセプトに印刷されるレセプトデータ#1〜#3には、医師番号、処方月日、調剤月日、調剤数量および調剤報酬点数を示す調剤データCZ、服用方法を示す処方データSH、および医薬品を示す医薬品データIYなどが含まれる。
例えば、図1に示したレセプトデータ#2は、「医薬品C_1g」、「医薬品D_1錠」および「医薬品E_1錠」の処方および調剤が「4月7日」、「4月16日」、および「4月26日」に行われ、服用方法が「1日1回就寝前」であることを示す。
図2は、図1に示した紙レセプトに対応するレセプトデータを示した説明図である。図2に示したように、レセプトデータにおいては、調剤データCZ、処方データSH、および医薬品データIYなどが異なる行で表現される。このようなレセプトデータは、患者の他、費用の一部を支払う保険者などにも通知される。
<2.本実施形態による禁忌判定装置の構成>
以上、図1および図2を参照し、レセプトデータの構成を説明した。続いて、本実施形態による禁忌判定装置20の構成を説明する。
以上、図1および図2を参照し、レセプトデータの構成を説明した。続いて、本実施形態による禁忌判定装置20の構成を説明する。
図3は、本実施形態による禁忌判定装置20の構成を示した機能ブロック図である。図3に示したように、本実施形態による禁忌判定装置20は、レセプトデータ記憶部220と、データ形式変換部224と、カレンダー生成部228と、飲み合わせデータ作成部232と、併用禁忌データ記憶部236と、併用禁忌判定部240と、併用実態データ記憶部244と、表示部248と、を備える。
(レセプトデータ記憶部)
レセプトデータ記憶部220は、図2を参照して説明したレセプトデータを記憶する記憶媒体である。このレセプトデータ記憶部220は、複数の患者の過去のレセプトデータを記憶してもよい。
レセプトデータ記憶部220は、図2を参照して説明したレセプトデータを記憶する記憶媒体である。このレセプトデータ記憶部220は、複数の患者の過去のレセプトデータを記憶してもよい。
なお、レセプトデータ記憶部220は、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ディスク、およびMO(Magneto Optical)ディスクなどの記憶媒体であってもよい。不揮発性メモリとしては、例えば、フラッシュメモリ、SDカード、マイクロSDカード、USBメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)があげられる。また、磁気ディスクとしては、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどがあげられる。また、光ディスクとしては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)およびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))などがあげられる。後述する併用禁忌データ記憶部236および併用実態データ記憶部244も同様に、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ディスク、およびMO(Magneto Optical)ディスクなどの記憶媒体であってもよい。また、レセプトデータ記憶部220、併用禁忌データ記憶部236および併用実態データ記憶部244の機能が同一の記憶媒体により実現されてもよいし、異なる記憶媒体により実現されてもよい。
(データ形式変換部)
データ形式変換部224は、レセプトデータのデータ形式を変換する。例えば、上述したように、レセプトデータにおいて医薬品データIYおよび調剤データCZは異なる行で表現されるので、データ形式変換部224は、医薬品データIYおよび調剤データCZの組合せが1行で表現される形式にレセプトデータのデータ形式を変換する。以下、図4〜図6を参照してより具体的に説明する。
データ形式変換部224は、レセプトデータのデータ形式を変換する。例えば、上述したように、レセプトデータにおいて医薬品データIYおよび調剤データCZは異なる行で表現されるので、データ形式変換部224は、医薬品データIYおよび調剤データCZの組合せが1行で表現される形式にレセプトデータのデータ形式を変換する。以下、図4〜図6を参照してより具体的に説明する。
データ形式変換部224は、まず、医薬品データIYと調剤データCZが直交するマトリクスを作成する。例えば、データ形式変換部224は、レセプトデータ#1について、図4に示したように、医薬品Aを示す医薬品データIY#Aおよび医薬品Bを示す医薬品データIY#Bに、調剤月日「4月7日」を示す調剤データCZ#1、調剤月日「4月16日」を示す調剤データCZ#2、および調剤月日「4月26日」を示す調剤データCZ#3が直交するマトリクスを作成する。
同様に、データ形式変換部224は、レセプトデータ#2およびレセプトデータ#3の各々について、図5に示すように医薬品データIYと調剤データCZが直交するマトリクスを作成する。
そして、データ形式変換部224は、マトリクスの要素ごとに一行完結型のデータを作成することにより、レセプトデータのデータ形式を変換する。この変換により、図6に示したように、医薬品コードを含む医薬品データIY、調剤月日および数量(処方日数)を含む調剤データCZの組合せが同一行で表現される。なお、データ形式変換部224は、データ形式の変換に際し、和暦で表わされた内容から年齢を計算してもよいし、個人情報の観点から匿名化処理を行ってもよい。
(カレンダー生成部)
カレンダー生成部228は、データ形式変換部224により形式が変換されたレセプトデータに基づき、各患者について、各日付において内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成する。例えば、カレンダー生成部228は、レセプトデータに含まれる医薬品コード、調剤月日、および処方日数から医薬品カレンダーを生成する。以下、図7を参照し、医薬品カレンダーの具体例を説明する。
