JP2013205470A - 操船訓練システム、船舶、及び操船訓練方法 - Google Patents

操船訓練システム、船舶、及び操船訓練方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操船訓練システムによる操船訓練の際に、操船シミュレーション用の訓練シナリオデータを簡単に作成でき、しかも、実際のデータに基づいて、訓練対象海域において、多様な船舶、多様な時期に対して操船シミュレーションによる操船訓練を実施できて、訓練の効果をより向上させることができる操船訓練システム、船舶、操船訓練方法を提供する。
【解決手段】当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システム20からの実船データD1を入力して記録する実船データ記録部15と、この実船データD1の内から選択された一つ又は複数の実船データD1bに基づいて訓練用シミュレーションに用いる訓練用他船データD4bを作成する訓練用他船データ作成部16を備えて、この訓練用他船データD4bを用いて操船訓練用シミュレーションを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、操船シミュレーション用の訓練シナリオデータを簡単に作成でき、しかも、実際のデータに基づいて、訓練対象海域において、多様な船舶、多様な時期に対して操船シミュレーションによる操船訓練を実施できて、訓練の効果をより向上させることができる操船訓練システム、船舶、操船訓練方法に関する。
船舶(艦艇、漁船等を含む)の操船者の養成と訓練は、操船訓練者を実船に乗せて操船者の操作を見習わせたり、実際に実船を操船させたりすることが好ましいが、実際には、費用や安全性の観点から難しいため、危険性の無い操船シミュレータ等の操船訓練システムを用いて、訓練者に模擬的な操船をさせることで行われている。
この操船訓練システムの一つとして、操船シミュレータシステムを実船の船橋に装備すると共に、該実船の操舵機、エンジンテレグラフ、スラスタダイアル等の操船用機器やレーダ装置や電子海図や計器類等の監視用機器の少なくとも一部を、該操船シミュレータシステムの操作用機器として組み込んで構成して、よりリアルな臨場感及び操船感を得ることができ、しかも、低コストな操船シミュレータシステムとする操船シミュレータシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の操船訓練システムとして、訓練に現実感があり、訓練シナリオの作成が容易な操船シミュレータとして、操船を模擬訓練するために、訓練船の模擬視界を表示する表示装置とその訓練船を操船する操舵装置とを備え、訓練船の予定航路と相手船の予定航路とを定めた訓練シナリオを有し、この訓練シナリオに従って相手船を自動航行させる操船シミュレータにおいて、相手船が相手船及び訓練船の位置、針路及び速度情報から判断して訓練船に対して避航を行うようにした操船シミュレータが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
これらの操船シミュレータにおいては、操船シミュレータに予め設定されている訓練シナリオとは別の、新たな、訓練対象海域、訓練船の船種、大きさ、時間帯(昼、夜)、季節、気象・海象状況等の各種の操船状況に対する訓練シナリオを作成する場合は、教官(訓練実施者)が、訓練シナリオ作成用のデータ入力装置で、その都度、自船の航路や他船の航路を設定して訓練シナリオを作成する必要があり、教官に大きな負担を強いているという問題がある。
訓練シナリオの作成に際しては、自船及び他船の船種の選定や航路(変針点)の選定には多くの自由度があり、訓練を実際に近づけるためには、多くの経験を積んだベテランの教官によって設定する必要があり、簡単に設定できないため、同じ訓練対象海域に対して複数の訓練シナリオを設定したり、訓練対象海域を増加したりするのが難しいという問題がある。
一方、特定の要件を満たす船舶には、2008年7月1日以降、船舶同士の衝突予防、海域を通過する船舶とその積荷情報の把握及び船舶運航管理業務支援を目的とする船舶自動識別装置(自動船舶識別装置:AIS:Automatic Identification System)の搭載が義務付けられている。この船舶自動識別装置は、特定の海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムであり、自船の船舶の船名、識別符号、呼出符号、船体長と船幅、船舶の種類、測位装置アンテナの位置等の静的情報と、船位(緯度、経度)、位置精度、針路(対地針路:船首方位)、速力(対地船速)、航海状態、回頭角速度、船の喫水、積載物(危険貨物タイプ)、目的地とETA、航路計画(変針点)、安全情報、等の動的データと航海関連情報と安全関連のショートメッセージをVHF帯電波で、周辺船舶や陸上局に向けて定期的に自動発信すると共に、周辺の船舶のこれらのデータを自動受信して、電子海図上やレーダー画面上に表示している。つまり、自船を含めて、数多くの船舶情報及び航行情報を送受信している。
