JP2013196582A - タッチパネル入力装置、タッチパネルの入力方法及びプログラム - Google Patents

タッチパネル入力装置、タッチパネルの入力方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルにおいて、同時にタッチ入力が検知された場合であっても優先度に応じて適切な入力が行われることが可能なタッチパネル入力装置等を提供すること。
【解決手段】各種情報を表示し、複数のタッチ入力の検知が可能なタッチパネルを有するタッチパネル入力装置において、タッチパネル上において設定される特定領域のタッチ入力と、特定領域以外のタッチ入力とが検知された場合には、特定領域のタッチ入力を無効とし、特定領域以外のタッチ入力を有効とする制御を行うタッチ入力制御手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種情報を表示し、複数のタッチ入力の検知が可能なタッチパネルを有するタッチパネル入力装置等に関する。
近年、携帯電話等をはじめとする情報表示装置において、入力手段としてタッチパネル入力装置が多く用いられている。タッチパネルは、操作入力を検出する検出手段と、各種情報を表示する表示手段が一体となって形成されており、表示手段に表示されたキー(ソフトキー)等をユーザが直接タッチ(タップ)することにより、操作入力を行うことができる。
とくに、携帯電話の一種として、種々のコンテンツを取得、表示可能なスマートフォンが普及している。従来の携帯電話とは異なり、スマートフォンでは、ハードウェアキーには基本的な機能のみが割り当てられており、多くの操作入力は表示手段に表示されるソフトウェアキーやリンク表示により、行われている。
しかし、ハードウェアキーと比較して、ユーザが意図しない状態でタッチパネルがタッチされることにより、意図しない操作がされてしまうという問題点があった。この問題点を解決するために、例えば、タッチパネルを長時間タッチすることにより、操作入力として検出されたくない領域を設定できる発明が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−39990号公報
近年、スマートフォンのような携帯端末において、片手で持ち、且つ、同じ手で同時に操作することは頻繁に行われており、この操作において親指でタッチパネルを操作する事は、一般的で自然である。ここで、右手に携帯端末を持ち、かつ、右手の親指でタッチパネルを操作する様な場面において、親指の先でタッチしようとしたときに、同時に親指の付け根の部分がタッチパネルの右下の領域に触れてしまい、同時押しと判定され所望の操作が出来ない事があった。
例えば、図20に示すように、例えば親指でポイントP10をタッチしようとしたときに、小指がP12に当たってしまったり、指の腹部がP14に当たってしまったりすることにより、意図しない入力がされてしまうといった問題点が生じていた。
とくに、スマートフォンをはじめとする情報表示装置は、表示画面の下部には、メニュー機能や、キャンセル機能といった重要なソフトキーが表示されていることが多い。そうすると、例えば文章入力中にキャンセルされたり、意図せずに違う画面に遷移されたりと、ユーザにとって極めて使い勝手の悪い問題が生じていた。
ここで、上記特許文献1において特定部分への操作を無効とするには、所定時間以上の特定部分へのタッチ操作を検出する事が必要となるが、ここでの片手操作のように、ほぼ同時に押下されて、ほぼ同時に離れる短いタッチ操作や、指先を滑らせる操作において、無効としたい親指の付け根の部分へのタッチが不安定な場合には、所定時間以上のタッチ操作を検出する可能性は低いため、右下の領域(特定部分)へのタッチ操作を無効にして、親指の先の操作を有効にすることは困難であった。
上述した課題に鑑み、本発明の目的は、タッチパネルにおいて、同時にタッチ入力が検知された場合であっても優先度に応じて適切な入力が行われることが可能なタッチパネル入力装置等を提供することである。
上述の課題を解決するために、本発明のタッチパネル入力装置は、
各種情報を表示し、複数のタッチ入力の検知が可能なタッチパネルを有するタッチパネル入力装置において、
タッチパネル上において設定される特定領域のタッチ入力と、特定領域以外のタッチ入力とが検知された場合には、特定領域のタッチ入力を無効とし、特定領域以外のタッチ入力を有効とする制御を行うタッチ入力制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネル上において設定される特定領域のタッチ入力と、特定領域以外のタッチ入力とが検知された場合には、特定領域のタッチ入力を無効とし、特定領域以外のタッチ入力を有効とする制御を行うことができる。
