JP2013205738A - 映像表示処理装置および方法 - Google Patents

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武生 松本
Teruhiko Kamibayashi
輝彦 上林
Yasushi Onishi
康司 大西
Daisuke Yamamoto
大輔 山本
Tomoyuki Fujimoto
知之 藤本
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Abstract

【課題】映像処理経路に含まれるGDC、ASICの数量の増加を抑制し、各ディスプレイに表示出力する映像データの同期を確保する技術を提供する。
【解決手段】映像表示処理装置は、複数のディスプレイにそれぞれ出力される複数の映像の画像フレームを生成する手段と、複数の映像の画像フレームをそれぞれ所定の圧縮率で圧縮する圧縮手段と、圧縮されたそれぞれの画像フレームを合成画像フレームとして第2の処理手段に出力する手段と、を有する第1の処理手段と、合成画像フレームから圧縮されたそれぞれの画像フレームを取得する手段と、圧縮されたそれぞれの画像フレームを圧縮率による圧縮前の複数の画像フレームに伸張する手段と、圧縮前の複数の画像フレームをそれぞれ対応するディスプレイに出力する手段と、を有する第2の処理手段と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両に搭載されるディスプレイへの映像表示方法の技術に関する。
近年、車両に搭載されるディスプレイの数量は、提供されるコンテンツ(例えば、ナビゲーション、テレビジョン(TV)放送、DVD(Digital Versatile Disk)やBD(Blu-ray Disc)等の再生画像、カメラ撮影画像、車両状態を示す描画画像、Bluetooth(登
録商標)を用いて携帯電話と連携して表示される携帯電話の画面、ゲーム等)の多様化に伴い増加する傾向にある。
従来、提供されたコンテンツは、例えば、図1に示すように、ディスプレイごとに設けられた映像処理経路90を介して各ディスプレイ上に表示されていた。図1の映像表示処理の形態は、7インチのメインディスプレイ93に、640×480画素の画面解像度で表示画像を表示出力する映像処理経路90と、4.3インチのサブディスプレイ94に640×350画素の画面解像度で表示画像を表示出力する映像処理経路90との、2系統の映像処理経路を備える。
例えば、ナビゲーションから供給された映像情報は、GDC(Graphics Display Controller)91、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)92といった映像表示処理の専用LSI(Large Scale Integration)を含む、一方の映像処理経路90を
介して映像表示処理が施される。映像表示処理が施された映像情報は、例えば、センターコンソールに設けられたメインディスプレイ93に表示出力される。同様に、エアコン等の作動状態を示す描画画像等は、他方のGDC91、ASIC92を含む映像処理経路90を介して映像表示処理が施され、例えば、メータフード内に設けられた4.3インチディスプレイ94に表示出力される。
なお、本明細書で説明する技術に関連する技術が記載されている文献としては、以下の特許文献1乃至3が存在している。
特開2011−066577号公報 特開2000−184348号公報 特開2001−208984号公報
図1に示すように、従来の映像表示処理の形態では、映像を表示するディスプレイの数だけGDC及びASICを含む映像処理経路を必要としていた。しかしながら、映像処理経路に含まれるGDCは安価でないため、提供される映像コンテンツの増加に対応しようとすれば、システム全体としてのコストアップが課題となっていた。また、複数の映像処理経路を備える場合、GDC及びASICといった専用ICを搭載する基板サイズの増大化を招く虞がある。
さらに、ディスプレイごとに設けられた映像処理経路間において、複数のGDC間で同期を取りながら動作させる場合には、複数のGDC間で連動して調整できるタイミング回路を必要としていた。
開示の技術の課題は、複数のディスプレイに映像表示を行う場合でも映像処理経路に含まれるGDC、ASICの数量の増加を抑制し、各ディスプレイに表示出力する映像データの同期を確保する技術を提供することにある。
開示の技術の一側面は、次の映像表示処理装置の構成によって例示される。すなわち、映像表示処理装置は、映像の画像フレームを形成する第1の処理手段と、形成された画像フレームを複数のディスプレイに出力する第2の処理手段と、を備え、第1の処理手段は、複数のディスプレイにそれぞれ出力される複数の映像の画像フレームを生成する手段と、複数の映像の画像フレームをそれぞれ所定の圧縮率で圧縮する圧縮手段と、圧縮されたそれぞれの画像フレームを合成画像フレームとして第2の処理手段に出力する手段と、を有し、第2の処理手段は、合成画像フレームから圧縮されたそれぞれの画像フレームを取得する手段と、圧縮されたそれぞれの画像フレームを圧縮率による圧縮前の複数の画像フレームに伸張する手段と、圧縮前の複数の画像フレームをそれぞれ対応するディスプレイに出力する手段と、を有する。
このような構成によれば、映像の画像フレームを形成する第1の処理手段は、複数のディスプレイにそれぞれ出力される複数の映像の画像フレームを、所定の圧縮率で圧縮し、圧縮されたそれぞれの画像フレームを合成画像フレームとして第2の処理手段に出力する。形成された画像フレームを複数のディスプレイに出力する第2の処理手段は、合成画像フレームから圧縮されたそれぞれの画像フレームを取得し、圧縮されたそれぞれの画像フレームを圧縮率による圧縮前の複数の画像フレームに伸張し、圧縮前の複数の画像フレームをそれぞれ対応するディスプレイに出力することができる。この結果、複数のディスプレイに映像表示を行う場合でもGDC、ASICの数量を増加せずに映像処理経路が構成できる。表示画像の伸張は並列して行われるとともに、表示画像は各ディスプレイに同時に出力されるため、同期を確保できる。
本映像表示処理装置によれば、複数のディスプレイに映像表示を行う場合でも映像処理経路に含まれるGDC、ASICの数量の増加を抑制し、各ディスプレイに表示出力する映像データの同期を確保する技術を提供できる。
従来の映像処理経路の構成を説明する図である。 本実施形態の映像表示処理装置の概略構成図である。 運転席正面のインストルメントパネルに設けられた2つのサブディスプレイに映像データを表示出力する例を示す図である。 本実施形態の映像表示処理装置の映像表示処理を例示するフローチャートである。 図4aのS1の詳細な処理のフローチャートである。 本実施形態の映像表示処理装置の映像表示処理を例示するタイミングチャートである。 本実施形態の映像表示処理装置の映像表示処理を例示するタイミングチャートである。 ASICの概略ブロック図の例示である。 実施例2の映像表示処理を説明する図である。 実施例2の映像表示処理を例示するタイミングチャートである。 本実施形態の映像表示処理装置を備えたAVN機を例示する図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る映像表示処理装置について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、映像表示処理装置は実施形態の構成には限定されない。
