JP2013199247A - 管内自走機 - Google Patents

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【課題】螺旋板からなる機体に駆動車輪を装着した管内自走機において、車輪以外の機体部分の管内壁面への接触可能性を低減させる。
【解決手段】管内自走機は、長手軸心周りで螺旋状に延びた径方向に弾性拡縮可能な螺旋板10からなる螺旋機体1と、螺旋板10に所定間隔で配置された球状車輪2と、球状車輪2の中心を通って螺旋板10の延び方向を横断する横断方向に球状車輪2の内部を延びて球状車輪2を駆動する車輪駆動軸を駆動する駆動ユニットとを備えている。車輪駆動軸が螺旋板10の外面10aより外方に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、管内壁面を自走する管内自走機に関する。
ガス管などの様々な管の状態を管内から検査するとき、管内に検査用センサーを送り込む必要があり、そのために管内壁面を自走する管内自走機が必要となる。
管内自走機が送り込まれる管の内部は一様な形状とは限らない。例えば、断面が円形の管であっても、その内径が大きく変化する場合もある。また、管の途中に設けられているプラグバルブなどでは、管の断面が円形ではなく台形などであったりもする。また、管は真っ直ぐ伸びているだけでなく、エルボや分岐部などで曲っていることもある。このため、管内自走機には、管の内部形状が変化してもスムーズに管内壁面を走行する機能が要求される。
特許文献1には、弾性変形自在の板状部材を軸方向に沿って螺旋状に形成して構築された螺旋体と、この螺旋体の長手方向に所定ピッチで配設されている複数の駆動機構とを備えた管内移動装置が記載されている。各駆動機構は、螺旋体を一方向に進行させる駆動力を作り出すために、モータと円板状の車輪とから構成され、その際、駆動機構は、そのモータなどが管に接触しないように車輪の一部だけを螺旋体の径方向外側面から突出させる状態で螺旋体の径方向内面側に装着されている。つまり、この管内自走機では、管の内径が変動しても螺旋体の径方向外側に拡張している力によって車輪を管壁に押し付けることができ、例えばネジが旋回しながら狭い部分に入り込んで行くように、螺旋体の全体が旋回しながら管の奥へ入り込んで行くことができる。
特開2011‐16467号公報(段落番号〔0004−0033〕、図1、図4)
しかしながら、この特許文献1に記載された管内自走機では、駆動装置の大部分を螺旋体の径方向内面側に収納させ、車輪のごく一部を螺旋体の径方向外側面から突出させているだけであり、螺旋体を構成する板状部材が径方向に拡縮しやすい弾性体であるので、不測に板状部材が管内壁面に接触する危険性がある。
上記実情に鑑み、螺旋板からなる機体に駆動車輪を装着した管内自走機において、車輪以外の機体部分の管内壁面への接触可能性を低減させる構造が要望されている。
本発明による、管内壁面を自走する管内自走機は、長手軸心周りで螺旋状に延びた径方向に弾性拡縮可能な螺旋板からなる螺旋機体と、前記螺旋板に所定間隔で配置された球状車輪と、前記球状車輪の中心を通って前記螺旋板の延び方向を横断する横断方向に前記球状車輪の内部を延びて前記球状車輪を駆動する車輪駆動軸と、前記車輪駆動軸を駆動する駆動ユニットとを備え、前記車輪駆動軸が前記螺旋板の外面より外方に位置している。