これにより、ユーザが所望の操作位置としてタッチした位置が、入力されたと検知され、その他の所望しないタッチ入力については、破棄されることとなる。したがって、利用者が所望する操作がなされることになる。
実施形態におけるタッチパネル入力装置を備えた携帯電話の外観を説明するための図である。 実施形態における機能構成を説明するための図である。 実施形態における特定領域を説明するための図である。 実施形態における特定領域を説明するための図である。 実施形態における無効化テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 実施形態における無効化テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 実施形態における特定領域を説明するための図である。 実施形態における特定領域を説明するための図である。 第1実施形態における処理の流れを説明するための図である。 第1実施形態における処理の流れを説明するための図である。 第1実施形態における動作を説明するための図である。 第1実施形態における動作を説明するための図である。 第1実施形態における動作を説明するための図である。 第1実施形態における動作を説明するための図である。 第1実施形態における動作を説明するための図である。 第1実施形態における動作を説明するための図である。 第1実施形態における動作を説明するための図である。 第2実施形態における特定領域を説明するための図である。 第2実施形態における処理の流れを説明するための図である。 従来例を説明するための図である。
以下、本発明のタッチパネル入力装置の最適な形態について説明する。なお、本実施形態では、タッチパネル入力装置を携帯電話(スマートフォン)に提供した場合について説明する。なお、本実施形態では携帯電話を例にとって説明するが、タッチパネルを入力装置として利用している装置であれば他の装置であっても良い。
[1.第1実施形態]
[1.1 全体説明]
図1は、本実施形態における携帯電話1の外観図である。携帯電話1は、各種情報が表示可能であり、ユーザからの入力を検知するタッチパネル110を備えている。ユーザからタッチパネルが操作されることにより、携帯電話1に対して各種操作がなされるのである。
[1.2 機能構成]
続いて、図2において、携帯電話1の機能構成について説明する。携帯電話1は、制御部100と、タッチパネル110と、特定領域判定部120と、記憶部130と、加速度センサ140と、携帯通信部190とを備えて構成されている。
制御部100は、携帯電話1の全体を制御するための機能部である。制御部100は、記憶部130に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)により構成されている。
タッチパネル110は、入力位置や、入力操作が検知可能な入力検知部112と、各種情報等を表示可能な表示部114とが一体となった機能部である。入力検知部112は、ユーザがタッチしたことを検出し、タッチした位置を制御部100に出力する。
なお、本実施形態における「タッチ」とは、ユーザがタッチパネルに触れ、タッチパネルを利用して入力操作をすることをいう。例えば、短い「タップ」操作、触れたまま指を移動させる「スライド」操作、その他「ドラッグ」操作や「フリック」操作等についても含む概念とする。
入力検知部112がタッチ入力を検知する仕組みとしては、タッチされた圧力を検出する抵抗膜方式や、静電容量の変化を捉える静電容量方式等、複数のタッチ位置、各種操作が検出できる装置であれば何れでも良い。
また、表示部114としては、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や、有機EL(electroluminescence)等、各種情報が表示可能な装置であれば何れでも良い。
特定領域判定部120は、検知されるタッチ入力(検出されるタッチ位置・座標)が、特定領域に含まれているか否かを判定する。特定領域とは、予め定められた領域である。例えば、図3は、携帯電話1が縦表示されている場合(縦向き)について模式的に示した図である。図3に示すように、領域R10のうち、左下領域のR10Lと右下領域のR10Rとが特定領域として設定されている。
