JP2013196162A - 端末及び制御方法 - Google Patents

端末及び制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013196162A
JP2013196162A JP2012060699A JP2012060699A JP2013196162A JP 2013196162 A JP2013196162 A JP 2013196162A JP 2012060699 A JP2012060699 A JP 2012060699A JP 2012060699 A JP2012060699 A JP 2012060699A JP 2013196162 A JP2013196162 A JP 2013196162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
terminal
password
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012060699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5523496B2 (ja
Inventor
Akiyuki Takama
亮行 高間
Akisada Boku
昭貞 朴
Yosuke Nishida
陽介 西田
Misaki Hara
美咲 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2012060699A priority Critical patent/JP5523496B2/ja
Publication of JP2013196162A publication Critical patent/JP2013196162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5523496B2 publication Critical patent/JP5523496B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】端末がロック状態などの機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止する端末及びその制御方法を提供する。
【解決手段】表示装置を備える携帯端末1であって、携帯端末1の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において表示装置上に所定の画像を表示する表示手段と、画像の所定の位置の色を認識する色認識手段と、色認識手段により認識された色が予め登録された条件を満たすか判断する判断手段と、判断手段により色が条件を満たすと判断された場合に所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除手段と、を備える携帯端末1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末及びその制御方法に関する。
液晶ディスプレイを備えた携帯端末は、消費電力の低減のため、一定時間操作されなかった場合やユーザが指定ボタンを押下した場合に、ディスプレイを消灯して休止モードに入る。休止モードから復帰する際は、セキュリティ確保のためロック設定がされていることが多い。特に近年はスマートフォンやタブレットが普及し、携帯端末で扱う個人情報が増えたこともあり、携帯端末にロック設定を行うユーザが増えている。ロック設定がされている場合には、休止モードからの復旧に際し、ユーザは都度当該ロック設定を解除する必要がある。
ロック設定を解除するために、休止モードからの復帰時(起動時)に予め設定したパスワードを入力するが、その入力方法として、4桁程度の数字をハードキーで入力する方法や、タッチパネル上の複数の位置を一筆書きになるように指でなぞり、当該指でなぞることにより描いた軌跡と、予めメモリ部に登録された軌跡とを比較して、一致した場合にロック状態を解除する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−257140号公報
しかしながら、従来の方法は、ロック解除を行うために、ハードキー入力を行うか、または、特定の軌跡を描くようにタッチパネルなぞるか、が必要であるため、他人が当該パスワード入力時の指の動きを盗み見てパスワードや軌跡を類推することが容易であった。さらに、特定の軌跡をタッチパネル上に描く方法にあっては、通常想定される軌跡のパターンは限られており、他人が指の動きを盗み見て軌跡を類推することが特に容易であった。即ち、従来の方法では、他人が指の動きからパスワードや軌跡を類推することができるため、他人に容易に機能利用不可状態を解除されるという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、端末がロック状態などの機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止する端末及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る端末は、表示装置を備える端末であって、端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において表示装置上に所定の画像を表示する表示手段と、画像の所定の位置の色を認識する色認識手段と、色認識手段により認識された色が予め登録された条件を満たすか判断する判断手段と、判断手段により色が条件を満たすと判断された場合に所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除手段と、を備える。
この端末では、ロック状態などの機能利用不可状態である場合に、表示手段により表示された画像の所定の位置の色が色認識手段により認識され、当該認識された所定の位置の色が予め登録された条件を満たすかが判断手段により判断される。その結果、条件を満たすと判断されれば、端末の機能利用不可状態は解除され、ユーザは、当該機能利用不可状態が解除された機能を利用することができる。ユーザは、機能利用不可状態を解除するための一連の作業において、色を選択するための操作のみの実施でよく、従来必要であった、パスワード入力のためのハードキー入力や、軌跡を描くためのタッチパネルをなぞる操作が不要となる。