上記構成では、車輪駆動軸を介して駆動ユニットによって駆動される車輪が球状に形成されるとともに、その車輪駆動軸が機体を構成する螺旋板の外面より外方に位置しているので、上述した従来の管内自走機と比べて、螺旋板の外面から管内壁面までの距離はより大きくなり、車輪以外の機体部分の管内壁面への接触可能性は低くなる。さらに、走行中に車輪が傾いても車輪が球状であることから、安定した走行性が得られる。また、車輪が球状体であることから、車輪が横滑りしやすくなるが、この横滑りを利用することで、螺旋機体の管軸方向への走行を管径の変換、管軸の曲がり、管断面形状の変化に対して適切に対応することができる。従って、本発明の管内自走機は、車輪にステアリング機能を必要としない。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記駆動ユニット3からの動力が減速機構4を介して前記車輪駆動軸23に伝達され、前記減速機構4が前記球状車輪2に内蔵されている。減速機構4の採用により、モータを定格駆動させながらも、球状車輪を適切な回転数で回転させることができる。しかも、減速機構4を球状車輪に内蔵させることで、駆動ユニットに要求されるスペースは実質的にモータが専有する大きさだけとなり、走行駆動系がコンパクトなものとなる。
本発明の別な実施形態では、前記駆動ユニット3は前記螺旋機体1の内部に配置され、前記螺旋板10に固定されており、前記減速機構4は前記駆動ユニット3にサスペンションユニットを介して支持されている。この構成では、球状車輪を支持する減速機構4がサスペンションユニットを介して支持されているので、球状車輪が走行中に受ける走行振動がサスペンションユニットで吸収され、走行安定性が向上する。
好適な実施形態として、前記車輪駆動軸23を前記減速機構4によって支持すると、球状車輪を軸受けする軸受けが不要となり、球状車輪への駆動力伝達系の構造が簡単でコンパクトになる。
さらに、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記球状車輪は、左半球状車輪と右半球状車輪とからなり、前記左半球状車輪に形成されたボス部に前記車輪駆動軸の左端部が固着されており、前記右半球状車輪に形成されたボス部に前記車輪駆動軸の右端部が固着されている。このような球状車輪の分割構成により、球状車輪の製作や組み付けが簡単化されるだけでなく、2つに分割されたそれぞれの半球状車輪が車輪駆動軸の両端に割り当てられ、車輪駆動が安定する。
管内自走機の側面図である。 管内自走機の中央部分の軸方向に沿って見た正面図である。 車輪を組み付けた駆動ユニットの斜視図である。 車輪を組み付けた駆動ユニットの側面図である。 駆動ユニットの分解図である。 車輪と減速機構と車輪駆動軸を示す分解図である。 管内自走機の移動状態を説明する図である。 管内自走機の移動状態を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
以下に図面を参照して本発明に係る管内自走機について説明する。図1は管内自走機の側面図であり、図2は管内自走機の中央部分の軸方向に沿って見た正面図である。
図1と図2に示すように、管内自走機は、長手軸心XL周りに螺旋状に延びている螺旋機体1と、この螺旋機体1に装着される複数の駆動ユニット3と、この駆動ユニット3によって駆動される球状車輪2を備える。管内自走機は、ガス管などの各種の管9の内部を移動できるように構成されている。管内自走機は、管9の状態を管壁内面91側から確認及び検査するための機器(カメラ、検査センサーなど)を管9の内部に送り込むために使用される。管内自走機が走行する管9には、管9の内径が変化する箇所、管9が曲っている箇所(エルボや分岐等)、管9の断面形状が円形でなくなる箇所(例えば、プラグバルブ等)などが含まれる。従って、この管内自走機では、管9の内径の変化や管9の曲りに追従すべく螺旋機体1の螺旋外径を変化させ、さらにはそのような螺旋外径の変化を可能にする変形性にも関わらず螺旋機体1が管壁内面91と衝突する可能性をできるだけ低くなる構造が採用されている。また、螺旋機体1の良好な走行性を得るために、螺旋機体1に装着される駆動ユニット3と球状車輪2とがコンパクトとなるような構造が採用されている。