また、携帯電話1が横表示されている場合(横向き)について模式的に示した図である。図4に示すように、領域R12のうち、左下領域R12Lと、右下領域のR12Rとが特定領域として設定されている。
記憶部130は、携帯電話1の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部130は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
また、記憶部130には、無効化テーブル132が記憶されている。無効化テーブル132は、特定領域の状態を記憶しているテーブルであり、当該特定領域の入力検出を有効とするか無効とするかを判定するために用いられるテーブルである。
無効化テーブル132のテーブル構成の一例を図5に示す。図5に示すように、特定領域(例えば、「右下領域」)と、優先度(例えば、「低」)と、無効化フラグ(例えば、「ON」)とを記憶している。
無効化フラグとは、当該特定領域が有効であるか無効であるかを判定するためのフラグである。無効化フラグが「ON」の場合は、当該特定領域のタッチ入力の検知は無効であると判定する。また、優先度とは、詳細は後述するが、特定領域におけるタッチ入力の検知が同時にされた場合に、どの特定領域を優先するかを示す情報である。
更に、無効化テーブル132において、特定領域の位置を具体的に指定することとしても良い。例えば、図6に示すように、無効化テーブル132は、携帯電話1が横向きであるか、縦向きであるかに対応づけて、特定領域の位置を定めている。
図6の無効化テーブル132では、携帯電話1の向きに、特定領域の名称と、当該特定領域を決定するための相対座標(例えば、「(0.8,0.8)−(1.0,1.0)」)と、優先度(例えば「低」)と、無効化フラグ(例えば、「ON)」)と記憶している。
なお、本実施形態においては、特定領域を決定するために相対座標を用いている。例えば、図6の無効化テーブル132は、図7(横)及び図8(縦)の状態を示していることとなる。すなわち、図7に示すように、横向きの場合、左下領域R14Lの相対座標が「(0.0,0.8)−(0.2,1.0)」であり、右下領域R14Rの相対座標が「(0.8,0.8)−(1.0,1.0)」である。
また、縦向きの場合、左下領域R16Lの相対座標が「(0.0,0.8)−(0.3,1.0)」であり、右下領域R16Rの相対座標が「(0.7,0.8)−(1.0,1.0)」である。
なお、相対座標で指定されているのは、例えば表示部114の解像度が異なる場合でも、正しい領域として設定できるようにするためである。例えば、装置毎の解像度が一定であり、影響が少ない場合は絶対座標で指定しても良い。また、本実施形態においては、矩形で設定しているが、例えば円領域で指定したり、ベクトルによる自由領域で設定したりしても良い。
加速度センサ140は、携帯電話1の状態を検出するための機能部である。例えば、加速度センサ140を利用することにより、携帯電話1の向きを判定することができる。そして、縦方向表示、横方向表示を切り替えることができる。
携帯通信部190は、携帯電話1が基地局と通信を行い、例えば3G回線網等を通じて、携帯通信を行うための機能部である。例えば、データ通信を行ったり、音声通信を行ったりする。なお、本機能部は、携帯電話1の機能として含めているものであり、本発明の本質部分ではないため、詳細な説明を省略する。
[1.3 処理の流れ]
続いて、本実施形態における処理の流れについて、図9及び図10を用いて説明する。まず、タッチパネル110から入力検知(タッチ位置の検出)があったか否かを判定する(ステップS102)。ここで、タッチパネル110からの入力検知が無い場合、無効化テーブル132の無効化フラグを総て「OFF」とする(ステップS102;No→ステップS104)。そして、ステップS102から処理を繰り返し実行する。
他方、タッチパネル110から入力検知があった場合には(ステップS102;Yes)、無効化テーブル132に無効化フラグが「ON」となっている特定領域があるか否かを判定する(ステップS106)。
ここで、無効化フラグが「ON」となっている特定領域がある場合には(ステップS106;Yes)、無効化フラグが「ON」となっている入力検知を破棄する(ステップS108)。更に、有効とされる入力検知がされているか否かを判定する(ステップS110)。もし、ステップS108において無効化フラグが「ON」の入力検知を破棄した後に、有効となる入力検知が無い場合には、ステップS102より処理を繰り返し実行する(ステップS110;No→ステップS102)。