ユーザがパスワード入力のためのハードキー入力や軌跡を描くためのタッチパネルをなぞる操作を行わずに、機能利用不可状態を解除できるため、他人が指の動きを盗み見てロック解除のためのパスワードや軌跡を類推することは困難となる。よって、本発明によれば、端末がロック状態などの機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止する端末を提供することができる。
また、本発明に係る端末において、判断手段が、色認識手段により認識された色が、予め登録された暗証色と近似するかを判断することで、色認識手段により認識された色が予め登録された条件を満たすか判断することが好ましい。予め登録された暗証色との一致を条件とすることにより、判断手段が単純に色同士を比較すればよいこととなり、複雑な判断ロジックが不要となる。このことにより、本願発明のより簡易な実施が可能となる。
また、本発明に係る端末において、色認識手段が、所定の位置の、複数の色それぞれの画素値で色を認識し、判断手段が、色認識手段により認識された複数の色それぞれの画素値と予め登録された暗証色を示す複数の色それぞれの画素値とを比較し、それらが予め設定された範囲内にあるか判断することで、認識した色が予め登録された暗証色と近似するかを判断することが好ましい。本構成により、当該発明の確実な実施が可能となる。
また、本発明に係る端末において、暗証色を登録する登録手段を備え、表示手段が暗証色を登録するために表示装置上に所定の画像を表示し、色認識手段が暗証色を登録するために画像の所定の位置の色を認識し、登録手段が所定の位置の色を暗証色として登録することが好ましい。暗証色の登録を利用不可状態解除時と同様の操作で行い、ユーザの簡易な操作による暗証色の登録を可能とする。このことで、当該端末による利用不可状態解除のための事前設定を、簡易に実施可能とする。
また、本発明に係る端末において、色認識手段が、表示手段が表示した画像の位置を示す情報の入力を受けつけ、該入力により指定された表示装置上の位置の色を認識することが好ましい。ユーザは、自身の操作により、表示された画像中の任意の位置を示し、色認識手段に認識させる色を選択することができる。このことにより、画像が表示された際に、ユーザは、当該画像内で予め登録された条件を満たす色である位置を、直感的に、簡易に、選択することができる。即ち、ユーザの操作容易度を向上させることができる。
また、本発明に係る端末において、表示手段が、端末に備えられたカメラから入力された画像を表示することが好ましい。表示手段がカメラから入力された画像を表示することにより、表示手段は機能利用不可状態解除の都度異なる画像を表示することとなる。このことにより、他人が機能利用不可状態解除のための、予め登録された条件を満たす色を類推することがより難しくなり、機能利用不可状態を解除することに対する防止効果を向上させることができる。
また、本発明に係る端末において、色認識手段が、表示手段が表示した画像の予め設定された特定の位置の色を認識することが好ましい。ユーザの操作を必要としないで、予め設定された特定の位置の色を色認識手段が認識することによって、ユーザの操作が簡易化される。
また、本発明に係る端末において、表示手段が、所定の画像と共に特定の位置を示す表示をすることが好ましい。色認識手段が色を認識する特定の位置をユーザに示すことにより、画像中のどの位置の色が認識されるのかを、ユーザに明確にすることができる。即ち、ユーザの利用しやすさが向上する。
また、本発明に係る端末において、色認識手段が、色を認識する契機を示す入力を受けつけ、該入力を契機として特定の位置の色を認識することが好ましい。ユーザが色を認識させるタイミングを指定することができ、認識させたいと考えた色を確実に認識させることができる。
また、本発明に係る端末において、色認識手段が、特定の位置の一定時間の色の変化が所定の範囲内であれば、該特定の位置の色を認識することが好ましい。一定時間色の変化がなく(または少なく)、ユーザが認識させたい色を確定させたと考えられる場合に、ユーザによるハードキーやタッチパネルの操作なしで、ユーザが意図した位置の色を認識させることができる。即ち、ユーザの操作容易性をさらに向上させることができる。
また、本発明に係る端末において、表示手段が、端末に記憶されている画像を表示することが好ましい。カメラから入力された画像からのみ、選択手段による選択が可能であるとすると、例えば自分の周りに指定した色が見当たらない場合や、夜間などでカメラを使用しても色の見分けがつかない場合などに、ユーザによる色の選択が実施できないこととなる。そこで、表示手段が端末に記憶されている画像を表示可能とすることによって、上述したようなカメラが使用できない場合にもユーザによる色の選択が可能となる。即ち、ユーザにとっては、外部環境に左右されずに機能利用不可状態を解除することができる。
また、本発明に係る制御方法は、表示装置を備える端末による制御方法であって、端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において表示装置上に所定の画像を表示する表示ステップと、画像の所定の位置の色を認識する色認識ステップと、色認識ステップにより認識された色が予め登録された条件を満たすか判断する判断ステップと、判断ステップにて認識された色と予め登録された色とが一致すると判断された場合に所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除ステップと、を含む。この制御方法は、上述の端末と同様な効果を奏することができる。
本発明によれば、端末がロック状態などの機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止する端末及びその制御方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る携帯端末の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の色の誤差判定に関する図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の、暗証色設定処理に関するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯端末の、ロック解除処理に関するフローチャートである。