螺旋機体1は、弾性変形自在の板材を長手軸心XLの方向に沿って(つまり、長手軸心XLの周りに)螺旋状に成形して作られた螺旋板10である。本実施形態において、この螺旋板10は金属製の弾性を有する板材から作られている。螺旋機体1は、螺旋ばねのような弾性変形性を有するので、あらゆる方向に屈曲できる。よって、管内自走機は、管9の曲りに応じて自身を屈曲できる。加えて、螺旋機体1は、長手軸心XLの方向に変形して伸び縮み可能であり、例えば螺旋機体1が長手軸心XLの方向に伸びると螺旋機体1は細くなる(つまり、螺旋径が小さくなる)。これにより、管内自走機は、自身の外径を変えることができる。
螺旋機体1は、螺旋板10の一方の面(外面10a)が一様に螺旋機体1の径方向外側(長手軸心XLから離れる側)に向き且つ螺旋板10の他方の面(内面10b)が一様に螺旋機体1の径方向内側(長手軸心XLに近づく側)に向いた状態で螺旋状に形成されている。つまり、板状の螺旋板10の一つの面(外面10a)が一様に管9の管壁内面91に対して対面するので、管内自走機が管壁内面91をスムーズに走行することができる。加えて、螺旋機体1の長手方向両端領域の螺旋径が長手方向中央領域の螺旋径よりも小さく形成されている。そのため、管内自走機が前進及び後進の何れの方向に移動するときでも(図8参照)、螺旋径の小さい形態で進入することでき、螺旋機体1の先頭となる螺旋板10の先端が管壁内面91に引っ掛かる可能性は少ない。
更に、螺旋機体1は、螺旋機体1が管9の内部にないときの自然状態の最大螺旋径が、管9の内径に対して等しいか又は大きくなるように形成されている。よって、螺旋機体1が管9の内部にあるとき、螺旋機体1は、螺旋径を大きくしようとする押圧力を螺旋板10から径方向外側に突き出した球状車輪2を介して管壁内面91に与える。これにより、球状車輪2は管壁内面91に押し付けられ、駆動力を管壁内面91に対して確実に与えることができる。
管9の状態を確認及び検査するための機器(カメラ、検査機器など)は、螺旋機体1の進行方向先端部や、螺旋機体1の中央領域の空洞部分などに設置されるが、それらの機器を管内自走機で牽引するような形態を採用してもよい。
次に、球状車輪2とこの球状車輪2に駆動力を与える駆動ユニット3を説明する。図3と図4は球状車輪2を組み付けた駆動ユニット3の斜視図と側面図であり、図5は駆動ユニット3の分解図であり、図6は球状車輪2と減速機構4と車輪駆動軸23を示す分解図である。
この駆動ユニット3は球状車輪2を前進方向または後進方向に回転駆動させるが、球状車輪の向き、つまり操向角を変えるステアリング機能は有さない。つまり、車輪は螺旋機体1に対して回転可能に支持されているが、操向角度は螺旋機体1を構成する螺旋板10の延び方向に一致した状態で不動である。
各駆動ユニット3が、管壁内面91に螺旋機体1の径方向押し付け力により押し付けられた球状車輪2に駆動力を伝達して、回転させることで、螺旋機体1が管9の内部を管軸心90に沿って走行する。この実施形態において、駆動ユニット3は、モータ32と、このモータ32の回転速度を減速して球状車輪2に伝達する減速機構4とを備えている。モータ32は螺旋機体1に牽引されているケーブル60を介して外部から給電される。図6の分解図から明らかなように、減速機構4は球状車輪2の内部に収納されている。
駆動ユニット3は、螺旋板10に装着できるように、扁平なベース部30bと、このベース部30bの両端から立ち上がっているアーム状の左右一対の取付部30aとからなるハウジング30を有する。モータ32は、ベース部30bにサスペンションユニット33を介して縦姿勢で保持されている。サスペンションユニット33は、モータ32の取付板として機能するサスペンションブラケット31と、サスペンションブラケット31とベース部30bとに渡って配設されたサスペンションロッド33aと、サスペンションブラケット31とベース部30bとの間に配置されるとともにサスペンションロッド33aを外嵌しているコイルスプリング33bとからなる。このサスペンションユニット33により、モータ32及びモータと連結している減速機構4さらには球状車輪2がベース部30bに対して、つまり螺旋板10に対してクッション性を有して取り付けられている。なお、ベース部30bの中央にはモータ32の後端部が突き出せるように開口が形成されている。