以下、図2から図9の図面に基づいて、映像表示処理装置を説明する。
<実施例1>
〔装置構成〕
図2は、本実施形態の映像表示処理装置の概略構成図である。図2に例示の映像表示処理装置10は、例えば、後述する車載用オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション一体機(AVN機)といった情報処理システムの一部を構成する。図2の映像表示処理装置10には、例えば、AVN機からナビゲーション、テレビジョン(TV)放送、DVD(Digital Versatile Disk)やBD(Blu-ray Disc)等の再生画像、カメラ撮影画像、車両状態を示す描画画像、Bluetoothを用いて携帯電話と連携して表示される携帯電話の画面、ゲ
ーム等といったAVN機が表示可能な、各種コンテンツが供給される。
映像表示処理装置10は、上述した各種コンテンツごとに映像コンテンツが表示されるディスプレイに応じた描画処理を行い、例えば、8ビットの階調情報を有する、赤(R)、緑(G)、青(B)といった色要素の画素で構成された映像データを生成する。そして、映像表示処理装置10は生成された映像データに対し、例えば、線形補正による色補正やガンマ補正といった色調補正等の表示処理を行う。表示処理後の映像データは、ディスプレイごとに、所定の画面解像度で該ディスプレイ上に表示される。
図2に例示する映像表示処理装置10では、7インチサイズのメインディスプレイ13に表示出力される映像コンテンツと4.3インチサイズのサブディスプレイ14に表示出力される映像コンテンツの2系統のコンテンツが供給される。メインディスプレイ13は、例えば、ステアリング側方の、センターコンソールといった運転席と助手席とを隔てる部分に配置され、サブディスプレイ14は、例えば、運転席正面のインストルメントパネルに配置される。メインディスプレイ13は、VGA(Video Graphics Array)といった640×480画素の画面解像度を有し、サブディスプレイ14は、EGA(Enhanced Graphics Adapter)といった640×350画素の画面解像度を有する。
映像表示処理装置10は、供給された2系統の映像コンテンツに対し、上述したディスプレイごとの描画処理および表示処理を並列して実行する。そして、映像表示処理装置10は、処理された2系統の映像データを各ディスプレイに並列して出力する。その結果、映像表示処理装置10は、例えば、ナビゲーション、テレビジョン(TV)放送、DVD(Digital Versatile Disk)やBD(Blu-ray Disc)等の再生画像といった映像コンテンツを、VGA(Video Graphics Array)といった640×480画素の画面解像度で7インチサイズのメインディスプレイ13上に表示できる。また、メインディスプレイ13への映像表示処理と並列して、例えば、カメラ撮影画像、車両状態を示す描画画像等といった映像コンテンツを、EGA(Enhanced Graphics Adapter)といった640×350画
素の画面解像度で4.3インチサイズのサブディスプレイ14に表示できる。
本実施形態の映像表示処理装置10は、GDC(Graphics Display Controller)11
、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)12を備える。GDC11お
よびASIC12は、複数のディスプレイに共通の映像処理経路を構成する。映像処理表示装置10は、複数のディスプレイに共通の映像処理経路を有することにより、それぞれのディスプレイに応じた画面解像度で、供給された複数の映像コンテンツを並列して映像表示処理することができる。なお、GDC11が第1の処理手段の一例であり、ASIC12が第2の処理手段の一例である。
GDC11は、2DEngineや3DEngineといったグラフィック表示プログラムを実行する複数のプロセッサ、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、メモリ
、各種インターフェース等を有する映像表示処理用のLSI(Large Scale Integration
)である。各種インターフェースには、入出力インターフェースの他、ADC(Analog/digital converter)や、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、イーサネット(登録商標)等の通信インターフェースを含んでもよい。
GDC11のメモリは、GDC11の各プロセッサが各種プログラムやデータをキャッシュしたり作業領域を展開したりする記憶媒体であり、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)等を
含む。GDC11は、例えば、ROM等に記憶されている各種プログラムや各種データをRAM等に実行可能に展開し、各プロセッサ等が各種プログラムを実行することにより、映像コンテンツが表示されるディスプレイに応じた描画処理を行い、映像データの生成といった所定の目的に合致した機能を実現する。
ASIC12は、入力された映像データに対して線形補正による色補正やガンマ補正といった色調補正等の表示処理を行う映像表示処理用のカスタムICである。ASIC12は、AND回路、OR回路、NOT回路、カウンタ回路といった論理回路、加算、乗算といった信号処理回路、メモリ、PLL(Phase-locked loop)、入出力インターフェース
等を有する。ASIC12のメモリは、入出力インターフェースを介して入力された映像データや信号処理の際に参照するテーブル等を記憶する記憶媒体であり、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)等を含む。
〔処理概要〕
図2のGDC11は、供給された2系統の映像コンテンツに基づいて、メインディスプレイ13、サブディスプレイ14に表示出力する映像データを生成する。ここで、メインディスプレイ13の映像データは、例えば、640×480画素で構成され、サブディスプレイ14の映像データは、例えば、640×350画素で構成されるとする。各画素は量子化されたR、G、B、の各8ビットの階調情報で表現されるとする。また、以下の説明では描画処理によって生成された映像データを“原画像”と称する。
GDC11は、ディスプレイごとに生成された原画像の画素サイズを圧縮し、縮小画像を生成する。そして、GDC11は、生成されたそれぞれの縮小画像を合成し、合成画像を生成する。GDC11で合成された合成画像は、入出力インターフェースを介してASIC12に出力される。
図2の例では、GDC11は、例えば、640×480画素の原画像を横方向(水平方向)に圧縮し、320×480画素の縮小画像11aを生成する。並列してGDC11は、例えば、640×350画素の原画像を横方向に圧縮し、320×350画素の縮小画像11bを生成する。そして、GDC11は、生成した2つの縮小画像を合成し、例えば、640×480画素の合成画像11cを生成する。図2では、合成画像11cは、縮小画像11aと縮小画像11bが横方向(水平方向)に並列して合成されている。