以下、図面と共に本発明に係る端末及びその制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る端末である携帯端末1の機能ブロックを示す図である。図2は、本発明の実施形態に係る携帯端末1の外観を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る携帯端末1は、タッチパネル11と、表示部12と、色認識部13と、判断部14と、利用不可状態解除部15と、登録部16と、アウトカメラ21と、インカメラ22と、を備えて構成される。携帯端末1としては、例えば携帯電話機やタブレット型コンピュータなどの携帯通信機器を用いることができる。携帯端末1が携帯電話機である場合には、上記の構成要素以外に通話機能なども備えている。
タッチパネル11は、表示装置であると共に入力装置である。タッチパネル11は、ユーザの指などが接触または近づくことによる静電容量や電圧の変化を検知し、これらの変化を出力信号として、機器を操作する。機器の操作として、具体的には、文字の入力や、範囲の選択などが可能である。
アウトカメラ21及びインカメラ22は、携帯端末1に備えられたカメラである。当該カメラから入力された画像は、表示部12によってタッチパネル11に表示される。図2に示すように、アウトカメラ21は、携帯端末1の外側(タッチパネル11の表示面の逆側)に備えられており、インカメラ22は、携帯端末1の内側(タッチパネル11の表示面側)であってタッチパネル11の上部に備えられている。アウトカメラ21は、主に静止画及び動画の撮影に使用される。インカメラ22は、主にテレビ電話等で使用される。
表示部12は、携帯端末1のタッチパネル11上の各種表示を制御するものであり、携帯端末1がロック状態などの所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において、タッチパネル11上に所定の画像を表示する表示手段である。表示部12が所定の画像を表示するタイミングは、ロック状態においてユーザが携帯端末1のハードキーを押下、またはタッチパネル11をタップ(ソフトキーを押下)したタイミングである。なお、ハードキーとは携帯端末1に物理的に備えられたボタン等をいい、ソフトキーとは携帯端末1のタッチパネル上にソフトウェアで実現され表示されたキーボード等をいう。
この表示部12が表示する所定の画像として、携帯端末1に備えられたカメラ(アウトカメラ21及びインカメラ22)から入力された画像と、携帯端末1に記憶されている画像と、がある。また、表示部12は、カメラから入力された画像を表示する際に、入力された所定の画像と共に、特定の位置を示す表示をする。特定の位置を示す表示とは、例えば、所定の画像内で、後述する色認識部13が色を認識する位置を示す表示などである。
表示部12が表示する携帯端末1に記憶されている画像としては、プリインストールされている画像、壁紙の画像、ユーザが撮影した画像などがある。なお、ユーザが撮影した画像を表示する際には、事前にロック解除画面で表示する画像として設定した画像のみ、表示する(ロック解除を行うための画面で、本来ロック解除後に表示できる画像であって、ユーザが許可していないものが表示されることを防止するため)。
この表示部12は、後述する登録部16による暗証色の登録の際にも、機能利用不可状態における表示と同様に、タッチパネル11上に所定の画像(即ち、携帯端末1に備えられたカメラから入力された画像または携帯端末1に記憶されている画像)を表示する。
色認識部13は、表示部12により表示された画像の所定の位置の色を認識する色認識手段である。画像の所定の位置の色の認識は、当該所定の位置の画素の複数の色それぞれの画素値で認識される。例えば、RGB(赤、緑、青)各256段階の組み合わせで色が認識される。なお、位置は画像における座標で特定される。
この色認識部13は、表示部12が表示した画像の位置を示す情報の入力を受けつけて、当該入力により指定されたタッチパネル11上の位置の色を認識する。画像の位置を示す情報の入力とは、例えば、画像が表示された状態で、ユーザがタッチパネル11上の所定の位置を指で指定(タップ)することにより行う入力等をいう。当該指でのタッチパネル11上の位置の指定は、携帯電話機やPCなどで通常備わっている拡大表示機能などで適宜拡大表示させて行う。
あるいは、この色認識部13は、表示部12がカメラから入力された画像(例えば、カメラから入力されたユーザが身に着けている腕時計や万年筆の色など)を表示した場合に、予め設定された特定の位置の色を認識する。特定の位置は、例えば、カメラから入力された画像の中心部分等、ユーザにとってわかりやすい位置を設定する。
この色認識部13は、カメラから入力された画像の予め設定された特定の位置の色を認識する場合には、ユーザからの色を認識する契機を示す入力を受けつけて該入力を契機に特定の位置の色を認識する。ユーザからの色を認識する契機を示す入力とは、携帯端末1のハードキーの押下(即ち決定ボタンに相当するキーの押下)や、タッチパネル11のタップ(ソフトキーの押下)等をいう。
この色認識部13は、カメラから入力された画像の予め設定された特定の位置の色を認識する場合には、前記特定の位置の一定時間の色の変化が所定の範囲内であれば、該特定の位置の色を認識する。ここで、一定時間とは、1秒程度の時間をいい、1秒程度としている理由は、第三者がいたずらに解除できないようにするためである。また、色の変化が所定の範囲内とは、予め設定した色の誤差の距離を50〜100程度の値としたときに、一定時間の色が全てその誤差の範囲内であることをいう。
色の誤差の距離について図3により説明する。図3は、本発明の実施形態に係る携帯端末1の色の誤差判定に関する図である。図3は、RGBをXYZの立体空間に見立てている。RGBは各256段階としており、赤(255,0,0)、緑(0,255,0)、青(0,0,255)のように示す。他の色は、赤、緑、青の組み合わせによって示され、例えば、白(255,255,255)、マゼンタ(255,0,255)のように示される。RGBのうち1つが1段階変化したときの距離を1とすると、黒(0,0,0)から白(255,255,255)までの2点の距離(図3中では立方体の対角線)は441.7(=255√3)となる。当該距離を色の誤差の距離とする。色の変化が所定の範囲内である範囲として色の誤差の距離を50〜100程度の値としたときには、ユーザが直観的に同一の色だと判断しうる色の範囲を、許容することができる。
この色認識部13は、後述する登録部16による暗証色の登録の際にも、機能利用不可状態における色認識と同様に、表示部12により表示された画像の所定の位置の色を認識する。