カレンダー生成部228は、データ形式変換部224により形式が変換されたレセプトデータに基づき、各患者について、各日付において内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成する。例えば、カレンダー生成部228は、レセプトデータに含まれる医薬品コード、調剤月日、および処方日数から医薬品カレンダーを生成する。以下、図7を参照し、医薬品カレンダーの具体例を説明する。
図7は、ある患者の医薬品カレンダーの具体例を示した説明図である。図7に示したように、医薬品カレンダーは、日付と、当該日付において内服することを指定された医薬品との対応関係を示す。例えば、図7に示した医薬品カレンダーは、2月4日〜2月9日の各日に対象の患者が医薬品V、医薬品Wおよび医薬品Xを服用し、2月10日〜2月12日の各日に対象の患者が医薬品Yおよび医薬品Zを服用することを示す。
なお、図7においては日付として月日を示しているが、カレンダー生成部228は、データ管理の簡易性の観点から、日付を通し番号で表現してもよい。また、カレンダー生成部228は、医薬品と薬効分類の関係を示すデータベースを参照し、医薬品を薬効分類に変換した上で医薬品カレンダーを生成してもよい。
(飲み合わせデータ作成部)
飲み合わせデータ作成部232は、医薬品カレンダーを参照し、同一患者が同一日に内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せ、すなわち飲み合わせを示す飲み合わせデータを作成する。例えば、飲み合わせデータ作成部232は、図7に示した医薬品カレンダーを参照し、対象の患者が2月5日に内服することを指定された医薬品V、医薬品Wおよび医薬品Xからなるグループから、(医薬品V,医薬品W)、(医薬品V,医薬品X)および(医薬品W,医薬品X)という3組の飲み合わせデータを作成する。
飲み合わせデータ作成部232は、医薬品カレンダーを参照し、同一患者が同一日に内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せ、すなわち飲み合わせを示す飲み合わせデータを作成する。例えば、飲み合わせデータ作成部232は、図7に示した医薬品カレンダーを参照し、対象の患者が2月5日に内服することを指定された医薬品V、医薬品Wおよび医薬品Xからなるグループから、(医薬品V,医薬品W)、(医薬品V,医薬品X)および(医薬品W,医薬品X)という3組の飲み合わせデータを作成する。
飲み合わせデータ作成部232は、一例として、医薬品のグループ同士の外積を演算することにより飲み合わせデータを作成する事が可能である。具体的には、飲み合わせデータ作成部232は、一方の医薬品のグループに複素数を乗算した後に、医薬品のグループ同士の外積を演算してもよい。その結果、例えば図8の上段に示す演算結果が得られる。
その後、飲み合わせデータ作成部232は、外積の演算結果を唯一化し、外積の演算結果を(実数部,虚数部)という型に変換することにより、図8の下段に示したように(医薬品1、医薬品2)という飲み合わせデータを作成することができる。
なお、上記では、2種類の医薬品の組合せを示す飲み合わせデータを作成する例を説明したが、飲み合わせデータ作成部232は、3種類上の医薬品の組合せを示す飲み合わせデータを作成してもよい。
(併用禁忌データ記憶部)
併用禁忌データ記憶部236は、相互作用を生じる医薬品の組合せ(飲み合わせ)を示す併用禁忌データを記憶する。併用禁忌データでは、飲み合わせとリスクの段階とが対応付けられている。リスクの段階としては、例えば、「併用注意」、「原則併用禁忌」、および「絶対禁忌」などが挙げられる。なお、これらのリスクの段階のリスクの大きさは、以下の関係にある。
「併用注意」<「原則併用禁忌」<「絶対禁忌」
併用禁忌データ記憶部236は、相互作用を生じる医薬品の組合せ(飲み合わせ)を示す併用禁忌データを記憶する。併用禁忌データでは、飲み合わせとリスクの段階とが対応付けられている。リスクの段階としては、例えば、「併用注意」、「原則併用禁忌」、および「絶対禁忌」などが挙げられる。なお、これらのリスクの段階のリスクの大きさは、以下の関係にある。
「併用注意」<「原則併用禁忌」<「絶対禁忌」
(併用禁忌判定部)
併用禁忌判定部240は、飲み合わせデータ作成部232により作成された各飲み合わせデータと、併用禁忌データ記憶部236に併用禁忌データとをマッチングし、各飲み合わせデータが併用禁忌の飲み合わせであるか否かを判定する。例えば、併用禁忌判定部240は、併用禁忌データとして記憶されている飲み合わせデータが発見された場合、当該飲み合わせデータが、「併用注意」、「原則併用禁忌」、または「絶対禁忌」のいずれに該当するかを判定する。
併用禁忌判定部240は、飲み合わせデータ作成部232により作成された各飲み合わせデータと、併用禁忌データ記憶部236に併用禁忌データとをマッチングし、各飲み合わせデータが併用禁忌の飲み合わせであるか否かを判定する。例えば、併用禁忌判定部240は、併用禁忌データとして記憶されている飲み合わせデータが発見された場合、当該飲み合わせデータが、「併用注意」、「原則併用禁忌」、または「絶対禁忌」のいずれに該当するかを判定する。
(併用実態データ記憶部、表示部)
併用実態データ記憶部244は、併用禁忌判定部240による判定結果、すなわち、併用禁忌の飲み合わせの実態データを記憶する。表示部248は、併用禁忌判定部240による判定結果、すなわち、併用禁忌の飲み合わせの実態データを視覚的に視認可能に表示する。
併用実態データ記憶部244は、併用禁忌判定部240による判定結果、すなわち、併用禁忌の飲み合わせの実態データを記憶する。表示部248は、併用禁忌判定部240による判定結果、すなわち、併用禁忌の飲み合わせの実態データを視覚的に視認可能に表示する。
<3.本実施形態による禁忌判定装置の動作>
以上、本実施形態による禁忌判定装置20の構成を説明した。続いて、図10を参照し禁忌判定装置20の動作を整理する。