本実施形態の映像表示処理装置10は、このような、映像圧縮、映像合成といった処理機能をGDC11に実行させることにより、例えば、従来のメインディスプレイ13に映像データを表示出力する伝送容量や帯域幅等で、メインディスプレイ13およびサブディスプレイ14に表示出力される映像データを並列して処理することができる。但し、GDC11で実行される圧縮、合成処理の機能は、図2の処理例に限定されるわけではない。図例では、各原画像を横方向に圧縮し、合成画像11cを生成したが、例えば、各原画像
を縦方向(垂直方向)に圧縮し、圧縮した各縮小画像を縦方向(垂直方向)に上下に並べた合成画像を生成してもよい。例えば、640×480画素の原画像を縦方向(水平方向)に圧縮した640×240画素の縮小画像と、640×350画素の原画像を縦方向に圧縮し、640×175画素の縮小画像とから、640×480画素の合成画像を生成するとしてもよい。ここで、原画像の圧縮は任意の方法が選択できる。例えば、可逆圧縮、非可逆圧縮といった圧縮方法が提示できる。
また、図2の処理例では、合成画像をメインディスプレイ13に表示出力する原画像の画素サイズとしたが、例えば、サブディスプレイ14に表示出力する原画像の画素サイズとしてもよい。例えば、640×480画素の原画像を横方向および縦方向に圧縮した320×350画素の縮小画像と、640×350画素の原画像を横方向に圧縮し、320×350画素の縮小画像とから、640×350画素の合成画像を生成するとしてもよい。映像表示処理装置10は、従来のサブディスプレイ14に映像データを表示出力する伝送容量や帯域幅等で、メインディスプレイ13およびサブディスプレイ14に表示出力される映像データを並列して処理することができる。合成画像のサイズは、車載システムが要求される表示精度、車載システムの規模、映像データを表示出力する伝送容量や帯域幅等によって適正なものを選択できる。
GDC11から出力された合成画像は、ASIC12が備える入出力インターフェースを介してASIC12に入力される。ASIC12は、後述するように、入力された合成画像を所定のタイミングでメモリに一時的に格納する。そして、ASIC12は、例えば、各ディスプレイの表示タイミングでメモリに格納された合成画像を読み出し、ディスプレイごとに圧縮された画像の復元処理を行う。ASIC12で復元処理された復元画像は、供給された映像コンテンツに基づいて生成された原画像の画素サイズで、各ディスプレイに出力される。
図2の例では、ASIC12は、合成画像11cの画素のサイズを縮小画像11aの画素の領域と縮小画像11bの画素の領域とに分割する。合成画像11cは、横方向に320×480画素の縮小画像11aと320×350画素の縮小画像11bが並列して合成されたものであるから、例えば、ASIC12は、合成画像の横方向の画素情報に基づいて合成画像の画素範囲を分割することにより、各縮小画像を分割できる。
ASIC12は、縮小画像ごとに、縮小画像を原画像の画素サイズに復元する復元処理を並列して行う。例えば、ASIC12は、縮小画像11aに対し横方向へ拡大する伸張処理、線形補間といった画素間の補間処理を行うことにより、640×480画素の画素サイズを有する復元画像12aを復元できる。同様に、ASIC12は、縮小画像11bに対し横方向へ拡大する伸張処理および補間処理を行うことにより、640×350画素の画素サイズを有する復元画像12bを復元できる。なお、縮小画像の伸張処理および補間処理は任意の方法が選択できる。原画像の圧縮方法や復元する画像の画素サイズ、復元データの伝送容量や帯域幅等に応じて適正なものを選択すればよい。
ASIC12で復元された各復元画像は、それぞれに応じたディスプレイに並列して表示出力される。例えば、640×480画素の復元画像12aは、ナビゲーションといった映像コンテンツの映像データとしてメインディスプレイ13に表示出力される。同様に、640×350画素の復元画像12bは、例えば、車両状態を示す描画画像といった映像コンテンツの映像データとしてサブディスプレイ14に表示出力される。
本実施形態の映像表示処理装置10は、このような合成画像の分割、伸張処理や画素間の補間処理といった復元処理をASIC12に機能させることにより、例えば、メインディスプレイ13に表示出力される映像データとサブディスプレイ14に表示出力される映
像データとを同期して連動することが可能となる。なお、ASIC12で行われる合成画像の分割、伸張処理や画素間の補間処理といった復元処理は、図2の処理例に限定されないことは言うまでもない。例えば、圧縮した各縮小画像が縦方向(垂直方向)に上下に並ぶ合成画像では、合成画像の縦方向の画像情報に基づいて合成画像の画素範囲を分割するとしてもよい。また、例えば、縦方向に圧縮されている縮小画像では、縮小画像に対し縦方向へ伸張する伸張処理等の復元処理を行うとしてもよい。
図3は、運転席正面のインストルメントパネルに設けられた2つのサブディスプレイ14aに映像データを表示出力する例である。インストルメントパネルのメータフード15内には、速度計16a、回転速度計16bを挟むように2つの4.3インチのサブディスプレイ14aが設けられている。図3の映像表示処理装置10には、少なくとも10.2インチのメインディスプレイ13a、2つの4.3インチのサブディスプレイ14aに表示出力可能な映像コンテンツが供給される。
図例の映像表示処理装置10のGDC11は、メインディスプレイ13aへの表示出力系統とASIC12への合成画像を出力する系統を備える。GDC11は、2つのサブディスプレイ14aに表示出力される映像データのそれぞれの原画像を圧縮し、縮小画像11d、11eを生成する。生成された縮小画像11d、11eは、例えば、横方向に並列されて、4.3インチのサブディスプレイ14aの画素サイズを有する合成画像11fとしてASIC12に出力される。
GDC11から出力された合成画像11fは、ASIC12によって縮小画像11d、縮小画像11eに分割され、それぞれに原画像サイズへの伸張処理および補間処理が行われ、VRAM(Video RAM)といったメモリ17を介し、各サブディスプレイ14aの表
示タイミングで各ディスプレイ上に表示出力される。ASIC12では、分割処理、伸張処理、補間処理といった各サブディスプレイ14aへの表示出力処理は、並列して実行されるため、各サブディスプレイ14aに表示される映像データは同期して連動させることが可能となる。
図3の映像表示処理装置10において、例えば、GDC11からメインディスプレイ13aに表示出力している映像データを、ASIC12を経由して供給するとしてもよい。例えば、ASIC12において、メインディスプレイ13aに表示出力する映像データに、所定の処理遅延を与え、メインディスプレイ13aに表示出力するとしてもよい。ASIC12から、メインディスプレイ13aに表示出力される映像データは、所定の処理遅延を介することにより、各サブディスプレイ14aに表示される映像データと同期を取ることが可能となり、3つのディスプレイ間で表示出力される映像データを連動することが可能となる。
〔処理フロー〕