判断部14は、色認識部13により認識された色が予め登録された条件を満たすか判断する判断手段である。本実施形態において認識された色が予め登録された条件を満たすとは、認識された色が予め登録された暗証色と近似することをいう。
この判断部14は、色認識部13により認識された所定の位置の複数の色それぞれの画素値と、予め登録された暗証色を示す複数の色それぞれの画素値とを比較し、それらが予め設定された範囲内にあるか判断することで、認識された色が予め登録された暗証色と近似するかを判断する。予め設定された範囲内とは、予め設定した色の誤差の距離を50〜100程度の値とし、認識された色と暗証色とが当該誤差の範囲内であることをいう。
利用不可状態解除部15は、判断部14により、色認識部13が認識した色が、予め登録された暗証色と近似すると判断された場合に、携帯端末1のロックを解除する、利用不可状態解除手段である。利用不可状態解除部15によってロックが解除された場合には、解除前に無効とされていたタッチパネル11を使った操作やハードキーの操作が有効となる。なお、図示しないが、携帯端末1は上述したように携帯端末1が一定時間操作されなかったことを検出して、あるいは、ユーザがタッチパネル11またはハードキーの指定ボタンを押下したことによる入力を受けつけて、携帯端末1をロック状態に設定する機能手段を備えている。
登録部16は、暗証色を登録する登録手段である。本実施形態においては、色認識部13により認識された色が予め登録された暗証色と近似することを条件に、ロックが解除される。即ち、ロック解除を行う前提として、暗証色を事前に登録しておく必要があるため、当該暗証色の登録を登録部16が行う。
この登録部16は、表示部12が表示した画像の内、色認識部13が認識した所定の位置の色を暗証色として登録する。即ち、ロック解除の際にユーザが行うオペレーションと同様の流れで、登録部16は暗証色を登録することができる。登録部16によって登録された暗証色は、判断部14に保存される。
図4は、本発明の実施形態に係る携帯端末1のハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、本実施形態に係る携帯端末1は、CPU(Central Processing Unit)101、主記憶装置であるRAM(RandomAccess Memory)102及びROM103(Read Only Memory)、タッチパネル11、アウトカメラ21、インカメラ22、通信モジュール104、補助記憶装置105、アンテナ106等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、上述した携帯端末1の各機能が発揮される。以上が携帯端末1の構成である。
引き続いて、図5のフローチャートを用いて、本発明の実施形態に係る携帯端末1の暗証色設定処理を説明する。本処理は、携帯端末1の暗証色を設定する際に実行される。
携帯端末1では、ユーザが暗証色の設定を行うために、所定の暗証色設定機能を起動させると、表示部12によって、タッチパネル11上に、画像指定方法の選択受付画面が表示される(S01)。ここでユーザは、アウトカメラモード、インカメラモード、記憶画像モードのいずれかのモードを選択する。
S01において、ユーザがアウトカメラモードを選択した場合には、ユーザの選択がタッチパネル11で受けつけられ、当該タッチパネル11が受けつけた内容に従って、表示部12によりアウトカメラ21が起動される(S02)。同様に、S01において、ユーザがインカメラモードを選択した場合には、表示部12によりインカメラ22が起動される(S03)。アウトカメラ21またはインカメラ22が起動された場合には、表示部12により、当該カメラから入力された画像が表示される(S04)。一方で、S01において、ユーザが記憶画像モードを選択した場合には、表示部12により携帯端末1に記憶されている画像が表示される(S05)。
表示部12によって、S04のカメラから入力された画像の表示または、S05の携帯端末に記憶されている画像の表示がなされると、色認識部13により、ユーザの位置選択受付が開始される(S06)。ユーザが画像中の任意の位置を選択すると、色認識部13により、当該選択された位置の色が認識される(S07)。
色認識部13により、選択された位置の色が認識されると、表示部12により、当該認識された色を暗証色として設定してよいかどうかのメッセージが表示される(S08)。ユーザは当該メッセージに対して、YESかNOかのいずれかを選択する。
S08において、ユーザがNOを選択した場合には、再度、表示部12による所定画像の表示がされる(S04、S05)。一方で、S08において、ユーザがYESを選択した場合には、ユーザが暗証色を正しく記憶したかどうかを確認するため、再度、色認識部13によるユーザ位置選択受付が行われる(S09)。
ユーザが任意の位置を選択すると、表示部12により、当該認識した色を暗証色として設定してよいかどうかのメッセージが表示される(S10)。ユーザがNOを選択すると、再度ユーザの位置選択受付が行われる(S09)。一方で、ユーザがYESを選択すると、色認識部13により選択された位置の色が一度目と一致するか否かが判定される(S11)。ここで、色の誤差の距離を50〜100程度の値とし、一度目に選択された色と二度目に選択された色とが、当該誤差の範囲内であれば、これらの色は一致すると判定される。なお、一度目に選択された位置と二度目に選択された位置とが同一であるか否かは問題とならない。
S11において、一度目と二度目で選択された位置の色が一致すると判定された場合には、登録部16により、色認識部13により認識した色が暗証色として設定、登録される(S12)。携帯端末1の暗証色設定処理の説明は以上である。
引き続いて、図6のフローチャートを用いて、本発明の実施形態に係る携帯端末1のロック解除処理を説明する。本処理は、携帯端末1のロックを解除する際に実行される。なお、当該処理の前段階として、ユーザは前述した携帯端末1の暗証色設定を行う必要がある。
携帯端末1では、ロック状態において、携帯端末1のハードキーを押下(もしくはタッチパネル11をタップ)すると、表示部12によって、タッチパネル11上に、画像指定方法の選択受付画面が表示される(S13、表示ステップ)。ここでユーザは、アウトカメラモード、インカメラモード、記憶画像モードのいずれかのモードを選択する。