図5からよく理解できるように、モータ32の出力軸には、先端に回転軸の向きを90°変えるためのギヤを備えた減速機構4の変速入力軸40が連結されている。減速機構4は、底板51と、底板51の両端から立ち上がっている左右の側板52と、左右の側板52を連結するクロスロッド53からなるギヤボックス5の内部に組み込まれており、ここでは、複数のギヤと中間軸とからなるギヤ変速機構41として構成されている。このギヤ変速機構41の構造自体は、よく知られているので、詳しい説明は省略するが、変速入力軸40に固定されたギャと90°異なる回転軸で噛み合うギヤを通じて受け取った回転を減速する平ギヤ群と、この減速機構4の出力軸である車輪駆動軸23とから構成されている。車輪駆動軸23の両端はそれぞれ左右の側板52から外側に突き出て延びている。ギヤボックス5の底板51には、ハウジング30のベース部30bに設けられた2本の段付支持ポール34に装着される装着孔が設けられている。この段付支持ポール34により、減速機構4は、ベース部30bから所定高さをあけて組み付けられる。
球状車輪2は、二分割構成であり、右半球状車輪21と左半球状車輪22とからなる。それぞれ、内部にボス部24とこのボス部24を補強するリブ25が形成されている。右半球状車輪21が車輪駆動軸23の右端と連結し、左半球状車輪22が車輪駆動軸23の左端と連結することで、減速機構4を内蔵した実質的に球状の球状車輪2が作り出される。従って、車輪駆動軸23の軸心が球状車輪2の車輪回転軸心XWとなる。なお、球状の球状車輪2の直径は螺旋板10の幅の1/2から4/5程度に設定されている。また球状車輪2の車輪回転軸心XWつまり車輪駆動軸23の延び方向は螺旋板10の長手方向にほぼ直交する方向となっており、球状車輪2による走行方向は基本的には螺旋板10の長手方向となる。右半球状車輪21と左半球状車輪22の対向領域の周面が管壁内面91と接触するため、この領域に接触抵抗を高めて走行性をよくするための車輪ラバー26と27が装着されている。なお、この実施形態では、この車輪ラバー26と27は、右半球状車輪21及び左半球状車輪22が作り出す球状体の外周面より外側にわずかに突出している。
図1に示されているように、駆動ユニット3のハウジング30は、螺旋板10の内面10b側に装着されており、螺旋板10に所定ピッチで設けられた貫通孔11から球状車輪2が突き出している。また、図2から理解できるように、球状車輪2は、その車輪回転軸心XWが螺旋板10の外面10aからさらに間隔をとって配置されており、螺旋板10が走行中に変形したり、管壁内面91に凹凸があったりしても、螺旋板10が管壁内面91に接触する可能性は低減されており、安定した走行が保証される。また、減速機構4が球状車輪2に内蔵され、モータ32を含む駆動ユニット3のハウジング30が螺旋板10の内面10b側に位置しているので、これらが管壁内面91に接触することはない。
駆動ユニット3のモータ32の回転方向を変えることで、螺旋機体1の前進及び後進を変更できる。モータ32の回転方向の変更は、ケーブル60に接続されている電源の極性を変更するなど、簡単な方法で実現できる。
なお、駆動ユニット3、つまり球状車輪2の螺旋板10への取り付けピッチは、走行すべき管9の内径等に依存するが、螺旋板10の1周回で3個以上の球状車輪2が配置されるように設定することが好ましい。また、走行安定性のために多数の球状車輪2を配置する場合には、全ての球状車輪2を駆動車輪タイプとせずに、駆動ユニット3を省いてガイド車輪タイプとしてもよい。
次に、図7及び図8を参照して、管内自走機が管9の内部を移動しているときの状態を説明する。図6は、管9の曲り部を管内自走機が移動しているときの状態である。管内自走機は、弾性変形自在の螺旋板10を螺旋状にした螺旋機体1で構成されているので、管9の曲り状態に適応して自身が屈曲する。管内自走機の形状変化(この場合は「曲り」)は、螺旋板10の弾性力によって自動的に行われる。そのため、螺旋機体1の形状変化のために特別な制御機構は不要である。