以下、図4から図6を参照し、本実施形態の映像表示処理について説明する。図4aは、映像表示処理装置10による映像データの圧縮、縮小映像の合成・分割、伸張、補間といったディスプレイごとの映像表示処理のフローチャートの例示である。映像表示処理装置10のGDC11は、例えば、メモリに実行可能に展開された各種プログラムにより映像データの描画処理、圧縮、縮小映像の合成等を実行する。なお、図4aにおいて、S1−S2の処理は、GDC11で実行され、S3−S4の処理はASIC12で実行される。
図4aに例示する映像表示処理のフローチャートにおいて、映像表示処理の“表示開始”は、例えば、車両のイグニッションキーが「ON」または「ACC」位置となり、電力供給が開始された時が提示できる。
映像表示処理装置10のGDC11は、図3に例示するメインディスプレイ13a、サブディスプレイ14aに応じて提供された映像コンテンツの圧縮率(縮小率)を決定する(S1)。例えば、GDC11は、映像コンテンツごとに対応付けられた縮小率を格納したテーブルを備えることができる。該テーブルには、「DVD」、「TV」では「30%」、「静止画」では「70%」、「ナビゲーション」では「20%」、「カメラ」では「40%」等のように、各ディスプレイが表示可能なコンテンツごとに対応付けられた縮小率を格納することができる。
また、縮小率の決定は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)といった既圧縮の動画像の場合では、各圧縮画像の動きベクトルの変化量に応じて縮小率を決定するとしてもよい。また、例えば、供給された映像コンテンツの情報量(画像の複雑さ)に応じて適切な縮小率を決定することができる。一例として、各サブディスプレイ14aに表示出力する映像コンテンツの情報量が同じ場合には、縮小率を各50%とし、合成映像画像をASIC12に送信できる。しかしながら、一方のサブディスプレイ14aに表示出力する映像コンテンツが、例えば、メニュー画像といった複雑でない表示(情報量が少ないコンテンツ)の場合では、他方のディスプレイ14aに表示出力する映像コンテンツの縮小率を例えば30%とし、複雑でない表示の映像コンテンツには縮小率を70%とするとしてもよい。
GDC11で決定された縮小率は、合成映像画像の画素の範囲と共にASIC12に通知される。なお、予め所定の縮小率を定めておく場合には、ASIC12に通知するとしなくともよい。GDC11は、決定した縮小率で映像コンテンツに基づく縮小映像画像を生成し、合成映像画像を生成する。
図4bに、S1の処理の詳細なフローチャートを例示する。図4bに例示するフローチャートのS11において、GDC11は、先ず、ディスプレイ1への出力映像Aの1フレームを生成(取得)する。そして、出力映像Aを圧縮し、圧縮した出力映像AをGDC11のメモリの所定領域に格納する(S12−13)。次に、GDC11は、ディスプレイ2への出力映像Bの1フレームを生成(取得)する(S14)。そして、出力映像Bを圧縮し、圧縮した出力映像BをGDC11のメモリの所定領域に格納する(S15−16)。S13およびS16でメモリに格納された出力映像が、合成映像画像としてASIC12に出力されることとなる。
図3に例示する映像表示処理装置10では、GDC11は、2つのサブディスプレイ14aに表示出力される映像データのそれぞれの原映像画像を圧縮し、縮小映像画像11d、11eを生成する。そして、縮小映像画像11d、11eは、例えば、横方向に並列し、合成映像画像11fとしてASIC12に出力される(S2)。なお、圧縮率が決定しているのであれば、GDC11は、映像コンテンツに基づく縮小映像画像を直接的に生成するとしてもよい。また、図3の例では、GDC11は、ASIC12に合成映像画像を出力するタイミングで、メインディスプレイ13aへ描画処理した映像データを出力する。
図5aに、縮小映像画像11g、11hを縦方向に上下に並べた合成映像画像11jのASIC12への出力タイミングチャートを例示する。GDC11は、図5aに例示するように、一定の周期で繰り返される“垂直同期(入力)”信号に同期して合成映像画像11jをASIC12に出力する。ここで“垂直同期(入力)”信号の周期は、図1に示す従来のディスプレイごとに設けられた映像表示処理回路において、映像データをGDC90からASIC91に出力する周期である。本実施形態の映像表示処理装置10では、図5aに例示するように、“垂直同期(入力)”信号に同期して、“映像1(nフレーム)
”および“映像2(nフレーム)”の映像データが連続してASIC12に出力される。
図5aの“映像データ(入力)”では、“垂直同期(入力)”信号に同期して、“映像1(nフレーム)”および“映像2(nフレーム)”の映像データが連続してASIC12に入力されている。ASIC12は、例えば、“垂直同期(入力)”信号に同期して分周されたクロック信号を生成し、該生成したクロック信号をカウンタ回路等でカウントすることにより、“映像1(nフレーム)”および“映像2(nフレーム)”の映像データを合成映像画像から分離することができる。
図5bは、縮小映像画像11d、11eを横方向に並列した合成映像画像11fの、ASIC12への出力タイミングチャートの例示である。GDC11は、図5bに例示するように、一定の周期で繰り返される“水平同期(入力)”信号に同期して合成映像画像11fをASIC12に出力する。ここで“水平同期(入力)”信号の周期は、図1に示す従来のディスプレイごとに設けられた映像表示処理回路において、映像データをGDC91からASIC92に出力する周期である。本実施形態の映像表示処理装置10では、図5bに例示するように、“水平同期(入力)”信号に同期して、“映像1(nフレーム)”および“映像2(nフレーム)”の映像データが連続してASIC12に出力される。
図5bの“映像データ(入力)”では、“水平同期(入力)”信号に同期して、“映像1(nフレーム)”および“映像2(nフレーム)”の映像データが連続してASIC12に入力されている。ASIC12は、例えば、“水平同期(入力)”信号に同期して分周されたクロック信号を生成し、該生成したクロック信号をカウンタ回路等でカウントすることにより、図5aと同様に、“映像1(nフレーム)”および“映像2(nフレーム)”の映像データを合成映像画像から分離することができる。
図6は、ASIC12の概略ブロック図の例示である。図6に例示するASIC12では、例えば、図5aに例示するタイミングで出力された合成映像画像11jを入力処理部12cで縮小映像画像ごとに分割し、それぞれをメモリ12dに一時的に記憶する。図6の入力処理部12cは、例えば、図4aのS1でGDC11から通知された合成映像画像の画素の範囲と、カウンタ回路で計測したクロック数との比較を行うことにより、合成映像画像11jに含まれる縮小映像画像11g、11hを分離することができる。なお、図4aのS1でGDC11から通知される縮小率、画素の範囲等の情報は、映像データの一部に付加データとして埋め込み、例えば、各映像フレームに先行するブランキングのタイミングに合わせて通知されるとしてもよい。