以上、本実施形態による禁忌判定装置20の構成を説明した。続いて、図10を参照し禁忌判定装置20の動作を整理する。
図9は、本実施形態による禁忌判定装置20の動作を示したフローチャートである。図9に示したように、まず、データ形式変換部224は、レセプトデータ記憶部220からレセプトデータを取得すると(S310)、レセプトデータのデータ形式を、医薬品データIYおよび調剤データCZの組合せが1行で表現される形式に変換する(S320)。
その後、カレンダー生成部228が、データ形式変換部224により形式が変換されたレセプトデータに基づき、各患者について、各日付において内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成する(S330)。
そして、飲み合わせデータ作成部232が、医薬品カレンダーを参照し、同一患者が同一日に内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、飲み合わせデータを作成する(S340)。
さらに、併用禁忌判定部240が、飲み合わせデータ作成部232により作成された各飲み合わせデータと、併用禁忌データ記憶部236に併用禁忌データとをマッチングし、各飲み合わせデータが併用禁忌の飲み合わせであるか否かを判定する(S350)。
(効果)
実際に、約7万名のレセプトデータを本実施形態の手法により処理したところ、図10に示したように、「併用注意」の飲み合わせが約87000件、「原則併用禁忌」の飲み合わせが77件、「絶対禁忌」の飲み合わせが8件発見された。このように、本実施形態によれば、従前は手作業で行われていた医薬品の併用状況の調査を、レセプトデータを用いてデータ解析を行うことにより、併用禁忌の飲み合わせの実態の調査範囲を飛躍的に向上することが可能である。
実際に、約7万名のレセプトデータを本実施形態の手法により処理したところ、図10に示したように、「併用注意」の飲み合わせが約87000件、「原則併用禁忌」の飲み合わせが77件、「絶対禁忌」の飲み合わせが8件発見された。このように、本実施形態によれば、従前は手作業で行われていた医薬品の併用状況の調査を、レセプトデータを用いてデータ解析を行うことにより、併用禁忌の飲み合わせの実態の調査範囲を飛躍的に向上することが可能である。
<4.ハードウェア構成>
以上、本開示の各実施形態を説明した。上述した医薬品カレンダーの生成や併用禁忌の判定などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する禁忌判定装置20のハードウェアとの協働により実現される。
以上、本開示の各実施形態を説明した。上述した医薬品カレンダーの生成や併用禁忌の判定などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する禁忌判定装置20のハードウェアとの協働により実現される。
図11は、禁忌判定装置20のハードウェア構成を示したブロック図である。禁忌判定装置20は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ホストバス204と、を備える。また、禁忌判定装置20は、ブリッジ205と、外部バス206と、インタフェース207と、入力装置208と、出力装置210と、ストレージ装置(HDD)211と、ドライブ212と、通信装置215とを備える。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って禁忌判定装置20内の動作全般を制御する。また、CPU201は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM202は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM203は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス204により相互に接続されている。
ホストバス204は、ブリッジ205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス206に接続されている。なお、必ずしもホストバス204、ブリッジ205および外部バス206を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置208は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されている。禁忌判定装置20のユーザは、該入力装置208を操作することにより、禁忌判定装置20に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置210は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置210は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。出力装置210は、例えば、再生されたコンテンツを出力する。具体的には、表示装置は再生された映像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置211は、本実施形態にかかる禁忌判定装置20の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置211は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置211は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置211は、ハードディスクを駆動し、CPU201が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ212は、記憶媒体用リーダライタであり、禁忌判定装置20に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM203に出力する。また、ドライブ212は、リムーバブル記憶媒体24に情報を書き込むこともできる。