S13において、ユーザがアウトカメラモードを選択した場合には、ユーザの選択がタッチパネル11で受けつけられ、当該タッチパネル11が受けつけた内容に従って、表示部12によりアウトカメラ21が起動される(S14、表示ステップ)。同様に、S13において、ユーザがインカメラモードを選択した場合には、表示部12によりインカメラ22が起動される(S15、表示ステップ)。アウトカメラ21またはインカメラ22が起動された場合には、表示部12により、当該カメラから入力された画像が表示される(S16、表示ステップ)。
表示部12によって、S16のカメラから入力された画像の表示がなされると、色認識部13により、色を認識する契機(トリガ)の検出が行われる(S17、色認識ステップ)。色を認識する契機としては、具体的には、表示されたタッチパネル11の所定の位置がタップされたことや、表示された画像の特定の位置の色を認識する指令として十字キーなどのハードキー入力がされたことや、表示された画像の特定の位置の一定時間の色の変化が所定の範囲内であること等がある。
S17において色を認識する契機が検出されると、色認識部13により、当該契機に応じた位置の色が認識される(S18、色認識ステップ)。契機に応じた位置とは、タッチパネル11の所定の位置がタップされたことが検出された場合には当該タップされた位置をいい、表示された画像の特定の位置の色を認識する指令としてハードキー入力が検出された場合には当該特定の位置をいい、表示された画像の特定の位置の一定時間の色の変化が所定の範囲内であることが検出された場合には当該特定の位置をいう。
次に、判断部14により、当該認識された色と暗証色とが比較され(S19、判断ステップ)、一致するか否かが判断される(S20、判断ステップ)。暗証色との一致を判断する際には、完全に一致していなくても、近似していればよく、色の誤差の距離を50〜100程度の値とし、認識された色と暗証色とが当該誤差の範囲内であれば、一致していると判断する。S20にて、暗証色と一致しないと判断された場合には、再度、カメラから入力された画像が表示され、色認識部13によって、色を認識する契機が検出される(S16、S17)。
S20にて、暗証色と認識された色とが一致すると判断された場合には、利用不可状態解除部15によって、携帯端末1のロックは解除される(S21、利用不可状態解除ステップ)。
S13において、ユーザが記憶画像モードを選択した場合には、表示部12により携帯端末1に記憶されている画像が表示される(S22、表示ステップ)。
表示部12によって、S22の携帯端末1に記憶されている画像の表示がなされると、色認識部13により、ユーザの位置選択受付が開始される(S23、色認識ステップ)。ユーザの位置選択としては、具体的には、表示部12により画像が表示されたタッチパネル11の所定の位置をタップすること等がある。
S23においてユーザの位置選択が受けつけられると、色認識部13により、当該選択された位置の色が認識される(S24、色認識ステップ)。
次に、判断部14により、当該認識された色と暗証色とが比較され(S25、判断ステップ)、一致するか否かが判断される(S26、判断ステップ)。暗証色との一致を判断する際には、完全に一致していなくても、近似していればよく、色の誤差の距離を50〜100程度の値とし、認識された色と暗証色とが当該誤差の範囲内であれば、一致していると判断する。S26にて、暗証色と一致しないと判断された場合には、再度、携帯端末に記憶されている画像が表示され、色認識部13によって、ユーザの位置選択受付がされる(S22、S23)。
S26にて、暗証色と認識された色とが一致すると判断された場合には、利用不可状態解除部15によって、携帯端末1のロックは解除される(S27、利用不可状態解除ステップ)。
なお、ロック解除に一定回数以上、例えば3回以上、失敗した場合には、判断部14によって、ユーザは一定時間ロック解除にトライすることができないように制御され、ロック解除操作も含めた全ての操作が無効とされる。このことにより、第三者が悪意をもってロック解除を試みようとした場合の抑止効果が図れる。
次に、本実施形態に係る携帯端末1の作用・効果について説明する。
この携帯端末1では、ロック状態などの機能利用不可状態である場合に、表示部12により表示された画像の所定の位置の色が色認識部13により認識され、当該認識された所定の位置の色が予め登録された条件を満たすかが判断部14により判断される。その結果、条件を満たすと判断されれば、携帯端末1の機能利用不可状態は解除され、ユーザは、当該機能利用不可状態が解除された機能を利用することができる。ユーザは、機能利用不可状態を解除するための一連の作業において、色を選択するための操作のみの実施でよく、従来必要であった、パスワード入力のためのハードキー入力や軌跡を描くためのタッチパネル11をなぞる操作が不要となる。
ユーザがパスワード入力のためのハードキー入力や軌跡を描くためのタッチパネル11をなぞる操作を行うことなく、機能利用不可状態を解除できるため、他人が指の動きを盗み見てロック解除のためのパスワードや軌跡を類推することは困難となる。さらに、ユーザは、画像中の色を選択する操作のみ行うため、当該操作を見た他人が、当該操作がロック解除のための操作であるということに気づくことが困難である。よって、本発明によれば、携帯端末1がロック状態などの機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止する携帯端末1を提供することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、判断部14が、色認識部13により認識された色が予め登録された暗証色と近似するかを判断することで、色認識部13により認識された色が予め登録された条件を満たすか判断することにより、判断部14が単純に色同士を比較すればよいこととなり、複雑な判断ロジックが不要となる。このことにより、本願発明のより簡易な実施が可能となる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、色認識部13が、所定の位置の、複数の色それぞれの画素値で色を認識し、判断部14、色認識部13により認識された複数の色それぞれの画素値と予め登録された暗証色を示す複数の色それぞれの画素値とを比較し、それらが予め設定された範囲内にあるか判断することで、認識した色が予め登録された暗証色と近似するかを判断することにより、当該発明の確実な実施が可能となるとともに、所定の位置の色が条件を満たすと判断するために許容する色の誤差を、必要に応じて柔軟に変更可能となる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、暗証色を登録する登録部16を備え、暗証色の登録を利用不可状態解除時と同様の操作で行うことで、ユーザの簡易な操作による暗証色の登録を可能とする。