特開2004−294686号公報 特開平7−306632号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、操船訓練システムによる操船訓練の際に、訓練対象海域(シミュレーションの対象となる海域)における、海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムの情報を利用することにより、操船シミュレーション用の訓練シナリオデータを簡単に作成でき、しかも、実際のデータに基づいて、訓練対象海域において、多様な船舶、多様な時期に対して操船シミュレーションによる操船訓練を実施できて、訓練の効果をより向上させることができる操船訓練システム、船舶、操船訓練方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の操船訓練システムは、船舶の運航状態をシミュレーションする操船訓練システムにおいて、操船訓練システムのデータベースとして予め設定してある自船用データと他船用データの他に、訓練対象海域における、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムからの船舶の主要目データと航行データを含む実船データを適宜入力して記録する実船データ記録部と、該実船データ記録部に記録された前記実船データの内から一つ又は複数の実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用シミュレーションに用いる訓練用他船データを作成する訓練用他船データ作成部を備えて、前記選択された実船データに基づいて作成された訓練用他船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うように構成される。
この構成によれば、実船データ記録部により、訓練対象海域における当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システム(例えば、船舶自動識別装置(AIS))から得られる船舶(艦艇、漁船等を含む)の船種(タンカー船、ばら積み貨物船、自動車運搬船等)、船長、船幅、喫水、載荷重量等の主要目データと、針路、位置、速度等の航行状況を示す航行データを受信して入力して記録することができ、訓練用他船データ作成部で、これらの実船データから、任意の船舶の任意の時間帯のデータを選択して、訓練シナリオで用いる他船のデータとして利用して、自船の操船シミュレーションを行って操船訓練を行うことができる。
そして、実船データの使用により、ベテラン教官でなくても、候補に挙がる船舶のなかから選択するだけで、操船シミュレーション用の訓練シナリオとして使用する訓練用の他船のデータを非常に簡単に作成できるようになり、しかも、実船データを使用するので、実践向きのデータとなるので、訓練の効果をより向上させることができる。
上記の操船訓練システムにおいて、前記実船データ記録部に記録された前記実船データの内から一つの実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用シミュレーションに用いる訓練用自船データを作成する訓練用自船データ作成部を備えて、前記選択された実船データに基づいて作成された訓練用自船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うように構成する。
この構成によれば、予め操船訓練システムに設定されている自船データの訓練シナリオ以外にも、訓練用自船データ作成部により、訓練用他船データのみならず、実船データから任意の船舶の任意の時間帯のデータを選択して、訓練用の自船のデータとして作成することができるので、シミュレーション用の訓練シナリオとして使用する訓練用の自船のデータも非常に簡単に作成でき、多様な仕様の多くの船舶を自船として操船訓練用シミュレーションを行うことができる。しかも、実践向きのデータとなるので、訓練の効果をより向上させることができる。
上記の操船訓練システムにおいて、前記実船データ記録部に記録された実船データ、前記訓練用他船データ、又は、前記訓練用自船データの少なくとも一つを他の操船訓練システムに提供するデータ提供部を備えて構成される。
この構成によれば、データ提供部により提供された、実船データ、訓練用他船データ、訓練用自船データ等を用いて、他の操船訓練システムで、操船訓練を行うことができるので、他の操船訓練システムにおける訓練シナリオを作成する手間を大幅に低減することができる。また、同一の訓練シナリオで、この操船訓練システム以外の多くの操船訓練システムで訓練できる。
上記の目的を達成するための本発明の船舶は、上記の構成の操船訓練システムを搭載して構成される。この構成によれば、訓練対象海域を実際に航行しながら、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムにより実船データを容易に収集できる。また、その実船データを用いて、実際に航行している船舶上で、実際の熟練者による実船の操船と並行して、操船訓練を行うこともできるので、非常に実践的な訓練を行うことができ、訓練の効果を向上できる。