無効化フラグが「ON」の特定領域が無いか(ステップS106;No)、有効となる入力検知が更にある場合には(ステップS110;Yes)、複数の入力検知があるか否かを判定する(ステップS112)。
ここで、複数の入力が検知されていない場合は(ステップS112;No)、入力検知を有効な入力として採用する(ステップS114)。
他方、複数の入力が検知された場合は(ステップS112;Yes)、その中で特定領域内で入力検知があるか否かを判定する(ステップS152)。もし、特定領域内で入力検知が無い場合(ステップS152;No)は、現在検知されている入力検知を有効なタッチ入力として採用する(ステップS160)。
また、特定領域にて入力検知があった場合には(ステップS152;Yes)、特定領域以外でも入力検知があるか否かを判定する(ステップS154)。特定領域以外でも入力検知がある場合は、入力検知されている特定領域の無効化フラグを「ON」にする。
そして、無効化ONの入力検知を破棄し(ステップS168)、残りの入力検知を採用する(ステップS170)。
また、ステップS154で特定領域以外において入力検知が無い、すなわち特定領域内で2以上の入力検知を検出した場合は(ステップS154;No)、左下領域と右下領域との両方で検出したか否かを判定する(ステップS158)。両方で検出されていない場合(すなわち、片方しか検出されいない場合)は、当該入力検知を採用する(ステップS158;No→ステップS160)。
また、ステップS158において、2つの特定領域(本実施形態では、左下領域と、右下領域との両方)で入力検知があった場合(ステップS158;Yes)、優先度を判定する。すなわち、優先度が左下領域の方が高ければ右下領域の無効化フラグを「ON」とし(ステップS162;Yes→ステップS164)、優先度が右下領域の方が高ければ左下領域の無効化フラグを「ON」とする(ステップS162;No→ステップS166)。その後は、ステップS168から処理を実行する。
なお、上述した処理は説明の都合上左下領域、右下領域と2つの特定領域について説明したが、2以上の領域であれば優先度を割り当てることによって同様に説明出来ることは勿論である。また、位置としても右下領域、左下領域と、右下、左下と説明の都合上特定しているが、例えば、右上、左上、中央部の所定の領域と、特定領域として閉じた空間を設定出来れば同じ処理を実現できる。
[1.4 実施例]
続いて、上述した処理を適用した場合の実施例について説明する。図11〜図15は2つの領域についての入力状態を示した図である。ここで第1の(特定)領域として「領域A」、第2の(特定)領域として「領域B」について説明する。また、領域Aと領域Bとでは、領域Bの方が優先度が高いものとして説明する。
図11は、領域Bにおいて入力検知があった後に、領域Aにおいて入力検知があった場合を説明するための図である。領域Bについて、入力検知が時刻t102でされると、領域Bの入力検知が採用される。したがって、その後優先度の低い領域Aの入力検知が時刻t104でなされたとしても、採用される入力検知は領域Bとなる。
図12は、領域Aにおいて入力検知があった後に、領域Bにおいて入力検知があった場合を説明するための図である。時刻t106において、領域Aにおいて入力検知があると、領域Aの入力検知が採用される。しかし、時刻t108において、領域Bで入力が検知されると、領域Aは無効化フラグが「ON」となる。したがって、それ以降は領域Aからの入力検知は採用されないこととなる。
図13は、今度は入力検知が領域Bから解除され、その後領域Aにおいて解除される場合について説明する図である。まず、領域Bから入力検知が解除されると、時刻t252から採用される入力検知が無くなる。ここで、時刻t254までの間、領域Aから入力検知がされているが、領域Aは無効化フラグが「ON」となっている。したがって、領域Aにおける入力検知は採用されないこととなる。
図14に示すように、逆に入力検知が領域Aから解除され、その後領域Bにおいて解除される場合も同様である。すなわち、時刻t302において領域Aから入力検知が解除されるが、領域Aは無効化フラグが「ON」となっているので、入力検知の採用に影響を及ぼさない。そして、時刻t304において領域Bから入力検知が解除されるまでの間、領域Bの入力検知が採用されている。
図15は、領域Aと領域Bとの入力検知を時間毎に示した図である。図15に示す通り、
・時刻t402〜t404 領域Aの入力検知が採用