通信装置215は、例えば、通信網12に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置215は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<5.むすび>
以上説明したように、本実施形態による禁忌判定装置20は、従前は手作業で行われていた医薬品の併用状況の調査を、レセプトデータを用いたデータ解析により自動的かつ効率的に実現することが可能である。
以上説明したように、本実施形態による禁忌判定装置20は、従前は手作業で行われていた医薬品の併用状況の調査を、レセプトデータを用いたデータ解析により自動的かつ効率的に実現することが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態による手法は、医科レセプトから傷病データを取得して、ある患者の傷病の併発具合を可視化するような形態にも適用可能である。
また、本実施形態による手法は、処方薬同士の飲み合わせのチェックに限られず、OTC薬との飲み合わせのチェック、食べ物との食べ合わせの潜在的なリスクの通知など、現在飲んでいる医薬品と、過去に服用した医薬品との履歴とが重要なアプリケーションの提供にも有用である。
また、本実施形態による手法は、継続的な服用による薬効、薬害の追跡調査にも役立つ可能性がある。さらに、個人の健康情報の集約としての服薬データの価値があること、また、本実施形態による手法に基づき、過去の履歴と現在の患者周辺の様々な情報(血圧、天気、大気圧、気温および食事など)から、患者自身の体調や将来的に発生する事象の推測、推測結果への注意喚起を行うアプリケーションを提供することも可能である。また、多様な情報によりクラスタリングを行えれば、関連する情報の紐付け、および広告ビジネスを実現できる可能性もある。
また、本明細書の禁忌判定装置20の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、禁忌判定装置20の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、禁忌判定装置20に内蔵されるCPU201、ROM202およびRAM203などのハードウェアを、上述した禁忌判定装置20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
また、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、
を備える、処方判定装置。
(2)
前記処方判定装置は、前記医薬品の特定の組合せを示すデータを記憶する記憶部をさらに備え、
前記医薬品の特定の組合せは、併用禁忌または併用禁忌の医薬品の組合せである、前記(1)に記載の処方判定装置。
(3)
前記処方データは、レセプトデータに含まれる、前記(1)または(2)に記載の処方判定装置。
(4)
前記レセプトデータは、前記医薬品データと、前記調剤日データおよび前記処方日数データとを異なる行で表現し、
前記処方判定装置は、前記医薬品データ、前記調剤日データおよび前記処方日数データが一行で表現される形式に前記レセプトデータの形式を変換するデータ形式変換部をさらに備え、
前記カレンダー生成部は、前記データ形式変換部により形式が変換された前記レセプトデータに基づいて前記医薬品カレンダーを生成する、前記(3)に記載の処方判定装置。
(5)
前記抽出部は、前記医薬品のグループ同士の外積を演算することにより、前記医薬品の組合せを抽出する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の処方判定装置。
(6)
前記抽出部は、一方の医薬品のグループに複素数を乗算した後に、前記医薬品のグループ同士の外積を演算する、前記(5)に記載の処方判定装置。
(7)
医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成することと、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出することと、
抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定することと、
を含む、処方判定方法。
(8)
コンピュータを、
医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、
として機能させるための、プログラム。
(1)
医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、
を備える、処方判定装置。
(2)
前記処方判定装置は、前記医薬品の特定の組合せを示すデータを記憶する記憶部をさらに備え、
前記医薬品の特定の組合せは、併用禁忌または併用禁忌の医薬品の組合せである、前記(1)に記載の処方判定装置。
(3)
前記処方データは、レセプトデータに含まれる、前記(1)または(2)に記載の処方判定装置。
(4)
前記レセプトデータは、前記医薬品データと、前記調剤日データおよび前記処方日数データとを異なる行で表現し、
前記処方判定装置は、前記医薬品データ、前記調剤日データおよび前記処方日数データが一行で表現される形式に前記レセプトデータの形式を変換するデータ形式変換部をさらに備え、
前記カレンダー生成部は、前記データ形式変換部により形式が変換された前記レセプトデータに基づいて前記医薬品カレンダーを生成する、前記(3)に記載の処方判定装置。
(5)
前記抽出部は、前記医薬品のグループ同士の外積を演算することにより、前記医薬品の組合せを抽出する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の処方判定装置。