なお、上記の構成の操船訓練システムでは、この操船訓練システムを搭載した船舶のみを操船訓練における自船とするだけではなく、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムから得られた実船データから作成された多様な仕様の船舶を自船としても訓練できるので、訓練の幅を大きく広げることができる。
上記の目的を達成するための本発明の操船訓練方法は、船舶の運航状態をシミュレーションする操船訓練方法において、操船訓練システムのデータベースとして予め設定してある自船用データと他船用データの他に、訓練対象海域における、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムからの船舶の主要目データと航行データを含む実船データを適宜入力して記録し、この記録された前記実船データの内から一つ又は複数の実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用他船データを作成し、この訓練用他船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うことを特徴とする方法である。
この方法によれば、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムからの実船データを使用するので、訓練シナリオとして使用する訓練用の他船のデータを非常に簡単に作成でき、しかも、実践向きのデータとなるので、訓練の効果をより向上させることができる。
上記の操船訓練方法において、記録された前記実船データの内から一つの実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用自船データを作成し、この訓練用自船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うと、訓練用他船データのみならず、実船データから任意の船舶の任意の時間帯のデータを選択して、訓練用の自船のデータとして作成することができ、訓練シナリオとして使用する訓練用の自船のデータも非常に簡単に作成でき、多様な仕様の多くの船舶で操船訓練用シミュレーションを行うことができる。しかも、実践向きのデータとなるので、訓練の効果をより向上させることができる。
また、上記の操船訓練方法を実際に航行する船舶上で行うと、訓練対象海域を実際に航行しながら、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムで実船データを容易に収集できる。また、その実船データを用いて、実際に航行している船舶上で、実際の熟練者による実船の操船と並行して、操船訓練を行うこともできるので、非常に実践的な訓練を行うことができ、訓練の効果を向上できる。
本発明の操船訓練システム、船舶、操船訓練方法によれば、訓練対象海域における当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムから得られる船舶(艦艇、漁船等を含む)の実船データから、任意の船舶の任意の時間帯のデータを選択して作成した訓練用他船データや訓練用自船データを用いて操船訓練シミュレーションを行って、操船訓練を行うことができる。
このとき、実船データを使用するので、訓練シナリオとして使用する訓練用他船データを非常に簡単に作成でき、しかも、実際のデータに基づいているので、訓練の効果をより向上させることができる。
また、船舶が輻輳する海域等での、自船の操船状況及び他船の航行状況の解析を容易にすると同時に、航行方法等の研究用としても活用できる。また、過去の実船データで過去の航行状況を再現しながら、操船シミュレーションを行うことができるので、実際に即した航行訓練を行うことができる。また、衝突事故防止対策として実施される基礎訓練や、出入港時の事前の情報提供用としても活用できる。
本発明の実施の形態の操船訓練システムの構成を示す図である。
以下図面を参照して本発明に係る操船訓練システム、船舶、操船訓練方法の実施の形態について説明する。図1に示すように、本発明の実施の形態の操船訓練システム10は、船舶の運航状態をシミュレーションする操船訓練システムであり、データ入力部11、操船入力部12、シミュレーション演算部13、シミュレーション表示部14を備えると共に、実船データ記録部15、訓練シナリオ作成部16、データ提供部17を備えて構成される。
なお、実船データ記録部15、訓練シナリオ作成部16の一部、データ提供部17を既存の操船訓練システムの装置とは別装置で形成して、この別装置を既存の操船訓練システムと結合させて、本発明の操船訓練システムとしてもよく、既存の操船訓練システムに追設して一体化して本発明の操船訓練システムとしてもよい。