このことで、当該携帯端末1による利用不可状態解除のための事前設定を、簡易に実施可能とする。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、色認識部13が、表示部12が表示した画像の位置を示す情報の入力を受けつけ、該入力により指定されたタッチパネル11の位置の色を認識することで、ユーザは、自身の操作により、表示された画像中の任意の位置を示し、色認識部13に認識させる色を選択することができる。このことにより、画像が表示された際に、ユーザは、当該画像内で予め登録された条件を満たす色である位置を、直感的に、簡易に、選択することができる。即ち、ユーザの操作容易度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、表示部12が、携帯端末1に備えられたカメラから入力された画像を表示することで、表示部12は機能利用不可状態解除の都度異なる画像を表示することとなる。このことにより、他人が機能利用不可状態解除のための予め登録された条件を満たす色を類推することがより難しくなり、機能利用不可状態を解除することに対する防止効果を向上させることができる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、色認識部13が、表示部12が表示した画像の予め設定された特定の位置の色を認識することにより、ユーザの操作を必要とせずに、予め設定された特定の位置の色を色認識部13が認識できる。即ち、ユーザの操作が簡易化される。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、表示部12が、所定の画像と共に特定の位置を示す表示をすることにより、色認識部13が色を認識する特定の位置をユーザに示すことができ、画像中のどの位置の色が認識されるのかをユーザに明確にすることが可能となる。即ち、ユーザの利用しやすさが向上する。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、色認識部13が、色を認識する契機を示す入力を受けつけ、該入力を契機として特定の位置の色を認識することにより、ユーザが色を認識させるタイミングを指定することができ、認識させたいと考えた色を確実に認識させることが可能となる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、色認識部13が、特定の位置の一定時間の色の変化が所定の範囲内であれば、該特定の位置の色を認識することで、一定時間色の変化がなく(または少なく)、ユーザが認識させたい色を確定させたと考えられる場合に、ユーザによるハードキーやタッチパネルの操作なしで、ユーザが意図した位置の色を認識させることができる。即ち、ユーザの操作容易性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、表示部12が、携帯端末1に記憶されている画像を表示することで、例えば自分の周りに指定した色が見当たらない場合や、夜間などでカメラを使用しても色の見分けがつかない場合などにもユーザによる色の選択が可能となる。即ち、ユーザにとっては、外部環境に左右されずに機能利用不可状態を解除することが可能となる。さらに、アウトカメラ21もしくはインカメラ22から入力された画像を表示部12が表示している場合において、一定時間内にカメラから入力された画像に暗証色と近似する色が一定割合以上存在するか否か判断して、存在しなければ、自動的に、表示部12が、携帯端末1に記憶されている画像を表示する(即ちカメラモードから記憶画像モードに変更される)という制御を行うことにより、ユーザにとっては、よりスムーズなロック解除の実施が可能となる。
また、本実施形態に係る携帯端末1において、表示部12が携帯端末1に記憶されている画像を表示する場合には、記憶されている各画像が暗証色を一定割合以上含むか否か判断して、暗証色を一定割合以上含む画像のみを表示する(例えば暗証色と近似する色が一定割合以上存在しない画像の表示を禁止する)ように制御することで、ユーザが所定の色を容易に見つけ出しやすいようにすることができる。
また、本実施形態に係る携帯端末1においては、ロック解除のためのパスワードに相当するものとして、色、を採用しているが、色はユーザにとって直観的に選択できるものであるので、ロック解除のための操作がユーザにとって負担の少ないものとなる。
また、本実施形態に係る携帯端末1は、従来の画像の任意の点を指定するパスワード技術と異なり、特定の座標を指定するのではなく、色を指定してロック解除の可否を判断するものであるため、ユーザにとっては新たな感覚のロック解除方法であり、当該機能を搭載した携帯端末1の購買意欲を引き立てることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、または他のものに適用したものであってもよい。
例えば、端末として携帯端末1を例にして説明したが、本発明は必ずしも携帯端末1のみに係るものではなく、機能を利用不可状態とし、当該機能利用不可状態を解除する機能を有する任意の端末で実現することができる。例えばPC(PersonalComputer)で本発明が実現されてもよい。
また、表示装置としてタッチパネル11を例示したが、これに限定されるものではなく、画像を表示させることができる液晶パネルを備える表示装置全般に応用できる。
また、携帯端末1に備えられたカメラとしてアウトカメラ21とインカメラ22とを記載したが、カメラが備え付けられている箇所(携帯端末1の外側、内側)はこれに限られず、また、必ずしもアウトカメラ21とインカメラ22の両方を有することを必要とされない。
また、本実施形態に係る携帯端末1は、アウトカメラ21もしくはインカメラ22に変えて、イメージセンサーを利用して色を検知してもよい。
また、ユーザに色を選択させる方法は上記に限定されるものではなく、例えば、カラースケール(例えば24色のカラーパレットデータや、色見本の一覧表)の中から選択する方法がある。さらに、ユーザに暗証色を登録させる方法として、RGBを直接指定する方法(指定はRGB各256段階を数字やスライドバーなどで指定)が考えられる。