(6)
前記抽出部は、一方の医薬品のグループに複素数を乗算した後に、前記医薬品のグループ同士の外積を演算する、前記(5)に記載の処方判定装置。
(7)
医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成することと、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出することと、
抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定することと、
を含む、処方判定方法。
(8)
コンピュータを、
医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、
として機能させるための、プログラム。
20 禁忌判定装置
220 レセプトデータ記憶部
224 データ形式変換部
228 カレンダー生成部
232 データ作成部
236 併用禁忌データ記憶部
240 併用禁忌判定部
244 併用実態データ記憶部
248 表示部
220 レセプトデータ記憶部
224 データ形式変換部
228 カレンダー生成部
232 データ作成部
236 併用禁忌データ記憶部
240 併用禁忌判定部
244 併用実態データ記憶部
248 表示部
Claims (8)
- 医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、
を備える、処方判定装置。 - 前記処方判定装置は、前記医薬品の特定の組合せを示すデータを記憶する記憶部をさらに備え、
前記医薬品の特定の組合せは、併用禁忌または併用禁忌の医薬品の組合せである、請求項1に記載の処方判定装置。 - 前記処方データは、レセプトデータに含まれる、請求項1に記載の処方判定装置。
- 前記レセプトデータは、前記医薬品データと、前記調剤日データおよび前記処方日数データとを異なる行で表現し、
前記処方判定装置は、前記医薬品データ、前記調剤日データおよび前記処方日数データが一行で表現される形式に前記レセプトデータの形式を変換するデータ形式変換部をさらに備え、
前記カレンダー生成部は、前記データ形式変換部により形式が変換された前記レセプトデータに基づいて前記医薬品カレンダーを生成する、請求項3に記載の処方判定装置。 - 前記抽出部は、前記医薬品のグループ同士の外積を演算することにより、前記医薬品の組合せを抽出する、請求項1に記載の処方判定装置。
- 前記抽出部は、一方の医薬品のグループに複素数を乗算した後に、前記医薬品のグループ同士の外積を演算する、請求項5に記載の処方判定装置。
- 医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成することと、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出することと、
抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定することと、
を含む、処方判定方法。 - コンピュータを、
医薬品データ、調剤日データおよび処方日数データを含む対象者の処方データに基づき、各日付において前記対象者が内服することを指定された医薬品を示す医薬品カレンダーを生成するカレンダー生成部と、
前記医薬品カレンダーを参照し、同一日付において内服することを指定された1または2以上の医薬品のグループから、医薬品の組合せを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された医薬品の組合せが、医薬品の特定の組合せに合致するか否かを判定する判定部と、
として機能させるための、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012071830A JP2013205942A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 処方判定装置、処方判定方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012071830A JP2013205942A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 処方判定装置、処方判定方法およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013205942A true JP2013205942A (ja) | 2013-10-07 |
Family
ID=49525000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012071830A Pending JP2013205942A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 処方判定装置、処方判定方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013205942A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160056064A (ko) * | 2014-11-11 | 2016-05-19 | 주식회사 유비케어 | 약품 분할 조제 방법 및 약품 분할 조제 시스템 |
-
2012
- 2012-03-27 JP JP2012071830A patent/JP2013205942A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160056064A (ko) * | 2014-11-11 | 2016-05-19 | 주식회사 유비케어 | 약품 분할 조제 방법 및 약품 분할 조제 시스템 |