データ入力部11は、操船訓練システム10に関して、操船訓練を訓練者Aにさせる側の教官Bが、訓練用のシミュレーションの内容を設定して、操船訓練システム10の全体を操作及び制御するためのデータの入力を行う部分である。また、操船入力部12は操船訓練のシミュレーションに際して訓練者Aが操船用の舵角やエンジン回転速度等を入力する簡易操船装置であり、模擬の舵輪等から構成される。
また、シミュレーション演算部13は、データ入力部11と操船入力部12と訓練シナリオ作成部16等からのデータD4(D4a、D4b,D4c)を基に、操船シミュレーション演算を行う部分であり、ディスプレイやスクリーン等で形成されるシミュレーション表示部14は、その演算の結果のデータD5を表示する。この表示を見ながら、訓練者Aは操船入力部12で操船を行うことになる。
この実船データ記録部15は、操船訓練システム10のデータベースとして予め設定してある自船用データと他船用データの他に、訓練対象海域(シミュレーションの対象となる海域)における、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムの一つである船舶自動識別装置(AIS)20からの船舶(艦艇、漁船等を含む)の船種(タンカー船、ばら積み貨物船、自動車運搬船等)、船長、船幅、喫水、載荷重量等の主要目データと、針路、位置、速度等の航行状況を示す航行データ含む実船データD1を適宜入力して記録する。
この記録された実船データD1は、必要に応じて、例えば、訓練シナリオ用のデータをして利用できるか等を検討する場合等には、ディスプレイやスクリーン等の再現用表示部15aに再現表示できるように構成する。この再現表示に際しては、これらの記録された実船データD1から、最近接距離の船舶を選択したり、大きさや線種別に選択したりすることがようにできるように構成し、適切な実船データD1aを容易に選択して、再現用表示部15aに再現表示するようにする。なお、この再現用表示部15aは、シミュレーション表示部14で兼用してもよい。
この実船データ記録部15により、航海中の自船と自船の周辺を航海する他の船舶の航行状態(針路、位置、速度)を連続的に記録することができ、記録された自船と他の船舶の航行状況のデータから、選択した任意の時間帯のデータを再現用表示部15aに再現表示することができる。
また、訓練シナリオ作成部16は、データ入力による訓練シナリオ作成部16aと訓練用他船データ作成部16bと訓練用自船データ作成部16cとを備えて構成される。このデータ入力による訓練シナリオ作成部16aは、従来技術の操船訓練システムと同じ、操船訓練システムの管理者である訓練支持者によって入力されるシミュレーションの訓練シナリオ用のデータD2から訓練シナリオデータD4aを作成する部分である。この部分では、訓練対象海域の選択と、自船の船種、位置、方位、船速等の設定と、他船の船種、位置、方位、船速等の設定と、環境条件の波、風、潮流、気象などの設定が行われる。
一方、訓練用他船データ作成部16bは、実船データ記録部15に記録された実船データD1の内から任意の船舶の任意の時間帯の一つ又は複数の実船データD1bを選択して、この選択された実船データD1bに基づいて訓練用シミュレーションに用いる訓練用他船データD4bを作成する。
この訓練用他船データD4bを作成する場合には、他船を抽出する際には、最接近距離にある他船のデータを重要視して選択したり、不足データの補完や、データ間の補間や、データのスムージング、フィッティング、異常値除去等のデータ処理をしたりする作業を行う。なお、他船の画像や船体運動のデータは、選択した他船の船種、船体長さ等に近似した他船モデルの画像や船体運動モデルのデータをシミュレーション演算部13に予め入力されているデータから選択して用いる。
更に、訓練用自船データ作成部16cは、実船データ記録部15に記録された実船データD1の内から任意の船舶の任意の時間帯の一つの実船データD1cを選択して、この選択された実船データD1cに基づいて訓練用シミュレーションに用いる訓練用自船データD4cを作成する。
この訓練用自船データD4cを作成する場合には、不足データの補完や、データ間の補間や、データのスムージング、フィッティング、異常値除去等のデータ処理をしたりする作業を行う。なお、自船の視界高さ等の画像や船体運動のデータは、選択した自船の船種、船体長さ等に近似した自船モデルの画像や船体運動モデルのデータをシミュレーション演算部13に予め入力されているデータから選択して用いる。
また、データ提供部17は、実船データ記録部15に記録された実船データD1、選択された実船データD1a、D1b、D1c、データ入力により作成された訓練シナリオデータD4a、訓練用他船データD4b、又は、訓練用自船データD4cの少なくとも一つを他の操船訓練システム10Aにオンライン又はオフラインで提供する。このデータ提供部17に、作成された訓練シナリオデータを編集する編集機能を持たせて、編集した状態でデータ提供部17から提供されるデータD6を提供することにより、より効率的に訓練シナリオデータD4を提供することができるようになる。