ASIC12の入力処理部12cは、分割した縮小映像画像11g、11hをそれぞれメモリ12dに一時的に格納する。例えば、入力処理部12cは、図5aに例示する“メモリ1”の“バンク1ライト”のタイミングで、縮小映像画像11gを対応するディスプレイA用のメモリ12dに記憶する。そして、例えば、入力処理部12cは、図5aに例示する“メモリ2”の“バンク1ライト”のタイミングで、縮小映像画像11hを対応するディスプレイB用のメモリ12dに連続して記憶する。
図4aに例示するフローチャートに戻り、S3の合成映像を分割しメモリに蓄積する処理が、ASIC12の入力処理部12cおよびメモリ12dによって実行される。そして、メモリ12dに一時的に格納された映像データは、各ディスプレイの表示タイミングで読み出され、伸張処理、補間処理が行われ、並列して各ディスプレイに出力される(S4)。なお、ASIC12は、各ディスプレイに出力される映像像データ間で、出力タイミングを同期させるようにしてもよい。
図6に例示のブロック図において、ASIC12のメモリ12dに蓄積された映像縮小
画像11gは、出力制御部12eによってディスプレイAの表示タイミングで読み出され、ディスプレイAに表示出力するための伸張処理、補間処理が行われる。また、同様に、ASIC12のメモリ12dに蓄積された映像縮小画像11hは、出力制御部12eによってディスプレイBの表示タイミングで読み出され、ディスプレイBに表示出力するための伸張処理、補間処理が行われる。ディスプレイAおよびディスプレイBへの各処理は、対応する出力制御部12eによって並列して行われる。
図5aに例示されたタイミングチャートでは、“垂直同期(出力)”信号の周期がディスプレイの表示周期のタイミングである。図例において、“メモリ1”に格納されたデータ(映像縮小画像11g)は、“バンク3リード”のタイミングで読み出され、逐次、図6に例示の出力制御部12eの伸張処理、補間処理が施される。例えば、映像縮小画像11gは、出力制御部12eによって、縦方向に拡大されると共に線形補間といった拡大処理に伴う画素間の補間処理が行われる。そして、出力制御部12eによって拡大処理、補間処理がなされた映像データは、“映像1(出力)”の“映像1(n−1フレーム)”のタイミングで図5aのディスプレイAに表示出力される。
同様に、図5aにおいて、“メモリ2”に格納されたデータ(映像縮小画像11h)は、“バンク3リード”のタイミングで読み出され、逐次、図6に例示の出力制御部12eの伸張処理、補間処理が施される。映像縮小画像11hは、出力制御部12eによって、縦方向に拡大されると共に線形補間といった拡大処理に伴う画素間の補間処理が行われる。そして、出力制御部12eによって拡大処理、補間処理がなされた映像データは、“映像2(出力)”の“映像2(n−1フレーム)”のタイミングで図5aのディスプレイBに表示出力される。
図5aのタイミングチャートでは、“映像1(出力)”の“映像1(n−1フレーム)”のタイミングと“映像2(出力)”の“映像2(n−1フレーム)”のタイミングは同期している。そして、これらのタイミングで表示出力されるディスプレイAとディスプレイBの映像データは、並列に実行される。
図5bに例示されたタイミングチャートでは、“水平同期(出力)”信号の周期がディスプレイの表示周期のタイミングである。図例において、“メモリ1”に格納されたデータ(映像縮小画像11d)は、“バンク3リード”のタイミングで読み出され、逐次、図6に例示の出力制御部12eの伸張処理、補間処理が施される。例えば、映像縮小画像11dは、出力制御部12eによって、横方向に拡大されると共に線形補間といった拡大処理に伴う画素間の補間処理が行われる。そして、出力制御部12eによって拡大処理、補間処理がなされた映像データは、“映像1(出力)”の“映像1(n−1フレーム)”のタイミングで図5bのディスプレイAに表示出力される。
同様に、図5bにおいて、“メモリ2”に格納されたデータ(映像縮小画像11e)は、“バンク3リード”のタイミングで読み出され、逐次、図6に例示の出力制御部12eの伸張処理、補間処理が施される。映像縮小画像11eは、出力制御部12eによって、横方向に拡大されると共に線形補間といった拡大処理に伴う画素間の補間処理が行われる。そして、出力制御部12eによって拡大処理、補間処理がなされた映像データは、“映像2(出力)”の“映像2(n−1フレーム)”のタイミングで図5bのディスプレイBに表示出力される。
図5bのタイミングチャートでは、“映像1(出力)”の“映像1(n−1フレーム)”のタイミングと“映像2(出力)”の“映像2(n−1フレーム)”のタイミングは同期している。そして、これらのタイミングで表示出力されるディスプレイAとディスプレイBの映像データは、並列に実行される。
図4aに例示するフローチャートに戻り、本実施形態の映像表示処理装置10は、例えば、車両のイグニッションキーが「OFF」位置となり、供給した電力が停止する“表示停止”となるまで、S1−S4の処理を繰り返し継続して実行する。
以上のように、本実施形態の映像表示処理装置10は、複数のディスプレイに応じた映像コンテンツを圧縮し、1つの合成映像画像を生成する。映像表示処理装置10は、生成した合成映像画像を圧縮率、画素の範囲といった情報に基づいて分割し、合成映像画像に合成されたディスプレイごとの圧縮映像画像を取得する。映像表示処理装置10は、分割した圧縮映像画像ごとにディスプレイに応じた伸張処理、補間処理を行い、復元後の各映像データを並列して対応するディスプレイに表示出力する。このような構成により、映像表示装置10は、複数のディスプレイに表示出力される映像コンテンツを一つの映像処理経路で処理することができる。映像表示装置10は、圧縮映像画像ごとにディスプレイに応じた伸張処理、補間処理を行うため、複数の映像コンテンツを並列して同時に処理することができる。映像表示装置10は、復元後の映像データを同期して出力することができる。その結果、映像表示装置10は、複数のディスプレイに表示出力される映像コンテンツ間で同期を取ることができ、各ディスプレイに表示出力される映像データは連動することができる。
<実施例2>
既に述べた実施例1では、供給された映像コンテンツに応じて描画処理を行った原画像の画素サイズに対して圧縮・伸張を行い、生成された復元画像を各ディスプレイに表示出力した。以下に説明する実施例2では、画素を構成するR、G、Bの各色の8ビットで表される階調情報を圧縮する。そして、圧縮した階調情報を拡張し、ビット補間処理等を行うことで原画像を復元し、各ディスプレイに表示出力を行う。
図7に、本実施形態の映像表示処理の説明図を例示する。図7のGDC21およびASIC22は、例えば、図2に例示する映像表示処理装置10のGDC11およびASIC12と同様の構成を備える。GDC21は、例えば、メモリに実行可能に展開された各種プログラムにより映像データの描画処理、RGB各階調情報の圧縮、映像画像の合成等を実行する。ASIC22は、RGB各階調情報が圧縮された映像画像を縮小映像画像ごとに分割し、ビット補間処理等を行い、圧縮されたRGB階調を8ビットに拡張する。圧縮されたRGB階調の拡張処理は、並列して同時に処理される。ASIC22は、RGB階調情報が8ビットに復元された映像データを各ディスプレイに同期して出力する。