KR101649500B1 (ko) | 2014-11-11 | 2016-08-19 | 주식회사 유비케어 | 약품 분할 조제 방법 및 약품 분할 조제 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Payne et al. | Report of the AMIA EHR-2020 Task Force on the status and future direction of EHRs | |
Committee on Patient Safety et al. | Health IT and patient safety: building safer systems for better care | |
Ommaya et al. | Care-centered clinical documentation in the digital environment: solutions to alleviate burnout | |
Martin et al. | The map is not the territory: medical records and 21st century practice | |
Cassidy et al. | The epidemiology and type of medication errors reported to the National Poisons Information Centre of Ireland | |
US8630448B1 (en) | Method and system for image-based nutrition/health monitoring | |
Tseng et al. | A cloud medication safety support system using QR code and Web services for elderly outpatients | |
Banks | Self-care of minor ailments | |
Dixon et al. | Information technologies that facilitate care coordination: provider and patient perspectives | |
Paula et al. | Healthcare telemonitoring and business dynamics: challenges and opportunities for SUS | |
Coyle et al. | Evolution of BCMA within the Department of Veterans Affairs | |
KR20150105932A (ko) | 필기 인식 툴 | |
Kogut | Racial disparities in medication use: imperatives for managed care pharmacy | |
Thayer et al. | Human-centered development of an electronic health record-embedded, interactive information visualization in the emergency department using fast healthcare interoperability resources | |
US20170124281A1 (en) | Systems and Methods for Analyzing Medication Adherence Patterns | |
Cho et al. | The adoptions and use of electronic nursing records in Korean hospitals: findings of a nationwide survey | |
Gil-Guillen et al. | Medication non-adherence in rheumatology, oncology and cardiology: a review of the literature of risk factors and potential interventions | |
Silva et al. | Pharmacist interventions in high-risk obstetric inpatient unit: a medication safety issue | |
Balasuriya et al. | Impacts of the COVID-19 pandemic on nationwide chronic disease prevention and health promotion activities | |
Manfredi et al. | Endoscopic electronic medical record systems | |
Gerard et al. | Use of clinical decision support to increase influenza vaccination: multi-year evolution of the system | |
Katz | Connecting care for patients | |
JP6386956B2 (ja) | データ作成支援システム、データ作成支援方法及びプログラム | |
Choi et al. | Preliminary feasibility assessment of CDM-based active surveillance using current status of medical device data in medical records and OMOP-CDM | |
JP2013205942A (ja) | 処方判定装置、処方判定方法およびプログラム |