次に、上記の構成の操船訓練システム10で行う操船訓練方法について説明する。この操船訓練方法は、操船訓練システム10のデータベースとして予め設定してある自船用データと他船用データの他に、訓練対象海域における、船舶自動識別装置20から船舶の主要目データと航行データを含む実船データD1を適宜入力して記録し、この記録された実船データD1の内から一つ又は複数の実船データD1bを選択して、この選択された実船データD1bに基づいて訓練用他船データD4bを作成し、この訓練用他船データD4bを用いると共に、記録された実船データD1の内から一つの実船データD1cを選択して、この選択された実船データD1cに基づいて訓練用自船データD4cを作成し、この訓練用自船データD4cを用いて、操船訓練用シミュレーションを行う。
この操船訓練用シミュレーションは、シミュレーション演算部13で、データ入力部11で教官Bにより入力されたデータD2と、操船入力部11で訓練者Aから入力される操船データD3と、訓練シナリオ作成部16で作成された訓練シナリオのデータD4(D4a、D4b、D4c)とからシミュレーション演算を行ってその演算の結果のデータD5をシミュレーション表示部14に表示し、更に、操船入力部11で訓練者Aから逐次入力される操船データD3に従って、シミュレーション演算とその結果の表示を繰り返しながら実施される。
上記の構成の操船訓練システム1及び操船訓練方法によれば、実船データ記録部15により、訓練対象海域における船舶自動識別装置20から得られる、船舶自動識別装置20からの実船データD1を使用するので、シミュレーション用の訓練シナリオとして使用する訓練用他船データD4bと訓練用自船データD4cを非常に簡単に作成でき、しかも、実践向きのデータとなるので、訓練の効果をより向上させることができる。
また、実船データD1から任意の船舶の任意の時間帯のデータを選択して、訓練用のデータD4b、D4cを作成することができるので、多様な仕様の多くの船舶で多様な時期(昼夜、季節、気象・海象状況)に対して操船訓練用シミュレーションを行うことができる。しかも、実践向きの訓練となり、訓練の効果をより向上させることができる。
つまり、記録された他の船舶の航行状況を再現しつつ、自船の操船シミュレーションを行うことができる。また、選択した任意の時間帯における他の船舶の航行状況からシミュレーションの訓練シナリオを作成することができ、この訓練シナリオを用いて、自船の操船シミュレーションを行うことができる。
また、データ提供部17により提供されるデータD6、例えば、実船データD1、選択された実船データD1a、D1b、D1c、訓練シナリオデータD4a、訓練用他船データD4b、訓練用自船データD4c等を用いて、他の操船訓練システム(操船シミュレータ)30で、操船訓練を行うことができるようになるので、他の操船訓練システム30における訓練用のシミュレーションの訓練シナリオを作成する手間を大幅に低減することができる。また、同じ訓練用のシミュレーションの訓練シナリオで、この操船訓練システム10以外の多くの操船訓練システム30で訓練できる。
そして、本発明に係る実施の形態の船舶は、上記の構成の操船訓練システム10を搭載して構成される。そして、上記の操船訓練方法を実際に航行するこの船舶上で行うと、訓練対象海域を実際に航行しながら、船舶自動識別装置20から実船データD1を容易に収集できる。また、その実船データD1を用いて、実際に航行している船舶上で、実際の熟練者による実船の操船と並行して、操船訓練を行うこともできるので、非常に実践的な訓練を行うことができ、訓練の効果をよりいっそう向上できる。
なお、この船舶では、この操船訓練システム10が搭載された船舶を操船訓練用のシミュレーションにおける自船とするだけではなく、船舶自動識別装置20から得られた実船データD1の内の実船データD1cから作成された多様な仕様の多くの船舶を自船として訓練できるので、訓練の幅を大きく広げることができる。
また、船上におけるコンピュータ(電算機)の容量や演算速度は一般的に限られてくるので、データ処理量が少なく、演算量も少ないことが求められるが、実船データD1は船舶自動識別装置20から得られるデータであり、演算により発生させる必要が無いので、不足データの補完や、データ間の補間や、データのスムージング、フィッティング、異常値除去等のデータ処理で済み、比較的少ない演算量で済むので、この操船訓練システム10は船舶に搭載し易いシステムとなる。
従って、上記の構成の操船訓練システム10、船舶、及び、操船訓練方法によれば、船舶が輻輳する海域等での、自船の操船状況及び他船の航行状況の解析を容易にすると同時に、航行方法等の研究用としても活用できる。また、過去の実船データD1で過去の航行状況を再現しながら、操船シミュレーションを行うことができるので、実際に即した航行訓練を行うことができる。また、衝突事故防止対策として実施される基礎訓練や、出入港時の事前の情報提供用としても活用できる。更に、実船データD1やこの操船訓練システム10で作成した訓練シナリオデータD4a、D4b、D4cを他の操船訓練システム30で使用できるので、この他の操船訓練システム30でも、この操船訓練システム10と同様の効果を奏することができるようになる。