図7に例示のGDC21では、供給された2系統の映像コンテンツに基づいて、例えば、図3に例示の2つのサブディスプレイ14aに表示出力する映像データを生成する。ここで、サブディスプレイ14aの映像データは、例えば、640×350画素で構成されるとする。各画素は、量子化されたR、G、Bの各8ビットの階調情報を有するとする。なお、以下の説明では描画処理によって生成された映像データを“原画像”と称する。
GDC21は、ディスプレイごとに生成された原画像のRGB階調情報を圧縮し、縮小映像画像を生成する。例えば、GDC21は、サブディスプレイA用にRGB各8ビットで構成された640×350画素の原画像を圧縮し、RGB各4ビットで構成された640×350画素の縮小映像画像Aを生成する。同様に、GDC21は、サブディスプレイB用にRGB各8ビットで構成された640×350画素の原画像を圧縮し、RGB各4ビットで構成された640×350画素の縮小映像画像Bを生成する。GDC21は、生成した縮小映像画像Aと縮小映像画像Bとを画素の領域で重ね合わせ、RGB各8ビットの640×350画素の合成映像画像を生成する。ここで、合成映像画像の各画素は、RGB各8ビットの上位4ビットに、縮小映像画像Aの階調情報を含み、RGB各8ビット
の下位4ビットに、縮小映像画像Bの階調情報を含んで構成される。
図7に例示するGDC21では、縮小映像画像Aが21aで示される“映像1(上位4bit)”に対応し、縮小映像画像Bが21bで示される“映像2(下位4bit)”に対応する。縮小映像画像Aと縮小映像画像Bが合成された合成映像画像は、従来のサブディスプレイ14aに表示出力するRGB各8ビットで構成された640×350画素の映像データでASIC22に出力される。
実施例2の映像表示処理装置10は、このように合成後の合成映像画像が、従来の1系統の表示処理経路で出力される映像データと同じ階調情報、画素となるように圧縮、合成することにより、例えば、図3に例示する従来のサブディスプレイ14aに映像データを表示出力する伝送容量や帯域幅等で、2つのサブディスプレイ14a(サブディスプレイA、サブディスプレイB)に表示出力する映像データを並列して処理することができる。なお、図7の説明では、GDC21は、原画像を生成した後、各原画像の量子化されたRGB階調情報を圧縮するとしたが、描画処理時に圧縮率を反映して縮小映像画像を生成するとしてもよい。合成後の映像画像の画素が、トータルでRGB各8ビットといった従来の1系統の表示処理経路で出力される映像データと同じ階調情報、画素となるようになればよい。
例えば、GDC21は、原画像のデータ量を判定する閾値を設け、閾値以上であればビット圧縮率を可変するとしてもよい。例えば、RGB各8ビットの階調情報のビット圧縮率(圧縮率)が、RGBに共通であり、映像1はRGB各6ビット、映像2はRGB各2ビットの各縮小映像画像を合成したRGB各8ビット合成映像画像を生成するとしてもよい。
また、映像1、2のビット圧縮率をRGBそれぞれ個別に可変できるとしてもよい。例えば、映像1の縮小映像画像は、R:上位3ビット、G:上位5ビット、B:上位3ビットとし、映像2の縮小映像画像を、R:下位5ビット、G:下位3ビット、B:下位5ビットとするRGB各8ビット合成映像画像を生成するとしてもよい。また、例えば、Rのビット情報をG,Bの階調を示すビット情報としてもよい。
GDC21は、上述したビット圧縮率(圧縮率)の情報を、合成映像画像と共にASIC22に通知する。但し、GDC21/ASIC22間で、予め所定の圧縮率を設定し、設定された圧縮率に基づいて伸張処理を行う場合では、ASIC22に通知せずともよい。
図8に実施例2の映像表示処理におけるタイミングチャートを例示する。図8において、21eで示されるRGB各8ビットのブロックが、合成映像画像21dの8ビットの階調情報である。21eで示されるRGB各8ビットのブロックでは、RGB各8ビットの上位4ビットに映像1の圧縮した階調情報が合成されている。同様に、21eでは、RGB各8ビットの下位4ビットに映像2の圧縮した階調情報が合成されている。合成映像画像21dでは、映像1と映像2が重なり合っている。
GDC21は、図8に例示するように、一定の周期で繰り返される“垂直同期(入力)”信号に同期して合成映像画像21dをASIC22に出力する。ここで、合成映像画像21dは、“映像データ(入力)”の“映像1&映像2(nフレーム)”である。
ASIC22に出力された合成映像画像は、RGB各8ビットごとに、上位4ビットと下位4ビットに分割され、それぞれに、4ビットに圧縮された階調情報の拡張およびビット補間処理が施される。図8のタイムチャートでは、“内部処理(映像1のビット拡張)
”で示される“映像1(nフレーム)の4bit⇒8bit拡張処理”が、ASIC22で実行される上位4ビットの拡張およびビット補間処理である。同様に、“内部処理(映像2のビット拡張)”で示される“映像2(nフレーム)の4bit⇒8bit拡張処理”が、ASIC22で実行される下位4ビットの拡張およびビット補間処理である。各映像の拡張処理は、同時のタイミングで並列して実行される。
ASIC22で実行される各映像の拡張およびビット補間処理は、例えば、図7の入力されたビット数に応じて8ビット出力に直線的に変換する線形補間が提示できる。また、GDC21から各映像のビット圧縮率の情報が通知される場合には、通知されたビット圧縮率に応じて拡張処理を行えばよい。このような、GDC21からのビット圧縮率の通知は、映像データの一部に付加データとして埋め込み、例えば、映像フレームに先行するブランキングのタイミングに合わせて通知されるとしてもよい。
ASIC22は、各映像の拡張およびビット補間処理において、例えば、RGBそれぞれに、入力されたビット数に対応付けられた8ビット出力に変換する変換テーブルをメモリに持つとしてもよい。ASIC22は、拡張処理後の映像データを、表示出力するディスプレイのRGB特性に応じて調整し出力することができる。さらに、変換テーブルは、入力された特定のビット数に重み付けを行い8ビット出力に変換する、例えば、S字カーブといった可変テーブルであってもよい。拡張処理後の映像データのRGBの各色調をディスプレイの特性に応じて調整することができる。
実施例2のASIC22は、上述した拡張およびビット補間処理を行い、例えば、RGB各8ビットの階調情報を有する、640×350画素の映像データを各ディスプレイに表示出力する。図7の例では、22aで示される“映像1(8bit)”データは、図3に
例示のサブディスプレイAに出力される。また、22bで示される“映像2(8bit)”
データは、図3に例示のサブディスプレイBに出力される。
図8のタイミングチャートにおいて、“垂直同期(出力)”信号の周期がディスプレイの表示周期のタイミングである。“映像1(出力)”が、8ビットに拡張された“映像1(8bit)”の表示出力されるデータ列を示し、“映像2(出力)”が、8ビットに拡張
された“映像2(8bit)”の表示出力されるデータ列を示している。図8のタイミング
チャートにおいて、“映像1(出力)”の“映像1(n−1フレーム)”で示される時系列データと、“映像2(出力)”の“映像2(n−1フレーム)”で示される時系列データは、“垂直同期(出力)”信号に同期して、同時のタイミングで並列して出力される。