また、色の誤差の許容範囲として、RGBをXYZの立体空間と見立てた場合の2点の距離で示した50〜100程度の値としたが、これに限定されるものではなく、ユーザが任意に設定することも可能とする。現在、多くのディスプレイが1つのピクセルに16,777,216通り(RGB各256段階、つまり256の3乗、これは24bitカラー)の色を表示できるため、この範囲内で、携帯端末1の持ち主であるユーザが色の誤差の許容範囲を設定可能としてもよい。例えば、ユーザの設定により、より厳格なセキュリティを求めることもできる(例えば、色の誤差の距離10程度より小さい範囲とするなど)。
また、機能利用不可状態として、携帯端末1のロック状態を例示したが、これに限定されるものではなく、特定の機能を利用できる状態とするための前段階の状態全般を含むものであり、例えば特定のアプリケーション利用開始時に入力が必要となる暗証番号入力待ち状態等も当該機能利用不可状態に含まれる。
1…携帯端末、11…タッチパネル、12…表示部、13…色認識部、14…判断部、15…利用不可状態解除部、16…登録部、21…アウトカメラ、22…インカメラ。

Claims (12)

  1. 表示装置を備える端末であって、
    前記端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において前記表示装置上に所定の画像を表示する表示手段と、
    前記画像の所定の位置の色を認識する色認識手段と、
    前記色認識手段により認識された色が予め登録された条件を満たすか判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記色が前記条件を満たすと判断された場合に前記所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除手段と、
    を備える端末。
  2. 前記判断手段が、前記色認識手段により認識された色が、予め登録された暗証色と近似するかを判断することで、前記色認識手段により認識された色が予め登録された条件を満たすか判断する請求項1に記載の端末。
  3. 前記色認識手段が、所定の位置の、複数の色それぞれの画素値で色を認識し、
    前記判断手段が、前記色認識手段により認識された複数の色それぞれの画素値と予め登録された暗証色を示す前記複数の色それぞれの画素値とを比較し、それらが予め設定された範囲内にあるか判断することで、認識した色が予め登録された暗証色と近似するかを判断する請求項2に記載の端末。
  4. 前記暗証色を登録する登録手段を備え、
    前記表示手段が、前記暗証色を登録するために前記表示装置上に所定の画像を表示し、
    前記色認識手段が、前記暗証色を登録するために前記画像の所定の位置の色を認識し、
    前記登録手段が、前記所定の位置の色を、前記暗証色として登録する、請求項2または3に記載の端末。
  5. 前記色認識手段が、前記表示手段が表示した画像の位置を示す情報の入力を受けつけ、該入力により指定された前記表示装置上の位置の色を認識する請求項1〜4のいずれか一項に記載の端末。
  6. 前記表示手段が、前記端末に備えられたカメラから入力された画像を表示する請求項1〜5のいずれか一項に記載の端末。
  7. 前記色認識手段が、前記表示手段が表示した画像の予め設定された特定の位置の色を認識する請求項6に記載の端末。
  8. 前記表示手段が、前記所定の画像と共に前記特定の位置を示す表示をする請求項7に記載の端末。
  9. 前記色認識手段が、色を認識する契機を示す入力を受けつけ、該入力を契機として前記特定の位置の色を認識する請求項7または8に記載の端末。
  10. 前記色認識手段が、前記特定の位置の一定時間の色の変化が所定の範囲内であれば、該特定の位置の色を認識する請求項7〜9のいずれか一項に記載の端末。
  11. 前記表示手段が、前記端末に記憶されている画像を表示する請求項1〜10のいずれか一項に記載の端末。
  12. 表示装置を備える端末による制御方法であって、
    前記端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において前記表示装置上に所定の画像を表示する表示ステップと、
    前記画像の所定の位置の色を認識する色認識ステップと、
    前記色認識ステップにより認識された色が予め登録された条件を満たすか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにて前記認識された色と前記予め登録された色とが一致すると判断された場合に前記所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除ステップと、
    を含む制御方法。
JP2012060699A 2012-03-16 2012-03-16 端末及び制御方法 Active JP5523496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060699A JP5523496B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 端末及び制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060699A JP5523496B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 端末及び制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013196162A true JP2013196162A (ja) 2013-09-30
JP5523496B2 JP5523496B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=49395079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012060699A Active JP5523496B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 端末及び制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5523496B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015088787A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 キヤノン株式会社 通信装置、その制御方法、プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09221950A (ja) * 1996-02-20 1997-08-26 Yokogawa Electric Corp セキュリティー装置