本発明の操船訓練システム、船舶、操船訓練方法によれば、訓練対象海域における船舶自動識別装置から得られる船舶(艦艇、漁船等を含む)の実船データから、任意の船舶の任意の時間帯のデータを選択して作成した訓練用他船データや訓練用自船データを用いて操船訓練シミュレーションを行って、操船訓練を行うことができ、このとき、実船データを使用するので、シミュレーション用の訓練シナリオとして使用する訓練用他船データを非常に簡単に作成でき、しかも、実際のデータに基づいているので、訓練の効果をより向上させることができるので、多くの操船訓練システム、船舶、操船訓練方法として利用できる。
10 操船訓練システム
11 データ入力部
12 操船入力部
13 ミュレーション演算部
14 シミュレーション表示部
15 実船データ記録部
15a 再現用表示部
16 訓練シナリオ作成部
16a データ入力による訓練シナリオ作成部
16b 訓練用他船データ作成部
16c 訓練用自船データ作成部
17 データ提供部
20 船舶自動識別装置(AIS)
30 他の操船訓練システム
A 訓練者
B 教官
D1 船舶自動識別装置からの実船データ
D1a 再現用表示部用の実船データ
D1b 他船用に選択された実船データ
D1c 自船用に選択された実船データ
D2 データ入力部からのデータ
D3 操船データ
D4 訓練シナリオ用のデータ
D4a 訓練シナリオ用のデータから作成された訓練シナリオデータ
D4b 訓練用他船データ
D4c 訓練用自船データ
D5 演算の結果のデータ
D6 データ提供部から提供されるデータ

Claims (7)

  1. 船舶の運航状態をシミュレーションする操船訓練システムにおいて、
    操船訓練システムのデータベースとして予め設定してある自船用データと他船用データの他に、訓練対象海域における、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムからの船舶の主要目データと航行データを含む実船データを適宜入力して記録する実船データ記録部と、
    該実船データ記録部に記録された前記実船データの内から一つ又は複数の実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用シミュレーションに用いる訓練用他船データを作成する訓練用他船データ作成部を備えて、
    前記選択された実船データに基づいて作成された訓練用他船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うことを特徴とする操船訓練システム。
  2. 前記実船データ記録部に記録された前記実船データの内から一つの実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用シミュレーションに用いる訓練用自船データを作成する訓練用自船データ作成部を備えて、
    前記選択された実船データに基づいて作成された訓練用自船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うことを特徴とする請求項1に記載の操船訓練システム。
  3. 前記実船データ記録部に記録された実船データ、前記訓練用他船データ、又は、前記訓練用自船データの少なくとも一つを他の操船訓練システムに提供するデータ提供部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操船訓練システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の操船訓練システムを搭載したことを特徴とする船舶。
  5. 船舶の運航状態をシミュレーションする操船訓練方法において、
    操船訓練システムのデータベースとして予め設定してある自船用データと他船用データの他に、訓練対象海域における、当該海域を航行する船舶のデータを送受信する船舶航行データ交信システムからの船舶の主要目データと航行データを含む実船データを適宜入力して記録し、この記録された前記実船データの内から一つ又は複数の実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用他船データを作成し、この訓練用他船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うことを特徴とする操船訓練方法。
  6. 記録された前記実船データの内から一つの実船データを選択して、該選択された実船データに基づいて訓練用自船データを作成し、この訓練用自船データを用いて、操船訓練用シミュレーションを行うことを特徴とする請求項5に記載の操船訓練方法。
  7. 請求項5又は6に記載の操船訓練方法を実際に航行する船舶上で行うことを特徴とする操船訓練方法。
JP2012071436A 2012-03-27 2012-03-27 操船訓練システム、船舶、及び操船訓練システムの操船訓練方法 Active JP5778607B2 (ja)

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