以上、説明したように、映像表示処理装置10は、ディスプレイごとに生成された原画像のRGB階調情報を圧縮するとしてもよい。そして、圧縮した階調情報を拡張し、ビット補間処理等を行い、復元された映像データを各ディスプレイに表示出力することにより、実施例1と同様の効果を奏することができる。
〔車載機〕
図9に、映像表示処理装置10を備えたAVN機1を例示する。図9のAVN機は、車両に搭載可能な情報処理システムを構成する。なお、このような情報処理システムは、例えば、複数のディスプレイを有する携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報携帯端末であってもよい。また、複数のディスプレイを有するノートPC(Personal Computer)、タブレットPCといった情報処理装置であってもよい
制御部101は、AVN機1の各部或いは接続された外部機器からの信号、また使用者の操作に基づく各操作部からの操作指示信号等の入力を受け、それら信号に基づきAVN
機1の各部、或いは外部機器を統括的に制御する制御部で、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)により構成され、ROM等のメモリに記憶されたプログラムに従い動作する。
放送受信部102は、アンテナにより受信された放送波から、特定の周波数の放送波を選択受信し、復調して当該放送の音声信号および画像信号を出力する受信部であり、同調回路、復調・復号回路、フレーム管理回路等により構成される。放送受信部102は制御部101からの制御信号により、そのオン/オフ、受信周波数の選択(選局)等の各種動作が制御される。
ディスク再生部103は、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、及びブルーレイディスク(Blu-ray Disc)などのディスクに記録
されているデータをピックアップにより読込み、読み込んだデータに基づく、音声信号、映像信号を分配回路108に出力する。ディスク再生部103は、光学ピックアップ、ピックアップディスク駆動機構、ピックアップディスク駆動機構の制御回路、読取信号の復号回路等を備え、制御部101からの制御信号により、オン/オフ、読み込み位置等の各種動作が制御される。
HD(ハードディスク)再生部104は、磁気記録媒体であるハードディスクに記録された各種データから所望のデータを読み出し、読み出した画像信号、音声信号又は文字信号等を分配回路108に出力する。ハードディスクには、MP3ファイル等の音楽データやJPEGファイル等の画像データ、ナビゲーション用の地図データ等が記録される。HD再生部104は、読取信号の復号回路等を備え、制御部101からの制御信号によりオン/オフ、読み出すデータ等の各種動作が制御される。
ナビゲーション部105は、ディスプレイ113に表示された地図上に自車位置や目的地までの経路を表示したり、交差点等で音声等により右左折等の進行方向案内を行ったり、VICS情報受信部106から交通情報を受信して表示したり、GPS情報受信部107から自車位置情報を受信して表示したりして、目的地までの経路案内を行う。ナビゲーション部105は、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記録するハードディスク、各種演算処理を行うCPU(Central Processing unit)、各種処理のためにデータを
記憶するRAM(Random Access Memory)等のメモリ115を備える。ナビゲーション部105は、制御部101からの制御信号により、オン/オフ、各種動作が制御される。
VICS情報受信部106は、交通情報通信システム(VICS(登録商標):Vehicle Information and Communication System)に係る交通情報を受信し、受信した交通情報を出力する。VICS情報受信部106は、交通情報通信システムからのデータを受信する受信機(FM受信機、電波ビーコン受信機、光ビーコン受信機)、受信したデータを復号する復号回路等を備える。GPS情報受信部107は、GPS(登録商標)衛星からのGPS信号に基づき自車位置を検出し、検出した現在位置情報を出力する。GPS情報受信部107は、GPS信号を受信する受信回路、受信したGPS信号に基づき自車位置を算出する演算回路等を備える。
カメラ119は、車両の周囲を撮影し、動画データ(映像情報及び音声情報)を外部音声/映像入力部118を介して入力するカメラである。カメラ119で撮影した映像情報は映像処理が施され、分配回路108、画像調整回路109、映像表示処理部10を介して複数のディスプレイ113に表示され、駐車アシスト等に利用される。また、カメラ119で撮影した動画データは、ドライブレコーダ等のために分配回路108を介してHD再生部104内のHDドライブ或いはメモリ115に記録されても良い。
外部音声/映像入力部118は、カメラ119の動画データをディスプレイ113に表示させるための映像信号に変換する等の処理を行う。外部音声/映像入力部118は、制御部101からの制御信号により、オン/オフ、各種動作が制御される。
分配回路108は、制御部101の制御信号により、出力することが指定された各種ソース(放送受信部102、ディスク再生部103、HD再生部104、及びナビゲーション部105、外部音声/映像入力部118、図示しない外部記録媒体再生部等)の音声信号と画像信号とを画像調整回路109及び音声調整回路110に出力する。分配回路108は、リレーまたはスイッチングトランジスタ等の電子回路で構成されたスイッチ群を備える。
音声調整回路110は、制御部101の制御信号により、入力された音声信号に対し、音量、音声を調整し、調整した音声信号を出力する。音声調整回路110は、音声データを記憶するメモリ、音声データを演算処理するデジタルシグナルプロセッサ等の演算回路、トランジスタ、抵抗、コイル等により構成される増幅又は減衰回路や共振回路等を備える。スピーカ111は、音声調整回路110から出力された音声信号を音声として出力する。
画像調整回路109は、制御部101の制御信号により、入力された画像信号に対し、輝度や色調、コントラストなどを調整し、調整した各画像信号を出力する。画像調整回路109は、画像データを記憶するメモリ、画像データを演算処理するデジタルシグナリングプロセッサ等の演算回路等を備える。本実施形態においては、画像調整回路109は、映像表示処理装置10を構成するGDC11として機能する。
画像出力部112は、画像調整回路109から入力された画像信号と、制御部101からディスプレイ113に表示させる表示画像信号とを入力して画像合成等の処理を施し、当該処理を施した画像信号に基づきディスプレイ113を駆動する。本実施形態においては、画像出力部112は、映像表示処理装置10を構成するASIC12として機能する。ASIC12は、複数のディスプレイ(113#1、113#2)に応じた映像データを該ディスプレイに表示出力する。
ディスプレイ113は、画像出力部112(本実施形態ではASIC12)から入力された画像信号に基づき画像を表示する。ディスプレイ113は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、冷陰極フラットパネルディスプレイ等である。ディスプレイ113は、バックライト、液晶パネル、タッチパネル等を備える。