図7は、管9の内径が変化している部位を管内自走機が移動しているときの状態である。螺旋機体1は、長手軸心XLの方向に沿った端部の螺旋径が中央部の螺旋径よりも小さく形成されているので、管9の内径の小さい部分にその端部からスムーズに入り込むことができる。更に、螺旋機体1が回転しながら進むので、例えばネジの先端が狭い部分に旋回しながら入り込んで行くように、螺旋機体1の全体が管9の奥の狭い部分に旋回しながら入り込んで行くことができる。このとき、本来の螺旋径が比較的大きい螺旋機体1の中央領域は、管9の内径の変化に応じて自身の外径を変化させながら、管9の内径の小さい部分に進入する。
以上のように、螺旋機体1は、弾性変形自在であるので、長手軸心XLの方向及び長手軸心XLに直交する径方向に沿って変形して拡縮自在であり、円形以外の断面形状の管9にも対応できる。
〔別な実施形態〕
(1)上記実施形態において、螺旋機体1を構成する螺旋板10は、弾性変形自在であれば樹脂製などの金属以外の材料で製造してもよい。更に、螺旋板10は板状でなくてもよい。例えば、螺旋板10の断面が円形又は楕円形などの他の形状でもよい。
(2)上記実施形態において、モータ32への給電はケーブル60を介して行われたが、螺旋機体1にバッテリを備えて自己給電することも可能であり、各モータ32にバッテリを割り当てもよいし、グループ単位で1つのバッテリから給電してもよい。その際、モータ32のON・OFF制御を無線や有線で一括に操作すると好都合である。
(3)上記実施形態において、球状車輪2は、2分割構成であったが、それ以上の分割数で構成してもよい。また、減速機構4を内蔵しない場合には、特に分割構成にしなくてもよい。
本発明に係る管内自走機は、ガス管などの様々な管の状態を管内から検査するための機器を管内に送り込むときに利用できる。
1 螺旋機体
XL 長手軸心
10 螺旋板
10a 外面
10b 内面
11 貫通孔
2 球状車輪
21 左半球状車輪
22 右半球状車輪
23 車輪駆動軸
3 駆動ユニット
30 ハウジング
32 モータ
33 サスペンションユニット
4 減速機構
5 ギヤボックス
9 管
90 管軸心
91 管壁内面
XW 車輪回転軸心

Claims (5)

  1. 管内壁面を自走する管内自走機であって、
    長手軸心周りで螺旋状に延びた径方向に弾性拡縮可能な螺旋板からなる螺旋機体と、
    前記螺旋板に所定間隔で配置された球状車輪と、
    前記球状車輪の中心を通って前記螺旋板の延び方向を横断する横断方向に前記球状車輪の内部を延びて、前記球状車輪を駆動する車輪駆動軸と、
    前記車輪駆動軸を駆動する駆動ユニットと、
    を備え、
    前記車輪駆動軸が前記螺旋板の外面より外方に位置している管内自走機。
  2. 前記駆動ユニットからの動力が減速機構を介して前記車輪駆動軸に伝達され、前記減速機構が前記球状車輪に内蔵されている請求項1に記載の管内自走機。
  3. 前記駆動ユニットは前記螺旋機体の内部に配置され、前記螺旋板に固定されており、前記減速機構は前記駆動ユニットにサスペンションユニットを介して支持されている請求項2に記載の管内自走機。
  4. 前記車輪駆動軸は、前記減速機構に支持されている請求項2または3に記載の管内自走機。
  5. 前記球状車輪は、左半球状車輪と右半球状車輪とからなり、前記左半球状車輪に形成されたボス部に前記車輪駆動軸の左端部が固着されており、前記右半球状車輪に形成されたボス部に前記車輪駆動軸の右端部が固着されている請求項1から4のいずれか一項に記載の管内自走機。
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