・時刻t404 領域Bの入力が検知されたことから、領域Aの無効化フラグON
・時刻t404〜t410 領域Bの入力検知が採用
・時刻t410〜t412 領域Bの入力検知が解除、領域Aに入力が検知されているが、無効化フラグONのため、領域Aの入力検知は採用されない
・時刻t412〜t418 領域Bの入力検知が採用
・時刻t418〜t420 領域Bの入力検知が解除、領域Aに入力が検知されているが、無効化フラグONのため、領域Aの入力検知は採用されない
・時刻t420〜t422 総ての領域の入力が検知されないため、無効化フラグは総てOFFとなる
・時刻t422〜t424 領域Aの入力検知が採用
・時刻t424〜t428 領域Bの入力検知が採用、領域Aの無効化フラグON
となる。
さらに、図16は、領域A、領域Bに加えて、特定領域以外の領域Cと3つの領域がある場合の具体例について説明する。この場合、優先度は特定領域以外の領域Cが最も高く、領域B>領域Aの順である。
図16に示す通り、
・時刻t502〜t504 領域Cの入力検知が採用
・時刻t504〜t506 領域Cに加えて領域Aの入力が検知、この場合領域Aの無効化フラグがONになる
・時刻t506〜t508 領域Cの入力検知が解除されるが、領域Aの無効化フラグがONのため、領域Aの入力検知は採用されない
・時刻t508〜t510 領域Bの入力検知が採用
・時刻t510〜t512 領域Bの入力検知が解除されるが、領域Aの無効化フラグがONのため、領域Aの入力検知は採用されない
・時刻t512〜t518 領域Cの入力検知が採用
・時刻t516 領域Cに加えて領域Bの入力も検知される。したがって、領域Bの無効化フラグがONとなる
・時刻t518〜t520 領域Bの入力が検知されているが、無効化フラグがONのため、入力検知が採用されない
・時刻t520〜 総ての入力検知が解除される、総ての無効化フラグがOFF
のように遷移する。
図17も、領域A、領域B、領域Cと3つの領域がある場合の具体例について説明する。この場合も、領域Cが特定領域以外の領域であり、領域B>領域Aの優先度となる2つの特定領域である。
図17に示す通り、
・時刻t602〜t604 領域Bの入力検知が採用
・時刻t604〜t606 領域Bの入力検知に加えて領域Aの入力が検知される。領域Aの無効化フラグON
・時刻t608 領域Cの入力が検知される。領域Bの無効化フラグがONとなる
・時刻t608〜t614 領域Cの入力検知が採用
・時刻t614〜t616 領域Aの入力が検知されているが、無効化フラグがONのため、入力検知が採用されない
・時刻t616〜t618 総ての入力検知が解除。無効化フラグが総てOFF
・時刻t618〜t620 領域Aの入力検知が採用
のように遷移する。
このように、本実施形態によれば、特定領域と、特定領域以外の領域の入力検知があった場合は、特定領域以外の領域の入力検知が採用されることとなる。更に、異なる特定領域の入力検知がされた場合には、優先度に応じて特定領域の入力検知が採用されることとなる。
これにより、タッチパネルにおいてある領域が押されてしまったとしても、他の領域が押されているときは、どちらが優先して入力検知として採用するのか判定されることとなる。したがって、ユーザによる誤入力を軽減・防止することが可能となる。
[2.第2実施形態]
続いて第2実施形態について説明する。第2実施形態は、特定領域をタッチパネルにおいて入力検知可能な領域の周辺に設定している場合である。
図18を用いて説明すると、入力検知が可能な領域のうち、無効化フラグがONになることにより、当該タッチ位置の周辺の領域R20が特定領域とされる。例えば、R24AとR24Bとが併せてタッチされた場合、R24Aの周辺の領域R22を無効化する領域として設定する。なお、本実施形態における機能構成は、第1実施形態と同一である。なお、この無効化する領域としては、無効化テーブル132にその矩形領域を記憶したり、中心となる位置座標を記憶することにより実現可能である。
第2実施形態の処理としては、第1実施形態の図10の処理(ステップS152〜S168)を、図19の処理(ステップS202〜ステップS218)で置き換えた処理である。以下、図19を用いて説明する。
特定領域にて入力を検知した場合(ステップS202;Yes)、特定領域以外でも入力検知があるか否かを検知する。ここで、特定領域以外でも入力検知があった場合には(ステップS204;Yes)、特定領域の入力位置周辺を無効化領域に設定し、無効化フラグをONにする(ステップS206)。