JP2001195146A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Casio Comput Co Ltd 画像の照合による情報出力制御方法及び情報表示装置
JP2004280518A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Sony Corp 色を用いた識別システム及び情報処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09221950A (ja) * 1996-02-20 1997-08-26 Yokogawa Electric Corp セキュリティー装置
JP2001195146A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Casio Comput Co Ltd 画像の照合による情報出力制御方法及び情報表示装置
JP2004280518A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Sony Corp 色を用いた識別システム及び情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015088787A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 キヤノン株式会社 通信装置、その制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5523496B2 (ja) 2014-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3232299B1 (en) Physical key component, terminal, and touch response method and device
US10002283B2 (en) Mobile device and screen module thereof, method and apparatus for acquiring fingerprint and electronic device
US9582181B2 (en) Method and apparatus for unlocking lock screen in electronic device
KR101565768B1 (ko) 휴대단말의 잠금 모드 해제 방법 및 장치
US9280276B2 (en) Method for controlling electronic device with touch screen and electronic device thereof
US20090172810A1 (en) Apparatus and method for inputting graphical password using wheel interface in embedded system
US20160132236A1 (en) Method of displaying interface of mobile device and mobile device
EP2682891B1 (en) Electronic device and method for releasing lock using element combining color and symbol
JP2014110009A (ja) 携帯端末装置
JP2020501284A (ja) メッセージ読取方法及び装置
EP3699789A1 (en) Method and device for security verification and mobile terminal
US20120026109A1 (en) Mobile terminal device, method of controlling mobile terminal device, and storage medium
JP2018148286A (ja) 電子機器及び制御方法
KR20120134504A (ko) 터치 스크린을 구비한 단말기 및 그 단말기에서 키 표시 방법
JP2016009340A (ja) 情報処理装置、同装置におけるロック中画面の表示制御方法及び表示制御プログラム
US10282528B2 (en) Portable terminal and method of setting and releasing use restriction therefor
CN104036165B (zh) 密码处理方法及装置
KR102230003B1 (ko) 이동 단말에서의 숫자와 패턴을 조합한 잠금해제 방법 및 이를 위한 이동 단말
US9645731B2 (en) Unlocking method and device using same
US9722669B2 (en) Information processing apparatus, control method therefor, and computer-readable storage medium
JP5523496B2 (ja) 端末及び制御方法
RU2623895C1 (ru) Способ и устройство для дешифрования
KR101574243B1 (ko) 심볼을 이용한 보안 상태 해제 방법
CN106980454A (zh) 解锁方法及装置
JP2013196628A (ja) 端末及び制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5523496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250