操作部114は、AVN機1に対して使用者が各種操作を行うための入力部であり、例えばタッチパネル、押釦スイッチ、回転操作スイッチ、ジョイスティック等である。操作部114は、AVN機1に対する使用者による各種操作の操作状態を制御部101に出力する。遠隔操作部116は、例えば、赤外線素子等を備えたリモコンである。遠隔操作部116は、操作部114と同様の機能を有する。
ETC車載器120は、ETC(登録商標:Electronic Toll Collection)システムにおいて、ETCレーン側の端末と通信して料金を自動で支払う機能を備えた車載器である。通信ユニット121は、アンテナに接続された、例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、赤外線通信、ブルートゥース(登録商標)等の無線通信のため
の通信インターフェースである。
《コンピュータが読み取り可能な記録媒体》
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
1 AVN機
10 映像表示処理装置
11、21、91 GDC
12、22、92 ASIC
12c 入力処理部
12d メモリ
12e 出力制御部
13、13a、93 メインディスプレイ
14、14a、94 サブディスプレイ
15 メータフード
16a 速度計
16b 回転速度計
17 メモリ
101 制御部
102 放送受信部
103 ディスク再生部
104 HD再生部
105 ナビゲーション部
106 VICS情報受信部
107 GPS情報受信部
108 分配回路
109 画像調整回路(GDC)
110 音声調整回路
111 スピーカ
112 画像出力部(ASIC)
113 ディスプレイ
114 操作部
115 メモリ
116 遠隔操作部
118 外部音声/映像入力部
119 カメラ
120 ETC車載器
121 通信ユニット

Claims (11)

  1. 映像の画像フレームを形成する第1の処理手段と、前記形成された画像フレームを複数のディスプレイに出力する第2の処理手段と、を備え、
    前記第1の処理手段は、
    前記複数のディスプレイにそれぞれ出力される複数の映像の画像フレームを生成する手段と、
    前記複数の映像の画像フレームをそれぞれ所定の圧縮率で圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを合成画像フレームとして前記第2の処理手段に出力する手段と、を有し、
    前記第2の処理手段は、
    前記合成画像フレームから前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを取得する手段と、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを前記圧縮率による圧縮前の複数の画像フレームに伸張する手段と、
    前記圧縮前の複数の画像フレームをそれぞれ対応するディスプレイに出力する手段と、
    を有する映像表示処理装置。
  2. 前記圧縮手段は、前記生成されたそれぞれの画像フレームの画素数を画素の並ぶ横方向に圧縮するとともに、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを画素の並ぶ横方向に並列させて合成画像フレームを生成する、請求項1に記載の映像表示処理装置。
  3. 前記圧縮手段は、前記生成されたそれぞれの画像フレームの画素数を画素の並ぶ縦方向に圧縮するとともに、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを画素の並ぶ縦方向に並列させて合成画像フレームを生成する、請求項1に記載の映像表示処理装置。
  4. 前記圧縮手段は、前記生成されたそれぞれの画像フレームの情報量に応じて圧縮率を設定する、請求項2または3に記載の映像表示処理装置。
  5. 前記画像フレームは、各画素に単色または複数の色要素の階調を有し、
    前記第1の処理手段は、
    前記生成されたそれぞれの画像フレームの階調のビット数を圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームの階調のビット数を結合し合成画像フレームとして前記第2の処理手段に出力する手段と、を有し、
    前記第2の処理手段は、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームの階調のビット数を圧縮前のビット数に伸張する手段と、
    を備える請求項1に記載の映像表示処理装置。
  6. 前記圧縮手段は、前記生成されたそれぞれの画像フレームのデータ量に応じて該画像フレームの階調のビット数を圧縮する、請求項5に記載の映像表示処理装置。
  7. 前記圧縮手段は、前記生成されたそれぞれの画像フレームの複数の色要素ごとのビット数をそれぞれに圧縮する、請求項5に記載の映像表示処理装置。
  8. 前記第2の処理手段は、前記複数のディスプレイごとに対応付けられた、複数の色要素ごとのビット数を拡張する変換テーブルをさらに備え、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームの階調のビット数を前記変換テーブルに基づき圧縮前のビット数に伸張する、請求項5に記載の映像表示処理装置。
  9. 前記変換テーブルは、前記複数の色要素ごとに、拡張後のビット数を可変する値が対応付けられている、請求項8に記載の映像表示処理装置。
  10. 前記第1の処理手段は、前記それぞれの画像フレームの圧縮率を前記第2の処理手段に通知する手段を備え、
    前記第2の処理手段は、前記通知された圧縮率に基づいて、前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを前記圧縮率による圧縮前の複数の画像フレームに伸張する、請求項1から9の何れか一項に記載の映像表示処理装置。
  11. 映像の画像フレームを形成する第1の処理手段と、前記形成された画像フレームを複数のディスプレイに出力する第2の処理手段と、を備えたコンピュータが、
    前記第1の処理手段に、
    前記複数のディスプレイにそれぞれ出力される複数の映像の画像フレームを生成するステップと、
    前記複数の映像の画像フレームをそれぞれ所定の圧縮率で圧縮するステップと、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを合成画像フレームとして前記第2の処理手段に出力するステップと、を実行させると共に、
    前記第2の処理手段に、
    前記合成画像フレームから前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを取得するステップと、
    前記圧縮されたそれぞれの画像フレームを前記圧縮率による圧縮前の複数の画像フレームに伸張するステップと、
    前記圧縮前の複数の画像フレームをそれぞれ対応するディスプレイに出力するステップと、
    を実行させる映像表示処理方法。
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