そして、無効化フラグがONの入力検知を破棄し(ステップS208)、残りの有効な入力検知を採用する(ステップS210)。
他方、ステップS204において、特定領域以外で入力検知が無い場合(ステップS204;No)、特定領域のみの入力を有効な設定にしているか否かを確認する(ステップS212)。ここで、特定入力のみの入力は無効としている場合には(ステップS212;No)、特定領域の入力位置周辺を無効化領域に設定し、無効化フラグをONにする(ステップS214)。そして、入力検知は破棄される(ステップS216)。
なお、ステップS202において特定領域にて入力検知がない場合(ステップS202;No)又はステップS212において特定領域のみの入力が有効と設定されている場合には(ステップS212;Yes)、入力検知を採用する(ステップS218)。
[3.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、上述した実施形態ではタッチパネル入力装置を適用した装置の一例として携帯電話を例にとって説明したが、例えばスマートフォン、電子書籍端末、タブレット端末、電子辞書、カーナビゲーション、コンピュータといった、他のタッチパネルを利用した入力が行われる装置であれば適用可能なことは勿論である。
また、上述した第1実施形態においては、特定領域は予め定められることとして説明したが、例えばユーザが設定したり、アプリケーション側で設定したりしても良い。すなわち、アプリケーション毎に実施形態における特定領域に相当する領域が存在する。そのような領域をアプリケーション毎に対応づけて記憶したり、通信回線を経由して受信されることとしても良い。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO((Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態における各装置の一部又は全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現してもよい。各装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能であることは勿論である。
1 携帯電話
100 制御部
110 タッチパネル
112 入力検知部
114 表示部
120 特定領域判定部
130 記憶部
132 無効化テーブル
140 加速度センサ
190 携帯通信部

Claims (5)

  1. 各種情報を表示し、複数のタッチ入力の検知が可能なタッチパネルを有するタッチパネル入力装置において、
    タッチパネル上において設定される特定領域のタッチ入力と、特定領域以外のタッチ入力とが検知された場合には、特定領域のタッチ入力を無効とし、特定領域以外のタッチ入力を有効とする制御を行うタッチ入力制御手段を備えることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  2. 前記特定領域には、優先度が設定されており、
    前記タッチ入力制御手段は、特定領域以外のタッチ入力が検知されず、かつ、異なる特定領域においてタッチ入力が複数検出された場合には、前記優先度が最も高い特定領域のタッチ入力を有効にすることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル入力装置。
  3. 前記タッチ入力制御手段は、タッチパネルから総ての入力が検知されなくなるまで、特定領域の無効化を継続することを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル入力装置。
  4. 各種情報を表示し、複数のタッチ入力の検知が可能なタッチパネルにおけるタッチパネルの入力方法において、
    タッチパネル上において設定される特定領域のタッチ入力と、特定領域以外のタッチ入力とを検知した場合には、特定領域のタッチ入力を無効とし、特定領域以外のタッチ入力を有効とするタッチパネルの入力方法。
  5. 各種情報を表示し、複数のタッチ入力の検知が可能なタッチパネルが接続されたコンピュータにおいて、
    タッチパネル上において設定される特定領域のタッチ入力と、特定領域以外のタッチ入力とが検知された場合には、特定領域のタッチ入力を無効とし、特定領域以外のタッチ入力を有効とする制御を行うタッチ入力制御機能を実現させることを特徴とするプログラム。
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